JRA日本ダービー(G1)「なんじゃこりゃ!!」田原成貴氏が“大手術”施した福永祐一勝利で号泣!? 「◎○△」大的中に称賛の嵐!

 30日、東京競馬場で行われた第88回日本ダービー(G1)は、福永祐一騎手が騎乗したシャフリヤール(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)が1番人気の皐月賞馬エフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)をハナ差かわして世代の頂点に立った。
 
 福永騎手は史上3人目のダービー連覇。2018年ワグネリアン、20年コントレイルに続く自身3勝目を挙げ、レース後のインタビューでは開口一番「最高にうれしいです」と喜びを表した。

 福永騎手の会心の勝利に、元JRA騎手でご意見番の安藤勝己氏も「ダービーを勝っとるユーイチの経験がデカかった」と賛辞を送った。

 その陰で同じ元騎手のあの男が大粒の涙をこぼしていた、かもしれない。

 安藤氏の1歳年上で騎手として活躍した田原成貴氏だ。長らく表舞台から遠ざかっていたが、昨年12月に『東京スポーツ』で“奇跡の復活”。昨年の有馬記念(G1)を皮切りに同紙でたびたびG1レースの予想を披露している。

 30日付の紙面でも1面を飾り、「なんじゃこりゃ!! から始まった… 祐一との物語」という見出しが読者の目を引いた。詳細は同紙を手に取ってご確認いただきたいのだが、田原氏が現役時代に初めて福永騎手の騎乗を見たとき、お世辞にも上手いとはいえないその動作に「なんじゃこりゃ!!」という声を上げてしまったというエピソードが記され、ダービーの予想記事とともにしたためられている。

 当時、駆け出しの福永騎手に懇願された田原氏は、同騎手の悪癖を矯正するため訓練を施し1か月半ほどで“大手術”は成功。当時の福永騎手の必死に食らいついて練習する姿を回想しつつ、文末には、「大一番で新しい自分を生み出せ! そしてオレを泣かせてくれ!」と福永騎手にエールを送った。

 そんな田原氏が「◎」を打ったのはもちろんシャフリヤール。大本命エフフォーリアの強さを認めつつも、福永騎手の隠れた感性を評価しての抜擢だった。そして実際にレースではこの2頭の一騎打ちとなり、最後は田原氏本命のシャフリヤールがハナ差競り勝った。

「◎○」の大本線で予想を的中させた田原氏だが、それだけにはとどまらなかった。3着に追い込んだ9番人気ステラヴェローチェ(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)にも4番手評価の「△」を打っていたのだ。買い目は不明だが、もし三連単を買っていれば、589.8倍の高配当を手にしていることになる……。

 この田原氏の大的中にはSNSなどでも「田原さん流石~」、「田原成貴を信じればよかった」など称賛の声が多数上がった。

 また、東京スポーツの藤井真俊記者は自身のTwitterで「福永騎手の冷静な騎乗はまさに東スポ紙面の田原さんの予言を見ているかのよう」とつぶやき、この日も自身のYouTubeライブ配信をしていた元騎手の藤田伸二氏もレース後に「田原先生、すげーなー」と先輩の会心の予想に恐れ入った様子だった。

 現役時代はダービーのタイトルに縁がなかった田原氏の予想から今後も目が離せない。(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

「コテンラジオ」に、コピーを学ぶ

電通で、クリエーティブ・ディレクター/コピーライターを務めている橋口幸生氏。彼が招待するのは、広告とはまったく別の世界で活躍している「言葉の猛者」たち。

本連載では、隔月のペースで開催されるウェビナーの内容を、編集部視点で再編集。「新しいものは、必ず新しい言葉と共にやってくる」という橋口氏の視点の下で、言葉の持つ力や、その可能性についての考察を深めていく。

第一回にあたる本稿では、古今東西の歴史をひもとく「コテンラジオ」というコンテンツで注目される深井龍之介氏と橋口氏の対談内容から、時代を動かす言葉のメカニズムとその魅力について紹介していきたい。

文責:ウェブ電通報編集部


コテンラジオ
深井龍之介氏:歴史データベース「coten」の研究開発、及び、Podcast 「歴史を面白く学ぶCOTEN RADIO」を運営するCOTENの代表を務める。人文学・歴史・社会科学が大好き。3,500年分の世界史情報を体系的に整理し、200〜300冊の本を読んで初めてわかるような社会や人間の傾向やパターンを、誰もが抽出できるように世界史の一大データベースを作成するプロジェクトを進行中。橋口幸生氏: クリエーティブ・ディレクター/コピーライター。最近の代表作はロッテガーナチョコレート、「世界ダウン症の日」新聞広告、スカパー!堺議員シリーズなど。歴史ファンとして、「風雲児たち」「鬼平犯科帳25周年ポスター」など、歴史をモチーフにした作品の広告も手掛けている。「100案思考」「言葉ダイエット」著者。https://twitter.com/yukio8494
 

「美女500人との宴会より、自己との対話。仏陀」(対比構造)

コテンラジオ

王子としての何不自由のない生活を捨てて、衆生を救うために出家した仏陀。おだやかな表情の裏に隠されたドラマに想像を馳せることも、歴史の楽しみの一つ。(橋口幸生)

「コテンラジオ」の中で紹介されたコピーの中で、橋口氏が真っ先に注目したのがこのコピーだ。他に「天才思想家にして、変態紳士 ルソー」というものもある。いずれも、「対比構造」が生み出す言葉のマジック、と橋口氏は指摘する。

「仏陀という人は、王子の身分の出で、人間の持ついわゆる三大欲求の全てにおいて満たされていた人。だからこそ、このコピーに説得力が生まれる。ルソーにしてもそう。『人権の父』とも評される稀代の天才思想家が、露出狂、あるいはマゾだったというようなあたりに、人間というものの深淵さが見てとれる。広告でもこの手法はよく使われていて、『想像力と数百円』(新潮文庫)といったようなコピーワークに、人はゾクゾクさせられるのだと思います」


「ガソリンが充満した部屋でマッチを擦った人 ルター」(例え)

コテンラジオ

実はルター自身は宗教改革なんてするつもりはなかったらしい。彼の主張が一人歩きしてしまい、自分でも手に負えないと思っていたのだとか。今で言う炎上?(橋口幸生)

宗教改革の口火を切った人として知られるルターを、深井氏は「コテンラジオ」でこのように表現した。「イノベーションで注目されるのは、ともすればマッチを擦った人になりがちなのですが、実はそのとき、ガソリンが充満していたということがポイントであるような気がします」と指摘する深井氏。

世界が変わるとき、そこに言語がある。あるいは、些細な言語が世界を変えてしまうことがある。「それは、エネルギーを持っている大衆に、理論武装を与えるということだと思いますね」と深井氏は言う。

「人間にとって大義名分というものはとても大事。大義があると、分散していたエネルギーがそこに一気に集約される。現代社会における企業が掲げるスローガンと同じですね。50年前ならいざしらず、この時代、お金をもうけるということだけでは、社員や株主、顧客といった人々の心を一つにするための大義にはなりませんから」。橋口氏の言葉に、ミッション、エンゲージメントといった昨今よく耳にするワードの本質が垣間見える。
 

「スタートアップから天下を獲った英雄 曹操」(置き換え)

コテンラジオ
三国志演義では悪役のイメージが強い曹操だけど、史実では政治家としても軍人としても超一流。肖像画からも、そのオーラはうかがえる。(橋口幸生)絵画の出典は「三才図会」の曹操孟徳(国立国会図書館ウェブサイトより)

「コテンラジオ」で披露されたこのコピーをきっかけに、ウェビナーは三国志の話題で大いに盛り上がることとなる。浅学なる筆者には、三国志のダイナミズムがいまひとつ理解できないのであるが、ポイントはそこにはない。戦争中、馬上で本を読んでいたというエピソードで知られる曹操。その出自を、スタートアップという現代の言葉に置き換えているところが興味深い、と橋口氏は指摘する。

「諸葛孔明と劉備の関係も、『劉備が人生で初めて受けた戦略コンサルティング』と表現してもらうと、その瞬間、ストンと腹に落ちる気がする。この置き換えというテクニックも、広告コピーではよく用いられる手法なんです」。

深井氏によれば、劉備は元々「傭兵」のようなガラの悪い人間で、その日、いかに飯を食うか、食わせるかということだけを考えていたような人。でも、他人の話に耳を傾ける才能というか、謙虚さを持った人だった。「だからこそ、稀代の軍師であった諸葛孔明からの一言一言を、戦略コンサルティングとして受け止められたとのだと思います」

コテンラジオで披露された「ヒトラー、30歳。ニート、無職、自称芸術家」というタイトルについても、深井氏はこう解説する。「彼には、軍師としての才能も、政治家としての才能もなかった。でも、演説の才能だけは、突出していた。自称芸術家の『自称』というあたりに、そのあたりのニュアンスを感じとっていただけると、歴史というものが途端に面白く見えてくるのではないでしょうか?」

言葉は、歴史を変える

コテンラジオ
この聖徳太子の肖像画(唐本御影)は、現在では、聖徳太子本人ではないという説も出ている。だからこそ、想像する楽しみも生まれる。(橋口幸生)絵画の出典は国立国会図書館ウェブサイトより

「日出處天子到書日没處天子無恙云云 」。言わずと知れた、聖徳太子が隋の煬帝に送ったとされる書簡だが、橋口氏はこれを日本史上、最古にして稀に見る名コピーだと指摘する。

そこに、深井氏がコメントを挟む。「当時の日本は、大国である隋の東の端っこにある、発展途上の、いわば野蛮な小国。『東に位置する、ちっぽけな国を治めている者』というファクトを『日出ずる処の天子』と表現しているところが、すごいですよね。しかも、大国の皇帝のことを『日没する処の天子』と、自身と対等どころか、没するという言葉を使うことで、なんだか下に見ているかのような印象すらある」。このあたりが、橋口氏の言う「歴史を変えた言葉たち」ということになるのだろう。物言い一つで、国の歴史すら動かしてしまう。言葉には、それだけの力があるということだ。

やや長い引用になるのだが、橋口氏が紹介してくれたヘレン・ケラーの言葉も興味深い。

「悲観論者が、星についての新発見をしたり、海図にない陸地を目指して航海したり、精神世界に新しい扉を開いたことは、いまだかつてない」。橋口氏いわく「会社経営などにも通じることですが、悲観的なことを言う人というのは、つまるところ失敗したときの言い訳をしている場合が多いんです。ところが、楽観的なことを言う人がバカっぽく見えるのに対して、悲観的なことを言う人は賢そうに見えたりする。そのあたりについて、ヘレン・ケラーにズバっと指摘されると、ドキっとさせられる」。

深井氏は、悲観的な物言いには物事をストップする力があるのだと言う。このところよく耳にする「アクセルとブレーキ」の「ブレーキ」にあたる言葉だ。なんだか英断をしたかのように報じられるブレーキだが、見方を変えれば、ただ単に「進むことをあきらめた」とも解釈できる。そのような言葉に操られて、私たちは今を生きているのだ。

歴史は、ネタバレしていてもなお、面白い

歴史の面白さ、歴史を知ることの面白さを、深井氏はこのように表現した。ネタバレしていてもなお、面白いものなど、この世の中にそうそうありませんよね、と。結果が分かっているスポーツの試合を録画再生したところで、面白くもなんともない。でも、歴史はちがう。それどころか「分かっている」と思っていた歴史上の事実が、一夜にしてひっくり返ってしまうことすらある。「イイクニつくろう」と覚えた鎌倉幕府の成立が、実は1192年ではなかったというだけでも、なんだかゾクゾクさせられる。

「深井龍之介のレキシアルゴリズム」に、こんな一節がある。「どんな人も、生きているだけで価値がある。僕は、本当にこう思っています。綺麗ごとや理想として語っているわけではないんです。僕たちの過去の歴史が、はっきりとそう示しているからです」。

なるほどなあ、と思った。「たとえば、ニートと呼ばれる人がいますよね。現代社会の闇のように報道されがちですが、100年後、200年後から振り返ってみれば、ニートの存在が社会に多大な影響を与えていた、といった歴史観が生まれているかもしれない。それがいい影響なのか、悪い影響なのかは、その時になってみなければ分からない。大事なことは、影響を与えているかもしれないという視点を持つことだと思いますね」。

※本連載は、「言葉最前線」と題されたウェビナーの内容を、主催者でありMC役でもある橋口幸生氏(CXCC局)の監修のもと、ウェブ電通報独自の視点で編集したものです。

 

Twitterリンク

組織委「五輪開催で大きな経済効果」はやはり嘘! 五輪特需はすでに終了、強行して感染拡大したら逆に損失6兆円

 28日におこなわれた記者会見で、緊急事態宣言下での東京五輪開催について否定しなかった菅義偉首相。そればかりか、「緊急事態宣言下で野球やサッカーをおこなっていることも事実」などと述べ、観客を入れての開催にまで意欲を見せた。  まさに狂っているとしか言いようがない。東京に3...

パチスロ「設定1でも102%」や「6000枚超え」が話題のユニバーサル…新台『バジリスク』や『ミリオンゴッド』ファン必見情報も!!

 パチスロ業界において、抜群の存在感を放つユニバーサルエンターテインメント(以下、ユニバーサル)。これまで『ミリオンゴッド』や『バジリスク』といったヒット機種を続々と発表してきた。

 2021年も話題作を導入しており、ホールを大いに盛り上げている状況だ。

 まずは、カプコンとの強力タッグによるアデリオンの『パチスロ バイオハザード7 レジデント イービル』。圧倒的なグラフィックによる演出と、増殖をはじめとする多彩な上乗せが好評を得た。導入後は、前評判通りの活躍を見せていたと言えるだろう。

 エレコの最新タイトル『SLOTアルドノア・ゼロ』も好反響が寄せられている1台。「トリプル抽選システム」を採用した自力感の強い仕様を、絶賛する声が続出した。終日6000枚超えのデータも確認されるなど、注目度は高まっていった印象だ。

 同社が手がけるパチスロ機種といえば、スタンバイしている新機種も大きな反響が寄せられている。

 ボーナスタイプを語る上で欠かせない「ハナビ」シリーズが始動した。5号機で復活した『ハナビ』は、リールフラッシュや消灯と出目が絡み合う演出が特徴。シンプルながらも奥深いゲーム性で多くのユーザーを魅了した。

 そんな『ハナビ』が間もなく撤去期限を迎えるという状況での発表ということもあり、後継機となる6号機『新ハナビ』へ期待の声が続出している。

 機種サイトがオープンしており、YouTubeでは本機PVと最速解説動画が公開中。5号機『ハナビ』のゲームフローを完全継承しており、新演出やレベル別の技術介入要素など様々な要素が追加されている点が確認できる。

 設定「1」「2」「5」「6」の4段階で、ボーナス確率は約1/ 156.0~1/ 131.6と5号機『ハナビ』に比べアップ。秀逸なリーチ目を、今まで以上に堪能することができそうだ。

 ビッグは最大202枚、REGは最大112枚の獲得が可能で、ビッグのみならずREG中にも技術介入要素が組み込まれている。

 全ての技術介入要素を駆使すれば、設定1でも機械割「102%」という仕様。そのスペックの甘さは既存機屈指と言っても過言ではない。コアなファンだけではなく、幅広い層から好まれそうな仕上がりだ。

『新ハナビ』の導入は今年7月を予定。新たな一面も感じられそうな最新作への期待は高まるが…。

 注目度の高さでは、熱狂的ファンを持つ「大物コンテンツ」も負けてはいない。

 パチンコ・パチスロとしても高い人気を誇る『バジリスク』シリーズ最新作がスタンバイ。「第2の出玉トリガー」を搭載した斬新な仕上がりへ、早くも熱い視線が注がれている。

 パチンコ新台『Pバジリスク~桜花忍法帖』が6月7日に降臨予定。新筐体「SHINOBI7」を採用しており、新感覚のトランスフォーム型ボタン「SHINOBI TRIGGER」といった他では味わえない興奮が味わえる点も特徴だ。

 気になるスペックは、大当り確率1/319.68のミドルタイプで大当り後は100%STへ突入する安定感の高い仕様。STの継続率は約75%と、十分に連チャンを期待できる設計だ。

 やはり注目したいのは斬新システム「咲き戻りST」。最大120回継続するSTのラスト20回転消化で「約1000発の獲得&大当りを狙える」という「第2のBONUS」を搭載している。「駆け抜けなしで遊べる」という点が特徴だ。

 さらに「うたかたの刻」消化中の大当りには、次回大当りが濃厚となる時短10000回が付与。STラスト20回転をアツく楽しめるゲーム性は、多くのユーザーに好まれそうである。旧ST機の弱点を完全払拭した印象の本機も、導入後は反響が寄せられそうだ。

 両分野へ魅力的な新機種を導入予定のユニバーサル。話題作たちがどのような評価を得られるか気になるところだが、注目を集めているのは新機種だけではない。

 公式Webショップ「UNI-MARKET(ユニマーケット)」で、毎年恒例の福袋ならぬ「chance bag」が販売される。

 今回は『ミリオンゴッド』、『アナザーゴッドハーデス』、『沖ドキ!』、『バジリスク』、『A PROJECT』のグッズが必ず入っているという内容。総額15,000円相当の商品が7,770円で購入できる。

 さらにchance bag限定グッズとして、「A PROJECTデザインのTシャツ」と「ミリオンゴッドジグソーパズル」も用意しているようだ。こちらもファン必見の内容だろう。詳細は公式ページを確認していただきたい。

【注目記事】

パチスロ4号機「爆裂沖スロ」がAT仕様で完全復活!「チェリー頻出」はボーナスチャンス!!

パチスロ期待出玉「約1600枚」の最新AT機も話題! 人気メーカーが「2分間の衝撃」を組み込んだ「最恐マシン」を発売!!

パチスロ新台『ジャグラー』に続く快進撃も期待!「差枚数管理」が「ゲーム数管理」に変化…「チート級」出玉にファン熱視線!!

「マクドナルド」ハンバーガーランキング! 3位ダブチ、2位てりやき、を抑えた断トツ1位は?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

1971年7月20日に日本第1号店がオープンしたマクドナルド。2021年には日本での創業50周年の節目を迎えるというマクドナルドについて、コミュニケーションアプリのLINEが運営するリサーチノートは5月27日、10代~50代の男女を対象に、マクドナルドを食べる頻度や、一番好きなハンバーガー等の調査結果を発表した。

みんながマックを食べる頻度は?

 みんな大好きマクドナルド。多くの人に愛されるブランドなだけあり、「マック」か「マクド」か、どちらの愛称がメジャーかなどと微笑ましい論争が繰り広げられてきた。そんなマクドナルドは、銀座三越の1階に日本第1号店が出来てから50年目を迎えるという。この節目の年に、マクドナルドの関する興味深い調査が行われたので、その結果やランキング結果を紹介していこう。  まずは、「どのくらいの頻度でマクドナルドを食べていますか?」という質問の結果から。総じて「月に1日」食べるという人が各年代ともに最多で、おおむね30%前後の人が回答した。そしてその30%の回答者を含め全体のほぼ半数が「月に1日」以上食べているということが分かった。また、「週に1日…

続きは【オトナライフ】で読む

JRA日本ダービー(G1)「おかわり」目黒記念(G2)で大穴狙い!? 混戦を断つのは「前走から斤量4kg減」菊花賞2着の実力馬!【八木遊のフォーメーション馬券予想】

 30日、東京競馬場では競馬の祭典・日本ダービー(G1)が行われる。その余韻が冷めやらぬなか迎えるのが伝統のハンデ重賞、目黒記念(G2)だ。

 今年のJRAレーシングカレンダーを見ても、同日に同じ競馬場で平地重賞が開催されるのはこの日だけ。ダービーを当てた人も、負けた人も“おかわり”ができる特別なレースである。昨年は1番人気キングオブコージが勝ったが2~3着に人気薄が入り、三連単8万円超えのヒモ荒れとなった。やや混戦模様の今年も高配当に狙いを定めて予想していきたい。

「◎」は、7番サトノルークス(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)とする。

 2年前には菊花賞(G1)でワールドプレミアとクビ差の2着に入った実力馬。その後は骨折もあって、6戦連続で掲示板を外している。

 しかし、前走のメトロポリタンS(L)で復活の兆しを見せた。59kgを背負って、勝ち馬から0秒6差の6着。今回は2歳の時以来となる軽量55kgで、前走からは4kg減。そろそろ激走があってもおかしくないだろう。

 4年前の1歳セレクトセールで3億円近い高額で取り引きされたサトノルークス。これまで稼いだ賞金は1億円強で、元を取るにはまだまだ走ってもらわなければ困る。ちょうど2年前のダービーでは、スタートでよれて17着に惨敗した。2年越しの“リベンジ”に期待したい。

「○」は11番グロンディオーズ(牡6歳、美浦・田村康仁厩舎)だ。

 この馬は3年前の菊花賞に4戦3勝で出走。勝ったフィエールマン(7番人気)を上回る6番人気に支持された素質馬だ。その後は屈腱炎を発症し、1年半以上戦列を離れたが見事に復活。前走のダイヤモンドS(G3)でオーソリティを抑え、重賞初勝利を飾った。

 その後は具合があまり良くなく、天皇賞・春(G1)には向かわず、確勝を期してここへ。前走から一気に距離が900m短縮されるが、東京2400mでは2戦2勝。2戦ぶりに手綱を取るC.ルメール騎手の存在も重賞2連勝を後押しするか。サトノルークスとほぼ同等評価の対抗とする。

「▲」には、5番ウインキートス(牝4歳、美浦・宗像義忠厩舎)を指名して高配当を狙う。

 前走の日経賞(G2)では、この馬に「◎」を打ったが、まさかの最下位15着に沈んだ。しかし、敗因は明らかで、3角で致命的な不利を受けたのが全て。道中の手応えから、不利さえなければ馬券圏内は十分あったはずだ。ユーバーレーベンに続きゴールドシップ牝駒が府中の芝で躍動できるか。

「△」は川田将雅騎手の8番ヒートオンビート(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 母が桜花賞馬のマルセリーナという良血馬だが、初勝利に5戦を要した遅咲き。いい脚を長く使えるその脚質は広い東京向きで、「2-1-1-0」と好相性の川田騎手とのコンビで好走を期待したい。

「×」は3頭を押さえる。

 54歳の大ベテラン柴田善臣騎手が騎乗する4番サンアップルトン(牡5歳、美浦・中野栄治厩舎)は、東京コースで3、2、3、4着と大崩れしていない。出遅れさえなければ好勝負必至だろう。

 2連勝中の上がり馬、6番アドマイヤポラリス(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)は、昇級初戦がG2と条件は易しくない。斤量も55kgとやや見込まれたが、前走で中山への初長距離輸送を克服している点を評価した。

 最後は、12番ダンスディライト(牡5歳、栗東・松永幹夫厩舎)。3走前のオリオンS(3勝クラス)でヒートオンビートに競り勝ち、昇級初戦の京都記念(G2)でもラヴズオンリーユーと0秒7差と健闘。昨年キングオブコージを導いた横山典弘騎手の手綱さばきで上位の可能性も。

 以上、大荒れを期待して出走16頭中7頭に印を回した。今年の“借金”を帳消しにするためにも、ここは思い切って保険をかけず、三連単で大勝負をかける。

三連単フォーメーション(30点)
◎○→◎○▲△→◎○▲△×

<筆者プロフィール>
八木遊
競馬、野球ライター。スポーツデータ会社、テレビ局の校閲職などを経てフリーに。2021年から、Twitter(@Yuuu_Yagi11)にて全重賞の予想、買い目、年間収支を掲載中。

パチンコ抜群の安定感で「終日3万発」も余裕!?「100%ST」の王道『初代・黒海』が凱旋!

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、『海物語』シリーズにおけるSTライトミドルの分野に活性化をもたらせた人気ブランドの最新作『P大海物語4スペシャルBLACK』(以下黒海4スペ)だ。

 これまで『大海BLACK』のブランドは、『CR大海BLACK LIGHT』と『CR大海物語4 BLACK』の2機種。大当り確率は1/199.8と同じだが右打ちモードの構成に違いがある。前者のST51回(電サポは50回)に対し、後者はST50回+時短50回の電サポ100回となっている。

 今回登場した『黒海4スペ』は初代を忠実に再現した形となっており、初代『ブラック』ファンを喜ばせている。ご存知のとおり、「CR」を冠する機種は来年1月までに完全撤去が決まっているので、『大海ブラック』の遺伝子を途絶えさせないための導入という側面もあるだろう。

 その意味も含め、現在でも人気のある初代をほぼ完全継承する形でリリースされた本機。『海物語』のなかでも抜群のスペックバランスを誇った初代『大海ブラック』を踏襲しているだけに、ファンの期待は高い。

 ST突入率100%、ST継続率約72%、最大ラウンド(1500発)比率30%と痒いところに手が届く黄金比による格別の安定感でコンスタントに1万~1万5000発を持ち帰れる。状態の良い優秀台なら終日プレイで2万発、3万発も射程圏内とスペック力が光る。

 また、P機になって登場することで気になるのが遊タイムの存在だろう。本機の元となる『P大海物語4スペシャル』には通常時950回転消化で350回の電サポモードが発動する遊タイムが搭載されているが、『黒海4スペ』は遊タイム非搭載。

 初打ちの感想を見る限り、これはファンから英断と受け止められ、「遊タイム付けないのは良い判断」「ありがたい」などといった声が聞かれる。こういった遊タイムへの忌避感はホール側の調整への悪影響を懸念することが出発点となっているが、初代との入れ替えによって長く運用されるだろうし、これから『海』シリーズライトミドルの主力となるだろう本機への期待度の高さの現れでもある。

 一方、演出面では前述のように『P大海物語4スペシャル』の兄弟機ということで、基本的には『P大海物語4スペシャル』の演出が展開されるが、My海カスタム機能を駆使し「ぶるぶるチェンジ」を出現しない設定やブラックパールゾーン中の「予告なし」など、演出をカスタマイズすれば初代の演出的雰囲気を再現することも可能となっている。

 ちなみに、公式の機種ページにはステージごとに演出のアレンジパターン例を示したカスタムワークが掲載されているので、それを参考にさまざまなゲーム性を楽しむのもオススメである。

 ボーダーラインが甘めのスペックと抜群の安定性で長期稼働間違いなしの『P大海物語4スペシャルBLACK』。勝ちたいファンには外せない一台である。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

【注目記事】

パチスロ4号機「爆裂沖スロ」がAT仕様で完全復活!「チェリー頻出」はボーナスチャンス!!

パチスロ期待出玉「約1600枚」の最新AT機も話題! 人気メーカーが「2分間の衝撃」を組み込んだ「最恐マシン」を発売!!

パチスロ新台『ジャグラー』に続く快進撃も期待!「差枚数管理」が「ゲーム数管理」に変化…「チート級」出玉にファン熱視線!!

JRA 日本ダービー(G1)エフフォーリアは「▲」好枠ゲットに「単勝108倍」の歓喜再び!? サトノレイナスはご遠慮いただき期待の2頭で万馬券

 今週は、いよいよ日本ダービー(G1)である。

 私ごとで恐縮だが、2014年には単勝108倍(12番人気・3着)のマイネルフロスト1頭軸で的中した相性のいいレース。何とか的中させて来週以降に繋げたいところだ。

 日本ダービーの最大のポイントといえば、やはり枠順だろう。過去10年の傾向を見ても内枠有利は明らかで、前述したマイネルフロストにしても2枠3番と内目の枠であった。

 複勝回収率で見ると100%を超えているのは1枠、2枠、4枠。対して8枠となると18%と目も当てられない状況となっている。

 マイネルフロストが3着となった2014年より後は平穏な決着が続いたが、近3年は毎年10番人気以下の馬が1頭は絡む波乱続き。この人気薄を見つけられるかが、高配当奪取のポイントとなりそうだ。

 近3年で穴を開けた3頭の共通点を調べると、やはり3頭ともに4枠以内。今年は幸いにもエフフォーリア以外の人気馬が比較的外目の枠に入っており、ここに付け入るスキがありそうだ。

 近3年の穴馬の内、2頭が皐月賞(G1)とは別路線。3頭とも皐月賞出走馬で決まった昨年は、ヴェルトライゼンデが10番人気で3着に食い込んでいる。

 そのヴェルトライゼンデだが、皐月賞では4番人気に推されながらも8着。この凡走が日本ダービーでの人気落ちに繋がっていたのは間違いないだろう。

 ただ、ヴェルトライゼンデは皐月賞で8枠17番と外枠を引き、前半のポジション争いで脚を使っていた。さらに最後の直線では馬場の悪い内を突く内容。チグハグな競馬だったことを考えれば、巻き返しも予測できたはずである。

 因みに近3年で馬券に絡んだ9頭の内、7頭は皐月賞組。軸選びには皐月賞の分析が不可欠であり、穴馬はそこで能力を出し切れなかった馬か、全くの別路線かで考えたい。

 今年の皐月賞は、内々を立ち回った馬が上位を独占。2着を3馬身突き放したエフフォーリアはさすがに強いが、スムーズに先行した2着タイトルホルダー、内から差し込んだ3着ステラヴェローチェ、内目から馬場中央に持ち出した4着アドマイヤハダルに、それほどの強さを感じない。

 それならば外を回らされたヨーホーレイク、グラティアス、ディープモンスターに魅力を感じる。

「◎」は、7番グラティアスだ。

 皐月賞では8枠15番と外からの出走で、外々を回される形となった。

 エフフォーリアからは0.7秒と離されたが、2着タイトルホルダーとは0.2秒差。大きなロスがありながらも、外目から最後まで脚を伸ばした。

 陣営は「2週続けて松山騎手に跨ってもらっていますし、細かい点を確認してもらえたのは良かったですね。動きは申し分ないし、素晴らしい状態で本番を迎えられると思いますよ」と状態は良さそうで、テン乗りとなる松山弘平騎手も問題なし。今回は4枠7番と比較的内目の枠を引き、前回とは違うスムーズな先行が可能なはずだ。

 今回は枠も含めてエフフォーリアが断然の人気を背負いそうで、グラティアスは人気的にも妙味も十分なはず。エフフォーリアをマークしての、先行抜け出しに期待したい。

「○」は、5番ディープモンスター。

 こちらも皐月賞で後方から差し込んだ1頭だが、グラティアスとは甲乙がつけがたいところ。ただ、陣営の「おそらく終い勝負になると思います」という言葉が気になる。前走もそうだったが、やはり前半出していけない気性の危うさを残しているのだろう。

 陣営は「皐月賞では展開が向かない中で大外から詰めていましたし、悲観する内容ではなかったと思いますよ。府中なら不器用さもカバーできると思うんで、展開の助けがあれば上位を狙えるでしょう」と一発を狙っている。

 こちらは名前の通りディープインパクト産駒で、父の日本ダービーと同じ3枠5番。鞍上・武豊騎手の手腕に期待したい。

「▲」は、1番エフフォーリア。

 狙い通りの内枠といった感じか。これまで4戦無敗で1番人気が予想されるエフフォーリアが、内枠有利の日本ダービーで1枠1番。勝ってくださいと言わんばかりの好枠ゲットに逆らう余地はない。

 陣営は「調整は順調ですし、ここまで思い通りに来られましたね。フットワークが大きい馬ですし、広い東京はいいと思いますよ」と好レースを期待する。

 さすがにここまで好条件が揃うと軸としての信頼度は高そうで、人気のぶん期待値の面で3番手評価とした。

「☆」は、4番レッドジェネシス。

 皐月賞ではない別路線で、大穴候補として期待するのがレッドジェネシス。新馬戦では今回も出走するラーゴムに敗れているが、馬体重の増え方を見てもわかるように休養を挟んで良くなってきた感がある。

 陣営が「前半は自分のリズムを守って、後半に懸けて押し上げていく形が今のところはベターですね」と話すように後方からのレースとなりそうだが、鞍上はポツンでお馴染みの横山典弘騎手。内をベッタリと回って、直線勝負で一発を狙ってくるだろう。力関係は未知だが、スムーズな競馬ができれば面白い1頭だ。

「△」は8番ヨーホーレイク、16番サトノレイナスの2頭。

 ヨーホーレイクはグラティアス、ディープモンスターと同じく皐月賞で外を回す競馬。最速の上がりを使ったように一定の能力は示したといえる。

 陣営が「まだ体がしっかりしておらず、エンジンのかかりも遅いので、広い東京に替わる点はプラスですよ。距離が延びるのもいいのではないでしょうか」と話すように好転も見込める1頭だが、スムーズだった皐月賞以上の上積みとなると微妙なところ。

 問題はサトノレイナスだ。

 陣営は「牡馬に交じっても華奢という感じはしませんし、調教過程にも狂いはありません。以前より筋肉の張りが出てパワーアップしてきましたよ。牝馬で斤量面は有利ですし、府中の長い直線もこの馬にとっては好材料です。あとはルメールさんにお任せしますよ」と鞍上の手腕に期待する。

 C.ルメール騎手が前走も騎乗していた馬は、サトノレイナスに加えグレートマジシャンとアドマイヤハダルもいる。グレートマジシャンもこれまでの成績を考えれば強い馬だけに、それでもサトノレイナスに騎乗するあたり能力が通用する可能性は高そうだ。

 ただ、不運なことに8枠16番。ロスを強いられる競馬になることは否めない。ただ、道中のペースが緩むようなら、2017年のレイデオロで見せた向正面での捲りなどもルメール騎手なら考えられる。人気する1頭だが、念のため押さえておく。

 なお、人気しそうなところでは10番シャフリヤール、12番ワンダフルタウン、13番グレートマジシャン、14番タイトルホルダーを「消し」とした。見ての通り、4頭ともに真ん中より外の枠であることが理由の1つ。

 その上でシャフリヤールは、共同通信杯(G3)でヴィクティファルスにも敗れる3着だった。そのシャフリヤールに毎日杯(G3)で敗れたグレートマジシャンは戸崎圭太騎手へと乗り替わりは、さすがにマイナスだ。

 ワンダフルタウンは今回のメンバーでラーゴムとバスラットレオンに勝利したのみ。タイトルホルダーは前述の通り、皐月賞の中山2000mで内々を立ち回ったアドバンテージもあったように感じる。

 もちろん、どれも能力上位であることは間違いないだろうが、人気の妙味を考えればバッサリと切ってしまいたい。

 以上を踏まえ、印は以下の通り。

◎7番グラティアス
○5番ディープモンスター
▲1番エフフォーリア
☆4番レッドジェネシス
△8番ヨーホーレイク
△16番サトノレイナス

 馬券は三連複で勝負。保険としてワイドも押さえておく。

三連複 フォーメーション
◎○▲-◎○▲-◎○▲☆△△ 10点

ワイド ボックス
◎○▲☆ 6点

 今回、エフフォーリアが来るのは仕方ないとして、穴を狙う上でも皐月賞組に注目した。グラティアス、ディープモンスターは、どちらも比較的いい枠を引いただけに、可能性はあると思うのだがどうだろうか。

 レッドジェネシスは恐らく人気もないだけに、念のためワイドボックスに。三連複ではグラティアス、ディープモンスターからレッドジェネシス、ヨーホーレイクなら特大万馬券も……いや、サトノレイナスでもかなりつくはずだ。

 とはいえ、さすがにこれは「取らぬ狸の皮算用」と言われても仕方ないか……。押さえはしたがサトノレイナスにはできればご遠慮いただきたいところで、エフフォーリアから人気薄2頭の決着を期待したい。(文=宍戸ハレ)

<著者プロフィール>
 競馬好きというよりは予想好き。知的推理ゲームをこよなく愛する馬券狂である。券種は基本的に三連複とワイドだが、的中率より回収率重視で軸は殆ど人気薄という生粋の穴党。馬券が当たると異様にテンションが上がるも、年に数回だけという悲しい現実と向き合っている。

トヨタ章男社長、肝いりの「KINTO FLEX」低調で2年で終了…市場ニーズと乖離

 トヨタ自動車の豊田章男社長が「自動車メーカーからモビリティカンパニーへ変革する」と宣言し、これを象徴する商品として2年前に国内市場で新たに始めたサービスが、今春ひっそりと、その姿を消した。月額定額料金の支払いで、一定期間内にレクサス車を乗り換えられるサブスクリプションサービス「KINTO FLEX」(キント・フレックス)だ。

 トヨタの東京の直営販売会社で先行して、その後、全国に展開したが、利用者不在で新規の取り扱いを停止した。トヨタの販売施策と市場ニーズとのギャップが鮮明になっており、トヨタのモビリティカンパニー化は早くもつまずいたかっこうだ。

支払総額が約720万円?

 一般消費者の意識が「保有」から「利用」にシフトし、定額料金を支払った期間、商品やサービスを自由に利用できるサブスクリプションサービスがさまざまな分野に拡大している。以前は保有することがステータスでもあった自動車も同様で、若者を中心に自動車を購入するのではなく、必要なときだけ利用したいというニーズが高まった。新型コロナウイルス感染拡大前、カーシェア市場は拡大し、海外ではライドシェア市場が急成長した。

 カーシェアやライドシェア市場の拡大は、大量生産した新車を販売することで収益を上げる自動車メーカーの売り切り型のビジネスモデルが通用しなくなっていくことを意味する。これに危機感を抱いたトヨタが打ち出したのが、モビリティカンパニーへの移行だ。自動車生産に加え、自動車利用に重点を置いた移動サービス全般を手がけることで、新たなビジネスモデルの構築を狙っていた。その最初の一歩として2019年から展開したのが、豊田社長肝いりの「愛車サブスクリプションサービス・KINTO」だ。

「KINTO」は税金や自動車保険料金、メンテナンスなどの費用をパッケージ化した月額定額サービスで、2種類設定した。月額定額で3年間で新車1台に乗る「KINTO ONE」は、サブスクリプションサービスと銘打ってはいるが、実態はただの個人リース商品だ。新たなチャレンジとして設定したのが「KINTO FLEX」(当初はKINTO SELECT)。レクサスの新車6モデルのなかから月額定額で、3年間6台または3台を乗り継げるサービスで、3年6台プランなら半年ごとにレクサスの新車を乗り継ぐことが可能となる。

「KINTO」のサービスは19年2月以降、東京都内のトヨタ直営販売会社でトライアルを開始し、同年7月に「KINTO ONE」を全国展開、「KINTO FLEX」も神奈川県や愛知県、大阪府など、31都府県のレクサス店に取扱いを拡大した。

 しかし、「KINTO FLEX」の月額料金が3年3台プランで17万6000円、3年6台プランだと19万8000円と高額だったこともあり、サービス利用者は当初から低迷した。料金には税金や保険料が含まれているとはいえ、契約期間終了後、車両は返却して手元に何も残らないが、3年6台プランの場合、支払総額が約720万円にもなる。あるトヨタの販売会社の役員は「レクサスの新車を6台乗り継ぐことを考えればお得と、トヨタ幹部は考えたかもしれないが、それほどの価値があるとは到底思えない」と、失敗は想定内との見方を示す。

章男社長に「ノー」と言えない社内

「KINTO」の事業化では、豊田社長が「クルマが欲しくなったら簡単にクルマライフをスタートし、違うクルマに乗りたくなったら乗り換え、不要になったら返却する。必要なときにすぐに現れ、思いのままに移動できる、まさに『筋斗雲』のように使っていただきたいと考え『KINTO』と名付けた」とコメント、モビリティカンパニーへの変革を目指す豊田社長が最初から深くかかわってきた。

 このため、トヨタはテレビCMなどの広告宣伝を大々的に展開するなど、販売促進に力を入れてきたほか、トヨタ御用記者に対して「KINTOが好調」と盛んにアピール。「KINTO ONE」の対象車種もどんどん増やしている。しかし、名前にサブスクリプションと冠しているだけで、実態はただのリース商品。消費者の目をごまかせるわけはなく、多くのトヨタ系販売会社が「取り扱いは低調」という。ただ、豊田社長マターだけに簡単に止められるわけではなく、「KINTO ONE」のみ継続する。

「保有」をベースにしたビジネスモデルの崩壊、スタートアップや異業種の新規参入などの危機感から、モビリティカンパニー化を掲げるトヨタ。市場ニーズと乖離した施策であっても豊田社長が関与した時点で社内から「ノー」と言えない状況が続く限り、モビリティカンパニーとして生き残る道は閉ざされている。

(文=桜井遼/ジャーナリスト)

「74歳まで年収120万円で働く+年利2%で資産運用」なら100歳で資産約3千万円

 シングルで60代以降を迎える人が増えている。シングルの老後資金づくりのポイントをもう一度見てみよう。

(1)住まいを確保する

(2)長く働く

(3)投資をする

(4)コミュニティをつくる

(5)専門家の助けを借りる

(1)の住まいを確保するは、前回「持ち家組」がやること前々回に「賃貸組」がやっておくことにまとめた。復習してほしい。

長く働く経済的効果は、一目瞭然!

 上の5つのポイントは、カップルで老後を迎える人たちにも当てはまる。しかし、今回のテーマ「長く働く」ことの重要性は、シングルのほうが大きい。まずは、経済的効果を見てみよう。

65歳で退職し、その後年金収入だけになるケースをA 、66歳から70歳まで働くケースをB(年収200万円)、75歳まで働くケースをC(年収120万円)とした。65歳の金融資産を2000万円(退職金含む)、生活費年240万円(住宅ローンが終わっているとして)、公的年金160万円とした。現役時代の平均手取り年収が400万円のときの、ありそうな例だ。それぞれの貯蓄残高がどう変わるか、グラフにしてみた。

・ケースA

 65歳で退職して無収入になると、2000万円の貯金は89歳で底をつく。心細い。

・ケースB

 65歳から69歳まで、手取り年収200万円くらいの仕事をする。トータルで1000万円のプラスになるので、100歳まで生きても120万円の貯金が残る。102歳でマイナスになる計算。

・ケースC

 70歳から74歳まで、手取り年収120万円くらいの仕事をする。さらにトータル600万円のプラスになるので、100歳まで生きて720万円の貯金が残る。マイナスになるのは110歳。

 65歳以降の5年、10年、のんびり(年収200万円、120万円で)働くかどうかの違いは、意外に大きい。なお、この金額は金利0%、すべてを普通預金に預けていた場合だ。資産の一部を運用して利回りを数パーセント上げることができたら、貯蓄残高の減り方はもっとゆっくりになる。最後に見てみよう。

苦しんで働き続けるのではなく、楽しく働く そのポイント

 20〜50代の人たちに、「最善の老後資金プランは長く働くこと!」と話すと、多くの人がうんざりした表情をする。でも「30代40代と同じペースで60歳以降もずっと働け!」と言っているわけではない。ペースを変えて、働き方を変えて、快適に楽しく働き続けよう、と提案している。シミュレーションでは、年収を低めの200万円、120万円と設定してみた。十分現実味のある数字だと思う。

 長く働き続けるためのポイントは、大きく3つある。

(1)体も心も健康であること

(2)50代から60歳以降の働き方をイメージすること

(3)早めに行動すること

 言うまでもなく、何よりも健康だ。でも現実には、定期健康診断で「健康です。何も異常ありません」と言われる人は少ない。今、残業をして一生懸命働いて体を壊すより、長時間労働をしないで、場合によっては出世を見送っても、健康を取り戻し、健康を維持しよう。

 健康を保つ方法は、シンプルだ。健康的な食事、適度な運動、十分な休息。それから、過度なストレスがなく、楽しみがあること。家族や友人のいい人間関係。仕事にばかり時間やエネルギーを使わないで、こっちのために、十分な時間、エネルギー、お金をいま使おう。はい、お金も使ってください。健康であれば、長く楽しく働ける。

 早めに60代以降の働き方をイメージすることも大切。多くの会社で、定年は60歳から65歳に変わりつつあるが、今の会社で、本当に65歳まで働きたい? 今の仕事、今の職場が大好き、という人は、もちろんそのまま働き続ければいい。その上で、65歳で退職した後の働き方を考える。今の会社で再雇用してもらうか、関連職種でアルバイトを探すか。

「今の職場では、ずっとは働きたくない」という人もいるだろう。それなら65歳まで今のところにいて、退職してから別の仕事を探すより、早いうちに別の仕事、別の会社を探すのがいい。そうでないと、65歳で退職を迎える頃には、「もう働きたくない」「もう働けない」となってしまうかもしれない。希望の仕事を見つけるのも難しくなるだろう。針路変更は早いほうがうまくいく。

仕事はずっと続けるが、仕事以外の世界を広げる

 40代50代のシングル女性、男性の相談を受けていて気がついたのは、彼女ら彼らの多くが、仕事と結婚しているということだ。仕事と結婚していたら、人間を相手に恋愛したり、結婚したりは難しくなると思うが、どうだろう。多くのシングルは日々、職場と自宅を往復し、ときどきスポーツジムや趣味で息抜きをするくらい。仕事関係以外の友人がほとんどいない。自宅近くに友人がいない。

 こういう人たちが、退職したらどうなるだろう。退職を迎える頃には、親は亡くなっていることが多い。親しいきょうだいや親戚が近くに住んでいればいいが、そうでないと孤立してしまう。病気やケガで寝込んでも、誰も気づいてくれない。孤独死は60代でも起こりうる。

 そうならないために大切なのは、まず働き続けること。働いていたら人間関係は途切れない。

 次は、仕事以外の世界、人間関係をつくることだ。友人が病気になったら見舞いに行こう。悩み事の相談にのってあげよう。できることは助けてあげよう。同年の友人だけでなく、年上の友人、年下の友人をつくろう。自分が困ったときに「手伝って」と頼める。そんな人間関係を職場以外でつくる。

 人間関係は自然にできるものじゃない。親しくなりたいと思った人を、お茶や食事に誘ってみる。自宅に招いてみる。一緒に旅行に出かける。シングルだからこそ、家族以外、仕事以外の人間関係を、今のうちから積極的につくっておこう。

「長く働く」の効果は、運用すればもっと大きくなる。

 先のシミュレーション、65歳の貯金残高(2000万円)、生活費(年240万円)、年金額(160万円)、65歳、70歳以降働く場合の収入(200万円、120万円)を全部同じ金額にして、資産の運用利回りをあげたらどうなるだろう。比べてみたのが、下のグラフだ。

・ケースA:65歳以降、無収入でも貯金が99歳までもつ。資産寿命が10年伸びる。

・ケースB:70歳まで働くと、100歳での資産残高は1843万円。毎年の生活費を40万円アップしても、貯金はほぼ100歳までもつ。

・ケースC:75歳まで働くと、100歳での資産残高は2888万円。毎年の生活費を60万円アップしても貯金はほぼ100歳までもつ。

 運用利率2%というのは、金融資産の半分を投資信託の積立てなどで運用すれば、十分に達成できる数字。リスクも小さい。つまり、5年、10年長く働き、資産の一部を運用すれば、生活にゆとりが出た上で100歳以上まで生きても貯金が残る、ということになる。投資については、次回詳しくお話ししたい。

 いずれにせよ、できるだけ長く働くことを目指そう。楽しく働ける仕事、働き方を、今から探し続けよう。新しい仕事、新しい働き方がどんどん登場している。目の前の仕事にとらわれず、クリエイティブになってください。

(文=中村芳子/アルファアンドアソシエイツ代表、ファイナンシャルプランナー)

※個人のお金に悩みに回答する「FP相談」を承っています。FP相談、および本記事に対するお問い合わせはこちらへ。50代からのお金の質問、悩み相談も受け付けています。

●中村芳子/アルファアンドアソシエイツ代表、ファイナンシャルプランナー

1985年よりFP業に携わる日本のFPの草分け。 女性FP協会(現WAFP関東)の設立者の一人、初代理事長。 1991年に会社を設立。パーソナル・コンサルティング、金融記事の執筆、金融企画のアドバイスなどを行っている。マネックス証券創業時より7年間アドバイザーをつとめる。みずほ銀行の夫婦向けマネーサイト「おうちのおかね」(2010―2016)を監修。辛口だが、お金だけにとらわれないユニークで温かいアドバイスが人気。

主な著書に『50代のいま、やっておくべきお金のこと』『20代のいま、やっておくべきお金のこと』(以上ダイヤモンド社) 『女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方』(三笠書房) などがある。『三日でわかる聖書』『養子でわくわく家族』『神の津波』など、お金以外の著書や翻訳もある。