JRA 武豊&C.デムーロ人気馬を撃破!近親にマイルG1を「連覇」した現役種牡馬、勝率40%超えの「相性抜群コンビ」がメイクデビュー逃走V!

 25日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬戦は、C.ルメール騎手の4番人気ジャスティンカツミ(牡2歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が逃げ切って勝利。昨年のセレクトセール1歳セッション、1億3500万円(税抜)で取引された高額馬が、その期待に応えてメイクデビュー白星を飾った。

「まだ子供ですが、マイペースで走ることができました」

 引き上げてきた後にそう話したルメール騎手も、まさにしてやったりだったかもしれない。レースではC.デムーロ騎手が騎乗するイヴィステラが1番人気、武豊騎手のノットゥルノが2番人気に支持されたことで、ジャスティンカツミはルメール騎手が乗るにもかかわらず、単勝8.7倍の伏兵評価に留まっていた。

 14頭によって争われた芝1800mの一戦。スタートを決めたジャスティンカツミとルメール騎手は、内のアイビーテーラーを制してハナへ。単騎の逃げに持ち込むと1000m通過は60秒7の流れ。人気の2頭は後方に位置する展開で最後の直線に入った。

 内ラチぴったりに付けられたジャスティンカツミは、ルメール騎手に追い出されると後続とのリードを拡大。ラスト300mで3馬身の差をつけると、最後は外からノットゥルノ、馬群の中からはイヴィステラが猛追してきたが、クビ差凌いでまんまと逃げ切り勝ちを収めた。

「後方で牽制し合う人気馬2頭を尻目に、巧みにマイペースに持ち込んだルメール騎手の見事な逃げ切り勝ちでした。

勝ったジャスティンカツミはドゥラメンテ産駒で、近親に14、15年の南部杯(G1)を連覇したベストウォーリアがいる血統。同馬は17年のフェブラリーS(G1)でも2着に入るなど、8歳に至るまで長きにわたって活躍しました。ジャスティンカツミもこれからの成長力に期待できそうです。

ちなみにその近親であるベストウォーリアは現在、新冠町にある優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を送っており、初年度産駒は22年にJRAデビューを予定しています」(競馬誌ライター)

 なおルメール騎手と同馬を所有する三木正浩オーナーのコンビは、ひとつ前の4Rでもエリカフェリーチェで勝利を決めており、これでコンビ通算の成績は【6-2-2-4/14】、勝率42.8%というとてつもない数字となった。抜群の相性を誇るこの組み合わせは、今後も注意しておいたほうがよさそうだ。

「能力があります。距離が延びても問題ないと思います」

 ルメール騎手がそう評価したジャスティンカツミが今後に歩むのは、やはりクラシック路線か。

 今年が馬主歴3年目となる同オーナーの所有馬は、先月の京都2歳S(G3)をジャスティンロックがV。そして28日に中山で開催されるホープフルS(G1)には、ディープインパクト産駒の大器ジャスティンパレスが出走を予定している。来春の戴冠を目指す新鋭オーナーに、強力な3本目の矢が誕生だ。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

PayPay「ボーナス運用」が改悪! 22年3月からPayPayボーナス追加時に1%の手数料を取られる!!

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

“もらったPayPayボーナスが勝手に増える!”と話題のPayPay「ボーナス運用」。2021年12月時点で、すでに500万人以上がボーナス運用を行っているそうだ。筆者の知人も、実際にPayPayのボーナス運用で16%以上の運用益を出しているが、そんなPayPayボーナスで、2022年3月24日からは一部が有料化されることになったのをご存じだろうか? 「もう、今までのようにガッポリ稼げなくなるの?」と不安になる人も多いと思うので、今後、PayPayのボーナス運用がどのように変わるのか解説しよう。

そもそもPayPayの「ボーナス運用」って何?

今や4,400万人が利用するスマホ決済No,1サービスの「PayPay(ペイペイ)」。PayPayで決済するたびに0.5~1.5%のPayPayボーナスがもらえるのはご存じだと思うが、「ボーナス運用」は、このもらったPayPayボーナスをPayPay証券が提供する独自ポイントに交換して、疑似投資体験ができるサービスだ。

PayPayのボーナス運用は、証券会社に口座を開設する必要もなく、これまで投資したことのない人でも、もらったPayPayボーナスで気軽に疑似投資体験ができるとあって大人気! 2021年12月には500万人以上がボーナス運用に参加しているという。

ボーナス運用を始める方法については→こちらで詳しく解説しているが、実際に筆者の知人は16%以上の運用益を出してガッポリ稼いでいるのだ。

2022年3月からポイント追加で1%の手数料を取られる!

PayPay利用者の、約8人に1人が実践していると言われているPayPayのボーナス運用は、手数料も無料でどんどんポイントを増やすことができた。

しかし、残念なことに2022年3月24日からはルールが改定され、一部有料化されることになったのである。

具体的にはPayPayボーナスを「ボーナス運用」に追加するとき、100円以上の場合は1%の手数料(スプレッド)を取られることになった。たとえば、100円のPayPayボーナスを「ボーナス運用」に追加すると1%分の1円の手数料が引かれ、実際には「99円」がボーナス運用されることになる。

ただし、追加するPayPayボーナスが100円未満の場合は手数料がかからないほか、引き出すときも手数料を取られないの…

続きは【オトナライフ】で読む

パチスロ「万枚オーバー」報告も続出のヒットメーカー最新作で大失態!?

 事務所の近所を歩いていると、近くのパチンコ店に花輪が立っていることに気づいた。

 昔の新装開店といえば数ヶ月に一度の一大イベントであり、激勝必至のお祭りだったことから花輪を出すのも当たり前だったが…最近では大きな入替以外では、あまり見かけなくなったような気がする。

 店舗自体はまずまず稼働の小規模店だがそれほど悪い店ではない。それだけに「今回は少し気合いを入れた大型入替なのか」と覗いてみたところ、今年最後の入替とのこと。そのような理由もあり、新台の台数も中々のものだった。

 目玉はやはりビスティ『P新世紀エヴァンゲリオン15未来への咆哮』だろうか。エヴァ筐体の初号機ヘッドは凄い迫力だ。空き台があれば打ちたかったが、残念ながら見つけることはできなかったのである。

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パチンコ「16R比率77.7%」怪物CR機の設置は数店舗…一攫千金のチャンスを逃すな!!
パチスロ5号機さらば『ゴーゴージャグラー』…最後の実戦で「悪運と強運」ぶりを発揮!?

 仕方なくパチスロコーナーへ向かうとネット最新機種『シンデレラブレイド4』に空き台が。予備知識はなかったが「大丈夫だろう」と着席。これが大きな間違いだった。

 いやはや何とも…。やはり最近の台は昔と比べれば複雑とまではいわないが、決して簡単ではない。無駄に年齢だけは食っているだけに尚更である。

 6号機のAT機を打つこと自体が久しぶりな気もするが、やはりどうも周期抽選というのは性に合わない。私のような『おっさん』が予備知識なしでAT機を打つ際に、いつも思うのは「ここでヤメて大丈夫なのか?」ということ。

「実は熱いゾーンなのでは?」「止めたらすぐにハイエナされるんじゃないのか?」等という考えに至るのだが、こんな経験はないだろうか? そして結局は、止めるに止めれず当るまで打つハメになってしまうのだ。

 ある程度の投資で半分以上は戻ってきたため、惨敗だけは免れたが…遊技を楽しむような余裕はなかったのが正直なところだ。

 我ながら全く実戦記事になっていないような気がするが、そこはご愛嬌ということでご勘弁願いたい。それにしてもこのシンブレ最大の見せ場である『OPT』とはよく考えたものだ。本タイムなくして、シンブレのヒットもなかったといえるくらいに全てが集約しているとも思える程だ。

 リリースされる機種の半数以上が萌え系パチスロ機というネットなだけに、その力の入れようもよく分かるというもの。 

 今年は万枚オーバー報告も飛び出した『チバリヨ-30』などのヒットもあり好調に見えるネット。来年も、その萌え機種開発力を存分に発揮してほしいものだ。

 私としても時代に取り残されないよう、最近の遊技機との向き合い方について考え直す良いきっかけとなった実戦だった。

(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。

JRA 横山典弘「ポツン」大成功は有馬記念(G1)への布石!? 「父親参観にはならない」調教師も期待する「マジック」騎乗

「これが横山典弘マジックなのか」

 25日、阪神競馬場で行われた万両賞(1勝クラス)は、横山典弘騎手の6番人気マテンロウオリオン(牡2歳、栗東・昆貢厩舎)が、外から追い込み勝ちを決めた。

 1勝クラスのレースだったが、マテンロウオリオンは何と未勝利馬。格上挑戦の馬が単勝オッズ8.1倍なのも驚きだが、更に驚くべきは横山典騎手の騎乗だろう。

 太宰啓介騎手が騎乗した前走の新馬戦は、好位2、3番手から押し切りを図るもゴール前で差される惜敗だった。中1週で相手が大幅に強化された今回、横山典騎手が採った作戦はお馴染みの“ポツン”騎乗だ。

 唯一スタートで遅れたことも影響したと思われるが、1つの馬群に他馬が密集するなか、大きく離れた最後方を追走。それでも4コーナーで馬群へ取り付くと、大外から猛スパートをかけて、ゴール前で一気に突き抜けた。

 陣営は「能力はここでも通用すると思っての出走」と話すが、条件は1勝クラスの特別戦だ。急激な相手強化という酷な条件を真逆の脚質に転換して勝ってみせるのだから、まさに「横典マジック」の神髄といえるだろう。

 そんな好騎乗を決めた横山典騎手は翌日の有馬記念(G1)に、シャドウディーヴァ(牝5歳、美浦・斎藤誠厩舎)で参戦する。同馬は25日18時の時点でブービー人気。流石に万両賞のように上手くはいかないと考えるのが普通だが、「マジック」炸裂の匂いがプンプン漂うのだ。

 横山典騎手は本日も阪神競馬場で騎乗しているように、今秋は栗東に滞在している。時折美浦へ帰ってきてはいるが、目的はただ1つ。シャドウディーヴァのためである。美浦でシャドウディーヴァの稽古をつけては、また栗東に戻るのを繰り返している。そのくらい本馬への思い入れが強い。

 実際、レースでも思いの強さが見られている。前走のジャパンC(G1)では、これまで無かった先行策を披露。残念ながら7着と「マジック成功」には至らなかったが、斎藤師は「いい作戦だと思いました」と、好意的に捉えているようだ。

 斎藤師も称賛する大胆な騎乗があって今回継続騎乗に至ったわけだが、横山典騎手の続投を歓迎しているのが、元JRA騎手の安藤勝己氏だ。

 2008年の有馬記念優勝騎手は『競馬ラボ』にて、自身の有馬記念の予想を発表。そこでは「3着争いって意味では馬のリズムに合わせてこすく立ち回れるノリのシャドウディーヴァ」と、15番人気の5歳牝馬に一定の評価を与えている。

 一部ファンの間では、息子の和生騎手と武史騎手がそれぞれ有力馬に騎乗することから「また『父親参観』するんじゃないの」と囁かれている。だが、斎藤師は「『父親参観』にはならないと思います」と、『デイリースポーツ』の取材でハッキリ答えており、何かしら策を練ってレースに挑んできそう。

 果たして2日連続のマジック炸裂となり、息子2人へ父親の威厳を示すことができるだろうか。まさかの「横山は横山でも典弘」に期待してもいいかもしれない。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

パチスロ「V入賞で爆乗せ」ゲーム数が倍になる激アツ仕様! 初当りから“大量出玉”を狙える人気タイアップ機を振り返り!

「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、大人気ロボットアニメとのタイアップ機『蒼穹のファフナー』について書いていく。まずはスペックやゲーム性について紹介しよう。

 2014年12月にリリースされた本機は、純増約2.2枚のART「蒼穹作戦」と「蒼穹BONUS」で出玉を伸ばすART機。通常時は、規定G数消化やレア役成立など突入抽選を行うCZ「乙姫覚醒ゾーン」「Vバトル」でARTを目指すゲーム性となっている。

 15G固定の自力解除ゾーン「乙姫覚醒ゾーン」は、ショートフリーズ発生で「CHANCE」を獲得し、最終ゲームにCHANCEの数だけARTの抽選を行う(1個につき約9%)。

  一方の「Vバトル」は、味方キャラクターが敗北するまでに「V図柄」を揃えることができれば、画面上部に備わっている「ルガーランス役物」から玉が発射→V入賞成功で150G以上のARTが確定となる。

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 ART初当り時は必ず上乗せ特化ゾーン「乙姫チャンス」からスタート。赤7が揃う度にゲーム数が加算されていく。なお、赤7揃いの最低保証は3回、継続率は最大85%となっている。

 ART中はレア役(同化ベル含む)で「直乗せ」「蒼穹ボーナス」「エピソードミッション」「フェストゥムラッシュ」の抽選を行っており、特に上乗せ特化ゾーン「フェストゥムラッシュ」は大量上乗せの大チャンス。消化中は、毎ゲーム上乗せ&上乗せゲーム数のランクアップを行い、終了後に突入する「蒼穹チャンス」で成功(役物入賞)できれば、獲得したゲーム数が倍になるのだ。

 とここまでスペックについて紹介してきたが、筆者自身、本機で大量出玉を獲得することはできなかったが、筐体のインパクトがとても印象に残っている。リリース当時は「すごい派手な筐体だな……」と、役物がクルクル回っている本機の見た目に感銘を受けた。

 もちろん、筐体に限らずスペックやゲーム性も魅力的だ。本機の醍醐味である「Vバトル」は非常に斬新で、先述した通り、消化中はV図柄揃いで玉が発射→役物でV入賞を目指すゲーム性となっているのだが、その玉の動きを見ているとパチンコの羽根モノのようなドキドキ感を味わえる。仕様上、V入賞はあくまで“演出”となっているが、それでもクセになってしまうのだ。

 そんな本機だが、すでに撤去済み。もうホールで打つことはできないが、2019年10月にリリースされた後継機『蒼穹のファフナー EXODUS』であれば打つことが可能だ。その後継機にも「Vバトル」が搭載されているため、機会があれば打ちたいと思う。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

パチンコ「1872発比率69%」の極上お仕置きスペック!!

 創作物には完全にゼロから生み出されたものもあれば、何か既存のモノを参考にして創り出したというものもある。いわゆる「元ネタ」というような呼ばれ方をするが、それは特に映画の分野で顕著に表れている印象だ。

「ハムレット」(=ディズニーの「ライオンキング」)や「オデュッセイア」(=コーエン兄弟の「オー・ブラザー!」)のような古典やブラッド・ピット主演の衝撃的なラストシーンが話題となった「セブン」における聖書の引用は基本的な例となるが、「攻殻機動隊」から影響を受けた「マトリックス」や今敏の「パプリカ」がインスピレーションとなったクリストファー・ノーランの「インセプション」など、アニメが元ネタになった事例もある。

 パチンコで有名なのは『ギンギラパラダイス』。ご存知『海物語』の元ネタとなっているが、あとで振り返るとこの機種からこのタイトルが派生したのではないかと思えるような機種も存在する。

 それが藤商事の『CR怨み屋本舗』で、このマシンはいまや藤商事を支える看板機種のひとつである『地獄少女』からコンセプト的につながったものとなっている。その名も「藤商事のお仕置きシリーズ第2弾」。

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 2000年初頭からはじまったタイアップマシンの影響によりパチンコ化コンテンツはよりマニアックになっていく。アニメファンにはおなじみだが一般的にはあまり知られていないようなコンテンツをディグりだし、ヒットしたタイアップと同じような方向性でマイナーなタイトルに行き着くこともしばしば起こる。

「怨み屋本舗」はビジネスジャンプで人気のマンガで、復讐の代行を行うダークな内容。テレビドラマ化されたことはあるがアニメーションとして映像化されていないので、本機をもって独自に制作。つまりパチンコ発のアニメ化となっているという点でも注目である。

 大当り確率が1/319のミドルタイプでV-STシステムを採用。突入率51%、継続率約77%のロングST(140回)のスペックとなっている。右打ち中は69%で16ラウンド約1872発の出玉を獲得できる破壊力たっぷりの出玉性能が武器となる。

 演出としては『地獄少女』同様に怨み屋が悪人制裁を下すことができれば大当りの勧善懲悪パターンで原作を知らない打ち手も理解しやすい構図である。エピソードリーチに発展すれば大当りの期待度は最高潮。

 ほかに特徴的な演出として「保留選択」機能を搭載。待機画面で6つの保留モードを選択でき、選んだ保留によって専用の演出が発生するなどゲーム性に彩りが与えられるようになっている。

 ただ、お仕置きシリーズは『CRリング』に端を発した「ホラーパチンコ」のような成功を築くことができなかった。しかし、そうなったおかげで逆にレアなマシンとなり、一部のファンには香ばしい機種として存在感を発揮したのである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

JRAホープフルS(G1)三浦皇成「悪夢の大逸走」から1年。G1初制覇への“大航海”がついにフィナーレ⁉ 掴めるか、どん底からのワンピース

 今から1年前のホープフルS(G1)で事件は起こった。

 当時1番人気は、東京スポーツ杯2歳S(当時G3)を快勝したダノンザキッド。2番人気には芙蓉S(OP)で圧勝したランドオブリバティ。3番人気にはアイビーS(L)を勝ったオーソクレースが続き、この3頭による三強対決と見られていた。

 その中で三浦皇成騎手は、2番人気に支持されたランドオブリバティに騎乗。競馬ファンや多くの関係者も、三浦騎手にG1初制覇の瞬間が訪れるかもしれないと期待していたなかで、ついにそのゲートが開かれた。

 スタートは決して良くはなかったが、行きたがるランドオブリバティの気分を優先し、押し出されるようにハナを切る展開に。道中も先頭で後続を引っ張ると、折り合いに専念。

 最終4コーナーでは有力馬を後ろに感じながらも、手応え良く最後のラストスパートに差し掛かるその瞬間、「悪夢」は起こった。三浦騎手を乗せたランドオブリバティが突然外ラチ目掛けて逸走。最後は外ラチ沿いで三浦騎手を振り落とし、競走中止となったのだ。

 この「悪夢の大逸走」に、ネット上では「ふざけんな」「下手くそ」など三浦騎手には容赦ないバッシングが飛び交った。管理する鹿戸雄一調教師も「話にならない」(『デイリースポーツ』より引用)と辛辣なコメントを残しており、人馬への期待が大きかった分、後味の悪い結果となってしまった。抜群の手応えでG1初制覇まで残り400mというところまで迫っていただけに三浦騎手にとっても、あまりにも痛すぎる敗戦だったに違いない。

 そんな昨年の無念を晴らすべく、今年はグランドライン(牡2、美浦・高木登厩舎)で参戦する三浦騎手。昨年よりも人気にはならなさそうで、幾分気楽な気持ちで臨めるだろう。

 グランドラインは、デビューから5戦すべてに三浦騎手が騎乗。新馬戦は東京の芝マイル戦で5着に敗れるが、次走の未勝利戦は福島の1800m戦ですぐに勝ち上がりを決めた。その後新潟2歳S(G3)に進んだが、こちらは見せ場なく8着と惨敗している。

 その後、活路を中距離に求めてからは内容が一変した。

 初の2000mとなった芙蓉Sでは、同じくホープフルSに出走予定のラーグルフとクビ差の接戦を演じ2着。そして前走は、近年ではレイデオロやジェネラーレウーノなども勝った葉牡丹賞(1勝クラス)に出走し3着と好走した。

 一見、成績はパッとしないが、この馬の特徴はハッキリしている。惨敗をしているのは東京と新潟の左回りのマイル戦で、さらに外枠。一方、好走している右の小回りコースでは内枠で(1-1-1-0)と堅実に走っている。前走、前々走ともに惜敗したがタイム差もなく、内枠ならなおさら楽しみだ。

 グランドラインを所有するラ・メールは、フランス語で「海」という意味だ。これを聞いてピンとくる方もいるかもしれない。馬名の「グランドライン」や「海」という文字から、あの『週刊少年ジャンプ』(集英社)の大ヒット漫画『ONE PIECE(ワンピース)』を思い浮かべる方も多いのではないか。

 長く険しい航海を歩む三浦騎手にとっては、“グランドライン”(=偉大なる航路)に乗って“ワンピース”(=ひとつなぎの大秘宝)を掴む絶好の舞台が整った。

 あの「悪夢の大逸走」から1年。第二の「武豊」と呼ばれた三浦騎手も、気付けば今年14年目にして、いまだG1未勝利だ。2016年には落馬事故により大怪我を負い、1年間の休養を余儀なくされ、一時は引退までよぎったという。そんな苦労人が、昨年の「大逸走」からのリベンジを見せてくれることに期待したい。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

JRA「ショックからいまだに立ち直れていません」あの名物アナが「馬名間違え事件」についてコメント。来年クラシックの主役にまさかの黒歴史

 2021年も、残り1週間を切った。競馬界では26日に有馬記念(G1)、28日にはホープフルS(G1)が行われる。さらに29日には南関東の東京大賞典(G1)も残っており、競馬ファンには例年通り慌ただしい年末が待っている。

 そんななか、『netkeiba.com』の自身のコラム『競馬最前線』で、この1年間を振り返ったのがフリーアナウンサーの矢野吉彦氏だ。

 競馬ファンの間では、土曜日午後にテレビ東京で放送されている「ウイニング競馬」の実況担当として、なじみ深い名物アナウンサーでもある矢野アナ。例年なら「私の競馬10大ニュース」として年末にその年のトピックを10個取り上げているこのコラムだが、今年は「コロナ禍中でいろいろな制約を受けて」、10個の選定にも苦労したようだ。

 今年は「私の競馬“重大”ニュース」と題して、矢野アナが真っ先に挙げたのが「1年半以上にわたって現場実況から遠ざかっていた」ことによる苦労だ。現場ではなく、モニター実況に慣れきってしまったことで思わぬ“副作用”もあったという。

「現場復帰後は、双眼鏡、モニター、肉眼と視線を動かすタイミング」をうまくつかめなかったという矢野氏。自身を戒めるようにあの「東スポ杯馬名間違え事件」を振り返った。

 まだ記憶に新しいファンも多いだろう。先月11月に行われた2歳馬による出世レースの一つ、東京スポーツ杯2歳S(G2)。今年からG2に格上げされ、注目度も高かった。

 このレースで1番人気に応えたのが、来年の牡馬クラシック戦線を見据えるイクイノックス(牡2歳、美浦・木村哲也厩舎)だった。C.ルメール騎手を背に道中後方で脚をためると、東京の長い直線を鋭く伸びて、2馬身半差の完勝劇を収めた。

 土曜日のメインで行われたこのレース。もちろん矢野アナも『ウイニング競馬』内で実況を担当していた。

 そして、矢野アナが痛恨のミスを犯してしまったのは最後の直線。大外から迫り来る「イクイノックス」をなんと、「イクノイックス」と呼んでしまったのだ。しかも、それが勝ち馬だっただけに、ゴール前では「イクノイックス」を連呼する羽目になり、余計に悪目立ちしてしまった……。

 実はこのレース前、矢野アナは「『これは間違えそうだな』と思って、要注意の文字を赤マルで囲んでおいた」という。にもかかわらず「喋り始めたら間違っていることに全く気がつかなかった」ようだ。

 実況アナとして絶対にしてはいけないミスの一つだが、かつて「イクノ」冠名があったことも影響したかもしれない。SNSなどでは、「俺もイクノイックスだと思っていた」というファンも少なくなかった。かくいう筆者もデビュー戦前までは「イクノイックス」だと思い込んでいたのだが……。

 矢野アナは「ハッキリ言って、このショックからいまだに立ち直れていません」と1か月以上前の出来事が今も尾を引いているようだ。それでも不慣れなコロナ禍での実況で「何とか状況を打開しなければと奮闘しています」と前を向いた。

 このミスを糧に、矢野アナの更なる活躍、名実況に期待したい。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

日産・ルノー・三菱自連合、時価総額が半減…遠い再建、ゴーン長期独裁の後遺症

 日産自動車カルロス・ゴーン被告が逮捕されてから11月19日で3年が経った。仏ルノーと三菱自動車を加えた日産の日仏連合の時価総額の合計は18年初めに10兆円に迫り、ピークを記録したが、足元では半分まで下がった。3社のトップであったゴーン被告の逮捕後、日仏連合の評価は下がり続けた。

 会社法違反(特別背任)などの罪に問われ保釈中にレバノンに逃亡したゴーン氏は、朝日新聞のインタビューに応じ、10月12日付「朝日新聞デジタル」記事はその内容について次のように報じている。

<ゴーン元会長はルノーと日産の関係について「仏当局は合併を望んだが経営の観点から反対した」と述べた。合併ではなく持ち株会社のもとでの経営統合を検討していたという。ルノーと日産に加え、欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズの参加も探っていたことを明かした>

 また、12月16日付「日経ビジネス」電子版の単独インタビュー記事では、日産・三菱自動車連合の現状に対して「機能不全に陥っている」と切って捨てた。

“独裁者”ゴーン氏を追放した日産がまず推進したのが、ガバナンスの改善だった。トップに立った西川廣人氏はゴーン氏と同じ報酬問題(報酬の隠蔽)で辞任する。新たなトップが決まるまでの暫定社長だった山内康裕氏、19年12月に社長に就任した内田誠氏とわずか1年の間に3人もトップが交代した。

 外部の専門家らを含むガバナンス改善特別委員会は「ゴーン氏に逆らえない社内風土」など問題点を指摘した。委員会の報告を受け、日産は顧問や相談役を廃止した。18年3月期までは取締役全体の人数は9人だったが、社外取締役は3人しかいなかった。それが、現在は12人のうち7人が社外取締役である。ゴーンの長期独裁体制の反省を踏まえ、外部の視点を重視した経営の監視が強まった。

 指名委員会等設置会社への移行でガバナンスの強化を目指す日産は、筆頭株主の仏ルノーとの協議の末、指名委員会にジャンドミニク・スナール、監査委員会にピエール・フルーリォの2人が入った。三菱自動車でもゴーン色が薄まった。日産との提携を実現させた益子修前会長(三菱商事出身)に代わって、加藤隆雄社長が陣頭指揮を執る。ルノーも仏ミシュランから転じたジャンドミニク・スナール会長と独フォルクスワーゲン(VW)傘下のセアト(スペイン)から招いたルカ・デメオCEOが経営の舵を取る。

脱エンジンで正念場を乗り切るのか

 強力なリーダーシップで3社連合を引っ張るのではなく、会議体「AOB(アライアンス・オペレーティング・ボード)」で、電気自動車(EV)の基幹部品の共通化など具体的な協業案件を話し合っている。

 日産は今後5年間で2兆円を投資することを柱とする長期ビジョン「日産アンビション2030」を発表した。EVなど電動車の販売割合を引き上げ、30年度までに車種ベースで5割以上とする。重要部品となる全固体電池の開発も加速させる。

 日産は、ようやく反転攻勢に出る準備が整った。日仏3社連合が本物となって機能するのか。市場の信頼を取り戻すための正念場が続く。

(文=編集部)

「シミが消える」喧伝する化粧品は虚偽…医師が断言「市販品でシミは消せない」

「シミが消える」と謳う化粧品が、勝手に「ニベア」と混ぜることを推奨し、ニベア販売元のニベア花王が注意喚起するという異例の事態に発展した。

 広告としても違法の疑いがある上に、医学的に根拠のない効果効能を謳っている点は、かなり悪質である。女性が美しくありたいという気持ちに訴求する虚偽の広告は、インターネット上で散見される。美容医療の専門家は、こういった現状をどう見ているのか。

 麹町皮ふ科・形成外科クリニック院長の苅部淳医師は、市販の薬品やクリームなどでシミが消えることはあるはずがないと語気を強める。

「市販薬は、副作用が出るのを極力抑えてあるので、効果としても非常に薄いのです。化粧品は医薬品医療機器等法という法律で『人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌ぼうを変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なもの』と定義されています」

 苅部医師が言うように、市販のクリームや美容液でシミが落ちることはありえない。実際に苅部医師の運営するクリニックでは、シミの治療には医薬品や美容医療の施術を行うという。

「美容皮膚科医はレーザーやターンオーバーを促すビタミンAの誘導体、シミをつくるのを抑制するハイドロキノンなど医療薬品を使って治療します。

 皮膚の基底層にメラノサイトという色素細胞が存在し、そのメラノサイトが紫外線から細胞核を守るためにメラニンをつくる働きがあります。肌が刺激を受けたり、紫外線を浴びると、メラニンをつくり出します。若い方ですと28日周期でターンオーバーが行われ、最終的には角質となってメラニン色素も剥がれ落ちますが、紫外線などによってメラニンが過剰に生じると肌のターンオーバーが追いつかなくなり、皮膚にメラニン色素が残り、それらがシミとなります。シミは細胞の中に残ってしまったゴミのようなもので、細胞を破壊するか剥がし落とすしか消す方法はありません」

 一般の化粧品に関して「シミが消える」と謳う広告は、ほぼすべて「虚偽」と思っていいだろう。問題となった広告では、美容液とニベアを混ぜることを推奨しているが、異なる化粧品を安易に混ぜることも望ましくない。

「それぞれに含まれる成分が混ぜることによって反応し、効果が低下したり、肌のトラブルが起きる可能性もあります」

 肌に化粧品を重ねて塗布していく場合は、その都度、肌に成分が浸透していくため、混ぜて塗る場合とは異なる。SNSなどに溢れる虚偽の広告を信じ、思わぬ肌トラブルなどを招くことがないよう、化粧品を正しく使用することが重要だ。化粧品の容器や箱、箱の中のパンフレットなどには「使用説明書」があり、その化粧品の特徴や使用方法、使用上の注意などが詳しく書かれている。化粧品を使用する際は必ず説明文をよく読み、使用してほしい。

(文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト)

吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト
1969年12月25日福島県生まれ。1992年東北薬科大学卒業。薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。