ahamo180万契約超えと好調も、実はNTTドコモが一番厳しい理由とは!? KDDI、ソフトバンクに付けられた大きな差

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

オンライン専用ブランドの「ahamo」で他の携帯大手に大きく差をつけていたドコモ。一人勝ちかと思われていたが、KDDIとソフトバンクはそれぞれ、さらに低廉なサブブランドを投入し、それが好調。そちらに舵を切りつつある。ドコモはこのまま取り残されてしまうのか、それとも他に策があるのか……!?

オンライン専用プランでは圧勝のドコモ

 先日、携帯キャリアの決算が出揃った。今回は楽天モバイルを除いた携帯大手3社の明暗を比較して見て行くことにする。

 まず、オンライン専用プランの契約者数について。ドコモがオンライン専用ブランドとして2021年3月26日に投入したahamoは、契約者数の伸びは好調で、4月末には100万契約突破したという異例の発表を行うほどの好調ぶりをみせていた。現在は180万契約を超え、他社を圧倒する契約数となっている。一方、KDDIが発表した「povo」は100万契約ほど。同社の高橋社長は前期の決算で「100万が見えた」と話していたが、それ以降あまり加入者が伸びていないと見られている。そしてソフトバンクの「LINEMO」は、50万契約にも満たない。新規プランの伸…

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国内銀行「平均年間給与」ランキング、3位「東京スター銀行(801万)」2位「あおぞら銀行(808万)」1位は?

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社会情勢や不況に左右されない、安定した職業といえば、一体何が思いつくだろうか。公務員?それとも自動車や食品などの大手メーカー勤務?そのなかのひとつに「銀行員」を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。そこで今回は東京商工リサーチが実施した国内78銀行の「平均年間給与(基本給与+賞与・基準外賃金。以下、平均給与)」調査をもとに、安定感のある銀行員の皆さんの懐事情を、丸裸にしていこうと思う。

3大メガバンクでも明暗が分かれる。それでも平均給与は606万円超え!

 安定した職業の代表格ともいえる銀行勤めだが、さまざまな企業が苦境に立たされている不況の中では、やはり堅実な職種だと言っていいだろう。中小・零細企業では、ボーナス減額はもちろんのこと、そもそもボーナスがゼロ、という企業も決して珍しい話ではない。また、倒産せざるを得ないという企業も少なくない。銀行は、そんな厳しい状況に置かれた企業への支援策を通じて、ますます存在感を高めている。

 ただ銀行にとっても全くのノーダメージとはいかない様子で、収益格差は拡大する一方だ。いわゆる“3大メガバンク”である三菱UFJ銀行、みずほ銀…

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パチスロ「逆押し」で「ART1300G」を抽選!「期待枚数2500枚」…「大逆転」に全てをかけた超一撃特化マシン!!

 パチンコ・パチスロで鳴かず飛ばずの展開となり、つい深追いして大やけどを負う。そんな経験をしたユーザーは少なからずいらっしゃると思います。

 私も熱くなりやすい性格なので、気づいたら投資額が5万円レベルに達していることも…。ここで考えるのは当然「どうやったら取り返せるか」です。

 出玉がマイルドな台を打っていては、負けを取り戻すことが難しいでしょう。それならば、引きさえすれば何とかなる「強烈な一撃」を有した爆裂マシンに頼るのがベスト。ちょっと前までは、『ミリオンゴッド』シリーズに最後の望みをかけることが多かったです。

 もちろん狙うは「GOD揃い」一択。よくお世話になった『ミリオンゴッド神々の凱旋』は、同フラグの恩恵がAT100G×5セットという強力な恩恵を手にする事ができます。1G純増が約3枚なので、引いた時点で最低でも1500枚ほどのメダルが約束されるのです。

「GOD揃い」ではATがループする場合もありますし、セット数上乗せによって更に出玉を伸ばすことも十分に可能。その期待値は2000枚オーバーとも言われております。一撃を狙うには最適なマシンではないでしょうか。

 当然ですが、大負けしている状態で『ミリオンゴッド』に全ツッパしたら破綻しかねません。「引けたらラッキー」くらいの感覚で、1万円勝負の「GOD揃い一本釣り」を行っていたのです。

 滅多に成功しなかったですが、狙い通り引けたときの感動と快感は半端ではありませんでした。大負けがチョイ負けに転じた際は、もはや勝ったような気持ちにさせてくれます。逆転の目があるマシンには、夢とロマンが積み込まれているのです。

 思えば、一昔前はそんな「逆転フラグ」搭載のマシンが数多く存在しておりました。その中でも特に印象に残っているのは「最強の一発逆転スロット!!」というコンセプトで生み出されたマシンです。

 その名もパチスロ5号機『大逆転』。名前からも「らしさ」がひしひしと伝わって参ります。

 本機はボーナス非搭載で、1Gあたり純増約1.9枚のARTで出玉を増やすタイプ。1セットあたりのARTゲーム数は「555G or 1300G」の2種類で、それぞれ獲得枚数は約「1000枚or2500枚」と非常に強力です。

 そして本機最大の特徴は、この2種類あるARTゲーム数の「好きな方を打ち手が狙える」という点。通常時の押し順によって、獲得できるARTが変化するのです。

 順押しであれば「ART555G」、逆押しは「ART1300G」の抽選を受けることができます。基本的なゲームフローはCZ→上位CZ→ART当選という流れ。ここでの抽選確率が、押し順によって異なる仕様です。ちなみに通常時の「中押し」はペナルティが発生するので注意が必要でした。

 気になるART出現率は、「ART555G」が「1/937(設定1)~1/553(設定6)」。「ART1300G」が「1/2175(設定1)~1/1289(設定6)」となっております。

 特に後者は約2500枚フラグということを考えれば破格の確率。機種名の通り「大逆転を狙える仕様」に、多くのスロッターが心躍ったことでしょう。

 ただ、本機はコンセプトへのこだわりが強すぎたためか、演出などの「楽しむ」という要素がほとんどなかった印象です。機械割も「92%(設定1)~106.6%(設定6)」と厳しめで、設定推測もかなり難しい部類。長期実戦には向いていません。

 ただ、洗練された超一撃特化スペックであることは確かなので、「運試し」で短期決戦するには持ってこいの機種でした。本当に大逆転を狙う人が打つべきマシンだったといえます。

 尖り過ぎたゲーム性だったため万人受けすることはなかったですが、このようなマシンを求めるユーザーが一定数いるのは間違いありません。私もその一人です。6号機でも『大逆転』のような一点集中のマシンが登場することを心から願っております。

(文=堀川茂吉)

<著者プロフィール>
 オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。

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グーグルスマホ「Google Pixel」がシェア獲得に大苦戦!? その意外な原因とは?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

GAFAの一角であり、世界でもトップクラスの知名度を誇っているグーグル。日常的にインターネットを使う読者の方々であれば、一日一回はそのサービスを利用しているという人も多いことだろう。しかしそんなグーグルでも苦戦しているジャンルが存在するようだ。それはなんと携帯電話業界。スマートフォン用OSの世界シェアで断トツの利用率を誇るAndroid OSの開発元が、なぜスマホで苦戦を強いられているのだろうか…。

グーグルのスマホ、シェア獲得に苦戦中?

 グーグルといえば、ご存じの通り世界トップクラスのIT企業であり、2021年第2四半期(4~6月)の純利益が185億2,500万ドル(約2兆円)という超巨大企業でもある。誰もが知る「Google検索」から、Google アカウントを用いた「Gmail」や「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」といったビジネスシーンでも広く利用されるサービスまで、ソフトウエア・サービスの開発力は有名だ。

 そんなグーグルはスマホ業界でも圧倒的。調査会社・StatCounterの発表によれば、2021年7月の世界のモバイルOSシ…

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パチスロ「1万6000枚」狙いのハイエナ!! 「AT突入」も「まさかの展開」に衝撃…

 大松のパチスロ「ハイエナ」実戦。今回は「1万6000枚」情報で話題の現行最強マシン『パチスロ鉄拳4デビルVer.』について書いていきたい。

 本機は純増約2.7枚のAT「デビルラッシュ」で出玉を構築するマシン。その出玉性能は驚異的で、ジャッジメントバトル経由ならば約1600枚、フリーズ経由ならば約2000枚が期待できる。

 主に有利区間の開始時はフリーズ高確率「デビルゾーン」に突入。約1/800でフリーズ抽選を行っており、「デビルゾーン」の7回に1回の割合でフリーズに期待できる。

 つまり、ATで2400枚完走後に「デビルゾーン」となるため、フリーズをループさせ一撃4000枚や6000枚という展開も充分に起こり得るのだ。

 通常時は主に規定ゲーム数での「ジャッジメントバトル」を目指す。3つのモードで管理されており、それぞれ最大天井が異なる仕様となっている。

 通常時はポイント抽選も行われており、1000ポイント到達でジャッジメントバトルを有利にするアイテムを獲得可能。主に継続期待度UPアイコンとなるが、1戦突破濃厚の「拳球」を獲得する場合もある。

 ジャッジメントバトルは「3戦突破型」のCZとなっており、最終的に「平八」を撃破できればAT当選。様々なチャンスアップが存在するが、「ラウンド開始画面」の背景色が緑以上ならば大いに期待できる印象だ。

 本機の狙い目は様々で「天井狙い」「引き継ぎ狙い」「デビルゾーン狙い」が存在する。

 オススメは「引き継ぎ狙い」。本機はAT非当選の場合、基本的に1つの有利区間で2~3回のジャッジメントバトルを行う。実戦上、ジャッジメントバトル後は最大天井が約500G以内となる。

 特に500G台で当選したジャッジメントバトル敗北後は、次回250Gほどで当選する場合が多く、200G以内での当選も少なくない。

 また、引き継ぎ後はジャッジメントバトル突破の確率も上昇しているという話もあり、「500G台の敗北後」は非常に強い狙い目といえる。

 今回チャレンジした台は正に「500G台の敗北後」。1Gヤメであったため、オープニングチャージから開始する。

 打ち出していくと予想通り250Gほどでジャッジメントバトルに当選。期待度が上昇しているとの話もあるため、撃破に期待するが…。

 見事3戦共に突破しAT当選。派手なフラッシュから液晶いっぱいのボタン演出が発生し祝福される。平均1600枚のATがスタートしたのである。

 結果は480枚で終了。期待が大きかっただけに衝撃的であったが、AT中レア役が全く引けていない上に疑似ボーナスにも非当選のため致し方ないのかもしれない。

 その後、有利区間にも余裕があるためデビルゾーンではなくオープニングチャージからスタート。結局デビルゾーン終了まで回すものの、フリーズを拝むことはできなかった。

 収支は投資250枚、回収149枚となり残念ながら敗北。フリーズまでの道のりは遠い。次回こそはリベンジを果たしたい。

(文=大松)

<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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JRA「勝率46.7%」C.ルメールを圧倒した横山武史の勢いが止まらない! 兄・和生と兄弟で絶好調の札幌開幕週、直接対決でも「技あり騎乗」でライバルを完封

 今年の函館リーディングを獲得した横山武史騎手の勢いが止まらない。

 C.ルメール騎手と接戦になったものの、昨年に続く2年連続のリーディングを自信に繋がると喜んだ横山武騎手。

「この勢いで北海道シリーズのリーディングも獲りたい」と、札幌開催でも天下取りに強い意欲を見せていたが、“有言実行”に大きく近づいた開幕週の札幌開催だった。

 初日の14日こそ6鞍に騎乗して1勝に終わったが、15日になって大爆発した。この日は1Rから騎乗して4戦連続の勝利。その後の3鞍は敗れたものの、メインレースのUHB賞(OP)を1番人気アヌラーダプラで制すると、最終の12R藻岩山特別(2勝クラス)も単勝1.4倍のソーヴァリアントで2連勝を決める。

 終わってみれば騎乗機会9回で6勝を挙げる大活躍。土曜を含めても15戦7勝となり、その勝率は46.7%と、圧倒的な好成績を残した。

 小倉は川田将雅騎手と松山弘平騎手、新潟は福永祐一騎手らが主戦場とし、北海道開催はリーディングトップを独走するルメール騎手の独壇場となる可能性が高かった札幌開催。先の函館で接戦したライバル横山武騎手が、ここまで勝ち星を量産したことは、ルメール騎手にとって大きなビハインドだろう。

 土日合わせて18鞍に騎乗して3勝は悪くない成績だが、ルメール騎手にしては物足りない印象もある。同じく3勝を挙げた横山和生騎手を2着の差で上回って2位。勝率では後れを取った。

 そんな武史騎手とルメール騎手の明暗が顕著だったのが、直接対決となったメインレースと最終レースの2戦かもしれない。

 このレースで武史騎手は1番人気アヌラーダプラ、ルメール騎手は3番人気タイセイアベニールに騎乗。2枠3番の好枠を利してロスのない競馬で抜け出したアヌラーダプラを8枠16番の大外枠からスタートしたタイセイアベニールがゴール前で猛追する。写真判定に持ち込まれた大接戦を制したのは、ハナ差で先着したアヌラーダプラだった。

 近走凡走していたタイセイアベニールが3番人気に支持されたのは、勿論ルメール騎手の手腕が評価されてのもの。それでも勝利寸前まで好走させた手腕には恐れ入る。

 その一方、寸分の狂いもない競馬で勝ち切った横山武騎手のエスコートも、他の騎手だったなら勝てたかどうかわからないと思わせる内容でもある。

 さらに最終レースの藻岩山特別を圧勝したソーヴァリアントの走りは、秋にも続く両者の戦いにも影響しそうだ。

 同馬は古馬牝馬トップクラスのマジックキャッスルを姉に持つ血統。春のクラシックで結果を残すことはできなかったが、前走の利尻特別(1勝クラス)を6馬身で圧勝し、今回は追ったところもなく3馬身半差の大楽勝。次走の結果次第では、菊花賞(G1)や秋の天皇賞(G1)でも注目の存在となるだろう。

 今回は騎乗停止中の大野拓弥騎手の代打的な意味合いもあっただろうが、素質馬の騎乗を任されるのも厩舎の信頼が厚いからこそ。

 このまま横山武騎手の勢いが続くようだと、全国リーディングではルメール騎手が圧勝しているとはいえ、今年の北海道シリーズは脇役へと追いやられそうな雰囲気だ。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

“元ヤンチャ”愛甲猛が見た中田翔暴行事件の最大の不幸「俺にとっての落合さんがいない」

 東京オリンピック期間中のエキシビジョンマッチ、北海道日本ハムファイターズ対横浜DeNAベイスターズの試合前。日本ハムの主砲・中田翔が後輩投手に暴行をはたらき、無期限出場停止の処分を受けた。打点王を3回も獲得した「チームの顔」は、自らの愚行により前代未聞の罰を受けてしまった。

 どんな要因から起きた一件か定かではないが、事の顛末を新聞記事で読んだ私は、元プロ野球選手に感想を聞いた。

 千葉ロッテマリーンズの顔だった「昭和のヤンチャ選手」愛甲猛である。

拍子抜けするほどの礼儀正しい対応

 中田のことを語る前に、愛甲がどのような人物であるかを書かせてほしい。

 1980年夏。横浜高校の主将&3番投手として全国制覇を成し遂げ、ロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)に入団。投手として3年間がんばるも芽が出ず、打者に転向すると才能が開花、ロッテの顔となった。中日ドラゴンズ移籍後の99年には、星野仙一監督のもとで代打の切り札として優勝に貢献している。

 現役を引退して3年が経った2003年。野球雑誌を手がけていた私は、愛甲に電話で取材を申し込んだ。

「ああ? 何が聞きたいの?」――こんなぶっきらぼうな返事を予想していた私は、拍子抜けした。恐る恐る電話で取材を申し込むと、「はい。わかりました。では明後日の午後2時、JR津田沼駅の改札でお待ちしています」。

 ものすごく礼儀正しかった。

 取材でも、現役時代の話はもちろん、野球界の常識や非常識など、私の質問に対して真摯に答えてくれた。取材が終わると、私は得も言えぬ感覚を味わった。愛甲猛とは「不器用だけどフレンドリーな人物。すごく優しい」と感じた。

自分の目で見てきた球界の“どぎつい”裏話

 20年近く野球雑誌をつくってきた私は、有名無名を問わず100人以上の野球選手から話を聞いてきた。ほとんどの人とは、悪く言えば「その場限り」。仕事を通じての関係性であり、初対面で私に興味を持つ選手などいなかった。

 しかし、愛甲は違った。「小川さんは、どんな本をつくってきたの?」――こんな問いかけをしてくれたのだ。

 やがて、愛甲と親密になりプライベートでも遊ぶようになった。私が率いる草野球チームを指導してもらったり、神宮球場でナイター観戦をしたり、時には競艇でヤラれまくった。

 並行して、どぎつい話をしてくれるようになった。そんな話ほど、耳がダンボになる。動画ならば確実に“ピー音”だが、それはさておき。

 一つだけ感じたことがあった。愛甲が語る言葉はすべて自身が目にしてきた真実であり、加えて、人を評する口調が悪口に聞こえないのだ。現役時代に仕えた金田正一のおもしろさ、張本勲のすごみ、落合博満のプライベート。数々のトークに芸を感じる。リスペクトしている先輩選手を、おもしろおかしく話してくれるのだ。

 かくして、私は愛甲猛の著書『球界の野良犬』(宝島社刊)を手がけることとなった。この本は、プロ書評家の吉田豪さんに絶賛してもらえた。

運命を変えた“恩人”落合博満の教え

「お前は打者に転向するべきだ」――入団3年目の1983年秋。愛甲は落合にこう諭され、打者転向を決意した。秋季キャンプで21歳の愛甲は連日バットを振り続け、夜は落合の部屋で丸めた新聞紙をボールに見立ててバットを振り続けた。横浜高校で甲子園を制したにもかかわらず、本格的な技術指導を受けたことがなかった愛甲は、落合の打撃理論を吸収しまくった。

 門下生となって数カ月が経ったある夜。師匠の落合は打撃コーチを自室に呼び、愛甲のスイングを見てもらった。

 打者・愛甲の誕生の瞬間だった。

 その後も愛甲は、技術面はもちろん、精神的にも数多くのことを落合から学んだ。

「ある夜、練習を終えて酒を飲んでいたら、オチさんから『今は酒を絶て。野球人として成功してから飲め』と言われてね。14歳(笑)から飲んでた酒を、その夜限りでピシッとやめたんだ」(愛甲)

 この日以降、愛甲は今も酒を口にしていないが、それはさておき、この話を聞いて、落合博満中田翔、2人の「器の違い」を感じてしまった。

 酒を絶って野球に没頭しろ、と愛甲に諭した落合。

 気持ちを入れ替えるべく、距離を置こうとした後輩を殴った中田(新聞記事が正しければの前提)。

 今季の中田は超絶々不調である。結果がすべてのプロ野球界において、チームの顔=4番打者が打率1割台。ただでさえイライラしていたからこそ、自分に従わない後輩と言い争いの末に、手が出てしまったのではないだろうか。

 その場にいたわけでもなく、ましてや私は中田と会ったこともないが、おそらく中田は今、「コップの水がこぼれそうな状況」=器を大きくするべき状況にある気がする。

「中田ぐらいの存在になったら、かわいがっている後輩に対して『これからはお前が俺と同じ立場になり、若手の面倒を見ろ』ぐらい言わないと。いつまでもお山の大将でなんかいられないんだから」(同)

 愛甲いわく、お山の大将でいられるプロ野球選手はほんの一握り。金田正一、張本勲、野村克也、星野仙一。それこそ、プロ野球界は「結果がすべて」の世界だ。

 酒を絶った愛甲は夜遊びもやめて落合道場に没頭。打者転向2年目で初ホームランを放つと、3年目にはレギュラーをつかみとった。落合が中日に移籍するとロッテの3番打者を務め、88年から93年まで535試合連続フルイニング出場を果たした。

 愛甲がプロ野球界で成功したのは、落合博満という大打者のおかげである。

「ふざけんじゃねぇ!」パイプ椅子を投げた過去

 前置きが長くなったが、中田には「愛甲にとっての落合」のような人物がいないのだろう。愛甲は次のように語ってくれた。

「俺には、オチさんを筆頭に、渡辺元智監督(元横浜高校)や星野仙一さんなど、間違ったことをしたときに叱ってくれる年上の人物がいた。それこそ多くの人に殴られたし、時には理不尽な経験もしたけど、それも、人生に大いに役立った気がする。

 俺は母親にこう言われたんだ。『タケシ、お前ね、プロ野球界では通用することも、引退後には通用しないよ。球界の常識って社会の非常識だよ。それをわきまえて行動しなければ、後輩はついてこないよ』とね。中田には、このように諭してくれる人がいないんじゃないかな」

 現役時代、愛甲は調子に乗ったロッテの後輩に対して「ふざけんじゃねぇ!」とパイプ椅子をぶん投げたことがあったそうだ。私も一度だけ経験したが、愛甲を怒らせると「昔の不良ぶり」が表に出てくる。

 ただし、愛甲は後輩にも、そして私にも、絶対に手を出さなかった。胸ぐらをつかまれた私は覚悟を決めて歯を食いしばったが、拳は飛んでこなかった。

「怒りにまかせて殴ったら、人間関係は壊れちゃうんだ」。一悶着が終わったとき、愛甲は私に真顔で語ってくれた(今思えば、愛甲を怒らせた私がすべて悪かった)。

中田にとっての“最大の不幸”とは?

 昭和の時代に生まれ育ち、数多くのヤンチャを経験してきた愛甲も私も、昭和のニオイを感じさせる中田には親近感を持っている。だからこそ、あえて苦言を呈させていただきたい。

 今の中田は、自分を変える転換期にさしかかっている。20代では通用したヤンチャも、30代では通用しない。新しい自分を切り拓く、そんな時期にあるはずだ。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」――この諺を肝に銘じてほしい。

「自分の行為がどれくらい後輩に悪影響を及ぼしたか。中田が真から理解するのは、彼の息子が後輩と同じような目に遭ったときじゃないかな。“俺にとってのオチさん”がいないことが、中田にとって最大の不幸だと思う」(同)

 この言葉を聞いた私は、この原稿を書きたくなった。野球人として、そして人間として、一回り、器を大きくしてもらいたいからである。

「令和に生きる昭和の野球人」中田翔へ。拳とは、自分や自分の大事な人の命がかかったとき、あるいは愛する人間が間違った道に進もうとしているときに、初めて出すべきものなのである。

※文中敬称略

(文=小川隆行/フリーライター)

“元ヤンチャ”愛甲猛が見た中田翔暴行事件の最大の不幸「俺にとっての落合さんがいない」

 東京オリンピック期間中のエキシビジョンマッチ、北海道日本ハムファイターズ対横浜DeNAベイスターズの試合前。日本ハムの主砲・中田翔が後輩投手に暴行をはたらき、無期限出場停止の処分を受けた。打点王を3回も獲得した「チームの顔」は、自らの愚行により前代未聞の罰を受けてしまった。

 どんな要因から起きた一件か定かではないが、事の顛末を新聞記事で読んだ私は、元プロ野球選手に感想を聞いた。

 千葉ロッテマリーンズの顔だった「昭和のヤンチャ選手」愛甲猛である。

拍子抜けするほどの礼儀正しい対応

 中田のことを語る前に、愛甲がどのような人物であるかを書かせてほしい。

 1980年夏。横浜高校の主将&3番投手として全国制覇を成し遂げ、ロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)に入団。投手として3年間がんばるも芽が出ず、打者に転向すると才能が開花、ロッテの顔となった。中日ドラゴンズ移籍後の99年には、星野仙一監督のもとで代打の切り札として優勝に貢献している。

 現役を引退して3年が経った2003年。野球雑誌を手がけていた私は、愛甲に電話で取材を申し込んだ。

「ああ? 何が聞きたいの?」――こんなぶっきらぼうな返事を予想していた私は、拍子抜けした。恐る恐る電話で取材を申し込むと、「はい。わかりました。では明後日の午後2時、JR津田沼駅の改札でお待ちしています」。

 ものすごく礼儀正しかった。

 取材でも、現役時代の話はもちろん、野球界の常識や非常識など、私の質問に対して真摯に答えてくれた。取材が終わると、私は得も言えぬ感覚を味わった。愛甲猛とは「不器用だけどフレンドリーな人物。すごく優しい」と感じた。

自分の目で見てきた球界の“どぎつい”裏話

 20年近く野球雑誌をつくってきた私は、有名無名を問わず100人以上の野球選手から話を聞いてきた。ほとんどの人とは、悪く言えば「その場限り」。仕事を通じての関係性であり、初対面で私に興味を持つ選手などいなかった。

 しかし、愛甲は違った。「小川さんは、どんな本をつくってきたの?」――こんな問いかけをしてくれたのだ。

 やがて、愛甲と親密になりプライベートでも遊ぶようになった。私が率いる草野球チームを指導してもらったり、神宮球場でナイター観戦をしたり、時には競艇でヤラれまくった。

 並行して、どぎつい話をしてくれるようになった。そんな話ほど、耳がダンボになる。動画ならば確実に“ピー音”だが、それはさておき。

 一つだけ感じたことがあった。愛甲が語る言葉はすべて自身が目にしてきた真実であり、加えて、人を評する口調が悪口に聞こえないのだ。現役時代に仕えた金田正一のおもしろさ、張本勲のすごみ、落合博満のプライベート。数々のトークに芸を感じる。リスペクトしている先輩選手を、おもしろおかしく話してくれるのだ。

 かくして、私は愛甲猛の著書『球界の野良犬』(宝島社刊)を手がけることとなった。この本は、プロ書評家の吉田豪さんに絶賛してもらえた。

運命を変えた“恩人”落合博満の教え

「お前は打者に転向するべきだ」――入団3年目の1983年秋。愛甲は落合にこう諭され、打者転向を決意した。秋季キャンプで21歳の愛甲は連日バットを振り続け、夜は落合の部屋で丸めた新聞紙をボールに見立ててバットを振り続けた。横浜高校で甲子園を制したにもかかわらず、本格的な技術指導を受けたことがなかった愛甲は、落合の打撃理論を吸収しまくった。

 門下生となって数カ月が経ったある夜。師匠の落合は打撃コーチを自室に呼び、愛甲のスイングを見てもらった。

 打者・愛甲の誕生の瞬間だった。

 その後も愛甲は、技術面はもちろん、精神的にも数多くのことを落合から学んだ。

「ある夜、練習を終えて酒を飲んでいたら、オチさんから『今は酒を絶て。野球人として成功してから飲め』と言われてね。14歳(笑)から飲んでた酒を、その夜限りでピシッとやめたんだ」(愛甲)

 この日以降、愛甲は今も酒を口にしていないが、それはさておき、この話を聞いて、落合博満中田翔、2人の「器の違い」を感じてしまった。

 酒を絶って野球に没頭しろ、と愛甲に諭した落合。

 気持ちを入れ替えるべく、距離を置こうとした後輩を殴った中田(新聞記事が正しければの前提)。

 今季の中田は超絶々不調である。結果がすべてのプロ野球界において、チームの顔=4番打者が打率1割台。ただでさえイライラしていたからこそ、自分に従わない後輩と言い争いの末に、手が出てしまったのではないだろうか。

 その場にいたわけでもなく、ましてや私は中田と会ったこともないが、おそらく中田は今、「コップの水がこぼれそうな状況」=器を大きくするべき状況にある気がする。

「中田ぐらいの存在になったら、かわいがっている後輩に対して『これからはお前が俺と同じ立場になり、若手の面倒を見ろ』ぐらい言わないと。いつまでもお山の大将でなんかいられないんだから」(同)

 愛甲いわく、お山の大将でいられるプロ野球選手はほんの一握り。金田正一、張本勲、野村克也、星野仙一。それこそ、プロ野球界は「結果がすべて」の世界だ。

 酒を絶った愛甲は夜遊びもやめて落合道場に没頭。打者転向2年目で初ホームランを放つと、3年目にはレギュラーをつかみとった。落合が中日に移籍するとロッテの3番打者を務め、88年から93年まで535試合連続フルイニング出場を果たした。

 愛甲がプロ野球界で成功したのは、落合博満という大打者のおかげである。

「ふざけんじゃねぇ!」パイプ椅子を投げた過去

 前置きが長くなったが、中田には「愛甲にとっての落合」のような人物がいないのだろう。愛甲は次のように語ってくれた。

「俺には、オチさんを筆頭に、渡辺元智監督(元横浜高校)や星野仙一さんなど、間違ったことをしたときに叱ってくれる年上の人物がいた。それこそ多くの人に殴られたし、時には理不尽な経験もしたけど、それも、人生に大いに役立った気がする。

 俺は母親にこう言われたんだ。『タケシ、お前ね、プロ野球界では通用することも、引退後には通用しないよ。球界の常識って社会の非常識だよ。それをわきまえて行動しなければ、後輩はついてこないよ』とね。中田には、このように諭してくれる人がいないんじゃないかな」

 現役時代、愛甲は調子に乗ったロッテの後輩に対して「ふざけんじゃねぇ!」とパイプ椅子をぶん投げたことがあったそうだ。私も一度だけ経験したが、愛甲を怒らせると「昔の不良ぶり」が表に出てくる。

 ただし、愛甲は後輩にも、そして私にも、絶対に手を出さなかった。胸ぐらをつかまれた私は覚悟を決めて歯を食いしばったが、拳は飛んでこなかった。

「怒りにまかせて殴ったら、人間関係は壊れちゃうんだ」。一悶着が終わったとき、愛甲は私に真顔で語ってくれた(今思えば、愛甲を怒らせた私がすべて悪かった)。

中田にとっての“最大の不幸”とは?

 昭和の時代に生まれ育ち、数多くのヤンチャを経験してきた愛甲も私も、昭和のニオイを感じさせる中田には親近感を持っている。だからこそ、あえて苦言を呈させていただきたい。

 今の中田は、自分を変える転換期にさしかかっている。20代では通用したヤンチャも、30代では通用しない。新しい自分を切り拓く、そんな時期にあるはずだ。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」――この諺を肝に銘じてほしい。

「自分の行為がどれくらい後輩に悪影響を及ぼしたか。中田が真から理解するのは、彼の息子が後輩と同じような目に遭ったときじゃないかな。“俺にとってのオチさん”がいないことが、中田にとって最大の不幸だと思う」(同)

 この言葉を聞いた私は、この原稿を書きたくなった。野球人として、そして人間として、一回り、器を大きくしてもらいたいからである。

「令和に生きる昭和の野球人」中田翔へ。拳とは、自分や自分の大事な人の命がかかったとき、あるいは愛する人間が間違った道に進もうとしているときに、初めて出すべきものなのである。

※文中敬称略

(文=小川隆行/フリーライター)

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