甘デジ「約98%ループが1G連」! 出玉特化ゾーンも搭載した怒涛の連チャン機!

 現在のパチンコシーンにおけるトレンドに多大なる影響を与えた『P大工の源さん超韋駄天』。3カウント+復活演出の矢継ぎ早に迫りくる演出と90%を超える圧倒的なループ性が生み出す電光石火のグルーヴ感が多くのファンを魅了し、大きなムーブメントを形成した。

 ただ、本機以前にも連チャン力とスピード性を武器にしたゲーム性のマシンは、『ポップカルチャー』あたりを源流として数多く存在し、そのときどきで光を放っていたのである。『CRフィーバータイガーマスク3 ONLY ONE』もそんな1台で甘デジタイプも人気があった。

 図柄揃い確率が約1/99.5と遊びやすい確率ながらラッシュに突入すれば約98.2%で連チャンモードが継続していく。しかも大当りは1Gの即連でとめどなく出玉が吐き出され続けるのである。

 通常時に図柄が揃うとバトル演出「タイガー・ザ・グレートバトル」が発生。バトルに勝利するとタイガーラッシュに突入となる。ただし出玉はない。一方、敗北した場合は約130個の玉が払い出されるが通常モードに戻ることになる。ラッシュ突入率は約60.2%。

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 ラッシュは前述の通り1G連で進行していくが揃う図柄によって展開が変化。緑図柄ならラッシュ継続が約束されるが青図柄だとラッシュ終了のピンチとなる。ミスターXが登場するとバトルに発展し、バトルの結果によって連チャン継続の行方が変わってくるのである。

 バトルは対戦相手によって期待度が変化し、ミスター・ノーなら勝利の可能性が高まるが宿敵となるタイガー・ザ・グレートだとラッシュ継続に危険信号が点灯する。先制攻撃や攻撃回避、仲間参戦などの勝利濃厚パターンも多いのでバトルの展開から目が離せない。

 またRUSHには出玉性能が大幅にアップする上位モード「無敵ZONE」が搭載されており出玉増加のトリガーとなっている。通常は1回の大当りで60発ほどの出玉となるが無敵ZONEは約3倍にアップし、バトルで勝利し続けるかぎりこの状況が継続するのである。

 しかも「無敵ZONE」が終了しても連チャンは終了せずにラッシュに復帰するようになっているので特別な一時を体感できるスペシャルゾーンとなっている。ただ突入率はかなり低く設定されており、ラッシュ突入の9回に1回ほどという狭き門であるので、オマケ要素の強いプレミアムフラグだととらえたほうがよいだろう。

 それでももともとの連チャン力が抜群なのでなかなか入らないからといって気にはならないはず。タイガーラッシュの平均連チャンは34.4連。普通に100連以上を目指せる継続率である。

 出玉が少ないとはいえ1G連が継続率98%で展開するさまは圧巻。今の超速・高ループマシンに勝るとも劣らないゲーム性である。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

JRA【中山金杯(G3)展望】横山武史VS和生兄弟、年初からガチバトル!? 有馬記念(G1)4着ステラヴェローチェ登録はハンデ確認?

 2022年の競馬界は新年恒例、東西の金杯で幕を開ける。5日、中山競馬場で行われるのは芝2000mが舞台の中山金杯(G3)だ。

 すでに特別登録20頭が発表されているが、ひときわ目を引いたのがステラヴェローチェ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎)だろう。出走すれば有馬記念(G1)から中0.5週となるが、ハンデを確かめるための登録とみられる。どうやら同じハンデ戦の日経新春杯(G2)から始動となる見込みだ。

 主役を務めるのは良血ヒートオンビート(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。初コンビを組むのは、有馬記念、さらにホープフルS(G1)を勝利し、勢いが止まらない横山武史騎手。22年最初の重賞でロケットスタートを切る可能性は高いだろう。

 ヒートオンビートは21年1月に3勝クラスを突破すると、昇級初戦の大阪-ハンブルクC(OP)で2着。続く目黒記念(G2)でも2着に好走し、G2クラスでも通用するところを証明した。

 4か月半の休養を経て臨んだ秋初戦の京都大賞典(G2)は8着に敗れたが、叩き2戦目の前走チャレンジC(G3)はソーヴァリアントの2着と着実に力をつけている。

 これまで2200~2400mを中心に使われていたが、前走に続き今回も2000mでの一戦。中山は初となるが、長距離輸送は目黒記念で経験済み。直線の急坂も阪神内回りコースを何度か経験、好走しており不安はないだろう。

 母は11年の桜花賞(G1)を勝ったマルセリーナ。半兄には19年の京成杯(G3)を勝ったラストドラフトがいる。兄に続き中山2000mで重賞初制覇を飾れるか。

 ローカル重賞2勝の実績馬、トーセンスーリヤ(牡7歳、美浦・小野次郎厩舎)は、21年のサマー2000シリーズ王者に輝くと、天皇賞・秋(G1)で歴戦のG1馬たちに挑戦した。20年宝塚記念(G1)以来のG1挑戦で、積極的に先行したが結果は15着。大舞台での経験を今後に生かしたい。

 7歳を迎えるが、G3なら実績は上位。もちろん鞍上は横山和生騎手が務める。21年にはJRA重賞レースにおいて横山兄弟の対決は20度あった。結果は兄が11勝、弟が9勝。22年最初の対戦で兄の意地を見せたい。

 ヒートオンビートとトーセンスーリヤの間に割って入るのは21年皐月賞(G1)で4番人気に支持されたヴィクティファルス(牡4歳、栗東・池添学厩舎)だろう。同レースは人気を裏切る9着に敗れたが、デビュー2戦目の共同通信杯(G3)でエフフォーリアの2着に入った実力の持ち主だ。

 ただし、皐月賞後は日本ダービー(G1)で14着、秋はセントライト記念(G2)5着、菊花賞(G1)でも10着と結果を出せていない。

 鞍上は池添謙一騎手が継続での騎乗を予定している。初めてコンビを組んだスプリングS(G2)で重賞初制覇を果たした際は、池添騎手が「ポテンシャルの高い馬」と、評していた。このまま終わるわけにはいかない。

 スプリングSを重馬場で勝っているようにパワーを要する馬場が理想。冬場の中山芝はたとえ良馬場でも、同馬にはうってつけのコンディションになる可能性は高い。

 池添兄弟のタッグが横山兄弟のガチ対決に待ったをかけるか。

 デビューから13戦連続で掲示板を確保していたヒンドゥタイムズ(牡6歳、栗東・斉藤崇史厩舎)だが、近2走は11着、7着と崩れており、巻き返しを図る。中山2000mはデビュー2戦目の京成杯でラストドラフトの3着に入った舞台。今後に向けてここが試金石となりそうだ。

 ウインイクシード(牡8歳、美浦・鈴木伸尋厩舎)は、20年から3年連続の中山金杯参戦となる。20年はトリオンフとアタマ差の2着、21年はヒシイグアスの3着といずれも馬券に絡む好走を見せている。8歳馬とはいえ侮れない存在だ。

 この他には、20年万葉S(OP)を勝ち、同年のステイヤーズS(G2)で2着というスタミナが自慢のタガノディアマンテ(牡6歳、栗東・鮫島一歩厩舎)、前走のエリザベス女王杯(G1)17着から巻き返しを図る中山が得意なロザムール(牝6歳、美浦・上原博之厩舎)、21年マーメイドS(G3)覇者のシャムロックヒル(牝5歳、栗東・佐々木晶三厩舎)などが出走を予定している。

 2022年最初の重賞、中山金杯は5日15時35分に発走予定だ。

凸版印刷、最先端IT企業に大変貌を遂げていた…メタバースを主要事業へ

 これまで印刷や電子部品の事業を展開してきた凸版印刷(トッパン)が最近、新しい収益源としてメタバース分野への本格的な進出を目指している。

 印刷技術は人々の知識の向上や豊かな生き方を支えた。トッパンはわが国における印刷技術の向上を通して、人々の生活を支えた企業のひとつだ。メタバース時代の到来によって、人々の生き方は大きく変わり、ペーパーレスなどは加速するだろう。重要なことは、そうした変化に社会全体がしっかりと対応して、取り残されないようにする(社会的包摂を高める)ことだ。そのために、トッパンは大胆に事業構造を見直し、ビジネスモデルの改革に取り組み始めた。

 今後の展開として注目されるのが、同社がこれまで以上に既存分野での資産の売却などを進めて、よりダイナミックに先端分野に経営資源を再配分できるか否かだ。国内外でメタバースのビジネスチャンスをめぐる競争は激化する。トッパンが激化する競争に対応して高い成長を実現するためには、経営陣が過去の事業運営の発想に浸ることなく、退路を断つ覚悟をもって構造改革に取り組むことが大切だ。

最新のメタバースへの本格的な事業進出

 トッパンは、高い成長が期待されているメタバース分野での需要創出に取り組んでいる。メタバースは仮想空間などと呼ばれる。具体的には、ネットワーク上に構築された仮想空間において私たちはアバター(分身)として活動する。アバターの生成需要や、他者との交流促進による起業の増加など、メタバース関連分野の成長期待が急速に高まっている。

 現在、トッパンはメタバースを支えるソフトウェアの創出に集中し始めている。その対象分野は3つに分けられる。同社の主な顧客である企業と行政に加えて、消費者(個人)もトッパンのメタバース事業の対象になる可能性が高い。

 まず企業向けのメタバース事業として、ロボット運営システムの開発がある。トッパンは複数の異なる種類のロボットを一元管理するソリューションを開発した。それは、ファクトリー・オートメーション(FA)などの普及を支える要素であり、企業の生産性向上に資す。その他にも、医療やビルメンテナンス、物流などのロボット運営にもトッパンのシステムは対応している。

 行政向けサービスとして、トッパンは窓口で申請が行われてきた業務の電子化システムを提供しペーパーレスを支えている。また、水害などのシミュレーションを行うサービスも提供している。総合的に考えると、トッパンはメタバース関連の技術を用いることによって地域の持続性向上に貢献し、付加価値を得ようとしている。

 潜在的な消費者向けビジネスの代表的な取り組みが、アバター生成だ。トッパンは人工知能(AI)および3D復元技術を用いることによって、写真一枚から自然かつ繊細な画質でアバターを生成するデジタル技術を開発している。現時点で同社はアバター生成サービスを企業向けに提供するとしているが、今後の展開によってはトッパンがITプラットフォームを経由して個人に直接アバター生成サービスを提供する展開もあるだろう。メタバースを活用する個々人の能力向上を支え、メタバースという変化への社会の対応力、包摂性を高めるという点でトッパンの潜在的な成長機会は増えている。

思い切ったビジネスモデルの変革

 メタバース関連分野での競争力向上のためにトッパンは、大胆に既存のビジネスモデルの改革にとりみ始めた。印刷に続いて半導体フォトマスクなどの精密なエレクトロニクス関連部材事業を収益源の一つに育てたトッパンは、DXに関する分野で新しい収益の柱を確立しようと集中し始めている。

 具体的な取り組みは4つに分けられる。まず、事業再編が加速している。トッパンはグループ全体の意思決定のスピードを高め、より効率的な事業運営体制を確立するために、トッパン・フォームズの完全子会社化を目指す。特に、投資の重複が避けられる意義は大きい。それに加えてトッパンは、半導体用フォトマスク事業を分割し、新会社を設立する予定だ。いずれも、トッパンがメタバースへの選択と集中を進めていることと言い換えることができる事例だ。それだけメタバースがビジネスモデルに与えるインパクトは大きい。

 2点目に、他社への買収戦略が強化されている。トッパンはパスポートや運転免許証などのIDソリューション事業を運営する南アフリカの企業を買収した。それは、デジタル技術の強化に加えて新興国で加速するデジタル化のダイナミズムを獲得するための取り組みの一つに位置づけられる。海外での買収案件は増加する可能性が高い。

 3点目が資産の売却だ。具体的な取り組みの一つが政策保有株式の売却だ。トッパンは営業関係の強化などを理由に、複数の国内企業の株式を保有してきた。2021年3月期の有価証券報告書を確認すると、トッパンはリクルートホールディングスなどの株式を徐々に売却している。それは先端分野での投資資金を確保するための取り組みだ。

 最後に提携戦略が強化されている。トッパンはアバター生成や物流関連のシステムを手掛けるスタートアップ企業などとの提携を増やしている。それは同社がメタバース関連分野でのビジネスチャンスを早期に発掘し、具体的なビジネスモデルの確立に欠かせない。

期待されるトッパンの自己変革の加速

 メタバーストッパンに限らずすべての企業により多くのビジネスチャンスをもたらす。その機会をどう生かして成長につなげるかが経営陣の腕の見せ所だ。ポイントは、経営陣が過去の事業運営の発想へのこだわりを捨てられるか否かだ。

 これまで、トッパンは印刷に関する知見、専門知識を活かすことによって包装や電子機器関連部材など、事業を多角化してきた。しかし、過去がそうだったから、将来も印刷に関する発想が自社の成長を支えるとは限らない。むしろ、個人情報の保護に関するノウハウなどメタバース時代に重要性が増す要素を見極めつつ、ビッグデータの活用やよりリアルなアバター生成のテクノロジーなど新しい発想の取り込みを進めることの重要性が増すだろう。その上で、新しい需要を生み出すことが、資産の収益性を向上させる。

 このように考えた時、トッパンには取り組みを強化できる余地が多い。例えば、2019年8月にトッパンは図書印刷を完全子会社化した。その後のトッパンの株価は不安定だ。図書印刷の買収がトッパンの成長期待を高めたとはいいづらい。

 トッパンがメタバース分野での世界的な企業を目指していると利害関係者が納得するためには、さらなる取り組みが求められる。その一つとして、政策保有株式の売却を進めたり、既存の事業ポートフォリオを見直して事業の売却を進めたりする意義は大きい。それによって得られた資金をこれまで以上のスピードと規模感を持ってメタバース関連分野に再配分することは資産の収益性向上を支えるだろう。反対に、そうした取り組みの加速が難しい場合は、収益性の向上は難しいかもしれない。

 米国などではグーグルやマイクロソフトなどが急速にメタバース分野での取り組みを強化し始めた。メタバースにしっかりと対応できる企業と、そうではない企業の二極化が鮮明化し始めている。世界全体でメタバースの成長機会をめぐる企業の競争はさらに熾烈化する。競争激化に対応し、高い成長を実現するためにトッパン経営陣が過去の事業運営の発想に固執することなく、より大胆な発想をもって事業構造の改革を加速させる展開を期待したい。

(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)

●真壁昭夫/法政大学大学院教授

一橋大学商学部卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学大学院(修士)。ロンドン証券現地法人勤務、市場営業部、みずほ総合研究所等を経て、信州大学経法学部を歴任、現職に至る。商工会議所政策委員会学識委員、FP協会評議員。

著書・論文

『仮想通貨で銀行が消える日』(祥伝社、2017年4月)

『逆オイルショック』(祥伝社、2016年4月)

『VW不正と中国・ドイツ 経済同盟』、『金融マーケットの法則』(朝日新書、2015年8月)

『AIIBの正体』(祥伝社、2015年7月)

『行動経済学入門』(ダイヤモンド社、2010年4月)他。

東大並みの難関…東京藝大、実は天才じゃなくても合格できる?論理的な訓練が重要

 10月1日より放送され大きな話題を集めているテレビアニメ『ブルーピリオド』(MBS)。山口つばさ原作の同作は高校生の主人公が一枚の絵に出会ったのをきっかけに、東京藝術大学(以下、東京藝大)合格を目指して奮闘する姿を描いた物語だ。原作コミックスは「マンガ大賞2020」や「第44回講談社漫画賞総合部門」を受賞し、累計400万部(2021年7月時点)を超える大ヒット作となっている。

 美術大学の入試といえば、学科試験のほかにデッサンや作品の提出などの課題が課されることが多く、合格のためには一般の大学入試とは違った対策が必要とされる。しかし、明確な解答のある学科試験と比較して、合否をつけるために美術の作品を点数化するのは難しそうだ。そのため、どんな対策をしてどんな作品を作れば合格できるのか、素人にはなかなか見当がつかない。

 なかでも東京藝大は“東京大学より入るのが難しい”といわれることもある超難関であるうえに、そんな入試を突破して入学した学生たちの人柄や生活にもミステリアスなイメージがある。2016年発売のノンフィクション作品『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』(新潮社)がシリーズ累計40万部を突破していることは、世間が東京藝大へ向ける好奇心の強さを裏付けているだろう。

 そこで今回は、入試対策はもちろん、入学後の生活や進路に関しても謎の多い美術大学の内情を知るべく、神奈川県内に3校を展開する美術予備校「湘南美術学院」の学院長・佐藤武夫氏と営業部長・髙橋薫氏に話を聞いた。

“衝撃的な一発逆転”も可能? 美大合格に必要なたった一つの才能とは

 先述したとおり、美術大学の入試の大きな特徴は実技試験が中心となる点だろう。これまでたくさんの生徒を美術大学へ送り出してきた学院長・佐藤氏いわく、この実技試験の影響で美大入試の世界では一発逆転がありえるのだという。

「学科によっては“衝撃的な逆転合格”というのもありえるんです。よくいわれるのは東京藝大。美術教育的な側面の強い芸術学科であれば、共通テストの点数が9割2分以上という“東大に手が届くくらいのレベル”でないと合格が厳しいといわれる一方で、油絵や日本画、彫刻、工芸といった純粋芸術の学科だと共通テストであまり点数が振るわなかった生徒が合格したこともあります。

 最近ではバランスも重視されるようになってきたともいわれていますが、それでも実技試験の結果が見られる傾向が高いといえます。私立美大の場合は学科試験と実技試験の配点がしっかり決まっているので大逆転は難しいかもしれませんが、学科試験の点数が振るわなくても実技試験で点数を稼げたおかげで、滑り込み合格するというケースもあります」(佐藤氏)

 しかし、明確な答えがなさそうに見える美術の作品で、確実に高得点が取れるように訓練するのは難しいのではないだろうか。

「過去の合格例を見て分析すると、その学科が重視しているポイント、すなわち合格するための答えはある程度見えてきますので、訓練によって合格できる絵に近づけていくことは可能です。アイデアが重視される試験であっても、実はフィーリングより論理的に伝わっているかどうかという点が重要になってくることもありますからね」(佐藤氏)

 そんななかでも難関といわれているのが東京藝大だ。そもそも、東京藝大が難関といわれる所以を、自身と実子の親子二代で東京藝大卒だという佐藤氏は語る。

「東京藝大は定員数が少ないので、いくら実力があっても入学できるとは限らず、合格するには受験生のなかで上位数%に入らなくてはいけないわけです。ただ、生まれつきセンスや才能に恵まれた天才のような人しか入れないというわけではありません。あえて合格に必要な才能を挙げるとしたら、美術が好きで向上するための努力を続けることができる、その姿勢が大切です。

 私自身、東京藝大を目指すと父親に宣言したとき、『うちの家系に美術をやっている者はいないから、お前にもそんな才能はない』と言われていたんです。ですが先ほどお伝えしたような、求められている答えに近づこうとひとつずつ課題をクリアしていけば、私のように天才でなくても東京藝大に合格できるのです」(佐藤氏)

 さて、そんな難関を突破した藝大生は、ミステリアスなイメージで語られることも多い。

「藝大生は、絶対に東京藝大に通いたいという気持ちを持って1年目でダメなら2年、3年……と何度でも受験にチャレジして合格している人も多いんです。そのため、自分のこだわりを突き詰めた結果、マニアックな趣味嗜好になっている人の比率は、確かに高いかもしれません。私が在籍していた当時もすごく頭が良い人や音楽に詳しい人など、さまざまな分野に強い学生がいました。

 また、専攻や授業にかかわらず、自分の関心のあることに対してアグレッシブに動く人も多いですね。サークルなどの横のつながりから自分の専門外の分野の手伝いをする人や、大好きな映画監督のもとに何度も押しかけて弟子入りを懇願している人などもいますね。 好きなものに素直に向き合っていく姿勢は今後の社会においても大切な姿勢の一つだと思います」(佐藤氏)

日本画、版画、油絵専攻でも就職率95%超え?近年は美大出身者の需要増加

 では、美術大学を卒業した学生の進路はどうなっているのか。

「情報化社会の現代においてはウェブや3D、ゲームといった分野で美大出身者の活躍の場がどんどん増えています。アートディレクターやプロデューサーという立場で仕事をしている方も多いですね。もちろん、アーティストやデザイナーとして活躍する方も少なくありません」(髙橋氏)

 確かに今の時代、デザインや映像に関する分野を学んだ学生は引く手あまたなのはわかる。しかし、油絵や日本画、彫刻といった純粋芸術の場合、そのスキルを発揮できる場面が少なさそうに思えるが。

「いえ、純粋芸術を学んでいた学生も同じように就職率は高いです。というのも、たとえばデザインに関する求人があった場合、デザインを学んでいた人たちからたくさん応募があるわけです。ただ、彫刻を学んできたという人は少ないことがアドバンテージとなり、採用する側の目に留まりやすくなることもあるのです」(佐藤氏)

「生徒の親御さんは、美術大学を卒業してきちんとした仕事を見つけられるのかという点で心配されることも多いですが、たとえば多摩美術大学の日本画専攻、版画専攻、油絵専攻の就職率を見ると毎年だいたい95%以上で、就職率は高いんです。昔なら純粋芸術系学科の卒業生は、自分の作品を作りたいから就職をしないという選択をする人も多かったのですが、最近は学んだことを仕事に活かせる場が増えていることから、就職し社会で活躍するケースも多いですね」(髙橋氏)

 特殊な世界と思われがちな美大だが、どうやら訓練次第で美大受験の合格に近づいていけるし、美大卒業後の職業選択の幅も決して狭くはないようだ。

(取材・文=福永全体/A4studio)

塩分の過剰摂取、胃がんの最大原因…一日7.6g以下が推奨、特に子どもは要注意

 食事の塩分量に気をつかっていますか? アメリカ食品医薬品局は、長い沈黙を破り、一日の塩分摂取量に関する国民向け指針を発表しました【注1】。

 このような指針は従来からあったのですが、アメリカも縦割り社会のため、役所や学会によって内容がバラバラでした。塩分を減らすとむしろ寿命が縮まるというデータが発表されたこともあり、混乱が続いていたのです。

 今回、発表された改訂指針は、ずばり「一日のナトリウム摂取量を3グラム以下に!」というものでした。ナトリウムは食塩の主成分ですが、これを食塩に換算すると約7.6グラムになります【注2】。ちなみに日本人の一日平均塩分摂取量は、厚生労働省の最新データで、女性9.3グラム、男性10.9グラムとなっています。

 過剰な塩分摂取が原因で起こる病気の代表は、血圧の上昇によって起こる脳卒中です。塩分を厳しく制限することで、この病気を大幅に減らせることは、すでに広く知られているところです。

 意外に知られていないのは、塩分の取り過ぎが「胃がん」の最大原因になっているという事実です。図をご覧ください。これは少し前のデータですが、欧米各国の研究者たちが共同でまとめたもので、横軸が1日の塩分摂取量、縦軸が10年間の胃がんによる死亡率となっています【注3】。ひと目でわかるのは、食肉や乳製品などの消費が多い欧米諸国では、胃がんによる死亡が非常に少なく、一方、塩分が味付けの中心になっている東アジアの国々では、日本を含めて圧倒的に多くなっていることです。

 アメリカでは、保存用に塩漬けにした肉を食べていた時代、胃がんによる死亡が最上位を占めていました。しかし、電気冷蔵庫の普及にともなって食生活が激変し、その後、胃がん死亡もほとんどゼロになっていったのです。この事実から、日本でも塩分摂取を減らす努力を国全体で進めていけば、胃がんを撲滅できるかもしれないという期待があります。

 これらのエビデンスを総合してアメリカ食品医薬品局は、今後10年で国民の塩分摂取量を4割減らせれば、50万人の命を救えると試算しています。塩分摂取が1日7.6グラム以下というのは、日本人の食生活を考えると、かなり厳しい目標値です。そんなに減らして大丈夫なのか、という心配もあります。

食塩に代わる味付けをする

 そこで参考になるのは、われわれの祖先の食生活です。石器時代まで遡ってみましょう。そのころ製塩の技術はもちろんなく、とくに海から遠く離れた土地に生活していた祖先は、食塩を取るチャンスはほとんどなかったはずなのです。研究者の推測によれば、野に咲く草花や木の実、魚や動物の肉などに含まれている塩分が中心で、その量はおよそ1日3グラム以下だったそうです。

 その時代を出発点にして遺伝子を育み、今日に至っているのがわれわれの体です。産業革命以降、突然、われわれは大量の食塩と砂糖を食するようになってしまい、体の仕組みが追いついていないのが実情です。

 では、現代の食生活で1日塩分摂取量を7.6グラム以下にするには、どうすればいいでしょうか。アメリカ食品医薬品局は、まず食品加工を行っている企業や外食産業、レストラン業界、あるいは安価な食品やお菓子(いわゆるジャンクフード)を製造している企業などに対し、商品から徹底して塩分を抜く努力をしてほしいとの通達を出しました。しかし全米のレストラン協会、マクドナルドなどの外食産業の反応は鈍く、当局からの要請に対して、黙して語らずの態度を取っています【注4】。

 とくに2歳から13歳くらいまでの子供の塩分摂取量が多くなりがちで、小さいうちからの食育が大切です。子供は親の食べ方を見て育ちますから、すべて大人の責任といえるでしょう。食卓にソース、しょうゆ、塩、マヨネーズなどを置かないようにしましょう。外食でラーメンやそばを食べるときは、汁を全部、飲まないこと。インスタントラーメン1袋に6グラム、大きめの梅干し1個に約2グラムの食塩が含まれていることなどを覚えておくとよいでしょう。

 パンには塩分が加えられていますが、お米(ご飯)は塩分ゼロの最優良食品です。食塩に代わる味付けには、レモン水、お酢、胡椒、ハーブなどがお勧めです。ポストコロナ、健康に対する最大の脅威は、間違いなく過剰な塩分です。

(文=岡田正彦/新潟大学名誉教授)

参考文献

【1】   FDA, Sodium reduction, accessed Nov 15, 2021.

【2】   Joossens JV, et al., Dietary salt, nitrate and stomach cancer mortality in 24 countries. J Epidemiol 25: 494-504, 1996.

【3】   Cogswell ME, et al., Estimated 24-hour urinary sodium and potassium excretion in US adults. JAMA 319: 1209-1220, 2018

【4】   Jacobs A, F.D.A. issues guidelines to reduce salt in foods, New York Times, Oct 13, 2021.

●岡田正彦/新潟大学名誉教授

医学博士。現・水野介護老人保健施設長。1946年京都府に生まれる。1972年新潟大学医学部卒業、1990年より同大学医学部教授。1981年新潟日報文化賞、2001年臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」を受賞。専門は予防医療学、長寿科学。『人はなぜ太るのか-肥満を科学する』(岩波新書)など著書多数。

有吉弘行、亀梨和也、中村倫也、中川大志…実は寅年生まれの“注目の年男”たち

 前回は「2022年、注目の年女」を挙げたが、今回は“年男”をフィーチャー。

 昨年に続いて今年も、特にスター揃いなのが、第2次ベビーブーム中の1974年生まれ(今年で48歳)。まず芸人の層が厚く、「こんなに多いのか」と驚かされる。

 中でも1人挙げるとしたら有吉弘行だろう。昨年4月、夏目三久との結婚を発表して驚かせるとともに、『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で「最初で最後」の夫婦共演。すでに日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビ、テレビ東京、NHKの主要6局で冠番組を持つ唯一無二の存在だったが、昨秋に『有吉クイズ』(テレビ朝日系)、『有吉の世界同時中継~今そっちどうなってますか?~』(テレビ東京系)もスタートするなど、無双状態となっている。

 その他の芸人には、サンドウィッチマン・伊達みきおと富澤たけし陣内智則千原兄弟・千原ジュニアフットボールアワー・後藤輝基ふかわりょうハリウッドザコシショウビビる大木サバンナ・八木真澄笑い飯・西田幸治安田大サーカス・団長安田アキラ100%永野と、そうそうたる顔ぶれが揃う。

 俳優では、秋ドラマ『最愛』(TBS系)の熱演が光ったばかりの井浦新を筆頭に、加瀬亮鈴木浩介小澤征悦荒川良々大倉孝二渋川清彦山崎樹範ら個性派が目立つ。さらに、草彅剛国分太一和泉元彌照英らも寅年生まれ。

活動の幅を広げる亀梨和也と山崎育三郎

 ひと世代下の1986年生まれ(今年で36歳)も多彩な顔ぶれ。まずジャニーズからKAT-TUNの亀梨和也、NEWSの増田貴久、Kis-My-Ft2の横尾渉、A.B.C-Zの戸塚祥太塚田僚一と、各グループのメンバーが揃った。

 中でも亀梨は昨年、『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)主演に加えて『正義の天秤』でNHKドラマ初主演を飾ったほか、今春も『正体』(WOWOW)主演が決定している。さらに、『一撃解明バラエティ ひと目でわかる!』『日テレ系音楽の祭典 Premium Music 2021』『ネオコロッセオ』(すべて日本テレビ系)でMCを担当。演じる役柄も、MC番組のジャンルも、明らかに幅が広がり始めているだけに、今年はさらに大きな動きがあるかもしれない。

 俳優では、中村倫也山崎育三郎勝地涼柄本佑小池徹平猪塚健太前野朋哉と多彩な顔ぶれ。なかでも今、最も引く手あまたなのは山崎育三郎だろう。

 昨年は本業のミュージカルに加えて、ドラマでは『監察医 朝顔』(フジテレビ系)、『殴り愛 炎』(テレビ朝日系)、『イチケイのカラス』(フジテレビ系)、『青天を衝け』(NHK)に出演。しかも主演、助演、ゲスト、大河ドラマと、役割の異なるオファーをこなし、ユーティリティぶりを見せつけた。

 今年も1月から『DCU』(TBS系)で公安刑事役を演じる。さらに、トークバラエティ『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)のMCに就任。尾上松也、城田優とのユニット「IMY」でも活動し、夏の甲子園大会開会式で「栄冠は君に輝く」を独唱するなど、歌手としての活動も活発だった。

 その他、芸人ではハライチ・澤部佑と岩井勇気ミルクボーイ・駒場孝レイザーラモンRGはんにゃ・金田哲あばれる君超新塾・アイクぬわら。アーティストの西島隆弘、メンタリストのDaiGoらがいる。

大物から寵愛を受ける中川大志も寅年

 さらに、もうひと世代下の1998年生まれ(今年で24歳)の筆頭と言えば、中川大志。子役時代からすでに15年目と実績十分であり、昨年も『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)、映画『砕け散るところを見せてあげる』『FUNNY BUNNY』で主演を務めるなど、若くして風格を漂わせていた。今年も三谷幸喜脚本の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)への出演が決まっているなど、大物からの寵愛を受け続けている。

 その他では、中川大輔ゆうたろう前田航基佐久本宝西山潤島太星らがいる。

 高年齢層に目を向けると、1962年生まれ(今年で60歳)には、実績はもちろん個性的な顔ぶれが揃った。俳優では、豊川悦司手塚とおる神保悟志寺脇康文渡辺いっけい筧利夫山西惇利重剛風間トオル宇梶剛士六角精児小沢仁志川平慈英石原良純柳沢慎吾。アーティストでは、久保田利伸布袋寅泰藤井フミヤデーモン閣下KANダイヤモンド★ユカイTRF・SAM

 芸人では、とんねるず・木梨憲武浅草キッド・水道橋博士ダチョウ倶楽部・寺門ジモンホンジャマカ・石塚英彦。さらに、美容家のIKKO、劇作家・演出家の松尾スズキ、脳科学者の茂木健一郎、映画監督の是枝裕和らがいる。

 さらに世代を上げると、1950年生まれ(今年で72歳)には、まだまだ元気な各分野の大物が勢揃い。俳優では、舘ひろし神田正輝奥田瑛二鹿賀丈史でんでん渡辺哲大和田獏我修院達也。芸人の綾小路きみまろ島田洋七三遊亭円楽。演歌歌手の細川たかし山本譲二。さらに、梅沢富美男久石譲池上彰ドン小西らがいる。

 最後に1938年生まれ(今年で84歳)には、小林旭ミッキー・カーチスらがいる。いまだコロナ禍が続くだけに、高齢の寅年生まれには感染予防を徹底しつつ、年男としての元気な姿を見せて同世代に元気を与えてほしいところだ。

(文=木村隆志/テレビ・ドラマ解説者、コラムニスト)

●木村隆志(きむら・たかし)
コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』(フジテレビ系)、『TBSレビュー』(TBS系)などに出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)など。

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パチンコ「17万発」も話題となったP機最強スペックを創造…「RUSHストック」の斬新システムなど多彩なラインナップで2021年を盛り上げた激熱メーカー!!

 2021年に最も魅力的なパチンコ機種を提供したメーカーといえば、SANKYOの名を挙げるユーザーも多いであろう。

 業界のリーディングカンパニーとして活躍を続ける同社の一年間を振り返ってみると、演出やスペックに優れた新機種が多くのユーザーの心を掴んでいた印象だ。今回は、そんなSANKYOが2021年にリリースしたマシンの中から、特に反響の大きかったものをピックアップしたいと思う。

・「RUSHストック」の斬新システム搭載マシン!!

 SANKYOが先日リリースした新台『新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜』は、既存マシンの概念を覆す「スマートハンドル」を搭載。筐体中央に配置されたハンドルは、手を伸ばすことなく快適に遊技できると大好評となっていた。

 このような斬新な要素を含んだ機種といえば、『Pフィーバー アイドルマスター ミリオンライブ!』も特筆すべきマシンであろう。

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 本機は大当り確率1/319.7のミドルタイプで、初当り後は100or150回の「ストックタイム」へ突入。ここで「Vストック」を集め、ストックタイム終了後にそれらを一気に放出するゲーム性となっている。最大4個までストック可能だ。

「V-LOOP」はストック1個が独立した「継続率72%のRUSH」となっており、1回の初当りから複数のRUSHを獲得できるという斬新なシステム。つまり、最大となる4個のストックを獲得できれば「継続率72%のRUSH」を4回分消化できるという事だ。

 更に本機は出玉面も優秀で、右打ち中の大当りは50%で「約1500発」を獲得できる。革命的なRUSHの連チャン性能とボリューム満点の出玉感によって、「一撃6万発」「終日10万発」といった景気の良い出玉が数多く報告された。

 爆発力に富んだマシンが数多く誕生した2021年。本機もそのカテゴリに該当するSANKYOの代表作と言えるのではないだろうか。

・『17万発』報告も話題となったP機最強スペック!!

 2021年に最も活躍したSANKYOマシンといえば多くのユーザーが『Pフィーバー 機動戦士ガンダムユニコーン』と答えるのではないだろうか。出玉性能・スピードともに突出したRUSHを武器に、派手な出玉報告が続出したのが本機である。

 大当り確率1/319.7の1種2種混合機&転落抽選スペック。ヘソ大当り時の60%で突入するRUSH中の大当りは、全て1500発を獲得できる。その継続率は約81%と連チャン性能も優秀だ。

 通常時の注目ポイントは、「3000FEVER大当り」。ヘソ大当り時の20%を引き当てた際は「3000発+RUSH突入」が約束される。初当りからまとまった出玉を得られる点は大きな魅力だろう。

 大当り中は「デストロイアタッカー」によって、ラウンド間のインターバルが少ない点も特徴の一つ。打ちっぱなしによるロスも少なく、ストレスフリーなラウンド消化を味わえる。

 そして本機最大の武器といえるのが、業界初となる「BOOSTトリガー」。本機のRUSHは連続大当り3回到達で「覚醒HYPER」へと突入する。ここでは超短縮変動ブーストが発動した状態となり、RUSHスピードが3倍速へ切り替わるのだ。かつてない爽快感を堪能できるだろう。

 デビューしてから数多くの大量出玉報告が続出した本機。10万発クラスの超出玉が確認されることも珍しくなく、中には「17万発」という記録的なデータもネット上で公開され大きな話題となった。秘めたるポテンシャルは間違いなくP機最強レベルと言えるだろう。
○○○

 このほかにも、『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア』、『Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ2』、『Pフィーバーゴルゴ13 疾風マシンガンver.』、『Pフィーバーマクロスフロンティア4』など、多彩なラインナップで今年を盛り上げていたSANKYO。2022年も勢いそのままに快進撃を続けてほしいものである。

パチンコへ「給料の大半」を投資!? 後悔が生まれた2つのエピソードを紹介

 パチンコ・パチスロに熱くなりすぎてしまったことはないだろうか。筆者は昔、平日は毎日残業・土日は必ず朝からパチスロ三昧という生活を送っていたことがある。お金がカツカツになるまで打ち続けていた日々…振り返れば、「正気ではなかった」とさえ思ってしまう。

 今回は、そのような「後悔が生まれた瞬間」というお話を特集してみた。パチンコ・パチスロユーザーさんから聞いた「2つのエピソード」を紹介したい。

『負けると思っているのに時間があれば打ちに行く』

(匿名希望Aさん)

 行ったらほとんど負けて帰ってくるのに、諦めずにパチンコを打ち続けていた時期がありました。頭の中では「負けるんだろうな」と思っていたんですが、「次は爆勝ちするかもしれない!」という気持ちが勝ってしまっていたのです。

 このようなことは誰もが経験しているかもしれませんが、私のソレは強烈すぎたような気がします。YouTubeの動画で大勝している人を見てテンションはアップ。「たまたま良い台に座れなかっただけだ」「次は連チャンする台に座れる」と希望を持ってしまっていたのです。

 あの時期は、本当に熱くなりすぎていたと思います。やはり自身のスタンスにあった楽しみ方をするのが一番…「パチンコは適度に楽しむという気持ちで付き合おう」と思えるようになったエピソードでした。

『パチンコを優先して大事な〇〇を…』

(匿名希望Bさん)

 パチンコ・パチスロの当った瞬間の刺激が好きです。少しでも暇があればホールへ向かうヘビーユーザーですが、あの時の行動は間違っていました。パチンコのせいで大事な友人を失いかけたことがあります。

 ある日、待ち合わせをしていた友人から「少し遅れる」との連絡が。このような時、何をして時間を潰そうかと考えると思いますが、私は躊躇なくホールへ向かってしまったのです。別に当てたかったわけではありませんが、気になる機種があったので少しだけ遊技したいと考えてしまったのでした。

 そういった時間に余裕がない時ほど爆発することはよくある話。この時も投資500円で当ってしまい、大連チャンが始まってしまったのです。

 遅れてきた友人は「少し遅れた間に、なぜパチンコを打つ? 理解できない!」と大激怒。当然ですよね…そのまま帰ってしまったのでした。

 それから数日は連絡をしても無視されましたが、必死に謝罪を続けて許してもらうことができました。あれは、本当に後悔したエピソードです。この失敗から、時間を含めた計画を立てて遊技するようになったのは言うまでもありません。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

フジテレビ『みんなのKEIBA』痛恨の「144馬券」払戻し!? 2→3→1番人気も佐野瑞樹アナ「違うと思います。ごめんなさい」100万馬券ゲットから数秒でぬか喜びに【GJ人気記事ぶった斬り!延長戦】

 毎週末恒例の【週末GJ人気記事ぶった斬り!】のコーナー。今回は臨時企画【年末GJ人気記事ぶった斬り!】ということだったが、昨年の話題はまだまだ盛りだくさん……。

 そこで延長戦として、いつもの下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに喋りつくすことになった。新年、初笑いはこちらからどうぞ!

フジテレビ『みんなのKEIBA』痛恨の「三連単14459.0倍」払戻し!? 2→3→1番人気の決着に佐野瑞樹アナ「違うと思います。ごめんなさい」100万馬券ゲットから数秒でぬか喜びに

ライター「A」:昨年はコロナ禍で、なかなか競馬場に行けない1年でした。それでも競馬人気に陰りがなかったのは、やっぱりテレビがしっかり中継しているからこそ。昨年も様々なハプニングがありましたが、最後まで楽しく見させていただきました。

デスク「Y」:色々あったね~。馬券売上が好調を維持したのは、もちろんインターネット発売の普及も大きいけど、競馬中継の充実も大きいよね。外出が難しい中、土日にパッとテレビつけて競馬がやってたら「暇だし競馬でもやってみようかな」ってなるもの。

ライター「A」:ライブ放送なので、ある意味ハプニングはつきものですが、今回ピックアップしたのは日曜のメイン中継でお馴染みの『みんなのKEIBA』(フジテレビ系)から。2→3→1番人気で決着したレースだったのに、「三連単14459.0倍」というテロップが表示されるシーンがありました。

デスク「Y」:ああ、覚えてるわ。144万馬券でしょ? レースのリプレイ中に出てきたから「こんなについたの!?」って思うよねえ。いやいや、そんなわけないと思いながらも、人ってついつい「もしかしたら……」って思っちゃうもんね(笑)。

ライター「A」:知り合いのテレビ関係者に聞いたことあるんですけど、生中継の裏方ってホント地獄らしくて……。次々起こる色々なことに即座に対応しないとダメだから緊張しっぱなしですし、予定外のことなんて「あって当たり前」って言ってましたね。

デスク「Y」:わかるわかる。オレも新聞社で裏方の仕事したことあるけど、テレビほどじゃないにしても、やっぱり締め切りの時間って何回やっても緊張するもの。なんかミスっても、それがそのまま全国に行っちゃうわけだもんね。“やらかした”後の空気って言ったら、もう……。

ライター「A」:ああいう裏方の仕事って「減点方式が辛い」ってよく聞きます。できて当たり前というか「100点満点で当然」の仕事なんですよね。100点とって褒められないとか、子供だったら将来が心配になりますよ。

デスク「Y」:そうそう、オレなんかいつも80点の仕事なのにさ。どれだけ頑張っても評価されにくい仕事って辛いよね。

ライター「A」:80点って、さりげなく謙遜したつもりかもしれませんが、ぶっちゃけ60点が良い方では? あんまり自己評価が甘々だと、みんな怒りますよ(笑)

デスク「Y」:新年早々、今年も厳しい風当たりを感じずにはいられませんわ……。お荷物社員ですが、今年もよろしくお願いいたします~。お願いだから、お正月明けたらみんな帰ってきてね(笑)

ライター「A」:競馬中継関係者の皆様、いつもありがとうございます! 本年もよろしくお願いいたします~!


 さて、毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では昨年もたくさんの記事を掲載しております。お手すきの際に2021年を振り返りながら、ご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)