リゾート婚のワタベウェディングが苦境、なぜキャベジンコーワの興和に完全子会社化された?
婚礼大手ワタベウェディング(東証1部)は5月28日、メルパルク京都で臨時株主総会を開き、繊維や医薬品の興和(名古屋市、非上場)の完全子会社となる議案を議決した。5月末に興和を引受先とする第三者割当増資で20億円を調達。株主からは1株180円で株式を買い取る。千趣会など大株主からは株式の一部の無償譲渡を受ける。一連の手続きを経て、東証1部への上場は6月28日付で廃止となる。
ワタベは海外挙式の草分けだが、新型コロナウイルス感染拡大で挙式の中止・延期が相次ぎ、経営が悪化。3月19日、私的整理の一つである事業再生ADR(裁判所以外の紛争解決)の手続きを申請し、5月27日に成立。負債総額の約半分にあたる90億円の債務免除を含む再建計画について銀行団の同意を得た。残る債務は2030年までの期間で返済する予定だ。興和の傘下で経営再建を目指す。
興和はホテルを運営しており、ブライダル事業との相乗効果を期待している。ワタベは1953年、京都市でワタベ衣裳店として創業。敗戦後、物資不足で婚礼衣装を揃えられない花嫁のために、渡部フジ氏が自身の振り袖を無償で貸し出したのが始まり。団塊の世代が婚礼適齢期を迎えた高度成長期にブライダル事業に参入。2代目の渡部隆夫氏が米ハワイに出店。「リゾート婚」の名前で大々的に売り出し、海外挙式の火付け役となった。
96年、ワタベウェディングに社名を変更。97年、ブライダル業界で初めて株式を上場。2004年、国内最大の結婚式場・目黒雅叙園(東京・目黒区)を子会社にして、国内の挙式事業へ進出した。
多くのカリスマ経営者がそうであるように、隆夫氏から息子の秀敏氏への権限譲渡はうまくいかなかった。秀敏氏は08年、42歳で社長に就任した。国内の婚礼市場は団塊の世代の婚礼適齢期がピークを過ぎた2000年以降、少子化や晩婚化などの影響で縮小が続いた。今やカップルの3分の1は挙式も披露宴もしない時代だ。「なし婚時代」をウェディング業界はどう生き残るかが大きなテーマとなっている。
秀敏氏(現会長)は社長就任当時から「父と同じやり方では通用しない」と周囲に語っていた。隆夫氏を支えてきた役員体制を一新し、異業種に進出する。社長就任直後の08年、メルパルク(旧・郵便貯金会館)を買収。ホテルと宴会を収益の柱に据えた。
秀敏氏が経営を引き継いでから経営が悪化。14年3月期35億円、15年3月期18億円と連続して最終赤字を出した。ここで秀敏氏は大胆な戦略転換を図る。15年7月、カタログ通販の千趣会と資本提携した。千趣会はTOB(株式公開買い付け)を実施。ワタベ株式を33.98%保有する筆頭株主となり、ワタベを持ち分法適用会社に組み入れた。
すぐに両者の思惑の違いが表面化する。ワタベは千趣会傘下のディアーズと香港に共同出資会社を設立。新会社は、ワタベが持つ中国・上海とベトナムの婚礼衣装を生産する工場を運営。ディアーズの婚礼関係のコンサルタント事業の顧客基盤を生かし結婚式場などからの衣装のOEM(相手先ブランドによる生産)を倍増させることを考えた。
一方、千趣会は、子会社でハウスウェディング事業をやっており、全国に23のゲストハウスを持っている。リゾート挙式に強いワタベと組むことで多様化する挙式ニーズに対応するのが狙いだった。
しかし、ワタベは挙式は自前でやり、千趣会からゲストハウスを提供してもらうつもりでおり、両社は最初から同床異夢の関係だったことになる。渡部会長は、千趣会と手を切り、新たなビジネスモデルを確立するため、18年、MBO(経営陣が参加する買収)を提案した。だが、筆頭株主の千趣会が反対したため資金調達ができず、19年、MBOを取り下げるなど混乱が続いた。
ワタベと千趣会のにらみ合いが続く最中、コロナ禍に見舞われた。ブライダル市場が落ち込み、ワタベは主力のリゾート婚需要が蒸発した。19年から12月期決算に変更した。それ以前は3月決算だったから19年12月期は9カ月の変則決算だったことになるが、売上高は390億円、純利益は7億円の黒字だった。
20年12月期の売上高は単純比較できないが、実質、前年同期50%減の196億円に落ち込み、最終損益は117億円の赤字に転落。19年12月期に111億円あった純資産は、一転、8億円の債務超過に陥った。
21年1~3月期の連結決算の売上高は34億円(前年同期比64%減)。特にリゾート婚の売上高は72%減の13億円と減少幅が大きかった。最終損益は58億円の赤字(前年同期は24億円の赤字)に悪化。純資産は64億円のマイナスとなり、債務超過額が拡大した。
千趣会は通販事業の低迷を婚礼事業で補っていたが、婚礼需要も激減。20年12月期で39億円の純損失(前期は81億円の黒字)となり、千趣会はブライダル事業から撤退。3月23日、婚礼事業を投資ファンドのCLSAキャピタルパートナーズに売却すると発表。売却額は100億円程度といわれていた。
婚礼事業の売却に伴って千趣会は、21年12月期連結予想を下方修正した。売上高は従来の910億円から760億円へ。純利益は20億円から11億円にそれぞれ引き下げた。
アベノマスクの興和がワタベを買収
ワタベを買収する興和はどんな会社なのか。昨年、新型コロナウイルス対策として、安倍晋三首相(当時)が「1住所あたり2枚配布」とぶち上げた「アベノマスク」と呼ばれる布製マスクの提供企業だ。供給元5社のうち1社が興和で一躍、有名になった。
興和の前身は1894年、名古屋市で創業した綿布問屋。紡績業に進出し、興和紡績として名古屋証券取引所と大阪証券取引所に株式を上場していた。09年12月、興和の三輪芳弘社長が代表取締役を兼務している興和紡績がMBOを実施。興和紡績は10年に上場廃止となる。現在、創業事業である紡績は行っていない。
興和は専門商社としてグループを統括している。54年、興和新薬を設立して製薬業に進出して以降、医薬品事業が主力となる。胃腸薬「キャベジンコーワ」や外用鎮痛消炎剤「バンテリン」で知られる。19年に興和新薬を興和が吸収合併した。興和は上場していない。
21年3月期の連結決算は売上高が20年3月期比3%減の4116億円、最終損益は52億円の黒字(前の期は10億円の赤字)だった。高脂血症の治療薬などの売り上げは伸びたが、子会社が運営するホテルナゴヤキャッスル(名古屋市)が建て替えのため昨年9月に営業を終えたことや、コロナ禍で名古屋観光ホテル(同)などが振るわなかった。22年3月期は売上高が前の期比13%増の4300億円、純利益は92%増の100億円を見込む。生活習慣病の治療薬の伸びを想定している。
興和は19年、ハワイのワイキキのメインストリートの一等地に超高級ホテル「エスパシオ・ジュエル・オブ・ワイキキ」を開業するなどホテル部門を強化中だ。ワタベの買収によって自社のホテルで挙式を直営で行う体制が整う。コロナが収束してワタベのリゾート婚も復活すれば、創業家の渡部家ではなく、キャベジンコーワの興和が果実を味わうことになりそうだ。
(文=編集部)
宝塚記念「台風襲来」で波乱!?と、思いきや人気上位のパワフル牝馬たちには問題なし! 荒れ馬場を読んで「エスコート」するグランプリ
週末の予想を楽しむ競馬ファンにとって、天候は頭を悩ませる要素のひとつだ。特に6月は梅雨の影響もあり、雨予報に翻弄され続けているが、今週末は台風も襲来するとあって、さらに混迷を極めている。
しかし、宝塚記念(G1)の上位人気を占める牝馬たちには、そんなことはお構いなしのようだ。
雨と言えば、何と言ってもレイパパレ(牝4歳、栗東・高野友和厩舎)だろう。前走、大阪杯(G1)は雨で荒れた馬場を味方にして、無敗の三冠馬コントレイルと短距離最強馬グランアレグリアを相手に逃げ切り、圧勝してみせた。
鞍上の川田将雅騎手も「この馬場ですから(後続が)伸びてくるのは難しい」と言ったように、前有利の展開になったレースだが、それもレイパパレの荒れ馬場適性を信じていたから出来た戦法だろう。「4コーナーでは後ろを確認して、馬場の真ん中に出していきました」と最後の直線では馬場の良いところを選んで導いた会心の勝利だった。今回は2枠2番、黒い帽子を被った川田騎手は内枠から大阪杯の再現となるか。
クロノジェネシス(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)も同様に、荒れ馬場を得意とする牝馬である。
昨年の宝塚記念も、稍重のコースの真ん中を走り抜け6馬身差でぶっちぎりの勝利。暮れの有馬記念(G1)も勝ち、グランプリレース自体の適性も高い。5枠7番、黄色い帽子のC.ルメール騎手はディフェンディングチャンピオンに跨り、宝塚記念初勝利となるか。
前述の2頭に比べると荒れ馬場適性は劣るか。カレンブーケドール(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)は勝ちきれないレースが続いている。
過去の荒れ馬場でのレースを振り返ると、昨年の京都記念(G2)をクロノジェネシスの2着。ほぼ全頭が内を避けるほどの荒れた馬場状態で開催されたレースだった。牝馬三強では一番外枠の7枠10番オレンジ帽をゲットした戸崎圭太騎手。外枠を利してカレンブーケドールをG1馬にエスコートすることができるか。
しかし、いくら荒れ馬場が得意とはいえ、荒れたコースよりきれいなコースを走る方が勝ちに近づくことは、過去の結果から明らかだろう。
今年は京都競馬場の改修の影響で、例年通りの開催4週目ではなく開催2週目であり、過去の宝塚記念に比べれば芝の痛みは少ないとは思うが、開幕週に実施された先週のマーメイドS(G3)のように、内枠からの先行前残りの可能性があるか、台風の影響で芝にどこまでダメージがあるかの見極めが必要となる。
パワフルな牝馬たちにとっては、雨も台風も“へっちゃら”かもしれないが、我々、競馬ファンにとっては、今週末も空模様に頭を悩ませることになりそうだ。
(文=蓬莱貴生)
<著者プロフィール>
小五でダビスタにハマり競馬と出会い二十余年。馬券よりも浪漫を求めがちだが、WIN5を買い始めから二戦二勝したことが些細な自慢。なお、現在の戦績は数えないようにしている。
自然と組織に変革を起こす多様性の力【CSVフォーラムレポート3】
この記事では、2021年4月17日に日本・中国合同で開催されたCSVフォーラム特別編イベントをレポートします。第3回は中国の若手起業家 姚 松喬(ヤオ ソンチャオ)氏の活動内容と、Wellbeing経営をテーマに行われたパネルディスカッションの様子を紹介します。
第1回:資生堂に学ぶグローバル経営【CSVフォーラムレポート1】
第2回:パナソニックに学ぶ中国で歓迎される事業展開とは【CSVフォーラムレポート2】
複数の視点で共有価値を創造する
若年の環境活動家で構成されるWildBound創立者の姚松喬氏。中国政府や環境省だけでなく、ノルウェー大使館、世界経済フォーラム、生物多様性に関する国連条約などさまざまなステークホルダーとともに、自然のための変革プロジェクトを推進している。ディスカッション冒頭で自身の活動内容を紹介し、「真の経験と権限付与、みんなが変革者になる潜在能力、その組み合わせが、実際にパラダイム全体を変え、よりよい世界に向かって進む方法です」と話した。
姚松喬氏は昨年「#Changemakers for nature」というプロジェクトを立ち上げた。脳科学者・政策担当者・ビジネスリーダー・若者が一緒に持続可能性について語り合う円卓会議を運営するなど、変革者を力づけ、変革に向かうコミュニティーを教育・支援している。
「若者は未来の消費者・未来の変革者であり、私たちがSDGsターゲットを達成するためには、直面する課題に集団で取り組み、彼らの可能性を最大限に活用することが重要です。自然が多様性によってより強くなるように、企業でも社会でも多様な人が働くことによって、私たちはより強くなり、つながり支え合うことで、まいた種が木となり葉を茂らせ、やがて持続可能な森が生まれるのです。複数のステークホルダーの視点から共有の価値を創造していくことは意義深いことです」と語った。若者だけでなく、ビジネスリーダーも参加するイニシアティブがエコシステム全体の変革につながることを実感しているという。
姚松喬氏は起業の背景をこう語った。「私はアジア人女性で、強くは見えないでしょう。しかし性質や技能の違いが、それなりに役立つのです。もし私たちが野生の中にいたら、いつも強さを競うことはできない。思考に柔軟性があり、持続可能な開発という分野で重要な仕事をしている人の多くは女性たちです。私はこれまで、変革者の支援として、南極観測に若い人を連れていくような直接的な体験に重きをおいてきましたが、実は自然から得た多くの知恵が、アート展示や地域教育、そして企業にも役に立つ。1人の変革者を刺激するだけでなく、世代や役割を超えて、みんなに広げることができると気づいたのです」

ORではなくANDでつながる
※ここからは、会話形式でディスカッションの模様をお伝えします。
(敬称略)
名和:Wellbeingはとらえどころのない言葉ではありますが、私は静的な幸せではなく、行動変容につながるものではないかと考えています。Well-Becoming<よりよい姿を目指し続ける>という動詞的なものがいいのではないでしょうか?
魚谷:美と健康といいますが、2つはつながっていて、トータルでの美と健康、生き方が注目されています。
名和:心と体がつながっているということはキーワードの1つですね。
本間:健康な老後と新鮮で安全な食べ物を供給することは中国でも共感を得られています。
名和:つながるということでは、インクルージョンがない限りは、ダイバーシティーが成立しない。インクルージョンファーストといわれる中で、現地の良さを生かしながら1つにまとめていく、このバランスについてはどう考えられていますか。
魚谷:日本は終身雇用で「一丸となる」という言葉が好き。これはすばらしいが、一方で変化が速い時代に自分たちのやり方にこだわって動きが遅くなる。一丸となれる良さを生かしながら、忖度せず意見を言い合い、多様なアイデアが出ることを両立できる組織風土を作ることが大事です。
名和:「OR」ではなく、「AND」の姿勢ですね。中国らしさとパナソニックらしさはどう両立していますか。
本間:デザインは難しい。パナソニックらしく、かつ、中国で受け入れられるデザインが分かる人材を育成するのにすごく時間をかけてきて、そういう人たちが今活躍できるようになってきています。日本企業の課題はバリューチェーンを中国でつくることですが、この2年で自分たちが成し遂げたのではなく、25年かけて8000人のエンジニアを育成した先人の成果であると考えています。
ポストコロナで求められる海外事業転換
鄭:中国では年代で価値観はかなり違いますが、違いを重んじながらも共通点を探す姿勢で、ダイバーシティーを超えて、サステナブルな生活ができる場づくりをしていこうという機運が高まっています。中国では女性管理職比率という言葉自体がダイバーシティー違反ではないかとする向きもあります。
魚谷:何%という目標は本来いいとは思いませんが、日本企業はそうしないと何も変わらないので30%、50%の目標を掲げました。女性だけでなく、海外から来た人に英語サポートをしなければというような、支援・サポートという言葉を使わないのが理想です。5年以内に性別・地域・採用形態・ハンディキャップを意識せず、自然に一緒にいられる環境をつくっていきたい。日本でも偏見に気づいて、社会的な議論がどんどん起こったほうがいいと思います。そしてそこから新しい発想が出てくることが大事です。
中国はグローバルの価値創造拠点に
名和:スピード、スタイル、コストという中国の姿勢を日本企業が学ぶことはどうお考えですか。
本間:今はインドやアジアから中国に人が来て学ぶという形です。白物家電は中国が世界の生産の半分を担っていますから、中国市場で戦える体力をつけることがグローバルで生き残る最低条件だと思っています。
名和:中国から学ぶというより、中国のイノベーションの影響はグローバルで受けていくのですね。
本間:中国は40年ずっと変化し続けていて、変化するのが当たり前です。また消費の牽引者が若く、ターゲットを20~30代にしないと売れないのも日本との違いです。日本での事業を具体的にどうすべきというアイデアはないのですが、できるだけ中国のダイナミズムを早く経営層に伝えることが大事ではないでしょうか。ポストコロナで日本企業の海外事業は転換期にきています。コミュニケーションしないとどんどん認識がずれるので、日本に現地の動きを理解してもらいながらも、現地の判断が大事です。
魚谷:先日、中国は第二の本社だと発表しましたが、市場としての中国だけでなくグローバルの価値創造の拠点としての中国に注目しています。今後は企画やアイデアは中国で出し、日本ブランドは日本の工場でつくるという、今までとは逆のクロスボーダーもありえるでしょう。
世界の分断を止める、IからWEの志
名和: I(個人)からWE(コミュニティー・共生)へというムーブメントは、コロナ禍で個人主義と分断に向かっていく社会で、どうすれば広まるでしょうか。若年の世代がそれを牽引するのでしょうか。
姚:学校・企業・イニシアティブなどさまざまな立場で、異なる考え方や進め方をする人同士が協業すると、やがてお互いを許容します。異質なものとつながるという感覚を育てることはとても重要で、人間同士だけでなく、自然環境の中で、多様な生物とのつながりを感じることに通じていきます。
名和:もしかして、世界をよくしたいという志が、少し日本の若者は弱くなっているのでしょうか。
魚谷:日本の若い人も、失敗してもいいからやっていいといえばやる気になります。まじめで会社や社会をよくしたいと思いながら、それができないもどかしさを感じている人を解放する組織風土が大事です。何かしたいという志を持つ人が、社員だけでなく外部も含めて手を挙げたらすぐ動けるプログラムをつくると、達成感や仲間意識ができ、組織を超えて横につながる。そこで生まれる感動が、事業的にも必ずプラスになっていきます。また、株価は期待なので、海外投資家への積極発信も重要です。長期投資家は人生哲学を聞いてくることもあります。ここでも名和先生のいう志が肝要なのです。
名和:最近はCSV経営をパーパス経営と言いかえて伝えることが増えました。
鄭:中国のC-CSV(Co-creating Shared Value)においても、思いやりある愛と、設計だけでなく事業活動を支える仕組みにしていくこと、その2つが不可欠です。
今回で、3回にわたるCSVフォーラム特別編のレポートは最後になる。振り返ると
- 資生堂グローバル:人を中心にしたダイバーシティー経営が、中長期で事業成長を築くダイナミズム
- パナソニック中国:CSVの見本のような社会貢献価値と事業成長の両方を叶えるビジネス展開
- 起業家WildBound:自然環境にプラスの変革を起こすための協働イニシアティブの推進
エリア・商材・立場も異なる中で、彼らがそれぞれの会社をわずか数年で大きく成長させた共通点が見えてきた。
- 創業の志を引き継ぎ、長期的な視野で人と社会のWellbeingに貢献する
- 各地域・各人の強みを生かしつながることで、多様性を力にする
- 中央コントロールではなく、失敗を許容し、現場が迷わず実行に移せるよう権限移譲をする
サステナビリティー&グローバル経営の必須要件が示唆された、密度の濃い3時間のフォーラムとなった。
一番多いのは「知識ある他人事層」~LGBTQ+に対するストレート層のクラスター分析
ダイバーシティ&インクルージョン領域(各人の多様な個性を尊重し、すべての人の社会参加を目指す考え方)の研究を行っている電通ダイバーシティ・ラボでは、2020年12月にLGBTQ+を含む性的少数者=セクシュアル・マイノリティに関する大規模調査「LGBTQ+調査2020」を実施しました。
本調査では、ストレート層(異性愛者であり、生まれた時に割り当てられた性と性自認が一致する人と定義)のLGBTQ+に対する考えを把握することで、効果的な理解促進の啓発アプローチにつなげるため、初めての試みとしてストレート層のクラスター分析を実施しました。今回は、このクラスター分析の結果を紹介します。
分析方法については、20~59歳のストレート層5,685人に対し、LGBTQ+に対する意識や知識を問う数十問の質問を用意。得られた回答を、課題意識、配慮意識、生理的嫌悪、社会影響懸念、知識の5つの因子で分析し、6つのクラスターにグループ分けしました。
・課題意識:「当事者に対する差別を改善するべきだと思う」といった、LGBTQ+にまつわる課題を改善すべきというもの。
・配慮意識:「目の前で誰かが差別的な言動をとったときは、話題を変えたり、注意をする」といった配慮を行っているか。
・生理的嫌悪:「同性愛やトランスジェンダーは生理的に嫌だと感じてしまう」といった性的嫌悪感があるかという因子。
・社会影響懸念:「LGBTQ+が増えると日本の少子化につながる」「子供に悪影響がある」といった懸念・誤解の因子。
・知識:LGBTQ+にまつわる知識
6つのクラスターを発表!最も多いのは「知識ある他人事層」
6つのクラスターに分けた結果がこちら。色の面積が大きいほど、割合が多いということになります。

・アクティブサポーター層(29.4%):課題意識が高く、積極的にサポートする姿勢がある。身近な当事者や、海外コンテンツを通して理解を深めた。
・天然フレンドリー層(9.2%) :知識のスコアは低いが、課題意識や配慮意識が比較的高く、ナチュラルにオープンマインド。
・知識ある他人事層(34.1%):知識はあるが、当事者が身近にいないなど、課題感を覚えるきっかけがない。現状維持派。
・誤解流され層(16.2%):少子化といった社会への悪影響を懸念するなど、誤解が多いため一見批判的だが、もともと人権意識はある。
・敬遠回避層(5.4%):積極的に批判はしないが、配慮意識が乏しく関わりを避ける。知識はある程度あっても、課題と感じていない。
・批判アンチ層(5.7%) :生理的嫌悪、社会への影響懸念が著しく高い。人種差別や環境問題などの社会課題に対しても興味を持たない。
今まで、日本は表立った批判層は少ないものの、無関心の人が多いのではと言われていましたが、今回のクラスター分析の特徴からも、同じような傾向が明らかになりました。では、それぞれの層の特徴を見ていきましょう。
配慮意識はもちろん、知識や課題意識をしっかりと持っていることが特徴。後ほど紹介しますが、身近に当事者が多かったり、海外コンテンツを見て意識が変わったり、大きなきっかけによって理解を深めた層です。
女性の比率が69.1%と高く、若年層の割合が高くなっています。「多様なセクシュアリティの人たちも、基本的人権が尊重され、平等に扱われるようにする必要がある」「当事者の人たちへの差別は今も存在するので改善するべき」といった課題意識に対するスコアがとても高い傾向に。
また、この層は、Black Lives Matterといった人権課題や、ジェンダー課題にも意識が高く、全体に比べて、人とのつながりを大切にしていることが特徴としてあげられます。
本調査は、調査回答者が各年代で均等ではなく、20代は回答数が全体的に少なくなっています。
②天然フレンドリー層(9.2%) “人類みなファミリー!個性の尊重は大事”
知識のスコアは低いのですが、課題意識や配慮意識は高くなっています。この層も女性の比率が69.1%と高く、20代と40代の割合が高くなっています。
特徴としては、例えば「最近は日本でも、同性どうしのカップルが婚姻できるようになってきた」かどうか、知識を問う質問に対して、パートナーシップ制度と混同してか、「婚姻できるようになってきた」と答えてしまう人が多いなど、正しい知識は持っていない人が多い傾向にあります。
ただ、「誰かが差別的な言動をとったときは、話題を変えたり、注意をする」「正しく理解できるよう、情報収集や、当事者の声をしっかり聞くようにしている」といった配慮をしている人が比較的多く、課題意識も高いのが特徴です。
また、人とのつながりについて、「人との関わりを維持するために、時間やお金をかけることは厭わない」「新しい人間関係を積極的に増やしたいと思う」という回答が平均に比べてとても高く、新しい人とのつながりにも積極的な層だと言えます。

③知識ある他人事層(34.1%) “聞いたことあるけど、自分は困らないし、今のままでもいいかな”
今回の調査で最も多い回答となった層です。知識のスコアは高い一方で、課題意識、配慮意識は高くありません。後ほど紹介しますが、「当事者が身近にいない」と回答した人が平均よりも多く、課題感を感じるきっかけがなかったため他人事としてとらえている層と言えます。
全体的に新しい人間関係を積極的に増やしたいと思う割合が少ないなど、人付き合いがあまりアクティブではない傾向がややあります。このLGBTQ+のトピックをどこか他人事ととらえてしまっている層に、当事者が抱える課題感を伝え、啓発していくことが平等な社会実現への一歩となるかもしれません。

④誤解流され層(16.2%) “人権は大事だけど、LGBTって日本に悪影響あるのでは?”
この層の特徴は、「少子化につながるのでは」といった懸念・誤解から、社会への影響を懸念するなど、一見批判的なスコアが高く見えがちですが、もともと人権意識はあり、最低限の配慮はできる層です。
「LGBTQ+が増えると日本の少子化につながる」「公の場で話題にしすぎると、子どもに悪影響がある」といった誤解をしている一方、「彼氏、彼女ではなく、パートナーという言葉を使うようにしている」「自分の身近にいる人が、当事者かもしれないと思うようにしている」といった質問のスコアは平均より高く、配慮意識を持っています。
また、「普通に異性と結婚して、子どもを産むのが、正しいあり方だと思う」「可能であれば、将来結婚したいと思っている」という回答をした人が全体に比べとても多い傾向となっており、「結婚して子どもを持つべき」という考え方が強いようです。

⑤敬遠回避層(5.4%)“面倒そう…。関わらないでおこう”
知識は平均程度あるにもかかわらず、課題意識が著しく低い層で、積極的には批判はしないものの、配慮意識もなく、関わりを避ける傾向があります。
男性の比率が67.1%と高く、特徴としては、「社会全般において、自分の人権が守られていると感じる」「今住んでいる都道府県・市町村は住みやすいと感じる」という質問についてのスコアがとても低く、自分自身も生きづらさを感じていることが大きな傾向としてあります。
また、「人とのつながりは大切だと思う」「自分らしくいられるコミュニティがある」といった人間関係に関する質問のスコアも低く、人間関係に消極的であることが分かりました。

⑥批判アンチ層(5.7%)“理解できない!認めない!”
社会影響懸念のスコア、生理的嫌悪のスコアが顕著に高くなっています。男性比率が80.9%と圧倒的に高く、全体に比べ50代が多い傾向です。そのためか、管理職、総合職の正社員の比率が全体に比べやや多くなっています。
この層は、社会的影響への懸念が強く、同性愛やトランスジェンダーは生理的に嫌だと感じてしまう層です。価値観としては、人権問題や、気候変動などの環境問題についても著しく関心が低く、「家族や職場以外に、帰属していると感じるコミュニティ」「自分らしくいられるコミュニティがある」といった項目も著しく低いことから、人間関係に消極的、コミュニティに属さないといった傾向があることが分かりました。

アクティブサポーターとなる要因は?
ここでは、LGBTQ+に対する課題意識が高く、積極的にサポートする姿勢を持つ「アクティブサポーター層」について、どういった要因がこの層を生んでいるのか、他のクラスターと比較して分析した結果を紹介します。まず、分析の結果から3つのポイントが見えてきました。
1点目は、「当事者が家族、友人、知人にいるか」という問いをクラスター間で比較すると、「アクティブサポーター層」には、当事者が身近にいる人が比較的多く、「批判アンチ層」「知識ある他人事層」は比較的少ないことが分かりました。身近に当事者がいることで、より自分事として考え、課題意識が高くなることが傾向としてうかがえます。
2点目は、留学や海外居住経験、外国人の友人がいるなど、「アクティブサポーター層」には海外経験が豊富な人が多く、「批判アンチ層」は海外経験が少ない傾向があります。LGBTQ+についての考えが進んでいる国の方と触れるきっかけがあったことも要因かもしれませんが、留学、居住経験により、自らがマイノリティの立場となることで、相手の声を聞くことの重要性や、配慮意識が高まるのではないかと推測できます。

3点目は、海外ドラマや映画などのコンテンツをよく見るかという質問をしたところ、「アクティブサポーター層」は海外コンテンツによく触れており、逆に「批判アンチ層」「敬遠回避層」「知識ある他人事層」は比較的少ないという結果となりました。LGBTQ+に対する考えが大きく変わったきっかけを聞いたところ、ドラマ・映画・ドキュメンタリーなどのメディア・コンテンツの影響が最も多い回答となりましたが、LGBTQ+が当たり前の存在として描かれる海外コンテンツの影響は特に大きいようです。

次に、環境課題、男女平等といったジェンダー課題、Black Lives Matterなどの人権問題への関心を聞いたところ、LGBTQ+への課題意識が高い人ほど、他の社会課題に対する意識も高いことが分かりました。

最後に、同性婚の法制化について各クラスターの考えを比較します。調査対象全体では82.2%の人が「賛成、どちらかというと賛成」と回答しました。それぞれのクラスターが同性婚の法制化についてどう考えているかを比較すると、「アクティブサポーター層」「天然フレンドリー層」が最も多く賛成している層になりましたが、その2つの層だけでなく、「批判アンチ層」を除くすべての層が、過半数を上回る数で法制化に賛成していることが分かりました。関心が低い層、誤解している層でさえも、同性婚の法制化をするべきという人が多いことが分かりました。

LGBTQ+の当事者の方が住みやすい社会にするためには、ストレート層の意識改革がとても重要だと言えます。ただ、ストレート層といっても考えはさまざまであるため、今回ストレート層のクラスター分析を行ったことで、「知識ある他人事層」「誤解流され層」など、それぞれのバックグラウンドから、それぞれの考えを持っていることが明らかとなりました。
次回は、各クラスターについての考察を続け、効果的なアプローチについて考えます。
<電通LGBTQ+調査2020概要>
・ 調査対象:20~59歳の個人6,240人(LGBTQ+層該当者555人/ストレート層該当者5,685人)
・ 調査対象エリア:全国
・ 調査時期:2020年12月17~18日
・ 調査方法:インターネット調査
※ LGBTQ+層割合、人口構成比に合わせて、都道府県、性別、年代(20~30代/40代~50代区切り)でウェイトバックをかけています。
レクサス、いよいよ電動化攻勢開始か…新型「NX」、初のPHEV含む全方位型車種構成
2019年の東京モーターショーでレクサスが「電動化ビジョン」を発表してから、時が経つ。だが、その後、レクサスが電動化宣言を象徴するモデルを発表したのは、EV(電気自動車)化した「UX300e 」だけだ。そんななか、今回発表した新型「NX」にPHEV(プラグインハイブリッド)がラインナップされたことに、素直に喜びを感じた。いよいよ、レクサスの電動化攻勢が始まるのか。
もっとも、レクサスはすでに電動化を進めてきたブランドである。フラッグシップである「LS」は、もちろんハイブリッドを中心に構成されているし、もっともコンパクトな「UX」にはEVがある。モデルラインナップを見渡すと、驚くほど高い電動化率と言わざるを得ない。
そんな技術の積み重ねとビジョンを備えたレクサス待望のPHEVなのだから、その性能には期待が高まる。待望論渦巻きながら我々を焦らしてきたのは、開発と熟成に時間を割いたからに違いないとして、市場のハードルも高いのだ。
新型NXは、ミドルサイズSUV(スポーツ用多目的車)である。レクサスのSUVラインナップの頂点は、ランクル(ランドクルーザー)の流れを組む「LX」であり、車格にしたがって「RX」「NX」、そしてコンパクトな「UX」が控える。「NX」はミドルサイズであり、いわば大量販売が期待できるサイズ。
実際に新型のディメンションは、従来モデルに近似している。全長は4660mm、全幅は1865mm、全高は1640mm、ホイールベースは2690mm。先代モデルに比較して、全長で+30mm、全幅で+20mm、高さで+5mm、ホイールベースは+30mmの拡大である。フルモデルチェンジでサイズが増す例は少なくない。常識的な進化だといっていい。
プロトタイプでの発表であり、実車に試乗する機会は次回に譲るが、ディメンションからの想像では、いたずらにボディが肥大化したのではなく、実利を伴っての拡大だと予想する。また、衝突安全性能を高めるためにはボディの拡大は避けられない。さらに、高性能な電動化を進めるにはバッテリーやモーターの搭載も考慮せねばならず、やはりボディの肥大化に結びつく。だが「NX」は、ホイールベースを延長するなどにより、乗員が快適に過ごせるような空間確保にも挑んだのだろうと予測するのだ。
むしろ、ボディの拡大が存在感を高めることに効果を発揮しているように思う。デザイン的にはキープコンセプトであり、フロントのスピンドルグリルからテールエンドのコンビネーションランプまでの流れに大幅な変化はない。だが、存在感は際立っている。
肝心のPHEV機能にも妥協の跡はない。直列4気筒2.5リッターエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドが基本にあり、さらに18.1kWhという大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載することで、電動化性能を高めている。モーターは前後に搭載、つまり駆動方式はAWDである。
ちなみに、レクサス伝家の宝刀THS-IIハイブリッドモデルも残されているし、シンプルなガソリンモデルもラインナップする。PHEVだけではなく、さまざまなパワーユニットに可能性を求めるレクサスらしく、全方位型車種構成である。
(文=木下隆之/レーシングドライバー)
●木下隆之
プロレーシングドライバー、レーシングチームプリンシパル、クリエイティブディレクター、文筆業、自動車評論家、日本カーオブザイヤー選考委員、日本ボートオブザイヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員 「木下隆之のクルマ三昧」「木下隆之の試乗スケッチ」(いずれも産経新聞社)、「木下隆之のクルマ・スキ・トモニ」(TOYOTA GAZOO RACING)、「木下隆之のR’s百景」「木下隆之のハビタブルゾーン」(いずれも交通タイムス社)、「木下隆之の人生いつでもREDZONE」(ネコ・パブリッシング)など連載を多数抱える。
「個食」に重宝する外食チェーン厳選…吉野家・焼肉の和民、訪問してわかった優れた点
10都道府県に発出されていた緊急事態宣言が沖縄県を除く9都道府県で解除されたが、新型コロナウイルスの感染状況にかかわらず東京オリンピックを開催する政府に対して、多くの飲食店から恨み節も聞こえる。不要不急という、具体的な物差しを伴わない外出自粛要請は、飲食店だけでなく、多くの国民に深い亀裂を招いている。
5月25日、日本フードサービス協会は以下の4月の外食産業データを発表した。
「4月は、まん延防止措置が5日から宮城県、大阪府、兵庫県に、12日から東京都、京都府、沖縄県に適用され、さらに25日 からは3回目の緊急事態宣言が東京、大阪など4都府県に発令され、宣言下地域においては酒類提供が禁止となった。当然ながら客足は鈍り、とくに飲酒業態は大打撃を被った。前年4月が動向調査史上最悪の落ち込みとなったため、今回の全体売上は対前年同月比136.7%となったが、コロナ禍前の前々年対比では80.5%にとどまり、依然としてコロナ以前より遙かに厳しい状況が続いている」
ファストフードチェーンがテイクアウトやデリバリーにより売上を維持する一方で、ファミリーレストランは依然として苦戦を強いられている。ファミレスは店内飲食以外の販売ツールを強化している。すかいらーくグループはデリバリー&テイクアウト専門の「ガスト 新中野店」を2月26日にオープンした。筆者は6月4日夕方に同店舗を訪問したが、雨模様も手伝って配達用のバイクは1台しか残っていなかった。
飲食店の営業活動が停滞すれば、生産者がつくった農水産物は行き先を失い、生産者の意欲も減退する。外食産業は食のインフラであり、外食産業を動かすことは消費者だけではなく生産者にもプラスの効果が見込める。
感染予防に積極的に取り組み、「黙食」にちょうどよい飲食チェーンが存在する。今回は、そのいくつかを紹介したいと思う。
吉野家と焼肉の和民
「個食」「黙食」の筆頭は吉野家を筆頭とする牛丼チェーン。そのほとんどの店舗は一部をのぞきカウンターがメインであり、長居する顧客は少ない。緊急事態宣言も手伝い、一時期流行っていた「吉呑み」(吉野家)もすっかり影を潜めた様子。もともと吉野家はビール3本までと上限を設けていたこともあり、客にも「長居する場所」という意識は少ない場所といえるだろう。
自宅で味わえない料理の筆頭とされる「焼肉」。油がはね、煙が立ち、そしてなによりも片付けが面倒だ。テイクアウトやデリバリーに馴染まず、やっぱり店内での食事がおすすめのメニューだ。
「焼肉の和民 大鳥居店」に6月7日に訪問した。二人席を基本に全席がパーティションで区切られている。注文した肉も席まで高速レーンで運ばれ、非接触を意識したオペレーションとなっている。焼肉の和民は、どちらかといえば配膳ロボットが働いていることが話題になっているが、この日はライバル会社の配膳ロボットも稼働しており、店員に聞くと、お試し期間とのこと。訪問した日は満席にはほど遠いが、そこそこ席が埋まっていた。一人客は私だけだったが、家族での焼肉は子供にとってかけがえのないシーンとなることであろう。
また、ソフトドリンク飲み放題も子供たちに喜ばれる。同店舗ではアルコール飲料の提供は休止していた(すでに再開)。同ビル2階にある「三代目鳥メロ」は7月11日まで休業となっている。
多くのチェーンや店舗が感染予防に努めるなか、消費者には、感染対策していない店舗を非難するのではなく、きちんと対策している店舗を正しく評価することに力を入れ、そしてその情報をSNSなどで広く共有してほしい。一人ひとりの応援は小さくても、つながることで大きな力となるからだ。
外食という食の文化を守ること、そして和食を支える生産者を応援すること。世界に誇る私たちの財産を自分たちの世代だけで享受するのではなく、次の世代に残していくためにも。
(写真・文=重盛高雄/フードアナリスト)
●重盛高雄/フードアナリスト
ファストフード、外食産業に詳しいフードアナリストとしてニュース番組、雑誌等に出演多数。2017年はThe Economist誌(英国)に日本のファストフードに詳しいフードアナリストとしてインタビューを受ける。他にもBSスカパー「モノクラーベ」にて王将対決、牛丼チェーン対決にご意見番として出演。最近はファストフードを中心にwebニュース媒体において経営・ビジネスの観点からコラムの執筆を行っている。
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映画レビュー「愛について語るときにイケダの語ること」
生来の障害に委縮せず、末期がんの宣告にも怯まず、リビドー全開で燃え尽きたイケダ。その最後の日々を記録したドキュメンタリー。
投稿 映画レビュー「愛について語るときにイケダの語ること」 は 映画遊民 映画をもっと見たくなる! 映画ライター沢宮亘理の映画レビュー、インタビューetc に最初に表示されました。
パチンコ「最高峰の出玉インパクト」に「安心感」を融合!「遊びごこち」も抜群のヒットシリーズ最新作が降臨!!
時速「36,000発」とも称される圧倒的な出玉性能で昨年のデビュー以来、ホールをけん引し続ける超速パチンコ『P大工の源さん 超韋駄天』。その『大工の源さん』シリーズと共にSANYOの看板コンテンツである『海物語』シリーズの最新作、『Pまわるん大海物語4スペシャル Withアグネス・ラム 119ver.』(製造:三洋物産)の導入が8月2日に控えている。
それに先駆けて同社は先日、公式YouTubeチャンネル「SANYOチャンネル」にて当機のプロモーションムービーを公開。気になるゲーム性と、その特徴を明らかにした。
アグネス・ラムをフィーチャーした人気タイトルの最新版となる当機は、「スタートアシスト電チュー機能」を搭載。通常時は電チューがパカパカと開き、図柄変動を最大限にアシストしてくれる。
肝心の大当り確率は約119.8分の1で、大当り後は例外なく10回のSTへ突入。この間の大当り確率は約19.5分の1まで跳ね上がり、ST終了後は20回or40回or90回の時短がスタートする。
大当りのラウンド数は4ラウンド、6ラウンド、10ラウンドの3パターン。いずれも10カウントで、それぞれ520個、780個、1,300個の出玉を得られる。ST連中、10ラウンド1,300個の振り分けに偏れば、瞬く間にドル箱を積み上げることができるであろう。
また、当機は遊タイム機能を搭載しており、低確率状態を300回消化すると遊タイムへ到達(大当り終了後はST10回を含む310回)。その後は450回の時短が発動するので、遊タイム中は持ち玉を減らさずに次回大当り抽選を受けられるというわけだ。
ちなみに、遊タイム終了後は再び300回を消化しても遊タイムへ突入することはない。
まわるんシリーズが有する遊びごごちとアグネス史上最大の出玉インパクトに安心感を融合。新生アグネスは、幅広い層が楽しめる極上の一台と言えそうだ。
若いユーザーのために説明すると、アグネス・ラムは1970年代後半に日本で活躍したアメリカ出身のモデルで、あどけない顔と不釣り合いなグラマラス体型が魅力。その健康美で多くの男性の心を鷲掴みにし、グラビアアイドルの先駆けとも言われている。
余談だが、当時は同じ事務所にアグネス・チャンが在籍し、2人で「両アグネス」と呼ばれたことも。アグネス・チャンは香港出身の日本の歌手で、日本レコード大賞や全国有線放送大賞などの新人賞のほか、数々の賞を受賞している。
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