PayPay&ソフトバンク経済圏でポイントを荒稼ぎするワザ 20%超還元も!

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

アナタは普段の買い物でどのECサイトを利用しているだろうか? 商品の最安値だけを追ってあちこちのECサイトでつまみ食い的な買い物をしていると、結局は大損しているかも……。そこで今回は「ソフトバンク」と「PayPay」を中心とした経済圏において、20%以上のポイントを荒稼ぎするワザを紹介しよう。PayPay&ソフトバンク経済圏にオールインしているベテランは、この方法でガッツリ年間10万pt以上稼いでいるぞ!

そもそもPayPay&ソフトバンク経済圏って何?

ソフトバンクは携帯電話の会社だと思っている人もいるかもしれないが、サブキャリアの「Y!mobile(ワイモバイル)」や格安プランの「LINEMO(ラインモ)」もあるほか、「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」「PayPay」「一休.com」「アスクル」「ZOZOTOWN」「ebookjapan」なども、すべてソフトバンクグループである。

とくに最近はソフトバンク経済圏というよりも、4,200万ユーザーを誇る「PayPay」を中心とした“PayPay経済圏”と言ったほうがピンとくるかもしれない。

「PayPay」はスマホ決済サービスだが、すでに「PayPayモール」や「PayPayフリマ」を展開するほか、金融サービスでは2021年4月にジャパンネット銀行を「PayPay銀行」に名称変更。ヤフーカード(クレカ)は「PayPayカード」、One Tap BUYは「PayPay証券」、Yahoo!保険は「PayPay保険」など、徐々に名称を「PayPay」に統一していく方針である。

ただし、このソフトバンクグループの共通ポイントにはCCC(TSUTAYA)が展開する「Tポイント」とPayPayの「PayPayボーナス」の2種類があるため、イマイチよく分からないという人も多いだろう。

そこで今回は、PayPay&ソフトバンク経済圏にオールインすることで、常に還元率20%以上を受けられるワザを紹介したいと思う。

まずは「PayPay STEP」でゴールドメダルを獲得する!

PayPay&ソフトバンク経済圏で中心となるのは、スマホ決済サービスの「PayPay」だ。PayPayで支払いをすると基本還元率は0.5%しかないが、さまざまな条件をクリアしてゴールドメダルを獲得すると、1.5%還元され…

続きは【オトナライフ】で読む

パチンコ10万発レベルも期待の『北斗の拳9』に続く超大物…「1500発+時短10,000回」マシンなど最新情報を一挙紹介!!

 11月も残りわずか。クリスマスや年末休みと楽しみ一杯の12月に突入するわけですが、パチンコ分野にも導入が楽しみな激アツ新台が数多くスタンバイしている状況です。

 その一つが『P真・花の慶次2~漆黒の衝撃~EXTRA RUSH』。大当り確率が1/199.8のライトミドルでありながら、ミドルに匹敵する「約81%継続×ALL1500発」という強力RUSHを実現しています。

 また、C時短による斬新なゲーム性を採用している点にも注目。本機は時短中に突然時短を引くことで、電サポ回数がリセットされるという未知なる仕様なのです。どこまで続くか予想のつかない白熱した展開を楽しむことができるでしょう。

 そして、注目すべきマシンと言えば『P北斗の拳9 闘神』も外せません。正直、最近の同シリーズは「物足りない」といった印象を持っていましたが、今回は一味違う期待感を抱かせてくれる仕上がりです。

【注目記事】

パチンコ新台『牙狼GIGA GHOST』は前作スペックを強化! 進化した10万発マシンに期待!!

パチスロ新台『秘宝伝』最新作が年末に登場!! 伝説と高確率を完全継承した“怒濤の上乗せマシン”がついに復活

 フルモデルチェンジされた演出・映像を採用した本機は、「いつもの北斗」というイメージを一新。スペックに関しては「高突入(約66%)・高継続(約81%)・高出力(右ALL1500発+α)」という時代が求める3要素がバッチリ詰め込まれています。

 見た感じだと、10万発レベルが続出している『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』にも匹敵するスペックといった印象。導入が待ち遠しいマシン筆頭ですね。

 このように、12月には業界を代表する大型タイトルがスタンバイしている状況ですが、後続も決して負けてはいません。これらに匹敵する激アツ新台が続々と検定を通過している状況です。

○○○
・『Pルパン三世12H1AZ2』(平和)

・『P新鬼武者9YU1』(平和)

・『Pめぞん一刻5H1YX6』(アムテックス)
○○○

 今回は平和関連のパチンコ新台3機種をピックアップ。個人的に一番注目しているのが『ルパン三世』シリーズ最新作ですね。すでに『Pルパン三世 2000カラットの涙』の製品PVが公開されていますが、かなり強烈なスペックだと話題になっています。

 本機の最大にして最強の特徴は突入率50%となる初回大当りの恩恵。なんと、「1500発の出玉+時短10,000回(次回大当り濃厚)」が付与されるというのです。右打ち中の大当りは全て1500発なので、初当りの半分が実質3000発を獲得できるという破格の仕様となっています。

 それ以降は約81%でRUSHが継続するため爆発力も十分。3000発フラグ搭載機の中でも最高峰のスペックと言えるでしょう。導入されるのが非常に楽しみなマシンです。

 そして、爆裂スペックという点では『P新鬼武者9YU1』の仕上がりにも期待が高まります。前作『P新鬼武者 DAWN OF DREAMS』は大当り間の平均獲得出玉が約1259発で、それが80%ループするという極めて強力な小当りRUSHを搭載。大量出玉報告も数多くあがっており、好反響を得ていました。

 そんな魅力に満ちていた前作が、装い新たにどのようなスペックで我々を楽しませてくれるのか。こちらも期待が高まる1台です。

 また、平和の関連メーカーとなるアムテックスの新台『Pめぞん一刻5H1YX6』も気になります。

 今年7月に導入された『Pめぞん一刻~Wedding Story~』は、安定感のある確変ループタイプながら「3連チャン=約3900発」が濃厚となる爆裂フラグを搭載した話題作。原作への愛を感じる演出構成も好評で、一部ファンから絶大な支持を得ていました。この流れで登場する新機種の仕上がり具合にも注目ですね。

 今回は検定を通過した平和関連のパチンコ新機種3タイトルを取り上げさせていただきました。それぞれ詳細が分かり次第、各機種の情報を紹介させていただきます。

(文=HIRA.777)

<著者プロフィール>

 飲食店やホテルマン、営業など幅広い職種にチャレンジ。どれも長続きせずにいたが、趣味であったパチンコ関連業界へ就職し現在に至る。今では自身の体験談や、業界関係者から入手した情報などを元に記事を作成中。パチスロ4号機にハマっていたいわゆる「北斗世代」で、長きに亘り活躍するシリーズの動向に注目している。主に検定通過情報や、動画レビュー記事を担当。動画は大量出玉を実現した内容を好んで紹介している。

甘デジで「一撃万発」も射程圏内!? 継続率約93%×秒速決着の爆裂マシンを実戦!

 ひろ吉のパチンコ「実戦」紹介。今回は、国民的アイドルグループとのタイアップ機『ぱちんこ AKB48 桜 LIGHT ver.(以下、桜LIGHT)』について書いていきたい。

■大当り確率:1/99.9 → 約1/1.08
■賞球数:1&1&2&8&9&5&7
■大当り出玉:約560個(8R)、約210個(3R)、約160個(4R)
■遊タイム:通常時299回転消化で時短370回転
■RUSH突入率:50%
■RUSH突入率:約93%
■電サポ:0 or 1回転

 本機は遊びやすい甘デジタイプながら、ラッシュ継続率93%かつ時短1回転の秒速決着が最大の特徴。初当り時はチャレンジボーナス(4R)に当選し、ラウンド中のチャレンジルーレットで「満開モード(50%)」が選択されればRUSH突入だ。

 超高継続率の「満開モード」は、時短1回で大当り確率は約1/1.08。RUSH中は3カウント以内に図柄が揃えば大当り濃厚となり、超高速スピードで展開されるこのゲーム性は甘デジ屈指の爽快感といえるだろう。

【注目記事】
パチンコ新台『乃木坂46』は6万発も射程の荒波スペック!? ファン注目の初動を読む
パチスロ4号機時代の「名機」復活や『ゴッド』シリーズ最新作など話題作を発表…最大手メーカー必見情報も話題!! 

 とここまでスペックの紹介をしてきたので、そろそろ本題に入っていく。

 今回本機を実戦に選んだ理由はひとつ。実は前日290回転でヤメられていたため、据え置きならわずか10回転程でRUSH突入という超美味しい台だったからだ。

 しかも実戦当日は平凡な平日だったこともあり、並びのお客さんはわずか30名ほど。このお店は並び順での入場で、筆者は10番目くらいだった。新台でもないし「さすがに取れないことはないだろう」と吞気に考えていたのも束の間……筆者と同じように遊タイム狙いのお客さんがいて、台を確保することができなかった。

 その後店内を徘徊していると、『桜LIGHT』に座っていたお客さんが即ヤメしたようで、台が空いたのである。データグラフを見ると、わずか10回転でRUSHに突入していたので、やはり据え置き台だったようだ。

 遊タイムを拾うことはできなかったが、特に打ちたい台もなかったので、この台で実戦をスタート。

 開始30回転、緑保留から桜チャージMAXで「桜祭(約62.5%)」、赤保留に変化し、10年桜リーチ(約78.3%)に発展。ウーファーブースト赤(約85.3%)も絡み、大当りを射止める。無事にRUSHにも突入するが、まさかの2連で終了してしまう。

 正直、台のコンディションは良くなかったが、「もっと連チャンさせたい」という思いが勝ってしまい続行していると、36回転目に赤保留が出現し、難なく大当りをゲット。しかし、RUSHに突入させることはできず、単発を食らってしまう。

 その後も、多少熱い演出が絡むも当らず、気づけば230回転まで回していた。「遊タイムまでいくかな…」と思っていると、240回転目に紫保留(約46.8%)から熱狂LIVE ZONE(約93.6%)に突入し、バラの儀式リーチ(約91.9%)に発展。大当りをゲットし、RUSHにも突入した。

「まずは10連を目指そう」という意気込みで、淡々と消化していく。大当り確率約1/1.08というだけあって、まさに電光石火のスピードで大当りを重ねていくが、終わるのも一瞬。結果9連1700玉獲得して実戦終了となった。

 甘デジでありながらも、この速さを味わえるのは非常にありがたい。一撃「60連オーバー=1万発」を叩き出している猛者もいるので、次回は爆連目指してリベンジマッチに挑みたい。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>
 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

パチンコ新台『乃木坂46』は6万発も射程の荒波スペック!? ファン注目の初動を読む

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、『AKB』に続く現役最強アイドルのパチンコ化第2弾として熱視線を浴びている『ぱちんこ乃木坂46』(以下乃木ぱ)だ。

 大当り確率が約1/229.9とこれまでの『AKB』シリーズにおけるライトミドルタイプよりも少し重くなったが、RUSH突入率は約56%、継続率が約84%と高水準をマークしている。その突入率や継続率が上昇した要因がまさに本機の特徴となるのである。

 突入率のアップは時短引き戻しを含んだ数値ゆえ。本機は初当りの際のRUSH非突入時やRUSH終了後に50or100回の時短が付与されるのである。この時短による引き戻し率は約19.6%or約35.3%となる。

 実際に連チャンに関与することはもちろんだが、RUSHを引けなかった場合に即通常時に戻る精神的ダメージの緩和。RUSHがショボ連で終了してもまだ連チャンのチャンスが残されているなど、かゆいところに手が届くような仕様といえるだろう。

【注目記事】

パチンコ新台『牙狼GIGA GHOST』は前作スペックを強化! 進化した10万発マシンに期待!!

パチスロ新台『秘宝伝』最新作が年末に登場!! 伝説と高確率を完全継承した“怒濤の上乗せマシン”がついに復活

 ただ、注意点がひとつ。初当り後、RUSH後どちらの場合でも「帰り道モード」で引き戻した場合はRUSH突入が約束されるわけではない。この時短は通常時と同じ50:50でRUSHの成否が決まるのである。

 これは遊タイムでも同じことが言える。通常時を規定回数(599回)消化すると873回転の「帰り道モード」に突入。約97.8%の確率で大当りが発生するが、ここでも1/2の引きが要求される。

「遊タイムひどい」「時短で通常あるの厳しい」といった声がある一方で「遊タイムが強すぎると引くに引けないのでこのくらいの恩恵がいい」など好意的な意見も。この1種2種混合機における特図1時短が今後どうなっていくのかは興味深いところである。

 一方、継続率に関しては大当り3回が濃厚となる「LEGEND BONUS」の影響が大きい。この爆裂フラグを加味した継続率が約84%で、時短1回+残保留4個のRUSH継続率は約79%。この点に関しては、「3連フラグ引けないときつい」など様々な意見があがっている印象だ。

 ただ、RUSH中は大当りの半分で最大出玉10ラウンドが絡むので、先のLEGEND BONUS含め一撃性は充分。「23連した」「26連達成」など20回以上の連チャンも当り前のように発生するし、5万発、6万発と景気の良い出玉報告があちこちで聞かれる。

 RUSH中大当りの反対側の50%が2ラウンド約300発と差の激しさゆえに「55連で5万発」と思えば「2R地獄で無事死亡」など荒波が起きやすい一面もあるように、好き嫌いや賛否が分かれる機種になりそうでもある。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

JRAジャパンC(G1)「4頭のダービー馬を格付けチェック」まさかのマカヒキ>コントレイル>>>>>シャフリヤール>超えられない壁>ワグネリアン?

 いよいよ今週は、大一番ジャパンC(G1)だ。

 日本からはコントレイル(牡4)、シャフリヤール(牡3)、マカヒキ(牡8)、ワグネリアン(牡6)と4頭の日本ダービー馬が出走。さらにキセキ、ユーバーレーベン、オーソリティ、アリストテレスといった実力馬が揃い、海外からはジャパン、ブルーム、グランドグローリーが来日。

 ジョッキーもハイレベルで、C.ルメール、M.デムーロ、川田将雅、福永祐一、武豊、横山武史、戸崎圭太、池添謙一、横山典弘が参戦。そして久々の短期免許となるR.ムーア、C.デムーロの二人も来日し、まさにこの秋最大級の注目レースと言っていいだろう。

 中でも4頭の日本ダービー馬が出走するのは史上初であり、JRAの歴史においても大きな意味がある。仮に来年で4頭のダービー馬を揃えるには、このレースで引退となるコントレイルを除き、シャフリヤール、マカヒキ、ワグネリアンの3頭が来年も現役を続け、来年の日本ダービー馬が出走と極めて高いハードルとなっている。それだけにこの4頭の共演は是非目に焼き付けておきたい。

 そしてファンとしても、この4頭の“格付けチェック”は重要なポイントだ。人気上位のコントレイルとシャフリヤールはともかく、マカヒキとワグネリアンは買いかどうかを見極める必要があるだろう。

 そこでそれぞれの能力や世代レベル、過去の傾向などを比較しダービー馬ランキングを作成した。


■日本ダービーの内容

 まずは単純に日本ダービーのレース内容だ。まずはひとつの基準として検証したい。

2016年 マカヒキ 2分24秒0 33秒3(良)
2018年 ワグネリアン 2分23秒6 34秒3(良)
2020年 コントレイル 2分24秒1 34秒0(良)
2021年 シャフリヤール 2分22秒5 33秒4(良)

 馬場の違いはあるものの、シャフリヤールの2分22秒5、そして上がり33秒4は別格。2番手は上がり33秒3を記録したマカヒキの内容が良く、3番手評価は少し離れてコントレイル。最後のワグネリアンは23秒台ではあるが、上がりは18頭中6番目タイなので、あまりアピールできない。なお4頭とも父はディープインパクトで、ノースヒルズ生産のコントレイル以外の3頭はノーザンファームの生産馬だ。

△コントレイル
○マカヒキ
○シャフリヤール
×ワグネリアン


■世代レベル

 次にそれぞれの世代の強さを見てみよう。対象は各世代で有馬記念、宝塚記念、大阪杯、天皇賞・春、天皇賞・秋、ジャパンCの古馬中長距離G1レースを勝利した馬。

 まずマカヒキ世代は、サトノダイヤモンドが有馬記念、レインボーラインが天皇賞・春、ミッキーロケットが宝塚記念を勝利。ちなみに日本ダービー4着エアスピネルは来週のチャンピオンズC(G1)に出走する。

 ワグネリアン世代は、ブラストワンピースが有馬記念、フィエールマンが天皇賞・春を2連覇。

 コントレイル世代は同馬が抜けた実績だが、同馬は菊花賞を最後に3戦3敗。そして世代ナンバー2の評価を集めるサリオスは古馬G1未勝利。牝馬のレイパパレぐらいしか古馬混合G1を勝利しておらず、レベル的に疑問を感じるところ。

 最後にシャフリヤール世代は、天皇賞・秋をエフフォーリアが快勝。検証距離外のスプリンターズSをピクシーナイトが勝利するなど、マイルCSで2着のシュネルマイスターや白毛のソダシも含めて世代レベルは近年屈指といわれている。

 4頭の世代レベルを考えると、シャフリヤール世代が1番手で2番手はマカヒキ世代。そしてワグネリアン世代、コントレイル世代と続く。

×コントレイル
○マカヒキ
○シャフリヤール
△ワグネリアン


■日本ダービー後の成績

 次にそれぞれの日本ダービー後の成績を見てみよう。マカヒキは前走の京都大賞典(G2)が約5年ぶりの勝利。日本ダービー後は19戦して【2.1.2.14】で勝率10.5%・連対率15.8%。ジャパンCは3度出走して4・4・9着となっている。

 ワグネリアンは日本ダービー後に10戦して1勝。【1.0.2.7】で勝率・連対率ともに10%。ジャパンCは2019年に出走して3着となっている。上がり33秒台の脚を最後に記録したのは3歳時の弥生賞なので、時計勝負には不安が大きい。

 コントレイルは菊花賞勝利後にG1を3戦3敗だが、【0.2.1.0】の内容で天皇賞・秋とジャパンCが2着、大阪杯3着なので未勝利とはいえ上々といえよう。

 シャフリヤールは日本ダービー後の前走神戸新聞杯(G2)が4着で案外な内容。その神戸新聞杯でシャフリヤールに先着した3頭は、いずれも菊花賞で馬券にも絡めていない。神戸新聞杯は不良馬場が合わなかったとはいえ、負けすぎな印象は否めない。

○コントレイル
○マカヒキ
△シャフリヤール
×ワグネリアン


 続いてジャパンC特有のデータをもとに、過去10年の傾向からより勝つチャンスが大きい馬を探る。


■年齢

 勝ち馬の年齢は牡馬は4~5歳、牝馬は3~5歳となっており、6歳以上の勝利は2003年のタップダンスシチーまで遡る。また3歳牡馬の勝利も2010年のローズキングダムが最後だ。このデータからコントレイル以外はアウト。

○コントレイル
×マカヒキ
×シャフリヤール
×ワグネリアン


■キャリアと実績

 さらにレース経験は6戦以上が必要。レース数が少ない馬の出走は少ないが、やはりある程度のレース経験はプラスであってマイナスではない。そして勝利数も最低でも4勝以上が必要となり、キャリア5戦で3勝のシャフリヤールにとってマイナス要素。

○コントレイル
○マカヒキ
×シャフリヤール
○ワグネリアン


■ローテーションと前走着順

 続いてローテーションを見てみると、前走は京都大賞典、秋華賞、天皇賞・秋のいずれか。そして京都大賞典なら3着以内と馬券に絡んでいることが重要だ。ここではシャフリヤールとワグネリアンが減点となる。

○コントレイル
○マカヒキ
×シャフリヤール
×ワグネリアン


 さて上記の各項目を踏まえて格付けチェックをしてみよう。


マカヒキ    ○○○×○○
コントレイル  △×○○○○
シャフリヤール ○○△×××
ワグネリアン  ×△××○×

 1位は意外にもマカヒキ。前走の京都大賞典が久々の勝利となったが、あのレースで一気に格付けが上がった印象、年齢は懸念材料だが格付け1位としたい。

 2位コントレイルは世代レベルの疑問が足を引っ張っている印象。3位シャフリヤールはキャリアや前走、ローテーションが大きくマイナス。4位ワグネリアンは残念ながら推せる要素がほぼなく、苦戦は必至というところ。

 以上、ジャパンCに出走する4頭のダービー馬を比較してみたが、この4頭以外にも有力馬は揃っており、ダービー馬が全滅する可能性も少なくない。しかしながらデータ的にこの4頭の中でもっとも魅力的なのは、コントレイルでもシャフリヤールでもなくマカヒキという結果が出た。馬券候補の1頭に加えてみてはいかがだろうか。

(文=仙谷コウタ)

<著者プロフィール>
初競馬は父親に連れていかれた大井競馬。学生時代から東京競馬場に通い、最初に的中させた重賞はセンゴクシルバーが勝ったダイヤモンドS(G3)。卒業後は出版社のアルバイトを経て競馬雑誌の編集、編集長も歴任。その後テレビやラジオの競馬番組制作にも携わり、多くの人脈を構築する。今はフリーで活動する傍ら、雑誌時代の分析力と人脈を活かし独自の視点でレースの分析を行っている。座右の銘は「万馬券以外は元返し」。

JRA吉田隼人「逆襲」へジャパンC(G1)の裏ジャック!? 「鬼の居ぬ間に…」京阪杯(G3)で反撃開始!

 秋のG1シリーズで、ソダシやステラヴェローチェといった人気上位馬に騎乗しながら結果を出せなかった吉田隼人騎手。先週のマイルCS(G1)や今週のジャパンC(G1)でも騎乗はなく、G1ではお休みモードとなってしまっている。

 ただ、28日(日)に阪神競馬場で行われる京阪杯(G3)には、前走スプリンターズS(G1)で自身が騎乗し3着だった有力馬シヴァージ(牡6、栗東・野中賢二厩舎)で参戦予定だ。

 同日、東京競馬場で行われるジャパンCに、リーディング上位騎手がこぞって参戦するため、阪神遠征で「鬼の居ぬ間に……」手堅く重賞勝利を手にしたいところだ。

 思い返せばマイルCSが行われた先週、吉田隼騎手は福島競馬場で騎乗していた。阪神競馬場ではグランアレグリアの感動的な引退レースがあったが、裏メインの福島民友C(L)をダノンファストで勝利している。

 レースでは2番枠を活かし中団内目でじっくりと構え、最後の直線で内の空いたところを伸びていき、ゴール手前できっちり差し切った。SNS上でも、ファンから「上手すぎ」「完璧な騎乗!」とその騎乗ぶりに賞賛の声が多く上がっていた。6番人気と伏兵扱いだったが、存在感を示している。

 関東リーディングでもトップの横山武史騎手の90勝を追いかける81勝で現在2位。先週も福島で2勝を挙げており、まだ逆転の余地も十分残っているといえよう。

 今回引き続きコンビを組むシヴァージは、今年に入りシルクロードS(G3)で重賞初制覇。その後オープンの2戦は惜敗したが、前走スプリンターズSでまさかの先行策に打って出て、10番人気の伏兵ながら3着と驚かせた。初騎乗となった吉田隼騎手の手腕も光った。

 今回の相手は3歳馬のレイハリアとオールアットワンスの2頭だろう。共に古馬相手の重賞をすでに勝利しており、スプリンターズSは使わず、京阪杯に登録してきた。関東馬ながら、迎え撃つ関西馬を相手に、どのような競馬を見せるかにも注目が集まる。

 吉田隼騎手は昨年の同レースをフィアーノロマーノで勝利している。今回は昨年5着だったシヴァージとのコンビで同一重賞連覇を狙う。華やかなジャパンCという大舞台の裏で、自分の仕事に徹し、関係者へアピールできるか。

 そして来週には初ダートに挑むソダシでチャンピオンズC(G1)も控えている。ここで勢いをつけて来週は中京に乗り込みたいところだ。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

テスラと決別したパナソニックがアップルと急接近…アップル・カー向け電池供給か

 ロイターは10月22日、アップルが電気自動車(EV)向けバッテリーの調達先として中国のCATL(寧徳時代新能源科技)、BYD(比亜迪)と行ってきた協議が行き詰まり、パナソニックが新たな検討対象の一つとなっていると報じた。

 CATLは米中の政治的緊張やコストの面から米国に工場を建設することに応じられないと通告。BYDはすでにカリフォルニア州に電池工場を持っているが、アップルに特化した製品開発チームを編成することはできないと断った。関係者の話として伝えた。

 “アップル・カー”をめぐる報道ではロイターが先行している。2020年12月21日、アップルが24年のEVの生産開始を目指し、車載電池技術の開発を進めていると報じた。21年6月8日、アップルが中国の電池大手であるCATL、BYDの2社とEV用の車載電池の調達に向けて交渉していると伝えた。交渉は初期段階で、アップルは電池メーカーに対し米国に製造拠点を設けることを取引の条件としているとした。

 アップル自身はEVのデザインや設計に特化し、生産は車メーカーへ委託する方向とされ、韓国・現代自動車傘下の起亜等が提携先として急浮上した。CATLは中国の自動車メーカーのほか、独フォルクスワーゲン(VW)、トヨタ自動車、米テスラといった世界の自動車大手と車載電池の供給で提携している。

 アップルのEV開発計画をめぐっては、プロジェクト責任者が同社を去った。米フォード・モーターは8月7日、米テスラやアップルで自動車開発を担ったダグ・フィールド氏を先進技術部門の責任者としたと発表した。28年ぶりの古巣への復帰となる。

 フィールド氏はテスラのEV「モデル3」の製造責任者を務めた後、18年にアップルに移り、開発中のアップル・カーのプロジェクトで中心的な役割を担ってきた。EV開発のプロジェクト責任者が去り、車載電池の確保もままならないとなれば、アップル・カーの計画はさらに後退すると予想される事態となる。

 ブルームバーグは11月18日、アップルが完全自動運転に対応するEVを早ければ25年にも発売する可能性があると報じた。運転操作のためのハンドルやペダルをなくし、乗員が向かい合って座るリムジンのような座席配置を目指しているという。それではアップル・カーの生産委託先の自動車メーカーや、車載電池を供給する電池メーカーはどこになるのか。

パナソニックはテスラの新型電池を開発

「アップルがアップル・カーへの車載電池の調達先としてパナソニックを挙げた」とするロイターの報道を受け、パナソニックの電池事業トップの只信一生氏が10月25日、報道陣の取材に応じた。2022年4月の持ち株会社体制への移行に伴い電池事業は独立した事業会社となり、只信氏が社長に就く。

 只信氏は「リソース(経営資源)が分散しないのであれば、米テスラ以外との(取引の)拡大について否定するものではない」とし、「いろいろなメーカーとの付き合いについて、さまざまなことを検討している」と述べた。

 同時に、次世代の大型電池「4680」を初公開した。「4680」はパナソニックの主要顧客であるテスラが構想し、20年9月に発表した新型の電池である。現在、パナソニックがテスラ向けに量産している「2170」に比べると電池容量は5倍、出力が6倍になるうえ、パック化せずに車体に直接組み込むことができる、工程を減らせるのでコストの削減につながるという。

 只信氏は「(4680は)緊密なパートナーシップを結ぶテスラの強い要望で開発している。テスラと商売することが前提だ」とテスラからの期待の高さを明らかにした。テスラのイーロン・マスクCEOは10月に開催された株主総会で、年内にも稼働予定のテキサス工場で生産予定の「モデルY」向けに、「4680」の量産を始めると発表している。

「4680」の開発はテスラのサプライヤーである韓国LGなども進めているとみられ、予断を許さない。パナソニックは21年3月までに、保有していたテスラ株をすべて売却した。売却額は約4000億円。取得額(約24億円)の実に150倍を超えた。

 パナソニックは2010年にテスラ株140万株を購入した。09年に初めてEV用電池の供給契約を結び、出資することでテスラとの関係強化を狙った。当時は、テスラを資金的に支援する意味合いもあったが、いまやテスラは世界でトップ10に入る時価総額を誇るキャッシュ・リッチ企業に変貌した。パナソニックがテスラの経営を支えているわけではない。

 株式を売却した後もテスラへのEV用電池の供給を続けており、EVメーカーと一サプライヤーの関係となる。複数の自動車メーカーに電池を供給する中国のCATLや韓国のLGなど、他の大手電池メーカーとは異なり、パナソニックの供給先はテスラが中心だ。パナソニックはテスラ以外に、有力な供給先を得ることが喫緊の経営課題となっている。

 パナソニックのEV電池の現状は以下の通りである。EVの米新興メーカー、カヌーに22年から車載電池を供給する契約を結んだ。テスラが採用している電池と同じものを数年間納品すると、カヌーが10月25日に発表した。カヌーが22年に欧米で売り出す電動バン向けに、パナソニックは電池を日本国内で生産して輸出する。

 かつて、パナソニックは車載電池の世界シェアで首位だったが、現在は中国のCATLがその座を占め、韓国勢も着実にシェアを高めている。韓国の調査会社のSNEリサーチによると、20年の車載電池の生産量の世界シェアは中国のCATLが24%で首位、韓国のLG(23.5%)と続く。3位のパナソニックは18.5%。パナソニックは19年に比べて5.9ポイントシェアを落とした。

 日本政府は車載用を中心とする先端電池工場の建設を支援する目的で新たな補助金を設け、21年度補正予算に1000億円程度を計上する。現在は中国勢と韓国勢がEV向け電池市場の8割を占める。パナソニックはアップル・カーに電池を供給できるのか。契約できれば浮上への転換点となる。

(文=編集部)

年収の壁問題、注意すべきは税金より社会保険料?パート妻「働き損」を防ぐ基礎知識

 女性の働き方は、一般的にM字カーブで表現される。これは就業率を年齢階級別にみた場合、Mの文字を描くからであり、アラフィフの筆者が就職活動をしていた頃には、この真ん中のくぼみをいかに鈍化させるかが課題といわれていた。

 そして、1990 年代半ば、共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回り、現在では共働き世帯が専業主婦世帯の約2倍とその割合は逆転している(厚生労働省「厚生労働白書」)。それを反映してか、ここ30年でM字カーブは大きく底上げされ、くぼみが浅くなるとともに、就業率自体もアップ。結婚や出産後も働く女性が増えてきた証なのだろう。

 とはいえ、実際の相談の現場では、「夫の扶養の範囲で働きたい。いくらまで働くのがおトクなのか?」といったご相談は依然として多い。そのような質問に対しては「目先の損得にこだわらず、将来のキャリアを考えて、働けるのであれば働いたほうが良い」とお勧めしてきたのだが……。とくに最近、30代後半から40代の女性はそうすべきだと確信している。それはなぜか?

 今回のコラムは、前編・後編の2回にわたり、パート主婦の働き方と社会保険に加入すべき理由についてご紹介したい。

パート妻の「年収の壁」問題とは?

 妻がパートで働くタイミングで多いのは、結婚や出産で会社を辞めたり、第1子のときはなんとか仕事を続けたものの、第2子出産後に仕事と育児の両立は難しいと感じて退職したり。その後、家計のことを考えて復職したいものの、家事をきちんとやりたいし、まだまだ子どもに手がかかるので、フルタイムは難しい。

 ということで、パートやアルバイトなど非正規雇用で働くという選択肢になるのは、筆者も同じ子を持つ母として理解できる。なかには、正社員の仕事がないからという理由もあるだろうが、自分の都合の良い時間で手軽に働けるのが非正規雇用のメリットである。

 そんなとき、夫が会社員の場合、妻がパートでどれだけ働くかを悩む人が多い。いわゆる「年収の壁」問題である。妻のパートによる収入が増えたとしても、税金や社会保険料などの支出が生じることで、手取り額が減る。要するに「働き損」になってしまう可能性があるわけだ。

 とはいえ、できるだけ手取りは増やしたい。だから、みんな躍起になって“損益分岐点”を探すのだが、それに深く関わるのが、以下の6つの年収の壁である。

・第1の壁「100万円」…妻自身に個人住民税がかかる

・第2の壁「103万円」…妻自身に所得税がかかる

・第3の壁「106万円」…妻自身に社会保険料がかかる(パート勤務先の従業員数が501人以上の場合等の条件あり。詳細は後述)

・第4の壁「130万円」…妻自身に社会保険料がかかる

・第5の壁「150万円」…夫が配偶者控除を受けられなくなる

・第6の壁「201.6万円」…夫が配偶者特別控除を受けられなくなる

妻自身の税金と夫の税金に影響が出る

 本稿の目的は「いくらで働くのがトクか」をお伝えするものではないので、金額など詳細は省略するが、1円たりとも税金を払いたくないなら「100万円」以下(自治体によっては課税される場合もある)で働くことになる。その次は所得税がかかる「103万円」だ。

 同じく税金に密接に関係してくるのが、第5と第6の壁にある「配偶者控除」と「配偶者特別控除」の2つの所得控除である。「配偶者控除」とは、納税者(夫)に所得税法上の控除対象配偶者(妻)がいる場合、一定額の所得控除が受けられるというもの。これが適用されれば夫の税金が安くなり、2020年分以降は、配偶者(妻)の所得が48万円以下なら満額38万円が適用される。

 所得とは、収入から必要経費等を差し引いたもの。つまり、給与から差し引ける経費(給与所得控除額)最低額55万円+基礎控除48万円=103万円までは、配偶者控除の適用が受けられるわけである。

 そして配偶者特別控除は、配偶者控除が受けられない場合の救済措置のようなもの。同じく最高38万円だが、一律ではなく、所得金額に応じてスライドするしくみだ。

 以前は103万円を超えると配偶者の所得に応じて控除額が減額されたが、2018年から150万円に引き上げられている。これによって、150万円までは「配偶者控除」と同じく、満額の控除が適用され、それを越えると所得金額に応じて控除額が減額。201万6,000円でゼロとなる。

税金よりも社会保険料の負担が大きな壁となる

 個人住民税はそれほどの額ではないし、所得税も応能負担の原則に即しているから、収入が少なければそれほど多いわけではない。税金よりも負担が大きく、注意すべきは、第3・第4の壁の社会保険料がかかるかどうかの境目だ。

 これまでは、「130万円」がその目安だったのだが、2016年10月から一定規模以上の企業に勤務している長期パート主婦は、「106万円」を超えると厚生年金と健康保険の加入しなければならなくなった。

 加入要件は以下の通りだが、2022年10月からは(2)の雇用期間の短縮と(5)企業規模の拡大が予定されている。企業規模は2年後もさらに変更になることからわかるように、「パートであっても、ある程度バリバリ働いているなら社会保険に加入してもらう」といった国の姿勢がひしひしと伝わってくる。

【短時間労働者に対する厚生年金保険等の適用要件】

(1)週の所定労働時間が20時間以上あること

(2)雇用期間が1年以上見込まれること(2022年10月以降、2か月に改正予定)

(3)賃金の月額が8.8万円以上であること

(4)学生でないこと

(5)被保険者数が常時501人以上の企業に勤めていること(2022年10月以降100人、2024年10月以降50人に改正予定)

 ちなみに妻(39歳以下)のパート収入130万円の場合、社会保険料(協会けんぽ)は月額約1万5,500円。年間約18万6,000円になる。極端な話、129万円で、社会保険料を払っていないほうが手取りは多くなり、逆転現象が起きてしまう。

夫の家族手当の存在も大きい

 このように、妻が働くことによって、自身の手取り額がいくらになるか。そして、妻の働き方で夫の手取りも変動するため、世帯全体で手取りを計算する必要がある。

 そこには、税金や社会保険料だけではなく「家族手当」の存在も大きい。家族手当とは、勤務先が従業員に支給する手当の一つ。所定の条件を満たす家族がいる場合に支給される。

 では、どのくらいの企業が支給をしているのだろうか? 人事院「令和2年職種別民間給与実態調査」によると、家族手当制度を実施している企業の割合は75.9%。このうち、配偶者が対象となっているのは79.1%である。そして、配偶者の収入に制限があるのは85.6%で、その額は103万円が45%、130万円31.7%、150万円9.4%となっている。つまり、前掲の第2・第4の壁がここにも影響を及ぼしている。

 また、厚生労働省「令和2年就労労働条件総合調査」によると、家族手当・扶養手当・育児支援手当などの支給額17,600円。企業規模別にみると1,000人以上が22,200円、300~999人が16,000円、100~299人が15,300円など大企業ほど、その額は大きくなる。

 配偶者に対する手当を廃止して、子どものみに変更するなどしている会社も増えているようだが、家族手当が受けられる間は、働かないという選択肢を選ぶ主婦も少なくない。実際、ある大企業が家族手当から配偶者を対象から外したとたん、その周辺の主婦たちが一斉にパートに出始めたといった話を聞いたことがある。

後編に続く

(文=黒田尚子/ファイナンシャル・プランナー)

●黒田尚子/ファイナンシャル・プランナー

1969年富山県富山市生まれ。立命館大学法学部卒業後、1992年、株式会社日本総合研究所に入社。在職中に、FP資格を取得し、1997年同社退社。翌年、独立系FPとして転身を図る。2009年末に乳がん告知を受け、自らの体験から、がんなど病気に対する経済的備えの重要性を訴える活動を行うほか、老後・介護・消費者問題にも注力。聖路加国際病院のがん経験者向けプロジェクト「おさいふリング」のファシリテーター、NPO法人キャンサーネットジャパン・アドバイザリーボード(外部評価委員会)メンバー、NPO法人がんと暮らしを考える会理事なども務める。著書に「がんとお金の本」、「がんとわたしノート」(Bkc)、「がんとお金の真実(リアル)」(セールス手帖社)、「50代からのお金のはなし」(プレジデント社)、「入院・介護「はじめて」ガイド」(主婦の友社)(共同監修)など。近著は「親の介護とお金が心配です」(主婦の友社)(監修)(6月21日発売)

IKEA、オシャレで便利でも不満続出な5品…掃除が面倒?魔法瓶&シンクマット

 デザイン性の高い家具や雑貨をリーズナブルな価格で販売し、日本でもファンを増やし続けている世界的家具チェーン「IKEA」。国内では2006年に第1号店をオープンさせていたが、近年は郊外の大型店舗だけでなく、都会で暮らすユーザーをターゲットにした都市型店舗を渋谷や新宿にオープンさせ、これまで以上に気軽に利用できるブランドになっている。

 国内でIKEAを展開するイケア・ジャパンが2021年1月15日に公表した第19期(2019年9月1日~2020年8月31日)決算公告によると、売り上げは前期比2.7%増の867億4400万円、営業利益は19億3200万円、経常利益は17億1500万円。ここ数年、赤字経営が続いていたIKEAだったが、コロナ禍の巣篭もり需要を追い風にして約4年ぶりに黒字転換する結果になった。

 さて、基本的に高評価の商品が多いIKEAだが、なかには購入ユーザーから不満の声が上がっている商品も存在する。そこで今回はIKEAの“要注意”な商品を5つピックアップした。買い物の参考にしていただけると幸いである。

BEHÖVD ベホーヴド(魔法瓶)/699円(税込、以下同)

 いよいよ本格的な寒さを感じる日も増えてきたため、普段自宅でお茶やコーヒーなどの飲み物をつくってストックしている方なら、ホットドリンクを飲みたくなることもあるだろう。

「BEHÖVD ベホーヴド(魔法瓶)」は飲み物の温度を保ってくれる魔法瓶のため、一見すると温かい飲み物にも冷たい飲み物にも最適なように思える。オシャレなデザインも魅力的だが、注意を呼びかけたい点が2つあるのだ。

 まず、見た目の割に容量が少ないという点。この商品は高さ30 cmで太さもあるので、1.5Lくらい入りそうな大きさに見えるのだが、容量は意外にも1Lなのだ。魔法瓶なので厚みがあるのは仕方ないが、容量に対してかさばりすぎる気がする。次に、注ぎ口の周囲にある溝に飲み物が溜まりやすいという点も、衛生的な面でも不安が残る。この2つが気にならない方であれば、低価格の魔法瓶として重宝するかもしれない。

SLIBB スリッブ(物干し用ハンガー 2段)/499円

 スウェーデン生まれのIKEAには、日本ではあまり見ない使用方法の珍しい雑貨も多く販売されている。「SLIBB スリッブ(物干し用ハンガー 2段)」もそのうちのひとつ。物干し竿に通して使う物干しハンガーなのだが、ドーム状になっていることで洗濯物をポイポイと放り込めるのが魅力となっている。国内メーカーの雑貨店などではあまり見ない形状ということもあって、目からウロコなアイテムに見える。

 だが、同商品を購入したユーザーからは「もう少し大きさが欲しい」「インナークッションを置けるほどの大きさじゃないのがもどかしい」などの声もあがっているのだ。実際に使ってみたところ、靴下を重ならないようにして置くならば1段に4足しか並べられなかったので、見た目の印象よりも一気に干せる数が少なく感じるというのが正直な感想だった。

BROGRUND ブログルンド(ハンガー 扉/ドア用)/799円

 自宅の収納スペースが少ないという悩みを解決してくれそうな「BROGRUND ブログルンド(ハンガー 扉/ドア用)」。ドアの上部のわずかな隙間に引っ掛けることで、並んだ5つのフックにハンガーや小物を掛けることができるというアイテムで、一部のユーザーからは「強度がありシンプルで使い勝手が良い」と高く評価されている。その一方で、「自宅のドアの厚みに合わなかった」と報告するユーザーも少なくない。

 実際に購入して、自宅やオフィスなどの計3つのドアで試してみたところ、ひとつは開閉のスムーズさを保ったまま取り付けられたが、残りの2つは取り付けられたもののドアが完全に閉まらなくなってしまった。かけたい扉にハマれば便利な商品だろうが、購入する前に使用予定のドアのサイズを確認しておく必要があるだろう。

DOLD ドルド(砂糖入れ)/399円

 IKEAの商品は、キッチンまわりのちょっとした雑貨でもスタイリッシュさを感じさせるアイテムが多い。「DOLD ドルド(砂糖入れ)」も同様に、透明度の高いクリアガラスと重厚感のあるステンレスのコントラストがスマートな印象の調味料ケースだ。

 しかし、見栄えはオシャレなものの、使い心地に関しては気になる声も聞こえてくる。公式サイトのレビューを見てみると、「中に入っている砂糖の量が少ないとスムーズに中身が出てこない」との指摘がいくつか見受けられる。

 実際に使ってみると、確かに中に入っている砂糖の量が少ない場合には中身が出てきにくい。それだけでなく、中身が多いときにも出が悪いことがあった。つまり、“一度に出る量が均一ではない”という印象を受けた。デザイン性を重視する方や調味料の細かい分量はあまり気にしない方ならば、さほど大きな欠点にはならないとは思うが、購入する前によく検討すべきだろう。

GRUNDVATTNET グルンドヴァトネット(シンク用マット)/399円

 単身世帯向けの部屋のコンパクトなキッチンで料理をする際、なにかと不便さを感じる場面が多いはず。特に調理で使った器具や、野菜を切ったときに出る生ゴミを置くスペースに悩まされるなんてことは、日常茶飯事ではないだろうか。

「GRUNDVATTNET グルンドヴァトネット(シンク用マット)」は、シンクの底に敷いて置くためのマットで、上記のような悩みを解消してくれるという。だが、同商品を購入したユーザーからは「溝にゴミがたまる」とのデメリットが指摘されている。

 その真相を確かめるべく実際に使ってみると、生ゴミを溜め込むことなく捨てられて便利ではあるのだが、確かに商品の深い溝にゴミが入ってしまう。そのため、細かいものを乗せたあとは溝をほじるように洗わないと衛生面での不安が残るので、手入れに手間がかかるというのが感想だ。

 また、乾かす際にも場所を取るので、後片付けや保管の面でややデメリットがあるように感じた。しかし、本来の目的はしっかり果たしてくれるの、後片付けが苦にならない人にとっては決して悪い商品ではないだろう。

 今回“要注意”な商品として取り上げたなかには、用途や使い方によっては問題なく便利に使えるものもある。自分の使うシーンと商品の特徴がマッチしているかを見極めたうえでなら、試しに購入してみるのもアリかもしれない。

(取材・文=A4studio)

※情報は2021年11月16日現在のものです。

BE:FIRSTとTHE FIRST、最後のライブに期待過熱…『紅白』落選の謎

 11月24日放送の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)内で、同3日にCDデビューした7人組ボーイズグループ・BE:FIRSTと、彼らが勝ち抜いたオーディション企画「THE FIRST」の参加者による“最初で最後の”ライブ「THE FIRST FINAL」の開催が発表された。

 AAA・日高光啓が「SKY-HI」名義で主催した「THE FIRST」に密着していた『スッキリ』では、オーディションの過程を定期的にオンエアし、そのたびにネット上でも大きな話題に。また、デビューメンバーにSOTA(ソウタ)、SHUNTO(シュント)、MANATO(マナト)、RYUHEI(リュウヘイ)、JUNON(ジュノン)、RYOKI(リョウキ)、LEO(レオ)が選ばれたことが明らかにされた8月13日放送回や、デビューシングル「Gifted.」の発売日となった11月3日に番組内で生パフォーマンスが行われた際もファンを沸かせた。

 一方、「THE FIRST」に参加するもBE:FIRSTとしてのデビューには至らなかった者もいるわけだが、オーディション終了後、SKY-HIが代表取締役CEOを務めるマネジメント/レーベル・BMSGに所属して「Aile The Shota」名義でアーティスト活動をしているSHOTA(ショウタ)や、TRAINEE(訓練生)となったRAN(ラン)、RUI(ルイ)、REIKO(レイコ)といったメンバーもおり、多くのファンを抱えている。

 そんななか、『スッキリ』内で「BE:FIRSTメンバーと『THE FIRST』参加者たちの“最初で最後の”ライブ」として「THE FIRST FINAL」が行われると告知された。詳細は近日公開とのことだが、ネット上ではファンから、

「BE:FIRSTファンだけどそもそも『THE FIRST』ファンだから、みんなでライブしてくれるの嬉しすぎる!」

「BE:FIRSTの7人だけじゃなくて、『THE FIRST』に出てた子たちのステージもあるってことだよね? BMSG所属者は絶対出るよね!?」

「東京ドームくらいの規模でやってほしいし、できれば全国ツアーでお願いします……!」

「全国回るのが難しいなら、せめてライブビューイングありだと良いな~! 配信もぜひ!」

「“最初で最後の”って言われると寂しいけど……。今は『FINAL』の詳細を楽しみに待ちたい」

「オーディション企画がBE:FIRSTのデビューをもって終わりじゃなくて、最後に『THE FIRST』の大きなイベントを用意してくれるなんて。SKY-HIさん、本当にありがとうございます!」

といった声が寄せられている。

ジャニーズの壁

 ちなみに、11月19日に出場歌手が明らかになった『第72回NHK紅白歌合戦』(12月31日放送)をめぐっては、発表前には「出場濃厚」と期待されていたBE:FIRSTが落選となり、一部ネットユーザーの間で物議を醸していた。

 BE:FIRSTはデビュー直後だから出場できないという見方もあるが、昨年『スッキリ』が特集を組んで追いかけていたガールズグループ発掘オーディション「Nizi Project」(通称「虹プロ」/Huluなどで配信)から誕生した9人組グループ・NiziUは、同年12月にCDデビューした直後にもかかわらず『紅白』初出場を果たしていた。それだけに、なぜNiziUは良くてBE:FIRSTがダメなのかとモヤモヤしているファンも多いようだ。

「今年の『紅白』はジャニーズ事務所所属グループが昨年の7組から2組減の5組となり、そこでジャニーズと同じくアイドル的な人気が急上昇中のBE:FIRSTを出せば、さすがにジャニーズとの間で軋轢が生じる懸念がある。東京五輪では嵐の相葉雅紀や櫻井翔がNHKのスペシャルナビゲーターを務めたり、『ザ少年倶楽部』をはじめ多くのジャニタレがNHKの番組にレギュラー出演するなど、意外にNHKとジャニーズの関係は深いので配慮した可能性もある。

 今年は白組のジャニーズ以外の男性グループとしては、バンドを除くとGENERATIONSと純烈の2組のみだが、明らかにジャニーズグループとは毛色が違うしファン層も重ならない。今のBE:FIRSTの人気過熱ぶりを考えれば、出場しないほうが不自然。今や全国区の人気を誇るBOYS AND MENやDa-iCEなどもいまだに出場を果たせていないが、やはり以前からは相当緩くはなったものの、いまだにボーイズグループの世界では“ジャニーズの壁”が存在しているのかもしれない」(テレビ局関係者)

 今後、「THE FIRST FINAL」の詳細が明らかになり、同ライブが成功してさらなる人気が出れば、来年こそはBE:FIRSTの『紅白』初出場も叶うだろうか。

(文=編集部)