生活者調査に変革!AIで“ウェブと対面のいいとこどり”を狙う

Smart Interviewer_図表1
企業のマーケティング活動に必要不可欠なリサーチ活動。

中でも、顧客の声に耳を傾け分析することは特に重要で、いかに「多くの顧客」から「深いインサイト」を得られるか?という点がマーケティングのカギとなります。

この二つのカギを「AIチャットボット」が解決してくれるとしたら──?

電通と電通マクロミルインサイトでは、このようなリサーチ手法の高度化を目指すため、生活者のインサイトを独自のAIチャットボットが自動で深掘りするソリューション「Smart Interviewer(スマートインタビュアー)」のβ版を開発しました(リリースはこちら)。

Smart Interviewerの実証実験では、注目すべき発見が得られました。一般的なアンケートフォームと比べて、フリーアンサーの回答量が大きく増加し、回答内容の質にも大きな変化が見られたのです。

今回は実証実験の結果を基に、AIチャットボットをリサーチ活動に活用するメリットやポイント、今後の展望について、Smart Interviewerの開発を手掛けた電通・事業共創局の水津龍耶と電通マクロミルインサイト ビジネス開発部の沖田奈央がご紹介します。

<目次>
フリーアンサーの回答量が4.3倍、「特になし」は7割減!
「ラダリング」の手法を用いたAIならではのインタビュー術
AIとのチャットで、本音を引き出す “自然な対話”
回答データからマーケターにとって重要な文脈が見えてくる!
AIデータ蓄積やクリエイティビティにより、広がる活用ポテンシャル

 

フリーアンサーの回答量が4.3倍、「特になし」は7割減!

まずは水津が、本実験で得られた結果について、「一般的なWEBアンケートの自由回答フォームで得られた回答」と比較しながら、その特徴や傾向を見ていきます。

実証実験では、ある飲料ブランドの広告の印象について、500名の回答者にSmart Interviewerを使って聴取しました。

まず全体の傾向として、従来手法と比べて一人あたりの回答文字数は4.3倍、回答切り口の数は2.3倍まで増加した一方、「特になし」といった回答は72%低減しており、回答の「量」と「質」、両面での向上が見受けられました。

Smart Interviewer_図表2

また、回答されやすい内容の傾向にも変化が見られました。

例えば、広告の印象について聞かれたとき、最もコメントされやすいのがタレントやキャッチコピー等の「広告表現」です。もちろん広告表現についての意見も大切ですが、マーケターにとっては「その広告表現が、実際に商品特徴や購入意向につながっているのか」という点がより重要なはずです。

しかし従来の回答フォームでは、やはり目につきやすい広告表現に対する意見や感想で終わる場合も多く、本当に知りたい「商品の特徴」や「回答者自身の態度変容」への言及が含まれる回答割合は、合わせて35%程に留まっていました。

Smart Interviewerでは、AIが「広告表現について答えた回答者」に対して、「商品特徴」や「態度変容」に関する質問を展開していくため、それらが含まれる割合を52%まで増やすことができました。

Smart Interviewer_図表3

それでは、なぜSmart Interviewerでは、このようにバランス良く回答を引き出せるのでしょうか?

「ラダリング」の手法を用いたAIならではのインタビュー術

まずは、回答者とAIがやりとりをしている様子を動画でご覧ください。

 

このようにSmart Interviewerでは、回答内容をAIが解析し、「次に聞く質問」を自動的に展開します。この裏側のプログラムでは「ラダリング法」と呼ばれる調査手法に基づいた設計がなされています。

ラダリング法とは、人の意識やブランドの価値について階層構造でひもといていく手法です。
例えば、広告印象評価の場合では、下図のように「聴取したい階層構造」や「想定される回答要素」を事前にAIに学習させておくことで、ラダリング構造に沿った質問を自動で選定できるようになります。

Smart Interviewer_図表5

開発時に課題となったのは、回答される内容の表現の“ゆれ”や、「同義語」「類義語」等の判別です。例えば「タレントが良い」という意味の回答一つとっても、回答者によって「出演者が魅力的だった」「俳優さんが素敵だった」など、さまざまな形で表現されます。

生活者の回答を適切な「ラダー(階層)」に当てはめ、次の質問を展開していくためには、まずはAIがこうした“揺らぎ”のある回答内容を正しく認識する必要があるのです。

この課題は、電通独自開発のAI日本語対話エンジン「Kiku-Hana(リリースはこちら)」の技術を活用することでクリアしました。Kiku-Hanaは、自然言語解析や理解、推論などに最適な論理型プログラミング言語「AZ-Prolog」を採用し、少ない学習量でも多様な言語表現の意味を捉えることが得意なエンジンです。

AIとのチャットで、本音を引き出す“自然な対話”

次に、重要なポイントとなったのが「いかに回答者と自然な対話を成立させ、本音に近い回答を引き出すか?」という点です。

実証実験は2回行い、それぞれ回答者に「回答しやすかったですか?」「楽しく回答できましたか?」という質問をしましたが、1回目の実験で「回答しやすかった」「楽しく答えられた」と答えた割合は、どちらも半数程度に留まりました。

そこで、2回目の実験では、電通マクロミルインサイトのモデレーターの意見を参考にしながらAIの話し方や相づちの調整、およびアイコン変更などのUI改善を試みました。

その結果、対話の内容自体は変えていないにも関わらず、「回答しやすかった」「楽しく答えられた」という回答の割合が大幅に向上しました。(下図)

Smart Interviewer_図表6

調査対象者からは「自分の考えがまとまりやすくなった」「回答がはかどった」「AIなので本音で答えやすい」といった好意的な声も数多く寄せられており、ちょっとした対話やUIの工夫により評価が大きく変わることがわかりました。また、AIが適切な相づちを挟みながら順次質問をしていく形式が、自由回答を豊かにする手助けになったこともうかがえます。

このような対話・UI設計は、電通グループの強みでもあるクリエイティブの力を掛け合わせていくことで、さらに発展させることが可能だと考えています。

回答データからマーケターにとって重要な文脈が見えてくる!

この章では、書き手を交代し、電通マクロミルインサイトの沖田が、実際にSmart Interviewerを使ってみた所感と、クライアントからのフィードバックをご紹介します。

一般的なウェブ調査では、フリーアンサーの収集方法として、「〇〇についてのイメージをどのようなことでも、ご自由にお知らせください」というような質問に対し、一つの回答ボックスを設けて、そこに記入していただくケースが多いです。

より豊かなフリーアンサーを取得するため、回答ボックスを2~3個用意したり、「回答例」を提示したりすることも考えられます。しかし、前者は一言で回答される場合も多く、その理由や背景を理解するに至りません。後者は、提示する例文によってバイアスがかかる可能性があります。

Smart Interviewerはそういった課題を解決し、かつ従来のような人間による定性インタビューでは取得できないサンプル数を獲得できます。

実際に、今回の実証実験で取得したデータと、従来の1ボックスで取得したデータを、テキストマイニングツールでマップを作成し、比較してみました。

Smart Interviewer_図表7-1Smart Interviewer_図表7-2

Smart Interviewerにより取得したデータでは、マップに表出する単語が増え、分岐も多くなっていることがわかります。

例えば広告評価であれば、従来の手法でのデータ取得によるマップは印象に残った広告表現が主な内容になっていますが、Smart Interviewerでのデータ取得によるマップは、「印象に残った広告表現」に加えて、伝わった「商品のイメージ」や、それを知ったことによる「心理・態度変容」まで、一つの文脈としてデータを取得できていることが見て取れます。(下図)

Smart Interviewer_図表9

また、実証実験だけではなく、実際にクライアントにご活用いただくシーンも増えています。ある飲料メーカーのご担当者が、商品コンセプト評価でSmart Interviewerを利用されたところ、以下のようなフィードバックがありました。

  • 普段行っているコンセプト評価の自由回答と比較し、とてもリッチな記述を得られた。
  • 通常は提示文章に記載のある表現に対しての良しあしの評価が大半を占めるが、AIの深掘りによってコンセプトから伝わる知覚品質や便益の言葉がいくつも見られ、それらが記述量としても確認できた。
  • 時間にあまり猶予がない際に仮説の更新と検証を効率的に行える、定量と定性双方の機能を兼ね備えた非常に良いソリューションだと感じた。

このように、リサーチ現場およびクライアントの目線からも、Smart Interviewerは回答量・質の双方から満足と期待が感じられる成果を出すことができています。

AIデータ蓄積やクリエイティビティにより、広がる活用ポテンシャル

総括すると、Smart Interviewerの最も大きな強みは、

  • 一度に大人数へのインタビューができる点
  • 一人一人の回答をAIが掘り下げてくれる点

です。

今後このメリットをさらに拡大していくことで、最終的にはアンケート調査と対面調査の“いいとこどり”ができる、新リサーチ手法に進化させることを目指しています。

Smart Interviewer_図表8

そのための課題として、現状はAI学習の手間がかかるため、AIへの幅広いジャンルの学習データの蓄積とシステムの汎用化に取り組みたいと考えています。

Smart Interviewerの活用は、リサーチ領域のみにとどまりません。そのコアである「AIが生活者インサイトを掘り下げるアルゴリズム(特許出願中)」は、基礎技術としてさまざまなコミュニケーションやマーケティング活動をサポートできるポテンシャルを秘めています。

例えば、対話AIをキャラクター化し、アニメーションと連動させて生活者とのコミュニケーションに活用したり、マーケティングオートメーションツールやレコメンドエンジンと連携することでDXの一環として応用したりする使い方もあると思います。

本サービスのリリース公開後、企業からトライアルのお声を頂くことも増えてきており、次なる機能の拡張も予定しております。

新たなマーケティング手法にチャレンジしたいと考えている皆さま、ぜひ一緒にAI時代を切り拓いていく試みに挑戦しませんか?

【実証実験の概要】
調査概要:飲料ブランドの動画広告に対する印象評価
調査方法:インターネット調査(自由回答設問をSmart Interviewerで調査)
調査対象:500サンプル
調査時期:2020年12月 
調査主体:電通/調査実施機関:電通マクロミルインサイト

 

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喫煙率低下でも肺がん患者増加の謎…喫煙と肺がんの関係は?データの読み解き方

 人生100年時代となった今、人々の関心は「健康寿命」をいかに長く保ち、人生を謳歌するかということだろう。健康思考が高く、生活習慣を見直し、バランスの良い食事に適度な運動を実践する人は多い。

 健康に害があるともいわれるタバコに関しては、もはや喫煙者の肩身が狭い状況である。厚生労働省「最新たばこ情報」の統計情報(2020年12月)によると、習慣的に喫煙している人の割合は16.7%であり、男女別にみると男性 27.1%、女性 7.6%であった。過去10年間の推移を見るといずれも有意に減少している。

 しかしながら、喫煙率が下がっているにもかかわらず、厚労省の発表を見る限り、肺がんの罹患数は増えている。喫煙と肺がんには相関関係がないのだろうか。「埼玉みらいクリニック」院長の岡本宗史医師に聞いた。

60歳以降で肺がんが急増

「肺がんの罹患数は年々増加傾向であり、2018年には約12万が新規の肺がんと診断されています。(全国がん罹患モニタリング集計より)男性が女性より約2倍多く、60歳以降で発症が急増しています。また、肺がんの死亡数も年々増加傾向であり、2019年には約7万5000名が肺がんで死亡しており、がん死亡数のなかでは1位です(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」より。注:女性のみの統計では乳がんが1位)」

 昨今の肺がんの罹患数増加に伴い、60歳以上の男性喫煙者の場合、肺がんで死亡する可能性は心臓病で死亡する可能性と同等であり、女性喫煙者の場合でも肺がんによる死亡の可能性は、40歳以降では乳がんで死亡する可能性を上回っているという考察もある。

タバコに含まれる発がん物質

「肺がんのリスクとしては、何より喫煙が挙げられます。肺がんは肺の細胞の遺伝子が損傷を受け、複製の際に遺伝子変異を引き起こし、異常な細胞(がん細胞)が無秩序に増殖を繰り返すことで生じますが、その一番の原因が喫煙と考えられています。タバコの煙の中には約200種類もの有害物質が含まれており、このなかにベンゾピレンなどの発がん物質が含まれることが確認されています。事実、非喫煙者群に対して、喫煙者が肺がんに罹患するリスクは、現在の喫煙者で4.5倍、過去の喫煙者(禁煙者)で2.2倍という報告があります。(Int J Cancer. 2002 May 10;99(2):245-51より)」

 発がん性物質が、タバコの煙の中にも含まれるということは、喫煙者のみならず周囲へ及ぼす影響もリスクが高い。

受動喫煙についても、受動喫煙のある人はない人と比較して約1.3倍肺がんに罹患しやすいとの報告もあります。(Jpn J Clin Oncol. 2016 Oct;46(10):942-951.より)」

 2020年4月に受動喫煙防止法が施行され、受動喫煙のリスクは広く認知されていると思うが、喫煙者は、タバコを吸う際は、周りへの配慮を十分に行ってほしい。

喫煙率の低下でも肺がん増加の理由

 喫煙と健康に対する意識、喫煙に関わる規制強化、たばこ税の増税等によって、1980年には43.1%あった喫煙率は、2019年には16.7%まで低下している(OECD healthより)。肺がんの原因である喫煙率が低下してきているにもかかわらず、肺がんの罹患者数が増加傾向であるという背景にはどういったことが考えられるのだろうか。

「その答えとしては、2つの理由が考えられます。1つは高齢化です。高齢化が進行することで、肺がんに限らず、がんの発症率また死亡者数が増加します。そこで高齢化など年齢による影響を除いた『年齢調節死亡率』で検討すると、1995年をピークにして、肺がんでの死亡者数は減少傾向であることがわかります(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」より)。

 もうひとつの原因としては、喫煙から肺がんの発症までに数十年のタイムラグがあることです。つまり、たとえば現在肺がんを発症された方が、過去の喫煙に起因する可能性もあり、現在の喫煙率の低下とは直接関係づけられません。

 喫煙が肺がんを引き起こすメカニズムについては、まだ十分にわかっていない点もありますが、喫煙が肺がんのリスクになることは科学的に証明されています。また喫煙は肺がんだけでなく、ほかのがんの発症や、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、気胸、動脈硬化など、さまざまな側面から有害であります」

 ひとつの細胞が1センチのがんになるまでには、長い時間がかかる。現在の喫煙率の低下が、肺がんの罹患率に反映されるのは、もう少し先なのかもしれない。タバコがさまざまな健康被害を及ぼす可能性があることは事実であり、喫煙者もそういった事実を踏まえ、吸い過ぎには注意してほしい。
(文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト)



吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト
1969年12月25日福島県生まれ。1992年東北薬科大学卒業。薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。

モス、今秋SNSで話題沸騰中の5品を食べてみた!ソイチーズバーガーは絶品

 国内に1251店舗(2021年8月末時点)を有するハンバーガーチェーン「モスバーガー」。こだわりの素材とつくりたてのおいしさを追求し、“ファストフード店”でありながら注文を受けてからつくるスタイルで有名だ。

 そんなモスバーガーを運営する株式会社モスフードサービスの2021年4~6月連結業績を見てみると、前年同期の4億6300万円もの赤字から一転、7億6000万円の黒字を計上している。売上高も前年同期比16.3%増と堅調だ。

 今年度の第1四半期から好調な滑り出しを見せるモスバーガーは、その長い歴史もあって美味しい商品が多く並ぶ。今回は、この秋に買うべきモスバーガーのメニュー5つを厳選したので、紹介していきたい。

ソイチーズバーガー/250円(税込、以下同)

 ソイパティとは、パンの間に挟まれているパティ(ハンバーグ)に大豆由来の植物性たんぱくを使ったヘルシーな具材だ。「ソイチーズバーガー」は、その名のとおり「チーズバーガー」に使用しているパティをソイパティに変更したメニューである。

 ソイパティシリーズのハンバーガーは9種類もあるのだが、SNSなどでは「ソイパティそのもののおいしさを味わうには、チーズバーガーくらいシンプルなメニューが最適」との声が散見される。また、ほかにも「味付けや食材の相性によってはソイパティの味が微妙に感じるが、ソイチーズバーガーは満足度が高い」などの声もある。

 実食してみると、「お肉のようで、サラダの気分」というソイパティの売り文句のとおり、あっさりとした味のソイパティがとてもおいしい。弾力たっぷりの歯ごたえは通常のパティ以上かもしれない。やはり、「ソイチーズバーガー」はソイパティの魅力がしっかりと伝わるハンバーガーであるといえそうだ。

 たとえば、ソイパティのほかに具材がドッサリと中に入ったハンバーガーであれば、ソイパティの魅力は埋もれてしまうだろう。ソイパティそのものの魅力を味わいたいなら「ソイチーズバーガー」が最適だ。

ダブルとびきり和風ソース/670円

 2008年から始まった「とびきりハンバーグサンド」シリーズは、100%国産の牛肉と豚肉を合い挽きしたパティを使用している。「ダブルとびきり和風ソース」は、そのパティを2枚乗せ、上から和風ソースをかけたボリューミーなハンバーガーだ。

 その具材の豪快さに胸を打たれるファンも少なくない。SNSでは「2枚重なった国産パティの圧倒的な肉感が和風ソースとマッチしてうまい」「シャキシャキとした玉ねぎも合う」など、称賛の声が相次いでいる。

 実際に頼んで商品を受け取ったところ、やはりまずはその大きさに驚く。食べてみると、肉2枚の厚みの存在感がすごい。そして、国産丸大豆醤油をベースにしたモス特製の和風ソースがふんだんにかかっていて美味。ソースにはハーブやスパイスもミックスされているため、香りが豊かだ。ボリューミーなメニューだが、飽きずに最後まで食べることができる逸品。

スパイシーモスチーズバーガー/450円

 モスバーガーには辛党向けの商品がいくつかある。そのなかでも特におすすめしたいのが「スパイシーモスチーズバーガー」。本品は、ピリッとした辛さのハラペーニョとスライスチーズを入れ、その上から熱々のミートソースを乗せたハンバーガーだ。

 ハラペーニョといえばメキシコを代表するトウガラシの一種で、かなり辛い。だが、SNS上では「スライスチーズが入っていることによって、辛さは和らいで最後までおいしく食べることができた」「ハラペーニョの辛さとチーズのまろやかさが絶妙にマッチングしている」と、辛みとマイルドさのバランスや相性の良さを褒め称える声が多いのである。

 本当に辛さが和らぐのか食べてみたところ、確かにSNSでの評判のとおり、本品は辛さとまろやかさの絶妙なバランスが取れていた。そしてトマトやオニオン、パティに加えてチーズやマヨネーズ、ハラペーニョなどの具材が調和し合い、とても美味。モスバーガーに数多くあるスパイシー系メニューのなかでも、本品は辛いものが苦手な方にも一度は食べていただきたいイチオシメニューといえるだろう。

ダブルモスバーガー/520円

 続いて紹介するのは、定番であり看板メニューともいえる「モスバーガー」のパティを2枚重ねにした「ダブルモスバーガー」。本品は、具がたくさん入っている「モスバーガー」の食べ応えをさらに上回る、がっつり系メニューだ。

 SNS上でモスファンからは「いつも限定メニューに惹かれがちだけど、ド直球のダブルモスバーガーは常に魅力的」といった声が上がっている。また、ハンバーガーの中に詰め込まれている溢れんばかりの具材のうち、トマトとパティの間に挟まれたミートソースは、食べている最中に袋の中でこぼれがちだが、そのこぼれたミートソースに、「フレンチフライポテト(Sサイズ/230円)」をディップして食べるのも通の食べ方のようだ。

 実際に、「ダブルモスバーガー」に「ポテトS・ドリンクセット(410円)」をつけ、ポテトをミートソースにディップしてみた。もちろん、「ダブルモスバーガー」そのものもおいしいのだが、味変したポテトも絶品。変化球的な楽しみ方だが、ぜひ試してもらいたい。

こだわりサラダ ローストアマニトッピング 和風ドレッシング<減塩タイプ>/290円

 最後に紹介する商品が、「こだわりサラダ ローストアマニトッピング 和風ドレッシング<減塩タイプ>」だ。こちらは、2020年夏に当サイトで掲載した『モス、開発に1年半かけた「グリーンバーガー」が絶品!今夏食べないと後悔する商品5選』と、2019年春に掲載した『マックにはない!モスバーガー、今食べるべき商品5選…食べたら驚く美味さ&ガッツリさ!』でも紹介した商品。

 前出記事では、「モスバーガー自慢の野菜を贅沢に味わえて、ダイエット食にうってつけのメニュー」と紹介したが、今あらためてSNSで評判な理由は、それだけではない。「初めて食べたけど、和風ドレッシングがさっぱりしてるし、野菜も新鮮で美味しい」「あまりトマトが好きではないんだけど、モスのトマトはおいしい」と、新鮮な野菜がおいしいあまりに野菜への苦手意識を克服したといった絶賛の声も出ているのだ。

 その評判を確かめるべく注文してみると、キャベツやレタス、グリーンリーフといった緑色の野菜の上にトマト、オニオン、黄パプリカが乗せられていて、とても彩りがいい。そして食べてみると、野菜の食感や和風ソースとの相性が抜群。やはり、モス自慢の野菜というだけある。

 さて、この秋ご紹介したいおすすめのモスバーガーは以上である。モスバーガーは他チェーンほど新作を頻繁に出すお店ではないが、定番メニューのなかにもまだまだ知られざる魅力は多くある。本記事を読んで気になった方は、ぜひご賞味あれ。
(文・取材=A4studio)

※情報は2021年9月17日現在のものです。

モス、今秋SNSで話題沸騰中の5品を食べてみた!ソイチーズバーガーは絶品

 国内に1251店舗(2021年8月末時点)を有するハンバーガーチェーン「モスバーガー」。こだわりの素材とつくりたてのおいしさを追求し、“ファストフード店”でありながら注文を受けてからつくるスタイルで有名だ。

 そんなモスバーガーを運営する株式会社モスフードサービスの2021年4~6月連結業績を見てみると、前年同期の4億6300万円もの赤字から一転、7億6000万円の黒字を計上している。売上高も前年同期比16.3%増と堅調だ。

 今年度の第1四半期から好調な滑り出しを見せるモスバーガーは、その長い歴史もあって美味しい商品が多く並ぶ。今回は、この秋に買うべきモスバーガーのメニュー5つを厳選したので、紹介していきたい。

ソイチーズバーガー/250円(税込、以下同)

 ソイパティとは、パンの間に挟まれているパティ(ハンバーグ)に大豆由来の植物性たんぱくを使ったヘルシーな具材だ。「ソイチーズバーガー」は、その名のとおり「チーズバーガー」に使用しているパティをソイパティに変更したメニューである。

 ソイパティシリーズのハンバーガーは9種類もあるのだが、SNSなどでは「ソイパティそのもののおいしさを味わうには、チーズバーガーくらいシンプルなメニューが最適」との声が散見される。また、ほかにも「味付けや食材の相性によってはソイパティの味が微妙に感じるが、ソイチーズバーガーは満足度が高い」などの声もある。

 実食してみると、「お肉のようで、サラダの気分」というソイパティの売り文句のとおり、あっさりとした味のソイパティがとてもおいしい。弾力たっぷりの歯ごたえは通常のパティ以上かもしれない。やはり、「ソイチーズバーガー」はソイパティの魅力がしっかりと伝わるハンバーガーであるといえそうだ。

 たとえば、ソイパティのほかに具材がドッサリと中に入ったハンバーガーであれば、ソイパティの魅力は埋もれてしまうだろう。ソイパティそのものの魅力を味わいたいなら「ソイチーズバーガー」が最適だ。

ダブルとびきり和風ソース/670円

 2008年から始まった「とびきりハンバーグサンド」シリーズは、100%国産の牛肉と豚肉を合い挽きしたパティを使用している。「ダブルとびきり和風ソース」は、そのパティを2枚乗せ、上から和風ソースをかけたボリューミーなハンバーガーだ。

 その具材の豪快さに胸を打たれるファンも少なくない。SNSでは「2枚重なった国産パティの圧倒的な肉感が和風ソースとマッチしてうまい」「シャキシャキとした玉ねぎも合う」など、称賛の声が相次いでいる。

 実際に頼んで商品を受け取ったところ、やはりまずはその大きさに驚く。食べてみると、肉2枚の厚みの存在感がすごい。そして、国産丸大豆醤油をベースにしたモス特製の和風ソースがふんだんにかかっていて美味。ソースにはハーブやスパイスもミックスされているため、香りが豊かだ。ボリューミーなメニューだが、飽きずに最後まで食べることができる逸品。

スパイシーモスチーズバーガー/450円

 モスバーガーには辛党向けの商品がいくつかある。そのなかでも特におすすめしたいのが「スパイシーモスチーズバーガー」。本品は、ピリッとした辛さのハラペーニョとスライスチーズを入れ、その上から熱々のミートソースを乗せたハンバーガーだ。

 ハラペーニョといえばメキシコを代表するトウガラシの一種で、かなり辛い。だが、SNS上では「スライスチーズが入っていることによって、辛さは和らいで最後までおいしく食べることができた」「ハラペーニョの辛さとチーズのまろやかさが絶妙にマッチングしている」と、辛みとマイルドさのバランスや相性の良さを褒め称える声が多いのである。

 本当に辛さが和らぐのか食べてみたところ、確かにSNSでの評判のとおり、本品は辛さとまろやかさの絶妙なバランスが取れていた。そしてトマトやオニオン、パティに加えてチーズやマヨネーズ、ハラペーニョなどの具材が調和し合い、とても美味。モスバーガーに数多くあるスパイシー系メニューのなかでも、本品は辛いものが苦手な方にも一度は食べていただきたいイチオシメニューといえるだろう。

ダブルモスバーガー/520円

 続いて紹介するのは、定番であり看板メニューともいえる「モスバーガー」のパティを2枚重ねにした「ダブルモスバーガー」。本品は、具がたくさん入っている「モスバーガー」の食べ応えをさらに上回る、がっつり系メニューだ。

 SNS上でモスファンからは「いつも限定メニューに惹かれがちだけど、ド直球のダブルモスバーガーは常に魅力的」といった声が上がっている。また、ハンバーガーの中に詰め込まれている溢れんばかりの具材のうち、トマトとパティの間に挟まれたミートソースは、食べている最中に袋の中でこぼれがちだが、そのこぼれたミートソースに、「フレンチフライポテト(Sサイズ/230円)」をディップして食べるのも通の食べ方のようだ。

 実際に、「ダブルモスバーガー」に「ポテトS・ドリンクセット(410円)」をつけ、ポテトをミートソースにディップしてみた。もちろん、「ダブルモスバーガー」そのものもおいしいのだが、味変したポテトも絶品。変化球的な楽しみ方だが、ぜひ試してもらいたい。

こだわりサラダ ローストアマニトッピング 和風ドレッシング<減塩タイプ>/290円

 最後に紹介する商品が、「こだわりサラダ ローストアマニトッピング 和風ドレッシング<減塩タイプ>」だ。こちらは、2020年夏に当サイトで掲載した『モス、開発に1年半かけた「グリーンバーガー」が絶品!今夏食べないと後悔する商品5選』と、2019年春に掲載した『マックにはない!モスバーガー、今食べるべき商品5選…食べたら驚く美味さ&ガッツリさ!』でも紹介した商品。

 前出記事では、「モスバーガー自慢の野菜を贅沢に味わえて、ダイエット食にうってつけのメニュー」と紹介したが、今あらためてSNSで評判な理由は、それだけではない。「初めて食べたけど、和風ドレッシングがさっぱりしてるし、野菜も新鮮で美味しい」「あまりトマトが好きではないんだけど、モスのトマトはおいしい」と、新鮮な野菜がおいしいあまりに野菜への苦手意識を克服したといった絶賛の声も出ているのだ。

 その評判を確かめるべく注文してみると、キャベツやレタス、グリーンリーフといった緑色の野菜の上にトマト、オニオン、黄パプリカが乗せられていて、とても彩りがいい。そして食べてみると、野菜の食感や和風ソースとの相性が抜群。やはり、モス自慢の野菜というだけある。

 さて、この秋ご紹介したいおすすめのモスバーガーは以上である。モスバーガーは他チェーンほど新作を頻繁に出すお店ではないが、定番メニューのなかにもまだまだ知られざる魅力は多くある。本記事を読んで気になった方は、ぜひご賞味あれ。
(文・取材=A4studio)

※情報は2021年9月17日現在のものです。

キスマイは「キムタクがいれば第2のSMAPになれた」…“悲運のアイドル”の栄光と挫折

 今年デビュー10周年を迎えたKis-My-Ft2キスマイ)。2011年8月10日のデビュー以降、誰ひとり欠けることなく7人で活動を続けてきた彼らだが、“エリート集団”であるはずの「デビュー組ジャニーズ」のなかでも、彼らは苦労人といわれ続けてきた。メモリアルイヤーである今年、『金スマ』(TBS系)をはじめさまざまな番組で「キスマイ10年史」が取り上げられているが、クローズアップされたのはやはり、彼らの不遇時代。

 ジャニーズに詳しいあるスポーツ紙記者はこう語る。

「キスマイがグループとして結成されたのは2005年。当時からジャニーズジュニアのなかでの人気はありましたが、他グループでのデビューに漏れたメンバーが多い“寄せ集め集団”でした。ジャニー(喜多川)さんから『ローラースケートがはやる』と言われ、ずっとそれを売りにしていましたが、人気はジャニーズファンのなかだけ……の鳴かず飛ばず状態がしばらく続きましたね。

 2007年には後輩であるHey!Say!JUMPに先を越される形でCDデビューされてしまい、やっと彼らがCDデビューできたのは、結成6年目の2011年。最年長の北山(宏光)くんは26歳まであと2カ月というタイミングで、メンバー全員がすでに20代という、ジャニーズのなかではかなりの遅咲きでした。しかも、デビュー発表直後に東日本大震災が起こり、デビューが3カ月延期されるという悲運も。

 さらに、やっとデビューできたかと思いきや、その3カ月後には、キラキラの王道アイドル路線のSexy Zoneがデビュー。平均年齢14.4歳の彼らが『ワールドカップバレーボール2011』のスペシャルサポーターという肩書を引っさげて登場すると、キスマイはデビュー3カ月めにして、早くも“脇道”に追いやられてしまったのです」

SMAPマネージャー飯島氏が望んだ“第2のSMAP”という大きな夢は、SMAP騒動で潰えた

 デビュー後も彼らの苦悩は続いた。

 フロントメンバーの3人(北山、藤ヶ谷太輔、玉森裕太)には注目が集まるのに対し、後列の4人(千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、二階堂高嗣)は衣装も適当で、バックダンサーのような扱いになることも。グループ内格差が浮き彫りになり、不穏な空気も漂ったというが……そんなキスマイを救ったのが、当時SMAPのメンバーであった中居正広だった。

「バックダンサー扱いだった4人を中居さんがテレビ番組内でネタにし、『舞祭組』としてデビューさせたことで、キスマイというグループが非常にわかりやすくなりました。以後、テレビ露出も急激に増え、人気が安定してきたという意味では、この『舞祭組』結成がキスマイのブレイクポイントでしょうね。

 そもそもキスマイは、当時SMAPのマネージャーだった飯島(三智)さんが“第2のSMAP”として育てようとしていたのは有名な話。結局、飯島さんがジャニーズ事務所を退所することになり、2016年にSMAPも解散してしまったため、そのプランは夢半ばで潰えてしまいましたが、ほかのグループと比べれば当時からバラエティ露出が多かったことが、現在の活躍に繋がっているのでしょう。デビューしてすぐに深夜で冠番組を持ったり、今もグループでゴールデン帯のレギュラー番組を持つなど、タレントとしての実力は相当なもの。『プレバト‼』(TBS系)でも俳句やアート作品で意外な才能を発揮しており、中高齢者からの認知度も高い。“第2のSMAP”にはなりそこねましたが、SMAPの“遺志”を感じさせる唯一のグループではあるでしょうね」(前出・スポーツ紙記者)

“キムタクがいなかった”ことが、キスマイがSMAPになりそこねた大きな要因

 デビューして10年、絶えずテレビで活躍し続けることでお茶の間には広く認知されたKis-My-Ft2。一方、本業のアイドル活動においては少々物足りなさが感じられるとの声もあるが、「いやいや、アイドルとしても立派な成功者」と語るのは、ジャニーズに近いある芸能関係者だ。

「彼らはジュニア時代が長かった苦労人ではありますが、そのぶんジュニア時代からの根強いファンがいる。ドーム公演でもしっかり客が入りますし、CDも20万枚ぐらいは堅調に売れる。彼らのコアなファン層が30代なので、ライブやグッズやCDにしっかりお金を使ってくれるのがキスマイの強みです。

 彼らが“第2のSMAP”になりそこねた大きな要因はただひとつ。メンバーに、キムタク(木村拓哉)のような“高視聴率ドラマで主演を張れる俳優”がいないことでしょう。玉森くんも藤ヶ谷くんも過去にはドラマで主演を張り、キムタクになれるチャンスは何度かありましたが、結局は爪痕を残すことができなかった。グループのバランスはいいのですが、核となるメンバーが生まれなかったことが、結果としてキスマイの未来をも左右してくるかもしれません。

 しかし、せっかくのデビュー10周年のメモリアルイヤーでも、コロナ禍でライブができなかったり、メリー(喜多川)さんが亡くなったりと、盛り上がりづらい1年となってしまったのが彼ららしいというか、やはり悲運のアイドルだなあと思いますね」

 アイドルの“脇道”をひたすら突き進んできたからこそ、デビュー10年で現在のような成功を収めることができたKis-My-Ft2。遅咲きの“悲運のアイドル”が今後どんな花を咲かせるのか、注目していきたい。

(文=藤原三星)

●藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara

低迷するパチ・スロ雑誌でひとり勝ち状態!? 売り上げ好調な理由は「〇〇」と現役編集長が告白!!

 情報ツールのメインがインターネットへと移行して久しい。それにより、新聞や雑誌といった紙媒体は衰退。新聞の売り上げは一部で下げ止まりしたとの見解もあるようだが、雑誌の売り上げに関しては依然として減少の一途を辿っている。

 特に、パチンコ・パチスロ雑誌の低迷は著しく、プラントピアの「月刊パチマガスロマガ」は休刊の末に情報サイトへとシフトチェンジ。辰巳出版の「パチスロ必勝本」をはじめとする各種雑誌も苦戦続きという。

 そんな中で、唯一、刊行物を連発し続けているのがガイドワークスだ。ヒロシ・ヤング氏による公式YouTubeチャンネル「ヤングちゃん、寝る?」の動画「パチ雑誌の今昔物語!現役編集長に聞いてみた!」では、ゲストに文字通り、ガイドワークスの現役編集長であるピヨ☆本氏を招き、パチンコ・パチスロ雑誌の現在について言及している。

 ピヨ☆本氏は元々、白夜書房の系列会社コアマガジンの社員。在籍時にパチンコ雑誌を立ち上げ、そこで、今では当たり前となったDVDをパチンコ・パチスロ雑誌に初めて付録として付けた功績がある。

 その後はパチスロ雑誌も創刊する中、白夜書房が「不思議な事件」を起こしたことで、コアマガジンと白夜書房のパチンコ・パチスロ部門が独立。それによって誕生したのがガイドワークスだそうだ。

 冒頭でも述べた通り、ガイドワークスは定期的に刊行物を発行し続けているが、ピヨ☆本氏曰く、売り上げを維持できている理由は「女子ライターのグラビア」と発言。当初は“女子ライターの高齢化”もあり、「週刊ポスト」(小学館)内で所属ライターである河原みのりと政重ゆうきのグラビアが掲載された際も半信半疑だったものの、「サンデーもマガジンもグラビアがある」と「半分シャレ」で漫画誌での掲載を試みると、それが爆売れしたという。

 以降、ガイドワークス内の雑誌ではグラビアが定番化。先月には河原みのりの写真集も発売している。

 また、ピヨ☆本氏が携わる雑誌は、他誌を卒業したライターの受け皿的存在となっていることも大きな特徴のひとつ。ヒラヤマン、ポコ美改めナツ美、ビワコといった有名女子ライターが頻繁に参加しており、そういった面も売り上げに貢献していると考えられる。

 番組終盤、ピヨ☆本氏は「売れる限り、やっていきたい」と決意を表明。今後、どのような雑誌を作り上げるのか、ファンとしても期待したいところだ。 

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JRA 「50連敗」藤田菜七子が大ピンチ!? ノーザンファームの良血馬でも勝てず、後輩騎手の足音は大きくなるばかり?

 3日、中山競馬場で行われた3Rの2歳新馬戦は、新種牡馬シルバーステート産駒の4番人気トータルリコールが勝利。直線早め先頭から力強く押し切り、ルーキーの永野猛蔵騎手は今年の22勝目をマークした。

 一方で、2番人気に支持されたオールイズトゥルー(牝2歳、美浦・高橋祥泰厩舎)に騎乗した藤田菜七子騎手は、勝ち馬から3馬身差の2着に敗れた。

 16頭で行われた芝1200mの一戦。大外16番枠からまずまずのスタートを切った菜七子騎手とオールイズトゥルーは、すぐに二の脚がついて道中は3番手の外目を追走した。

 前半600m通過が34秒4の流れの中、手応えよく4コーナーを迎えたが、勝ったトータルリコールに外から早めに来られると、直線では一気に差を拡げられてしまう。それでもオールイズトゥルーは菜七子騎手の左ステッキに応えて、ゴール前では逃げるコロンバインを交わしてなんとか連対は確保した。

 結果的には勝ったトータルリコールのスピードが一枚上手だったが、藤田菜七子騎手としては結果を残したい一戦だったに違いない。

「実は藤田菜七子騎手は8月15日にフミロアで勝利して以来、勝ち星がありませんでした。絶好のチャンスだった今回、敗れたことでついに50連敗に到達してしまいました。

オールイズトゥルーは近親にインディチャンプやネオリアリズムなどがいる、ノーザンファーム生産の良血馬です。それだけに、なんとか連敗をストップさせておきたかったところでしょう」(競馬誌ライター)

 先週は左鎖骨に入ったプレートの除去手術のため、休養を取っていた藤田菜七子騎手。2週間ぶりの実戦となった今週は、土、日で合わせて5鞍に騎乗するも未勝利。2ヶ月近くも勝ち星に見放されるなど苦戦が続いているようだ。

 次週9日の阪神競馬では、左肩の手術を受けて休養していた後輩の古川奈穂騎手が復帰を予定している。また、もう1人の女性ジョッキーである永島まなみ騎手は、小倉の新馬戦をホワイトターフで勝利。同コンビでききょうS(OP)に挑戦するなど、着実に経験を積み重ねているようである。

 後輩2人の成長も著しいため、女性騎手の先輩として、藤田菜七子騎手もこのまま停滞しているわけにはいかないだろう。

「現在、競馬学校には今村聖奈さんという女性の騎手候補生がおり、順調であれば来年春にJRAでデビューを迎える予定です。ちなみに今村さんは、中山大障害(J・G1)などを勝った障害の名手・今村康成元騎手の娘さんで、9月に行われた模擬レースでも3着に入るなど奮闘しています」(同)

 このまま成績が上がらないようであれば、来年以降は女性騎手としての存在感がさらに希薄になりかねない。

 藤田菜七子騎手はJRAで過去5年、10月に通算21勝を挙げており、これは8月と並んでトップの数字だ。得意としている今月中になんとか連敗脱出を期待したいところである。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

JRAスプリンターズS(G1)「まさかの先行策」10番人気シヴァージ3着激走の吉田隼人に絶賛の嵐!「もう少しやれたかも」秋競馬の“主役”がさっそく存在感

 3日、中山競馬場で開催された秋の短距離王決定戦スプリンターズS(G1)は、3番人気のピクシーナイトが2馬身差の完勝。14年ぶりの3歳馬勝利を挙げ、世代交代を高らかに宣言した。

 2着に2番人気のレシステンシアが入線したこのレース。だが、三連単が3万8610円の中波乱となったのは、10番人気のシヴァージ(牡6歳、栗東・野中賢二厩舎)が3着に激走したからに他ならない。

 シヴァージと言えば、昨年1月の淀短距離S(L)から今年1月のシルクロードS(G3)まで8戦連続で上がり3ハロン最速を記録するなど、短距離界でも屈指の末脚自慢として有名だ。

 だがこの日、本馬と初コンビを組んだ吉田隼人騎手は大きな可能性を示した。

 16頭立ての芝1200mレースで、シヴァージは1枠1番という難しい枠に入った。これまでの後方からの競馬を鑑みれば、やはり一度外に出す必要性が高いと思われていたからだ。

 しかし、吉田隼騎手は課題のスタートを決めると、すぐ前を走っていたピクシーナイトの後ろに入る好位からの競馬を選択。最後の直線では勝ち馬の進路をなぞるようにして、2着レシステンシアをアタマ差まで追い詰めた。

「驚きましたね。ここ3戦、スタートで後手を踏んでいたシヴァージだけに、この日も難しいレースになると思っていたのですが、吉田隼騎手の『スタートも出てくれた』との言葉通り、まずまずの発馬でした。

特筆すべきは、そこから吉田隼騎手がしっかりと馬を出して行って、ピクシーナイトの直後に付けたことでしょう。結果論になりますが、例年よりもスローになりましたし、この時点で好走する可能性はかなり高かったと思います。仮に(ピクシーナイトの)福永祐一騎手が100点とするなら、120点の騎乗ではないでしょうか」(競馬記者)

 この結果には、ネット上の競馬ファンも「ポジション取りが見事」「まさか先行するとは、(レースの)流れ見えてるな」「これは騎手のファインプレー」と吉田隼騎手の騎乗ぶりを称賛する声が続々……。

 中には「吉田隼人だったのか!」「吉田隼って知ってたら買ってた……」と、吉田隼騎手に乗り替わっていたことに気付いていれば馬券を買っていたという“嘆きの声”もあったほどだ。

「実は、昨年から今回のスプリンターズS前までのG1レースを5回以上騎乗した騎手の中で、吉田隼騎手は複勝回収値が1位。C.ルメール騎手や川田将雅騎手といったリーディング上位を抑えて、2位の池添謙一騎手のおよそ倍となる223%という素晴らしい数値を叩き出しています。

今では桜花賞馬ソダシの主戦としてG1で上位を賑わすことも珍しくなくなりましたが、実は本馬と挑んだ昨年12月の阪神ジュベナイルフィリーズが約1年半ぶりのG1騎乗でした。

そこで見事優勝すると、今年はステラヴェローチェの皐月賞(6番人気)・日本ダービー(9番人気)の連続3着や、ヴィクトリアマイルで騎乗したランブリングアレーの10番人気2着も光りますね。今や、G1でも目が離せないジョッキーです」(同)

「昨晩の雨でもっと時計が掛かってくれたら、もう少しやれたかもしれない」

 レース後、そう良馬場まで回復した天候に“恨み節”を述べながら、さらに貪欲な姿勢を見せた吉田隼騎手。再来週の秋華賞(G1)ではソダシ、菊花賞(G1)でもステラヴェローチェといった主役候補に騎乗することが濃厚な絶好調男が、秋G1の開幕戦でさっそく存在感を示した格好だ。

(文=大村克之)

<著者プロフィール>
 稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。

JRAスプリンターズS(G1)「まさかの先行策」10番人気シヴァージ3着激走の吉田隼人に絶賛の嵐!「もう少しやれたかも」秋競馬の“主役”がさっそく存在感

 3日、中山競馬場で開催された秋の短距離王決定戦スプリンターズS(G1)は、3番人気のピクシーナイトが2馬身差の完勝。14年ぶりの3歳馬勝利を挙げ、世代交代を高らかに宣言した。

 2着に2番人気のレシステンシアが入線したこのレース。だが、三連単が3万8610円の中波乱となったのは、10番人気のシヴァージ(牡6歳、栗東・野中賢二厩舎)が3着に激走したからに他ならない。

 シヴァージと言えば、昨年1月の淀短距離S(L)から今年1月のシルクロードS(G3)まで8戦連続で上がり3ハロン最速を記録するなど、短距離界でも屈指の末脚自慢として有名だ。

 だがこの日、本馬と初コンビを組んだ吉田隼人騎手は大きな可能性を示した。

 16頭立ての芝1200mレースで、シヴァージは1枠1番という難しい枠に入った。これまでの後方からの競馬を鑑みれば、やはり一度外に出す必要性が高いと思われていたからだ。

 しかし、吉田隼騎手は課題のスタートを決めると、すぐ前を走っていたピクシーナイトの後ろに入る好位からの競馬を選択。最後の直線では勝ち馬の進路をなぞるようにして、2着レシステンシアをアタマ差まで追い詰めた。

「驚きましたね。ここ3戦、スタートで後手を踏んでいたシヴァージだけに、この日も難しいレースになると思っていたのですが、吉田隼騎手の『スタートも出てくれた』との言葉通り、まずまずの発馬でした。

特筆すべきは、そこから吉田隼騎手がしっかりと馬を出して行って、ピクシーナイトの直後に付けたことでしょう。結果論になりますが、例年よりもスローになりましたし、この時点で好走する可能性はかなり高かったと思います。仮に(ピクシーナイトの)福永祐一騎手が100点とするなら、120点の騎乗ではないでしょうか」(競馬記者)

 この結果には、ネット上の競馬ファンも「ポジション取りが見事」「まさか先行するとは、(レースの)流れ見えてるな」「これは騎手のファインプレー」と吉田隼騎手の騎乗ぶりを称賛する声が続々……。

 中には「吉田隼人だったのか!」「吉田隼って知ってたら買ってた……」と、吉田隼騎手に乗り替わっていたことに気付いていれば馬券を買っていたという“嘆きの声”もあったほどだ。

「実は、昨年から今回のスプリンターズS前までのG1レースを5回以上騎乗した騎手の中で、吉田隼騎手は複勝回収値が1位。C.ルメール騎手や川田将雅騎手といったリーディング上位を抑えて、2位の池添謙一騎手のおよそ倍となる223%という素晴らしい数値を叩き出しています。

今では桜花賞馬ソダシの主戦としてG1で上位を賑わすことも珍しくなくなりましたが、実は本馬と挑んだ昨年12月の阪神ジュベナイルフィリーズが約1年半ぶりのG1騎乗でした。

そこで見事優勝すると、今年はステラヴェローチェの皐月賞(6番人気)・日本ダービー(9番人気)の連続3着や、ヴィクトリアマイルで騎乗したランブリングアレーの10番人気2着も光りますね。今や、G1でも目が離せないジョッキーです」(同)

「昨晩の雨でもっと時計が掛かってくれたら、もう少しやれたかもしれない」

 レース後、そう良馬場まで回復した天候に“恨み節”を述べながら、さらに貪欲な姿勢を見せた吉田隼騎手。再来週の秋華賞(G1)ではソダシ、菊花賞(G1)でもステラヴェローチェといった主役候補に騎乗することが濃厚な絶好調男が、秋G1の開幕戦でさっそく存在感を示した格好だ。

(文=大村克之)

<著者プロフィール>
 稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。

甘デジ確率「3分・50%で2400発」…超アツ新台の必見情報!!

 遊びやすさに加え、様々な特徴を持つマシンが登場している甘デジ分野。最近では万発レベルの出玉へ容易に到達するスペックが発表されるなど、人気の上昇とともに進化を遂げている印象だ。

 2021年も様々な機種がデビューを果たしている。「1000発×高ループ」強力RUSHを搭載した『P戦国乙女6~暁の関ヶ原~甘デジ』や、高継続かつ1G連が展開される「超ハイスピード」なゲーム性を実現した『ぱちんこ AKB48 桜 LIGHT ver.』が上半期のホールを大いに盛り上げていた。

 下半期も話題作が続々と登場。高い人気を誇るシリーズ最新作や、強烈な個性を有したマシンなど強力なラインナップが実現している。

 高ループ×ALL10Rを実現した『デジハネPA真・北斗無双2 連撃Edition』や、軽い設計ながら強烈な連チャン力も有しているダイナム初の完全オリジナル液晶機『PA満開花火GO』が8月にホールへ降臨した。

 9月には「沖海」シリーズの甘デジバージョン最新作が登場。『PAスーパー海物語 IN 沖縄5 with アイマリン』は、すべての大当りでST+時短の電サポモードに突入するゲーム性だ。ST中は専用演出「アイマリンモード」を堪能できる。

 シリーズ初となる「W HAPPY システム」を採用した『ぱちんこ 冬のソナタ SWEET HAPPY Version』は、状況を問わずチュンサン絵柄が揃えば2回ループが約束される点が特徴。ヒキ次第では大量出玉の獲得も十分に可能だ。

 ダンサー&モデルグループ「CYBERJAPAN DANCERS」とのタイアップ機『PAぱちんこ乗物娘 WITH CYBERJAPAN DANCERS』は、大当り確率1/77.10で確変突入率100%の安心仕様。ST継続率も約53.2%、右打ち中は大当りの25%が10R約1100発と出玉感も有した仕上がりとなっている。

「1種2種×遊タイム」の最強システムで登場した甘デジスペック『PモンキーターンV GC250A』は、大当り確率1/89.9で継続率約80%のRUSHを搭載。その間の大当りは25%が810発と偏り次第では大量出玉も狙える仕様だ。

 右打ち発生確率「約1/39.9」という破格の数値ながら、「約90.5%継続」のRUSHを搭載した『P女神ドリーム』も好反響が寄せられているマシン。RUSH中はストレスフリーを実現と、「0.2秒の祝福」と紹介された話題作への注目は高まっている状況だ。

 甘デジ確率帯ながら、大当りの50%が「2400発」という圧倒的スペック搭載マシンも一部ファンから熱視線を浴びているマシン。名物メーカー看板タイトルの、強烈な一撃性を称賛する声も多い。


『P絶超電役ドラドラ天国2400』(豊丸産業)

■大当り確率:1/99.9
■賞球:2&5&6&11&14&15
■大当り出玉:「役満ボーナス約2400発」「ケイテンボーナス約450発」
■大当り振り分け:「役満ボーナス50%」「ケイテンボーナス50%」
○○○

 名物メーカー豊丸産業が誇る看板タイトルのひとつ『ドラドラ天国』シリーズ初の一般電役機として登場する最新作。大当り確率は1/99.9で、「役満ボーナス(約2400発)」「ケイテンボーナス(約450発)」の2種類が用意されている。

 その振り分け割合は50%。半分が2400発という、甘デジの確率帯としては驚異の性能を実現した。大当り中は右打ちするだけの簡単消化で、約2400発の獲得にかかる時間は約3分とスピード感も抜群だ。

 さらに「絶超ノ刻」が出現した場合は役満ボーナスがストックされるなど、強烈な一撃にも期待できる仕様。「大当り確率」「出玉力」「スピード」に拘りが感じられる本機の存在感は大きくなっていきそうな気配である。

 そんな本機に関連する興味深い情報が存在する。豊丸産業は、『P絶超電役ドラドラ天国』に使用している楽曲を集めたサウンドトラック集「絶超電役ドラドラ天国 オリジナルサウンドトラック」の配信を開始した。

 同サウンドトラックには、生まれ変わったドラドラ天国の世界観を盛り上げる全37曲を収録。「ドラまちっく天国」「古今東西牌テンション」など、ファン注目のラインナップとなっている。詳細は公式HPをご確認いただきたい。

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