JRA 戸崎圭太「素質の高い馬」名牝スイープトウショウを母に持つクリーンスイープが待望2勝目!「連対率100%」遅れてきた大物が目指すは秋華賞(G1)の母仔制覇か

 11日、福島競馬場で行われた7R(3歳以上1勝クラス)は、1番人気のクリーンスイープ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)が勝利。2005年の最優秀4歳以上牝馬に選出されたスイープトウショウを母に持つ良血馬が、待望の2勝目を挙げた。

 16頭立ての芝1800mのレース。単勝1.4倍という圧倒的な支持を集めたクリーンスイープは、中団のインでレースを進めると、最後の直線では最内を強襲。先に抜け出した2着馬アクセルをゴール前できっちりと捉え、秋に繋がる2勝目をゲットした。

「最後はクビ差の接戦ですが、相手は減量騎手(3キロ減の原優介騎手)が騎乗していました。レース後に戸崎圭太騎手が『最後は狭いところから抜け出した』とコメントしていた通り、最後の直線では一瞬、前が狭くなるシーンも。

4コーナーでも悪くなったインの馬場に脚を取られてノメっていただけに、3着以下には3馬身以上の差をつけたことを考慮すれば、着差以上に強い競馬だったと思います。

前走のカーネーションC(1勝クラス)は2着に敗れていましたが、勝ったメイサウザンアワーは、フローラS(G2)の4着馬。後のオークス馬ユーバーレーベンともクビ差の接戦を演じたほどの実力馬で、相手が悪かっただけです。

今回は初の古馬相手でしたが、単勝1.4倍はまずまず妥当な評価でしょう。秋までにもう1つ勝って、秋華賞(G1)へ向かいたい逸材です」(競馬記者)

 また、そのパフォーマンスも然ることながら、クリーンスイープはその血統背景からも重賞やG1を狙えるだけのスケールがある。

「クリーンスイープの母スイープトウショウは秋華賞、宝塚記念(G1)、エリザベス女王杯(G1)とG1・3勝を挙げ、2005年には最優秀4歳以上牝馬に選出された名牝です。繁殖牝馬としては非常に仔出しが良く、これまで7頭の産駒がJRAでデビューを果たしていますが、3勝クラス突破が最高と期待されていたほどの活躍ができていません。

クリーンスイープは現状、桜花賞馬のソダシやオークス馬のユーバーレーベンといったトップグループからは一枚落ちる存在ですが、レース後、戸崎騎手が『まだ体幹がしっかりしてない』と話していた通り、スイープトウショウの産駒は軒並み奥手のタイプ。まだまだ上積みが見込めるだけに、成長次第ではお母さんと比較されるような存在になるかもしれません。

いずれにせよ、この1勝は大きい。まずはこの秋の秋華賞で母仔制覇を狙う姿を見てみたいですね」(別の記者)

「素質の高い馬」という言葉からも、戸崎騎手の期待の高さが窺えるクリーンスイープはここまで4戦2勝の2着2回と連対率100%。次走の2勝クラスを難なく勝ち上がるようなら、秋華賞戦線に大きく浮上しそうだ。

(文=大村克之)

<著者プロフィール>
 稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。

パチンコ豊富な「物理抽選」チャンスに歓喜!?「高スタート設計」を実現した注目の役物機!

 前作『CRトキオスペシャル』から約3年、真正羽根物タイプとしてはP機初となる『トキオ』シリーズは、ベーシックな「ハカマタイプ」とシリーズ初となる「ヘソタイプ」で登場した。前回は「ハカマタイプ」を紹介したが、今回は『Pニュートキオ ヘソタイプ』に迫る。

 この2タイプは羽根開放を促す入賞口の位置や形状以外に違いはほとんど存在しない。したがって、そこがこの2タイプを決定的に分かつポイントとなるのだが、わかりやすい単純な部分のほかに、機能性にも相違点が存在する。

 それは羽根の開放秒数が「ハカマタイプ」より短く設定されていることである。その分、スタート回数を上げられる余地が存在。つまりは「ヘソタイプ」のようがよく鳴く傾向にあるのである。まあ、これは理論上そうできるというだけであって、この点はホールの運用に左右される。

 実際、私が最初に実戦したホールでは「ハカマタイプ」と変わりない鳴きっぷりの印象で、有意に違いを体感できるものとはならなかった。逆にいえば、「ヘソタイプ」こそ店のやる気が明確にわかるのかもしれない。

 そして、よりはっきりわかる大きな差異は保留機能が搭載されていること。「ハカマタイプ」だとチャッカー入賞して羽根が開放し、玉が役物に滞留している間、さらにスタートチャッカーに入賞してもノーカウント扱いになるが、「ヘソタイプ」では連続入賞した際は1個にかぎり入賞をメモリーしてくれるのである。

 したがって連続入賞のチャンスが発生する。このとき、「ハカマタイプ」の感覚で玉が役物入賞したらしばらく打ち出しを止めていると保留機能が発生した際にせっかくのチャンスを空振りしてしまうこともあるので注意が必要となる。

 もちろん、保留による開閉タイミングは多様なパターンが用意されているので、安易に開放を狙えるものではない。したがって、打ち出し再開を早めに行う必然性から多少の玉の損失は免れないが、大当りに係る最初のハードルをクリアするチャンスを逃すほうが愚行となるので、早めのタイミングで打ち出した方が得策であろう。

 ちなみに、両タイプに共通する新たな取り組みとして、天釘周りをプラスチック部品で代用した「天釘プラスチックシステム」、通称「Templa(天プラ)」が採用されている。これは羽根物においてもっとも経年劣化の影響を受ける天釘周辺を強化プラスチックにすることで長期稼働に対応する意図で用いられたものだが、これがすこぶる評判が悪い。

 この天プラによってブッコミの状況が悪くなった印象で、通常の釘とは違う玉の軌道を発生させ、寄りに大きな影響を与えている。むしろ、天プラを避けるようにチョロ打ちするほうが役物方向に寄っていくようなこともある。

 とはいえ、この天プラにも個体差が発生するようなことになれば、それはそれで新たな楽しみが生まれ、遊び方に幅が出るのでウエルカムではある。

 さて「ハカマタイプ」と「ヘソタイプ」、優劣や良し悪しは個人の感覚や感情に譲るが、同じ役物でもちょっとした変化を楽しめる分、非常に興味深い試みである。

 現状では圧倒的に「ハカマタイプ」が市場に選ばれているが、このご時世に羽根物を導入しようという心意気のあるホールばかりであろう、2タイプ並列で設置してほしいものである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

 

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『青天を衝け』幕閣たちの異例人事と実力主義…農民・渋沢栄一が大出世した幕末の大混乱

老中は外様小藩と旗本からの大抜擢

 NHK大河ドラマ『青天を衝け』には、しばしば江戸幕府老中(or大老)が出てくる。阿部正弘、井伊直弼あたりは有名だが、第19回(6月20日放送)に出てきた松前崇広(まつまえ・たかひろ)や阿部正外(まさとう)となると、よほどのマニアでもなければ知らないだろう。

 松前崇広は蝦夷(えぞ/北海道)福山藩(俗称・松前藩)3万石の外様大名である。外様大名が老中に任ぜられるのは珍しく、父親が譜代大名だった例(松平定信の子・真田幸貫:ゆきつら)などがあるくらいで、純粋な外様大名の子が老中になったのは、崇広が初めてだろう。

 福山藩は北海道の最南端(現:北海道松前郡松前町)に位置し、外国船が行き交う土地柄だったので、崇広は国防の危機を感じて城を改築し、洋式砲術を奨励。そんなところが幕閣に評価されて、文久3(1863)年に寺社奉行、翌元治元年7月に海陸軍総奉行兼老中格、同年11月に老中に登用された。西洋かぶれで、江戸城登城の際にも太刀は持たず、短刀とピストルを身につけていたという。

 もうひとりの阿部正外は、その名が示す通り、阿部正弘の遠縁にあたる。阿部家は正弘の家が本家筋で、分家の大名が2つあり、そのうちのひとつに正弘の甥っ子が養子に行き、正外はその養子に当たるのだ。正外はもともと3000石の旗本に生まれ、文久元(1861)年に神奈川奉行、翌文久2年に外国奉行、文久3年に町奉行と昇進を重ねた。

 神奈川奉行在任時は、生麦事件を起こした島津久光を箱根で止めようとして老中らを慌てさせ、町奉行在任時には攘夷に反対して将軍に辞職を勧告した無骨者。その手腕が認められて元治元(1864)年3月に陸奥白河藩10万石の家督を継ぎ、その3カ月後に老中に任ぜられた。幕末には有能な旗本を大名の養子にして、幕閣に登用する事例が散見されたのである。

 松前崇広は外様小藩、阿部正外は実質的な旗本抜擢。いずれも平時ではあり得なかった老中人事であり、そこまで幕府は切羽詰まっていたのだろう。なお、『青天を衝け』第21回(7月4日放送)にちらっと登場した老中・小笠原長行(ながみち)は藩主世子(家督相続せずに老中)、若年寄の立花種恭(たねゆき)は外様小藩の出身である。

勘定奉行は名門出身だが、外国奉行は医師あがり

 『青天を衝け』第22回(7月11日放送)、渋沢篤太夫(渋沢栄一/演:吉沢亮)は幕府使節団の一員としてついにパリに旅立つ。それもあって、老中・若年寄以下の勘定奉行や外国奉行などの面々、さらに使節団に赴く幕臣が描かれる。

 まずは勘定奉行や外国奉行など、使節団を見送る側だ。

 小栗上野介忠順(おぐり・こうずけのすけ・ただまさ/演:武田真治)は、家康以前から徳川(旧姓・松平)家に仕える三河武士の子孫で、2500石の名門旗本に生まれた。

 安政6(1859)年に目付(外国掛)として遣米使節に加わった(乗った船は咸臨丸。勝海舟・福沢諭吉・中浜万次郎等が同乗した)。帰国後、外国奉行に就任。文久元(1861)年4月にロシアが対馬を侵略し、その対外交渉のために対馬に派遣されたが、不首尾に終わり、外国奉行を罷免される。

 ちなみにこの時に同行したのが溝口勝如(みぞぐち・かつゆき)である……誰それ? 第20回(6月27日放送)に篤太夫が新撰組の土方歳三(演:町田啓太)と大沢源次郎を捕縛に行ったのを覚えておられるだろうか。では、それを命じた人物は? それが陸軍奉行の溝口なのである。溝口は明治維新後の徳川宗家の家令(執事)になっている。おそらく、帰国した篤太夫が静岡の徳川家を訪れ「あー。あの時の!」という伏線として、わざわざ登場させているのだろう。

 その後、小栗は勘定奉行に任ぜられ、町奉行・歩兵奉行を兼務。勘定奉行を免職され、陸軍奉行並。勘定奉行に再任。免職して軍艦奉行並。さらに勘定奉行に再任され、海軍奉行並・陸軍奉行並を兼務という。わずか5年の間に3回勘定奉行に就任している。よほど余人をもって代えがたい人材だったのだろう。

 小栗とセットで登場する、外国奉行・栗本鋤雲(じょうん/演:池内万作)。普通、幕閣の人物って「✕✕守(~のかみ)」とか訓読みの名前で出てくるものだが、この人物だけなぜか音読みで坊さんみたいだ。実はこの御仁、純粋な武士ではなく、医者あがりなのだ。

 栗本鋤雲は幕医の家に生まれたのだが、蘭学に興味を持ったため、上役の医師に嫌われ、安政5(1858)年に箱館(函館)に飛ばされた。箱館は安政元(1854)年に開港したばかりで、まだまだ未開の地だったらしい。栗本は山野の開拓、薬草園の経営、鉱物資源の調査、牧畜・養蚕実験、医学所の開設に尽力。文久2(1862)年にその功績によって医籍から士分に取り立てられ、江戸に戻って学問所頭取、目付、軍艦奉行並とスルスルと昇進。慶応元(1865)年11月に外国奉行に登用された。この時の名前は栗本安芸守鯤(あきのかみ・こん)。鋤雲はのちの名前である。やっぱり「✕✕守」って名前だったんだね。

ここにも外国奉行とその親族

 そして、使節団に赴く幕臣である。

 向山英五郎一履(むこうやま・えいごろう・かずふみ/演:岡森諦)は旗本300俵・一色(いっしき)家に生まれ、旗本100俵・向山家の養子となった。満23歳で昌平坂(しょうへいざか)学問所教授方出役(いまでいう東京大学非常勤講師)を務めたほど成績優秀だった。

 安政2(1855)年に養父が箱館奉行支配組頭に就任したため、付き随って函館に渡り、翌年に養父が死去したため、箱館奉行支配調役に着任。安政5(1858)年12月に箱館奉行支配組頭となった。この年に栗本鋤雲が箱館に飛ばされたので、おそらく両者は顔馴染みだっただろう。

 向山は栗本より先に江戸に戻り、奥右筆、外国奉行支配組頭に就任。栗本と同時期に目付に就任。やっとここで両者が邂逅し、次いで、慶応2(1866)年10月に外国奉行に就任、栗本と再び肩を並べた(すみません。書いておりませんでしたが、外国奉行は複数名着任です。また、この時2000石に大幅加増されている)。

 翌慶応3年1月、フランス派遣にともない勘定奉行格、同年8月に在フランスのまま若年寄格に昇進。帰国後(慶応4年3月)に若年寄に登用されている。若年寄は譜代大名が務めるポストなので破格の昇進で、これも幕末人事だといえよう。

 なお、向山の婿養子・向山慎吉は明治維新後に海軍中将に昇進、日露戦争の功績で男爵となったが、後妻に山高信離の長女を迎えている。

 その山高石見守信離(やまたか・いわみのかみ・のぶあきら/演:山本浩司)は旗本2500石・堀家に生まれ、1800石の旗本・山高家の養子となった。信離自身は中奥番、小納戸、目付といった従来型の旗本人事を歩んでいったが、実兄の堀利煕(ほり・としひろ)は外国奉行・神奈川奉行・箱館奉行を歴任、甥の堀利孟(としたけ)も神奈川奉行・軍艦奉行を歴任。毛並みとしては申し分ないということで、幕府使節団の団長を務めた清水徳川家第6代・徳川昭武(演:板垣李光人)の傅役(もりやく)を任されたのだろう。使節団にあっては残念な役回りだったようだが、有能な人物だったらしく、子の林曄(はやし・はじめ)が林家(儒学者・林羅山の子孫)の養子になっている。

 幕府の人事といえば、前例踏襲・家柄重視みたいに思われるかもしれないが、幕末になるとそんなことにこだわってはいられなくなっていく。だから、渋沢篤太夫(栄一)みたいな農民出身者でも受けいれられたのだろう。

(文=菊地浩之)

●菊地浩之(きくち・ひろゆき)
1963年、北海道札幌市に生まれる。小学6年生の時に「系図マニア」となり、勉強そっちのけで系図に没頭。1982年に國學院大學経済学部に進学、歴史系サークルに入り浸る。1986年に同大同学部を卒業、ソフトウェア会社に入社。2005年、『企業集団の形成と解体』で國學院大學から経済学博士号を授与される。著者に、『日本の15大財閥 現代企業のルーツをひもとく』(平凡社新書、2009年)、『三井・三菱・住友・芙蓉・三和・一勧 日本の六大企業集団』(角川選書、2017年)、『織田家臣団の系図』(角川新書、2019年)など多数。

「10万発」も余裕!? パチンコ界の『ミリオンゴッド』など「爆裂マシン」が勢揃い! 上半期を出玉で盛り上げた激熱メーカーを振り返る

 これまで数多くのヒット作を輩出してきた大手メーカー京楽産業.。昨年の『ぱちんこ 冬のソナタ FOREVER』や『ぱちんこ ウルトラセブン 超乱舞』といった話題作に続き、今年も魅力的なマシンを精力的にリリースしている印象です。今回は、そんな同社の2021年上半期を振り返ってみようと思います。

 まず注目したいのが甘デジ分野。3月に登場した『ぱちんこ AKB48 桜 LIGHT ver.』は、約93%ループの超RUSHが1G連で展開される爆速スペックで好評を得ていました。100連クラスの大連チャンによって、甘デジながら「1撃2万発」報告が続出して話題となりましたね。

 また、甘デジ屈指の爆発力という意味では、6月リリースの『ぱちんこ 仮面ライダー GO-ON LIGHT』も負けてはいません。いえ、むしろ出玉ポテンシャルは最強クラスと言っても過言ではないでしょう。

 本機の最大の武器は「強チャッカー」と呼ばれる電サポで抽選される特殊モード。継続率「約85%」かつ「10R・1000発」が50%で押し寄せる出玉感あふれるSTが搭載されているのです。

 ST突入の条件は「右打ち中の5%を引く」という狭き門なので、中々お目にかかれません。ただ、「一撃3万発」すらも射程に捉えた「強チャッカー」の恩恵を考えれば、甘デジとして破格すぎるスペックと言えるでしょう。

 また、京楽産業.はミドルスペックでも2機種リリース。その一つとなる『ぱちんこ ウルトラマンタロウ2』は、初当りの約50%で突入するRUSH性能が非常に強力です。ここでは大当り全てが1500+αとなり、更にそれが81%でループする破格の仕様。シリーズの代名詞ともいえる爆裂を見事に再現した仕上がりで絶賛稼働中です。

 そんな本機をも上回る衝撃出玉を吐き出す激荒マシンとして、話題となったのが『ぱちんこ GANTZ 極』。本機はシリーズお馴染みの小当りRUSHを搭載し、その性能を最大限まで活かしたゲーム性を実現しています。

 いうなれば、本機はパチンコ界の『ミリオンゴッド』と称しても差し支えないスペックだと私は確信しております。それは、「大負けか大勝ちか…」。そんな両極端な結果を生み出すことも少なくないからです。ヘソ大当り時のRUSH突入振り分けは45%。残りの通常を引いた際は、半分以上が時短すら付与されない潔さです。

 しかし、ひとたびRUSHへ突入すれば、期待値「約3000発」が約72%でループするという強大な恩恵を手にすることができます。大負け報告もよく目にしますが、それ以上に輝いているのが「大勝ち報告」。中には「10万発オーバー」を叩き出した幸運なユーザーもいるようですね。これはまさに『ミリオンゴッド』と呼ぶに相応しいマシンではないでしょうか。

 パチンコ分野で抜群の存在感を放っている京楽産業.ですが、今年はパチスロ分野でも目覚ましい活躍をみせています。リリースした『ぱちスロ 沖ハナ-30』がユーザーから好評を得ているようですね。

 本機はビッグとREGの2種類の疑似ボーナスで出玉を獲得するゲーム性で、前者は「約200枚」。後者は「約40枚」の獲得が可能です。これらボーナスの放出には1G連や天国ループといった連チャン性があり、沖スロ特有のボナ連を存分に楽しめる仕上がりとなっています。

 ひとたび最上位モードへ移行すれば、ループ率は実に「約90%」。大きな出玉の波を形成することも可能で、中には「終日8000枚」を吐き出したデータもあるようですね。「第二の沖ドキ」という位置づけで遊技しているユーザーもいるのではないでしょうか。

 また、人気の要因はこれだけではありません。やはり、人気アイドル乃木坂46とコラボしている点もファンの興味を惹く大きなポイントです。メンバーごとにパネルや専用ボイスが用意されているという粋な作り込み。乃木坂46のファンも注目していることでしょう。

 そんな話題沸騰中の『ぱちスロ 沖ハナ-30』ですが、全国導入を記念したキャンペーンを実施中です。「たぬ吉Twitterをフォロー」→「各パネル告知ツイートをRT」の手順で応募が完了。抽選で7名に「乃木坂46」のパネルが当ります。

 応募期間は7月22日まで。まだ余裕があるので、興味のある方は応募してみてください。

 上半期は絶好調の活躍を見せていた京楽産業.。この勢いに乘って、下半期も魅力的なマシンをリリースしてほしいですね。

(文=HIRA.777)

<著者プロフィール>

 飲食店やホテルマン、営業など幅広い職種にチャレンジ。どれも長続きせずにいたが、趣味であったパチンコ関連業界へ就職し現在に至る。今では自身の体験談や、業界関係者から入手した情報などを元に記事を作成中。パチスロ4号機にハマっていたいわゆる「北斗世代」で、長きに亘り活躍するシリーズの動向に注目している。主に検定通過情報や、動画レビュー記事を担当。動画は大量出玉を実現した内容を好んで紹介している。

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JRA【函館2歳S(G3)展望】馬体重“98kg差”の一騎打ち!? 「新種牡馬」シルバーステート産駒メリトクラシーVS「ラストクロップ」キングカメハメハ産駒ポメランチェ!

 17日、函館競馬場では世代最初の2歳重賞・函館2歳S(G3)が行われる。

 例年であれば、同じ函館芝1200mコースを勝ち上がってきた馬も多いが、今年は東京五輪開催の影響で北海道シリーズは札幌での開幕だった。そのため、コース経験を持つ馬が限られる中での一戦となりそうだ。

 そんななか、ここを目標に調整されていた外国産牡馬のグランアプロウソが左後肢骨折で回避。代わって浮上したのが新馬戦で逃げ切り勝ちを収め、1戦1勝でここに向かう牝馬2頭だ。

 6月13日に中京芝1200mでデビューしたメリトクラシー(牝2歳、栗東・武幸四郎厩舎)。内からハナを切るとマイペースで逃げ、直線も脚色は衰えることなく、そのまま押し切った。

 期待の新種牡馬シルバーステート産駒としてJRA初勝利を飾り、前走後は在厩で調整。今月4日に函館入りして、調教を積んでいる。

「無事に長距離輸送もクリアしたようですね。デビュー戦の馬体重が490kgなので、2歳牝馬としてはかなりの大型馬。力の要る洋芝もこなしてくれるのではないでしょうか。

気掛かりなのは、一度C.ルメール騎手と発表された鞍上が未定になってしまったことです。いい騎手を確保できればいいのですが……」(競馬ライター)

 11日時点で鞍上は未定のままだが、メリトクラシーとコンビを組むのはどのジョッキーになるのか。将来性の高い馬だけに、その発表が注目される。

 もう1頭の有力牝馬が先月19日に札幌芝1200mでデビューし、逃げ切り勝ちを収めたポメランチェ(牝2歳、栗東・牧田和弥厩舎)だ。父は現2歳世代がラストクロップとなる偉大な種牡馬キングカメハメハである。

 メリトクラシーと同じようにデビュー戦で逃げ切ったが、その時の馬体重が392kg。メリトクラシーに比べ何と98kgも軽い小柄な馬だ。

 すでにデビュー戦で洋芝を経験済み。しかも、1分7秒9というタイムを記録し、前週に更新されたばかりの2歳コースレコードを1秒0塗り替えた。これは、同日行われた3歳未勝利戦より0秒5速く、1勝クラスより0秒3遅いだけという非常に優秀なもの。4馬身ちぎった2着のナムラリコリスも、次走あっさり勝ち上がっており、レースレベルも低くなかった。

 血統背景からも期待が高まる。サクラバクシンオー産駒の母オレンジティアラは現役時代4勝全てを1200m戦で挙げ、小倉2歳S(G3)3着と早い時期から活躍した。

 鞍上を務める藤岡佑介騎手は2年前にビアンフェでこのレースを逃げ切っている。再現はあるか。

 そのポメランチェにレコードを破られたのがトーセンサンダー(牡2歳、美浦・杉浦宏昭厩舎)だ。

 父トーセンファントムは、仕上がり早の産駒が多い。トーセンサンダーのデビュー戦は先月13日の札幌開幕週だった。道中2番手を追走し、直線で逃げ馬を交わすと、グラスミヤラビの急襲をクビ差しのぎ、レコードタイムで勝ち上がった。

 騎乗した丹内祐次騎手はレース後、「まだ緩い面を残しながら勝てて良かった」と話したように、前走からの上積みも見込める。昨年リンゴアメでこのレースを制した丹内騎手が、地元・函館で連覇を狙う。

 カイカノキセキ(牝2歳、栗東・池添学厩舎)は先月12日に、札幌芝1000mを勝ち上がったキンシャサノキセキ産駒だ。

 この馬もまたデビュー戦で逃げ切っている。今回は1ハロンの距離延長がポイントになるだろう。母のカイカヨソウは2歳夏に門別でデビュー。3連勝を飾ると、北海道2歳優駿(G3)で牡馬相手に3着に好走するなど、2歳戦で大活躍した。

 その後は南関東競馬に移籍し、東京プリンセス賞を勝つなど、キャリア全7勝を3歳までに挙げた。ただし、4歳以降は11戦全敗と明らかな早熟馬だった。カイカノキセキがそんな母の血を受け継いでいれば、ここでも好勝負になるはずだ。

 この他には、新種牡馬ドレフォン産駒で、函館芝1200mを経験しているカワキタレブリー(牡2歳、栗東・杉山佳明厩舎)、同じくドレフォン産駒で、阪神ダート1200mを勝っての参戦となるフェズカズマ(牡2歳、栗東・安田隆行厩舎)などが出走を予定している。

 キャリアの浅い2歳同士の世代最初の重賞を制するのは果たしてどの馬か。函館2歳Sは17日15時25分に発走予定だ。

【ジャパンダートダービー(G1)展望】JRA武豊「申し訳ない」とはもう言わせない!? 牡馬勝りウェルドーンと16年ぶり制覇へ!日本ダービー(G1)“視野”で物議のリプレーザも参戦

 14日(水)、大井競馬場では第23回ジャパンダートダービー(以下JDD、G1)が行われる。3歳ダート王を決める一戦には、中央と南関東からそれぞれ7頭が出走予定。混戦を勝ち切るのは果たしてどの馬になるだろうか。

 まず取り上げたいのは、紅一点のウェルドーン(牝3歳、栗東・角田晃一厩舎)だ。昨年8月にデビューし、わずか1年足らずで既に11戦というタフな牝馬。6戦目で勝ち上がると、武豊騎手と初コンビを組んだ3月の1勝クラスを勝ち本格化した。

 続く鳳雛S(L)は藤岡佑介騎手を背に牡馬を蹴散らし完勝すると、再び武豊騎手に乗り替わった関東オークス(G2)では見事1番人気に応え重賞タイトルを獲得した。そのレースでウェルドーンと人気を分け合ったのが浦和所属のケラススヴィア。南関牝馬三冠が懸かっていた同馬が逃げ、ウェルドーンは道中3番手の好位を追走。直線は2頭のマッチレースとなったが、最後はウェルドーンが2馬身突き放し、ケラススヴィアの牝馬三冠を阻止した。

 ウェルドーンを勝利に導いた武豊騎手はレース後、「勝ててうれしいが、南関の牝馬三冠を阻止してしまって申し訳ない」とコメント。珍しく“ヒール役”を務め、苦笑いを浮かべたが、ウェルドーンには「能力は以前より強くなっていると感じた」と賛辞を送った。

 今回は牡馬相手となるが、前走の勝ちっぷりから上位人気の一角を占めるのは間違いないだろう。ただし、JDDでは昨年まで牝馬の優勝は一度もない。最高着順は2004年アクイレジアの2着で、それ以降、牝馬はことごとく苦戦してきた。

 武豊騎手自身はこのレースで歴代最多の3勝を誇る。ただし、最後に勝ったのは2005年のカネヒキリまでさかのぼる。500kg近い牡馬勝りの馬体を持つウェルドーンで16年ぶりの美酒を味わうことはできるか。

 対抗格は兵庫CS(G2)覇者のリプレーザ(牡3歳、栗東・大根田裕之厩舎)だろう。

 サウジダービー覇者のピンクカメハメハと同じリオンディーズ産駒で、デビューから芝で2戦、ダートで4戦し、通算「3-1-2-0」という安定感が持ち味。芝の2戦は1200m、ダートも1400mしか使われていなかったが、前走の兵庫CSで一気に1870mに距離延長。好位追走から逃げたゴッドセレクションを直線差し切って、距離不安をあっさり克服した。

 リプレーザが議論を巻き起こしたのはレース直後。日本ダービー(G1)に出走可能な賞金を獲得したことで、陣営は大舞台への参戦も視野に入れていることが判明した。

 これを聞いたファンの間で賛否が分かれ、物議を醸したが、結局数日後には陣営がそのプランを撤回。一息入れて、“ダート界のダービー”に照準を合わせてきた。

 デビューから全ての手綱を取ってきた幸英明騎手とのコンビでG1制覇を狙う。

 そのリプレーザに兵庫CSで後塵を拝したのがゴッドセレクション(牡3歳、栗東・今野貞一厩舎)だ。

 その前走は、単勝1.2倍という圧倒的1番人気に支持され、3角で先頭に立つ積極的な競馬を披露した。しかし、最後はリプレーザの決め手に屈し、重賞制覇をゴール目前で獲り逃した。

 これまでダート1800mで3勝しているゴッドセレクション。最も強い勝ち方を見せたのが3走前の3歳1勝クラスの一戦だろう。デビュー4戦目で初めてハナを奪い、後続に8馬身差の圧勝劇を見せた。2走前の伏竜S(OP)では2番手追走から勝ち切ったが、砂を被らずテンからハナを奪ったほうがいいタイプだろう。

 重賞初勝利を目指す中井裕二騎手とのコンビで積極果敢な競馬に期待したい。

 ユニコーンS(G3)を7番人気で制したスマッシャー(牡3歳、栗東・吉岡辰弥厩舎)にもチャンスがある。

 前走までダートでは全て1400m以下を使われていたが、1600mに距離を延ばしたことで、切れ味は増した印象。距離が2ハロン延びる今回は試金石となる。

 スタートにやや難があるため、展開には注文がつくタイプ。鞍上は昨年ダノンファラオを優勝に導いた坂井瑠星騎手。前走に続く好騎乗を見せることができれば、2連覇の可能性もあるだろう。

 この他には、まだ1勝クラスを勝ち上がったばかりだが、53歳横山典弘騎手とのコンビがなんとも不気味なダノンブレット(牡3歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)、南関勢では64歳的場文男騎手が騎乗するキラカイドウ(牡3歳、大井・上杉昌宏厩舎)にも注目。

 逃げて3連勝中のキャッスルトップ(牡3歳、船橋・渋谷信博厩舎)と東京ダービー(S1)3着のブライトフラッグ(牡3歳、大井・藤田輝信厩舎)も侮れない存在だ。

 カフェファラオ1強ムードだった昨年から一転、今年は上位人気の予想が難しいほど難解な一戦。武豊騎手の久々勝利は叶うか、それとも坂井騎手が連覇を果たすのか、あるいは南関勢の激走はあるのか。

 注目の3歳ダート王決定戦は、14日の20時5分に大井競馬場で発走を迎える。

パチンコ「激アマ騒動」を思い出す“魅力的”な新台!? 独創的メーカーから『羽根のない羽根物』のサプライズ!!

 極力版権の力には頼らず、オリジナリティ溢れる魅力的な機種を輩出し続ける『豊丸』から『PAウイニングボール』リリースの発表とPVが公開されましたね。

 コンセプトは『羽根のない羽根物』。

 野球がモチーフのようですが、昔の一発台の記事やレトロ台の記事も書かせていただいているアナログ台好きの私には《もう辛抱たまらん》機種でございます。

 ゲームフローとしては役物上部の飛び込みから、第一関門となる回転体のストライクゾーン通過で第二関門へ。そこではシーソー状の役物があり左落下でハズレ、右に行けば第二関門突破となり1~8と書かれたランプが始動、5~8までで停止すればホームラン(大当り)となります。

 ランプの大当り確率は設定1:1/4.85~設定6:1/4.1。大当り出玉は約300個(2R×2カウントの9R)が1セットで右打ち消化。大当り後には豊丸お馴染みの『おかわり』機能『9回裏二死満塁一打逆転サヨナラチャンス』(3回)に突入し、ホームランになれば再度の大当りとなる模様です(※引き戻し率は設定1:50%~設定6:57%)。

 豊丸のHPには《どこかで見たことがあるような… どこか懐かしさを感じさせる》とありますが、3年前に余りの甘さで騒ぎへ発展した同社『CR今日もカツ丼』を彷彿とさせます。早い話が「カツ丼の甘デジ版」といったところでしょうか。

 確かに《どこかで見たことがある》というのは豊丸お得意のシャレなんでしょうかね? とりあえず価格の方もググーっと抑えられているようで、その辺はもう良心的というか流石としか言いようがありません。正に小さなホールにも優しい我らの豊丸です。

 そして見た目のチープさもそうですが、個人的な一押しポイントがやはり役物です。それは1~8と書かれたランプがかつての平和の名機『バレリーナ』のソレにそっくりなんですよね。

 バレリーナは4~8までで停止すれば大当りでしたが、本当に良く出来た一発台寄りの権利物でしていずれ機会があればぜひ取り上げたい機種のひとつです。

 1991年にリリースされ最後の後継機種が2007年以降は登場していないのが残念なところですが…。

 さて。話を戻して本機は9月導入という事ですが、いずれにせよ楽しみで仕方がありません。私は心して待っております。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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JRA【函館記念(G3)展望】ダート王カフェファラオ“出走”なら大注目!凱旋門賞(G1)“登録”マイネルウィルトスは試金石の一戦

 18日、函館競馬場では『サマー2000シリーズ』第2戦の函館記念(G3)が行われる。

 昨年は15番人気アドマイヤジャスタが優勝、2着にも13番人気ドゥオーモが追い込み、馬連配当が13万円を超える大波乱となった。果たして今年も荒れるのか、出走を予定している有力各馬を見ていこう。

 最大の注目は、今年のフェブラリーS(G1)の覇者カフェファラオ(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎)の動向だろう。

 これまでの戦績通り、地方の砂は明らかにフィットせず。中央では使えるレースも限定されることから、芝に矛先を求めてきた。

「秋へ向けて、小回りコースへの適性を見てみたい」という堀調教師。函館記念の出否はハンデ次第という。課される斤量によっては、函館記念を見送り、札幌記念に向かうか、両レースに出走する可能性もあるという。どちらにしても芝での走りを最低1回は見られそうだ。

 ご存じの通り、アメリカンファラオ産駒は勝つときも負けるときもあっさりというのが特徴。カフェファラオも例に漏れず、「5-0-0-3」という戦績が示す通り極端なタイプである。

 初芝で評価しづらいが、その産駒はリフレイムなど芝でも結果を出している。特に海外では芝向きの馬も多数出ており、楽しみの方が大きい。競馬界に新たな二刀流は誕生するか。

 2連勝中の上がり馬、マイネルウィルトス(牡5歳、栗東・宮徹厩舎)は、前走の勝ちっぷりが鮮やかだった。

 それが4月18日に新潟で行われた福島民報杯(L)。前日から降り続いた雨と強風の影響でかなり時計の掛かる極悪馬場のなか、道中4番手を追走したマイネルウィルトスは、直線抜け出すと後続との差は広がる一方だった。

 上がり3ハロンはメンバー唯一の39秒台で、2着馬になんと1秒8差をつける大差勝ち。道悪適性の高さを示し、重賞未出走馬としては、異例ともいえる凱旋門賞(G1)登録を行った。函館記念の結果次第では大舞台に挑戦する可能性もあるという。

 洋芝は過去2度走って2着と3着。3連勝を飾って、秋にはロンシャンの地を踏むことになるのだろうか。

 素質馬サトノエルドール(牡5歳、美浦・国枝栄厩舎)は、これまでスタート難が出世を阻んできた。

 さらに昨年は3勝クラスで惨敗が続き、頭打ちの状態。しかし、今年初戦の美浦S(3勝クラス)を勝ってオープン入りすると、2走前の新潟大賞典(G3)こそ10着に敗れたが、前走の巴賞(OP)でC.ルメール騎手が好騎乗を見せ、オープンクラスでも通用するところを見せた。

 今回新たにコンビを組むのは“洋芝巧者”亀田温心騎手だ。

 亀田騎手の札幌・函館での勝率は8.5%、それ以外の8場が同4.4%で、2倍近い数字を残している(7月4日現在)。同騎手にとっては、5月の葵S(重賞)に続く重賞2勝目の絶好のチャンスとなる。

 函館記念で好走歴がある2頭も出走を予定している。

 昨年の覇者アドマイヤジャスタ(牡5歳、栗東・須貝尚介厩舎)は、その後はまたも惨敗続き。2度目の函館で、再びアッと言わせるか。マイネルファンロン(牡6歳、美浦・手塚貴久厩舎)は、2年前にマイスタイルとクビ差の接戦を演じた(2着)。前走の巴賞で復活を印象付ける2着に好走し、得意の洋芝で念願の重賞初勝利を狙う。

 この他には、今年の中山金杯(G3)と中山記念(G2)で連続3着に好走したウインイクシード(牡7歳、美浦・鈴木伸尋厩舎)、前走の新潟大賞典で0秒1差の4着に入ったトーセンスーリヤ(牡6歳、美浦・小野次郎厩舎)などが出走を予定している。

 カフェファラオの出否とともに、マイネルウィルトスにも注目が集まる今年の函館記念。発走は18日15時25分を予定している。

「恐れてはいけない」成長できるリーダーは何を大事にしているのか?

 リーダーのあり方は時代の変化とともに変わるもの。一時代前の「自分についてこい」という典型的なリーダー像も、現代ではもう時代遅れかもしれない。


 多様性の大切さが叫ばれる現代において、その価値観を投影した新たなリーダーシップが求められている。そう語るのが、コロンビア大学博士(教育学)であり、指揮者でもある箱田賢亮氏だ。


 16歳でアメリカに渡り、高校教師やオーケストラの指揮者、大学の学部長などといったリーダーを歴任。その経験に基づいて書かれた『プロフェッショナルリーダーの教科書』(あさ出版刊)は、箱田氏がアメリカのコロンビア大学で出会った「最先端の教育理念」を応用した、エンゲージメント型のリーダーシップの形が解説されている。


 箱田氏へのインタビュー後編では、リーダーとして何をすべきかについて話を聞いた。今までのリーダー像を一度リセットし、新しいリーダーシップを身につける。今、それが必要なのかもしれない。(新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。


インタビュー前編を読む(※外部サイト「新刊JP」)

 

■部下からのフィードバックがリーダーとしての自分を成長させる


――箱田さんはアメリカでの経験が長いですが、日本とアメリカでの部下指導やリーダーシップの違いであったり、これらのことについて日本がアメリカから学ぶべきことはありますか?


箱田:アメリカから学ぶべきことですか。この本に書かれていることすべてがそうだったりするのですが(笑)、日本でも若い人はこの本に共感をしてくれて、「こういうリーダーの元ならば成長できそうです」と言ってくれますね。


 日本にも、もっと人材が成長できる環境があるといいと思います。その一つが本にも書いた評価方法ですね。日本は成功の定義があいまいで、定性評価、つまり数で表せない評価をしっかり見える化していかないといけない。これから多様性を求めていく中で、それは必須だと思います。


 また、おそらく日本の組織って、あまり自分の部下から評価を受けないですよね。


――確かに部下が上司を評価するってまだ珍しいかもしれません。


箱田:アメリカでは、部長の評価を上の人だけでなく、その部下も評価するんですよ。私も毎年上司の評価をしていましたし、楽団時代は指揮者として、楽団員から評価を受けていました。その評価が一番自分を成長させたと思います。時にはすごく辛辣(しんらつ)なコメントが来るときもあって……。でもそのコメントのおかげで成長できたなと。


 上からの評価だけになると、どうしても狡賢(ずるがしこ)いやり方で取り入ったりして正確に評価されないということが起こります。だから、全員が下からも評価されるような環境をつくれば、みんなが平等になりますし、パワハラもなくなります。


――それはおっしゃる通りだと思います。360度評価は自分が認識できていない自分が見えてきたりしますよね。また、日本では部下がたくさんいるという人も珍しくありません。ただ、エンゲージメントを引き出すリーダーシップは一人ひとりと向き合うことが必要になると思いますが、人数が多い場合のマネジメントはどうすればいいでしょうか。


箱田:重要なことは、まず個々のメンバーが「上司が自分のことを気にかけてくれている」と思うことなんです。私も80人ほどの楽団員を率いていたときは、毎日一人5分も話せませんでした。そんな中でも名前を呼びかけて挨拶をすると、それだけでもかなり変わるんです。そうなると、「あ、箱田さんは自分のことを知ってくれているんだ」となります。


 声掛けの重要性はどのリーダーシップの本にも、そして教育学の本にも書いてありますね。もちろん人数が多いと長い対応は難しいですけど、短い対応ならばできます。私が心掛けていたのは、毎日3人に声掛けのEメールを送るということでした。「この前のリハーサル、すごく良かったよ」というような簡単なコメントです。1日3人ならかかる時間は10分程度。でも、1日3人だと1週間に15人、2週間に30人、ひと月あれば80人全員に送れます。


 団員はそれぞれひと月に一回は私からメールが届くわけで、それだけでもかなり違うんです。毎日来たら「しつこい人だな」と思うかもしれませんが(笑)、ひと月くらいだと絶妙なタイミングになるんですよね。


――それはエンゲージメントが高まりますね。


箱田:社長が自分を見ていてくれていると思うと、力になるのでしょう。大勢の部下がいる人は、そういう小さなステップを少しやるだけでも、大きく変わります。


――また、日本のリーダーの問題点としてよく挙げられるのが、リーダーの立場にいる人が自分も手を動かしている、いわゆる「プレイングマネジャー」問題です。


箱田:自分が一番活躍してしまうんですよね。これは私の考えですが、上の立場に立ったら、必ず部下を前に置くべきです。彼らが目立って、成果を上げられるようにする。それがリーダーの責任だと考えています。


 私は教育者でもあるので、生徒の成功が一番嬉しい。教育者たる自分にとっての最大の功績は、生徒の功績なんですよね。生徒が成功してくれれば、自分の成功以上に嬉しく感じます。それはやはり責任感から来る感情なのだと思います。リーダーもそれと同じなのではないかなと。


 ちなみにこの本でも書きましたが、アメリカには「部下」にあたる言葉がありません。私が日本に戻って来て、「部下って英語でなんて言うんですか?」と聞かれたときに、答えられなくて、ネットで調べてみたんです。そうしたら「Subordinate」とありました。これは「下位の」「従属する」「服従する」という意味なんです。


 一方、「部下」という言葉がないアメリカでは、リーダーが部下をなんと呼んでいるかというと「Colleague」です。意味は「同僚」「仲間」ですね。みんなで同じ仕事をするメンバーであり、リーダーはその立場に就いているだけなんです。他に「co-worker」という言葉も使われるんですが、これも意味合いとしては「一緒に働く人」です。いずれにしても、そういうメンタリティーで働いているわけです。


――エンゲージメント型のリーダーシップを実践するためには、これまでの「上司・部下」像を一度リセットすべきではないかとお話をうかがって感じました。その中でこれからリーダーになる人はどんなことを意識すればいいとお考えですか?


箱田:リーダーになる人には、自分の理想のリーダー像があると思います。それはそれで重要なのですが、必ずしも100%そのリーダーになれるかというと、そうではありません。憧れのリーダー像を追いかけても、なれないかもしれない。


 だから、試行錯誤をしながら、自分のリーダー像を探してみてほしいんです。この本はもちろん、いろんなリーダーシップの本を読みながら、勉強して試してみてほしい。その中で自分に合うリーダーの形というものが見えてくるはずです。それを目指してください。


 ここで大切なのは、他者の意見を聞くことです。特に部下からの意見ですね。部下からのフィードバックに対して恐れずに耳を傾ける。私もそれを実践していました。フィードバックを受けるのは怖いかもしれないけれど、それを受けなかったら成長はできませんから。


――では、最後に本書をどのような人に読んでほしいでしょうか?


箱田:いろいろな方に読んでほしいですが、特に若い方にぜひ読んでほしい。おそらくこの本に対して共感を覚えると思います。そしてこの本を自分の上司にプレゼントしてみてもいいかもしれませんね(笑)。


 この本に書いたリーダーシップやリーダー像は、若い方が求めているものだと思うんです。だから、今、リーダーの立場にいる方が、どんなリーダーシップが求められているのかこの本を読んで理解するのもいいと思います。


 それから、教師の方々にもぜひ読んでほしいですね。なぜかというと、ここに書かれていることって、アメリカのコロンビア大学が提唱・実践している最先端の教育理論に則っているんです。リーダーシップについて書かれていますが、先生も生徒たちのリーダーと言うべき存在です。生徒たちを成功させるためには、エンゲージさせないといけない。そのためのノウハウが書かれているので、教える立場に立つ先生方にも一読してもらえたら嬉しいですね。(新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

記憶力抜群のアニメキャラランキング、3位ドラえもん、2位インデックス、1位はダントツのあのキャラ!

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

マルハニチロ株式会社は2021年6月9日~11日の3日間、「20代の健康と食生活に関する意識・実態調査」を行なった。全国の20歳~29歳の男女を対象にインターネットリサーチを行い、1,000名から回答を得た。そのリサーチの中には「記憶力が抜群だと思うアニメキャラ」の設問も含まれており、興味深い結果が公開されている。

1位は「見た目は子ども、頭脳は大人」なあのキャラクター

 調査を実施したマルハニチロといえば、魚を扱う企業というイメージではないだろうか。「魚を食べると頭が良くなる」などのフレーズがよく聞かれるが、イワシやサバなどの青魚にはDHAが含まれ、情報記憶をサポートする作用があると言われている。

 そんなマルハニチロがアンケート調査を実施し、「記憶力が抜群だと思うアニメキャラランキング」は誰かと尋ねた。その結果はというと、3位は「ドラえもん」の主人公「ドラえもん」で13票を獲得した。これはそうだっけ?と意外な感じもするが、「暗記パン」や「記憶とり出しレンズ」などの心強いひみつ道具を持っているためランクインすることになったのかも。

 そして2位にランクインしたのは…

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