パチスロ「物議を醸した謎の連チャンと様々な噂」~4号機名機伝説~ 『ニューパルサー』後編【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.76】


 緻密なテーブル式リール制御が繰り出す多彩な出目と、打ち手を選ばぬオーソドックスな仕様とスペックで、累計販売台数23万台という史上最大のヒット(当時)を記録した、山佐の4号機第1弾『ニューパルサー』。

 いたずらに目新しさばかりを追い求めず、頑なに伝統を固持したことが古くからのファンに安心感を与え、結果的に高セールスにつながったわけだが、個人的には「変わり映えしないなぁ…」というのが、正直な感想だった。

 ただ、わが故郷である兵庫県は神戸市まで出向き、1泊2日のスケジュールで行われた初めてのホール実戦取材は、色んな意味でエキサイティングだった。

 時は1993年、ゴールデンウィークが明けてほどなくの5月19日。担当編集のK君と早朝の東京駅で待ち合わせ、始発の新幹線「のぞみ」で神戸に向かった。

 新大阪で在来線の新快速に乗り換えて、神戸の中心街は三宮駅に降り立ったのが、午前9時ちょい過ぎ。そのままの足で高架下のパチスロ専門店「W」へ向かうと、すでに店の前には開店を待つ黒山の人だかりができていた。

「みんな、ニューパルサー狙いなんですかね」
「…だろうね、間違いなく」
「取れなかったら、どうしましょう」
「もう一軒の店に移動するしかないなぁ」

 そんなことを話しながら待っていると、やがて入り口のガラス戸が開き、人だかりが店内へと吸い込まれて行った。逸る気持ちを抑えつつ、我々も続く。

 真新しい緑パネルの『ニューパルサー』はほとんどが先客に取られていたが、離ればなれながらもなんとか二人とも空き台を確保、さっそくデータ取りを開始する。

 モーニングに当り快調な立ち上がりを見せたK君とは対照的に、こちらは食いつきが悪く投資が続く。…が、お昼頃に引いた6回目のビッグを皮切りに、台の様子が急変する。

 なんて言うのだろうか。まるで、何かのスイッチが入ったかのようにクレジット内の速攻連打や2桁ゲームの数珠連チャンが頻発。そしてそれは夜まで続き、結果的に6千枚近い出玉を獲得したのである。

 対するK君の方は、そこまで激しくはなかったものの随所で連打が炸裂し、4千枚強の獲得。つまり、二人合わせて万枚超の大勝となったわけだ。

「二人で万枚? 大したことないじゃん」と、いまの感覚だとそう思うだろう。しかし、当時は5千枚も出せば1週間は自慢できた時代。その夜は、本場の神戸牛に舌鼓を打ちつつ、祝杯を挙げた。

 明けて2日目は、新開地の商店街にあった「P」という店で実戦したのだが、「W」での体験がまるでウソのように、自分たちの台も周りの台も至って穏やかな挙動だった。

「ただの高設定だったんでしょうか」
「…かも知れないけど、それにしても…なぁ」

 そんな風に頭を抱えながら、我々は東京への帰途についた。

 それから数ヶ月後。『ニューパルサー』はすっかり、他を圧倒する4号機屈指の大ヒット機種となっていた。

 過熱する一方の人気を裏付けるように編集部には、毎日のように読者からのおびただしい投稿が寄せられた。リーチ目に関するものが多かったが、神戸での初実戦初日に採取した爆裂データに対する反応も少なくなかった。

「あの連チャン性は、やはり異常だ」
「店によって出方が違うらしい」
「最初期に導入されたものには、何かが仕掛けられているかも知れない」

 そんな疑念の声や噂話が次々と舞い込み、いつしか「ニューパル連チャンの謎」というワードが誌面に踊るようになった。

 もちろん、プログラム解析の結果からは怪しい点は一切、見つからなかった。が、「ニューパル連チャンは、確かにある」という声は、一向に収まる気配を見せなかった。

 連チャン性に関する声とともに、攻略法の噂も尽きなかった。

 もっとも話題になったのが、「中ボタン攻略法」なるもの。「ボーナスゲームの最後のJAC入賞後に中ボタンを押しっぱなしにすると、ボーナス確率64分の1の連チャンモードに突入する」という冗談のような内容なのだが、最初の検証実戦で(たぶん、たまたま偶然だろうが)あたかも効いているかのような挙動を見せたものだから、さぁ大変。

 読者からも「中ボタン攻略法で大勝ちしました」という投書も相次ぎ、ちょっとした騒動に発展したのである。


 ともかく、連チャン性についても攻略法についても、結局のところ真偽のほどは登場から28年が経ったいまもなお、謎のままである。

 しかし、様々な噂が沸き起こるのは、それだけ多くの人々が『ニューパルサー』という機種に注目、あるいはその魅力の虜になっているという証拠。つまりは、人気機種ゆえの宿命なのだ。

(文=アニマルかつみ)

深刻な『紅白』離れ鮮明、視聴率が過去最低で30%割れ目前の理由…国民的番組の終焉

 先月31日に放送された『第72回NHK紅白歌合戦』の視聴率が発表され、第1部は平均世帯視聴率31.5%、第2部は同34.3%だったことがわかった(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)。前年(2020年)放送回は第1部が同34.2%、第2部は同40.3%であり、それぞれ2.7ポイントダウン、6.0ポイントダウン。第2部の視聴率は、2部制となった1989年以降、最低の数字となった。

 特に第2部は前年は2年ぶりに40%の大台に回復していたが、再び大台を割ることとなった。大トリでMISIAが藤井風のピアノ伴奏に合わせて『Higher Love』を歌唱したステージや、アーティスト活動40年目で初出場を果たした布袋寅泰が東京パラリンピック開会式で披露した映画「キル・ビル」のテーマ曲の演奏などが大反響を呼び、「ミーシャ」「藤井風」「布袋」というキーワードがTwitterトレンドでも上位にあがっていたが、視聴率アップにはつながらなかった模様。

「今回は強力なライバルである裏番組の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)の放送が休止となり、さらに2年ぶりの有観客での開催ということもあり、NHKとしては念願の視聴率45%超えを狙っていたという話も伝わっていた。それだけに、視聴者の深刻な『紅白』離れを示唆するこの数字は、NHKにとってはかなりショッキングな数字ではないか。

 結局、『ガキ使』を見ていた層が『紅白』に流れるという動きは限定的で、他の地上波の番組に流れるどころか、NetflixやAmazonプライム・ビデオといった動画配信サービスや、各種ライブのオンライン配信、ゲームなどのコンテンツを楽しむ人が増えた可能性もある。もう大みそかに地上波の番組同士が内輪で視聴率を競うこと自体が無意味になってきている」(テレビ局関係者)

長寿番組ゆえの行き詰まり

 また、別のテレビ局関係者はいう。

「特に1部は30~40代の人でも知らない曲も多く、曲順的にもアイドルグループと演歌歌手がゴチャゴチャに混ざったりしていて、若い層でも、『紅白』のメイン視聴者層である60代以上の層でも“正直キツイ”と感じる視聴者が多かったのではないか。さらに、全体的に“目玉”といえるような企画や演出、サプライズがなく、盛り上がりにも欠けていて、長寿番組ゆえの行き詰まりを感じた。もし今年『ガキ使』が復活すれば、視聴率30%台のキープすら怪しく、国民的番組ともいわれた『紅白』の“終わりの始まり”が否めない」

 当サイトは1月1日付記事『退屈、壊滅的につまんない…「紅白」に酷評続出、前年より視聴率ダウンの可能性も』で視聴者の反応や業界関係者による評価などを紹介していたが、改めて再掲載する。

――以下、再掲載――

 先月31日、『第72回NHK紅白歌合戦』が放送されたが、SNS上では視聴者から賛否両論の声があがっている。

 これまでの「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称をやめ、俳優の川口春奈と大泉洋、同局の和久田麻由子アナウンサーがそろって「司会」を担当した今回の『紅白』。放送中からTwitter上では「マツケン」「布袋」「ミーシャ」など出演した歌手たちの名前がトレンド入りするなど話題となり、特に大トリでMISIAが藤井風のピアノ伴奏に合わせて『Higher Love』を歌唱したステージは、

<震えた>

<2人のコラボとか最高オブ最高だろ>

<伝説に残るステージ!>

<もう、何なん。国宝か>

などと大きな反響を呼んだ。

 全体の感想については、

<今年の紅白最高に素晴らしかった。歌がポンポンとテンポよく進んで、変な寸劇も無く、これぞ歌番組!って感じだった!>

<国際フォーラムをこんな見事な舞台に仕上げるNHKやばいな>

<なんだか今年は愛に溢れたメッセージ性の強い紅白だった。歌の力って本当に凄いなと>

<薬師丸ひろ子の『Wの悲劇』 もう別の世界に行った感じだった。とにかく心から感動した>

<郷ひろみ、マツケン、薬師丸ひろ子は圧巻だった>

<マツケンサンバの破壊力すご!>

といった高評価の声もあがる一方、以下のように厳しい感想も続出している。

<若者世代に見てほしい? なんか、以前よりつまんないですね。多くを得ようとして、全てを失うような、そんな、感じがします>

<今年の紅白が壊滅的につまんない>

<すっかり退屈な番組になってしまった>

<こんな酷いのが続くんかいな>

<若者への媚びが酷い>

<ほんとつまんなかった 早々と離脱しました。来年はガキ使復活しますように>

<演歌歌手の扱いが酷い気がする、自曲どころか生歌ですらないとか、演歌の良さ伝える気なさそう>

 さらに、

<NHKの番宣や歌に関係ない演出やどっちが勝ったの負けたのに費やす時間を純粋に歌手のパフォーマンスに振り分けたらいいのにって思った>

<音響酷かったよね。音が悪いから音程が取れないアイドル多数いた>

などと、自局の番宣の多さや音響の悪さを指摘する声も多数みられる。

出演順的にキツイという部分も

 テレビ局関係者はいう。

「今回の『紅白』は放送前からずっと“目玉がない”といわれていたものの、本番では何かサプライズが用意されているのではという期待もあったが、蓋を開けてみれば本当に何も目玉といえるようなものがなく、全体的に退屈だったという印象。藤井風や『まふまふ』などネット発で火が付いたアーティストたちを起用したり、『ドラゴンクエスト』や『鬼滅の刃』『新世紀エヴァンゲリオン』などアニメやゲーム関連の曲を多数入れ、演出的にもアニメーションを取り入れるなど、いろいろと工夫はしていたが、それらに興味のない視聴者層は“よくわからない”という感想しか抱かない。

 また、NiziUの後に演歌の山内惠介が来たり、天童よしみの前後にジャニーズのSixTONESとKAT-TUNが来たり、乃木坂46の次に細川たかしが来たりと、出演順の流れ的にも、さすがにキツイという部分が多かった。そのあたりは、もう少し工夫すべきではないか」

民放各局の音楽特番は企画力を競う

 また、別のテレビ局関係者はいう。

「昨年は松任谷由美とスモール3(岡村隆史・出川哲朗・田中裕二)のコラボ、一昨年はビートたけしと竹内まりやの出場、その前年は桑田佳祐と松任谷由実のコラボなど、ここ数年だけでも『紅白』では毎年、なんだかんだで世間を沸かせるようなサプライズがあったが、今回はそうした“あっと言わせる”ようなものが何もなかった。

 かなり若者視聴者層の取り込みを意識した選曲になっていることは理解できるし、藤井風やSnow Man、まふまふ、乃木坂46、布袋寅泰など、個々のアーティストのファンがSNS上で盛り上がっていたものの、特に『紅白歌合戦』の主要な視聴者層で何十年も毎年欠かさず見てきた60代以上の人々にとっては、全体的に“かなり厳しい内容”だったといえるのでは。

 最近の民放各局の音楽特番では、ただ単にアーティストたちが自前の曲を歌うのではなく、プロのアーティスト同士のコラボや畑の違う人々とのコラボなど、意外性や話題性を重視した企画力を競っており、視聴者の目も肥えてきた。今回の『紅白』では天童よしみが大阪桐蔭高校吹奏楽部のブラスバンドとコラボし、高校生たちが素晴らしいステージを披露し、さらに司会の大泉が台本にない質問を女子の部員に無茶ぶりする場面などは、特に年配の視聴者層からは受けが良いのではないか。

 会場が例年のNHKホールとは異なる東京国際フォーラムで、さらにコロナ対策をしなければならないという、かなり制約があるなかでの収録だったという事情は理解できるが、過去の発想を打ち破ってまったく新しい視点で演出を考えていかないと、行き詰ってしまうように感じる」

 気になるのは視聴率がどう出るかだが――。

「前回は2部の平均世帯視聴率が前年から3%増え40%超えの大台に乗った。さらに今回はライバルの裏番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)の放送が休止となったこともあり、NHKはここ数年届いていなかった平均世帯視聴率45%超えも視野に入れているという話も広まっていた。ただ、今回は前半でかなりの視聴者が離脱した可能性もあり、また『ガキ使』から『紅白』に視聴者が流れたとは考えにくく、前年からのダウンも予想される」(別のテレビ局関係者)

 果たして視聴率はいかに。

(文=編集部)

 

パチスロ「ジャグラー帝国」の牙城を崩す!? 中毒性抜群の「完全告知マシン」が大健闘!!

 ボーナスタイプの大本命『マイジャグラーV』が12月吉日に導入を開始した。シリーズの中でも高スペックを誇るマイジャグ系。その系譜を継いだ出玉性能はファンの期待を裏切らず、早くも特定日などは朝から大盛況だ。

 この『マイジャグラーV』に『ファンキージャグラー2』、昨年末に登場した『アイムジャグラーEX』。6号機史上においてもジャグラーシリーズは盤石と言えるが、一方で、そんなジャグラーシリーズの牙城を崩すかもしれない1台が現れた。アムテックスの完全告知マシン『パチスロうまい棒』である。

 当機のボーナスはビッグとREGの2種類で、ビッグは平均264枚、REGは100枚の獲得が可能。ビッグに関しては入賞時の次ゲームに要注目で、ここでリプレイが揃えば最大271枚獲得のチャンスを迎える。

 通常時は、まず左リール枠内にBAR絵柄を目安にチェリーを狙い、残りリールはフリー打ち消化でOK。単チェリーや2連チェリーはボーナス確定のリーチ目で、ボーナス絵柄の一直線もボーナスが約束される。

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 また、当機は中押し手順もオススメで、この場合は中リール枠内に赤7絵柄を目押し。中段チェリー停止はハズレorチェリーで、中段赤7絵柄停止は激アツの1確目となる。

 そんな当機は導入をじわじわと伸ばしており、神奈川県には60台以上設置のホールも。そのホールの特定日ではほぼ終日フル稼働の大盛り上がりで、4,000枚超の出玉を吐き出した台があちこちで確認されたという。

 ジャグラーシリーズと比べてボーナスの獲得枚数が多いことから、出玉感はそれよりも上ともっぱらの評判。赤点滅や下パネル消灯、キュイン音やめんたい味など、ビッグが確定する各種プレミアム告知も中毒性があると遊技者は語る。

 現時点での設定推測要素は数値差が大きいREG出現率で、詳しい数値は設定1:425.6分の1~設定6:256.0分の1。朝イチ以外から打つ際はこの数値をもとに台をチョイスして、類稀な出玉感とクセになるゲーム性を体感していただきたい。 
 
 なお、P-WORLDによると12月28日現在、全国976店舗に設置されている。

JRA京都金杯(G3)唯一のG1馬ステルヴィオは「もう終わった」のか? ロゴタイプも歩んだ、ダート失敗を経た復活の可能性

 いよいよ2022年を迎え、新年最初の恒例でもある“東西金杯”が1月5日(水)に行われる。

 中でも注目したいのが、今年も中京競馬場で開催される京都金杯(G3)に出走予定のステルヴィオ(牡7、美浦・木村哲也厩舎)だ。前走に引き続き和田竜二騎手で臨む予定で、メンバー唯一のG1馬という事もあり、トップハンデの58キロを背負う。

 2018年のマイルCS(G1)では3歳にして古馬を撃破し、見事G1馬となった同馬。だが、そこから丸3年間勝利から遠ざかっている。大きな武器だった強烈な末脚も影を潜め、いつしか競馬ファンの間では「ステルヴィオは終わった」と密かに囁かれ始めた。

 復活にかける陣営は、昨年ダート挑戦として根岸S(G3)出走にも踏み切った。

 新味を期待しての挑戦だったが、結果は10着。当時騎乗していた横山武史騎手も「スタートで脚を取られる感じがしたので、現状はやはり芝の方が良さそう」とコメント。切れ味を武器とするこの馬にとっては、ダートは合わなかったのかもしれない。レース後に、陣営は以前から不安を抱えていた喉の手術を決断。長期離脱を余儀なくされた。

 約7か月半の休養を経て復帰戦に選んだのは、昨年9月に行われた京成杯AH(G3)。今回と同じハンデ戦でトップハンデの58キロを背負う決して楽なレースではなかったが、鞍上横山武騎手は果敢な先行策をとった。最後は伸びを欠き結果は7着と敗れたが、長期休み明けで勝ち馬カテドラルから0.4秒差という内容なら悪くはなかった。

 そして前走のスワンS(G2)では5着とあと一歩及ばなかったが、勝ち馬ダノンファンタジーから0.3秒差と一戦ずつ着差を詰めてきている。「外々を回る形で、直線はのみこむ勢いで来ましたが、坂で止まってしまいました」と騎乗した和田竜騎手もコメントしていたように、以前の切れ味が幾分戻ってきた印象もあった。

 今回はメンバー的にステルヴィオが唯一のG1馬となる。実績だけで言えば、断然の存在だ。メンバーレベルは前走より落ちるため、復活の期待はさらに高まる。

 ステルヴィオ同様、長き不振に陥っていたケイデンスコールも昨年このレースで見事な復活を果たしている。ステルヴィオと同じサンデーレーシングの所有馬で、同じロードカナロアを父に持つ点も心強いプラス材料だ。ステルヴィオも自身2度目のG1制覇へのキッカケを掴みたいところだ。

 ステルヴィオのようにダートに挑戦した芝G1馬といえば、直近では昨年の桜花賞馬ソダシなど数多くいる。だが、失敗してから再度芝G1で復活の勝利をあげた馬は限られている。2012年の朝日杯FS(G1)や2013年の皐月賞(G1)を制したロゴタイプが、まさにそんな馬だった。

 皐月賞を勝ってから、長きに渡り勝利から遠ざかり、ついには2015年に根岸S でダート初挑戦を試みる。結果は8着と敗れ、すぐさま芝に再度切り替えたという例がある。その後は周知のとおり2016年の安田記念(G1)で復活Vを果たし、再度G1タイトルを手にした。

 ステルヴィオを見ていると、まさにロゴタイプと同じような道を歩んでいるようにも見える。ダート挑戦の失敗や喉の手術など、様々な経験を乗り越えもがき苦しんだG1馬。2022年は長きスランプからの復活を期待したい。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

大当りの50%で「2000発」オーバー!? パチンコ「とある」シリーズ第2弾は「SS級」の破壊力!!

 新機軸のハイブリッドミドル。藤商事はこのほど、かねてより注目を集めるパチンコ「とある」シリーズ第2弾、『Pとある科学の超電磁砲』の機種サイトと本編プロモーションムービーを公開した。

「とある科学の超電磁砲」は、「とある魔術の禁書目録」のヒロイン・御坂美琴を主人公としたスピンオフ作品で、漫画の累計発行部数は680万部超。2009年、2013年、2020年と3期に渡ってテレビアニメ化もされるなど、「とある」シリーズの中でも高い人気を誇る。

 そんなビッグタイトルをフィーチャーした当機は「業界最高峰オンリーワンスペック」と称する1種2種混合タイプで、大当り確率は239分の1。初当りは「超御坂美琴BONUS」と「御坂美琴BONUS」の2種類で、前者はRUSH EXTRA直行が濃厚、後者は消化後に時短100回の「超電磁砲RUSH CHALLENGE」へ移行する。

 この超電磁砲RUSH CHALLENGE中に大当りを引ければRUSH EXTRAへ突入。ここでの引き戻しを含めたトータルRUSH EXTRA突入率は約50%となる。

 RUSH EXTRAは時短100回or3,000回で、継続率は約80%。右打ち中の図柄揃いは最低でも約650個、最高で約4,700個の出玉獲得が見込めるほか、大当り時の50%で約2,000個オーバーが選ばれるのが最大の特徴で、ツボにハマれば瞬く間にドル箱を積み上げることができる。

 無論、演出についても抜かりはなく、圧倒的なボリュームで原作ファンも納得の仕上がり。通常時のリーチには「キャラロングリーチ」「SP系リーチ」「御坂VSリーチ」「VSアイテムリーチ」「ストーリーリーチ」「LEVEL5リーチ」などがあり、4大チャンス演出である「超電磁フリーズZONE」「LEVEL5予告」「超電磁砲ボタン」「最強御坂ZONE」のうち3つが複合した場合は、大当りに大きな期待が持てるようだ。

 RUSH EXTRA中は2種類の演出から好みで選択可能で、「超電磁砲RUSH EXTRA」はテンパイルートで「SPリーチ」、カウントダウンルートで「オープニングリーチ」、ミッションルートで「アイテムVSリーチ」へ。

 一方、「学園都市RUSH EXTRA」はノーマルリーチルートで「イベント系リーチ」、妹達(シスターズ)メーター満タンで「妹達リーチ」、キャラ集合→叫び「麦野~」の流れで「麦野リーチ」へ発展するなど、双方で違った展開を楽しむことができる。

 また、大当り時はラウンド数の告知方法もチョイスでき、超電磁砲RUSH EXTRAには「チャンス告知」「一発告知」の2種類、学園都市RUSH EXTRAには「チャンス告知(御坂)」「自力告知(黒子)」「一発告知(初春&佐天)」の3種類がある。

 肝心の導入は1月下旬の予定。まずは機種サイトと本編プロモーションムービーをチェックして、ゲーム性を把握すると共に出玉イメージも膨らませておこう。

JRA「101連敗中」藤田菜七子にビッグチャンス!? 逆襲の2022年はブラック企業も真っ青の小倉から…「深刻な騎手不足」が追い風に?

 C.ルメール騎手の5年連続リーディングという形で幕を閉じた、昨年のリーディングジョッキー争い。

 199勝と惜しくも200の大台に届かなかったルメール騎手だが、2位の川田将雅騎手とは63勝差と盤石の戴冠。今年もリーディングに最も近いのは、間違いなくこのフランス人騎手だろう。

 またルメール騎手、川田騎手、松山弘平騎手、福永祐一騎手というトップ4は前年とまったく同じ顔ぶれ。今年は、この“神4”に5位の横山武史騎手、6位の岩田望来騎手といった若手がどう割って入るのかがポイントになりそうだ。

 そんな華やかなリーディング争いとは別に、今年も中堅ジョッキーたちには生き残りをかけた激しい争いが待っている。そんな彼らが勝ち星を稼ぐ原動力となっているのが、「第3の開催」いわゆるローカル開催だ。今年も15日から小倉競馬が開幕する。

 約2か月間の開催で、重賞が行われるのは小倉大賞典(G3)のみという寂しい冬の小倉開催。だが、どんなレースであろうと、勝てば「1勝」という事実に変わりはない。トップジョッキーが中山や中京といった中央開催に集中する分、中堅騎手にとってはローカル開催が自らの生き残りを懸けた絶好の稼ぎどころとなっている。

 その一方で、今回の小倉開催では「深刻な騎手不足」が起きるかもしれないというから驚きだ。

「実は、関東の陣営が困った状況になってまして……。騎手が全然いないんですよ。今年も冬の小倉開催には多くの関東馬が出走を予定していますが、今のところ小倉参戦を予定している関東の騎手は横山和生、秋山稔樹、丹内祐次、勝浦正樹、藤田菜七子、小林凌大、黛弘人とわずか7人のみ。

レースでは関西のジョッキーに依頼すれば良いだけなので特に問題はありませんが、問題は週中の調教です。立地的にも小倉は滞在がメインですが、遠征を予定している7人の中で、横山和騎手は週中栗東に調教をつけに行くのが慣例。残った6人ですべての関東馬の調教を行わなければならない状況になっています」(競馬記者)

 そう話す記者曰く、ある関東の中堅騎手は「すでに調教の予定はびっしり入っています。ある先生から『レースでも乗せるから調教を手伝ってくれ』と言われたのですが、もう朝一から分刻みに予定が詰まっていて……泣く泣く断りました」と渋い顔だったとか。

 この騎手に限らず、小倉遠征を予定している関東の騎手すべては似たような状況だという。

「本当は関西の騎手にもヘルプを頼みたいところですが、関西には関東以上の数の関西馬が遠征してきますからね。厩舎的には攻め専のスタッフをつれていきたいのですが、当然コストが掛かりますし、中山に出走する馬の調教もつけなければなりません。中には、そんな事情を鑑みて遠征断念を検討している厩舎もあるとか……。

昨年までなら、例えば横山武騎手や菅原明良騎手といった活きの良い若手も小倉に遠征していたんですが、大ブレイクした彼らはもうほぼ中央開催から動かないでしょうね。ローカルに行かなくても十分に騎乗馬を確保できますし」(同)

 だが、逆に言えば関東のジョッキーにとっては大きなチャンスともいえる。特に奮起を期待したいのが、昨年14勝でリーディング64位に終わった藤田菜七子騎手だ。

 昨秋10月には左鎖骨骨折のアクシデントもあった藤田騎手。8月から勝ち星がなく、重ねること101連敗、ローカル開催がなかった影響もあって昨年ラスト2週は2鞍、3鞍と寂しい状況で2021年を終えてしまった。

 そんな藤田騎手にとっても、この小倉開催は日々の調教に追われるに違いないが、裏を返せば多くのチャンスが眠っているともいえる。騎乗数の増加も必然なだけに、ここで「逆襲の2022年」の弾みをつけたいところだ。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

おじさんがいまだに「ガラケー」を使い続けている納得の理由とは?若年層には理解できないかも

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

2022年3月にはauが3Gサービスを停止するのを皮切りに、その後、ソフトバンクやドコモも相次いで3Gサービスを終了するのはご存じだろう。だが、いまだにガラケーを利用している人は2,200万人以上もいるという。何を隠そう筆者もガラケー愛用者の1人で、スマホと2台持ちを続けている。最近、IT関係の仕事をしていると、若者から“アナログなおじさん”と奇異な目で見られてしまうが、それでも筆者が、いまだにガラケーを捨てられないのは、若者には分からない理由があるのだ。それは……。

ガラケーは確実に終了へと向かっているが……

2021年12月18日、総務省が2021年9月末時点での「電気通信サービスの契約数及びシェア」について調査した結果を発表した。それによると、3G端末(ガラケー・フィーチャーフォン)の利用者は2,237万件もいるそうだ。

しかし、長年、携帯電話で利用されてきた「3Gサービス」も間もなく終了するのはご存じだろう。auが2022年3月31日にサービスを終了するのを皮切りに、ソフトバンクは2024年1月末、ドコモは2026年3月31日に相次いで終了するのである。

携帯電話の3Gサービス終了については→こちらで詳しく解説しているので確認してほしい。

というわけで、時代の流れは確実にガラケー終了へ向かっているが、筆者はずっとドコモのガラケーと格安SIMのスマホの2台持ちを続けている。もちろん、ガラケーが壊れるか、2026年3月でドコモが3Gサービスが終了するまでは使い続けるつもりだ。

さすがに、最近IT関係の仕事をしていると、若者から奇異の目で見られてしまうが、筆者がガラケーを捨てられないのにはちゃんとした理由がある。そこで今回は、おじさんの筆者がいまだにガラケーを使い続ける理由を紹介したいと思う。

(画像は「写真AC」より引用)

ガラケー&スマホの2台持ちの月額料金はいくら?

50歳を過ぎたおじさんの筆者が、長年愛用しているガラケーは2011年12月発売のNEC「N-03D」。折り畳み式の典型的なドコモのガラケーだ。そして、スマホは「OPPO Reno5 A(デュアルSIM版)」に買い替えたばかりである。

ガラケーの料金プランは「FOMAタイプシンプルバリュー」で月額1,483円だが、10年超割などが適用され743円に。これに300…

続きは【オトナライフ】で読む

パチスロ「2400枚ループ」もあり得る人気台の狙い目…〇〇は期待値が「絶大」!?

 大松のパチスロ「ハイエナ」紹介。今回は人気急上昇中の新台『パチスロ リング 運命の秒刻』について書いていきたい。

 本機はホラーコンテンツの代表格「リングシリーズ」のパチスロ最新台。純増約6枚で減算ナシのストレートATを搭載している6.1号機だ。

 ATは2種類。赤7揃いの「貞子BONUS」と金7揃いの「超貞子BONUS」が存在する。「貞子BONUS」は100枚+ αを獲得でき、終了後に移行する「呪いの連鎖」で「貞子BONUS」の連チャンを目指す。

「呪いの連鎖」で規定回数(最大3回)引き戻しに成功すれば上位AT「超貞子BONUS」に突入。初期枚数は100~1000枚で、消化中は差枚数上乗せ抽選や特化ゾーン突入抽選など出玉を伸ばす契機を数多く盛り込んでいる。

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 主にCZからATを狙っていくが、「貞子ボーナス」の直撃も珍しくない。もちろん「超貞子ボーナス」の直撃も現実的にあり得る。

 通常時は様々な契機からCZ当選を目指す。レア役・規定ゲーム・亡魂ポイントによる抽選が行われており、大半が「レア役」での当選となる。

 天井は最大約800Gとなっており、モードによって異なる模様。100Gが天井となるモードが存在するが、いずれのモードでも100G付近がボーナスのチャンスとなるようだ。

 本機の狙い目は「天井狙い」がオススメ。一般的には「350Gから」が狙い目と言われている。

 低ベース故に最大天井まで引っ張られてしまうとキツいかもしれないが、レア役での当選割合も高く500Gが天井となるモードも存在するため、最大天井に到達するケースは多くない。

 ヤメ時は100G+ 前兆後でも良いが、シビアなユーザーは「有利区間ランプ消灯」のタイミングがベターかもしれない。

 有利区間ランプはAT終了後に数ゲーム消化すれば消灯する。また、有利区間を引き継ぐパターンも存在し、その場合は次回の当選が約500G+ α以内となるためチャンスだ。

「天井狙い」もオススメだが新台の期間では「AT即ヤメ」があり得るため、発見すれば大きな狙い目となる。

 特に2400枚完走時には約98%で「廃屋ステージ」へ移行。同ステージは「超貞子ボーナス」引き戻しの大チャンスとなっており、「完走後に即ヤメ」の台があれば期待値は絶大だ。

 狙い目を発見した際は是非チャレンジしてみてはいかがだろうか。

(文=大松)

<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

パチンコ「わずか15秒で抽選終了」の悲劇!? 忘れられない「恐怖の1分間」とは…

 新たな年がスタートしたが、いかがお過ごしだろうか。筆者が住んでいる地域はとても寒く、外を見渡せば真っ白な光景が広がっている。車を持っていなければ、ホールへ足を運ぶのも一苦労だ。そのような状況でおきた珍エピソードをご紹介したい。

 つい先日、友人と朝一からホールへ。設定が入りそうな機種が分かりやすい店を選んだので、「プラス収支も十分に狙える」と意気込んでいたのであった。

 旧イベント日などであれば30人程度並んでいるホールだが、新台入替も行われない平日。そういったこともあり、ライバルは少ないと考えていたのである。「良い番号を引けるぞ!」と張り切っていたのだが…。

 8時38分になっても客の姿は見当たらない(抽選は8時40分から開始)。「もしかして抽選受けるの俺ら2人だけじゃない?」と笑いながら友人と話していた。その時は、本当に冗談としか思っていなかったのである。

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 しかしながら、8時40分になっても状況に変化なし。案の定、並んだのは筆者と友人の2人だけだったのだ。

 このホールの抽選方式はタブレットの画面をタップして、抽選券が発行される仕組み。時間がくるまで、タブレット前の店員さん2人と筆者&友人が向かい合わせで立っている。

 恥ずかしい…。こんな抽選を受けたのは人生で初めての経験だ。並んでから抽選開始までの1分間、何とも言えない空気が流れた。

 ようやく永遠にも感じた恐怖の1分間が経過。筆者がタブレットをタップして1番、友人がタップして2番…2人しかいないので当たり前の結果だ。抽選はわずか15秒くらいで終了しただろう。こんな気まずい経験をしたのは初めてであった。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

JRA【京都金杯(G3)展望】川田将雅×アンドラステが再び牡馬撃破へ!岩田望来はエアロロノアでついに重賞初制覇か!?

 京都競馬場が改修工事中のため、2年連続で京都金杯(G3)は中京競馬場の芝1600mを舞台に行われる。昨年は12番人気のケイデンスコールが優勝。3着には14番人気エントシャイデンが逃げ粘り、三連単122万円超えの特大“お年玉”馬券となった。果たして今年も波乱決着となるだろうか。

 主役は小倉で開催された21年夏の中京記念(G3)覇者アンドラステ(牝6歳、栗東・中内田充正厩舎)だ。

 20年5月にオープン昇級後、重賞では5度馬券圏内に好走するなど、実績はメンバーでも随一。前走のターコイズS(G3)ではトップハンデ56.5kgが不安視されたが、直線抜け出して先頭に立ち見せ場を作った。最後は斤量53kgのミスニューヨークに大外から差し切られたが、力は見せた。

 鞍上は岩田望来騎手に替わって川田将雅騎手が手綱を取る。中京記念で重賞制覇に導くなどコンビ通算2戦2勝と好相性。また、川田騎手は京都金杯を16年、19年と2度制覇している。3年ごとの法則が働けば、今回は祝杯の大チャンスだ。

 アンドラステはクラブ馬のため、これが引退レースとなる可能性が高い。繁殖入り前に牡馬を破って2つ目の重賞タイトル獲得なるか。

 エアロロノア(牡5歳、栗東・笹田和秀厩舎)は、20年12月から21年3月にかけて自己条件を3連勝し、オープン入り。初重賞となった21年春のマイラーズC(G2)では堂々の1番人気に推されたが、スタートで後手を踏みケイデンスコールの5着に敗れた。

 その後はリステッド競走で確勝を期したが7着、5着と結果を出せず。前走のリゲルS(L)でようやくオープン初勝利を挙げた。その前走は、12頭立ての中団後方で脚をためると、直線で外を通って鋭く伸びた。前走時の馬体重は自己最高で、今が成長期といえるだろう。

 マイラーズC以来2度目の重賞挑戦になるが、再び上位人気が濃厚か。鞍上は前走テン乗りで勝利に導いた岩田望来騎手が担う。最大のライバルと目されるアンドラステの主戦を務めてきたこともあって、期するものもあるだろう。人馬ともに重賞初制覇のチャンスをつかめるか。

 カイザーミノル(牡6歳、栗東・北出成人厩舎)は、前走・天皇賞・秋(G1)14着からの参戦で、こちらも重賞初Vを狙う。

 1400mで3勝クラスとリステッドを勝っているように適距離は1400mから1600mの馬だが、近2走は距離を延ばし、毎日王冠(G2)と天皇賞・秋(G1)に挑戦。毎日王冠では5着に健闘した。距離短縮とメンバー弱化で改めて見直しが必要だろう。

 鞍上は53歳の横山典弘騎手が務める。同日の中山では中山金杯(G3)が行われ、横山武史・和生の兄弟対決が注目されている。中京で、父・横山典弘騎手が威厳を見せつけられるか。

 18年のマイルCS(G1)覇者ステルヴィオ(牡7歳、美浦・木村哲也厩舎)は、それ以来3年2か月ぶりの勝利を目指す。

 20年には京王杯SC(G2)とスワンS(G2)で連続2着と復調の気配を見せていた。ところが、20年12月の阪神C(G2)で2番人気を大きく裏切り12着に敗れると、再びスランプに突入してしまった。

 7か月の休養明けで臨んだ2走前の京成杯AH(G3)は7着に敗れたが、続くスワンSは5着に入り、1年ぶりに掲示板を確保。着差も0秒3差で、直線の末脚も全盛期を彷彿させた。前走手綱を取った和田竜二騎手が継続予定なのも心強い。叩き3戦目で久々の勝利を挙げられるか。

 21年エプソムC(G3)覇者のザダル(牡6歳、美浦・大竹正博厩舎)は、秋2戦が13着、7着と案外だった。初の中京で巻き返しを図る。ルークズネスト(牡4歳、栗東・浜田多実雄厩舎)は、前走の阪神CでC.ルメール騎手を起用して臨んだが、まさかの17着に大敗。距離をマイルに戻して再浮上を狙う。

 競馬界では「一年の計は金杯にあり」というフレーズが有名だが、古馬マイル路線の主役候補はここから生まれるか。発走は5日15時45分を予定している。