JRA石橋脩「楽でした」ミッキーブンブンはまるでディープインパクト!? 回って来ただけで馬群一蹴に「距離は延びてもいい」菊沢師も太鼓判

 もしかしたらかなりの大物かもしれない。

 18日、福島競馬場で行われた5Rの2歳新馬戦は、石橋脩騎手がコンビを組んだミッキーブンブン(牡2、美浦・菊沢隆徳厩舎)が優勝。1番人気に応えて、見事にデビュー勝ちを飾った。

 同馬はハービンジャー産駒で母父ディープインパクトという血統。ブラストワンピースやペルシアンナイトらのG1馬を輩出した父に、産駒がクラシックレースで圧倒的強さを誇った母父なら期待が大きくなるのも当然だ。

 そんなミッキーブンブンのデビュー戦は、ハービンジャーよりディープインパクトを彷彿させる鮮やかな勝利だったといえるだろう。

 フルゲート16頭立てで行われた芝1800mのレース。無難なスタートを決めたミッキーブンブンは13番手と後方待機策。折り合い重視の新馬戦ということもあって、これといったポジション争いもなく、展開は淡々とした流れ。

 逃げたブレスバイルーラーの刻んだラップは、途中で13秒5も含まれる1000m通過62秒4のスローペース。それでも馬群は縦長になり、後ろから競馬をするミッキーブンブンは、包まれずに走ることができた。

 だが、3コーナー手前から徐々に各馬の動きが激しくなり、ミッキーブンブンも徐々に進出して7番手までポジションを押し上げる。そして、最終コーナーでは早くも外の3番手に取りつくと石橋騎手はゴーサイン。

 一足先に抜け出しを図ったミヤコプレジールを直線で競り落とすと、3馬身の差をつけてゴール板を駆け抜けた。

 回って来ただけのようにも見える圧勝劇に、手綱を取った石橋騎手は「能力があるし、楽でした」と楽勝を強調。管理する菊沢師も「距離は延びてもいい」と手応えを掴んだようだ。

「見た目以上に内容は濃かったと思います。逃げた馬が3着に粘りこんだスローペースだったこともあって、後ろからの競馬で好走したのは勝ち馬だけでした。しかも、後半の800mからは一転して、12秒台前半が連続した厳しい展開でした。

勝ち切るには長くいい脚を要求されることは勿論、スタミナの裏付けがなければ、脚が止まります。これを軽くまくって、最後は加速ラップとなる唯一の11秒台で駆け抜けた訳ですから。相当に力の差がなければ、出来ない芸当です」(競馬記者)

 リーディング上位騎手が、小倉や函館に集中していたため、福島デビューは盲点となりやすかったかもしれない。余裕の手応えで2着馬とは3馬身、3着馬はさらに6馬身も後方に置き去りにされたミッキーブンブンのレース内容は決して他場の評判馬たちに引けを取らないだろう。

 次走でも注目必至の1頭となるのではないか。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

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総務省、スマホ料金値下げに続き今度はネット回線違約金の値下げに着手か

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ネット回線契約の違約金に「上限を設ける」案が浮上

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 報告書案では、光回線をはじめとしたネット通信サービスで“2年縛り”など契約期間中の解約時にかかる違約金の上限に関わる内容にも言及。現在は数万円かかることもあるという違約金を、1ヶ月分のサービス利用料程度に収めるよう求めている。

 また、ネット上で契約できるサービスは解約手続きもネット上で完結可能にすべき、との意見も盛り込まれているという。これまではネットで解約を申し込むとコールセンターとのやりとりが発…

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パチスロ「新たな技術介入機」誕生の予感! 激アツ分野の「金字塔」が初のパチスロ化!!

 ラウンドパートとSTパートで構成されるATをループさせ続ければ、差枚数管理の上位ATへと昇格。新時代のAT機能を有する『パチスロ東京レイヴンズ』の導入を開始したオーイズミはこのほど、最新タイトル『パチスロかまいたちの夜』のティザームービーを公開した。

 かまいたちの夜とは、1994年にチュンソフトより発売されたスーパーファミコン用のゲームソフトで、背景上に文章が表示→選択肢をチョイスすることで様々な物語が展開されるサウンドノベル作品。まったく新しい同ジャンルを広く普及させたタイトルとしても有名で、真冬の雪山のペンションで起こる殺人事件のシナリオは推理小説家の我孫子武丸が担当した。

 そんな伝説的ゲームをモチーフに据えた当機のティザームービーは、そのゲームの冒頭シーンを再現。パチスロにのめり込んだ主人公が2010年当時を回想する内容で、技術介入要素の高い完走型RTスペックといった仕様から察するに、同社の5号機『パチスロひぐらしのなく頃に祭』について述べていると思われる。

 後半では、本格的に6号機時代が到来したタイミングで、主人公が「衝撃的な新情報を知った」との文章が表示。「衝撃的な新情報を見てみる」を選択すると画面が破壊され、「ノベルゲームの金字塔が初のパチスロ化」との文言と共に短尺の機種紹介ムービーへと切り替わる。

 ここでは「中を押せ!」のカットイン後、「運命を選択せよ!」「己の力に全てをかけろ!」と画面上に記された「運命分岐モード」への発展を確認できる。左は難易度低の「天運」、右は難易度高の「自力」となるようで、高い技術介入要素が組み込まれていることが分かる。

 技術介入要素に関しては、同社の6号機『パチスロひぐらしのなく頃に祭2』が絶賛稼働中だ。

「オヤシロボーナス」「ひぐらしボーナス」「富竹ボーナス」と3種類のボーナスを搭載した当機は、ボーナス後や規定ゲーム数消化(200Gor400G)などを機に突入するCZ「運命分岐モード」での「中を押せ!」演出発生→中段ベル停止でART確定。

 その後は右リールをフリー打ちした後にビタ押しを成功させればART継続ゲーム数「50G」を獲得できる反面、失敗時は「30G」となり、左→右と消化した場合は75%でビタ押し成功と同等の恩恵を得られる。

 一方、「中を押せ!」演出からのリプレイ停止はCZ終了のピンチ。左pr右の2択に正解すればCZ転落を回避でき、失敗時は残りリール上段or中段に白7絵柄を停止させることでCZ天井を「200G」に短縮できる。

 この技術介入要素を駆使すれば、設定1でも善戦が可能。それ故、目押し上級者たちを中心に支持を集めているわけだが、件の新機種もその流れを継承していると予想できることから、SNS上では早くも大反響。「これは楽しみ」「早く打ちたい」といったコメントが目立ち、すでに興奮を隠せないパチスロライターもいるほどだ。

 残念ながら、現時点で発売日等の詳細は不明。続報が入り次第、当サイトでもお届けしよう。

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甘デジ「15R比率40%」文句なしの出玉感! パチンコ屈指のキラーコンテンツ…あの「激アツ美女」が主役に抜擢!!

 パチンコにアニメタイアップという文化を持ち込んだ『ルパン三世』。最新シリーズのナンバリングが第11弾、23年にも及ぶロングセラーとなっているパチンコに比べ、アニメ本体の世間的評価が低すぎないだろうか。

 カルチャーとしてのアニメを語るとき、真っ先に名前が挙がるのが「ガンダム」であり、「エヴァンゲリオン」。あるいは映画の目線から細田守や宮崎駿で、「ルパン三世カリオストロの城」の評価は監督ありきとなる。これがあるからルパン三世シリーズが愛され続けているなど因果関係が逆転するような事態にもなっている。

 主要キャラ全員がそれぞれ主役で長編作品をつくれるようなアニメがルパン三世のほかに存在するだろうか。いや存在しない。反語。

 しかもルパン一味(「次元大介の墓標」「血煙の石川五エ門」「峰不二子の嘘」)のほかに敵役(銭形警部)でも一本つくれてしまうほどである。ちなみに銭形でドラマは製作された。すさまじいコンテンツである。

 パチンコでも甘デジ版はヒロイン(?)の峰不二子を主役に据えた機種がある。『CRAルパン三世 I’m a super hero 不二子におまかせ 99ver.』もそんな一台となっている。

 ミドル機と同様にV-STを採用しているが、ヘソは50%(電チュー時は100%)でSTの回数も75回、ST継続率が約68%と甘デジ用にスケールを調整しているスペックである。

 ただ、右打ち中は最大出玉となる15ラウンド約1000発を40%の高比率で獲得できるようになっているうえに、ラウンド数が多いほど割合が高くなるという甘デジでもトップクラスの出玉感を誇っている。

 一方、ST非突入時は時短が20回(ゴールデンタイム不二子モード)しか付与されない。時短での大当り期待度は約18.2%と高くはないので、引き戻しによるST突入はそう簡単には発生しない(時短引き戻し込みでのST突入率は約59%)。

 その右打ちモードのメインとなるST「SUPER GOLDEN TIME」では「不二子モード」と呼ばれる本機ならではの特化演出モードが用意され、そのキャラクター同様にプレイヤーをドキドキワクワク翻弄させるのである。

 初回のST突入時は必ず不二子モードが展開するが、2連チャン以降は「大泥棒モード」と「エピソードモード」という演出の性質が変化する2つのモードが選択可能となる。

 また、予告やリーチでも不二子に対するスペシャル感が組み込まれていて、通常時の「ルパン・ザ・チャンス」における不二子が登場やST不二子モード中の不二子保留出現で大当りが濃厚となる。

 いまのところパチンコ『ルパン』シリーズの別キャラフィーチャーは不二子のみとなっているが、一撃大量出玉のスナイプタイプ・次元バージョンや斬鉄剣の連撃を破格のループ率で表現した五エ門バージョンなど、キャラ特化のスペックタイプをリリースしてほしいものである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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「枠順を反映していない新聞の予想を参考にするな」JRAアイビスサマーダッシュ7年連続的中のプロが買う極めの穴馬

●そこは雲の上の世界だった

 あまりにも衝撃的な内容だった。コロナ禍で行われた2021年のセレクトセールは、ディープインパクト最後の世代が上場されることもあって大きな話題を集めた。2日間の合計落札総額はなんと約225億円。これはある市町村の年間予算に匹敵する金額であり、上場企業でも人気YouTuberのHIKAKINらが所属するUUUM株式会社の年間売上とほぼ同額。それをたった2日間で叩き出すのだから、いかに競馬産業が盛り上がっているかわかるだろう。しかも落札された競走馬は、産まれてまだ数ヶ月や1年ほどの馬。デビューまでまだ1~2年あるわけで、それが1億円や4億円という高額で次々と落札されるのだから、ここは多くの競馬ファンにとって雲の上の世界ではなかろうか。

 もちろんセレクトセールで落札された何頭かは、クラブの募集馬として一般人でも権利を持つ可能性がある。実際にDMMやライオンホースクラブなどのクラブ法人も何頭か落札している。しかしながら、人気競馬ゲーム「ウマ娘」の大ヒットで一躍注目を集めたサイバーエージェントグループの藤田晋氏のように、このセレクトセールで約23億円を使うという規格外のインパクトを残すことは一般的な競馬ファンでは不可能。であれば、ファンはそんな思いを馬券にぶつけるしかない。週末の重賞レースを見てみると、まさにうってつけの勝負レースがあるではないか。そのレースこそ年に一度の大勝負アイビスサマーダッシュ(G3)である。

 新潟競馬場芝1000mで行われるアイビスSDは、日本で唯一の直線競馬の重賞で注目度も高い。しかしその条件ゆえにデータや参考レースが少なく、初めてこの条件を走る馬の適性なども掴みにくい。今年はライオンボス、モントライゼ、タマモメイトウ、ヒロイックアゲン、ビリーバーなどが出走を予定しているが、絶対的な中心馬が不在で混戦模様。そこでこのレースで完全的中を目指すために、この春G1レースで数々の的中を成し遂げた競馬情報のプロであるシンクタンクに、アイビスSDの攻略ポイントを聞いた。

●今年は例年以上に荒れる可能性が高い

――アイビスSDは非常に掴みどころのないレースですが、今年はどのように分析されていますか?

担当者 このレースは過去10年で1番人気が7勝と、意外にも堅い決着に思えます。しかし人気薄の激走が度々あり、4年連続で8、9番人気の馬が激走し、過去4年はすべて万馬券となっています。JRAで直線競馬は新潟芝1000mのみでしか行われておらず、かなり特異な条件。競走馬には様々な個性がある中、『千直巧者』と呼ばれ、この条件でしか十分に力を発揮できない馬もいます。そういった馬の陣営にとってアイビスSDは、年に一度の大一番となるのです。その中には、近走を叩き台にして大敗続きながら、このレースを狙って目一杯の仕上げで勝負に来る陣営もいます。一方で、この条件に実績がありつつも、ピークを超えて勝ち負けが厳しい人気馬もいます。そういった陣営の本音を把握することがまず1つ目のポイントで、2つ目のポイントがさらに重要です。

――2つ目のポイントとは?

担当者 それは枠順です。この直線1000mは、JRAすべてのコースの中で枠順の有利不利が特に出やすいコース。この枠順を考慮せずに馬券を買うなどあり得ないといっても過言ではありません。しかし、多くのファンが参考にしているスポーツ紙や競馬専門紙などマスコミの大半は、印刷スケジュールの関係で、枠順確定前に予想を決めねばならず、その予想を参考にするのは非常にリスクが高いのです。

――それは確かに重要なポイントですね。ではシンクタンクさんはどう対応されているのですか?

担当者 我々の最終結論はレース当日になります。つまり枠順の確定はもちろん前日の馬場状態や当日の天候、さらに当日朝の馬場状態も確認し、現地のスタッフや関係者から馬場状態の報告を受けた最終結論となる買い目をファンに提供しています。

――そこまで徹底しているのであれば信頼度は段違いですね。他にも何か特別な情報はありますか?

担当者 アイビスSDは現在4年連続で穴馬が好走して万馬券が飛び出していますが、今年も必見の穴馬が存在しています。夏競馬は競馬記者が北海道や九州に分散しているため、どこも取材がおろそかになっています。ゆえにこの穴馬についても、まったくのノーマークといってもいいほど。つまりかなり美味しい配当が見込めますよ。シンクタンクはこのアイビスSDを現在7年連続で的中させていますし、穴馬が激走して高配当となった日本ダービー、安田記念、宝塚記念も的中。この実績からも、我々が入手する情報の確かさと分析力はおわかりいただけるかと思います。

――7年連続的中ですか!それは凄いです。そんな情報を今回は特別に教えていただけると聞きましたが。

担当者 今回のアイビスSDは、夏競馬を盛り上げるため無料提供を実施します。具体的な内容は、シンクタンク重賞メイン特捜部の最高責任者である平井雄二元JRA調教師が監修する、アイビスSDの馬券候補5頭の完全公開です。ただ、先ほどもお伝えしたように、情報は枠順や最新の馬場状態などを踏まえた結論となりますので、レース当日の配信となります。ファンの皆様には万全を期して、お早めに情報配信の方法を確認していただければと思います。

――ありがとうございます。どんな情報なのか、非常に楽しみです。


 シンクタンクは国民的アイドルホースとして知られるハイセイコーの主戦騎手を務めた増沢末夫(元JRA騎手・元JRA調教師)が最高顧問となり、中野渡清一や平井雄二、安田富男といった本物の競馬関係者が多数所属。現役の競馬関係者との繋がりも深く、現場の本音を知り尽くす存在だ。そんなシンクタンクが8年連続的中を確信するアイビスSDの無料情報。これはセレクトセールのインパクトも吹き飛ばす競馬ファン必見の情報だ。週末のアイビスSDは、この情報で勝負に挑もう。※本稿はPR記事です。
CLICK→【無料公開!アイビスSD穴馬含む厳選5頭】シンクタンク

「伝説の新馬戦」出走キタサンブラック産駒がJRA初勝利! 安藤勝己氏も注目した一戦、大敗した馬が重賞好走でハイレベルを証明

 18日、小倉競馬場で行われた2R・2歳未勝利戦(芝1800m)は、1番人気に支持されたコナブラック(牡2歳、栗東・清水久嗣厩舎)が勝利した。好スタートから好位4番手を追走し、直線で力強く抜け出すと、2着のアランヴェリテにクビ差をつけて勝利。新種牡馬キタサンブラック産駒はこれが嬉しいJRA初勝利となった。

 騎乗した福永祐一騎手は「初戦である程度特徴をつかんでいて、特徴を活かした競馬をした。距離が延びていい馬。完成度も高い」と上々の評価。父のキタサンブラックも管理した清水久師は「勝てて嬉しい。キタサンブラックにはいい経験をさせてもらったので、少しだけ恩返しができた」と喜びを語った。

 コナブラックの初戦は先月20日に阪神競馬場で行われた芝1600mの新馬戦。このときは勝ち馬ダノンスコーピオンにクビ+3馬身離された3着と敗れた。ほぼ完敗の形ではあったものの、このレースは非常にハイレベルなメンバーが揃っていた。そのため、いわゆる「伝説の新馬戦」になるのではという声もあったほどだ。

 基本的には重賞レースの回顧がメインである元JRA騎手の安藤勝己氏が、自身のTwitterで「注目の新馬戦。G1級が何頭かおって、ゆくゆく伝説の…ってなるかもしれないよ」とつぶやくほどの注目度だった。

 この新馬戦で5着だったグランデが、17日に行われた函館2歳S(G3)に未勝利馬の身ながら挑戦すると、3着に入る健闘を見せたこともハイレベルを証明するものだ。3着だったコナブラックも2戦目で順当に勝ち上がったことで、「伝説」により拍車を掛ける結果となったかもしれない。

 また今回、コナブラックがアランヴェリテを退けたことも評価が必要だ。

「アランヴェリテの前走は宝塚記念(G1)当日に行われた芝1800mの新馬戦で、勝ち馬レッドベルアームから半馬身差の2着。このレースは4年連続で重賞勝ち馬を輩出しており、今年も好メンバーが揃ったことで、一部では『伝説の新馬戦』と評された。

ハイレベルの新馬戦で2着していたアランヴェリテを退けたことでコナブラックの評価が上がるとともに、ダノンスコーピオンが勝った新馬戦の評価もより高いものとなるかもしれません」(競馬記者)

 そうなってくると気になるのが、ダノンスコーピオンが勝った新馬戦に出走していた馬達の次走だ。

 4着だったショウナンハクラクは、24日に函館競馬場で行われる芝1800mの未勝利戦を予定している。3着のコナブラックから更に8馬身離されての4着だっただけにあまり過信もできそうにないが、父フランケル・母父ディープインパクトの血統は魅力だ。一応重賞3着馬であるグランデにも先着しているだけに軽視は禁物だろう。

 2着だったルージュラテールは前走後放牧に出されていたが、すでに帰厩済み。具体的なレースは不明だが、近いうちに復帰を果たすものと思われる。こちらは勝ったダノンスコーピオンと僅差だっただけに、断然人気になるのは必至だが、逆らうのも難しそうだ。

 注目のダノンスコーピオン、コナブラックの次走は未定とのこと。だがコナブラックは福永騎手が「距離が延びていい」と話しているだけに、今後はクラシック戦線での活躍に期待したいところだ。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

“地味に強い”安川電機の経営を解剖…制御機器の高い技術力、世界の「脱炭素」需要を取り込む

 昨年4月の中旬以降、日本経済は中国経済の回復などに支えられて緩やかに持ち直してきた。その要因の一つとして、中国企業が工場の自動化=ファクトリー・オートメーション(FA)の推進のために設備投資を行ったことは大きい。その需要を取り込んで日本の制御機器および産業用ロボット大手、安川電機の業績は回復し、4月上旬まで株価は上昇基調で推移した。

 ただ、4月半ば以降は上値が重い。その背景には、中国の生産活動の鈍化リスクがある。世界的な半導体不足の影響も軽視できない。2023年に米国で利上げが実施される可能性が浮上したこともあり、安川電機の目先の事業運営に懸念を持つ投資家は増えつつあるようだ。

 重要なことは、2050年までの長期的な世界経済の展開を考えた際、各国の脱炭素への取り組み強化によって、浮き沈みを伴いつつもFA関連の設備投資が増加する可能性があることだ。特に、より効率的な再生可能エネルギーの利用や生産設備の運営を支える技術の重要性は一段と高まる。そうした展開を念頭に、安川電機は新しい技術開発に注力すべき局面を迎えている。

中国のFA需要を取り込んで成長する安川電機

 リーマンショック後、中国における工場の自動化関連の設備投資は、安川電機の業績に大きく影響した。特に、2015年に中国共産党政権が「中国製造2025」を発表し、半導体や産業用ロボットなどIT先端分野で世界トップの競争力の発揮を目指した。それは、安川電機の強み(コア・コンピタンス)である、高精度の制御技術への需要を高めた。その結果、同社の成長期待が高まり、株価は上昇した。

 2014年度、安川電機の中国向けの売り上げは全体の21%だった。2020年度に中国向けの売り上げは全体の25%まで拡大している。現時点で安川電機の機器の動作を制御する技術は世界的にみて高く、多くの投資家が同社は中国などの設備投資動向を機敏に反映する銘柄として注目している。

 2020年4月以降、世界的にコロナウイルスの感染が拡大する中、中国経済は主要国の中でもいち早く回復局面に移行した。それを支えた要因として、徹底した感染対策や共産党政権によるインフラ投資など景気刺激策の実施がある。インフラ投資に関して中国では5G通信網やデータセンター、さらには高度道路交通システム(IT先端技術を駆使して交通渋滞の緩和や安全運転をサポートする次世代の道路運行システム)などデジタル社会の実現を目指した案件が増えた。そうした先端分野での効率的な機器製造を支えるために中国でFA関連機器への需要が高まった。また、世界的な半導体需要の高まりやマスク生産の増加なども、日本企業が生産する工作機械などへの需要の回復と増加を支えた。

 重要なことは、安川電機が機器の動きを正確に制御するサーボモータや、適切なモーターの回転をコントロールするインバータ、効率的な生産活動を支える産業用ロボットなどの技術を磨き、中国をはじめとする世界経済のデジタル化に対応したことだ。それに加えて、同社は出張費の抑制などによって経費を抑え、2020年度の業績は営業利益ベースで増益を実現し、4月上旬まで株価は堅調に推移した。しかし、4月半ば以降、安川電機の株価の上値は重い。

目先の事業環境を慎重に考え始めた主要投資家

 その要因の一つに中国での設備投資の鈍化懸念がある。4月以降、中国の工業生産の前年同月比の増加率は鈍化した。今後、IT先端分野や人権問題で米国は中国の国有・国営企業などへの制裁などを強化する可能性がある。そうした展開を見込んで、中国企業が前倒し気味に設備投資を進めた可能性は軽視できない。4月以降の中国の生産活動の鈍化は、その反動に見える。

 次に、世界経済全体で供給のボトルネックが発生している。世界的な半導体の不足は2023年頃まで続く可能性がある。感染の影響によって港湾施設など物流も停滞気味だ。いずれも、安川電機の生産活動にはマイナスだ。

 ボトルネックの解消には時間がかかる可能性がある。その展開が鮮明となれば、世界的に設備投資に慎重になる企業は増えるだろう。そうした見方を持つ投資家が増え、安川電機をはじめ国内FA関連銘柄の上値が抑えられた。その一方で、世界全体で脱炭素への取り組みが加速し始めている。それに関する投資家の見解は様々だ。

 日本は、2030年までの温室効果ガスの46%削減(2013年度比)と、2050年のカーボンニュートラル実現を目指す。重要なことは時間軸を分けてその影響を考えることだ。2030年までの温室効果ガス削減に関して、日本企業は今ある技術の改良などによって対応しなければならないだろう。それは、企業のコスト増加要因となる可能性がある。中国のFA関連機器の需要が落ち込む中で安川電機のコストが増加し、短期的に成長性が鈍化すると警戒する投資家もいるようだ。

 ただし、2050年までの時間軸を考えると、事情は大きく異なる。目標達成までの時間的な猶予が大きく違う。安川電機の技術力をもってすれば、目先のコスト負担に対応しつつ、中長期の視点でより効率的な生産活動や再生可能エネルギーの利用増加を支える技術を創出することは可能だろう。本質的に重要なことは2050年のカーボンニュートラルが、日本企業により多くのビジネスチャンスをもたらす可能性だ。

長期の展開を念頭に安川電機に求められる新しい技術の創出

 2050年、あるいはそれ以前に日本などでカーボンニュートラルが実現すれば、社会と経済は劇的に変わる。例えば、洋上に大型の風車がより多く設置され、再生可能エネルギーを用いた電力供給が増えるだろう。そうした変化によって、風力や太陽光などを用いた発電の効率性向上を可能にする機器や、温室効果ガスの排出削減とより効率的な生産活動を可能にするインバータやロボットへの需要が高まるだろう。

 つまり、目先は中国のFA関連需要の鈍化などがあったとしても、中長期的に世界全体でのFAやIoTへの投資は増加傾向で推移する可能性が高い。各国の企業が脱炭素に対応しつつ、さらに効率的な生産を目指して、新しい制御技術などを求めるだろう。生産年齢人口の減少に直面する中国企業は、そうした技術をより重視する可能性がある。

 安川電機など日本企業に求められることは、短期的な需要の鈍化などに対応しつつ、2050年のカーボンニュートラルの実現を念頭に、今から新しい技術開発に取り組むことだ。安川電機はそのための取り組みを進めているようだ。

 4月に安川電機は中期経営計画を見直し、最終年度を1年延長した。そのポイントは、事業運営の効率性を一段と高め、新しい技術開発に経営資源をより積極的に再配分する体制を整備することと考えられる。具体的には、より効率的な電力消費を可能にするインバータや、風力発電用の発電機や太陽光発電用パワーコンディショナ関連の新しい技術を開発する体制の整備と強化が想定される。

 別の見方をすれば、安川電機は、2050年までの長期の成長戦略を検討し、それに向けた取り組みを進めつつあるようだ。経営陣が長期の成長目標を明確に定めて組織全体が取り組むべき方向を示すことは、個々人の集中力発揮に無視できない影響を与える。それは同社が、新しいFA関連機器やシステムを創出して世界のFA需要を取り込み、長期の視点で成長を目指すために欠かせない。口で言うほど容易なことではないが、一貫した姿勢で脱炭素関連の技術開発を進める企業の増加が、日本経済の安定と成長に無視できない影響を与えるだろう。

(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)

●真壁昭夫/法政大学大学院教授

一橋大学商学部卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学大学院(修士)。ロンドン証券現地法人勤務、市場営業部、みずほ総合研究所等を経て、信州大学経法学部を歴任、現職に至る。商工会議所政策委員会学識委員、FP協会評議員。

著書・論文

『仮想通貨で銀行が消える日』(祥伝社、2017年4月)

『逆オイルショック』(祥伝社、2016年4月)

『VW不正と中国・ドイツ 経済同盟』、『金融マーケットの法則』(朝日新書、2015年8月)

『AIIBの正体』(祥伝社、2015年7月)

『行動経済学入門』(ダイヤモンド社、2010年4月)他。

“中小企業日本一応援”掲げるココペリが、社歌コンテスト支える理由

企業から社歌動画を募集し、ウェブ投票と特別審査員の審査で日本一を決めるNIKKEI全国社歌コンテスト(通称:社歌コン)。

日本経済新聞社、JOYSOUND(エクシング)、電通の3者が協力して企画・運営する本コンテストは第3回が開催され、7月8日から参加企業を絶賛募集中です(詳しくは公式サイトをご覧ください)。

今年から社歌コンテストを一緒に盛り上げていくパートナーとして、中小企業向けの経営支援プラットフォーム「Big Advance」などを展開するココペリが新たに協賛に加わりました。

“中小企業日本一応援”を掲げるココペリが目指す未来と中小企業の魅力、そして社歌コンテストと共鳴するものについて、代表取締役CEOの近藤繁氏と広報担当の今安彩子氏に、社歌コンテストを立ち上げた電通・森本紘平がインタビューを行いました。

NIKKEI全国社歌コンテスト
【株式会社ココペリ】
2007年創業。中小企業向けの経営支援プラットフォーム「Big Advance」、社労士、弁護士などの専門家にスポットで業務を相談できる「SHARES」などのサービスを開発・展開し、金融機関と連携しながら中小企業の成長をサポートする。2020年東証マザーズ上場を果たした、急成長中のスタートアップ企業。
https://www.kokopelli-inc.com
 
 

中小企業にテクノロジーを届け、企業価値の中に未来を見つける

森本:この度は社歌コンテストにご協賛いただき、ありがとうございます。ココペリは中小企業や金融機関をはじめとする企業の成長を応援してきたという点で、社歌コンテストの理念と通じるものがあると感じています。はじめに、ココペリという会社のことを改めて教えていただけますか?

近藤:ココペリは「企業価値の中に、未来を見つける。」というミッション、そして「中小企業にテクノロジーを届けよう。」というビジョンを掲げています。時代の変化とともにビジネスはどんどん複雑になり、企業の価値も見えにくくなっています。テクノロジーを活用して企業価値を可視化することで、より成長し、より愛される企業を増やしていきたい。ミッション・ビジョンにはそのような思いが込められています。

森本:どうしてテクノロジーを活用しようと思ったのでしょうか?

近藤:テクノロジーを使わなければミッション・ビジョンを実現できないと考えたからです。創業時は主に中小企業のバックオフィス支援をしていたのですが、労務や法務について相談されることも多かったんです。その背景には、多くの中小企業は顧問労務士や顧問税理士を雇う余裕がないという課題がありました。そこで立ち上げたのが、月額費用ゼロで全国の専門家に相談できる「SHARES」です。見積依頼は無料で、複数の見積の中から最適な専門家を選べるという、かなり中小企業に寄り添ったサービスです。

森本:労務士や弁護士から相見積を取れるのが革新的ですよね。専門家からの反発はなかったのでしょうか?

近藤:サービスが浸透するまでは大変でしたね。今でこそ3000人近くの専門家が登録していますが、最初の数百人は一人一人に会いに行き、「中小企業を救うためにあなたの力が必要なんです」と熱弁し続けました(笑)。

森本:テクノロジーを使ったサービスでありながら、作り上げる過程はアナログでとても大きな熱量を感じました。

近藤:一方、「SHARES」はウェブサービスなので、例えば町工場などあまりウェブを使わない方々にはなかなか知ってもらえないという課題がありました。どうすれば広まるかを考えたとき、中小企業の皆さんが一番コミュニケーションを取っているのが地域の金融機関だと気づいたのです。そこで、私たちのサービスを届けるラストワンマイルを金融機関に担っていただこうと、横浜信用金庫と共同で開発したのが「Big Advance」です。

ビッグアドバンス
Big Advance:日本初となる、全国の金融機関が連携して取引先企業の経営支援を行うプラットフォーム。取引先企業にはITを活用した業務効率化、販路拡大、人材確保、情報提供といった各種サービスを月額3300円で提供し、金融機関は取引先企業の利用状況を基にした経営支援や融資活動が行える。

森本:素晴らしい座組ですよね。中小企業への貢献はもちろん、法改正等で過渡期にある地域金融機関も人材確保やビジネスマッチングといったメニューを提供することで価値向上につながります。

近藤:企業が金融機関から融資を断られるケースは少なくありません。それは仕方ないことなのですが、経営者としては自分の分身のような存在に「信用がない」と烙印を押されたようなものですから、メンタル的にはけっこうつらいものがあります。その時に、「融資はできないけれど、こんなビジネスマッチングはどうですか?」と金融機関から提案してもらえるだけでも救われるんです。金融機関との関係性も変わりますよね。

森本:結果的にビジネスマッチングで本業が成長すれば、負債を抱えなくて済むかもしれません。それは地域経済を応援する金融機関の在り方として正しいですよね。

中小企業がもっと胸を張れる世の中をつくりたい

森本:近藤さんは創業時から一貫して中小企業応援を掲げていますが、その原体験はどこにあるのでしょうか?

近藤:愛知県で生まれ育ったので、製造業の中小企業が身近にありましたし、実際にそこで働いている地元の友人も多くいます。私も18歳で東京の大学に進学しましたが、理系だったのでそのまま大学院まで進んでシステム系の企業に就職する未来を想像していました。でも大学3年生の終わりに、ふと「1回も日本を出たことがないし、本当にこのままで良いのか?」と立ち止まったんです。すぐに休学届けを出して、近所の本屋で留学本をパラパラとめくり、直感でアメリカのサンディエゴに行くと決めました。

森本:すごい行動力ですね。

近藤:片道チケットだけ買って、お金がないからポートランドとソルトレイクを経由するルートでサンディエゴへ。ポートランドとポーランドを勘違いするぐらい、何も知りませんでした(笑)。

現地に行って感じたのは、町を掃除している人やレジ打ちのおばちゃん、工場の人たちが、みんな生き生きと働いているということ。スーパーでもお客さんがレジの人に偉そうな態度を取ることはなく、みんなサンキューといって帰っていく。移民の国だからか、お互いが公平でリスペクトし合っているのを感じました。

森本:確かに、日本ではあまり見かけない光景かもしれません。

近藤:そのようなカルチャーショックを受けて日本に帰国したのですが、当時はテクノロジー系のベンチャー企業が急成長していたので、いつか自分も起業したいという気持ちが出てきました。そこで、経営者に会える機会が多い銀行の営業職に就いたのです。

森本:なるほど、最初から起業を見据えて就職されたのですね。

近藤:就職後、実際に中小企業の融資に携わる中で、中小企業の経営者たちがみんな生き生きとしていて、アメリカで出会った人たちと同じ雰囲気を感じました。一方、金融機関に対して必要以上に腰が低いことに違和感も覚えたんです。銀行側も商売で融資をしているのだから、対等な関係でいいはずなのに、自分のような若い行員にペコペコ頭を下げる必要はないんじゃないかと。

そのようなモヤモヤを個人的に抱えながら、知り合いの中小企業に転職しました。そこで気が付いたのは、経営者は本業に力を発揮すべきなのに、経理や給与計算などのバックオフィス業務に時間を奪われているということ。

経営者が企業価値を高めることに専念できるようにバックオフィスの負荷を減らし、中小企業が胸を張って生きていける社会をつくりたい。自分の中でやりたいテーマが徐々に固まりつつあったとき、たまたま所属する企業が倒産してしまい、思い切ってココペリを創業したのです。

ココペリ
ココペリとは、ネイティブアメリカンの神話に登場する精霊。部族ごとに異なる精霊を持つ中、唯一すべての部族に共通して顕れ、背中から種を蒔き、大地を繁栄させると言い伝えられている。

森本:そうだったのですね。僕の親も中小企業を経営していたので、規模は小さいながらも、経営者がどれだけ覚悟を決めて生きているのかを間近に見てきました。近藤さんの「中小企業はもっと胸を張っていい」という考え方にすごく共感します。仕事を通して素晴らしい中小企業経営者たちとお会いすればするほど、中小企業“支援”という言葉を、自分は使えないと感じました。自分にはない分野での挑戦と成果を継続する人たちに対し、おこがましすぎると思ったんです。

近藤:分かります。中小“零細”企業なんて、本当にひどい言葉ですよね。中小企業も金融機関も私たちも、あくまでも対等なパートナーとして一緒に成長していきたいと日々考えています。

数字が増えているのではなく、仲間が増えている感覚
 

森本:今回の社歌コンテストでは、広報の今安さんに大変ご尽力いただいています。今安さんはどのような経緯でココペリに入社したのでしょうか?

今安:もともと社員数千人規模の保険代理店で営業・人事を経て、社長室での社内広報を担当していました。非常にやりがいを感じていた一方で、顔と名前が一致する規模の企業でも働いてみたいという思いや、代理業ではなく自社のサービスを広報として育てていくことにチャレンジしたいという思いがあり、転職活動を始めました。

その中でたまたまココペリに出会い、正直最初は何をやっている会社なのかよく分からなかったのですが、なんとなく面白そうだなと思って応募したんです。

森本:何が入社の決め手になったのでしょうか?

今安:1次面接を現・取締役が担当してくれたのですが、会社のこと、サービスのことを「外部の人間にそこまで話していいの?」というほど赤裸々に語ってくれたんです。その熱量がすごくて、たぶん私が発言したのは5分にも満たなかったと思います(笑)。でも、自分たちのプロダクトに絶対的な自信があって、しかもそれが中小企業や日本のためになると真剣に信じていることが伝わりました。ちなみに2次面接もあると聞いていたのですが、1次面接の最後に「絶対合うと思うからオッケー!」と言われて、直感でこの会社に行こうと決めました(笑)。

森本:それはすごいですね。実際に入社してみてどうですか?

今安:金融業界のことは全然知らないし、人数が少ない会社も初めて。それまでエンジニアの方と話したこともなかったので、不安だらけでした。でも入社してからは毎日が刺激的だし、何よりも中小企業の方々とお会いすると、本当に生き生きと過ごされているので、入社して良かったと毎日思っています。

森本:採用インタビューのような素晴らしいご回答ですね(笑)。日々ココペリのリリースを拝見していると、本当に頻繁に全国各地に足を運んでいますよね。「Big Advance」も金融機関数72、会員企業数5万社超えと、急速に普及しているのが分かります。決算情報を拝見しても、全国の金融機関・企業のニーズが売上・利益にも反映され、急成長されています。

今安:私が入社したときは、提携金融機関が1、利用数も1000社程度だったので、それを考えると感慨深いです。でも、数が増えているというよりは、仲間が増えている感覚があります。定期的に実施しているイベントでも、業態を超えて地域を良くするためにどうすべきかをみんなで考えていく、その尊さに毎回感動します。

森本:中小企業の強みの一つに、横のつながりや仲間との連帯感があると思っています。一人の経営者が何かをやろうと思ったときに、経営者の仲間たちがバッと集まって一緒に共創する。大企業ではなかなか実現し得ない、ダイナミックな動きに価値があると感じています。

ココペリイベント
金融機関のBig Advance担当者交流イベントの様子

社歌を歌う人たちの輝く姿に、協賛を決意

森本:最後に、創業以来初となる協賛事業に社歌コンテストを選んでくださった理由を教えていただけますか?

近藤:最初に社歌コンテストの話を聞いたときは、正直ピンと来なかったので断ろうと思っていました。でも今安にしつこく勧められて試しに動画を見てみると、出演している人たちの表情がみんな輝いていて、めちゃくちゃ感動しました。

今安:社歌ってあまりキラキラしているイメージがなかったのですが、社歌コンテストは違いましたよね。まさしく、自分たちが応援したい人たちがそこにいました。

近藤:動画を見て、一発で考えが変わりましたね。中小企業の割合が圧倒的に多い社会で、その人たちが自社に誇りを持つことができたら、世の中は絶対にもっと良くなります。社歌にはその役割が担えると思いました。

今安:社内だけでなく地域を巻き込める可能性もあるし、社歌コンテストをきっかけに企業同士の新たな出会いも生まれそうですよね。

社歌コンテスト

森本:うれしいお言葉をありがとうございます。社歌コンテストの本質的な価値は仲間づくりだと思っているので、一回限りのコミュニケーションではなく、社歌を起点に新しいつながりがどんどん生まれることを目指しています。運営側も主催の日本経済新聞社・特別協力のJOYSOUND(エクシング)をはじめ、審査員・協力社含め、熱いメンバーで構成されています。ぜひココペリの皆さんにもつながっていただきたいです。

近藤:いいですね!楽しみです。「Big Advance」もコミュニティとして企業同士が利活用していただくことを目指しているので、社歌コンテストと本質的に共鳴するものがあると感じています。

森本:ありがとうございます。横浜信金の依頼で2018年のYokohama Big Advanceリリース発表会とPRをお手伝いさせていただいてから3年、このような形でご一緒できるのが感慨深いです。ぜひ「Big Advance」の会員企業の皆さんにも参加していただいて、みんなで社歌コンテストを盛り上げていけるとうれしいです。本日はありがとうございました!

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安倍晋三氏、「安倍派」結成に向け活動活発化…衆院選、自身の秘書を公認候補者に“ねじ込み”

 安倍晋三前首相がすこぶる元気だ。月刊誌「Hanada」(8月号)に掲載された対談で、「東京五輪に反対する人は反日的」と発言したことが話題になったが、持病の悪化という健康上の理由で総理大臣の職を辞した人とは思えないほど精力的に動き回っている。

 東京都議会議員選挙の告示日だった6月25日には、午前中から都内で2カ所、自民党の2候補の出陣式で応援演説に立ち、その足で午後には群馬県前橋市へ。衆議院の群馬1区選出の自民党現職、尾身朝子氏の集会で講演した。

 7月10日には新潟県三条市で講演。前回2017年の衆院選で新潟2区から出馬するも敗れ、比例復活で当選した自民党の現職、細田健一氏の集会だった。翌11日には北海道へ。衆院北海道9区選出の自民党現職、堀井学氏の政治資金パーティに出席した。

 安倍氏が応援に出向いた3人は、いずれも安倍氏の出身派閥である細田派の議員。なかでも尾身氏と細田氏は、二階派に所属する別の現職議員と、それぞれの選挙区で自民党公認を争っている(群馬1区は中曽根康隆氏、新潟2区は鷲尾英一郎氏)。

 そんな苦しい立場の細田派議員をおもんぱかってか、安倍氏は選挙区に応援に出向くだけでなく、二階派領袖の二階俊博幹事長とも6月30日に会食。今秋にも行われる衆院選の候補者調整について意見交換した。

「どうやら安倍氏は派閥の長になりたくなったようだ。総理を辞任した直後に細田派への復帰待望論が高まったが、当時は消極的で固辞していた。しかし、あれから10カ月。持病も改善し、体調が良くなって、俄然ヤル気が出てきた様子。派閥は数。衆院選に向け、派閥議員のために汗をかいて、最大派閥の細田派をさらに盤石にし、細田氏と領袖を交代して安倍派に、という絵図を描いている」(自民党関係者)

キングメーカーの地位

 その気になった安倍氏は、派閥拡大のためなら手段を選ばない。自身の秘書を衆院長崎1区の公認候補に押し込んだのだ。長崎1区については、現職の富岡勉氏が次期衆院選への不出馬を表明し、自民党長崎県連が公募で選考を進めていた。7月9日の公募締め切り日に応募したのは11人。最有力は女性県議で、富岡氏の長男も手を挙げたが、11日の選考委員会で選ばれたのは、安倍氏の政策秘書の初村滝一郎氏だった。

 初村氏は長崎県諫早市出身で、父の謙一郎氏は元衆院議員、祖父の故滝一郎氏も元参院議員で労働大臣を務めた。ただ、初村氏が選ばれる決め手となったのは、地元出身の政治家3世という経歴ではない。安倍氏からの直接の電話だ。

 西日本新聞によれば、公募期間中に地元の政界関係者の携帯電話に安倍氏から連絡があり、「うちの秘書が応募するので、しっかりと公正に選考してください」と言われたのだという。ほかにも、安倍氏周辺などから国会議員や業界団体に働きかけがあり、「安倍氏の顔を潰したらやっかい」と考えた県連幹部が多数を占めたようだ。

「これから秋の衆院選本番に向け、細田派での求心力拡大を目指し、安倍氏はますます意気軒昂になりそう。秋には総裁選もありますから、次期派閥領袖ということでキングメーカーの地位も確固たるものになる」(前出の自民党関係者)

 絶大な権力はあるものの24時間の緊張を強いられる総理大臣に再々登板するより、派閥領袖のほうが心身の健康のためにもよさそうである。

(文=編集部)