フリーランスが仕事を失う!?「インボイス制度」ってなに? 正しい請求書を発行しないととんでもないことに!

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世の中にはフリーランスや個人事業者として活躍している人は大勢いるだろう。しかし、今後、フリーランスや個人事業者は「インボイス制度」に対応した正しい請求書を発行しないと、仕事が激減する可能性がある。そこで今回は、2023年10月から導入される「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」について解説しよう。これを知らないとフリーランス失格だぞ!

2023年10月から始まるインボイス制度って何?

アナタは「インボイス制度」という言葉を聞いたことがあるだろうか? これは2023年10月1日から導入される「適格請求書等保存方式」のことで、今後、消費税納税に関わる新しい仕組みである。

インボイス制度は、フリーランスや個人事業主だけでなく、彼らと仕事をしている会社にも関わってくる重要な制度。今後は「インボイス制度って何それ?」では済まされない。

正しく理解して対応していないと、最悪の場合フリーランスの人は仕事が減ったり、会社が金銭的な被害を被る可能性もあるのだ。

そこで今回は、新たな消費税納税の仕組みである「インボイス制度」についてじっくりと解説しよう。

実はフリーランスが請求する消費税は丸儲け!?

新しく始まるインボイス制度で、実際に問題となるのはズバリ「フリーランスの請求書の消費税」だ。

そもそも、法人の場合は消費税の納税義務者なので、売上としてもらう100万円の請求書には10万円の消費税(10%)を上乗せする。一方、法人が支払う(仕入)にも消費税がかかるので、たとえば、フリーランスのギャラが30万なら3万円の消費税(10%)が上乗せされて請求される。

したがって、法人の仕入にかかる消費税3万円は「仕入税額控除」扱いとなり、売上の消費税10万円との差額である7万円を納税することになる。

もちろん、フリーランスや個人事業者にも原則消費税の納税義務があるが、開業2期目までや売上高1,000万円以下なら免税事業者扱いとなり、消費税を納めなくてもいい。実はこれが話をややこしくする原因となっている。

つまり、現状では、免税事業者のフリーランスも消費税を上乗せできてしまうが、彼らはもらった消費税を納税することはないので、実質、消費税10%分は丸儲けになってしまってうのだ。

そのような背景もあって、今後はフリーランスの請求書の消費税について厳しく管理&…

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パチスロ2021年「個人的ベスト機種」…知れば知るほど楽しみが増す「スルメ台」に決定!!

 2021年も多くのパチスロ新台が登場した。私もパチスロライターの端くれ。地域や特定ホール限定で導入されたものを除き、大半のパチスロ新台に触れてきた。

 ハイエナ記事を担当させていただいている手前、AT機の方が稼働時間は長い。しかしノーマルタイプやA+ ATのような狙い目が少ないタイプもプライベートでは嗜む。

 例えば『新ハナビ』などは触れる機会が多い。5号機『ハナビ』と比較するとレギュラーボーナスの2コマ目押しが手間ではあるが、初当り確率とコイン持ちの上昇で遊びやすさが格段に増した印象。私のような大ハマりに遭遇しやすい人間にはありがたい。

 A+ ATタイプでは『パチスロコードギアス 反逆のルルーシュ3』がお気に入りだ。ATへのハードルは高めだが、適度な自力感で継続させるシステムは高評価である。

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 そんな中、「個人的No.1」といえる機種はやはりATタイプ。2021年のトップは7月にリリースされた山佐ネクストの『パチスロ 零』を推したい。

 本機はシステムを知れば知るほど楽しみが増す「スルメ台」。一般的には規定ゲーム数当選を目指すタイプと認識されているようだが、実は「レア役でのAT当選」が出玉の大きなカギとなる。

 通常時からの当選は本ATへの足がかりとなる「逢魔刻」とレギュラーボーナス的な「零ボーナス」という2つのルートが存在。ここはもちろん「逢魔刻」を狙いたい。

 抽選方式が特殊で、まずモードによって「逢魔刻」を抽選。モードからの抽選に漏れれば滞在ゲーム数による抽選となり、レア役当選の場合は更に抽選が重ねて行われる仕様だ。全ての抽選に漏れた場合は「零ボーナス」となる。

 つまり、ゲーム数では2段階の「逢魔刻」抽選となるが、レア役で当選した場合は3段階での抽選となるため、その分だけ「逢魔刻」に当選しやすいのだ。

 高設定はモードが優遇されており、モードによる抽選で「逢魔刻」に繋がりやすいが、低設定ではレア役で「逢魔刻」を掴み取るというバランスである。

 ここまで通常時の説明となったが、本機最大の魅力はATシステムにある。

 怨霊とのバトルに勝利すればAT継続という、かつて5号機『パチスロモンスターハンター月下雷鳴』で人気を博したシステムを採用。ベルの押し順を規定回数ハズすまでバトルは展開されるが、霊力ゲージが一定まで溜まっていれば2択や全ナビに変化する。

 ホラーゲームがコンテンツとなっているだけに恐怖感を煽る演出が多いが、苦手でない方は是非チャレンジしていただきたいマシンだ。

(文=大松)

<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

甘デジ新台「右50%10R」で期待度99.9%の遊タイムも超強力! 遊びやすさと爆発力を秘めたS級マシン!!

 戦車道に邁進する女子高生たちの姿を描いた人気アニメ「ガールズ&パンツァー」。最終章の第3話が今年の秋に劇場公開され、そのタイミングを見計らってパチンコ版の最新作もリリースされたが、このたびスペック違いとなる新台『Pガールズ&パンツァー劇場版 甘デジ』が登場した。

 大当り確率が1/89と通常の甘デジよりさらに遊びやすくなった本機はライトミドル同様のゲーム性を踏襲。勝負のカギを握る連チャンモード「戦車道」により、まとまった出玉の獲得を目指す。

「戦車道」へは、初当りから直接突入するルートもあるが、大部分は「時短1回+残保留4個」の抽選による大当り獲得にてRUSH突入を狙う「戦車道チャレンジ」を経由。5回転の大当り期待度は約50%となっている。

 連チャンモードとなる「戦車道」は「時短6回or200回+残保留4個」で展開。トータルの継続率は約78%となっているが、200回の時短の場合は次回大当りが濃厚となる。また、右打ち中は大当りの半分が最大出玉となる10ラウンドなので、甘デジとはいえツボにハマった時の爆発力は目を見張るものがある。

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 この「戦車道」は5回転で1つのバトルを1セットとする演出が2回繰り広げられる。1回のバトルは予告パートとジャッジパートの2部構成で、最初にチームや学校の演出が展開され文字色やセリフの内容などで期待度が変化する仕様だ。

 続くジャッジパートは、戦車バトルとガルパンミッションの2つの演出が発生。演出パターンやチャンスアップの種類が豊富に用意されている。これらは大当りした際のラウンド抽選にも関係してくるので、大当りだけでなく出玉の期待度もアップする仕組みとなっている。

 大当り時に表示されるランクが「B」以上だとジャッジメント演出が発生しラウンド数の上乗せや保留連獲得のチャンスとなる。ランクは戦車道で発生したチャンスアップ演出によって加算され、ランクが高いほどラウンド数が高くなる。「S」以上ならVストックも濃厚となる。

「戦車道」は平均で5.5連チャン、出玉にして約2000発を期待できる破壊力を持つが、さらに本機には超強力な遊タイムも搭載されているので、爆発への期待感があふれる仕様なのである。

 遊タイムは大当り間で267回転と、規定マックスとなる大当り確率の3倍に発動条件が設定されているが、200回転の電サポでは99.9%大当りに期待できるうえに連チャンモードとなる「戦車道」への突入も約束される。

 遊びやすさと爆発力を兼ね備えた『Pガールズ&パンツァー劇場版 甘デジ』で道を極めよう。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

JRA朝日杯FS(G1)圧倒的「早熟」厩舎が送り込むセリフォス、「2回に1回勝つ」根拠でC.デムーロ2週連続「裏切り」はほぼナシ?

 先週の阪神JF(G1)は、M.デムーロ騎手の3番人気サークルオブライフが制し、2歳女王へと輝いた。これに対し、19日に阪神競馬場で開催される朝日杯FS(G1)の主役は、牡馬となる。

 ただ、2歳王者となった馬が、そのまま世代最強馬として君臨し続けるのかとなるとそうでもない。古くはミホノブルボンやナリタブライアンのようなケースもあったが、距離体系の整備された近年は、ホープフルSのG1昇格などもあり、あくまで2歳の最強マイラーを決めるといった程度に留まっている。

 そして、今年の1番人気が予想されるセリフォス(牡2、栗東・中内田充正厩舎)もまた、そんな1頭なのかもしれない。

 デビュー勝ちした6月中京から、2戦目の新潟2歳S(G3)で重賞初勝利。3戦目のデイリー杯2歳S(G2)も制して目下3連勝。血統的にもマイルで強いダイワメジャー産駒であり、マイル王に相応しい馬である。

 鞍上は当初予定していた藤岡佑介騎手から、C.デムーロ騎手へと乗り替わるが、大舞台での実績は一枚も二枚も上。続投を視野に入れていた陣営に、オーナーサイドから「鞍上強化」の依頼があったのも仕方がないだろう。降板を告げられた藤岡佑騎手には、気の毒だが、そこは結果こそすべての世界でもある。

 とはいえ、バトンを渡されたC.デムーロ騎手は、先週の阪神JFで1番人気ナミュールに騎乗して4着に敗れたばかり。兄の意地を見せたM.デムーロ騎手に一矢報いるためにも、今度こそ負けられないところだ。

「ナミュールは出遅れもあれば、道中の不利もあり、C.デムーロ騎手の騎乗が致命的な敗因となったわけでもありません。騎乗技術的には世界トップクラスの一人ですから、リベンジする可能性はかなり高そうですよ。

何しろ中内田厩舎は2歳専門といえるほどの好成績を残しているんです。昨年の朝日杯FSもグレナディアガーズで優勝しています。特に注目したいのは2歳重賞の圧倒的な強さです」(競馬記者)

 いわれてみると確かに2歳戦といえば中内田厩舎というイメージが強く残っている。実際調べてみると、想像以上に好成績を残していたため、触れておきたい。

 ちなみにこれは2014年に厩舎を開業してから現在(12日の開催終了時)までの年齢別勝率となるのだが、3歳6.6%、4歳17.9%、5歳11.1%、6歳0%。これに対し、2歳の勝率は55.0%というとんでもない高勝率なのだ。

 つまりは中内田厩舎の管理馬が2歳重賞に出走した場合、「2回に1回」以上は勝っているということになる。矢作芳人厩舎や国枝栄厩舎などの名門を抑え、今年の調教師リーディングトップを突き進んでいる原動力は、2歳世代の活躍ともいえそうだ。

 自身の現役時代は、皐月賞や天皇賞・秋などの中距離G1を制したダイワメジャーだが、産駒の活躍している距離はやはり短距離が中心。馬にとっても厩舎にとっても、ここが全力投球の勝負レースで間違いない。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

JRA朝日杯&有馬記念、絞りに絞った買うべき2頭!伝説の騎手が徹底分析

勝負の2週間に突入!

 いよいよ2021年も終盤に入り、残り2週間を切った。年末はさまざまなイベントが行われるが、特に大きな盛り上がりを見せるのが競馬だ。

 今週末の日本中央競馬会(JRA)は、2歳王者を決める朝日杯フューチュリティステークス(G1)が行われ(以後、朝日杯)、来週末は恒例のグランプリ、有馬記念(G1)が行われる。朝日杯は過去にナリタブライアンなどが勝利した伝統の一戦、そして有馬記念は400億円以上の馬券が売れる、ギネス世界記録にも登録された一大イベントである。

 朝日杯にはジオグリフ、セリフォス、ダノンスコーピオン、ドウデュース、ドーブネといった超大物素質馬が出走。なかでもドーブネは、「Yahoo!」の検索大賞2021ゲーム部門にも選出された、競馬ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」で知られるサイバーエージェント社長の藤田晋氏が所有し、競りで5億円以上の金額で落札された馬。果たしてその金額に見合った成績を残せるだろうか。

 そして有馬記念には、引退レースとなるクロノジェネシスやキセキ、天皇賞(秋)を勝利したエフフォーリアなどが出走予定。JRA年度代表馬決定戦の様相もあり、かなりの激戦となりそうだ。

 この週末から来週末の有馬記念にかけて、日本中が競馬の話題一色となる。年に1度のビッグイベントであり、どの馬を買うか、どんな馬券を買うか、そして誰が的中するか、競馬で染まっていくのを感じるだろう。そんな有馬記念と今週末行われる朝日杯は、ぜひとも馬券で勝負し的中させたいもの。しかし、初心者にはどんな馬を買えばいいのかわからない。そこで耳寄りなお知らせがある。

「とにかく当たる!」

「どこよりも正確!」

「そのすべてが斬新!」

と、多くのファンが心酔する元JRA騎手が、“絞りに絞った厳選馬”を無料で教えてくれるのだ。その人物こそ、かつてサニーブライアンでダービージョッキーとなった大西直宏氏だ。

一般人とは次元が違う世界

 競馬は騎手の視点がもっとも馬券に直結するといわれている。騎手は馬の状態や適性、そして何よりもレースを知っているからである。そのコースの攻略法、騎手の技量、展開の読み、仕掛けどころなど騎手でしかわからない点は非常に多い。実際にレースに乗った経験がある人間とそうでない人間では、競馬に対する知識と分析に天と地ほどの差があるだろう。そういった意味でも、東京優駿(日本ダービー)などのG1レースを制した本物のジョッキーの知識と見解は、ファンにとって何よりも大きな武器となるはず。

 そんな視点を持つ大西氏が、競馬ファンに至高の情報を提供しているのが競馬エンタメ情報サイトの「ワールド」だ。

 このワールドには多くの競馬関係者が在籍し、その人脈を通じて日本全国からありとあらゆる情報が集まり、大西氏をはじめとした競馬経験者が徹底的に分析。絞りに絞った注目馬をファンに公開している。今週末の朝日杯は、なんとその厳選した2頭を無料で紹介してくれるというのだ。その情報の一部を紹介しよう。

「今年の2歳重賞も、新潟2歳ステークスやサウジアラビアロイヤルカップなどをコンスタントに的中。キャリアが浅いため一般に出回る情報が少なく難解な2歳戦でも、ワールドだから入手できた情報で的確なジャッジをお届けしています。朝日杯は過去に3年連続的中、ホープフルステークスも500倍の万馬券的中など、2歳G1レースもこれまで多くの的中をお届けしてきました。

 今年の朝日杯は素質馬が多いものの、ディープインパクトのような突出した実力馬はいません。ゆえにオッズが分散しており、好配当が狙えるレースです。そしてワールドでは、大西氏の分析によって2頭の馬に注目しています。大西氏も絶対的な自信を持つこの2頭こそ、朝日杯のキーホースであり、絶対に馬券で買うべき2頭。マスコミもまだ手探り状態で本当の実力はバレておらず、配当妙味も抜群と条件は揃いました。今回は無料でこの厳選2頭を公開しますので、ぜひ皆様の馬券に加えてください。

 なお、初めてワールドをご利用される方には、朝日杯だけでなく来週末の有馬記念とホープフルステークスといった、年内に行われるJRAのG1レースでも、大西直宏監修の厳選注目馬を無料で公開します。ぜひ、そちらもご期待ください」(ワールドの担当者)

 今年も驚きの的中をファンに届けてきたワールドと大西氏が提供する朝日杯、そして有馬記念、ホープフルステークスの無料情報。決して一般人では到達できないダービージョッキーの視点で提供される情報の価値は絶大だ。特に今週末の朝日杯で提供される“絞りに絞った2頭”は必見。スポーツ紙などで予想を掲載する競馬記者のように、8頭や10頭も紹介するのではなく、たった2頭なのだ。ファンとしても悩まず買うべき馬を知ることができるのは大きい。

 この無料情報をしっかり活用して朝日杯を的中させ、その資金を元に有馬記念も的中させる。これが競馬ファンにとって最高のフィナーレといえよう。その夢を叶えるためにも、今週末の朝日杯、そして来週末の有馬記念は大西氏が提供する厳選無料情報を必ずゲットしておこう。

(文=編集部)

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※本稿はPR記事です。

JRA 朝日杯FS(G1)ジオグリフの敵は「己自身」!? ハーツクライ、クリソベリルも悩まされた「重病」とは

 19日、阪神競馬場では2歳G1の第2弾目にあたる朝日杯FSが行われる。

 今秋行われてきたG1・9レースのうち、先月のエリザベス女王杯を除く8レースで1~4番人気の馬が制している。そのため、今回の朝日杯も人気の優勝を想定するのが得策かもしれない。

 『netkeiba.com』の単勝予想オッズによると、単勝1.9倍のセリフォスと単勝2.8倍のジオグリフが人気を分け合い、少し離された3番人気に単勝6.7倍のダノンスコーピオンが続いている。想定オッズの段階とはいえ、順当決着の多い今秋の傾向からセリフォスとジオグリフには歓迎だろう。

 下馬評でセリフォスがリードしている点としては、不安要素の少なさが挙げられる。セリフォスはデビュー戦から一貫してマイルを使われ続けてきた、いわばマイルのスペシャリストだ。今回と同じ舞台のデイリー杯2歳S(G2)もロスがありながら、完勝しており、鞍上も経験豊富なC.デムーロ騎手へ替わるなど歓迎材料が多い。

 対するジオグリフは、今回が初めてのマイル戦。デビュー2戦続けて1ハロン長い1800mを使われていたため、距離の不安はないが、マイルの速いペースへ対応できるかが鍵になるだろう。そして、何よりジオグリフはデビュー前の段階から「喉鳴り」であることが同馬を所有する「サンデーレーシング」から公表されている。

 喉鳴りは別名「喘鳴症」とも呼ばれる馬の病気の一種だ。喉頭部を支配する神経の麻痺や呼吸器の感染症により、喉頭口が狭くなり、呼吸のたびに「ヒュウヒュウ」「ゼイゼイ」といった音を発する。

 馬は鼻でしか呼吸をしないため、鼻と直結している喉は呼吸をする上で大事な役割を果たしている。それゆえ、喉鳴りになると、運動時に充分な呼吸ができず、競走能力に影響を及ぼす。

 この手の話でよく挙がるのが、セリフォスの父であるダイワメジャーだ。同馬は皐月賞(G1)を優勝するも、その後抱えていた喉鳴りの影響で成績が低迷。3歳の11月に手術で治療すると、引退する6歳までにG1を4勝する活躍を見せた。

 しかし、ダイワメジャーの例は稀で、多くの馬は術後も目立った活躍が出来ていないことが多い。また、術後合併症を発症するケースもあるため、必ずしも手術を行えばいいわけでない。

 原因などメカニズムについては不明点が多く、ハーツクライやクリソベリル、ゴールドアリュールといった過去の名馬も喉鳴りが原因で引退している。

 ジオグリフの場合はデビュー2戦とも圧巻のパフォーマンスを見せているため、これまでは引退を考えるほどの症状ではないだろう。ただ、ダイワメジャーのように急激に症状が重くなって、成績不振に陥る可能性も十分考えられる。

 果たしてジオグリフは歴代の名馬も悩まされたハンデを克服して、無傷の3連勝でG1馬の仲間入りができるだろうか。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

海外売上高比率が9割…村田製作所が過去最高益、「世界シェア上位」経営の秘密

 村田製作所は2023~25年3月期までの「中期経営方針2024」と2030年に向けた長期ビジョンを発表した。世界的に環境への意識が高まる中、脱炭素に向けた対応などを強める「戦略投資」という項目を新たに設定。3年間で2300億円を投じる。株主還元でも2700億円を計画する。

 新中計は売上高2兆円(22年3月期の予想は1兆7300億円)、営業利益率20%以上、ROIC(投下資本利益率)20%以上に設定。投資が拡大するが収益力を落とさないよう配慮する。営業キャッシュフロー(CF)は前中計(今期まで3年間)より12%多い1兆2500億円を創出する。

 スマートフォンやパソコンなどに欠かせない積層セラミックコンデンサー(MLCC)が牽引役だ。MLCCは世界シェア4割を占める。環境投資では各生産拠点などに太陽光発電システムを導入する。50年の再生可能エネルギー導入比率100%という目標達成に向け、25年3月期までに25%、31年3月期に50%とするロードマップも示した。温暖化ガス排出量も25年3月期に20年3月期比20%減を目指す。

 今年11月に、高周波部品の生産子会社・金津村田製作所(福井県あわら市)で、工場の100%再エネ化を初めて達成した。発火しにくく長寿命の高性能リチウムイオン電池「フォルテリオン(FORTELION)」を活用した蓄電システムを導入。駐車場にはカーポート型の太陽光発電システムを設け、蓄電システムと組み合わせた。

 MLCC増産など通常の設備投資には6400億円を投資する。需要が拡大するMLCCは、タイで増産する。チェンマイ近郊の電子部品工場に近隣する土地を購入し、120億円を投じて延床面積約8万平方メートルの新棟を建設。23年3月に稼働する。MLCCは国内や中国、フィリピンに主力工場があり、タイでも主要部品の生産を始め、生産拠点を分散化する。

 当面の業績は好調だ。2021年4~9月期の連結決算は売上高が前年同期比21%増の9080億円、営業利益は69%増の2221億円、純利益は68%増の1677億円と過去最高となった。主力のMLCCや通信機器に使う表面波フィルターなど世界シェアが高い部品が好調。用途別売上高では巣ごもり需要を背景に、パソコンや関連機器向けが31%増の1827億円になったほか、ゲーム機器などのAV機器向けも10%増の396億円となった。通信向けは3%増の3927億円。高速通信規格「5G」対応スマホなどの需要が大きく業績に寄与した。車載向けは顧客メーカーが生産回復に備えるため電子部品の在庫を積み増した影響が大きく、51%増の1648億円だった。

 22年3月期通期は、売上高が前期比6%増の1兆7300億円、営業利益16%増の3650億円、純利益14%増の2710億円の見通しを据え置いた。村田恒夫会長は下期以降について「需要は弱含みになる」と慎重な見方をしている。11月15日の中期経営方針の発表を受けて、翌16日の株価は前日比308円(3.5%)高の8989円に急騰した。環境投資や株主還元への取り組みを好感した買いが入った。

全固体電池を量産

 村田製作所の売上高営業利益率は24.5%(21年4~9月期)と、電子部品大手の中で断トツの収益性を誇るが、数少ないアキレス腱が電池事業だ。

 電気自動車(EV)や太陽光発電などの普及とともに蓄電池の市場の拡大が見込まれる。日本政府が2050年の温暖化ガス排出ゼロの目標を打ち出したこともあり、脱炭素の機運が高まってきた。

 現在、主流のリチウムイオン電池の次の本命と目されているのが全固体電池。内部の電解液を固体にして出力をあげるのが特徴。エネルギー密度が高まり、発火のリスクも低いという利点がある。欧米の自動車メーカーを中心に世界中で車載電池への投資が過熱している。

 村田製作所には海外売上高比率が91.6%(21年3月期)というグローバル企業としての誇りがある。そこで、22年3月期中に全固体電池の量産に乗り出す。野洲事業所(滋賀県野洲市)に量産ラインを設置し、イヤホンなどのウエアラブル端末向けに供給する。月産10万個の生産を最終的に予定している。

 電池事業は17年、ソニーから買収したことで本格的にスタートを切った。ソニーが1991年、世界で初めてリチウムイオン電池を量産した福島県郡山市の工場は現在、生産子会社・東北村田製作所となっている。リチウムイオン電池技術に主力のMLCCで培った積層技術を加味して大容量化を実現。発火しにくい高性能電池の「フォルテリオン」を生産している。

 全固体電池などの新製品の立ち上げは負担になっており、22年3月期に達成する予定だった電池事業の黒字化は先送りする。電子部品の需要は長期的には5Gや電装化が進む自動車用向けを中心に拡大するとみている。次なる成長の柱として、早急に全固体電池を軌道に乗せることが課題である。全固体電池は何といっても脱炭素の切り札となる可能性があるからだ。

(文=編集部)

第1回:OOHには秘めたる価値「世の中ゴト効果」がある!

街の屋外看板や電車内の広告など、家の外での広告接触を担うOOH(Out Of Home)広告。

OOHは効果検証が困難なため、今まではリーチやサーキュレーションなど「どれだけの人が接触しうるか」が重要指標でした。しかし実際にOOHを出稿する目的は、「世の中の話題にしたい」「話題化によって生活者の態度変容を効果的に起こしたい」など、リーチやサーキュレーションでは説明できない効果を狙う場合が多く見受けられるようになってきました。

電通は、OOHにはこのような「世の中ゴト効果」があるのでは?との仮説から、効果検証プロジェクトを発足。実際に「世の中ゴト効果」を可視化しました。そこから効果的なプランニングを態度変容起点で行えるツール(β版)を開発。今後、利活用できるソリューションに向けて始動していきたいと思っています。

そこで今回、3回シリーズで、OOHのプランニングに携わるさまざまな電通プランナーが集い、OOHの「世の中ゴト効果」について語り、効果検証からOOHメディアのこれからのプランニングを考えていく特集を展開することにしました。
第1回は、生活者/マーケティングプランナーの両立場からOOHの役割や価値、効果を可視化することの意義について語ってもらいました。

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参加メンバー
【参加メンバー】
福田博史:第3統合ソリューション局 シニア・ソリューション・ディレクター。さまざまなメディアのソリューション開発立案を担当し、今回のOOHの「世の中ゴト効果」プロジェクトの推進メンバーも務める。
 
長尾慶太郎:第1ビジネスプロデュース局。入社以来ビジネスプロデューサーとして国内外でOOHを含めたメディア・キャンペーンに携わる。海外赴任を経て、現在はクライアントのグローバルブランド戦略を担当。

寺村俊:第3統合ソリューション局 マーケティングプランナー。戦略立案・メディアプランニング・PDCAを一手に担い、スタートアップ企業からナショナルクライアントまで幅広いステージ・業種で事業成長に伴走していくPDCAの実績を持つ。

倉石藍:第3統合ソリューション局 ソリューションプランナー。徹底したターゲットインサイトからコミュニケーション戦略を立案、メディアプラン&PDCAも一気通貫して実行するのが得意なプランナー。

古池茜:OOH局プランナーを経て、現在はデータ・テクノロジーセンターで「テレビ×デジタル×OOH」のトリプルメディアを活用したオンオフ統合プランニング~効果検証スキームの開発に携わる。
 

OOH「ならでは」の価値ってなんだろう?

福田:コロナ以前からOOHは多くの企業で活用されてきたものの、肝心の効果に関してはリーチ・サーキュレーション(広告に接触する機会のある人数とボリューム)という指標で測るしかなく、「もっと違った視点で効果を可視化することはできないのか?」ということを常々考えていました。

個人的に、OOHには特有のメディアの「圧」のようなものがあると感じています。不特定多数の目に、同時に触れる広告だからこそ、その「圧」がある一定の量を超えると一気に話題化する。単純にリーチやサーキュレーションという言葉では表現できない人を動かす効果を感じるのです。

倉石:OOHはテレビやデジタルと同列に評価されることが多いと思うのですが、テレビCMやデジタル広告が生活者にとっては「受動メディア」であるのに対し、OOHは生活者が気になったら積極的に見る「能動メディア」的な側面を持っていると感じています。ビジュアルも大きく、パワーも強力で話題性もあるので、従来のメディアと同列に捉えるのではなく、テレビ/デジタルと掛け合わせるような発想が必要ではないかと思います。

福田:イチ生活者としてOOHならではの効果を感じることはありますか?

倉石:やはり特定空間を独占するジャック広告はインパクトが大きいと感じます。加えて、街に出た時の自分の気持ちと行動にマッチした広告だとより印象に残ります。例えば、コロナ禍でどうしても出社しないといけない時の憂鬱な気持ちに寄り添ってくれた広告は今でも鮮明に覚えています(笑)。

古池:私は普段、忙しくてテレビを見られない時は、情報入手する手段としてデジタルやOOHを見ています。週刊誌の中づり広告で最近の話題を知ったりということもありましたし、今は、駅ばり広告で今期の新ドラマを確認したりすることが習慣になっていますね。

OOHに出稿する目的はさまざまありますが、クライアントから一番オーダーを頂くのは「露出感」です。まさしくジャック広告のように、大きな存在感を発揮できるのはOOHの価値の一つだと思います。

寺村:存在感といえば、緊急事態宣言で人がいなくなった渋谷の様子が連日テレビのニュースで放送されていました。あの時、映っていたOOH広告はものすごく印象に残っています。実際にそこにいなくても、一瞬テレビに映っただけでも分かる「リアルな存在感・露出感」というのは、OOHの大きな価値だなと感じました。

長尾:僕がブラジルにいた時に感銘を受けたのは、スニーカーブランドのキャンペーンです。当時、ブラジルでは街の落書きが社会問題化していたのですが、そのブランドは落書きをスニーカーのイラストで塗り潰し、その場所に訪れた人だけが、そこに描かれているスニーカーをECで購入できる施策を行いました。OOHは話題化と社会課題の解決を同時に実現する力があると私は思っています。

福田:アイデア次第で、単なる露出だけではない存在感や社会性を生み出すことができる。まさにこうした「世の中ゴト」への働きかけができるのがOOHならではのメディア価値ですよね。

渋谷画像

20年以上前に「世の中ゴト効果」は証明されていた!

福田:皆さんも生活者/プランナーの立場から、リーチ・サーキュレーションにとどまらないOOHの「世の中ゴト効果」を肌で感じてはいるものの、やはり「実際にどう可視化するのか?」という点に課題があるように思いますが、皆さんいかがでしょうか?

長尾:リーチといった従来の指標だと、特定のエリアやターゲットへの訴求を補完するような「補足メディア」的な位置付けになってしまう。それだけでは、提案する立場としてはもどかしい部分ではあります。

寺村:同感です。エリアやターゲットを絞り込んだ施策や、クリエイティブ重視の施策など、OOHを提案しやすいシーンは限定的になってしまうのが現状ですよね。一方で、コロナ禍でパーソナルな空間が増えたからこそ、世の中ゴトとして捉えやすいOOHに価値を見いだすクライアントも増えてきているように感じます。

福田:そうですよね。「世の中ゴト効果」を感覚的にご理解いただけるクライアントも少なくないのですが、その効果を定量的に証明できないと、採用しにくいですよね。

ただ、20年以上前になる調査結果ですが、日経広告研究所(※1)が発表した調査でも、マス広告を通した話題感や商品普及感といった「世の中ゴト効果(集団効果)」が本人の態度変容に影響を及ぼすという結果が報告されています。

※1=出典:望月 裕、仁科貞文(2000)「マスメディア広告の『集団効果』の検証と展開」日経広告研究所34(4), 16-22, 2000-08


これを2021年の生活者の実態やメディア環境にアップデートする形で再調査すれば、「世の中ゴト効果」を立証できるかもしれないと考えました。さらにNTTドコモと電通によるLIVE BOARD(※2)のデータ基盤を活用することでよりクリアに効果検証していくことができるのではないか、そう思って、「世の中ゴト効果」の検証プロジェクトがスタートしていくことになりました。

※2=LIVE BOARD
NTTドコモと電通が設立したデジタルOOH広告の配信プラットフォーム運営および広告枠の販売事業を行う新会社。インプレッション(=広告視認者数)やユーザー属性に基づくOOH広告配信を実現し、OOHの広告効果・投資対効果も検証可能に。ネットワークされたデジタルサイネージ「LIVE BOARD」を全国各地に所有している。
 
LIVE BOARD-1
LIVE BOARD-2

OOHの「世の中ゴト効果」は本当に可視化できるのか?

古池:私たちが実施した事例調査でも、人はテレビ/デジタル/OOHなどコンタクトポイントが増えるほど「話題化している」と感じやすいことが分かっています。例えば会社で同僚がいつも同じ服を着ているのを見るのと、街中でいろんな人が同じ服を着ているのを見るのでは、後者の方が「はやっている感」がありますよね、それと同じだと思っています。

接触回数と接触箇所数が増えるほど「この商品はいま世の中で話題なんだ」という気持ちを醸成することができるのだと思います。

寺村:そう考えると、複数のOOHの枠の中から最適な場所・タイミングを選んで広告配信ができるLIVE BOARDは、さまざまな場所で目にする機会があるので、より「世の中ゴト化」が期待できるOOH媒体ですよね。

福田:最近は、テレビやデジタルでリーチが取れているのに認知が上がらないケースも増えています。その要因の一つに、「情報がパーソナライズされ過ぎている」という問題があるのではないでしょうか。その点、OOHは不特定多数が見ていることを実感できるメディアなので、世の中ゴト効果を生みやすい特性があるのかもしれません。

倉石:世の中ゴトという意味では、ブランドメッセージを発信できる点も大きいと思っています。生活者が持つ街のイメージにメッセージを掛け合わせることで、よりパワーのあるコンテンツが生まれます。これはテレビやデジタルだけではなかなかできないOOHならではのメディア価値ですよね。

福田:確かにそうですね。渋谷という街が持つ特有の記号のようなものとOOHの広告表現が掛け合わされると、OOHはよりパワフルな印象になりますよね。

これまでの議論を受けて、改めて「世の中ゴト効果」を可視化/立証できればOOHの意義は大きく変わると思いました。効果の可視化ができれば、クライアントの目標から逆算したメディアプランニングも提案できるようになっていくと思います。

寺村:実際にLIVE BOARDを活用したクライアント事例では、「認知」や「第一想起」などブランド戦略に関わる重要指標の可視化に成功しています。サブスクリプションサービスでは、新規層を獲得したいという課題に対して、テレビCMと同じクリエイティブ素材をLIVE BOARDで放映したことにより、認知の定着や興味喚起を促せた、という結果が出ています。

古池:特にリアル店舗への送客では、従来は計測することが難しかった、来店後の購買までを個人情報保護がされた上で計測できるようになりました。ある飲食チェーンでは、新商品の訴求をLIVE BOARDで行い、LIVE BOARDに接触したからこそ購買してくれたお客さまの特徴を、デモグラ、購買頻度や単価など、さまざまな切り口で検証したことで、次回施策への打ち手が考えやすくなりました。

福田:既にOOHの「世の中ゴト効果」をある程度、可視化できている実績もあるということですね。次回はLIVE BOARDの検証基盤を活用した調査結果について詳しく紹介したいと思います。

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話題の着るこたつ「こたんぽ」、使ってわかった感動の暖かさ&最大の難点

 冬も本格化し、寒さが身にしみる日が続いている。どれだけ部屋を暖かくし、どれだけ服を着込んだとしても、やはり下半身が冷えるという方もいるのではないだろうか。

 そんな方たちにとって救世主的商品がサンコーレアモノショップから発売された。その商品は、『おひとりさま用着るこたつこたんぽ」』。「着るこたつ」と聞くと、あの重くて大きいこたつ布団をかぶるのかと想像してしまいそうだが、口コミを見る限りどうやら軽くて暖かい、まさに冬場には最適な優秀アイテムらしい。

 だが、いくら暖かいとはいえ、いくつか疑問が浮かぶ。毛布の中にはヒーターが入っており、コードで繋がれているようだが、座っているとき邪魔になったりしないのだろうか。また、この商品を着用しながら移動できるとのことだが、動きやすいのだろうか。ほかにも「こたんぽ」の利便性に関する疑念が拭えない。

 そこで、今回筆者が実際に「こたんぽ」を使用し、使いやすさや暖かさなどを検証していく。

かなり暖かく温度調節やタイマー設定もできて便利

 さっそく商品が届き「こたんぽ」を広げてみた。上部についているポケットの中にはリモコンが収納されている。本体重量は約1980gとのことだが、持ってみた感想としては意外と軽いという印象。

 サイズは縦約1m29cm、横約48cmと、こたつとして考えるとかなりコンパクトなサイズ感だ。本物のこたつを動かすよりも、重さや大きさの観点ではこちらのほうが断然負担はかからないだろう。

 本体の側面についているファスナーを開けると、中には触感の良いファブリックに包まれたヒーターが入っていた。ヒーターは「こたんぽ」の中に入っているときは身体の前面にくるようだ。つまり座ったとき、膝の上から足首辺りにかけてヒーターが直接乗っかるため、常に足全体がポカポカになるということらしい。

 また、ヒーターには6カ所、本体とヒーターをつなぐボタンが付いているため、本体の中でヒーターがずれる心配はない。本体を洗うときは、このヒーターを外して手洗いで洗濯することができるとのこと。

 では、いざ「こたんぽ」の中に入ってみる。実際は“着る”というより“履く”という感じだ。両サイドについているファスナーを下げて履くことで、下半身からすんなり入れる。すると、モコモコの毛布が足全体を包んでくれて、履き心地は最高。本体は起毛素材になっているため、暖かさが持続するように作られているそうだ。また、電源コードを収納してあった胸元あたりのポケットは、使用中は冷たくなった両手を暖めるためのポケットにもなる。

 ヒーターのリモコンの下部には電源ボタン、タイマーボタン、温度調整+ボタン、-ボタンの4つのボタンがある。

 電源ボタンを押して電源オン。温度調節用ボタンの+を押すと設定温度が上がり、-を押すと下がるというシンプルな仕様。温度は30℃、33℃、36℃、39℃、42℃、45℃に設定できる。設定したあとも、リモコン画面には常にヒーターの温度が映し出されるため、通常のこたつよりも温度調整が便利に感じた。

 タイマーボタンでヒーターを切る時間を設定可能。タイマーは30分、60分、90分まで設定できる。タイマーを設定しておけば、つけっぱなしでその場を離れてしまったり寝てしまったりしたときも、消し忘れの心配がなくなるだろう。

 しかし、実際に使用してみると最大の問題点が発覚。それは足先が暖まらないという難点だ。確かにヒーターと接している部分はポカポカと暖まるのだが、足先部分にヒーターはない。また、足を出して移動できるように商品が作られているからか、その隙間から冷気が若干入ってくるため、いくら保温性が高いとはいえけっきょく足先は寒かった。特に末端冷え性の方はこの点を不満に思うのではないだろうか。

「こたんぽ」を履いたままの移動は正直イマイチ?

 履きながら移動できるところも、この商品の強みとして謳われていたので、「こたんぽ」を着用したまま歩き回ってみることに。面ファスナーでフィット感を調整できるようになっているのだ。

 そして、ヒーターにはコードとヒーターを繋ぐ大きなソケットがついているのだが、ソケットが大きい分、立ち上がって移動したいときすぐに取り外しができて便利。ただ、動こうとしたとき、いちいちコードを外さなければいけない煩わしさはあるので、面倒に感じるときもあった。

 コードを外した状態でどれぐらい保温効果が持続するのかも気になるところだろう。コードを外して立ち、しばらくコードを繋がない状態で過ごしてみた。すると、暖かさは1時間以上持続し、保温性の高さを実感。

 だが、面ファスナーでフィットするように調節したとしても、ウエストサイズにもよるかもしれないが、下にずり落ちてしまい動きにくい。面ファスナーをきつめに調整すると、今度は足の可動範囲が狭くなるため、やはり動きにくかった。

「こたんぽ」を履きながらいろいろ動いてみたところ、飲み物や本を取りにいくときなど、短距離・短時間の移動であればさほど問題はないが、キッチンで料理をしたり、階段を上り下りしたりといった場合は適していないという結論に至った。

 少々厳し目に評価した部分もあるが、商品の斬新さには脱帽だ。保温性抜群で、温度調節やタイマーの設定も簡単、使用した後もくるくる丸めてしまっておけるので収納スペースもさほど取らない。リモートワーク中やソファでほっと一息付きたいときにはぴったりなアイテムだろう。

(取材・文=海老エリカ/A4studio)

サンシャイン池崎、絶叫中に失神の衝撃…誰でも日常生活中に起き得る?予防策は?

 絶叫ネタで人気のピン芸人、サンシャイン池崎が持ちネタである「イエーイ!空前絶後の……」と叫び始めて間もなく、一瞬にして意識を失い倒れ込む様子が動画で拡散された。とはいえ、倒れていたのはほんの1~2分で、すぐに意識が戻り、その後も池崎持ち前の絶叫芸を繰り広げていた。

 動画を見る限りでは、典型的な失神のようだ。実は、日常生活のなかで一定の状況下に置かれた場合、失神は誰もが起こす可能性がある。どんな時に失神が起きる可能性が高くなるのか、また予防策などについて、くぼたクリニック松戸五香院長の窪田徹矢医師に聞いた。

「サンシャイン池崎さんの症状は、いわゆる失神ですね。失神は、一時的に脳への血流が減少するため意識を失ってしまい起こります。その原因として、もっとも多いのが血管迷走神経反射によるものです」

 池崎は絶叫した直後、血管迷走神経反射が起きて失神したことになるが、そのメカニズムについて窪田医師は次のように解説する。

「必ずしも絶叫によって血管迷走神経反射が起きるわけではありません。池崎さんが登場する際に極度の緊張などで血圧が急激に上がり、絶叫してふっと力を抜いた瞬間に副交感神経が優位となり、一気に血圧が下がり脳への血流が減ったために血管迷走神経反射により失神したと思われます」

 血管迷走神経反射は緊張するような状況下で起きやすく、実は新型コロナワクチンの接種会場でも血管迷走神経反射による失神がたびたび見られた。

2000人に10人が失神

「私もこれまで新型コロナウイルスのワクチンを、2000人を超える方々に注射させていただきましたが、10人程度に血管迷走神経反射が見られました。ワクチン接種に過度の不安や恐怖を抱いている人は、ワクチン接種時に極度の緊張状態となり血圧が上がってしまい、ワクチン接種した途端に安心からかホっとして一気に血圧が下がり、失神してしまう人がいました」

 同様の事例は全国でたびたび報告されている。

 血管迷走神経反射の予防には、十分な睡眠をとり、疲れやストレスを溜めないことが重要だ。窪田医師は、普段から血流をよくすることを心がけてほしいと話す。

失神が起きた時には、足を上げて頭を低くし、頭部へ血液が行くようにして安静にしてください。また、極度に緊張するような場面では、手をグー・パーと開閉を繰り返す、足首を回すなどすると、末梢の血流が促進され失神の予防になります」

 また、池崎に対しては、今回の失神がなんらかのサインだと受け止めてほしいと注意を促す。

「普段から行っている絶叫芸で、これまでに失神したことがなかったのでしたら、今回はストレスや疲れが原因になっていると考えられます。体からのサインと考え、無理をしないよう心がけてほしいと思います」

 サンシャイン池崎の失神、卒倒の様子を見た方は衝撃を受けたと思うが、日常的に起こり得るということを認識し、自分の失神を予防すると同時に、誰かが失神するのを目撃した際には、本記事を思い出していただければ幸いである。

(文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト)

吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト
1969年12月25日福島県生まれ。1992年東北薬科大学卒業。薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。