公務員の心身を蝕む、業務ミスによる自治体からの損害賠償請求…個人で保険加入も

 読売新聞オンラインは14日、記事『排水弁閉め忘れた県職員が300万円弁済…公務員個人のミス、自治体からの賠償請求が増加』を公開した。自治体が業務上のミスで生じた損害を、職員個人に賠償請求をする事例が増えていることを伝え、インターネット上では「これ絶対やっちゃいけないやつ」「えぐい」などと驚きの声が広がっている。「公務員個人のミス」は14日午後、日本国内のTwitterでトレンド入りした。

 同記事では、昨年11月、兵庫県庁の貯水槽の排水弁を担当の50代職員が約1カ月間閉め忘れたことが発覚し、県は職員を訓告処分にしたうえで、ミスで生じた水道代約600万円のうち、半額の約300万円の弁済を請求した事例などを紹介。総務省の統計を示し、自治体が職員個人に賠償を請求したケースについて「1995~98年度の4年間は45件だったが、2009~11年度の3年間は54件、16、17年度の2年間は51件と増加傾向だ」と報じた。

職員個々人が損害賠償保険に加入している事例も

 東京都職員男性はこうした風潮に嘆息する。

「こうした事例が増えているから、最近は個々人で公務員賠償責任保険に加入せざるを得なくなりつつあると思います。特に医療従事者は加入している人が多い印象です。当然、税金の無駄遣いやミスがあってはならないので日々、仕事に真剣に取り組んでいます。いざミスが発覚して数百万の賠償を負うことになれば、家庭が崩壊してしまいます。それでも誰だって、常に心身ともに100%の状態ではいられませんよね。

 とにかく多重チェックの労力がものすごくかかっています。ミスを減らすために長時間労働し、そのために疲労してしまい、ミスを起こしそうな状況になるという、よくわからない現場も見かけます」

 読売新聞の報道にあるように民間企業は、企業自体が保険に加入し、ミスが生じた際は組織として賠償する事例が多いだろう。自治体の現状とは対照的だ。そもそも公務員賠償責任保険とはどのようものか。2018年に自治労共済生協が配布していたパンフレットでは、以下のようなものが対象になると説明していた。

・住民監査請求による監査委員の賠償勧告の措置に基づく損害賠償請求・返還請求(住民訴訟の前段階)

・地方自治法243条の2等による首長からの弁償請求・損害賠償命令の決定(会計職員及び予算執行職員等の賠償責任も対象)

・国家賠償法2条2項による自治体(記名法人)からの求償(公の営造物の設置・管理責任)

・セクハラ・パワハラの争訟費用(故意の場合は免責。損害賠償金は支払い対象外)

・民事訴訟・民事調停等に対応争訟(訴訟、仲裁、調停または和解等)で生じた弁護士費用等。(予め保険会社の同意を得て支出した費用に限る)

・専門職(看護師・保育士・幼稚園教諭等)の業務に起因する請求。

 全日本自治団体労働組合(自治労)中央本部の報道担当者は次のように説明する。

「どの程度、(保険の)加入者がいるかは統計があるわけではないので正確なところはわかりません。私どもが民間の保険会社と提携して組合員に紹介している保険以外にも、民間の保険商品を契約している組合員はいると思います。法律の範囲を超えた行為に関しては別ですが、報道にあるようなミスでいきなり裁判に持ち込まれてしまう事例もあります。組合としては、公務上のことなのだからまず自治体として対応すべきだと主張しています」

 なお、当編集部では今年2月9日付の記事『兵庫県職員、業務上ミスで300万円を個人弁済…住民が公務員個人を提訴・責任追及の風潮』で前述の兵庫県の事案を詳報している。

(文=編集部)

 

JRA「競馬界の七不思議」武豊はなぜ朝日杯FS(G1)を勝てないのか? 恨み節も出た「空気の読めないイタリア人」が今年も強敵

 競馬を知らない人でも、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう武豊騎手。デビュー当初から次々とそれまでの記録を塗り替えていく姿は、まさにニューヒーロー誕生を予感させた。

 そんなかつての若き天才も今やデビュー35年目の52歳。これまで数多くのタイトルを獲得してきたレジェンドでも、勝利にまだ手が届いていないG1が残っている。競馬界の七不思議のひとつとなっている未勝利JRA・G1が、今週末の朝日杯FSと暮れのホープフルSだ。

 ただ、2017年からG1へと昇格して4年の後者はまだ歴史も浅い。こちらはそこまで苦手意識はなさそうだが、こと朝日杯FSについては苦渋を飲まされてきた歴史がある。

 振り返れば初騎乗となった1994年、スキーキャプテンとのコンビでフジキセキの2着に敗れてから、昨年のドゥラモンドまでなんと21連敗。JRA・G1完全制覇を期待されている武豊騎手にとって大きな障害の一つとなっている。

 その一方、ここまでの連敗となったことには仕方のない部分もあることは確か。成績自体は【0.5.2.14/21】で2着が5回もあるように、必ずしも苦手な条件とも言い切れないのだ。

 ただ、そのとき敗れた相手がいずれも大物ばかりだった。

 先述の94年は相手が三冠馬候補とも呼ばれたフジキセキ、翌95年にエイシンガイモンで敗れた相手は後の秋の天皇賞馬バブルガムフェロー、98年にはエイシンキャメロンで後の安田記念馬アドマイヤコジーンなど強敵揃い。しかも武豊騎手が騎乗して敗れた馬は、その後もG1を勝つこともなく引退した馬ばかりである。

 なかでも最も戴冠に近づいたのは、エアスピネルとのコンビで挑んだ15年だろう。デビュー2戦をいずれも楽勝したこともあり、ファンは単勝オッズ1.5倍の大本命に支持。直線半ばで抜け出したシーンでは、ついに“歴史的瞬間”を迎えたかに思われたものの、最後方から大外を豪快に伸びて来たリオンディーズの前に勝利を攫われてしまった。

 このときの3着馬シャドウアプローチと2着エアスピネルとの着差は、なんと4馬身もの大差。武豊騎手からすれば「リオンディーズさえいなければ」という結果に終わっている。これにはボートレース住之江のトークライブに出演した際、「空気の読めないイタリア人がいたもんで……」と、M.デムーロ騎手への恨み節をこぼして会場の笑いを誘ったものの、その胸中は複雑だったはずだろう。

 そして朝日杯制覇に再挑戦する今年、武豊騎手がコンビを組むのはキーファーズの秘密兵器ドウデュース(牡2、栗東・友道康夫厩舎)。14日現在、『netkeiba.com』の単勝予想オッズで4番人気の伏兵評価だが、デビューから芝1800mで2戦無敗とまだ底を見せていない好素材。派手な勝ち方こそしていないが、前走も12キロ増で快勝するなど成長力もある。

 気になる天敵のM.デムーロ騎手は、先週の阪神JF(G1)をサークルオブライフで制して好調だが、今回騎乗を予定しているプルパレイの評価はそれほど高くない。となると最大の強敵はやはり1番人気が予想されるセリフォスだろうか。

 そういえば、セリフォスに騎乗を予定しているのはM.デムーロ騎手の弟C.デムーロ騎手である。もしかすると、今度は兄ではなく弟が「空気の読めないイタリア人」を再現するなんてこともありそうだ。

 とはいえ、年齢的に残された現役生活もそう長くないレジェンド。そろそろ勝利する姿を見られることに期待したい。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

Apache Log4j2ぜい弱性、NHK“ログソフト”呼称にSEから困惑の声

 “ログソフト”という名称に、システムエンジニアから困惑の声が上がっているようだ。NHK NEWS WEBは14日、『“ログソフト”に深刻なぜい弱性 IPA 早急な対策呼びかけ』と題する記事を公開した。Apacheソフトウェア財団のJava向けログ出力ライブラリ「Apache Log4j」について、バージョン2.15.0より前の“2系のバージョン”で深刻な脆弱性が見つかったことを伝えているのだが……。

「知らない人向けの表現に苦労の跡」

 同記事では「ぜい弱性が見つかったのは、コンピューターのサーバーの操作履歴などの記録を残すために使われている『Apache Log4j2』と呼ばれるソフトウエアです」(原文ママ)と説明。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)による注意喚起や、専門家の解説を介しつつ、専門的な話題を平易にかみ砕いて一般読者にもわかりやすいよう報じている。一方で、同記事の見出しで「Apache Log4j」について“ログソフト”と表現したことが、現場のプロの首をひねらせているようだ。

 記事タイトルの“ログソフト”という名称に関し、Twitter上では次のように困惑する投稿も見られた。“ログソフト”は14日午前、Twitter日本国内版でトレンド入りした。

「『ログソフト』か。設計図共有サイトの時といい、IT用語を一般向けに説明するのって、本当に難しいんだな。」

「ログソフト……知らない人向けの表現に苦労の跡が見えるな。」

「そっか、一般的な表現ともなると『ソフト』になるのか。むーソフ・・・ト?」

「ライブラリ=ログソフト?」

 大手メーカー系システムエンジニアの男性は語る。

「そういう名称になるのかと、ちょっと困惑しました。Apache Log4jは、プログラミング言語『Java』向けのログ出力ライブラリです。ログの収集、解析などの用途で、技術者が読むことできるように文字列を置換する機能があります。この機能を悪用して、遠隔操作などで細工した文字列をログに残すと、Apache Log4jがコードと認識し、そのコードを実行することが可能になってしまうという点が今回、問題として指摘されています。

 ニュースでは、ハードウェアに対する広義の意味で、ソフトウェアという言葉を使っているのだと思います。そもそも“ライブラリ”という言葉が、専門外の人たちがすぐ理解できるほど一般的になっていないのかもしれませんし、記事タイトルの文字数制限もあるでしょう。いずれにしてもTwitter上で言及されているように、専門ニュースを一般ニュースに落とし込むのは大変だな、と思いました」

 バイナリIT用語辞典によると、「ライブラリ」と「ソフトウェア」は以下のように説明されている。

「ライブラリとは、プログラム言語において、ある特定の機能を持つプログラムを定型化して、他のプログラムが引用できる状態にしたものを、複数集めてまとめたファイルのことである」(原文ママ、以下同)

「ソフトウェアとは、情報システムを構成する要素で、プログラムのこと、あるいは、物理的な要素であるハードウェアを除いた無形の要素すべての総称である」

 同問題は12月9日(米国時間)に発覚し、10日ごろから国内外のテック系ニュースサイトが問題点や対応策を詳報している。またMicrosoft Security Response Centerが11日に公開した『Microsoft’s Response to CVE-2021-44228 Apache Log4j 2』(編注:日本語抄訳版は12日公開)でも、業界関係者に対し、最新バージョン2.15.0への更新を促すとともに、各バージョンの対応策が示されている。またIPAは14日、セキュリティ情報を更新し、「本脆弱性を悪用したと思われる攻撃が国内で観測されたとの情報があります。今後被害が拡大するおそれがあるため、至急、対策を実施してください」と厳重注意を呼び掛けた。

(文=編集部)

 

六代目山口組が年末会合を開催する一方で神戸山口組は…絆會は「脱山口組」印象づける

 12月13日といえば、例年、山口組では一年を締めくくる納会や、新年の挨拶を済ませる事始め式などの行事を開催してきた。そして今年も同日にこれらの会合を開催し、令和4年度の組指針を発表したのだった。

 「六代目山口組は、現在も特定抗争指定暴力団に指定されており、神戸市灘区にある総本部は使用禁止処分を受けている。そのため会合は、浜松市内にある二次団体本部事務所で行われたようだ」(捜査関係者)

 そこで発表された組指針は、例年と同じく「和親合一」だったという。

 一方、関係者らの話によれば、神戸山口組はこうした会合を開催しなかったようだ。

 「神戸山口組が発足してしばらくは、六代目山口組と競うかのように同日に納会などを開催させ、組織の存在を内外にアピールさせていたものだが……。これも時代の流れということだろう」(某組織幹部)

 確かに、山口組分裂から時間が経てば経つほど、神戸山口組からは離脱組織が相次ぎ、六代目山口組に復帰する組織が増加し、神戸山口組の組織力は低下している。納会などが不開催なのも、現在の組織状況を表しているといえるのかもしれない。

 そうした中で、2017年に神戸山口組から離脱し、昨年には組織名称からも「山口組」を外し、現在は独自路線を歩んでいる絆會は、神戸市内で会合を開いたという。

 絆會といえば、結成当初に記者会見を開いた古川組本部事務所(兵庫県尼崎市)や、同じく2回目の記者会見で使用し、その後、本拠地としていた真鍋組本部事務所(同)を民間に売却し、いずれも解体作業が進んでいる。そんな中でも健在ぶりを示すように、年末の行事を執り行ったというのである。さらに、関係者らの話ではこんなこともあったという。

  「以前から噂になっていたのだが、13日の会合で絆會は組織のシンボルともいえる代紋を配下の組長らに配っている。それは、かつて任侠山口組を名乗っていた時代に使用していた、山口組の象徴ともいえる菱形を取り入れたものとは異なっていたそうだ。これは今後も、山口組とは一線を隠した路線、組織形態で運営を続けていくという表れではないか。組指針も『初志貫徹』と発表されたという。ちなみに、絆會と親交を深めているといわれる岡山の池田組(池田孝志組長)も神戸山口組離脱後に、独自の代紋を掲げて、“脱山口組”を印象づけている」(事情通)

 また、絆會の会合では、約2年近くぶりに公の場となる場所に、トップの織田絆誠会長が姿を見せたことが、捜査関係者の話で明らかになっている。

 「どちらにしても分裂抗争が完全に解消されるには、神戸山口組の問題でしょう。絆會も池田組と異なり、神戸山口組は今も菱の代紋を掲げ、山口組を名乗っている。つまり、六代目山口組と対峙する姿勢を崩していないんです。こうした状況が解決しない限り、官報の定める特定抗争指定暴力団の指定からは外されないでしょうし、つまり取り締まりが緩和されないということです」(ヤクザ事情に詳しいジャーナリスト)

 分裂当初に比べると、最近は、表面上は分裂問題における派手な事件は起きていない。端から見ると不気味といってもいいほどの静かさだ。ここまま衝突などが起こることなく、それぞれの組織は新たな年を迎えることになるのだろうか。

(文=山口組問題特別取材班)

パチスロ新台「上乗せ8倍」「初当りブースト」など爆裂要素が満載! 万枚シリーズ進化&継承の激アツ最新作!!

Pスーパー海物語IN沖縄5』をはじめ、今年もパチンコ分野に魅力的なマシンを送り出している大手メーカー三洋物産。最近では『P大工の源さん 超韋駄天』シリーズ最新作『韋駄天BLACK』の速報動画を公開するなど、抜群の存在感を放っている状況だ。

 そんな同社は、パチスロ分野にも大型新台をリリース予定。万枚製造機とも評される爆裂マシン『パチスロ聖闘士星矢 海皇覚醒』に続くシリーズ最新作のスペックが遂に公開された。

『S聖闘士星矢 冥王復活』(三洋物産)

 同社初の6.2号機ATとなる本機は、新章「冥王ハーデス編」が舞台。『パチスロ聖闘士星矢 海皇覚醒』のバトルシステムを継承・進化させたゲーム性で、聖闘士RUSHは純増約3.2枚/Gの枚数上乗せ特化型ATとなっている。

 通常時は、「小宇宙ポイント」、「ゲーム数」、「強チェリー」の3つを契機にCZ「冥闘士激闘(スペクターバトル)」の突入抽選を実施。「小宇宙ポイント」に関しては、1000PT到達でバトル勝利に役立つアイテムを獲得できる。

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 またポイント獲得特化ゾーンでお馴染みの「コスモチャージ」は今作にも健在。新たに追加された「パンドラゾーン」は、「10G間毎ゲーム小宇宙ポイント3桁上乗せor“続”アイコン獲得!?」と突入時は大チャンスだ。

 CZ「冥闘士激闘(スペクターバトル)」は、RUSH突入をかけた3戦突破型バトル。通常時にアイテムを獲得していた場合は聖闘士CHARGEが展開され、バトル継続率アップなどの恩恵を得ることができる。これらを駆使して最大3ラウンド突破できれば「聖闘士RUSH」への道が開かれる(3戦突破率は約50%)。

 注目のAT「聖闘士RUSH」は初当り時に「上乗せ特化ゾーン」からスタート。その一つが「天馬覚醒(平均上乗せ約300枚)」で、継続ゲーム数は「5G or 10G or 15G+α」となっている。毎ゲーム上乗せ「20枚以上!?」が展開され、赤7揃いで「+50枚以上!?」、白7揃いで「+100以上!?」。さらにループの可能性もある激熱フラグ「幻魔拳フリーズ」も健在だ。

 そしてもう一つが上位タイプとなる「女神覚醒」。こちらは15G+αの間、毎ゲーム上乗せが「+50枚以上!?」となり、平均上乗せ枚数は「約1300枚」。突入すれば完走も見えてくるだろう。

 RUSH中に関してはレア役で直乗せや特化ゾーン抽選が行われ、強チェリー&チャンス目は期待大だ。また今作から新たに追加された「火時計ポイント」は、ハズレ・共通ベルでポイントを獲得。12PT貯まれば上乗せ特化ゾーン抽選が行われる。

 特化ゾーンは1G完結タイプの「聖闘士CHARGE」、スペシャル上乗せバトルが繰り広げられる「EXTRA冥闘士激闘」、継続する度に「+100枚以上!?」となるプレミアム「千日戦争」など、強力トリガーが充実。前作を彷彿とさせる熱い展開を楽しめるであろう。

「多くのユーザーが最も注目しているのは、『聖闘士RUSH初当り確率が大幅UP!?』と紹介されていた第8感『阿頼耶識(あらやしき)』でしょう。『設定変更時の一部で移行?』『激アマ仕様が終日続く?』など、予てからウワサが絶えなかったわけですが…。この度そのヒントとなるいくつかの要素が公開されました。それは次の通りです。

・『火時計ランプが時計回りに進んだら…!?』

・『小宇宙CHARGE終了時にPUSHボタンを押して表示されるアイキャッチに秘密が…!?』

・『通常時や聖闘士RUSH中にパンドラの箱が開いたら良いことが…!?』

・『次回予告が発生したら冥闘士激闘or聖闘士RUSHの本前兆!?』

・『BATTLE時に黄金想話(ゴールドエピソード)発生で聖闘士RUSH濃厚!?』

・『聖闘士RUSH終了画面に秘密が…!?』

・『聖闘士RUSH中の上乗せ発生時にシャカが開眼すると上乗せ枚数が8倍に!?』

・『液晶左の阿頼耶識ランプが点灯したら…!?』

これらの要素が第8感『阿頼耶識(あらやしき)』の項目として紹介されていました。上記に該当する要素が発生した時点で大チャンスとなる模様。個人的には『8倍上乗せ』が非常に気になりますね。RUSH当選率がブーストした状態で超上乗せも炸裂するのだとしたら…それこそ激アツ状態となるでしょう。詳細が気になるばかりですね」(パチスロ記者)

『S聖闘士星矢 冥王復活』のトップ導入日は、2022年1月24日(月)を予定している。『海皇覚醒』のバトルシステムを進化&継承した熱いゲーム性に期待である。

パチンコ「6万5000発」を1時間余りで吐き出す悪魔が降臨…今年9月の新台を振り返る

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。2021年も残すところあと半月ばかり。クリスマスや特売、セールをはじめとした、この時期に特化した内容や来年の話題などで盛り上がる。

 その一方で今年を省みるとともに、来年の計画や目標をたてるようなストイックな方も。パチンコでも新台ばかりを追わずに古い台を顧みることで、新たな発見が生まれるかもしれない。そんな一助になればの「振り返りJUDGEMENT」。今回は2021年の9月に登場した新機種にスポットを当ててみたい。

 今年の9月はなかなか特異な月であった。というのも主力として推せるミドルタイプの機種が非常に少なかったのである。入れ替え日は9/6、9/13、9/21と3回あり、トータルで15タイトル19機種もリリースされたにもかかわらず、である。

 スペックごとの内訳としては、甘デジ13機種、ライトミドル4機種、そしてミドルタイプがわずか2機種。これほど偏りが目立つ月もそうはない。ただ、だからといって「ダメな月」だったかといえばそんなことはなく、そのカテゴリーでも話題性が充分のマシンが揃っていた。

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 肝心のミドルタイプ、まずは『Pキャプテン翼2020』。パチンコ化されてから長い期間シリーズ機がリリースされ続ける人気タイトルで、誰もが知る世界的サッカーアニメをモチーフにしているが、その最新作は「二刀流」。ループ確変と小当りRUSHが2軸で展開する特殊なゲーム性となっている。

 しかし、現サッカー日本代表よろしく評価はイマイチな印象。「爽快感のない右打ちモード」「スピード感の欠如した出玉」など導入当初から厳しい意見が目立っていた。新しい取り組みを行ったメーカーのチャレンジ精神は敬意を表したいが、上手く結果に結びつかなかったのが残念である。

 一方、もうひとつのミドルタイプである『Pデビルマン~疾風迅雷~』は対極ともいえる人気と評判を獲得した。継続率93%超の連チャン性と最短1秒で決着がつく圧倒的スピード感を誇るRUSHでスパーク。「1.5時間6万5000発」といった爆速も報告され、『P大工の源さん 超韋駄天』タイプの市場人気の高さを改めて示した格好である。

 ただ、好評の要因はゲーム性やスペックなど機械自体だけに還元されるものではない。10年ぶりに解禁されたTVコマーシャルの存在が大きな影響を及ぼし、人気と稼働を後押ししたとも言われている。広く世間に周知できたことで認知度の高い「デビルマン」というコンテンツに呼応し、機種の魅力が拡散されていったという図式。

 しかし、最大のライバルが超A級ランカーであるので人気や稼働の継続という面では苦戦している印象も。ただの良台から名機になるには遊タイムなどの有利なポイントのアピールといったブースト要素がほしいところである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

15年で「一生暮らせる資産」を築いた厚切りジェイソンのマネー術

 今は働いてお金が稼げていても、先々どうなるかわからないし、何より老後が心配だ。

 元々投資に消極的だと言われてきた日本人だが、将来のお金への不安から投資や資産運用に関心を持つ人は増えている。

 対して、公的補助が日本よりも乏しいアメリカ人は若いうちから当たり前のように投資をする人が多い。お笑いタレントとIT企業役員の二刀流で活躍する厚切りジェイソンさんもその一人。投資家として15年ほどで家族全員が一生安心して暮らせるほどの資産を築いたという。

15年で「一生暮らせる資産」を築いた厚切りジェイソンのマネーリテラシー

 15年間で「家族全員が一生安心して暮らせる資産」とはかなりハイペースだが、それを実現した秘訣が明かされているのが『ジェイソン流お金の増やし方』(ぴあ刊)である。ジェイソンさんはここで自身の資産運用の方法を明かしているのだが、大事なのはそこだけではない。資産を増やせる人が持ち合わせる「お金への考え方」を植えつけてくれる。

 あたりまえだが、どんなにお金を稼いでも手元に残らなければそれは資産とは言えない。だから、「必要なもの」と「不要なもの」をジャッジして、不要なものにはお金を使わないことや、古くからある「節約術」のようなものも、大切なマネーリテラシーである。

 僕の投資法はたった3つのシンプルな手順。支出を減らして、残りのお金を投資に回して、待つ。それだけ!(P23より)

 こうつづっているように、ジェイソンさんもかなりの節約家だ。どれくらいの資産を作ることができるかは、つまるところどれくらいのお金を投資に回すことができるか、つまり「投資額」にかかっている。

 できる限り多くのお金を投資に回すために、ということでジェイソンさんの支出への考え方はシビア。新たに所得を生み出すよりも、支出を減らす方がはるかに費用対効果は高いとしている。家族の食費や教育費をものすごく削ることはないとしているが、何を買うにしても「それは本当に自分が欲しいものか」を考えて、余計な支出は一切しないという。

 ジェイソンさんがかつて専業主婦だった母親に言われたという言葉がユニークだ。

「お父さんは外でお金を稼いでくる。お母さんは色んな商品を半額や割引にするクーポンを使って、お父さんのお給料を倍にしている」

 支出を減らすことで、給料の価値は増える。余ったお金は投資に回せばいい。

 普段何気なく買っているコーヒーや、そんなに使ってもいないのに毎月払い続けているサブスクリプションサービス、電話代や光熱費などの固定費。よくよく見回すと、「何となく惰性で払い続けているお金」は意外に多いもの。こういうものから見直していくことが資産形成への第一歩なのだ。

 ここではジェイソンさんの支出についての考え方に触れたが、肝心の投資手法についても丁寧に解説されている。多くの人にとって待ったなしの「投資」。いきなり手を出すのではなく、本書を通じてマネーリテラシーを身につけてから挑んでみてはいかがだろう。(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

パチスロ「名機復刻版」の注目要素は特定REG出現率!ユニメモ解放条件も判明!!

 4号機時代の名機が6号機として完全復活。ユニバーサルエンターテインメントグループ・メーシーの『CCエンジェル』は、その秀逸な出目演出に加えて、ボーナス合算出現率118.7分の1の最高設定を掴み取れれば、コンスタントに訪れるボーナス連打で大勝できることでも評判だ。

 ボーナスはビッグとREGの2種類で、消化中は1回だけ右→中リールとフリー打ちの後、左リール上段に天使絵柄をビタ押しして11枚役を奪取することでビッグはMAX206枚、REGはMAX80枚の獲得が可能。ビッグ終了後は例外なく30G固定のRT「エンジェルゲーム」へ突入し、この間はBGM停止でボーナスが約束される。

 設定推測の軸はREG出現率で、そのトータル数値は設定1:343.1分の1、設定2:322.8分の1、設定5:270.8分の1、設定6:237.4分の1。とりわけリプレイ・ベルB・チェリー重複REG出現率には大きな設定差がある。ベルBは左リール枠内にチェリー付きBAR絵柄を狙えば見極められ、右下がりベル揃いがこれに該当する。

 また、RT終了後は下パネルに要注目で、点滅の頻発は高設定に期待。点灯は設定5以上濃厚で、点滅+枠ランプ虹は設定6のサインとなるようだ。

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 このほか、通常時及びRT中のベル・チェリー・羽出現率は設定に準じて優遇されるようで、ビッグ中の斜めベル出現率は偶数且つ高設定ほどアップする模様。REG中の斜めベル揃いに関しては、その時点で高設定の可能性が大いに高まるようだ。

 各種ボーナスを含めた成立役の出現率などは、リーチ目コレクションの特定数を達成することでユニメモ内にて随時、解放される。

 8個達成で小役出現率、16個達成で小役+ボーナス出現率、32個達成で単独REG出現率、48個達成で確定役A・B+ビッグ出現率、64個達成で確定役A・B+REG出現率、80個達成で確定役C+ビッグ出現率となるので、コンプリートを目指そう。ちなみに、本機のリーチ目総数は2351個だそうだ。

日本大学の背任事件を利用した私大ガバナンス強化策の本当の問題点

 12月10日に日本大学当局は、ようやく記者会見を開き、加藤直人新理事長は田中英壽前理事長と永久に決別し「今後一切、彼が日本大学の業務に携わることを許さない」と発言、今回の背任事件の舞台となった関連会社「日本大学事業部」についても「清算も視野に対応する」と公にした。

 同大は学部ごとに学風が違い、「複数の大学の集合体」のような印象の大学だ。たとえば、文理学部・芸術学部と経済学部・法学部では教授陣や学生の気質も違う印象がある。大学トップが学部教育にあまり口を出さず、それが魅力という人もいた。大学図書館蔵書冊数は5万冊で、私立大学ではトップクラスだ。半面、全学での意思決定には時間がかかり、経営トップの暴走を許すことにもつながったとの見方もある。

 その根源は、日本大学全共闘結成の契機になった55年前の20億円を超える大学の使途不明金問題にある。3万を超える学生が全共闘に参加し、その大衆団交は大学トップたちを震撼させた。大学側はこの全共闘に対抗するため、体育会系運動部の学生を動員し、全共闘との激突を繰り返させた。

 運動部の学生をカウンター勢力として利用したのは、日大が初めてではない。早稲田大学の学費値上げ反対闘争のときも体育会系学生が登場し、全学共闘会議にいた同好会系運動部員とやり合ったりしていた。

 ただ、日大では、その後、闘争が一段落すると、大学側は体育会系の学生を職員として大量採用した。それを契機に、次第に経営面における体育会支配が進み、それが元学生横綱である田中前理事長のワンマンを許す土壌につながったといえよう。

 今回の背任で逮捕された元理事もアメリカンフットボール部員で、田中前理事長の取り巻きにいる一人であった。彼が、例の日大アメフト部員の悪質な危険タックル事件で口封じ工作をして辞めたのに、時間をおいて復活したのは田中前理事長の支持があったからと言われる。

有識者会議の思い切った提案

 続く私大の不祥事から、私学法人の運営は学内の人間に任せられない、という世論に乗じて、文部科学省が設置した有識者会議「学校法人ガバナンス(統治)改革会議」は、私立学校法人の経営体制に関する大幅な制度改正を求める報告書をまとめ、12月はじめに末松信介文科相に提出した。

 現在は学内の人も入っている評議員会のメンバーを「学外者」に限定し、予算・決算、合併や解散だけでなく、理事の選任・解任権を持たせるという内容だ。そのメンバーも学校法人の理事会で選ぶのを認めず、選定のための委員会を設け、人選や選考のプロセスを情報公開して「透明性」を確保するよう求めている。ガバナンスのために、かなり思い切った内容といえよう。

 政府も閣議決定で「手厚い税制優遇を受ける学校法人にふさわしいガバナンスの抜本改革」について年内に結論を出し、法制化を促していた。

 確かに抜本的な改革ではあるが、私大関係者からは猛然と反発が起きた。たとえば、法政大学の山口二郎教授は、ツイッターで「数本の虫歯で上下すべての歯を抜いてしまうようなもの」と批判している。特異な日大の例だけで私大全体を判断してよいのか、というわけだ。

日本私大連盟は特に3点に絞って提案

 日大とともに早大や慶応義塾大学など、全国の有名私大が加盟する日本私立大学連盟は、有識者会議の論議を踏まえて10月に公表した意見書で、下記の提案をした。連盟加盟校は、他にMARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)、関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)などだ。

1.学外者のみで構成される評議員会の本質的課題

 評議員会は、学外者を一定割合以上確保した上で教職員や設立関係者などの構成により、私立大学の公共性と健全な発達に資する仕組みとする。また、この構成のバランスは学校法人の特徴や規模等により一律に規定しない。

2.意思決定のスピードの鈍化

 評議員会の議決を要する事項は、法人としての組織・運営の基本的なあり方や業務の基本方針に関する事項に絞るか否かも含めも法律で一律に規定せず、学校法人の自律性に基づき決定できる仕組みとする。

3.学内の対立構造の先鋭化

 理事の解任手続は、監事と評議員会の連携により、法令違反等の事由や職務執行状況に関する監事の意見に基づいて、評議員会と異なる第三者などの委員会を活用する仕組みを講じることが適切であり、ガバナンスの正当性が高めると考える。

 同連盟が最も強調したいことは、第1の提案にある「学外者のみの評議員会の構成」である。私学特有の建学の精神に基づく教育に理解を有し、かつ現在の多様化する教育プログラム、文理融合やカリキュラムの有機的連携、大学間連携などの各テーマにも精通する人材を学外から十分に確保することができるのだろうか、という疑問が背景にあるからだ。むしろ、私大の教育研究活動に大きな混乱をもたらすという懸念だ。

 第2の提案については、評議員会に最終的な意思決定を任せると大学経営意思決定のスピード感がなくなり、教学と経営が一体となって迅速かつ的確な判断ができず、機能不全になる可能性が高いことを懸念する。

 第3の提案では、不祥事に対応するならば、該当する理事の解任など決定する独立した第三者委員会を設け、監事と協議決定するほうが、ガバナンスの上でも適切である、としている。

 第3案などは、歩み寄りが可能であろう。ただ、学外の人のみによる評議員会に絶大の権限を与えることには、相当反発が強い。

大学の知的資源を利用したガバナンスを

 基本的なことは、大学の現状を踏まえて、何よりも教育・研究を担う大学教員の意見を最大限尊重し、大学経営に反映させていくことである。

 実は日大でも、そのような教員の活動があった。執行部の責任を追及する「新しい日本大学をつくる会」である。しかし、法的資格を問われ、裁判でも門前払いの結果となった。教職員労組などとも連携して、内部からの声を大学経営に反映させるルール化を進めるべきである。

 それには徹底した情報開示が必要だ。利害関係者でもある理事や評議員のみならず、全教職員はもちろん当該大学生やその保護者、OBやOGなどにアプローチできるように情報を開示すべきだ。

 確かに、有識者会議の提言にあるように評議員をオール学外メンバーにして権限強化を図ると、日大のような理事長専横は防げる可能性は高いが、大学の教育研究の向上を図れるかというと、心もとない。

 社外取締役を多数登用し、ガバナンス重視の見本と言われた民間有名企業で続く不祥事を見ればわかるように、利益追求の企業風ガバナンスでも実効性は確保できていないのが現実だ。

 大学のガバナンスを実現するベースには、何よりも教職員の責任感と自覚があり、それを支える学生とOBやOGの共感がなければならない。そうでないと、器だけ作っても機能しないことになる。自学の知的資源をガバナンスにも生かすべきである。

(文=木村誠/大学教育ジャーナリスト)

●木村誠(きむら・まこと)
早稲田大学政経学部新聞学科卒業、学研勤務を経てフリー。近著に『「地方国立大学」の時代–2020年に何が起こるのか』(中公ラクレ)。他に『大学大崩壊』『大学大倒産時代』(ともに朝日新書)など。

タクシーも居酒屋も売上がコロナ前の水準に回復…真の経済再開の鍵になる数字とは

 街に活気が戻ってきた。タクシードライバーとして、これ以上うれしいことはない。

 コロナ前は平均月収で手取り30万円(年収400万円)だったのが、コロナ禍の2020年はがんばっても20万円(年収260万円)まで落ち込んだ(私が勤める会社の平均)。月に40万円を超えるトップドライバーでも、25万円が限界だった。出勤数を減らして給料補償をした大手と異なり、私が勤務する会社は何の補償もなく、月10万円の貸し付けのみだった。

 しかし、9月末に緊急事態宣言が解除されてからの月収は、元の水準に戻りつつある。12月3日の“ハナ金”では高速道路の利用客が3人いたため、深夜帯(22~27時)の売り上げが5万円。1日の水揚げ(売り上げ)は9万円(税込)にものぼった。また、12月は2万5000円以上の客を2人も乗せている。間違いなく、コロナ前と同じ水準に戻っている。

居酒屋の売り上げもコロナ前の水準に

 12月に入り、東京都の新規感染者数は1日10~20人と低い水準に収まっている。だからだろう、飲食店にも活気が戻ってきている。客席が50ほどある居酒屋に飲みに行くと、木曜日にもかかわらず7割ほど埋まっていた。金曜や土曜のように“回転”はしなかったが、顔なじみの店主は「今日(12月9日)なら十分だ」と話してくれた。

「緊急事態宣言のときはものすごくキツかった。補償金はすぐに下りないし、さまざまな手続きがものすごく面倒だった。うちは家賃だけで月に200万もかかる。国のみならず県や市の支援金ももらえたけど、貯蓄はほぼなくなったよ。3人の従業員の給料は通常時の6割で勘弁してもらい、アルバイトは全員クビにしたんだ。

 今はコロナ前と同じ売り上げに戻っているよ。当時の曜日ごとの売り上げはおおよそ月~水曜が5万円、木曜と日曜は10万円、金曜と土曜は30万円を超える。クビにしたバイトも1人戻ってきてくれたので、再スタートだよ」(前出の店主)

 その顔には、やる気が感じられた。「少し無茶をしてでも、政府にはオミクロン株の蔓延を防いでほしい」と付け加えてくれた。

12月第4週の感染者数がカギに?

 オミクロン株の蔓延を防ぐ目的で、日本政府は外国人の新規入国を1カ月(12月いっぱい)停止した。インバウンド消費は望めないが、タクシー業界や居酒屋にとっては影響も少なく、12月中は経済再開ムードもキープできると思われる。コロナ前のような大人数の忘年会は減っても、3~5人ぐらいで飲み歩くグループはさほど減らないだろう。

 外国人の入国規制は今後も続くのだろうか。ある経済評論家は「海外の感染者数が減らなければ、1月以降もおそらく延長するでしょう」と語る。

 日本国内のオミクロン株感染者は10人を超えた(12月13日現在)。

「個人的な予測ですが、オミクロン株の濃厚接触者は多くて16人とか41人だと言われています。その濃厚接触者のうち、どれぐらいの人数が感染し、宿泊施設に移るまでの間に別の人と濃厚接触をしているか。ここが重要です。症状が出るまで約2週間とすると、20日からの12月第4週の感染者数がカギとなります。この状況次第で、年明けの経済の行方が見えてくると思います」(前出の経済評論家)

 12月の第4週は、忘年会のピークである。特に深夜はノーマスクの酔客が多くなる。近距離ならまだしも、話好きのロング客が乗ってきたら、乗客の気分を損ねることなくマスクを渡そうと思っている。何か言われたら「会社の方針なんです、すいません」と謝りつつ、軽く窓を開ける。ノーマスクの複数客は乗車拒否もやむなしだ。

 オミクロン株の感染力はデルタ株より強い半面、現状では重症化はしないとも言われているが、感染者が増えるほど人出がトーンダウンするのは間違いない。

 オミクロン株の対策が功を奏して経済回復をキープできるのか。それとも、再び暗い夜がやってくるのか。忘年会のピーク時に、その傾向を感じ取ろうと思っている。

(文=後藤豊/ライター兼タクシードライバー)