高輪ゲートウェイシティに、地域とつながる新しいビジネスが生まれた理由

100年先の心豊かな未来に続いていく新しい街に、ふさわしい事業とは?

2025年3月27日に新しい街として「まちびらき」を行った高輪ゲートウェイシティ。同駅のイベントスペース「マチアイ」に、地域と資源の新しい循環を生み出すお店「earth song」が2025年5月13日にオープンしました(2025年6月15日まで)。これまでにない「地域と花が循環する仕組み」をテーマにした同店はどのように生まれたのでしょうか?

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同プロジェクトを推進したJR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー(以下、JR-Cross)新事業戦略部 新事業戦略ユニットリーダーの田口宏弥氏、同部署の三好良爾氏と、プロジェクトに伴走した電通 プランナーの菊池創造氏、電通ライブの松浦恒大氏に話を聞きました。

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(中央4人の左から)JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー田口氏、三好氏、電通ライブ 松浦氏、電通 菊池氏

100年先も、今と同じように「花」を楽しむために必要なこと

──初めに「earth song」がどんなお店なのか教えてください。

三好:「ロスフラワー」と「スローフラワー」という二つをキーワードにしたお店です。新しく誕生した街、高輪ゲートウェイシティのコンセプトは、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」なのですが、その街にふさわしい新しい事業を検討する中で生まれました。

ロスフラワーとは、まだ美しい状態なのに、さまざまな事情で廃棄されてしまう花のことです。当社ではJR東日本のエキナカ商業施設を多数運営しており、主にお弁当やお菓子を扱っているため、これまでフードロス問題には取り組んできました。花も食べ物と同じで、役目を終え破棄されるものの扱いが、社会問題として認識されはじめています。

スローフラワーというのは、農薬や化学肥料を使用せず、ハウスではなく路地で栽培するなど、環境に負荷をかけずにサステナブルな方法で花を育てようという取り組みです。世界には一年中暑い国や寒い国がありますが、そこで気候に合わない花を育てようとすると膨大なエネルギーが必要になります。また輸送にも大量のエネルギーを消費しています。そうではなく、食で言うスローフードと同じように、自然に育てられた花を地産地消で楽しもうという考え方です。花は、私たちの生活に彩りを加え、心身ともに豊かな時間をもたらしてくれる存在です。100年先の心豊かな未来に思いを馳せた時に、今と同じように花を楽しめるよう、今から環境に配慮したコンセプトのお店をやってみようということになりました。

三好氏

菊池:スローフラワーは、成長剤などを使わないので育つのに時間がかかります。しかし、そのぶん生き生きとした、生命力みなぎる花になるという特徴もありますよね。

三好:「earth song」では、生花としてスローフラワーを販売するほか、地域から出たロスフラワーを使ったキャンドルやポーチなどさまざまな商品をそろえています。

ロスフラワーを活用したキャンドルとロスフラワーで染めた布
ロスフラワーを活用したキャンドルとロスフラワーで染めた布

高輪ゲートウェイシティらしい、地域の巻き込み方とは

──どのような考え方から「花」にたどり着いたのでしょうか?

田口:前回の記事でも話に出ていましたが、「エキュート秋葉原」の取り組みで生まれた新規事業を進める上でのコンセプト「ひらけ、エキナカ」がベースにありました。まずは、地域や社会にひらかれた、人の可能性をひらく場所にしようという考え方です。

菊池:そこから、地域と資源の新しい循環をつくるアップサイクルの事業はどうか?という話になりました。駅ということもありますし、高輪で出てくる使われなくなった資源やまだ焦点が当たっていないものを循環させて、社会に新しい流れをつくっていけるような事業ができたらよいのではないかという議論になったのです。

ロスフラワーは多少世の中に知られてきているかもしれませんが、循環を考える意味では、スローフラワーなど、まだ社会にあまり知られていない生産現場から地球にやさしい循環を考えることも、価値あるコンセプトです。日常の中でこれらに触れてもらえる場所をつくりたい、という思いから「地域と花の新しい循環を生み出すお店」になりました。

店内1
三好:JR東日本では地域を巻き込むことを強く意識しています。これまでも、地域の方々と一緒にホップを栽培し、ビールを作るプロジェクトを行っていたり、3月に行われた「まちびらき」でも地域の方を招待し大いに盛り上がりました。私たちJR-Crossも地域を巻き込むことを考えたとき、このエリアと関係が深い「花」はとてもマッチすると思いました。

田口:高輪は日本最大の花き市場である、大田市場から近く、多くの花きメーカーの本社が品川・高輪エリアにあります。また、たくさんのホテルや結婚式場もあり、エリア的にやむを得ず廃棄されてしまう花が多く出る場所であり、花であれば街とのつながりが体現できるのではないかとイメージが膨らみました。

それから、生花店には「花を選ぶ、買う、贈る」という人々のさまざまな想いや物語が詰まっています。そういったお客さまの物語に地域資源の循環のストーリーをプラスすることで、新たな価値を生み出すことができるのでは、と考えました。

田口氏

松浦:私は、大枠が決まり、実際にお店を作っていく部分を主に担当したのですが、地域の生花店やホテルへ直接足を運んで生の声を聞くことを大切にしました。地域の関係者の方たちが何を考えているのか、リアルな思いを吸い上げて、そこに寄り添ったものにすることが大事だと考えていました。

ポイントになったのは「やってみたいのはこっち!」と踏み出す勇気

──デベロップメントカンパニーという意味では、物販をすることは、これまでにない取り組みだと思いますが、社内の反応はいかがでしたか?

田口:社内の会議でプロジェクトについて話したときに、すごく良い取り組みだと背中を押してもらえましたし、このチャレンジを歓迎してくれていると感じました。「ゆくゆくは、新事業戦略部が立ち上げるひとつの新しい事業として、体制を構築できるとよいね」というコメントをいただいた時は、先を見据えた一大プロジェクトが始まると、身の引き締まる思いでした。

菊池:私が特に印象的だったのは、花のアップサイクルの案に決まったときの打ち合わせです。いくつかあった案の中でもチャレンジングなタイプの企画で、事業として成り立つのか、という不安もあったと思います。でもJR-Crossの皆さんが「やってみたいのはこっち!」と踏み出す決断をされていて、「なんかすごくいい瞬間を見ている!」と感じたのを覚えています。

菊池氏
──プロジェクトを進める中で、どんなハードルがありましたか?

三好:私たち自身は生花店ではないので、どのようにロスフラワーを集めるのか、という点が最初の課題でした。ロスフラワーを集めるために既存のお取引先や、先ほど例に挙げた周辺エリアの花を扱う企業に、「一緒にプロジェクトをやりませんか?」と相談をしました。快諾してくださるところもあったのですが、断られてしまうことも結構あり、一つのハードルではあったと感じます。

思い返してみると、フードロス問題への取り組みを開始したときも、協力を断られてしまうことはありました。やはりそれぞれの企業がブランディングを行う中で、ロスが出ていること自体を知られたくないという気持ちは少なからずあったと思います。ただ食に関しては、フードロス問題の認知が広がってきているため、その問題に向き合ってこそブランディングにつながるという認識が根付いてきています。花に関しては、一般的にロスフラワーの認知がまだ進んでいない点に食との違いを感じました。

菊池:ロスフラワーの取り組みが広がって、活用することが高輪エリアでは当たり前になっていくと、100年続いていく街としては素晴らしいですよね。

田口:松浦さんが訪問した高輪周辺の個人経営の生花店の中には、ロスフラワーの活用をしたいけど、どう行動したらいいか分からない、と悩まれている方も多くいらっしゃいました。今回、個人経営では4つもの生花店にご協力いただくことができましたし、今後も取り組みを継続していくことで、活用するのが当たり前だと考え方も変わっていくと思っています。

松浦:そうですね。多くの生花店を訪問して、小さな動きはあることが見えてきました。ロスフラワーの活用をしたいけど、はっきり言えばもうからないという問題もあって悩まれている方は多いようです。そんな中でやはりJR-Crossさんのような社会にインパクトを与えられる企業が、ロスフラワーの取り組みをすることは重要だと感じます。社会の潮流をつくっていくことが次の時代をつくることだと考えています。

松浦氏


正しいかよりも、お客さまの心がときめくかどうかが大事

──「earth song」の具体的内容をご紹介いただけますか?

三好:まずはスローフラワーを生花としてご用意しています。あとはオリジナルグッズとして、地域の生花店から集めたロスフラワーを活用したキャンドルやポーチなどの加工品もそろえています。ただ今回は実験的な取り組みであり、一定の期間で集められる花の量にも限界があるため、先んじてロスフラワーを活用した商品を販売されているメーカーの商品も扱っています。

また、営業中にスローフラワーが残念ながら売れ残った場合は、ロスフラワーとして活用することも考えています。さらに店頭にフラワーコンポストを設置し堆肥を作ることも考えています。店頭やお客さまのご自宅で役目を終えた花を回収して堆肥化し、花の農家へ還元する、という循環もつくっていきたいです。

ロスフラワーを堆肥化するフラワーコンポスト
ロスフラワーを堆肥化するフラワーコンポスト

松浦:お店の総合アドバイザーには、ETHICAL Project Directorの早坂奈緒さんに入っていただき、商品の見せ方やメッセージ発信についてアドバイスを受けながら進めています。

エシカル系のテーマはともすると、お勉強的になったり、上から目線になってしまったりと、一般的には遠いテーマになってしまいがちなんです。専門家の視点も入れながら、多くの人が手に取りやすい、むしろかっこいい、と思ってもらえるものを作ることにはこだわりました。

花の見せ方については、フラワーアーティストの前田有紀さんにアドバイスをいただいています。花の選定や置き方についてお聞きしながらお店づくりをしているので、エシカルの発信とお花らしい発信の両輪をカバーしながら進められていると思います。

ETHICAL Project Directorの早坂奈緒さんと、フラワーアーティストの前田有紀さん
(左から)ETHICAL Project Directorの早坂奈緒さんと、フラワーアーティストの前田有紀さん

菊池:お店を作っていく中で、JR-Crossさんは常に「お客さま目線」を意識されていると強く感じました。商業施設を多く運営されているので「いくら正しいものでも、お客さまが見たときに心がときめくかどうかが大事」と考えておられるんだなと思いながら日々議論を重ねていました。

三好:もしかすると、JR-Cross社員として当たり前に身に付いている部分なのかもしれませんね。なのでそう言っていただけると気付きになるというか、「できていてよかった」と安心します(笑)。

田口:まずは、ロスフラワーがどんなものかを知ってもらうことが重要なので、最初のメッセージとしてそれは伝えていきたいですね。キャンドルやサシェなどに商品化されると身近なものに感じますし、愛着も湧くと思います。なので、オリジナル商品を複数用意したのもこだわったポイントです。

店内2

根付かせるために必要なのは、収益化すること

──最後に、今回の取り組みで気付いた点や今後の展望をお聞かせください。

菊池:生花店の皆さんがロスフラワーでキャンドルを作っていたり、小さな工夫をされている方は多くいらっしゃると感じました。そういうみんなの努力を一つに束ねて大きなメッセージにしていけば、多くの人が望む未来ができるのではないかと思います。サステナブルの領域では、ゼロからつくるのではなく、みんなの思いを酌んで発信していくことが実は大事なのだと感じました。

松浦:同感です。やはり一人では進めないことでも、ひっぱっていく企業が、流れをつくったり、状況をつくったりすることで大きく動くと考えています。なのでこの取り組みがその機会になれば素晴らしいですよね。

三好:ロスが出るという同じような社会課題であっても、食と花では捉え方が全然違ったので、お花の業界で私たちができることがまだあるのではないかという気付きがありました。一方で、慈善事業ではないので、継続させていくためにはビジネスとして成立させることが大切です。今回の取り組み後、しっかり振り返りをして、アップデートしていくことを繰り返したいと考えています。

田口:高輪ゲートウェイ駅は、駅の周辺に住んでいる方はもちろん、観光に来る方や海外の方も多く利用されます。まずはたくさんのお客さまにメッセージを伝えていきたいです。そして、三好が話したように収益化の仕組みを整え、他の駅への展開など、広い視野で捉えていきたいと思っています。

──本日は貴重なお話をありがとうございました。

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債権管理システム比較ガイド2025|DSO短縮とAI自動化で選ぶおすすめ13選

請求書発行から入金消込、延滞督促、与信・保証に至るまで、紙やExcelによるアナログな回収業務に課題を感じていませんか。

本記事では、国内外で導入が進むPeppol電子インボイスやAI自動化の進展といった最新トレンドを踏まえ、主要な債権管理システムを機能・コスト・サポートの観点から横断的に比較します。

DSO*の短縮や内部統制強化など導入メリットと、選定時に外せない3つのチェックポイントを整理しました。導入検討中の経理・財務担当者はもちろん、キャッシュフロー改善を狙う経営者も必見です。

*DSO(売上債権回転日数):売上によって発生した売掛金などの債権が、実際に現金として回収されるまでの平均的な日数を示す指標。

債権管理システムとは?他ツールと比較して見える機能と役割の違い

債権管理システムは、企業が保有する売掛金をはじめとする債権を、効率的かつ正確に管理するために特化したツールです。請求書発行から入金確認、未回収債権の督促に至るまで、一連のプロセスを自動化し、キャッシュフローの改善や業務負担を軽減できます。

債権管理システムの基本機能

債権管理システムが提供する機能は多岐にわたりますが、中核となるのは日々の煩雑な業務を自動化し、管理精度を向上させる機能です。具体的には、主に以下のような基本機能が搭載されています。

📊

債権情報の一元管理

取引先ごとの債権発生日、内容、金額、回収予定日などを統合的に記録・管理

入金消込の自動化

金融機関の入金データと登録された債権情報を自動照合

📧

督促業務のサポート

支払遅延時にアラートを発する督促状を自動作成

これらの機能により、債権管理業務全体の効率向上と人的ミスの削減が期待できます。

Excel・会計ソフトでは補えない「督促・消込」の自動化

多くの企業で利用されているExcelや会計ソフトも債権管理に活用できますが、手作業が多く、特に督促や複雑な消込作業の処理可能量には限界があります。債権管理システムは、これらの課題を解決するために設計されており、以下のような具体的な違いがあります。

比較ポイント Excel・会計ソフト 債権管理システム
督促業務 ・手作業が中心
・遅延の発見や進捗管理に手間がかかる傾向がある
・督促状の自動生成・送付支援機能。
・進捗状況を可視化できる。
・きめ細やかな自動化が可能。
入金消込 ・手入力や目視確認が中心
・工数がかかりミスも発生しやすい
・入金データと請求情報を自動で照合
・大幅な時間短縮と精度の向上
データ管理 ・入力ミスやファイルの破損・紛失のリスクがある ・専門機能により、安全かつ効率的なデータ管理
拡張性・専門性 ・汎用的な機能が中心 ・複雑な消込ロジックの設定が可能。
・AIによる与信判断支援など、専門的なニーズに対応できる場合がある。
・業種特有の商習慣へのカスタマイズや他システムとの連携も比較的容易。

ERP/FSCMとの違い|専用モジュールならではの拡張性

ERP(企業資源計画)やFSCM(金融サプライチェーン管理)は、企業全体の経営資源を統合的に管理する広範なシステムです。これらも債権管理機能を持つことがありますが、専用システムとは異なる特徴があります。

比較ポイント ERP/FSCM 債権管理システム
主な目的 ・企業全体の基幹業務(販売、会計、人事など)の統合管理 ・債権管理業務(請求、入金消込、督促など)の特化・効率化
債権管理機能の深さ ・一般的な債権管理機能は含む
(機能が限定的である場合が多い)
・より詳細な管理項目
・複雑な消込ロジック
・AI活用による高度な与信判断支援
カスタマイズ性 ・債権管理部分のみの柔軟なカスタマイズが難しい場合がある ・業種特有の商習慣に合わせた柔軟なカスタマイズ
・特定の業務プロセスに合わせた調整が簡単
導入・連携 ・大規模な導入プロジェクトになることが多い ・既存システムとの連携を前提とした製品が多く、短期間で導入しやすい
・独立したシステムのため、機能追加や他システムとの連携も柔軟に対応しやすい

専用の債権管理システムは、特に債権回収プロセスの高度化や、きめ細かいリスク管理を重視する企業にとって、より効果的なソリューションとなり得ます。自社の課題や目的に合わせて、最適なツールを選択することが重要です。

債権管理システム導入すると得られる4つのメリット

債権管理システムの導入は、業務効率化に留まらず、企業の財務基盤強化やリスク対応能力向上など、多岐にわたる恩恵をもたらします。ここでは主要な4つのメリットを簡潔にご紹介します。

💰

1. キャッシュフロー改善

DSOの短縮で資金回収がスムーズに。手元資金の増加が期待できる。

🛡️

2. コンプライアンス・貸倒リスク管理強化

与信判断から督促までのプロセスが標準化。不適切な処理や回収漏れを防ぎ、貸倒損失を最小化。

🔄

3. DX推進(脱紙・電子インボイス対応)

請求書の電子発行や電子帳簿保存法、Peppolなどに対応。ペーパーレス化を促進、コスト削減と業務効率の向上。

📋

4. 監査・内部統制対応

操作履歴が正確に記録・保存。監査対応の負担を軽減。業務プロセスの透明性が高まり、不正抑止にも貢献。

債権管理システムの選び方|失敗しない6つのチェックポイント

自社に適した債権管理システムを選定することは、導入効果を最大限に引き出す上で極めて重要です。多種多様なシステムが存在する中で、どの製品が自社の課題解決に最も貢献するのか。後悔しないシステム選びのために、以下の6つのポイントを必ず確認しましょう。

1

請求ボリュームと回収フローの整理

まず、自社の現状を正確に把握することがシステム選定の第一歩です。現状の業務量や流れ、課題点を明らかにすることで、システムに求めるべき具体的な要件が見えてきます。

チェックポイント

  • 請求ボリューム(件数・金額)は正確に把握できているか。
  • 現行の回収フローと、その中での課題は明確か。
  • 効率化・自動化したい業務プロセスと具体的な目標はあるか。
2

機能カテゴリの優先度(発行・督促・消込・与信)を明確化

債権管理システムは多機能ですが、全ての機能が自社に必要とは限りません。自社の課題解決に直結する機能を見極め、優先順位をつけることが重要です。

チェックポイント

  • 課題解決に必要な機能カテゴリの優先度は明確か。
  • 各機能(発行・督促・消込・与信等)に求める具体的な要件は何か。
  • 機能要件は「Must(必須)」と「Want(あれば尚可)」で整理できているか。
3

料金体系と回収成果フィット

システムの導入・運用コストと、それによって得られる効果のバランスを慎重に評価する必要があります。費用対効果を最大化できる料金プランを選びましょう。

チェックポイント

  • 初期費用・月額費用・従量課金は予算内か。
  • オプション料金を含めた総コストは試算済みか。
  • 期待できる回収成果(効率化・コスト削減等)と料金のバランスは適切か。
4

Peppol・電子帳簿保存法への対応

法制度への対応は、システム選定における必須確認項目です。将来的な法改正への追従性も含めて確認しましょう。

チェックポイント

  • インボイス制度・Peppolへの対応は十分か。
  • 電子帳簿保存法の法的要件を満たせるか。
  • 法改正時の迅速なアップデートは見込めるか。
5

連携範囲(会計・ERP・バンキングAPI)

債権管理システムを単独で利用するよりも、既存システムと連携させることで、より大きな効果が期待できます。データ連携の可否や方法を確認することが肝心です。

チェックポイント

  • 既存の会計ソフト・ERPとのスムーズな連携は可能か。
  • API連携によるリアルタイムな自動連携はできるか。
  • バンキングAPI連携に対応しているか。
6

AIの精度とサポート体制

最新技術であるAIの活用度合いや、導入後のベンダーによるサポート体制も、システムの長期的な運用において非常に重要なポイントとなります。

チェックポイント

  • AI活用機能(自動消込・督促最適化等)は搭載されているか。
  • AI機能の精度は自社の業務要件に合致するか。
  • 導入支援、操作トレーニング、問い合わせ体制は十分か。
  • 障害発生時のサポートや復旧体制は信頼できるか。

債権管理システムおすすめ13選

発行+自動入金消込までできる請求管理ツール

MakeLeaps(メイクリープス)

出典:公式サイト

MakeLeaps(メイクリープス)は、請求書をはじめとする様々な書類の作成・送付・入金管理といった請求業務を効率化できるクラウドサービスです。書類作成、送付、入金管理といった請求業務の一連の流れをデジタル化し、手作業による非効率からの脱却につながります。

提供形態 クラウドサービス
主な機能 書類作成、電子送付、郵送代行、
Web上取引ポータル、Peppol送信
主な連携サービス 会計ソフト、Moneytree、楽天銀行、Slack、kintone
料金プラン 無料プラン:0円
個人プラン:1,000円/ユーザー(税抜)
法人プラン:1,300円/ユーザー(税抜)
無料トライアル 30日間
特徴
  • 請求業務の一元管理による効率化の実現
  • インボイス制度・電子帳簿保存法への標準対応とJIIMA認証の取得
  • 直感的な操作性と主要会計ソフト等との豊富な連携

invox 発行請求書

出典:公式サイト

invox発行請求書は、請求書の発行業務を効率化し、それに付随する売上計上、入金消込、さらには督促業務までを自動化することを目指したクラウドシステムです。インボイス制度や電子帳簿保存法といった近年の法改正に対応しています。

提供形態 クラウドシステム
主な機能 請求書発行、売上計上仕訳生成、
入金消込、督促メール送付
主な連携サービス オンラインバンク、会計システム、API連携
料金プラン フリー:0円
ミニマム:1,980円~(税抜)
ベーシック:9,800円~(税抜)
無料トライアル あり
特徴
  • オンラインバンク連携による入金消込および督促メール送信の自動化
  • インボイス制度・電子帳簿保存法への対応と、多様な書類の柔軟なレイアウト発行
  • 利用中の会計システムへの売上計上仕訳・入金消込仕訳の連携

V-ONE クラウド

出典:公式サイト

V-ONEクラウドは、入金消込業務を自動化するクラウド型サービスです。AI(機械学習)による高精度な自動照合エンジンが、全国3,000以上の金融機関から取得した入金データと請求データを瞬時にマッチングし、振込手数料控除や複数請求・複数入金といった複雑なケースもワンボタンで処理できるため、経理担当者の負担軽減と属人化解消につながります。

さらに、滞留債権管理、10種類以上の帳票作成、メールやチャットツールと連携した督促依頼など周辺業務まで網羅した万能なシステムです。

提供形態 クラウド(SaaS)
主要機能 ・入金消込(AI自動照合・一括消込・シミュレーション)
・入金データ自動取得
・債権・滞留管理帳票
・メール・チャット督促連携
・口座振替・前受処理
主な連携サービス 主要金融機関 3,000以上、会計・請求書発行システム
サポート体制 専任担当の伴走支援+電話・メール・チャット
料金プラン スターター(〜200件)、ベーシック(〜900件)など
※価格は要お問い合わせ
無料トライアル あり
特徴
  • AIで複数請求×複数入金の照合も瞬時に完了。
  • 銀行ごとの取込フォーマットの調整が不要で、日次の入金確認作業を自動化。
  • メール/チャットによる督促協力依頼など、周辺業務までオールインワン。

突合せを自動化 入金消込とDSO分析に強いツール

HighRadius AR Automation Software

出典:公式サイト

HighRadius AR Automation Softwareは、AIを活用して企業の売掛金管理(AR)プロセスを合理化・最適化するソフトウェアです。請求書発行から入金消込、債権回収、信用リスク管理まで、幅広いAR業務の自動化を支援し、DSO(売上債権回転日数)の短縮やキャッシュフローの改善に重点を置いています。

提供形態 クラウドベースのソリューション
主な機能 ・AI活用自動クレジットスコアリング
・自動督促
・キャッシュアプリケーション自動化
主な連携サービス ERPシステム、銀行、
クレジットエージェンシー、CRMシステム
料金プラン 要お問い合わせ
無料トライアル 要お問い合わせ
特徴
  • AIによる入金と請求書の自動照合(キャッシュアプリケーション)を含む高度なARプロセスの自動化
  • 主要ERP、銀行、クレジットエージェンシー、CRM等との幅広いシステム連携
  • 突合せ自動化、入金消込、DSO分析、信用リスク管理、自動督促など包括的な債権管理機能

BlackLine Cash Application Software

出典:公式サイト

BlackLine Cash Application Softwareは、AIを活用して顧客からの支払いを請求書に迅速かつ正確に適用することに特化したソリューションです。企業の入金消込プロセスを効率化し、手作業や未適用現金の削減を目的としています。

提供形態 クラウド
主な機能 顧客支払い・請求書自動マッチング、
支払い予測、リアルタイムレポート作成
主な連携サービス SAP、Oracle、NetSuite、
MS Dynamicsなど主要ERPシステム
料金プラン 要お問い合わせ
無料トライアル 要お問い合わせ
特徴
  • AI活用による顧客支払いと請求書の自動マッチング・適用(入金消込)の効率化と精度向上
  • AIおよび機械学習による支払い予測(AR Payment Forecasting)を含む高度な分析機能
  • ISO 27001等の認証取得による強固なデータセキュリティと主要ERP連携

OBIC7会計情報ソリューション

出典:公式サイト

OBIC7会計情報ソリューションは、株式会社オービックが提供する、企業の会計業務を統合的に管理するためのソリューション群です。単体会計から連結会計までを網羅し、仕訳処理から財務諸表作成・決算報告まで一連の会計業務をサポートします。

提供形態 クラウドを中心とした提供
主な機能 管理会計システム、債務・支払管理システム、
経営分析システム、連結会計システム
主な連携サービス FB振込データ、『でんさいネット』、
旅費・経費ワークフローシステム
料金プラン 要お問い合わせ
無料トライアル 要お問い合わせ
特徴
  • FB振込データ連携も可能な「入金消込オプション」による日常の入金消込作業の省力化
  • 「管理会計システム」「経営分析システム」による多角的な会計情報分析と経営意思決定支援
  • 債権・債務管理を含む、単体から連結までの会計業務全体を統合管理する基盤の提供

延滞リスクを抑える AI督促と保証サービス一体ツール

請求管理ロボ

出典:公式サイト

請求管理ロボは、株式会社ROBOT PAYMENTが提供する請求・債権管理システムです。請求書の発行・送付から代金回収、入金消込、催促までの請求業務フロー全体を自動化することを目的としており、毎月の請求業務を約80%削減できるとされています。

提供形態 クラウドサービス
主な機能 請求書発行・送付自動化、入金管理・入金消込自動化、
未入金管理・入金催促自動化
主な連携サービス 会計ソフト、SFA/CRM
料金プラン 要お問い合わせ
無料トライアル 要お問い合わせ
特徴
  • 多様な決済手段に対応した入金消込と入金管理の自動化
  • 入金期日前後の自動催促メールによる未回収リスクの軽減と回収率向上
  • 会計ソフトやSFA/CRMとの連携による部門横断的な業務効率化

バクラク債権管理

出典:公式サイト

バクラク債権管理は、AIを活用して入金消込をはじめとする債権管理業務の効率化を目指すシステムです。請求、仕訳、督促といった債権管理に関わる一連のプロセスをなめらかに効率化することが期待できます。

提供形態 クラウドサービス
主な機能 自動照合・一括消込、手動照合、
売上仕訳作成、督促メール
主な連携サービス 会計ソフト、全国の金融機関、
バクラクシリーズ各種
料金プラン 要お問い合わせ
無料トライアル 要お問い合わせ
特徴
  • AIによる入金消込の自動化と債権管理業務全体の負担軽減
  • AIによる照合候補サジェストによるイレギュラー入金対応の効率化
  • 柔軟な督促メール送信機能による未回収リスク対応

マネーフォワードクラウド債権管理

出典:公式サイト

マネーフォワード クラウド債権管理は、入金消込および債権管理に特化したクラウドシステムです。複数の金融機関からの入金データを自動で取得し、AIを活用した自動照合機能で、利用するほど照合率が向上するとされています。

提供形態 クラウド
主な機能 ・入金データ自動取得
・AI/機械学習による請求・入金自動照合
・督促管理サポート
主な連携サービス マネーフォワード クラウド請求書、
マネーフォワード クラウド会計Plus、Salesforce
料金プラン 要お問い合わせ
無料トライアル 要お問い合わせ
特徴
  • 機械学習による高精度な入金自動照合と照合率の継続的向上
  • 複雑な入金パターン(合算・分割等)や多様な商習慣への自動照合対応
  • 滞留明細通知や状況照会を通じた督促管理サポート機能

オールインワン型プラットフォーム

SAP FSCM Collections & Dispute

出典:公式サイト

SAP社の「FSCM Collections & Dispute」は、SAP ERP/S4HANA上で動作する債権管理モジュールです。大企業向けに設計されており、売掛金の回収業務と未収金に関するクレーム対応を一体化して管理します。基幹の会計・販売システムとリアルタイムに連携できるため、入金状況の可視化や迅速な督促・問題解決につながります。

提供形態 オンプレミス(SAP S/4HANAアドオン)、
クラウド(SAP S/4HANA Cloud)
主な機能 債権回収、未収金クレーム管理、入金消込、
与信限度管理、債権残高レポート作成
主な連携サービス SAP財務会計モジュール(FI)・
販売管理(SD)との標準連携、銀行EBデータ取込
料金プラン 要問い合わせ
無料トライアル なし
特徴
  • 督促管理と与信チェックを統合した包括的な債権管理機能
  • 銀行データ連携による自動入金消込とリアルタイムのDSO分析
  • 電子インボイス(Peppol)送受信や電子帳簿保存法など法令対応機能を提供

Oracle Cloud Receivables

出典:公式サイト

Oracle Cloud Receivablesは、Oracle社のクラウドERPであるOracle Fusion Cloud ERPに含まれる債権管理モジュールです。請求書発行から入金処理、督促業務までをクラウド上で一元管理し、財務会計や他の業務モジュールとシームレスに統合できます。

提供形態 クラウド(SaaS、Oracle Fusion Cloud ERP)
主な機能 請求書作成・送付、入金処理、
債権残高管理、延滞督促、顧客与信管理
主な連携サービス Oracle Fusion Cloud内の会計・販売・購買モジュール、
銀行口座、決済ゲートウェイ
料金プラン 要問い合わせ
無料トライアル なし
特徴
  • 請求書発行から入金消込・滞留債権管理までを網羅する一貫した債権管理機能
  • 条件に基づく自動督促メール送信やクレジット限度管理などによる回収業務の効率化
  • Peppol電子インボイスや電子帳簿保存法など最新法令への対応(クラウド上でアップデート適用)

HUE AC FSCM

出典:公式サイト

HUE AC FSCMは、ワークスアプリケーションズ社の大企業向けERP「HUE ACシリーズ」に含まれる債権管理モジュールです。日本企業の複雑な商習慣や与信管理ニーズに対応する国産システムで、売掛金の回収から消込・与信枠管理まで一元的に管理できます。

提供形態 オンプレミス(自社サーバー導入)、
クラウドサービス(HUE ACシリーズとして提供)
主な機能 請求登録、入金消込、債権残高・入金予定管理、
督促状発行、与信枠・回収遅延管理
主な連携サービス 同シリーズの財務会計・販売管理モジュール、
銀行ファームバンキングデータ取込
料金プラン 要お問い合わせ
無料トライアル なし
特徴
  • 日本独自の請求条件や決済方法にも対応した柔軟な債権管理機能
  • 高精度AI-OCRによる請求書データ取り込み・消込自動化により回収業務を効率化
  • 法改正に対応した無償バージョンアップ(Peppol・電子帳簿保存法へのタイムリーな対応)

ProActive C4 債権管理

出典:公式サイト

ProActive C4 債権は、SCSK株式会社の統合基幹システム「ProActive C4」に含まれる債権管理機能です。「超寿命クラウドERP」を掲げ、長期にわたり安心して使える企業向けERPとして評価されています。請求依頼の登録から請求書発行、入金処理、消込、残高管理まで社内の債権情報を一元管理できます。

提供形態 クラウド(マルチテナント型 SaaS)、
オンプレミス(パッケージ導入)
主な機能 請求依頼登録・請求書発行、入金消込、
滞留債権管理、与信限度設定、督促状作成
主な連携サービス ProActive財務会計・販売管理モジュールとシームレス連携、
銀行の入出金データ取込
料金プラン 要お問い合わせ
無料トライアル なし
特徴
  • 請求から入金・消込までの債権情報を一元管理し、リアルタイムに債権残高を把握
  • 銀行FBデータ取込による自動消込機能(振込手数料差分や消費税差異も自動処理)で回収業務を効率化
  • 適格請求書の発行機能および電子インボイス(Peppol)連携、電子帳簿保存法にも対応

債権管理システム周りの最新トレンド

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電子インボイス(Peppol)急拡大 ─ JP-PINT 1.1 公表で対応必須化

デジタル庁は 2024 年 12 月に JP-PINT 1.1 を正式公開し、同ページを 2025 年 5 月に更新して「標準仕様」と位置づけました。Peppol準拠の電子インボイスはインボイス制度と電子帳簿保存法の双方と親和性が高く、国内ベンダーの多くがXML生成とAP接続を急ピッチで実装しています。

JP-PINT 1.1 はPeppol BIS Standard Invoice JP仕様と完全に対応し、国際取引や越境ECでも互換性を確保します。そのため債権管理ツール選定時には「Peppolアクセスポイント連携」「XML自動生成」「到達確認ログ保存」が必須のチェック項目になりました。

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AI督促・自動消込が”標準機能”化 ─ 請求管理ロボ等が延滞率-80%事例を公開

請求管理ロボは「請求業務を約80%削減」とうたう自動督促・自動消込機能を連続リリースし、合算入金にも完全対応しました。導入企業事例ではAIリマインドにより未収率が1%まで低下し、延滞債権が大幅に減少したと報告されています。

LayerXのバクラクもシリーズ累計で15,000社超*に採用され、99%超の継続率を公表しています。V-ONEクラウドやScalebaseなど中堅向けSaaSにも機械学習型照合が投入され、AI消込・AI督促は”差別化機能”から”前提機能”へ移行しました。

*出典:(バクラク債権管理, 「AIが自動で入金消込債権管理業務をラクに」,https://bakuraku.jp/ar-management/ )

よくある質問

Q:債権管理システムを導入する一番の目的は何ですか?

A:最大の狙いは売掛金回転日数(DSO)の短縮によるキャッシュフロー改善であり、督促・消込を自動化して入金サイクルを早めることが核心です。

Q:Excelや会計ソフトでの管理と比べて、具体的に何が改善されますか?

A:入金データの自動照合や督促メールの自動送信により転記ミスと手作業が大幅に減り、証跡ログが残ることで内部統制も強化されます。

Q:自社にはどの機能(発行・督促・消込・与信)が重要か分かりません。

A:請求量、延滞率、作業時間など現状を棚卸しし、最も負荷やリスクが大きい工程から優先して自動化機能を選ぶと投資対効果を得やすくなります。

Q:電子インボイス(Peppol)や電子帳簿保存法への対応は、今すぐ必要ですか?

A:Peppolは国際標準となりつつあり、電子帳簿保存法も完全施行済みのため、取引機会やコンプライアンスを守る観点から早期対応が推奨されます。

Q:導入費用はどのくらいかかりますか? また、導入期間は?

A:クラウド型は月額1〜3万円から、ERP連携型は初期費用+月額数十万円が目安で、導入期間はクラウドなら1〜3か月、ERP連携込みなら6か月超になることもあります。

Q:現在利用中の会計ソフトや基幹システム(ERP)と連携できますか?

A:主要クラウド型ツールはAPIやCSVで会計ソフト・ERPと連携コネクタを提供しており、導入前に対象バージョンと連携範囲を確認する必要があります。

Q:AIによる自動消込や督促の精度は信頼できますか?

A:近年は学習済みモデルと利用者の修正履歴を併用する設計が主流で、高い照合率を実現していますが、イレギュラー入金の最終確認には人手が必要です。

Q:中小企業ですが、導入できるシステムはありますか?

A:バクラク債権管理やV-ONEクラウドなど月額1万円前後のサービスが複数あり、ユーザー数が少ない企業でも手軽に試せる無料トライアルが用意されています。

Q:債権保証が付いているツールとは、どのようなメリットがありますか?

A:取引先倒産や長期延滞時に保証会社が売掛金を補填してくれるため、貸倒損失を抑えつつ安心して新規取引を拡大できます。

Q:システム導入後のサポート体制は重要ですか?

A:法改正対応や障害時の迅速な支援が運用継続の鍵になるため、24時間監視・アップデート保証・専用窓口などサポート内容を必ず比較検討しましょう。

まとめ

債権管理システムは単なる経理部門向けのツールではなく、企業全体のキャッシュフロー戦略を左右する“金融インフラ”へと進化しています。Peppol対応やAI自動消込といった潮流は、もはや一部の先進企業だけの話ではなく、法規制と実務効率の双方から「導入必須」の領域にまで到達しました。

本記事で比較した各製品は、機能面の充実度はもちろん、サポート体制やアップデート方針にも大きな差があります。導入コストだけに目を奪われず、自社の売掛金回収フローと法制度対応のマスト要件を洗い出し、「運用負荷をどこまで減らせるか」「キャッシュフロー改善に直結するか」を軸に選ぶことが肝要です。

債権管理は”守り”の業務と思われがちですが、最適なツール導入は「DSO短縮 → 資金余力の創出 → 成長投資の加速」という”攻め”の好循環を生む起点になります。この記事を参考に、自社に最適なプラットフォームを見極め、次の一歩を踏み出してみてください。

CO2排出量取引、企業に参加義務=改正GX推進法が成立

 二酸化炭素(CO2)排出量が10万トン以上の企業に排出量取引制度への参加を義務付ける改正グリーントランスフォーメーション(GX)推進法が、28日の参院本会議で可決、成立した。鉄鋼や電力業界など排出量の多い300~400社が対象となる見込みで、産業部門の脱炭素促進につなげる。

 排出量取引制度は2026年度に運用を開始する。政府が企業ごとに排出枠を無償で割り当て、CO2排出量が枠を超過した企業は、超えた分の枠を市場で調達するよう求める。余った企業は排出枠の売却や繰り越しが可能。超過分を調達しなかった場合は、取引価格の上限に1割増しの負担金を支払う。 (了)
(記事提供元=時事通信社)
(2025/05/28-12:29)

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