パチンコ新台『北斗の拳』越えを狙う “アノ大物”が参戦! 出玉・連チャン力は最高レベル…激熱バトルを堪能せよ!!

 現在のパチンコ業界において、欠かせない存在となっているタイアップ機。ゲームや有名人など種類は様々だが、その中でも高い実績を誇るのは漫画・アニメとのタイアップ作だろう。

 新たな客層を呼び込むなど、その実績は申し分ない。現在もホールでは、漫画・アニメとのタイアップ機が多く活躍している。来月も同分野から新機種が続々と登場予定。豪華ラインナップとなっており、注目を集めている状況だ。

 シリーズ化されている人気作品「地獄少女」からは、登場キャラクター「きくり」が主役を務める『P地獄少女 きくりのお祭りLIVE』が発売予定。大当り確率が1/69.9と極めて軽い上にRUSH継続率は驚異の約92%と、お馴染みの超ループ仕様を継承された仕上がりとなっている。

 また、戦車×美少女という異色の組み合わせでヒットしたアニメ作品からは『Pガールズ&パンツァー 劇場版』がスタンバイ。大当り確率1/199.8のライトミドルタイプで、1種2種混合の突破型スペックとして登場予定だ。

 初当りの大半がラウンド消化後に「時短1回+残保留4回」の戦車道チャレンジへ移行。ここで1/7.2となる大当りを射止めれば、約83%の継続率を誇る「戦車道(時短6or200回+残保留4回)」へ突入だ。右打ち中は50%で約1000発を獲得できるため、一撃にも十分に期待できる。

 そして、アニメ・マンガ版権の最新機種の中でも、特に注目を集めているのは『P北斗の拳8 救世主』であろう。大当り確率1/319.7のミドルタイプで、確変ループタイプ。過去作で絶大な人気を誇ったバトルスペックが採用されている。

 ヘソ大当り時の確変突入率は50.2%。ここを突破できれば「BATTLE MODE」へ突入し、以降はトータル84%(時短引き戻し含む)でループする。モード中はバトルにすれば全て「10R約1500発」の出玉を獲得でき、同比率は75%と極めて高い。王者の風格漂うパワー溢れる仕上がりに、ファンのボルテージも最高潮に達しているだろう。

『地獄少女』『ガールズ&パンツァー』『北斗の拳』という強力なラインナップ。5月もアニメ・マンガ版権がパチンコ分野を大いに盛り上げてくれそうだが…。

 これら大型タイトルに続く「アノ神作」も遂に動き出した。命を懸けた極限の勝負を描いた人気作品『カイジ』である。パチンコ化されてから多くのファンの心を掴んだシリーズ機。その最新作が2スペック公開され、大きな話題となっている。

『P弾球黙示録カイジ5 電撃チャージVer.A』(高尾)

■大当り確率:1/319.6
■右打ち中図柄揃い確率:約1/6.2
■Eカードバトルモード突入率:約64.9%
■TOTAL継続率:約82.6%
■Eカードバトルモード転落確率:約1/24
■最大払い出し玉数:1500発
■時短回数:1or128回
■賞球数:2&1&5&1&5&15
■ラウンド数:4Ror10R/10C
○○○

『P弾球黙示録カイジ5 電撃チャージVer.B』(高尾)

■大当り確率:1/319.6
■右打ち中図柄揃い確率:約1/8.1
■Eカードバトルモード突入率:約61.7%
■TOTAL継続率:約84.1%
■Eカードバトルモード転落確率:約1/36.9
■最大払い出し玉数:1500発
■時短回数:1or128回
■賞球数:2&1&4&6&1&5&15
■ラウンド数:4Ror10R/10C
○○○

 人気シリーズ最新作『P弾球黙示録カイジ5電撃チャージ』が『Ver.A』『Ver.B』の2スペックでリリース予定。どちらも大当り確率1/319.6で、新スペック「1種2種転落式バトル」を採用している。

 初当りの50%でRUSH「Eカードバトルモード」へと突入し、以降は基本的に転落抽選よりも早く図柄揃いを引き当てるゲーム性。2スペック共に継続率は80%オーバーで、1500発が払い出される10R比率も「79.5%(Ver.A)~67.1%(Ver.B)」と高い連チャン力と出玉性能を実現している。

 導入予定日は5月24日。カイジの世界観を忠実に再現した本機が、出玉をかけた熱いバトルを演出してくれるだろう。

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松坂桃李、中村倫也、松田龍平…30代“おっとり系俳優”の快進撃が続く理由とは?

 とある番組収録現場で松坂桃李を見た女性スタッフたちが、「松坂さんみたいなおっとりした雰囲気の俳優さんはいいですよね」とうれしそうに話す声を聞いたことがある。松坂と言えば、昨年12月に戸田恵梨香との結婚を発表したばかりだが、撮影現場での評判がよく、男女を問わずとにかくモテるのだ。

 ただ、おっとりとした雰囲気のモテ俳優は松坂だけではない。中村倫也、松田龍平、高橋一生、林遣都、窪田正孝、柄本佑、山田裕貴……彼らには仕事のオファーが相次ぎ、撮影現場で愛され、視聴者からの人気を集めている。

 実際、今春も中村倫也が『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系)、松坂桃李が『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系)、松田龍平が『大豆田とわ子と三人の元夫』(関西テレビ・フジテレビ系)に出演しているが、なぜ今、彼らのような“おっとり系俳優”がモテるのか。

演技とのギャップをつくり出す佇まい

 彼らを語る上で真っ先に挙げておかなければいけないのは、「演技派」と呼ばれるほどの演技力。ドラマや映画のイベント、バラエティや情報番組などの出演時は、おっとりとした雰囲気で癒やしを感じさせているが、演じ始めたとたん、それを忘れさせる熱さ、強さ、怖さ、悪さなどを見せつける。演技の振り幅や、普段とのギャップで人々の心をつかんでいるのだ。

 そのギャップは演じているときだけでなく、イベントやバラエティへの出演時にも感じさせている。彼らは終始おっとりとした佇まいながら、いざ自分がしゃべるタイミングになると、クスッと笑えるコメントを連発。たとえば、中村倫也は話術に長け、松坂桃李は自虐で、松田龍平はボソッとつぶやいて笑いを誘っている。つまり、彼らのような優れた俳優はトークのときですら、「自分の出番に強い」ということだろう。

 そして、もうひとつ重要なのは、女性層からの支持。現在のドラマシーンでは視聴率・クチコミの両面で女性層の支持を得ることが重要視されており、その点で彼らは他の俳優よりもアドバンテージがある。

 作品で演じているときは「かっこいい」のだが、バラエティなどでしゃべるときは「かわいい」。冒頭に挙げた“おっとり系俳優”たちの顔を思い出してほしい。いずれも母性をくすぐるような、はにかんだ笑顔のイメージが浮かばないだろうか。芸人ばりのトークやギャグを見せるバラエティ慣れした俳優が増える中、彼らのような控えめなスタンスの俳優が女性層の好感度が高いのは当然かもしれない。

「おっとりのフリ」をしている俳優も

 ただ彼らは演技派だけに、“おっとり系俳優”というイメージを演じている可能性もあるだろう。もともと俳優は決められたセリフを話すことが仕事のため、フリートークが苦手な人も多く、「おっとり系のフリをして乗り切ろう」とする人も少なくないのではないか。

 また、前述したように、演じる役柄とのギャップをつくるために、普段は“おっとり系俳優”になりきっている人もいるはずだ。さらに、世間の人々からの「“癒やしキャラ”であってほしい」という期待に応えようとしている人もいるだろう。

 ちなみに今春のドラマに出演している3人と実際に会ったときの印象を挙げていくと、中村倫也は「サービス精神旺盛で、話を聞けるし、自ら話すこともできる」。松坂桃李は「まじめで謙虚だが、いったん話し出すと冗舌」。松田龍平は「本当におっとりとしているけど、指摘は鋭かった」。当然かもしれないが、おっとりしているところもあれば、おっとりしていないところもあるのだ。

 コロナ禍の重苦しいムードが続いているだけに、彼らのような“おっとり系俳優”へのオファーが減ることはないだろう。事実、彼らより若い10代や20代前半の“おっとり系俳優”も現れ始めている。

 少し話はそれるが、今春は朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)に谷原章介、『ラヴィット!』(TBS系)に麒麟・川島明と、おっとりとしたイメージのあるMCが就任した。今後しばらくの間は、“おっとり系芸能人”が業界の中核を担っていくのではないか。

(文=木村隆志/テレビ・ドラマ解説者、コラムニスト)

●木村隆志(きむら・たかし)
コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』(フジテレビ系)、『TBSレビュー』(TBS系)などに出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)など。

JRA 武豊、天皇賞・春(G1)参戦! キタサンブラックで2連覇、キズナで2連敗……平成の盾男と「26戦8勝」の歴史

 盾男の帰還である。今週行われる第163回天皇賞・春(G1)に、平成の盾男こと武豊騎手の騎乗が決まったのだ。

 骨折で戦線を離脱していた武豊騎手が、今週いよいよ復帰する。そしてその復帰週に行われるG1レースの天皇賞・春に、いきなり騎乗が決まったのである。今回騎乗するのは条件馬で格下のディバインフォースだが、武豊騎手の騎乗によって期待せざるを得ない穴馬に急浮上。ファンもマスコミも簡単には無印にできない状況となった。

 武豊騎手といえば、天皇賞・春で誰よりも結果を残してきた。

 ここまで26回騎乗して8勝2着6回、つまり勝率は30.7%で連対率は50%を超える圧倒的な相性を誇っている。今回はデビュー35年目で27回目の騎乗となるが、レースに向けて武豊騎手の騎乗成績を振り返ってみたい。

 武豊騎手が初めて天皇賞・春に騎乗したのは1989年。当時4番人気だったイナリワンで見事、初騎乗初勝利を成し遂げている。イナリワンは地方の大井競馬出身で、この天皇賞・春は移籍3戦目のレース。ここまでJRAでは2戦して4着5着だった同馬をこの大舞台で、しかもレコードタイムで圧勝。2着のミスターシクレノンには0.8秒も差をつけている。

 そして2勝目は、その翌年の1990年。菊花賞馬スーパークリークで2年連続勝利を果たした。そして3勝目と4勝目は1991年と1992年のメジロマックイーン。古馬になって初めてコンビを組み、難なく快勝。翌年も快勝し2連覇も果たしたが、3連覇の偉業はライスシャワーに阻まれてしまった。

 天皇賞・春の初騎乗から4年連続で勝利という偉業を達成。これをデビュー3年目の若手騎手が果たしたのだから、誰もが天才と認めざるを得ないものであった。しかし前述したように、メジロマックイーンの3連覇、つまり武豊騎手の5年連続天皇賞・春優勝は、ライスシャワーによって阻まれている。

 続く1994年は皐月賞馬ナリタタイシンで挑むも、菊花賞馬ビワハヤヒデの前に2着敗退。残念ながら勝利はできなかったものの、6年連続2着以内は十分すぎる成績だったといえよう。

 1995年はハギノリアルキングで3着に好走したものの、1996年はカミノマジックで16着に大敗。とはいえ、同馬は11番人気の低評価と明らかに実績不足だったことは否めない。1997年はマーベラスサンデーに騎乗するも、マヤノトップガンの前に3着に敗退。1998年は騎乗馬がなく、ここで天皇賞・春の騎乗は9年連続でストップとなった。

 しかし1999年は日本ダービー馬スペシャルウィークに騎乗。メジロブライト、セイウンスカイ、シルクジャスティス、ステイゴールド、マチカネフクキタルといったハイレベルな相手に見事勝利を達成、通算5勝目となった。

 翌2000年はラスカルスズカで挑むも王者テイエムオペラオーの2着、2001年の騎乗はなく、2002年はジャングルポケットでマンハッタンカフェの2着。2003年はダイタクバートラム、2004年はリンカーンでともに1番人気に支持されるも3着と13着となり、2005年は牝馬アドマイヤグルーヴに騎乗するも11着に敗退、なかなか勝利を掴むことができなかった。

 そんな状況を吹き飛ばしたのが、2006年のディープインパクトだ。無敗の三冠馬であり、単勝1.1倍という圧倒的な支持を集めた同馬に騎乗し、見事レコードタイムで勝利。その強さに誰もが酔いしれた。

 2007年は騎乗がなく、2008年はメイショウサムソンに騎乗するも2着惜敗。2009年はモンテクリスエスで3着、2010年は落馬で骨折し予定していたフォゲッタブルに騎乗できず。2011年は2番人気ローズキングダムに騎乗するも11着に大敗。2012年はウインバリアシオンで3着、2013年はトーセンラーに騎乗するもフェノーメノの2着に惜敗。そして2014年と2015年はキズナに騎乗してともに1番人気に支持されたが、2014年はフェノーメノ、2015年はゴールドシップを相手に敗退している。

 2006年のディープインパクトを最後に勝利がなかったこともあり、世代交代の影がちらついていたが、そんな不安を払拭したのがキタサンブラックとの2連覇だ。

 2016年はカレンミロティックとの激戦を制しハナ差で勝利、2017年は圧倒的な強さを見せてレコードタイムで完勝。負かした相手もサトノダイヤモンド、シュヴァルグラン、ディーマジェスティ、ゴールドアクター、ワンアンドオンリー、レインボーラインといった実力馬がズラリ。現役最強の座を確固たるものとした。

 2018年は騎乗停止でクリンチャーに騎乗できず、2019年は香港遠征のため騎乗できなかった。久々の参戦となった2020年は癖馬キセキと初コンビ。名手への乗り替わりは話題となり、3番人気に支持されるも6着に敗退している。

 以上のように、これまで26回騎乗して8勝2着6回3着4回。勝率30.7%、連対率53.8%、複勝率69.2%という圧倒的な成績となっている。

 ただし傾向もはっきりしており、3着以内の好走は最初の4番人気イナリワンを除きすべて3番人気以内。今回騎乗するディバインフォースは2勝クラスを勝ち上がっただけの格下馬で、人気薄が濃厚。さすがの武豊騎手といえど、同馬で上位に好走するのは至難の業だろう。それでも何かやってのけるかもしれない。多くのファンはそんな期待を抱いている。

 この天皇賞・春で武豊騎手がアリストテレスやワールドプレミア、ディープボンドなどを相手にどんな騎乗を見せるか、その一挙手一投足から目が離せない。


■武豊騎手・天皇賞・春成績

1989年 1着 イナリワン
1990年 1着 スーパークリーク
1991年 1着 メジロマックイーン
1992年 1着 メジロマックイーン
1993年 2着 メジロマックイーン
1994年 2着 ナリタタイシン
1995年 3着 ハギノリアルキング
1996年 16着 カミノマジック
1997年 3着 マーベラスサンデー
1999年 1着 スペシャルウィーク
2000年 2着 ラスカルスズカ
2002年 2着 ジャングルポケット
2003年 3着 ダイタクバートラム
2004年 13着 リンカーン
2005年 11着 アドマイヤグルーヴ
2006年 1着 ディープインパクト
2008年 2着 メイショウサムソン
2009年 12着 モンテクリスエス
2011年 11着 ローズキングダム
2012年 3着 ウインバリアシオン
2013年 2着 トーセンラー
2014年 4着 キズナ
2015年 7着 キズナ
2016年 1着 キタサンブラック
2017年 1着 キタサンブラック
2020年 6着 キセキ

【8,6,4,8】勝率30.7% 連対率53.8% 複勝率69.2%

帝京第五高の剣道部総監督が部員から“誕生日祝い”集金で解雇…最低教育者の異常な感覚

「集団生活ですので、人に迷惑をかけないということが一番。そして、わがままも言わない」――いったい、どの口が言っているのか。

 自分の誕生日祝いとして、高校生の部員全員から1人5000円ずつ、合計14万5000円を受け取ったとして解雇された、愛媛県の帝京第五高校・元剣道部総監督は、とあるインタビューでこのように語っていた。

 社会人となったOBに寄付を募るならまだしも、稼ぎのない学生から5000円ずつ集める教育者など、お目にかかったことがない。生徒たちが感謝の意を表して自発的に行うならまだしも、半ば強制的な集金が数年にわたって行われていたという。教育者として最低である。

「後輩には出させない」無言のルール

 筆者は中学・高校と6年間、剣道部で汗を流していた。当時の監督は厳しかったが、私が週に1~2回のアルバイトに行くときは、黙って部活を休ませてくれた。

「後藤、バイトをするのはなぜだ?」

「竹刀と防具を買いたいんです」

 こう返答すると、土曜日と日曜日は休ませてくれた。筆者がキャプテンやレギュラーであれば許してくれなかったかもしれないが、次鋒候補の7人目(剣道の団体戦は先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の5人1組)だったこともあり、見過ごしてくれた。

 当時、野球部員は冬休みになると年賀状配達をして部費を稼いでいた。県立高校で活動資金に乏しく、1、2年生の部員全員でバイトをするのだ。野球部の監督は自らの給料からいくらかを部費に回し、同僚の先生方から数千円ずつカンパをしてもらっていたとも耳にした。

 筆者は大学生になり、別の体育会系部活に所属した。後輩を引き連れて酒を飲みに行く際の飲み代は、必ず先輩もちである。筆者のバイト代は後輩との酒代で消えていったが、「またバイトすりゃいい」と常に思っていた。基本的に、年下の後輩から金をもらうのは先輩として失格だと思っていたからだ。

 当時の監督やコーチは厳しかったが、酒の席では無礼講で、飲んでも学生にはお金を出させなかった。「後輩には金を出させない」という無言のルールが、部内に存在したのだ。

 そんな時代を過ごした筆者は今、草野球チームの監督をしている。チームメイトには社会人のほかに学生もいるが、部費を学生から徴収したことは一度もない。試合に来るのに交通費がかかるバイト学生から、1回1000円といえども受け取るのは非常識である。

「ユニフォームを買う金がないです」と言われたら、お古のユニフォームをタダで渡す。こうしたことは、お金を稼いでいる大人として当然である。学生からお金を受け取るなど、大人のすることではないのだ。

酒癖が悪かった“聖職者”の方々

 だからこそ、この元総監督の行為にはため息が出てしまう。

 組織の中でトップに立つと社会の空気が読めなくなるケースが多いが、おそらく元総監督も“裸の王様”だったのだろう。今の時代、自分の私利私欲で学生から集金などしたら、バレて批判されるのは目に見えている。結果として、総監督をクビになるのも当然だ。そうしたことがわかっていないのは、「権力がありすぎて」視野が狭くなっていたからだろう。

 大学生のとき、筆者はパブスナックバイトしていた。当時、集団で飲みに来ると酒癖の悪くなるお客様がいた。世間で“聖職者”と言われる職業の方々である。仕事のストレスが強いのか、飲んだときの騒ぎっぷりはすごかった。他の客にからんだり、酔いつぶれてトイレから出てこなかったり。挙げ句の果てに店員に「酒を早く持ってこい!」と命令するなど、全員が全員ではないが、ひどい酔い方だったことを覚えている。

 お堅い職業ほど、飲むとハメを外す。それは今も同じなのだろうか。

(文=後藤豊/フリーライター)

新型ヴェゼル、ヤリスクロスではない本当のライバルとは?N-BOXに食われる人気のホンダ車

 4月23日に2代目となる新型ホンダ「ヴェゼル」が正式発売となった。2月18日にワールドプレミアされていたのだが、正式発売のタイミングで、ホンダは予約受注台数が1万7000台(月販目標台数5000台)になったと発表している。

 新型ヴェゼルは先代に比べると、威風堂々とした顔つきなどを採用し、質感も高められているが、ボディサイズはほとんど変わっていない。そして、ライバルとしては、トヨタ「C-HR」、トヨタ「ヤリスクロス」、日産「キックス」などが挙げられている。

 そこで、サンプルとして、C-HRとヤリスクロスのデビュー時の売れ行きを見ると、C-HRは発売後1カ月時点での累計受注台数が4万8000台となったことを、トヨタはリリースで発信している。ヤリスクロスはリリース発信こそ確認できなかったものの、多くのメディアでは発売後1カ月での累計受注台数が4万台になったと報じていた。

 新型ヴェゼルの1万7000台はあくまで予約受注段階の数値となるので、これに4月23日から1カ月間の受注台数が加わり、C-HRの4万8000台やヤリスクロスの4万台と同条件となるが、人気車の発売直後とはいえ、さすがに1カ月で3万台を上乗せできるとはなかなか考えられない(「N-BOX」の月販台数を軽く超える)。予約受注台数で見ると、新型ヴェゼルは比較的静かな正式発売を迎えたという印象を筆者は受ける。

 初代ヴェゼルは2013年12月に正式発売されている。クロスオーバーSUVの中でも、クーペのような流麗なスタイルを採用する“クーペSUV”と呼ばれるカテゴリーに属しており、それは2代目でも継承されている。

 C-HRは2016年12月に発売されており、ヴェゼルよりもさらにクーペSUV色の強いキャラクターとなっている。2016事業年度締め(2016年4月から2017年3月)の年間販売台数は、先代ヴェゼルが7万3583台なのに対し、C-HRは4万3600台だった。ただし、先代ヴェゼルは年間でフル販売しているが、C-HRは2017年1月から3月の3カ月しかフル販売していない。このあたりを考慮して月販平均台数を見ると、C-HRがヴェゼルの2倍強の勢いで販売していることになる。

 2017事業年度締めはC-HRの圧勝となっているが、その後はC-HRの販売状況が比較的短期間で落ち着いてしまったこともあり、2018事業年度締め、2019事業年度締めでは、僅差でC-HRの方がヴェゼルより売れていた。ただ、ヴェゼルがモデル末期となった2020事業年度締めでは、20台という僅差であるが、ヴェゼルがC-HRを抜いている。

 これは、ヤリスクロスの登場でC-HRがヤリスクロスに食われてしまったことも大きく影響しているようにも見えるが、ヴェゼルも月販平均台数で2342台となっており、今時は「月販で2000台超えればヒット車」とも言われているので、末期モデルにしては大健闘していたといっていいだろう(特価セールも積極的に行われたようだ)。

 圧倒的な販売力を持つトヨタで2020年5月からスタートした“トヨタ系ディーラー全店での全車種(一部除く)併売化”以前より、C-HRはトヨタ系ディーラーすべてで購入できたのだが、先代ヴェゼルが販売面で健闘できたのは、C-HRが極端なクーペSUVスタイルを採用した結果、後席居住性や積載性能で不満が出ていたことも大きい。先代ヴェゼルは、“C-HRより使えるクーペSUV”としての強みを持っていたといえる。

N-BOXに食われる人気のホンダ車

 販売面だけで見れば、新型ヴェゼルの最大のライバルはC-HRよりはヤリスクロスとなりそうなのだが、より強力なライバルはホンダ車の中にいる。

 先代ヴェゼル、N-BOX、「フィット」「フリード」の2020事業年度締めの各単月の販売台数推移をグラフにしたものを見てもらいたい。この4車はホンダ車の中でも人気の高いモデルとなるので、あえてグラフ化した。

 グラフを見てわかるように、N-BOXが群を抜いている。しかし、N-BOX は2020年12月にマイナーチェジを行っており、2020事業年度の大半は末期モデルとなっていたので、決して絶好調というわけでもなかった。

 この4車について、2020事業年度における月販平均台数を見ると、月販目標台数に対して、N-BOXは約109%、フィット約78.5%、フリード約101%、ヴェゼル約46.8%となった。

 注目すべきはフィットである。フィットは2020年2月に正式発売となっているにも関わらず、2020年4月から2021年3月までの各単月すべての販売台数が月販目標をクリアできていないのである。月販目標台数1万台というのが少し高めにも見えるが、とにかくメーカーの期待を裏切る結果となっている。

 フリードの月販平均台数が100%をほんの少しオーバーしているが、これは「ステップワゴン」の2020事業年度締めの月販平均台数が約3007台で月販目標台数に対し約60.1%となっているのを見ると、ステップワゴンを見に来たが結局フリードになった、というパターンが顕著だったことを物語っている。

 フィットについては、N-BOXに食われてしまっているのは否定できないだろう。N-BOXに食われるのはフィットだけではなく、ステップワゴンやフリードユーザーが「3列シートを使わなくなった」などの理由で「N-BOXで十分」ということで、かなり大きいホンダ車からのダウンサイザーもN-BOXが吸収してしまっている。前述した先代ヴェゼルの今ひとつ勢いがない販売台数の推移も、単にC-HRが登場しただけでなく、N-BOXの存在が招いた結果といっていいだろう。

 先代ヴェゼルの頃、あるホンダカーズ(ホンダ系ディーラー)のセールスマンは「ヴェゼルを見に来られたお客様がフィットのクロスター(SUV風モデル)になるというならまだいいですが、N-BOXを契約していくことも珍しくありません」と嘆いていた。

 また、別のホンダカーズのセールスマンは「新型ヴェゼルが登場したこともあり、モデルの古さがさらに際立ってしまい、これでCR-Vはますます売れなくなる」と語ってくれた。

 ホンダカーズでは、トヨタのようにバランスよく新車を“売り分ける”ことが苦手な傾向があると筆者は感じている。セールスマン自らお客へ売りたいクルマをプロモーションするのではなく、お客の希望するクルマをそのまま売っているようにも見える。ショールームを訪れて「今日は何を見に来られましたか」とセールスマンに聞かれれば、ついつい知名度の高い「N-BOXを見に来た」と言ってしまうことも多いだろうが、そのまま商談が進んでしまうようである。そこで積極的にお客の趣向性やクルマの使い方を聞いて勧めるクルマを選べば、違った販売実績となっていたかもしれない。

 また、ホンダはディーラーがストックしている在庫車販売がメインなので、“卵が先か鶏が先か”ではないが、なかなか売れないモデルは受注生産となり、納期が延びるだけでなく、値引きも伸び悩むことになる。結果的に、在庫状況の良い一部の人気車(軽自動車やコンパクトカーメイン)を集中して売ってしまうことにもなるようだ。「オデッセイはほぼ受注生産となり、4カ月ほど納期がかかる」との話も聞いたことがある。

 新型ヴェゼルでは最上級グレードの「PLaY」にオーダーが集中し、納期が遅延しているのだが、そのあたりの事情については次回に詳述したい。

(文=小林敦志/フリー編集記者)

夫の話もカット…石原さとみ、インタビュー取材後に掲載NG連発の複雑な事情

 あの人気女優が、またしても視聴率低迷に苦しんでいるようだ――。

 今クールの連続テレビドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)の第3話が28日に放送され、平均視聴率(世帯)は8.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)となった。石原さとみと綾野剛がW主演を務めることもあり、話題を呼んでいたが、第1話が10.5%、第2話が8.9%と、ジリジリと視聴率を落としている。

 石原といえばここ最近、『高嶺の花』(2018年/日テレ系)、『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』(19年/TBS系)、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(20年/フジテレビ系)と、主演ドラマがたて続けに全話平均視聴率1桁に終わるなど、辛酸をなめている。

「視聴者も主演女優が誰かで見るドラマを決める時代でもないので、視聴率低迷の責任が石原にあるわけでもないでしょう。ただ、もし4作連続でコケたとなれば、さすがに所属事務所のホリプロとしても危機感を抱くでしょう。石原も結構視聴率を気にするタイプですし、ホリプロとしても、やはり“低視聴率女優”というイメージがつくのは痛手ですからね」(テレビ局関係者)

 そんな石原が満を持して挑んだ今回のドラマ。海を守りたい海洋学者・渚海音(石原)と、マリンリゾート開発を手掛ける蓮田トラストの御曹司・蓮田倫太郎(綾野)の恋を描くラブコメディータッチのストーリーとなっている。撮影が始まった1月中旬には石原が新型コロナウイルスの陽性が判明し、自宅療養を余儀なくされるという不運に見舞われた。これを受け綾野が激怒したという一部報道もみられたが――。

「まったく、そんなことはなかったですよ。石原はクランクイン前まで綾野のことを寡黙な人だと思っていたらしく、自分のコロナ感染もあり、綾野に対しかなり萎縮していた。無事に2月から撮影に復帰を果たした際には、早くに現場入りしてスタッフに『綾野さん、もう入ってますか?』と確認をしてました。かなり緊張している様子で、スタッフ一人ひとりに頭を下げて回り、綾野にも何度も『ごめんなさい』と謝っていましたが、綾野のほうは『どっから話が漏れたんだろうって、スタッフとも話してて』などと冗談を言って、石原を慰めていたくらいでしたからね」(テレビ局関係者)

 そんな出来事があったからか、その後は主演の2人をはじめ良好な雰囲気で撮影が進んでいるという。

「綾野はヤクザや型破りの刑事、ホストなど、普通の人とはかけ離れた役を演じることが多く、ここ数年は『ラブコメとかやりたいんだよ』と言い続けていたとか。今回は久しぶりのラブストーリーということで、『これ演じるの恥ずかしいんだけど〜』『久しぶりで、どうやって演じたらいいかわからなくなってきた』など常にハイテンションで、石原さんはじめスタッフも和ませているみたいです」(テレビ局関係者)

取材にも積極的

 石原といえば、昨年に一般男性との結婚を発表し、今作は結婚後初主演ドラマとなる。

「石原さんは現場で、旦那さんについてもよく話をされていますよ」(業界関係者)という証言もあるが、所属事務所はそれなりに神経を使っているようだ。

「番宣の意味もあり、石原はメディアの取材も積極的に受けて、夫婦でヨガや瞑想、ファスティングを行っていることなどプライベートも積極的に語って、旦那さんの話も“全然OK”という感じなのですが、取材後に事務所のスタッフからは『これは書かないで』などと注文が結構入っているみたいです。

 既婚のタレントが家庭のイメージがついてしまうのを嫌がって、事務所サイドがそういう話を避けたがるのは珍しいことではありませんが、石原の場合はまだ男性ファンを意識しないといけないので、旦那さんと何をやってるとか、こういう場所に行ったとか、そういう話は控えたいのは当然だと思います」(出版関係者)

 そんな石原だが、『恋はDeepに』の現場ではこんな一面も――。

「劇中でのメイクや衣装は、ほとんどが石原のセルフプロデュースだそうです。毎日、衣装とメイクについては、演技と同じくらいスタッフと議論していますよ」(テレビ局関係者)

 視聴率回復に期待したい。

(文=編集部)

『バイオハザード』“狂気の”PVが話題…謎すぎる人形劇に秘められた意図とは?

 5月8日に発売予定の人気ホラー・ファーストパーソン・シューティング(FPS)ゲーム『バイオハザード ヴィレッジ』(PS4、PS5、XBOX用ゲームソフト、カプコン)について、カプコンが4月30日に公開した“攻め過ぎたPV”がネット上で話題になっている。

 PVの題名は『バイオ村であそぼ♪』(下記動画参照)。ゲームに登場するヴィラン(悪役)による人形劇となっている。

 どの人形も可愛らしい仕上がりで、一見するとかつてNHK Eテレで放送されていた某人形劇を彷彿とさせる。人形劇に登場するのは吸血鬼のドミトおねぇさん、ヌメヌメ男のモローくん、機械大好きハイゼンさん、心霊人形アンジーさんの4人。第1話では、ドミトおねぇさんの呼びかけで、4人は「あかいえのぐ」を使い「おうたをうたいながらおえかき」をすることになるのだが、「あかいえのぐ」はバケツに2つ分しかなく足りない。困っていた4人だったが、ほんのはずみで大量の「あかいえのぐ」が画面いっぱいに噴き出す事態になり――。

 PVの内容にTwitter上では次のような反応が続々と寄せられている。

「どこからつっこめばいいのか分からないけど、とにかくクレイジーで最高」(原文ママ、以下同)

「公式が病気(褒めてます)」

「シュール過ぎるwww」

「かわいいけど怖い」

カプコン「怖すぎて購入できないとの声を受け人形劇にした」

「バイオハザード」シリーズといえば、これまでもグロテスクな描写や「突然、ゾンビやモンスターに襲われる」といった“怖すぎる”ゲーム内演出が物議を醸してきた。カプコンが30日発表したプレスリリース『人形劇×「バイオハザード ヴィレッジ」!? 「バイオ村であそぼ♪」第1話公開!』には、次のように今回動画の制作趣旨が説明されていた。

「皆さまから『バイオは怖すぎる』との声を受け、『バイオハザード ヴィレッジ』の世界観を“家族”で楽しめるハズ?のゆる~い人形劇でお届け!さらに、ゲーム内キャラクターと同じ日本語ボイス声優を起用。“四貴族”が歌う、どこかで聞いたことがあるようなオープニングテーマも必聴です」

 では、人形劇としての完成度はどうなのか。Eテレで人形劇番組の制作に携わったことのある元職員に動画を見せ、感想を聞いてみた

「……(しばしの間、絶句)。い、いや面白いと思いますし、人形劇の完成度は高いと思いますよ。このデザインの人形で、ここまで狂気を表現できるというのは正直、すごいなと思います。うちも最近、山里亮太とYOUがモグラの人形にふんして、アンダーグランドな業界の人たちに直撃インタビューする『ねほりんぱほりん』を放送していましたしね。ただ、どちらの人形劇も『家族で見るにはちょっと』という内容であることは確かかもしれません」

(文=編集部)

正気か? 東京都が東京五輪の観戦に小中学生ら81万人を動員計画! 感染拡大最中に各学校に通達、観戦拒否すると「欠席扱い」

 いよいよ五輪が日本を殺しにかかってきた。昨日28日、東京五輪の5者協議がおこなわれ、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が「へこたれない精神を日本国民が持っていることは、歴史を通して証明されています」「厳しい状況下にあってもそれを乗り越える日本人の力が五...

「紀州のドン・ファン」殺人事件の背景にあった数々の疑念と毒女の欲望【沖田臥竜コラム】

2018年5月24日、「紀州のドンファン」との異名をとった会社社長、野崎幸助さん(当時・77)を、致死量の覚醒剤を摂取させ、急性覚醒剤中毒により殺害した疑いが強まったとして、殺人と覚せい剤取締法違反容疑で野崎さんの元妻である須藤早貴容疑者が逮捕された。発生から3年、犯人逮捕に至ったその背景を、事件をウォッチし続けてきた作家・沖田臥竜氏が振り返る――。

22歳の小娘と、疑われた2人の人物

 我々は女を22歳(事件当時)の小娘と、少しばかり侮っていたのかもしれない。早貴は、本物の毒女だったのではないか。彼女が逮捕された今、そう思う人は少なくないはずだ。

 事件が起きたのは2018年5月だが、その夏には犯人を括るという情報が業界内で流れ、慌ただしくなっていた。当時から、容疑者として捜査線上に浮上していたのが早貴であった。ただ、事件発生当初、他に疑惑の目が向けられた人物が2人存在している。マスコミから「番頭」と称されていた野崎さんの会社の社員と野崎家の家政婦さんであった。

 憶測は、さらにさまざまな妄想を膨らませることになった。

 なんせ早貴は、まだ22歳なのだ。資産を相続するために、小娘が自らの意思で、足がつかない形で大量の覚醒剤を飲ませ、殺すなんていうことが果たしてできるのか。こうした疑念が、誰しもの推測を鈍らせていた。結果、当局も慎重を期さざるを得なくなった。そこで消去法的な捜査により、さまざまな可能性と疑惑が浮かんでは、潰され消えていくことになった。

 結果、必然として時間を要し、夏だと囁かれていたXデーも藻屑と消えていくことになる。

 一方で、消えない仮説も存在し続けていた。それは、小娘の背後には必ず黒幕がいるはずだというものだ。そして、その疑惑の目は、番頭と家政婦さんに根強く向けられることにもなる。だが、取材した誰しもがひとつの結論に導かれていったのだった。

 ー2人ともシロだー

 まず家政婦さんだが、一時その周辺に覚醒剤に関与する人物がいたのではないか。そこから覚醒剤を入手して、早貴と一連托生で、野崎さんの殺害を企てたのではないかと筋読みされたのだった。さらに、現実と妄想が混同し、家政婦さんの夫には覚醒剤の逮捕歴があるようだというデマすら流布してしまったのである。

 実際には夫ではなく、家政婦さんが手伝っていた飲食店の実質的オーナーが、過去に覚醒剤で逮捕されたことがあり、執行猶予の有罪判決を受けたというものだった。

 では、この実質的オーナーが事件に関与した線はないのか。だが、この疑念を裏付ける事実はなかった。彼に覚醒剤による逮捕歴があったのは事実だったが、だからといって早貴とは繋がりもなければ、野崎さんを殺害する動機もなかった。ちなみに実質的オーナーは、俳優や監督といった活動もしており、かつ亡き父親は誰しもが知る大物役者。つまりサラブレッドだったのだ。

 そして、家政婦さんが患っていた病。ここではあえて詳細には触れないが、そうした事情を照らし合わせれば、否が応でも家政婦さんが、事件に関与していないことが説明できたのだ。

 次に、「番頭」と呼ばれていた人物だ。野崎さん宅にこの家政婦さんを派遣していたのが、この番頭だった。もしかすると、全てのストーリーは番頭が描いたものではないかという見方も出てきた。くどいようだが、22歳だった早貴が単独で行える犯行ではないと考えられたのだ。

 実際、番頭のもとにも、各メディアが殺到することになった。家政婦さんが亡くなったのではないかと噂になった際には、どこの記者もこの番頭に問い合わせたほどだ。だが、番頭にも動機がなく、事件への関与を匂わせる物的証拠も状況証拠は微塵もなかった。

 結果、事件は次第に風化されることになったのだった。

過去ら見える容疑者のメンタリティ

 それが再びざわつき始めたのは、2カ月前あたりからだった。

 テレビにも出るような有名ホストが携わるホストクラブで早貴が豪遊しているなど、一部のマスコミが東京にいる早貴の身辺を洗い出したのだ。それは当局の動きを察知してのことだったのだろう。

 そして、関係者らの間で囁かれ始めたのが、「ゴールデンウィーク明けにも和歌山が動く」。つまり早貴が逮捕されるという見方だった。だが、それが28日、ゴールデンウィークに入る直前に当局は動いた。和歌山県警サイドは、入念な捜査の結果、早貴の単独犯という確信を強めたのだった。

 事件直後から、早貴が「自分の願望を叶えるためなら、物事に躊躇しない人物」というイメージが持たれていたことは確かだろう。それは一部で報じられていた早貴の元AV女優説も関係しているのかもしれない。厳密にいえば、早貴は元AV女優ではない。一度だけAVに出演したことがあっただけだ。ここがひっかかった。AVに出るとなると、普通はさまざまな葛藤や迷いが生じるはずだ。それをお金欲しさにたやすく出演してみせている。そこから吹っ切れてAV女優になるのなら、まだ理解ができる。仕事だと割り切ってやっていると考えられるからだ。だが、早貴は違った。

 AVに出るような女性だから云々という偏見を持つべきではない。だが、事件につながる早貴の人格やメンタリティが垣間見える過去と捉えられたのは事実だろう。早貴という人物は、短絡的で貞操観念が欠落しており、思い立ったら大胆は行動も厭わない。それが事件にも繋がっているのではないかと考えられていくのである。自身の欲求を満たすためなら何でもする、まさに「毒女」と言わんばかりにだ。

 では、早貴は本当に犯人であり、警察は有罪に持ち込めるのか。当局は現在のところを、認否を明らかにしていない。今後、早貴の供述が重要になるのは間違いないが、彼女がたやすくカンオチするとは考えられない。物的証拠は出ていないのだ。それを踏まえて、県警は早貴が覚醒剤の売人と接触した確証をとり、本件である殺人罪で起訴できなくとも、簡単には身柄を離すことなく、覚せい剤取締法違反の罪で起訴し、そのまま本件の取調べを続けていく算段だろう。

 事件はまだ終わっていない。

(文=沖田臥竜/作家)

●沖田臥竜(おきた・がりょう)
2014年、アウトローだった自らの経験をもとに物書きとして活動を始め、『山口組分裂「六神抗」』365日の全内幕』(宝島社)などに寄稿。以降、テレビ、雑誌などで、山口組関連や反社会的勢力が関係したニュースなどのコメンテーターとして解説することも多い。最新作に『相剋 山口組分裂・激動の365日』(同)がある。

パチンコ初代『牙狼』の興奮が蘇る!?「ALL1500発×81%ループ」…シリーズ最新作は「最強クラス」の爆裂スペック!!

 多くのユーザーを夢中にさせた稀代の爆裂タイトル『牙狼』。

 CR機の旧MAX時代において最高峰の出玉力を実現した初代『CR牙狼XX』は、その類まれな爆発力で「一撃13万発」など記録的な出玉を次々と打ち立てた。その功績は伝説として今なおファンの脳裏に焼き付いている事だろう。

 そんな偉大なる初代のDNAを色濃く継承したシリーズ最新作『P牙狼 月虹ノ旅人』の製品サイト及びPVが遂に公開された。「かつての爆裂が現代に蘇る」そう期待せずにはいられないスペックに、ユーザーのボルテージも最高潮に達している。

『P牙狼 月虹ノ旅人』(サンセイR&D)

■大当り確率:1/319.68
■賞球数:3&1&5&15
■カウント:10カウント
■ラウンド数:3Ror10R
■魔戒CHANCE突入率:50%
■魔戒CHANCE継続率:81%
■遊タイム突入条件:950回転で魔戒CHANCE突入
○○○

 大当り確率1/319.68の1種2種混合機で、初代と同じく確変ループタイプとなっている。ヘソ大当りは全て3Rとなり、その内50%が連チャンモード「魔戒CHANCE」へと突入する仕様だ。

 魔戒CHANCE中の大当り振り分けは「10R+魔戒CHANCE」が81%。「10R通常」が19%。ALL1500発が高ループする最強クラスの出玉性能を実現しており、強烈な一撃も堪能できる至高のスペックに仕上がっている。

 また、本機には遊タイムが搭載されており、950回転で発動。魔戒CHANCEへ直行し、大当り濃厚という強力な恩恵となっている。初代の特徴を継承しつつ、新たな機能が追加された本機に死角はない。

「公式の動画での『初代牙狼・凱旋』という発言が話題となりましたが、スペックを見る限りその言葉通りの仕上がりと言えそうです。大当り出玉は初代同様に『ALL約1500発』。継続率は初代より1%劣る81%ですが、旧MAX機ではなくミドルでこの数値ですから。かなり優秀といえるでしょう。

出玉スピードに関しては『誰よりも速く』という挑戦的な言葉で紹介されています。初代が時速2万発と言われていましたが、今作に関してはそれ以上、いえ、現役最速と言われる『P大工の源さん 超韋駄天』さえも超越している可能性すらあります。その仕上がりに期待しましょう」(パチンコ記者)

『P牙狼 月虹ノ旅人』の導入予定は6月。パチンコ分野に新たなる伝説が生まれるのか。導入が待ち遠しい限りだ。

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