エリザベス女王杯人気馬壊滅で牝馬5強に異変! JRAマイルCSも急遽引退決定の女王グランアレグリアに危険信号点滅、極穴馬直前レポートで大万馬券を再現…

●JRA牝馬ベスト5が壊滅状態?

 クロノジェネシス、グランアレグリア、ソダシ、アカイトリノムスメ、レイパパレ。

 JRAの現役牝馬トップ5を選ぶとしたら、恐らくこの5頭が該当するだろう。クロノジェネシスは宝塚記念と有馬記念などグランプリ3勝、グランアレグリアは安田記念やマイルCSなどG1を5勝、ソダシはG1を2勝して札幌記念も制し、アカイトリノムスメは父ディープインパクト、母アパパネの超良血馬で秋華賞馬、そしてレイパパレは大阪杯でコントレイルなどを破っている。しかし先週のエリザベス女王杯は、アカイトリノムスメとレイパパレが敗退し、3連単339万馬券が飛び出す原因となってしまった。

 このエリザベス女王杯は過去最大級の大波乱で、勝利したアカイイトは10番人気、2着ステラリア、3着クラヴェルも含めて上位3頭は重賞未勝利馬なのである。第4コーナーでアカイイトが抜群の手応えでアカイトリノムスメに並びかけた時、多くの競馬ファンがまさかと思っただろう。しかもこれまでの流れとして、クロノジェネシスは凱旋門賞で7着、ソダシも秋華賞で10着、グランアレグリアも天皇賞で敗退と、この5頭はこの秋結果を出せないでいる。今週のマイルCSはその5頭で最も実績のあるマイル女王グランアレグリアが出走する。ここが引退レースとなる同馬は、果たして最強牝馬の威厳を保つことができるのか、それともJRAマイル路線の勢力図が変わるのか、非常に興味深いところである。

 昨年のマイルCSは人気上位の決着となったが、過去を見るとエリザベス女王杯以上に波乱が続出している。2010年から2019年まで1番人気が敗退、1990年以降10番人気以下の勝利が4回もある。今年はグランアレグリア、シュネルマイスター、インディチャンプ、グレナディアガーズ、サリオス、ダノンザキッドとハイレベルなG1馬が集結。しかしエリザベス女王杯が荒れるとマイルCSも荒れる傾向にあり、その流れならば今年のマイルCSは大波乱が必至といえるだろう。

 多くの競馬ファンは、不的中を味わったエリザベス女王杯と同じ轍は踏みたくないと考えているはず。ならばここは万馬券的中のスペシャリスト集団である暴露王の出番だ。年間300本の万馬券を的中というノルマを先週クリアしたように、暴露王の万馬券実績は他とは比較にならない。そしてエリザベス女王杯においても、一般向けに無料で公開している『極穴重賞直前リポート』にて、7番人気2着のステラリアを推奨。この情報を参考にしたファンの中には、あの3連単339万3960円の超特大万馬券を的中させた強者もいたという。この実績だけでも週末のマイルCSに向けて暴露王が公開する情報が気になるのは当然で、実際に彼らはマイルCSの核心情報、そして注目の穴馬を把握しており、またも特別に新規向けの無料公開が決定しているという。

●本物の穴馬情報とは?

 暴露王は美浦と栗東の東西トレーニングセンターで活躍する現役の凄腕競馬記者と提携し、彼らが独自に入手しながらも、情報内容的にスポーツ紙や競馬専門紙、テレビなどでは公開できない関係者の本音を暴露王に提供。暴露王はそれらの情報を精査し、万馬券に繋がる情報を厳選して競馬ファンへ届けている。その内容は一般競馬ファンでは想像も付かないものばかりだという。

「厩舎関係者の手法として、勝つために情報を隠すことは珍しいことではありません。それも大事な戦略であり、レース前から情報戦は始まっています。ですから、うわべだけの一般的なマスコミの情報を参考にしていては、レースの核心を知ることはできないでしょう。しかしその情報を知ることが万馬券の的中に繋がっていきますので、何よりもその情報を入手することが重要です。暴露王は提携記者からその情報を入手し、それをファンに届ける唯一の存在です。だから年間300本の万馬券も難なくクリアできるのです」

 暴露王はこのように語っているが、それがいかにハイレベルなことかわかるだろうか。一般競馬ファンはもちろん、他の競馬記者も入手できない関係者の本音を入手する。まさに難易度AAAのミッションと言えるだろう。しかしそれを難なくクリアし、毎週多くの穴馬情報を入手、数多くの万馬券を的中させているのだ。

「先週のエリザベス女王杯は何故かレイパパレが未だに1番人気になっていましたが、極秘裏に『一銭もイラナイ』という話をつかんでいた我々は買い目から完全にシャットアウトしていました。しかも『極穴重賞直前リポート』で推奨した激走穴馬ステラリアが7番人気で2着となり、あの339万馬券を的中させたファンもいました。もちろん今週のマイルCSも、ステラリアを超えるような衝撃の穴馬情報を把握しています。スポーツ紙などの扱いを見ていると、この馬が人気薄になるのはほぼ確実。さらに人気のグランアレグリアは急遽決定した引退に絡む裏事情、そしてインディチャンプにも危険信号ともいえる裏情報もありますので、今週もかなりの万馬券が期待できると思います」

 これが聞きたかった!やはり今週のマイルCSも、マスコミが把握しきれてない危険な人気馬、人気薄穴馬が存在するのだ。この情報があれば、エリザベス女王杯で悔しい思いをした競馬ファンも、一気に歓喜の万馬券を的中できるかもしれない。暴露王は昨年357本、そして今年もすでに302本の万馬券を的中させている(11/14現在)。その実績から見ても、彼らの万馬券的中能力が群を抜いていることは言うまでもない。そんな情報を無料で入手できるのだから、これを利用しない手はないだろう。

「今週の無料コンテンツは盛りだくさんですよ。まずは先週のエリザベス女王杯で7番人気2着ステラリアを推奨した『極穴重賞直前リポート』。さらにマイルCSの『3種勝負馬券(馬単・3連複・3連単)』。そして暴露王が誇る万馬券ハンター・Mr.サンタの馬券指南も必見です。とにかく万馬券を的中させたいなら暴露王以外はあり得ません。マイルCSも来週のジャパンCも、ぜひ暴露王にご期待ください!」

 暴露王は競馬ファンの夢である「万馬券」を狙って的中させるプロだ。そしてこれまで競馬で勝てなかったファンが、暴露王を利用して一気に勝ち組となった声も多く聞く。「競馬ファンにとって最後の駆け込み寺」と呼ばれるその実力を、ぜひ堪能しよう。

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※本稿はPR記事です。

ヨドバシカメラ、全国翌日配送を実現…日本初、実店舗・ネット売上比率半々へ

 大手家電量販店のヨドバシカメラはネット通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」の販売比率を、現在の3割から5割に引き上げる。通販の配送に使う物流拠点の整備に600億円を投じて全国で翌日配送ができる体制を整える。

 通販の配送に使う物流拠点は現在5カ所あるが、三重県などに新設し、全国9拠点体制にする。沖縄などを除くほぼ全国で、夕方までに注文を受ければ翌日には消費者の自宅や指定された場所に届けられるようになる。現在は東京、大阪など大都市以外では2日以上かかっていた。アマゾンジャパン(東京都目黒区)などネット専業に対抗する狙いがある。ヨドバシカメラは実店舗とネットが同じ売り上げ比率という、日本で初めての会社になることを目指す。

ネット売り上げ初の2000億円を突破

 藤沢和則副社長が昨年7月1日に社長に昇格した。創業者の藤沢昭和氏は代表権のある会長に就いた。持ち株会社のヨドバシホールディングスの社長は昭和氏が引き続き務めている。和則氏は昭和氏の長男でネット通販事業を主導してきた。1998年、ネット通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」を開設。2011年、全商品の送料を無料とし、商品の当日配送を始めた。

 13年に書籍、14年には一般医薬品(大衆薬)のネット通販を開始。15年から、注文を受けてから最短6時間で商品を届ける「エクスプレスメール便」を東京都内の中野・杉並・新宿の3地区で始めた。「6時間」と時間を明示して届けるのは、アマゾンにもないサービスだった。

 16年には東京都23区全域、他一部地域を対象に、自社の社員が最短2時間30分以内に配達する「ヨドバシエクストリーム」に乗り出した。16年に神奈川県川崎市の大型物流拠点「ヨドバシカメラアッセンブリーセンター川崎」の5階建ての新施設(約24万平方メートル)を約100億円を投じて建設。延べ床面積を6倍に広げた。

 ヨドバシがこれほどの大型投資に踏み切るのは、ネット通販で取り扱う商品を増やすことと、物流機能の強化のためだ。18年からは酒類約7000種類の販売を始めた。19年4月、アウトドア専門の石井スポーツを買収した。M&Aに手を出さなかったヨドバシカメラが石井スポーツを傘下に収めたのは、アウトドア用品の取り扱いを拡充するためだった。15年当時、ネット通販で取り扱う商品は370万点だったが、年々増えてきた。18年2月期のネット売り上げは1100億円で、総売上高の約16%を占めた。

 コロナ前に600万点だった取扱商品数をコロナ禍で840万点まで一挙に増やした。これに伴いネット売り上げが急増した。通販新聞社がまとめた「ネット販売白書」によると、ヨドバシの21年3月期のネット売り上げは2221億円。前期比60.3%増と爆発的に伸びた。3年で売り上げが倍増したことになる。アマゾン以外で2000億円を突破したのはヨドバシカメラが初めてである。

 ヨドバシカメラの21年3月期の売上高は前期比3.8%増の7318億円。全社売上高に占めるネットの割合は30.3%。ネット売上高(絶対額)はアマゾンに次いで第2位である。コロナ禍で駅前の一等地に巨艦店を構えるヨドバシカメラは来店客が減り、実店舗の売り上げは落ち込んだ。それを補ったのが、ネット売り上げの驚異的な伸びだった。

アマゾンの国内売上高は2兆円超え

 新型コロナの感染拡大は小売業の勢力地図に劇的な変化をもたらした。「ネット販売白書」によると、ネット通販最大手のアマゾンジャパンの20年12月期の売上高は19年期比25.2%増の2兆1852億円。初めて2兆円の大台を超えた。

 休業や時短営業が相次いだことが響き、大手小売り各社は減収・減益となったが、アマゾンやヨドバシカメラの存在感は高まった。ネット通販の最大の弱点は配送までのタイムラグである。店舗在庫を抱えるリアル店舗と違って、購入する意思表示をしてから、ユーザーがその商品を使えるようになるのに時間がかかる。ECの事業者は、この課題を克服するため、宅配事業者と組んだり自社物流網を整備したりして“時短”を進めてきた。

 ヨドバシカメラのライバルの1社であるビックカメラの21年8月期のネット売り上げは前期比8.9%増の1564億円。全売り上げ(8340億円)に占めるネットの割合は18.8%。ヨドバシカメラを追い上げている。

 ヨドバシカメラは実店舗とネットを両立させる大手の小売業に大変身を図ろうとしている。

(文=編集部)

JRA「馬よりも人が心配」高田潤、松岡正海の勝利にファンは大喜び、大怪我から復帰した人気者に祝福の嵐

 先週の日曜福島は、くも膜下出血から復帰早々に勝利を飾った高田潤騎手に祝福の拍手喝采が沸き起こった。同騎手はJ・G1タイトルを含む障害重賞19勝を挙げる障害の名手だが、9月20日の中山1Rを制した後に病院へ搬送。本人から後に「急に頭が割れそうな激痛が走り、そのまま病院へ搬送されました」と説明された。

 検査の結果、くも膜下出血だったことが分かり、そのまま入院。ファンからも容態を心配するメッセージが数多く寄せられた高田騎手。その後の検査では、脳などに問題がなかったため、「頭痛はなくなり、もう大丈夫です」と復帰にゴーサイン。10月下旬に調教での騎乗を再開し、実践で復帰初戦となったのが14日の福島5Rだった。

 コンビを組んだのは5番人気ジンエゴイスト(セ6、栗東・辻野泰之厩舎)。10頭立ての障害2750mで最後方の追走からマクる競馬で差し切り勝ち。平地競走からの転向初戦で最高の結果を残した。

「正直、初めての障害だったので次に繋がる競馬を意識して乗りましたが、3、4コーナーで仕掛けたらグンと反応してくれました。さすがはラヴズオンリーユーの兄弟」

 レース後にそう振り返ったように、これには高田騎手も良血馬の底力を絶賛。

 続けて「馬より人間の方が心配でしたし、実際に本当にしんどかったですが、馬に助けられました。勝つ事はジョッキーでないとなかなか味わえないですし、やっぱりいい仕事をさせてもらっていると思いました」と感慨深い様子。それと同時に「皆さんも是非脳ドックを受けてください」と、定期的な検診を呼び掛けた。

 そして嬉しい勝利を飾ったのは松岡正海騎手も同様だ。落馬負傷により戦列を離れていたが、今月6日に約11カ月ぶりとなる実戦への復帰。福島10Rの福島2歳S(OP)をウインマーベル(牡2、美浦・深山雅史厩舎)で勝利した。

 外枠からスッと好位を取ると早め先頭から押し切ると、観客席からは温かい拍手が起こった。ゴール前は大歓声でお客さんからも「おめでとう」や「お帰り」という温かい声援声が飛んでいた。

 本人は「厩舎の方がここまでうまく育ててくれた。人間が病み上がりだから、こういう馬じゃないと勝てないよ!ホントいい時に乗せてもらいました」と陣営に感謝の気持ちを伝えていたのも松岡騎手らしい一面だろう。

 その一方で「攻め馬の段階から勝つならここかなと思っていた。聞きにきた人や近しい人には言ってたけどね」と強気の松岡節も忘れてなかった。

 とある記者は、「松岡騎手なんかは前に復帰した時とは歩様が違います。前は足を引きずっていて、周囲からもあんな状態で馬に乗れるのかなんて不安視されていましたが、今は普通に歩いていますし、感覚が戻って来れば更に活躍してくれる事でしょう」と期待していた。

 SNSで発信力のある高田騎手、華のある松岡騎手が戻ってきて、これからの秋冬競馬を盛り上げてくれそうだ。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

エシカル消費をリードする日本の若年層。その消費と価値観に迫る!

─最新調査から読み解く!12カ国のサステナブル・ライフスタイルって?③─

電通グローバル・ビジネス・センターと電通総研は、2021年7月、12カ国(日本、ドイツ、イギリス、アメリカ、中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)を対象に「サステナブル・ライフスタイル意識調査2021」を共同で実施しました。今回は電通グローバル・ビジネス・センターの高橋ゆり氏と電通総研の馬籠太郎氏が、日本の若年層(本記事では18~29歳の調査対象者)の消費と価値観に迫ります。

主な国における若年層の特徴
※社会活動の高関与者の定義はこちらをご覧ください。
<目次>
日本・欧米の若年層に共通する「人種差別」に対する課題感
若年層で高い「エシカル消費」マインド
若年層から「選ばれる企業」と「選ばれない企業」
若年層がリードする新しい消費トレンド
 

日本・欧米の若年層に共通する「人種差別」に対する課題感

冒頭の表に示したように、日本の若年層に集計対象を絞った場合、国全体計では上位に上がってこなかった「人種差別」が一番大きな関心事項という結果になりました。他の国を見ると、同じ傾向があったのはドイツ、イギリスの欧米圏でした。アメリカは、全体でも上位でしたが、若年層では一番大きな関心がある社会課題になりました。ちなみにアジア圏で「人種差別」が上位になるのは日本の若年層だけの特徴です。

関心がある社会課題

上のグラフは、「人種差別」と「経済停滞」について性別、年齢別に関心があると答えた割合を比較したものです。若年層では「人種差別」に関心があると答えた割合が、「経済停滞」に関心があると答えた割合より約30ポイント多く、「経済停滞」に関心を示した若者は18%にとどまりました。

日本において、なぜこんなにも「人種差別」が若年層の関心を集めているのでしょう。理由の一つとして考えられるのは“Black Lives Matter”や“Stop Asian Hate”など、海外のムーブメントを、SNSでリアルタイムに知る機会があることです。「社会課題に関心を持つきっかけ」として若年層の上位に上がるのは、どの国でもSNSであり、重要な役割を果たしています。

他の世代よりもグローバルな価値観が早く浸透したため、数年前までは大きく問題視されなかった表現や言動が若年層を中心に日本でも急速に見直されるようになり、「人種差別」に対する感度が高まったのではないでしょうか。

特にテニスの大坂なおみさんが試合出場時にマスクを通して思いを訴えた出来事は世界中でSNSの話題となり、日本の若年層が「人種差別」の問題を自分ゴトとして捉えるきっかけとなりました。「サステナビリティ」に対するイメージとしても、日本の若年層が挙げたワードの3位に「多様性」がランクインしました。

では「経済停滞」についてあまり関心がない理由は何でしょうか。当然、若年層は学生が多いためそもそも経済に触れる機会が少ない、という理由があげられます。加えて物心ついた頃から景気低迷や不況が続いた若年層にとって、経済の停滞は当たり前の日常であり、目の前にさし迫る社会課題とは意識されていないように思います。逆に40代以降で高い関心事となるのは、経済成長の勢いのあった日本と今の違いが分かり、将来に不安を感じているからかもしれません。

若年層で高い「エシカル消費」マインド

では、消費という観点では若年層の関心はどこに向かっているのでしょうか。

エシカル消費意識の高い若年層

上のグラフは「商品購買時に環境への負荷を意識するか」について、若年層と全世代の日本人の回答を比較したものです。若年層は日本平均と比べて、環境に配慮したエシカルな消費を心がけている人の割合が高いことが分かります。

若年層から「選ばれる企業」と「選ばれない企業」

商品を販売している会社の活動や倫理観を考慮

次に、どのような企業の商品が若年層に支持されているのかを見てみます。上のグラフが示すように、日本の若年層は商品の購買時に、企業の社会課題への取り組みや倫理観を意識しています。興味深いことに、60代でも関心が高いため、U字カーブを描いています。

商品を購入する際に価格よりも環境を考慮

同じく、「価格が高くても、トレーサビリティがわかる商品を選ぶ」や、「気候変動の影響減のため、肉よりも野菜中心のメニューを選ぶ」、という項目においてもこのU字カーブが現れました。

日本の若年層においては、「企業の倫理観に問題がある」「商品が気候変動などへ悪い影響を与える可能性がある」と考えて商品の購入を敬遠する人の割合が他の年代より高くなっているのかもしれません。30〜50代でエシカル消費意欲が低いのは、家族や仕事についての責任が増し、精神的、経済的な余裕が他の世代に比べて少ない、という理由が挙げられます。一方、60歳以上は自分の価値観を消費行動に取り込む余裕があり、価格だけでなくその商品が世の中に与える影響にまで意識が及んでいるのではないかと考えられます。

若年層は好きなインフルエンサーや身近な友達がどういう行動をとっているかをSNSで毎日のように知ろうとしています。また受信だけでなく、いつでも自分のライフスタイルや意見を発信できる環境にいます。SNSが若年層の価値観に大きな影響を与える傾向は日本だけでなく各国で見られます。価値観や行動が年齢を重ねても変わらないとすれば、社会や経済の将来像を左右することになると思われます。

環境プレミアムが許容できる層は6割
※環境プレミアム=環境への負荷を低くするために他の商品より余分に上乗せされる金額

最後に、「エシカル消費」マインドがビジネスに与える影響について考察します。上の図はカテゴリごとに、「環境負荷を半減する商品開発に企業がかけたコストが現行商品の2倍だった場合、どの程度購入価格が上がることを許容できますか」と聴取した結果です。商品カテゴリの差は大きくはなく、およそ3割程度は大幅な値上げも許容できると回答しています。

若年層がリードする新しい消費トレンド

今回の調査から、若年層が日本における「エシカル消費」マインドをリードしていることが分かりました。若年層を中心に地球環境問題やサステナビリティについての意識が高まりを見せていることは世界共通のトレンドです。

日本では、人口に占める若年層の割合が低く、若年層が消費や産業に与えるボリュームインパクトは軽視されがちです。しかし、企業にとって、若年層に確かに芽生えている「エシカル消費」マインドを育てていくような商品・サービスの開発やマーケティングが重要であることは間違いないように思います。

「いいものをより安く」「技術革新によって同じ値段でさらに便利に」といった価値の提供だけでなく、これからは「社会的価値があるから価格が高い」というような説明をすることも、若年層のファンの獲得や定着につながるのではないでしょうか。若年層がリードするサステナブル・ライフスタイルがトリガーとなり、日本に新しい消費文化や経済の活力が生まれてくることを期待します。

【調査概要】
タイトル:「サステナブル・ライフスタイル意識調査2021」
調査手法:インターネット調査
実施主体:株式会社電通、電通総研
調査時期:2021年7月8日~20日
対象国:12カ国(日本、ドイツ、イギリス、アメリカ、中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)
サンプル数:4,800人
対象条件:18~69歳男女500人、ASEAN6カ国は18~44歳男女300人
日本500人、ドイツ500人、イギリス500人、アメリカ500人、中国500人、インド500人、
インドネシア300人、マレーシア300人、フィリピン300人、シンガポール300人、
タイ300人、ベトナム300人
 
※構成比(%)は小数点以下第2位で四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%にならない場合があります。
 
詳細はこちら

 

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大手企業3社に学ぶ、カーボンニュートラルへの取り組み方

国内外で関心が高まっている「カーボンニュートラル」の実現に向けて、各企業での取り組みが加速しています。

2021年8月24日、電通ジャパンネットワーク サステナビリティ推進オフィスと電通TeamSDGsは、「カーボンニュートラルビジネスウェビナー 企業に迫るカーボンニュートラル対応の危機とビジネスチャンス」を開催しました。

今回は、ウェビナーの中から、カーボンニュートラル対応に積極的に取り組んでいる企業の事例紹介をレポートします。小売業界からイオン、不動産業界から東急不動産、金融業界から三井住友フィナンシャルグループをゲストに迎え、東京大学未来ビジョン研究センターの高村ゆかり教授がコメンテーターを務めました。

Sustainable d Actions

イオン:商品・サービスを通じて、生活者の価値観を変えていく

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■イオンの取り組み(一例)

・2018年に「脱炭素ビジョン2050」を発表。店舗のCO2などの排出総量ゼロを、2040年を目途に達成、2030年までにCO2など排出量35%削減(2010年比)を掲げる。

・グループで前年度(2018年度)比約3%減を実現。2010年度と比べると約10%減となる。・太陽光発電導入は2019年時点で累計1040店舗、7.4万kWhに。

・2025年までにイオンモールの100%再エネ(再生可能エネルギー)化、2030年までに中小型モールも含めて100%再エネ化を目指す。

・FIT(※1)終了世帯から余剰電力を買い取り、中部エリアでは年間再エネ調達量1600万kWhを実現。

・EV車を活用して各家庭の再エネを買い取り、店舗への利用や災害時の電力に充てる。

※1 FIT(Feed-in Tariff):再生可能エネルギーの固定価格買取制度。再生可能エネルギーで発電した電気を、国が決めた価格で買い取るよう、電力会社に義務づけた制度。FIT終了とは、10年の買取期間が過ぎてFITの適用が終了してしまうこと。



最初に登壇したのは、イオンの三宅香氏。基本理念に「平和」を掲げるイオンでは、環境保全なくして平和は成し得ないという思いから、長きにわたって環境やサステナブルへの取り組みに注力しています。

もともと2008年に「低炭素社会」を掲げていたイオンですが、近年の自然災害が事業に与える影響の大きさから、「私たちが率先して気候変動に対応しなければ、事業を継続できない可能性がある」という考えに至り、2018年に「脱炭素社会」の実現に舵を切りました。

イオンは、企業活動に影響を与える気候変動関連リスクを開示する国際機関「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」にも、いち早く賛同しています。三宅氏は「実際にやってみると、自社の気候変動リスクを洗い出せるだけでなく、リスクを回避する施策までを真剣に考える機会が得られます。結果として、投資家の方々にも評価いただけますし、商品部など社内へのコミュニケーションにも活用できます」とTCFD賛同のメリットを説きました。また、脱炭素化の発表に対する反響も大きく、今まで接点がなかった企業から声をかけられるようになったそうです。

一方、脱炭素化は小売側だけでなく、サプライヤーや生活者とも一緒に取り組む必要があります。三宅氏は、「サプライヤーと生活者の間に立つ小売業の私たちが、双方とコミュニケーションを取り、思いをつなぐ重要な役割を担っていると感じます。特に日々、店舗に足を運んでくださるお客さまの意識や暮らしをどう変えられるかが非常に重要なポイント。私たちのコンセプトや理念をお伝えするにはどんな商品やサービスが必要なのか、もっと考えて工夫していきたいと思います」と、今後取り組みたいことを語りました。

コメンテーターの東京大学未来ビジョン研究センターの高村ゆかり教授は、「商品やサービスを通じて、生活者の価値観や社会を変えていくという発想は大変面白いですね。新しいビジネスチャンスにもなり得ると考えると、小売業にとっては、とてもやりがいのある取り組みではないでしょうか」と、同業種にとっての意義にふれて、感想を述べました。

東急不動産:2025年に自社の100%再エネ化 、もしくはRE100実現を宣言!
 

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■東急不動産の取り組み(一例)

・2025年に自社のカーボンマイナス(※2)、2030年にサプライチェーンも含めたCO2排出量46.2%削減、2050年に排出ネットゼロを掲げる。

・2016年再エネ事業へ本格参入。全国67事業、定格容量1,197MW、41.3万世帯の電力使用量相当へと規模拡大(2021年6月末時点)

・北海道松前町と「再エネによる地域活性化」に関する協定を締結し、自社の風力発電所の電気を活用して、将来的に松前町で消費される電力の100%再エネ化を目指す。

・不動産業初のRE100(企業が自らの事業の使用電力を100%再エネで賄うことを目指す国際的なイニシアティブ)加盟を宣言。2025年度までに事業活動で消費する電力の100%再エネ化を掲げる。

・CO2削減の推進に向けた意識向上およびESG評価向上を目指し、社内炭素税の導入を検討。

・地域と再エネの共生による脱炭素社会を目指す業界団体「一般社団法人再生可能エネルギー地域活性協会(FOURE)」を設立。

※2 カーボンマイナス:自社のCO2排出量<再エネ創出などによる削減貢献量。


続いて登壇したのは、東急不動産の池内敬氏。東急不動産は「WE ARE GREEN」のスローガンのもと、全社的に環境経営に取り組んでいます。同社は宅地開発の技術や、地域と一緒に事業に取り組むノウハウを生かして、2016年に再生可能エネルギー事業に本格参入しました。その結果、テナントも含めた自社の電力は再エネで供給できる算段が立ったことから、RE100の目標を2050年から2025年に前倒しするという大きな決断をしました。

「再エネ事業者として一番先にやらなくてどうする、という社長の強い思いと、もともと社会貢献に積極的な社風もあいまって、早期の100%再エネ化に踏み切ることにしました」と池内氏。この発表は大きな話題となり、近年はテナントをはじめとする取引先企業からの再エネに関する問い合わせもかなり増えているようです。

同時に、自社だけでやれることは限られているという考えから、地域企業と連携して脱炭素化社会の実現を目指す団体「FOURE」を設立。「まだ立ち上がったばかりの団体ですが、地域とwin-winな関係を築きながら脱炭素を推進するためのさまざまなアイデアを出し合い、施策を検討しています」と池内氏は述べました。

続けて、「例えば、スマートシティ化に向けて公共の場にデータを取得するセンサを設置するためには、周辺の住民の方や事業者、行政と対話して取り組みを理解していただかなければなりません。先進的な取り組みは地域の理解なくして実現できませんから、当社が区画整理や都市開発事業で培ったノウハウを生かしながら、今後も提案や対話を続けていきたいと思っています」と語りました。

高村氏は、「脱炭素化社会に向けて、不動産業界の役割は非常に大きいと考えています。なぜなら、カーボンニュートラルは生活者一人一人の意識や行動を変えることが重要で、その変容を大きく左右する要素の一つが、私たちが住んでいる空間のデザインとマネジメントだからです。特に東急不動産には地域のステークホルダーと共創する経験と知識が豊富にあります。ぜひ地域と連携して、“心地良い脱炭素の住空間”を生み出していただきたいと思います」と、同社への期待を伝えました。

三井住友フィナンシャルグループ:丁寧な対話とサポートで、投融資先のGHG排出把握・削減へと共に取り組む

 

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■三井住友フィナンシャルグループの取り組み(一例)

・2023年に投融資ポートフォリオにおけるGHG排出量(※3)の中長期目標開示、2030年の自社グループGHG排出量ネットゼロ、2050年の投融資ポートフォリオにおけるGHG排出量カネットゼロ実現を掲げる。

・グループCxOとして、グループCSuO(Chief Sustainability Officer)を設置し、経営管理体制の高度化を推進。

・気候変動をトップリスクの一つと捉え、顧客のGHG排出量の把握/開示を目指す。

・2030年までにサステナブルファイナンス実行額を30兆円に設定。

※3 GHG(Greenhouse Gas)排出量:二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの排出量。

 

最後に登壇したのは、三井住友フィナンシャルグループの竹田達哉氏。グローバル規模の金融業界ではパリ協定採択以降、気候変動を金融市場のリスクと捉える議論が活発に進められてきました。ここ数年でEUを中心とした気候変動関連政策が次々と生まれ、近年その動きはさらに加速しています。

三井住友フィナンシャルグループはグループとしてのCO2排出削減はもちろんのこと、金融監督当局と産業界の間に立ちながらトランジション(脱炭素化に向けた移行、およびそのためのファイナンス)を進める立場として、投融資先のGHG排出の把握と中長期目標設定、リスク管理の強化、脱炭素化ビジネス推進を一体で進める役割を担っています。

その中でも注目すべきは、グリーンファイナンスを含むサステナブルファイナンス実行額の上方修正です。もともと2020年に同グループはグリーンファイナンス実行額10兆円を目標に掲げていましたが、グローバル規模での需要が大きく、1年間で実行額は2.7兆円に到達したそうです。「特にサステナビリティに関するお客さまからの問い合わせは昨年比7〜9倍と、市況の変化が顕著に表れています。世の中の潮目が変化したと捉え、よりアグレッシブにサステナブルファイナンスを実行していくことを決めました」と竹田氏。

一方、「一大プロジェクトになる」と竹田氏が述べたのが、投融資先のGHG排出量の管理・削減です。投融資先企業の規模や業態はさまざまで、サプライチェーンの仕組みや商品ライフサイクルもそれぞれ異なります。「それぞれのお客さまに適した対応が必要であり、その意味ではわれわれ行員のスキルの変革も求められます。例えば、財務状況だけでなく環境問題も含めた非財務情報の観点から対話をできるかどうかもポイントになるでしょう」と竹田氏。

そして、「決して金融機関の都合だけで進めるのではなく、カーボンニュートラルの世界を作るために一緒に変わっていく必要があります。そのお手伝いをさせていただくために、GHG排出量を把握するツールも開発して、できるだけ負担をかけずに進めていきたいと考えています」と語りました。

もう一つの論点として、トランジションの難しさをどう乗り越えるかという課題があります。トランジションには技術革新への投資を伴うケースが多く、将来的に商品が生み出せればキャッシュフローに変わりますが、研究開発だけだとキャッシュアウトが続いてしまうので、投資としては厳しい側面があります。「不確実性が伴うトランジションは、間接金融のリスク・リターンだけでは難しいので、公的なファイナンスと組み合わせてサポートするなど、リスクを分散する仕組みが必要だと考えています」と、国や公的機関のサポートの重要性について言及しました。

高村氏は、「三井住友フィナンシャルグループが取り組んでいる投融資先企業のGHG排出量把握や情報開示に関するサポートは、結果的に企業の戦略強化につながり、中長期的な企業体力を高める大切な取り組みだと考えています。特にサプライチェーン全体での排出削減が社会的に求められている状況を踏まえると、大企業だけでなく中小企業もサポートする金融機関の役割は大きいでしょう。

また、最後に課題として挙げていただいたように、新しい技術開発など不確実性を伴うトランジションへのファイナンスは高いリスクを伴う可能性もあります。こうしたリスクを、国や社会がどう分担するのか、その仕組みを作ることの重要性をメッセージとしていただいたと感じています」と感想を述べました。

自社はもちろん、取引先やお客さまのカーボンニュートラル支援にもチャンスあり

三者三様の先進的な取り組みを知ることができた今回のウェビナー。最後の総括として、高村氏のコメントを紹介します。

「いずれも日本で先陣を切ってカーボンニュートラル対応をされている企業ですが、さらに近年の社会動向を受けて取り組みをより強化されている点が印象的でした。また、ただ単に自社の排出を減らすだけでなく、取引先やお客さまのカーボンニュートラルも支援していくという考え方が、3社に共通していてとても興味深く聞いていました」

また、これからカーボンニュートラルに取り組みたいと考えている企業へのアドバイスをこう話しました。

「まずは自社のビジネスにカーボンニュートラル対応を組み込む、これが最初の一歩として重要だと思います。その際、気候変動に対してどういうリスクとビジネスチャンスがあるのか、中長期的な視点で考えることが必然的に求められますので、改めて自社のビジネスと経営課題をチェックする良い機会になると思います。それから、自社だけでなくお客さまもカーボンニュートラルの課題を抱えている可能性が高いため、お客さまに対して自社のビジネスでどのような対応ができるかもポイントです。そこにも大きなビジネスチャンスがあるのではないでしょうか」


ウェビナーを終えて……

今後日本全体で取り組んでいかなくてはいけない「カーボンニュートラル」について、高村先生をはじめご登壇の企業のみなさまそれぞれの立場から貴重なお話を伺うことができました。調査結果からみてもわかるように「カーボンニュートラル」への取り組みについては現時点でも消費者からも賛同の声が多いですが、それぞれの企業の取り組みとなると消費者にとってはなかなかわかりづらく、まだあまり理解されていないのが現状かもしれません。

カーボンニュートラルの実現に向けては企業努力や取り組みについて、きちんとその目的や目指すところ、それが社会や消費者にとってどんな貢献をするのかという価値についてわかりやすく伝えて、理解を得ることで、社会や消費者の意識や行動も共に変わっていくことが必要なのだと思います。今回のウェビナーがこれからみなさまがカーボンニュートラルに取り組まれるにあたって何かのヒントになれば幸いです。

電通グループでは今後も企業やメディアのみなさまと連携して、日本全体で取り組んでいくべきテーマに対してこのような形で定期的に情報共有やディスカッションの場を作っていきたいと考えています。状況はめまぐるしく変わっていくと思いますので、消費者や世の中の動きを捉えつつ、電通グループとしても貢献していきたいと考えています。

電通TeamSDGs 竹嶋理恵

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きまぐれクック、違法に上海蟹騒動の結末は?「知らなかった」では済まされない

 料理系YouTuberとして高い人気を誇る「きまぐれクック」のかねこが、上海蟹を購入して調理する様子を撮影した動画が、大きな騒動を呼んだ。

 かねこは、10月31日に公開した『中国からまだ生きてる「アノ食材」が届いた。ヤバすぎる。』との動画内で、生きている上海蟹を「ヤフオク!」で購入し、それを調理した。

 動画が公開された直後から、上海蟹を生きたまま輸入することは厳しく法律で禁止されているはずで、かねこの行為は違法なのではないかとの指摘が相次いだ。だが、かねこはツイッター上で「ちなみに上海蟹は個人輸入はできないから、仲介業者からいくらでも買えますよ笑 インターネットで普通に売っております なんか『違法輸入だ!犯罪だ!』って騒いでる人いたので こわっ」と、違法性を指摘した人たちを煽るようなツイートをした(現在は削除済)。

 環境省の公式サイトによると、上海蟹は生態系に重大な影響を与える懸念があるとして「特定外来生物」に指定されており、生きたまま日本へ持ち込むことは厳しく禁止されている。飼育等をする許可を得ている者に限って、輸入することができる。ちなみに、違反したら、個人の場合は3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、法人の場合は1億円以下の罰金が科せられる。

 当初、視聴者からの指摘を無視していたかねこだが、“YouTube界の文春”と目されている「コレコレチャンネル」が違法行為の疑惑があると取り上げると、ネット上で炎上状態になった。するとかねこは慌てて、サブチャンネルで動画を出し、「ヤフオク!のおすすめ欄に『活き上海蟹』が出てきたので、深く考えずにポチっと押してしまいました」と釈明した。

 その後は沈黙していたが、11月13日に動画を更新し、違法行為を犯してしてしまったことを謝罪。警察や環境省にも自ら連絡して、経緯を報告しつつ相談していると明かした。

 かねこは、「誰もが知っている大きなサイトで普通に販売されていたため、買って大丈夫なはずと思い込んでいた」と自己分析し、自ら個人輸入したのではなく、また繁殖や販売などの意図がなかったことを強調。

 ちなみに現在、ヤフオク!をはじめ複数のショッピングサイトで「活き上海蟹」を検索しても、該当の商品は出てこず、上海蟹と近縁の在来種である「モクズガニ」がヒットする。かねこが、本人の釈明通りヤフオクで購入したのであれば、売却した業者にも問題があると指摘する声もあるが、このような「特定外来生物」を知らずに購入してしまった場合でも、法的な処罰を受ける可能性があるのだろうか。

 山岸純法律事務所代表の山岸純弁護士は、次のように解説する。

「外来生物法は、海外の生物が日本の生態系や農作物へ悪影響を与えないように輸入を制限しています。上海ガニも特定外来生物に指定されているので、輸入は原則禁止です。許可なく輸入すると、3年以下の懲役刑や300万円以下の罰金などが科せられます。また、許可なく販売(譲渡)したり、購入(譲受)することも禁止されており、違反すると1年以下の懲役刑や100万円以下の罰金などが科せられます。『違法となるのを知らなかった』では許されません」

 おそらく、販売した業者は販売の許可を受けているのであろうが、購入する側も許可を受けていなければならないというわけだ。なんでもインターネットで簡単に買える時代になり、便利さの半面、危険も伴うことを肝に銘じなければならない。

(文=編集部)

山岸純/山岸純法律事務所・弁護士

時事ネタや芸能ニュースを、法律という観点からわかりやすく解説することを目指し、日々研鑽を重ね、各種メディアで活躍している。芸能などのニュースに関して、テレビやラジオなど各種メディアに多数出演。また、企業向け労務問題、民泊ビジネス、PTA関連問題など、注目度の高いセミナーにて講師を務める。労務関連の書籍では、寄せられる質問に対する回答・解説を定期的に行っている。現在、神谷町にオフィスを構え、企業法務、交通事故問題、離婚、相続、刑事弁護など幅広い分野を扱い、特に訴訟等の紛争業務にて培った経験をさまざまな方面で活かしている。

住友生命・Vitalityは、ココがすごい!IT活用で他社商品と明確な差別化

 以前、運動不足を解消しようとジムに通っていたことがある。しかし、程なく退会してしまった。元来、体を動かすのは好きなほうだが、何をやっても退屈で仕方なかった。たとえば、ランニングマシンを利用しても空しく、せめてこの運動エネルギーにより発電し、発電量に応じて何十円というレベルでもよいので、キャッシュバックしてもらえるような仕組みがあれば少しは張り合いが出るのに…と思ったことがある。

 筆者に限らず、運動を習慣化させることが上手くできないという人は少なくないだろう。

 住友生命保険が2018年にサービスを開始した健康増進型保険「Vitality(バイタリティ)」は、顧客の運動の習慣化に寄与するユニークな商品である。従来の生命保険はリスクに備えるためのものであったが、“Vitalityは「運動や健康診断などの取組みをポイント化し評価する」という仕組みを通じて、リスクそのものを減らす健康プログラムである”とホームページで紹介されている。

 具体的には、毎年のウォーキングやランニングといった取り組み(専用アプリで計測)と健診結果を4段階で評価し、1年ごとに保険料を見直す仕組みになっている。最高のステータスである「ゴールド」になると保険料が前年より2%割引され、逆に最低の「ブルー」なら2%割増となる。さらに、アディダス、スターバックス、ローソンなどにおける優待サービスも特典として用意されている。こうしたサービスにより、実際、加入者の歩行数は1割程度、増加しているようだ。

 健康と判断された人は入院や死亡のリスクが低いため、加入時から保険料を割り引く商品は以前から多く存在していた。また近年、毎年の健診結果によって保険料が変動する商品も登場してきているが、実際の運動量を考慮している点はVitalityのユニークさといえるだろう。

 こうしたユニークな商品の日本での発売にあたり、住友生命は健康増進型保険で実績のある南アフリカの保険会社であるディスカバリーと提携している。さらに、「スミセイ・デジタル・イノベーション・ラボ」を開設し、東京とシリコンバレーに拠点を設け、インステック(インシュアランスとテクノロジーを組み合わせた造語)技術を高める体制を整えている。

 こうして誕生したVitalityは、2018年日経優秀製品・サービス賞における日経ヴェリタス賞を受賞し、以後、加入者を順調に増加させている。さらに、今年に入り、銀座四丁目の交差点に「Vitalityプラザ銀座Flagship店」という旗艦店を開設し、さらなる認知度の向上に取り組んでいる。

IT活用による現代版“三方よし”

 無形であるサービス商品は、有形財の商品と比較して差別化が困難であると、しばしば指摘される。さらに、規制が強い金融商品においては、これまで類似した商品ばかりであった。結果、生命保険を中心に金融商品といえば、熱心な営業によって売上を増やすしかないという方針がまかり通っていた。近年、規制緩和の影響もあり、特徴ある金融商品が数多く誕生してきてはいるが、その差は顧客にとってはわかりづらい場合が少なくない。

 こうしたなかVitalityでは、“健康増進”という極めて明瞭なキーワードによる差別化が実現している。また、流行のウェアラブル端末を組み合わせたサービスの多くは必然性に欠け、単なる話題づくりに終わってしまっている印象を受けるが、Vitalityでは見事な組み合わせが実現している。

 Vitalityにより、顧客は健康になる。結果、保険会社は入院給付金などの支払いが減る。社会における医療費も減る。まさに、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という“三方よし”がIT活用により見事に実現している。

(文=大﨑孝徳/神奈川大学経営学部国際経営学科教授)

パチンコ店の「不満や本音」を代弁してくれているようで感動!? 大手法人・副社長の動向に熱視線!!

 先日11月9~12日の4日間に渡り開催された一般社団法人JAPANと(株)シー・エフ・ワイの共同主催で行われたWebセミナー『ダブルインパクト2 ジャッジメントイヤー2022~ファンと共に進むパチンコ業界の未来~』を受講しました。

 さすがに20講義全ては無理でしたが、気になる講義をピックアップしていくつかを受講。その中でも個人的に面白かったと感じたのが(株)キング観光の副社長さんの講義でした。

 2日目の第一講義の講師(ミスターX)が、パチンコ法人の役員クラスだと聞いて期待はしていましたが…まさかの展開にビックリでしたね。

 キング観光といえば東海地方を中心に20店舗以上を展開する大手法人ですが、その半数以上の店舗が1000台クラスという大型店中心の法人ということで知られており、現在は新規OPENする予定のパチンコ店を中心とした複合型アミューズメント施設を建設中なのだとか。

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 また、Twitterに限らず、Facebook、Instagram、ブログ等々、SNSにも大きく力を入れていることでも知られており、何かとそのお名前を耳にする事も多い印象です。

 各店舗のアカウントもさることながら、YouTubeでも名を馳せる『ジェームス柳橋』氏や『しまんくす』氏などの有名アカウントも多数。そのジェームス柳橋さんが、今回の講義のキング観光の副社長だと知って本当に驚きました。

 普通では中々言葉にできないようなことをズバズバと発言していく様子には非常に好感が持てましたし、ホール側からのメーカーや業界内外に対する不満や本音のようなことを代弁してくれているようで気持ちが良かったですね。

 それ以外ではキング観光自身がそうであるようにSNSの重要性を強く説いていており、SNS運営していく上で注意すべき点はあるものの、まだSNS展開していない法人、店舗は今からでもすぐに始めるべきだと力説しておりましたね。

 現にキング観光のSNSアカウントは非常に注目度も高いことからも、この発言には非常に説得力がありましたね。『アイドル店員』、『名物店長』等。どんな理由であれ、SNSの効果で一度でも来店を促すことができればそれは『めっけもん』だと思います。

 また、ジェームスさん自身のSNSアカウントやYouTubeチャンネル『ガタガタつべこべチャンネル』では自店に来店したゴト師やタチの悪い客の犯行現場などを動画や写真で公開することがよくあるのですが、賛否はあるとしても「これはこれで啓発活動の一環として考えるならば個人的には大いにあり」かと思います。

 冷静に考えてみれば大手法人の副社長が、自らYouTubeで面白い取り組みを率先して行うとか中々ないですもんね。

 そのストレート過ぎる表現法には色々と批判もあるかも知れませんが、個人的には今後も注目し応援していきたいですね。

セミナーの見逃し配信はこちらから。
他の講義も含めて『ジェームス柳橋』氏の講義も是非ご覧ください。
↓ ↓

ジェームス柳橋💬マウントオヤジさん (@jamesyanagibash) / Twitter

ガタガタつべこべチャンネル – YouTube

 

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

JRAジャパンC(G1)兄の意地か、弟の有終の美か?「3年ぶり」デムーロ兄弟対決が実現!

 昨年のジャパンC(G1)はアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトによる三冠馬同士の豪華対決となった。ここがラストランとなったアーモンドアイが制し、歴史的名勝負を見せてくれたことは記憶に新しい。今年も昨年2着のコントレイルが今回のジャパンCでラストランと表明しており、その走りに注目が集まっている。

 その一方で、2018年のホープフルS(G1)以来、3年ぶりとなるデムーロ兄弟のG1直接対決も実現する。今回、弟のC.デムーロ騎手はグランドグローリー(牝5、仏・G.ビエトリーニ厩舎)に、兄のM.デムーロ騎手はユーバーレーベン(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)の騎乗を予定している。

 フランスから参戦となるグランドグローリーは、今年ジャンロマネ賞(仏G1)で初のG1勝ちを収め、オペラ賞(仏G1)でも2着と勢いのある5歳牝馬だ。早くから参戦を予定していたジャパンCでラストランとなる。

 C.デムーロ騎手はグランドグローリーとのコンビは2戦2勝と相性は抜群。日本での騎乗経験も豊富なだけに、1発の怖さが漂う。

 対するユーバーレーベンは今年のオークス(G1)をM.デムーロ騎手とのコンビで勝利。夏場は休養にあて、復帰戦に選んだ前走の秋華賞は13着と敗れたものの、エリザベス女王杯(G1)ではなくジャパンCに出走。実績のある東京競馬場で侮れない存在だ。

 デムーロ兄弟といえば、13年の桜花賞(G1)でM.デムーロ騎手はレッドオーヴァル、C.デムーロ騎手はアユサンに騎乗し、JRA史上初の「G1兄弟ワンツー」を記録している。

 このとき、アユサンに騎乗予定だった主戦の丸山元気騎手が前日の負傷により、急遽C.デムーロ騎手がピンチヒッターとして手綱を任された。単勝7番人気と伏兵扱いだったが、レースでは迫る兄のM.デムーロ騎手騎乗のレッドオーヴァルを退け、見事JRAでのG1初勝利を飾った記憶に残るレースとなった。

 ちなみに、今までのG1直接対決の成績はM.デムーロ騎手13勝に対し、C.デムーロ騎手4勝と日本での経験が長い兄M.デムーロ騎手が大きく戦績で上回っている。最後の直接対決となった18年のホープフルSでは、サートゥルナーリア騎乗のM.デムーロ騎手が勝利し、ヴァンドギャルドに騎乗したC.デムーロ騎手を負かした。

 しかしながらC.デムーロ騎手も日本でのG1は3勝。フォワ賞(仏G2)でディープボンドを鮮やかな逃げ切り勝ちに導いた手腕は大きな注目を集めた。チャンスがあるからには何かしらの秘策を用意している可能性もありそうだ。

 今回のジャパンCはコントレイルのラストランに大きな注目が集まっているが、その陰に隠れて実現する久しぶりのデムーロ兄弟の対決にも目が離せない。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

パチンコ新台「50%で3000発」スタート…時短10,000回の激アツ!

 甘デジながらヘソ・電チュー共通50%が1000発出玉となる『Pピンク・レディー 甘デジ』や、初当りから最大「10500発」を獲得可能な『Pうまい棒』など、下半期も話題作を次々にリリースしている平和。

 そんな同社は、11月22日より大型タイアップ機『Pバキ319ver.』および『Pバキ199ver.』(アムテックス製)を導入予定だ。

 どちらも初当りの50%超でバトルモードへ移行し、初回の同モード突入時には連チャン(V-STOCK)が濃厚という激アツ仕様。電サポ3回の秒殺決着ゾーンと残保留2回のバトルによるスピーディーな展開が繰り広げられる。

『Pバキ199ver.』は、RUSH継続率が約89.5%と連チャンに特化したゲーム性。一方の『Pバキ319ver.』は、継続率が約85%でありながら「10R振り分け80%」という破壊力が光るスペックだ。導入を待ち望んでいるファンも多いであろうが…。

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パチスロ「一撃5000枚オーバー」の大爆発!! 撤去間近の爆裂5号機で歓喜到来!

 そんな平和の激アツ新台はこれだけではない。同社が誇る人気タイトル『ルパン三世』シリーズのパチンコ最新作『Pルパン三世 2000カラットの涙』の製品情報およびPVが遂に公開されたのだ。

 ちなみに前回のスペシャルムービーでは「限界突破1500」「CHANCE残り9998」といった出玉性能を想起させる内容や、「神髄』の文字に続いて筐体シルエットを紹介していた。

 アニメ版ルパン三世の50周年と重なる記念的なマシンということもあり、期待の声が続出していた。

 その続報ということで、早くも反響が寄せられている状況。「その期待、超えてみせる」という心躍るようなワードで紹介されている本機は、大当り確率1/319.6のミドルタイプ。初当り時に金図柄揃いが出現すれば、報酬として「1500発+時短10,000回(次回大当り濃厚)」を獲得できるという激アツ仕様だ。

 その突入率は50%で、右打ち中の大当りはALL1500発。つまり、初当りの半分が「3000発+RUSH突入」という破格のスペックなのである。3000発獲得後は、電サポ60回の最高状態へ移行。「約81%継続×ALL1500発」という最強クラスのRUSHが繰り広げられる。

『Pルパン三世 2000カラットの涙』の導入時期やスペック等の詳細は、分かり次第改めて報告させていただく。