ネトフリ『ドント・ルック・アップ』絶賛が鳴りやまず…終末映画の傑作、現実を彷彿

 今年も残りわずかとなったクリスマスイブの12月24日、とんでもないNetflix映画『ドント・ルック・アップ』の配信がスタートし、早くも絶賛が集まっている。

 監督・脚本は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2016年)、『バイス』(19年)などのヒット作を手掛けてきたアダム・マッケイ。キャストには主演のレオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスをはじめ、メリル・ストリープ、ロブ・モーガン、ケイト・ブランシェット、ジョナ・ヒル、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、マーク・ライランスなど、これでもかというほど豪華な俳優たちが顔を揃え、ディカプリオ自身が「こんな作品は観たことがない」と評価しているだけに、前評判が高まっていた。

※注意:以下、ネタバレあり

 米ミシガン州立大学の天文学の教授であるミンディ(レオナルド・ディカプリオ)と大学院生のケイト(ジェニファー・ローレンス)は、ある日、約半年後に確実に地球に衝突すると予測される巨大な彗星を発見。惑星防衛調整局のオグルソープ博士(ロブ・モーガン)の協力を得てオルレアン大統領(メリル・ストリープ)らホワイトハウス高官に面会し、地球滅亡の危機が迫っていることを力説するも、まったく信じてもらえない。

 そこでミンディ教授とケイトは人気テレビ番組に出演して危機を訴えるが、キャスターからは終始、茶化され、ついに感情を爆発させカメラに向かって「みんな死んじゃうのよ!」と叫んだケイトは、インターネット上で変人扱いされ嘲笑の的にされる。

 だが、中間選挙を目前に控えるなかで自身のスキャンダルで苦境に陥ったオルレアン大統領は、この危機を国民に強調して対策を主導する姿をアピールすることで支持率のアップを図ることに。再び大統領に呼び出されたミンディ教授とケイトは全面協力し、NASAがスペースシャトルを宇宙に打ち上げて核兵器で彗星を破壊する計画が実行に移され、成功目前に迫るのだが、自らの経済的利益に目がくらんだ巨大IT企業・バッシュのCEO(マーク・ライランス)とオルレアン大統領の画策により、計画は中止となる。そしてバッシュCEOが考案した計画が失敗に終わり、ついに地球は滅亡するというストーリーだ。

「今年の最重要映画」

 本作を見た人々からは、早くもTwitter上では以下のように高い評価が溢れている。

<流し観するつもりが、開始10分で「これはヤバい」と確信。気合い入れ直して観たけれど実際 傑作だった>(原文ママ、以下同)

<情緒ぶっ壊れた>

<参った。完敗。打ちのめされた。この笑えない終末世界の騒動、顛末に。まさか今年の終わりにこんな爆弾投下されると思わないでしょ。「そんなバカな」と連発して乾いた笑いを繰り出しつつも、今の状況とやけにシンクロしたりして寒気が走り。今年の最重要映画でしょう>

<ディザスター映画なのに描かれるのは「混乱」や「絶望」ではなく、「思考停止」。笑いながらゾッとする>

<年末に年間ベスト級が来ちゃいました。最初から最後までずっと面白い!>

<ある意味最もリアルな終末映画かもしれない。人々は団結しないで分断され、国も協力し合わない>

<パニック映画が現実と無関係な時代は終わった』 これは皆が観るべき映画>

<笑えない状況に逆に笑うしかなくなるブラック・コメディ。豪華キャストを使って政治のバカさ加減をエンタメとして昇華させるマッケイ監督の真骨頂だ>

<人類滅亡の危機を描いたパニック映画だが、人々はパニックにならず、現実逃避をして消費社会とSNSに埋没する。安全バイアスで人々がパニックを起こさずに地球滅亡を待つとは何と斬新な、しかしよく考えたら現実的な>

巧妙に幾重にも張り巡らされたプロットが同時進行

 本作を見た映画業界関係者はいう。

「地球に衝突しようとする巨大彗星を核兵器で撃墜しようと試みるというプロットは、まさに『アルマゲドン』(1998年)や『ディープ・インパクト』と同じ。『ドント・ルック・アップ』も最初見ているうちは、最後はミンディ教授の主張が人々に受け入れられ、大統領らと協力して地球を救うというストーリーかなと思ったが、あれよあれよという間に核兵器による撃墜作戦が実行に至り、ここまでで体感的には20~30分ほど。“残りの2時間近くは、どういう展開になるのか?”と心配になったほどで、そこから再びストーリーが始まる。

 第2の作戦の準備と遂行という軸に加え、ミンディ教授と人気女性キャスターの不倫や、人々から“ヤバい人”扱いされた挙句に国から国家機密漏洩の罪に問われ人生から転落するケイトの物語、彗星衝突を信じるか信じないかで分断されるアメリカ国民と、それを選挙に政治利用する政治的ストーリー、地球滅亡という危機に直面しながらも経済が重視され科学が無視される現実、危機から目を背け“ヘラヘラし続ける”メディアと人々の愚かさ、そして危機が目前に迫りやっと事態を認識するも暴徒化する群衆など、巧妙に幾重にも張り巡らされたプロットが同時進行し、まるで一気に何本もの映画を見た気持ちにさせられる。

 これだけの豪華キャストが揃うと、全体的な出来が“大味”になってしまいがちだが、まったくそんなことはなく、個人的には今年公開の映画のなかでベスト1といってよい」

トランプ政権への痛切な皮肉

 また、別の映画業界関係者はいう。

「科学軽視の姿勢、国民の分断を煽る手法、ポピュリズム主義、傍若無人な物言いなど、オルレアン大統領のモデルは明らかにアメリカのトランプ前大統領。そのオルレアン大統領役を反トランプの姿勢を明確にしていたメリル・ストリープが演じているというのもシビれるが、彼女はこれでもかというほど愚かな大統領を演じきっており、トランプ政権への痛切な皮肉にもなっている。

 科学的根拠に基づき地球滅亡の可能性を真剣に訴えるミンディ教授とケイトが最初、国からも相手にされず、メディアでもネット上でもまったく信用されず“ネタ”扱いされ笑われる。さらに選挙のことしか頭にない政治家と、ビジネス的な利益しか頭にないカリスマCEOが手を結んだことが禍し、地球を救えた彗星撃墜計画が中止されて、結局、地球は滅亡を迎える。映画を見る側の私たちはミンディ教授たちが正しいことを知っているだけに、政治家やメディア、そして一般市民たちの愚かしさが歯がゆいが、その一方で、現実世界で起こり得る話だというリアリティもあり、だからこそ背筋が寒くなる。“笑いながらも怖い”という奇妙な感情に、見ている私たちは揺れ動かされる。

 バッシュCEOと大統領が主導し実施が決まった、彗星表面にたくさんのドローンのような小型爆弾を着陸させ、それを爆破させて小さく分割した塊をすべて海に落下させてレアアースとして活用するという計画を聞いたミンディ教授が、真顔で“科学者による査読はあるのか?”と聞くシーンに、この映画のすべてが凝縮されているように感じた。

 見る人によって、パニック映画でもあり、終末映画でもあり、コメディ映画でもあり、ホラー映画でもある本作。だが、ラストでミンディ教授とケイト、オグルソープ博士は、ミンディ教授の自宅で家族たちとワインを飲みながら“最後の晩餐”をすごすなかで地球の滅亡を迎える一方、その2万年後にハイテク宇宙船で人間が生きられる別の惑星に到着したオルレアン大統領やバッシュCEOたちは、未知の動物の群れに襲撃され、大統領はあっさりと命を落とす。地球滅亡の瞬間を描いたシーンはなんとも言葉では言い表せない映像だが、こうした人間ドラマを最後に持ってくるマッケイ監督には、脱帽という言葉しかない」

 この年末年始、お薦めの一本といえるだろう。

(文=編集部)

 

パチンコは「究極闘神スペック」、パチスロは「最速&最高報酬」マシンが高稼働… シーズリサーチ・新台データ速報

 パチンコ業界に特化したマーケティングリサーチを行うシーズリサーチはこのほど、12月6日から7日間の遊技客動向を調査した新台データ速報(全国版)を公開した。

 この日、パチンコはサミーの『P北斗の拳9 闘神』、ニューギンの『P真・花の慶次2 漆黒の衝撃 EXTRA RUSH』と『PA野生の王国GO 99ver.』、メーシーの『Pデビルメイクライ4 クレイジーバトル』などがデビューした。

 このうち、最も平均遊技時間が長かったのはRUSH突入率約66%、継続率約81%、右打ち中大当りオール約1,500個と「高突入」「高継続」「高出力」を徹底追求した「究極闘神スペック」の『P北斗の拳9 闘神』。これに、業界初の「時短EXTRA」を搭載したライトミドルスペックの『P真・花の慶次2 漆黒の衝撃 EXTRA RUSH』が続いた。

 これらマシン及び、MAX3,000個が約72%でループする『Pデビルメイクライ4 クレイジーバトル』は30代・40代の人気が高く、特に『P真・花の慶次2 漆黒の衝撃 EXTRA RUSH』は40代からの人気が顕著。加えて、50代からの支持も厚い。

 一方、大当り後に必ずSTへ突入する甘デジ王道スペックの『PA野生の王国GO 99ver.』は、60代の客層が最も多く、70代以上の遊技も目立つ。5ライン×横スクロールのシンプルなゲーム性が好評のようだ。

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パチスロ4号機時代の「超名作」ストック機を再現! ドット演出がアツいあのマシンを振り返る

 パチスロは平和の『主役は銭形3』、北電子の『マイジャグラーV』、サボハニの『S牙狼-黄金騎士-』、エンターライズの『パチスロ モンスターハンター:ワールド™ 黄金狩猟』、山佐ネクストの『スターパルサー』、エレコの『泡盛』の6機種が登場した。

 このうち、最も平均遊技時間が長かったのはシリーズ最速出玉&最高報酬を武器とする『パチスロ モンスターハンター:ワールド™ 黄金狩猟』で、初代を彷彿とさせるボーナス即連が魅力の『主役は銭形3』、『押忍!番長3』とパチンコ『牙狼』シリーズを融合させた『S牙狼-黄金騎士-』が追随。これら及び、ボーナスと「オトーリモード」が90%でループする爆裂機『泡盛』は、30代からの人気が高かった。

 対して、シリーズの中でも高いスペックを誇る『マイジャグラーV』、「スターランプ」が光ればボーナス確定の完全告知機『スターパルサー』は40代以上の稼働も好調。ボーナスタイプの根強い人気を窺い知ることができるだろう。

自民・維新の改憲ゴリ押しが始まった! 日本会議系議員が牛耳る「憲法審査会」開催を強行、コロナ口実に緊急事態条項創設へ

 今月21日、たった16日間の会期しかなかった臨時国会が閉会したが、このわずかな会期中、この国が重大な危機的状況に追い詰められていることがあらためて可視化された。それは、安倍政権や菅政権では動かなかった憲法改正が、いよいよ数の力によって強引に進められようとしている、という危...

JRA有馬記念(G1)前に「644万馬券」の衝撃! 大波乱起こした二人がディープボンドと「最下位」アサマノイタズラで明暗

 26日、中山競馬場で行われた暮れのグランプリ有馬記念(G1)は、横山武史騎手の騎乗したエフフォーリアが、1番人気に応えて勝利。このレースがラストランとなるクロノジェネシスとの二強対決を制し、年度代表馬に大きく前進する3つ目のG1タイトルを手に入れた。

 3歳馬による同年の天皇賞・秋(G1)と有馬記念制覇は、2002年のシンボリクリスエス以来の快挙。エフフォーリアは、これで共同通信杯(G3)、皐月賞(G1)、天皇賞・秋、有馬記念と重賞を4勝。3歳馬の年間獲得賞金でも、2011年にクラシック三冠と有馬記念を制したオルフェーヴルに次ぐ歴代2位となった。

 そんなエフフォーリアの活躍を前に、一足早く中山競馬場に詰め掛けたファンに衝撃的な結末を届けたのが、7Rの3歳以上・1勝クラス(ダート1800m)の大波乱だ。

 フルゲート16頭立てで行われたこのレースは、1着に11番人気ホウオウルバン、2着に13番人気ハイエストエンド、3着にも15番人気トミケンベレムドが入り、上位3着はすべて二桁人気の大穴ばかり。

 当然ながら馬連、馬単、三連複は万馬券ラッシュ。三連単に至っては644万3530円という超高額の払戻。他に比べて配当のつきにくいワイドにおいても、3頭の組み合わせすべてが万馬券という、とてつもない荒れ具合だった。

 11番人気馬が金星を挙げる大波乱の立役者となったのが和田竜二騎手だ。

 レースラップは1000m通過が63秒4。同じく中山ダート1800mの2R・2歳未勝利でさえ、62秒8だったのだから超スローペースといっていいだろう。このまま全馬に動きがなければ、後方待機策を選択した馬は脚を余す展開を免れなかったはずである。

 しかし、この流れを察してか、真っ先に動いたのが後方2番手にいたハイエストエンドの田辺裕信騎手。向こう正面から一気に進出して先頭へと躍り出る。そして最後方を追走していた和田竜騎手もまた、これを追いかける格好で2番手へと取りついた。

 とはいえ、動いた2頭はいずれもノーマークに近い超人気薄。周りの騎手も気にすることなく、前を行く2頭との差はむしろ広がっていく。最終コーナーを迎えても脚色の鈍らない2頭の「異変」に気付いたときには時すでに遅し。最後の直線でもデッドヒートを演じた両馬が、3着馬を9馬身も離してゴール板を駆け抜けることとなった。

「勝ち馬は前走で15頭中14着、2着馬も前走16頭立ての最下位と、いずれもいいところもなく惨敗していた馬でしたから、この結果には驚かされました。この日は5Rの2歳新馬で三連単70万円も出ていましたが、7Rの644万馬券は断然の高額配当です。

和田竜騎手はメインの有馬記念でも、積極的に勝ちにいく競馬をして、5番人気のディープボンドで勝利まであと一歩の好騎乗を披露しました。強気な積極策はここでも光っていましたね」(競馬記者)

 そこで気になるのは同じ積極策で2着に粘り込んだハイエストエンドに騎乗していた田辺騎手だが、こちらは有馬記念で10番人気アサマノイタズラに騎乗して最下位16着に敗れた。

 近走では後ろからの競馬をしているとはいえ、スタートからゴールまでずっと最後方のまま、レースを終えてしまったことは残念だ。逃げたパンサラッサがよどみのないペースで飛ばす展開だったのは確かだが、早めに動いた和田竜騎手と明暗を分かつ結果だったといえそうだ。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

【2021年、彼らのやったことを忘れるな!】東京五輪めぐり増田明美と有森裕子が論争! コロナを無視して開催を主張する増田のスポーツ至上主義に有森が「社会への愛が足りない」

 2021年も、残すところあとわずか。本サイトで今年報じた記事のなかで、反響の多かった記事をあらためてお届けしたい。 (編集部) *************** 【初出 2021.03.22】  東京五輪・パラリンピックをめぐり、海外からの観客受け入れ断念が20日の5者...

パチンコ「爆速10万発」スペックでホールを席巻…『牙狼』が巻き起こした出玉バブルを来年も期待!!

 約94%ループという連チャン特化RUSHを武器に、先日デビューを果たした新台『Pキャプテン翼 若林ver.』。そんな本機の製造元であるサンセイR&Dの2021年を振り返ってみると、実に多くの魅力的なマシンをホールへ送り出していた印象だ。

 今回は同社がリリースした機種の中でも、活躍が目立っていたマシンをピックアップしてご紹介させていただく。

・「一撃10万発オーバー」も射程の怪物マシン!

 同社を語るうえで『P牙狼 月虹ノ旅人』の存在は避けて通れないだろう。今年のパチンコ分野を代表する機種と言っても過言ではない。

 大当り確率1/319.68の1種2種混合機で、初代と同じく大当り時の振り分けで継続抽選が行われるラウンドバトルが採用されている。ヘソ大当りは全て3Rとなり、その内50%が連チャンモード「魔戒CHANCE」へと突入する仕様だ。

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 魔戒CHANCE中は全て10R1500発の大当りとなり、それが81%でループする強力な右打ち性能を実現。この間は基本的に3カウント(1G連)で大当りが決着するため、出玉スピードも申し分ない仕上がりとなっている。秒で訪れる1500発のループが、瞬く間に大量出玉を築き上げていく様は圧巻の一言だ。中には「81連・一撃10万発オーバー」という超出玉も報告された。

 また、本機には950回転で発動する遊タイムが搭載されている。魔戒CHANCEへ直行するだけでなく、大当りも濃厚という激アツ仕様となっている。

 ちなみに、遊タイム非搭載で初当り時の獲得出玉と魔戒CHANCE突入率をアップさせた新スペック機種『P牙狼 月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver.』が来年デビュー予定だ。新たな『牙狼』伝説を打ち立てそうな気配である。

・「最大3000発×約77%継続」の超高火力マシン!!

 今年のパチンコ分野を大いに盛り上げた要素「3000発フラグ」を搭載した『P巨人の星 一球入魂3000』も特筆すべき機種であろう。

 本機は大当り確率1/319.68のミドルタイプ。振分けや状況によって「1回~最大3回分」の大当り権利を得られ、更にそれが最大77%でループするというパワー溢れるゲーム性となっている。

 ヘソ大当り時は55%がRUSHへ突入。その内訳は45%が「8R+RUSH」で、残りの10%を射止める事ができればRUSH突入に加え「約2400発(「4R+10R+10R」の計3回分の大当り)」を手にする事が可能だ。初当りから「2400発」の出玉を得られる点が、魅力の一つである。

 そして、注目のRUSH「一球入魂MAX」は、最初の時短1回転目「入魂チャージ」にて大当りすれば「2K BONUS(10R×2回)」の計2000発を獲得できる。ここで大当りできなかった場合は「残保留4回」の消化へと移行だ。

 保留4回転となる特図2の大当り振り分けは、「VICTORY BONUS(10R)」と「3K BONUS(10R×3)」がそれぞれ50%。大当りすれば半数が計3000発の出玉という激アツ仕様となっている。強力な出玉性能を武器に「終日7万発」など強烈な出玉報告が続出した。

・「ALL1500発」が秒で訪れる激アツ仕様!!

 最後に紹介するのは、下半期に大きな存在感を放っていた『Pゴッドイーター究極一閃』。こちらも先述した2機種に負けず劣らずの超出玉を生みだし、人気機種として今なお活躍している。

 1/319.68のミドルタイプで、右打ち中の大当りが全て1500発となるフルスペック。更に通常時のRUSH突入率は75%と、「突入・継続・出玉」の3拍子が揃った最高峰の仕上がりとなっている。

 RUSH「神バトルRUSH BURST」は「時短1回+特図2保留1個」の2変動で構成されており、ここで実質確率1/1.80となる大当りを射止めるゲーム性。その継続率は約80%と連チャン性能も十分だ。先述した『牙狼』にも匹敵する破壊力を武器に、各地で大量出玉を量産。中には10万発レベルを吐き出した台もあったようだ。

 また、本機は前作で好評だった「10カウントチャージ」によるスピーディーな出玉展開を継承。また、ラウンド間インターバルは前作の0.5秒から0.4秒に短縮されており、アタッカー性能が20%UPしている。秒で決まる1500発大当りの連打は多くのユーザーに爽快感を与えたことだろう。
○○○

 パチスロ分野では、大手メーカー大都技研とタッグを組んだ新台『S牙狼―黄金騎士―』が登場。パチンコ同様に波の激しい出玉グラフを形成し話題となった。まさに2021年のサンセイR&Dは『牙狼』を中心にホールを盛り上げていたといえるだろう。

 果たして来年はどのような機種をリリースしてユーザーを楽しませてくれるのだろうか。同社の更なる活躍に期待したい。

JRA阪神C(G2)池添謙一にも「世知辛い時代」が直撃!? 後輩と揃って天敵から返り討ち、惨敗ソングラインに「敗因は分かりません」

 25日、阪神競馬場で開催された阪神C(G2)は、C.デムーロ騎手のグレナディアガーズ(牡3、栗東・中内田充正厩舎)が、直線外から鮮やかな差し切り勝ち。昨年の朝日杯FS(G1)を制した実力馬が、約1年ぶりの勝利で復活をアピールした。

「久しぶりですね。本当に嬉しいです。直線ではすごく良い手応えでした。瞬発力があって、すごく良い走りが出来ました」

 レース後のコメントで、会心の勝利をそう振り返ったC.デムーロ騎手にとっても、日本での重賞勝ちは2018年阪神JF(G1)をダノンファンタジーで制して以来。約3年ぶりの美酒は同じく中内田厩舎の管理馬とのコンビだった。

 今年、来日してからC.デムーロ騎手が騎乗した重賞は、11月のジャパンC(G1)を8番人気グランドグローリーで5着、12月の阪神JFを1番人気ナミュールで4着、朝日杯FSを1番人気セリフォスで2着と勝ち切れなかったが、4度目の騎乗で初勝利。世界的名手の手腕をようやく見せることが出来た。

 そんなC.デムーロ騎手に比して、対照的な結果に終わってしまったのが、藤岡佑介騎手と池添謙一騎手の2人だ。

 事の発端は、セリフォスとのコンビで朝日杯FSの騎乗が濃厚と考えられていた藤岡佑騎手からC.デムーロ騎手への乗り替わりが発表されたことだった。初騎乗のデイリー杯2歳S(G2)で勝利を挙げ、「次はもっとうまく乗れると思います。楽しみです」と意気込んでいた藤岡佑騎手としても無念の降板劇にも映った。

 これに自身のTwitterで「佑介…俺も条件戦やけど乗り替わり。世知辛い時代に再突入。もっともっと上手くなろう。頑張ろう」と反応したのが先輩である池添騎手だった。

 この日の阪神Cを勝ったグレナディアガーズには、前走のマイルCS(G1)で騎乗したものの、折り合いをつけられずに4番人気13着と惨敗し、「力んでいてリラックスさせられませんでした。上手く乗れませんでした」と反省の弁を残していた池添騎手。

 阪神Cにはお手馬のソングラインが出走を予定していたこともあり、乗り替わったC.デムーロ騎手がグレナディアガーズを見事に乗りこなして勝利。パートナーのソングラインが、見せ場なく15着に大敗したことも含めて心中複雑だろう。

「ここまで負ける馬ではないだけに、池添騎手も『久々の右回りなのか、敗因は分かりません。いつもの感じと違いました』と首をかしげていましたが、好走しているのはすべて左回りでしたから、もしかしたら典型的なサウスポーなのかもしれませんね。

少し気になったのは『3コーナーで一気に手応えがなくなりました。外を回す余裕もなかったです』というコメントです。距離は1ハロン違いますが、桜花賞(G1)の惨敗も不利を受けて気持ちが切れたと振り返っていたように、ソングラインに精神面の脆さもあったのかなと」(競馬記者)

 3コーナー手前、内から斜行したメイケイエールに馬体をぶつけられて不完全燃焼に終わった今年の桜花賞と同じ阪神競馬場でのレース。トラウマが再発したと考えるのは、勘繰り過ぎだろうか。

 早め抜け出しを図るも差し切られて3着に敗れたダノンファンタジーの藤岡佑騎手ともども、因縁の相手C.デムーロ騎手に意地を見せたいところだったが、揃って返り討ちに遭うという残念な結果となってしまった。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

世界EV市場で存在感高まる富士電機とは何者なのか?パワー半導体で世界をリード

 世界的なパワー半導体の需要拡大もあり、富士電機に対する期待が高まっている。パワー半導体とは、電気の供給や制御をコントロールするために用いられる電子部品だ。世界全体での脱炭素の加速を背景に、同社の自動車向けパワー半導体需要が拡大している。それに加えて、ファクトリーオートメーション(FA)関連の分野でも同社の収益は増加基調だ。

 今後、世界的なEVシフトの加速によって自動車に搭載される半導体が増え、パワー半導体分野で富士電機のビジネスチャンスは増えるだろう。同社経営陣はそうした展開を念頭に置いて車載半導体の供給拠点として重要性が高まるマレーシア工場の生産能力を強化する。それは同社の成長に欠かせない取り組みの一つだ。

 ただ、富士電機全体の事業運営を見ていると、本来の強みが最大限に発揮しきれていないように見える。根本的な要因は、重電メーカーとしての経営風土だろう。今後、同社がパワー半導体事業など世界的に競争力を発揮できる分野に選択と集中を進めることができれば、同社の成長期待は一段と高まる可能性がある。そのためには経営陣が過去の事業運営の体験や発想に固執することなくダイナミックに先端分野に経営資源を再配分することが必要だ。

富士電機のドル箱業務のパワー半導体事業

 富士電機は、電力の変換と制御(パワーエレクトロニクス)に関する技術を磨くことによって、主には重電や産業機器分野で成長し、半導体分野に経営資源を再配分してきた。その結果、現在の富士電機にとってパワー半導体は成長期待の高い稼ぎ頭の事業だ。

 それは各事業部門の収益の推移を確認するとよくわかる。富士電機の事業ポートフォリオは、パワエレ(インフラや変電装置などを手掛けるエネルギー部門と、FAシステムや鉄道車両関連製品を担当するインダストリー部門の2つが構成する)、半導体(パワー半導体など)、発電プラント(再生可能エネルギーなどを用いた発電システムの運営など)、食品流通(自動販売機など)の4分野から構成される。

 2019年3月期の第1四半期から2022年3月上期まで四半期ごとの事業部門別の売上高営業利益率の平均値を計算すると、半導体事業の利益率が最も高い。また、2019年3月期末と、2021年3月期末の営業利益額を比較すると、パワエレインダストリーと半導体以外の事業は営業利益が減少している。

 以上より、富士電機にとってパワー半導体事業は収益獲得の効率性が最も高い事業であることがわかる。特に、電力損失の低減と小型化に必要な車載用のRC-IGBTチップ供給において、富士電機は世界的な競争力を発揮している。それに次いでパワエレインダストリーが業績の拡大を支えている。言い換えれば、富士電機の業績拡大期待は高まってはいるが、重電分野が収益獲得に十分に寄与しているとはいいづらい。この点をどう改善するかが課題だ。

 これまでの事業運営を確認すると、富士電機の経営陣は重電分野などでの競争力低下に危機感を強め、構造改革に取り組んだ。その一つがマレーシア事業の業態転換だ。2021年7月にマレーシアにおいて富士電機はハードディスクドライブ(HDD)に搭載する磁気記録媒体(ディスク媒体)の生産を終了した。同社はマレーシアの施設を直径8インチ(200mm)ウエハを用いたパワー半導体の生産に転用する。

世界的なパワー半導体需要の拡大期待

 富士電機がマレーシアでのパワー半導体事業の強化に取り組む一つの理由、世界経済のEVシフトの急加速によって、パワー半導体など自動車生産に欠かせない半導体の需要が増えているからだ。

 現在の世界経済では、韓国と台湾に加えて、車載半導体の供給地としてのマレーシアの重要性が急速に高まっている。その要因として、2018年以降に激化した米中通商摩擦の影響がある。それによって、中国からマレーシアに半導体など電子部品の生産拠点が移管された。  

 さらに、2021年夏場の感染再拡大の影響も大きい。デルタ株の感染再拡大によってマレーシア政府がロックダウンを実施した結果、動線が寸断され、独インフィニオンや欧州系のSTマイクロシステムズ、米インテルなど半導体メーカーの工場操業が停滞し、世界経済への車載半導体の供給が急減した。その結果、世界の自動車生産が減少し、自動車一本足打法の日本経済にはマイナスの影響が及んだ。

 その状況下、マレーシアで多くの半導体メーカーが大型の設備投資を行い、汎用型の生産ラインを用いて生産される車載半導体などの供給力を強化しようとしている。その象徴が米インテルだ。インテルは最先端のロジック半導体分野では世界トップの台湾積体電路製造(TSMC)との競争を避け、車載半導体の生産能力強化に集中し始めた。同社はマレーシアで8000億円程度の設備投資を行い、半導体封止施設を建設する。富士電機がマレーシアでパワー半導体の生産能力を引き上げることは、EVシフトなどを背景とした車載半導体需要の増加に対応した意思決定だ。

 アセアン地域では、EV生産(車載バッテリーの生産およびEV車体の組み立て)のハブとなることを目指してタイやインドネシア政府が海外企業による直接投資を増やそうとしている。それによって、マレーシアからアセアン各国への車載半導体供給量も増える可能性が高まっている。また、富士電機は、国内でもパワー半導体の生産能力を引き上げている。それは、EVシフトという世界経済のゲームチェンジに対応するために重要な取り組みだ。

富士電機に求められる選択と集中

 富士電機が長期の存続を目指すために必要な取り組みの一つは、パワー半導体事業への選択と集中だ。言い換えれば、同社は重電メーカーとしてのビジネスモデルから、世界を代表するパワー半導体メーカーを目指すべきだ。

 脱炭素を背景に、EVや再生可能エネルギー利用のためのパワー半導体需要は拡大基調で推移するだろう。特に、高電圧に耐えられる炭化ケイ素(SiC)ウエハの生産に関して、わが国半導体部材メーカーの競争力は高い。富士電機はサプライヤーとの協力体制を強化することによって、より優位に車載向けのパワー半導体の研究開発を進め、新しい需要を創出することができるだろう。

 その一方で、世界のパワー半導体業界では競争が激化している。その一つがウエハ大口径化を進めて、より効率的にシェアを獲得しようとする半導体メーカーの増加だ。直径12インチ(300mm)のウエハに対応した生産能力を引き上げてシェアを拡大させるために、パワー半導体最大手の独インフィニオンはオーストリア工場の建設に約2000億円を投じた。第2位の米オン・セミコンダクターは半導体工場を買収した。独自動車部品大手のボッシュも300mmウエハを用いた生産体制を強化する。

 ビジネスチャンスの拡大と競争激化に対応するために、富士電機はこれまでの事業運営の発想を根本から改めるべき時を迎えた。パワー半導体分野で同社は、国内の自動車メーカーの要望に真摯に耳を傾け、要求される技術要件を実現して成長してきた。しかし、現在、世界全体で急加速するEVシフトに対するわが国自動車業界の遅れは鮮明だ。

 富士電機はサプライヤーとの関係強化や提携・買収戦略の強化によってパワー半導体分野での新しい需要を創出し、自ら世界市場を開拓しなければならない。そのために、事業ポートフォリオの内容を見直し資産売却や、生産の外注などを検討、実行する重要性は高まっている。富士電機が不退転の決意でパワー半導体事業の強化に集中することを期待したい。それは世界的な存在感を維持するわが国パワー半導体業界の成長を加速させることにもつながる。

(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)

●真壁昭夫/法政大学大学院教授

一橋大学商学部卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学大学院(修士)。ロンドン証券現地法人勤務、市場営業部、みずほ総合研究所等を経て、信州大学経法学部を歴任、現職に至る。商工会議所政策委員会学識委員、FP協会評議員。

著書・論文

『仮想通貨で銀行が消える日』(祥伝社、2017年4月)

『逆オイルショック』(祥伝社、2016年4月)

『VW不正と中国・ドイツ 経済同盟』、『金融マーケットの法則』(朝日新書、2015年8月)

『AIIBの正体』(祥伝社、2015年7月)

『行動経済学入門』(ダイヤモンド社、2010年4月)他。

JRAによる「動物虐待事件」疑惑から7年。腕時計を壊された係員が三浦皇成「進言却下」のムチ使用で大炎上…「真面目だし乗りやすい」エリート娘は母の無念を晴らせるか

 26日、有馬記念デーの中山6R新馬戦を制したのは2歳女王ローブティサージュの娘ローブエリタージュ(牝2歳、美浦・手塚貴久厩舎)とC.ルメール騎手だった。

 16頭立て芝1600mのレース。外枠不利の中山マイル戦で大外16番からの発走となったローブエリタージュだが、2番人気に甘んじたのはそういった背景もあるかもしれない。スタートはあまり良くなったが、ルメール騎手が促すと鋭いダッシュを見せて中団へ。レースの流れに乗った。

「3、4コーナーで大外に出したら、しっかり加速しました」

 そんなルメール騎手の言葉通り、真価を発揮したのは勝負所の3、4コーナーだ。外に持ち出されるとライバルたちをひと捲り。先頭集団に並びかける形で最後の直線を迎えると、抜群の手応えからあっさり押し切った。

 2着とは1馬身1/4だが、見た目の着差以上に能力を感じさせる好発進だ。

 ローブエリタージュの母ローブティサージュといえば、2012年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を制した父ウォーエンブレムの傑作だ。また、このレースは鞍上・秋山真一郎騎手の初G1勝利としても知られている。

 しかし、それ以上にこの馬が有名になったのは、その2年後に起きたJRAの「虐待疑惑事件」だろう。

 2014年11月の京阪杯(G3)。当時4歳だったローブティサージュは阪神JF制覇後に不振に陥っていたが、スプリント路線に活路を見出して同年のキーンランドC(G3)を勝利。約2年ぶりの重賞制覇を飾るなど、第2の全盛期を迎えていた。

 だが、その一方で激しい気性はなかなか改善が見られず……。この日の事件は、そんな気性面が引き金となった。

 発走時刻を迎え、各馬が続々とゲートインする中、この日もゲート入りを嫌ったローブティサージュ。ただ、今回はいつにも増して激しさを見せており、ゲート入りを誘導するJRAの係員があの手この手を尽くすも状況が改善する気配はなかった。

「目隠しをすれば、すんなり入ります」

 待つこと数分後、そう進言したのはローブティサージュの主戦を務めていた三浦皇成騎手だった。今夏からコンビを組んで函館スプリントS(G3)2着、キーンランドCで重賞勝利。本馬を復活に導いた立役者だけに、その言葉には説得力があったはずだ。

 しかし、JRAサイドは「対応の手順がある」があると、三浦騎手の進言を却下。後ろ脚を激しく蹴ってゲート入りを嫌がるローブティサージュにムチを入れて促した。

 だが、JRAにとって不幸だったのは、このシーンがテレビ中継で大きく取り上げられたことだ。映像に加え、現場の音声まで収音マイクに拾われれば、目にした全国のファンの一部から「動物虐待」という意見が届くのも当然だろう。

 さらにこの事件は、後にローブティサージュ陣営から抗議が入り、さらに炎上する。

 結局、目隠しをしてゲートに入ることができた点も含め、三浦騎手が「主張したのに受け入れられなかった」と言えば、「(ムチの使用で)精神的ダメージを受けた」と本馬が所属するシルクレーシングも徹底抗議の構え。

 また、一部マスコミから「ムチを入れた係員が、ローブティサージュが暴れたせいで腕時計を壊されていた」という報道まで持ち上がり、“ローブティサージュ事件”は2014年の競馬界を代表するニュースの1つになった。

 最終的に翌年3月の阪急杯(G3)で復帰を果たしたローブティサージュだったが、そのレースで3着するものの、その後は二けた着順で連敗するなど、かつての輝きを失ってしまった。

 陣営が抗議した精神的ダメージとの因果関係は定かではないが、多くのファンにとって「あの事件」が原因になったと映るのは仕方ないことだろう。

「真面目だし乗りやすい。走りのバランスも良い」

 あれから7年。これも父ディープインパクトのなせる業だろうか、ルメール騎手の言葉通り、ローブティサージュの3番仔となるローブエリタージュはお利口さんのようだ。母娘による阪神JF制覇には少し間に合わなかったが、来年には母が涙を飲んだクラシックが待っているはずだ。

(文=浅井宗次郎)

<著者プロフィール>
 オペックホースが日本ダービーを勝った1980年生まれ。大手スポーツ新聞社勤務を経て、フリーライターとして独立。コパノのDr.コパ、ニシノ・セイウンの西山茂行氏、DMMバヌーシーの野本巧事業統括、パチンコライターの木村魚拓、シンガーソングライターの桃井はるこ、Mリーガーの多井隆晴、萩原聖人、二階堂亜樹、佐々木寿人など競馬・麻雀を中心に著名人のインタビュー多数。おもな編集著書「全速力 多井隆晴(サイゾー出版)」(敬称略)

パチスロ4号機時代の「超名作」ストック機を再現! ドット演出がアツいあのマシンを振り返る

 STゲーム数テーブルによってハマリと連チャンを演出した、4号機時代のストック機『キングパルサー』。その優秀遺伝子を色濃く受け継いだ山佐の5号機『キングパルサー~DOT PULSAR~』が来年1月末日、惜しまれつつも撤去期日を迎える。

 文字通り、リール上部のドットで演出が繰り広げられる当機は、ビッグとREG、2種類の疑似ボーナスで出玉を増やす仕様。どちらのボーナスも1G純増は約2.9枚で、30G消化orJACゲーム3回で終了のビッグは約185枚、押し順ナビ16回で終了のREGは約63枚の獲得が見込める。

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 主なボーナス当選契機は規定ゲーム数消化及び毎ゲームの抽選で、天井ゲーム数や毎ゲームの抽選確率は8種類あるモードで変化。基本的にモードは天国以上へ昇格するまで転落しない仕組みで、天国・超天国・保証モードは32G以内のボーナス当選が約束される。

 毎ゲームのボーナス抽選に当選した際は、前兆を経てボーナス告知が発生。加えて、通常時はボーナスストック抽選も同時に行われ、ボーナス終了時にストックがあればモードに応じてストック放出の当否がジャッジされる。

 ボーナス前兆中&消化中は1G連抽選が行われ、ビッグ中のパンク(JAC IN2回以下)は1G連確定。当選率はトータルで約5,400分の1と低いものの、当選すればビッグへと繋がるほか、モードアップにも大きな期待が持てる。

 滞在モードは各種演出から推測が可能で、カエル発光は引き戻しモードに期待。ボーナス終了画面はカエルの数が多いほど高モードの可能性が高まり、4匹以上は32Gまでの様子見が必須だ。

 また、プレミアムキャラの出現はビッグ+次回天国以上、フリーズはビッグ+次回超天国のサイン。発生率こそ19,000分の1と低いが、リール下STOPランプの高速点滅が確認できた場合はストック3個以上が確定するいったストック示唆演出もある。

 設定推測要素はオレンジ&弱チェリー出現率、オレンジ成立時の左リール1st回転開始割合、通常A・B・高ストック滞在時におけるオレンジ・弱チェリー・リプレイ3連時のボーナス当選率など。天井は最大1280Gで、リセット時は512Gに短縮される。