ドコモ、au、ソフバン、3強時代の終焉か? 楽天モバイルがiPhone取り扱いで勢力図に異変

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携帯電話界隈に激震が走った。第4のキャリアとして登場した楽天モバイルが、ついにiPhoneの取り扱いを始めると発表したのだ。楽天モバイルはドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対し、低価格の通信料金やいち早く無制限のデータ通信容量を打ち出すなどさまざまな施策を打ち出してきたが、「iPhoneの取扱いがない」ことが楽天モバイルを選ばない理由になっている人も多かった。だが今回、「iPhone 12」シリーズはフルラインアップの4モデル、第2世代の「iPhone SE」も発売されるとあって、ネット上では「キャリア業界の勢力図が変わる」と話題になっている。

大手3キャリアからの乗り換えユーザーも増加?

 iPhone 12シリーズの4モデルとiPhone SEはすでに予約受付を開始しており、4月30日から販売される。さらに近日中には14.4以降のiOSがインストールされた「iPhone 6s」以降の機種も正式対応となり、SIMロック解除済みのiPhoneユーザーも楽天回線を便利に使えるように。販売価格は「4キャリア最安値」を謳っており、ネット上では「これはすごいぞ、他のキャリ…

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ショートカットキー利用率ランキング! 1位、2位は効率化に欠かせない「Ctrl+〇」だった!

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Windowsで使える便利なショートカットキーの利用率ランキングが公表された。1位や2位はもはや必須技能と言えるレベルのショートカットキーが並んだが、他にも意外と知らない便利なショートカットが多数ランクインした。他の人が多用するショートカットキーを知ることで、作業効率をぐっと上げられるかもしれない。

1位と2位は“コピペ”するあのショートカットキー

 パソコン作業をするサラリーマンにとって、効率化に欠かせないのがショートカットキーだ。とくに時間の制約のある仕事において、作業スピードの速さは帰宅時間にも関わる死活問題となる。日常的に使いながらめったに話題にならないが、地味に知りたい他人の「おすすめのショートカットキー」をランキング化してオールアバウトが公表。429名の社会人を対象に、ウィンドウズで使っているショートカットキーのトップ20が明らかになった。

 1位は「Ctrl+V」(貼り付け)、2位は「Ctrl+C」(選択した項目をコピー)と、いわゆる“コピペ”のショートカットがトップ2に並んだ。3位はスタートメニューを表示する「Windows」、4位がスクリーンショット…

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パチンコ「99999発」表記の驚異的な出玉力! 「爆裂マシン」豊作の注目分野…「アノ神台」の激アツ情報も話題!!

 現在、パチンコ分野には多種多様なスペックの機種が登場。出玉性能の高いマシンが目立っているが、その中でもライトミドル機の活躍ぶりは顕著に表れている印象だ。

 今年も多くのライトミドル種が登場。RUSH継続率は約80%を誇り、右打ち中の7割が10Rとなる『PモンキーターンV』は、爽快な連チャンを楽しめると一部ファンから好評を得ている。中には1時間足らずで約2万発を叩き出した猛者もいるようだ。

 そして、計り知れない出玉性能で話題となったのが『P緋弾のアリア ~緋弾覚醒編~』。1種2種混合機で、右打ち中はST「強襲任務」とストック特化型モード「V ATTACK STOCK TIME」という2つの連チャンフラグが搭載されている。それらを駆使して出玉を獲得するという斬新なゲーム性だ。

 どちらのモードも高ループとなっており、ツボにハマった際の爆発力は非常に強力。中には「10万発オーバー」の払い出しを獲得し、リザルト画面をカンスト(99999)させたユーザーも存在。本機のポテンシャルを強烈なまでに印象付けた。

 このように、ミドルスペックも顔負けの爆裂を期待できるマシンが登場してきているわけだが…。このブームの先駆けとも呼べる存在の一つとして、昨年に登場した『P戦国乙女6 暁の関ヶ原』も挙げられるだろう。

 本機はRUSH継続率が約80%で、直当りを除く75%の割合で10R、1500発を獲得できるマシン。その爆発力は高く、先述したマシンにも匹敵する出玉性能を有している。デビューから約半年が経った現在もホール導入率は63%をキープ(Pワールド調べ)。今なお高い支持を得ている人気機種だ。

 まさにライトミドル活性化の一躍を担った成功機ともいえるが、そんな『P戦国乙女6 暁の関ヶ原』を手軽に遊べる激アツ情報が存在するのをご存じだろうか。

 サミーネットワークスが運営する「777TOWN.net」にて、4月26日より本機の配信が開始されているのだ。

「777TOWN.net」とは、会員数400万人を超えるパチンコ・パチスロオンラインゲームであり、過去の名作から最新台まで総勢400機種以上を遊ぶことができる一大コンテンツだ。

 有料会員となる事で、ゲームに役立つ様々な特典を得られるようなので、興味のある方は「777TOWN.net」をチェックしてみてはいかがだろうか。

 また、今回新たに加わった『P戦国乙女6 暁の関ヶ原』のスペック紹介を下記に掲載するので参考にしていただきたい。

『P戦国乙女6 暁の関ヶ原』(アムテックス)

■大当り確率:1/222.9
■小当り確率:1/59.6
■役物当り確率:約1/1.0
■RUSH中実質大当り確率:約1/47.0
■RUSH突入率:約50%
■RUSH継続率:約80%
■ラウンド:10Ror4Ror3Ror2R※10カウント
■賞球:1&3&4&15
■遊タイム(突RUSH):低確率666回転後
○○〇

『戦国乙女』がシリーズ初となる一種二種混合機で登場だ。大当り確率1/222.9のライトミドルスペック。大当り後666回転で突入する電サポ171回の遊タイム(突RUSH)を搭載している点が特徴だ。

 ヘソでの大当りは大半が3R。初当り消化後は「電サポ25回+残保留4回」の「決戦の刻」へ移行する。この間に大当りを射止める事ができれば、晴れて「天下分け目の関ヶ原RUSH」に突入する流れだ。RUSH突入率は約50%となっている。

 気になるRUSHの継続率は約80%と高い連チャン性を実現。更に、右打ち中は電チュー・役物による大当りの75%が10R(約1500発)となっており、出玉面もライトミドル屈指の仕上がりとなっている。

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ヤバすぎるチャットツール「テレグラム」闇バイトで利用多発もサービス停止できないワケ

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「闇バイト」という単語を知っているだろうか。出会い系のサクラ、オレオレ詐欺に加担する出し子や受け子といった、違法な手段で高額な報酬を受け取るアルバイトを指す言葉だ。「同時に被害者と加害者になる」として近年問題になることが多かったが、最近は特に、コロナ禍で困窮して手を染める人も増えているという。そんな闇バイトでは、主犯格と実行役として雇われたアルバイトの連絡手段として、とある共通のアプリが使われているという。それがロシア発のチャットツール「Telegram(以下、テレグラム)」だ。テレグラムとは一体どんなアプリなのだろうか。犯罪が横行しているなら、サービス停止になることはないのだろうか。今回はテレグラムの実態について解説していきたい。

闇バイト強盗の95%が使用するテレグラム…メリットは「メッセージが残らないこと」

 産経新聞によると、令和元年以降に警視庁捜査1課が摘発した強盗事件41件のうち39件でテレグラムの使用が確認されたことが、捜査関係者への取材で明らかになった。つまり、強盗を働く闇バイトの95%でテレグラムが使われていたということだ。 テレグラムは、「LINE…

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JRA 「完成の域」近づくディープボンド“さらなる成長”天皇賞・春(G1)では「致命傷」の可能性も?

 5月2日に阪神競馬場で開催される天皇賞・春(G1)。キズナ産駒としてG1初制覇を狙うディープボンド(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎)が有力馬の1頭として出走する。

 昨年はクラシック3冠に皆勤。皐月賞(G1)10着、日本ダービー(G1)5着、菊花賞(G1)4着と距離が延びるごとに着順を上げていった。今年初戦の中山金杯(G3)こそ14着に大敗したが、前走の阪神大賞典(G2)を5馬身差で圧勝。主役不在の長距離路線で一躍、有力候補に躍り出た。

 これまでの11戦中10戦で手綱を取ってきたのは和田竜二騎手。前走後には「体重もどんどん増えて強い調教にも耐えられます」とコメントを残していたように、菊花賞からの約5か月間で18kgの増量に成功。先週の『サンスポ』の取材にも「体も充実し、完成の域に近づいてきた」と愛馬の成長に自信を見せた。

「和田竜騎手の言葉通り、成長の跡は馬体重にしっかり表れています。2~3歳時は480~490kg台を行ったり来たりしていましたが、前走の阪神大賞典で500kgを突破。大久保龍調教師も『馬体に幅が出て、トモの厚みも増した』と称賛するほど。キズナ産駒のディープボンドにとってこれは非常にいい傾向といえるでしょう」(競馬誌ライター)

 キズナ産駒には馬体重に関してある傾向が見られる。

【キズナ産駒の馬体重別通算成績】
450kg未満 「36-42-32-402」(勝率7.0%)
450~499kg 「110-92-79-711」(勝率11.1%)
500kg以上 「45-30-35-180」(勝率15.5%)

 馬体重を3分割し、勝率を比較したがその差は明らか。450kg未満と500kg以上を比べると、勝率は実に2倍以上もの開きがある。

 また、レース当日の馬体重増減もキズナ産駒のパフォーマンスを測る上で重要だ。プラス体重でレースに臨んだ時は勝率14.3%と高いが、マイナス体重時は7.4%とここでも2倍ほどの差がある。例えば代表産駒の1頭でもあるマルターズディオサは、450kgほどの比較的小柄な産駒だが、好走はプラス体重か増減なしの時に偏っている。

 このことからもキズナ産駒は総じて、大きければ大きいほど好走が期待できるといえるだろう。この傾向は、ディープボンドの今年に入ってからの成長曲線ときれいに重なる。その充実度からレース当日はさらに馬体重が増加している可能性は高い。しかし、こと天皇賞・春に限れば、この傾向は決してプラスにはならない可能性がある。

 1986年以降の過去35年間で、500kg以上の馬の天皇賞・春成績は「8-8-6-106」。勝率にすると6.3%なので、予想以上に苦戦しているといえる。

 カギはレース当日の馬体重の増減。500kg以上の大型馬がプラス馬体重で出走してきた時は「1-1-1-37」と大苦戦している。もしディープボンドがプラス馬体重で出走すれば、過去のデータからは苦戦は免れなさそうだ。

 父キズナは2014年と15年の2度、このレースで1番人気を裏切っている。ディープボンドは、父のリベンジを果たせるのか、レース当日の馬体重にも注目したい。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

JRA天皇賞、巧妙に隠された関係者の本音…人気薄穴馬の激走情報、万馬券に王手!

 現在、春のG1シーズンの真っ最中だが、競馬に関するニュースが世間を賑わせている。桜花賞(G1)で白毛のソダシと激戦を演じたサトノレイナスが、牝馬ながら東京優駿(日本ダービー/G1)への挑戦を陣営が表明。勝てばあの名牝ウオッカ以来の快挙となるわけで、無敗で皐月賞(G1)を勝利したエフフォーリアには強力なライバルが浮上したといえる。

 また、日本中央競馬会(JRA)の人気女性騎手である藤田菜七子が、府中市の東京五輪聖火ランナーを務めることが発表された。実際に走るのは7月14日とのことだが、オリンピックは馬術競技もあってJRAとも関連があり、競馬ファンにとっても明るいニュースといえよう。

 しかしながら、残念なニュースもある。障害レースの絶対王者として君臨していた、オジュウチョウサンの骨折が判明したのだ。10歳という高齢馬なので引退の可能性もあるが、陣営は手術後の復帰を目指すという。順調であれば復帰戦は年末の中山大障害(J・G1)となりそうだが、まずは無事に手術を終えることを祈りたい。

 かように様々な話題に溢れているJRA、今週末は春競馬最大の注目G1レース・天皇賞(春)が行われる。昨年はフィエールマンが2連覇を達成、2016~17年にはキタサンブラックが勝利し、オーナーである北島三郎氏が表彰式で持ち歌の『祭』を歌ったことでも有名なG1レースだ。

 一方でこのレースは、人気馬が大敗するなど波乱続出の一戦。過去にはゴールドシップやオルフェーヴル、キズナなどが大敗しており、特にオルフェーヴルは三冠達成後で唯一の2桁着順がこのレース。断然の1番人気ながら、陣営も首をかしげる11着と大敗しているのである。

 今年も上位人気濃厚のアリストテレスやディープボンド、さらにオーソリティやワールドプレミア、牝馬のウインマリリン、カレンブーケドールなどの有力馬がそれぞれに不安材料を抱えており、まさに混戦模様。そして混戦といえば配当妙味が高まるわけで、つまりは万馬券が狙えるレースとなっているのだ。

 競馬における万馬券とは、言うまでもなく一獲千金の代名詞。100円が最低でも1万円となる100倍の配当は、競馬ファンだけでなく誰にとっても夢の馬券。そんなチャンスが週末に行われる天皇賞にある。世間はゴールデンウィークの真っ只中でも、新型コロナウイルスのまん延防止で外出の自粛が求められている。そんななかでも、自宅で楽しめるレジャーが競馬であり、しかもこの天皇賞は一獲千金の万馬券を的中できるビッグチャンス。この週末はただレースを観戦するだけではなく、一歩踏み出して馬券という大人の娯楽を体験してはいかがだろうか。

 馬券は20歳以上であれば誰でも購入でき、競馬場が無観客であってもインターネットを通じて自宅や外出先からでも気軽に投票できる。しかも、現金だけでなくクレジットカードなども利用が可能。そして的中すれば、連休明けには払戻金を手にできる利便性も兼ね揃えている。

 また、レースの予想で何を参考にすべきか悩むファンも多いはず。スポーツ紙や競馬専門紙は有料だし、内容を理解するのも億劫となれば、プロが提供する無料の情報を活用するのがベスト。なかでも万馬券を的中させたいのであれば、業界屈指の万馬券的中集団「暴露王」が最適な存在だ。

 この暴露王は、東西の凄腕と称される現役競馬記者たちと提携し、一般的なスポーツ紙や競馬専門紙には掲載されない本物の穴馬情報を収集している。それらの情報は、あまりにも内容が凄すぎるゆえ、マスコミを通じて世に出せないものばかりだという。そんな情報を独占できるのだから、暴露王が多くの万馬券を的中できるのは当然といえる。

 実際に暴露王は「年間300本」の万馬券的中を公約に掲げ、毎年300本以上の万馬券を的中させている。これだけでも十分にとんでもない偉業といえるのだが、その中身も破格。そこにはアマチュアが偶然的中できるような低配当の万馬券だけではなく、100万馬券や10万馬券も数多く含まれているのだから、これは本物といって間違いない。

 今年に入ってもすでに88本の万馬券を的中させていて、天皇賞につながるレースである日経新春杯(G2)では、なんと2本の10万馬券をダブル的中させているのだ。そんな実績を持つ暴露王が、今週末に行われる天皇賞に向けて、かなりの手応えを掴んでいるという。なんとすでに人気薄穴馬の激走情報を独占的に入手し、万馬券の的中を予告しているのだ。

 彼らが何を根拠に天皇賞で万馬券の的中を確信したのか、直接聞くことができた“それ”は、レースそのものを根底から覆す衝撃の情報であった。

「今年の天皇賞には、昨年の有馬記念馬クロノジェネシスや三冠馬コントレイル、さらにはそのコントレイルを大阪杯で破ったレイパパレも出走しません。しかも、過去に勝利したディープインパクトやキタサンブラックのような実績馬も不在。まさしく混戦レースといって間違いないでしょう。

 しかし、人気馬をつくり上げなければ新聞が売れないマスコミは、不安のある馬でさえ大々的に取り上げます。それがいわゆる危険な人気馬となり、逆にマスコミがノーマークながら虎視眈々と上位を狙っている穴馬こそ、この天皇賞で買うべき馬なのです。

 とはいえ、その陣営は天皇賞で勝つ自信があっても、その本音を表には語りません。なぜなら、自信の高さをアピールすればするほどライバルからのマークが厳しくなり、勝つチャンスが遠のくからです。これは今年の天皇賞で抜けた実力馬がいないことで、多くの穴馬陣営が勝利への色気を持っているからといえるでしょう。

 優勝賞金は1億5000万円。勝てば馬主は1億2000万円、調教師は1500万円、騎手と厩務員はそれぞれ750万円を手にするだけでなく、天皇賞の優勝という偉業に名を刻むことができるのです。それだけのレースですから、重要なのはマスコミなど表に出ている情報ではなく、巧妙に隠された関係者の本音を把握することです。

 もちろん、暴露王はその内部事情を完全に掌握しており、2016年の再現を狙っています。この2016年とは、13番人気ながら2着に入ったカレンミロティックの激走情報を事前につかみ、実際に同馬を本命に万馬券を的中させたレース。今年も同様の穴馬情報を把握し、万馬券の的中は目前、非常に期待しています。

 そしてこの天皇賞は、コロナ禍における特別企画として、初めて暴露王を利用する方を対象に「3種勝負馬券(馬単・3連複・3連単)の無料提供」を実施することといたしました。本物情報とは何か、そのすべてをこの天皇賞で体験してくださればと思います」(暴露王スタッフ)

 この話からもわかるように、暴露王はこの天皇賞で買うべき本当の穴馬を把握しており、しかもその情報を一般向けに無料で公開するという。こんなチャンスは二度とないかもしれない。このゴールデンウイークを有意義に過ごすためにも、ぜひ暴露王の無料情報を利用しようではないか。

(文=編集部)

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※本稿はPR記事です。

第一生命、モラル崩壊…全国で営業職員が顧客から金銭詐取、被害総額「20億円」

 第一生命保険の元女性社員(89)が在職中に顧客24人から19億5100万円をだまし取った事件で、顧客のうち3人が同社に被害弁済などを求めていた調停が、4月9日までに東京地裁で成立した。弁護団によると、同社が解決金として被害額(未払い分)に当たる計1億9200万円を支払う。

 第一生命は3月末、被害者に対して被害額を全額補償すると発表した。当初は「被害額の3割を立て替える形で弁済する」としたうえで、被害者と個別に補償を協議してきた。被害額は被害者が支払った総額から元社員が返済した額や第一生命が立て替えて弁済した額など、はっきりしている分を差し引き、被害額が確定している案件を対象にする。

 第一生命は2020年10月、西日本マーケット統括部徳山分室(山口県周南市)に勤務していた「特別調査役」が、客に架空の金融取引を持ちかけ、不正に資金を集めていたと公表。同社は特別調査役を7月3日に懲戒解雇し、山口県警周南署に詐欺容疑で刑事告発していた。金融庁は保険業法に基づく報告徴求命令を出した。

 第一生命の金融詐取事件は山口県にとどまらない。和歌山県では50代の元営業職員による金銭詐取が発覚。24人の5992万円の保険を無断で解約した後、契約を元に戻す名目で、偽造した領収書を渡し、全額だまし取っていた。

 福岡県では30代の元営業職員が3人の顧客から865万円、神奈川県の60代の元営業職員は4人の顧客から503万円を詐取していたことも明らかになった。福岡のケースでは「金銭的な優遇制度がある」と持ちかけ、神奈川では契約者の遺族に架空の貸付金の返金を求めていた。事務部門でも50代の元職員が5人の顧客から5230万円を詐取していた。山口県の事案と合わせると被害者は60人、被害総額は20億7690万円に達した。

 第一生命保険の稲垣精二社長は20年12月22日、記者会見し謝罪した。山口の事件が10月に表面化して以降、社長が公式の席上、謝罪するのは初めてだった。詐取が起きた原因として「社員と顧客間の現金授受を禁止していなかった」ことを挙げた。89歳の元女性社員が「特別調査役」という地位にあったため、社内の関係部署に「穏便に収めたい」「あまり関わりたくない」との意識があったとも指摘した。

 第一生命は成績優秀者に付与する「上席特別参与」などの名称を廃止する。役員11人が報酬を3カ月間一部返上する。稲垣社長、渡邉光一郎会長のほか、営業・法令順守を所管する役員が対象で減額幅は10~50%。再発防止策として営業職員の採用の厳格化や教育制度の見直しに言及した。2021年度の営業職員の採用計画を、前年度比2000人少ない5000人程度とする。採用人員を減らし、教育に力を入れる。

 生保各社では契約実績に応じて営業職員の給与は変動する。「契約が取れない」などの理由で新規に採用した人員の半分が2年間のうちに離職する。歩合給であることが今回のような巨額詐取が横行する土壌となっていた。

 生保各社は対策に乗り出した。明治安田生命保険は22年度から営業職員の給与を固定給に切り替える制度改革を予定している。第一生命はどうするのか。歩合制を廃止したら契約件数が落ちるのは目に見えている。これが歩合給廃止に踏み切れない理由だ。

山口フィナンシャルグループに飛び火

 第一生命保険の“89歳生保レディ”による19億円詐取事件は、山口銀行を傘下に置く山口フィナンシャルグループ(FG)に飛び火した。

 被害者の弁護団は「金融詐取の過程で山口銀行の行員が同席していた」と告発した。山口FGは「確認する」としたが、調査結果を公表していない。弁護団によると、「保険の契約と融資の紹介などがペアで実行され、元営業職員と山口銀行との関係は深かった」という。

 生保レディの名前は正下文子。第一生命で知らぬ人がいない人物だった。トップクラスの成績をあげ、「上席特別参与」という特別な肩書を与えられていた。全国約4万4000人(20年10月時点)の営業職員の中で、この肩書を持つ人は十数人だけだ。

 優遇ぶりも際立っていた。営業職員は65歳定年。80歳まで1年ごとに契約を更新するという勤務規定になっている。89歳の元職員は特別調査役の地位を与えられ、20年7月まで勤務していた。特別調査役は、この職員1人だけだったという。

 正下氏が抜群の成績を挙げたのは、山口銀行の頭取を務めた最高実力者である田中耕三氏(94)の後ろ盾があったからだとされている。田中氏の威光は絶大だった。山口銀行の行内の契約を大量に獲得したほか、同行の紹介で取引先との契約も取っていた。山口銀行の取締役だった浜崎裕治氏が書いた小説『実録 頭取交代』(講談社+α文庫)に2人の関係が描写されている。正下氏は山口銀行の“女帝”と呼ばれていたという。

 山口銀行の「影のドン」として長らく君臨してきた田中氏は、正下氏との密接な関係を糾弾され、20年11月末、特別社友を辞任した。山口FGは、この人事で事件の幕引きを図った。

元営業職員2人も顧客から詐取

 第一生命保険は4月20日、北海道と長野県で勤務していた60~70代の元女性社員2人が在職中、顧客計11人から総額5490万円をだまし取っていたと発表した。全契約の調査を進める中で新たに判明したという。第一生命は2人を懲戒解雇した。営業現場での不祥事が一段と拡大したことになり、コンプライアンス(法令順守)の体制が揺らいでいる。

 長野県松本支社に勤務していた70代の元営業職員は、顧客8人に「優遇制度がある」と架空の資産運用を持ち掛け、現金4836万円を不正に取得したという。北海道旭川市の旭川支社で働いていた60代の元営業職員は保険契約の初回保険料や貸付金の返済として顧客3人から計654万円を集めていた。保険の加入手続きを行わず、保険証券の偽造もやっていた。

 被害者に弁済を進める一方、刑事告発を視野に入れている。第一生命では全顧客約800万人の契約について不正がないかどうか調査を進めており、12月までに完了する。同社は「不適切な事案の撲滅に向け取り組む」としている。

(文=編集部)

公文書を意図的に隠蔽?「議事録に記載ある」→「議事録はない」説明急転…ツタヤ図書館の闇

「議事録をみればわかると、あれだけ大見得切っていたじゃないですか。それがどうしてないんですか?」

 図書館担当者に対して筆者の声が思わず上ずってしまったのは、あてにしていた会議の議事録が、途中ゴッソリ抜け落ちていたことがわかったからだった。

 4月25日付当サイト記事『和歌山市、ツタヤ図書館に関する公文書を隠蔽か?8カ月間も議事録なし、追及され逆ギレ』でレポートした、和歌山市民図書館に関する会議録が一部消失していた件は、行政の根幹をなす公文書を、現場職員が意図的に廃棄・改ざんしたのではないかとの重大な疑惑を生んだ。

 和歌山市が、TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定管理者にして2020年6月に華々しくグランドオープンした「関西初のツタヤ図書館」での出来事である。

 今回は、官民連携の象徴ともいえる”ツタヤ図書館”を建設した和歌山市で起きた、重要文書の一部分が忽然と消えた事件の深層に迫る。

 筆者が、全面開館した新しい和歌山市民図書館の運営実態に疑念を抱いたのは、昨年6月5日に新しい市民図書館がグランドオープンした翌々週のことだった。

 SNS上に、セルフ方式で本の貸出作業ができる自動貸出機について書かれたコメントがあり、そのデータ読み取り方式が図書のバーコードからという不可解なものだった。

 和歌山市民図書館のように鳴り物入りで登場した新図書館では、ICタグによる自動貸出機の導入も珍しくない。ICタグ装備なら、借りたい本をまとめて専用台に置くと、図書データを一瞬にして読み取ることが可能だ。

 その点を和歌山市教委の担当部署に確認したところ、「ICタグは費用が高いので、導入を見合わせた」との回答。確かに、蔵書数が45万冊と多いだけに負担も重いだろう。しかし、和歌山市では、新図書館への移転にあたって3億円を超える巨額の費用をかけた新たなシステムを導入するとしていたのに、なぜICタグ装備はそのなかに含まれていないのかと不思議に感じた。

 そんな”もやもや”が決定的に不信感に変わったのが、翌7月上旬のこと。全面開館したばかり和歌山市民図書館を視察した関西在住の図書館の専門家に感想を聞いたところ、こんなコメントが寄せられたからだ。
「4階の児童書が、CCC独自の”ライフスタイル分類”になっていて、小学生の調べ学習には使いづらい」

「えっ、4階も?」と、筆者は一瞬耳を疑った。開館前の予定では「ライフスタイル分類は2階5万冊のみ」とされていて、そのほかのフロアはすべて一般的な図書館と同じNDC(日本十進分類法)のまま配架するとされていたからだ。いったい、いつの間に変更されたのか。

 2015年にツタヤ図書館として新装開館した神奈川県海老名市立中央図書館では、『カラマーゾフの兄弟』や『出エジプト記』が『旅行』に分類されていたことが「使いづらい」などと不満が噴出。それを問題視した和歌山市の市民団体が、17年12月のCCC選定直後から同社の独自分類の導入について強く反対していた。

 下の書面は、市民団体が市当局に独自分類を導入しないよう要請した際の、市の回答である。和歌山市側は当時の坂下館長名で「皆様が考えられているような不安はなく」と回答し、説明の場を設けることすら頑なに拒否している。その根拠が「独自分類の導入は2階5万冊のみ」とCCCが選定会議のプレゼンで約束したものだった。同様の要請は、その後も市民から繰り返し行われていた。

 ところが、昨年6月に全面開館すると、独自分類の対象冊数は7万冊と大幅に増えており、フロアも2階だけでなく4階の児童書までもがCCCの独自分類にされていたのだった。

 いったい誰がそんなことが決めたのか、これはもう騙し討ちではないのかと、担当部署に問い合わせると、図書館設置準備班の責任者がこう回答した。
「CCCの独自分類ではなく、うちの司書とCCCとで話し合って、新たに和歌山独自の分類をつくったんです」

 しかし、その分類項目と体系を詳しく見ていくと、他のツタヤ図書館で取り入れているものとそっくり。詳細な体系も、なぜかCCCの許可がないと公表できないと言う。そして、どのように決まったかについては、こう釈明した。

「その話し合いは、すべてCCCとの定例会議事録に記録されています。それを見てください。その議事録は(市民団体代表者の)〇〇さんから請求があって、開示していますよ」

 そこで筆者は、CCCとの定例会議事録を開示請求した市民団体の代表者から、その資料を借り受けることにした。

 計48枚(添付資料も含めると91枚)の議事録は、個人情報や企業機密等にあたる部分が一部黒塗りされているものの、大部分はスラスラ読み進められる。担当者の話では、これを一通り読めば、新しい和歌山市民図書館のサービスをどのようにして、蔵書の分類や配架などもどのようにするかを、和歌山市が運営者のCCCと話し合って進めてしていったかがすべてわかるということだった。

 ところが、いくらページをめくっていっても、この議事録には、筆者が知りたかった肝心なことが何も書かれていない。それどころか、ICタグについては、最初から導入する前提でCCCと協議されていた様子がうかがえる。それなのに、いつ、その方針が覆ったのかについては、議事録のどこにも記載されていない。

 そこで、議事録に記載されている会議開催日を詳しく見ていくと、一定期間の議事録がゴッソリと抜け落ちていることがわかった。その空白期間は、18年7月から19年3月までの8カ月間にもわたっている。ほかの期間は毎月1~2回開催されている定例会のため、これだけ長期間にわたって会議が一度も開催されなかったとは到底考えられない。

 その点を和歌山市に問い合わせたところ「1週間待ってほしい」と言われ、待ってみたものの結果は「見つかりませんでした」とそっけない回答。それでも諦めきれず、職員個人のパソコン等にも残っていないか調べてほしいと再度依頼したところ、その回答は以下のようなものだった。

「だから、共有フォルダを1週間かけてさんざん探してみたんですよ。だけど、その間の文書はないんですよ」

 このときに思わず筆者が発したのが、冒頭の言葉である。だが、いくら聞いてもロボットのように同じセリフが繰り返されるだけ。なぜ見つからないのか、会議は開催されたのか、見つからなければ職員個人のメモを基に復元するか、CCCが作成したものを提出すべきではないのかと追及しても、なんの釈明はなく「ないものはない」の一点張りだった。

 CCCが和歌山市民図書館の指定管理者に選定された17年12月の翌期のスタートにあたる18年4月から、同社と和歌山市民図書館のスタッフが定例会議をスタートしている。

 以後、7月までは、サービス内容や移転作業のスケジュールについての協議が月1~2回行われている。ところが議事録の日付をみると、同年7月11日を最後にプツンと途切れ、その後8カ月間にわたって空白状態が続いていた。

 議事録が復活したのは、翌年19年3月5日の会議からだった。だが、このときの議事録から書式が大きく変更されていた。和歌山市側の出席者全員に「様」がついていることからすると、これ以降の後半部分はCCC作成のものと思われる。この書式の議事録は、和歌山市との契約上、CCCの指定管理が始まる日(12月19日)の直前にあたる12月4日まで続いていた。

 ほかの期間については、ほぼ揃っているにもかかわらず、途中8カ月間だけ会議が一度も開催されなかったとは考えられない。担当者によれば「全体会議と、サービスに関する分科会に別れて開催したので、一部抜けているかも」とのことだったが、8カ月間はそのどちらの会議についても、そのような議事録は開示資料に一切存在しない。

 そもそも一部不開示であれば、その部分の議事録が全面黒塗りになっているはず。また、不存在であれば、「保存期限が経過したため廃棄」等の理由を明示したうえで、不存在の箇所が特定されているはずだが、それもない。誰かがコッソリと、この期間の議事録のみを抜いて開示したとしか考えられない。そうだとしたら、開示された文書全体の主旨が大きく変わってしまっている。これこそ公文書の改ざんと言ってもいいような不法行為ではないのか。

 しばらくすると筆者は、公務の受託者であるCCCと、発注者である和歌山市との関係について、あることに気づいた。

 それは、図書館運営については些細な内容も細かく記録されているのに、重要なことほど協議した記録がないことだった。

 たとえば、この後に出てきたのが店舗の家賃問題だ。CCCは、和歌山市から図書館の運営費として3億3000万円の指定管理料を受け取る一方、自らが経営するスターバックスと蔦屋書店の店舗については和歌山市に賃料を払うことになっているのだが、その1カ月当たりの賃料がたったの19万円であることが昨年10月に判明。

 県庁所在地のターミナル駅ビルの相場からすれば、月300万円は下らないといわれるなか、その15分の1の激安賃料に設定されていたのだ。特定企業への利益供与ではないのかと指摘すると、市当局は「条例に従って決めただけ」と回答した。

 また、運営にかかわるスタッフの要求水準の面でも、おかしなことが続出。ツタヤ図書館の先例となった神奈川県海老名市では、スタッフに占める司書資格者を「全従事者の50%以上」としていた。これにならうと80人中40人の司書資格者が必要になるところ、和歌山市では「パートを除く」との但し書きを入れていたことが判明。これにより、フルタイム勤務が20人いれば、そのうち10人、つまり全体の4分の1の司書資格者を確保すればよいことになる。

 ちなみに、和歌山市の直営時代の司書資格保有率は、全従事者の9割近く(37名中32名)だったが、CCC指定管理後の昨年6月末時点では全従事者77名中26名と、全従事者に占める司書資格率も3分の1近く(88%→33%)まで減ったことになる。

 いずれも図書館運営にとっては重要事項であるにもかかわらず、これらについて和歌山市がCCCと協議した記録は一切残っていない。

CCCは不祥事が続出

 運営面では、CCCの企業としてのコンプライアンスが疑われる不祥事も続出している。

 全面開館した翌月の7月には、リクルート社の「タウンワーク」に、自社名を明記せず「和歌山市民図書館」との表記で、和歌山市の直接雇用と誤認させかねない求人広告をCCCが出していたことを筆者はつかんだ。

 タウンワークは、当初「屋号・店舗名なので問題ない」としていたが、本社のリクルートホールディングスのメディア取材窓口にも問い合わせたところ、「社名記載をしていない求人広告は規約違反」との正式回答が得られた。

 また、9月には新型コロナ感染症対策として、屋内イベントは「収容率50%以内」とされていたガイドラインに違反しているととれる、過密なイベントを開催していたことも問題視されていた。

 これらの不祥事を担当部署である読書活動推進課の職員に報告すると、そのつど「CCCの社員である平井薫館長に厳重に注意した」としつつ、あくまでも口頭での注意で、文書は残していないという。おそらく、そのような不祥事があったことすら記録には残らないようになっているのだろう。

 このような背景のなかで起きたCCCとの定例会議事録の一部消失事件は、ツタヤ図書館という官民連携の運営実態を象徴するような出来事である。

 すなわち、「官」である行政が「民」をコントロールする機能を完全に失い、図書館という市民のための公共施設が、一民間企業の利益を優先するためのものに成り下がってしまっているのではないか。その構造は、行政の奥底にまで入り込んで、権益を広げているかのようにみえる。

 和歌山市では、図書館運営の在り方について、有識者による外部委員が定期的に話し合う図書館審議会という機関が設置されて定期的に会議を行っている。

 その委員のなかにも、図書館の専門家は1人いることがわかったが、その専門家はなぜか地元の和歌山大学ではなく、兵庫県にある甲南大学から選任されていた。理由を市教委に聞いところ、「和歌山市と協定を締結している大学の推薦」とされていたのだが、その大学にはTSUTAYAが店舗を出しているうえ、CCCの関連会社の会長を務める人物が特任教授に就任していたこともわかった。

 つまり、この委員はCCCに不都合な発言をしないために送り込まれた人物ではないのかとの疑惑がにわかに浮上してくる。

 市民図書館に指定管理者制度を導入するまでは、地元・和歌山大学にいた図書館界の名物教授が委員(当時は図書館協議会)に就任して、指定管理者制度の導入についても、単に反対するだけでなく、さまざまな事例を挙げて自由に意見表明されていたが、この教授が18年3月に退任して以降、図書館運営に関して率直な意見する人はいなくなった。

 その事実関係を確かめるべく筆者は、現在も審議会委員を務める、この図書館の専門家の先生にメールや電話でコンタクトを何度も試みたが、本人からはなんの回答も得ることができなかった。それどころか、大学図書館の事務局が筆者の私信メールを検閲したうえ「図書館協議会の内容については、各委員は外部に内容をお話ししません。質問があれば和歌山市へお願いします」との回答があった。

 市民の知る権利を守る砦のはずの公共図書館が、不都合な記録は廃棄する”暗黒行政”の元凶になりつつあるとは、さすがに言いすぎだろうか。自治体が、市民のためにまっとうな協議をしてその記録を残そうとしないツタヤ図書館とは、いったい誰のために存在するのだろうか。
(文=日向咲嗣/ジャーナリスト)

2019年12月 図書館カードのTポイント機能のデメリット発覚 12月19日から貸出返却のみ可能な仮オープン時に配布されたTカード機能付図書館利用カードの説明書には、「カード作成するとダイレクトメールや営業電話がかかってくる」旨が明記されていたことSNSで話題になった。2018年12月議会で津守教育局長の「個人情報は、図書館運営でのみ利用することを指定管理者との協定で定めている」との答弁が事実とは異なつていたのではと批判される。
2020年6月 ICタグ未装備事件 利用者が窓口を経ずにセルフで貸出ができる自動貸出機の読み取り方式がICタグではなく、バーコードからであることが判明。その決定プロセスは、CCCとの定例会議の議事録に記録されていると市教委の担当者は回答したが、その後検証してみると、その部分がわかる議事録は、どこにも存在しなかった。
2020年7月 独自分類騙し討ち導入事件 当初「2階5万冊」のみ導入するとされていたCCC独自のライフスタイル分類が「2階7万冊」と大きく増えたうえ、4階児童書コーナーにも導入されていたことが開館直後に発覚。これも「決定プロセスは、CCCとの定例会議の議事録に記録されていると市教委の担当者は回答したが、その後検証してみると、その部分がわかる議事録は存在しなかった。
2020年7月 タウンワークパート求人社名不記載事件 和歌山市民図書館のスタッフの求人広告に会社名を明記せず、あたかも市の直接雇用のごとく「和歌山市民図書館」としてCCCがパートタイマーを募集。タウンワークの苦情窓口や求人広告協会に、この違反事実を通報すると、当初「店名・屋号なら問題ない」との見解だったが、リクルートホールディングスに取材したところ「社名不記載の求人広告は、ルール違反」と正式認定。この件は、和歌山市の担当者が館長に口頭で厳重注意したと報告。しかし、その後も、他のCCC受託図書館では、同様の社名なし求人が出されていた。
2020年7月 図書館審議会委員人事のCCC関与疑惑 2018年3月より、図書館協議会(翌年12月からは図書館審議会)に、唯一図書館の専門家として甲南大学文学部・赤瀬美穂特任教授が選任。甲南大学岡本キャンパスには、TSUTAYAが出店しており、同社関連会社会長が客員教授を務めているほどCCCと近しい関係であることから、民間委託に反対していた前任者の後釜に、CCC運営に文句わ言わない人物をCCCが推薦したのではとの疑惑が浮上。
2020年9月 イベント会場過密事件 9月2日に4階・えほんの山コーナーで開催されたイベントが過密状態になっており、当時の「屋内イベント収容率50%以内のガイドライン」に違反しているではないのかとSNSで指摘された。他のイベントでも、参加者の募集で定員100名のところ60名と、最初から基準を超えた人数を入れていたことが発覚。市当局に、その点をただすと「実際には150名は入る部屋なので、60名募集しても問題はない」とCCCを擁護した。
2020年10月 スターバックス&蔦屋書店・激安賃料問題 CCCが和歌山市に払うスターバックス及び蔦屋書店の図書館内店舗の月額家賃が19万円であることが判明。世間相場なら300万円はくだらないのに、その15分の1以下と極端に優遇している理由を問い合わせたところ、あくまでも条例に従って賃料を決定と市教委は回答。この賃料についても、CCCと協議した形跡はみられなかった。
2020年12月 こども食堂イベント写真掲載事件 CCCが市民図書館内で主催した「こども食堂」のウェブサイト上の告知に、参加児童の顔写真がぼかしなしに掲載されていた(支援団体が他の場所で開催した際の風景)。顔写真掲載について「配慮が足りないのではないのか」と図書館関係者が市民図書館に指摘したところ、CCCは「この写真は、主催者のこども食堂から借りたもの。もし保護者からクレームがあれば主催者に伝える」と回答。自らが主宰したイベントだったにもかかわらず、支援団体を「主催者」と呼んで責任転嫁。市教委は「CCCに任せている」と回答。
2021年2月 司書資格者率激減問題 全面開館直後の7月に朝日新聞がCCCの指定管理になってから司書資格者数が半減したと報じていた問題について、詳細な情報開示を求めていたところ、2019年3月末の直営時代は37名中32名が司書資格を保有=有資格率88%だったのが、CCC指定管理になった2020年6月末には77名中26名と有資格率33%までダウンしていたことが判明。神奈川県海老名市では、司書資格者を「全従事者の5割以上」を要求していたのに対して、和歌山市では「パートを除く全従事者の5割以上」として、フルタイム勤務者20名程度の半数で要件をクリアできるように条件を極端に緩和していたことが判明した。
2021年3月 読めない開業準備報告書提出事件 和歌山市がCCCに約1億円かけて新図書館への移転業務を委託。その開業準備報告書が情報開示請求によって開示されたが、そのなかで「配架スケジュール」として掲載されていた図が不鮮明で、記載内容が読めなかったため、担当部署に問い合わせると「うちでも読めないんです」と回答。和歌山市は、1億円払ってCCCから“読めない報告書”を受け取ったことになる。

※これら個別の事件・疑惑については、筆者ブログ『ほぼ月刊ツタヤ図書館』にて随時、詳細にレポート中

JRA 忍び寄る「刺客」に川田将雅は戦々恐々!? 宝塚記念(G1)レイパパレ参戦で「現役最強馬決定戦」実現も素直に喜べない裏事情

 4日の大阪杯(G1)を制し、デビューから無傷の6連勝でG1馬へ駆け上がったレイパパレ(牝4、栗東・高野友和厩舎)が、6月27日に阪神競馬場で行われる宝塚記念(G1)に参戦する。同馬を所有するキャロットクラブが27日、ホームページで発表した。

 春のグランプリといわれる宝塚記念だが、暮れのグランプリ・有馬記念(G1)に比べると6月下旬の開催時期と遅め。そのため、世代を超えた実力馬が集まることが多く、1年の総決算といった意味合いの強い有馬記念に比べると、有力馬の回避も多く寂しいメンバーとなることも珍しくはない。

 しかし、今年は近年稀に見る好メンバーによって争われることが濃厚だ。

 無敗の三冠馬コントレイルが早々に出走を表明。先週のクイーンエリザベス2世C(G1)を制したラヴズオンリーユー、昨年に続く連覇を狙うクロノジェネシスなど、有力各馬が続々と参戦を決定。さらに無敗のレイパパレも出走するとなれば、現役最強馬決定戦といっても過言ではない。

 我々競馬ファンにとっては非常に楽しみな一戦となるのだが、レイパパレの参戦を素直に喜べないのが同馬の主戦を務める川田将雅騎手かもしれない。

 川田騎手はクイーンエリザベス2世Cを制したばかりのラヴズオンリーユーというお手馬もいる。同馬は長らくM.デムーロ騎手とコンビを組んでいたが、コンビを解消した京都記念(G2)を川田騎手の手綱で快勝。レース後には陣営も中間の追い切りからコンタクトを取った川田騎手を絶賛するコメントを出した。

 海外遠征では外国人騎手が騎乗したとはいえ、国内戦ではコンビ続行が濃厚と考えられるため、同じくお手馬のレイパパレと鞍上問題が発生することになる。

 一時期の不振から完全に立ち直ったとはいえ、ラヴズオンリーユーは5歳馬。これに対し、レイパパレは4歳と若い上に大阪杯でコントレイルやグランアレグリア、サリオスなどトップクラスを相手に大楽勝しているだけに、まだ無敗と底を見せていないレイパパレは魅力的だろう。

 だが、すんなりと決まらなさそうなのが、C.ルメール騎手の存在である。

「大阪杯はグランアレグリアが出走したこともあってルメール騎手は同馬に騎乗しましたが、宝塚記念の騎乗馬はまだ決まっていません。天皇賞・春(G1)に出走するアリストテレスも前哨戦の阪神大賞典で大敗したように、トップクラスと呼ぶにはまだまだ疑問です。宝塚記念に出てきたとしても、これらの強力メンバー相手に1番人気とはならないでしょう。

そうなるとレイパパレに騎乗する可能性は十分にあると思います。2頭はいずれもルメール騎手を”ファーストドライバー”とするノーザンファームの生産馬です。鞍上問題が発生する川田騎手に対し、ルメール騎手が空いているならば、川田騎手がラヴズオンリーユー、ルメール騎手がレイパパレとなっても不思議ではありません」(競馬記者)

 また、仮にこのような結果となったとしても驚けない過去の経緯もある。

 レイパパレは昨年の秋華賞(G1)に登録していたが、川田騎手はリアアメリアの騎乗が決まっていたため、キャロットクラブはルメール騎手とのコンビを発表。最終的に4/6の抽選に外れて除外となり、川田騎手が大原S(3勝クラス)でコンビ続行となった。

 再びお手馬2頭がぶつかることになってしまった川田騎手。前回の危機はなんとか切り抜けることに成功したが、今回はルメール騎手に奪われてしまう可能性も残されており、レイパパレの宝塚記念参戦を素直に喜べないのではないだろうか。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

インド、最悪のコロナ感染爆発を生んだ「楽観論」と「ヒンズー教至上主義」

 「(新型コロナウイルスが猛威を振るうインドの状況は)悲痛の域を超えている」 

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は26日の記者会見で危機感を露わにし、「WHOはすべての手を尽くして、支援を急いでいる」と述べた。インドの1日当たりの新規感染者数は連日30万人を超え、世界最多となっており、コロナ感染の治療に使う医療用の酸素が不足するという異常事態となっている。モディ首相は25日「感染の『嵐』がインドを揺るがしている」と嘆いたが、「その責任はヒンズー教至上主義を掲げるモディ政権自身にある」との批判が高まっている。

 インドでは今年初めから「新型コロナウイルスを克服した」という楽観的な観測が広がったため、4月半ばに大規模な宗教行事が予定通り開催されたが、これが致命傷となった。その宗教行事とはヒンズー教の教えに基づく「クンブメーラ」である。12年に一度行われるインド最大の宗教行事であり、インド北部の聖地ハリドワールなどで12日から開催され、400万人以上の巡礼者が集まったといわれている。

「神聖な水(ガンジス川)で沐浴すれば神様は新型コロナから守ってくれる」と信じる巡礼者の多くは、マスクを着用せず、ソーシャルディスタンスも保っていなかった。だが、その願いが神に届くことはなかった。医療関係者が危惧していたとおり、新型コロナの感染爆発が起きたせいで、ヒンズー教の指導者らの反発を懸念して祭りの開催を中止できなかったモディ政権が窮地に追い込まれているのである。

 世界経済への影響も懸念され始めている。全米商工会議所幹部は26日、「インド経済が新型コロナウイルス感染急拡大で大不況に陥り、世界経済の下押し要因になる恐れがある」との見方を示した(4月26日付ロイター)。

 100年前にパンデミックを引き起こしたスペイン風邪(1918~1920年)により、世界全体で数千万人以上の犠牲者が出た。その半分はインドで発生したといわれているが、新型コロナでもインドは世界最大の犠牲を余儀なくされてしまうのだろうか。当時のインドは英国の植民地だったが、現在のインドは世界で重要な役割を担う大国の一つに数えられる存在になっている。

米国の態度を一変させた中国の動き

 中国の拡張主義を牽制するため、日本や米国、豪州はインドとともに「クアッド」を形成、今年3月に初めての首脳会議を遠隔で行った。中国などのワクチン外交に対抗するため、クアッドは「来年末までに10億回分以上のコロナワクチンを東南アジア地域に供給する」ことで合意したが、その中心的な役割を期待されていたのは世界のワクチン大国インドだった。しかし肝心のインドが新型コロナのパンデミックで大打撃を受け、国内で急増する感染者向けの供給で手一杯となってしまった。

「このままではクアッドによるワクチン供給は『絵にかいた餅』となってしまう」と慌てた米国は25日、英国やEUに続く形でインドへの支援を表明した。アストラゼネカ製ワクチンの生産に必要な原材料のほか、検査キット、治療薬、人工呼吸器などを供給する、ワクチン増産に必要な資金を支援するという充実した内容だが、バイデン政権は当初国内の世論などを考慮し、インドへの支援に消極的だったようである。

 米国の態度を一変させた陰には中国の動きがあった。中国外交部は24日、「インドに支援を行う準備はできており、インド側と交渉を行っている」ことを明らかにした。中国の複数のメディアは「ワクチンの米国ファーストに基づく輸出規制により、米国はインドの首を絞めている」などと世論工作を仕掛けていたことに、米国側が「クアッドの重要メンバーであるインドを失ってはならない」との警戒感を強めたというわけである。

ミャンマー情勢への影響

 インドの新型コロナの感染爆発は、ミャンマー情勢にも悪影響を及ぼすのではないだろうか。世界的に孤立しつつあるミャンマー国軍の数少ない友人はロシア、中国、インド、タイなどであると言われているが、「混沌とするミャンマー情勢に最も頭を悩ませているのは中国とインドである」と筆者はかねてから考えている。ミャンマーに多大な利権を有する中国と、北東部の分離独立派の掃討にミャンマー国軍の協力を得ているインドは、それぞれの思惑から事態を静観してきたが、新型コロナでインドが満身創痍となったことで、その微妙なバランスが変わってしまう可能性があるからである。

 日本ではあまり知られていないが、ミャンマーには総人口の3%を占める160万人以上の中国系住民が暮らしている(4月23日付クーリエ・ジャポン)。国軍によるクーデター発生以来、40以上の中国系の現地企業などが襲撃されたが、3月にはデモに参加していた少女が国軍の銃弾に倒れ、中国系としては初の犠牲者となった。中国国内のネットにこの事態を静観する政府を「弱腰」と非難する書き込みが殺到し、政府が情報統制する事態となった。

 彼女の死をきっかけに、ミャンマーでは過去に「華人排斥事件」を経験した中国系住民の間に新たな反中運動への不安が広がっている。1967年、当時の軍事政権が中国で猛威を振るっていた文化大革命が波及することを恐れ、「赤い(=コミュニストの)中国人は出ていけ」というスローガンを叫んだことが原因だとされている。中国は当時のビルマと国交を断絶したが、実力行使に訴えることはなかった。今や「世界の超大国」だと自任するようになった中国は、インドの牽制力が弱まっている現状でミャンマーで華人に対する弾圧が起きるような事態になれば、「自国民」保護を理由にミャンマーに介入するかもしれない。

 過去の歴史を振り返ると、疫病の発生によるパワーバランスの変化が大規模戦争を引き起こす原因となった事例は少なくない。インドの感染爆発に端を発する国際情勢の流動化に要警戒である。

(文=藤和彦/経済産業研究所コンサルティングフェロー)

●藤和彦/経済産業研究所コンサルティングフェロー

1984年 通商産業省入省

1991年 ドイツ留学(JETRO研修生)

1996年 警察庁へ出向(岩手県警警務部長)

1998年 石油公団へ出向(備蓄計画課長、総務課長)

2003年 内閣官房へ出向(内閣情報調査室内閣参事官、内閣情報分析官)

2011年 公益財団法人世界平和研究所へ出向(主任研究員)

2016年 経済産業研究所上席研究員

2021年 現職