パチスロ新台「自力ガチバトル」でいきなり最強特化ゾーンも!? CZが最高に面白い!パチンコ界の大人気シリーズ最新作を実戦!

 ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回は、パチンコ分野でも絶大な人気を誇るシリーズ最新作『パチスロ 戦姫絶唱シンフォギア 勇気の歌』について書いていきたい。

 本機は純増約2.8枚、セット数管理&継続率ループ型のAT「V-SONG」が出玉増加の軸。通常時は主にレア役や規定G数消化からCZ「GXバトル」を目指すゲーム性で、CZ終了時や有利区間移行時、スイカ成立時の一部で発動する「一直線ゲーム」から特化ゾーン「絶唱」当選もあるなど、さまざま契機で大量出玉を狙える設計となっている。

 CZ中は、ROUND1~4で味方キャラがそれぞれ攻撃を行い、ROUND5では主人公の響が攻撃。これで倒しきれなかった場合は、敗北or撃破するまで継続する(最長ROUND10まで)。ROUND1~4中は、各リールに攻撃パターンがセットされ、押し順ベルの第1停止で攻撃パターンを決定。そのパターンの一部が「絶唱」に変化することもあるなど、最後まで期待感を持って消化することが可能だ。

 AT「V-SONG」中は、レア役などでセットストックの抽選を行い、ストックがない場合はループ率に応じて継続をジャッジ。また、AT中は「リーチ目を狙え演出」発生→成功で「星天ギャラクシーボーナス」へ突入することもあり、消化中はレア役や赤7揃いでATストックの抽選を行っている。

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 そして本機最大の見どころは、「GXチャンス」と「絶唱・エクスドライブ」の2種類の特化ゾーン。前者は、「GX目を狙え」演出成功時に発動し、突入の時点でストック1個以上の上乗せが確定、レア役であれば複数ストックの大チャンスだ。

 後者の「絶唱・エクスドライブ」は、通常時・CZ中・AT中などさまざまな場面から突入する激アツ特化ゾーンで、5G+αの「絶唱」で獲得したG数をストック特化ゾーン「エクスドライブ」で消化する流れ。「エクスドライブ」中は毎ゲーム、セット数の上乗せ抽選が行われており、7揃いでストック獲得となる。なお、「絶唱・エクスドライブ」中にボーナスを引くとふたたび絶唱に突入するため、ボーナスを引くタイミングも大量出玉獲得のカギを握っている。

 ここまでスペックについて説明してきたので、ここからは実戦内容について紹介していく。

 朝イチは、レア役を全く引けないまま100Gを超えたが、規定G数(146G)経由でCZに当選。CZ中は、抜群のヒキで大ダメージを与えることに成功し、あっさり勝利。初のATをゲットした。

 しかし、AT中はレア役を全く引くことができず、4セット継続の約350枚獲得で終了……。ただ、当機は一撃で伸ばすゲーム性ではないと思われるので、今回の獲得枚数はまずますの結果といえるだろう。

 気を取り直して通常時を消化していると、またもや早い規定G数(151G)でCZに当選。しかし、今回は押し順がかみ合わず敗北してしまった。

 次のCZも240Gで当選と、通常時は至って順調。そしてこのCZ中、ROUND5で弱チャンス目を引き、アイコンは「左(絶唱)・中(撃破)、右(撃破)」に変化!これでAT当選以上が確定となり、さらに「絶唱」を引き当てることにも成功したのだ。

 しかし、消化中は7揃いが発生せず、獲得したエクスドライブのG数はわずか25G。ここで獲得できたストックは2個のみだったが、レア役はなく、押し順ベルのみでストックできたので悪くはないだろう。ここから出玉を伸ばしていきたかったが、V-SONG消化中の獲得ストックを1個だけで、結果は4セットの500枚獲得で終了となってしまった。

「なかなか難しい台だな」と思いながらも、CZ確率は軽かったので続行したところ、100G・200G台前半の規定G数から頻繫にCZへ突入するが、ATで伸ばすことができず、少しずつ投資が増えていく。

 そうしたなか、6回目のAT終了後、120Gからの前兆「聖詠MODE」中にまさかの全員集合(絶唱濃厚)!この日2回目の「絶唱」をゲットした。

「今回こそは伸ばしたい……」と必死にレバーを叩き続けたが、今回も7揃いはなく「エクスドライブ」のG数は25G。消化中も1回目と同じく、レア役ゼロ、押し順ベルで2つストックを獲得した。その後は確定分の3セットから3回継続し、結果は6セット・650枚で終了となった。

 そこから粘って続行したものの、151GでCZに当選→敗北。243Gで突入したCZでATに当選するも単発終了となり、その後は100G台前半の前兆でCZがなかったのでヤメ。総投資1300枚、回収150枚と気付けば投資がかなり膨らんでいた。

 今回の実戦では、通常3264回転を消化してCZ突入率は14回(約1/233)と、設定6(1/195)の数値を上回る結果に。その上、特化ゾーンへ2回も入れることができたのに、まさかの大敗となってしまった。

 ベースが低め(約32.9G/50枚)ということもあり、CZで首尾よくATを射止めないとゴリゴリに出玉を削られてしまう本機。低ベース機の怖さを改めて思い知ったが、その一方でCZ中の自力感は非常に面白く、作品を知らない人でも十分に楽しめる機種だと感じた。今後も機会があれば積極的に打っていきたい。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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 1995年に登場したユニバーサル販売の4号機『クランキーコンドル』。今でこそ当たり前となった「技術介入」を、世のスロッターたちに知らしめた歴史的名機として知られている。

 この『クランキーコンドル』は通常時の小役狙い打法やビッグ中のリプレイハズシが非常に効果的で、とりわけリプレイハズシはビッグ1回につきフリー打ち比で平均58.4枚もの上乗せが可能。どちらも完璧にこなせれば、設定1でも機械割は優に100%を超えた。

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 1月末日に撤去を余儀なくされるアクロスの『クランキーセレブレーション』は、そんな初代の優秀遺伝子を色濃く受け継いだ傑作。無論、技術介入要素を駆使すれば設定1でも機械割は100%オーバーで、設定6ともなればボーナスタイプ屈指の「115%」に達する。

 設定1でも合算出現率135.1分の1を誇るボーナスはビッグとREGの2種類で、ビッグ中は2回、REG中は1回だけ14枚役を揃えることで、それぞれMAX250枚、103枚の獲得が可能。その14枚役奪取手順は中リール中段に青7絵柄をビタ押し→左リール枠内にコンドル絵柄を狙った後、右リールに赤7絵柄or青7絵柄をフォローすればOKで、消化中はいつでもチャレンジすることができる。

 通常時の打ち方は左リールコンドル絵柄狙い手順、もしくは青7絵柄狙い手順の2パターンで、まず前者は左リール枠上~上段にコンドル絵柄を狙って右リールをフリー打ち。スイカがテンパイした時のみ中リールにスイカを目押しすればOKで、中段チェリー停止はその時点でボーナスが約束される。

 一方の後者は左リール枠上~中段に青7絵柄を狙って右リールをフリー打ち。中段スイカor上段スイカ停止時は残りリールでのスイカ目押しが必須で、左リール中段青7絵柄停止からの小役ハズレはリーチ目となる。

 ボーナス成立を察知した後は、1枚掛けでのボーナス入賞がベスト。手順は、右リール中or下段に赤7絵柄を目押し→そのまま停止時は中リール中段にコンドルをビタ押し→そのまま停止時はREGを目押し→REG否定時は青7ビッグ確定、右リールでコンドルを引き込んだ場合はコンドルビッグを揃えるといったもので、この手順を駆使すれば最短2Gで揃えることができる。

 設定推測要素はボーナス出現率のほか、各種ベル出現率、スイカ出現率、チェリー出現率、1枚役出現率などがあり、通常時は左リール枠上にコンドル絵柄をビタ押しすれば1枚役C、右押しで赤7絵柄を狙えば1枚役Aを見抜ける。消化効率は下がるが、設定推測の精度は格段にアップする。

JRA「G1・9勝」武豊ルビーカサブランカは、あの「ゴルシ担当」今浪厩務員! 白毛の女王ソダシも手掛ける腕利きが通算20勝の大台に

 15日、中京競馬場で行われた愛知杯(G3)は、7番人気の伏兵ルビーカサブランカ(牝5歳、栗東・須貝尚介厩舎)が勝利。アタマ+クビ差というハンデ戦らしい接戦を制し、嬉しい重賞初制覇を飾った。

「1番枠で、インを狙おうと思っていました」

 鞍上・武豊騎手の作戦が見事ハマったこの日の愛知杯は、1番人気だったアンドヴァラナウトが惨敗したこともあって、三連単が12万馬券となる波乱の決着。改めてハンデ戦の難しさを知らしめた一戦となったが、その一方で冷静にルビーカサブランカを高評価していたファンもいたようだ。

「白毛のソダシの厩舎として注目される須貝厩舎の管理馬ですが、本馬を担当しているのが、ゴールドシップを手掛けたことで有名な今浪隆利厩務員。他にもレッドリヴェールが阪神JF(G1)を勝つなど、JRA・G1通算9勝、重賞20勝という担当数が限られる厩務員の常識を超えた超腕利きです。

実はルビーカサブランカも今浪さんが担当しており、厩舎の中でも元々期待の高い馬でした。ここまで出世が遅れましたが、兄は古馬になって重賞を3勝したユーキャンスマイル。これからますます楽しみな存在だと思います」(競馬記者)

 レース後、今浪厩務員は自身のTwitterで「ルビー無事に帰ってきました(笑顔)勝ったぞ」とファンに勝利の報告。早くも多くのリプライが寄せられているようだ。

 また、今回のルビーカサブランカを注目する上で重要な要素となったのが、昨年5月に行われたシドニーT(3勝クラス)だったという。

 今回と同じ中京の芝2000mで行われた一戦。1着から4着まで1/2、クビ、クビという大接戦ながらルビーカサブランカは3着に敗れており、一見すると大きな強調材料にはならなさそうだ。

 しかし、このレースを勝ったのは、この日の愛知杯で2番人気に支持されていたソフトフルートだ。これだけでもルビーカサブランカの7番人気はやや低評価だったように思えるが、2着には昨秋のエリザベス女王杯(G1)を制したアカイイトというビッグネームが……。

 さらに4着のクラヴェルも、後のエリザベス女王杯で3着に好走しているのだから、非常にレベルの高いレースだったことがうかがえる。

「残念ながら勝ったソフトフルートは4着でしたが、シドニーTで接戦を演じたルビーカサブランカは(ハンデに)1キロ恵まれた52キロ。これだけを見てもソフトフルートを逆転できるチャンスはありました。

(シドニーTで)2着だったアカイイトはもちろん、クラヴェルも今後の重賞戦線を盛り上げていく存在ですし、今秋のエリザベス女王杯でこの4頭が再び激突すれば熱いレースが期待できそうですね。ルビーカサブランカも重賞ホースになりましたし、楽しみに待ちたいと思います」(同)

 記者が話す“シドニーTの4強”で、まず注目したいのが16日の日経新春杯(G2)に出走するクラヴェルだ。

 同じ2200mのエリザベス女王杯で3着したことから、ここでも上位人気が予想されるが、もしステラヴェローチェらを破って重賞初制覇を果たすようなことがあれば、昨年のシドニーTが「伝説のレース」と呼ばれるようになるかもしれない。

 実は以前はダート1200mで行われており、昨年から芝2000mの牝馬限定戦となったシドニーT。JRAが施行条件を頻繁に変更することへ不満を持っているファンは少なくないが、今回の変更は大成功だったようだ。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

パチンコ新台「6000発フラグ」搭載で1500発が通常運転!? 規格外の出玉性能で12万発爆裂デビュー!!

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、パチスロ6号機の最速ATでホールを席巻した『Re:ゼロ』が超強力な出玉性能とパチスロにも負けないスピード性を装備してパチンコ再登場! それが『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』(以下Re:ゼロ鬼がかり)だ。

 重量小当りRUSHと確変大当りのループで大量出玉を創出した前作から鬼パワーアップして登場した本機。その出玉感は間違いなく現行機のなかで最強の部類に組み込まれるだろう。まずはそのスペックとゲーム性を確認しよう。

 本機は大当り確率が1/319.6のミドルタイプで、144回転継続するSTを搭載。初当りで1500発以上が約束されるという規格外の出玉感を味わえる。

 さらに半分以上は10ラウンドが2回の3000発出玉となるのである。これだけでも充分、従来機をリードしているのに、右打ち中も3000発フラグが約25%で獲得できるようになっている。

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 また、RUSH中には3000発図柄当りの直後に告知が発生するとさらに3000発の出玉が約束される6000発フラグの「ウェディング告知」も搭載。「一度でも3000発ループを経験すれば……」「右で3000発が連した時の脳汁やばい」と圧倒的な出玉性能にファンは早くも虜となっている。

 もちろん、3000発だけが大量出玉獲得の手段ではない。STに突入すれば約77%でループし、普通の連チャンが発生。ただ、ここでも半分以上が10ラウンド約1500発とまさに鬼がかった出玉を吐き出すのである。

 それもST中は1変動の消化が最速で0.76秒という瞬速展開と大当りの多くが速攻決着することにより突出したスピード感を実現。「12分で1万2000発」「タイマー5分で払い出し万発」と時速6万発も不可能ではないような速さとなっている。

 しかし連チャンしなかった時もあっという間に終わるようで「144回が2分で終わる」「とにかく速い」とどっちの展開でもオーバースピードで、時空が歪むようなひと時を体感できる。

 また、約77%のループ率といえどもツボにハマった時の爆発力は凄まじく「30連チャン」「一撃4万発オーバー」など出玉自慢があちこちで見られる。トータルでは「8万発出ている」「12万発超えた台がある」など10万発も射程圏内の爆裂マシンとなっている。

 パチスロメーカーならではの、これまでの3000発マシンとは異なるアプローチで破壊的な出玉性能を実装した『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』。デビューしたばかりながら早くもP機トップクラスの爆裂マシンとしてその名を轟かせそうである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

JRA 愛知杯(G3)「神騎乗」武豊に絶賛の嵐!? レジェンドの進路取りにファン称賛も「別角度」元JRA安藤勝己氏が着目したポイントとは

 15日、中京競馬場で行われた愛知杯(G3)は、7番人気のルビーカサブランカ(牝5歳、栗東・須貝尚介厩舎)が追い比べを制して勝利。鞍上の武豊騎手は、これで36年連続JRA重賞勝利達成となった。

 16頭立てで行われた芝2000mのレース。まずまずのスタートを決めたルビーカサブランカは、1枠1番の好枠を生かして、控えて後方インで脚を溜める。

 前半1000m通過が62.3秒と、前残りの決着となった先月の中日新聞杯(G3)より遅いペース。通常なら前にいった馬が有利だが、この日は違った。当日の芝のレースでは、外を通った馬の台頭が目立っており、トラックバイアスは「内」から「外」に変わっていた。

 その傾向を踏まえて、各ジョッキーが4コーナーで外を選ぶなか、武騎手は「1番枠でインを狙おうと思っていました」と、ぽっかり開いた内を選択。外の各馬が伸びあぐねる中、ルビーカサブランカはしぶとく脚を伸ばし、同じ勝負服のマリアエレーナとの接戦を制した。

 この勝利に、ネット上の競馬ファンのSNSや掲示板は「さすが豊さん」「これは神騎乗じゃないか」「上手いイン突きでした」と、武騎手を賛辞する声で溢れた。

「いわゆる『外差し』の馬場でしたが、武騎手は枠順の利を生かしてインコースを最初から狙っていたみたいですね。ただ、直線で内ラチ沿いを走った逃げ馬のアイコンテーラーも実は5着に残っています。

外も伸びるが、内もまだまだ伸びることのできる馬場だったかもしれません。ほとんどのジョッキーが外を選んだ結果、武騎手に『どうぞ通ってください』と言わんばかりにインコースが開きました。

そんな展開を読み切った武騎手の『先見の明』と、それに応えたルビーカサブランカの力が嚙み合っての勝利と言えるでしょう」(競馬記者)

 また、ファンだけでなく、関係者からも武騎手の“神騎乗”を称賛する言葉があがっている。

 元JRA騎手の安藤勝己氏は「ユタカちゃんは52キロでもスマートに乗れるあたりが素晴らしい」と、自身のTwitterで評価。多くのファンが注目した進路取りではなく、「52キロ」に着目するのは元ジョッキーならではだろう。

 若手騎手でも減量に失敗して当日騎乗できないケースがあるなか、常に一定の体重をキープし、コンスタントに勝ち星を積み重ねている。平地G1完全制覇まであと1つとしているように大レースでの活躍が目立っているが、52歳になってもなお第一線で騎乗し続けられていることこそが、武騎手がレジェンドと言われる所以だ。

 レース後のインタビューで36年連続重賞Vを祝福され「年がばれちゃいますね」と、おどけた武騎手。「ここにきてやっと良さが出てきた感じなので、今後も楽しみ」とルビーカサブランカの将来性に言及していたが、本当に「今後も楽しみ」なのは武騎手自身も同じなのかもしれない。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

JRA 「勝たなアカン!見とけよ!」寡黙な岩田康誠が吠えた!? 嫌いなマスコミにも自慢したい京成杯(G3)出走の2億円ホースとは

 16日、中山競馬場では3歳限定の京成杯(G3)が行われる。

 皐月賞(G1)と同じコースで施行されるためか、勝ち馬や好走馬が3ヶ月後のクラシック1冠目で善戦することも珍しくない。そういった意味では、目が離せない注目の1戦といえるだろう。

 そんな注目レースで目玉の1頭と目されているのが、7枠14番のホウオウプレミア(牡3歳、美浦・奥村武厩舎)だ。

 セレクトセール2019において2億7000万円(税抜)で落札された本馬は、順当に新馬勝ちを収めると、続く百日草特別(1勝クラス)でも2着に好走。短距離で活躍したロードカナロアを父にもちながら、中距離で2戦連続メンバー上がり最速を計測しているあたり、さすが高額馬といった能力の高さが感じられる。

 美浦のウッドチップコースで行った最終追い切りは、僚馬2頭を4、5馬身追走する形でラスト1ハロンは10秒8をマーク。“プレミア”級のキレ味を見せたパートナーについて、レースでも騎乗する岩田康誠騎手は取材陣に「前回に比べて成長している。他の馬と比べてもリラックスしていてケチのつけようがない」と絶賛したと『サンスポ』が報じている。

 続けて同騎手は「これだけの期待馬に乗せてもらえる以上、こっちは結果を求めないといけない。勝たなアカン!見とけよ!」と、京成杯に懸ける熱い思いをアピールした。名手の口からこれほどの言葉が出るのだから、現場の記者もかなり驚いたのではないだろうか。

 しかし、ある記者が驚いたのは別のことのようだ。

「あの岩田康騎手が、久しぶりにレース前から取材に応じていましたね。

大きいレースは勝てば共同会見があるのでコメントしますが、最近は小さいレースの時や負けたレースの後はあまり話してくれません。週刊誌などでも明かされていますが、ここ1年くらいはマスコミへの不信感がピークに達して一切喋らなくなりました。雑談や挨拶はするのですが、どうも馬のコメントとなるとダメですね。

マスコミも完全に諦めて、最近では調教師や助手に話を伺うようにしていましたが、ホウオウプレミアについては岩田康騎手も相当期待しているようですね」(競馬記者)

 岩田康騎手といえば、8日の中京7Rでデシエルトに騎乗し、武豊騎手がケンタッキーダービー(米G1)挑戦を志願していたジュタロウを破ったことが記憶に新しい。

 だが、レースの後に取材に応じたのは管理する安田隆行厩舎のスタッフ。同様に翌9日のシンザン記念(G3)で騎乗馬が4着に敗れた際も、取材に応じたのは管理する調教師だけであった。

 中々口を開かないことが多い騎手が、これほど得意げに話すのだから、ホウオウプレミアはかなり大きな器である可能性が高い。現にG3ながら、栗東から美浦まで調教を乗るため駆けつけているのだから、岩田康騎手本人も相当の器と感じているのだろう。

 果たして大物候補のホウオウプレミアは、16日に初重賞制覇を飾ることができるか。達成されれば岩田康騎手の代名詞であるガッツポーズが飛び出しそうだ。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

中国人が牛丼・牛タンの魅力に気付き始めた…日本で価格高騰、強大な購買力に敗北

 昨年、松屋、すき家吉野家の牛丼チェーン大手3社が牛丼の値上げに踏み切った。牛丼に使われる米国産牛肉の価格が高騰しているためで、新型コロナウイルス禍からの立ち上がりが早かった中国での需要増が背景にある。牛タン価格も高騰するなど中国との牛肉争奪戦は日常の食卓にまで影響を及ぼしつつある。

すき家が6年8カ月ぶりに牛丼を値上げ、吉野家、松屋も、原材料の米国産バラ肉が2倍に

 牛丼チェーンのすき家は昨年12月、主力商品の牛丼の並盛の価格を350円から400円に50円引き上げた。牛丼の値上げは15年4月以来、6年8カ月ぶりとなる。他の牛丼大手、吉野家と松屋も昨年中に値上げに踏み切っており、典型的な「安くてうまい」庶民食である牛丼の値上げは社会に衝撃を与えた。

 牛丼の価格が上がったのは、米国産の「ショートプレート」と呼ばれるバラ肉の価格高騰によるもので、農畜産振興機構の調査によると、輸入品の卸売価格は21年は3月から高騰を始め、前年比1.5倍から2倍で推移している。昨今の円安進行などがそれに拍車をかけた格好だが、これだけ原材料の価格が上がれば値上げせざるを得ないのは当然だろう。

食肉卸「牛丼用の肉は米国人が見向きもしない部位で安く調達できたが、中国人がうまさに気付き始めた」

 このショートプレート。吉野家の公式ホームページには以下のような記述がある。

<吉野家では、「吉野家の秘伝のたれ」に最も合うという理由から、穀物肥育の北米産牛肉の「ショートプレート(※)」を使用しています。「ショートプレート」とは、牛一頭あたり約10kg程度しか取れない部位。赤身と脂身のバランスが良く、牛丼にふさわしいまろやかな肉質です。もう一つの特徴は「穀物肥育」であること。穀物で育てた牛肉は、牧草だけで育った牛に比べ肉の臭みが少なく、「吉野家の秘伝のたれ」と合い、牛丼をおいしく仕上げることができます。この条件の牛肉を全店舗で安定して使用するため、年間で約3000万頭の牛を穀物肥育している北米から仕入れているのです。

※「ショートプレート」:米国でバラ肉はハンバーグなどの加工用の素材として安価な商品として流通していましたが、1970年代は16ポンド以上であること以外に規格がありませんでした。吉野家はこのバラ肉を輸入し、自社工場で表面の脂を削り、吉野家のスライサーの幅である9インチに切り分けていたのです。この形を「吉野家スペック」として米国の規定に採用してもらい、工場の効率性・生産性を高めました。後にこの「吉野家スペック」は、吉野家以外からも買い付けがくるようになり、「ジャパンスペック」と名前を変え、今でも米国農務省の規格のひとつとなっています>

 もともと、このショートプレート、米国では需要が低かった部位として知られている。以下は食肉卸関係者の解説。

「ショートプレートはバラ肉のなかでも脂身が多く、赤身肉が好まれる米国では見向きもされないクズ肉扱いされていた部位だったのですが、ここに吉野家が目をつけ、米国の大手食肉加工業者と契約し大量に入荷し、日本国内で提供を始めた。米国の食肉企業からすれば需要のない部位を買い取ってくれるのだから、大歓迎だったというわけです。このスキームに他の牛丼大手も乗っかり、安くて美味い牛丼が日本の消費者に提供されるようになった。

 今回の牛丼の値上がりは、米国でのコロナ禍による加工拠点の操業停止や人手不足による供給量低下があることに加え、中国がこのバラ肉の魅力に気付き始めたことが大きい。日本政府のインバウンド奨励策で多くの中国人が日本で牛丼を食べるケースが増えたことや、牛丼チェーンの中国進出がそのきっかけとなったのは間違いないでしょう」

牛丼や牛タンの魅力に中国人が気づき始めた

 もともと食肉といえば豚肉がメインだった中国だが、近年、牛肉需要が急激に高まっている。牛肉輸入量は2020年に約212万トンと世界トップで、17年の106万トンから倍増した。

 牛丼用バラ肉だけでなく、牛タンも中国の旺盛な需要の影響を受け、昨夏ごろから価格が倍に高騰した。日本の牛タンはほぼ全量が米国と豪州からの輸入品だが、その供給が細ったためだ。中国が豪州と外交関係が悪化し、牛肉輸入先を米国へシフトしたことも大きな影響を及ぼした。先の食肉卸関係者はいう。

「牛タンは日本とフランスといった、ごく限られた国や地域で食べられていたにすぎませんでした。そもそも牛一頭から1本だけしか取れない希少部位を日本の消費者があれだけ手頃な価格で味わえていたのは、独占的に米国などから入手できていたから。桁違いの購買力を持つ中国が目をつけたら価格が上がるのは当然で、これからは以前のような『安価な大衆食』というわけはいかないでしょうね」

 日本では18年に中国への和牛の精液・受精卵の流出事案が発生し注目を集めたが、あくまでたまに食べる高級品だ。今回の牛丼や牛タンのように普段から食べる大衆食にまで日中での牛肉争奪戦の影響が出始めたことは、アジアでのパワーバランスの変化を如実に示している。

(文=竹谷栄哉/フリージャーナリスト)

●竹谷栄哉/フリージャーナリスト。食の安全保障、証券市場をはじめ、幅広い分野をカバー。Twitterアカウントは、@eiyatt.takeya 。

 

「親ガチャで人生が決まる」は本当か?それどころじゃない子持ちの就職氷河期世代

 2021年にヒットしたテレビドラマ『二月の勝者』(日本テレビ系)第1回で、主人公の若手の進学塾校長が、生徒の親について「父親の経済力と母親の狂気」と言い放つセリフが印象に残った。父親は「金を引き出すATM」とも言っていた。

 母親の「狂気」という点は過剰な思い入れと言い換えてもよいが、特に男子生徒の母親に顕著のようだ。たとえば、首都圏で有名私立中高に男の子を進学させ、東京大学や医学部を狙うには、多くは母親の熱意とそれを支える家庭の経済力が不可欠ともいえる。

 昨年の流行語にもなった「親ガチャ」を思い出す。ゲームで景品などを引き当てるガチャガチャのイメージで、どんな親の間に生まれたかで、その子どもの人生が決まってしまう、という意味合いだ。

 今から半世紀以上前、女子生徒の多くは高校を卒業して就職するか、せいぜい短大に進学するくらいのものだった。当時、私の同級生で4年制の大学に進む女子は10%にも満たなかった。男子でも4年制大への進学率は20%前後であり、彼らの姉妹のほとんどは高卒で就職していた。女性の進路選択は、本人の希望より家庭の経済力を優先していた時代だった。その意味で、子どもにとって親を選べないのは昔も今も同じだ。

 では、今なぜ「親ガチャ」という宿命論が流行ってしまうのだろうか。わけもわからない幼児のときから、有名幼稚園入学のための予備校や幼児向け英語スクールに通わされる。競馬に例えるなら、大学進学に向けて競走馬のように走らされるようなものだ。本人にとっては、自分の意志にかかわらず、調教師である親に用意されたレースを走るイメージだ。

 しかし、そのレースを完走すれば、有名大学から有名企業というゴールに入り込め、まさに受験の勝利者になれる。それには、伴走者である親の熱意と馬主の経済力が欠かせない。まさに親ガチャだ。

 岸田文雄首相は、東大合格を狙ったものの、結果は2浪して早稲田大学に入学した挫折体験を売り物にしているが、同時に出身高校である開成高校への愛校心を公言している。ところが、開成高OBの自民党議員の数名は、菅義偉前首相が選ばれた2020年秋の自民党総裁選では、岸田氏以外の候補に投票したと言われている。政治的利害は、愛校心を超えるのだろう。

 慶応義塾同窓会の三田会のようには話題にはならないが、有名超進学高校の卒業生ネットワークは、情報量やスピードなどの点で、同業者間ではうらやましがられていると、公立高校OBの弁護士が取材時に半分愚痴交じりに話していた。かくして、親ガチャにもつながる効用は生涯続くのだ。

 以上も踏まえると、経済力があり、子どもの教育にすべてをかける親は(親ガチャをもじって)「ガチャ親」というべきだろう。

馬鹿にならない「ガチャ親」のコスト

 コロナ禍で公立の小学校が一斉休校となった一方で、私立の小学校はオンラインで授業をいち早く再開し、「ガチャ親」の私立校に対する信頼度が高まった。

 しかし、そのコストは馬鹿にならない。文部科学省の子どもの学習塾、習い事などへの支出も含んだ年間の学習費調査(2019年度)によると、幼稚園は公立22万3647円・私立52万7916円、小学校は公立32万1281円・私立159万8691円、中学校は公立48万8397円・私立140万6433円、高校(全日制)は公立45万7380円・私立96万9911円となっている。

 幼稚園3歳から高等学校(全日制)3年までの15年間について、各学年の学習費総額をケース別に単純合計すると、すべて公立の場合は約541万円、幼稚園・小学校・中学校・高等学校すべて私立の場合は約1829万8000円で、私立が約3.38倍となっている。

 それにもかかわらず、「ガチャ親」は我が子の私立小中高入学を目指す。コロナ禍でオンライン授業を有効に機能させ、進学指導の充実ぶりが伝わる私立校と、ゆとり教育でゆるくなっている公立校との教格差は、「ガチャ親」にとっては歴然としており、いよいよ決意を強めるばかりだ。こういった小中高の教育→最終学歴→収入格差は、親ガチャによって親→子→孫と伝承する。

なぜ「ガチャ親」は私立校に執着するのか

 親がなぜ私立校に執着するのかといえば、教育格差の結果、日本の難関大学の合格者数の上位ランクのほとんどを、私立校の生徒が占めているからだ。たとえば、東大合格者数の高校別の実績を見ると、有名私立進学校の開成高や灘高がいつもトップクラスで、国立の筑波大学附属や学芸大附属を除けば、公立校はベスト10には入っていない。しいて言えば、愛知県の岡崎高校が健闘し、ベスト10入りをうかがっている程度だ。ベスト11位以下も私立高が多く、かつての地方の公立名門校の凋落が目立つ。

 東大だけでなく、他の旧帝大系大学や早慶、医学部などでも、私立の有名進学高の合格者数データが上位で目につく。有名私立高の合格者の率は公立高よりもはるかに高く、近年、私立高の難関大学合格者が増えた分だけ、公立高の合格者数の割合は減る傾向にある。

 高度成長時代には比較的収入が低い家庭でも通えた公立高の出身者が、昨今では少なくなってきているのである。「ガチャ親」が、愛しい我が子に、有名大学の合格者を独占し始めている私立の進学校に入学してもらいたいという思いを抱くのは、むしろ当然であろう。

「ガチャ親」どころではないロスジェネ世代

 ところで、これからの小中高生の親(特に「ガチャ親」)が、今までのように経済力に恵まれ、子どもの教育問題に専念できる世代として、これからも存続するのか、という現実的な別の問題がある。親として子どもの進学問題に直面する世代は、これからの40代である。その40代は、上の50代と比べ、ある特色がある。いわゆる就職超氷河期の経験者なのだ。

 バブル崩壊後の就職氷河期世代に対して使われるようになった「失われた世代」という言葉は、就職して職業社会に羽ばたくチャンスが失われた世代、という意味である。具体的には、団塊ジュニアやポスト団塊ジュニアと呼ばれる1971~79年生まれの世代、すなわち50~42歳である。本来なら受験期の子育て真っ最中であるが、過去のバブル世代の親と違って、「ガチャ親」になりたくてもなれないケースも少なくないようだ。子どもが大学生になる頃には、もっと厳しくなるはずだ。

 日本銀行の「資金循環統計」をベースに大和総研が調べた「年代別の金融資産の保有残高推計」によると、2019年→2030年の保有金融残高の推移では30代は80兆~90兆円でやや微増、50代は300兆円から400兆円に増加となっている。ところが、教育費のかかる40代は200兆円から180兆円に減っている。教育費支出のベースとなる金融資産が減りつつあるのだ。

 それに加えて、「失われた世代」の親は団塊の世代で、これから医療費や介護費がかかる70代後半~80代となり、その費用も馬鹿にならない。親ガチャはここでも適用できる。

 親ガチャは子育てだけでなく、親の介護にも影響する。経済力のない親を持つと、自分の老後にも響いてくる。経済格差は世代を超えて固定化する可能性が高い。政治的には、格差是正のために、中高齢者の雇用改善を図り労働分配率を上げる、公的給付型奨学金制度を実施して大学無償化の拡充など、打つべき手は多い。

 ただ、個人としては、親ガチャを打破すべく、子どもにとってベストの大学選びをして合格を確保することしかない。そのためには、学力偏差値だけに頼らない大学選びと、子どもの能力を生かした受験勉強を進める必要があるだろう。公立学校は、私立の学校に比べ、多様な世帯からいろいろな児童生徒が集まり、社会の多様性を学ぶ機会も多い。それこそが重要な学びである。

(文=木村誠/大学教育ジャーナリスト)

●木村誠(きむら・まこと)
早稲田大学政経学部新聞学科卒業、学研勤務を経てフリー。近著に『「地方国立大学」の時代–2020年に何が起こるのか』(中公ラクレ)。他に『大学大崩壊』『大学大倒産時代』(ともに朝日新書)など。

晴海フラッグは申込み111倍、ブリリア堂島は10億円…新築マンション活況冷めず

 2021年11月、東の横綱『HARUMI FLAG(晴海フラッグ)』は平均倍率8.7倍、最高倍率111倍で完売。かたや西の横綱『Brillia Tower 堂島』は平均4.6倍で、最高37倍で完売しました。21年最大の話題を集めたマンションといっていいでしょうが、今年も初春から販売が続き、相変わらず主役であり続けそうです。

首都圏、近畿圏ともに契約率を大きく押し上げ

 首都圏では、2021年11月、新築マンションの発売戸数が5452戸に激増しました。20年11月は2790戸でしたから、前年同月比95.4%の増加で、ほぼ2倍に増えたことになります。近畿圏はそれほどでもありませんが、それでも21年11月は2099戸で、前年同月比30.4%の増加でした。

 これほど発売戸数が増えたのに、月間契約率は大きく上昇しました。図表1にあるように、首都圏は21年10月の71.4%から、11月は79.9%と8.5ポイントのアップで、近畿圏は57.3%から65.6%に、8.3ポイントの上昇です。

 月間契約率というのは、その月に発売された新築マンションのうち、その月中に何%が売れたかを示す数字で、一般的には70%が好不調のボーダーラインといわれています。首都圏はそのボーダーラインを大きく上回っていますし、近畿圏はそれまでの50%台から、70%のボーダーラインの手前に近づきました。

 この好調を支えているのが、東の横綱ともいうべき『HARUMI FLAG』であり、西の横綱ともいわれる『Brillia Tower 堂島』なのです。

『HARUMI FLAG』には5万組近くがエントリー

『HARUMI FLAG』は分譲マンション4145戸、賃貸住宅1487戸の合計5632戸の超大規模物件。総開発面積は約13.3万平方メートルで、都心やその近くでは最大級の一大プロジェクトであり、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、東急不動産などの大手10社の共同開発で、三井不動産レジデンシャルが幹事会社となっています。

 周知のように、東京オリンピック・パラリンピックでは選手村として利用され、現在分譲マンションにリフォーム中です。この“オリンピックレガシー”も人気の一因かもしれません。

 所在地は東京都中央区晴海五丁目で、最寄り駅は都営地下鉄大江戸線の「勝どき」駅。マンションまでは徒歩20分前後とやや距離があるものの、完成時には新橋方面へのBRT(バス高速輸送システム)が開通することになっています。

 事務局によると、オフィシャルサイトを開設した2018年10月31日からこれまでに4万9000件を超えるエントリーがあり、19年4月27日にオープンした「晴海フラッグパビリオン」(モデルルーム)の見学者は1万2000組にのぼるそうです。

第1期・第2期は平均倍率約8.7倍、最高は111倍

 選手村としての利用が大前提であるため、東京都が周辺相場よりも比較的安い価格で土地を販売したこともあって、価格も周辺相場よりやや低めになっているといわれています。そのため、「都心近くでマンションを手に入れる最後のチャンス」と申し込んだ人も多いのではないでしょうか。

 不動産経済研究所によると、21年度上半期(4月~9月)の東京23区の新築マンション価格は平均で8686万円です。それに対して、『HARUMI FLAG』の2LDKは4990万円から、3LDKは5790万円からですから、割安感も大きかったのではないでしょうか。

 その『HARUMI FLAG』、このほど2021年11月21日までの第1期・第2期の販売結果が事務局から発表されました。販売されたのは、「SUN VILLAGE」第1期、「SEA VILLAGE」の第2期の合計631戸。それに対して、登録申込数は5546組で、全戸に申込みがあり、平均倍率は約8.7倍、最高倍率は111倍に達したそうです。

『HARUMI FLAG』の次回販売は22年3月

 事務局では、この人気の要因として次の3点を挙げています。

(1)新しい時代の働き方や家族との過ごし方など、お客の住まいに対する価値観や考え方の変化により、3方向を海に囲まれ、レインボーブリッジなどを見渡すことができる「眺望の良さ」

(2)都心6区の平均専有面積より20平方メートル以上広い「ゆとりあるプラン」

(3)銀座へ約2.5キロという東京都心と湾岸エリアの結節点となる「利便性の高い立地」

 分譲マンションだけで4000戸超という規模ですから、販売はまだまだ続きます。22年1月上旬からは、「SUN VILLAGE」第1期2次、「PARK VILLAGE」の第2期のパビリオン見学会がスタートします。完全予約制なので、関心のある方はオフィシャルサイトから申し込んでください。なお、販売開始は22年3月中旬を予定しています。

・『HARUMI FLAG』の全体イメージ

(写真提供:『HARUMI FLAG』事務局)

「フォーシーズンズホテル」のあるマンション!

 2021年後半の新築マンション分譲、東京の最大の目玉が『晴海フラッグ』とすれば、大阪では『Brillia Tower 堂島』でしょう。世界有数のラグジュアリーホテルである「Four Seasons Hotel」と一体となった話題のマンション。それだけでも、十分人気を集めそうですが、それと同時に、大阪の都心の利便性の高い好立地も大きな魅力です。まさに大阪のど真ん中を意味する、“大阪市北区堂島”アドレスで、利用できる路線と駅名を挙げるとざっと次のようになります。

・JR東海道本線などの「大阪」駅から徒歩9分

・JR東西線「北新地」駅から徒歩5分

・京阪電鉄京阪中之島線「渡辺橋」駅徒歩5分

・阪神電鉄阪神本線「梅田」駅徒歩9分

・大阪メトロ四つ橋線「西梅田」駅徒歩4分

・大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅徒歩12分

 まさに、大阪の都心の一等地に位置します。

『Brillia Tower 堂島』は平均4.6倍、最高37倍

 建物は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)の地上49階・地下1階建て、総戸数は463戸です。住宅フロアは4階から27階、38階から49階で、その間の28階から37階がホテルフロアになります。

 建物の構造や意匠にもこっています。設計は日建設計、施工は竹中工務店という強力なコンビ。24年1月下旬の竣工予定で、引渡しは5月下旬からを予定しています。21年4月にオフィシャルサイトが設置され、9月11日にモデルルームオープン後、11月末までに合わせて6300件の問い合わせがあり、モデルルーム来場者は2700組を超えました。

 第1期販売は21年11月から実施され、販売戸数185戸に対して、982件の登録申込みがあり、平均倍率は4.6倍、最高倍率37倍の人気を集めました。

大阪市北区の新たなランドマークになる

 東京建物によると、お客からの評価が高いポイントは次のような点だそうです。

(1)日本初「Four Seasons Hotel」と「Brillia」が一体となった超高層複合タワー開発

(2)西日本最大のターミナル駅であるJR「大阪」駅徒歩9分

(3)最上階のラウンジ・パーティルームやフィットネスルーム、バー、ワーキングブースなどの豊富な共用施設

(4)地上49階・全463戸、大阪市北区最高峰の高さ約195mの大規模・ランドマーク性

(5)約30平方メートル~約230平方メートル、全93タイプの多彩なプランと、天井高約2.7m~約4.0mのゆとりの空間

 大阪市北区堂島、まさに大阪市中心部の、新たなランドマークになるわけで、人気が高いのも当然でしょう。

購入者の半数近くを50歳代以上が占める

 これだけの条件を備えた希少性の高いマンションですから、価格はお安くはありません。価格面では、東の横綱の『HARUMI FLAG』を凌駕しています。コンパクトタイプの住まいは5280万円からありますが、最高は10億8000万円で、平均1億5390万円です。この高額物件をどんな人が買っているのかをみると、東京建物が公表している購入者像は次の通りです。

 年齢:50歳代が25.7%、60歳代が23.4%、30歳代が20.0%

 世帯人数:2人が36.9%、1人が31.7%、4人が15.3%

 職業:会社役員が37.8%、会社経営が15.4%、会社員が14.9%、医師が10.7%

 居住地:大阪府が63.5%、大阪市北区が17.7%、大阪市中央区が8.7%

新春から東西の両横綱が販売の共演

 大阪では類を見ないような高額物件だけに、購入する人の年齢層は高く、50歳代、60歳で全体の半数近くを占めています。しかも、家族数は2人以下が7割近くに達しています。比較的年配のお金持ちが、終の住み処として利便性が高く、世界的なラグジュアリーホテルが併設されたマンションを購入しているのでしょうか。

 なお、『Brillia Tower 堂島』の第2期の販売は22年1月中旬を予定。販売価格は未定ですが、専有面積は37.01平方メートルから126.92平方メートルで、間取りはstudio~3LDKを予定しています。

 今年も新春から東西の横綱格の新築マンションの販売が始まります。22年のマンション市場、価格が高くなりすぎているため、そろそろ売行きが鈍化するのではないかという観測もありますが、この両横綱の共演が市場を牽引することになるのでしょうか。

(文=山下和之/住宅ジャーナリスト)

・『Brillia Tower 堂島』の外観イメージ 

(写真提供:東京建物)

●山下和之/住宅ジャーナリスト

1952年生まれ。住宅・不動産分野を中心に、新聞・雑誌・単行本・ポータルサイトの取材・原稿制作のほか、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『マイホーム購入トクする資金プランと税金対策』(執筆監修・学研プラス)などがある。日刊ゲンダイ編集で、山下が執筆した講談社ムック『はじめてのマンション購入 成功させる完全ガイド』が2021年5月11日に発売された。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/info/288325

『鎌倉殿の13人』大泉洋演じる源頼朝は「清和源氏」…源氏の血なまぐさすぎる300年史

桓武平氏くらいしかない平氏に比べ、さまざまな“流派”が存在する源氏一族

 2022年のNHK大河ドラマは、三谷幸喜脚本による『鎌倉殿の13人』。鎌倉殿こと源頼朝(演:大泉洋)を巡る13人を描くドラマだ。そこでここでは、「源氏ってなんだっけ?」の復習をしてみたい。

 実はひと口に源氏といっても、いろいろな種類がある。源頼朝の流れを清和(せいわ)源氏というのだが、これは清和天皇(第56代、在位は858【天安2】年から876【貞観18】年)の子孫の源氏という意味だ。

 天皇の子孫は通常皇族として遇せられるが、それは五世(曾孫の孫)までで、六世になると皇籍を離脱し、姓を与えられて臣下の列に加えられた(臣籍降下)。

 むろん、それ以前に臣籍降下した事例も少なくなかった。たとえば、桓武天皇(第50代、在位は781【天応元】年から806【延暦25】年)の孫・高棟王(たかむねおう)は平姓を賜って、子孫は平氏と称した。「平」という姓は、桓武天皇が造った平安京の一字からとったといわれている。

 桓武天皇の子・嵯峨天皇(第52代、在位は809【大同4】年から823【弘仁14】年)は子だくさんで、すべてを皇族にしていたら国費がかさんでしまい、六世の孫まで待つような悠長なことはいっていられなかった。そこで嵯峨天皇は子どもを1軍と2軍に分け、1軍は親王として皇族のまま維持し、2軍には「源」の姓を与えて臣下とした。

 嵯峨天皇は中国かぶれだった。ルーツが一緒だから「源」という姓を与えるという古代中国の故事にならって、源姓を与えたのだ。それ以降、臣籍降下では源姓を与えることが多くなった。ただし、仁明天皇(第54代、在位は833【天長10】年から850【嘉祥3】年)のように、子・孫が源氏を名乗り、曾孫が平氏を名乗っている事例もあるので、二世(孫)までが源姓、三世(曾孫)以降が平姓だという説もある。

嵯峨源氏、清和源氏、宇多源氏、村上源氏の“著名4源氏”とは?

 平氏といえば桓武平氏くらいしか有名な流れはいないのだが、源氏にはいく通りかある。有名な源氏を以下に紹介しておこう。

①嵯峨源氏
先述の嵯峨天皇の子孫である。百人一首で有名な源融(みなもとのとおる)もそのひとりで、その子孫に鬼退治で有名な渡辺綱(わたなべのつな)がいる。全国の渡辺サンはその子孫といわれる。

②清和源氏
清和天皇の子孫である。公家の流れには竹内(たけのうち)氏しかなく、しかも公家社会のなかでの身分はかなり低い。家紋は笹龍胆(ささりんどう)。その一方、通常「源氏」といえば清和源氏の武家の流れを指すほど、武家には子孫が多い。

③宇多源氏
宇多天皇(第59代、在位は887【仁和3】年から897【寛平9】年)の子孫である。公家の流れでは庭田・綾小路氏などがあり、家紋は笹龍胆。武家の流れには佐々木氏、その子孫の六角・京極・尼子・黒田などがある。家紋は四つ目結い(よつめゆい)を使用することが多い。ただし佐々木氏は実際には宇多源氏ではなく、勝手に名乗っているだけとの説もある。

④村上源氏
村上天皇(第62代、在位は946【天慶9】年から967【康保4年】年)の子孫である。公家の流れの土御門(久我:こが)通親(みちちか)は平安時代末期の有力者で、その子孫・久我家は位の高い公家として栄え、支流も多い。岩倉具視(いわくら・ともみ)もその流れである。家紋は笹龍胆。武家の流れには赤松・名和(なわ)氏などがある。赤松も名和も建武の中興で活躍した家柄で、後醍醐天皇が「醍醐・村上の世」への復帰をスローガンに掲げていたため、村上天皇の子孫を僭称したと考えられる。

 ちなみに、源頼朝・義経兄弟の家紋を笹龍胆とする説があるが、それは公家の源氏の多くが笹龍胆を使っていたことから来る誤解である。家紋が発生するのは平安末期で、頼朝は家紋を持っていなかった可能性が高い。

藤原摂関家をしのぐ村上源氏の興隆

 源氏のなかには藤原摂関家と婚姻関係を通じ、天皇家の外戚になって公家として栄えた家柄もあらわれた。

 村上源氏の源俊房・顕房(みなもとのとしふさ・あきふさ)兄弟は、それぞれ左大臣・右大臣に昇進。顕房の娘は白河天皇の中宮となって堀河天皇を産み、天皇の外戚として、摂関家を凌ぐほどの勢力を誇った(伯父にあたる藤原頼通にたまたま娘が少なかったり、その娘に皇子が産まれなかったりという偶然が重なった)。

 先述の土御門(久我)通親は顕房の高孫(孫の孫)にあたる。

清和源氏の興隆…藤原摂関家に仕えた満仲、河内源氏の“始祖”頼信、関東で支持された“八幡太郎”義家の名声

 源氏に限らず、中央政権であぶれた貴族の末裔には、地方にくだって武士団の長になるものがあらわれた。その筆頭が清和源氏である。

 清和天皇の曾孫・源満仲(みつなか)は、冷泉(れいぜい)天皇(第63代、在位は967【康保4】年から969【安和2】年)の弟・為平(ためひら)親王を擁立する企て(安和の変)を密告し、源高明(たかあきら/醍醐源氏)の失脚に貢献。藤原摂関家から高い評価を受け、同家に仕えた。

 その子・源頼信(よりのぶ)は河内(現在の大阪府南部)を本拠としたため、子孫は河内源氏と呼ばれる(源頼朝も河内源氏の末裔に当たる)。関東西部で起こった平忠常(たいらのただつね)の乱を鎮圧し、関東の武士に支持された。

 頼信の子・源頼義(よりよし)は、出羽(秋田・山形県)の清原氏とともに安倍氏を鎮圧(前九年の役)。その子・源義家(よしいえ)は石清水八幡宮で元服したため、俗に八幡太郎と呼ばれた。清原氏の内紛に介入、関東武士団を従えてこれを鎮圧した(後三年の役)が、朝廷からは私闘とみなされて恩賞を与えられなかった。義家はポケットマネーで武士団に恩賞を与えたため、関東での清和源氏の声望は大いに高まった。

 義家の弟・源義綱(よしつな)が摂関家と急接近して勢力を増したので、対抗上、義家は白河法皇に接近。白河法皇は源義家を強引に引き立て、正四位下(しょうしいのげ)に叙して院昇殿(法皇への拝謁)を許した。公家たちは「同じき源氏と申せども、八幡太郎は恐ろしや」と言って毛嫌いしたという(「同じき源氏」というのは、公家の源氏の存在を前提にしている)。

 源義家は武家のわりに出世しすぎた。こういう時には必ず足を引っ張る輩があらわれる。義家の嫡男・源義親(よしちか)が対馬守在任中に官物を横領し、人民を殺害したとして隠岐の島に配流され、さらに出雲(島根県)で反乱を起こす。追っ手に派遣されたのが、院の近臣・平正盛(たいらのまさもり)、清盛の祖父である。義親は正盛の手勢にあっけなく討たれた。

 義家はすでに死去していたが、義親が討たれてしまったので、その4男・源為義(ためよし)が河内源氏の後継者となった。

為義vs義朝の父子対決…『鎌倉殿の13人』の幕が開く直前に、源氏内部で血で血を洗う死闘が展開

 源為義ははじめ白河法皇の近臣で、同じく院の近臣だった藤原忠清の娘を妻に迎え、長男・源義朝(よしとも)が産まれた。ところが、為義の郎党(家臣)に不祥事が相次ぎ、本人の失態もあって白河法皇から見放され、摂関家への接近という路線変更を余儀なくされた。

 義朝は母方の親族が院の近臣だったので、摂関家に近づきたい為義にとっては邪魔な存在だった。義朝は父から疎まれ、ひとりで関東に赴いた。地元武士団から見れば、義朝は高貴な血筋なので、一段上の立場から武士間の争いを調停したり、勢力争いに加担していたりしていた。義朝の子・頼朝が関東武士団に受けいれられたのは、義朝のこの役割を継承してほしいという思いが強かったのだろう。

 1156(保元元)年に天皇家(後白河法皇vs崇徳上皇)と摂関家(兄・忠通vs弟・頼長)を二分する保元の乱が起きると、源義朝は院政派なので後白河法皇側につき、摂関派の源為義とその子どもたち(義朝を除く)は崇徳上皇側についた。なお、源家累代の郎党たちの多くは義朝側についた。関東での義朝の活躍が評価されてのことだという。

 結果、後白河法皇側が勝利し、源為義と義朝の弟たちは処刑されてしまう。そして、院政派だった源義朝・平清盛が争い、1159(平治元)年に平治の乱が起きて、義朝は敗走中に尾張(愛知県)で討たれた。嫡男の源頼朝は伊豆の蛭ヶ小島(ひるがこじま)に配流されて――そして『鎌倉殿の13人』の幕が開く、というわけである。

(文=菊地浩之)

【参考資料】
元木泰雄『河内源氏 頼朝を生んだ武士本流』(2011年、中公新書)
倉本一宏『公家源氏 王権を支えた名族』(2019年、中公新書)

●菊地浩之(きくち・ひろゆき)
経営史学者・系図研究家。1963年、北海道札幌市に生まれる。小学6年生の時に「系図マニア」となり、勉強そっちのけで系図に没頭。1982年に國學院大學経済学部に進学、歴史系サークルに入り浸る。1986年に同大同学部を卒業、ソフトウェア会社に入社。2005年、『企業集団の形成と解体』で國學院大學から経済学博士号を授与される。著者に、『日本の15大財閥 現代企業のルーツをひもとく』(平凡社新書、2009年)、『三井・三菱・住友・芙蓉・三和・一勧 日本の六大企業集団』(角川選書、2017年)、『織田家臣団の系図』(角川新書、2019年)、『日本のエリート家系 100家の系図を繋げてみました』(パブリック・ブレイン、2021年)など多数。