若者がドン引き…“おじさんLINE”事例集 絵文字多用、自分語り、「○○ちゃん」

送ってない? 引かれる「おじさんLINE」「おばさんLINE」の特徴とは

「店長からこんなメッセージもらってしまって……。キモいって言ったらまずいですか」

 ある女子大生は、困った様子でバイト先の店長から送られてきたLINEを示してくれた。

「みんなから聞いていたけど、本当に“おじさんLINE”ってあるんですね。正直、引きました」

“おじさんLINE”とは、どのようなものかご存知だろうか。若者と親しくなろうとして、勘違いしたメッセージを送ると引かれてしまうことになる。おじさんLINEのおばさん版、“おばさんLINE”についてもあわせてご紹介したい。自分のメッセージがおじさんLINE、おばさんLINEになっていないか、改めて確認してみてほしい。

絵文字、顔文字多めは「ガラケー世代に見える」

 おじさんにありがちなのが、絵文字や顔文字が多いという特徴だ。例文を見るとわかる通り、全体に「!」「?」を絵文字にするなど、文章中の絵文字が多くなっている。また、「(^_^;)(T_T)(*´ω`*)」などの顔文字が多いのも特徴的だ。

 おじさん世代としては、絵文字や顔文字を使って楽しい雰囲気のメッセージにしたいとか、若者に合わせた文章にしたというところだろう。しかし、受け取った側の若者たちはそのようには感じないようだ。実際は、若者世代は絵文字も顔文字もLINEでは使わないことが多い。

「(絵文字や顔文字は)ガラケー世代に見える。あと、文章が長すぎ」。

 若者世代はLINEをチャットのように短文でスピーディなやり取りする。「やば」「マジ」など、単語で送ることも多い。それゆえ、そもそも文章は長くならず、絵文字や顔文字を使うこともないのだ。

 文章が長すぎるのは、「画面が黒い」と感じるという。ガラケーの時代は、「絵文字を使ってないと画面が黒くて、『怒ってる?』と感じる」と言われていたが、LINEではそうではないのだ。「句読点多め」も同様に、おじさんぽさを感じる部分のようだ。

相手との距離感を間違えないこと

「自分語りが多い」のもおじさんLINEの特徴だ。日記のような文章を一方的に送りつけてくるという例も少なくない。興味がない情報を一方的に送りつけられては、困るのも無理はないかもしれない。

 シモネタを送りつけて、「ナンチャッテ」「(笑)」などでごまかす例もある。「もうおじさんだから翌朝キツイよ」などとおじさんアピールしてくる例も聞いているが、「否定してほしいのかなと思って困ってしまう」という。

 送信する時間帯も重要で、夜中や休日などのプライベートな時間帯に送るのは基本的にNGと考えたほうがいいだろう。平日、日中に送るように心がけるのが賢明だ。

「○○ちゃん」「○○チャン」という呼び方も、馴れ馴れしすぎて引かれてしまいやすいポイントだ。なかでも一番嫌がられているのが、「二人で飲みに行こう」などの下心が透けるお誘いだ。相手との距離感を間違えているため、引かれてしまうというわけだ。

「おじさんLINE」だけでなく「おばさんLINE」にも注意

 女子高生を対象としたテスティーの調査(2017年8月)によると、「おじさんLINEごっこ」を知っているという回答は26.1%だった。ご飯や遊びの約束をする時に、おじさんになりきった文章でやり取りする遊びが流行した。

現役JKのぞき見企画【Vol.1】「おじさんLINEごっこ」の実態調査

 

 それがおじさんLINEの特徴をよくとられていたため話題となり、最近ではよく番組や雑誌で取り上げられるようになった。全体にこれまでご紹介した通り、間違った若ぶり方をしたり、下心が透けたり、相手との距離感を間違って送ることで引かれてしまうので、注意してほしい。

 最近は、「おばさんLINE」の例も聞く。ある若い男性社員がパートの女性に連絡がありLINEをした時に、やはり引くようなメッセージをもらったそうだ。おばさんでも若い男性に対して馴れ馴れしすぎたり、下心が透けて見えるメッセージを送ると、やはり引かれてしまうことになる。性別に関係なく、上司から異性の部下にメッセージを送る際などには、やはり注意が必要だろう。

 また、そもそもLINEはプライベートなツールなので、相手にLINEで連絡してもいいかどうか確認した上で利用するべきだ。送る場合も、「友だち」や「彼女」「彼氏」などではないので、要件のみなどシンプルでわかりやすい内容で送るほうがスマートで、今後の人間関係にもプラスに働くのではないだろうか。

(文=高橋暁子/ITジャーナリスト・成蹊大学客員教授)

●高橋暁子/ITジャーナリスト・成蹊大学客員教授

書籍、雑誌、Webメディアなどの記 事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。 SNSなどのウェブサービスや、情報リテラシー教育などが専門。元小学校教員。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎) など著作多数。NHK『あさイチ』『クローズアップ現代+』などメディア出演多数。令和 三年度教育出版中学国語教科書にコラム掲載中。

高橋暁子公式サイト

『ドラゴン桜』平手友梨奈の圧倒的存在感とは…TBS福澤監督が魅せる『半沢直樹』的快楽

 どうも、“X”という小さな芸能プロダクションでタレントのマネージャーをしている芸能吉之助と申します。

 今期の連続ドラマは豊作ですね。

 松重豊さん、國村隼さん、渡辺いっけいさん、古舘寛治さんという“人気おじさん俳優”が勢ぞろいしている松坂桃李くん主演のドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK総合)、『コンフィデンスマンJP』を手がけた田中亮さんが演出を担当している『イチケイのカラス』(フジテレビ系)、 今年3月に20年間所属していた事務所「パパドゥ」から退所した永山瑛太くんが独立してから初のドラマ出演となる『リコカツ』(TBS系)などなど、おもしろい作品が目白押しです。

 なかでも注目度が高いのが、『ドラゴン桜』(TBS系)。2005年に放送された前作には、当時まだブレイク前だった長澤まさみさんや新垣結衣さん、山下智久さんなどが出演しており、今作にも引き続き登場するのではと放送前から話題になっていましたが、続投は長澤まさみさんのみ。しかし第1話で、前作に生徒役で出演していた紗栄子さんがサプライズ出演し、視聴者は大いにわいていましたね。平均視聴率も、第1話から5話まで12~14%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という高水準をキープしており、絶好調です。

『ドラゴン桜』は『半沢直樹』のTBS福澤氏、脚本には元芸人のオークラ、そして圧倒的存在感の平手友梨奈

『ドラゴン桜』は、制作費が抑え気味になっている昨今のドラマ業界においてはかなり大がかりなセットを使い、さらにキャストによる番宣のためのバラエティ出演も他のドラマよりもかなりの本数をこなしています。しかも、『半沢直樹』(2013年、2020年)を手がけたTBSの福澤克雄さんがチーフ演出を担当しており、脚本チームには元芸人でおぎやはぎやバナナマンのラジオなどを担当している構成作家のオークラさんもいるというのがまたおもしろいところ。オークラさんはバカリズムさんが脚本を手がけたドラマ『素敵な選TAXI』(フジテレビ系)や『黒い十人の女』(読売テレビ)に脚本補助として参加しており、今後は一時のおちまさとさんや鈴木おさむさんのような売れっ子脚本家になっていきそうな気配がありますね。

 こうした力の入れようから、「何がなんでも絶対にヒットさせたい」というTBSの意気込みが伝わってくる『ドラゴン桜』ですが、より注目を集めるために、長澤まさみさんと紗栄子さん以外の前作のキャスト陣にも当然オファーしたのだと思います。けど、山下智久くんは昨年ジャニーズ事務所を辞めたばかりということもあって、難しいでしょう。

 ただ、新垣結衣さんは、彼女の代表作である『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の演出を務めた石井康晴さんが今回の演出チームにいることもあって、なんらかの形でサプライズ出演するという可能性もあるかもしれません。とかいっているうちに星野源さんとのご結婚を発表されたので(おめでとうございます!)、やはりそれはないかな……(笑)。

 前作キャストの出演もさることながら、若手のキャスティングにこだわっているところも『ドラゴン桜』の見どころでしょう。生徒役のKing & Prince・髙橋海人くん、元欅坂46の平手友梨奈さん、元“こども店長”で研音の加藤清史郎くん、レプロエンタテインメントの南沙良さん、フォスターの鈴鹿央士くん、アミューズの細田佳央太くん、テンカラットの志田彩良さんと、各事務所のイチオシの若手がラインナップされていますが、なかでも平手友梨奈さんの圧倒的な存在感が目立っていますね。

 平手さんはお芝居が上手い・下手というよりも、独特の存在感だけで作品全体を引っ張っていくことができる貴重な存在。彼女は欅坂46のアイドル時代、『夏の全国アリーナツアー2018』の幕張メッセ公演で、「ガラスを割れ!」という曲のパフォーマンス中に花道に飛び出して気迫に満ちたダンスやヘッドバンギングを披露し、その後ステージから落下……という“事件”がファンの間では伝説化しているそうですが、演技においても全身全霊で魂をぶつけてくるタイプなのでしょう。ある意味では映画向きの演技ともいえますが、それがドラマで観られるのは貴重ですね。

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松たか子主演『大豆田とわ子と三人の元夫』、岡田将生、角田晃広、松田龍平がラップするクリエイティビティ

 そうそう、松たか子さん主演の『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)もすごくいいドラマなんですよ。このドラマのプロデューサーの佐野亜裕美さんは、TBSから関西テレビに移ったという異色の経歴の持ち主で、脚本担当の坂本裕二さんとは2017年の松たか子さんの主演ドラマ『カルテット』(TBS系)でもタッグを組んでいるんです。

『カルテット』もそうでしたが、『大豆田とわ子と三人の元夫』でも、佐野さんと坂本さんコンビによるマニアックな脚本と、CM出身の中江和仁さんのセンスのよい演出が密かに話題になっています。例えば、ドラマの主題歌は松たか子さんがメインボーカル、ヒップホップ界で著名なプロデューサー・STUTSさんがトラック制作とプロデュースを担い、松さん演じるとわ子の3人の元夫役の岡田将生さん、角田晃広さん、松田龍平さんがラップを披露するんですが、加えて放送回ごとにゲストのラッパーを迎えており、毎回主題歌が変わる……というなんとも斬新かつオシャレな試み。

 これは、プロデューサーの佐野さんが、古巣であるTBSで『水曜日のダウンタウン』などを担当しているディレクター・藤井健太郎さんに相談した結果、もともとヒップホップ界隈に幅広い人脈を持っている藤井さんが主題歌全体のプロデュースを手がけるという形になったためだとか。テレビ局の枠を飛び越えておもしろいものを作ろうというクリエイティブ精神に賛同したキャスティングといえるでしょう。ただ、マニアックな路線を攻めすぎたせいか、第5話までの平均視聴率は5~7%台。作り手のこだわりが感じられるおもしろい作品ですが、一般ウケするかどうかはまた別の話なんですよね……。

『おちょやん』が奮わなかった要因は、“イケメンロス”が足りなかったからではないか

 5月14日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『おちょやん』も平均視聴率17.4%と、20%台も珍しくない朝ドラとしては数字が奮わなかったと指摘されています。とはいえ、ヒロイン・千代役の杉咲花さんの演技は本当に素晴らしかった! 関西弁も完璧だし、元夫役の成田凌くんほか同作に出演していたほかの役者さんと比べても、ちょっとなんかもうひとり図抜けた上手さでしたね。NHK朝ドラの主役があそこまで上手いなんて、逆にレアなことというか……(笑)。

 しかし彼女の演技がこれほど完璧で、しかも随所に“泣かせどころ”のある感動的なストーリーだったにもかかわらず、数字はついてこなかった。これはなぜなのか……。

 私の考えるその“解”、それは「ロスがなかったから」というものです。

 朝ドラは週5回の放送で、なおかつ放送期間が半年という長丁場のドラマですから、ヒロインが新しいキャラクターとの出会いや別れを経験する……という流れを何度か繰り返していきますよね。その繰り返しのなかでヒロインが人生経験を重ね、そして成長していく……というのが、朝ドラの基本的なパターンなわけです。

 バリエーションはありつつも、そういうある意味単調である程度先の読めるストーリー展開の朝ドラにとって大事なことといえば、これはやはり「ロス」。ヒロインと一時期は濃密な関係(それは別に恋愛関係でなくても、友情関係でも反目し合う関係でもなんでもよいのですが)を築き、視聴者にとって大切な存在となった登場人物が、ストーリーの都合上、いなくなってしまう。それは別れかもしれないし、単純に主人公のいる場所が変わっただけのことかもしれないし、あるいは死かもしれません。

 そうするとそのとき、視聴者の心にぽっかり穴があいてしまったような感覚が生じ、「さみしい!」という絶望的な感情と「また会いたい」という渇望の気持ちがわく。これがロスであり、視聴者に対してこの“ロス状態”を上手に作ってあげることが、朝ドラを最後まで飽きさせないための重要なポイントになってくるんです。

 例えば、2015年の『あさが来た』ではディーン・フジオカさん、2017年の『ひよっこ』では竹内涼真さん、2019年の『スカーレット』では松下洸平さんが脇役として登場し、出演回の終了後にはSNSを中心に「おディーンさまロス」などの“ロスバズリ”現象が起こっていましたよね。

 しかし『おちょやん』ではどうだったでしょうか。確かに泣かせるストーリーではありましたが、わかりやすい「〇〇ロス」といったようなシーンは少なかったように思います。あるいは、ロス現象を巻き起こすほどの“愛されキャラ”がいなかったといういい方も可能かもしれません。まああえていえば、トータス松本さんが演じていた千代の父親・テルヲでしょうかね……。

 確かにテルヲが留置場で亡くなるというシーンは、千代とのこれまでの関係性もあって、非常に悲しくせつないものでした。しかしテルヲは、幼少時の千代を売っぱらったり、大人になった千代が必死に働いてためたお金を使い込んだりするという最低の父親でした。それでは視聴者も、ちょっとロスの感情が生まれるほどの感情移入はできないですよね。(笑)。

 朝ドラを盛り上げるためにはやはり、この枠のメイン視聴者層といわれている50~60代の女性をわかりやすくぐっと惹きつけるようなイケメンキャラという存在、そしてそのイケメンの“ロス現象”は、必須なのかもしれませんね。

(構成=田口るい)

●芸能吉之助(げいのう・きちのすけ)
弱小芸能プロダクション“X”の代表を務める、30代後半の芸能マネージャー。趣味は食べ歩きで、出没エリアは四谷・荒木町。座右の銘は「転がる石には苔が生えぬ」。

痛々しいのにハマる人続出?過去の“黒歴史”を思い出しそうな「厨二病」全開の商品3選!

 ネットスラングの中でも有名な言葉である「厨二病(中二病)」。思春期の頃、思い出すと恥ずかしくなるような行動をした人は少なくないと思います。そこで今回は、“厨二病”にスポットを当てたおもしろ商品を3つご紹介。“厨二病感満載”の商品を見て過去の“黒歴史”を思い出しても、責任は負いません。

かわいくてイタい“厨二猫”!?

 はじめに注目する厨二病商品は、今年4月にバンダイから発売された「厨二猫~ちゅうにびょう~」(300円)です。同商品は、直立した猫のフィギュアと“厨二病フレーズ”がついてくるカプセルトイ。

 バンダイの公式サイトには、「中学二年生にありがちな妄想と思い込みの世界に生きる猫達」「暗黒のマイワールドに浸りきった彼らの生き様を立体化した愛と青春のフィギュアコレクション」という説明が記載されています。

 フィギュアのバリエーションは、“包帯をつけた猫”や“黒マントを羽織る猫”など全6種類を用意。中でも気になるのは猫のセリフですが、たとえば「私を本気にさせてしまったようだな」「鎮まれ…俺の右手…」「それは残像だ」といったフレーズが。

“厨二心”をくすぐられた人は多く、「かなり痛いセリフだけど、なぜか親しみを感じる」「全種類コンプリートしたくて仕方ない」というコメントが相次いでいました。

 同商品には台座がついているため、好きな場所に飾ることも可能。「厨二猫」のかわいくて痛々しい世界観を満喫したい人は、ぜひゲットしてみてください。

“厨二感全開”の本格ラーメン

 鹿児島県の製麺会社「イシマル食品」は、昨年に新ブランド「厨二病ラーメン」を設立。同ブランドからは「豚骨のテーゼ味(黒豚とんこつラーメン)」や「魔法陣味(まぐろラーメン)」「不死鳥味(黒さつま鶏ラーメン)」(各3食セット999円)というネーミングの袋麺が発売されています。

 名前を見ればわかる通り、「厨二病ラーメン」の特徴は味や成分表示の説明を“厨二っぽく”しているところ。たとえば「不死鳥味」のパッケージ裏面には、「おいしい救世主(めしあ)がり方」「450mlの聖水をロンギヌスの鍋で沸騰させ、生贄を捧げ、3分の刻を待て」と“厨二感全開”の説明文が。

 成分表示にも“チャクラ 426kcal”“パトス 9.1g”と書いてあり、一見すると何の成分なのかわかりません。しかし「正しい情報もないと困る」という声を考慮して、“日本語訳”も同封されているのでご安心を。

 おふざけが過ぎたパッケージですが、中身は「まぐろラーメン」や「とんこつラーメン」といった本格的な鹿児島ラーメン。実際に食べた人からは「おもしろ系のラーメンだから侮っていたけど、まぐろラーメンがめちゃくちゃウマい……」「本格味で感動」など、好評の声が多数上がっていました。

架空料理を再現できる「中二病ごはん」

 最後に紹介するのは、ヴィレッジヴァンガードなどで販売中のレシピ本「中二病ごはん」(黒の錬金術学会)。550円で購入できる同書は、「中世騎士が食べていた糧食」「SFめし」「オカルト風スイーツ」といった“中二病”な料理レシピを集めた1冊です。

 具体的なレシピを見ていくと、冒険に欠かせない「干し肉」や恋愛成就に役立つ「イモリの黒焼き」、世界最古のお酒「蜂蜜酒」などのメニューを掲載。写真つきでわかりやすく解説しているため、“中二病ごはん初心者”でも気軽に真似できると思います。

 ヴィレッジヴァンガードの通販サイトでは、“料理の中二病レベルが上がること間違いなし”と紹介されている同書。購入者からは「好奇心をくすぐられて即購入。出てくる料理がRPGにありそうなものばかりで、見ているだけでも楽しい」「オカルト好きにはたまらない1冊。料理は苦手だけど、これなら喜んでつくる(笑)」などの声が寄せられていました。

 毎日の食事がマンネリ化したときは、「中二病ごはん」の出番かもしれませんね。

(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

大阪維新府議の「感染、即入院」問題がテレビではじめて吉村知事に質問されるも、吉村は姑息なスリカエ回答

 昨日28日、緊急事態宣言の来月20日までの延長が決まった大阪府。新規感染者数は減少傾向にあるが、いまだまったく予断が許されない状態にあり、実際、5月26日時点でも入院率は16%。昨日に発表された自宅療養者は4863人、入院等調整中が2083人で、いまだ7000人近い患者が...

パチンコ「10Rが50%×高継続」「伝説の名作」など大物タイトル続々…話題の大手メーカー支援活動にも尽力

 ファン待望のパチンコ化。『花の慶次』シリーズでお馴染みのニューギンは、最新パチンコ『Pビビッドレッドオペレーション』の6月導入を控えている。

 ライトミドル×王道V確ST×遊タイムの「VIVID SPEC」と銘打たれた当機は、大当り確率219.91分の1。初当りでの7図柄揃い、或いは通常図柄大当り中での変身成功で「ビビオペRUSH HYPER」へ突入し、図柄大当り中の変身失敗で移行する時短100回「ビビオペCHANCE」を含めた確変突入率は約69%となる。

 ビビオペRUSH HYPERはST130回で、RUSH継続率は約75%。ここでの大当りは50%で10R、約1,400個の「ハイパービビッドボーナス」に振り分けられることから、ヒキが伴えば瞬時に大量出玉を獲得できる。

 遊タイムへは低確率(低確率時短含む)599回消化で到達。以降は時短800回が付与され、遊タイム突入後は約97.4%で大当りへと結び付く。

 また、先日はかねてより噂されていたビッグコンテンツを発表。35年愛された伝説的シリーズとのタイアップ機『Pあぶない刑事』の特設サイトを公開し話題だ。

 早くも世間を賑わせている中、同社は違った分野でも大きな注目を集めている。同社の特設サイト「ほほえみサポートプロジェクトsince2011~」が新規コンテンツを追加したのである。

 同サイトは東日本大震災を機に被災地の支援活動を続ける同社が、震災から10年が経過した2021年3月11日に、東北の現状を伝え、これからを応援するプロジェクトとして開設。同社が被災地の方々と歩んだ10年間のCSR活動を紹介すると共に、その活動に携わった関係者のインタビュー動画や記事も掲載している。

 今回は、オンラインで体感できる「震災の記録・教訓」として「震災知識スポット探訪」、東北人イチオシの「東北の見どころ・食べ処」などを掲載。現状を知ってもらうべく「データで掴む東北の復興状況」もアップした。

 また、福島県復興支援イベント「福魂祭」実行委員長の西條勝昭氏、同委員会「おんがくの杜」の橋本妙子氏のインタビューも公開。これまでの活動や、新プロジェクトへの熱い想いなどを聞くことができる。

 東北を中心に12都道府県で2万人以上の死者を出した東日本大震災。未曽有の災害を風化させないためにも、是非ともチェックしていただきたいものである。

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JRA「低迷」ロードカナロアに反撃の狼煙!? 種付け料2000万→1500万も、3歳世代重賞初制覇で日本ダービー(G1)アドマイヤハダル&タイムトゥヘヴンを後押しか

 29日、中京競馬場で行われた葵S(重賞)は、13番人気の伏兵レイハリア(牝3歳、美浦・田島俊明厩舎)が道中2番手から直線力強く抜け出し、ヨカヨカの追撃をハナ差しのぎきった。

 鞍上を務めた3年目の亀田温心騎手は重賞5度目の騎乗でうれしい初勝利。これにはSNSを中心に、「ハート様、重賞初優勝おめ!」、「ハート様おめでとうございます!」など亀田騎手に対して祝福の声が相次いだ。

 レイハリアは、これで3月の未勝利戦から3連勝。「平成最強の短距離王」とも呼ばれた父ロードカナロアが最も得意とした1200mで重賞初挑戦初制覇を飾った。

 この1勝は種牡馬ロードカナロアにとっても、非常に意義のある勝利となりそうだ。ロードカナロアは、これまで初年度産駒からアーモンドアイ、2年目産駒からはサートゥルナーリアというクラシックウイナーを輩出。今年もダノンスマッシュが高松宮記念(G1)を勝ち、ケイデンスコールがマイラーズC(G2)を勝つなど1~2年目産駒だけで重賞ウイナーは15頭を数え、合計39勝を挙げている。

 ところが3年目産駒の現4歳世代は、重賞レースに延べ35頭が出走するも、「0-2-0-33」とサッパリ。さらに、4年目産駒の現3歳世代もレイハリアが葵Sを制するまで延べ20頭が出走し、「0-3-1-16」と重賞の厚い壁に阻まれてきた。

「ロードカナロアは、アーモンドアイとサートゥルナーリアという2頭以外にもダノンスマッシュやステルヴィオなど多くの活躍馬を出し、一時は『ポスト・ディープインパクト間違いなし』とまで言われました。

ところが繁殖牝馬の質が下がると言われる3年目産駒は、ご存じのように大苦戦。4年目産駒もなかなかタイトルを獲れず、そうこうしているうちにエピファネイアやモーリスが台頭。2020年度には2000万円に達した種付け料も、21年度は1500万円に下がってしまいました。そんななか、格付けなしの重賞とはいえレイハリアが勝ったことは、ロードカナロアの今後を占う上で小さくはない出来事だと思います」(競馬誌ライター)

 アーモンドアイを中心に怒涛の勢いで重賞を勝ちまくったロードカナロアの1~2年目産駒。自身も現役時代は勢いに乗ると連勝するタイプだっただけに、3~4世代目の今後の走りにも注目が集まる。

 30日に行われる日本ダービー(G1)には、ロードカナロア産駒が2頭出走。オークス(G1)で久々のG1タイトルを獲ったM.デムーロ騎手騎乗のアドマイヤハダル(牡3歳、栗東・大久保龍志厩舎)と、キストゥヘヴンを母に持つ良血タイムトゥヘヴン(牡3歳、美浦・戸田博文厩舎)は、どちらも2桁人気が濃厚で、ノーマークの存在だ。それでも2頭とも2000mで勝ち鞍がある。

 レイハリアの激走を発端に、ロードカナロア産駒は反撃の狼煙を上げることはできるだろうか。(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

JRA 新人・松本大輝「油断騎乗」で騎乗停止。デビュー3カ月115戦2勝で新人王争いからほぼ脱落……早くも砕け散った「一鞍一鞍大切に」の目標

 29日、中京競馬場で行われた5R・3歳未勝利は、8番人気のオータムヒロイン(牝3歳、栗東・鮫島一歩厩舎)が勝利。奥手のスクリーンヒーロー産駒が前走から距離を伸ばして、しっかりと長所を発揮した。

「枠が良かったですし、コース替わりで道中はなるべくインを意識しました。ロスなく上手く運べました」

 レース後、鞍上の鮫島克駿騎手がそう振り返った通り、2枠2番からスタートしたオータムヒロインは、後方でしっかり脚を溜めると、最後の直線で馬場の真ん中に持ち出されると真一文字に突き抜けた。重馬場だった前走は16着に大敗したが「良馬場で力を発揮してくれた」との言葉通り、良馬場になって本来の力を発揮した格好だ。

 一方、後味の悪い競馬になってしまったのが、2番人気で3着に敗れたテーオーソロスと松本大輝騎手だ。

 スタートを決めたテーオーソロスは、ハナを主張したマコトオテギネを行かせる形での2番手からの競馬。逃げ馬を交して早め先頭に躍り出た最後の直線では、最後まで粘りに粘ったが3着に敗れてしまった。

 ただ結果こそ2番人気3着とまずまずだったが、問題となったのはゴール寸前の松本騎手の姿勢だ。

「早めに抜け出したテーオーソロスはよく粘っていたんですが、ゴール前で勝ったオータムヒロインに差されてしまった際、落胆したのか、鞍上の松本騎手が追うのを止めてしまいました。ですが、その直後にハーツオブシャカにもかわされての3着。JRAは『明確に着順に影響があったとは認められない』と発表していますが、連単系の馬券を買っていたファンは納得できないでしょうね。

JRAの見解が優先されることは確かですが、2着馬とはクビ差だっただけに、松本騎手が最後まで追っていれば結果が変わった可能性を完全には否定できません」(競馬記者)

 JRAの公式HPに掲載された「裁決レポート」によると「この騎乗ぶりは、明確に着順に影響があったとは認められないものの、騎手としての注意義務を怠ったもの」として、松本騎手に開催2日間の騎乗停止処分が下されるという、何とも微妙な判定……。

 記者が話す通り、テーオーソロスを応援していたファンの多くは納得できないだろうし、さらに松本騎手が今年3月にデビューしたばかりの新人騎手ということも、バツの悪さに拍車を掛けているようだ。

「ここまですでに10勝を挙げている永野猛蔵騎手・小沢大仁騎手を筆頭に、デビュー当初から話題を集めた古川奈穂・永島まなみの女性騎手コンビなど、今年の新人騎手は粒ぞろいと評判ですが、176cmという長身の松本騎手はこれまで115戦2勝と、同期にやや後れを取っている印象があります。

最後に勝ったのが先月の25日で、この日まで約1カ月間勝利なし。40連敗以上を重ねている中での惜しい競馬に、思わず気持ちが切れてしまったのかもしれません。ただ、通算2勝のうちの1勝は単勝187.6倍で挙げたもの。穴党からは、早くも熱い視線を送られている新人だけに、この失敗を糧に頑張ってほしいですね」(別の記者)

「手足の長さを生かし、一鞍一鞍大切に騎乗して良いパフォーマンスができる騎手になりたい」

 JRAの公式HPで、そう抱負を語っている松本騎手。騎乗停止となった今回を猛省し、自身が掲げる「一鞍一鞍大切に騎乗するジョッキー」を目指してもらいたい。(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

パチスロ新台『ジャグラー』に続く快進撃も期待!「差枚数管理」が「ゲーム数管理」に変化…「チート級」出玉にファン熱視線!!

 ついに、その詳細が明かされた。『ジャグラー』シリーズでお馴染みの北電子はこのほど、最新タイトル『ノーゲーム・ノーライフ THE SLOT』の製品サイトを公開した。

 全世界でシリーズ累計発行部数580万部超を誇るライトノベルを原作としたメディアミックス作品とのタイアップマシンである本機は、1G純増約2.5枚のAT機能が出玉増加の肝。通常時はチャンス役成立時orスコアカウンター「1,000」到達時に「ストラテジーゲーム」突入抽選が行われ、「空白ステージ」や「秘密の部屋」への移行は大チャンスを迎える。

 ストラテジーゲームは「国王選定戦」と「WHEEL OF FORTUNE」の2部構成で、押し順ベル8回で終了する前半パートは全役で優勢メーターアップ抽選。この優勢メーターが上がるほどWHEEL OF FORTUNEが有利になるようで、最終ゲームは王座奪還演出が発生する。

 WHEEL OF FORTUNEはCZorAT突入をかけたジャッジメントで、プレイヤー自ら「安定」と「波乱」の選択が可能。安定ならばCZ以上の当選が濃厚となる一方、波乱選択時はハズレの可能性があるものの、当選時は上乗せ特化ゾーン「十の盟約」+ATが約束されるようだ。

 チャンスゾーンは「具象化しりとり」と「最後のピース」の2種類で、期待度約30%の具象化しりとりは自力突破型。期待度約60%の最後のピースは1ゲーム完結のフリーズジャッジで、失敗してもチャンス役が停止すればチャンスのようだ。

 首尾よくATを射止めたら、まずは特化ゾーンで基礎枚数を決定。特化ゾーンは「キングズギャンビット」と「十の盟約」の2種類で、キングズギャンビットは「図柄揃い(基礎枚数)」×「保留玉(継続率)」で上乗せ枚数を獲得できる。

 一方、十の盟約は10G継続で、ベル入賞で「10枚」「20枚」「30枚」「50枚」「100枚」のいずれかを加算。チャンス役成立はさらなる上乗せに期待でき、1Gで最大300枚獲得の可能性がある。

 特化ゾーン終了後はAT「ラブ・オア・ラベッド2」がスタートし、消化中はチャンス役成立でピース獲得→キングズギャンビット突入を目指すのが基本的な流れ。直乗せ当選時は3桁上乗せ濃厚で、押し順チャレンジ「クリティカルチャンス」成功によるキングズギャンビット突入パターンもある。

 また、ピース高確率状態である18Gの「エピソード」を完走すると「ENDING」に突入する模様。その後は貯めた「ラストしれん」の数だけ「HIDDEN JUDGE」に挑戦し、これに成功すれば「HIDDEN EPSODE」へ発展するようだ。

 このほか、本機は通常時に突如として訪れる最強のプレミアムモード「バグモード」も搭載。通常ゲーム中に「リールガックン」「ノイズ」「ズーム」などの違和感演出が発生したらバグモード前兆で、突入後は差枚数管理のATがそのままゲーム数管理に変化(50枚→50G)→出玉性能は2.5倍まで跳ね上がるとのことだ。

 導入は6月14日を予定している。

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JRA 日本ダービー(G1)多井隆晴「◎」エフフォーリアも、涙の「ドゥラメンテ愛」崩壊!?『ウマ娘』ドハマり中の最強Mリーガーが出した結論とは

 いよいよ発走が迫った競馬の祭典・日本ダービー(G1)の開催に伴い、GJにあの最強Mリーガー多井隆晴が帰ってきた。

 麻雀界に革命を起こしたMリーグのトッププレイヤーとしてはもちろん、最近ではユーチューバーとしても人気を集めるなど、今なお進化を続けている多井。

「もし麻雀星人が地球侵略を開始したら、地球人代表として戦う男」とさえ言われる最速最強の勝負勘は、競馬予想でも冴えわたるのか――。

 あの「穴馬」を本命に意気揚々と“大物手”を作りに行った多井だったが、そこには思いもよらぬ展開が待っていた。


――ご無沙汰しております!

渋谷ABEMAS多井隆晴選手(以下、多井):お久しぶりです。最近の僕の競馬熱は、かなり熱くなってますよ!

――やはりウマ娘『ウマ娘 プリティーダービー(Cygames)』の影響ですか?

多井:面白過ぎませんか、あのゲーム! 僕みたいなトウカイテイオー、メジロマックイーン、スペシャルウィークとか昔の馬が好きな人には堪らないゲームですよね。

――実は、恥ずかしながら私も楽しませてもらっています(笑)。Mリーグ・渋谷ABEMASの多井さんからすればCygamesのゲームですし、ますますやる気になるんじゃないですか?

多井:僕のYouTube(たかちゃんねる)でもバンバンやってますし、堂々とゲームできるのは何よりですね(笑)。そのおかげでリアルの競馬の方にも火がついて、出演依頼をもらってからずっと予想してました!

――ありがとうございます! では、さっそくそんな多井さんの本命「◎」は?

多井:「◎」はタイトルホルダーです!

――おおっ、穴っぽいところから入りましたね。

多井:実は僕、お父さんのドゥラメンテが大好きで、この馬が代表産駒じゃないですか。ドゥラメンテが種牡馬で成功できるかは、今のところこのタイトルホルダーに懸かってるんですよ。皐月賞(G1)でも応援してたんですけど、今回はやり返してほしいなと。

――皐月賞は8番人気の低評価でしたが、逃げて2着に粘りました。

多井:そこがいいんですよ。走っても走っても人気しないタイプで、今回もノーマークで逃げられそうなメンバーなんですよね。

――他にこれといった逃げ馬といえば、バスラットレオンくらいですね。

多井:でもバスラットレオンは戦績的にマイラーですよね? 仮に逃げても「どこまで粘れるの?」っていうのがありますし、そうなればタイトルホルダーにとっては逆に有利な流れになるんですよ。ダービーは一昨年に逃げてロジャーバローズが勝ちましたけど、何番手だったか知ってますか?

――逃げ切りだからハナに立ってたような気が……。

多井:実は2番手だったんですよ。リオンリオンっていう馬が大逃げして、早めにバテて2番手のロジャーバローズが逃げ切り。今年のタイトルホルダーもそうなりますよ。それに「タイトルホルダー」って名前がいいじゃないですか。僕も最強位(麻雀最強戦2020)とかのタイトルホルダーなんで、やっぱ応援したくなるんですよね。

――なるほど。……おっと、ダービーの枠順が出たみたいですね(取材日は27日)。

多井:枠順が出たんですか?

――たった今、JRAから発表があったみたいです。タイトルホルダーは……7枠14番ですね。

多井:えええ……ちなみに1枠1番は?

――エフフォーリアです。

多井:マジで!? ちょっと待ってください……(確認中)やっぱり◎は、エフフォーリアで!(笑)

――さっきまでのドゥラメンテ愛はどうしたんですか?(笑)

多井:僕だって泣きそうですよ(笑)。あんなに必死に予想したのに!

だってエフフォーリアが1枠1番でしょ!? 最近のダービーはとにかく内枠が有利なのに、他の人気どころは全部外枠……これは、さすがにエフフォーリアが「勝て!」って言われてるようなもんですから。

――確かに1枠はダービーのフルゲートが18頭になって以降、8勝2着3回3着2回で圧倒的な成績です。そこに単勝1倍台濃厚の大本命馬が入ったとなれば……。

多井:タイトルホルダーから流すっていうのは、麻雀でいうと満貫(8000点)とか跳満(12000点)を作りに行ってるようなもんなんですよ。でも、麻雀は満貫とか跳満をテンパイしても、自分がダメと思う牌を掴んだら降りないと勝てないゲームなんです。

――確かに、大きな手をテンパイしたら「勝負する理由ができた」「勝負の流れが来てる」とか思い込んで、無条件で突っ込みたくなりますね。

多井:それじゃあ、勝負事には勝てませんよ(笑)。だから僕は、潔くタイトルホルダー本命から降ります。エフフォーリアの1着固定からMAX3900点の手を作ります。この枠になった以上、今年のダービーはそういう“局”ですよ。僕は今までそうやって勝ってきましたから。

――多井さんだけに麻雀を例に出すと、めちゃくちゃ説得力ありますね……(笑)。では◎はエフフォーリアで。

多井:エフフォーリアは言うまでもなく無敗の皐月賞馬ですし、好位から速い上がりが使えるから死角がない。中山の皐月賞を勝ちましたけど、共同通信杯(G3)とか見てると「むしろ東京の方がいい」かもしれないんですよね。

血統的にも、お父さんがデアリングタクトとアリストテレスのエピファネイアでしょ。それに母系もアドマイヤムーンとかヒシアマゾンとかいて、結構大物出してるんですよ。

――元々、高評価だったわけですね。

多井:最初は2番手「〇」でしたね。というのも馬はほぼ完璧なんですけど、やっぱり若い横山武史騎手には不安があります。皐月賞でG1を初めて勝ちましたけど、やっぱり日本ダービーはまた違いますからね。それこそMリーグのファイナルとか、麻雀最強戦の決勝みたいな。

――皐月賞よりも、さらにプレッシャーが掛かる。

多井:そうなんですよ。今の若い騎手たちのダービーに対する価値観とかは、昔と変わってきてると思います。だけど、横山武騎手は横山典弘騎手の息子ですし、ダービーの特別感というかプレッシャーは意識すると思いますね。昔、同じ2世騎手の福永祐一騎手がウマ娘にも出てるキングヘイローでやらかしたこともありましたしね。(逃げて2番人気14着)

――あの時は福永騎手も頭の中が真っ白になったと振り返ってます。

多井:ダービーっていうのは、ダービーにしかない独特なプレッシャーがあるんですよ。そこがエフフォーリアの唯一の弱点と思って、◎じゃなくて〇にしたんです。

――これは一昨年に予想してもらった日本ダービーと同じパターンですね。本命サートゥルナーリアのC.ルメール騎手が騎乗停止になって、若いD.レーン騎手に乗り替わったことを心配していたんですが、その通りになってしまいました。(単勝1.6倍の1番人気で4着)

多井:そういうこともあって〇にしてたんですけど、エフフォーリアが1枠1番で、タイトルホルダーが7枠14番しょ……(笑)。無理です、逆らえません。横山武騎手を信じて、◎はエフフォーリアで行きます!

――2番手「〇」は元本命のタイトルホルダーとして、3番手「▲」は?

多井:青葉賞(G2)を勝ったワンダフルタウンですね。

――「青葉賞を勝った馬はダービーを勝てない」というジンクスがあります。

多井:今まで6頭、2着がいますが、このワンダフルタウンは今までの青葉賞馬とは「例外」なんですよ。例年の青葉賞は、ここで出走権を獲らないとダービーに出られない馬たちの争いなんですけど、今年のワンダフルタウンは2歳の時に京都2歳S(G3)を勝ってますし、青葉賞で負けてもダービーに出られる馬だったんです。

――確かに、主戦の和田竜二騎手も青葉賞後に「正直、状態はまだまだという感じだった」と話していました。

多井:そこが今までの青葉賞組とは、全然違う点ですね。間違いなく上積みがあるのに東京2400mを勝ったという点は大きい。ワンダフルタウンが青葉賞のジンクスを破るかもしれませんよ……ただ、6枠12番っていう外枠が(笑)。

――それで3番手「▲」に留めたというわけですね(笑)。では、続いて4番手「△」は?

多井:今回はエフフォーリアの1着固定で2、3着がBOXなので評価は、2番手以下はほとんど横並びなんですけど、あえて順位を付けるとすれば△はサトノレイナスですね。

――ウオッカ以来の牝馬のダービー制覇が懸かっています。

多井:正直、僕はサトノレイナスにはウオッカほどのスケールは感じていません。ソダシといい勝負をしていたので牝馬の中で強い馬なのは間違いないんですけど、ウオッカと違って牡馬と戦った経験がないのは気になりますね。ただ、ルメール騎手がグレートマジシャンとかアドマイヤハダルに乗らずに、こっちに乗るっていうのは期待ですね。

――ウオッカほどは強くないかもしれませんが、ルメール騎手が頼みの綱という感じですね。それでは5番手「×」は?

多井:迷ったんですけど、×はシャフリヤールでいきます。1着はないと思うんですけど、皐月賞馬のアルアインの全弟ですし、福永騎手は去年ダービーを勝ってますから。毎日杯(G3)からの直行というローテーションも、余裕があっていいと思います。

――なるほど。では「◎」がエフフォーリア、「〇」がタイトルホルダー、以下「▲」ワンダフルタウン、「△」サトノレイナス、「×」シャフリヤールという順でよろしいでしょうか?

多井:本当はタイトルホルダーから勝負したかったんですけど、まさかの枠順になってしまいましたからね……。馬券はエフフォーリアの三連単1着固定から、印を付けた馬の2、3着BOXにします。

――ありがとうございます!(文、聞き手=浅井宗次郎)

<著者プロフィール>
 アイネスフウジンが日本ダービーを勝った1980年生まれ。大手スポーツ新聞社勤務を経て、フリーライターとして独立。コパノのDr.コパ、ニシノ・セイウンの西山茂行氏、DMMバヌーシーの野本巧事業統括、パチンコライターの木村魚拓、シンガーソングライターの桃井はるこ、Mリーガーの多井隆晴、萩原聖人、二階堂亜樹、佐々木寿人など競馬・麻雀を中心に著名人のインタビュー多数。おもな編集著書「全速力 多井隆晴(サイゾー出版)」。

昭和電工の技術、中韓・台湾が争奪戦…TSMCの急成長に不可欠な存在、確固たる協力関係

 2020年の秋口以降、世界経済全体で半導体不足が深刻だ。需要に対応すべく、世界最大のファウンドリーである台湾積体電路製造 (TSMC)は、最先端の回路線幅5ナノメートルの半導体製造に加え、次世代、次々世代の製造ラインの確立や、汎用型の車載半導体の生産能力を強化している。2021年の設備投資額は過去最高の300億ドル(約3.3兆円)に達する。同社の設備投資はさらに積み増される可能性もある。自動車からIT、家電など産業界全体で半導体が足りない。

 それは、日本の半導体の製造装置や半導体関連企業にとって、大きなビジネスチャンスが到来しているということだ。日立製作所から日立化成を買収した、昭和電工もこの恩恵の波に乗りつつある。昭和電工は、“小が大を飲む”と言われた日立化成の買収によって、最先端の半導体製造に不可欠な部材(素材)供給者としての地位確立に取り組んでいる。徐々にその取り組みは実を結びつつある。短期的な世界経済の展開を考えると、半導体の需給がひっ迫した状況が続くだろう。それは、同社が先端分野への選択と集中と、財務内容の改善を進めるチャンスだ。

先端分野での体制強化に取り組む昭和電工

 昭和電工は既存分野を中心とする資材メーカーから、世界最先端の高付加価値の素材メーカーへの変身に取り組んでいる。2019年に同社が日立化成を買収したのはそのためだ。近年の昭和電工の株価や業績の推移を確認すると、同社が日立化成買収にかけた決意の強さがわかる。

 2016年後半から2018年秋口まで、昭和電工の株価は上昇した。それを支えた要素は3点指摘できる。まず、中国共産党政権が景気対策としてインフラ投資を実施したことが、昭和電工の黒鉛電極と、有機材への需要を押し上げた。鉄道や道路の建設には鉄鋼が不可欠であり、電炉で鉄スクラップを溶解して鋼材を生産するために用いられる黒鉛電極の需要が伸びた。昭和電工の黒鉛電極は世界トップシェアだ。また、中国のインフラ投資は建設資材の調合などに用いられる酢酸ビニルなど有機材の需要も押し上げた。

 それに加えて、世界的な半導体の需要拡大に伴ってフッ化水素などの販売も増えた。その背景には、経済のデジタル・トランスフォーメーションの進行によって米国のIT先端企業などがデータセンターの建設を増やしたことがある。

 しかし、2018年秋以降、同社の株価は下落した。中国の景気減速懸念に加えて米中の通商摩擦が激化し、昭和電工の中国事業の成長鈍化懸念が高まった。2019年7月には日本政府が国際社会への安全保障上の責任を果たすために韓国へのフッ化水素など半導体製造に用いられる特定3品目の対韓輸出手続きを厳格化した。

 その状況は、昭和電工の経営陣に他社が模倣困難なモノづくりの力を引き上げることの重要性を強く認識させた。それが半導体の生産に欠かせない研磨剤や封止材に加えリチウムイオン電池関連の素材分野で競争力をもつ日立化成の買収につながった。

 国際的な半導体の業界団体である「SEMI」によると、2020年の世界全体での半導体材料の販売額は前年比4.9%増の553億ドル(約6兆円)だった。その要因として、コロナ禍によるDXの加速は大きい。地域別にみると、台湾が最大の需要地であり、それに次いで中国の需要も拡大している。それは、昭和電工が先端分野の素材メーカーとして競争力を発揮するために重要だ。

TSMCなどが求める昭和電工の半導体部材

 その状況下、昭和電工は日立化成買収の成果を発揮し始めている。2020年12月、昭和電工傘下の昭和電工マテリアルズ(旧日立化成、以下では昭和電工として表記)は台湾での生産能力を増強すると発表した。具体的に同社は、シリコンウエハー(半導体の基板)を磨き回路などを平坦にするために用いられる研磨材料(CMPスラリー、CMPとはケミカル・メカニカル・ポリッシングの略称)や、生産されたチップを電子機器とつなぐための配線を整備するために用いられる樹脂部材などを増産する。

 注目したいのが、昭和電工が、世界最大のファウンドリー企業であるTSMCの本拠地である台湾に投資を行うことだ。その背景には、TSMCがシリコンウエハー上に半導体を形成するプロセス(前工程という)に加え、完成した半導体をウエハーから切り出して回路をつなぎ、樹脂ケースに入れるプロセス(後工程)分野での事業体制を強化していることがある。

 世界の半導体産業では、設計・開発と生産の分離が加速し、生産面(前工程)ではTSMCが最先端から汎用型までの分野で独走している。その上で、スマホメーカーなどが求めるサイズ、電力消費性能、演算とメモリの性能を満たすために、メモリや中央演算装置(CPU)を盾に積み重ねたり、横につないだりして、高性能なプロセッサが生産される。

 TSMCはファウンドリー事業において回路線幅の微細化を推進し、世界トップの地位を強化している。それに加えて同社は、各種半導体の切り出しや配線、パッケージングなどを行う後工程にも参入し、メモリやCPUを縦に積み上げる技術を確立している。それによって、TSMCはアップルなど生産を委託したIT先端企業の要求により良く対応し、半導体メーカーとしてのシェアを拡大させたい。

 そのために、日本の高純度かつ微細な素材創出力が必要とされている。台湾で昭和電工が研磨剤や半導体の積層に用いられる樹脂の生産能力強化に努めているのは、TSMCなどからの需要拡大に対応するためだ。さらに日本にTSMCが3次元封止に用いられる素材の研究拠点を設けることは、昭和電工など日本企業への期待の裏返しといえる。

重要性増す先端分野への経営資源再配分

 韓国でも昭和電工はCMPスラリーの工場を建設する。また、中国でも昭和電工は、半導体など電子機器製造に不可欠な高純度ガスの事業拠点を設けた。世界の半導体供給に大きな影響を与える台湾、韓国に加え、半導体などIT先端分野での競争力発揮を目指す中国からも昭和電工は必要とされている。中国の台頭を阻止するために、米国企業も昭和電工の素材技術をより重視するはずだ。それに加えて、環境技術として重要性が一段と高まっている自動車の電動化などのために、昭和電工はバッテリー関連の素材創出に取り組んでいる。それらは、昭和電工が磨いてきた石油化学関連の技術と、買収によって取り込んだ半導体部材の技術の両面で、同社が先端分野の素材メーカーとしての競争力を発揮しつつあることを示唆する。

 今後、昭和電工がITや環境をはじめとする先端分野の素材・部材メーカーとしての競争力をさらに高めるためには、在来分野の経営資源(ヒト、モノ、カネ)を、成長期待の高い分野にダイナミックに再配分し、確固たるシェアを手に入れることが大切だ。いつまでも半導体の需給がひっ迫し、価格に上昇圧力がかかる状況が続くわけではない。どこかのタイミングで半導体の需給ひっ迫は解消し、半導体メーカーや関連産業の業績には相応の影響があるだろう。

 昭和電工に求められることは、世界的な半導体不足を追い風にして先端分野での研究開発と生産技術を確立し、収益性と財務内容を強化することだ。それが、市場環境の変化への対応と、次世代の高速通信規格である“6G”関連の素材やTSMCが実現に取り組む次々世代の半導体の回路微細化に必要な部材需要の取り込みに欠かせない。

 このように考えると、現在の状況は、昭和電工が半導体の前工程と後工程、および環境分野への“選択と集中”を進める数少ないチャンスだ。同社の収益、財務力の改善と向上のために、同社経営陣が取り組むべき分野を明確に組織全体に示し、一人一人の集中を引き出して事業構造の改革に取り組むことを期待したい。そうした積み重ねが企業の持続的な成長を支える。同じことが多くの日本企業にも当てはまるだろう。

(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)

●真壁昭夫/法政大学大学院教授

一橋大学商学部卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学大学院(修士)。ロンドン証券現地法人勤務、市場営業部、みずほ総合研究所等を経て、信州大学経法学部を歴任、現職に至る。商工会議所政策委員会学識委員、FP協会評議員。

著書・論文

『仮想通貨で銀行が消える日』(祥伝社、2017年4月)

『逆オイルショック』(祥伝社、2016年4月)

『VW不正と中国・ドイツ 経済同盟』、『金融マーケットの法則』(朝日新書、2015年8月)

『AIIBの正体』(祥伝社、2015年7月)

『行動経済学入門』(ダイヤモンド社、2010年4月)他。