高所得者ほどやっている節税方法…国、金融所得課税の見直しで「きっちり課税」

 このコラム執筆時点では来年度(2022年度)の税制改正大綱は公表されていませんが、来夏の参議院選挙を視野に入れれば小粒の改正でお茶を濁すことが予想されます。噂されている金融所得課税の見直しは、来年度の改正には盛り込まれないようですが、大綱には「再来年度以降は見直し」などという文言が盛り込まれる気がします。

 金融所得課税の見直しは、高所得者に応分の税金をきちっと負担してもらおうという改正です。「きちっと」などと書くと脱税しているのか? と勘ぐりたくなりますが、高所得者ほど総合課税と分離課税の違いをうまく活用して、合法的に節税を行って実質の税負担を軽くしているからです。

 給与や年金、事業所得、不動産などの収益は総合課税となり、その税率は所得金額に応じて段階的に税率が上がっていく累進税率。最高は所得税と住民税を合わせて55%になります。

 一方、上場株式、投資信託、預貯金などの利益に対する税金は、どんなに利益を確保しても税率は所得税と住民税を合わせて一律20%で済むのです。この税率の違いに着目し、高所得者ほど上場株式などの分離課税の商品で資産運用を行い、収益に対する税率を20%に抑えることで、全所得金額に対する実質の税負担を抑えるのです。

 なかでも所得が1億円を超える人の実質税負担が大幅に低下していることから、その人たちにきちっと税金を負担してもらうための金融所得課税の見直しが、「分配」を強調する岸田首相の御眼鏡にかなったわけです。

金融所得一体課税を逸脱

 金融所得課税の見直しを株式市場は悪材料と捉えたわけですが、財務省(国税庁)が掲げる「金融商品一体課税」との整合性をどうするのか、あるいは同課税を放棄するのかが気になります。金融所得一体課税という言葉を近年は見聞きすることが減っていますが、財務省はすべての金融商品から発生する収益をひとまとめにして税金(所得税と住民税を合算して一律20%)を課す、または損益通算ができる仕組みをこれまで推進してきました。

「上場株式等」といえば株式、投資信託、ETF、REITだったものが、国債や地方債、公社債投資信託なども加わったのは、金融商品一体課税によるものです。上場株式等と損益通算はできないものの、FX(外国為替商品取引)の税率を20%にしたのもその流れで、ゆくゆくは財務省(国税庁)が「特定口座」をフックとして全金融商品を同口座で管理するようにし、税金のとりっぱぐれがない、または簡易に税金が徴収できるようにと考えているのです。

 今回の金融所得課税の見直し、上場株式等の税率を引き上げる、税制上の扱いを分離課税から総合課税に変更する、あるいは一定の所得を超える人の扱いだけの税率を変更するなどの動きは、これまでの金融所得一体課税の流れから逸脱します。

 財務省として増税政策はウェルカムでしょうが、高所得者あるいは上場株式等といった一部の金融商品だけの税率を改定するのは、これまで進めてきた金融商品一体課税から政策転換を行う大英断になるので、プライドの高い財務省が安易に政策転換に応じるのか気になります。

 金融所得課税の見直し、NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金制度)などの非課税制度との整合性が問われていますが、金融商品一体課税の仕組みがどう変わるのか否かが、個人投資家にとっての最大の関心事です。なお、本文中の税率には復興特別所得税は加味しておりません。

(文=深野康彦/ファイナンシャルリサーチ代表、ファイナンシャルプランナー)

●深野康彦/ファイナンシャルリサーチ代表、ファイナンシャルプランナー

AFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士。クレジット会社勤務を3年間経て1989年4月に独立系FP会社に入社。1996年1月に独立し、現在、有限会社ファイナンシャルリサーチ代表。テレビ・ラジオ番組などの出演、各種セミナーなどを通じて、投資の啓蒙や家計管理の重要性を説いている。あらゆるマネー商品に精通し、わかりやすい解説に定評がある。

マック、新グラコロが絶品!今冬買うべき5品…ポテナゲ特大はパーティーに最適!

 ハンバーガーチェーン最大手のマクドナルド。街を歩いていると、黄色い「M」の文字を目にする機会も多いだろう。

 そんなマックが、今年は日本第1号店のオープンから50周年ということもあって、5月末にはアメリカのマック創成期のキャラクターである「スピーディー」をデザインした特別パッケージを提供。続く6月末には、現在の看板キャラクターである「ドナルド」などがあしらわれたトートバッグやポーチなどが入った、「BIG SMILE BAG」という限定グッズセットも販売するなど、大きな盛り上がりを見せていた。

 大きな節目を超え、その健在ぶりをアピールするマックは、この冬も新たな商品を展開中で、ネット上では称賛する声が続々と上がっている。そこで今回は、そんな新商品も含めた、この冬注目の“買うべきマックの商品”を5つ厳選。ぜひマックを利用する際の参考にしていただきたい。

コク旨アンガスビーフボロネーゼグラコロ/390円(税込、以下同)

 えびが入ったグラタンコロッケが特徴の「グラコロ」(340円)は、マックの冬の風物詩。メインとなるグラタンコロッケとフワッとした食感の蒸しバンズ、シャキシャキとした食感のキャベツ、濃厚なタマゴソース、スパイスが効いたコロッケソースの相性が抜群であり、1993年の登場から多くの人々に愛されてきた。そんな「グラコロ」のラインナップに、今回新メニューとなる「コク旨アンガスビーフボロネーゼグラコロ」が追加されたのだ。

 本品では、通常の「グラコロ」で使われているコロッケソースの代わりに、アンガスビーフと完熟トマトを使ったボロネーゼソースが採用されている。隠し味に赤ワインを入れてじっくりと煮込んでつくられているそうで、コク深く濃厚な味わいだ。グラタンコロッケとの相性も良く、牛肉の旨味とコロッケのクリーミーさが絶妙にマッチしていた。

「グラコロ」のもともとの良さを生かしつつ、さらなる美味しさを追求した逸品。普通の「グラコロ」に食べ慣れた人にこそ、おすすめしたいバーガーである。

倍てりやきチキンフィレオ/470円

「てりやきチキンフィレオ」(370円)は、サクサクとした食感が特徴のチキンパティと甘辛いてりやきソースが組み合わさったジューシーなバーガー。マック唯一の「揚げ×てり」(揚げ物とてりやきソースの組み合わせ)のバーガーとしてラインナップされており、その独自性とボリュームによりファンからの人気も高い。

 そんな「てりやきチキンフィレオ」をはじめとするマックのレギュラーメニューは、17時以降の時間帯の“夜マック”において、プラス100円でパティをもう1枚追加した“倍マック”商品として注文することができる。この場合、「てりやきチキンフィレオ」は、「倍てりやきチキンフィレオ」として注文可能となるわけだ。ジューシーなてりやきチキンパティがもう1枚追加されるため、食べ応えは抜群。

 実は“夜マック”のほかの多くのバーガーでは、パティは倍増されてもソースは追加されないため、食べ進めていくうちにソースが不足してしまい、ネット上では「味が薄く感じる」と言われることもままある。しかし、この「倍てりやきチキンフィレオ」は、最初からパティ自体にてりやきソースが絡んでいるため、最後まで満足感が持続するのである。

えだまめコーン/250円

「えだまめコーン」は、その名の通りえだまめとスイートコーンを組み合わせたシンプルな商品。バーガーやポテトなどの有名メニューの影に隠れがちで知らない人もいるかもしれないが、おいしく栄養が摂れるメニューとして、お子様連れのファミリー層やダイエット中の方に人気の商品なのだ。

 本品は2021年1月に行われたサイドメニューのリニューアルで、もともと存在した「スイートコーン」というメニューにえだまめが追加されたバージョン。小さい容器の中にはえだまめとスイートコーンがぎっしりと詰められており、見た目はとても鮮やか。また、この商品はしっかりと温められた状態で提供されるので、野菜の甘味がより際立ち、素材本来の美味しさを存分に楽しむことができる。

 加えて、本品はセットのサイドメニューとして選ぶことが可能。定番のポテトに少しマンネリを感じてきている人や、バーガーとポテトのセットに少々重たさを感じているような人には、ぜひ一度試してみていただきたい。

ヨーグルト/190円

 先に紹介した「えだまめコーン」と同じく、この「ヨーグルト」も2021年1月に行われたサイドメニューリニューアルによって追加された商品。意外とまだ知らない人が多いのではないだろうか。

 生きた状態で腸まで届くビフィズス菌(BB-12)が使用されているため、整腸作用などが期待できる。一口食べれば、ほのかに甘く酸味がある爽やかな風味が口いっぱいに広がるので、一緒に食べているバーガーの重さをフッと軽くしてくれるのだ。

 本品も「えだまめコーン」と同様、セットを頼む際にサイドメニューから注文できる。マックの商品にはカロリーの高い商品も多いため、付け合わせやデザートなどに本品を注文して健康に気を遣ってみてもいいかもしれない。

ポテナゲ特大/800円

 パーティーや宅飲みをする際は、気軽に購入できてボリュームがある食べ物があると嬉しいものだ。そんな場面でも活躍してくれるのが、“夜マック”限定で頼むことができる「ポテナゲ特大」だ。「おつまみにマック?」と疑問に思う人もいるかもしれないが、居酒屋の定番メニューにフライドポテトや唐揚げがあることを考えれば、納得していただけるのではないだろうか。

「ポテナゲ特大」は、「マックフライポテト(L)」が2つ、「チキンマックナゲット 15ピース」がセットになっている商品。これらを別々に購入すると通常価格で1240円かかってしまうが、セットで購入すれば800円と約35%オフにもなるため、かなりお得だ。

 2021年3月28日付当サイト記事『マック、期待の“復刻バーガー”が『微妙』すぎる…ファンの間で賛否が分かれる商品5選』では、同じくポテトとナゲットのセットである「ポテナゲ大」(500円)を“ボリュームが多すぎて食べきれない人もいる”と評価した。これは、あくまで“ひとりで食べ切るのは難しい”というだけであって、複数人で食べるパーティーシーンでは逆に好都合。「ポテナゲ特大」は、量が多くなったということもあって、コストパフォーマンスは上がっていると言っていいだろう。

 今回はガツンとボリュームのある商品から、健康にも気を遣った意外性のある商品まで幅広く紹介した。毛色は違えど、どの商品も非常に満足できるものばかりなので、この記事を読んで食べてみたいと感じた方は、ぜひお近くのマクドナルドまで足を運んでみてほしい。

(文・取材=A4studio)

※情報は2021年12月9日現在のものです。

マック、新グラコロが絶品!今冬買うべき5品…ポテナゲ特大はパーティーに最適!

 ハンバーガーチェーン最大手のマクドナルド。街を歩いていると、黄色い「M」の文字を目にする機会も多いだろう。

 そんなマックが、今年は日本第1号店のオープンから50周年ということもあって、5月末にはアメリカのマック創成期のキャラクターである「スピーディー」をデザインした特別パッケージを提供。続く6月末には、現在の看板キャラクターである「ドナルド」などがあしらわれたトートバッグやポーチなどが入った、「BIG SMILE BAG」という限定グッズセットも販売するなど、大きな盛り上がりを見せていた。

 大きな節目を超え、その健在ぶりをアピールするマックは、この冬も新たな商品を展開中で、ネット上では称賛する声が続々と上がっている。そこで今回は、そんな新商品も含めた、この冬注目の“買うべきマックの商品”を5つ厳選。ぜひマックを利用する際の参考にしていただきたい。

コク旨アンガスビーフボロネーゼグラコロ/390円(税込、以下同)

 えびが入ったグラタンコロッケが特徴の「グラコロ」(340円)は、マックの冬の風物詩。メインとなるグラタンコロッケとフワッとした食感の蒸しバンズ、シャキシャキとした食感のキャベツ、濃厚なタマゴソース、スパイスが効いたコロッケソースの相性が抜群であり、1993年の登場から多くの人々に愛されてきた。そんな「グラコロ」のラインナップに、今回新メニューとなる「コク旨アンガスビーフボロネーゼグラコロ」が追加されたのだ。

 本品では、通常の「グラコロ」で使われているコロッケソースの代わりに、アンガスビーフと完熟トマトを使ったボロネーゼソースが採用されている。隠し味に赤ワインを入れてじっくりと煮込んでつくられているそうで、コク深く濃厚な味わいだ。グラタンコロッケとの相性も良く、牛肉の旨味とコロッケのクリーミーさが絶妙にマッチしていた。

「グラコロ」のもともとの良さを生かしつつ、さらなる美味しさを追求した逸品。普通の「グラコロ」に食べ慣れた人にこそ、おすすめしたいバーガーである。

倍てりやきチキンフィレオ/470円

「てりやきチキンフィレオ」(370円)は、サクサクとした食感が特徴のチキンパティと甘辛いてりやきソースが組み合わさったジューシーなバーガー。マック唯一の「揚げ×てり」(揚げ物とてりやきソースの組み合わせ)のバーガーとしてラインナップされており、その独自性とボリュームによりファンからの人気も高い。

 そんな「てりやきチキンフィレオ」をはじめとするマックのレギュラーメニューは、17時以降の時間帯の“夜マック”において、プラス100円でパティをもう1枚追加した“倍マック”商品として注文することができる。この場合、「てりやきチキンフィレオ」は、「倍てりやきチキンフィレオ」として注文可能となるわけだ。ジューシーなてりやきチキンパティがもう1枚追加されるため、食べ応えは抜群。

 実は“夜マック”のほかの多くのバーガーでは、パティは倍増されてもソースは追加されないため、食べ進めていくうちにソースが不足してしまい、ネット上では「味が薄く感じる」と言われることもままある。しかし、この「倍てりやきチキンフィレオ」は、最初からパティ自体にてりやきソースが絡んでいるため、最後まで満足感が持続するのである。

えだまめコーン/250円

「えだまめコーン」は、その名の通りえだまめとスイートコーンを組み合わせたシンプルな商品。バーガーやポテトなどの有名メニューの影に隠れがちで知らない人もいるかもしれないが、おいしく栄養が摂れるメニューとして、お子様連れのファミリー層やダイエット中の方に人気の商品なのだ。

 本品は2021年1月に行われたサイドメニューのリニューアルで、もともと存在した「スイートコーン」というメニューにえだまめが追加されたバージョン。小さい容器の中にはえだまめとスイートコーンがぎっしりと詰められており、見た目はとても鮮やか。また、この商品はしっかりと温められた状態で提供されるので、野菜の甘味がより際立ち、素材本来の美味しさを存分に楽しむことができる。

 加えて、本品はセットのサイドメニューとして選ぶことが可能。定番のポテトに少しマンネリを感じてきている人や、バーガーとポテトのセットに少々重たさを感じているような人には、ぜひ一度試してみていただきたい。

ヨーグルト/190円

 先に紹介した「えだまめコーン」と同じく、この「ヨーグルト」も2021年1月に行われたサイドメニューリニューアルによって追加された商品。意外とまだ知らない人が多いのではないだろうか。

 生きた状態で腸まで届くビフィズス菌(BB-12)が使用されているため、整腸作用などが期待できる。一口食べれば、ほのかに甘く酸味がある爽やかな風味が口いっぱいに広がるので、一緒に食べているバーガーの重さをフッと軽くしてくれるのだ。

 本品も「えだまめコーン」と同様、セットを頼む際にサイドメニューから注文できる。マックの商品にはカロリーの高い商品も多いため、付け合わせやデザートなどに本品を注文して健康に気を遣ってみてもいいかもしれない。

ポテナゲ特大/800円

 パーティーや宅飲みをする際は、気軽に購入できてボリュームがある食べ物があると嬉しいものだ。そんな場面でも活躍してくれるのが、“夜マック”限定で頼むことができる「ポテナゲ特大」だ。「おつまみにマック?」と疑問に思う人もいるかもしれないが、居酒屋の定番メニューにフライドポテトや唐揚げがあることを考えれば、納得していただけるのではないだろうか。

「ポテナゲ特大」は、「マックフライポテト(L)」が2つ、「チキンマックナゲット 15ピース」がセットになっている商品。これらを別々に購入すると通常価格で1240円かかってしまうが、セットで購入すれば800円と約35%オフにもなるため、かなりお得だ。

 2021年3月28日付当サイト記事『マック、期待の“復刻バーガー”が『微妙』すぎる…ファンの間で賛否が分かれる商品5選』では、同じくポテトとナゲットのセットである「ポテナゲ大」(500円)を“ボリュームが多すぎて食べきれない人もいる”と評価した。これは、あくまで“ひとりで食べ切るのは難しい”というだけであって、複数人で食べるパーティーシーンでは逆に好都合。「ポテナゲ特大」は、量が多くなったということもあって、コストパフォーマンスは上がっていると言っていいだろう。

 今回はガツンとボリュームのある商品から、健康にも気を遣った意外性のある商品まで幅広く紹介した。毛色は違えど、どの商品も非常に満足できるものばかりなので、この記事を読んで食べてみたいと感じた方は、ぜひお近くのマクドナルドまで足を運んでみてほしい。

(文・取材=A4studio)

※情報は2021年12月9日現在のものです。

パチンコ業界の広告販促費は「1,005億円」 PAAが広告動態調査を発表

 一般社団法人ぱちんこ広告協議会(PAA)はこのほど、パチンコホールにおける広告宣伝の実態をまとめた「ぱちんこ産業広告動態調査-2021年版(サマリー)」を発表した。

 PAA独自調査である当調査は2021年8月26日から9月30日の期間、一般社団法人MIRAIパチンコ産業連盟加入のパチンコホール16社とPAA会員の広告・メディア企業22社にアンケートを実施。各質問は2020年4月1日から2021年3月31日までの期間の定点調査項目とトピックを尋ねた。

 これによると、広告販促費の推計市場規模は1,005億円。総遊技機台数約400万台から推測するホールの台あたり月額広告販促費は平均5,782円で、外れ値を除外すると2,094円となった。ちなみに最大は35,000円、最小は50円だった。

 広告・メディア企業における売上構成比のトップは媒体費で平均52%。このうちネットの構成比が69%を占めた。媒体費の次に多かったのがイベントで平均37%となった。

【注目記事】
パチスロ「シークレットボーナス」を搭載した5号機初頭の話題作!昭和の名作漫画をパチスロへ完全移植【5号機回想~魁!!男塾編~】
パチンコ新台「超高速変動×最大出玉3000個」の“鬼がかり”スペックが誕生!

 ホールでの広告販促に関する業務はセントラル化が進んでいないのが現状で、基本的には各店舗で対応。一部を本部で扱う企業は62.5%、本部と店舗を住み分けてそれぞれが半分程度対応する企業は18.8%、基本的には本部で一部を店舗で対応する企業は6.3%となった。

 また、本部や本社での業務従事者に対して広告や販売促進の教育が年1回以上行われている企業は31.3%。広告・メディア企業においては、パチンコ業界の営業担当者に対して、パチンコのマーケティングに関する教育が年1回以上行われている企業は36.3%と、いずれも3割程度に留まっていることが分かった。

 インターネット活用のトレンドについては、ホールで最も利用されたサービスは「LINE」で53%。広告・メディア企業で取り扱いのあるネット関連商材では「自社ポータル」が77%を占め、「今後、最も重視しているもの」との質問には「動画広告」「SNS広告」「ネット広告運用の請負」といった回答があった。

 これらの結果を受け、PAAは広告販促費の売上比上昇の可能性があるとし、そこから広告効果・販促効果の著しい減退が考えられると指摘。一方で、広告規制についてもホール・広告各社共に積極的な取り組みがあるとはいえないとし、業界独自のルールのみならず、国内産業全てに適応される広告関連法を検討する必要性があるとまとめた。

パチンコ業界の広告販促費は「1,005億円」 PAAが広告動態調査を発表

 一般社団法人ぱちんこ広告協議会(PAA)はこのほど、パチンコホールにおける広告宣伝の実態をまとめた「ぱちんこ産業広告動態調査-2021年版(サマリー)」を発表した。

 PAA独自調査である当調査は2021年8月26日から9月30日の期間、一般社団法人MIRAIパチンコ産業連盟加入のパチンコホール16社とPAA会員の広告・メディア企業22社にアンケートを実施。各質問は2020年4月1日から2021年3月31日までの期間の定点調査項目とトピックを尋ねた。

 これによると、広告販促費の推計市場規模は1,005億円。総遊技機台数約400万台から推測するホールの台あたり月額広告販促費は平均5,782円で、外れ値を除外すると2,094円となった。ちなみに最大は35,000円、最小は50円だった。

 広告・メディア企業における売上構成比のトップは媒体費で平均52%。このうちネットの構成比が69%を占めた。媒体費の次に多かったのがイベントで平均37%となった。

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 ホールでの広告販促に関する業務はセントラル化が進んでいないのが現状で、基本的には各店舗で対応。一部を本部で扱う企業は62.5%、本部と店舗を住み分けてそれぞれが半分程度対応する企業は18.8%、基本的には本部で一部を店舗で対応する企業は6.3%となった。

 また、本部や本社での業務従事者に対して広告や販売促進の教育が年1回以上行われている企業は31.3%。広告・メディア企業においては、パチンコ業界の営業担当者に対して、パチンコのマーケティングに関する教育が年1回以上行われている企業は36.3%と、いずれも3割程度に留まっていることが分かった。

 インターネット活用のトレンドについては、ホールで最も利用されたサービスは「LINE」で53%。広告・メディア企業で取り扱いのあるネット関連商材では「自社ポータル」が77%を占め、「今後、最も重視しているもの」との質問には「動画広告」「SNS広告」「ネット広告運用の請負」といった回答があった。

 これらの結果を受け、PAAは広告販促費の売上比上昇の可能性があるとし、そこから広告効果・販促効果の著しい減退が考えられると指摘。一方で、広告規制についてもホール・広告各社共に積極的な取り組みがあるとはいえないとし、業界独自のルールのみならず、国内産業全てに適応される広告関連法を検討する必要性があるとまとめた。

JRA「牝馬は勝てない」グランアレグリアが散った“壁”に挑戦者現る!? 朝日杯FS(G1)の定説を覆す41年ぶりVへ、セリフォス超え「超ド級」の紅一点

「牝馬は勝てない」

 一昔前から朝日杯FS(G1)には、そういった定説がある。それもそのはず、今から41年前の1980年に勝利したテンモン以来、牝馬での勝ち馬は皆無。1991年に前週に行われる阪神JF(G1、当時・阪神3歳S)が牝馬限定戦となってから、多くの牝馬はそちらへ向かうのが一般的という理由もある。

 それでも、ここまで何頭かの牝馬が果敢に挑戦してきたが、幾度となく牡馬の壁に跳ね返されてきた。3年前には、後にG1を6勝する女傑グランアレグリアも挑戦したが3着と敗れた。2歳のデビュー間もない牝馬にとって、一線級の牡馬達を相手に勝利するのは、相当な高い壁となっている。

 しかし、今年は3年前のグランアレグリア以来、牝馬ながらに挑む馬がいる。スプリットザシー(牝2、栗東・西村真幸厩舎)だ。今回は新馬戦で手綱を取った川田将雅騎手に代わり、和田竜二騎手との新タッグで臨む。

 先週の阪神JF を結果的に除外となってしまった同馬だが、実はその登録段階から翌週の朝日杯FSもダブル登録していた。初めから2段構えのつもりだったのだ。

 今週に入り18日(土)に中山競馬場で行われるひいらぎ賞に加え、19日(日)に阪神競馬場で行われる朝日杯FSのダブル登録をしていた同馬だが、最終的に朝日杯FSを選択してきた。これにはSNS上で驚きの声もあったが、陣営の期待がそれだけ大きいとも言える。

 期待が大きいのもそのはず、前走の新馬戦の内容が秀逸だった。

 10月の新馬戦は朝日杯FSと同舞台の阪神の芝1600m。スタートを五分に決めると、道中は中団に位置し折り合いに専念。最後の直線で鞍上の川田騎手がGOサインを送ると徐々に加速していき、前の馬を捕らえ後続も振り切った。勝ち時計の1分34秒7は、11月に行われた同舞台のデイリー杯2歳S(G2)の勝ち時計1分35秒1を上回るものだった。

 開催時期による馬場のコンディションなどの違いはあるが、デイリー杯2歳Sの勝ち馬であり、今回の朝日杯FSでも上位人気確実なセリフォスを上回る勝ち時計を新馬戦でマークしたのだから、素質を感じずにはいられない。今回2戦目の上積みを考えれば、さらにパフォーマンスを上げてくる可能性もある。

 新馬勝ちからの直行で朝日杯FSに挑むことは一見無謀とも思えるが、6年前の2015年に勝利したリオンディーズも同じ新馬勝ちからの直行だった。未知な部分は大きいが、実力があれば勝ち切ることも可能だ。

 直前の追い切りでは、栗東坂路で4ハロン54秒2-12秒4を単走でマーク。先週の段階で仕上がっていたため、今週は調整する程度。それでもスムーズな動きに陣営は『サンスポ』の取材に「小柄だが、バネと躍動感が素晴らしい」と絶賛している。本番へ向け、準備は整った。

 新馬戦は392キロと小柄な馬体ながら、豪快な差し切り勝ちをみせたスプリットザシー。ここで結果を残せば“小さなアイドルホース”として人気のメロディーレーンに続く、新たなヒロインが誕生することになるかもしれない。

 来週の有馬記念(G1)に出走を予定している先輩にバトンを繋ぐべく、その華奢な体とは裏腹な豪快な走りを期待したい。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

JRA「牝馬は勝てない」グランアレグリアが散った“壁”に挑戦者現る!? 朝日杯FS(G1)の定説を覆す41年ぶりVへ、セリフォス超え「超ド級」の紅一点

「牝馬は勝てない」

 一昔前から朝日杯FS(G1)には、そういった定説がある。それもそのはず、今から41年前の1980年に勝利したテンモン以来、牝馬での勝ち馬は皆無。1991年に前週に行われる阪神JF(G1、当時・阪神3歳S)が牝馬限定戦となってから、多くの牝馬はそちらへ向かうのが一般的という理由もある。

 それでも、ここまで何頭かの牝馬が果敢に挑戦してきたが、幾度となく牡馬の壁に跳ね返されてきた。3年前には、後にG1を6勝する女傑グランアレグリアも挑戦したが3着と敗れた。2歳のデビュー間もない牝馬にとって、一線級の牡馬達を相手に勝利するのは、相当な高い壁となっている。

 しかし、今年は3年前のグランアレグリア以来、牝馬ながらに挑む馬がいる。スプリットザシー(牝2、栗東・西村真幸厩舎)だ。今回は新馬戦で手綱を取った川田将雅騎手に代わり、和田竜二騎手との新タッグで臨む。

 先週の阪神JF を結果的に除外となってしまった同馬だが、実はその登録段階から翌週の朝日杯FSもダブル登録していた。初めから2段構えのつもりだったのだ。

 今週に入り18日(土)に中山競馬場で行われるひいらぎ賞に加え、19日(日)に阪神競馬場で行われる朝日杯FSのダブル登録をしていた同馬だが、最終的に朝日杯FSを選択してきた。これにはSNS上で驚きの声もあったが、陣営の期待がそれだけ大きいとも言える。

 期待が大きいのもそのはず、前走の新馬戦の内容が秀逸だった。

 10月の新馬戦は朝日杯FSと同舞台の阪神の芝1600m。スタートを五分に決めると、道中は中団に位置し折り合いに専念。最後の直線で鞍上の川田騎手がGOサインを送ると徐々に加速していき、前の馬を捕らえ後続も振り切った。勝ち時計の1分34秒7は、11月に行われた同舞台のデイリー杯2歳S(G2)の勝ち時計1分35秒1を上回るものだった。

 開催時期による馬場のコンディションなどの違いはあるが、デイリー杯2歳Sの勝ち馬であり、今回の朝日杯FSでも上位人気確実なセリフォスを上回る勝ち時計を新馬戦でマークしたのだから、素質を感じずにはいられない。今回2戦目の上積みを考えれば、さらにパフォーマンスを上げてくる可能性もある。

 新馬勝ちからの直行で朝日杯FSに挑むことは一見無謀とも思えるが、6年前の2015年に勝利したリオンディーズも同じ新馬勝ちからの直行だった。未知な部分は大きいが、実力があれば勝ち切ることも可能だ。

 直前の追い切りでは、栗東坂路で4ハロン54秒2-12秒4を単走でマーク。先週の段階で仕上がっていたため、今週は調整する程度。それでもスムーズな動きに陣営は『サンスポ』の取材に「小柄だが、バネと躍動感が素晴らしい」と絶賛している。本番へ向け、準備は整った。

 新馬戦は392キロと小柄な馬体ながら、豪快な差し切り勝ちをみせたスプリットザシー。ここで結果を残せば“小さなアイドルホース”として人気のメロディーレーンに続く、新たなヒロインが誕生することになるかもしれない。

 来週の有馬記念(G1)に出走を予定している先輩にバトンを繋ぐべく、その華奢な体とは裏腹な豪快な走りを期待したい。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

パチンコ業界の大御所たちが「噂の事件」に反応…好感度は爆上がり中!?

「月光」などのヒット曲で知られる歌手の鬼束ちひろ。近年はぶっ飛んだ言動などでも注目を集める彼女が先日、またしても世間を騒がせてしまった。

 事件が起こったのは11月28日。鬼束ちひろは東京・渋谷区の路上で救急車を蹴ったなどとして器物損害の疑いで逮捕されたのである。

 既に報道されている通り、救急車を蹴った理由は「一緒にパチンコを打っていた友人の体調が悪くなって救急車を呼んだが、通行人に嫌味を言われてパニックになった」から。通行人は暴言を浴びせたと報じられており、これに鬼束ちひろは激昂、その通行人を「逮捕してください」と救急隊員に告げた後、救急車を蹴飛ばしたという。

 なんともツッコミ所が多い事件。この事件について、ヒロシ・ヤング氏は早速、自身のYouTubeチャンネル「ヤングちゃん、寝る?」にて大崎一万発氏と共に言及している。

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パチンコ新台「超高速変動×最大出玉3000個」の“鬼がかり”スペックが誕生!

 11月28日、「いい庭の日」ということで、「なんでガーデンに行かんかったんやろな?」と笑ったヤング氏は当初、「キレて救急車を蹴った」とだけ聞いたことから「遊タイムで単発でも引いたのかな」と思っていたと発言。徐々に事の真相が分かり、「嫌味を言った通行人も悪い」という意見が出る中、ヤング氏も擁護側のスタンスとなったようだ。

 逮捕された鬼束ちひろは「薬物検査」と「飲酒検査」を受け、いずれも陰性となったそうだが、ヤング氏が注目するのは「鬼束ちひろがパチンコ好き」だという点。調べたところ、2012年に自身初の洋楽カバーアルバムを発売した際の記念インタビューで鬼束ちひろはパチンコ愛を爆発させていたそうだ。

「生きるってなんでしょう?」との質問には「パチンコをする」、「ストレス解消法」にも「パチンコ」、「ヒマな時はなにをしていますか?」との問いにも「パチンコ」と答えていたという。

 そんな鬼束ちひろだけに、ヤング氏と大崎氏は「ググっと好感度が上がった」そうで、「今後、来店とかあるかも」と予想し盛り上がっていた。ヤング氏と大崎氏曰く、鬼束ちひろは「仲間ですから!!」。いちパチンコファンとしても、今後の彼女の動向には注視したいところだ。

パチンコ業界の大御所たちが「噂の事件」に反応…好感度は爆上がり中!?

「月光」などのヒット曲で知られる歌手の鬼束ちひろ。近年はぶっ飛んだ言動などでも注目を集める彼女が先日、またしても世間を騒がせてしまった。

 事件が起こったのは11月28日。鬼束ちひろは東京・渋谷区の路上で救急車を蹴ったなどとして器物損害の疑いで逮捕されたのである。

 既に報道されている通り、救急車を蹴った理由は「一緒にパチンコを打っていた友人の体調が悪くなって救急車を呼んだが、通行人に嫌味を言われてパニックになった」から。通行人は暴言を浴びせたと報じられており、これに鬼束ちひろは激昂、その通行人を「逮捕してください」と救急隊員に告げた後、救急車を蹴飛ばしたという。

 なんともツッコミ所が多い事件。この事件について、ヒロシ・ヤング氏は早速、自身のYouTubeチャンネル「ヤングちゃん、寝る?」にて大崎一万発氏と共に言及している。

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 11月28日、「いい庭の日」ということで、「なんでガーデンに行かんかったんやろな?」と笑ったヤング氏は当初、「キレて救急車を蹴った」とだけ聞いたことから「遊タイムで単発でも引いたのかな」と思っていたと発言。徐々に事の真相が分かり、「嫌味を言った通行人も悪い」という意見が出る中、ヤング氏も擁護側のスタンスとなったようだ。

 逮捕された鬼束ちひろは「薬物検査」と「飲酒検査」を受け、いずれも陰性となったそうだが、ヤング氏が注目するのは「鬼束ちひろがパチンコ好き」だという点。調べたところ、2012年に自身初の洋楽カバーアルバムを発売した際の記念インタビューで鬼束ちひろはパチンコ愛を爆発させていたそうだ。

「生きるってなんでしょう?」との質問には「パチンコをする」、「ストレス解消法」にも「パチンコ」、「ヒマな時はなにをしていますか?」との問いにも「パチンコ」と答えていたという。

 そんな鬼束ちひろだけに、ヤング氏と大崎氏は「ググっと好感度が上がった」そうで、「今後、来店とかあるかも」と予想し盛り上がっていた。ヤング氏と大崎氏曰く、鬼束ちひろは「仲間ですから!!」。いちパチンコファンとしても、今後の彼女の動向には注視したいところだ。

JRA【朝日杯FS(G1)予想】「厳選4点」でジオグリフ、ドウデュースは余裕の消し! 阪神JF「◎→〇→△」で万馬券ゲット、2週連続的中の絶好調予想が推奨の「穴馬」とは

 今回は2歳G1第2弾・朝日杯FS(G1)を予想していく。

 先週の阪神JF(G1)は◎→○→△で的中。○に推したラブリイユアアイズが穴を開けた格好になったが、牡牝混合戦のG2で好走しており、ローテーション的にも過去に前例があっただけにワケなく買えた1頭だったが、幸い人気の盲点になった。

 1番人気に推されたナミュールが出負けしたのも大きい。この馬は阪神JFも含めて3戦すべてで出遅れており、気性面での成長が必須だ。最後方から追い込んで4着まで来ているので、実力はあるのだろうが……。

さて、予想に戻ろう。
いつものように過去10年馬券に絡んだ30頭の前走データになる。

京王杯2歳S、デイリー杯2歳S、サウジアラビアRC 各5頭
東スポ杯2歳S、ベゴニア賞(1勝クラス) 各3頭
きんもくせい特別(1勝クラス)、未勝利戦 各2頭
その他1勝クラス特別 計3頭
オープン特別、新馬戦 各1頭
となっている。京王杯・デイリー杯は伝統ある2歳重賞なので、そこをステップに参戦するのは至極当然と言えよう。注目はサウジアラビアRC(G3)だ。創設が2015年と歴史が浅い重賞だが、その2年後にあたる17年以降、毎年必ず1頭は馬券に絡んでいる。

続いて人気順の成績が以下だ。
1番人気 4-2-2-2
2番人気 2-2-1-5
3番人気 0-1-2-7
4~6番人気 2-2-1-25
7~9番人気 2-2-1-25
10番人気以下 0-1-3-69
となっている。1番人気は手堅く馬券に絡んでいる印象で、2番人気もそれほど人気を裏切ってはいない。一方、3番人気はとても信用できる数字ではない。近5年に絞っても馬券に絡んだのはわずか1回。16年は人気馬がすべて飛んでいるが、それ以降は1番人気・2番人気が仲良く馬券に絡み、そこに人気薄が割って入るといった構図だ。

 これを踏まえて「◎」は4番セリフォスとする。

 前走はデイリー杯2歳S(G2)で、中団やや後ろから直線の叩き合いを制しての3連勝。ローテーション的には前述の通り朝日杯の王道を行っているもので、マイル戦ばかりデビューから3戦使っているところからも、照準が最初からここにあったと見える。

 陣営は気性面を課題に挙げているようだが、とは言え危なげなく重賞を連勝するあたり、やはり現時点の完成度が違うのだろう。上述したナミュールの出遅れをやらかしたC.デムーロ騎手への乗り替わりを不安視する声もなくはないが、前走も結果的にはテン乗りの格好になり、乗り替わりに不安はなかろう。

 続く「○」だが、今回も穴っぽいところで12番のトウシンマカオを推す。

 前走はデイリー杯と同じく重要ステップレースとなる京王杯2歳S(G2)。好位差しを狙っての位置取りだったが、先行したキングエルメスを捉えきれずに0.2秒差の2着だった。

 詳しくは本サイトのこの記事に詳しいが、この京王杯2歳S、トウシンマカオに続く3着に入ったのが、先週波乱を演出したラブリイユアアイズだ。牝馬とはいえG1 2着馬に先着した実績とレースレベルの高さは疑いようがない。

 陣営は1400mが現時点のベストと言いつつ、やはり前走の内容の良さに自信をのぞかせており、ここでの一発を狙っている気配。この馬も実績の割に人気していないので、狙い目の1頭となるはずだ。

「▲」には、これまた人気のない3番アルナシームを挙げる。

 前走は東スポ杯2歳S(G2)。今年からG2に昇格したこのレースだが、3番人気に推される程度には評価のあった1頭。ただ、出遅れが響いて最後方からの競馬を強いられ、直線では先頭に並ぶも伸び脚なく6着に敗れている。

 朝日杯の過去において、東スポ杯を経由して3頭が馬券に絡んでいるが、勝ってここに挑んだのは12年のコディーノ1頭。残り2頭は東スポ杯を大敗しての巻き返しで好走している。

 陣営はやはり気性難を前走敗退の理由に挙げているが、一方で出遅れながらもここまで上がってきたところを評価しており、色気たっぷりのコメントを残している。

 こちらは前走の負けっぷりが嫌われて人気していないが、鞍上はレジェンド武豊騎手から「代打職人」池添謙一騎手にスイッチ。今秋は今ひとつ代打成績が冴えないのは気がかりではあるものの、こちらも人気の盲点になっている1頭。人馬ともに侮れない。

「△」は14番のトゥードジボンを指名する。

 前走は未勝利戦ながら、デビュー戦ではセリフォスが相手で、勝ち馬が強すぎたせいもあるが0.5秒差の3着に好走。続く未勝利戦は阪神1400mと1ハロン短縮したが、それが裏目に出たのか12着と大敗している。そこからの前走はマイル戦。前2戦と異なり、逃げを打ってゴール前ハナ差だけしのぎ、勝ち上がった。

 実績だけ見れば、無敗馬が何頭もいる中で「なぜ未勝利勝ち馬が」という話になる。だが、昨年の勝ち馬グレナディアガーズが未勝利からG1制覇を成し遂げている。未勝利からの好走例もあるので、敢えてのピックアップだ。

 人気どころでいくと、ジオグリフ、ダノンスコーピオン、ドウデュース、ドーブネは切り。

 4頭すべてが好走ローテーションに当てはまっていないのが最大の理由だが、中でもジオグリフは強く「消し」としたい。過去10年で休み明け初戦で好走した例がないからだ。確かに前走・札幌2歳S(G3)は強い勝ち方をしており実力はある。だが、だからと言って休み明け初戦で2歳G1の好走は容易ではないだろう。

 ということで、今回は3番、4番、12番、14番の4頭で3連複BOX4点とする。狙ったわけではないが、データ的に買えない馬が多すぎて結果としてセリフォス以外がすべて穴馬になってしまった。

 セリフォスが来ても、残り3頭のいずれかが馬券に絡めば余裕の万馬券ではなかろうか。

(文=トーラス神田)

<著者プロフィール>
オグリ引退の有馬記念をリアルタイムで見ている30年来の競馬好き。ウマ娘キャラがドンピシャの世代。競馬にロマンを求め、良血馬にとことん目がない。おかげで過去散々な目に遭っている。そのくせ馬券は完全データ派。座右の銘は「トリガミでも勝ちは勝ち」。