『青天を衝け』渋沢栄一から第一国立銀行を任された男、佐々木勇之助…その有能すぎる人生

佐々木勇之助、軍艦奉行などを歴任した藤沢次謙より算術を教わる

 昨年12月26日に最終回が放送されたNHK大河ドラマ『青天を衝け』。このドラマでは、渋沢栄一(演:吉沢亮)が第一国立銀行で執務をとっていると、必ず出てくる人物がいた。佐々木勇之助(演:長村航希)だ。

 たとえば第32回「栄一、銀行を作る」(10月24日放送)において、外国人との算盤による計算対決を制した男といえば、「あぁ、そんな人、いたっけなぁ」と思い出す方もいらっしゃるだろう。

 栄一は第一国立銀行頭取を務めるかたわら、あちこちで企業を創っては、あとを託す人材を見つけて、その経営を任せていった(でなければ、あんなに多くの企業をつくれない)。当然というか、第一国立銀行においてもガッチリ経営を任せられる人材がいたからこそ、あちこちで企業を創ることができたわけである。そして、まさにその第一国立銀行の経営を任せていたのが、佐々木勇之助なのである。

 佐々木勇之助(1854~1943年)は江戸本所の浅野邸で生まれた。父が旗本・浅野氏祐(うじすけ)に仕える武士だったのだ。

 勇之助は幼い頃に「藤沢ジケン」から算術を習ったという。藤沢次謙(つぐよし)のことだろう。次謙は講武所頭取、軍艦奉行、陸軍奉行並を歴任した有能な旗本だった。ちなみに主君の浅野氏祐もデキる旗本で、江戸で和宮(演:深川麻衣)の縁談に関わる雑務に携わり、神奈川奉行、外国奉行、陸軍奉行並、勘定奉行を歴任している。

 江戸時代は身分の上下が厳しい階級社会で、特に武家社会ではそれが厳格だったが、ひとつの例外があった。勘定方、今でいう大蔵・財務官僚である。こればっかりは世襲でおバカでは務まらない。低い身分からの抜擢が少なくなかった。そうした観点から、勇之助は幼い頃から算術を習わせられたのだろう。

 明治維新が起こったとき、勇之助はまだ満14歳。父は浅野邸を引き払って、炭屋を始めては失敗し、砂糖屋や質屋を開業したが、これもうまくいかずで困っていた。その頃、父の友人の子息が明治新政府の為替方に務めており、その友人らの勧めで勇之助は為替方に入ることになった。新政府の金融機関のようだが、実態は三井・小野組らの商家がそれぞれ人を出して運営していたらしい。

佐々木勇之助、19歳で日本最初の銀行、第一国立銀行へ転籍…「将来見込のある有望な青年」

 三井・小野組らが第一国立銀行を設立すると、勇之助は同行に転籍した(渋沢栄一は勇之助を、三井から来た人物と認識していた)。

 第一国立銀行は日本最初の銀行なので、当然、銀行実務がよくわかっていない。そこで御雇い外国人のイギリス人、アラン・シャンドがやってきた。そう、『青天を衝け』で、算盤対決をしたあの外人サンである。そこで栄一は、人物を厳選してシャンドに銀行実務を学ばせた。

 栄一は「この人選に際し、『元三井組の事務方に居った佐々木勇之助という青年は、歳の若いに似ず却々(なかなか)頭脳も確(しっ)かりして居り、算数の事も達者で物の役に立つ人間である』という進言があったので、二三の質問に対してもキビキビとして少しも臆せず答弁したので之(こ)れは将来見込のある有望な青年だと思った。それで……抜擢されて伝習生となったのであるが、果たして私の見込んだ通り、銀行条例などに就いて最も早く理解し、洋式の簿記法を始め諸般の事務にも衆(しゅう)に優れて練達し、規則上からも実務上からも其の進歩が眼立って速(すみや)かであった。私は益々頼もしい青年と思うて特に注意する様になったのである」。

 当時、栄一は33歳、勇之助は19歳だった。

 そして、横浜の商人が銀行に10万ポンドを持ち込んだ時に、他の行員では円換算ができず、勇之助がただちに換算したことが、栄一からの信認を決定づけた。勇之助に奥で経理をやらせておくにはもったいないから、営業部にまわせと指示したという。

 地方でも銀行設立の動きが広がったが、何分、銀行業がどういったものかがわからない。そこで、国内初の銀行である第一国立銀行(というか栄一)に教えを請いにきた。だが、直接指導するのは栄一ではない。現場の行員である。主に勇之助と長谷川一彦という同僚が応対した。もっとも「他から習いに来ると云っても行内に稽古場があったのではなく、私共が仕事をしている傍に来て教わるだけでした。見学です」とのことなのだが。

28歳で第一国立銀行の支配人(ナンバー6)に就任、42歳で取締役(ナンバー5)、52歳で総支配人に

 銀行実務に精通した勇之助は順調に出世していく(年齢の記載は満年齢)。

 1875年、21歳で早くも帳面課長である。課長といっても、われわれがイメージする課長よりはるかにエラい。なんてったって、銀行内部に課というものが数カ所しかないのだ。今でいうなら、○○部長、✕✕本部長くらいだと思ってもらってもいいだろう。

 そして1882年、28歳で支配人。この時、第一国立銀行の役員陣は頭取、取締役4人、その次が支配人である。つまり、6番目にエラいのだ。

 1896年、第一国立銀行が株式会社第一銀行に改組された時、勇之助は42歳で取締役に就任。ナンバー5に昇格した。

 その10年後の1906年、52歳で総支配人に就いている。これはそれまでなかった役職で、「当銀行の頭取、取締役は取締役会において重要なる行務を協定し、総支配人をしてこれを施行せしむ」(『第一銀行史』引用にあたってカナ遣いを改めた)。業務執行役員のトップで、事実上の頭取といってもよい。渋沢栄一がいよいよ財界で引っ張りだこになって、その代わりに第一銀行を任せられる人材として佐々木勇之助を公式に認定したということだ。

 1916年についに栄一が頭取を退任。勇之助が62歳で頭取に就任した。

 1931年、77歳で頭取を退任。同年11月に渋沢栄一が死去している。1943年3月に第一銀行が三井銀行と合併を決定。相談に来た第一銀行役員に「やむを得ず」と答え、その年の12月に死去した。89歳だった。

佐々木勇之助の人となり…地味で堅実、第一銀行内では「いなびかり」とのあだ名で恐れられた

 勇之助は地味で堅実な性格で、その銀行経営に対する姿勢も極めて堅実だった。

 渋沢栄一は勇之助を評して「何事に対しても出遮張(でしゃば)るという事をせぬ人であるが、さりとて凡(すべ)てに盲従する人ではなかった。私の積極主義であるに対し、何かと云えば佐々木氏は守成的であり」「露骨に言えば石橋を叩いて渡るといった風が」あった。「佐々木氏の意見は非常に綿密であり切実であったので私は大小に拘(かか)わらず相談したものである」と語っている。

 こうした勇之助の評判は、銀行内部だけでなく、金融界にもあまねく知れ渡っていた。

 1901年、第四次・伊藤博文内閣が倒れると、元勲が相談して井上馨を総理大臣にしようという話になった。井上も前向きで「渋沢が大蔵大臣をやってくれるなら」と、栄一に大臣就任を打診した。そうなると第一銀行頭取を辞めねばならない。行内は大反対。しかし、井上さんのためならやらねばなるまい。困った栄一は、日本銀行総裁・山本達雄に相談すると、「第一銀行の事は少しも心配いらないよ。君のとこに佐々木勇之助という立派な後継が居るじゃないか」と回答(勇之助がまだ総支配人に任じられる前の話である)。栄一も「総裁がそう見て居られるならそうするかな」と翻意した――のだが、井上内閣の組閣は結局流れてしまったという。

 また、第一次世界大戦で日本の海運が好況を博したのだが、船が沈むリスクもあり、金融界では海運への融資には慎重だった。当然、勇之助も慎重だったのだが、支配人・杉田富(とみ)が海運業を研究して、船舶金融を積極化するように説得してしまった。

 それを聞いた日本興業銀行総裁・土方久徴(ひじかた・ひさあきら/のちの日本銀行総裁)は「(あの慎重な)佐々木さんのやっておられる銀行が船(舶金融)をやられたということは、(われわれが見落としているが、)どこかよいところがあって、間違いないという穴があるのだろう」との感想を述べたという。

 ただし、行内では厳格なことで知られ、「いなびかり(=カミナリ)という綽名(あだな)で怖がられて」いたという。

親族らが三代にわたって第一銀行の役員を務めた、佐々木勇之助の一族

 1912年、第一銀行は初めて他行(二十銀行)を吸収合併し、その頭取・佐々木慎思郎(しんしろう)を取締役に選任する。この慎思郎という男、勇之助の実兄なのだ。企業合併にはトップの信頼関係が重要だというが、兄弟なのだから、うまくいったに違いない。

 慎思郎の長男・佐々木興一は第一銀行支配人から、系列の東京貯蓄銀行取締役に転出している。その娘は渋沢喜作(演:高良健吾)の孫と結婚している。慎思郎のもうひとりの孫・佐々木繁弥も第一銀行に勤め、渋沢栄一・千代夫妻の曾孫と結婚している。

 佐々木勇之助の長男・佐々木謙一郎は大蔵省に勤めたが、次男・佐々木修二郎が第一銀行に就職している。実は、三井銀行との合併時、第一銀行の頭取は渋沢栄一の女婿・明石照男(あかし・てるお)、副頭取は勇之助の次男・佐々木修二郎だったのだ。修二郎は合併行の専務を務めた後、渋沢倉庫会長に転じている。

 なお、修二郎の長男・佐々木春雄も第一銀行に就職し、合併後の第一勧業銀行常務を務めている。勇之助の家系は三代にわたって第一銀行(とその後継銀行)の役員を務めていたのだ。

(文=菊地浩之)

【参考文献】
加藤俊彦『日本の銀行家―大銀行の性格とその指導者』(1979年、中公新書/同書には、渋沢栄一の回顧録『青淵回顧録』からの引用が多々ある)

 

●菊地浩之(きくち・ひろゆき)
1963年、北海道札幌市に生まれる。小学6年生の時に「系図マニア」となり、勉強そっちのけで系図に没頭。1982年に國學院大學経済学部に進学、歴史系サークルに入り浸る。1986年に同大同学部を卒業、ソフトウェア会社に入社。2005年、『企業集団の形成と解体』で國學院大學から経済学博士号を授与される。著者に、『日本の15大財閥 現代企業のルーツをひもとく』(平凡社新書、2009年)、『三井・三菱・住友・芙蓉・三和・一勧 日本の六大企業集団』(角川選書、2017年)、『織田家臣団の系図』(角川新書、2019年)、『日本のエリート家系 100家の系図を繋げてみました』(パブリック・ブレイン、2021年)など多数。

一撃「最大1000枚」ボーナスが魅力! 最恐ホラーパチスロの攻略要素を詳解!

 ホラーパチスロとして確固たる地位を築いている、藤商事のリングシリーズ。その最新作となる『パチスロリング 運命の秒刻』が、12月20日より全国ホール導入を開始した。

「最強最驚最恐スペック」と銘打たれた当機は、1G純増約6.0枚のAT機能が出玉増加の主軸。通常時はチャンス役、ゲーム数消化、「亡魂ポイント」によってCZ及び疑似ボーナスを目指す流れで、チャンス役成立やゲーム数消化で移行する前兆ステージ「呪いの7日間」は日数の進行と共に期待度がアップする。

 CZは「怨念解放の刻」と「運命の秒刻」の2種類で、「確率アップパート」と「抽選パート」で構成される前者は期待度約37%。一方、後者は60秒以内に貞子が出現すればボーナス濃厚で、その期待度は70%超とかなり高い。

 初当り時は主に「貞子BONUS」がスタートし、差枚数約100枚以上獲得まで継続。その後は25G+αの「呪いの連鎖」へ移行し、3回引き戻すことができれば「超貞子BONUS」へと昇格する。

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 ちなみに、ここでの引き戻し期待度は約62%or約82%or約97%の3パターン。ベル以外で獲得できる「井戸ポイント」が満タンとなった場合は、井戸ステージへ移行→引き戻し期待度約97%となる。

 本機最大のウリである超貞子BONUSは減算なしのストレートATで、初期枚数は最大1,000枚。継続中は様々な場面で上乗せ抽選が行われ、終了後は「貞子接近ZONE」による引き戻しにも期待できる。

 現時点で設定推測要素は各種判明しており、まず小役は強チェリーと共通ベル出現率に設定差が存在。強チェリー出現率は設定1:70.9分の1~設定6:54.6分の1、共通ベル出現率は設定1:343.1分の1~設定6:327.7分の1で、共通ベルについてはAT中のみ判別可能だ。

 また、チャンス役成立時の貞子BONUS直撃当選率は高設定ほど優遇されており、通常滞在における強チェリー成立時の当選率は設定1:4.3%~設定6:9.5%、同チャンス目成立時の当選率は設定1:3.3%~設定6:8.6%。

 高確滞在時における弱チェリー&スイカ成立時の当選率は設定1:2.9%~設定6:13.8%、同強チェリー成立時の当選率は設定1:13.1%~設定6:23.3%、同チャンス目成立時の当選率は設定1:10.9%~設定6:21.9%となる。

 呪いの連鎖終了時は画面の枠に要注目で、金枠は設定6が濃厚。超貞子ボーナス終了後は女子高生出現で高設定示唆となり、青は期待度・弱、緑は期待度・中、赤は期待度・強で、金は設定6に大きな期待が持てる。

 このほか、通常時のスベリベル成立時、呪いの連鎖終了時、エンディング中のチャンス役成立時などに出現する「おみくじ」もポイントで、「商売繁盛」は奇数設定、「待ち人来る」は偶数設定示唆。「末吉」は偶数設定、「中吉」は設定4以上、「大吉」は設定5以上の可能性大で、「超大吉」は設定6のサインとなるようだ。

パチンコ店は「人が休む時に働く」と理解していながらも…【濱マモルののほほんコラムVol.129~たまには休もう~】

 この原稿を書いている今は12月31日。来年のことを話すと鬼が笑うと言いますし、まぁ年内のテンションで書き綴りますが、アップの末に皆さまが読んでいただいているタイミングは年明けだと思いますので、ひと言、昨年はありがとうございました。皆さまのお陰で何とか生きながらえることができました。2022年も何卒よろしくお願いします。

 さて本題。年末年始はいろいろなお店が休みになる。馴染みの居酒屋、飲食店、ここしばらく通い続ける近所の市民プールなどなど。年の瀬はなにかと忙しいし、それは当然のことだと思うのだが、一方で、休みなしで営業し続ける業種もある。

 例えばスーパー。そりゃあ空いていいれば便利だし、急遽必要になったものを買いに行けるメリットはあるが、いくつかの有名スーパーは2022年の元旦と2日、あるいは3日あたりも休業するという。

 これは、昨年から続くコロナ禍の影響が大きいとは有識者談。密を防ぐために昨年は元旦からの営業を自粛したとの見解もあるようだが、結果的に、そのコロナ禍によって働き方の見直しが進んだことで、元旦から営業するお店が減ったのだそうだ。

 正直、元旦は暇だ。いまだに大晦日、年が変わる瞬間はテンション爆アガリなものの、元旦は家族と新年の挨拶をする以外、酒を飲むだけ。酒飲みですもの、無論、大手を振って朝から酒を飲めるシチュエーションは喜ばしいことだが、取り立ててすることはない。となると、どこかへ出掛けようという気持ちになるのも分からなくもない。

 新年と言えば初詣、或いは親族やお世話になった方々への挨拶。それがなければ、運試しのパチンコ・パチスロが選択肢に上がるのも、我々としては必然の流れであろう。

 ただ、アタシが20歳くらいの頃、ざっくりと言えば26年くらい前は、元旦から営業しているホールは少なかった。大晦日は短縮営業で、元旦は休業。で、年明けの2日か3日から開店するホールが我が街では主流で、現在のように元旦から、しかも通常の時間から開店するホールはごく一部だったのだが、これがどうだろう、今では多くのホールが通常営業。随分、変わったなぁというのが個人的な見解である。

  パチスロ大好き人間なのだから、もちろん、元旦から今年の運勢を占う意味でレバーを叩いたことも多々あった。そういう目的、もしくは先述の通り、暇過ぎてパチンコ屋さんに足を踏み入れる方も多いだろうし、そういうことで結果的にホールは儲かるのだろうが、エンタメ業は「人が休む時に働く」と頭では理解していながらも、新年一発目は休みたい人もいるハズ。このご時世、元旦くらいは休みにしてもいいんじゃないのかなぁと思うのである。
  
(文=濱マモル)


 

まだ間に合う!60歳からの老後の資金の作り方とは

 人生100年時代といわれるようになり、老後について考える機会が増えたという人も少なくないだろう。では、世間一般の60歳時点での貯蓄額はどのくらいなのか。

 PGF生命が「2021年の還暦人に関する調査」を行った結果、60歳時点での貯金額の平均は約3026万円。しかし、もっとも多い回答は、100万円未満で25%。次いで、100~300万円未満が10.7%という結果だったという(*1)。

 これから分かる通り、4人に1人の老後資金がほぼ無い状態であり、300万円未満まで加えると、3人に1人が老後資金の準備ができていないということになる。
ただ、50代まででお金を貯められず、60歳で老後資金がない状態だとしても、しっかり対策をすればまだ間に合う。

 そんな60歳のための老後資金の対策を教えてくれるのが『60歳貯蓄ゼロでも間に合う老後の資金のつくり方』(長尾義弘著、徳間書店刊)だ。本書では、公的年金、退職金、社会保障制度など、5つのシミュレーションから人生100年時代の資産形成法を紹介している。

年金の受給は「繰下げ」がお得?


 老後資金で重要なキーワードが「収支のバランス」だ。

 収支のバランスが崩れて毎月の赤字が多いと、多額の老後資金を用意しなければならなくなる。このバランスを取るためには、支出と収入の見直しが必要だ。支出面では家計の節約、収入面では年金の増額と老後資金の貯蓄に取り組もう。

 著者の長尾氏は、効果が高い家計の節約法として、生命保険、携帯電話料金、自動車の維持費、住宅費などの固定費の見直しをあげる。これは、いったん見直してしまえば、放っておいても大丈夫だからだ。

 一方、収入面としては、まず「70歳まで働いて貯蓄をする」ということがあげられている。2021年4月に改正高齢者雇用安定法が施行され、70歳まで就業機会を確保することが努力義務化されたため、今後、65歳以降も仕事を続けやすい環境になっていくだろう。

 さらに、公的年金こそが安心な老後のカギとした上で、その活用方法を紹介している。その一つが年金の繰下げ受給だ。繰下げ受給とは66歳以降から年金を受け取ることで、1ヶ月あたりの受給額が増える。70歳を受け取りのスタートとすると、65歳で受給スタートした時の受給総額を81歳で上回ることになる。

 男性の平均寿命は81歳だが、著者の長尾氏は「これからも寿命は延びていく予想」だとしたうえで、「女性はほぼ得をしますし、男性も半数以上は得になる方法でしょう」と述べている。

 ◇

 60歳で貯蓄ゼロは珍しいケースではないが、そのままでは老後破綻や老後貧乏に陥ってしまう可能性がある。そうならないためにも、お金や年金、節約法についての知識を勉強し、実践しなければならない。本書からその知恵を学んでみてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)

※1…2021年の還暦人(かんれきびと)に関する調査(PGF生命)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

ビタ押し必須「技術介入機」や「リアルボーナス」連チャン機などがデビュー/1月11日パチスロ導入リスト

 パチスロ6号機「ボーナス+RT」タイプの限界に挑戦。エレコの『バーサスリヴァイズ』が2022年1月11日、いよいよ全国ホール導入を開始する。

 A PROJECT第15弾となる当機は先代と同じくビッグとREG、2種類のボーナスにRTを搭載した仕様。ビッグ中は予告音非発生時に1回だけ逆押しで右・中リールにBAR絵柄を狙って上段にベルをテンパイ→左リール上段に赤7絵柄をビタ押しして枚数調整をすれば、最大222枚の払い出しを得られる。

 一方のREG中は3種類の消化手順があり、初心者の順押し手順は毎ゲーム10枚の獲得が可能。逆押し→左リールに3連X絵柄を狙う中級者手順は、75%で15枚が払い出される。

 残る中押しの上級者手順は、中リール中段にスイカのビタ押しが必要。反面、右リールはフリー打ち、左リールはアバウトなスイカ目押しで問題なく、完璧に消化できればMAX112枚を奪取できる。

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 RTは先代と同じく2部構成で、前半「VSチャンス中」は残り7Gまでリプレイハズシで延命。手順は変わらず中・右リールor右・中リールと停止させた後、左リール上段or枠上にBAR絵柄を狙うといった流れで、移行リプレイ入賞後は20G固定の後半「VSゲーム」がスタートする。

 同日デビューのパチスロで言えば、シリーズ初となる選べる4種類の演出を採用した山佐ネクストの『スーパーリノSP』も注目作のひとつである。

 こちらはボーナスの起点となるトマトが4種類に増加した点が大きなポイントで、従来の3択だけでなく50%、66%、100%が追加されている。そのトマト入賞で移行するボーナスチャンス状態中のボーナス確率は約4.9分の1で、ボーナスループ期待度は約86%を誇る(設定1)。

 ちなみに、ボーナスはビッグとREGの2種類で、それぞれ平均123枚、平均62枚の獲得が見込める。

 これらに加えて、同日はベルコの『鬼浜爆走紅蓮隊 激闘謳歌編』も登場予定で、こちらはシリーズ初の周期抽選を採用。周期到達時はお馴染みの前兆「カッ飛びZONE」、もしくはCZ「悪一文字」へ移行し、突入時のロゴ、消化中の各種演出などで期待度が示唆される前者は、最終的に演出クリアで「ツッパリボーナス」が濃厚となる。

 CZは10G間に「悪フラッシュ」が発生すれば、ツッパリボーナス後の「激闘バトル」勝利と同じく「鬼浜ボーナス」に当選。鬼浜ボーナス後は「仁義なき争い」へと移行し、これに勝利できれば鬼浜ボーナス再突入→4連勝で約1,000枚獲得できる「特攻ボーナス」が発動する仕組みだ。

パチスロ「平均獲得1000枚オーバーの強烈AT」や「超変則設定」マシンなど話題作を立て続けにリリース! トップメーカーが歩んだ2021年を振り返る

 4号機、5号機、そして6号機と長きにわたって業界をけん引する大都技研。昨年も話題のパチスロ機を続々とリリースし、圧倒的な存在感を発揮したが、今回はそんなトップメーカーが歩んだ「2021年」を振り返りたい。

『政宗3』

 シリーズ第三弾となる本機は、AT「幸村決戦」が出玉増加の軸で、通常時は「出陣カウンター」の規定値到達で移行する「出陣」、あるいはレア役を契機とするCZ「不動ノ極意」を経てチャンスAT「真田丸攻城戦」へ突入。このATでは、敵将とのバトルが繰り広げられ、見事2戦突破できればAT確定となる。

 ATは10G+αのSTパート「決戦」と50枚以上獲得のボーナスが約88%でループする超強力仕様で、「赤7揃い」成立で突入する「幸村BONUS」は大量出玉獲得の大チャンス。消化中は赤7揃いやレア役などで差枚数上乗せを抽選、さらに消化後は6G間のST型特化ゾーン「六文銭チャンス」へ必ず移行し、同BONUSのループにも期待できる。

 なお、AT突入時の平均獲得枚数は驚異の1000枚オーバー。その平均獲得枚数は「全設定共通」ということで、低設定でも一撃大量出玉の興奮を味わえた。

『もっと!クレアの秘宝伝 女神の歌声と太陽の子供達』

 本機はBIGとREG、2種類のボーナスに加えて30G継続のRT機能「クレアのRT(りぷれいたいむ)」を搭載。このRTはチャンス目成立時の一部(ボーナスとの重複なし)やビッグ後に移行するCZを機に突入し、RT終了後は再度CZへ移行するため、RTのループが狙える。

 一方、演出面は、シリーズでお馴染みの「クレアカスタム」を搭載。チャンス役成立後のベルカウンターでボーナス期待度を示唆する「番長カスタム」、“COME ON!”発生でボーナス確定する一発告知タイプ「鏡カスタム」など、大都ファンなら見慣れた演出が随所に盛り込まれている。その中には、「女神がかってますね演出」「白竜討伐戦」など、同社の大ヒット作『Re:ゼロから始める異世界生活』をモチーフにした演出もある。

 スペック、演出ともに見どころ満載。残念ながら予想以上の反響を得ることはできなかったが、来年迎える「完全6号機時代」以降はふたたび注目を集めるかもしれない。

『Re:ゼロから始める異世界生活 Apex Vacation』

 本機の設定は「1」「2」「3」「エミリア」「レム」「ラム」という変則6段階タイプ。設定1~3のボーナス合算出現率はそれぞれ1/171.6、1/156.0、1/146.3、設定「エミリア・レム・ラム」のボーナス合算出現率はいずれも1/135.4で、この3種類に関しては設定と同名のボーナスが出現しやすくなっている。

 ボーナスはエミリアBB、レムBB、ラムBB、REGの4種類で、それぞれ最大251枚、219枚、175枚、109枚の獲得が可能。最も獲得枚数が多いエミリアBB終了後はRT「ゼロからばかんす」へ突入しない一方、レムBB終了後は30GのRTがスタート、ラムBB終了後は5GのCZ「マジ推しチャンス」が発動し、7絵柄を揃えられれば無限RT「ゼロからばかんす・コンプリート」がスタートだ。

『S牙狼-黄金騎士-』

 純増約2.8枚のAT「魔戒RUSH」が出玉増加の軸となる本機。通常時は、レア役からCZ「黄金騎士チャンス」を目指すゲーム性で、CZ消化中は「牙狼図柄」停止で演出へ発展し、演出クリア→紫7図柄が揃えばチャンスAT「呀バトル」へ突入となる。

「呀バトル」は初回20G+αのATで、前半はレア役or牙狼図柄停止で「保留」を獲得、後半の「陰我終結の刻」では保留の数だけ牙狼が攻撃し、見事牙狼が勝利できれば「魔戒RUSH」が確定となる。

「魔戒RUSH」突入時は、必ず「絶頂ホラーバトル」からスタート。同特化ゾーンは継続率80%のストック上乗せ特化ゾーンで、ホラーに勝利し続ける限り、セット数を獲得していく。消化中は「牙狼図柄」停止で勝利期待度がアップ、レア役ならバトル勝利が濃厚のようだ。なお、平均ストック数は5個となっている。

「魔戒RUSH中」は牙狼図柄揃いでホラーバトルへ移行し、勝利期待度や報酬は出現キャラなどで変化。「牙狼」は勝利期待度アップ、「絶狼」はループストック、「打無」は特化ゾーン「牙狼剣チャレンジ」などに期待でき、「共闘」は複数ストックの大チャンスとなる。

 そして、魔戒RUSH中の最上位ステージ「心滅獣身」は、牙狼図柄出現率が大幅にアップ→セットストック大量獲得に期待大。首尾よくいけば有利区間完走も射程圏内だ。

〇〇〇
 いずれも『Re:ゼロから始める異世界生活』ほどの大ヒットには至っていないが、話題性は抜群だった印象。来年以降も、完成度の高い魅力溢れる作品でパチスロ界を大いに盛り上げてほしいところだ。

パチンコ「右ALL2000発×ST継続率82%」の爆裂レジェンドが現役引退…CR版『牙狼』で最後の真っ向勝負!!

 昨年のパチンコを振り返ってみると、出玉性能に秀でた爆裂機が一世を風靡していた印象。「17万発」という計り知れない大記録が報告された『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』を筆頭に、10万発を超える超出玉を吐き出す激熱マシンが数多く登場しました。

 年末に満を持してリリースされた『新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜』に至っては、デビュー早々に「14万発」報告が浮上。まさに出玉バブルの絶頂とも表現するべき1年間でした。

 そんな大量出玉に湧いた2021年において、大きく輝いていたマシンの一つといえば『P牙狼 月虹ノ旅人』。MAX機の時代に彗星の如く現れ凄まじい爆裂を披露した初代『CR牙狼XX』のDNAは、本機に色濃く受け継がれた形となりました。

 今作の魔戒CHANCEは継続率81%を誇り、さらには大当り全てが1500発というP機最高峰の出玉性能。そしてそれが基本1G連で連チャンしていくというパワーとスピードの両方を兼ね備えた仕上がりです。

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パチスロ5号機『沖ドキ!』顔負けの狙い目!? 立ち回りやすさも「初代超え」か…

 この類まれな超スペックによって、ホールでは数々の記録的出玉が生み出されました。中には「81連・一撃11万発」という驚愕の実戦結果も報告されたのです。終日ではなく“一撃”で11万発を吐き出す台など聞いたこともありません…まさに偉大なる初代を彷彿させる爆裂機といえるでしょう。

 そんな『牙狼』フィーバーは、2022年も続きそうな気配。今月下旬には本機を更にスペックアップさせた激アツ新台『P牙狼 月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver.』がリリースされる予定です。

 コチラは遊タイムが非搭載となっている代わりに魔戒CHANCE突入率が「50%→53.1%」に上昇。初当り時の獲得出玉も「3R・450発→6R・900発メイン」へと強化されています。それでいて魔戒CHANCEの性能は「81%継続×ALL1500発」と変わりません。

 遊タイムがあるとホール側の扱いもシビアになりがちなので、個人的には本機の方が遊技しやすいのではないかと思っております。なにより、一撃11万発を吐き出せる魔戒CHANCEの突入機会が増えたのは好材料。デビュー前から「自分もあわよくば…」と期待に胸を高鳴らせている次第です。

 このように、P機となっても爆裂タイトル『牙狼』の影響力は衰えることなく健在。今年もパチンコ分野を大いに盛り上げてくれそうな気配ですが、その影ではCR版の『牙狼』が間もなく引退を迎えようとしております。

「右ALL2000発×ST継続率82%」という比類なきスペックで数々の大量出玉を打ち立てたレジェンド。その雄姿を拝める時間は限られているのです。

 前置きが長くなってしまいましたが、今回ご紹介する撤去間近マシン。それは『CR牙狼GOLDSTORM翔』でございます。

 今ではすっかりお馴染みの専用枠「金翔」が初めて採用された本機。大当り確率1/319.68のミドルタイプで、初当り時の61%が「ST187回転」に突入します。通常大当り(39%)を引いた際は「時短100回」が付与されるので、引き戻しにも期待できる親切設計です。

 電サポ中の大当りは「ALL16R・約2000発」という爆裂仕様。まさに『牙狼』の名に相応しい出玉性能ですが、本機には注意すべきポイントが一つだけございます。

 それは「100%STではない」ということ。この手のマシンは初回を突破してしまえば、以降は規定回数を抜けるまでST状態が継続するパターンが多いですが…本機の場合はST継続率が「82%」となっており、残りの18%を引いた際は「時短100回」に降格してしまう仕様なのです。

 とはいえST継続率が高いので、時短へ降格することはそこまで多くなかった印象。仮に通常確率に落ちても時短で引き戻すことができるので、至福の2000発連打を味わえるチャンスは十分にあります。

 中には20~30連レベルの大連チャンが炸裂し、一撃5万発クラスを叩き出したプレイヤーも多いようです。爆裂を好む『牙狼』ファンも唸る仕上がりと言えるのではないでしょうか。

 ちなみに、私の本機における成績は散々たるもの…魅惑のSTを堪能する以前に、初当りがサッパリ引けないという状態に悩まされていたのでした。1000円あたり24回転というお宝台を打った際は大勝利を果たし、これまでの負け分を取り返すことが叶いました。

 しかし、その後は再び連敗が始まり…徐々に打たなくなったわけですが、このままお別れしてしまうのは悔いが残ってしまいます。撤去されてしまう前に、今一度『CR牙狼GOLDSTORM翔』との真っ向勝負にチャレンジしたいと思っている次第です。

 Pワールドを見た限りでは、まだまだ設置店舗が残されている模様。お近くのホールで本機を見かけた際は、最後の思い出作りに遊技してみるのも一興ではないでしょうか。

(文=堀川茂吉)

<著者プロフィール>
 オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。

北斗の拳「金色の大将軍」が金杯(G3)を制圧!? その“神々しさ”はJRAも認める歴代最高…引退後もファンレター「尾花栗毛」旋風から30年

 2022年の中央競馬は5日、中山・中京の2場開催で幕を開ける。中山のメインは芝2000mの中山金杯(G3)、そして中京メインは芝1600mの京都金杯(G3)が行われる。1995年までは両レースとも単に「金杯」として施行されていたが、東西の区別をつけるため、96年から現在のレース名となった。

 今回はまだ東西金杯が区別される前の1992年に、中山開催の金杯で重賞初勝利を飾ったある人気馬を取り上げたい。

 1990年代前半といえばオグリキャップの登場などで、まさに「競馬ブーム」の真っ只中。そんな92年最初の重賞を制したのがトウショウファルコという牡馬だった。

 同世代にはダービー馬ウィナーズサークル、皐月賞馬ドクタースパートらがいた1986年に生まれたトウショウファルコ。比較的地味な印象があるこの世代において、絶大な人気を誇ったのがこの馬だった。

「トウショウファルコが人気を集めた理由は、当時マンガやアニメなどが大ヒットした『北斗の拳』に登場する金色のファルコが馬名の由来である通り、尾花栗毛という珍しい毛色を持つイケメンホースだったからです。パドックなどでも、その美しさは他を圧倒していました。現役時代はもちろん、引退後誘導馬になってからも多くのファンレターが届いたというエピソードは有名です」(競馬誌ライター)

 尾花栗毛とは、栗毛のなかでも前がみ、たてがみ、尾毛が金色がかった白色の馬のことを指す。タイキシャトルやトーホウジャッカルというG1馬も尾花栗毛だったが「美しさ」という点ではトウショウファルコが群を抜いていた。

 そんなトウショウファルコのイケメンぶりを実はJRAも“公認”している。昨年10月にJRAの公式YouTubeチャンネルにアップされたのは、『トウショウファルコ~尾花栗毛の貴公子』と題された4分ほどの動画。

 その動画内では、タレントで競馬キャスターとして知られる岡部玲子さんがトウショウファルコのイケメンぶりを語り、92年金杯と同年のAJCC(G2)で勝利した直線のシーンなども閲覧できる。

 金杯のレース映像には、4角先頭から鞍上の柴田政人騎手の鞭に応えて必死に伸びる姿や、レース後にファンから大きな声援を浴びるところも収められている。この記事でトウショウファルコの存在を初めて知ったというファンも少なからずいるかもしれない。ぜひ動画で、その“神々しさ”をご堪能いただきたい。

 希少な毛色といわれるが、もちろん現役にも尾花栗毛の馬は数頭いる。年末のグレイトフルS(3勝クラス)を勝利したヴェローチェオロ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎)もその1頭だ。

「両親(父ゴールドシップ、母プレシャスライフ)はともに芦毛ですが、ヴェローチェオロは母父のタイキシャトルの血を受け継いだのかもしれません。きれいな尾花栗毛とキリッとした顔立ちで、デビュー当初から話題に上っていました。

陣営は2月のダイヤモンドS(G3)から始動することを発表したので、今後は長距離路線を歩むのでしょう。結果次第では天皇賞・春(G1)で面白い存在になるかもしれませんよ」(別のライター)

 ヴェローチェオロと同じ須貝厩舎には白毛馬のソダシもいて、まさにグッドルッキングホース揃い。白毛旋風に続き、今年は尾花栗毛旋風が吹き荒れるかもしれない。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

JRA武豊×幸四郎に負けられない!? 中山金杯(G3)史上初の兄弟重賞制覇を果した「池添謙一×池添学」コンビがヴィクティファルスで始動!

 5日、中山競馬場で行われる中山金杯(G3)で「池添謙一×池添学」の兄弟コンビがヴィクティファルス(牡4歳、栗東・池添学厩舎)で参戦する。現在『netkeiba.com』で想定4番人気と初の古馬との対戦になるが、期待される一頭だ。

 昨年、武豊騎手が武幸四郎調教師とのコンビが、ファンタジーS(G3)をウォーターナビレラで制し、兄弟での重賞勝利と大きく取り上げられ、注目を集めた。池添謙騎手がジョッキーを目指すきっかけとなった憧れの騎手であり、過去たくさんの記録を達成してきた武豊騎手。

 しかし兄弟での記録は、池添兄弟の方がヴィクティファルスで一歩先に達成している。

 昨年のスプリングS(G2)の勝利を振り返った際には、池添謙騎手「あの時は騎手と調教師ではなく、兄弟になれた」池添学調教師「本当は飛びつきたいくらいに嬉しかった」と2人の関係性が伝わるコメントを残している。

 また『netkeibaTV』で放送されている『謙聞録-kenbunroku-』の中で、番組にも出演したことのある妹美幸さんの結婚式が今年行われ、その場で誰よりもはやく泣き、みんなをびっくりさせるという兄弟だけでなく、兄妹の関係性も伝わるエピソードが語られた。

 昨年、池添騎手は2015年から毎年勝っていたG1勝利が6年連続でストップ。弟の池添調教師は重賞で3勝したものの、G1は開業してから7年経つが、いまだ未勝利である。

 キャリア1戦で参戦した共同通信杯(G3)ではエフフォーリアには届かなかったものの、2着に。後のダービー馬シャフリヤールや、ステラヴェローチェという実力馬の猛追をしのぎ、7番人気の低評価を覆しているヴィクティファルス。

 過去、中山金杯を制したラブリーデイが宝塚記念、天皇賞秋のG1を2勝。ウインブライトも香港のクイーンエリザベス2世C、香港Cと海外G1を2勝するなど、勝つことで次のステージが見えてくる大事な一戦になる。

 昨年末に、公式Twitterで「乗り納めはヴィクティファルス、金杯が楽しみです」と投稿した池添騎手。中山金杯でバレットを務める妹を含め「謙一×学×美幸」の兄弟コンビで勝ち取る勝利を期待したい。

 そして憧れの武豊騎手でさえ達成していない、史上初「兄弟G1制覇」に向かっていってほしい。

(文=長尾りょう)

<著者プロフィール>
 はじめての競馬、ジャパンCで5番人気シュヴァルグランの単勝を当て、競馬にハマる。オルフェーヴルのように強いが、気性が荒く、成績にムラのある馬が大好き。今までで1番忘れられない馬券は、2018年の有馬記念ブラストワンピースの単勝。

パチンコ「ローカル色満載」の異色の人気シリーズ作…巨大7セグなど搭載でマニアの心を鷲づかみ!

 パチンコ発祥の地・名古屋。社会人になるまでは縁もゆかりもない土地で興味がないどころか眼中にない場所であったのが、パチンコ関連の仕事をしだすと当時はまだ名古屋、あるいはその周辺に多くのメーカーが居を構えていたので撮影やら出張やらで頻繁に訪れることになり、親近感の増す場所になっていった。

 また偶然にも仲良くさせてもらった尊敬する先輩が愛知県出身ということで愛知・名古屋文化の英才教育を受け、「けった」だの「ときんときん」だのと意味不明な言葉を仕込まれたものである。

 そんな名古屋弁のなかでも「だぎゃ」「みゃー」に続く有名なものとして「でら」というものがあるが、そんなローカル色を全面に打ち出したパチンコ台が存在した。『CRデラマイッタ』である。

 この『デラマイッタ』は第3弾までシリーズ機が登場する人気マシンで最新作『デラマイッタ3rd』も多くのファンに愛された機種となる。特に気軽に遊べる甘デジタイプはどのシリーズでも好評を博し、深く思い出に刻まれていることであろう。

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パチンコ「120266発」の真実…10万発超えを日本で最初に達成か!?
パチンコ「右ALL2000発×ST継続率82%」の爆裂レジェンドが現役引退…CR版『牙狼』で最後の真っ向勝負!!

 特にこの3代目は前作から約10年の期間が空いたこともあり、より強く印象に残っているのである。おなじみの盤面を覆う巨大な7セグとその上部の空白部分に搭載されたミニセグによる演出は表現力が乏しいように感じられる7セグとは思えないほどの多彩さを見せてくれる。

 また、ミニセグの裏から突如として現れる「FIREギミック」や「パトライト」のインパクトがほどよいスパイスとなってボルテージを大幅アップ。大当りの期待感とともに最高潮に達するのである。

 一方、電サポモードとなる「DeRUSH(デラッシュ)」においても興奮の演出機能が搭載されている。確変or時短となる「大予言タイム」では、巨大7セグの外周(0)がマスで区切られているのだが、そのマスの色が変化するとチャンス回転となりリーチが発生するようになっているという見た目にドキドキできるモードなのである。

 このように『デラマイッタ』といえば状態がわからないモードを楽しむゲーム性が有名だが、じつは本機では右打ち時の大当りはすべて確変となっている。ただ、STシステムを採用しているので、本来とは少しニュアンスが異なるが当るか当らないかのスリルを楽しむことができるようになっている。

 ちなみに、15ラウンド大当りだと電サポ100回転、5ラウンドの場合は電サポ60回転の振り分けとなっているが、大当り時はBIGなら巨大セグに「H」の文字が表示されるおなじみのラウンド抽選が展開される。

 この演出だけでも「ああ『デラマイッタ』打ってるなぁ」と感慨深い気分となれるのでありがたい。初代はバリバリの5回リミッター世代。パチンコの面白さとは出玉や連チャンだけでないことを噛み締められるのである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。