100円とは思えない衝撃のスイーツ&スナック菓子&おつまみ!ダイソーの“神おやつ”3選

 日々の暮らしに役立つアイテムを安く購入できる「ダイソー」。生活品や日用雑貨だけでなく、実は人気のお菓子も多数販売されています。今回は、ネット上で話題になっている“ダイソーの神おやつ”3選をピックアップ。100円とは思えない“おいしさ”を体感できる商品ばかりなので、ぜひ“おやつタイム”のお供に選んでみてはいかが?

“ダイソースイーツ”のニューフェイス!?

“ダイソースイーツ”といえば、昨年販売された「レモンケーキ」(108円)が「安くてうまい!」とSNS上で話題に。売り切れる店があるほど大人気で“ヘビロテ”する消費者も続出しました。

 そこで注目するのが、今年の5月にスイーツの新商品として登場した「白桃ケーキ」(108円)。同商品は、スポンジの周りに“白桃の香りが広がる”チョコレートがコーティングされたミニケーキです。「レモンケーキ」と同じく、2個セットで108円というのもうれしいポイント。

 実際に購入した人からは「レモンケーキにドハマりしたので、新商品の白桃ケーキも即ゲット。とにかく桃の味わいが最高で、ハマってしまいそう……」「毎日食べたいから、ストックできるほど買ってきました(笑)」「大人だけでなく、子どものおやつにも最適です」など好評の声が止まりません。

 そのまま食べても十分な味わいを満喫できる「白桃ケーキ」ですが、ダイソーの公式サイトによると“冷やして食べてもおいしい”とのこと。常温と冷やしたものを食べ比べてみるのもアリですね。

ほぼサバ!?スナック菓子なのに超ヘルシーな「サバチ」

 はじめに甘いスイーツを取り上げましたが、やはりスナック菓子も見逃せませんよね。2つ目に紹介するのは、ネット上で「ヘルシー&おいしいって最高すぎる……」といった反響が相次いでいる「サバチ」(108円)。サバを70%練り込んだ食品添加物不使用の“自然派チップス”です。

 ほぼサバでできた「サバチ」には、「DHA(ドコサヘキサエン酸)」&「EPA(エイコサペンタエン酸)」が約230mgも含有(100gあたり)。さらにカルシウムも含まれているため、1袋食べるだけで豊富な栄養を摂取できます。

 ちなみにダイソーの公式サイトを見てみると、「育ち盛りの子供や、妊婦さん、手軽に成長補給」「サラサラ応援生活」「罪悪感のないおつまみ」といった記述が。たくさんの健康メリットを期待できるため、健康志向の人におすすめのスナック菓子です。

 100均ユーザーからは「ヘルシー系のスナックだけど、おいしくて手が止まらない……」「毎日『サバチ』を食べておけばいいのでは」などの声が。「サバチ」以外にもマグロを70%配合した「ツナチ」(108円)も発売されているので、惹かれる方は購入してみてください。

大人気調味料を再現した“いかのソフトフライ”!

 ラストは「レモスコ」の味を再現した「いか味ソフトフライ(レモスコ味20g)」(108円)に注目。同商品は“すっぱ辛い”味がクセになる新感覚フライですが、そもそも「レモスコ」って何なのか気になりますよね。

「レモスコ」(432円)とは、レモンの果汁と皮、酢、唐辛子、藻塩をブレンドした“新感覚辛味調味料”のこと。人気を集めている商品のようで、以前に『がっちりマンデー!!』(TBS系)でも紹介されていました。

 そんなレモスコの味を堪能できる“いか味ソフトフライ”。おつまみとして利用する人が多く、「酸味と辛味が絶妙にマッチして、食べた瞬間からやみつきになる」「レモスコユーザーだけど、しっかり味が再現されてる印象。ヘビロテ確定ですね」「衝撃を受けるうまさ。ダイソーに寄ったら必ず買ってる」といったレビューが後を絶ちません。

 いつも食べているおつまみに飽きてしまった人は、ダイソーの「いか味ソフトフライ(レモスコ味20g)」に乗り替えてみてはいかがでしょうか?

(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

ロシア現代美術の全貌を1日集中講義!〜ソビエト崩壊以降のロシアでのアートの変貌を辿る〜

 最前線のアートを集中講義で学べる渋谷・道玄坂の「ホワイトルーム」

 第6回目は、ロシア現代美術研究の第一人者、鴻野わか菜さんによる1日間、全4講「ロシア現代美術の現在」、6月19日(土)開講です。

 ロシア現代美術というと、反政府パフォーマンス、メンバーの逮捕、毒殺未遂、初のNFT作品を発表するなど世界から注目を集める、ロシアのフェミニスト・パンクロックバンド「プッシー・ライオット」が著名ですが、今、彼の地のアートはどうなっているのでしょうか。

 政治との関係だけでなく、どのような歴史を辿ってきたのでしょうか。

 ロシア・アヴァンギャルドの継承、ジャポニスム、宇宙主義の系譜、フェミニズムやジェンダー、オルタナティブスペースの形成、南極ビエンナーレなどなど、新生ロシアにおけるアートを語り尽くします。

 

鴻野わか菜・「ロシア現代美術の現在」

——この講義では、1950年代から現代までのロシア美術史を俯瞰します。政治と美術の関係(公式芸術と非公式芸術、検閲の動向)、ソ連時代や新生ロシアにおける美術の「サバイバル」のプロセス、新生ロシアにおけるアートをめぐる環境の変化についてお話しします。(後略)日本や世界との交流、コロナ禍における新しい動向などの観点から、現代ロシアアートを読み解いていきます。(本講義シラバスより)

 お申し込みはこちらからどうぞ!

鴻野わか菜・「ロシア現代美術の現在」
日 程|6/19(土)
時 間|10:00〜17:45(予定)
受講料|10,000円(税込)
会 場|WHITE ROOM(渋谷区道玄坂)
受 講|会場(定員30名)/オンライン
詳 細|https://cyzo.co.jp/whiteroom/kono_01/
※ 本講義は【1日集中講義】です。
※ 会場受講は定員に達し次第、募集を終了します。

鴻野わか菜(こうの・わかな)
1973年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。東京大学人文社会系研究科、国立ロシア人文大学大学院修了(博士、Ph.D)。ロシア美術・文学・文化を研究する一方で、展覧会の企画や監修に関わる。共著に『夢みる力——未来への飛翔 ロシア現代アートの世界』(市原湖畔美術館)、『イリヤ・カバコフ「世界図鑑」絵本と原画』(東京新聞)、『都市と芸術の「ロシア」 ペテルブルク、モスクワ、オデッサ巡遊』(水声社)、『幻のロシア絵本 1920-30年代』(淡交社)、訳書にレオニート・チシコフ『かぜをひいたおつきさま』(徳間書店)、イリヤ&エミリア・カバコフ『プロジェクト宮殿』(国書刊行会)、共編著に『ロシア文化事典』(丸善出版)など。2021年は、「大地の芸術祭」の里にて「カバコフの夢」プロジェクトのキュレーターを務める。

ホワイトルームとは

 ホワイトルームは、基本月1回のペースでトップクラスの講師による最前線のアートに関する集中講義を続けていきます。

 日本の教育では、そもそも「アート作品をどのように見ればいいのか」という基本的なことが確立されない。なぜなら日本の学校で使用されている「美術(アート)」の教科書は、日本と欧米では大きく違っているから。日本の「美術」の教科書は薄く、アートは自由に見ることが大事だと書いてある。一方、欧米の「アート」の教科書は分厚い。それは「アート」=「美術史」だから。現代美術の最前線の作品にはラスコー洞窟絵からはじまるギリシア・ローマ、キリスト教、ルネッサンス、印象派などなど膨大なヒストリーとコンテクストがあり、それをどれだけ感受できるのかが重要で、それこそが教養の基準とされている。それは日本の教科書では学べない。美術史を知らないから、いつまでたってもリテラシーが確立できない。
 ホワイトルームでは、アートのリテラシーを底上げするために、最前線にいるトップクラスの研究者、最前線のアーティストによって、大学半期分の授業を2日の集中講義で行います。
※講義によって、【1日集中講義】の場合もございます。本講義「ロシア現代美術の現在」は1日講義です。

竹中平蔵「パソナ」の純利益が前年の10倍以上、営業利益も過去最高に! 東京五輪と政府のコロナ対策事業を大量受注、巨額中抜きの結果か

 東京五輪大会の準備業務ディレクターの日当が35万円、管理費・経費を含めると日当42万円になる──。先日、本サイトでも取り上げた東京五輪の人件費問題(詳しくは過去記事参照→https://lite-ra.com/2021/05/post-5901.html)が、新たな波紋を...

パチスロ「新時代」を感じる「完成度」…絶大な信頼を集める「人気ライターも絶賛」の新台!?

 気になるパチスロ新台がリリースされても、なかなか手を出せないユーザーも多いのではないだろうか。

 それは、ある程度の知識がなければ損をしてしまうスペックの可能性があるからでもあり、「面白いか否か」「勝ちやすいか否か」を判断しにくいという理由もあるかもしれない。

 そんな時に参考となるのがYouTubeなどにアップロードされた「実戦動画」である。新台をリリース当日に実戦し、その日のうちに動画を投稿する配信者も少なくない。

 リリース前に「新台解説動画」が配信される場合もあるが、デモ基盤・ショールーム基盤で実戦されている可能性があり、実際のホールとは異なった挙動となることも考えられる。

 そういう意味でも新台の実戦動画は価値が高く、貴重な資料となり得るのだ。

 特に「新台実戦」でユーザーから絶大な信頼を集めるパチスロライターが存在する。それはパチスロ必勝ガイド所属の「まりも」だ。

 自身のYouTubeチャンネルにて、「まりもの新台通信簿」を配信中。これは実戦した新台を複数項目・5段階評価で判定するという企画シリーズである。

 判断基準は「出玉」「演出」「ゲーム性」の他、機種に因んだ項目なども追加されるパターンも存在。最終的に「また打ちたいか」という項目の評価で動画は締めくくられる。

「まりも」の評価は忖度の気配なく下されており、酷評を受けたマシンも少なくないが、絶賛であった機種は少数だ。

 そんなシリーズに新たな実戦が配信されたのでご紹介したい。その動画は『パチスロ新時代到来の予感かッ!!【パチスロ Wake Up, Girls!Seven Memories】まりもの新台通信簿 # 036』である。

 タイトル通り、カルミナの自信作『パチスロ Wake Up, Girls!Seven Memories』を実戦。詳しくは動画をご覧いただきたいが概ね好評といった評価であった。

 コメント欄では「コンテンツ」に抵抗を持つユーザーも見受けられるが、「面白そう」「打ってみたいと思った」という肯定的な意見も多い。

 動画外でも「まりも」は本機について触れており、完成度についてツイート。非常に満足度の高い実戦であったようだ。

 気になる方、ご興味のある方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。

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 パチスロ黄金時代ともいえる4号機。『俺の空』や『押忍!番長』など、その終焉を彩ったマシンの中でも『鬼浜爆走愚連隊』の存在感は大きかった。

 大画面液晶を搭載した筐体は独特の迫力が感じられたが、出玉性能も強力。1BIGで500枚オーバーの獲得が見込め、「連チャンモード」移行率は全設定で50%を超えていた。

 5号機時代に突入すると『鬼浜爆走紅蓮隊 爆音烈士編』が登場。後に『鬼浜爆走紅蓮隊 友情挽歌編』や『鬼浜爆走紅蓮隊 愛』など後継機もリリースされ、「人気シリーズ」としてユーザーに知られるに至った。

 5月24日、そんな「鬼浜シリーズ」から最新台『鬼浜爆走紅蓮隊 狂闘旅情編』が登場。初代のゲーム性を踏襲した仕様でホールに「ブッ込み」をかける。

 そこで今回は本機をピックアップし、実際に遊技してきたファンからの実戦報告や感想をご紹介したい。

 それらを踏まえて我々編集部が独断と偏見で、本機の将来性をジャッジ。これから遊技する方、気になっている方は是非参考にしていただきたい。

『鬼浜爆走紅蓮隊 狂闘旅情編』(BELLCO)

 本機は純増約2.8枚のATを搭載したマシン。ATは1セット30G+αのセット数管理タイプで初回は約50%で継続、その後は約80%でループする。

 AT消化中は「愛コンシステム」がキモ。バトル勝率アップや救済など各種アイコンを獲得していくことで、セット継続や上乗せ特化ゾーンに繋げていく。

 通常時は規定ゲーム数で突入するCZ「カッ飛びZONE」や、レア役から移行する前兆「殴り込みゾーン」を経由してAT「ツッパリRUSH」を目指すゲーム性となっている。

 CZは突入時の「鬼メーター」によって期待度が変化。全点灯でAT当選濃厚となっており、平均期待度は約40%となっている。

【プレイヤーからの実戦報告】

 実際に遊技したユーザーの反応は様々だ。「50%は信じられない」「鬼メーターの消灯がストレス」などネガティブな意見もあるが、適度な出玉の波がカギとなっている点を好評価する声も少なくない。
 
 具体的な感想としては「連チャンに偏れば割と出る」「ちゃんと連チャンする」という内容も多く確認できる。

【ヒットの可能性は?】

 本機において特に目立つ意見は、出玉率約80%の情報が話題になった「設定L」に対する意見である。「実際に扱ったホールが存在した」という報告もあり、ユーザーの間では様々な意見が浮上している。

 とはいえ、「良台」と判断するユーザーが存在することも事実。ホールの扱い次第で今後の運命が左右されそうな気配だ。今後の動向に注目したい。

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JRA連覇狙うグランアレグリアに「不安説」が浮上!? 藤沢和雄調教師ラスト安田記念(G1)「不可解采配」から3年、C.ルメールへの“貸し” を返してもらえるか

 6日、東京競馬場では第71回安田記念(G1)が行われる。注目はもちろん連覇を狙うグランアレグリア(牝5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だろう。

 2歳時から第一線で活躍してきたグランアレグリア。3歳春に桜花賞(G1)を制覇し、昨年はG1を3勝。さらに前走のヴィクトリアマイル(G1)を圧勝して、これまで積み重ねたG1タイトルは5つ。1年前には、絶対女王のアーモンドアイを完封したレースで、負けは許されない状況だ。

 ところが、グランアレグリアには幾つかの不安が浮上しているという。

「どうやら前走後に、爪が痛くなるアクシデントに見舞われたようです。藤沢先生は『全然、大丈夫』と不安なしを強調していますが、中2週という初めてのローテーションだけに気になるところです。

また、大阪杯(G1)を道悪で走った疲労の懸念もあります。実際、同タイムで駆け抜けたコントレイルは大阪杯の疲れが抜けきれず、宝塚記念(G1)回避が発表されました。グランアレグリアはさらに1走多く走っていますからね……」(競馬誌ライター)

 同じサンデーレーシング所属で安田記念に出走予定のシュネルマイスターの鞍上が未発表なのもグランアレグリアの「状態不安説」をさらに掻き立てる。

「もしグランアレグリアの状態が万全であれば、シュネルマイスターの鞍上はすでに正式発表されていてもおかしくありません。なかなか発表されないということは、やはりグランアレグリアの爪の状態に多少なりとも不安があるのかもしれませんね」(同)

 もしグランアレグリアが回避すれば、シュネルマイスターにはC.ルメール騎手が騎乗するという流れなのだろう。鞍上がなかなか発表されないのは、グランアレグリアの状態を見極めているからという可能性が高そうだ。

 今のところグランアレグリアは出走する方向だが、藤沢厩舎の安田記念回避で思い出されるのが、2018年の出来事だ。

 その年の安田記念は藤沢厩舎からサトノアレス、スターオブペルシャ、タワーオブロンドン、ムーンクエイクの4頭が登録をしていた。サトノアレスは蛯名正義騎手を背に出走したが、他の3頭は不可解な理由で出走を回避した。

 前哨戦の京王杯SC(G2)をレコード勝ちしたムーンクエイクと、NHKマイルC(G1)は不完全燃焼に終わる競馬ながらも、中間の調整がうまくいっていたタワーオブロンドン。2頭はともに「ルメール騎手が乗れないから」という全く同じ理由で回避。3頭目のスターオブペルシャもすでに鞍上を手配済みだったにもかかわらず、「いきなりのG1は無謀」というのが回避の理由だった。

 唯一出走したサトノアレスは出遅れるも7番人気で4着に好走。そんななか、優勝したのは連闘で臨んだルメール騎手のモズアスコットだった。もし藤沢和厩舎の4頭出しが実現していれば、除外されていたはずの馬。3頭を回避させたこの藤沢調教師の采配は当時、「ルメール騎手に“貸し”を作った」などとも言われた。

 あれから3年。藤沢厩舎から今年唯一出走するグランアレグリアの背にはルメール騎手が跨る。無事出走にこぎつければ、きっと3年前の“借り”を返してくれるはずだ。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

元中日コーチ・門倉健失踪事件、借金説や駆け落ち説まで…確たる情報なし、謎が謎を呼ぶ

 謎の失踪から2週間強が経過した。

 中日ドラゴンズの二軍投手コーチを務めていた門倉健氏が5月15日、突如として姿を消した。当人のその後の足取りは現在も掴めていない。そして、いまだ失踪理由も明らかになっていないのだ。だが、球団は郵送で送られてきた退団届を受理。

 年俸5000万円といわれる高額のコーチ職を辞しての蒸発。この令和のミステリーとも呼べる失踪劇は連日ワイドショーを賑わし、世間からの関心を集めている。

 門倉氏は中日など日本で4球団に所属したのち、韓国、アメリカなどを渡り歩いた。その野球理論には定評があり、この2年で中日の投手陣が復調したのは門倉氏の功績が大きいと評価する向きもある。同氏は、同期や先輩後輩問わずプロ野球選手との交流は深かった。門倉氏と同期の元プロ野球選手が言う。

「カドは体の大きさに似合わず、もともと神経質なところがありました。それは間違いない。そして、お金に困っていたところがあるのも事実です。2019年に中日に入閣した際も、金銭トラブルを問題視する声はあったが、与田剛監督が彼の野球理論に惚れ込み、『どうしても門倉にやってほしい』とプッシュしたそうです。実際、今季復調した小笠原慎之介や将来のエース候補である梅津晃大、勝野昌慶といったローテーションピッチャーが芽を出したのは、カドの功績が大きい。投手陣からも兄貴肌としてチーム内でも慕われていた。繊細な人柄ゆえに選手に寄り添った柔軟な指導ができるという、プロ野球界でも稀有な存在でした」

真面目で繊細、遊び慣れていなかった反動か?

 一体、門倉氏に何が起きたのか――。

 交流も深かった前出の元選手でも「詳細はわからない」と言う。ただ、真面目で繊細ゆえに、トラブルに巻き込まれたのではないかとも続ける。

「報道を見て心配して本人に電話をしたり、LINEで連絡をとった。すると、すぐに奥さんから連絡が来ました。逆に『何か知りませんか』と聞かれました。あいつは体もデカイし、『アゴ倉』と呼ばれるほど特徴的な見た目をしていた。これだけ世間に注目されたら、街を歩いていたら、すぐに発見されると思うんです。それが見つかっていないということは、人目がつかない場所に潜んでいるか、どこかに高跳びしてしまったのか。いずれにしろ、その才能を腐らすことなく、野球に関わる仕事に早く戻ってきてほしいと思います」

 その後、各テレビ局のワイドショー番組やスポーツ紙が、妻・民江さんにインタビューを実施している。失踪の原因について、妻にも遠因があるのではないか、と指摘する人もいる。門倉氏の友人は、こう明かす。

「奥さんはなかなかに強烈な方で、何事もハキハキと決めていくようなタイプ。お金もすべて奥さんが握っていたそうです。ある日、『もう少しお金を自由に使いたい』と、あいつはボヤいていました。借金があったのも、そういった遊ぶ金欲しさだった、という声も聞きます。

 あいつにとって家庭内は、あまり心が落ち着ける場所ではなかったのかもしれない。基本的に野球バカで、付き合いなども良いほうではなかったですが、現役時代から遊んでこなかった反動が、ここにきて一気に出たのではないか。若い頃に遊び慣れた選手は、歳を重ねると落ち着いてきますが、あいつはその逆のパターンではないかとも思う。悪い女に引っかかって、そこにハマってしまったのでは、ということを危惧しています」

 友人たちも誰一人、その失踪劇の内幕を把握できなかった。つまり今回の失踪は、誰にも打ち明けることなく、秘密裏に行われたといえる。女性問題との見方をするマスコミも多いが、それもやはり実態まではわからないという。

「若い女性との駆け落ち説が流れて、そこ絞っての取材も行いましたが、実態はわかりませんでした。総合的に考えて、駆け落ちの線が強いという判断をしましたが、女性関係を洗っても何も出てこなかったんです。一部週刊誌には駆け落ちのタレコミが入っていたそうですが、記事になってないことを考えれば、確たる筋からの情報ではなかったのでしょう。マスコミ側もある種、”推理”になってしまっているので、こういった事態は記憶にないですね」(スポーツ紙デスク)

 プロ野球界を騒然とさせている失踪劇は、果たしてどういった結末を迎えるのだろうか。
(文=編集部)

トヨタは笑いが止まらない?アルファードの“爆売れ”が続く理由と他車を圧倒する強みとは

“年間販売台数10万6579台”、これはトヨタ「ルーミー」、ホンダ「フィット」、日産「ノート」よりも多く、しかもコロナ禍真っ只中となる2020事業年度締め(2020年4月から2021年3月)での、「アルファード」の年間販売台数である。月販平均台数は約8800台。これが2020事業年度締めでの下半期(2020年10月から2021年3月)の月販平均台数では、1万台強となる。

 支払い総額で600万円も珍しくないアルファードが年間で10万台強も売れるのだから、トヨタ系ディーラーはまさに“笑いが止まらない”状態となっていることだろう。アルファードはもともと販売現場では“高収益車種”などとも呼ばれ、販売しただけでも、ディーラー利益やセールスマンが得られるセールスマージンは高いものとなっていた。

 さらに、購入者のほとんどがローン、しかも支払い総額600万円ほどになることもありフルローンを組んで購入することが多く、ディーラーが提携している信販会社から得られるバックマージンもハンパではなく、まさに“ボロ儲け”できるクルマなのである。

「今もなお、新車販売は好調に推移しております。会社からはアルファードをメインに、ハリアーなど、ほかも含めて高収益車種を積極的に売るようにと指示が出ております」とは現場のセールスマン。

 販売現場で聞くと半導体不足問題によるものとしているが、納期がやや遅れ気味となっているのは気になるが、4月末に改良を行って以降も好調な販売が続いているようだ。

 改良後も、その前から続いていた大幅値引きは引き締められることはなく、アベレージで50万円引きは獲得できる勢いにあり、場合によっては70万円引きも十分期待できる状況で販売されているので、買い得感は改良後も圧倒的に高く、アルファードの“爆売れ”状況が終焉を迎えることは当分なさそうである。

トヨタの全店全車種併売化も追い風に

 2020年5月から実施されたトヨタ系ディーラー(トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店)全店舗での全車種(一部を除く)併売化により、トヨペットの専売から全店扱いになったことも、アルファードの販売台数を押し上げたのは間違いない。

 新型コロナウイルス感染拡大が表面化するかしないかの頃に生産ラインを増設したとのことで、これにより納期が大幅に短縮(一時期、納車待ち半年も当たり前だった)されたことも大きく貢献しているようである。

 アルファードのようによく売れる高額車を扱った経験の少ないカローラ店では、当初は“腫れ物に触る”ように売っていたのだが、セールスマン個々がコツをつかむようになると、水を得た魚のように売りまくり始めた。ちょうど、2020事業年度締め上半期末(2020年9月)あたりから、一気に月販1万台ペースとなった頃の話である。

 トヨタ店でも、「クラウン」ユーザーから「アルファードに乗りたい」というリクエストはあったのだが、全店併売化まではトヨペット店の専売だったので、クラウンに乗り継いでもらったりしていた。しかし、アルファードを扱うようになってからは積極的にアルファードを売るようになった。

 兄弟車の「ヴェルファイア」は4月末の改良でモノグレード(単一グレード)構成となったのだが(カタログはアルファードと一緒になった)、もともと専売していたネッツ店に、改良後「ヴェルファイアを見に来た」といっても、「なんでアルファードじゃないんですか?」といったことをセールスマンが聞いてくる始末であり、今は“オールトヨタ”でアルファードの積極販売が行われているといっていいだろう。

圧倒的に高いリセールバリュー

 押しが強く、ひたすらゴージャスイメージを強調した内外装といったクルマ自体の魅力もあるが、今の人気はそこを超越して、“金融資産”のような面も意識してアルファードを選ぶ人も目立ってきている。

 その背景にあるのが、圧倒的に高いリセールバリューである。トヨタ系ディーラーで、残価設定ローンを5年払いで組んだとする。そして、5年後の支払い最終回分として、据え置かれる残価相当額を算出するための残価率は最大49%となっている。トヨタでは残価率について若干の“幅”が持たされており、利用者が任意に選択することができる。

 たいていセールスマンはアルファード以外の車種では「残価率は少し抑え気味のほうがいいですよ」とアドバイスするのだが、アルファードに関しては「迷うことなくマックスレベルでいきましょう」となるようだ。

 そもそも、残価率は“安全圏内(設定残価割れしないように実際の相場よりやや低めに設定される)”で設定されるのが一般的であり、中古車相場を意識した下取り査定額や買い取り査定額などは、アルファード以外の主要トヨタ車であっても、ほぼ間違いなく設定した残価相当額を超えることになる。

 たとえば、アルファードの特別仕様車となるSタイプゴールドIIにおいて5年払いで残価設定ローンを組むと、支払い最終回分として据え置かれる残価相当額は200万円になる。つまり、仮に支払い総額で650万円になったとすると、現金一括払いなら650万円を用意しなければならないが、残価設定ローンでは支払い最終回分の精算は当該車両の返却、またはアルファードならトヨタ車への乗り換えをすれば、現金での精算は必要なくなる。

 金利負担分は差し引いて考えなければならないが、残価設定ローンでは200万円近くの現金をセーブできるので、単純に考えれば本来の支払い総額は650万円なのだが、450万円で購入できると言えるだろう。

 ただ、残存価値が高いことは“諸刃の剣”であるともいえよう。支払いを続けても残債はなかなか減らない。そのなかで、支払い途中でダメージの大きい事故を起こして廃車となれば、信販会社の対応次第だが、事故車両自体は解体処理ができても、残債があるので廃車手続きはできずにナンバープレートだけが残ったまま、ローンを支払い続けるという事態も現実に起こっている。セールスマンの多くは、残価設定ローンの利用に際し、少しでもリスクヘッジができるとして車両保険の加入を勧めてくるので、ぜひ検討してもらいたい。

伝説的逸話と“アルファード転がし”とは?

 また、残価設定ローンでは再ローンを組んでそのまま乗り続けることも可能となっている。ただ、延長期間は2年までとなり、前出のアルファードのケースでは支払い最終回分200万円を元金として再ローンを組んで返済を続けようとすると、月々9万円ほどになるとのことなので、現実的とはいえないのである。

「残価設定ローンは完済するな」、これは新車販売現場の合言葉のようになっている。設定される残価率が安全圏内のものであるとは前述したが、採算分岐点を読み間違うことがなければ、支払い途中で残債があるなかで下取り査定をすると、下取り査定額で残債整理ができるだけでなく“お釣り”が残り、それを次の新車購入資金に回せることもある。全般的にリセールバリューが良いトヨタ車では、完済前に下取り査定での残債整理をすることの旨味が大きいのだが、アルファードは特に「完済するな」となるらしい。

 わかりやすく言えば、アルファードの場合、残価設定ローンを利用して購入した場合は、設定した残価相当額にいくら上乗せして売却するか、といった話が当たり前となっているようだ。コロナ禍前で海外への中古車輸出も活発だった頃は、「下取り査定をしたら新車販売価格より高くなった」とか、「中古車で買うより、新車で買ったほうが安かった」などの“伝説”のような話をいくつか聞いた。

 また、“アルファード転がし”も積極的に行われていた。決まった走行距離内に押さえ、決められたグレードとボディカラー(パールホワイト系またはブラック)などのアルファードを半年おきなど短いスパンで新車に入れ換え続けることを“アルファード転がし”と呼んでいるのだが、転売を繰り返すたびに儲かっていくというのである。

 もともとミニバン自体がリセールバリューは高い傾向があり、かなりの低年式車でもしっかりと価値が残るとされているなか、アルファードは他メーカーにライバルらしいライバルがいない。また、東南アジアなどではわざわざ「日本仕様がほしい」という富裕層も多く、日本からの中古車として輸出される車両も人気が高い。圧倒的なブランドステイタスが築き上げられており、売る側、買う側双方にとって、旨味の大きいクルマとなったのである。

 購入するアルファードの価値の上げ方(どんなオプションをつけたらいいか)や、より儲かる売却タイミングなど“おいしい話”については、やはり専売車種として長い間取り扱ってきた経験のあるトヨペット店のセールスマンが、さまざまなノウハウを持っていることになる。

 販売現場で聞くと、全体的に残価設定ローンの利用率が上がるにつれ、新車購入時に残価率などリセールバリューを気にするお客が目立ってきたとのことである。また、アルファードはモデルチェンジ直前がかなりの“売り時”になるとのことだが、そのあたりの事情については次回に詳述したい。

(文=小林敦志/フリー編集記者)

太陽生命「感染症保険」販売10万件を突破…「コロナ保険」続々登場で加入者急増

 もはや日々の感染者数を聞いても、驚かなくなってしまった自分がいる。慣れというのは本当に恐ろしい。

 5月27日時点での東京都内の新たなコロナの感染者は684人。1週間前よりも159人減ってはいるものの、以前として高い水準で予断を許さない状況だとみられている。これを受けて5月末に期限を迎える緊急事態宣言に関し、東京を含む、北海道、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡の9都道府県について来月20日まで延長されるという。どうやら、5月23日に対象に加わった沖縄の期限に合わせる形のようだ。

 感染急拡大の一因として、変異ウイルス(変異株)による感染者の増加が挙げられているが、とにかく、コロナには絶対かかりたくない。感染した場合の生活や仕事への影響はさることながら、すでに罹患された患者の後遺症に関する報道を聞く限り、深刻さが伺えるからだ。

 しかし、これだけ感染者が増加すれば、相対的に自分や家族が感染するリスクは高まる。そこで、コロナに罹患した場合の経済的リスクに備えて、「コロナ保険」への加入者も急増している。

 本稿では、ファイナンシャルプランナー(FP)として、これからでもコロナ保険に加入すべきかどうか考えてみたいと思う。

2020年5月発売のjustInCase「コロナ助け合い保険」が国内初

 コロナ保険といえば、真っ先に登場したのが、2020年5月に発売されたjustInCaseの「コロナ助け合い保険」である。同社は、2018年7月1日から少額短期保険業を開業した保険スタートアップ企業。2020年1月には、保険に加入した契約者同士でリスクを共有する「P2P」というしくみを取り入れた国内初のわりかん保険を発売した、何かと話題の少短事業者だ。

 コロナ助け合い保険の保障内容は非常にシンプルである。コロナで1泊2日以上入院した場合、10万円の給付金が受け取れるというもの。いわゆる入院一時金タイプの医療保険で、コロナだけでなく病気やケガも保障される。保険期間は1年。手続きはすべてネットで完結し、申し込み後すぐに保険期間が開始される。加入できるのは15~64歳までで、保険料は男性が510~730円、女性が560~960円となっている。

 一般的な保険の場合、年齢が高くなれば保険料も高くなるが、この商品の場合、保険料の最安の年齢帯は、男性30~34歳、女性15~19歳、最高の年齢帯は、男性60~64歳、女性30~34歳とバラバラだ。統計的に、20代~30代の女性は、妊娠・出産による入院・手術のリスクが高く、同年齢の男性と比較して保険料が高く設定されているという。それでも、どの年代もワンコインから千円札でおつりがくる額である。

 なお、同社には「シンプル医療ほけん」という商品があるが、保険料や保障内容は「コロナ助け合い保険」とまったく同じ。後者の場合、利益の全額が医療従事者へ寄付されるという点だけが異なる。

過去10年で最短で10万件越えの太陽生命のコロナ保険

 続いて2020年9月に発売されたのが太陽生命「感染症プラス入院一時金保険」である。同社によると、今年4月中旬時点で、販売件数は10万件を超えた。過去10年間に販売した商品のなかで、最も早く10万件超えを記録したほどの人気ぶりだ。

 さらに、2020年11月からは、同商品の提供範囲を選択緩和型保険にまで拡大。持病や既往症で加入できない層のニーズにも対応している。こちらも好評なようで、直近の販売件数は標準体と緩和型を合わせて11万4000件にのぼる(2021年5月末現在)。

 同商品もjustInCaseの「コロナ助け合い保険」と同じく、入院一時金タイプの医療保険。コロナを含む所定の感染症や不慮の事故などが原因で入院したときに、最高40万円の給付金が受け取れる。コロナ助け合い保険と異なるのは、日帰り入院も対象となる点や責任開始日から10日以内に発病した感染症は保障の対象外となる点などが挙げられる。

 また加入する際は、従来の入院一時金保険(20万円)に、感染症を保障の対象に上乗せした感染症プラス入院一時金保険(20万円)をセットにして加入しなければならない。保険料<( )内は感染症プラス入院一時金保険分>は、30歳男性2,680円(440円)、女性3,660円(340円)となっている(保険期間・保険料払込期間10年)。

生命保険の保険料はどうやって決まる?

 これらコロナ保険の保険料が高いのか安いのか。類似商品がないので比較は難しいが、少しコロナ保険が登場した当時の状況を振り返って考えてみよう。

 例えば、太陽生命の「感染症プラス入院一時金保険」の発売が発表されたのが2020年8月中旬のこと。昨年のGWは、コロナの影響で日本全国に緊急事態宣言が発令されており、今年よりも外出自粛が徹底されていた。そのため、お盆こそ帰省したいと考えていた人(かくいう筆者もその一人)も多かったようだが、結局、実家の親から近所の目があるから帰ってくるなと言われ、帰省できない人・しない人が続出していた頃だ。

 つまり、まだまだコロナは収束していない。そんなタイミングで中堅の国内生保である太陽生命が、コロナを対象とする保険を販売すると聞いて、筆者は驚いた。

 というのも、相互扶助のしくみで成り立つ生命保険は、契約者から集めた保険料(収入)と支払った保険金(支出)が等しくなることが基本。これを「収支相等の原則」という。計算式では、「保険金×死亡者数=保険料×契約者数」となる。さらに、どの年代の契約者も平等・公平になるように保険料を設定しなければならない。

 要するに、コロナという病気自体、よくわかっておらず、どれくらいの発生確率、重症率、死亡率があるのかがわからなければ、保険料が算定できないのだ。それを大手生保といえないまでも、一定の保有契約件数のある保険会社が取り扱うというのは、随分と思い切った決断だったろうと察せられる。

 そして、太陽生命では、コロナの感染が拡大した2020年4月、生保各社が災害死亡時の割り増し保障の改定を行ったものの、入院保障による割り増し保障がないことに注目。開発から販売まで5カ月程度という超スピード発売にこぎつけた。

 生命保険の新商品の開発には、1年~2年ほどかかるのが通常であることを考えると、「とにかく早く世に出さねば」という意気込みを感じる動きだったと思う。

コロナの感染状況によって保険料が変動する新タイプの保険

 とはいえ、やはり気になるのは保険料である。前述の通り、保険数理の考え方に基づくと、未知の病気だけに、保険料を高めに設定せざるを得ないのでないかという懸念は払しょくできない。そこで、新たに登場したのは、コロナの感染状況に応じて保険料が変動する新しいタイプのコロナ保険。2021年4月に発売された第一スマート少額短期保険の「コロナminiサポほけん」である。

 第一スマート少短は、第一生命保険が少額短期保険専門として設立された子会社で、コロナに感染していると医師に診断された場合、10万円の給付金が受け取れる。保険料は感染状況に応じて毎月1日に見直され、直近の6月に契約した場合の保険料は3カ月で1270円。今後も、感染状況に応じて毎月見直され、感染者が急増すれば最大2270円まで引き上げられるという。

 このように、需要と供給に応じて価格が変動するしくみは「ダイナミックプライシング」(価格変動制)と呼ばれ、航空券やホテルの宿泊料、駐車場料金などで導入が進んでいるが、生保業界では初めてだろう。

 保険料に罹患者の状況をリアルに反映させるというのは、試みとしては非常に興味深い。しかしこれが果たして、保険という安心を確保したい層に馴染むかどうか。未知数の要素は大きいが、動向を注視したい商品の一つだ。

コロナ保険には加入すべき?

 では、今の状況も踏まえ、コロナ保険に加入すべきかについて、どう考えれば良いのだろうか? 結論としては、他の保険と同じように「必要な人は加入したほうが良い」という回答に尽きるのだが、知っておきたい判断のポイントは次の3つである。

(1)コロナにかかる医療費は基本的に公費でまかなわれる

(2)コロナによる休業・失業の所得補償の公的制度(雇用保険の基本手当・傷病手当金等)はある

(3)すでに加入中の医療保険もコロナの対象となる

 まず(1)については、ご存じの方も多いだろうが、コロナは感染症法という法律の指定感染症に指定されており、検査や診察、治療、入院等の費用は公費負担となる。つまりお金はかからない。医療保険は、そもそも病気の際の治療費や入院に伴う雑費などの支出増をまかなうため、あるいは入院中の収入減に備えるために加入するものである。

 もちろん、病気になれば、個々の状況に応じて治療費等以外に様々なお金が発生する可能性はあるだろう。とはいえ、大きな経済的損失が発生しないのであれば、保険で備えておく必然性は低い。

 会社員であれば(2)のように、所得補償の公的制度も利用できる。多くの人は、過剰に不安に感じる必要はないはずだ。ただし、自営業・自由業者が加入する国民健康保険に傷病手当金や雇用保険の基本手当は受けられない。

 実は、コロナに関しては、すでに国民健康保険でも傷病手当金の対象となる措置が導入されている。しかし、あくまでも「被用者」限定。自治体の判断によって、それ以外の自営業者に範囲を拡大することも可能だが、現在のところ、岐阜県飛騨市や鳥取県岩美町や一部の自治体が導入するにとどまっている。

 また、埼玉県朝霞市や和光市などでは、国民健康保険の対象者に一律20万円の傷病見舞金を支給するなど、自営業者等に対しては、自治体の対応に大きな開きがあるのが実情だ。さらに、これらの特例のほとんどは2021年6月30日まで等の適用期限が設けられているので、こまめにチェックしておきたい。

 そして(3)について。「コロナ保険」という名前の印象から、コロナに特化した商品でなければ、保障が受けられないと勘違いしていないだろうか?

 現在加入している医療保険でも、コロナで入院等をすれば、給付金は受けられる。自宅療養についても医師の指示があれば保障対象としている商品がほとんどである。

 したがって、まずはコロナに罹患した場合、既加入の医療保険や公的制度等からどのような保障が受けられるのかを、まず確認することが先決である。

 そして、コロナによる医療費以外の支出等を手持ちの預貯金でまかなうことができないかも併せて考えてみよう。それで不足するようなら、医療保険への加入が選択肢として挙がるが、その場合も、一般的な医療保険とコロナ保険のどちらが自分に最適か、保険料と給付内容のバランスをはかることも欠かせない。

無料でコロナ保険に加入する方法もある

 しかし、実は保険料負担なしにコロナに対する保障を準備する方法もある。2020年11月から、大同生命では中小企業支援プロジェクトの一環として前掲のjustInCaseの「コロナ助け合い保険」の無償提供を開始している。

 対象は、従業員数が50人未満の企業(または個人事業)の役員(含む代表者・個人事業主)や従業員。1年分の保険料は大同生命が1億円を上限に負担し、1泊2日の入院で5万円が受け取れる。大同生命の保険契約の有無は問われない、まさに“助け合い”から生まれた取り組みとなっている。1年の保険期間終了後、契約を更新すれば有料になるが、それでも保険料は300~400円程度と少額だ。

 中小企業向けだが、個人向けの医療保険なので、会社でまとまって申し込む必要はない。加入したい場合は、専用サイトに勤務先の法人情報を入力するだけでOKである。

申し込み先

保険選びは、保険会社にも注目して総合的に選ぶ時代

 このほかにも、保険料などの負担なしで、コロナへの保障を提供している保険会社もある。マニュライフ生命では、2020年3月に、同社の保険契約者や被保険者がコロナに感染した場合、入院の有無にかかわらず、診断されれば、5万円をお見舞金として給付する取り組みを行った。すでに、同年6月12日に終了しているが、給付金を受け取った人にとっては、ありがたいの一言に尽きただろう。

 また、フコク生命では、2020年12月から「医療大臣プレミアエイト」の加入者がコロナに感染して入院した場合、入院見舞金を従来の2倍にして支払う「感染症サポートプラス」の取り扱いを開始している。こちらも、追加の保険料は不要で、既契約者についても保障が適用される。

 保険料無料で、保障が手厚くなっている理由は、コロナ禍による外出自粛で、不慮の事故等による給付金の支払いが大幅に減少しているため。その分をコロナへの保障に還元しているわけだ。したがって、倍額給付の保障期間は2022年1月31日までの期間限定となっている。

 コロナが感染拡大する以前、これほど病気が身近な話題になったことはかつてなかった。それだけに、コロナ発症の経済的リスクに対してどのように備えるかも重要な課題だが、個々の状況によってケースバイケース。

 いずれにせよ、自助努力として、保険を活用するのであれば、今後は、保険商品だけでなく、それを取り扱う保険会社の方向性や理念といった根本的な部分にも注目してほしい。

 とりわけ、終身型の保険に加入するのであれば、おつきあいは長期にわたる。保険期間中に今回のコロナのような事態に社会全体が陥った場合、社会貢献のために保険会社がどのような動きをするか。真に顧客本位の経営をしているかどうか。保険に加入する際に是非とも確認しておくべきである。

(文=黒田尚子/ファイナンシャル・プランナー)

●黒田尚子/ファイナンシャル・プランナー

1969年富山県富山市生まれ。立命館大学法学部卒業後、1992年、株式会社日本総合研究所に入社。在職中に、FP資格を取得し、1997年同社退社。翌年、独立系FPとして転身を図る。2009年末に乳がん告知を受け、自らの体験から、がんなど病気に対する経済的備えの重要性を訴える活動を行うほか、老後・介護・消費者問題にも注力。聖路加国際病院のがん経験者向けプロジェクト「おさいふリング」のファシリテーター、NPO法人キャンサーネットジャパン・アドバイザリーボード(外部評価委員会)メンバー、NPO法人がんと暮らしを考える会理事なども務める。著書に「がんとお金の本」、「がんとわたしノート」(Bkc)、「がんとお金の真実(リアル)」(セールス手帖社)、「50代からのお金のはなし」(プレジデント社)、「入院・介護「はじめて」ガイド」(主婦の友社)(共同監修)など。近著は「親の介護とお金が心配です」(主婦の友社)(監修)(6月21日発売)

JRAクリノガウディー「劇的復活」のヒントはダービー馬!? 「粗暴な行為」岩田康誠騎手の功罪、20連敗脱出で再びG1戦線に殴り込み

 先月30日、中京競馬場で行われた安土城S(L)は、3番人気に支持されたクリノガウディー(牡5歳、栗東・藤沢則雄厩舎)がレコードタイムで優勝。前走の鞍馬S(OP)に続いての連勝を決めた。

 管理する藤沢則調教師は、「スタートが良すぎる馬だけどジョッキーが上手く抑えてくれて、持ち味を引き出してくれた」とコメント。前走からコンビを組み、クリノガウディーを見事に連勝に導いた岩田康誠騎手の手綱さばきを褒め称えた。

 新馬戦を勝利以降、朝日杯FS(G1)などで2着はあったものの、20連敗を喫していたクリノガウディー。勝ち味に遅かった本馬がここにきて「復活」を果たしたのは、岩田康騎手の手腕によるところも大きいだろう。

 4月24日、阪神6Rの返し馬の際、後輩騎手に「幅寄せ」。ラチ沿いまで追い詰めて暴言などを吐くという、前代未聞の粗暴な行為を起こした岩田康騎手。翌日から開催4日間の騎乗停止処分を受けたが、停止期間中はクリノガウディーに付きっきりで稽古をつけていたそうである。

 前走の鞍馬Sは岩田康騎手にとって騎乗停止から復帰後の初勝利。入線後には派手なガッツポーズも決めた。そしてクリノガウディーにとっては新馬戦以来、実に2年7ヶ月ぶりとなる、待望の2勝目だった。

「長かった。騎乗依頼が決まってから岩田康騎手が付きっきりで稽古をつけてくれた。岩田康騎手のおかげです」レース後、藤沢則師はしきりに鞍上に感謝のコメントを述べていた。

 この“個人授業”が前走の勝利、今回の連勝へと繋がったという可能性もあるだろう。

「岩田康騎手は2012年のNHKマイルC(G1)で騎乗停止を受けた際も、停止期間中は付きっきりでディープブリランテの調教をつけ、その後見事にダービー制覇を果たしています。クリノガウディーとのコンビでも今後、何か大仕事をする可能性もあるかもしれません」(競馬記者)

 賞金も加算できたことで、クリノガウディーは秋に備え、放牧に出される予定だという。父スクリーンヒーローの代表産駒であるモーリスやゴールドアクターは古馬になってから本格化し、連勝を重ねてG1を制した。

 再び上昇気流に乗った本馬も偉大な先輩たちに続きたいところだ。今後の短距離重賞戦線、クリノガウディーと岩田康騎手のコンビにはぜひ注目しておきたい。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。