JRA阪神JF(G1)ウオッカ、ニシノフラワーほか、優勝馬はウマ娘でお馴染みの名馬がズラリ! 混戦を断つ今年の女王候補は?

 JRAのダート王を決めるチャンピオンズC(G1)はテーオーケインズの勝利で終わり、今週はいよいよ2歳女王決定戦の阪神JF(G1)が行われる。昨年はソダシが勝利し、白毛フィーバーを巻き起こした。

 このとき2着のサトノレイナスは日本ダービー(G1)でも人気の一角を背負い、3着ユーバーレーベンは後のオークス(G1)を制したように、ハイレベルなレースだった。それだけに今年も来年のクラシックに向けて注目の一戦となることは間違いないが、昨年に勝るとも劣らない好メンバーが揃った。

 それにしてもこのレースの優勝馬は、なかなかの女傑揃いである。勝ち馬だけでなく、出走馬を見渡せばその世代を代表する名馬ばかり。他にも意外な活躍馬も多く存在しており、今回はそんな阪神JFの歴史から(1991年~2000年は阪神3歳牝馬Sの名称)、特に注目すべき馬をピックアップした。

【ニシノフラワー】
 まずは1991年の優勝馬ニシノフラワーだ。今やウマ娘で大人気だが3歳時には桜花賞(G1)、スプリンターズS(G1)を勝利。桜花賞馬が3歳時にスプリンターズSを勝利したのは同馬のみという快挙で、しかもその前走は2400mのエリザベス女王杯(G1・現在は芝2200m)で3着だから驚きだ。

【ヒシアマゾン】
 女傑と言われた1993年優勝馬ヒシアマゾン。当時のルールで外国産馬のため桜花賞とオークスには出走できなかったが、クイーンC(G3)から秋のエリザベス女王杯まで重賞6連勝を成し遂げている。距離も1200m、1600m、2000m、2400mと幅広く、そのインパクトは絶大。さらに有馬記念(G1)でナリタブライアンの2着、ジャパンC(G1)も2着と大一戦で活躍した。

【メジロドーベル】
 1996年に優勝したメジロ牧場の傑作メジロドーベルも忘れられない1頭だ。桜花賞は2着もオークスと秋華賞(G1)を勝利。さらにエリザベス女王杯で連覇を達成とG1レースを5勝している。特にオークス以降は牝馬限定戦なら重賞6戦5勝と同世代の牝馬を圧倒した。

【ウオッカ】
 2006年の阪神JFを4番人気で勝利したウオッカ。その後、歴史的な名牝にまで成長するとは、当時は誰も想像できなかったかもしれない。牝馬ながら日本ダービーを制し、安田記念連覇、天皇賞(秋)、ジャパンC、ヴィクトリアマイルと7つのG1レースを勝利した。獲得賞金は13億円を超え、JRAの牝馬で歴代4位の記録。特筆すべきは2歳から5歳まで毎年G1レースを制していることだ。

【ブエナビスタ】
 2008年に勝利したブエナビスタも印象深い。他に2頭の重賞勝ち馬を含めた12頭のオープン馬がいたにもかかわらず、前走未勝利戦を卒業したばかりの馬が、単勝2.2倍と断然の支持を集めた。しかしその評価は正しかった。最後の直線で他馬を圧倒する上がり34秒台の豪脚を使って15頭をごぼう抜き。その後は桜花賞、オークス、ヴィクトリアマイル、天皇賞(秋)、ジャパンCを勝利し、獲得賞金は14億円を超えJRA牝馬歴代3位の記録となっている。

【アパパネ】
 阪神JFの優勝馬で、唯一牝馬三冠(桜花賞・オークス・秋華賞)を達成した2009年優勝馬アパパネ。古馬になっての勝利はヴィクトリアマイルのみだが、やはり牝馬三冠の偉業は重みがある。今年は同馬の娘アカイトリノムスメが秋華賞を制するなど、母としても名牝の域に達した。

【ラッキーライラック】
 2017年優勝馬ラッキーライラックは天国と地獄を体験した馬だろう。デビューから3連勝で阪神JFを制し、年明けのチューリップ賞(G2)も快勝。桜花賞も断然の1番人気に支持されたが、勝利したのはアーモンドアイと相手が悪かった。その後不振が続き7連敗し、早熟で終わったかと思われたが、名手C.スミヨン騎手と松永幹夫厩舎の尽力もあり、エリザベス女王杯で復活勝利。さらに香港ヴァーズ2着、大阪杯1着といったG1で結果を出し、エリザベス女王杯で連覇を達成した。

【ソダシ】
 先週のチャンピオンズCは残念な結果だったが、2020年優勝馬ソダシの力は本物だ。デビューから重賞3連勝を含む4戦4勝で阪神JFを制覇。3歳になっても桜花賞、札幌記念(G2)を制するなどその実力は現役牝馬でもトップクラス。クロノジェネシス、グランアレグリアが引退することもあり、2022年のJRA牝馬戦線を担う存在といえよう。来年はヴィクトリアマイルが最大目標になりそうだが、どんな走りを見せるか楽しみだ。

 以上、過去に阪神JFを制した名牝たちを紹介したが、敗れはしたものの、その後活躍した馬も挙げればかなりの好メンバーが存在する。例えば2018年2着クロノジェネシスは、その後宝塚記念(G1)を連覇、有馬記念勝利と圧倒的な成績を残している。さらに2016年2着リスグラシューも、宝塚記念~コックスプレート(G1)~有馬記念の3連勝を達成。他にもレッツゴードンキ、ハープスター、メイショウマンボ、フサイチパンドラ、スイープトウショウ、シーキングザパール、エアグルーヴ、シンコウラブリイなどJRA史に残る名牝がこの阪神JFをステップに名馬への階段を駆け上っている。

 今年で73回目を迎える阪神JFに新しい1ページが加わるわけだが、抜けた馬もおらず、かなりの難解なレースと言えるだろう。出走メンバーはファンタジーS(G3)優勝馬で3戦3勝と無敗のウォーターナビレラ、アルテミスS(G3)優勝馬サークルオブライフ、函館2歳S(G3)優勝馬ナムラリコリス、小倉2歳S(G3)優勝馬ナムラクレア、サウジアラビアRC(G3)2着のステルナティーア、2戦2勝のナミュールなどメンバーは多彩だ。

 なお抽選対象馬も多いため、最終的にどの馬が出走するかわからないが、それでも4頭の重賞馬や良血馬が揃っており、見応えのあるレースとなるのは間違いあるまい。

 その中で一頭注目馬を挙げるとすればウォーターナビレラだろう。唯一の3勝馬で武幸四郎厩舎と武豊騎手という兄弟コンビ。川田将雅、福永祐一といったトップジョッキーが香港遠征で不在でもあり、鬼の居ぬ間にG1制覇といきたいところ。どんなレースを見せるか注目したい。

(文=仙谷コウタ)

<著者プロフィール>
初競馬は父親に連れていかれた大井競馬。学生時代から東京競馬場に通い、最初に的中させた重賞はセンゴクシルバーが勝ったダイヤモンドS(G3)。卒業後は出版社のアルバイトを経て競馬雑誌の編集、編集長も歴任。その後テレビやラジオの競馬番組制作にも携わり、多くの人脈を構築する。今はフリーで活動する傍ら、雑誌時代の分析力と人脈を活かし独自の視点でレースの分析を行っている。座右の銘は「万馬券以外は元返し」。

パチスロ大勝利の先に待っていた絶望…!?【濱マモルののほほんコラムVol.125~みなし機実戦の思い出~】

 ネット系をはじめ、このところパチンコ・パチスロ関連の記事では、さよなら5号機的な企画が目立つように思える。無論、それは旧規則機の撤去が迫りつつあるからだが、そんな企画を見ると、2006年6月20日の「みなし機」完全撤去を思い出す。

 それまでの遊技機は、検定が切れてもそのまま設置され続けていた。4号機初期や3号機のみならず、2号機や1.5号機の設置をウリとするホールもあったが、規則の改正で一斉撤去に。これにより、5号機時代へ本格的に移行したように感じる。

 Xデーのタイミングで、パチスロ必勝ガイドの誌面上では、91時間バトルの特別篇としてみなし機の送別会が行われた。18名のバトラーが全国各地に残された思い出のマシンと対決するといった内容で、ありがたいことにアタシも参加させていただいた。

 アニマルかつみ兄さんはユニバーサル販売の『コンチネンタルⅡ』、ガル憎先輩は山佐の『スーパープラネット』、負男先生はサミーの『マックスボンバー』などと勝負する中、アタシは『ウィリーチャンプV』と対決。コイツは勝手に4号機最高の名機と称えるエーアイの4号機第1弾『ウィリーチャンプ』のスペック違いで、大半は先代と同じく裏モノ化し、より激しい連チャンが魅力と言えた。

 スロガイ編集部が調べてくれたところ、設置店は1店舗のみ。その店舗は島根県の江津市にあるそうで、早速アタシは片道約900キロの距離を飛行機→バス→電車と乗り継いだのである。今では考えられない大出張だ。

 朝イチから打つべく、前夜に江津市入り。件のホールがある駅前にはホテルがなかったことから、タクシーで郊外のホテルへ移動したのだが、偶然にもホテルの隣には別のホールがあり、となると当然、どんな台があるのかと覗きに行くことになる。

 当時は、地方ほどレアなマシンが設置されていた印象がある。そんなレアなマシンを求めて旅打ちなんかもしまくったもので、ドキドキしながら入店したところ、意外にもレトロ台はなく、沖スロのシマが大盛り上がりだった。

 中でも鉄火場だったシマは、オリンピアの『New島唄30』。詳しくは割愛するが、どちらかと言えば高設定狙いよりも高モード狙いが有効なマシンとの認識だったので、打ち頃の台はないかとチェックすると、何とビッグ間で大ハマり且つビッグ単発で終了という絶好の履歴を発見したのである。

 結果は、わずか1時間足らずで4万円超のプラス。思わぬ棚ぼた勝利にアタシは豪遊を試みたのだが、すっかり暗くなった外にネオンはなし。それでもさすがに何か飲食店はあるだろう、何ならスナックの1つや2つはあるだろうと歩き続けること数分、数百メートル先に小さな黄色い明かりを見付けた。

 中華料理屋か、それとも居酒屋か。まぁこの際、どちらでもいいから、そこで一杯飲むとしよう。長旅で疲れたこともあって、そう決意したアタシは歩みを早めたのだが、その看板に書かれていたのは「井岡ボクシングジム」。あの時の絶望は、今でも忘れられません。

(文=濱マモル)

人が逃げる職場と人が集まる職場 上司の行動に見るその「違い」

 テレワークが普及したことで、職場の雰囲気に変化が生じることがある。また会社全体の雰囲気をつかみにくくなったという人もいるはずだ。

 今、働いている職場の雰囲気はどうだろう。今の職場で働いていて、自分自身が成長できていると感じているだろうか?

 人が集まる職場があれば、人が逃げていく職場もある。もちろん前者は成長できる環境が整っていることが多く、後者はその真逆であったりする。

 『人が集まる職場 人が逃げる職場』(渡部卓著、クロスメディア・パブリッシング刊)は、「人が逃げる職場」問題の原因と解決策について提示した一冊。では、「人が集まる職場」と「人が逃げる職場」、その違いはどこにあるのだろうか? 本書からリーダーや管理職の振る舞いに着目して、2つピックアップしよう。

人が集まる職場は、不満を受け止める。人が逃げる職場は、不満に同調する

 管理職・リーダー的役割になると、不合理や良くない面も多く見えてくる。しかし、それでも職場で不満を漏らすのはNG。たとえ、部下が職場の悪口を言っていても、部下と一緒になって悪口を言ってはいけないのだ。

 では、どう言えば適切なのか。著者によると、「君がそう感じるのもよくわかるけど、私も立場的にそういうわけにもいかないからね、辛いんだよね」と、正直で自然な言い方で「君の気持ちは理解しているよ、受け止めているよ」と伝えてあげるのが良いという。

人が集まる職場は、管理職が歩き回っている。人が逃げる職場は、管理職が座っている

 著者によれば、人が集まる職場は管理職がデスクに座っていないという。デスクに座ってパソコンの画面や書類ばかり見ていると、自分の元に集まってくる細かな文章や数字ばかりと向き合うことになるだろう。

 だが、管理職が本当に見逃してはいけない情報は、現場の部下や顧客のところに行ってみないと気付けないはずだ。また、部下も「上司は自分のことを気にしてくれている」と感じ、安心感と信頼感を得ることができる。

 リーダーの必須条件は、自ら歩き回り、声をかけ、情報を取りに行くことなのだ。テレワークに置き換えても同じことがいえるはず。報告を求めるだけの上司から、部下の心は離れていくのだ。

 著者はあらゆる職場の問題と対峙してきた中で「人は働く中で成長感覚を得られないと心が折れてしまう」という現象が見えてきたという。 人それぞれの成長感覚をサポートできる職場であれば、次々に人が集まってくる職場になるのだ。

 職場をもっと良くしたい管理職、これからリーダーになるであろう若い世代の方たちにとって、本書は役に立つはずだ。(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

「高突入」「高継続」「高出力」を徹底追求…シリーズ最速、パチンコ「究極闘神スペック」がいよいよホール降臨!

 いよいよシリーズ最速のバトルが始まる。

 12月6日のホール導入を予定しているサミーの最新パチンコ『P北斗の拳9 闘神』は、「高突入」「高継続」「高出力」と時代が求める3要素を徹底追求&完全搭載した「究極闘神スペック」。通常時の大当り確率は319.7分の1で、3or7図柄揃いは「闘神BONUS」、それ以外の図柄揃いは「無想BONUS」がスタートし、闘神BONUS後は「BATTLE MODE」へ直行する(どちらも3R約450個)。

 一方、無想BONUS後は時短1回+残保留4個or時短900回+残保留4個の「七星チャレンジ」へ移行し、これに成功すれば同じくBATTLE MODEへ突入。直撃と時短1回+残保留4個を含めたトータルBATTLE MODE突入率は約66%となる。

 出玉増加の主軸を担うBATTLE MODEは時短900回+残保留4個で、右打ち中の実質図柄揃い確率は29.5分の1。約105.1分の1の転落小当りよりも早く大当りを引ければ例外なく10R約1,500個の出玉を得られる仕組みで、その継続率は約81%を誇る。ツボにハマった際の破壊力の高さは、想像に難くないだろう。

【注目記事】
パチスロ「伝説級の出玉性能」が間もなく撤去…豊富な特化ゾーンで「3桁上乗せ」頻発!!

甘デジ「破格の10R比率」と強力な遊タイム完備! 高い爆発力を秘めた激アマ物語!!

 演出について触れると、通常時は保留変化や入賞時のアクションなどによる「先読み予告」、レイが切り裂けばチャンスが継続する「モードアップ予告」、完成すれば期待大の「死兆星完成予告」など、豊富な予告演出を用意。

 リーチは「秘孔DASH」「エピソードSP」「奥義チャンス」「秘孔連続演出」などが基本で、エピソードSPは演出成功、奥義チャンスは奥義炸裂、秘孔連続演出はカウントダウンが「0」になればシリーズ伝統、強敵たちとのバトルが繰り広げられる「神拳BATTLE」へと発展する。

 BATTLE MODE中は「救世主MODE」「覇王MODE」の2種類から好みで選択が可能で、革新的バトルシステムの前者は主人公が変動中に目まぐるしく交代。主人公・ケンシロウ時のバトル開始は大チャンスで、闘神化のケンシロウ出現はその時点で大当りが濃厚となる。

 従来の法則を踏襲した王道バトルシステムの後者は対戦相手で期待度が変化し、リュウケン→トキ→シュウザ→リハクの順にアップ。主人公・ラオウの攻撃はBATTLE MODE継続濃厚で、対戦相手の先制攻撃時はボタン連打成功で大当りに大きく前進する。

 なお、楽曲はクリスタルキングの「愛をとりもどせ!!」、TOM☆CATの「TOUGH BOY」、布袋寅泰の「STILL ALIVE」などお馴染みのものに加えて、新曲としてMY FIRST STORYの「ever」も収録している。

新しい街づくり「北海道ボールパークFビレッジ」に学ぶ、未来創造型プランニングとは?

企業や産業全体の変革をドライブする「突破考」は、どのように生まれ、どんな未来をもたらすのか? 知られざるストーリーに迫り、明日のビジネスへの糧を見つけるオリジナル番組『突破考』。

第3回となる今回は、スポーツビジネスに変革をもたらそうとしている「北海道ボールパークFビレッジ」の事例から、「これからの価値創造のあり方」を探ります。

モデレーターは佐々木紀彦(NewsPicks NewSchool 校長)。そしてゲストMCに予防医学研究者の石川善樹氏を、さらに株式会社電通・Future Creative Centerセンター長の小布施典孝氏、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント事業統轄本部の小川太郎氏のお2人にご登場いただきました。

※本記事はNewspicksからの転載記事です。


「概念のシフト」で新たな価値を生み出す

佐々木:様々なビジネスが変革する中で、必ず必要とされるのが“新たな価値創造”です。今日はその事例の1つとして、スポーツビジネスに変革をもたらそうとしている「北海道ボールパークFビレッジ」を取り上げたいと思います。石川さんはボールパークについてどのようなイメージをお持ちですか?

突破考
石川:アメリカに留学していた頃、ボストン・レッドソックスの本拠地であるフェンウェイ・パークのすぐそばで暮らしていた経験があります。
ボールパークは単なる野球場ではなく、文字通り公園とセットになったものですから、日中から多くの親子連れが訪れていたのが印象的です。これまでとは違った形でスポーツと触れ合える場所ですよね。

石川善樹
石川善樹。1981年広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士号(医学)取得。専門は予防医学、行動科学、計算創造学など。ウェルビーイングの研究者として、企業や大学と学際的研究を行う。著書に『問い続ける力』(ちくま新書)、『疲れない脳をつくる生活習慣』(プレジデント社)、『ノーリバウンド・ダイエット』(法研)などがある。

佐々木:日本でも広島や北海道でボールパークの建設が進められ、少しずつ広がりを見せています。

石川さんはまさに、ファイターズと共に「Fビレッジ」を手掛ける電通FCC(Future Creative Center)のアドバイザーを務められていますが、この電通FCCというのがどのような部署なのか、小布施さんから簡単にご説明いただいてもいいですか。

小布施:電通のクリエイティブというと、テレビCMや新聞広告などを作るイメージが強いと思いますが、FCCは未来を創っていく上での構想や企画のサポートを行う、80名ほどのチームになります。

小布施典孝
小布施典孝。株式会社 電通Future Creative Center センター長。クリエイティブ脳とマーケティング脳の両脳発想から生まれる「創造力」を武器に、事業成長のためのブレークスルーポイントを発見した上でのブランディング企画、アクティベーション設計、エクスペリエンス開発を手掛ける。国内外アワード受賞多数。アフリカ最高峰キリマンジャロ登頂。

例えば最近では、ロッテのアイスクリーム「爽」のプロモーションをお手伝いさせていただきました。「爽」は何十年も前から存在する商品なので、その存在やおいしさはすでに多くの人に知られています。

そこで、商品の認知度アップを目指すのではなく、食体験を変えようと、柄の先に鉛筆を模したデザインのスプーンを取り入れたところ、アイスの表面に絵を描く消費者が急増しました。

爽キャンペーン

絵を描いたら誰かに見てほしいのがユーザー心理で、実際にSNS上には今も、「爽」に描かれた多くの作品が投稿されています。つまり、従来の「味の戦い」を「食体験の戦い」にシフトしたことで、CMとは異なるアプローチで売り上げの向上に繋げたわけです。

石川:FCCの特色は、複数のクリエイターのアイデアを片っ端から取り入れていく小布施さんの手法によく表れていると思います。アイデアを受け入れてもらえる土壌があるので、単純にお仕事をご一緒していると、承認欲求のようなものが満たされてみんな楽しいんですよ。

佐々木:なるほど。1人の有力なクリエイターのスキルに頼るのではなく、全体のアイデアのいいところを取り入れて発展させていくやり方ですね。

小布施:新しい未来を構想するというのは非常に難しいことですが、一人ひとりが持っている気付き、あるいは違和感のようなものがヒントになるケースは多いと思います。ですから、日頃の議論においても、おのおののそうした思いを意識的に拾い上げるようにしています。

石川:現実とかけ離れた未来を構想したとしても、そこからの逆算ができず、掲げただけで終わってしまいがちです。かといって現実に立脚して考えると、ありきたりなアイデアしか出てきません。そこで重要なのが、小布施さんが今おっしゃったような概念のシフトなんですよ。

突破考

例えば「人生80年」という概念が「人生100年」に変わったことで、人の人生設計や考え方も大きく変わりました。そういった中心の概念を探すことを、FCCでは日頃から心掛けています。


ボールパークで共通言語を作る

佐々木:北海道ボールパークFビレッジは、まさにそうした概念の部分に変化をもたらす取り組みだと思います。そもそもなぜボールパークに着目したのでしょうか?

小川:これには球団経営の観点から、大きく2つの理由があります。

小川太郎
小川太郎。株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント事業統轄本部 ボールパークデザイングループ グループ長。慶應義塾大学総合政策学部卒。丸紅株式会社にて約7年間海外プラント建設案件に従事、ベトナムやシンガポールでプラント建設プロジェクトの組成・履行を手掛ける。その後、スペインのIESE Business School にてMBA取得。在学中にはラ・リーガ所属のRCD Espanyolの日本向けマーケティング・ エージェントとして同クラブと国内大手旅行代理店との提携等複数のプロジェクトを実現。卒業後現職に至る。

まず、球団の更なる成長を実現する上で、自前の球場を持つのは非常に重要であるということ。そしてもう1つは、球場周辺の街づくりに寄与することで、野球に関心のない層にもアプローチし、競技人口の急激な減少による影響を受けない成長シナリオを描く狙いがあります。

今回のFビレッジでは“共同創造空間”というコンセプトを掲げ、多様な主体と協業しながら新球場を核にした周辺の街づくりを行います。開業は2023年春を予定していますが、その時点で飲食店や宿泊施設、住居、教育施設など、想定するすべての機能を実装させようというのではなく、段階的に街を成長させていくプランです。

突破考

佐々木:ちなみに、Fビレッジ完成後の経済効果についてはいかがでしょう。

小川:色々な試算があるので一概には言えませんが、北海道の北広島市では10年間で1500億円、北海道全体では10年間で8000億円という試算もあります。

佐々木:では、計画を進行する上で一番の課題は何ですか?

小川:共同創造空間ということで、周辺の街づくりにおいては特に、これから多様な事業パートナーの力をお借りして、一緒に取り組んでいかなければなりません。今後どう理解を広め、パートナーを増やしていくかが目下の課題ですね。

小布施:電通もその一社なわけですが、スポーツを中心に据えた街づくりというのは、可能性に満ち溢れたプロジェクトだとすぐに直感しました。幼児のスポーツ教育からシニア層の孤独解消まで、スポーツを介して行えることは非常に多いですから。

石川:実際、スポーツファンというのはウェルビーイングが高いんですよ。応援しているチームが強くても弱くても高いのが面白いところで、それはなぜかというと、スポーツは世代を超えて交流できる数少ないものの1つなんですね。

ひいきのチームが同じというだけで、老若男女を問わず共通言語が生まれるわけで、その意味でも大きな可能性を秘めたプロジェクトだと感じます。


目指すべき未来を共有する「突破考」とは

佐々木:では、そんなボールパークを実現するための突破考は何か。最初の突破考を示す、1枚のイラストがありますのでご覧ください。

突破考

小布施:こちらはボールパークを造るにあたり、「こういう未来にしよう」というイメージを皆で出し合ったフューチャービジョンです。

大きなポテンシャルを秘めた事業であるだけに、今回のプロジェクトに関してはステークホルダーそれぞれが個別にビジョンを持っています。しかし、それらすべてを寄せ集めてもうまくまとまらないので、目指すべき未来を共有するために作ったのがこのイラストです。

小川:こうして絵にした意味は大きくて、我々としても「新球場を創ろう」、「それに伴い住宅や商業施設を造ろう」、「だったら学校も必要だ」などと口々に言い合っていても、どのようにまとめるのが正解なのか、最初は誰も確たる自信が持てずにいました。

しかしこのフューチャービジョンによって、自分たちが目指しているのはどういう体験が提供できる街で、そのために何が必要なのかの共通イメージができ、より明確になりました。

小布施:また、今回のプロジェクトではもう1つ、「PLAY HUMAN.」という概念を設定しています。

突破考
これはこの街が提供する価値を一言で言い表したもので、端的に言えば「人が人らしく生きられる場所でありたい」という願いが込められています。これは野球ファン以外の方にも来てもらえる街にするためにも大切なメッセージだと思います。

佐々木:こうして目指すところをイラストによって明確化し、そこで実現すべき概念を一言化したところで、今度は事業を進めるための人材を揃えなければなりません。

ではその人材をどう集めるかというのが、第2の突破考です。今回のプロジェクトでは、「家族の皆様へ。ファイターズへの転職のご相談」と掲げたリリースを用意されていますが、ここにはどのような狙いが込められているのでしょうか。

突破考

小布施:我々としては手を挙げてくださる方には、全国から北海道へ来ていただきたいと思っていますが、考えてみればこれは非常にハードルの高いことです。

北海道移住を実現するためには家族を説得しなければならないでしょうし、これを普通の求人告知でやるのは困難であると考えました。冒頭で「家族の皆様へ」としているのは、ご家族を説得する材料にしていただきたいからです。

石川:これ、SNS上でも非常にバズってましたよね。僕も最初、誰の仕事なのか知らずにこのスライドを目にしていたのですが、ページを進めていってすぐに「これは小布施さんだな」とピンときました。小布施さんはストーリー仕立てのスライドを作るのが本当にうまいですからね。

突破考

小布施:大切なのは情報の順番なんです。例えば、スポーツビジネスがこれからどう魅力的になっていくのか、北海道へ行くとどんな良いことがあるのかが、求める人が知りたい順番で並ぶように配慮しています。

小川:結果、求人ツールとしては大成功で、7人の採用枠に対して、5000人以上の応募がありました。これまで球団が募集をかけた時にはリーチできなかった層から多くの反響があったのはよかったですね。

佐々木:それはすごいですね。欧米ではこうしたスポーツ関連のビジネスは「ドリームジョブ」と呼ばれて人気がありますが、日本では透明性が欠けているためか、不安を持たれることも多い業界だと思います。
そうした不安を払拭するのに、まさにうってつけの手法だったということなのでしょう。

石川:大勢の力を結集させて1つの目的地に向かうには、やはりこうしたひと目でわかるフューチャービジョンや、一言で伝わる「PLAY HUMAN.」といったメッセージが欠かせません。さらにそこに、明確なストーリーが提示されることで、初めて大きなうねりが起こせるのだと思います。


未来創造型の事業を成功させるには?

佐々木:最後に、このボールパークを中心に、実際にどのような街が生まれようとしているのか、具体的な展望をお聞きしてもよろしいですか。

小川:まず、球場の開業と同じタイミングで、レジデンスの販売がスタートします。ボールパークに住むことでどのようなライフスタイルを創出するかを検討した結果、入居者の方には10年間、球場への無料アクセス権を提供することになりました。

突破考

また、新しい観戦体験の演出として、球場内のレフト後方に、4層程度のフロアを設けて客室や温泉・サウナ、フードホールを用意します。球場内で温泉につかりながら試合が見られるのは、世界初の試みです。こうした施設は試合のない日でも集客要因になるのではないかと期待しています。

佐々木:なるほど。まさしく電通が掲げる未来創造の一端に触れる思いです。本日の総括を石川さんにお願いしましょう。

石川:まとめるならば、「概念の一言化・一目化・一発化」ということだと思います。

突破考

関わる人が皆、おおむね頭の中に持っている概念を、いかに一言で、一目で、そして一発でわかるものに落とし込めるかが、未来創造のカギとなります。もっとも、それは非常に難しいことなのですが。

佐々木:ありがとうございます。変革する社会の中で企業に求められる新しい顧客体験について、本当に様々なヒントをいただきました。Fビレッジが創り出す未来を楽しみにしています。

番組視聴はこちらから。
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JRA阪神JF(G1)「勝率75%」ソダシ育てた名伯楽が勝負気配、「ドゥラメンテの牝馬は走らない」噂もついにストップか

 2015年の皐月賞(G1)や日本ダービー(G1)を制したドゥラメンテが、9歳という若さでこの世を去った今年8月31日、突然の訃報に競馬界に衝撃が走った。

 種牡馬として産駒は2年目を迎え、未来の活躍馬誕生に期待がかかっていた矢先だっただけに、あまりにも惜しまれる。各関係者にとっても青天の霹靂だったに違いない。

 無念の死の直後、産駒のタイトルホルダーが菊花賞(G1)を制し、父ドゥラメンテが成しえなかった最後の一冠を勝つという感動的なドラマを演じたのも記憶に新しいところだ。

 そんななか、一部でまことしやかに囁かれていたのが「ドゥラメンテ産駒の牝馬は走らない」という噂だ。

 気性的に難しい馬が多いことから、いつしか競馬ファンの間でそういったイメージが強くなっていたのだろう。確かに重賞戦線ですでに活躍をしている現3歳世代のタイトルホルダーやキングストンボーイなどは、いずれも牡馬であり、牝馬で重賞を勝った馬は出ていない。

 勝ち上がり率(2021年11月末まで)を比較しても、のべ262頭で牡馬が37.3%に対し、牝馬は25.8%と劣勢だ。現2歳世代だけ見ると、今のところ牡牝で大きな差はないが、トータルを考えると、「ドゥラメンテ産駒の牝馬は走らない」という噂は、一理あるようだ。

 そんな“レッテル”を覆すべく、12日(日)に阪神競馬場で行われる阪神JF(G1)にベルクレスタ(牝2、栗東・須貝尚介厩舎)が挑む。今回がドゥラメンテ産駒の牝馬としては、初のG1出走。鞍上は引き続き松山弘平騎手を予定している。

 ベルクレスタは、デビュー当初から競馬関係者の間で期待の大きかった馬だ。新馬戦では、翌週の朝日杯FS(G1)で上位人気確実なセリフォスに敗れたが、次戦の未勝利戦では2着に3馬身半差の完勝。前走のアルテミスS(G3)では、初重賞ながら2着と好走して見せた。

 レース後、騎乗した松山騎手は「(今回は)勝ち馬の決め手にやられてしまいました。それでもこの馬の成長も感じますし、この先が楽しみです」とすでに先の大舞台を意識しているようなコメントを残していた。

 1週前追い切りでは、栗東坂路で4ハロン51秒1-12秒0と自己ベストタイの好時計をマーク。管理する須貝師も「思ったより時計が出たね。反応もいいし、すごく具合もいい」とコメントしており、体制は万全のようだ。

 実は須貝師は、阪神JFにおいて4戦3勝と無類の強さを誇る。昨年の同レース勝ち馬ソダシをはじめ、2012年のローブティサージュや2013年のレッドリヴェールでも勝利しており、とにかく相性がいい。

 さらに朝日杯FSにおいても、2014年から阪神競馬場での開催に移行後は、15年のシャドウアプローチ(11番人気、3着)や昨年のステラヴェローチェ(2番人気、2着)と3頭送り出して2頭が馬券内。まさにこの時期の阪神芝マイルG1は“庭”と言ってもいいだろう。

 そんな強力なエスコートもあり、産駒では牝馬初の重賞勝利とG1勝利に期待がかかる一戦となる。亡き父に吉報を届けるべく、ベルクレスタが「ドゥラメンテ産駒の牝馬は走る」と証明してくれるはずだ。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

iPhoneなら「FaceTime」のほうが、Zoomよりオススメな7つの機能を紹介

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

コロナ禍の影響でテレワークを続けていると、ビデオ会議で「Zoom」を使っている人も多いと思う。だが、iPhoneやMacユーザーが家族や友だちとビデオ通話するなら、やっぱり「FaceTime」のほうが便利だろう。とくにiOS15以降では「FaceTime」の機能もかなり進化しているので、ここでは「FaceTime」の便利な7つの機能を紹介しよう。

iOS 15以降で「FaceTime」がどんどん便利に進化中!

ビジネスではビデオ会議では「Zoom」を使っている人も多いと思うが、友だちや家族がZoomを使えないときもある。そんなときは、スマホのビデオ通話のほうがもっと手軽に利用できるはずだ。

iPhoneならやはり「FaceTime」を使うのがオススメ。実はAppleではiOS 15以降のアップデートによって「画面共有」や「音質向上」といった機能が追加されており、Zoomにも負けないほど便利になっている。

そこで今回は、iPhoneのビデオ通話機能「FaceTime」で利用できる、便利な機能を7つ紹介しよう。

【1】AndroidスマホユーザーでもFaceTimeに招待できる!

FaceTimeはiPhoneやMacでしか利用できない機能だが、実は、FaceTimeはWeb上でも利用することができるため、AndroidスマホやWindowsパソコンでも利用できる。

最新版の「Google Chrome」か「Microsoft Edge」があれば、AndroidスマホでもFaceTime通話に参加できてしまうのだ。

招待する方法は、FaceTimeアプリから「リンクの作成」を選択し、そのリンクをコピーして相手と共有すればOKだぞ。

【2】 新機能「SharePlay」を使えば画面の共有が可能に!

アナタはiOS 15.1以降に搭載された「SharePlay」機能をご存じだろうか? この「SharePlay」機能を使うと、画面を簡単に共有することができる。

FaceTimeで通話を始めたら、画面上部のツールバーから「SharePlay」のアイコンをタップすることで、自分のiPhoneの画面をリアルタイムで相手と共有できるのだ。

たとえば、相手にアルバムの写真を見せたり、iPhoneの操作を説明することなどができるので、かなり…

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パチスロ「伝説級の出玉性能」が間もなく撤去…豊富な特化ゾーンで「3桁上乗せ」頻発!!

 パチスロ4号機時代の後半に人気を博した、大都技研のストック機『秘宝伝』。その後継機として登場した5号機の同シリーズは、同社の中でも爆裂仕様といった印象が強い。

 とりわけ『秘宝伝~伝説への道~』は、文字通り伝説級の出玉性能。それだけに、ツボにハマれば一撃での万枚突破も夢ではない。

 出玉トリガーは「秘宝RUSH」と銘打たれたART機能で、通常時&ART中共にゲーム性のカギを握るのはチャンス目。このチャンス目はボーナスの一種(MB)で、253枚の払い出し、或いはSB成立で終了する。

 チャンス目成立時は「追っかけタイム」「ドラゴンバトル」「高確率&無限高確率」と複数あるいずれかの高確率がスタートし、その振り分け割合は通常時の内部状態で変化。状態移行契機はチャンス役及びゲーム数消化で、「紅蓮の渓谷」滞在時のチャンス目成立はドラゴンバトルor高確率or無限高確率、「輝きの回廊」滞在時は高確率or無限高確率に大きな期待が持てる。

【注目記事】

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「高突入」「高継続」「高出力」を徹底追求…シリーズ最速、パチンコ「究極闘神スペック」がいよいよホール降臨!

 これら高確率はART突入契機の役割を担い、チャンス役成立や11枚ベル入賞でステージアップするほどチャンスも高まる追っかけタイムは期待度約20%。ドラゴンを倒せばART確定のドラゴンバトルは期待度約30%で、基本10G継続の高確率は期待度約60%、無限高確率はもちろん100%ARTへ結び付く。

 加えて、出現率こそ低いものの、ビッグは成立した時点でART確定。純増は約200枚で、消化中は約6分の1でピラミッド絵柄が揃うたびにARTゲーム数が加算される。

 ARTは1G純増約2.0枚、継続ゲーム数は50G以上で、消化中はチャンス目成立で特化ゾーン「秘宝RUSH HYPER」が発動する。この秘宝RUSH HYPERには上乗せ性能が異なる3種類があり、「秘宝スプRUSH」はチャンス役成立で必ずゲーム数上乗せ。「クレアチャレンジ」は成立役と演出に応じて上乗せ抽選が行われ、期待度特大の「ピラミッドパワー」は液晶画面のデジタル回転で上乗せ確定→3桁目(左)の「1」以上停止で3桁上乗せが約束される。

 首尾よく秘宝RUSH HYPERを24G完走できた場合は、通常時のMB完走時と同じく「伝説チャレンジ」へ突入。その後は100G上乗せの0G連が50%でループするので、さらなる大量上乗せが見込める。

 また、ART中の「!」ナビ発生時はSB成立の合図で、これの連続成立時は「伝説ミッション」突入のチャンス。当選時は5G程度の前兆を経て発動し、3~5Gの規定ゲーム数間SBを引かなければ50G以上が上乗せされる。

 このほか、当機は「クレア高確」「超秘宝RUSH」といったシステムもあり、ART終了時に突入の可能性がある前者は70%でART復帰→以降の終了時もクレア高確へ突入。秘宝RUSH HYPER終了時の一部、もしくはフリーズを機に始まる超秘宝RUSHは当機最強の上乗せ特化ゾーンで、継続中はARTゲーム数減算ストップ&毎ゲーム高確率で上乗せへと繋がる。

 設定推測要素はMB出現率、チェリー&チャンスリプレイ出現率、ART中の強チャンス目出現率、クレア高確突入率、ART&高確率ゾーン終了画面など。天井は2パターンあり、高確率ゾーン間500GハマリはART当選、高確率ゾーン11回スルーは12回目の高確率で無限高確率が選ばれる。

JRAソダシ「甘やかし」の絶好展開も12着轟沈……チャンピオンズC(G1)「敗因」はダート適性にあらず!? 歴史的「豹変」を知る元名ジョッキーが突きつけた“現実”とは

 5日、中京競馬場で行われたチャンピオンズC(G1)は、1番人気のテーオーケインズ(牡4歳、栗東・高柳大輔厩舎)が勝利。今夏の帝王賞(G1)でダート界の頂点に立った実力派が6馬身差の圧勝で、一枚上の力を見せつけた。

 その一方、2番人気に支持されながらも12着に大敗したのが、桜花賞馬のソダシ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。

 16頭の猛者が集ったダート1800mのレース。今回がダート初戦となるソダシにとって、包まれて砂を被る展開になりやすい1枠1番からの発走は大きな試練になると思われていた。

 そんな状況下で吉田隼人騎手が下した「逃げ」という決断は、順当な選択といえるだろう。幸い、絡んでくる馬もおらず、ソダシはあっさりとペースの主導権を握ることに成功した。

 毎年のように激しいハナ争いが展開されるチャンピオンズCとしては珍しい光景。レース直前になって1番人気をテーオーケインズに譲ったソダシだが、前半は白毛の女王を切る決断をしたファンの多くが肝を冷やす展開だったのではないだろうか。

 それもそのはず。1000m通過61.4秒は昨年の60.3秒、一昨年の60.8秒よりもかなり遅いペースだからだ。過去5年を振り返っても、61.9秒だった2018年はルヴァンスレーヴが2番手から抜け出して快勝。61.6秒だった2017年もハナ争いを演じたテイエムジンソクとコパノリッキーが2、3着に残っており、先頭を行くソダシにとっては絶好のペースに思われた。

 しかし、白毛の女王の快調な走りは、最後の直線を迎えたところであっさりと終わりを迎えてしまった。

 2番手のインティに並びかけられると、ほぼ何の抵抗もできずに先頭を譲ったソダシ。主戦の吉田隼騎手が懸命にムチを打ったものの、本来の粘りもなく、そのまま馬群に飲まれてしまう。結果は12着と、前走の秋華賞(G1)に続き、またも大敗となってしまった。

「2番手のインティが4着、3番手のアナザートゥルースが3着に粘っているわけですから、今日のソダシが展開面で恵まれていたことは確かだと思います。吉田隼騎手も『しっかりとリズム良く走れたし、スピードの乗りは良かった。雰囲気も良かった』と一定の手応えは感じている様子でした。

ただ、それでも最後の直線で馬群に沈んでしまったのは、単純にダート適性がなかったのか、それとも精神面なのか……吉田隼騎手は『力のいるダートとか、古馬の牡馬相手で地力の差が出た』と話していましたが、ちょっとわからないですね」(競馬記者)

 この結果を受け、レース後には「ソダシ」がすぐにトレンド入り。ネット上のSNSや掲示板などでは「ソダシの忖度レースだと思ったのに」「あの展開で負けるってことはダート適性がないとしか」「もうダートを走ることはないだろうね」「ダート適性はないってことがわかったのが収穫」など、やはりソダシのダート適性に敗因を求める声が多く見られた。

 しかし、そういった見解に異を唱えたのが、元JRA騎手のアンカツこと安藤勝己氏だ。

 安藤氏は自身の公式Twitterを通じて「ダート適性云々やなくて、馬がレースで走りたくないのかもしれない」と独自の見解を披露。「秋華賞の負け方が悪かったのをそのまま引きずっとる感じ」と前走と同じく精神面に敗因があるとみているようだ。

「陣営も、本馬場入場後には待機所へ向かわず早めにゲートの裏まで移動するなど、前走の秋華賞と同じ轍を踏まないよう気を遣っていたんですけどね……。もし、安藤さんがおっしゃるように精神面が敗因だとするのなら、ソダシはダート適性がなかったことよりも、よほど深刻な状況ということになります」(競馬記者)

 実際に、競馬では連戦連勝の快進撃を続けてきた馬が、たった一度の敗戦で別馬のように変わってしまうケースは珍しくない。

 最近では、一昨年の皐月賞馬サートゥルナーリアが有名だ。皐月賞(G1)まで向かうところ敵なしの4連勝。単勝1.7倍に応えて皐月賞を勝利した際は「三冠」の声もあったほどの名馬だった。

 しかし、その後の日本ダービー(G1)で単勝1.6倍の人気を裏切ってしまうと、そこから一度もG1を勝つことなくターフを去っている。

「日本ダービーで人気を裏切ってしまったといえば、単勝1.6倍で敗れた2007年のフサイチホウオーも有名ですね。

フサイチホウオー以前に、日本ダービーで単勝1倍台に支持されたのは1973年ハイセイコー、83年ミスターシービー、84年シンボリルドルフ、91年トウカイテイオー、94年ナリタブライアン、2005年ディープインパクトの6頭のみ。いずれも引退後にJRAの顕彰馬として殿堂入りを果たしています。

だからこそフサイチホウオーがその後、別馬のように連戦連敗になってしまったのは、当時の誰にとっても意外でした。改めて競馬の難しさを知らしめるとともに、競走馬のメンタルに注目が集まるきっかけにもなりました」(別の記者)

 ちなみに、そのフサイチホウオーの主戦を務めていたのが、現役時代の安藤氏だった。名馬の歴史的な激変を目の当たりにした当人の1人だけに、ソダシに突きつけた“現実”は重い。

「ダートの感触は悪くなかった。来年はフェブラリーS(G1)挑戦も視野に入れます」

 レース後、そう前を向いた須貝調教師はまだダートの可能性を諦めていないようだ。果たして、白毛の女王は復活するのか――。来年にはソダシ主演の感動的な「ドラマ」が待っていることを期待したい。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

富裕層の約半数が「駅近」物件より、「車寄せ」や「各階のゴミ捨て場」にこだわる理由とは

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

株式会社シンシアは2021年10月7日~11日、年収1,000万以上で1年以内にマンション賃貸、もしくは5年以内にマンション購入を考えている東京・神奈川在住の経営者・役員209名を対象とした「富裕層の物件周辺情報」に関するアンケート調査を実施。11月26日にその結果を発表した。今回は、その調査結果をご紹介していこう。

周辺情報では「百貨店」や「高速道路の出入り口」をチェックする人も

皆さんは物件選びの際、通勤や生活に便利なよう、駅やスーパーに近い物件を探すという人が多いのではないだろうか。今回の富裕層向けの調査では、一般的に物件に求められる条件とは全く異なる点もあり、興味深い結果となっている。

まず、「賃貸・購入するマンションの周辺情報として、必ずチェックするものを教えてください。(複数回答)」という質問では、上位から「スーパー」が73.7%、「コンビニ」が56.5%、「病院」が49.8%と、一般の人々と大差はなく安心するところだった。しかし、自由記述では「百貨店」(58歳)とする人もいて、専門店よりも商品価格帯が上となる百貨店で日常的に買物している姿が想像できる。

ネット上では「本当の富裕層は、デパートの外商のように売り手の方から足を運んでくる」というコメントもあり、百貨店との距離を気にする人だけでなくさらに上もいるらしい。そのほかには「高速道路の出入り口」(37歳)という回答もあり、車で移動するのが基本で、料金がかかる高速道路も気兼ねなく利用しているという人もいるようだ。

「駅チカ」よりも「車寄せ」が魅力

そして「駅までの距離が近い、いわゆる『駅チカ』の物件よりも、『車寄せ(エントランス等)』がある物件に魅力を感じますか。」という質問の答えでは、「とても感じる」が26.3%、「やや感じる」が23.0%と、半数近くの富裕層が駅近であることよりも車寄せがあるほうが便利だと感じていることが明らかとなった。「あまり感じない」が33.5%、と結果的には最多だったものの、ネット上のコメントによると、「親、祖父世代からの金持ちは少し離れた高台の豪邸と決まってます。水害リスクなく、地盤が強いことが重要だと分かっているのです。電車やバスなど不要で車送迎かタクシーですから問題ないのです」とのことだ。

そして、「あなたが物件に求める『意外なこだわ…

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