パチンコ「分速1000発」の超速スピードで大暴れ!? 地上最強の親子喧嘩が鬼アツい!!

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、地上最強を目指す少年の激動の日々を描いた原作と同様にパチンコでホール最強を目指す『Pバキ319ver.』(以下バキ)だ。

 コンテンツに見合った破壊力のある出玉性能を武器に覇権を狙う本機だが、当選確率約1/3.2のバトルモードでは、「秒殺決着ゾーン」と「バトルゾーン」のスピーディーでスリリングな展開を楽しむことができる。

「10分1万発」「2万発出て時間は20分くらい」など、分速1000発クラスの圧倒的なスピード感を持つ右打ちモードであることがうかがえる。時速6万発のポテンシャルで怒涛の出玉を吐き出すのである。

 バトルモードの継続率は約85%で大当りの80%が10ラウンド約1360発出玉。既存の爆裂機と比較してもそのRUSH性能の高さから本機のヤバさがわかるはず。スペックでブン殴る系の破壊力に満ちた爆裂マシンとなる。

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「連日4万発出ていた」「朝イチで50連超え。隣が」「10万発出てる台があった」と間違いのない出玉性能でシーンを塗り替えようと奮闘している。

 このスペックを生み出しているのが特殊なゲーム性。いわゆる大当り確率は1/319.6だが、これは特図1小当りの際にRUSHチャレンジモードとなる「地上最強の親子喧嘩」に突入する確率である。

 本機は大当り・小当りが別々に抽選されており、従来(特図1)の大当りを引いた際はほとんどの場合で2ラウンド300発の出玉を獲得すると通常モードに直帰し、RUSH直撃はわずか1%しか用意されていない鬼仕様。

 一方の小当りだと「地上最強の親子喧嘩」に移行し、チャレンジ演出に成功すればV入賞から大当りを獲得できるが、突破率は約51.2%となっている。「地上最強の親子喧嘩」には「バトルチャレンジ」と「役物チャレンジ」2つの演出があり、後者なら約80%の期待度になる(突破率は2つの演出確率の合算)。

 さらにチャレンジを失敗した際は時短どころか出玉もなし。息子・範馬刃牙に生き死にの特訓をさせるオーガの如きスパルタスタイルで打ち手をビビらせてくる。ただ、こうしてRUSHまでのハードルを高くした分、右打ち時の爆発力を極限まで引き上げることができたのである。

 したがって、RUSHに突入すれば今度はホールが震える番。前述の出玉性能を充分すぎるほど発揮し、恐怖のどん底に叩き込むことになる。

 ただ、この尖ったスペックゆえかもともとの販売台数が少なく設置店舗が限られている状況。これまで紹介してきたミドルタイプに加え、大当り確率(地上最強の親子喧嘩突入率)が1/199.8のライトミドルタイプも存在するが、実際に打つのにも一苦労しそうである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

JRA 阪神JF(G1)アカイトリノムスメを超える「最有力候補」がC.デムーロと新タッグ!「G1・100連敗」到達、あの実力派ジョッキーが無念の乗り替わりに……

 先月21日に東京競馬場で行われた赤松賞(1勝クラス)を快勝したナミュール(牝2歳、栗東・高野友和厩舎)。次走、来週12日に阪神で開催される阪神JF(G1)では、C.デムーロ騎手と新たにコンビを結成することが分かった。

 同馬は現在、新馬・特別戦と2連勝中。前走の赤松賞で記録した1分33秒8は、昨年の同レースを勝った秋華賞馬のアカイトリノムスメを0秒7上回る好タイム。またサークルオブライフが1分34秒0で勝った、10月のアルテミスS(G3)よりも速い勝ち時計だった。そのため、阪神JFでは最有力候補の1頭として目されている。

 さらに近親には、先月ブリーダーズCディスタフ(米G1)制覇の快挙を達成したマルシュロレーヌがいる。いま最も勢いにのっている一族の1つといっていい。母サンブルエミューズは2012年の阪神JFで2番人気8着と期待を裏切ってしまったが、娘がその無念を晴らせるかにも注目したい。

 一方、無念の乗り替わりとなってしまったのが、前走で同馬の手綱を執っていた三浦皇成騎手だ。

 08年のデビュー以来、毎年コンスタントに勝ち星を積み重ね、すでに通算では900勝以上を挙げている同騎手。武豊騎手の新人最多勝利記録を更新し、一時は「ポスト武豊」とまでいわれたほどの実力派ジョッキーだが、これまでJRAのG1タイトルには不思議と縁がないことでも知られている。

 先週末に行われたジャパンC(G1)では、一昨年のチャレンジC(G3)の勝ち馬であるロードマイウェイに騎乗して15着と敗退。この敗戦によって同騎手は、JRAでは痛恨の「G1・100連敗」に到達してしまった。

 ちなみにJRAでG1を100連敗以上した騎手の例は、他にも田中勝春騎手の139連敗、和田竜二騎手の120連敗の2例がある。ただ、両ジョッキーは連敗が始まる以前に、G1の優勝経験があった。G1未勝利のまま100連敗に到達した騎手は、JRAでは三浦騎手が史上初となる。

 同騎手はナミュールで勝利した赤松賞のレース後、「すべてにおいて優等生。直線の伸びは素晴らしかった」と話し、同馬の素質を大絶賛していた。継続騎乗が叶えばちょうど100連敗で区切りをつけられた可能性も高かったと思われるだけに、まさに痛恨の鞍上スイッチといえるかもしれない。

「前走の赤松賞は、初戦で手綱を執った川田将雅騎手が阪神でマイルCS(G1)に騎乗するため、三浦騎手は代打の意味合いが強かったと思われます。しかし、その川田騎手が今度は香港への遠征を予定しているため、阪神JFの週には再び不在となります。

三浦騎手には継続してナミュールに乗れる可能性もあったと思われただけに、やや残念な乗り替わりとなってしまいそうですね」(競馬誌ライター)

 なお、ナミュールと新コンビを組むC.デムーロ騎手は、短期免許を取得して今月29日まで日本で騎乗することが先日発表された。

 阪神JFの翌週に行われる朝日杯FS(G1)では、藤岡佑介騎手に替わりセリフォスと新タッグを組むことがすでに明かされている。この乗り替わりに関しては、池添謙一騎手が自身のTwitterに、「世知辛い時代に再突入」と投稿。日本人騎手から外国人騎手への乗り替わりを憂う内容だったこともあり、一部で話題を集めた。

 ただ、同騎手は最後に「もっともっと上手くなろう。頑張ろう」と締めくくった。三浦騎手も今回の降板を糧に、今後奮闘してくれることに期待したいところだ。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

販売は欧米を優先?PS5、発売から1年でも品薄&専用タイトルが少ない謎の真相

 ソニーの「PlayStation 5」(以下、PS5)の発売から約1年。昨年11月12日に日本やアメリカで発売開始されたが、今なお品薄状態が続いている。

 PS5の生産台数自体は1000万台を突破(2021年7月現在)しているが、例えば家電通販サイト「ノジマオンライン」のPS5抽選販売の倍率は約60倍(2021年10月現在)。こういった供給不足は日本だけでなく世界各国でも起きている。

 家電量販店などに入荷されても予約抽選販売であったり、その店舗の会員限定の販売であったりと、供給されても即完売というループが続いている印象である。また、そういった品薄状態に加え、発売から1年も経っているのにPS5専用タイトルが少なく、遊べるゲーム自体が多くないといった声も挙がっている。

 そこで今回は、雑誌「ゲーム批評」元編集長、NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)現・名誉理事・事務局長のゲーム教育ジャーナリスト・小野憲史氏に、PS5の現状について解説してもらった。

世界的な半導体不足と転売業者問題が原因か

 これまでのゲーム機も発売から数カ月は品薄になることは珍しくなかったが、なぜ「PS5」は1年経った今でも入手困難なのだろうか。

「まず、コロナ禍のテレワーク需要などでPCやスマホといった半導体を使う商品の需要も高まり、世界的な半導体不足に陥っていることが大きな原因。また、それ以外にもコロナの影響で生産体制が充分に整わなかったり、国際的な物流などのライフラインが壊滅的だったりしたことも要因として考えられます。そのほかに、これもコロナの影響ですが、自宅での時間を充実させようと考えた人々から、家庭用ゲーム機のニーズが高まったことも関係しているでしょう」(小野氏)

 やはりコロナが多角的に影響しており、ユーザーの需要に対しメーカーの供給が圧倒的に追いついていないということなのだろうが、品薄に拍車をかけているであろう転売業者の存在も看過できない。

「確かに転売業者が法律の隙間をすり抜けて、グレーゾーンの転売行為をしていることも問題ですね。メーカー、物流関係者、小売店といったステークホルダーも、どのようにすれば純粋にPS5を欲しがっているユーザーのもとに届けられるかと対策を講じており、一定の効果は出ているのでしょうが、転売行為を根絶するのは難しい状況です」(小野氏)

 PS5の定価は標準モデルで4万9980円(税別)だが、いまだにオークションサイトなどでは倍以上の価格である10万円オーバーで取引されていることがザラ。つまり、厳密にいうと品薄状態が続いているのは“定価販売のPS5”であり、金に糸目をつけなければ、すぐにでも手に入れることはできるのである。

 定価でなら買いたいというゲームファンは多いにもかかわらず、定価よりも圧倒的に高い価格で売りに出されているため、新品のまま箱から出されもしていないPS5が、世界中に山ほど眠っているというイビツな現状ということだ。

ソニーの商品で日本が後回し?

 ここでPS5と過去のゲーム機との流通量の違いを考えてみたい。現在のPS5の生産・供給体制と、ゲーム業界がにぎわっていた1990年代に発売された初代PSや、任天堂の「スーパーファミコン」などの生産・供給体制に違いはあるのだろうか。

「当時は社会現象になるほど人気のあるゲーム機は日本でしか開発されていませんでした。ですからまず日本で販売されて、そこから半年後にアメリカ、その半年後にヨーロッパで販売、といった流れが当時は当たり前だったのです。それからもう少し先の時代を見ても、PS2は日本販売のみで発売3日間で98万台を売り上げました。当時は、日本でハードをつくっており、なおかつ日本市場での高い需要が見込めたので、PS2を大量に販売することが可能だったというわけです」(小野氏)

 しかし、日本と世界の状況やバランスに変化が起こったと小野氏は続ける。

「ここ20年ぐらいの日本とアメリカの平均年収を比較すると、100万円以上の差が開いていることがわかります。PS5の定価は全世界で同一の価格帯なんですが、アメリカに比べて相対的に年収が低い日本ではPS5の4万9980円という価格を高いと感じ、手を出せないというゲームファンが多くなっているんでしょう。

 それは日本で2014年に発売されたPS4が、定価3万9980円(税別)で販売されたときにも通じると思います。実際、日本でもPS4はある程度人気でしたが、アメリカやヨーロッパではそれ以上に大ヒットしていましたからね。ソニーはワールドワイドに販売を行っているので、当然、購入が集中しやすい地域にPS5を優先して供給しています。PS5はPS4のときの経験則を活かして、欧米を優先的に販売しているということでしょう」(小野氏)

 ソニーは日本発のメーカーではあるが、グローバル展開する世界的企業でもある。ゲーム業界における日本国内のマーケットは、もはや最重要視されるものではないということか。

 では最後に、PS5へのもうひとつの不満点として挙げられる、専用タイトルのラインナップの乏しさの原因はなんなのか。PS5専用タイトルはリメイク版の「Demon’s Souls」や、「ラチェット&クランク」シリーズの最新作「ラチェット&クランク パラレル・トラブル」など、わずかなのである。

「そもそも今のゲーム業界ではPS4、PS5、Xboxシリーズ、そしてPCなど多くのプラットフォーム向けに、マルチプラットフォーム対応でソフトがつくられることが常識となりつつあります。また、PS5オリジナルのソフトをつくろうとしても、PS4以上にユーザーの期待を超えるものをつくらなくてはいけないというプレッシャーもあるでしょうし、それだけ開発費用、開発期間も延びてしまいがちなんです。さらに現在はリモートワーク体制によって、メーカーの開発効率が落ちていることもソフト不足の追い打ちとなっているのでしょう。PS5専用タイトルが少ない背景にはこういった要因があるのです」(小野氏)

 確かに、今年PS5で発売された「BIOHAZARD VILLAGE」や「LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶」といった人気タイトルも、マルチプラットフォーム対応だった。PS5専用タイトルとして発売するのは、メーカーのリスクやデメリットが大きいということのようだ。

 いずれにしてもPS5がほしくても品薄で買えない、買えるとしても転売業者の高額販売になってしまうという状況は、一刻も早く解消してもらいたいものである。

(文・取材/A4studio)

エンゲル係数が高止まり、低所得者層が増加…賃金低下+悪い物価上昇、家計貧しく

エンゲル係数で示される生活水準の低下

 経済的なゆとりを示す「エンゲル係数」が、我が国ではコロナショック以降高水準にある。特に今年5月以降は二人以上世帯で27%を超えており、無職世帯に限れば30%を超えている。この背景には、家計全体の支出減や食料品価格の上昇がある。

 エンゲル係数は家計の消費支出に占める食料費の割合である。食料費は生活する上で最も必需な品目のため、一般に数値が下がると生活水準が上がり、逆に数値が上がると生活水準が下がる目安とされている。

背景にはコロナショックの後遺症

 最近の我が国のエンゲル係数上昇は、食料品価格の上昇と支出全体の減少が要因となっているが、その背景には、いずれもコロナショックが関係している。つまり、コロナショック以降の海外の需要急増等に伴う化石燃料や農産物等の資源高が食料品やエネルギーの価格を押し上げる一方で、国内では9月まで行動制限が敷かれていたことでサービス消費の機会が奪われてきたことがある。

 また、昨年度の企業業績の悪化も、タイムラグを伴って今年度の賃金低下をもたらしている。そして、行動制限緩和以降も新型コロナ感染に対する恐怖心に伴いサービス支出の機会が奪われることで家計の節約が続く一方で、世界の需要拡大やコロナに伴う供給制約等で食料品の価格が上昇基調にある。そして、こうした海外に所得が流出する中での生活必需品価格の上昇は、生活水準の低下に拍車をかけている。

節約と食料品価格の上昇が係数押上げ

 2021年9月のエンゲル係数は前年比で▲0.2ポイント低下を記録している。しかし、食料品の値上げが相次いでいる一方で食料品の消費量は減っているように見える。そこで、エンゲル係数の上昇率を食料品の消費量、すなわち実質食料支出と相対価格および全体の消費性向と実質実収入・非消費支出に分けて要因分解してみた。

 すると、食料品の消費量減が▲1.2 ポイントもの押し下げに働く一方で、食料品の相対価格上昇と消費性向すなわち消費量全体の減がそれぞれ+0.3、+1.3ポイントの押し上げ要因になっていることがわかる。

 消費量減の背景には、緊急事態宣言発出に伴う外食量減と、食料品価格上昇に伴う購入減が考えられる。一方、消費性向すなわち可処分所得に対する消費の割合が下がった背景には、やはり緊急事態宣下発出に伴う移動や接触を伴う支出が減ったことが推察される。つまり、家計の節約と食料品価格の上昇が、このところのエンゲル係数押し上げの実体である。

食料品価格の上昇は「悪い物価上昇」

 こうした食料やエネルギーといった、国内で十分供給できない輸入品の価格上昇で説明できる物価上昇は、「悪い物価上昇」といえる。そもそも、物価上昇には「良い物価上昇」と「悪い物価上昇」がある。「良い物価上昇」とは、国内需要の拡大によって物価が上昇し、これが企業収益の増加を通じて賃金の上昇をもたらし、さらに国内需要が拡大するという好循環を生み出す。

 しかし、現在の物価上昇は輸入原材料価格の高騰を原因とした食料・エネルギーの値上げによりもたらされている。そして、国内需要の拡大を伴わない物価上昇により、家計は節約を通じて国内需要を一段と委縮させている。その結果、企業の売り上げが減少して景気を悪化させていることからすれば、「悪い物価上昇」以外の何物でもない。

 このように、食料やエネルギーの価格が上昇している背景としては、(1)海外での需要増加等により輸入品の価格が上昇している、(2)世界的な脱炭素化の流れにより化石燃料の採掘関連に投資資金が流れ込みにくくなっている、(3)異常気象により農作物の収穫量が減少している―こと等がある。

 特に、世界的なコロナショックによる世界経済の低迷後、世界の経済成長は回復しつつあるが、主要先進国の金融政策が出口に向かう中でも海外経済は今後とも高い経済成長を遂げると見込まれる。こうなれば、世界の食料・エネルギー需給は、中長期的には人口の増加や所得水準の向上等に伴う需要の拡大に加え、脱炭素化や都市化による農地減少等も要因となり、今後とも需要が供給を上回る状態が継続する可能性が高い。つまり、食料・エネルギー価格は持続的に上昇基調をたどると見ておいたほうがいい。

生活格差をもたらす食料品価格の上昇

 ここで重要なのは、食料・エネルギー価格の上昇が、生活格差の拡大をもたらすことである。食料・エネルギーといえば、低所得であるほど消費支出に占める比重が高く、高所得であるほど比重が低くなる傾向があるためだ。

 事実、総務省「家計調査」によれば、可処分所得に占める食料・エネルギーの割合は、年収最上位20%の世帯が16.8%程度なのに対して、年収最下位20%の世帯では28.2%程度である。従って、全体の物価が下がる中で食料・エネルギーの価格が上昇すると、特に低所得者層を中心に購入価格上昇を通じて負担感が高まり、購買力を抑えることになる。そして、低所得者層の実質購買力が一段と低下し、富裕層との間の実質所得格差は一段と拡大する。

 さらに深刻なのは、我が国の低所得者層が増加傾向を示している一方で、高所得者層が減少傾向を示していることがある。事実、総務省の家計調査年報で年収階層別の世帯構成比を見ると、年収が最も低い 200 万円未満に属する世帯の割合は2000年の2.4%から2020年には3.1%に拡大している一方で、年収が最も高い1500万円以上に属する世帯の割合は2000年の4.8%から2020年には3.1%まで縮小している。

 こうした所得構造の変化は、我が国経済がマクロ安定化政策を誤ったことにより企業や家計がお金をため込む一方で、政府が財政規律を意識して支出が抑制傾向となり、結果として過剰貯蓄を通じて日本国民の購買力が損なわれていることを表しているといえよう。そして、我が国では高所得者層の減少と低所得者層の増加を招き、結果として家計全体が貧しくなってきたといえる。

日銀のインフレ目標達成判断に重要な「食料・エネルギー除く総合」

 これに対し、日銀はインフレ目標2%を掲げている。しかし、輸入食料品価格の上昇により消費者物価の前年比が+2%に到達しても、それは安定した上昇とは言えず、「良い物価上昇」の好循環は描けない。

 つまり、本当の意味でのデフレ脱却には、消費段階での物価上昇だけでなく、国内で生み出された付加価値価格の上昇や国内需要不足の解消、単位あたりの労働コストの上昇が必要となる。

 そしてそうなるには、賃金の上昇により国内需要が強まる「良い物価上昇」がもたらされることが不可欠といえよう。従って、日銀のインフレ目標は、米国のように「食料・エネルギー除く総合、すなわちコアコアCPI」のインフレ率も重視すべきだろう。

(文=永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト)

●永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト

1995年早稲田大学理工学部工業経営学科卒。2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年第一生命保険入社。98年日本経済研究センター出向。2000年4月第一生命経済研究所経済調査部。16年4月より現職。総務省消費統計研究会委員、景気循環学会理事、跡見学園女子大学非常勤講師、国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、あしぎん総合研究所客員研究員、あしかが輝き大使、佐野ふるさと特使、NPO法人ふるさとテレビ顧問。

 

販売台数日本一のミニバンに…「アルファード」がここまで売れる車になった理由

 トヨタの次期型「ノア」および「ヴォクシー」の情報がメディアで飛び交うようになった。本来ならば年内に発表予定ともされていたが、デビュー予定は2022年1月13日と、若干延びた形となっている。この背景には、世界的なサプライチェーンの混乱があるのではないかと考えられる。

 なお現行モデルでは3兄弟を形成していたが、「エスクァイア」の次期型はラインナップされない。現行ノアとヴォクシーが属するのは“5ナンバーハイト系ミニバン”などとも呼ばれるカテゴリーとなり、最近の日本車では珍しく、日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」というガチンコでキャラクターのかぶる他メーカーライバル車が存在し、日本国内では売れ筋クラスといわれている。

 そもそもは、「タウンエース バン」や「ライトエース バン」など、キャブオーバーバンの乗用車版として、「タウンエース ワゴン」「ライトエース ワゴン」、そして日産では「チェリー/サニーキャブ」、そして後継の「チェリー/サニーバネット」などを源とし、その後ミニバンスタイルを採用するノアやヴォクシー、セレナ、そしてステップワゴンも加わり、今日に至っている。

 しかし、次期ノア&ヴォクシーは、現行モデルでも一部3ナンバー仕様があるものの、次期型では全車本格3ナンバーサイズとなるとのことなので、セレナやステップワゴンも今後フルモデルチェンジを経て、それに追随するのかどうかも注目に値するところ。

 しかし、近年では、このカテゴリーは今ひとつ元気がない。グラフ1はヴォクシー、セレナ、ステップワゴン、そして、参考としてトヨタ「アルファード」の暦年(1月から12月)締め別の年間販売台数の推移を表したものであるが、アルファード以外はなだらかな下降線を描いているのがわかる。

 そもそもコロナ禍前より、新車販売の世界では、世界的にもサイズの小さいモデルや小排気量エンジンを搭載するモデルへの“ダウンサイズニーズ”というものが顕著となっていた。そのなかで、ノア&ヴォクシーの属するクラスは一世代前のモデルでは2Lエンジンの搭載がメインとなり、実用燃費も7~8km/Lとなっており、「排気量が大きく、燃費も良くない」と敬遠する傾向が目立ちつつあった。

アルファードが日本一売れるミニバンに

 現行モデルでは、ノア&ヴォクシーはTHS(トヨタ ハイブリッド システム)、セレナはe-POWER、ステップワゴンは1.5Lターボやe:HEVをラインナップするようになり、ガソリンエンジン搭載車(セレナはスマートシンプルHEV)であっても、カタログ数値(WLTC値)では13㎞/L台までに改善しており、おおむねカタログ数値の燃費が実用燃費でも達成されているようである。

 ただ、ステップワゴンでは、排気量を1.5Lに小さくしたこともあり、ターボエンジンとすると、一部女性配偶者などから「ターボを搭載している」と大昔のスポーツモデルに搭載していたターボエンジンのイメージを持たれてしまい、販売面ではダウンサイズユニット搭載という効果を十分発揮できていないといった話も聞いている。

 このカテゴリーのミニバンユーザーのメインは現役子育て世代となるので、子どもがある程度成長すれば、このカテゴリーから離れるユーザーも目立ってくるが、逆に子どもができたからといって、このカテゴリーのクルマを選ぶユーザーが昔ほど多くないのではないかとも考えられる。

 新たにこのカテゴリーを選ばなかった場合は、軽自動車のハイト系ワゴン、トヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」といったコンパクトミニバン、トヨタ「ルーミー」やスズキ「ソリオ」といったコンパクトMPV(多目的車)、そして、最近では大型ラグジュアリーミニバンとなるアルファードへ流れているといえよう。

 グラフ2はアルファード、ヴェルファイア、ヴォクシー、ノアの暦年締め別年間販売台数の推移を表したものだが、ヴェルファイア、ヴォクシー、ノアが横ばいからやや下降を描いているのに対し、アルファードだけ右肩上がりになっているのがわかる。

 自販連(日本自動車販売協会連合会)統計によると、2020事業年度(2020年4月から2021年3月)締めでの年間販売台数では、アルファードは10万6579台を販売している。ヴォクシーより約3万台多く、トヨタだけでなく、ミニバンとしては日本一売れたモデルとなっている。2.5L直4ベースのHEVがあるものの、2.5L直4そして3.5LV6までラインナップする大型ラグジュアリーミニバンが、コロナ禍にありながらも、日本一売れているミニバンとなったのである。ダウンサイズニーズとは真逆の消費行動がコロナ禍で目立ったのである。

アルファードがここまで売れる理由

 アルファードがなぜここまで売れるようになったのかを、おさらいしておこう。現行アルファードはもともと人気が高く、納車待ち半年という日々が続いていた。そのなか、販売現場で聞いたところでは、コロナ禍直前に生産ラインの増強が行われたことにより、納期遅延が一気に解消されることとなった。そして、コロナ禍となったばかりの2020年5月にトヨタ系ディーラー全店でトヨタ全車の併売がスタートし、アルファードも全店併売となった。

 1回目の緊急事態宣言の解除直後となる2020年6月からは、兄弟車のヴェルファイアがあるにも関わらず、販売現場ではアルファード一本に的を絞ったかのような販売体制となり、新車販売の急速な回復の波にも乗って、まさに爆発的に売れるようになったのである。

 納車半年待ちが2~3カ月で納車可能となっただけではなく、販売現場には一時ディーラー在庫車まで登場するほど需給体制が極めて良好なものとなったことで、売りやすくなったことは間違いない。

 さらに、圧倒的なリセールバリューの高さがある。残価設定ローンを組むと、残価率は36回払いで60%近くに、60回払いでも40%近いものとなり、もともと全般的にリセールバリューの良いトヨタ車のなかでも高い水準を誇っていた。ただし、近年の設定残価率は控え目、つまり“安全マージン(確実に保証できる残価率)”を意識したものとなっているので、アルファードは残価率以上の高いリセールバリューを維持するとされている。

 さらに、値引き額もかなり拡大しており、複数のトヨタ系ディーラーで聞くと、サプライチェーンの混乱が起こる前は、50万円引きからスタートし、70万円引きもそう珍しくはなかったとのこと。サプライチェーンの混乱で、アルファードでも納車待ちは現状で半年ほど覚悟しなければならないのだが、それでも50万円引きぐらいはそう珍しくなく提示されるとの話もある。

 リセールバリューの良さと破格ともいえる値引き額が提示される結果、残価設定ローンを組むと、月々の支払い額がヴォクシーのそれに数千円ほど上乗せするだけでアルファード(特別仕様車や売れ筋グレード)が買えることとなり、当初ヴォクシー本命で商談を進めていたお客のかなりの数がアルファードに流れているのが現状となっている。

 アルファードは海外でも日本から輸出される中古車が大人気となっており、コロナ禍直前で海外への中古車輸出が盛んだった頃は、高年式のアルファードならば、下取り査定をすると新車時のメーカー希望小売価格を超えた査定額が算出されたこともあったそうだ。

 表現はあまり良くないが、納車後半年や1年でアルファードを“転がす”ユーザーが多数出現する事態にまで発展している。パールホワイトまたは黒系ボディカラーで、廉価グレードとエグゼクティブラウンジ(中古車では意外なほど人気がない)に手を出さなければ、ある意味資産価値の高い“財産”を所有していることにもなるのである。まるで、メルセデスベンツやポルシェなど高級輸入車に見られる購買感覚と同じようにアルファードを購入する人が、ここのところ特に目立っているようである。

 また、ノア&ヴォクシーのリセールバリューもかなり高いものとなっているのだが、それについては次回に詳述したい。

(文=小林敦志/フリー編集記者)

ダイソー&セリア、衣類の収納グッズで家の中がスッキリ!ビフォア&アフター

 すっかり冬めいてきましたね。もうさすがに夏服や秋服をしまわなくちゃいけないな……と思いつつも、重たい腰をあげられない方も多いのではないでしょうか。

 最近の100円ショップには衣類の収納グッズが豊富にあるのをご存じですか? 今回は、お手軽に試せる収納グッズで衣替えのモチベーションをアップさせる方法をお伝えします。

 まず、衣替えのやる気を失う原因の一つが、衣類が多すぎて収納が足りないという問題です。近頃はオシャレで素敵な洋服が安価でいくらでも手に入るので、ついつい衝動買いしてしまうことも。基本的に衣類は、かける収納よりも畳んでしまう収納のほうが、よりたくさんの枚数をしまうことができます。その際に仕切りを使うと、一目でどんなアイテムかがわかり、雪崩を防ぐことも可能です。何より、見た目がスッキリするのでモチベーションアップにはもってこいのアイテムです。

 本文冒頭の写真はダイソーの不織布仕切りケース(2枚入り)。

 タンスや衣類ケースの高さに合わせて、折って使用します。不織布なので幅も調節できるのが魅力。

 私が購入したサイズはマチが小さめなので、子ども服や靴下、ハンカチなどにぴったりでした。

 子ども服で試してみるとこんな感じ。

 他に空間をうまく使う方法として、パイプを2段にするという方法があります。使うのはこちらのセリアのジョイント付プラスチックチェーン。

 このチェーンを2本、それから突っ張り棒とS字フックを使うと――。

 上と下の空間がうまく使え、背の低い子どもでも手が届くので、上には大人の衣類、下には子どもの衣類と分けて収納することもできます。他にも上にはトップス、下にはスカートなどとアイテムで分けると、さらに使いやすくなります。

 我が家ではごちゃごちゃしがちな靴下は、ニトリの引き出し整理ボックス(24マス)を使用しています。

 これがあれば片方がなくなるということはなく、しまうのも取り出すのもストレスフリーです。

 そしてこの時期、寝具の入れ替えをするお宅も多いかと思います。夏用の薄くて軽いシーツなどはこちら、ダイソーの衣料用収納袋がおすすめ!

 シングルサイズのシーツやタオルケットが3、4枚は余裕で入ります。

 取っ手がついているので取り出すときもすぐに引き出して使うことができます。

 ここまで衣替えや衣類の入れ替えに役立つ収納グッズを紹介しましたが、我が家では衣替えは行うことなく、クローゼットに1年分の衣類をしまっています。モノが多ければ多いほど、管理に時間や手間がかかり、把握できないものが増え、余計な出費にもつながる場合があります。この機会に3年着ていない洋服は処分するなど、自分にとって必要な枚数にも注目してみてくださいね!

(文=高桐久恵/整理収納アドバイザー)

●高桐久恵/整理収納アドバイザー

鹿児島県種子島出身。岐阜県大垣市在住。バスガイド、ウェディングプランナーを経て結婚、出産。東京に単身赴任中の夫と小学生男児2人の4人家族。

無印良品、口コミ微妙な5品…壊れやすいサンダル、肌触り悪いトイレットペーパー

 生活雑貨や食料品を扱うブランドとして1980年に誕生して以来、実に41年もの間、ユーザーの生活に寄り添い続けてきた「無印良品(以下、無印)」。海外にも着々とその店舗を拡大しており、2020年8月の時点で、国内外の店舗数は合計1029店舗にまで到達している。

 また、無印は「感じ良い暮らしと社会」をブランドテーマに掲げ、さまざまな取り組みを行っている。たとえば毎週火曜日には、運営する良品計画の本社ビルを開放して、大学合格に向けた無償の学習支援を行う団体「カフェ塾テラコヤ」の活動をサポート。そこで行われるワークショップでは、学生たちが自分たちで考えた商品を良品計画の商品開発担当者へ提案する、といった試みが実践されているのだ。企業と消費者という枠だけにとどまらない社会へのこうした取り組み姿勢は、大きな注目を浴びている。

 そんな無印では、テレビやネットで紹介され話題となる注目の商品が日夜販売されているが、数多くの優れた商品のなかには、購入時に少々注意しなければならない商品も紛れ込んでいる様子。そこで今回は、そうした“要注意な商品”を独自に5つピックアップ。そのポイントをレビューしてみた。

不揃い レモンとポピーシードのスコーン/150円(税込、以下同)

 クオリティの高さに定評があり、熱心なファンも多く抱えている無印のお菓子シリーズ。定番商品としては、スコーンなどが人気だが、そのなかの「不揃い レモンとポピーシードのスコーン」には、ややネガティブな口コミも多く見受けられた。

 実際に食べてみたところ、その味はレモンのさっぱりとした酸味やナッツのようなポピーシードの香ばしさが感じられ、美味しい。味の面で難点は感じられなかったものの、食べていて不評の原因と思しき部分がわかったのも、また事実だ。それは、口に入れたときのパサパサ感、そしてスコーンをひと口かじるだけでボロボロとこぼれてしまう食べにくさだ。

 自宅で人目を気にせず食べる分には、あまり問題ないかもしれないが、仮に外出先や職場のデスクで休憩中に食べるような場面では、食べかすが落ちないかと気になってしまうだろう。こちらを気兼ねなく味わいたい方は、家で紅茶を片手にゆっくりと楽しむことをおすすめする。

生姜ほうじ茶(14g)/390円

 豊かな香りと甘みが人気を呼んでいる“ブレンド茶”も、無印の注目商品のひとつだ。この「生姜ほうじ茶」はその名の通り、ピリッとした辛さと爽やかさが心地良い生姜と、浅煎りにして甘みを引き出した香ばしいほうじ茶を組み合わせた商品。ティーバッグタイプなので、ちょっとした休憩の時間でも手軽に飲めるのだが、その味に対しては否定的な意見も多いようだ。

 ネット上の口コミでは“好みが分かれる”と評されている本品。生姜とほうじ茶という、あまり馴染みのない組み合わせには、意外な味のマリアージュを期待してしまうところだが、実際に飲んでみると、これといった特徴的な風味は感じられず、生姜の味もほうじ茶の味もぼんやりとしている印象である。

 ハトムギとレモングラスなど、無印のフレーバー茶は、意外な組み合わせと絶妙な味のバランスが魅力。そのため、お互いの味がイマイチぱっとしない本品は、賛否が分かれるのも納得だ。どちらか一方の風味を少々強めるだけでも、商品の印象が大きく変わる予感もあるだけに、非常にもったいない一品といえるかもしれない。

足なりサンダル/990円

 オフホワイト、ブラック、マスタード、カーキグリーン、ネイビーの5色が展開されている「足なりサンダル」。男女問わず着用できるシンプルかつモダンなデザインや、その履きやすさに対しては高い評価も寄せられている。その一方で、不満の声が上がっている商品でもあるのだ。

 購入者たちの声で圧倒的に多かったのは、“壊れやすい”という意見。数カ月でベルト部分が裂けたという人もいれば、なかには2週間も経たずに破けてしまったという人もいる。使用する頻度や履いて歩く距離などによってサンダルの寿命が変わる可能性もあるが、壊れやすいという声が多く寄せられているのには、それなりの理由があるのだろう。

 990円という値段はリーズナブルだが、耐久度を考えると、必ずしもコストパフォーマンスが良いとは言いづらい。ファストファッションブランドのサンダルには同価格帯で耐久度が高いものもあるので、長く使いたいのであれば、そちらを買うほうが賢明だろう。

アカシア プレート/650円

 無印の木製食器「アカシア プレート」。商品名にもあるアカシアは、衝撃や曲げに強い性質を持っており、食器への加工にも適した木材だ。濃淡の強い木目からは、シンプルな磁器食器にはない暖かみが感じられる。直径約15cm×高さ2cmという使いやすいサイズ感は、食器棚に重ねてもかさばらないだろう。プレートタイプのほかにも、ボウルや深皿などのレパートリーも豊富なため、ついつい集めてしまう方も多いのではないだろうか。だが、取り扱いに注意が必要な一面もある。

 それは、長く使うためには使用後すぐに水洗いをし、しっかりと自然乾燥させる必要があるということ。また、カビが発生する原因になるため、水や洗剤での漬け置きはNG。ほかにも、急激に温度を変えると割れたり劣化したりするので、冷蔵庫や電子レンジには入れてはいけないなど、配慮しなければいけないポイントが多いのである。

 アカシアのデザインや質感に惹かれて購入を検討していた方は、自分でもしっかり管理できるかどうか判断してから購入に至ってほしい。

トイレットペーパー長巻ダブル(125m)/150円

 無印の「トイレットペーパー長巻ダブル」は、スーパーで販売されている一般的なトイレットペーパーより、かなり長いのが特徴の商品。その長さは125mにも及ぶので、トイレットペーパーが無くなっていちいち交換するのが面倒だという、忙しい方におすすめである。

 だが、本品は紙質に少々難がある印象。スーパーなどで手に入る一般的なトイレットペーパーは柔らかな紙質のものが多いが、本品は古紙を使った再生紙なので肌触りがガサガサなのだ。

 もちろん、量や値段を重要視するのであれば問題はないのだが、肌触りにこだわりたいという方は、取り替えの手間は多少かかるが、柔らか素材のトイレットペーパーを購入するほうが無難だろう。

 環境にも配慮した高品質な商品ラインナップが魅力の無印。多くの商品は満足度の高いものだが、なかには賛否が分かれるものがあるのもまた事実。ぜひこの記事を参考にして、無印で賢い買い物を楽しんでいただきたい。

(文・取材=A4studio)

※情報は2021年11月11日現在のものです。

NHK『紅白』 大谷翔平と新庄剛志が夢の共演?大谷の出演に複雑なハードルか

 今年、日本中にフィーバーを巻き起こしたメジャーリーガーの大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)と日本ハムファイターズ新監督の新庄剛志が、大みそか放送のテレビ番組『第72回 NHK紅白歌合戦』で共演する可能性が浮上しているという。

「すでに局からは2人に出演オファーを出していると聞いている」(NHK関係者)

 大谷はメジャー4年目の今シーズン、相変わらずの“二刀流”で投手としては9勝、バッターとしてはホームラン46本でア・リーグ本塁打数3位という成績を残し、シーズン途中まで熾烈な本塁打王争いを繰り広げ、全米を沸かせた。そして日本人としてはイチロー以来2人目となるMVP(最優秀選手)にも選出されるという快挙を成し遂げた。

 一方の新庄は11月、日ハムの監督に就任することが発表され、秋季キャンプで独特のスタイルで選手を指導する様子が連日にわたりメディアを賑わせ、“新庄劇場”ともいえる現象を起こしている。

「日ハムはここ数年Bクラスが定着して成績が低迷し、今年は選手への暴行事件を起こした中田翔を、球団がなんの説明もないままジャイアンツに放出して批判を浴びるという失態も重なり、球団としての人気低迷ぶりが際立っている。再来年には札幌市郊外の新球場エスコンフィールド北海道への本拠地移転も控えているため、球団サイドとしては新庄に監督兼“球団の広告塔”として人気を浮上させてくれることを期待している。

 その効果は早くも出ており、新庄の監督就任後に日本ハムのファンクラブ新規入会申し込み者数が昨年の8倍にも上っているという報道も出ているが、来シーズンに向けてテレビ出演も積極的にこなしていく方針だ」(スポーツ紙記者)

 実際に新庄は12月から1月にかけ、すでに明らかになっているだけで『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』『アウト×デラックス』(共にフジテレビ)、『しゃべくり007』(日本テレビ系)、『芸能人格付けチェック!』(テレビ朝日系)に出演予定で、まさに“出演ラッシュ”の様相。『紅白』出演へのハードルは低いと考えるのが自然だろう。

メディアに“出ない”大谷

 気になるのが大谷のほうだが、同記者はいう。

「大谷は10月に帰国後、11月15日の日本記者クラブのメディア各社合同会見に出た以外、メディア出演はほぼなく、基本的には“出ない”という方針とみられている。どこか一社の番組に出てしまうと、他の局との間で不公平が生じてしまうため全キー局に出なければならなくなるので、それを避けるためだろう。

 大谷クラスの一流メジャーリーガーともなれば、もし日本に帰国中にガンガン、メディアに出てコロナに感染したりすれば、米国内でバッシングを浴びる恐れもあるし、球団はじめ各方面に計り知れない影響を及ぼす。そう気軽にメディアに出ることが許されない状況もあるのだろう。

 しかし、国民的番組である『紅白』だけに出演するというかたちであれば、他局からも文句は出ない。出演はあり得ない話ではないが、そもそも大谷本人のモチベーション的に『紅白』に出たいという気持ちがあるのかは疑問。今年は2年ぶりの有観客開催となるのに加え、大勢のスタッフも集まりコロナ感染リスクが高いところに、大谷がわざわざ出向いていくとは考えにくい」

 やはり2人揃っての出演は難しいのだろうか――。

「今年の『紅白』は裏番組でこちらも大みそか恒例だった『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)が休止するため、ここ数年は遠のいている平均世帯視聴率45%超えを狙っている模様。ただ、今年はただでさえヒット曲が少なく、話題を呼ぶ“目玉”となるような企画がなかなか決まらず制作陣は頭を悩ませているという話も漏れ伝わってくる。もし大谷と新庄が出演するとなれば、当然ながら“夢の共演が実現”的な演出にするだろうから、話題性としては十分だが、実現の可能性は未知数だろう」

 果たしてサプライズはあるのだろうか。

(文=編集部)

 

パチスロ新台『番長』最新作は「漢気ループ“零式”」が大量出玉を創出!

 いかなる場面でもベルのヒキが重要となる秀逸なゲーム性。大都技研の5号機『押忍!番長3』は、導入から4年以上が経過した今なお、ホールの主軸として活躍し続けている。

 出玉増加の主軸を担うのは、1G純増約2.0枚のART「頂JOURNEY」。主な初当り契機は規定ベル回数到達などで発動する「対決」で、ART中も対決に勝利することでセット数ストックを獲得できる。

 ART当選時、あるいはストック当選時は継続率によるループストックの可能性もあり、予測不能な連チャンも魅力のひとつ。「絶頂対決」突入などによる大量ストック時は一撃数千枚はおろか、一撃万枚突破も十分に狙え、その破壊力の高さは既存機屈指と言っても過言ではない。

 だが、そんな当機は旧規則機が故に、ほどなくして撤去期日を迎える。あの興奮をもう味わえないのか……。そう落胆するファンも少なくないだろうが、どうやらそれは杞憂に終わりそうだ。何故なら、『押忍!番長』シリーズの最新作『押忍!番長ZERO』の導入が来年1月31日に予定されているからである。

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 大都技研のグループ企業であるパオン・ディーピーが手掛ける当機は、1G純増約2.7枚のAT「頂ROAD」を搭載。このほか「頂CHA RGENCE」や「番長ボーナス」などといった要素もあり、これらが連鎖する「漢気ループ“零式”」が大量出玉を生み出す仕組みだそうだ。

 液晶演出について触れると、今作の舞台は激動の「昭和」。主人公は「轟金剛」の祖父である「轟鋼鉄」で、大日本高校に通う轟鋼鉄が日本の未来を背負って立つ真の漢となるべく、「煉獄のチャンクソン」「狂犬のノリマロ」「疾風のミキ」「粛清のマザワ」「挽歌の潮(うしお)」といったライバルたちとの勝負に挑むストーリーだ。

 また、当機は筐体のサイドに振動を感知するデバイスを採用しており、これを「叩け」との指示が出た場合は大チャンスとなる模様。筐体上部に鎮座する上部ロゴも可動するようだ。
 
 まだまだ謎に包まれた当機だが、続報が入り次第、当サイトでもお伝えしよう。

JRA「このままでは終われない」救世主は武豊か、それとも…名門厩舎がまさかの重賞“ゼロ”勝で緊急事態!? 現役最長16年連続記録へ黄色信号

 名門厩舎が窮地に追い込まれている。

 時は遡り2006年12月、そこには朝日杯FS(G1)をドリームジャーニーで制し、開業3年目で初重賞制覇にして初G1制覇を挙げた当時37歳の若き調教師がいた。あれから15年、史上7頭目の3冠馬オルフェーヴルをはじめ数々の名馬を育て上げ、毎年重賞勝利を手にしてきたのが名伯楽・池江泰寿調教師だ。

 しかし、そんな名門厩舎が今年は異例の苦戦を強いられている。

 これまで数多くのタイトルや名誉を獲得してきた池江厩舎だが、気づけばここまで重賞勝利は“ゼロ”。最後の重賞勝利は、昨年12月に行われた中日新聞杯(G3)のボッケリーニまで遡る。今年のG1戦線においても、上位人気での参戦はスプリンターズS(G1)のジャンダルムのみと、役者の少なさが浮き彫りとなっている。

 思い返せば、先週行われた京都2歳S(G3)は今年初の重賞制覇へ千載一遇のチャンスだった。鞍上には池江師と同級生で親交が深い武豊騎手を配し、1番人気の支持を得たトゥデイイズザデイは盤石の状態かと思われた。

 しかし、悪い流れを断ち切ることは出来なかった。スタートで出遅れた上に、3コーナー過ぎの仕掛けどころで前の馬のアクシデントも重なり、結果6着。何とも後味の悪い敗戦となってしまった。

 残すところあと1か月とチャンスも限られるなか、今週末行われるチャレンジC(G3)には、アルジャンナ(牡4、栗東・池江厩舎)とペルシアンナイト(牡7、栗東・池江厩舎)の2頭を送り込む。人気の中心はソーヴァリアントやジェラルディーナなど勢いのある3歳馬となりそうで、ここは古株の意地を見せたいところだ。

 実は、池江厩舎は阪神芝2000mの重賞にめっぽう強く、2012年からの約10年間の成績は(8-2-4-12/26)で勝率30.8%、複勝率53.8%と破格の数字だ。事実、過去のチャレンジC においても2017年のサトノクロニクルで勝利、2018年のマウントゴールドで2着と好走例がある。得意な条件だけに、1発の期待がかかる。

 今回武騎手が騎乗するアルジャンナは、先週引退したコントレイルと同じ現4歳世代で、デビュー当初から期待も大きく重賞でも好走を続けていた。日本ダービー(G1)では最下位と結果を残せなかったが、その後マイル路線に切り替え今年のマイラーズC(G2)では2着と好走。しかし近2走は鞍上にC.ルメール騎手を起用するも、期待を裏切る凡走が続いている。

 今回は前走の富士S(G2)から一気に400mの距離延長となる。管理する池江師は「元々、中距離を走っていた馬。状態も悪くないですよ」と不安はなさそうだ。新馬戦以来の2000mという距離が、復調への起爆剤になる可能性はある。

 一方で岩田望来騎手が騎乗するペルシアンナイトは、2017年のマイルCS(G1)の覇者で、芝2000mのG1でも2着が2回と実績十分の古豪だ。

 前走の天皇賞・秋(G1)では、上がり3ハロン2位の33秒1を繰り出し7着とまだまだ衰えは感じない。池江師も「今は2000mの方がいい」と手ごたえを感じている。

 同日の中山メイン・ステイヤーズS(G2)に出走するシルヴァーソニックも含め、今週は3頭での重賞挑戦となる池江厩舎。先週の雪辱も踏まえ、悪い流れに終止符を打つことが出来るか目が離せない状況だ。

 今年も残すところあと9日間の開催で、JRAの競馬は終了となる。現役調教師としては最長記録となる16年連続重賞勝利を目の前に足踏みが続いている池江師だが、胸に秘める「このままでは終われない」という思いがきっとあるはずだ。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?