JRA 宝塚記念(G1)衝撃「8頭立て」の可能性も……有力馬の相次ぐ回避に「条件馬」が参戦を表明。問われる「春のグランプリ」の存在意義

 27日、阪神競馬場で行われる上半期の総決算、第62回宝塚記念(G1)。

 昨年の同レースを6馬身差で圧勝し、暮れの有馬記念(G1)も制覇したクロノジェネシスが、今年も早々と参戦を表明。大阪杯(G1)を無傷の6連勝で制したレイパパレも出走を予定するなど、今年もなかなかの豪華メンバーが揃うことが予想されていた。

 しかし先日、『netkeiba.com』にて発表された「宝塚記念の想定メンバー」によると、今年の宝塚記念に出走を予定している馬は、現在のところ僅か「7頭」であるという。

 出走を予定している7頭は以下の通りだ。

アリストテレス
カレンブーケドール
キセキ
クロノジェネシス
シロニイ
モズベッロ
レイパパレ

 上記の馬達に加え、5日に行われた鳴尾記念(G3)を逃げ切ったユニコーンライオンも宝塚記念に出走を予定していることが、所有するサラブレッドクラブライオンの公式Twitterで発表された。

 現在のところ出走を予定している馬はトータルで8頭となっている。宝塚記念が上半期のG1レースを締めくくる「春のグランプリレース」であることを踏まえると、まだ想定の段階とはいえ、相当に寂しい頭数であると言えるだろう。

 ここまで頭数が少なくなりそうな理由には、有力馬の故障や相次ぐ回避が挙げられそうだ。

 何より昨年の三冠馬、コントレイルの回避が大きい。先月30日に行われた日本ダービー(G1)のレース後、管理する矢作芳人調教師が回避を発表。大阪杯の疲れが取れないのが理由とのことだが、コントレイルがこの春に出走したレースは、その大阪杯1走のみである。

 また、4月に香港で行われたクイーンエリザベス2世C(G1)3着後、一旦は宝塚記念への参戦を表明したデアリングタクトも、残念ながら右前脚の故障が判明し回避となってしまった。

 2頭の三冠馬に加え、ワールドプレミアやラヴズオンリーユー、ディープボンド、ウインマリリン、ヒシイグアス、グローリーヴェイズといった中長距離路線の有力馬達がこぞって回避を予定しているという。

「宝塚記念が有力馬に敬遠されがちな理由は、6月の後半という開催時期にあるのかもしれません。元来、サラブレッドは暑さに弱い生き物です。一流どころの馬達は秋に備えて休養に入りたいというのが本音でしょう。

また梅雨時に開催されるため、例年タフなコンディションになることも敬遠される理由の1つ。今年の場合、昨年圧勝したクロノジェネシスが参戦を表明していることで、早々に白旗を挙げてしまった陣営もいるかもしれませんね」(競馬記者)

 グレード制が導入された1984年以降、宝塚記念がフルゲート18頭で開催された年は、僅か2回しかない。開催時期や馬場コンディションを理由に一流馬の回避が続出するようでは、そろそろ宝塚記念の「春のグランプリ」としての存在意義も問われてくるのではないだろうか。

 今年、出走を予定している8頭のうち、先日参戦を表明したシロニイはまだ3勝クラスの条件馬である。実質オープンクラスの馬7頭で「春のグランプリレース」を謳うのは、繰り返すようだが相当に寂しいものがある。

 今年の大阪杯も出走頭数が1桁になるのではないかと言われたものの、最終的には13頭まで増えた。宝塚記念の登録馬が発表されるのは13日。ぜひ春を締めくくるにふさわしい頭数が揃うことを祈りたい。(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

パチンコ新台「店が潰れる」レベルの「ぶっ壊れスペック」!? 「右ALL2000発」×「高ループ」は興奮必至!!

 パチンコ分野では、話題の新台『P牙狼 月虹ノ旅人』が西日本で堂々のデビュー。その類まれな出玉性能とスピード感でファンを魅了している状況です。

「7万発達成」「1時間で一撃5万発」など、凄まじい報告が相次いでいる本機。P機の覇権を握らんとする活躍ぶりです。東日本の導入スタートが待ちきれないのは私だけではないでしょう。

 まさに話題を独占中といった様相ですが、そんな『牙狼』にも顔負けの高等スペックを積んだ新機種たちが続々とPVや機種サイトを公開。パチンコ分野に更なる激アツ新台ラッシュが訪れる気配です。

 その一つが『フィーバー 機動戦士ガンダムユニコーン』です。不朽の名作アニメを題材とした人気シリーズの最新作。本機は約10年ぶりとなるテレビCMも公開される予定のようですね。メーカーの力の入れ具合も相当なものを感じます。

 また、気になる出玉性能もかなり魅力的なものに仕上がっている様子。それこそ、先述した『P牙狼 月虹ノ旅人』に匹敵する火力とスピードを持ち合わせていると話す関係者もいます。非常に楽しみなマシンですね。

 また、『P新鬼武者』も注目すべき新機種。ケタ違いの攻撃力と表現された「蒼天上BONUS」は、予測不能の出玉を生み出しそうな期待感があります。PVでは凄まじい勢いで出玉が加速していましたね。80%継続のバトルモードの威力は計り知れないでしょう。

 激アツの役物機『Pビッグポップコーン』も忘れてはなりません。リリースが延期されていた話題作が、長い沈黙を破って遂にリリースされる予定。1/99の図柄揃いで開始される役物抽選では、ポップコーンのように玉が縦横無尽に弾け飛びます。

 役物内でハズレ穴に入らずに、玉が70秒間たえることができれば巨大V扉がオープン。V入賞した後は、10R大当りのみで形成される約83%ループの強力RUSHへと突入します。玉の動きと至高の連チャンを楽しめるでしょう。

 まさに激アツ新台のオンパレード。今後のパチンコ分野は更なる熱気に包まれそうな気配ですが、高性能スペックが内蔵されたマシンはこれだけではありません。

 右ALL1500発の壁を超える「右ALL2000発」を実現させた超大物マシン。その驚異の出玉性能が遂に明かされたのです。

・『P真暴れん坊将軍-双撃-の右打ちALL2000発がヤバすぎる|【1GAMEてつ&ヨースケ】

 パチンコ新台『P真・暴れん坊将軍双撃』を、人気チャンネル「1GAME」でお馴染みの演者「てつ」と「ヨースケ」が試打・解説している動画です。

 本機の特徴はタイトルにもある通り「右打ちALL2000発」という点です。動画内では、RUSH中に大当りすれば「8R1000発×2回分=計16R2000発」が一気に放出される仕様だと説明しています。なぜCR機を彷彿とさせる16R出玉が獲得できるのか。その真相は動画内で詳しく解説しています。

 更に、RUSHの継続率は約71%で突入時の期待出玉は「7000発」にも及ぶとか。優秀なスペックでユーザーを魅了している藤商事が、またまたとんでもない台を作り出したようですね。「てつ」は、本機のスペックを「店、潰れるやつだ!」と絶賛していました。

 非常に強力な出玉性能を有しているのは間違いありません。そして「時代劇パチンコ」を好む年配層も、安心して楽しめるシンプルなゲーム性となっているとのこと。総合的に見ても完成度の高いマシンといった印象です。

 また、動画内ではスペック詳細の他にも、演出面などもガッツリと紹介されています。一見の価値ありの内容となっているので、気になる方はチェックしてみてください。

(文=HIRA.777)

<著者プロフィール>

 飲食店やホテルマン、営業など幅広い職種にチャレンジ。どれも長続きせずにいたが、趣味であったパチンコ関連業界へ就職し現在に至る。今では自身の体験談や、業界関係者から入手した情報などを元に記事を作成中。パチスロ4号機にハマっていたいわゆる「北斗世代」で、長きに亘り活躍するシリーズの動向に注目している。主に検定通過情報や、動画レビュー記事を担当。動画は大量出玉を実現した内容を好んで紹介している。

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また川田か、それとも武豊が今回は? JRAエプソムC、ファルコニアには不安データ!騎乗裏にある思惑…的中のヒントはあの穴ジョッキー!

●春のG1レースで万馬券続出

 先週行われた安田記念(G1)は、断然の1番人気グランアレグリアが2着となり、8番人気のダノンキングリーと川田将雅騎手が優勝。3連単は1100倍の10万馬券という配当となった。さらに日本ダービー(G1)も1番人気エフフォーリアが敗退し、こちらも3連単580倍の万馬券になった。この春行われたG1レースは、

大阪杯 10万6210円
桜花賞 1万400円
皐月賞 8万2320円
天皇賞(春) 1万1490円
NHKマイルカップ 2万1180円
ヴィクトリアマイル 2万8750円
オークス 53万2180円
日本ダービー 5万8980円
安田記念 11万420円

 と9レース連続で3連単は万馬券決着となっており、あらためて競馬の難しさ、そして万馬券の魅力を再確認できたのではなかろうか。今週から2週間、6月27日の宝塚記念(G1)までG1レースは行われないものの、逆に波乱必至の夏競馬が本格化。先週も200万馬券および10本以上の10万馬券が飛び出しているとおり、さらに輪をかけて難解なレースが続くことになる。初心者にとってはお手上げかもしれないが、逆にプロの万馬券ハンターであれば、絶好の稼ぎどころが始まるということ。その万馬券ハンターである暴露王が

「このレースだけは絶対に買わなければダメだ!」

 と豪語するのが、今週末に行われるエプソムC(G3)である。

 今週はカレンモエやコントラチェックが出走する函館スプリントS(G3)も興味深いが、配当妙味的にも出走メンバー的にも断然エプソムC(G3)が面白い。日本ダービーと安田記念を制したディープインパクト産駒は、C.ルメール騎手が騎乗するアルジャンナを筆頭に、絶好調の川田将雅騎手が騎乗するファルコニア、6億円ホースのアドマイヤビルゴ、サトノレイナスの兄サトノフラッグなど注目馬がズラリ。さらに武豊騎手のマイラプソディ、3連勝中のヤシャマルなど脇役も揃い、安田記念とは異なる注目度に溢れたレースとなりそうだ。

 このエプソムCは昨年9番人気→5番人気→18番人気の決着で大波乱となり、3連単の配当はなんと421万9320円!!!!!なんと100円の馬券が421万円になる衝撃の400万馬券が飛び出している。こんな馬券はまともな思考回路ではまず的中できない。しかし今週のエプソムCを「必見の万馬券勝負レース」として位置づけている万馬券ハンターの暴露王は、同様のケースで3連単119万馬券を的中させる実力を持つ、業界屈指の万馬券ハンター。彼らがエプソムCで何を知り、そしてどんな万馬券を狙っているのか、急ぎコンタクトを取り話を聞いた。

●人気馬の不安と穴馬の存在

――暴露王さんによれば、この時期は万馬券の宝庫とのことですが、その理由は?

担当者 G1レースが終わってマスコミの気が抜けるこのタイミングで一気に関係者が動きます。ちょうど北海道も始まって取材陣がバタバタするこの時期は、関係者によっていろんな仕掛けや仕込みが行われ、馬券的に絶好の儲けどころとなります。その証拠に先週も激走情報を入手していた、5番人気と7番人気の本命対抗馬でワンツーフィニッシュとなり、3連単は6万7380円、馬単も1万5530円の万馬券を的中させるなど(6/5東京1R)、狙っていた穴馬がことごとく好走して万馬券を的中させています。今週以降はそんなレースが目白押しですが、狙いの1番手はエプソムCで間違いありません。

――エプソムCはどんなレースになりそうですか?

担当者 安田記念をダノンキングリーで制した川田騎手が、お手馬だったヴェロックスやアルジャンナに騎乗せず格下のファルコニアを選択したことで、多くのマスコミやファンが「川田が選んだからこの馬が来る」といった見解を示しています。しかし過去10年を見ても、前走が条件戦だった馬は未勝利と不利なデータがあり、さらに今回の騎乗の裏にある関係者の思惑を知れば、その視点に大きな間違いがあることに気付きます。とはいえ、関係者の本音を知る術がないマスコミやファンは、その事情を知らずに馬券を買ってしまうでしょう。もちろんファルコニアは買えないと言っているわけではありません。どう考えても、他に買うべき絶好の馬とコンビを組む穴ジョッキーがいるのです。その馬がこのエプソムCの鍵になる存在であり、早くからキャッチしたことで、このエプソムCは絶対に買うべきレースに判断したのです。

――それほどの穴馬がいるということなのですね。

担当者 はい、その通りです。今週はエプソムC以外、何も買わなくてもいいといったら言い過ぎかもしれませんが、それほどこのレースの存在は特別です。先週は6本の万馬券的中となりましたが、それらのレースを超える自信度であり、昨年この時期に的中させた119万馬券に匹敵する期待の万馬券勝負レースですよ。

――関係者がそこまでして本音を表に出さない理由は何でしょうか?

担当者 例えばプロ野球で投手と打者が対戦するとき、相手にどの球をどのコースに投げるかなんて、事前に伝えることはありませんよね。競馬も同様に、どんな乗り方をするのか、どの馬をマークするのか、どこで仕掛けるのかなど、相手に有利になる情報を明かすことはまずありません。それは自らのチャンスを狭めることに繋がりますから。

――なるほど。暴露王さんはそんな関係者の本音を入手できるんですね。その穴馬情報を教えてもらうには、どうすればよろしいでしょうか。

担当者 春のG1レースが終わってファンが離れがちなこの時期を盛り上げるため、まだ暴露王を味わったことのない方々への特別企画として「エプソムCの穴馬情報を含めた馬単、3連単、3連複馬券の無料公開」を実施します。皐月賞でも2万馬券を的中させた無料提供企画ですので、ぜひ期待してほしいですね。

――それは驚くような企画です。そんな情報を無料で提供していただいて大丈夫なのですか?

担当者 問題ありません。関係者にしても、ファンが増えることは彼らにも賞金や手当の増額などさまざまな還元があります。そもそも関係者は馬券の購入ができないわけですから、その分ファンに喜んでもらったほうが、より大きな見返りにもなるのです。ただし事前に明らかにすると、他の陣営に有利になってしまいますので、レース当日、暴露王を通じてのみの提供となります。宝塚記念や夏競馬に向けて、ぜひこの情報で万馬券を的中させるとともに、暴露王の情報の確かさを知ってほしいですね。


 暴露王は昨年357本もの万馬券を的中させた正真正銘の万馬券ハンターである。そして今年もすでに121本の万馬券を的中、そして皐月賞などG1レースでも万馬券を的中させており、昨年には119万馬券の的中という偉業も成し遂げている。これほどの実績を持つ万馬券ハンターが、絶対に買い逃してはならないと警鐘を鳴らすほど、このエプソムCで万馬券的中に自信を見せているのだ。彼らが提供する情報は、馬券を買うなら絶対に見逃してはならないと断言できるだけのもの。ぜひ週末の参考にしてもらいたい。

CLICK→【無料公開!万馬券勝負レース、エプソムカップ「馬単・3連単・3連複」】暴露王

※本稿はPR記事です。

JRA「完全飽和」ディープインパクト後継VS「背水の陣」キタサンブラック!? 今年の新種牡馬の評価と意外な期待値を公開!

 来年の日本ダービー候補と前評判が高かったコマンドライン(父ディープインパクト・生産ノーザンファーム)が快勝するなど、先週から始まった新馬戦は大きな注目を集めた。

 残り2世代とあったディープインパクト産駒に話題が集まるのは当然だが、やはりこの時期は新種牡馬の走りに期待したいところ。昨年はドゥラメンテ(タイトルホルダー、キングストンボーイ)、モーリス(ルークズネスト、シゲルピンクルビー、ピクシーナイト)、ミッキーアイル(メイケイエール、デュアリスト)、リオンディーズ(リプレーザ、ピンクカメハメハ)といった新種牡馬がクラシックを盛り上げたが、今年はどんな新種牡馬の子どもが活躍するのか。

 今年の新種牡馬のまとめ、そして期待値を算出してみた。


■輸入馬(父)
ドレフォン(Gio Ponti)
ザファクター(War Front)
アメリカンペイトリオット(War Front)

 ドレフォンはブリーダーズカップスプリント(G1)などG1レース4勝。実績的にはダートの短距離向きで、日本の芝でどこまでやれるか未知数だが、当然ダートの短距離なら無双するかも。エスポワールシチー(フェブラリーS)、アルフレード(朝日杯FS)、ダノンバラード(AJCC)を兄に持つ産駒や、ユキチャン産駒の白毛馬など注目馬は多数。

 ザファクターの父War Frontは現役時代にG2を1勝しただけだが、種牡馬になって多くの活躍馬を輩出。その1頭であるザファクターはアメリカでG1を2勝し、2013年から種牡馬入り。これまで10頭以上の産駒が日本に輸入され、結果を出したことから1年限定のリース共用種牡馬となった。厳密に言えば、すでに産駒が国内で走っているので新種牡馬とは言い難いが、日本産馬としてはこの世代が初年度となる。先日地方の大井競馬で行われた東京ダービーを制したアランバローズの妹に注目が集まる。

 アメリカンペイトリオットもWar Front産駒で、引退後すぐに来日。初年度産駒のブレスレスリーがいきなり先週中京でデビュー勝ちを収めた。ダーレー・ジャパンで共用されており、ファッショニスタ(JBCレディスクラシック)の弟など、ダーレー所有の繁殖牝馬産駒が多い。


■ディープインパクト産駒
シルバーステート
サトノアラジン
ディーマジェスティ
ヴァンキッシュラン
トーセンレーヴ
ヒラボクディープ
ヒストリカル

 まだまだ増え続けるディープインパクト産駒の新種牡馬は、今年7頭がデビュー。注目度1位は191頭に種付けしたシルバーステートか。現役時はG1未勝利も未完の大器と呼ばれた逸材。産駒はどんな走りを見せてくれるか。良血カルディーンの2019、ローエキスキーズの2019などに注目が集まる。

 サトノアラジンは118頭に種付けでディープインパクト産駒では2番目の人気。兄がロジユニヴァースの牝馬に期待。ディーマジェスティは78頭に種付けしたが、ヴァンキッシュラン以下は種付け頭数が20頭に満たず幸先苦しい状況。少ない産駒で活躍馬が出るかどうか。ディープインパクトの後継種牡馬は飽和状態に突入しそうなだけに、今後も繁殖集めは厳しいだろう。

■父が外国産馬
ラニ(Tapit)
マスクゾロ(Roman Ruler)
ルックスザットキル(Wildcat Heir)

 ラニは父がアメリカの名種牡馬Tapitで、母が牝馬ながら天皇賞・秋(G1)を制したヘヴンリーロマンス。自身はアメリカ三冠のベルモントステークス(G1)で3着という成績がある。現役時代から気性の荒さが指摘されており、産駒にどう継承されるか。また母の産駒や父Tapitから圧倒的にダート向きだと思われ、芝のクラシック路線は厳しいかもしれない。それを見越してか、他の産駒も兄や姉がダートで活躍した馬が多い印象だ。

 マスクゾロは現役時代にシリウスS(G3)を勝利するなどダートで活躍。父の父はフサイチペガサスで応援したいところだが、血統や自身の成績からはダートの中距離向き。種付け頭数13頭で現在の登録数は7頭。マスクゾロのオーナーが所有するウォークルに期待したい。

 ルックスザットキルは、アメリカで12万ドルで落札され大井競馬でデビューし、通算9勝をあげた異色の外国産馬。種付け料は15万円とお得な価格だが、地方の短距離ダートであれば面白い存在。6頭と少ない産駒で結果が出せるか。


■父がG1・Jpn1優勝馬
イスラボニータ(フジキセキ)
ビッグアーサー(サクラバクシンオー)
キタサンブラック(ブラックタイド)
ロゴタイプ(ローエングリン)
ワンアンドオンリー(ハーツクライ)
ドリームバレンチノ(ロージズインメイ)

 フジキセキ産駒のイスラボニータは170頭に種付けしており、新種牡馬全体で4番目の種付け頭数。2017年の阪神カップ(G2)まで息の長い活躍を見せた。長距離向きではないものの短距離から中距離まで芝ダートを問わず活躍が期待できそう。サダムパテックの弟など、イスラボニータを生産した白老ファームを中心に良血馬が多数揃っている。

 サクラバクシンオー最後の大物ビッグアーサーも164頭に種付け。昨年も135頭に種付けしており人気の高さが伺える。実績で最右翼のキタサンブラックは130頭に種付け。しかし種付け3年目の昨年は92頭と100頭を割り込み、種付け料も500万円から今年は300万円まで低下。種付け頭数が多い初年度産駒が勝負。それでもクリソベリルの弟、ジェンティルドンナの弟、桜花賞馬ジュエラーの牡馬、スイープトウショウの牝馬などなかなかの顔ぶれだ。

 ロゴタイプはモーリスを破った安田記念などG1レース3勝と、実績はイスラボニータやサトノアラジン、ビッグアーサーなどより上で、97頭とそれなりの種付け頭数を確保。社台スタリオンの共用で種付け料80万円。繁殖牝馬はロゴタイプを生産した社台ファームが多く、牝系が豪華なキャスケードブーケの2019が筆頭か。ワンアンドオンリーは種付け頭数20頭、ドリームバレンチノは6頭と寂しい数字で苦戦は必至か。


■その他の種牡馬
ポアゾンブラック(マイネルラヴ)
アイファーソング(ソングオブウインド)
ジュンツバサ(ステイゴールド)
エーシンシャラク(タイキシャトル)
サドンストーム(ストーミングホーム)
ゴドリー(ヘニーヒューズ)
サミットストーン(ロージズインメイ)
グレイレジェンド(トワイニング)
プレティオラス(フィガロ)

 このあたりはさすがに実績不足もあり、種付け頭数は19~0頭と少ない。九州産馬が夏の小倉で何頭か活躍するかもしれないが、中央に入っては厳しいと言わざるを得ない。


■期待値

 以上、今年の新種牡馬をまとめてみたが、この中から特に期待値の高い馬を独自の計算式で算出してみた。その方法は、当時の種付け料と種付け頭数の合計だ。もちろんシンジケートによる種付けもあるが、それを踏まえ、種付け頭数50頭以上の12頭の種牡馬の期待値を算出してみた。

計算式=種付け頭数×種付け料

1位 キタサンブラック     500万円(130頭)=65,000pt
2位 ドレフォン        300万円(207頭)=62,100pt
3位 ザファクター       200万円(166頭)=33,200pt
4位 イスラボニータ      150万円(170頭)=25,500pt
5位 アメリカンペイトリオット 150万円(154頭)=23,100pt
6位 シルバーステート     120万円(191頭)=22,920pt
7位 ビッグアーサー      100万円(164頭)=16,400pt
8位 コパノリッキー       80万円(194頭)=15,520pt
9位 サトノアラジン      100万円(118頭)=11,800pt
10位 ディーマジェスティ    100万円( 78頭)=7,800pt
11位 ロゴタイプ         80万円( 97頭)=7,760pt
12位 ラニ            50万円(118頭)=5,900pt


 1位はキタサンブラックとなった。種付け頭数はドレフォンの方が多いが、種付け料はキタサンブラックの方が200万円高いので期待値は逆転する。

 どの繁殖牝馬にどの種牡馬を種付けするかは、生産者や馬主の意向が大きく反映されるが、500万円を払ってでもキタサンブラックを選ぶか。300万円という手頃な価格でドレフォンを選ぶか、そのあたりの思惑も反映されていそうだ。面白いのは種付け頭数2位の194頭を付けたコパノリッキーと3位191頭のシルバーステート。ともに80万円と120万円という価格が種付け頭数を伸ばした要因ともいえ、結果的に期待値は8位と6位に下げている。

 来年の日本ダービーまで約1年。この新種牡馬産駒がディープインパクトやロードカナロア、そしてエピファネイアなどのトップサイヤーとどんな争いを繰り広げるのか、非常に楽しみだ。(文=仙谷コウタ)

<著者プロフィール>
初競馬は父親に連れていかれた大井競馬。学生時代から東京競馬場に通い、最初に的中させた重賞はセンゴクシルバーが勝ったダイヤモンドS(G3)。卒業後は出版社のアルバイトを経て競馬雑誌の編集、編集長も歴任。その後テレビやラジオの競馬番組制作にも携わり、多くの人脈を構築する。今はフリーで活動する傍ら、雑誌時代の分析力と人脈を活かし独自の視点でレースの分析を行っている。座右の銘は「万馬券以外は元返し」。

時代の「モヤモヤ感」を、サイエンスしてみましょう

「人前に立つのが苦手」「緊張して、思っていることを上手に伝えきれない」誰でも、多かれ少なかれ、そうした悩みを抱えているのではないだろうか。この連載では、コミュニケーション戦略研究家にして、エグゼクティブ・スピーチコーチである岡本純子氏に「話し方」の極意を披露していただくことで、コミュニケーションというものの本質に迫っていこうと思う。

(ウェブ電通報編集部)


時代を「感」で語ること、もうやめませんか?

「閉塞感」「先行き不安感」「焦燥感」……コロナ禍で一気に加速した、ちまたにあふれるこの感情を端的に言うと「モヤモヤした感じ」ということになるのではないでしょうか?対人関係でも、そう。「ここまで言うと、パワハラになってしまうのかな?でも、ある程度は言っておきたい。でも、言えない」といったモヤモヤした気持ち。そうした誰もが感じている気持ちを「感」というワードで処理していては、なんの解決にもなりません。できることと言えば、今まで以上に空気を読んで、余計な行動を自粛するくらいです。

岡本純子氏:元読売新聞記者。記者時代にイギリス・ケンブリッジ大学院へ留学。米MIT客員研究員を経て、電通PRへ入社。アメリカでの研究を通じて、コミュニケーションのメカニズムを学ぶ。現在の肩書きは、「コミュニケーション戦略研究家」「エグゼクティブ・スピーチコーチ」。コンセプトやメッセージづくり、話し方の指導まで、社長やエクゼクティブのコミュニケーションをフルサポート。「アイドルなら秋元康」「社長なら岡本純子」を目指す「社長プロデューサー」でもある。これまでに、1000人を超える日本のトップ企業経営者・幹部に話し方を指導。その内容が、高く評価されている。近著に12万部のベストセラーになっている「世界最高の話し方」がある。http://www.glocomm.co.jp/
岡本純子氏:元読売新聞記者。記者時代にイギリス・ケンブリッジ大学院へ留学。米MIT客員研究員を経て、電通PRへ入社。アメリカでの研究を通じて、コミュニケーションのメカニズムを学ぶ。現在の肩書きは、「コミュニケーション戦略研究家」「エグゼクティブ・スピーチコーチ」。コンセプトやメッセージづくり、話し方の指導まで、社長やエクゼクティブのコミュニケーションをフルサポート。「アイドルなら秋元康」「社長なら岡本純子」を目指す「社長プロデューサー」でもある。これまでに、1000人を超える日本のトップ企業経営者・幹部に話し方を指導。その内容が、高く評価されている。近著に12万部のベストセラーになっている「世界最高の話し方」がある。http://www.glocomm.co.jp/

「モヤモヤ感」を、因数分解してみよう。

例えばなのですが、

〈モヤモヤ感 = 無知度 × 不透明度 × 不自由度〉

と定義してみてはどうでしょう?
言語化する方法を知らない。言葉を生き生きと表現する方法を知らない。伝えたいのに、伝わらない。そうした「無知」からくるイライラ感、ありますよね。そして、一歩先が見えない「視界が不良になっている状態」、つまり「不透明度」も気持ちをモヤつかせます。そして、何かが思い通りにはならない「不自由度」。

そのモヤモヤの根底にあるのが、日本の文化的な特殊性かもしれません。日本人は、いわゆる「村社会」の中で生きてきました。「村の掟」さえ守っていれば我が身や家族の安全が保証された。他人とのコミュニケーションも、わざわざ言語化する必要はなかった。あうんの呼吸とか、忖度といったもので、コミュニティーは成り立っていたのです。それがどういうことか。一言で言うなら「空気で人を動かすことができる」という妄想がはびこっている社会、ということになります。「ここはまあ、いい感じで」とか、「皆まで言わせるなよ、察しが悪いなあ」といった日本人特有の、前時代的な考え方は、グローバルには一切通用しません。それどころか、同じ日本人同士であっても、若い世代とのコミュニケーションですら、もはや成立しないのです。

この連載のタイトル「相手の立場で、モノを言え!」の意味が、徐々にお分かりいただけているのではないか、と思います。「察してくれよ」とか「それはまあ、昔からそういうものだから」といった考えは、要するに自分中心の「I(自分)発信」のコミュニケーションを相手に強要しているに過ぎません。

ニューヨークのアクティングスクールでの修業風景。ニューヨークには、コミュニケーションを学ぶ場が星の数ほどあります。 プレゼン、スピーチ、即興劇、ストーリーテリングからボディランゲージスクール、「恥ずかしがり屋研究所」まで、「人見知り」「プレゼン下手」を克服するために、ありとあらゆるクラスやワークショップに通いました。最も効果を感じたのが、アン・ハサウェイが通っていたというブロードウェーのアクティングスクール。そこで演劇や発声を学ぶうちに、自分をくるんでいた厚い殻がパカッと外れた気がします。写真は「あばずれ娼婦役」を演じたときのもの。「役になりきる」は自信をつける最短の方法です。
ニューヨークのアクティングスクールでの修業風景。ニューヨークには、コミュニケーションを学ぶ場が星の数ほどあります。プレゼン、スピーチ、即興劇、ストーリーテリングからボディランゲージスクール、「恥ずかしがり屋研究所」まで、「人見知り」「プレゼン下手」を克服するために、ありとあらゆるクラスやワークショップに通いました。最も効果を感じたのが、アン・ハサウェイが通っていたというブロードウェーのアクティングスクール。そこで演劇や発声を学ぶうちに、自分をくるんでいた厚い殻がパカッと外れた気がします。写真は「あばずれ娼婦役」を演じたときのもの。「役になりきる」は自信をつける最短の方法です。

サイエンスが、「モヤモヤ感」から解放してくれる

大事なことは、例えばモヤモヤした気持ちを「感」ではなく、数値化が可能な「度」の掛け算にすることで、それは「話し方をサイエンスする」ということに直結します。マーケティング用語で言うなら、定性的でなく定量的に物事を捉える、ということです。海外では、まさに、コミュニケーションの効果がしっかりと数値で測られ、効果のある「型」や「方程式」が確立しています。

例えば、一見すると「愛社精神」が高そうな日本人ですが、「エンプロイー・エンゲージメント」という指標(数値)で見ると、世界でも際立って低いというデータがあります。胸に手を当てて考えていただきたいのですが、上司から「自分が勤めている会社を愛するのは、当然のことである!」などと言われても、「うーん。本音を言えば、そこまで会社のこと、愛してないんだけどな」というのが、正直な気持ちではないですか?

エンゲージメントを高めるのに欠かせないのが、社内コミュニケーションですが、そのやり方は「原始時代」レベル。誰も何も分からないままに、なんとなく脈々と行われる「伝統芸」と化しています。そのやり方に科学的根拠は何もなく、多くはもはや、時代遅れ。しかし、硬直的な上下関係に基づいたヒエラルキー的、スポ根的、精神論的なコミュニケーション手法ではこの変化の早い時代についていけないのです。

コミュニケーションの常識を抜本的にアップデートしていく必要がある、ということです。そのためにぜひ、「コミュニケーションの科学」を活用してください。日本では、勘と慣習で行われる「カンミュニケーション」化していますが、海外では、人類学、心理学、行動経済学、脳科学、演劇学などさまざまな分野で集約され、まさに学問としての知見が積みあがっています。

トマス・ピケティさんと一緒に。かの地では、「知の巨人」たちにも多くを学びました。講演会や公演で、コミュニケーションの鉄人たちの話し方を直接学べるというのもニューヨーク修業の醍醐味なのです。
トマス・ピケティさんと一緒に。かの地では、「知の巨人」たちにも多くを学びました。講演会や公演で、コミュニケーションの鉄人たちの話し方を直接学べるというのもニューヨーク修業の醍醐味なのです。

ロジカルに「エモーション」や「直観」を分析する。第一印象、信頼、好感度、自信……。こういった全てのものが、実は科学的に解析でき、世の中の、皆さんの多くの問題がコミュニケーションの力で解決できることをもっと知っていただきたいと考えています。 

岡本純子氏のHPは、こちら

資生堂に学ぶグローバル経営【CSVフォーラムレポート1】

CSVフォーラムレポート
電通公共関係顧問(北京)有限公司提供

この記事では、2021年4月17日に日本・中国合同で開催されたCSVフォーラム特別編イベントをレポートします。第1回は資生堂のグローバルでのダイバーシティー経営、第2回はパナソニックの中国事業、第3回は中国の若手起業家を交えたパネルディスカッションの様子を紹介します。

※CSV=Creating Shared Value(共有価値の創造)のこと。企業活動の経済効果と社会課題の解決を両立させるという経営モデル。2006年にマイケル・ポーターが提唱。

なぜCSV×グローバルに注目なのか?

CSVフォーラム特別編は、日本のCSVを推進する名和高司氏と、中国のCSVを推進する鄭燕氏との共同企画で、日本と中国をオンラインでつないで開催された。テーマは「人と社会のWell-being 実現を目指して~資生堂・パナソニックのサステナブル経営~」で、5名で3時間に及ぶ議論が交わされた。

登壇者
【登壇者】※登壇順(写真は左から)
名和高司氏(一橋大学大学院国際企業戦略研究科 教授)
鄭 燕(テイ エン)氏(電通公共関係顧問北京有限公司 代表)
魚谷雅彦氏(株式会社資生堂 代表取締役社長 兼 CEO)
本間哲朗氏(パナソニック株式会社 副社長 兼 中国・北東アジア社社長)
姚 松喬(ヤオ ソンチャオ)氏(野声/Wild Bound 創立者)

冒頭、名和氏が「日本ではCSVフォーラムは今年で8年目、2014年から毎月企業が集まります。中国ではCSVをCCSV(Co-Creating Shared Value)と呼び、鄭さんが活動の発起人です。1年半前から活動をご一緒しています」と鄭氏を紹介。

鄭氏からは「中国では今年サステナビリティーが大きなテーマで、消費者も企業のSafety・Quality・Reputationに注目しています。電通の調査でも示された通り 、中国ではサステナビリティーへの消費者の関心が高く、発信もさかんなので、CSVのムーブメントは日本よりも早く浸透する可能性があります」と課題提起がなされた。

CSVは日系企業が早くから注目してきた領域であるが、中国市場では官民一体となったスピーディーな浸透が予想されるため、日系企業も中国市場の実例からサステナブル経営を学べると感じさせるオープニングとなった。

電通公共関係顧問(北京)有限公司代表 鄭燕氏
電通公共関係顧問(北京)有限公司代表 鄭燕氏

創業時からCSV精神があった資生堂

第一部は、魚谷氏が登壇し、2年前に資生堂のミッションを「Beauty Innovations for a better world(ビューティーイノベーションでより良い世界を)」に改めて、魚谷氏自身が監修したイメージフィルムを、世界の全社員に共有したと語った。

魚谷氏は「化粧品会社は、化粧品を売ることが目的ではありません。化粧によって元気になり、幸せな人生を送ってもらいたいという思いを込めています。フィルムに描かれた高齢の車いすの女性が化粧によって元気になり、立ち上がれるようになったというのは現実にあったエピソードです。それが私たちのミッションであり、名和先生のおっしゃるところでいうパーパスです」と力強く伝えた。

来年150周年を迎える資生堂。社名は中国の易経の「至哉坤元萬物資生」から由来し、自然から生まれるエネルギーを世の中に満たしていく、という思いが込められたことなどを紹介。社会的価値と事業を両立させるCSVの精神は創業時から宿っており、今も世界で資生堂はエシカルで誠実と評価されることが多いという。

株式会社資生堂 代表取締役社長 兼 CEO 魚谷雅彦氏
株式会社資生堂 代表取締役社長 兼 CEO 魚谷雅彦氏

サステナブル経営は、People Firstから

CSV経営を志す聴講者に向け、経営者である魚谷氏自身のエピソードも披露された。資生堂社長になる際、尊敬するメンターから「日本を代表する会社が元気になることは、日本が元気になることだ。君は日本を元気にする気はないのか」といわれ2つの覚悟を決めたという。

1つは「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニーへ」、そしてもう1つは「100年先も輝き続ける資生堂をつくる」。株主からは短期的な利益構造を変えることを期待されたが、それを目的とはせず、長期存続の原型となる改革をすることを使命としたという。

魚谷氏は、経営改革に着手する際、海外含めのべ8万人以上の社員との対話を行った。「経営戦略も大事だが、B2Cビジネスでは商品を買っていただくトランザクション、ここがすべての源泉です。そこから社員の給与や株主やサプライヤーへの支払ができるのだから、まずお客さまとの接点が正しく機能しているかを見る。ビジネスの原点は現場にあるのです」と解説。

「現場から、なかなか意見が言いにくいかもしれない。そのような時は、むしろ笑いが重要。今なら気になることを言えそうという雰囲気をつくり、そこから出た現場の声の中に、重要な経営課題が隠されています。中央コントロールではなく、現場を信頼して関係をつくり、予算や権限を渡していく必要があります」と述べた。

「日本だけなく海外も、長く勤めているかどうかにかかわらず、会社をよくしたいという純粋な思いがある人がたくさんいますが、どうしていいか分からないといいます。問題は人ではなく仕組みで、どういろんな声やアイデアを出せる組織風土にしていくか、そして多様な人たちの多様な意見をどう1つの方向に向けていくかです。しかし、中央集権のマネジメントはしたくない。だから6つの地域に本社をつくり、地域ごとにCEOをおき、権限委譲しました。人は信頼されたときにオーナーシップをもって頑張ってくれるからです。国が違おうが、文化や言語が違おうが、このことは共通しています」と語った。

7年にわたる資生堂の経営で、魚谷氏が学んだことは、PEOPLE FIRSTの経営理念だ。「多様な社員が真ん中です。お客さまに価値のあるものを生み出していくのは社員です」と語る。資生堂は、ダイバーシティ&インクルージョンの一環として、英語を公用化し、女性管理職比率も高い水準で達成。さらに50%という高い目標を目指している。また1月から新しい試みとして、海外で活躍するサプライチェーン、デジタル、リーガルの専門家をエグゼクティブオフィサーとして迎えた。多様な意見が集まることで、経営会議も活性化したという。

最後に魚谷氏は「多様といっても、バラバラではありません。会社のミッション、パーパスに向かって価値観が共有され、はじめて多様性の力が1つの方向に発揮されます。年1回のグローバルカンファレンスで、今年の販売計画のような話はしません。私たちは何のために存在しているかを確認する場なのです」と締めくくった。

魚谷氏が2014年より着手した経営改革により、計画していた2020年より3年前倒しで売上1兆円を達成。4年で時価総額は4倍になった。その後2020年は新型コロナウイルス感染症の流行により利益が大きく落ち込んだが、投資家は「短期はいい。未来に、5年10年先にどう発展していくか、その議論をしたい」といい、長期に向けた対話ができる関係になっているという。

西洋の科学と東洋の叡智を融合し、先取気質にあふれた資生堂のダイバーシティー経営は、創業の志に根差しながらも、時代の先端をいくステークホルダー資本主義を体現している好例といえそうだ。

日本集約ではなく、地域本社で権限移譲する経営スタイルは、この後続くパナソニックにも共通している。
(パート2に続く)

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ANA、CAたちが戦々恐々…何気ない私的SNS投稿で乗務停止処分→自主退職が相次ぐ

 本連載の前回では、全日本空輸(ANA)が客室乗務員(CA)のSNS投稿について、極端なオンライン研修を実施している実態を報じたが、今回はルール違反をしたCAの処分の実例に加え、乗務停止処分を下されたCAの自主退職が相次ぎ、事実上の退職勧奨になっていることについて明らかにしていく。

「訓練同期」や「世界中に行っている」と書き込むだけで処分対象

 早速、ANAのオンライン研修で過去の処分例として挙げられた主なものを、いくつか具体的に見ていこう。なお、以下の投稿のアカウントは実名だったのか匿名だったのかは確認できなかったが、「ANAのSNS監視の執拗さはCAの間で共有されているため、基本的には匿名アカウント」(現役CA)だと推察される。

 この「匂わせ」の例は、確かにハッシュタグなどから明らかにCAとわかるものの、この程度ならANAのCAと仮に名乗っていたとしても問題なさそうな、ごくごく一般的な内容であろう。他業界の女性社員でも同じような投稿をしている上、投稿時刻、便名などからANAのCAと割り出せたとしても、この内容だけで客からクレームが来るとは考えにくい。

 このほかの処分例としては、アップしたチケットの写真に優待券を示す記号がついていたり、コメントに「訓練同期」や「世界中のいろんなところに行っている」と書いてあるものが挙げられている。チケットの件は一般人はまずわからないだろうし、コメントに至っては一般常識からすればなぜ書き込んだり返答したりしてはいけないのか理解しがたい。「初めて 自慢 自己顕示欲」については、「キャプテンごちそうさまでした。8人ご馳走してくれるとか太っ腹すぎ」が微妙なくらいで、あとはそれほど会社のブランドイメージを毀損しているともいえない。

 次に、「社外秘情報の漏洩 マイナス感情表現 私的見解の投稿」だが、これも「社長が雇用を守るとか超いい会社」というのは不適切だが、ほかは自分が勤める会社のネガティブニュースへの反応としては、匿名アカウントでの投稿なら問題ないとはいえないものの、懲戒処分は行きすぎではないか。

CAに「完璧」を求め過ぎて、過度な締め付けが現場にストレス

 ANAは「ANAのCAであることが推察されれば、良かれと思った投稿でも、読み手にとっては悪意や不快に感じることがありANAブランドを傷つけることにつながります」と研修で指導している。ただ、仮に推察されたとしても、ANAという社名を出していない以上、どのような投稿が常識的なものかは、個人として判断させるべきではないだろうか。

 もし、そのCAのSNS利用の度が過ぎて問題になった場合には、注意して削除させるなりすればいいだけの話で、SNS全盛時代となって久しい現代で人を雇う以上、その程度のリスクは許容するしかない。ANAは密告も奨励するSNS監視の専門部署「SNSオフィサー」を設置し、「不適切な投稿を必ず撲滅しましょう」という標語を掲げたが、このような極端な姿勢や社員教育の方向性は、そもそも時代に合っていないといえよう。

 それに、ANACAを処分する際に「外部の顧客から指摘があった」とするが、業界関係者でもない限り、海外でのステイ先の観光名所についての書き込み内容だけでCAのものだと判別できないだろう。SNSオフィサーなどという非常識な部署を設置したことで、本来発見しなくても良いような「違反者」を大量に生み出して労働環境を悪化させただけではないか。

 なお、本連載の第1回で紹介したように、ANAのCAには戦前に存在した近隣住民同士で相互監視し合う隣組のような「班」というシステムがあり、SNS監視に大きな効果を挙げている。「班長の30代CAはSNSで失敗した部下や同僚がいると減点になるため、神経質にならざるを得ない」(20代CA)といい、こちらも職場環境を著しく悪化させていそうだ。

乗務停止処分が事実上の自主退職勧奨

 また、「不適切な投稿」などルール違反をしたCAの少なからずが、乗務停止の処分を受け、自主退職に追い込まれていることも指摘しておこう。CAの給与体系は基本給と、乗務時間などによって算出される乗務手当の2階建てになっており、基本給だけだと新卒間もない場合、手取り15万円程度と、東京の家賃相場を考えれば生活にも困るレベルとなっている。もっとも重い無期限乗務停止となると、会社が許すまで乗務ができず、このような低賃金の状態が続くことになる。現場では「事実上の自主退職勧奨」(先の現役CA)といわれている。

 昨年5月、ある人気ユーチューバーのオンライン合コン番組に出演した3人のANAのCAが、社名を名乗っていないにもかかわらず、配信からわずか半日で会社側に発覚し、翌日呼び出され、無期限乗務停止の処分が下され、少なくともひとりは退社した。一般公開されるオンライン合コンに出ること自体は褒められたものではないが、わずか半日で会社が出演の事実をつかみ、CAが退社まで追いやられること自体が、密告文化が深く根付いていることを証明している(この番組はANAがそのCAたちを通してユーチューバー側に削除を要請したため、現在は非公開)。

 また、外出先でアップした貸与品のキャリーバッグの写真からANAのCAだということが発覚し、2週間の乗務停止処分となり、退社した事例も確認している。乗務停止処分が下されると、すぐに同僚CAの間で広がり、「まるでさらし者のような扱いを受ける上、仮に短期間の処分でも飛行機に乗れないなら辞めるしかないと考えるようになる」(20代現役CA)。日本航空(JAL)の現役CAも「SNS投稿の処分は始末書と当該記事の削除がせいぜいで、懲戒処分はよほど極端な例」と驚きを隠さない。

管理職CA「会社のSNS方針が意味不明」、外国人クルーはOKで二重基準

「私自身も会社の方針がよくわからない」と漏らした管理職CAもいる。「リアル合コンでもANAのCAと名乗らないように」と管理職CAから指導を受けたとの証言もある一方、外国人クルーが機内で食事を用意している写真をインスタグラムにアップするのはお咎めなしという二重基準では、そのような声が出るのも無理はない。

 ANAは上場企業中トップの雇用調整金434億円を受けていることもあり、国民の反発を買わないよう、社員の大部分を占めるCAのSNS利用について神経質になっているのは理解できる。また、客商売である以上、ストーカー客からCAを守るという目的もあるのもわかる。ただ、SNSをめぐる一連の姿勢を見る限り、およそSNSを使用したことのない世代の経営幹部が策定した時代錯誤の方針が、現場とのギャップを広げているのではないか。

 ANAグループは2021年度に新卒採用を中止し、22年度も大幅に縮小することを決めているが、このような有様では今後の新卒採用にも影響が出るのは避けられそうにない。誰しも、匿名や身内限定公開の投稿のことで、ある日突然、処分され、退社に追い込まれる可能性のある会社に就職したくはないだろう。ステイ先での写真が原因で下された乗務停止処分をきっかけに退社したANAの元CAの声をご紹介しよう。

「私は、インスタを限定公開にしておらず、誰に見られても大丈夫なことしか上げていないつもりだったので、自分は大丈夫だと思ってましたが、まったくそうではありませんでした。私は制服姿や会社の愚痴の投稿などはダメというくらいに大雑把に考えていたので、自分のステイ先での投稿がルール違反になるとは考えてもいませんでした。

 今回、会社側から指摘された写真については、同期が誰もいいねを押していなかったのだけが救いでした。投稿についてANAのCAでいる間は、危ないかもしれないと思ったら早めに消去したほうがいいかもしれません。嫌な考え方ですが、同僚も含めて誰がどんな言いがかりをつけて会社に密告するかわからないし、自分が想像もしなかった捉え方や仮定をこじつけて会社側に報告するかもわかりません。ANAの現役CAの皆様、どうかご無事で」

 ANAは、社員を「人財」と名付けて大事に育成する姿勢を示している。ANA人財大学の初代学長を務めたANAホールディングスの片野坂真哉社長が経営トップにある以上、グループを挙げて、もっと真剣に若手CAとSNS利用について対等の立場で向かい合うべきではないか。

(文=松岡久蔵/ジャーナリスト)

●松岡 久蔵(まつおか きゅうぞう)

Kyuzo Matsuoka

ジャーナリスト

記者クラブ問題や防衛、航空、自動車などを幅広くカバー。特技は相撲の猫じゃらし。現代ビジネスや⽂春オンライン、東洋経済オンラインなどにも寄稿している。ツイッターアカウントは @kyuzo_matsuoka

ホームページはhttp://kyuzo-matsuoka.com/

処女作「日本が食われる」(彩図社)が好評発売中!

海外から9万人集結、「東京五輪型変異株」「コロナ&熱中症急増で医療崩壊」に懸念広がる

「本来は、パンデミックのところでやるのは普通ではない」

 新型コロナ​ウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が、開催まで50日をきった東京五輪・パラリンピックに「ダメ出し」をしたことが、注目を集めている。

 これまで政府は事あるごとに「専門家の意見を聞いて判断したい」と繰り返してきた。その専門家がここまでオリパラに否定的な進言をしたことの意味は非常に大きい。しかし、政府はどうにか尾身氏を黙らせて、世の中の五輪ムードを盛り上げたいようで、丸川珠代オリンピック・パラリンピック担当大臣などは、スポ根マンガ顔負けの根性論をぶちまけている。

「我々はスポーツのもつ力を信じて今までやってきた」

 信じる心があれば勝てる――。戦時中の「日本は神の国なので負けない」を彷彿とさせる“カミカゼ理論”だが、このような科学的根拠の乏しい日本のスタンスに世界は思いのほかドン引きしている。

 5月上旬、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどアメリカの有力紙で「中止」を求める評論が相次いだことを筆頭に、先月25日にはニュージーランド保健省の新型コロナウイルス対策本部の顧問を務めるオタゴ大学のマイケル・ベーカー教授が感染拡大の危険性から、「現状で五輪を開催する根拠も正当性も存在しない」と主張したことが報じられ、各国から否定的な意見が噴出。6月1日には、米ウォール・ストリート・ジャーナルも「東京五輪、どう対処しても失うもの多い日本 開催でコロナ感染拡大のリスクも」と主張したほか、4日には英フィナンシャルタイムズが、五輪の一部スポンサー企業が「延期」を要求しているという報道もあった。

 ただ、いくらこのような国際世論が高まったところで、「カミカゼ五輪」が中止されることはないだろう。巨額の放映権料と入場料収入を失いたくないIOC(国際オリンピック委員会)は「緊急事態宣言が発出されても開催する」と断言しているし、日本政府も東京都も契約不履行を恐れてこの方針に盲従している。

 そこに加えて、日本の政治組織の構造的な欠陥もある。ベストセラー『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』(中公文庫)や多くの専門家たちがこれまで指摘しているように、日本の組織は、「上長への過剰な忖度」「出る杭は打たれる」「ムラの論理を優先」などの閉鎖的なカルチャーが強いため、外部からの指摘に耳を貸さずに暴走しやすい。太平洋戦争で、最前線の兵士や沖縄におびただしい犠牲が出て敗色濃厚になっても、頑なにそれを認めず戦争を継続したのが、その典型だ。

 国内外の専門家たちからの指摘に加えて、このような歴史の教訓を考慮すれば、今回も同じような結末をたどる可能性は高い。オリパラを開催することで国際社会での日本の評価を著しく低下させて、コロナからの経済復興も勢いを失う。

 つまり、諸外国が批判的に捉える「カミカゼ五輪」を強行することで、日本が外交的にも経済的にも「敗戦」をしてしまうのだ。

「日本の衰退のきっかけ」になるのか

 では、具体的にそれはどのようなものになるのか。まず最悪のシナリオとしては、専門家からも心配の声が上がっている「東京五輪型変異株」の発生だ。

 6月4日、北アフリカ地域から先月帰国した50代男性から変異株「C36」が確認されたという。欧州やアフリカにある変異株で、国内では初めてのことだ。現時点でこの程度の「水際対策」なのだから、世界のさまざまな国と地域から日本に9万人もの人々が集まればどんな事態が起きるのかは、容易に想像できよう。

「そこはバブル方式で日本人と接触しないようにするので大丈夫」と政府は胸を張るが、選手村は強制収容所ではないので当然、「バブル」の外で日本観光をする者も現れるだろうし、メディア関係者も自由自在に取材をする。以前から問題視されているように、東京に世界各地の変異株が集められ、そこで新たな変異を生み出して、また世界に広めていくという「ウイルスの培養皿」の役割を果たしてしまうのだ。

 実際、海外メディアの中には「パンデミック下の五輪が失敗した場合、誰が責任を取るのかを明確にしておく必要がある」という声も多い。昨年、「武漢ウイルス」「中国ウイルス」という差別的な言葉とともに、中国が世界にウイルスを広めた犯人として国際社会で批判され、アジア人ヘイトを助長したことは記憶に新しいが、それと同じように今度は「東京ウイルス」が世界からバッシングされてしまう恐れもあるのだ。

 もし、このような問題が起きなかったとしても、日本の「敗戦」は避けることができない。五輪報道のついでに、日本のワクチン接種の遅さなど「途上国ぶり」がリアルタイムで世界に発信されてしまうからだ。

 ワクチン接種が進んでいる先進国の多くは、マスクを付けずに食事やパーティを楽しむなど日常を取り戻している。しかし、五輪開催時の日本は間違いなく、国民の大多数はマスクを着用している。また緊急事態宣言が再び発出されたり、飲食店の営業自粛などを強いられている可能性もある。ちょうどこの時期、コロナ以外にも「医療崩壊の危機」を招くリスクが高まっているからだ。

 それは、「熱中症」だ。東京都監察医務院によれば昨年8月の熱中症死亡者数は196人。これがいかに深刻な数字かということは、昨年の同じ8月に都内でコロナで亡くなったのが33人だったことからもわかる。当時、東京都は、感染拡大防止策として飲食店、カラオケ店などへ午後10時までの時短営業を要請をしていた。このような感染防止対策をしながらも、実はコロナの6倍の熱中症の死者を出していたのだ。

 今年はここに、炎天下で活動をする9万人の選手・スタッフ、海外メディアの人間、さらに7万人のボランティアが熱中症のリスクに晒される。コロナの感染拡大が起きなくても、天候によっては「熱中症患者急増による医療崩壊の危機」が起きる可能性は十分にあるのだ。

 このような日本社会の混乱が、五輪報道のついでに全世界へと広められていけばどうなるか。「先進国だと思っていたけど、かなりやばい国なんだ」と日本の国際的な評価はガタ落ちだ。日本政府が経済再建の柱に置く、「外資系企業の国内誘致」や「五輪をきっかけに日本のインバウンドを加速」という目論見も崩れていくだろう。

 日本では「1964年の東京五輪をきっかけに日本経済は発展した」という神話が根強いが、2021年の東京五輪は残念ながら「日本の衰退のきっかけ」になってしまうかもしれない。

(文=長谷十三)

高須院長が田中事務局長と鈴木宗男に超法規的なリコール期限延長を陳情していた! 署名の少なさに焦り工作に動いていた証明

 高須克弥院長は本当に不正を知らなかったのか。愛知県の大村秀章知事に対するリコール運動における不正をめぐり、新事実が発覚した。  先月逮捕された「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会」の田中孝博事務局長と、同団体の会長である高須克弥・高須クリニック院...

パチスロ「万枚マシン」実戦で「兎味ペロリナ」爆弾発言!? 飛び出した「衝撃的な内容!?」が話題!!

 パチンコ・パチスロ動画界で影響力のある人物は多く存在する。高い人気を誇る「兎味ペロリナ」は、その中の1人に挙げられるだろう。

 ジャンバリ.TVをはじめ、様々なチャンネルでレギュラー番組を持ち、いずれも高視聴数を稼ぎ出すが、活躍の場は実戦動画に限らない。

 歌手や声優、YouTuberと様々な顔を持っているが、地上波の人気バラエティー番組「相席食堂」に出演した際は大きな話題となっていた。

 それもそのはず、番組のコーナーではゲストとして出演したものの、存在感は群を抜いており、パーソナリティの「千鳥」から大絶賛を受けていたのだ。

 彼女に関する話題といえば、黒バラ軍団「リノ」の発言も記憶に新しい。マルハンチャンネル「回胴の鉄人」に出演した際、鉄人の「寺井一択」へ「兎味ペロリナとの関係」を問いただしたのだ。

 以前より「寺井一択」と「兎味ペロリナ」は深い関係を噂されており、本人らはノーコメントを貫いている状況。真相は判明しないままとなっている。

 この質問がパチスロの師匠ともいえる「リノ」の口から出たとあって、ファンから熱視線を浴びた。

 このことは当サイトにおいてもご紹介したが、詳しくはマルハンチャンネル『挑戦者 リノ(JANBARI.TV)果たして誰を指名する? 回胴の鉄人 第25戦』をチェックしていただきたい。

 そのような内容も話題の「兎味ペロリナ」だが、ARROWS- SCREEN「ペロ執事」も注目の実戦番組だ。

 同番組はヒキ強と柔らかい物腰が印象的な「シーサ。」と共演した企画で、「主人」と「執事」というキャラクターを演じつつ実戦を行う動画シリーズだ。

 両者のファンには堪らない企画となっている「ペロ執事」だが、5月29日配信動画にて「問題発言が飛び出した」とファンの間で話題となっている。

 その様子は『【YouTubeさん消さないで… ペロリナの悪魔的発言に一同驚愕!?】ペロ執事_ 第17回』で確認可能だ。タイトルからは戦々恐々という様子が伺えるだろう。

 実戦は前半に続き『パチスロ頭文字D』で行っており、「兎味ペロリナ」は大活躍を見せる。A+ ATタイプとしてファンの多い本機。ネット上で万枚データが公開されたことも話題になったが、その長所を活かした見せ場を作る。

 そんな折に衝撃的な発言が飛び出す…。気になる方、ご興味のある方は是非動画をチェックしていただきたい。

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