シリーズ最強「特化ゾーン搭載」パチスロがいよいよ降臨! 鋭いAT機へと進化した6.2号機を初陣から攻略!!

 シリーズ最強の出玉性能と言っても過言ではないだろう。新基準6.2号機として注目を集めるオリンピアの『パチスロ戦国乙女 暁の関ヶ原-DARKNESS-』が11月8日、いよいよホールに降臨する。

 本機は1G純増約2.2枚のAT機能「乙女ラッシュ」が出玉増加の主軸で、通常時は毎ゲーム全役でAT抽選。そのAT期待度は滞在ステージで示唆され、「永久の闇ステージ」への移行はAT当選の大チャンスを迎える。最終的に液晶画面で図柄が揃えばAT確定だ。

 リプレイ3連以上などを機に突入するCZ「戦国モード」は最大8G継続で、基本的に1G目は「1」図柄テンパイ、2G目は「2」図柄テンパイと、消化ゲーム数と液晶図柄がリンク。稀に「3・3・S・3・3・3・7・3」といった激アツ配列もあり、奇数図柄、とりわけ「7」図柄揃いは大きな恩恵を得られるようだ。

 AT突入後は4種類ある特化ゾーンで初期ゲーム数が決められる仕組みで、5G+α間、毎ゲーム上乗せが発生する「ときめきプレゼント」は平均して80Gを加算。10G+αの「剣聖アタック」は7揃いで50G以上が上乗せされ、小役による直撃上乗せを含めた平均上乗せは約130Gとなる。

 同じく10G+αの「カシンアルティメット」はアルティメット絵柄が揃えば100G以上を獲得でき、平均して260Gを上乗せ。4セット保証&66%ループの「カシンバトル」は本機最強のバトルタイプ特化ゾーンで、ひとたび突入すれば平均350Gもの大量ゲーム数上乗せが見込める。

 ちなみに、確率8192分の1の「鬼神揃い」は、その時点でカシンバトルが約束される。

 AT中はチャンス役成立や特定小役の連続で「乙女ブレイズ」突入抽選が行われ、これに勝利できれば「強カワチャンス」を経て上乗せが発生。上乗せ期待度は「双炎ステージ」→「集結ステージ」→「常闇ステージ」の順にアップし、上乗せには連続性もあるようだ。

 現時点での設定推測要素はAT初当り出現率で、その数値は設定1:385.5分の1~設定6:248.0分の1。リプレイ3連からのCZ突入率や、黄7×3連からのAT当選率にも設定差がありそうだ。

  なお、天井については現在、調査中だ。

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フジテレビ『みんなのKEIBA』また放送事故で大ブーイング!? アルゼンチン共和国杯(G2)で大物実況アナの勘違い…1番人気オーソリティの不安煽る?

 7日、東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯(G2)は、1番人気のオーソリティ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)が57.5kgのトップハンデを跳ね返す勝利。1983年のミナガワマンナ以来38年ぶり、史上3頭目となる連覇を達成した。

「道中、流れが遅くても冷静に走ってくれました。向正面でいいポジション(4番手)を取れたので勝つ自信あったね」

 レース後、そう冷静に振り返ったC.ルメール騎手。最後は後方から追い上げたマイネルウィルトスに2馬身半差をつける圧勝だったが、過去10年で最も遅いペースで、1番人気馬が楽に好位を追走できた時点で勝負あったか。誰もが納得するルメール騎手の好騎乗だった。

 ただ、その一方、レースを見守ったファンを混乱させてしまったのが、日曜の競馬中継でお馴染みの『みんなのKEIBA』(フジテレビ系)だったようだ。

「間もなく先頭が前半の1000mを通過する」

 レースが向正面に入った際、そう告げたのが実況を担当したフジテレビの倉田大誠アナだった。昨年の天皇賞・秋(G1)や今年の安田記念(G1)でも実況を担当するなど、競馬ファンにとってもお馴染みアナウンサーだが、この日は何故かいつもの冷静さを欠いてしまったのかもしれない。

 逃げたボスジラが間もなく1000mを通過しようとした際「前半の1000m通過は1分を切っています」と切り出した倉田アナ。さらに「今年はそこまでスローになっていない」と、1番人気オーソリティや2番人気アンティシペイトら先団を形成した馬たちを応援する視聴者へ警鐘を鳴らしている。

 ところが、そこからわずか数秒後、突如「1000mの通過は63秒4でした」と事後報告。それも1000m通過63秒4といえば、超が付くほどのスローペースである。

 そんな“手のひら返し”もあって、レースは4番手を追走したオーソリティが楽に抜け出して勝利。一時、肝を冷やした競馬ファンも胸を撫で下ろす平穏決着となった。

 ただ、レース後には『みんなのKEIBA』を見ていたであろう競馬ファンからSNSや掲示板などで「結局、スローだったの?」「実況がよくわからなかった」と疑問の声が続々……。

 中には「これだからフジは信用できない」「間違ったんなら謝罪してくれ」という厳しい声もあった。

「アルゼンチン共和国杯は2500mなので、最初の計測は200m通過ではなく、100m通過で行います。おそらくその影響で、倉田アナは1000m通過ではなく、900m通過のタイムを確認してしまったのではないでしょうか。

レースは刻一刻と状況が変化するので、実況する方もイチイチ間違いを訂正して謝罪していては、さらに間違いが連鎖するリスクが高まりますからね、間違えたことは倉田アナも気付いていると思いますし、冷静な対応だったと思います」(競馬記者)

 しかし、この日の倉田アナの負の連鎖は、これで収まらなかったようだ。

 オーソリティが先頭でゴールした直後、「道中1000m通過は63秒4とスローに持ち込まれましたが、末脚光ったオーソリティ! 34.1の末脚!」と実況。さりげなく1000m通過63秒4がスローだったことを伝えることには成功したが、掲示板に表示された34.1秒はレース全体の上がり。オーソリティは、それを上回る33.9秒の“末脚が光って”いた。

 レース後、解説を務めた『競馬エイト』松本ヒロシ記者が「今年は超スローだった」と話した通り、900m通過タイムは過去10年で最も遅い57.2秒。これでは1000m通過タイムと勘違いしてしまっても仕方がなかったか。

 いずれにせよ、過去にも様々な失態を演じた『みんなのKEIBA』にとっては“小事”だったようで、放送中には謝罪もフォローもなし。歴史的スローだったことも、倉田アナにとってはなんとも皮肉な結果となってしまった。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

パチスロ「旧基準機」攻略ポイント特集―撤去までに万枚を! パチスロエウレカセブンAO―

 シリーズ屈指の遊びやすさと自力感の強さを融合させた、サミー初の6.2号機『パチスロANEMONE交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION』。その導入が11月8日より始まるわけだが、同シリーズの5号機『パチスロエウレカセブンAO』も撤去日を11月30日に控えながらもまだまだ絶賛稼働中だ。

 当機は1G純増約1.4枚のART機能「アストラルオーシャン」が出玉増加の主軸で、突入契機はボーナス中の抽選、チャンス役やベル連を機とするCZ「シークレットバトル」、「リプ・リプ・ベル」入賞後の押し順当て正解など。このうちメインはバトルゾーンとスクランブルゾーンを行き来するCZで、敵のダメージをゼロにするか、或いは規定ゲーム数消化で移行するジャッジメントバトルで勝利できればARTが約束される。

 ボーナスはエピソードボーナス、ビッグボーナス、REG、BAR揃いREGの4種類で、エピソードボーナスはART確定。ビッグ中は中段ベル入賞やBAR揃いによるCZorART抽選、REG中は押し順正解ごとにCZorART抽選が行われ、プレミアムのBAR揃いREGは最強特化ゾーン「V3モード」突入の大チャンスを迎える。

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 首尾よくARTを射止めると、まずは「クォーツアクティベートチャンス」が発動する。このクォーツアクティベートチャンスは継続ゲーム数不定の特化ゾーンで、消化中はハズレやリプ、チャンス役を引くと当該ゲーム数上乗せで終了。一方、これらを引くまでに連続でベルやクォーツリプを揃えられれば各マスに表示の上乗せアップ内容が反映され続け、大量上乗せへと繋がる仕組みだ。

 ARTは内部状態と成立役を参照してクォーツアクティベートチャンスを賭けた「シークレットバトルAO」や特化ゾーン「カノンバトル」突入抽選が行われるほか、クォーツリプ成立やボーナス中の押し順正解などで獲得できる「ダメージクォーツ」が10個貯まればクォーツアクティベートチャンスをストック。クォーツリプのナビは4種類のモードで管理され、ボーナス時はナビモード昇格に期待できる。

 カノンバトルは1セット4~5G継続で、セット継続時にゲーム数上乗せが発生。継続率は約66%~約90%で、エンディング到達時はV3モードへと結び付く。

 V3モードは10G保証で、クォーツリプ成立でクォーツアクティベートチャンス、ベル以上成立で10G以上のゲーム数上乗せ。リプレイでも高確率で上乗せへと繋がり、10G消化後のリプレイ成立→上乗せ抽選ハズレでV3モードは終了する。

 設定推測要素は白白青ビッグor白7ビッグ振り分け割合、特定ボーナス出現率、REG中のキャラ紹介、ポラリス作戦中の機体、獲得枚数表示など。天井はボーナス間900Gで、到達後は例外なくARTへ突入する(途中でARTを引いてもOK)。

JRA「俺たちは強い!」有馬記念(G1)チーム・タイトルホルダー気合十分!? 珍名馬の由来はバスケ漫画『SLAM DUNK』ではなく…

 7日、福島競馬場で行われた5Rの新馬戦は、2番人気のオレタチハツヨイ(牡2歳、美浦・栗田徹厩舎)が勝利。菊花賞馬タイトルホルダーで有馬記念(G1)に挑むコンビが、幸先のいい勝利を挙げた。

 16頭とフルゲートで行われた福島1200mのレース。スタートを決めたオレタチハツヨイだが、いきなり頭の高さを見せるなど、無理せず好位からの競馬。鞍上の横山和生騎手が上手くなだめて流れに乗った。

 その成果が表れたのが最後の直線だ。外に持ち出されたオレタチハツヨイは、横山和騎手のムチが入ると一気に加速。激しい2着争いをする1番人気エンジェルシリカと3番人気タマモサウルスを後目に、あっさりと抜け出した。最後は1馬身3/4差をつける完勝だ。

「横山和騎手の第一声が『今日は優等生でした』とのことで、相当気性面に幼さがある馬のようです。レース前から気を遣っている様子で、1頭だけ離れて返し馬をしていましたが、それがよかったようですね。

ただ、横山和騎手も『今日の競馬を鵜呑みにはできない』というほどの気性の持ち主で、『2戦目、3戦目にどうなってくるかが勝負』とまだまだ気を許していないようでした。気性面に課題がありそうですが、今日のレースは完勝。距離も現状は1200mが良さそうで今後、気の悪さがいい方向に向かえば面白い存在になりそうです」(競馬記者)

「俺たちは、強い」というフレーズを見ると、多くのファンが国民的バスケ漫画『SLAM DUNK』の名シーンを想起したのではないだろうか。

 神奈川のインターハイ県予選に挑んだ湘北高校が強豪の翔陽高校と当たった際、監督の安西先生の言葉に応えるように「俺たちは強い」と結束を固めて以来、湘北のスローガンとして定着。後にゴールデンルーキーの流川楓が「今日もあれやりましょーよ。オレたちはってやつ」と持ち掛けるなど、数々の名シーンを演出している。

 そんな背景があるからか、オレタチハツヨイが優勝後、ネット上の競馬ファンの間では「絶対、スラムダンクファンだろ」「スラムダンクの名台詞ですね」「懐かしい」など、やはりSLAM DUNKの名シーンを思い浮かべたという声が多かった。

 しかし、実はオレタチハツヨイの発祥は国民的バスケ漫画ではないのかもしれない。

「オレタチハツヨイの馬主さんは名義がGET NEXTなんですけど、これは先日Jリーグを優勝した川崎フロンターレの2020年のキャッチフレーズと同じ(正確には『GET NEXT 青き意志とともに』)。

そこで調べてみたんですが、トドロキゲキジョウ(等々力劇場)やダミアン(レアンドロ・ダミアン)など、GET NEXTの所有馬から川崎フロンターレを想起できるものが続々……。どうやら『俺たちは、強い』も川崎フロンターレのゲートフラッグではないか」(競馬誌ライター)

 そういえばGET NEXTの水色を基調とした勝負服も、どことなく川崎フロンターレのユニフォームを連想させる。

「ダートも試してみたい走りですね」

 レース後、そうオレタチハツヨイの可能性を示唆した横山和騎手。同じ栗田厩舎の菊花賞馬タイトルホルダーで挑む年末の有馬記念、そして悲願の初G1制覇へ「俺たちは強い」と高らかに宣言したような勝利だった。

(文=大村克之)

<著者プロフィール>
 稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。

パチンコ「100%フルST×高継続」の絶対王者が降臨! 新台分析-Pスーパー海物語 IN 沖縄5 桜199ver.-

 幅広い客層から絶大な支持を得ているパチンコ絶対王者『海物語』シリーズ。三洋物産は10月、最新作となる『Pスーパー海物語 IN 沖縄5 桜ver.319』をリリースした。

『桜ver.』でお馴染みの100%STを継承し、連チャン性能と最大出玉比率が更に上昇している本機。新演出が加わったことでゲーム性にも幅が広がっており、ユーザーから好反響を得ている印象だ。

 そんな話題のシリーズ最新作に、スペック違いとなる『199ver.』が遂に登場。軽くなっても高い連チャン性能と充実した出玉感を味わえる魅力的なスペックとなっている。

・『Pスーパー海物語 IN 沖縄5 桜199ver.』(三洋)

■大当り確率:約1/199.8→約1/37.0
■賞球数:3&2&3&4&14
■カウント/ラウンド:10C/10Ror5Ror3R
■ST突入率:100%
■ST回数:ST50回
■ST継続期待値:約75.1%※残保留4個含む
○○○

 大当り確率は約1/199.8のライトミドルタイプで、ラウンド後は100%「ST50回」へ突入。ここでの大当り確率は約1/37.0となり、ST継続率は約75.1%(残保留4個含む)とミドル 同様に高い連チャン性能を実現している。

 大当り時の内訳はヘソ・電チュー共通で、「10R・1400発」が25%、「5R・700発」が37.5%、「3R・420発」が37.5%と最大出玉も十分に狙える振り分け。偏り次第ではまとまった出玉獲得も可能だ。

 演出面においては、ミドル同様に選べる3つのゾーンを搭載。ボタン告知がメインの「千本桜ゾーン」、泡&魚群予告などのお馴染みの演出で構成されている「海桜ゾーン」、リーチの期待感MAXとなるテンパイ告知「桜盃ゾーン」と、打ち手の好みに合わせたモードが用意されている。

 11月8日より導入がスタートした『Pスーパー海物語 IN 沖縄5 桜ver.(199ver.)』。遊びやすさ×出玉感を武器に、絶対王者としての貫禄を見せつけるのだろうか。その活躍に期待したい。

20代男性のリアルな金銭事情! 毎月「自由に使えるお金」は1万円未満が25%で最多という悲しい結果に

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

あなたはひと月あたり、出費を伴う娯楽をどれくらい自由に楽しめているだろうか。買い物、飲み会、デート、旅行……楽しいことには出費がつきものだ。しかし、社会人となると家賃や生活費をはじめとする様々な出費が立ちはだかる。給料の手取り額から諸々の固定費を引いたら、残るのは“雀の涙”というのもよく聞く話。現代を生きる20代は、自分のためにいくら使えているのだろうか。

20代男女が自由に使えるお金、「1~3万円」が最多に

ITツール比較サイト・STRATEは、宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県に住む20~29歳の男女300人に対してアンケートを実施。「自由に使えるお金」について調査した。

同調査によると、「生活費や家賃、返済等を除いた自由に使えるお金は月々いくらですか?」という質問に対して、最も多かった回答は「1~3万円未満」が25%、次いで「3~5万円未満」が23.67%、「1万円未満」が20%という結果となった。

都会に住めば家賃は高いし、既婚者であれば自由に使えるお金は少ないため、回答者の属性によって大きく差は出ると思うが、最も回答者が多かった1~3万円未満で20代の男女は満足できているのだろうか。例えば「1カ月あたり自由に使えるのは2万円」と回答した女性であれば、5,000円で服を買い、5,000円でコスメを買い、残りの1万円が友人や恋人との交際費に消えておしまいだ。小旅行に出かける余裕もない。

ちなみに、「5~10万円未満」と回答したのは18.33%で、「10万円以上」と回答したのは13%。「10万円以上自由に使える」と聞くと高給取りのように感じるが、家賃を払わなくて済む実家暮らし勢であれば珍しいことではないのかもしれない。

自由に使えるお金について、回答を男女別で見たところ、驚きの結果が明らかになった。女性の回答で最多となったのは「1~3万円未満」の28.67%だったのに対して、男性の最多は「1万円未満」24.67%となった。いま日本の20代男性は、たったの1万円だけしか好きなように使えない層がマジョリティなのだ。

もしかすると、回答者に既婚者が多かったのだろうか。そうでなければ、家賃が高すぎるか給料が低すぎるか、もしくはとんでもない大食漢のいずれかしか考えられない。特に男性であれば、月に2回飲み会に行けばそれだけで1万…

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パチスロ「狙い台ミス」で“おは天”の大誤算!? ノーマル+ARTタイプ最高峰の名機を振り返る!!

「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は5号機で絶大な人気を誇っていた『忍魂弐~烈火ノ章(以下、忍魂弐)』について書いていく。

 2013年7月にリリースされた本機は、純増約1.7枚のART「月光ノ刻」と2種類のボーナスで出玉を伸ばしていくノーマル+ARTタイプ。

 通常時は3つの内部状態「通常」「高確」「超高確」が存在し、主にチェリーからボーナス、チャンス目からART当選を目指していく。高確中のチャンス目→ART当選率「25.35~50%」に大きな設定差が設けられている点も特徴だ。

 ボーナス中は、BIG3択・REG2択の押し順当てに正解すれば内部的にポイントがたまり、120pt以上獲得でART当選となる(120pt以下でもARTに当選する可能性あり)。

 ART「月光ノ刻」は1セット50Gレア役からの「即乗せ」「追撃上乗せ」のダブル抽選や上乗せ特化ゾーンの抽選を行っている。

 そのほか、ベルorレア役5連続から突入する上乗せ特化ゾーン「傑束ノ刻」は、リプレイ以外の全役で上乗せ抽選を行い(平均上乗せG数:60G)、ボーナスやART中のレア役から突入する上乗せ特化ゾーン「烈闘ノ刻」では、疾風の体力がなくなるまで継続し、敵に勝利することでゲーム数上乗せとなる(平均上乗せG数:200G)。

 長年パチスロを打っている人であれば、本機を知らない人はいないだろう。筆者も『忍魂』シリーズの中では一番打ち込んだ機種である。そしてちょうどその頃から「本気でパチスロで勝ちたい」と思うようになったのである。

 当時、地元のホールで本機のデータを1ヶ月程集めて実戦しに行ったことがある。そこのホールには5台設置されており、全台のデータを集めた結果、「この台は設定が入りやすい」「この台は普段から低設定で放置している」といった情報がある程度見えてきた。

 その中から狙い台を絞り、「○○番台を狙おう」と決めて迎えた当日、お客さんはそこそこいたが、無事狙い台を確保することができた。打ち始めて特に何も起きないまま500G位消化したところで、ARTへ突入。この時、レア役も何も引いていないので頭の中は「?」状態だった。

 「もしかして前日からの据え置き天井か?」と考え、台番を再度確認したら、狙い台とは別な台に座っていたことに気づく……。せっかく入念に下準備を積んだのに、笑えないくらいアホなことをしてしまった。

 しかし、幸運にも座った台は、前日高設定が入ってそうなスランプグラフを描いており、「間違えてよかったかも」と心の中では一安心。そして天井ART中では、「傑束ノ刻」や「烈闘ノ刻」を絡めながらボーナスを引き、結果2000枚近く回収することができた(投資は1000枚程度)。

 勝てたのが唯一の救いだが、この日以来、狙い台を決めて実戦するときは、台番をしっかり確認するようになったことは言うまでもない。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>
 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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甘デジ「1000発比率50%超」の激アツRUSH突入! 起死回生の一撃なるか!?

 シーズン7のオープニングマッチは早めの初当りで先手を取るも突破できずに2連単という非情に微妙な結果となった。京楽産業.で2機種押し切るパワープレーを最初からかますべきではなかったか……。

 しかし、性懲りもなく今回最初の実戦台も『ぱちんこ 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ キュゥべえver.』と京楽祭りを続行する。今度はいけるって。いや、まじで。と謎の自信を胸に打ち始める。

 最悪遊タイムがあると割り切りながら粛々と変動を消化していくと64回転目で大当り。これがばっちり直撃弾となり、3度めの正直でRUSH突入に成功したのである。ほら、『まどマギ』とは本当に相性がいいんだってばよ。

 ようやく入ったRUSHだがアルティメットに昇格させることは叶わず…しかも2連止まり。なんとか10ラウンドを引っかけていたおかげで1000発以上は玉を出すことができたのだが、連チャンの切れ味が鈍く、精彩を欠いてしまった。

 最悪のスタートは免れたものの、この調子でグダるのはよろしくない。なんとかピキッと結果を出したいところで選んだ次の機種は『Fバイオハザード リベレーションズ2 LIGHTver.』。『まどマギ』と同様に、電サポで当れば50%超が1000発出玉なので一撃にも期待できる。

 正直なんとなく選んだのだが、わずか22回転でヒット。「変異アレックス強襲予告」から「vs変異アレックスリーチ」の黄金リレーで初当りゲットである。これは『まどマギ』連チャンからの流れはあるかもしれない。

 だがしかし、時短50回転で大当りすることができずに怪物の餌食に。紫保留など見せ場はあったがチャンスを活かせずじまいとなった。こうなると勢いも下火。傷口を広げないためにも3機種目は無理をできない。ということで『海』シリーズから『PAスーパー海物語IN沖縄5withアイマリン』で無難に締めたい。

 いまとなっては最近の甘海ではこの機種だけ遊タイムが搭載されていないのが少々気になるがまあ前作では無類のケミストリーを発揮してきた相性の良いシリーズ機ではあるし、現状180回転しているのでいい感じで当たってくれるだろう。

 あれ? なんか面白くないな。こんなにガセ演出多かったっけ? しかもほとんどスーパーリーチに発展しない。演出のバランス『沖海4』からけっこう変えてきたのか?

 気がつけば300回転以上回していることのストレスから穿った見方をしているのかもしれないが、これは私の知っているアイマリンではなかった。そういえば『海』コーナーで『PAスーパー海物語IN沖縄5withアイマリン』の空きが目立つ。

 この店における今日だけの状況かもしれないが『沖海5』ちょっとやばいかも。今度入るライトミドルタイプは大丈夫かいな。ひょっとすると1/200くらいの確率だとこの演出バランスもしっくりくるのかもしれないが。

 いや自分の心配をしろと結局初当りまで429回転かかり、なんとかST連チャンさせるもののあんこう当りでST5回+時短20回。華麗にSTをスルーすると時短もノンストップ恭兵と一気に電サポを駆け抜けたのである。

 これはまずい。もしかすると「パチンコ何をやっても当たらないゾーン」に突入してしまったかもしれない。暗雲立ち込める甘デジ10万発である。

【G店】
・今回のトータル出玉 -4467発(シーズン総収支 -4704発)
・実戦機種 3台(計5台/32台)

これまでの結果
A店【実戦機種26台、コンプリート(大当りさせた)台、16台/33台中・収支 -12249発】
B店【実戦機種21台コンプリート、収支 -16314発】
C店【実戦機種40台コンプリート、収支 +3917発】
D店【実戦機種20台コンプリート、収支 +12249発】
E店【実戦機種20台コンプリート、収支 -803発】
F店【実戦機種50台コンプリート、収支 +18618発】

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

 

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約37兆円の「かくれ資産」を動かす!リユースで地球課題の解決に挑むバイセル(前編)

本連載では、スタートアップ企業の起業家、経営者、投資家、CMOなどが、会社や事業の成長過程で直面した課題をどのように乗り越えたのか、スタートアップ支援を行なっている電通社員との対談形式でお届けします。

記念すべき第1回のゲストは、リユース業界で急成長を遂げるBuySell Technologies(以下、バイセル)代表取締役社長兼CEOの岩田匡平氏。バイセルがどのような戦略で市場を開拓し、どのような壁を越えてきたのか。ビジネス・プロデューサーの高塚文彰がインタビューを行いました。

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東証マザーズ上場、リユース市場を席巻するスタートアップ

高塚:はじめに、バイセルの事業について改めてお話しいただけますか?

岩田:当社は総合リユースサービス「バイセル」などの運営を手掛けるリユースカンパニーです。基本的には店舗を持たずにインターネット中心に集客し、専門の査定スタッフがお客さまのご自宅に訪問するサービスを提供しています。2001年に創業し、2019年東証マザーズ上場を果たしました。特に着物の買取実績では日本最大級の規模を誇ります。

高塚:おっしゃるとおり、バイセルは着物のイメージが強いのですが、他社との違いはどんなところにあるのでしょうか?

岩田:当社のユニークネスは、大きく3つあると考えています。

一つ目が「何を扱うのか」。リユース事業では、どの品目を強く打ち出すのかが重要です。バイセルの場合、「着物・切手・古銭」など大量に所有されていて、なかなか店舗まで持ち出しにくいものを積極的に買取しています。

続いて、「ターゲット」。幅広い層を対象にしているサービスが多い中、当社はシニア層にフォーカスしたマーケティングを行なっています。

最後に「チャネル戦略」。店舗、段ボール配送、CtoCなどさまざまな手段がありますが、私たちは直接ご自宅に出張するという、従来の買取サービスではなかなか手が届かなかった「ラストワンマイル」に注力しているのが特徴です。

高塚:リユース業界では「手広く」という戦略を取る企業が強い中、御社はかなり絞り込んだ戦略を選択している点が強みだと感じました。

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日本全国に眠る「かくれ資産」を、必要とする人につなぐ

高塚:バイセルの戦略について、もう少し深掘りしたいのですが、まずはリユース市場全体の状況を教えていただけますか?

岩田:リユース市場はグローバル規模で伸びています。人口減少に伴ってGDPが下がっている中、一過性のものではなく右肩上がりで堅調に成長し続けています。今、こういう業界ってあまりないんですよね。

高塚:リユース市場が成長している背景にはどのような要因があるのでしょうか?

岩田:日本でも高度経済成長期から「新品志向」が根強く続いていましたが、SDGsの潮流を受けて、生活者の価値観が「所有」から「使用」に移行し始めています。近年注目を集めている「ESG投資」の「E」も環境(Environment)ですよね。社会(Social)よりもさらに大きな概念として、地球規模で環境を良くしていこうという動きが加速しています。今あるものを大切に使うことはもちろん、不要なものは必要としている人へ渡す、「つなぐ」という概念が世の中に浸透しつつあることは間違いありません。

高塚:なるほど、リユース市場は新しい社会の価値観にフィットし、人口減少と関係なく成長し続けるポテンシャルを備えているということですね。

岩田:そうです。市場規模自体が大きく、成長性もある。一方で、リユース市場は参入障壁が低いので、国内でも数多くのプレイヤーがひしめく群雄割拠の状態でした。例えば、これが特定のトッププレイヤーのいる業界であればスタートアップがどうあがいても勝てないわけですが、リユース市場は突出したプレイヤーがまだいない。そこにチャンスを見出し、世の中に新しい価値を創出できると考えたのです。

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高塚:非常に面白い視点ですね。バイセルはリユース事業を通して日本社会にどんな変化をもたらそうと考えているのでしょうか?

岩田:「かくれ資産」の2次流通マーケットへの還元です。国内リユース市場は2022年に約3兆円(※1)に到達すると言われていますが、一般家庭に眠る不用品、すなわち「かくれ資産」の推計は約37兆円(※2)にも達するという報告があります。日々、お客さまのご自宅を訪問している私たちからすると、もっとたくさんあるはずだと確信しているのですが(笑)。

要するに、日本の国土全体に使われていないものが溢れているということ。これらを必要とする人のもとへ届けられたら最高ですよね。新しいものを作らなくていいし、そのために工場を動かす必要もなければ、古いものを捨てて焼却する必要もありません。「かくれ資産」を動かすことで、地球が抱えているさまざまな問題を解決できると考えています。

※1 参考:リサイクル通信
※2 参考:みんなのかくれ資産調査委員会

ホスピタリティとコンプライアンスを最大化し、「かくれ資産」を引き出す

 

高塚:今お話しいただいたことは、まさしく御社のミッションである「人を超え、時を超え、たいせつなものをつなぐ架け橋となる。」に通じる考え方だと思います。このミッションを実現するために、バイセルはどのような工夫をされているのでしょうか?

岩田:「かくれ資産」の定義は、「1年以上利用されていない不用品の資産価値」です。これってつまり、その人にとっては存在自体を忘れているものや、価値に気付いていないものなんです。持っていることを忘れていたり、価値を感じていないものを、わざわざ自分から売ろうとは思わないですよね?

そこでバイセルは、査定のお申し込み時から着物や切手以外にも査定可能な商材を「こんなものが眠っていませんか?」と、こちらから働きかける。そうすることで、通常はマーケットに出てこない「かくれ資産」を動かすことができるのです。

高塚:先ほど、リユース市場は参入障壁が低いというお話がありましたが、バイセルのビジネスモデルを真似する競合も多いのではないでしょうか?

岩田:おっしゃるとおりです。「かくれ資産」を掘り起こす出張買取事業には大きな可能性があります。しかし、出張買取で人を家に入れていただくことや、思い出のある品を売っていただくことなど、買取のハードルも非常に高いわけです。それを全国で展開していく点に、ビジネスの「秘伝のたれ」があります。

高塚:その「秘伝のたれ」を是非、教えていただけないでしょうか?(笑)

岩田:すみません、「秘伝」と言いつつ公表していることなのですが(笑)。方法はシンプルで、とにかくホスピタリティやコンプライアンスを最大限高めて、お客さまとの信頼関係を築くことに尽きます。

目先の利益を追わない。ずるをしない。顧客満足度を最優先させる。至極当たり前のことなのですが、実際に全スタッフに高次元で浸透させるのは意外と難しいんですよね。「顧客満足度を最優先させる」と口で言うのは簡単ですが、顧客満足の追求には必ずコストがかかるので、株式会社でやり抜くのは大変なんです。

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岩田匡平氏

高塚:確かに規模が大きくなればなるほど、そのあたりのコントロールが難しくなりそうですね。

岩田:そうですね。マーケティング観点から見ても、規模は重要なポイントです。例えば、地域密着型のリセールサービスなら、ポスティングだけで宣伝すれば広告宣伝コストはそんなにかかりません。でも全国規模に広げるとなると、広告宣伝コストが膨大になるので、1回の訪問あたりの成果を上げないと採算が合わなくなります。

高塚:やはり市場の捉え方と、それに対する戦略が非常に秀逸ですよね。岩田さんは2016年に取締役としてバイセルに参画し、2017年にCEOに就任されましたが、当時から秀逸なビジネスモデルが確立されていたのでしょうか?

岩田:事業ポテンシャルの高さは最初から確信していました。でも、マーケティングや組織エンゲージメントなど、ここに至るまでにはいろいろな壁がありまして……


岩田CEO就任後、バイセルはどのような課題と向き合い、どう乗り越えて現在の規模に急成長を遂げたのでしょうか?グロースの核心に迫る後編をお楽しみに!
 

【電通BXウェビナー】 大きな社会の変わり目に求められる、破壊的変革とは?

社会が大きな変革期を迎える中、企業の在り方そのものや、顕在化していない課題に目を向け、ビッグアイデアとともに非連続な変革を実現可能なものにするために必要なことは?

電通グループならではの「BX(ビジネストランスフォーメーション)」や「DX(デジタルトランスフォーメーション)」のアプローチを、各分野のプロフェッショナルや外部ゲストを交えてさまざまな論点から考察した、ウェビナーの様子をリポートします。

本記事では「BX」パートより、4つのプログラムをダイジェストで紹介します。

Disruptive(破壊的)な変革の設計図をどう描くか

山原氏

登壇者は、企業の中期経営戦略/事業戦略の策定、新規事業のアイディエーションと実行プラン作成などを手がける電通ビジネスデザインスクエアの山原新悟氏。電通ビジネスデザインスクエアの共創型の変革手法「Disruptive Approach」に基づき、企業の内部からDisruptive(破壊的)な変革を起こすための設計図の描き方を紹介しました。

Disruptiveな変革の設計図では、「3つのP」を軸に考えることが重要です。

・Purpose:目指すべき企業像の再規定とゴール策定
・Picture:ビジョンの解像度を高めるための未来の事業構想図作成
・Process:未来の事業構想の実現に向けた、具体的なシナリオと実行プランの作成

これらを軸に設計図を描く上で、ベースに置くべきなのが「Value」(顧客価値)の視点です。「“今更Value?”と思う方もいるかもしれませんが、近年あらゆる企業でDXが推進されると同時に、“何のためにDXをやるのか?”という目的が問われるようになり、改めて“われわれはどんな価値を提供すべきなのか”を考え直す経営者が増えているのです」と山原氏。「Value:お客さまが享受する価値」という観点を最初に考える、「Value Driven」(顧客価値起点)で変革の設計図を描くことが欠かせないと言います。

山原氏は「3つのP」それぞれの特徴を述べたのち、Valueを生み出し変革を起こす「人の力」を引き出す2つのポイントについて語りました。一つは、「内発的動機を高める」こと。社内で変革や新しいことにチャレンジしたい人を見つけ、その思いをモチベートする仕組みをつくることが重要になります。

もう一つが、「“超法規的”人事・組織対応」。大企業においてはしばしば、現行の制度が従来の本業に「最適化されすぎていて」、Disruptiveな変革を生み出しにくいプロセスになっているケースも多く見られます。新領域の事業創造においては、大胆な人事制度や評価制度を導入して、新しい仕組みを構築することが必要になります。

最後に、山原氏は「変革の実行レバーを引き続けること」の重要性を述べました。

「変革を推進する上では、現行の組織文化・制度などとコンフリクトを生むことがしばしばあります。その企業が大切にしている思想・哲学は大事にしながら、その企業独自の変革のゴール像とその道筋を、社内横断でつくることが大切なのです」(山原氏)

BXに貢献するクリエイティブとデザイン

森氏 廣瀬氏

続いて紹介するのは、BXCC(ビジネストランスフォーメーション・クリエーティブ・センター)のクリエーティブディレクター/事業開発ディレクターの森直樹氏と、クリエーティブディレクター兼コピーライターの廣瀬大氏によるセッション。テーマは、「BXにクリエイティブはどのような価値を提供するのか?クリエイティブの期待される役割は何か?」です。

BXCCは、BXに電通ならではのクリエイティブのリソースを提供する役割を持ったチーム。コピーライター、アートディレクター、CMプランナーといったクリエイターと、ビジネスコンサルタントやUXデザイナー、エンジニアといった新しい人材とのコラボレーションで価値を創造することを目指しています。

そもそも、電通のクリエイティブチームは何をしているのか?クリエイティブに対する考え方とBXCCにおけるクリエイターの役割を廣瀬氏が紹介しました。

廣瀬氏は大前提として、人は心が動いたときに物事を記憶し、行動が生まれるため、ビジネスにおいても「人の心を動かす」ことが欠かせない、と述べました。

では、どういうときに人は心が動くのか?それは、物事の“本質”に触れたときです。クリエイターの役割は、商品と世の中の人の重なり合う部分の“本質”を見つけ、そこから、人の心を動かすアイデアを生み、課題解決に導くことです。しかし、「人の心を動かすアイデアは、実はロジックの積み上げではなかなか出てきません。なぜなら、アイデアには“驚き”が必要だからです」と廣瀬氏。

特に、積み上げ型の思考では解決できない課題が多い現代に求められるのは、“本質”を発見し、“驚き”を生み出し、クリエイティブジャンプする力です。「BXの領域でも、人の感覚に働きかけ、課題を解決するアイデアが入る。ロジカルを土台に考え、アイデアで飛躍する。それが、私たちクリエイターがBX領域で発揮できる力です」と廣瀬氏は述べました。

後半、Q&A形式のトークセッションが行われたので、その一部をお届けします。

Q. コピーライターが事業変革で果たす役割とは?

廣瀬:改めて感じるのは、事業戦略を考える中で、どうしてもパッションや遊び心、人が持っているエネルギーが書類から抜けてしまうことがあります。そこに対して、コピーライターがステートメントやスローガンを書くとか、最初に広告表現を書いて逆算して考えるとか、そのような形でクリエイティブが入ることで、体温のある戦略を描けるのではないでしょうか。

森:ビジネスコンサルタントの戦略アプローチは、3〜5年後のゴールを羅針盤にしてプロジェクトを進めますが、クリエイターは、情緒的に気持ちが盛り上がるような共通目線のゴールを示してくれますよね。言われてみれば、確かに、“冷たい文章”にクリエイティブが入ることでアクションにつながるモチベーションが生まれるシーンは、何度も見てきました。

Q. クリエイティブの表現物はなぜ人の心を動かすのか?ビジネスで活用できるのか?

廣瀬:やはり、“驚き”と“本質”が入っているからではないでしょうか。ビジネスは人の心を動かすことで物事が動くので、その役割においてビジネスで活用できると思います。

Q. クリエイターは、どのような訓練をしているのか?

廣瀬:とにかく大量の感動を体にインプットするようにしています。地道にたくさんアイデアをストックすることに尽きると思います。

森:クリエイターは、インプットとアウトプットをする訓練を日々積み重ねていますよね。この発想力は、BXなどのロジカルな領域でも役立つと思っています。新しいことを創造するとき、ロジカルな積み上げだけではアイデアに限界があり、かといって、アイデアだけだとフィジビリティ(実現可能性)がないケースもあります。ロジカルとアイデアのスペシャリストが一緒にワークすることで、2乗にも3乗にも価値が生まれると思います。

カーボンニュートラル時代に、いかに事業機会を見いだし企業価値を高めるか?

野邊氏 山原氏 渕氏

続いて登壇したのは、電通ビジネスデザインスクエアの山原新悟氏と渕暁彦氏。戦略コンサルティングファームのドリームインキュベータ・野邊義博氏を迎え、カーボンニュートラル時代の事業変革について語りました。

2021年5月より、ドリームインキュベータと電通は業務提携を行い、8月にSustainable Business Transformationチームが発足しました。これは2社の強みを掛け合わせて、サステナビリティ経営時代におけるクライアント事業のトップライン拡張や市場創造を支援することを目的としたチームです。

カーボンニュートラルが経営アジェンダになった今、この大きな潮流をどのように追い風に変えていくかが、企業にとって大きな課題なのです。

野邊氏は、「コロナによる社会変化も大きなインパクトがありましたが、カーボンニュートラルはそれ以上に、さまざまな企業に対応・適応が求められる環境変化です」と言います。

渕氏は、「本質を突き詰めていくと、事業運営の条件が厳しくなる」と解説した上で、単にカーボンニュートラルをうたっても独自の価値にはならず、再生可能エネルギーへの代替や資源循環コストを上回る価値創造をすることが求められる難易度の高い課題だからこそ、経営課題として手探りでも早めに取り組まなければならないと、企業にとっての必要性に言及しました。

山原氏は、「これまで、企業の成長とサステナビリティは反比例の関係になるとすら考えられていましたが、今後は、両立させるための新たな機会発見とValue創出がポイントになります」と述べています。

では、どうDisruptionを起こしていけばいいのでしょうか?ポイントは、「機会の発見」です。従来の事業サイクルを維持しながらカーボンニュートラルを変数として加えるだけでは、コストアップなどのリスクにしかなりません。そこで、現行の事業サイクルに非連続の「機会」を見つけ出し、カーボンニュートラルを契機とした新規事業創造を行うことが重要なのです。

ただ、実際には「環境投資は短期間で回収できない」「前例がない=需要がないから意思決定できない」といった“壁”が立ちはだかり、そこに苦しんでいる企業の方も多いと、渕氏は実践知をもとに解説しています。

野邊氏も、「本当にクリティカルな課題だと思います。ただ、やはり、きれいに解決できるソリューションがあるわけではなく、答えがないこと、前例がないことに挑むフェーズなので、私たちもクライアントの皆さまと一緒に試行錯誤しながら、少しずつ前進させていくしかないと考えています」とコメント。

山原氏は、「実際に、私たちは前例がない領域のご相談をいただく機会が多いです。新しいことを事業に取り入れるだけでも大変ですが、生活者側の意識改革や需要創造を考慮するなど、あらゆる局面でゲームチェンジに挑まなければなりません。簡単ではありませんが、そこを乗り越えれば大きな市場が開ける可能性があることも事実です」と重ねました。

「まさに、正解がない難しい課題をどう解いていくのかがポイントです。私たちは企業内部にある不確実性と市場の不確実性を二分し、双方を同期させながらこまめに意思決定を行い、事業機会と事業戦略をアップデートするプロセスを構築しています。事業課題やフェーズに応じた柔軟なプロジェクトデザインができますので、ぜひご相談いただけるとうれしいです」(渕氏)

「ブランドビジョンコンサルティング」 20年先も社会から必要とされる会社であり続けるために

畑江氏

最後に紹介するのは、電通コンサルティングの畑江尚郎氏による講演です。電通コンサルティングは電通グループが出資するコンサルティングファーム。電通が持つ生活者インサイトやクリエイティビティ、実行力などの強みと、コンサル業ならではの客観性や分析力、事業計画化などのスキルを掛け合わせながら、クライアントの事業成長や価値提供を支援しています。

本セッションのテーマ「ブランドビジョンコンサルティング」は、電通コンサルティングのソリューションの一つで、畑江氏は「まさに電通とコンサル業の交点を象徴するメニューであり、Disruptiveな事業変革にもふさわしい」と言います。

不要不急の外出の自粛が叫ばれるコロナ禍を機に、生活者は身の回りの商品・サービスが本当に必要なのかをシビアにジャッジするようになりました。その結果、コロナ禍以前から着目されていた「パーパス(存在意義)」の重要性が急速に高まっています。

「ブランドビジョンコンサルティング」は、クライアントのパーパスを最上位概念として目標に掲げながら、お題目に終わらせることなく、実現への道筋を具体的に導出し、伴走するもの。具体的には、以下の3つのプロセスでアウトプットを創出します。

1. 「かなえたい未来」を描き出す存在意義の規定
重要なのは、どの企業でも言える「客観正義」ではなく、自分たちにしかできない「主観正義」を確認すること。そのためには、「社会や顧客が何を望んでいるか」からではなく、「自分たちが事業を通じてどんな未来をかなえたいのか」から考える、ことです。そして、そこに向かって社会や顧客をリードしていく。「“こうせねばならぬ”を強制してもワークしないケースがほとんど。人を動かすのは主体的でポジティブな使命感や欲求です。私たちはファシリテーションによってクライアントの経営層や社員の中にある意思としての主観正義やかなえたい未来を引き出し、社員間で齟齬があればすり合わせし、さらに、導き出されたビジョンを社内外に効力を発揮するレベルの言葉で規定します」と畑江氏。

2. 「自らを何屋/何者と称するのか?」
「クライアントからは、“パーパスやビジョンは既にあるけれど、それをどう実現するのかが難しい”というご相談も多い。確かに具体化は、目標設定より難しい側面もあります」と畑江氏は述べます。そしてその難しさは、「自分たちはどんな未来をかなえたいのか?」という抽象度の高い問いと、「明日、何から手を付けるのか?」という具体的な現業との間にある大きなギャップからきているとして、「この差を埋めるためには、“私たちの事業はどのような市場で(Where)、どんな役割を担う存在になるのか(Who)”を問い直すことが大切です。“かなえたい未来”実現の大方針として、“何屋/何者”を規定できれば、そこから、さらにそれを実現するための方法論として、中計や事業ポートフォリオを具体的に議論しやすくなるでしょう」と畑江氏。

3. 「明日の業務」に落とし込む具体化/具現化
いよいよ、中計や事業ポートフォリオ、新商品、新規事業などの具体的な方法論の段階です。「この具体化フェーズも、電通のアイデア・発想力と、コンサルの事業性検証・計画化の力の掛け合わせが生きる部分だと思います」と畑江氏。具体化/具現化のフェーズでは、クライアントのニーズやお悩みに応じて、全社的な事業ポートフォリオや人事・組織の機能戦略から、個別の新商品/サービスの開発まで、幅広いメニューを用意しているのも特徴です。電通TFP局と連携し、濱口秀司顧問の方法論を活用することも、今後精力的に進めていきたいと畑江氏は構想しています。

このように、「ブランドビジョンコンサルティング」では、3つのプロセスを通して、他の企業にはないクライアント固有の成長戦略導出を支援します。畑江氏は、「電通の強みとコンサルの素養を掛け合わせ、20年先も社会から必要とされる会社になるためのお手伝いをさせていただきます。ぜひご活用ください」と締めくくりました。

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