パチスロ5号機『沖ドキ!』顔負けの狙い目!? 立ち回りやすさも「初代超え」か…

 大松のパチスロ「ハイエナ」考察。今回は現在世間を賑わせている『沖ドキ!DUO』について書いていきたい。

 本機は一世を風靡した沖スロの正統後継機。低ベースでメリハリのある出玉を実現した6.2号機で初代『沖ドキ!』を色濃く継承していることが特徴だ。

 これまでのシリーズ同様、疑似ボーナスの連打で出玉を増加させるマシンで、約210枚獲得できる「びっぐぼーなす」と約60枚獲得できる「れぎゅらーぼーなす」が存在する。

 初代と同様天国モードは強力。32G以内の連チャンが約75%でループする。もちろん約80%ループの「ドキドキモード」や約90%ループの「超ドキドキモード」も健在だ。

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 本機は様々なモードが存在し、通常モードBなら天国モード移行率が50%オーバー。天井が200Gとなるチャンスモードも存在する。

 世間を騒がせているモード移行システムに関してはアメーバブログの「【ユニバ公式】ユニバフリーク」で言及されており、全16種類のモードテーブルで管理されている模様。モードテーブルといっても初代同様にボーナス毎にモード移行抽選を行った上で「保証」という意味で上位モードへ移行するテーブルであるとのことだ。

 更に同ブログによるとリセット後は60%で上位テーブルからのスタートとなるためチャンス。上位テーブルは早い段階で通常モードBとなり天国モードの期待が高まる。

 本機の天井は最大で約800Gとなっており、最大7回目のボーナスで天国以上に移行する。また、8回目のボーナス到達で「ドキドキモード以上」が濃厚となるため激アツだ。

 狙い目としては「スルー天井狙い」「リセット狙い」「天井狙い」と様々な攻め方が可能だが、現在の稼働状況を考慮すれば特に「リセット狙い」がオススメである。

 リセットから1回以上のボーナスをスルーしている台であれば通常モードBの期待度が高い。まさに初代『沖ドキ!』と同様の立ち回りが有効なのだ。

 因みに「スルー天井狙い」に関して3スルー以上、「天井狙い」に関しては450Gから狙い目と言われている。両狙い目は複合して狙っていけば良いかもしれない。

 本機は6.2号機であり有利区間3000Gとなっている。最終的には「有利区間内で必ず天国モードに移行する」仕様となっていることは留意したい。

 もし、狙い目を発見した際は是非チャレンジしてみてはいかがだろうか。

(文=大松)

<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

JRAオーソクレースAJCC(G2)始動も、約50年にわたる“呪い”の魔の手!? 昨年「コントレイルと互角」アリストテレスも味わった負のジンクスとは

 昨年の菊花賞(G1)で2着したオーソクレース(牡4歳、美浦・久保田貴士厩舎)が、23日のAJCC(G2)から2022年の始動戦を迎える。C.ルメール騎手としても今年、非常に期待しているお手馬の1頭と言えるだろう。

 母マリアライトは4歳秋のエリザベス女王杯(G1)で初のG1制覇を飾り、翌年の宝塚記念(G1)も制覇。一線級の牡馬と互角以上の戦いを演じ、2016年の最優秀4歳以上牝馬にも輝いた女傑だ。

 さらには、父エピファネイアも4歳秋のジャパンC(G1)を4馬身差で圧勝した菊花賞馬。超一流の血統背景からは豊富な成長力が感じられ、すでにホープフルS(G1)2着の実績があるオーソクレースだが、4歳を迎える今年は大きな飛躍が期待されるシーズンになる。

 ルメール騎手には、昨年のジャパンCで2着したオーソリティという強力なお手馬もいるが、こちらは“東京専用機”という印象が強く、活躍の場が限定されている印象だ。東京のG1開催がない春の古馬王道路線においては、本馬よりもオーソクレースが「切り札」になるのではないだろうか。

 ただ、そんなオーソクレースには、約50年にわたる“菊花賞2着馬の呪い”が掛かっているという。

「実は春の牡馬クラシック(皐月賞、日本ダービー)で連対以上の実績がない『菊花賞2着馬』は、ずっとG1を勝ててないんですよ。

昔から『強い馬』が勝つという格言通り、勝ち馬がその後の競馬界を席巻するケースも珍しくないのが菊花賞。近年でもコントレイルやエピファネイア、ゴールドシップなどが活躍しましたし、ワールドプレミア、フィエールマン、キタサンブラックといったところは春の二冠で連対していなくとも、古馬になってG1を勝っています。

しかし、その一方で2着馬はさっぱりで……。菊花賞にグレード制が導入された1984年以降、唯一古馬になってG1を勝ったレインボーライン(天皇賞・春)は、NHKマイル(G1)3着という実績がありました」(競馬記者)

 記者が話す通り、歴代の菊花賞2着馬の中でも、スペシャルウィークやテイエムオペラオー、リアルスティールといった春の二冠で連対実績のあった馬たちは、その後も大きく飛躍を遂げている。

 しかし、逆に春の二冠で連対がなかった菊花賞2着馬は、その後に大きな期待を背負いながらもG1の壁に泣いている。スダホーク、ホワイトストーン、ステージチャンプ、リンカーン、アドマイヤジャパン、サウンズオブアース、エタリオウなどなど……応援し続けながらもG1で悔しい思いをしたことを記憶しているファンも少なくないのではないだろうか。

 特に記憶に新しいのは、一昨年の菊花賞2着馬アリストテレスだろう。

 まだ2勝クラスを勝ち上がったばかりの存在だったが、ルメール騎手が騎乗することもあって4番人気に推されたアリストテレス。レースでは無敗三冠が懸かるコントレイルを終始マークし続け、最後はクビ差の接戦に。絶対王者に冷や汗をかかせる“鮮烈なG1デビュー”だった。

 その翌年、大きな期待を背負って古馬初戦を迎えたアリストテレスはAJCC(G2)を快勝。菊花賞の走りがフロックでないことを証明すると、続く阪神大賞典(G2)では単勝1.3倍という確勝級の支持を集めた。

 しかし、このレースで7着に敗れると、あの輝きはどこへやら……。昨秋は京都大賞典(G2)の2着で復活の兆しを見せたもののジャパンC、有馬記念(G1)は完敗に終わっている。

 もし、“菊花賞2着馬の呪い”を跳ね返すカギがあるとするなら、それはスペシャルウィークら春二冠連対組や、唯一のG1馬レインボーラインが証明しているように「早期のG1実績」ということになるのだろう。

 そういった点でオーソクレースのホープフルS・2着の実績は、大きな武器になるかもしれない。

 果たして、オーソクレースは昨年のアリストテレスらの二の舞になるのか、それともレインボーラインに続く第2の成功者となるのか。成功のカギは6年連続リーディングを目指すルメール騎手が握っているはずだ。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

パチンコ「120266発」の真実…10万発超えを日本で最初に達成か!?

 最近のパチンコは、本当に激しい気がしないでもないですがどうなんでしょうか?

P大工の源さん超韋駄天』以降はその傾向も顕著なようで、SNS、まとめサイトなど至るところで『○○機種が10万発OVERを記録』等という記事や書き込みを見かけます。

 パチスロが最も過激だったのは4号機の爆裂AT機時代だと思われますが、パチンコにおいては現在のような気がします。

 4号機時代には万枚はおろか、2万枚でさえも珍しくはなかったと思いますが、最近の10万発というのも珍しくなくなってきたような気がします。それも短時間で獲得可能ですからね。

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 10万発といえば、それこそパチスロの2万枚に匹敵する訳ですから…「このままで大丈夫なのか?」と色々と危惧してしまいます。まぁ、私がその辺を案じたところで何の影響もないのですけど。

 話を戻します。そんな10万発というワードを見かけるたびに羨ましくなるばかりなのですが、実をいうと2010年10月に私自身も10万発超えを記録したことがあるのです。

 「120266発」。10年以上前に10万発オーバーですよ。これって「日本で最初!」…って可能性はないんですかね?そういった記録なども恐らくないため、定かではありませんが。

 自分としても、かなり衝撃的で強烈な初体験。その機種もはっきりと覚えております。サミーが2010年にリリースした『ぱちんこCR北斗の拳 剛掌』です。

 大当り確率・1/399で確変は80%。今はなきマックスタイプですが、確変中の振り分けはハイパーボーナス(16R=約2200個)がメイン。連チャンすればかなり強烈でした。

 右打ちアタッカーで消化も早かったため、ハイパー終了後もジャラジャラジャラジャラとしばらく玉が払い出されていたのが印象的でしたね。記憶違いかも知れませんが、当時は珍しかったような気もします。

 一撃60数連チャン。しかし現在のように短時間では無理なので、昼頃から閉店近くまで打っていたのを思い出します。AT時代のパチスロの2万枚よりも遥かに難しいことを、パチンコでやってしまった訳です。

 ただし某大手による等価交換の流れが全国に押し寄せてくる前でしたから、皆さんの想像よりは若干少なめでしたかね。とはいえ十分過ぎるほどの出玉でしたが。

 という訳で、「日本で一番最初に10万発を出したパチンカー」として、何処からか認定されませんかね?…もちろん異論は認めます!

 パチスロの方は規制緩和など明るい話題も出てきており喜ばしいことだと思います。一方でパチンコがこの先どうなっていくのか、非常に気になるところでもありますが…。どうであれパチンコ業界が、この先も明るい話題でいっぱいになることを願いたいと思います。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

JRA金杯の激穴馬!マスコミ嫌い岩田康誠騎手ケイデンスコールの激走を事前に把握していたのも至極当然、穴馬で決着も順当な結果…

 2022年のJRAもいよいよ5日の東西金杯からスタートする。特に122万馬券となった昨年の京都金杯のリベンジに向け、競馬ファンも待ち遠しいだろう。中山金杯(G3)と京都金杯(G3)はともにハンデ戦で行われる、波乱必至の運試しレース。昨年はともに万馬券となり、中山金杯は11番人気ウインエクシードが3着、そして京都金杯は12番人気ケイデンスコールが1着、14番人気エントシャイデンが3着という驚きの結末だった。特にそれまで連敗続きのケイデンスコールがなぜここで勝利できたのか、多くのファンは首をかしげ、競馬マスコミもその激走をフロック視する向きもあった。しかしその後同馬は中山記念(G2)2着、マイラーズC(G2)を勝利と実力を証明。金杯の激走はフロックではなかったことを証明した。

 多くのファンやマスコミが見抜けなかったケイデンスコールの激走を、昨年の京都金杯で予見していたプロ集団がいる。それが業界屈指のプロ予想家集団「ホースメン会議」のメンバーだ。このホースメン会議は、競馬の神様と呼ばれ、競馬予想の礎を作ったと言っても過言ではない大川慶次郎氏が41年前に設立。JRAの歴史とともに進化を遂げ、今は大川氏の弟子である能勢俊介氏が総監督となり、元JRA騎手の東信二氏なども所属し、業界最強との呼び声も高い情報力と予想力を発揮している。

 122万馬券が発生し大波乱となった昨年の京都金杯で、ホースメン会議のメンバーたちが見抜いたケイデンスコールの激走。どのようにしてその激走を事前に確信したのか。話を聞くと

「当時手綱を取った岩田康誠騎手と言えば、マスコミ嫌いで有名。しかし、関係者には本音をこぼします。枠もベストで思惑通りのレース内容だったと言えるでしょう。何よりも調整の難しいこの時期で、実際に岩田騎手が跨って手応えを掴んだのが要因。そしてそれまでの2戦が負けたとはいえ好内容で、得意の左回りマイル戦と久々に条件が揃ったあのレースは、好走が見込める状況でした。マスコミが印を並べた武豊騎手の1番人気シュリは状態も落ちていましたし、危険な人気馬でしたからね。馬連8950円的中はなかなかの高配当でしたが、我々からすれば順当な結果ですよ」(ホースメン会議の担当者)

 とサラリと述べている。この情報は全体のごく一部だというが、とてもじゃないがファンや競馬記者では入手不可能な代物だろう。確かに岩田騎手はマスコミ嫌いで、取材に非協力的なのは有名な話。そこもカバーできるのは、実際に競馬関係者が在籍するホースメン会議だからこそ。

 そのホースメン会議は2022年の金杯でまたもや衝撃の的中を成し遂げるかもしれない。というのも、すでに中山金杯と京都金杯の両レースにて、昨年のケイデンスコールに匹敵する穴馬を把握しているからだ。

「中山金杯はヴィクティファルス、ウインイクシード、シャムロックヒル、トーセンスーリヤ、ヒートオンビート。京都金杯はヴェロックス、エアロロノア、エントシャイデン、ステルヴィオ、バスラットレオン。ある程度名前が知られる馬はこのあたりですが、一長一短のメンバーですよね。はっきり言えることは、今年もケイデンスコール級の穴馬がいるということ。しかも中山金杯と京都金杯の両レースです。

 もちろん情報漏洩を防ぐためレース当日まで具体名は公開できません。ただこの金杯は2022年最初の重賞レースですので、特別にその穴馬を含めた買い目を無料で公開します。中山金杯と京都金杯のダブル無料提供ですので、ぜひご期待ください」(ホースメン会議の担当者)

 これは嬉しい誤算だ。まさかケイデンスコール級の穴馬情報を無料で教えてくれるとは。金杯で高配当馬券を狙うなら、この情報は必見といえるだろう。

 さらに特筆すべきはこの金杯だけではなく、正月競馬はホースメン会議が特に力を入れ、自信を持っているということ。変則日程が多く、G1レースもないためマスコミが少ないこの時期は、様々な関係者の思惑が絡み合い非常に難解なレースが続く。その中で何よりも本物の情報と確かな分析力が求められるのだ。当然そのすべてを兼ね揃えたホースメン会議だけが、金杯だけでなく正月開催の勝者にもっとも近い存在であることは言うまでもない。

 有馬記念(G1)で負け、ホープフルS(G1)も外し、東京大賞典(G1)で悔しい思いをしている競馬ファンにとって、この金杯と1月競馬はすべての負けをプラスにひっくり返す絶好のチャンス。そのためにもホースメン会議が提供する『無料情報』は忘れずにゲットしておきたい。

 なおホースメン会議では、競馬ファンに向けて様々なコンテンツを無料開放している。それは「競馬ファンに本当の情報を届け、そして的中の喜びを知ってもらいたい」という大川慶次郎氏の遺志を引き継いでいるからだ。2022年はホースメン会議とともに競馬を目一杯楽しみ、そして今度こそ競馬の勝ち組を目指そう。

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※本稿はPR記事です。

JRA金杯、一年の計を占う勝負レース!マスコミ無印なのに万全の勝負馬情報

 いよいよ2022年が開幕。今年はコロナ禍から脱却し、感動と成長に溢れた一年にしたいものだ。1月2日にスタートした東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は3日が復路。果たしてどこが優勝するのか。さらに、東京ドームでも恒例となる新日本プロレスの「レッスルキングダム16」が行われるなど、正月はイベントが目白押し。そのなかでも特に注目されるのが、5日の日本中央競馬会(JRA)金杯だろう。

 有馬記念で無残にも砕け散った競馬ファンが待ちに待った勝負所。一年の計を占うレースであり、お年玉の獲得を目指すなど、さまざまな思いが交錯するこの金杯は、中山競馬場で行われる中山金杯(G3)と京都競馬場で行われる京都金杯(G3)の2レース。いずれも波乱続出、万馬券必至の一獲千金狙いに相応しいレースだ。しかし、その難易度はまさに【SSS級】。競馬ファンにとっては試練の一戦でもある。

 過去のレースを振り返ってみると、2019年の中山金杯はウインブライト・ステイフーリッシュ・タニノフランケル(3→7→9番人気)で決着し、3連単は21万6370円という高額万馬券になった。武豊騎手の1番人気マウントゴールドは見せ場もなく12着と大敗、2番人気タイムフライヤーも直線を待たず早々と脱落し、誰もが驚く結末だった。

 そして2021年の京都金杯は、さらに衝撃的な結末。勝利したケイデンスコールは大敗続きの12番人気、3着エントシャイデンは14番人気と、マスコミの低評価をあざ笑うかのような結果。ここでも武豊騎手騎乗の1番人気シュリが敗退するなど、人気馬だろうがトップジョッキーだろうが、ことごとく跳ね返すのが金杯。3連単は122万8010円という超特大万馬券となっている。

 過去の傾向として人気馬が馬券に絡んでも、マスコミ無印の穴馬による激走があり、結果として大きな万馬券になっていることが多い。つまりこの金杯は、馬券に絡む可能性のある穴馬を見つけられるかどうかが高配当的中のカギなのである。では何を根拠にそんな穴馬も探せばいいのだろうか。

 競馬予想ではデータを活用する人もいるだろう。あるいは金杯の「金」にちなんだ“サイン馬券”を探す人もいるだろう。しかし馬券の的中に大事なのは、やはり情報だ。特にこの1月開催は年末年始を挟んだ変則開催。馬の調整などは通常の開催と異なり、変則的な状況となっている。

 通常、JRAのレースは週末の土曜と日曜に行われるが、この金杯は水曜日。一般的に水曜は最終追い切りが行われる日であり、多くの馬にとって今までとルーティンがガラッと変わってしまう。厩舎サイドも年末年始を挟んだ追い切りのスケジュールは非常に組み立てにくく、いつもと同じ仕上げができるとは限らない。また、ファンにとって大事な情報源であるマスコミは、年末年始も返上というわけにはいかず、取材が疎かになっている場合も多い。つまり、いつもより正確な情報が必要にもかかわらず、マスコミがあまり参考にならない状況になっているのだ。

 そんな状況で金杯の正確な情報を入手するには、どうすればいいのか。結論は、やはりプロの競馬関係者に頼ることだろう。もちろん、競馬関係者といっても数多くいる。そのなかでファンの信頼があり、競馬関係者と親密な関係にあり、マスコミが入手できない情報を入手できるのは「競馬セブン」を置いてほかにはない。

 競馬セブンは、元JRA騎手でJRA騎手学校の教官も務めた徳吉一己という超大物が、総監督としてチームを束ねている。騎手ならではの視点、そして騎手や厩務員、調教助手や調教師などへの人脈は、一般的な競馬記者とは比較にならない。さらに徳吉以外にも嶋田潤、小原伊佐美、二本柳俊一といった元JRAの第一線で活躍していた調教師。そしてクロノジェネシスやエフフォーリアを生産したノーザンファームなどで知られる、社台グループの中心で活動していた林勲。競馬記者として40年以上の活動実績があり、今もなお毎週トレセン(トレーニングセンター)で取材活動を行っている古川幸弘など、競馬ファンにとって神のような存在が集結しているのだ。彼らが集めた情報、そしてその情報を分析する能力は、彼らが築き上げてきた実績が示す通り、驚きのレベルにある。

 昨年のG1レースでは多くのレースを的中させ、馬連のみで200万円以上の払い戻しを獲得。特にNHKマイルカップ(G1)では7番人気で2着に入ったソングラインの勝負情報を独占的に入手し、馬連・3690円、3連複・3540円、3連単・2万1180円の完全的中を成し遂げている。上位を独占したノーザンファームとサンデーレーシングに関する情報を完全に掴んでいたことが、この結果につながった。社台グループを含めあらゆる情報を網羅する競馬セブンならではの一撃だったといえるだろう。

 また、年末の有馬記念も完全的中を達成、さらに10万馬券の波乱となった目黒記念(G2)では3連複・19万5290円を的中。金杯と同じハンデ戦の目黒記念で約20万馬券を的中させているのは、2日後に迫った金杯で万馬券を狙うファンにとって心強い。そして肝心の金杯に関して競馬セブンは、かなりの意気込みを述べている。

「中山金杯はヴィクティファルス、ウインイクシード、トーセンスーリヤらが出走を予定し、京都金杯はヴェロックス、エアロロノア、エントシャイデン、ステルヴィオ、バスラットレオンらが出走予定。どの馬も決定打に欠ける状況ですが、今年の金杯はかなり特殊なレースになるでしょう。

 出走関係者の話を聞くと、調整がうまくいった馬とそうでない馬、ハンデの恩恵を得るためにあえて前走で大敗した馬、このレースが目標ではなく次のレースが目標で調整的意味合いの出走、ほかにも有力馬が不在なのでとりあえず使ってみるという陣営や、引退前に使えるレースで使うといった話もあります。とにかくさまざまな思惑があり、G1レースとはまったく違う様子

 そんななか、このレースを目標に万全の仕上がりで挑む陣営の勝負馬が狙いといえます。そしてハンデの恩恵をもらったある人気薄の穴馬も、陣営は密かに自信を見せており、マスコミがノーマークなだけにぜひ買うべき。つまり、こういった正確な情報を入手できるかどうかが、もっとも大事なポイントです。もちろん、競馬セブンはそれらの情報を完全に把握していますし、裏付けも済んでいます。配当的にもかなりの手応えがあり、自信をもって提供できるでしょう」

 この話を聞けば、誰もが興奮するはず。新年一発目の大勝負は、競馬セブンの情報が必須だ。しかし、話はこれだけでは終わらない。なんと競馬セブンは、この【京都金杯と中山金杯の馬連3点勝負情報】を、一般無料公開すると語っているのだ。前述したように、この時期は確かな競馬情報が足りない。その足りない情報を補って余りある最高の情報が無料で提供されるのだから、これを使わない選択肢はあり得ない。

 この金杯は特別なレースだが、競馬セブンは、金杯だけでなくさまざまな情報に精通し、その情報を惜しげもなく無料で公開している。それら多くの無料コンテンツは、ぜひ公式サイトをご覧いただきたい。

 本格的に競馬を始めるなら、この1年は競馬セブン一本に絞るくらいの意気込みがあってもいいかもしれない。競馬は正確な情報を手にしたものが勝ち組になれる仕組みになっている。その状況で真の勝ち組を目指すなら、有馬記念で完全的中を成し遂げた競馬セブンこそが最適なパートナーだ。5日の金杯、そして2022年の競馬で勝ち抜くためにも、競馬セブンの情報をしっかりとチェックしよう。

(文=編集部)

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※本稿はPR記事です。

勘違いする人続出…吉野家、なぜ米も入った牛丼丸ごと缶飯を販売?被災地での経験

 大手牛丼チェーン吉野家ホールディングスが2019年に発売した「缶飯」シリーズ。同社の主力商品である「牛丼」や「豚丼」などを缶詰にした商品だ。発売当初には店頭で購入した牛丼との食べ比べ企画などで各メディアに取り上げられ、売り切れが続出するなど爆発的な人気を博した。それから2年以上経った21年12月5日、Twitter上で「缶飯」が注目を集めていた。牛丼の具が入っていると思っていた購入者が、白米の上に缶詰の中身をかけたら、具だけではなく米が入っていたことに驚きの声をあげたのだった。同様の“勘違い”は多いようで、以下のような投稿が相次いでいる。

「同じことをやった」

「やっぱ皆間違えますよね(自分もやった)玄米でちょっと歯ごたえある米なので、牛丼丼でもまあ、食べれました」

「米が入った缶詰なんてあるのね」

「米の入った缶詰」開発は難航

 「缶飯」は非常用保存食として売り出した商品だ。吉野家公式通販サイトの「缶飯」には次のような説明がなされている。

<高機能玄米「金のいぶき」と吉野家牛丼の具が合体した、常温で食せる初の「ご飯缶詰」が登場です! 具材は、吉野家牛丼具をたっぷり使用。冷凍牛丼の具を用いることで、お店の味をそのまま表現しています>

 ご飯の缶詰は珍しい。一方で、レトルト食品などの「牛丼の具」には米は入っていないため、これまで購入者の“勘違い”が多々あったようだ。この2年間で、「吉牛の缶飯になぜか米が入っていた」などというテーマの記事が複数散見された。

 なぜ吉野家は“牛丼の具の缶詰”ではなく“牛丼の缶詰”をつくろうとしたのか。その答えの一端を、日経BPが企画、制作しているWebメディア「未来コトハジメ」で2019年9月17日に掲載されたインタビュー記事『なぜ、吉野家は牛丼を缶詰にしたのか?話題の非常食、「缶飯」開発の経緯を聞く』から読み取ることができた。

「缶飯」プロジェクトを担当した同社執行役員・外販事業本部本部長(当時)の早麻義隆氏の同記事の発言によると、同企画は1995年の阪神大震災時にテントで被災者に牛丼をふるまったことまで遡るのだという。

 同社はその後、東日本大震災(2011年)や熊本地震(2016年)でもキッチンカーなどを使って牛丼を提供してきたことなどを説明。そうした社としての災害支援のあり方のなかから、「吉野家だから作れるものを模索したい」となったのだという。

 そのうえで、早麻氏は「缶飯」のコンセプトを次のように語っている。

「もともとの思いが非常食ですから、常温で加熱せずにそのまま食べられるところには強くこだわりました。震災や台風などの被災直後はお湯もなければ火も起こせません。災害救助の初動の時点で、温めないと食べられない防災食など意味がありません」

 とはいえ、ご飯入りの缶詰をつくるのは技術的に難しかったようで、「実際に完成するまでとても苦労しました。ハッキリ言って最初の試作は美味しくなかった。やはり缶詰でご飯付きというところが難しかったんです」と振り返り、最終的に白米から玄米に替えることで成功にこぎつけた経緯を明らかにしていた。

災害という“非日常”の中で大切な“日常の味”

 東日本大震災時、岩手県沿岸を取材していた新聞記者は次のように話す。

「吉野家さんはかなり早い段階で、同社のキッチンカーであるオレンジドリーム号を被災地に派遣していました。大船渡市では発災1週間後の3月18日にオレンジドリーム号が現れ、被災者に牛丼を振舞っていました。各避難所の間で配給される食事の量や質に差があり、場所によっては1週間、ほぼ菓子パンしか配られなかったところもありました。

 電気もガスも水道も止まっている、満足な食糧もない中で“震災が発生する前、普通に暮らしていた時の味”を食べることができるというのは、平時から想像ができないくらい嬉しいものです。

 70代の被災者男性が、涙を流しながら牛丼を『うめぇな、うめぇな』と食べていた姿が今でもありありと思いだされます。吉野家さんは、阪神大震災以降、そういう被災地の現場を見てきたこともあり、より多くの人に“かつての日常の味”を味わってもらいたくて缶飯を作り出したのではないかと思います。

 災害という“非日常”の中で、多くの人が精神的にも身体的にも追い詰められます。そんな中、『自分の好きだった味』『日常を思い出せる味』を食べることができるというのはとても大事なことだと思います。店頭のものとまったく同じ味であることにこしたことはありませんが、災害時にはそこまでの再現性は必要ないのではないでしょうか。缶詰は自治体などの防災倉庫に備蓄するのは最適ですし、缶詰一個に米と主菜が含まれ、一食が完結するというのもよくできていると思います」

 年末年始の大掃除のタイミングで、災害用の備蓄食料を更新する家庭も多いだろう。ストック中の非常食の中に吉野家の「缶飯」があったのなら、この機会に食してみるのもいいかもしれない。

(文=編集部)

 

胃薬は大正漢方胃腸薬、ガスターがお勧め?副作用の抗コリン作用が少ない薬・強い薬

副作用の一般的イメージ

 薬の副作用といえば、ショックや発疹が思い浮かびますが、こうした副作用は見た目でわかりますし、その後の経過に注意が必要なものです。また、「眠気」も誰もが経験したことがあるでしょう。そのため、薬局では「この薬には眠気がありますか?」というのが副作用に関する患者さんからの質問のなかでもっとも多くなっています。今回は、比較的多くあらわれる副作用である「抗コリン作用」についてお話しします。

「抗コリン作用」を考えると副作用の多くがわかる

 体内の情報伝達にはさまざまな物質が使われます。その物質の一つに「アセチルコリン」というものがあります。これは自律神経のうち副交感神経より放出されるもので、副交感神経は「リラックス」したときに活性化される神経です。たとえば、ヒトは敵がいない時はしっかり食べて消化吸収し、横になって休むことができます。心臓はゆっくり動き、血圧が上がって興奮することもありません。トイレも落ち着いてできます。敵を見なくていいので、瞳孔を広げることはありません。

 このアセチルコリンの働きを薬で抑えることができます。これが「抗コリン作用」です。リラックスした時に活性化される作用と反対のことが起こり、消化吸収なんてしませんし、心臓の拍動は上がり、血圧は上がります。トイレに行っている場合ではなく、尿道括約筋を緊張させて止めます。肛門括約筋も緊張させて便を止めます。アセチルコリンという物質一つで全身にさまざまな作用を起こすことができる以上、その反対の作用についても全身で起こってしまうのです。主なところでは口が乾く、便秘、目のかすみ、おしっこが出にくいといったところです。

 一方で、脳内においてもアセチルコリンは大切な働きをしています。認知、記憶、学習といった機能をつかさどる神経より放出されます。睡眠中にこのアセチルコリンが大量に分泌され、記憶を担当する「海馬」という場所で、起きている間に起こった情報の整理・整頓を行い記憶の定着をしています。脳内のアセチルコリンが不足していると情報の整理・整頓ができずに「認知症」といった症状が発症してしまうのです。

 薬でアセチルコリンの働きを抑える時は、脳へ移行しないようにつくられています。そして、期待する場所にだけ働くように開発されています。排尿の回数が増えてしまう時は「抗コリン作用」を使って尿道括約筋を締めるようにします。それでも全身の作用が出てしまうので、口が乾きますし、便秘になってしまうことがあります。口の乾きや便秘はこの「抗コリン作用」のなかで感じることが多いです。

抗コリン作用のある医薬品

 数多くの薬に抗コリン作用があり、いわゆる「総合胃腸薬」と呼ばれる薬には必ずといっていいほど抗コリン作用があります。私は薬剤師として、「総合胃腸薬」と呼ばれる薬を患者さんに使わないようにしています。というのもこの抗コリン作用に注意をするのが面倒だからです。使ってはいけない人、相談すべき人に該当することが多いため、スムーズに薬を選べないのです。

 例えば、「排尿困難はありませんか?」「緑内障と言われたことはありませんか?」「腎臓病や心臓病はありませんか?」と患者さんに毎回確認する必要があります。また、症状に合わせて薬を選べば「総合胃腸薬」と呼ばれる薬を使わずにすむことが多いのです。

 胃薬では「ロートエキス」というかたちで配合されています。植物のハシリドコロ(ロート)の根の成分を抽出してつくられた薬です。抗コリン作用があり、それを薬として使っています。胃腸薬においては胃や腸の痙攣を抑える目的で配合されています。痙攣というのは蠕動(ぜんどう)運動が過剰になった状態のことです。そうすると差し込むような痛みを感じます。それを薬で抑えてあげると痛みが和らぎます。

 ロートエキスは胃や腸以外でも「抗コリン作用」があります。そのため、それ以外の場所で効果を発揮してしまい副作用としてあらわれます。有名なところでいうと「キャベジンコーワα」「スクラート胃腸薬」「パンシロン」「第一三共胃腸薬」があります。

 鼻炎薬では「ベラドンナ総アルカロイド」というかたちで配合されています。こちらも植物のベラドンナから抽出されてつくられた薬で、抗コリン作用があります。アセチルコリンが鼻腺に対して、鼻水を出せという指令を出すため、これを薬で抑えると鼻水を止めることができます。有名なところでいうと「エスタック鼻炎ソフトニスキャップ」「コルゲンコーワ鼻炎ジェルカプセルα」「パブロン鼻炎カプセルSα」があります。こういった薬を使うと「超効いた」という実感とともに口の乾燥を強く感じます。

補足:抗コリン作用を持つ成分が配合されていない胃薬

 私は胃薬では、よく「大正漢方胃腸薬」を紹介します。これは「安中散(あんちゅうさん)」と「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」の合剤ですが、安中散により胃の蠕動運動を正常に戻します。芍薬甘草湯は胃の痛みを抑えます。抗コリン作用がなく、ほとんどの人が使えるのです。胃もたれや胃がスッキリしない人には「ハイウルソ」、「胃痛」がある人には「ガスター」を紹介することが多いです。

(文=小谷寿美子/薬剤師)

●小谷寿美子

薬剤師。NRサプリメントアドバイザー。薬局界のセカンドオピニオン。

明治薬科大学を505人いる学生のなか5位で卒業。薬剤師国家試験を240点中224点という高得点で合格した。

市販薬も調剤も取り扱う、地域密着型の薬局チェーンに入社。社歴は10年以上。

入社1年目にして、市販薬販売コンクールで1位。管理薬剤師として配属された店舗では半年で売り上げを2倍に上げた実績がある。

市販薬、調剤のみならずサプリメントにも詳しい。薬やサプリメントの効かない飲み方、あぶない自己判断に日々、心を痛め、正しい薬の飲み方、飲み合わせを啓蒙中。

鉄道会社にとって悩ましい非常用ドアコック問題…危険性が解消されない意外な理由

 ハロウィーンの晩に京王電鉄京王線の特急列車の車内で起きた刺傷事件は人々に大きな不安を与えた。もう食傷気味というほど取り上げられてきたとはいえ、いま一度あらましを簡潔に紹介しておこう。

 2021年10月31日の19時55分ごろ、調布駅を出発したばかりの新宿駅行きの特急列車の車内で若い男が刃物で他の乗客に切りつけ、携えていたライターオイルで車内に火をつけたという事件である。昨年鉄道で起きた出来事のなかではもちろん、国内全体で起きた事件のなかでも重大ニュースの一つに入るであろう。

 この事件では容疑者が人を刺したことよりも、車内に放火したよりもさらに人々に衝撃を与える出来事が発生した。特急列車は国領(こくりょう)駅に緊急停止したものの、すぐに扉が開かなかったため、大勢の乗客は窓からホームへと脱出したのだ。その一部始終は複数の乗客のスマートフォンで撮影された動画に収められ、テレビで繰り返し放映された。この動画の存在によって、今回の事件はこれだけ大きなものとなったのだといってよい。

 国領駅に到着した特急列車は、本来の停止位置よりも約2m手前に停止した。それでも車掌が車両の扉を開けていれば、今回のような混乱は生じなかったであろう。ところが、この駅にはホームドアが設置されていて、特急列車の扉とは位置がずれていた。運転士はもう少し前進させようと試み、車掌は所定の停止位置に止まったらまずは手動でホームドアを開け、続いて車両の扉を開けるつもりでいたが、肝心の車両が再発進してくれない。乗客が非常用ドアコックを操作して扉を開けたため、安全装置が働いて車両が動かなくなったのだ。

 今回の事件では、運転士や車掌といった乗務員の不手際、それから鉄道側に顕著に見られる傾向として非常用ドアコックを操作した乗客をそれぞれ非難する向きが見られる。筆者としては、どちらもやむを得なかったとしか言いようがない。ホームドアと大きくずれて停車したときに無理に車両の扉を開けたとすれば、避難しようと殺到した乗客が将棋倒しになる可能性があった。一方で、特急列車が駅に停車したのにすぐに車両の扉が開かないというのは、乗客にとって絶望的な状況としかいいようがない。非常用ドアコックを操作したことを責めては気の毒だ。

 筆者を含めて外野の人間は結果を知っているから何とでも言えるが、先がわからない状況では一歩間違えれば即生命を失う危険があった。今回のような事件が発生したとき、運転士は異常事態ボタンを押すだけで、列車が最寄りの駅の所定の位置に自動的に停止し、ホームドアももちろん自動的に開いて避難誘導をスムーズに行えるシステムを導入すれば解決する。

非常用ドアコックとは?

 さて、今回取り上げたいのは非常用ドアコックだ。自動的に開閉する扉をもつ大多数の鉄道車両に付いていて、閉まっている扉を手動で開けられるようにロックを解除する装置を指す。車内、車外のどちらにもあり、車内のものは多くは扉ごとに用意されていて、扉寄りの腰掛の下、それから扉の上の壁、扉横の壁に付いているケースがほとんどだ。

 非常用ドアコックは、文字どおり車内から車外へと避難しなければならないときに備えて用意された。加えて、扉を開け閉めするための戸閉め装置が故障したときなどにも使用する。国の基準では原則として自動的に開閉する扉を備えた鉄道車両には設置しなければならない。例外として、走行用レールの隣に電気が流れているとか、地下トンネルと車両との間隔が40cm未満の区間ばかりを走る地下鉄、それから駅以外では扉を開けても外に出られないモノレール、車体が浮き上がって走行するリニアモーターカーには非常用ドアコックを付けなくてもよい決まりとなっている。

 なお、非常用ドアコックのコックとは気体や流体の通る管に設けられた栓を指す。1990年代ごろまでの車両の扉は圧縮空気の力で開閉するものが大多数で、このような車両の扉を開けるには、普段は開いているコックを閉じて圧縮空気を抜くことで手動で扉が開けられるようになることから命名されている。

 なお、近年製造される車両の扉はモーターによって開閉するものが主流となった。この場合、非常用ドアコックは扉が閉まっているときにかけられている機械的なロックを解除する役割を果たす。特に栓はないけれど、いままでのならわしで引き続き非常用ドアコックと呼んでいる。

 いくつか補足したいのは、非常用ドアコックとは閉まっている扉にかけられているロックを解除するだけのための装置であるという点だ。たいていはレバー式となっている非常用ドアコックを説明に従って操作しただけでは扉は自動的に開かない。ロックが解除されたら取っ手を引いて乗客自身で扉を開ける必要がある。

 それから、非常用ドアコックを操作したからといって、それだけで列車が動かなくなることはない。正確には非常用ドアコックを用いた後、手動で扉を開けると安全上の仕組みで停車中の列車は発進できなくなる。扉が閉まっていないのに列車が駅を出発してしまうといったトラブルを防ぐために採用された。

非常用ドアコックの副作用

 実は大変言いにくいことなのだが、新幹線の一部の車両を除いて、非常用ドアコックは車両が走行中でも操作できてしまう。もちろん扉も開けられるのでとても危険だ。走行中は何が起きても絶対に操作しないでほしい。

 非常用ドアコックは安全上必要なものだが、鉄道会社はできればあまり周知したくないと考えている。理由は単純で、いたずらされるのが嫌だからだ。そして何よりも、異常事態が起きたからといって乗客が何の指示もなく操作して線路に出てしまい、余計に危険な目、たとえば隣の線路を走っている列車にはねられてしまうといった事故を恐れているからである。

 日本で初めて自動開閉式の扉を備えた車両は、1927(昭和2)年に営業を開始したいまの東京メトロ銀座線の車両であった。その後、太平洋戦争前には大都市を走るいまのJRの前身の国有鉄道や大手私鉄の電車を中心に普及している。非常用ドアコックも自動開閉式の扉とともに誕生したものの、その存在はあまり知られていなかった。やはりいま挙げた副作用を恐れていたかららしい。

 ところが、1951(昭和26)年4月24日にいまの根岸線桜木町駅付近で国鉄の電車が火災事故を起こし、状況は一変する。非常用ドアコックの操作方法を知らなかった乗客は燃えさかる車両に閉じ込められ、106人もの人々が犠牲となったからだ。

 事故後、車内に非常用ドアコックが増設され、併せて使い方が掲示されるようになった。「非常の時は下のハンドルを回すとドアは手で開けられます」(「国鉄線」1959年4月号、35ページ、交通協力舎)という具合にである。しかし、1960年代を迎えるころには非常用ドアコックはやっかいな存在となってしまう。衝突したとか火災が起きたというのであればともかく、列車が立ち往生しただけでも乗務員の指示に従わずに勝手に操作する乗客が続出したからだ。

 当時は国鉄であったいまのJR東日本東海道線浜松町-田町間の線路上で1960(昭和35)年6月14日の夕刻、信号機が故障して電車が立ち往生した。一説には乗客は1時間ほど車内に閉じ込められ、しかも悪いことに当時の国鉄の電車には車内放送装置の付いていない車両が多く、この電車でも何の案内もなかったという。しびれを切らした乗客の多くは非常用ドアコックを操作して次々に車外へと出て行く。すると、線路を歩いていた乗客のうち4人が他の電車にはねられて即死するという事故が起きてしまった。

 国鉄は1960年8月になって非常用ドアコックそばの表示を順次改め、「非常時以外は使わないでほしい」という旨の文言を加えている。また、車内の中吊り広告でも非常用ドアコックの正しい使い方、要は鉄道会社にとって望ましい用法をPRした。

非常時に用いるものを常用するのは危険

 以来、60年あまりが過ぎたが、非常用ドアコックの表示は振り子のように揺れ動く。懇切丁寧に記されているときもあれば、非常用ドアコック自体の表示すら出さないときもある。大まかに言うと、前者は大きな事故が起きた直後、後者は事故から時間が経過したときだ。現在は後者に該当する。

 それだけ非常用ドアコックの使い方は難しい。けれども2020年代にもなって解決できないのも考えものである。まずは新幹線の一部の車両と同じように走行中に操作できないように改めるべきだ。それから、非常用ドアコックで扉を開けた場合、「線路に降りる際には周囲の線路を走る列車に気をつけてください」との自動音声が流れるように改めるだけでも、利用者は車外に出る際に気をつけようと思うであろう。

 ほかにも非常用ドアコックに連動して車体側面に取り付けたセンサーやカメラが作動して周囲の状況を乗客に伝えるとともに、乗客が線路をどの方向に避難していったのかを運転士や車掌といった乗務員、それから指令所の指令員に知らせ、スピーカーを通じて乗客を安全に誘導する仕組みも考案されている。だが、ほぼすべての車両でそのような仕組みは搭載されていないし、導入されるかどうかも定かではない。

 設置コスト面での問題もあるけれど、それよりも大きい理由が存在する。非常用ドアコックを平常時にも使用するため、このような機能が作動すると煩わしいのだ。

 非常用ドアコックを常用する例は東京駅といった新幹線のターミナルに行けばそこかしこで目に付く。終着駅に列車が到着し、乗客が全員降りるといったん扉は閉められる。車庫に回送されるのではなく、再び営業列車として折り返す際、車内の清掃作業を担う人たちは非常用ドアコックを用いて扉を開け、車内へと入っていく。そして清掃を終えたら非常用ドアコックのレバーを元に戻して扉を閉める。

 筆者の意見は、非常時に用いるものを常用するのは危険だというものだ。非常用ドアコックを非常時にいかに安全に使うことができるのかを検討する際に、普段使っているのでそのときに不便にならないようにという矛盾した考えが混入してしまっては一向に問題が解決されない。まずは、非常用ドアコックを非常時だけのものと切り分けることから始め、そこから改良点を探るべきであろう。

(文=梅原淳/鉄道ジャーナリスト)

●梅原淳/鉄道ジャーナリスト

1965(昭和40)年生まれ。大学卒業後、三井銀行(現在の三井住友銀行)に入行し、交友社月刊「鉄道ファン」編集部などを経て2000年に鉄道ジャーナリストとして活動を開始する。『新幹線を運行する技術』(SBクリエイティブ)、『JRは生き残れるのか』(洋泉社)、『電車たちの「第二の人生」』(交通新聞社)をはじめ著書多数。また、雑誌やWEB媒体への寄稿のほか、講義・講演やテレビ・ラジオ・新聞等での解説、コメントも行っており、NHKラジオ第1の「子ども科学電話相談」では鉄道部門の回答者も務める。

ドンキ、買う前に確認必須の4品…塩辛すぎる鮭フレーク、カニの味しないカニカマ

 ド派手なポップや、うず高く積み上げられた、まるでジャングルのようなレイアウトなど、独自の戦略で消費者を惹きつける総合ディスカウントストア、ドン・キホーテ。「情熱価格」は、そんなドンキのプライベートブランドとして、長年同社を支えてきた存在だ。

 しかし、ドンキを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは2021年2月、安さを第一に追求していたこれまでの商品開発の姿勢を反省し、「情熱価格」をリニューアルさせると発表。同時に、顧客と一緒に商品をつくり上げていく“ピープルブランド”という意味での“PB”を目指していくことを表明した。またその際、顧客の声を聞くためのプラットフォームとして、公式サイト「ダメ出しの殿堂」を開設している。

 それから1年弱。意識の変化が商品に反映されるのに時間がかかっているのかもしれないが、いまだに「情熱価格」の商品のなかには、消費者からの不満の声が聞こえてくるものもある。そこで、今回はドンキの“この冬、買うなら要注意”な商品を5つ紹介しよう。

情熱価格PLUS 豆乳全身化粧水/767円(税込、以下同)

 実は「情熱価格」はコスメグッズも充実している。なかでも「情熱価格PLUS 豆乳全身化粧水」は消費者からの評価も良く、インターネット上では「大容量でバシャバシャ使えて、助かります」「しっとり感があり量もたっぷりで、とても気に入っています」など、ポジティブな口コミが多く集まっている。しかし、一点注意すべきことがあるのだ。

 それは、女性誌やクチコミサイトのベストコスメ賞を受賞した実績もある、サナ「なめらか本舗 豆乳イソフラボン」シリーズにパッケージが酷似しているという点。

 ひとつずつ確認していこう。サナ「なめらか本舗 豆乳イソフラボン」のパッケージを見ると、白をベースに大豆を思わせるクリーム色のデザインがあしらわれ、黒い文字で“豆乳イソフラボン”と書かれている。一方の「情熱価格PLUS 豆乳全身化粧水」はというと、白いベースに、同じく大豆を思わせるやや濃いめのクリーム色のデザインがあしらわれ、黒い文字で“豆乳イソフラボン”と書かれているのだ。

 両者を並べてみると、まったく同じではないことがわかるが、パッケージをなんとなく記憶しているだけでは、店頭で間違って購入してしまう可能性も十分にあるだろう。ただ、「情熱価格PLUS 豆乳全身化粧水」自体は評判も悪くないので、サナ「なめらか本舗 豆乳イソフラボン」シリーズとは別物であることを理解したうえで購入する分には、アリな商品といえるだろう。

鮭フレーク/305円

 

 日用品、雑貨など、さまざまなジャンルの自社製品をラインナップしている「情熱価格」のなかでも、主力のひとつとなっているのが食料品だ。ドンキの店内は多くの場合、地下1階が食料品売り場になっているが、そのなかには「情熱価格」の商品も高い割合で含まれている。

 今回紹介する「鮭フレーク」も、そのうちのひとつだ。からふとますを使用した鮭フレーク150gが瓶に入ったこの商品は、保存も楽なうえにいろいろな料理に使える“扱いやすさ”が魅力。しかし、その味については否定的な意見も聞こえてくる。

 実際に購入し、ごはんに軽く盛り付けていただいてみると、その塩辛さに驚く。“ごはんが進む”と言い換えられるレベルではなく、ごはんと一緒でも食べ進めるのに少々苦労するほど塩味の主張が強い。かなりしょっぱい味付けが好きな人であれば問題ないのかもしれないが、ほどよい塩気と素朴な味わいを求めている人にはマッチしなさそうだ。

豊かな泡立ちのボディタオル ハードタイプ/328円

 お風呂で体を洗うためのボディタオルは、使う人によってこだわりや好みがわかれる衛生用品。しかし、泡立ちの良さは多くの人が重視したいポイントではないだろうか。

「情熱価格」から販売されている「豊かな泡立ちのボディタオル ハードタイプ」も、そんなニーズを察知してか、泡立ちの良さをアピールしたボディタオルだ。しかし、実際に使ってみたところ、そのネーミングと実力にはややギャップがあるように感じた。

 一度水分を含ませて絞ったボディタオルにボディソープを垂らして揉み込んでみたが、この段階ではなかなか泡立たなかった。その後、15秒ほど根気よく続けると、確かに濃密な泡は生まれてきたが、そのボリュームはいまひとつ。正直、“豊かな泡立ち”を謳うにはやや、実力が不足しているように感じられた。

 だが、硬めのボディタオルが背中にガシガシと当たる感覚は爽快だし、299円という手を出しやすい価格もありがたい。泡立ちに過度な期待さえしなければ、十分にアリな商品かもしれない。

減塩 かに風味かまぼこ/96円

 

 さまざまな料理で活躍してくれ、皿に彩りも与えてくれる“縁の下の力持ち”的食材のカニカマ。実は、「情熱価格」からも「減塩 かに風味かまぼこ」がラインナップされており、スーパーと比較しても低価格で販売されている。

 だが、その味についてはユーザーから少なからず不満の声が上がっている。実際に店舗で手に取ってみたが、パッケージはスーパーで販売されている一般的なカニカマと大差なく、アンダー100円という低価格でも10本入りなので、この段階では問題は感じられない。

 しかし1本食べてみると、すぐに不評の声があがる理由が理解できた。全体的に味が薄く、特に肝心のカニの風味がほとんど感じられないのだ。その味わいはカニカマではなく、もはやただのかまぼこ。いや、かまぼこにしてもかなり薄味な印象だった。減塩を重視した結果、この仕上がりになったのだと推察するが、しっかりとカニの風味を感じたいという人は、他社の製品を選んだほうが賢明だろう。

 今回はドン・キホーテのこの冬“要注意”な商品を5つ紹介してきた。しかし、これら“要注意”商品も購入者のニーズに合致すれば、十分に実力を発揮してくれる可能性はある。そのため、自分なりの価値基準や指針を持ち、理想に合う商品を見定めて選択すること重要になってくるだろう。

(取材・文=A4studio)

※情報は全て2021年12月24日時点のものです。

三冠王・日テレ、低迷の始まりか、じわり視聴率低下の理由…深刻な“フジテレビ化”

 10年連続で全日・プライム・ゴールデンの全3部門で個人視聴率1位を獲得し、年間視聴率3冠に輝いている日本テレビに異変が起きているという。

 日テレといえば、『行列のできる法律相談所』や『世界の果てまでイッテQ!』『世界一受けたい授業』『ザ!鉄腕!DASH!!』などの人気バラエティ番組を数多く抱えるほか、夜のニュース番組『news zero』は安定的に平均世帯視聴率2ケタをキープし、毎年恒例の『24時間テレビ 愛は地球を救う』は瞬間最高視聴率20%超えを記録するなど、好調そのもののようにみえるが――。

「たとえば『イッテQ!』は以前は世帯視聴率15%超えが当たり前で日曜20時台で首位をキープしてきたが、2018年に同時間帯で『ポツンと一軒家』(テレビ朝日)がスタートすると、徐々に視聴率は低下傾向となり、『ポツンと一軒家』に後塵を拝することも多くなってきた。また、日曜19時台で盤石の強さを誇ってきた『鉄腕DASH』も、最近では裏の『ナニコレ珍百景』(テレ朝)に負ける日も珍しくない。こうして人気番組の視聴率がじわじわ低下していることもあり、今年の年間視聴率争いではゴールデン帯のトップをテレ朝に明け渡してしまう可能性もあるといわれている」(テレビ局関係者)

 そして、さらに日テレ上層部に危機感をもたらせている事態が進行しているという。

「昨年4月に日テレでスタートしたゴールデン帯の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』が視聴率15%に届く勢いで好調だが、日テレが諸手をあげて喜べないのは、制作が地方系列局の中京テレビだという点。一本当たりの制作予算は『イッテQ!』の数分の一で、完全に企画力の勝利。低予算の『オモウマい店』の健闘によって日テレの番組企画力の低下が浮き彫りになるかたちになってしまった。

 このほかにも同じく系列局の読売テレビ制作で昨年2月に単発で放送された『ニッポンのレジェンド発掘SP さいしょの人はスゴかった!!』も、日曜午後3時台という時間帯ながらも視聴率6%に少し届かないほどと健闘し、今年2月の第2弾放送が決まっているが、その数字によっては夜帯でのレギュラー化も検討されると聞く。

 日テレとしては、系列局制作の番組が増えれば制作コスト低減につながるというメリットがある一方、あまり系列局制作の番組ばかりが目立つと“示しがつかない”という事情もあり、痛しかゆしの面もあるのが悩ましいわけです」(日テレ関係者)

長い一人勝ちの弊害

 そんな日テレの“体力低下”の背景について、別の日テレ関係者はいう。

「フジテレビとの激しい視聴率争いの末に3冠を奪取した20年くらい前、制作畑の若手は全員、下っ端のADとしてみっちり現場仕事を叩きこまれ、1週間家に帰れないなどザラで、それこそゼロから企画を立ち上げて番組をつくっていかなければならなかった。そうしたなかで、現在まで続く人気番組が生まれてきた。

 だが、ここ10年ほどはあまりに長い間、日テレの一人勝ちが続いてしまったため、スタッフは既存の人気番組を回していればよくなり、ろくに新番組立ち上げの経験もないまま、早ければ30代でP(プロデューサー)になるほど出世も早くなった。その結果、日テレの威光を笠に着て制作会社などに偉そうな態度を取り、肩で風を切るような勘違い局員が目立つようになった。こうした現象は、かつて年間視聴率3冠の座を不動のものとして黄金時代を築いていた頃のフジテレビとまったく同じ。フジはそこに胡坐をかいたために今の低迷につながっている」

 そうした“失敗の法則”を認識している日テレ上層部は、危機感を抱いているという。

「『人生が変わる1分間の深イイ話』と『今夜くらべてみました』が来春の番組改編で打ち切りになると報じられているが、2番組とも視聴率が悪いわけではない。数字が飛びぬけて良いわけではないが悪くもない番組を続けるのか終わらせるのかというのは、編成にとって悩ましい問題。たとえ終わらせても新番組が視聴率的にそれを上回る保証はなく、打ち切りというのは怖い面がある。

 今回、それでもウチが『深イイ話』と『今くら』の終了という決断をしたのは、中途半端な番組をダラダラと続けるよりは、新番組に挑戦することで局全体の新陳代謝や番組制作力アップを図るという大局的な見方があるからだろう。局内に対しても“数字が悪ければ容赦なく終わらせますよ”という姿勢を示すことで、良い刺激にもなる」(同)

 もっとも、テレビ業界全体を取り巻く状況の変化を指摘する声もある。

「この業界に身を置く人間であれば誰しも、業界全体が先細りであることは百も承知で、数年後にはキー局同士での合併や経営統合など業界再編が起こるという見方もあるほど。さらに、コロナ禍で人々のNetflixやAmazonプライム・ビデオなどの動画配信サービスやゲームの利用機会が増え、テレビの衰退に拍車をかけたのは間違いない。局同士が内輪で“数%勝った、負けた”と視聴率争いに明け暮れたところで、結局、縮小するパイを奪い合っているだけで何の意味もない。業界全体が根本的なビジネスモデルの転換を求められている」(テレビ局関係者)

(文=編集部)