パチスロ「ホールデビューを前に『とある理由』で一躍話題に」~4号機名機伝説~ 『ザンガスⅠ』前編【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.77】


 各メーカーから続々と4号機がリリースされ、にわかに市場が活況を呈しつつあった1993年秋。1台のマシンが、とある理由により、ホール導入の前から話題と注目を集めていた。

 2号機や3号機の時代、『ベンハー』シリーズで人気を博していた大阪の老舗メーカー、大東音響。その4号機第1弾の『ザンガスⅠ』である。


 件の「とある理由」については後述するとして、まずは機種の概要について説明しておこう。

 仕様は、ボーナスのみで出玉を増やす、オーソドックスなAタイプ。スペックはビッグに重きをおいた確率配分で、機械割は設定3から100%を超えるなど良心的な設計だった。

 最大の特徴は、ゲーム演出として4号機から許可されたフラグ告知機能を前面に押し出していたこと。

 ボーナスが成立すると、全リール停止とともにトップパネルのランプが「チカチカ」と点滅するとともに、「ピロピロピロピロ~♫」と軽やかな電子音が鳴り響く…という、当時としては非常に派手でにぎやかなものであった。

 そんな告知機能を活かすためか、リーチ目など明確な出目演出は一切なかった。

「パチスロは出目を楽しむものなんだから、ゲーム性もなにもあったもんじゃないだろ」
「モーニング台がバレバレじゃないか」

 そんな声が、ファンやホールから沸き立った。当時は、フラグ告知機能に対して否定的な意見が大勢を占めていたのである。

 しかし、それにも増して皆が気になって仕方のないことがあった。それは…ずばり、「連チャン機なのか否か」ということ。

 前身の3-2号機『マジカルベンハー』が、「状態バージョン」に代表されるバッキバキの裏モノ連チャン機として暴れ回っていたこともあり、「ひょっとしたら、コイツも…」という、ある種の期待めいた空気がファンや業界の間に漂っていたのである。

 そんな矢先、「事件」は起こる。ある攻略情報誌が、「いきなり爆裂連チャン機で登場か!?」といった内容の記事を掲載。それを読んだメーカーが激怒し、マスコミの取材を一切、シャットアウトしてしまったのだ。

 我がパチスロ必勝ガイドも例外なく取材を拒否されたのだが、様々な手を尽くしてなんとか筐体写真や最低限の資料を入手し、第一報の記事は作り上げることができた。

 が、試打も出来なければ撮影もダメとなれば、それ以上の詳しい記事を組むことができない。そうなるともう、ホール導入後にゲリラ取材でもするほかないわけだが、のんきに構えていられない事情もあった。

 当時、東京都は新機種の設置許可(検定)が降りるのが他府県よりも遅い傾向にあり、ホール導入を待っていると制作スケジュール上、次の号に間に合わず、他誌に先を越されてしまうことになるのだ。

 それだけは絶対に避けたい。しかし、どうしたらいいのか…。

 そんな風に頭を抱えていた矢先、とある業者から全国で一番乗りに導入されるホールについての情報が入った。

 場所は、北九州は小倉。日程は、「無理すればなんとか〆切りに間に合うかも」といったタイミングだった。

「小倉か。遠いし、経費もかかるし…どうする?」
「どうするじゃねーよ!! 行くしかないっしょ!!」

 数日後。我々は朝イチの便で羽田を発ち、小倉へと向かった。ちなみに、ホールに取材許可は得ていない。まさしく、行き当たりばったりのゲリラ取材。さて、どうなることやら…。

(文=アニマルかつみ)

社内で味方を作れる人と作れない人 両者の決定的な違いとは?

 綿密なデータ収集とリサーチを重ねて立案し、ロジカルに説明した企画が社内であっさりボツにされて落ち込む人がいる一方で、自分の企画や提案をあっさりと通し、実現に向けてプロジェクトをどんどん進めていく人もいる。

 多くの会社で見かける対照的な両者。違いはどこにあるのだろうか?

プロジェクト推進力に直結する「巻き込む力」の正体


 その解の一つは「人を巻き込む力」だ。

 自分の提案や企画を勢いよく進めていける人ほど、相手を共鳴させたり、「一緒にやりたい」と思わせ、味方につける能力が高い。

 では、この「巻き込み力」の正体とはいったい何なのか?

 『相手を巻き込む伝え方』(鵜川洋明著、フォレスト出版刊)によると、市場動向の調査や、現状の問題点から発生した着想(アウトサイドイン)は、どんな人が考えても似たようなものになりやすいという。必然的に、周囲を感動させ、巻き込んでいけるような斬新なものは出にくくなってしまう。

 調査やデータ収集を起点に着想すれば、誰もが客観的に「正しい」と思う提案ができる。しかし、それは裏返せば「誰もが正しいと判断可能なこと」でもある。そこに目新しい感動はないのだ。

 もう一つ、こうした着想による提案には、提案者の「熱」が宿らない。自分が意味を感じていないものは、相手には決して響かないものだ。

 実は「巻き込み力」とは何かを考えるヒントはここにある。「アウトサイドイン」とは逆に、自分の興味関心や疑問、偏愛から発生した着想(インサイドアウト)が、相手を巻き込む力の源泉なのだ。

 自分の内なる思いや熱から発生した提案は、もしかすると合理性や客観性を欠いたものかもしれないし、到底実現できなそうなものかもしれない。しかし、だからこそ周囲の人が考えもしなかった目新しいものになる可能性もまた高い。

「何が実現できたら自分にとって本望なのか」
「自分がそれをする意味があることは何なのか」

 ここを起点に発想することが、人を巻き込む力を得るためのスタート地点なのだ。

 もちろん、これはあくまでスタート地点。周囲を巻き込んでいく提案をするためには、発想をそのまま企画にして提案するのではなく、自分の発想が世の中のどのようなニーズをつかむことになるのか、というアウトサイドインの視点から検討していく必要がある。また、その企画を、どのように発信し、伝えるべきかについても考えなければならない。

 本書では、インサイドアウトを起点とした発想法や企画術、そして自分の熱を伝え、相手を引き込んで「ぜひ一緒にやりたい」「手伝いたい」という味方を増やすための発信法について、ストーリー形式で解説されている。

 企画力をつけたい人、マーケティングに関わる人、そしていつか自分で事業を立ち上げたい人にとって、本書の内容を知っているといないのとでは結果に大きな差がつく。新しい年の初めに読んでおくと、今年の仕事が変わるかもしれない。(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

レジ袋有料化、製造会社が清算…責任問われる小泉前環境相「決めたのは前の大臣」発言

 2020年7月1日に全国でプラスチック製レジ袋の有料化が開始されてから1年以上が経過したが、包装製品メーカー大手のスーパーバッグは今月11日、希望退職者を募集すると発表した。

 同社はレジ袋有料化前の20年3月期決算で売上高318億9500万円、当期純利益3億5100万円を確保していたが、有料化が行われた21年3月期は売上高262億5300万円(前期比17.7%減)、当期純利益は3億8300万円の赤字に転落。同年11月には、ポリ袋製造子会社の中土製袋所を解散・清算すると発表していた。

 今回のスーパーバッグの希望退職者募集の対象は50代の正社員および60~64歳以下の定年再雇用社員で、募集人数は40人ほど。会社都合扱いの退職金と特別加算金を支給するとしている。

 レジ袋有料化の対象となったのは、スーパーやコンビニエンスストアなどの小売店のレジで配布される、バイオマス素材の配合率が25%に満たないプラスチック製の袋など。NHKの調べによれば、制度開始後1年で「大手コンビニ各社によりますと、レジ袋を辞退する人の割合は70%以上」(21年6月30日付「NHK NEWS WEB」記事より)に達したという。

 スーパーバッグ管理本部は有料化が業績に与えた影響について、次のように語る。

「レジ袋有料化だけではなく、新型コロナウイルス感染症の拡大により人々の買い物の機会が減るといった要因も重なり、想定以上に売上が減りました。有料化は以前から決まっていたことで、また日本だけではなくグローバルな環境意識の高まりという変化もあり、国の政策によって弊社の業績が悪化したとは、とらえておりません。弊社としては今後、環境変化やお取引先さまのニーズに対応して事業を展開していきたいと考えております」

「レジ袋有料化を決めたのは僕ではない」

 レジ袋有料化開始当時の環境相で、その旗振り役だったのが小泉進次郎氏(自民党衆議院議員)だ。

 小泉氏は19年10月、国会で「汚染は人類の責任としてなくさなければならない。レジ袋の有料化をはじめ、消費者、産業界、自治体、国のオールジャパンの取り組みにつながるよう全力を尽くす」と答弁。さらに20年6月には環境省のキャンペーン「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」について「地球規模の課題を解決する小さなことが、レジ袋チャレンジだ」と力説していた。

 しかし、制度開始後に日常生活での煩わしさに加え、プラスチック汚染削減への効果を疑問視する指摘も相次ぎ、世論から反対の声が高まったのを受け、小泉氏からは“責任逃れ”とも受け取れる発言も。

 たとえば21年9月4日に出演したABEMAの番組『カンニング竹山の土曜The NIGHT~小泉環境相と考える福島除去土壌~』内で次のように発言。

「これも結構、批判されてますよね。レジ袋有料化を決めたのは僕ではないってことは。完全にレジ袋有料化したってなってますよね。フェイクニュースってこう根付くんだと。私が大臣になる前に経産大臣、環境大臣で決めたことなら、そのなかでいかに前向きに進めるか」

 さらに今年1月9日付の日刊スポーツ記事でも

「有料化したのが僕だと思っている方が多いですけど、決めたのは僕の前の大臣なんです。私は具体化をしたんですね」

と語っている。そのため、スーパーバッグの希望退職者募集が公けになると、小泉進次郎氏への批判も広がりつつある。

「自覚と責任感が無さすぎる」

 小泉氏の主張するとおり、確かに政府がレジ袋の無料配布を禁止する法整備に着手したのは前任の原田義昭環境相のときだったが、全国紙記者はいう。

「関連法案が成立した当時の環境相は小泉氏であり、施行にあたっては大々的にテレビCMまで打つなど、小泉氏が推進役だったことは明らか。“すでに決まっていたから止められなかった”と言いたいのだろうが、たとえば16年、当時の安倍晋三首相と麻生太郎財務相は翌年に予定されていた消費増税を決断。“国際公約なので延期は無理”という声も強かったが、法案を改正してまで断行した。

 それを考えても、レジ袋有料化レベルの事案であれば、大臣だった小泉氏が決断して動けば、ひっくり返すことは十分できた。その意味では、関連する業界の企業に業績悪化などの悪影響が出れば、担当大臣として、政治家としての責任は逃れられない。

 そもそもレジ袋を有料化してもプラスチック削減の効果はないという指摘も多く、有料化開始後も小売店で客に渡すポリ袋は減った一方で、市販の家庭用ポリ袋の購入量は増加しているという調査もあり、トータルでの効果は不明のまま。

 それを予測してか、環境省も『レジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています』としており、プラスチック削減が目的だという明言は避けている。結局、いったいなんのための制度なのかが曖昧なまま、消費者も企業もただ面倒を被っているだけのようにも映る」

 スーパーバッグの苦境を受け、SNS上では次のように小泉氏の責任を問う声も多数寄せられている。

<国民を苦しめている自覚と責任感が無さすぎる>(原文ママ、以下同)

<決めたことでたくさんの人を不幸にする可能性くらいは想像できなきゃ人としてどうかって話>

<反対の声が多数ありながらも無視し続け、そのことには何も答えず執行してしまう>

<納得出来ないなら自分の代で変える努力をしたらいいし、責任を取りたくないならそのポストを辞退したらいい>

<そんな軽いノリで政治家や大臣やってたのなら迷惑>

 こうした声に、小泉氏はどのように応えるのだろうか。

(文=編集部)

 

パチスロCZ復活抽選率に「特大設定差」!? シリーズ最高速マシンの最新攻略要素!!

 先代のゲーム性をベースとしつつも展開スピードを早め、自力感もよりアップさせたエンターライズの『パチスロ モンスターハンター:ワールド™ 黄金狩猟』。設定推測要素の豊富さも先代譲りで、このほど、またしても新たな立ち回りポイントが判明した。

 まずゲーム性をおさらいすると、通常時は探索→狩猟→探索…を繰り返した末にモンスターを討伐できれば新要素「装備生成」へ発展。ガチ抽選で武器と防具を装備した後はCZ「歴戦王クエスト」が始まり、ここでのモンスター討伐で1G純増約6.7枚、1セット20G継続のAT「エルドラドボーナス」が発動する…といった流れだ。

 ATへの足掛かりとなる歴戦王クエストで出現するモンスターは、「ネルギガンテ」「クシャルダオラ」「ナナ・テスカトリ」の3パターン。高設定ほど上位モンスターが選ばれやすい仕組みで、とりわけナナ・テスカトリ振り分け割合は設定1:5.27%~設定6:9.29%と大きな数値差がある。しっかりとチェックしておこう。

 また、歴戦王クエスト失敗時はリザルト画面中の成立役を参照して復活抽選が行われ、チャンス役成立は復活の濃厚。一方、チャンス役以外での復活当選率は設定1:1.56%~設定6:25.00%と顕著な設定差が設けられていることから、幾度となく復活を確認できた場合は高設定に大きな期待が持てる。

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 AT「エルドラドボーナス」とセット消化後の「マム・タロト狩猟」での部位破壊を繰り返すことで昇格する1セット10G継続の「剥ぎ取りGOLD」中は各種違和感演出に要注目だ。

 下パネル消灯はレバーON時→高設定示唆(弱)、第1停止時→設定1否定、第2停止時→設定2否定、第3停止時→設定3否定。レバーON時・PUSHボタン点滅からPUSHでの点灯パターンは青→偶数設定、緑→奇数設定、赤→高設定示唆(強)で、紅葉柄は設定4以上、虹は設定6が濃厚となる。

 他の重要ポイントについて述べると、探索保証終了時の獲得狩猟パート振り分け割合は高設定ほど優遇されており、2個は設定1:28.52%~設定5&6:42.19%、3個は設定1:0.78%~設定6:7.81%。「探索待機中」に「謎」狩猟パートが連続すれば、しばらく様子を見るべきであろう。

 画面系では歴戦王クエスト・エルドラドボーナス・剥ぎ取りGOLD終了画面に秘密があり、「C・ジョージ」「虎太朗」「男性集合」は奇数設定、「もも」「YOU」「女性集合」は偶数設定示唆。「混沌の剣」は設定1否定、「ネルギガンテ」は設定2否定、「Riz。」は設定3否定で、「受付嬢」は設定4以上、「全員集合」は設定5以上、「エンタライオン」は設定6のサインとなる。

新台「右約50%で2,000発オーバー」や大ヒット初代継承タイトルがデビュー! 1月24日パチンコ導入リスト

 まさしく注目機種が目白押しだ。

 来る1月24日、パチンコはニューギンの『P真・花の慶次3』、サミーの『P真・北斗無双 Re:319ver.』、サンセイR&Dの『P牙狼月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver.』、藤商事の『Pとある科学の超電磁砲』、高尾の『P DD北斗の拳2 ついでに愛をとりもどせ!!ケンシロウ99 トキVer.』と『P DD北斗の拳2 ついでに愛をとりもどせ!!ラオウ99 アミver.』、A-gonの『P GOGOピラミッド危機一髪4500』の計7機種がホール導入を開始する。

『真・花の慶次』シリーズ最終章となる『P真・花の慶次3』は、初代を継承したV-STタイプ。大当り確率は319.68分の1、通常大当り後の時短を含めたST突入率は約67.5%だ。

 ST135回の継続率は83.3%を誇る。電チューでの大当り時は80%が10R約1,500個を得られる仕様だ。

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 初代『ぱちんこCR真・北斗無双』の正統後継機である『P真・北斗無双 Re:319ver.』は、初代の演出やゲーム性を完全踏襲。大当り確率は319.7分の1、ST突入率は50%でST非突入の青図柄揃い時は時短100回が付与される。

 STはやはり130回で、この間の大当り確率は約71.1分の1までアップ。この間の大当りは70%で10R約1,500個の出玉を獲得できる。先代に勝るとも劣らない出玉性能を味わうことができるだろう。

『P牙狼月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver.』は2021年6月に登場した『P牙狼月虹ノ旅人』のスペックアップバージョンで、大当り確率は319.68分の1。遊タイムを排除した代わりに魔戒CHANCE突入率が50%から53.1%、初回獲得出玉が3Rから6Rメインへと改良された。一方、魔戒CHANCEの継続率は81%、電チュー大当り時の出玉はオール10R約1,500個を維持している。

 人気コンテンツをモチーフに据えた『Pとある科学の超電磁砲』は、大ヒット作『Pとある魔術の禁書目録』に続く「とある」シリーズ第2弾。大当り確率は239分の1で、出玉増加のカギを握るのはトータル突入率約50%、継続率約80%の「RUSH EXTRA」だ。右打ち中は約50%で2,000個超、最高約4,700個の出玉が払い出される。

 2スペック同時デビューとなる『P DD北斗の拳2 ついでに愛をとりもどせ!!ケンシロウ99 トキVer.』と『P DD北斗の拳2 ついでに愛をとりもどせ!!ラオウ99 アミver.』は、どちらも大当り確率は99.9分の1。

 それそれ異なるゲーム性を有しており、前者はRUSH突入率約63.4%、RUSHトータル継続率70.5%のV-STタイプだ。対する後者はRUSH突入率50%、RUSHトータル継続率約95%の1種2種混合タイプとなる。

 ちなみに、どちらも遊タイム機能を搭載。前者は299回転消化で時短379回、後者はやはり299回転消化で時短128回が始まり、後者に関しては遊タイム突入=RUSH+次回大当りが濃厚だ。

 アナログガチ抽選の『CR GoGoピラミッド』を進化させた『P GOGOピラミッド危機一発4500』は、ピラミッドを模した史上最多のクギをくぐり抜ければクルーンへ突入。そのクルーンで2分の1を突破できれば大当りで、右打ちするだけで約4,500個の玉を獲得できるシンプルながらも手に汗握るゲーム性がウリだ。

JRA エフフォーリアに続く「期待馬」が京成杯(G3)に出走! 横山武史「騎乗停止」の代役抜擢は15年前のリベンジ誓う一流ジョッキー!?

 11日に発表された、2021年度のJRA賞。

 年度代表馬のタイトルは、年間G1・3勝を挙げたエフフォーリアが獲得した。管理する鹿戸雄一調教師は、「光栄に思います。オーナーはじめ、牧場関係者、騎手、厩舎スタッフ、またファンの皆さまのおかげだと思います」と、感謝の意を述べた。

 そんな鹿戸厩舎が16日、中山競馬場で開催される京成杯(G3)に、今年のクラシック期待馬を送り出す。20年のアルゼンチン共和国杯(G2)で3着に入ったサンアップルトンの半弟、サンストックトン(牡3歳、美浦、鹿戸雄一厩舎)だ。

 父がゼンノロブロイからワールドエースに替わった同馬は、昨年8月の札幌の新馬戦で2着。続く中山芝2000mの未勝利戦でも同じく2着と惜敗したが、同日に行われた2歳戦の芙蓉S(OP)よりもタイムが速かったことで評価が急上昇した。そして、3戦目の前走で順当に未勝利を突破した。

 その前走は熱発明けだったため、状態もまだ6、7分だったようだ。それゆえ、順調に調整が進んでいる今回は仕上がっていると見てよさそう。最終追い切りはウッドで僚馬に遅れたが、鹿戸師は「全体的に悪くない。体調もよく元気いっぱい」と『サンケイスポーツ』の取材に答えており、依然として期待値は高い。

 なお、過去3戦で手綱を取った横山武史騎手が騎乗停止のため、今回は松岡正海騎手と新タッグを結成する。

 同騎手は、20年2月の落馬で左大腿骨を骨折。同年秋に戦列に一時復帰し、ウインブライトと共に香港C(G1)で2着に入るなどの活躍を見せた後に、再度の手術・休養を経て、昨年11月に再びカムバックを果たした。京成杯は過去に2勝を挙げており、相性の良いレースといえる。

 07年には、サンストックトンを所有する加藤ステーブルの個人名義・加藤信之氏の所有馬であるサンツェッペリンで優勝。その後、人馬は次走スプリングS(G2)8着を挟んで、大一番の皐月賞(G1)に出走した。

 レースでは積極果敢に先行すると、3コーナー過ぎからは勝ったヴィクトリーとのマッチレースに。最後の直線で一度は先頭に立ったように見えるシーンもあったが、最後は僅かにハナ差及ばずの2着。それでも単勝オッズ100倍を超える人気薄での激走により、3連単162万円決着の立役者となった。

 だがレース後、松岡騎手は好騎乗以外の理由で不覚にも話題を集めてしまうことになる。

 検量室に引き上げた際、悔しさのあまりヘルメットを地面に叩きつけた同騎手だが、このシーンがテレビ中継に拾われてしまうことに。その光景を見ていたファンからは「命を守る大切な道具を乱暴に扱うのはどうなのか」と、大きな物議を呼ぶ事態となった。

「着差が着差だけに相当悔しかったのかもしれませんね。自身の初G1制覇もかかっていました。なお、レース後の行いについてしっかりと反省したのか、約1ヶ月後に行われたヴィクトリアマイル(G1)ではコイウタで1着となり、見事にG1のタイトルを獲得しました。

一方のサンツェッペリンは、日本ダービー(G1)でも4着に入るなど健闘したものの、京成杯後は1つも勝利を挙げることなく引退。現在は北海道の日高町にある加藤ステーブルで余生を送っており、“ツェッ平”の愛称で同牧場の公式Twitterにもたびたび登場しています」(競馬誌ライター)

 あれから月日が経ち、当時22歳の若武者だった松岡騎手もいまや37歳に。中堅からベテランの域へと差し掛かりつつある。その後もマイネルキッツで天皇賞・春(G1)優勝や、先述のウインブライトと海外G1を制するなど一流のジョッキーに成長したが、クラシックのタイトルにはまだ手が届いていない。

 主戦の横山武騎手には、昨年末のホープフルS(G1)を勝ったキラーアビリティも控えている。松岡騎手がサンストックトンと共に結果を残せば、コンビ続投の可能性も出てくるかもしれない。15年前のリベンジに向けて、まずは京成杯で好結果を期待したい。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

パチスロ「GOD揃い無効」など厳罰すぎるペナルティ…たった一度の過ちが巻き起こした悲劇とは!!

 間もなくホールから姿を消してしまうパチスロ5号機。高い出玉性能が大きな特徴ですが、それを実現させるための要素の一つとして「通常時の押し順」に制限が設けられていたマシンが多かったです。

 代表的な例を挙げるならば『ミリオンゴッド』シリーズでしょうか。同シリーズは初代から5号機にかけて第一停止ボタンが左でないとペナルティとなる仕様。これはベル役に相当する黄7が成立しにくいようにするためです。

 つまり通常時に小役を制限してコイン持ちを下げ、その分AT区間で爆発的に出玉を獲得できるようにしていたということ。諭吉がマッハでサンドに溶けていくのと大きく関係しています。

 通常時に変則押ししてしまった際のペナルティに関しては正確な情報が出ていませんが、ちょっと前までホールを盛り上げていた万枚製造機『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』は、数Gの間「確定役の抽選が無効」となるだけでなく、「天井G数の延長」も行われているとか…。

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 ここでいう確定役とは、冥王揃いや紫7揃い、GOD揃いといった引いた時点で激アツの恩恵を受けられるプレミアム役を指します。大量出玉の起爆剤ともいえるフラグが無効となるのは厳しすぎます。まさに鬼のような仕様ですね。

 ちなみに、この『ハーデス』で「ペナルティ中に確定役を引く」という衝撃の映像が収められている動画があります。

・『ピーとれ!♯12

 ネット界隈では、もはや伝説となっている本動画。でちゃう!編集部の髭原人が、『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』を実戦。通常時にうっかり中リールから止めてしまったのですが…そこから悲劇が始まりました。

 ペナルティ発動中にリールが変則始動。そこから全回転フリーズと同様のリール演出が発生したのです。その間の液晶演出は通常のままで何一つアクションはありません。非常にシュールな時間が流れておりました。

 髭原人の「やめてくれ!」という悲痛な叫びも虚しく、リールは紫7揃い→冥王揃い→と突破していき…最終的にはGOD揃いが炸裂したのです。「うわあああああ!」と天を仰ぐ姿を見て思わず笑ってしまいましたね。演者としてはこれ以上ないレベルの見せ場かもしれません(笑)。

 そんな他人の不幸を笑っている私ですが、実は過去にペナルティで泣かされたことがあります。まさかたった一度の過ちで、あそこまで悲惨な目に遭うとは…。

 あれは10年以上前でしょうか。当時は『吉宗』シリーズのスピンオフ作品となる5号機『ギラギラ爺サマー』にハマっていました。大してハマることなくARTを獲得。そこから順調に出玉は伸びていったのです。

 すると、ほどなくして隣に甘い香りを纏った激アツの美女が着席。まだ若さの残っていた私は、爺のようにギラギラした眼差しで美女に見とれていたのでした。

「一人で来てるのかな」「2000枚になったらドリンクご馳走して話かけてみようかな」などと脳内で勝手に盛り上がっていた矢先に、悲劇は起きました。美女に気を取られ過ぎた挙句、ART中の押し順をミスってしまったのです。

 本機は押し順を守らないとARTがATに転落するペナルティが存在。つまり、リプレイがサッパリ成立しなくなるので出玉が全然増えません。この状態は次回ボーナスを引くまで延々と続くため、大幅なコインロスに繋がることになります。

 その後はなんとかARTに復帰するも、しばらくして連チャン終了。出玉を伸ばすことができなかったばかりか、隣の美女は彼氏と思わしきイケメンと仲良く去っていったのでした…。

 あの時の虚無感といったら表現のしようがありません。パチンコ・パチスロを遊技する際は、真剣に台と向き合わなければならない。そう学んだ若き日の思い出です。

(文=HIRA.777)

<著者プロフィール>

 飲食店やホテルマン、営業など幅広い職種にチャレンジ。どれも長続きせずにいたが、趣味であったパチンコ関連業界へ就職し現在に至る。今では自身の体験談や、業界関係者から入手した情報などを元に記事を作成中。パチスロ4号機にハマっていたいわゆる「北斗世代」で、長きに亘り活躍するシリーズの動向に注目している。主に検定通過情報や、動画レビュー記事を担当。動画は大量出玉を実現した内容を好んで紹介している。

JRA武豊「重賞90連敗」から現役最多勝に大幅強化! 日経新春杯(G2)打倒ステラヴェローチェに騒ぐ、名牝エアグルーヴに挑んだ祖母の血

 16日、中京競馬場で行われる日経新春杯(G2)は、早くもステラヴェローチェ一強ムードの様相を呈しつつある。

 大本命確実視される実力馬は、昨年のクラシックを皆勤。勝利こそ掴めなかったものの、暮れの有馬記念(G1)にも出走して4着と健闘した。ダービー馬シャフリヤールを倒した神戸新聞杯(G2)と同じ、中京芝2200mの舞台なら負けられないところだろう。

 先週のフェアリーS(G3)をライラックで制したばかりのM.デムーロ騎手が、引き続きコンビを組むことも魅力とはいえ、戦前の下馬評ほど信用できる存在なのかとなるとどうも引っ掛かる。

 デビュー戦こそ好位から抜け出す競馬で勝利したものの、以降は後方からマクり気味にポジションを上げていくスタイルが定着。出遅れ癖のある“鞍上” だけに、今回も後方待機策となる可能性が高そうだ。

 そこで打倒ステラヴェローチェの最右翼候補として期待したいのが、フライライクバード(牡5、栗東・友道康夫厩舎)である。

 長らく自己条件を卒業できない状況が続いていた同馬だが、昨年9月のムーンライトハンデ(3勝クラス)を2着馬に2馬身差をつけて圧勝。相手が52.0キロに対し、自身はトップハンデ56.0キロだったのだから、着差以上の強さだったといえる。

 続くアルゼンチン共和国杯(G2)でも3番人気に評価を受けて3着と好走。素質馬がようやく軌道に乗りつつある。昇級して即重賞を勝ち負けする内容に、次走でも大きな期待が懸かるところだが、近3戦で手綱を任されていた岩田望来騎手にとっては、武豊騎手へと鞍上強化される乗り替わりとなってしまった。

「岩田望騎手も頑張ってはいるのですが、重賞レースとなるとあと一歩のところで勝てない状況が続いています。1番人気エアロロノアに騎乗した今年の京都金杯(G3)でも6着に敗れ、人気を裏切りました。

また、これでデビューからの重賞挑戦はついに90連敗。このまま勝てないままだと年内には、100連敗に到達しそうな雰囲気すらあります。馬質で見劣る他の同期が、次々に重賞勝ちをしているため、名門の藤原英昭厩舎に所属している岩田望騎手の不振が目立っていますね」(競馬記者)

 対する武豊騎手は、全盛期ほどの勢いはなくとも、昨年の朝日杯FS(G1)をドウデュースで初制覇。日経新春杯にしても現役最多となる3勝を挙げており、得意にしているレースでもある。

 陣営の期待が大きな馬だけに、この鞍上強化は仕方がないともいえそうだ。

 ちなみにフライライクバードの祖母シングライクトークは、1997年のマーメイドS(G3)で単勝1.9倍の断然人気を集めたエアグルーヴ相手に、真っ向勝負して3/4馬身差の2着と健闘した馬。その孫にライバルの主戦だった武豊騎手が騎乗するのも何かの縁かもしれない。

 そして、武豊騎手が騎乗する以外にも、フライライクバードを後押しするのが、中京コースとの相性の良さだ。これまで中京で4戦を使われたが、その成績は2勝2着1回3着1回で着外なし。

 しかも、日経新春杯と同じ中京の芝2200m戦で2勝を挙げているように、非常に好相性なのだ。今回、騎乗の叶わなかった岩田望騎手にとっては、絶好のチャンスを失う格好となってしまったが、武豊騎手とのコンビでパートナーがあっさり重賞初勝利する可能性は、決して低くはないだろう。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

Appleが韓国でのサードパーティー決済を許可、問題視されていた「アップル税」はどうなる?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

これまでApp Storeでの外部決済を頑なに拒んでいたアップルがついに折れたようだ。韓国で「特定のアプリ内決済手段を強要する行為を禁じる法律」が制定されたことを受け、アップルもサードパーティーによる支払いを認めることになった、と韓国メディアが報じているという。

この動きを皮切りに、これまで世界中で問題視されていた“アップル税”が、今後世界各地で撤廃・緩和が進むことになるのだろうか。

アップル、韓国でサードパーティーによるアプリ内決済を容認か

韓国メディアによれば、韓国の通信規制当局(KCC)が11日に「アップルが自社以外の決済システムの使用を認める計画を提出した」ことを明らかにしたという。これまでアップルは、ユーザーがiOSアプリで決済した際に、30%の手数料を課していた。“アップル税”や“グーグル税”とも呼ばれるこうしたプラットフォーム提供側の設定した手数料に対し、開発側やユーザーからは「高すぎる」「独占的な地位を濫用している」などの批判が続出。人気ゲーム「フォートナイト」を運営するEpic Gamesがアップルを相手に法廷闘争を繰り広げていることも注目を集めていた。

そうした批判を受けて韓国政府が新たな法案を制定し、韓国内で「アプリストアの運営者が開発者にアプリのダウンロードや決済手段を強制した場合、罰金が科される」ようになった。この法案によってアップルも姿勢を変えざるを得ない状況となり、サードパーティーによる決済利用を認めたようだ。

このことについてアップルは、韓国メディアの聯合ニュースに対し「アップルは韓国の法律を非常に尊重しており、韓国の才能あるアプリ開発者との協力関係を築いてきました。我々の仕事は、App Storeをユーザーが好きなアプリをダウンロードできる安全で信頼できる場所として維持することを常に念頭に置いています。韓国のiOSユーザーに利益をもたらす解決策について、KCCおよび開発者コミュニティと協力することを楽しみにしています」と伝えた、と報じられている。

このニュースに対し日本のネットユーザーも即座に反応。楽天グループCEOの三木谷浩史氏も自身のツイッターアカウントで「日本政府も迅速に対応してもらいたい」とコメント。サードパーティーによる支払いの日本での早期導入を求めた。

他のユーザーからも「こ…

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ドロ沼「重賞10連敗」はJRAへの反乱が発端!? ステラヴェローチェでも日経新春杯(G2)は苦戦必至か

 16日、中京競馬場では新年恒例のハンデ重賞、日経新春杯(G2)が行われる。『netkeiba.com』の単勝予想オッズで1倍台の断然人気に支持されているのが、昨年の有馬記念(G1)4着馬ステラヴェローチェ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。

 2歳時には、道悪で行われたサウジアラビアRC(G3)を勝利。続く朝日杯FS(G1)ではレコード決着となった中、グレナディアガーズの2着と好走し、馬場不問のスピードとパワーを見せつけた。

 3歳春は皐月賞(G1)と日本ダービー(G1)でともに人気を上回る3着に好走。秋は道悪の神戸新聞杯(G2)で重賞2勝目を飾ったが、菊花賞(G1)と有馬記念は善戦及ばず、ともに4着に敗れた。

 その実績はメンバーでも随一だが、秋初戦の神戸新聞杯からの約4か月間でこれが4戦目。前走の有馬記念から中3週というややタフなローテーションに状態面を危惧する声が少なからずあがっている。

「エフフォーリアを筆頭とした4歳世代で常に上位を争ってきた馬だけに実力は本物でしょう。いずれG1を勝てる器だと思いますけど、今回はどうでしょうか。菊花賞、有馬記念と使った反動が心配ですね。最終追い切りはCWコースで81秒2という好時計を余力十分に叩き出していますが、併せ馬の予定が単走になり、須貝調教師の口からは『ちぐはぐになってしまった』という言葉も出ました。

普通に考えれば勝ち負けは必至だと思いますが、心配なのが須貝厩舎の不振です。今年は9戦して未勝利。4着が1度あるだけで、他は掲示板を外す凡走に終わっています。

また昨秋からちょっとしたスランプが続いています。ステラヴェローチェの神戸新聞杯勝利を最後に重賞では10連敗中(菊花賞、スワンS、チャンピオンズCは2頭出し)。チャンピオンズCのソダシなど人気馬がことごとく人気を裏切っています。この須貝厩舎のスランプに対し、ある出来事を持ち出すファンも一部にはいるようですが……」(競馬誌ライター)

 ある出来事というのは昨年9月に須貝調教師がJRAに約700万円の損害賠償を求め大津地裁に提訴した件である。事の発端は前年10月のサウジアラビアRCだった。ステラヴェローチェで制し、歓喜に沸いた陣営は新型コロナウイルス対策の接触制限に違反し、騎手と記念撮影をしてしまったという。

 これに対し、JRAは須貝厩舎の貸与していた馬房を2つ削減という処分を科したが、これを不服とした須貝調教師が提訴に至ったのだ。

「JRAは2年前の10月上旬にG1レースに限って、調教師と優勝馬の馬主らとの撮影を許可するが、騎手との撮影は不可とする感染対策を通知していました。ところが須貝調教師は『G1レース』の部分を『Gレース』と見間違い。さらに騎手との撮影ができないことを見落としていたといいます」(同)

 実際に2つの馬房が削減されたのは、昨年3月のことだった。一般のファンの目には大きな処分には映らないかもしれないが、これによって須貝師は厩舎スタッフの1人を解雇し、相当数の管理予定馬が転厩を強いられたというから穏やかではない。

 提訴したことが公になったのは秋華賞(G1)でソダシが1番人気を裏切った直後。奇しくもちょうどこのタイミングで須貝厩舎の重賞でのスランプが始まった。

 チャンピオンズCでは、ソダシが理想の外枠とはかけ離れた最内1番枠に収まり、「JRAからの嫌がらせだったりして……」という声が一部のファンから上がることも。その後も阪神JF(G1)で人気の一角ベルクレスタが18頭立ての16番枠に追いやられ敗退するなど、大きなレースでは苦難が続いている。

 春を見据え確勝を期して出走するステラヴェローチェ。まずはどの枠を引き当てるかに注目が集まりそうだ。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。