「ググる」はもはや化石級!? インスタで新常識の「〇〇る」が話題!

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Googleで検索をかけることを意味する“ググる”。どうやらこの言葉が、二世代前の言葉となりつつあるようだ。近年、若者がショッピングや飲食店探しなどの消費行動をする際、ググるよりもインスタグラムの「#(ハッシュタグ)」で検索する“タグる”が主流になっていることをご存知の読者もいるだろう。

インスタをはじめとするSNSには、一般ユーザーの率直な感想が記されており、ググるよりも早くかつ生の声にたどり着けるようになっている。そのため、メーカーや商業施設側も、タグるという消費行動に合わせて、ハッシュタグを活用した宣伝を行っていることが多い。しかし、最近ではこのタグるすら古い消費行動になっているという。タグるが古ければググるはもはや化石だ。一体、インスタユーザーたちはどんな消費行動を行っているのだろうか。

Z世代が“タグる”よりも使っているのは“タブる”!?

 株式会社Radixが3アカウント合計20万人のフォロワーを対象に行った調査によると、Z世代がハッシュタグ検索以上に利用している場所は「発見タブ」だったという。発見タブとは、ユーザーにカスタマイズされたおすすめ機能が搭載さ…

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Z世代の新卒採用の新事例を電通とワンキャリアが解説・考察する1DAY講座が7月9日に開催(参加者募集)

電通とワンキャリアは、企業の経営者や採用担当者向けに、激変する就活市場で生まれた新卒採用の新事例を解説・考察する1DAYプログラム「OPEN HR LAB (β)」(オープンエイチアールラボベータ)を開講。7月9日にオンラインにて無料で開催。現在参加者を募集している。

電通とワンキャリアは、企業の経営者や採用担当者向けに、激変する就活市場で生まれた新卒採用の新事例を解説・考察する1DAYプログラム「OPEN HR LAB (β)」(オープンエイチアールラボベータ)を開講。

2021年に全国の大学生を対象に実施した「サークルアップ調査」※1では、「入社前に配属保証してほしい」と96.1%が回答。「5年以内に退職、転職する予定がある」は76.6%、「自分の就職した会社が65歳になる頃にはなくなると思う」は34.6%という結果に。これらの調査結果は、去年に実施した同内容の調査よりも数字が上昇傾向。企業に勤めない働き方も多様化している中で、「就職とは企業に入ること」という考え方は、Z世代の学生にとって古い価値観になりつつある。

「OPEN HR LAB (β)」では、就活市場の大きな変化を踏まえ、電通からは採用におけるマーケティングメソッドやクリエイティブ開発の考え方を解説。ワンキャリアからは企業の人事担当者を招致し、採用の最新事例について解説・考察する。

※1 :サークルアップ調査
調査時期:2021年6月3日
調査対象:大学生サークル専用アプリ「サークルアップ」に登録する大学1年生~4年生205名
調査地域:全国
 

【OPEN HR LAB (β) 1DAY講座詳細】
■開催日時:2021年7月9日(金)18:00~20:00
■受講対象者
・企業のHR部門(特に新卒採用部門)に所属する方
・採用領域のマーケティング・クリエイティブの技術を身につけたい方
■申し込み期間:6月17日(木)〜 2021年7月9日(金)17:00
■申込先:https://openhrlab-20210709.peatix.com

【講義内容】
企業の人事担当者が自ら、①自社の採用課題を言語化し、②採用広報の企画を行い、③採用活動計画を立てられる状態になっていただくことを目指す講義と質疑応答

JRAイメージはリスグラシュー!? 期待の2歳馬ルージュラテールが出陣!「レッド軍団」もとい「ルージュ軍団」知名度向上への切り札となるか

 今月から始まった2歳新馬戦は、2週間ですでに11頭が初陣を飾った。

 今週末(19~20日)には、札幌、東京、阪神の3場で計7鞍の新馬戦が組まれている。このうち20日(日)の阪神5R(2歳新馬、芝1600m)でデビューを予定しているのがルージュラテール(牝2歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。

 東京サラブレッドクラブ(TC)の所有馬で、父がハーツクライ、母はレッドメデューサ、半姉には2019年マーメイドS(G3)2着のレッドランディーニ(父ディープインパクト)がいる。一口7万5000円(総額3000万円)で昨夏に募集され、先行募集で満口になるという人気を集めた。

「募集された当初から牧場での評価は非常に高く、体幹の強さや瞬発力が褒められていました。今年3月までノーザンファーム早来で順調に乗り込まれ、4月上旬にはノーザンファームしがらきに移動。長距離輸送でも馬体重を減らすことなく、欠点らしい欠点がなく優等生扱いを受けていましたね」(競馬誌ライター)

 5月中旬には栗東に入厩し、ゲート試験も一発でクリア。藤岡康太騎手を背にデビュー戦を迎える。入厩後も評判に違わぬ動きを見せており、速い時計を初めて出したのが先月26日の栗東坂路。2勝クラスの4歳馬モズピンポンと併せて、53.3-38.9-26.1-13.7を馬なりでたたき出した。

 矢作調教師の期待も大きく、『スポーツ報知』のPOGブログによると、「リスグラシューぐらいのイメージで」と誰もが知るG1・4勝の名牝の名前が同調教師から出るほど。

 ただし、出走予定のレースには強敵が揃いそうだ。ロードカナロア産駒で川田将雅騎手が騎乗するダノンスコーピオンを筆頭にフランケル産駒のショウナンハクラクや近親にペルシアンナイトがいるリーブズオブグラスなどハイレベル。勝ち上がるのは容易ではないだろう。

 それでも期待は日に日に膨らんでいる。16日の最終追い切りは、栗東坂路で51.7-38.1-24.7-12.1というこの日の2歳2番時計。理想的な加速ラップを刻み、状態は万全だ。

 東京TCの期待も大きい。これまでレッドファルクス、レッドディザイア、レッドリヴェールという3頭の平地G1馬を送り出した。ファンの間では「レッド軍団」として知られるバイヤー系の一口クラブだ。

 実は現3歳世代から牝馬には「レッド」ではなく、「ルージュ」という冠名が与えられている。しかし、現3歳世代で活躍したのは京都新聞杯(G2)を勝ち日本ダービー(G1)にも出走したレッドジェネシス、デイリー杯2歳S(G2)勝ちのレッドベルオーブ、青葉賞(G2)3着のレッドヴェロシティなど牡馬ばかりだ。

 一方、“初代ルージュ”の牝馬勢は12頭がデビューしたが、勝ち上がったのは5頭だけ。その5頭はそろって1勝しか挙げておらず、牝馬クラシック戦線に加わることもできなかった。

「今年の3歳牝馬は例年以上に小粒でした。会員以外の一般のファンは牝馬の冠名が『ルージュ』になったことを知らない人も少なくないかもしれません(苦笑)。『ルージュ軍団』の知名度を上げるためにも、ルージュラテールにはぜひ初陣を飾ってもらいたいですね」(同)

 矢作調教師が引き合いに出したリスグラシューは新馬戦で2着に敗れたが、ルージュラテールは期待に違わぬパフォーマンスを発揮してくれるのか。2世代目を迎えたルージュ軍団の逆襲が始まろうとしている。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

【6月17日最新版】楽天ペイ・d払い・au PAY・ゆうちょPay・J-Coin Payキャンペーンまとめ

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急速に普及してきたQRコード決済。各サービスごとにさまざまなキャンペーンが実施されているが、あまりにも多すぎてよく分からないという人も多いだろう。ここでは代表的な楽天ペイ・d払い・au PAY・ゆうちょPay・J-Coin Payのキャンぺーンをまとめて紹介するので、自分がよく使っている〇〇Payの特典を見逃さず、もっとお得に買い物をしよう!

スーパーで楽天ペイを使うと最大2,000ptもらえる!

 楽天ペイ・d払い・au PAY・ゆうちょPay・J-Coin Pay……、日本はまさに〇〇Pay戦国時代を迎えている。だが、各サービスごとに独自のキャンペーンを行っているので、イマイチどれが本当にお得なのかよく分からないという人も多いだろう。そこで、ここでは〇〇Payごとに実施している主なキャンペーンを紹介する。  今回注目したいのは「楽天ペイ」だ。楽天ペイは抽選やポイント山分けで100~200pt付与といった小粒なキャンペーンが多いイメージだが、まず、6月は「楽天ペイ導入記念」で、オオゼキ、東武ストア、文化堂、ベルクなどのスーパーマットにおいて楽天ペイを利用すると5%還元(最大…

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ワークマンのライバルが判明! 競合ランキングで2位カインズ、3位コーナンのホームセンター勢を抑えた1位とは

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ワーキングウェアで知られる「ワークマン」が、近年注目を集めているのは読者の中にもご存知の方も多いだろう。では、そんなワークマンのライバルはいったいどこなのだろうか。それを調べた調査結果がこのたび発表され、注目を集めている。今回は、急成長を遂げるワークマンの前に立ちはだかる競合店舗についてお伝えしていきたい。

ワークマンユーザーの意識調査の結果が発表される

 ワークマンが、工場や工事現場に勤める人たちが作業服を買いに来る店舗、というイメージはもはや過去のもの。アウトドア・スポーツ・レインウエアの専門店「ワークマンプラス」を2018年に展開して以降、キャンプやスポーツを目的とした関連商品や、日常で着られるカジュアルウェアを求めて来店する人も多いのだ。

 そんなワークマンのライバルを明らかにすべく、ロイヤル顧客の反応可視化ツールを提供するスパコロは6月15日、7日に実施した「競合探索調査 ワークマン編」の調査結果を発表した。  それによると、「買い物のときワークマンの他に候補にあがる店があるか」という設問に対し、61.7%が「ある」と回答している。さらにワークマンと天秤に…

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パチスロ「1万6000枚」オーバーの「大爆発」!! まるで『ミリオンゴッド』の破壊力!?

 5号機AT爆裂時代を牽引した『パチスロ鉄拳デビルVer.』は、パチスロユーザーの記憶に深く爪痕を残した。

 6月7日、その遺伝子を受け継いだ6号機『パチスロ鉄拳4デビルVer .』が登場。前作以上の悪魔的な出玉性能を搭載し全国で大暴れしているようだ。

 愛知県の某ホールでは「16000枚オーバー」という、5号機でも滅多に確認できない大爆発を記録。その他「万枚オーバー」の報告は数知れず、現役最強マシンと呼ぶに相応しいパフォーマンスを見せている状況だ。

 本機は純増約2.7枚のAT「デビルラッシュ」で出玉を得る仕様。CZからもATを目指せるが、本マシンのセールスポイントは「フリーズ」からのATである。

 基本的にはAT終了後など「有利区間リセット」のタイミングでフリーズ高確「デビルゾーン」へ突入。約1 /800でフリーズを抽選し、当選すれば平均獲得約2000枚のATをゲットできる。

 フリーズ時はシリーズお馴染みの最強特化ゾーン「鉄拳アタック」からスタート。平均上乗せゲーム数は約360Gとなっており、AT中の上乗せを加味すれば完走必至の威力だ。

 従って本機の大勝ちパターンはAT終了後にゾーンでフリーズ、さらにそのAT後に再度フリーズというループが達成される場合が多い。

 このループが一度でもキマると約5000枚の出玉に期待できる。これは4号機『ミリオンゴッド』における「GOD揃い」に匹敵する威力だ。

 フリーズについて触れてきたがCZからのATも侮ることは出来ない。性能はやや下がるものの平均約1500枚オーバーという破格の威力を誇る。

 本機の注意点は「デビルゾーン」だ。AT終了後やデビルゾーン準備モードから突入するが、突入タイミングがやや複雑なため、ゾーン手前でヤメてしまう可能性も否定できないだろう。

 フリーズを味わいたい方、「期待値」を取りきりたい方は「デビルゾーン終了」までプレイすることをオススメしたい。

 また、本機は非常に出玉の波が荒いマシンとなっている。過度な投資には是非ご注意いただきたい。

(文=大松)

<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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【2021年上半期インスタ流行語大賞】あの“死語”がウケるって本当? 1位になったのは?

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流行先取りメディア・Petrelが発表した「2021年上半期インスタ流行語大賞」で、1位に「うっせぇわ」が輝いた。2位以降には話題となっている漫画キャラクターのセリフや、韓国関連の言葉がランクイン。「インスタグラム」を利用する世代は比較的若いため、毎年12月に発表される新語・流行語大賞とは一味違うラインナップとなっている。知らない言葉ばかりだなと思った人は「おじさん・おばさん化」の兆候かも。あなたはいくつ知っているだろうか?

【Ado】の「うっせぇわ」がダントツの認知度で1位を獲得

 Petrelが2021年上半期のインスタ流行語大賞を発表した。Petrelがインスタのストーリーを利用してアンケートを集計した結果、第一位に輝いたのは2020年10月にリリースされたAdoの楽曲「うっせぇわ」で、認知度98%にも上った。社会への不満を一切オブラートに包んでいない歌詞はインパクトが大きく、2021年上半期も引き続きヒットしているようだ。好きな人は中毒性のある歌に引き込まれ、嫌いな人は上品とはいえない流行を批判。子どもが口ずさみやすいリズム感もあり、好き嫌いや年齢によらず話題に…

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甘デジ「継続率83%」「激熱ループ」の爆発力!「激甘スペック」とも評される話題の新台に迫る!!

 パチンコメーカー「西陣」といえば、導入前から「激甘スペック」と話題になっていた『P織田信奈の野望 全国版』が絶賛稼働中だ。大当り確率1/199.80の1種2種混合機で、RUSH突入率100%の安心設計。遊タイム発動条件が格段に低く設定されている点も特徴だ。

 大当り後に必ず突入するRUSH「天下布武モード」は、「100回+残保留最大4回」が付与。大当りの50%以上が最大ラウンド1400発と、一撃にも期待できる仕様だ。マイホでも「3万発オーバー」の出玉をちらほら目撃した。

 そんな『P織田信奈の野望 全国版』が好調の「西陣」が、甘デジ分野でも大きな反響を得ている状況だ。「激甘スペック」との声もあがる話題作を今回は特集したい。

『P結城友奈は勇者であるGC250Ba』(西陣)

■特図1大当り確率:1/88.8
■特図2大当り確率:1/1
■賞球数:1&1&5&6&5
■カウント:10カウント
■BONUS出玉:10R約500発 or 7R約350発
■RUSH突入率:40%
■RUSH継続率:83%
○○○

「ゆゆゆ」の略称で知られる有名コンテンツとのタイアップ機。パチンコ『P結城友奈は勇者である』の甘デジver.は、1種2種混合ツインループタイプとなっている。通常時は大当り確率「1/88.8」の当りを目指す。オール7Rの出玉を得られる初回大当りの40%で「勇者RUSH」がスタートする。

 出玉獲得のメインとなる「勇者RUSH」の実質継続率は「83%」。オール10Rの出玉が獲得でき、50%がツインループ大当りの「満開勇者ボーナス」という振り分けだ。「勇者ボーナス」を2連続で引くと勇者RUSHが終了する。

 つまり、2回のうち「50%」を引いていれば「ツインループを再セット」 → 「大当りを消化」 → 「50%を引いてツインループを再セット」…このような流れで大量出玉を狙うわけだ。

 本機は遊タイムも搭載されており、通常時「250回転」消化で「勇者RUSH」に直行する。大きなハマリを食らうことがないという意味で「安心設計」と言えるだろう。個人的には、「遊タイムをなくして突入率を底上げした方が優秀では?」とも感じた。

RUSH突入率は「40%」と低めという点も気にはなるが、上手く4割を引き続けることができれば「万発」クラスの出玉も十分に期待できる。十分に魅力的だと思っている。

 スペックを見る限り、かなり甘めな機種と言っていいだろう。最近では甘デジでも破壊力のある機種が反響を得ているが、本機も同等のタイプと考えてもいいだろう。今後の動向に注目したい。
 

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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横山武史「スランプ突入」は“ダービーロス”だけが理由ではない!? 6月に入って26連敗の長いトンネル、新たな悩みも増えて「疑心暗鬼」の裏事情

 ダービー敗戦による精神的なダメージは相当大きかったのかもしれない。

 昨年、史上最年少で関東リーディングに輝いた横山武史騎手が不振に喘いでいる。

 皐月賞(G1)を3馬身差で圧勝したこともあり、コントレイルに続く無敗二冠が濃厚と見られていたエフフォーリア(牡3、美浦・鹿戸雄一厩舎)とのコンビで挑んだ今年の日本ダービー(G1)。ゴール寸前で強襲したシャフリヤールの末脚に屈し、ハナ差の2着と敗れた。

「ジョッキーもうまく乗ってくれました」エフフォーリアを管理する鹿戸雄一調教師も心中を思いやった紙一重の敗戦。横山武騎手は「人気に応えることができなくて、申し訳なかったです」とコメントを残したものの、敗戦の悔しさを消化するにはまだ時間を要しそうだ。

 思い切りのよかった騎乗にも影響が出ているようで、6月に入って現在26連敗中。得意の北海道開催でも初週未勝利に終わったように、「ダービーの後遺症」からまだ抜け出せないでいる。

「以前に比べて諦めるのが早くなったし、走らない馬の時は乗り方も少し雑になっていますよね。また、これには馬質の変化も影響していると思います。最近ではノーザンファーム系の馬の割合が増えていて、かなりの番組を抑えられています。

1頭の馬で土曜と日曜の両睨みをされたりするので、一方のレースには他の依頼を入れられない状況でうまく馬を回せてないです。しかも、あくまでC.ルメール騎手がいない時の代役であって、そこに川田将雅騎手や福永祐一騎手などが来ると更に序列は下がってしまいます」(競馬記者)

 とはいえ、先週の札幌開催ではリーディング上位が不在で騎乗した15鞍全てが5番人気以内というラインアップだったが、結果を出せなかった。若手騎手の泉谷楓真や鮫島克駿、関東の秋山稔樹などの勢いの前に存在感もなかった。

 以前はどんな馬でも勝つために色々な策を講じるなど、競馬を楽しむ姿勢も伝わっていたが、最近は何か焦っているような騎乗も見受けられるようになっている。

 推測の域を出ないが、これには外的要因も無関係ではないのかもしれない。

 横山武騎手はエージェントの常木翔太氏とデビューから二人三脚でやってきたが、常木氏が先週から正式に大野拓弥騎手も受け持つようになった。これにより、常木氏は横山武、大野、丹内祐次、宮崎北斗と枠一杯の4人を抱える事に……。

 丹内騎手はマイネルの主力だったので仕事的にはあまり苦労はなかったようだが、大野騎手となると少し話が違ってくる。

「彼は真面目な性格や実直さなどで東西から依頼のある関東の売れっ子。常木氏の仕事量が激増するのは当然で、明らかに横山武騎手に関わる時間などが減っているようです。ジョッキーというのは何気に孤独で繊細な仕事なので、今までより自分にかける時間が少なくなっているなというのは機微に感じるものなんです。

本人からすれば大野は先輩騎手にあたる訳で、常木氏が大野騎手を担当するといえば、嫌という事は言いづらかったでしょう。本人もあまり影響はないと踏んでいたと思いますが、これからは段々とそういう悩みも出てくる事でしょう」(同記者)

「大野騎手が今まで以上に活躍して、横山武騎手が乗っていた馬などが大野に回り始めると余計に疑心暗鬼になったりするんです。過去にもそういう騎手を何人も見てきましたから……。しかも、横山武、大野、丹内はみんな北海道に滞在していますから、この辺の乗り替わりには注目した方がいいかもしれません」(別記者)

 スランプ気味の三男・武史騎手とは逆に、6月5勝のロケットスタートを決めたのは長男の和生騎手。5月終了時点で1勝差にまで詰め寄っていたが、6月に入ってリーディング11位の弟を抜いて7位にまで急上昇している。

 一時は低迷した兄が復活を果たしたように、武史騎手の奮起に期待したい。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

「帝人」の高度なケミカルリサイクル事業、世界経済全体の環境対策で重要度高まる

 現在、環境や半導体生産など世界経済の先端分野で、日本企業が生産する高機能、高純度の素材への需要が一段と高まっている。その基礎になっているのは、日本企業が磨いてきた“モノづくりの力”の強さだ。その一つの例として、繊維分野における帝人ケミカルリサイクル事業の展開がある。

 同社は世界市場のニーズに呼応して、ケミカルリサイクル分野での取り組みを強化している。その目的は、世界的に問題が深刻化しているマイクロプラスチック汚染対策などの需要を取り込むことにある。そのために、帝人は異業種との連携を進め、自社のモノづくりの力がより良く発揮される体制を目指している。

 見方を変えれば、帝人は、自社の祖業である繊維分野のモノづくりの力にさらなる磨きをかけることによって、長期の視点での成長を実現したい。世界経済全体で環境対策への取り組みが進む中、同社のケミカルリサイクル事業がどのように競争力を発揮するか、より多くの注目が集まるだろう。

日本繊維・素材産業の競争力を支える帝人

 帝人は、東レなどと並び、繊維分野における日本のモノづくりの強さを象徴する企業だ。その強さは、手触り、着心地、耐久性、軽量化、微細さ、環境負荷の軽減など、人々、企業、社会の多様なニーズを満たす繊維製品を生み出すことにある。

 それは、日本繊維産業だけでなく、第2次世界大戦後の日本経済の復興などに大きな影響を与えた。第2次世界大戦後の日本経済の復興にとって、繊維産業が果たした役割は大きかった。なぜなら、当時の世界経済、特にアジア経済では、工業化の初期段階が進んだ繊維産業を有する国は、日本が唯一の状況だったからだ。1950年頃、日本の輸出の約半分が繊維製品だった。その後、韓国、中国、台湾などの工業化が進展し、繊維製品の生産は日本からアジア新興国地域にシフトした。

 そうした変化に伴って、日本では繊維製品の輸出によって得られた資源が重工業分野に再配分された。経済環境が変化するなかで、もともとレーヨンなどの生産を行っていた帝人は、代表的な化学繊維であるポリエステルの生産技術を海外から導入し、成長を実現した。さらに、高度経済成長期に帝人は積極的に海外進出を強化して、化学繊維メーカーとしてのさらなる成長を追求した。それは、第2次世界大戦後の日本経済が、軽工業から徐々に石油化学など重工業へとシフトしたことと符合する。

 しかし、1973年の第1次石油ショックの発生によって事業拡大を重視した事業戦略は行き詰まり、同社の成長のペースは鈍化した。その後、帝人は、化学繊維の生産で培った技術を生かして航空機向けの炭素繊維など産業用素材や医療分野での事業運営に取り組み、今日に至る。

 現在、多くの株式投資家は、帝人を産業用の高機能素材と医療分野に注力する企業とみなしているようだ。そのため、直近の決算説明会では、コロナショックの発生による航空機需要の減少が炭素繊維事業の収益に与える影響や、医療分野での成長戦略に関する質問が多くなされた。

新しい成長分野として注目されるケミカルリサイクル事業

 それに加えて、帝人はケミカルリサイクル事業にも取り組んできた。長めの目線で考えると、ケミカルリサイクル事業は帝人にとっての新しい成長事業になる可能性がある。

 ケミカルリサイクルとは、化学繊維などを再生し、新しい原料として利用することをいう。2002年に帝人は、世界に先駆けてケミカルリサイクル事業をスタートさせ、廃棄された繊維製品からポリエステル繊維を再生してきた。それは、プラスチック製品が海洋など自然環境に与える影響を軽減し、より循環的かつ持続的な事業の運営を目指す取組みだ。日本からアジア新興国に繊維製品の生産地がシフトした後も、同社は繊維分野でのモノづくりの力をひたむきに磨いてきたといえる。

 注目したいのが、2021年4月に帝人が、繊維分野に強みを持つ総合商社の伊藤忠商事とプラント大手の日揮ホールディングス(日揮)とポリエステルのリサイクル技術のライセンス事業に向けた協議書を締結したことだ。帝人にとってその意義は、今後の事業運営の効率性を高めることにある。

 まず、帝人のケミカルリサイクル事業を取り巻く世界経済の環境は追い風の状況にある。現在の世界経済では、自然環境や人々の健康のためにマイクロプラスチックの排出対策が強化されている。一例として、伊グッチなど世界的な高級ブランドがリサイクルプラスチックを素材として重視している。そうした企業の増加は、帝人のケミカルリサイクル事業の成長機会の増加を意味する。

 その一方で、米中の対立やコロナショックの発生によって、世界経済の環境変化のスピードが一段と増している。そうした激動の時代に対応するためには、個社の取り組みだけでなく、他社の強みを取り込むことが欠かせない。そのために、帝人は、世界のヒト、モノ、カネの動きをいち早くとらえ、それを結合することによって成長してきた総合商社、世界のエネルギー利用などを支えてきた日本のプラント技術と自社のモノづくりの力を結びつけることによって、ケミカルリサイクル事業の成長力を高めようとしている。

帝人が目指す繊維分野でのイノベーション

 現時点で、帝人、伊藤忠商事、および日揮の共同事業に関して、具体的な内容は公開されていない。一つのシナリオとして考えられるのは中国など環境分野での取り組みを進めている国や地域において、3社が現地の企業とも連携することによって、合弁事業を運営する展開だ。

 そのために帝人が取り組むべきことは、国内の生産の現場で培われてきた繊維生産の技術にさらなる磨きをかけることだ。そう考える理由は、第2次世界大戦後の帝人の成長が示す通り、同社の繊維生産技術は海外の企業に容易に模倣できないからである。

 それは、現在の日本産業全体の収益獲得の状況からも確認できる。半導体の部材をはじめとする素材分野、製造装置、精密機械、自動車などの分野で日本の企業は世界の需要を取り込んでいる。原材料の生産やその調合、さらには部品と部品の精緻なすり合わせに関して、日本企業が比較優位性を持っているからに他ならない。そうしたモノづくりを支える現場の力を伸ばし、さらなる磨きをかけることが、帝人をはじめ日本の繊維や素材関連の企業の成長には欠かせない。

 そう考えると、帝人が今回の協議書締結に込めた真意がわかる気がする。帝人の経営陣は、自社の技術をより積極的に世界に発信し、需要を取り込みたい。ただし、情報の獲得や事業機会の模索、政策当局との交渉などに関しては、総合商社に強みがある。また、プラントの設計、建設、運営は、自社で取り組むよりも専門家に任せたほうがよい。

 そうした他社の強みを活用することは、帝人が、国内の生産拠点や研究所において、より集中して繊維関連の生産技術の開発に取り組み、イノベーションの発揮を目指すために欠かせない。そう考えると、帝人の成長戦略の基礎は、国内の生産拠点や研究所にて新しい繊維の創出により集中して取り組む組織体制を整えることだといえる。それは、同社だけでなく、マイクロプラスチックの排出削減など先端分野での日本企業の競争力発揮にも無視できない影響を与えるだろう。

(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)

●真壁昭夫/法政大学大学院教授

一橋大学商学部卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学大学院(修士)。ロンドン証券現地法人勤務、市場営業部、みずほ総合研究所等を経て、信州大学経法学部を歴任、現職に至る。商工会議所政策委員会学識委員、FP協会評議員。

著書・論文

『仮想通貨で銀行が消える日』(祥伝社、2017年4月)

『逆オイルショック』(祥伝社、2016年4月)

『VW不正と中国・ドイツ 経済同盟』、『金融マーケットの法則』(朝日新書、2015年8月)

『AIIBの正体』(祥伝社、2015年7月)

『行動経済学入門』(ダイヤモンド社、2010年4月)他。