パチンコ「1G連」が「約90%ループ」する超爽快RUSH!規格外の出玉感…「オンリーワン」を実現した激熱マシン!!

 オンリーワン。歌のタイトルや歌詞などにも頻繁に登場する馴染みの表現だが、ある時期にこれが和製英語にあたると言われたことがある。実際は、普通に英語で使われる言い回しだが、国民的アイドルグループが歌う歌詞のニュアンスが少し意訳的だったことに、そう発言したネイティブスピーカーがいたようである。

 日本語のニュアンスでいう特別なひとり、つまり「唯一の」「たったひとりの」を意味させたい場合はtheをつけることが文法上は正しいようで、そのへんの誤解もあった。theをつけないオンリーワンだと、「単なるひとつのもの」「ただのひとつ」となり、要はたくさんあるうちの「ひとつ」に過ぎないというような意味合いとなる。

 意中の人にオンリーワンを使う場合、「この世でたったひとつの存在」なのか「大勢いる人のなかのひとりにすぎない」のか、theひとつでまるっきり意味が変化してしまう。

 ただ、パチンコにはtheがつかなくても唯一の存在となる機種がある。『CRフィーバー宇宙戦艦ヤマト-ONLY ONE-』である。SANKYOの『CRフィーバー宇宙戦艦ヤマト復活篇』のシリーズ第2弾として登場した『CRフィーバー宇宙戦艦ヤマト』のスペック違いとして本機をリリース。大当り確率が1/199.8のライトミドルタイプである。

 2作目にもライトミドルタイプが用意されていたが、『CRフィーバー宇宙戦艦ヤマト-ONLY ONE-』はその名の通り、より迫力のある連チャン性能を搭載した唯一無二のスペックに強化された。

 従来のV-STから1種2種混合機へとエンジンそのものを積み替えた本機は連チャンモード「波動RUSH」を最大の武器とする。約90%の高ループ率で継続するうえに、その大当りは1回転で発動する1ゲーム連チャン仕様。

 大当りラウンドは2ラウンドと4ラウンドがメインとなり、スルー・電チュー・アタッカーが一体化された「波動ユニット」によって恐るべき速さでRUSHが消化されていくスピード感もオンリーワンとなっている。

 200~400発の出玉が怒涛のように押し寄せるハイテンポのRUSHだが、10ラウンド以上の大当りが16%、最大1500発の出玉が獲得できるチャンスもあるので出玉感も抜群。一度RUSHに突入すれば平均で5000発以上の出玉を期待できる破壊力を秘めているのである。

 いまでいう『P大工の源さん超韋駄天』的なマシンコンセプトによって特別なオンリーワンとなった『CRフィーバー宇宙戦艦ヤマト-ONLY ONE-』。紆余曲折をきわめた本シリーズの機種たちのなかでも特に記憶に残る一台としてファンの心に刻まれているだろう。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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深田恭子が発症した「適応障害」、誰でも発症する可能性…芸能界特有の事情も遠因か

 26日、“深キョン”の愛称で親しまれる女優の深田恭子適応障害と診断され活動休止に入ることが発表された。27日付「スポニチアネックス」記事によれば、深田は今月、映画撮影終了直後に倒れ、病院に搬送され治療を受けていたという。さらに、ここ最近は舞台の稽古やCMの撮影なども重なっていたという。

 主演予定だった7月期のフジテレビ系ドラマからの降板がすでに発表されているが、ここ数年は“働きづめ”という印象が強い。2019年には、“はじ恋”の愛称で話題作となった『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)、『ルパンの娘』(フジテレビ系)の2本の連続テレビドラマに主演。昨年20年も『ルパンの娘』第2シリーズに主演し、同作の映画版も今年10月に公開予定だ。

 こうした過密スケジュールが体調不良につながったのではないかと心配する声も出ているが、適応障害とはどのような症状なのか。精神科医の片田珠美氏に解説してもらう。

ストレス因子

 適応障害は、何らかの心理社会的ストレス因子への反応として心身に不調をきたす病気です。出現する症状はさまざまで、身体症状としては、頭痛、腹痛、めまい、動悸、吐き気、下痢、食欲不振、全身倦怠感などが多く、精神症状としては、不安、不眠、焦燥感、集中力低下などが多いようです。

 抑うつ気分を伴うケースも少なくなく、その場合はうつとの鑑別診断が必要になります。適応障害のほうが、ストレス因子がはっきりしていて、環境的要因が大きいことが、うつとの違いといえるでしょう。

 ストレス因子になるのは、人間関係、業務内容、長時間労働、異動や昇進、転勤や転居、上司が替わったことなど、さまざまです。最近増えているストレス因子としては、IT化の流れの中でパソコンを使わなければならなくなったが、なかなか慣れなくてミスが多く叱責されたとか、コロナ禍でテレワークになって自宅で仕事をするようになったが、集中できず成果を出せないとかいったものです。ですから、誰でも生活の中で経験するようなストレスに対処できなくて、適応障害になるわけです。

 深田恭子さんの場合、何がストレス因子になったのでしょうか。一部報道によれば、映画の撮影、舞台作品の稽古、CMの撮影などで激務が続いていたうえ、フジテレビの連続ドラマが近日中にクランクインする予定だったということなので、オーバーワークがストレス因子になったのかもしれません。

 また、連続ドラマの主演を務めるということで、重圧を感じていた可能性もあります。深田さんと同じ事務所に所属する綾瀬はるかさんが主演を務めた今年1月期の連ドラ『天国と地獄〜サイコな2人〜』(TBS系)の視聴率が良く、2桁台を維持していたこともあって、『自分も頑張らなければ』と肩に力が入りすぎていたとも考えられます。

 さらに、深田さんと綾瀬さんとともに『ホリプロ3人娘』と呼ばれている石原さとみさんが最近結婚しましたが、深田さんも、不動産会社を経営する5歳年上の杉本宏之氏と交際しており、結婚を望んでいるという報道がありました。あくまでも一般論ですが、女性の場合、恋愛や結婚がうまくいかないことがストレス因子になることも少なくありません。

 あるいは、芸能界特有の事情が影響しているのかもしれません。“人気”という目に見えないあやふやなものをめぐってしのぎを削るのが芸能界ですが、テレビであれば視聴率、映画であれば観客動員数や興行収入、動画であれば再生回数という数字ではっきり示されるという残酷な面もあります。その重圧たるや、一般人には想像もつかないほどのものでしょうから、20数年間トップランナーとして走ってきて、その疲労が1度に出てきたとも考えられます。深田さんは、周囲の期待に応えようと頑張りすぎて、過剰適応になり、もうこれ以上頑張れないと心身が悲鳴をあげて適応障害になった可能性もあります。

 加えて、日本の芸能界特有の残酷な事情も影響しているのではないでしょうか。深田さんは38歳ですが、とてもおきれいでスタイルも抜群です。ただ、女優さんが40歳を過ぎると、演じる役柄が途端に限定され、母親役もしくは医師や弁護士などのバリバリのキャリアウーマン役しか回ってこないような印象を受けます。深田さんは、可愛くてふんわりしたイメージであり、どちらの役にも向いていないように見受けられるので、将来への不安が募ったとしても不思議ではありません。

ゆっくり休養することが必要

 適応障害の治療は、まず患者さんの話をじっくりと聴き、ストレス因子を特定することから始めます。何がストレス因子になっているのか、わかれば、それをできるだけ減らすように、環境を調整します。しかし、ストレス因子が職場にあっても、上司や人間関係の変化を期待するのは難しいことが少なくないので、そういう場合は「休業加療を要する」という旨の診断書を出して、ストレス因子から離れていただくようにします。

 ストレス因子から離れると、症状は改善することが多いです。ただ、不眠がつらい場合は睡眠導入剤、不安が強い場合は抗不安薬、抑うつ気分が強い場合は抗うつ薬を処方します。患者さんが希望されれば、カウンセリングや認知行動療法も実施します。早ければ1カ月、だいたい3~6カ月で回復することが多いですが、6カ月以上長引くこともあり、その場合は持続性適応障害と呼びます。

 とにかくストレス因子から離れて、ゆっくり休養することが必要です。一番悪いのは、「早く復帰しないと、芸能界での私の居場所がなくなる」と焦って、じっくり休養できないことです。完全に回復していないのに復帰して、またストレス因子にさらされると、再発しかねません。また、復帰に際してはストレス因子をできるだけ減らすように環境を調整することも必要でしょう。

 深田さんは今月中旬、映画の撮影直後に倒れて、搬送され点滴治療を受けたということですから、一時は深刻な病状だったと考えられます。今は、ゆっくり休んで、焦らないことが何よりも大切ですし、周囲のサポートも欠かせません。

(構成=編集部、協力=片田珠美/精神科医)

 

パチンコ「◯連で一撃50000発」も話題の超RUSH!「出玉の増加がエグい」…新たな『無双』が絶好調!!【初打ち実戦報告-パチンコ編-】

 大手メーカーニューギンは、これまで数多くのタイアップ機をホールへ送り出してきた。『花の慶次』『サイボーグ009』『コブラ』『キューティーハニー』など、その種類は様々である。

 そんな同社はゲーム『無双』シリーズと人気マンガ『ベルセルク』のコラボ作品を題材とした『Pベルセルク無双』をリリースした。

 小当りRUSHを搭載した本機は、大当りを含めた期待出玉「約2000発」が75%でループする高性能スペックを実現。導入前から評判は上々でデビュー後の活躍が期待されていたマシンだ。

 そんな本機が先日遂にホールへ導入。実際に遊技したユーザーはどのような感想を抱いたのだろうか。今回は初打ち実戦の模様をピックアップしてご紹介させていただく。下記にスペックを掲載したので、参考にしていただければ幸いだ。

『Pベルセルク無双』(ニューギン)

■大当り確率:約1/319.7→約1/45.0
■確変突入率:75%
■確変継続率:75%
■賞球数:2&1&7&9&10&15
■時短回数:0回or次回まで
■大当り出玉:10R/約1000発・4R/約400発・2R/約200発
○○○

 大当り確率約1/319.7のミドルタイプで小当りRUSHと確変ループによって出玉を増やすゲーム性となっている。

 ヘソ・電チューともに確変割合は75%という点が特徴。通常大当り時の振り分けは「4R確変」が60%。「10R確変」「10R確変+小当りRUSH」がそれぞれ7.5%で、「4R通常」は25%だ。

 首尾よく確変状態へと突入すれば、電サポでの大当りは75%が全て「10R確変+小当りRUSH」となる。現実的な確率で強力な小当りRUSHへたどり着ける点は魅力だろう。確変大当りと小当りRUSH1回あたりの期待値は約2000発。それが75%でループするため、強烈な一撃にも十分期待できる仕上がりだ。

【プレイヤーからの実戦報告】

 通常時の演出面に関してはネガティブな意見も少なからず見受けられたが、原作ファンを中心に「楽しめる」「ギミックも凝っている」といった高評価がネット上に多く寄せられていた。

 注目の小当りRUSHを体験したユーザーからは「スピードが速い」「出玉の増加がエグい」と称賛の声が浮上。中には「24連して表記4万5000発」「6連で万発達成」といった報告もあり、好感触を抱いたプレイヤーが多い印象だ。

【ヒットの可能性は?】

 小当りRUSHスペックの反応は賛否両論だが、最近では『ぱちんこ GANTZ 極』などの高い出玉性能を有したマシンが活躍。同スペックの印象が変わってきているという印象だ。

 今のところ『Pベルセルク無双』の評判も上々なだけに、息の長い活躍を見せてくれる可能性は大いにあるだろう。これから更に勢いを増して突っ走るのだろうか。今後の動向に注目したい。

 ちなみに本機に関しては実戦動画もネット上に数多く公開されている。その中から、編集部が特に魅力を感じた動画を下記に掲載するので、興味のある方は視聴してみてはいかがだろうか。

・【ベルセルク無双】「◯連で一撃50000発OVER!! コレがベルセルク無双だ!!」【新台】【パチンコ】【あすパチ】

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JRA 武豊が「ダービージョッキー」の貫録を見せたアドマイヤベガ!「苦しい」「嬉しい」「ホッとした」連覇…… テイエムオペラオー、ナリタトップロードを大外から一閃

 30日に東京競馬場では東京優駿・日本ダービー(G1)が開催される。ダービーといえば、あらゆるホースマンが勝利を夢見る世代の頂点を決するレース。「ダービーを勝てたら辞めてもいい」と恋焦がれた柴田政人氏ほか、数々の名言を生んだ。

 ダービーで史上最多5回の優勝を誇る武豊騎手でさえ、初めてダービージョッキーの栄誉を手にしたのは、1998年スペシャルウィークとのコンビ。後に「何もできなかった」と振り返った初騎乗から10度目の挑戦だった。

「競馬界の七不思議」ともいわれた武豊のダービー未勝利だったが、スペシャルウィークでの初勝利を機に、まるで憑き物が落ちたかのように天才騎手は勝利数を重ねていく。

 武豊騎手にとって2度目のダービー勝利となったのが、アドマイヤベガとのコンビで挑んだ99年だ。

 同馬の血統は父にフジキセキの活躍を筆頭に、日本の競馬界を席巻していたサンデーサイレンス、母は桜花賞、オークスを制覇した二冠牝馬ベガという超良血。アドマイヤの冠名で知られる名物オーナー・近藤利一さんが所有した。

 98年11月の京都で武豊騎手を背にデビューしたアドマイヤベガだが、1位で入線したものの、最後の直線で斜行したことで4着に降着。この騎乗停止処分により、武豊騎手はエリザベス女王杯(G1)とジャパンC(G1)で、エアグルーヴへの騎乗が叶わなくなるというアクシデントも発生した。

 そんなパートナーの苦労を知ってか知らずか、アドマイヤベガは未勝利戦を使われずに “飛び級”でエリカ賞(500万下)、ラジオたんぱ杯3歳S(G3)を連勝。クラシックの主役として年明けの弥生賞(G2)で復帰する。

 しかし、単勝1.5倍の支持を集めながらもナリタトップロードの2着に敗退。本番の皐月賞(G1)で巻き返しを期したものの、直前の体調不良により体重を大きく減らし、万全な状態での出走とはならなかった。

 後に三冠を分け合うことになる3頭が一堂に会した第1ラウンドは、テイエムオペラオーが優勝。ナリタトップロードは3着、アドマイヤベガは6着に敗れる。皐月賞で大敗したことにより、ダービーでアドマイヤベガは初めて1番人気から転落し、その座をナリタトップロードに明け渡した。

 陣営の懸命な努力の甲斐もあって、アドマイヤベガは皐月賞で減っていた馬体重を回復。立て直しに成功して迎えたフルゲート18頭立ての大一番。前年の勝利で「ダービー未勝利の呪縛」から解き放たれた武豊騎手の手腕が、若手騎手が手綱を取るライバルと明暗を分けた。

 1枠2番から好スタートを決めた武豊騎手は、アドマイヤベガをスルスルと下げて後方3番手の位置から追走。ワンダーファング、マイネルタンゴの2頭が先導。少し離れた3番手にヤマニンアクロ、4番手にブラックタキシードが続いた。テイエムオペラオーは中団の8番手、ナリタトップロードは外からこれを見る形で11番手。3コーナーを過ぎて一気にペースが上がり、各馬の出入りが激しくなる。

 3頭の内、最初に動いたのは和田竜二騎手のテイエムオペラオー。4コーナーを大外から追い上げ、最後の直線を4番手から先頭を奪いに行く。これを目標に襲い掛かったナリタトップロードが、残り200m付近で並び掛けて交わす。

 そのまま抜け出して先頭でゴールかと思われた矢先、大外から矢のような伸びを見せて抜き去ったのが、直線14番手の位置から上がり最速の切れ味で一閃したアドマイヤベガだった。

 三者三様の思いもあっただろう。当時、テイエムオペラオーの和田竜騎手は、皐月賞がG1初勝利の若干21歳。ナリタトップロードの渡辺薫彦騎手は24歳と、いずれもまだ経験の浅い若手ジョッキーは勝ちを意識するあまり、ワンテンポ早く動いてしまった。

 これに対し、最後の最後まで追い出しを我慢した武豊騎手。試行錯誤を繰り返し、ようやくダービーを手にしていたここまでの経験の差が、ゴール前の大逆転を呼び込んだといえるだろう。

 その一方、武豊騎手が勝利騎手インタビューで何度も「嬉しい」「苦しかった」「ホッとした」と繰り返したことから、鮮やかなレースの見た目と裏腹に、とてつもない重圧から解放された安堵の表情の方が印象的だった。

 残る1頭、ナリタトップロードがG1初勝利を決めた菊花賞(G1)を最後に、左前脚の繋靭帯炎でターフを去った一等星・アドマイヤベガ。8戦という短いキャリアで最高の輝きを放った瞬間でもあった。故障による早過ぎる引退がなければ、「世紀末覇王」と呼ばれたテイエムオペラオーの7冠は、もしかしたら実現していなかったかもしれない。

 あれから22年、もはやベテランの域に達した武豊騎手。今年のダービーはディープモンスターとのコンビで挑む。3枠5番は同馬の父ディープインパクトでダービーを勝利したときと一致する。

 1番人気が濃厚のエフフォーリアで臨む関東の若武者・横山武史騎手を相手に、再びダービージョッキーの貫録を見せることが出来るだろうか。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

コンビニの深すぎる闇…異常な「コンビニ会計」のカラクリ&本部が強気な理由とは?

 人手不足に悩まされる一方で、本部だけが儲かるオーナーの“奴隷契約”や季節商品の大量廃棄などが問題となっているコンビニ業界。世論を受けて少しずつ変わり始めているようだが、現実はどうか。コンビニの問題点や改善策を、『コンビニの闇』(ワニブックスPLUS新書)の著者で愛知大学法学部准教授の木村義和氏に聞いた。

本部だけが儲かる「コンビニ会計」のカラクリ

 24時間365日開いていて、食品から日用品までだいたいのものは揃うコンビニ。大変便利な存在で、今やコンビニなしでは我々の生活は回らないと言っても過言でない。しかし、木村氏はそんなコンビニの持続可能性に疑問を投げかける。

「店舗数を増やし、チェーン全体の収益を上げていく従来のビジネスモデルは限界に達しているといえます。それを示すように、大手コンビニ各社はこれまでの出店ペースを見直す考えを示しています」(木村氏)

 本部が絶え間なく出店を続けてきた裏で、ワリを食っていたのはフランチャイズ加盟店のオーナーたちだ。本書の中で木村氏は、過酷なオーナーたちの勤務実態とコンビニ業界の構造的な問題を指摘している。

「問題のひとつは24時間営業の強制です。加盟店は原則24時間営業をせねばならず、本部と特別な合意がなければ時短営業は認められません。ショッピングモール内の店舗などはモールの休館日や営業時間に合わせられますが、加盟店の大多数は路面店なので、時短営業は不可能に近い。これにより、オーナーやその親族は過重労働を強いられています」(同)

 月の残業時間の過労死ラインは80時間だが、コンビニ加盟店オーナーの労働時間は1週間で128時間というデータもあるという。これは、月単位で計算すれば過労死ラインをゆうに超える労働時間だ。加盟店負担の人件費、粗利益の45~76%という高額なロイヤリティなども重なり、そもそもオーナー自ら働くことでしか利益を生み出せない契約になっている。

「ロイヤリティについては、『コンビニ会計』と呼ばれる特殊な会計法が関係しています。コンビニ会計は“廃棄を原価に含ませない”という特徴があり、これにより廃棄ロス(廃棄による損失)は加盟店の負担になります。つまり、本部は廃棄がいくら出ても痛くもかゆくもない。むしろ、廃棄が出ても加盟店に大量の発注をさせたほうが儲かる仕組みとなっているのです」(同)

 たとえば、販売価格100円(原価70円)のおにぎりを10個仕入れ、8個売れた場合、ロイヤリティが60%とすると、一般的な会計ではロイヤリティ60円、加盟店収益40円となる。しかし、コンビニ会計ではロイヤリティ144円、加盟店収益マイナス44円となってしまうのだ。

恐ろしい契約更新問題とドミナント戦略

 このようなコンビニ会計による異常な構造は見切り販売(値引き)の禁止につながり、食品ロス問題にも影響している。また、コンビニのいびつさはほかにもある。

「加盟店は本部に推薦された仕入先(ベンダー)から、スーパーで売られているよりも高い仕入原価で商品を購入しています。当然、そのぶん儲けは減るわけです。また、本部による契約の更新拒絶問題もあります。本部の恣意的な判断によって加盟店の契約を更新するか否かが決まるため、オーナーたちはさまざまな問題に対して声をあげづらくなっているのです」(同)

 コンビニ経営を始める際に、多額の投資や借金をしているオーナーも多い。それらを返済、回収するためには契約を更新してもらう必要がある。ゆえに、オーナーたちは決定権を持つ本部に文句を言える立場ではないのだ。

「さらに恐ろしいのは、近隣に店舗を集中させるドミナント戦略。これによって加盟店の売り上げが減少し、オーナーたちはさらに苦しい経営状態に追い込まれます。中には、ドミナント戦略によって経営がままならなくなったオーナー家族のひとりが自殺したケースもあります」(同)

加盟店を保護する「フランチャイズ法」が必要に

 コンビニ業界では、このような闇が多く存在する。ただ、近年は加盟店の負担を緩和させる流れもあるという。

「公正取引委員会の指示により、見切り販売は今までと違って堂々とできるようにはなりました。加盟店の廃棄による損失を減らすため、本部がその一部を負担したり、ファミリーマートでは廃棄の少ない加盟店を表彰するなど、徐々に業界は変わりつつあります。しかし、いびつな構造の大元であるコンビニ会計にメスが入っていないので、根本的な解決には至っていません」(同)

 ほかにも、ドミナント戦略を行う際は事前に既存加盟店に説明し、近隣での複数経営の提案が行われるなど、以前に比べると改善はされている印象だ。

「しかし、赤字経営や人手不足で悩んでいるオーナーさんも多く、実際は相当な余裕がなければ複数経営は不可能。救済策になっているとは言い難いです。また、24時間営業についても、近年は問題として取り上げるニュースも増えており、少しは時短営業がしやすくなりましたが、いまだに本部と加盟店の上下関係は続いています」(同)

 コンビニの構造を根本的に解決するために、木村氏は「フランチャイズ法が必要」だと述べる。

「コンビニをはじめとするフランチャイズの問題への対処に、既存の法律では限界があります。フランチャイズに特化した法律をつくることで加盟店を保護し、本部と加盟店の共栄共存を実現させるべきです。これほどフランチャイズ産業が発展しているのに、それに特化した法律がないのは世界を見ても日本くらい。規制する法律がないため、本部は強気でいられるのです」(同)

 コロナ禍であっても、コンビニは変わらず営業を続けている。生活に必須となったコンビニの重要性を改めて認識した消費者も多いだろう。

「コンビニはインフラになりつつあります。しかし、そのような当たり前の便利さは加盟店が身を削って提供していたもの。このままでは存続は難しくなるため、オーナーさんが働きやすく、収益も上げやすい構造にしなければいけません。そのためには、時短営業など少々の不便を消費者も受け入れざるを得ないでしょう」(同)

 我々消費者も、コンビニへの意識を変えていかなくてはならないのかもしれない。

(文=沼澤典史/清談社)

アマゾンで買える謎の“中華ゲーム機”を購入→プレイしてみた…著作権侵害の違法性は?

 世界一の市場規模を誇るネットショッピングサイト「アマゾン」では、常に3億点以上の商品がラインナップされているという。しかし、最近はアジアなどに籍を持つ実態のよくわからない業者からの出品や、そうした商品をたどたどしい日本語で絶賛するレビューなどが横行し、信用度の低下が叫ばれている。

「確かに『最近のアマゾンは劣化した』と言う人は多いですが、逆に言えば、その怪しさが魅力的にもなってきました」と語るのは、コラムニストのジャンクハンター吉田氏だ。

「アジアの国々にはたいていナイトマーケットがあって、そこで売っているさまざまなガジェットを買うのが好きでした。でも、今やコロナ禍で海外旅行ができないので、あの高揚感を味わえない。それが、自宅でアマゾンを眺めているだけで海外旅行気分に浸ることができるというわけです」(吉田氏)

 パロディTシャツや謎のDVD、動くかどうかわからないデジタル機器……そんな怪しい商品がアマゾンでも売られているが、中でもオススメは「中華ゲーム機」だという。

「1台にあらゆるレトロゲームを詰め込んだエミュレータマシンは『中華ゲーム機』と呼ばれ、把握できないほどの機種がリリースされています。日本でも、一部のゲームマニアから注目を集めています」(同)

 エミュレータマシンとは、本来は専用のゲーム機でのみ稼動するソフトをエミュレータ(コンピュータや機械の模倣装置)を使ってプログラム的に再現し、1台のマシンに詰め込んだもの。

 2017年に任天堂が発売し、大ヒットした「ニンテンドークラシックミニ」も、同社の「ファミリーコンピュータ」の人気タイトルを収録したエミュレータマシンだ。

「ニンテンドークラシックミニシリーズに収録されているタイトルは約20種類ですが、中華ゲーム機では1000タイトル以上収録しているものがザラにあります。しかも、任天堂の『ファミコン』や『スーパーファミコン』だけでなく、セガの『メガドライブ』、その海外版の『Genesis』、さらにはゲームセンターで稼働していたアーケードタイトルまで、さまざまなレトロゲームを網羅しているものが多く、ゲームの歴史が1台に詰まっているといえます」(同)

 アマゾンでもさまざまな業者から大量の中華ゲーム機が出品されており、タイプも据え置き型から携帯型まで幅広く、価格も1000円代から購入できる。ゲームファンにとってはたまらないアイテムだが、中身のソフトはコピー品に近いものであり、その違法性も気になるところだ。

「中華ゲーム機のメーカーは、著作者からライセンスを取っていないと思われます。日本の法律ではゲームソフトの著作権は公表後70年間有効とされているので、中華ゲーム機の製造はイリーガルな行為でしょう。ただし、著作権法は違法な製品であることを承知の上で購入しても、個人の場合は罪に問われることはないんです」(同)

 山岸純法律事務所の山岸純弁護士は、次のように解説する。

「確かに、著作権法第113条は『著作権を侵害して作成されたプログラムの著作物を、侵害品と知っていながら入手し、業務上電算機で使用する行為』を著作権侵害とみなし、5年以下の懲役を科しており、『ライセンスをとらずに勝手に作成したゲーム』も『プログラムの著作物』として処罰の対象となります。しかし、『業務上』という点がポイントです。要するに、家庭で個人的に遊ぶために購入した場合は処罰されないけど、これを利用して人を集めて遊ばせたり(たとえカネをとらなくても)すると処罰されるということです。

 これに対し、『著作権を侵害して違法にアップロードされた音楽や漫画データ』などは、個人で楽しむためであっても処罰されます。このへんの“デコボコ”加減が、著作権法が侵害行為とのいたちごっこだと言われている所以なのです」

1000種類以上のゲームが詰まった「Retroquest」

 そこで、実際にアマゾン中華ゲーム機を購入してプレイしてみた。まず手に入れたのは、マニアの間で決定版との誉れ高い「Retroquest」。据え置き型で、付属のHDMIケーブルをモニターにつなげてプレイする。日本語で書かれた説明書が添付されており、設定に手間取ることがない。

 その中身は、まさにゲームの歴史が詰まった博物館だ。1972年に北米でリリースされた史上初の家庭用ゲーム機「オデッセイ」から、アメリカで大ヒットした「Atari 2600」、そして日本の「ファミコン」「セガマークIII」「PCエンジン」などの8ビット機、「スーファミ」「メガドライブ」といった16ビット機、「ゲームボーイ」などの携帯マシンのソフトがほとんど網羅されており、大量のアーケードタイトルも揃っている。

 さらに「プレイステーション」「ドリームキャスト」「ニンテンドー64」といった高機能マシンのソフトも入っており、この1台に約40年に及ぶゲームの歴史がギュッと凝縮されている。

 ファミコン時代のゲームは、どれも再現性は完璧。そこでデータが重い、新しめのタイトルとなるプレステ版「クラッシュ・バンディクー」を起動してみたが、操作性にわずかな鈍さを感じるも、おおむね快適な遊び心地。画質や音楽も、オリジナルと遜色がないように思える。

 吉田氏によると、中華ゲーム機の中には動作が遅かったり、音が欠けてしまうケースなども多いというが、その点で「Retroquest」のオリジナル再現度は極めて高いと言えるだろう。

 一部のタイトルが起動しない、といった不具合はあるものの、遊びきれないほどのレトロゲームが詰め込まれているので、年季の入ったマニアから浅く広く楽しみたいライトなファンまで、幅広い人が楽しめる1品だ。

PSPにそっくりなポータブル中華ゲーム機

 次に入手したのは、ポータブルタイプ。見た目は完全に「PSP(プレイステーションポータブル)」をモデルにしていることが丸わかりのデザインだが、そのぶん使い勝手は良好だ。

 収録されているゲームはファミコンやスーファミのタイトルがほとんどだが、「NEOGEO」などのアーケード、数本だがプレステなど32ビット機のタイトルも入っている。

 ディスプレイも大きめで解像度もPSPに見劣りしない。期待を膨らませてプレステ版「ザ・キング・オブ・ファイターズEX2」をプレイしたところ、一部のボタンが効きにくく、操作に対してキャラクターの動きが若干遅れるが、プレイできないほどではない。それ以外のほとんどがスムーズに操作ができたので、タイトルによってプレイのしやすさにムラがあるようだ。

 また、本体にはカメラ機能や動画・音楽再生機能も内蔵されており、マルチメディアプレイヤーとして使うこともできる。ゲームはあくまでもオマケと考えるなら非常に高性能であり、十分に満足できる商品と言えるだろう。

ゲームと扇風機が一体となった「GAME-FAN」

 最後は、アマゾンの画面で見ただけで思わず失笑してしまい、衝動的に購入ボタンを押してしまった「GAME-FAN」。

 最近よく見かける、充電式の携帯扇風機の胴体部分に液晶画面とエミュレータをブチ込んでしまったという、邪教の館で悪魔合体させたようなアイテムだ。商品ページやパッケージには内蔵コンテンツの情報は一切載っておらず、搭載されているソフトの種類は起動してみないとわからない。

 注文から2週間ほどで届いた箱を開けてみると、中には説明書のようなものはなく、本体と充電用のUSBケーブルが入っているのみだった。充電して電源を入れると、表示言語を中国語と英語の2種類から選択できる。英語を選択するとメニュー画面に移行し、「500 IN 1」という文字の下に英語表記のゲームタイトルが並ぶ。「500 IN 1」とは、この1台に500種類のゲームが収録されているという意味のようだ。

 画面をスクロールしていくと、「スーパーマリオブラザーズ」を筆頭に「ボンバーマン」「ドンキーコング」など往年のファミコンタイトルがズラリ。さらに、「Harry Potter」というタイトルがあったので起動してみると、謎のテトリス風ゲームだったりと、オリジナルと思しきゲームも多く収録されている。

 音量が調節できないのが不便だが、画面が途中で止まってしまう、カーソルボタンの効きが悪い、といった不備は一切なかった。ただし、ディスプレイが約10センチ四方とかなり小さめのつくりとなっており、老眼の人は遊ぶのに苦労するかもしれない。

賛否が分かれる中華ゲーム機

 1台で昔なつかしいソフトをたっぷり楽しめる中華ゲーム機著作権法を完全に無視しているということもあり、ユーザーの間でも賛否が分かれているアイテムだが、吉田氏は異なる視点からポジティブに評価する。

「レトロゲームは世界中で需要があり、メーカーも新たな機種を出すごとに昔のタイトルを再発売して何度も稼いでいます。ただ、そうした商業主義やさまざまな権利にとらわれているおかげで、ゲームファンが気軽にレトロゲームに触れることができず、開発者やゲームの歴史を学術的に掘り下げている研究者にとっても、ある意味で妨げになっています。

 その点、製造元も年代もバラバラな複数のゲームを横断的に網羅している中華ゲーム機は、遊んでいるうちにこれまで誰も指摘してこなかったようなタイトル同士の影響関係がわかったりすることもあります。著作権を無視していることからゲーム文化の破壊者と考えられがちですが、見方を変えれば、フラットな立場からゲーム資料を保存するという貴重な役割を担っているとも言えるのではないでしょうか」(同)

 さらにマクロな視点から見れば、エミュレータ技術の進化にも寄与していたり、中華ゲーム機の製造・流通過程そのものもゲームカルチャーの一部といえる。コロナ禍のステイホームの楽しみ方のひとつとして、選択肢に入れてみるのはいかがだろうか。

(文=清談社)

JRA 武豊ですら「何もできなかった」ダービー初騎乗の重圧! サニーブライアン「1番人気はいらない。1着だけ欲しい」ほか、名言で振り返るダービージョッキー列伝

 25日から26日にかけて、日本ダービー(G1)出走馬が続々と最終追い切りを敢行。大一番に向けて、各馬とも状態の良さをアピールしている。

 前走プリンシパルS(L)を快勝して、ダービー出走最後の“切符”を掴んだバジオウが26日、鞍上に決まった大野拓弥騎手を背に美浦坂路で追い切り。馬なりで最後の調整を終えた。

 大野騎手は意外にも、デビュー17年目でダービー初騎乗。さらに管理する田中博調教師、馬主の鈴木剛史氏も初挑戦と、結果はどうあれ、陣営にとっては一生忘れることのないレースとなることは間違いないだろう。

「日本で生まれたすべてのサラブレッドは、3年後のこのレースを目指して鍛えられる」とは、数々の名馬を手掛けた名伯楽・橋田満調教師の言葉。

 調教師はもちろん、生産者や馬主らすべての関係者は有力な若駒を手にすると、競馬の祭典・日本ダービーのゴールシーンを思い浮かべ、ダービーの日程から逆算して調教とレースのスケジュールを練り上げ、仕上げに取りかかる。

 もちろん騎手にとっても、ダービーは特別なレース。その思い入れは激しく、熱い。

 今年で通算32回目のダービー騎乗、歴代最多の5勝をマークしている武豊騎手も、ダービージョッキーの称号を掴むまでの道は険しく、なかなかその美酒を味わうことができなかった。

 初騎乗はデビュー2年目、コスモアンバーで16着に終わったときは「何もできなかった」とコメント。計9度の挑戦を繰り返すも勝利することはできず、すでにダービー以外の八大競走を制していた武豊騎手ですら、ダービーだけ勝てないのは“競馬界の七不思議”とまでいわれた。

 しかし1998年、スペシャルウィークに騎乗した10度目の挑戦で、武豊騎手はついに悲願達成を果たした。「(自らの)今まで積み重ねた全ての勝利と引き換えにしてもいいと思うほど、ダービージョッキーの称号が欲しくて欲しくてたまらなかった」という名セリフを残している。

 また、悲願の末に誕生したダービージョッキーといえば、真っ先に思い出されるのが調教師としても活躍した柴田政人氏だ。

 93年、なんと19度目の挑戦で初めてダービーを勝ち「これで海外のホースマンに、『私がダービーを勝った柴田です』と言える」という名言を残し、長年の夢が叶った翌年、騎手引退を発表した。

「1番人気はいらない。1着だけ欲しい」という名言を残したのは97年、サニーブライアンに騎乗した大西直宏氏。

 前走の皐月賞(G1)を勝利した割に評価が低く、7番人気で挑んだダービーで見事に勝利。レース後、大西騎手は「評価はどうでもよかった」とコメント。とにかくダービージョッキーになりたかったという必死の思いが伝わる名言といえるだろう。

 勝者だけでなく、敗者が残した名言もある。

 85年のダービーを優勝したシリウスシンボリ。同馬も称賛に値するが、敗れたトウショウサミットに騎乗した、中島啓之氏の名言も忘れられない。

「このレースだけは、騎手の名誉だから」とは、中島騎手の残したダービーに対するコメント。同騎手は74年のダービーで、コーネルランサーに騎乗して優勝した実績を持っていた。

 85年、ベテラン騎手ながら同年のオークス(G1)でも2着に入るなどの活躍をみせていた中島騎手。実は末期の肝臓ガンに侵されており、その余命はあと僅かだったという。

 医者からは余命3ヶ月と告げられるも、「ダービーだけは騎乗させてくれ」と懇願。医者の方も治せる希望が薄かったのか、人生の最後に悔いを残したくない判断もあったのか、その申し出を許可。

 当日のダービーでは、果敢に逃げて最終4コーナーまで先頭を走ったトウショウサミットだが、結果は18着。そしてこのダービーから16日後、中島騎手は天国へと旅立った。

 ちなみに中島騎手の父・中島時一氏は、戦前に活躍した騎手。73年のダービーをヒサトモで制しており、父子二代でダービージョッキーの座に就いている点も記しておきたい。

 前出のとおり、生産者や馬主、調教師にいたるまで、すべてのホースマンが目標とする日本ダービー。その手綱を任される騎手の責任は重く、プレッシャーも相当なものだろう。

 しかしながら、騎手だけが味わう独特の緊張感や、重圧を乗り越えた達成感を「言葉」で表現できるのは、ある意味ジョッキーだけに与えられた特権といえないだろうか。

 今年のダービーではどんな名言が誕生するか、期待したい。

(文=鈴木TKO)

<著者プロフィール>
野球と競馬を主戦場とする“二刀流”ライター。野球選手は言葉を話すが、馬は話せない点に興味を持ち、競馬界に殴り込み。野球にも競馬にも当てはまる「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を座右の銘に、人間は「競馬」で何をどこまで表現できるか追求する。

パチンコ「プレミアム演出」が外れる!? その原因は「やはり裏〇〇」なのか??

海物語』で「サムが出てきたのに外れた!」という話を聞いた事がありませんか?

 一般的には?「サム=確変大当り確定?」と認識されていますよね?

 何年くらい前でしょうか。一時期すごい噂になり、色んな攻略誌やWebサイトで特集されたり、検証動画が出回ったりもしました。

「サム外れの決定的瞬間を捉えた!」的なタイトルの動画なんかもありましたが、結局ガセばかりでハッキリと映っているようなものは1つもなかったように思います。

 おそらく多くの場合は見間違いや勘違い、もしくは面白半分で噂を流す、このようなものではないかと思うのですね。

 そもそもメーカー自身も「サム=確変大当り確定」などとは公式には謳っていません。サムに限らずほとんどのメーカーはプレミアム演出が出ても「限りなく大当りの可能性が高い」程度でしか公表していないのです。

 メーカーの小冊子などにも『○○出現で大当り確定!?』、『超激アツ!?』などと表記されています。結局のところは不具合や、バグなどの可能性により100%当るとは言い切れないからなのでしょう。

 もし万が一何かが起こった場合にPCやスマホのようにアップデートで修正しますとはいきませんからね。最初から「100%ではありません」と公表していれば、何かあっても口実にはなりますので。

 とはいえ、メーカーも「プレミアの外れ演出などは最初から作ってもない」というのもまた事実なのでしょうけど。

 ただ、最近ではそのような声も聞かなくなったように思いますが、10年くらい前は本当に多かったように思います。

 初めてその噂が囁かれたのはもっと前、だいたい17,18年近く前だったでしょうか。

 最初の海物語が登場したのが1999年頃、すぐにホールのメイン機種へと成長し、2000年代初め頃には既に物凄い台数の海物語が設置されていたと思います。

 そしてその頃には同時に、結構な台数の裏基板が出回っていたのをご存知でしょうか?

 少し記憶が曖昧ですがモーニング、イブニング等の特定時間に大当りさせる事が可能で、1日に大当りする回数や連チャン数、差玉などまで細かく設定が可能な基板。

 要するに「出玉を出すための基板」で、役割的には昔でいうところの「開店基板」のようなものでしょうか。まだこの時代は「新装開店=とにかく出せ!」という店も多くあり、そういった意味では非常に重宝したようです。

 少なくともお客さんから「もっと搾り取れ」という意味合いのものではなかったようですね。

 そして、この頃から「サムが外れる」という噂が徐々に聞かれるようになったと思うのです。もちろん裏基板とサム外れに何らかの因果関係があるとは思っていないのですが…。

 知人にもこういった基板を売り歩いていた者がおり、「どこかのホールに紹介してもし売れたら1台あたり○○円バックするよ」と言われたのを覚えています。もちろん関わる気は全くありませんでしたが。

 当時はよく耳にした「○○ホールの海は裏モノだ」などという声。その店の海は確かに、明らかに爆発力が違うと思ったこともありました。

 その店の海物語でサムが外れたかどうかは分かりませんが、やはり実際に裏基板の海物語だったのでしょうか。

 今も謎のままです。

 そういった店舗のほとんどが閉店廃業となった今では、それを確かめる術もないのですが。

(文=オーハナB)

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 今、パチスロシーンは「沖スロ」がアツい。

 4月より一部地域で導入を開始した京楽産業.初の沖スロ『ぱちスロ沖ハナ-30』は、天国モードへ移行すれば99G以内のビッグが確定。その最大ループ率は約90%で、ヒキが伴えば瞬時にして大量出玉を獲得できる。

 6月7日からの全国導入を予定しているネットの『チバリヨ-30』は、4号機時代の先代と同じくチェリーがボーナス成立のカギ。天国以上への移行で32G以内のボーナス連チャンが約束され、パトランプモードへ移行した場合は90%超の大ループが狙える。

 また、オリンピアのパトランプマシン『南国育ち-30』なども絶賛稼働中。蝶が飛べば1G連が確定するといったシンプルなゲーム性のみならず、滞在モードに着目すれば効果的に立ち回れる点も人気の秘訣と言える。

 これらはいずれも疑似ボーナスを駆使することで、4号機時代のストック機を彷彿とさせる連チャンを実現している。連チャン好きとしては嬉しい限りであり、今後もこのようなマシンの登場に期待せずにはいられないわけだが…。

 そのような状況下、沖スロ界をけん引し続けるパイオニアは、公式HP上で「ハイビスカスモチーフ機」についての注意事項を掲載。同社ブランドの尊重を求め、関係者やファンの注目を集めている。

 同社は昨年8月31日、同8月19日付で『ハナハナ』シリーズの象徴である「ハイビスカス」に関連する図形商標が経済産業省特許庁に商標登録されたと発表。第三者によるパチスロ及びぱちんこ遊技機に関する同商標の使用については「形状等が近似するものを含めて」類似する商標の使用を禁止することができるとし、その使用を控えるように求めていた。

 これが影響したか否かは分からぬが、先の『ぱちスロ沖ハナ-30』は「花火」ランプが、『チバリヨ-30』は「花笠」ランプが光ればボーナス確定。ハイビスカスとは異なるものが採用されている。

 一方、いずれもランプの位置は『ハナハナ』シリーズのハイビスカスと同じく筺体上部左右。ハイビスカスに関連する商標については「位置」も追加登録済みであることから、同社は「誤認混同を生じさせるおそれがある」との理由でアナウンスに至ったと考えられる。

 このアナウンスを受け、各メーカーはどのような対応を取るのか。ファンとしても注視したいところであるが、せっかく盛り上がりつつある沖スロ自体に影響を与えることだけは避けていただきたいものである。 

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