ゆうパックや宅急便などの配送料金を節約する裏ワザ6選 実は最大210円も安くなる!!

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荷物を送るときは、郵便局の「ゆうパック」やヤマト運輸の「宅急便」、あるいはクリックポストなど、どの方法で送るのがいちばん安いのか悩む人も多いだろう。基本的にはゆうパックの方がヤマト運輸の宅急便よりやや安いが、さまざまな割引サービスを利用することで、料金はさらに安くなる。そこで今回は、荷物を送るとき少しでも安くする6つの裏ワザを紹介しょう。

まずはゆうパックとヤマト宅急便の基本料金を確認!

宅配便を送るとき、郵便局の「ゆうパック」とヤマト運輸の「宅急便」はどちらが安いのだろうか?

両者の料金表を確認してみると、まず、ゆうパックは60サイズ~170サイズまでを扱っており、重量は全サイズ25kgまでOKだ。また、25~30kgは「重量ゆうパック」となり、+510(520円)が加算される。

これに対し、ヤマト宅急便はサイズごとに重量が制限される料金体系で、ゆうパックにはない180サイズと200サイズ(いずれも30kgまで)も扱いがある。

単純にゆうパックとヤマト宅急便をサイズで比較した表を見れば、ゆうパックのほうが全般的にやや安いことが分かるが、宅配便の料金はそんなに単純ではない。

たとえば、60サイズで10kgのものを送るとき、ヤマト宅急便は100サイズ扱いとなり1,390円かかるが、ゆうパックなら60サイズで送れるため、810円で済む計算になる。

逆に、25kgを超えるとゆうパックは510円~520円が加算されるため、ヤマト宅急便のほうが安くなる。これは悩ましい……。

この基本料金を踏まえたうえで、このあと、それぞれの割引サービスをチェックしていこう。

【1】荷物の持ち込みで最大210円引きに!

宅配便は営業所や郵便局(コンビニ等)に自分で荷物を持ち込むと割引きされる。

まず、ゆうパックは郵便局やゆうパック取扱所(ローソン・ミニストップなど)に持ち込むと「120円引き」になる。

次に、ヤマト運輸は直営店・取扱所(セブン-イレブン・ファミリーマートなど)に、荷物を持ち込むと「100円引き」になる。

また、クロネコメンバーズに登録したうえで、ヤマト運輸直営店(宅急便センター)に荷物を持ち込み、印刷式の送り状を作成すると、持込割100円+デジタル割60円+クロネコメンバーズ持込割引50円で合計210円引きとなる。

なお、佐川急便も営業所…

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JRAコントレイル福永祐一でも、ラヴズオンリーユー川田将雅でもない!? 看板馬の引退で苦戦必至の矢作芳人厩舎「逆襲」のキーマンはあの男?

 先日、2021年度『JRA賞』の調教師部門で2年連続で最多勝利、最多賞金獲得、優秀技術の3部門を受賞。『厩舎関係者表彰』でも2年連続で関西第1位となり、優秀厩舎賞を受賞した矢作芳人調教師。

 またJRA賞競走馬部門でも、管理していたコントレイル、ラヴズオンリーユーが「最優秀4歳以上牡馬」「最優秀4歳以上牝馬」を受賞。昨年行われたブリーダーズC(米G1)では、マルシュロレーヌで日本調教馬による初勝利を挙げるなど、管理馬2頭がいずれも勝利する偉業を成し遂げ、名実とも「世界のYAHAGI」を印象付けた。

 そしてコントレイル、ラヴズオンリーユーといった厩舎を代表する名馬が引退して迎えた今年。破竹の勢いで勝利を重ねていた矢作厩舎が、思わぬ足踏みをしている。

 2022年の中央競馬が開幕したものの開催4日目まで未勝利。15日に、ようやく今年の初勝利を挙げた。YouTubeチャンネル『netkeibaTV』で行われた直木賞作家・馳星周氏との対談動画では、今年について「これだけ勝った後だから厳しいのは分かっている」と発言をしていたが、そんな懸念が現実になってしまうスタートとなった。

 昨年の矢作厩舎といえば、やはりコントレイルの福永祐一騎手、ラヴズオンリーユーの川田将雅騎手とのコンビが印象に残っているファンも少なくないだろう。

 しかし実際は福永騎手が7回、川田騎手も17回しか騎乗していない。最も騎乗数が多いのは坂井瑠星騎手の128回。2020年も165回と、厩舎に所属する愛弟子を積極的に起用している。

 一方で、その坂井騎手は2019年から30勝、42勝、53勝と毎年勝利数を伸ばし、重賞も3年連続で勝利。15日にはJRA通算200勝を達成し、16日には矢作厩舎へ今年2勝目を届けている。

 5日に放送された『ウイニング競馬』(テレビ東京)では、矢作調教師が坂井騎手に「年間100勝以上出来ると思うし、勝ってもらわないと困る」と改めて期待。その坂井騎手は以前から「矢作厩舎の馬でG1制覇」を目標に掲げているようだ。

 看板馬が相次いで引退して迎えた今年は、苦戦が予想される矢作厩舎。リーディングステーブル反撃のキーマンは福永騎手でも川田騎手でもなく、間違いなくこの男だろう。

(文=長尾りょう)

<著者プロフィール>
 はじめての競馬、ジャパンCで5番人気シュヴァルグランの単勝を当て、競馬にハマる。オルフェーヴルのように強いが、気性が荒く、成績にムラのある馬が大好き。今までで1番忘れられない馬券は、2018年の有馬記念ブラストワンピースの単勝。

パチンコ「引き戻し=6000発」がループする爆裂CR機が撤去…激アツの時短を最後にもう一度!!

 数多くの爆裂機が登場し、ホールを盛り上げていたパチンコCR機時代。あまりに高い出玉性能が問題視され、出玉を抑制することを目的とした「確変リミット機能」が設けられました。

 これを機に出玉の波が穏やかなマシンが中心となっていったのですが、時代の流れとともに徐々に状況は変化していき…この「確変リミット機能」は、いつしか遊技性に幅を持たせるためのアクセントとして用いられるようになっていったのです。

 それに伴って、本機能は大量出玉を生み出す起爆剤としての役割も果たすようになります。私の大好きな役物機でいえば『CR餃子の王将3 メガ盛7000』がいい例でしょう。

 本機は役物とデジタル抽選を突破し、大当りすれば約7000発もの出玉を一度に手にする事が可能。この大当りは確変率100%となっており、大当りが63回で打ち切りとなるリミッターが設けられています。これによって「大当り→63連チャン→約7000発」という図式が成り立っているわけです。

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 このように強力な出玉を作り出すトリガーとして扱われることも多くなっていた「確変リミット機能」。これを上手く取り入れた機種として紹介したいのは『CR及川奈央のフルーツスキャンダル』。この台は色々な意味で私の心を魅了しました。

 本機に搭載されていた「ナンバーリンクシステム」は、揃った数字と連チャン数がリンクするという画期的な機能。数字は「1~7図柄」まで存在し、「1揃い」なら単発。「2揃い」で2連チャン。「7揃い」は歓喜の「7連チャン」が約束されるという驚くべき仕様だったのです。

 大当り出玉は約1300個なので、7揃いした時点で「約1300発×7回」の「一撃約9100発」を獲得できる夢のようなスペック。更に100回転の時短が付与されるケースもあり、ここで1/318.8の大当りを引き戻すことができれば、再び「7連チャン」に期待できるという爆裂機でした。

 まさに心躍るようなスペックですが、それを実現させているのも「確変リミット機能」に他なりません。本機は大当り時に必ず確変状態となり、「7回リミット」に到達するまでそれが続く仕様です。

 ただ、本機にはヘソ大当り時の88%が2R「潜伏確変」となってしまうという残念な特徴も存在。つまり、リミットとなる7回までにどれだけ早く残り12%の15Rを引けるかが勝負の分かれ道となります。

 初当り時に15Rを引ければ、「7回リミット」を丸々「出玉あり」で消化できるので「7揃い」となります。潜伏確変中に「2/7回目」で15Rを引いた場合は6連チャンとなる「6揃い」。「3/7回目」は「5揃い」と、どのタイミングで12%の15Rを引けたかによって連チャン数が変動する。これが「ナンバーリンクシステム」の正体となります。

「確変リミット機能」が用いられている機種は数多く登場しましたが、時代の流れとともに衰退の一途を辿っているといった印象。それこそCR機が完全に撤去されてしまえば、魅力的なリミット機を打てる機会は激減してしまうでしょう。

 中でも驚異の「6000発ループ」を実現させ、計り知れない破壊力でホールを盛り上げた「アノ機種」が打てなくなるのは残念で仕方ありません。

 私が名残惜しいと感じる撤去間近の確変リミット機。それは『CRターミネーター2』でございます。

 本機は大当り確率1/319.6のミドルタイプ。ヘソ大当り時の確変突入率は「わずか10%」しかなく、基本的には時短100回での引き戻しが連チャンへのメイン経路です。

 初めて本機のスペックを見た際「確変率10%のミドルなんて打つ価値ないだろう」といった印象を受けたのですが…よくよく確認してみると、私の大好物である爆裂リミット機であることが判明。その仕様に目を輝かせました。

 本機は「確変3回リミット」の変則スペック。ヘソ大当り時に確変(10%)だった場合と時短中に引き戻した際は確変率100%となり、大当り3回が約束されます。大当りの振り分けはヘソ・電チュー全て「16R・約2000発」つまり、確変を射止めれば「一撃約6000発」を獲得できるということです。

 リミット到達後は時短100回が付与されるので、引き戻しのチャンス。この時短が本機で最高に熱くなれる部分といっても過言ではありません。なぜならば、ここで大当りを射止めることができれば、再び「約6000発」を獲得できるからです。

 時短突破タイプの機種は数多く存在しますが、その中でも本機のゲーム性はトップクラスといっても大袈裟ではないでしょう。「時短引き戻し=6000発」というシンプルかつ強烈な武器は、一部ファンから絶大な支持を得るに至ったのでした。

 私は過去に「時短引き戻し3連チャン=約2万発」を達成したことがありますが、あの時の感動は今でも鮮明に覚えております。そんな魅力に満ちた本機が、間もなく打てなくなるのは残念で仕方ありません。

 現在も設置しているホールは残されていますので、皆さんも本機を見かけた際は最後に一勝負してみてはいかがでしょうか。

(文=堀川茂吉)

<著者プロフィール>
 オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。

JRA川田将雅「鬼タックル」で武豊撃破!G1級のお株奪われたトゥデイイズザデイ、3連単は「史上最低」270円

 16日、中京競馬場では日経新春杯(G2)が行われ、川田将雅騎手のヨーホーレイクが勝利。昨年の日本ダービー(G1)以来となる久々のレースで見事復活を果たした。

 川田騎手は、このレースでこの日3勝目を挙げたが、この日は出だしで大きく躓いていた。2Rから7Rまで5鞍に騎乗するも全敗。ことごとく人気を裏切り、調子は今ひとつだった。

 自ら流れを変えたのは8Rの梅花賞(3歳1勝クラス)。5頭立ての一戦はレース直前にナニハサテオキの競走除外により、まさかの4頭立てでの開催。そんななか、単勝1.5倍の断然人気に推されたのが、川田騎手のセレシオン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)だった。

 最後にゲートインしたセレシオンは、ポンと好スタートを切ったがやや外によれてしまう。すぐに立て直し、川田騎手が促すと素早く加速。しかし今度は内によれてしまい、ハナキリにタックルする形に――。4頭立てにもかかわらず、序盤からややゴチャつく展開を招いてしまった。

 その後は落ち着きを取り戻したセレシオン。武豊騎手とのコンビで2番人気のトゥデイイズザデイを終始前に見ながら3~4番手の外を追走した。

 レースは予想通り淡々と流れたが、3~4コーナーで各騎手の手が動き始めると、一杯になったハナキリがまず脱落。逃げていたメイショウゲキリンも直線坂で苦しくなり、レースはトゥデイイズザデイとセレシオンの追い比べに持ち込まれた。

 4頭立てという少頭数にもかかわらず、直線では2頭が馬体をぶつけ合う激しい競馬に。残り300mあたりから、追いすがるセレシオンがやや内によれたことで、トゥデイイズザデイにタックルするような格好に……。その後もフラフラと真っ直ぐ走ることはできず、ゴール手前でも再び内によれ2頭が接触する場面もあった。

 それでも最後はしっかりトゥデイイズザデイをアタマ差捉えたセレシオン。昨年11月のデビュー戦に続く勝利で、無傷の2連勝を飾った。

「初戦以上に性格の難しいところが出て、途中からずっと内に刺さりながら走り、ゴールすると外に行くような形でした。そうしたところが大人になってくれればと思います」

 レース後の川田騎手のコメントからも、幼さという課題が改めて浮き彫りになったことが分かるだろう。

 実はデビュー戦勝利後に川田騎手は「道中進んで行けず、上にしか跳べない現状ですが、体が良くなれば前に跳んでいけるようになります。成長待ちですね」と語っていた。心身ともに抱えていた不安は解消するどころではなかったようだが、それでも勝ちきるあたりが素質馬なのだろう。

「今回のような競馬でも評判馬を差し切るのですから、その伸び代は注目に値します。春のクラシックには(課題解消が)追いつかないかもしれませんが、今後が楽しみな1頭ですね。厩舎はもちろん、川田騎手の手腕にも期待したいところです」(競馬誌ライター)

 4頭立てで行われたレースの3連単270円の払戻は、それまでの330円を下回る史上最低配当ともなったが、G1級と評価されたトゥデイイズザデイを破ったことは、大きな価値があるだろう。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

メールアプリ「Mozilla Thunderbird」を超簡単に丸ごと引越しする方法 – 送受信設定を忘れてもOK!

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

Windows 10からWindows 11のパソコンに乗り換えるときに問題となるのが、メールアプリの移行であろう。GmailやYahoo!メールのようなWebメールなら問題ないが、会社で使っているPOPメール/IMAPメールは、送受信設定やパスワードを忘れてしまうと移行ができない。だが、無料のメールアプリ「Mozilla Thunderbird」を使っている人なら、実は、送受信設定やパスワードを忘れてしまっても超簡単に移行できるのだ!

会社のメールアプリの移行は意外と面倒くさい!

2021年10月、Windows 11が発表され、ぼちぼちパソコンを新しいものに買い替えようと考えている人も多いのでは?

パソコンを買い替えると、最初に自分好みの設定やアプリのインストールといった躾(しつけ)を行うことになるが、意外と面倒なのがメールアプリの設定である。

「Gmail」や「Yahoo!メール」といったWebメールなら何も困ることはないが、会社の独自ドメインを使うPOPメールやIMAPメールはそうはいかない。

筆者は、会社のメールの送受信には無料のメーラーアプリ「Mozilla Thunderbird(モジラ・サンダーバード)」を使っているが、初回はアプリのインストール後に、送受信設定やパスワードを入力しなければならない。

もし、この設定を忘れてしまうと、新しいパソコンでMozilla Thunderbirdの送受信設定が分からなくて途方に暮れることになる。これでは会社のメールが送受信できず、仕事に支障をきたすことも……。

だが、すでに古いパソコンで使っているMozilla Thunderbirdを、新しいパソコンに移行するときは、送受信設定やパスワードが分からなくても、超簡単な方法で移行することができる。

しかも、過去に送受信したメールもすべて丸ごと新しいパソコンに移行することができるので、Mozilla Thunderbirdユーザーなら、この移行方法は覚えておいで損ではないだろう。

まずは、古いパソコンの「Thunderbirdフォルダ」を丸ごとコピーしよう

Mozilla Thunderbirdは、送受信設定やパスワード、過去のメールなどがひとつのフォルダにまとめて保存されているので、このフォルダを使うことで、古いパソコン(Wind…

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パチスロ5号機ミラクルボーナスはMAX「600枚」超…3号機の期待値方式をリメイクした疑似ボーナスマシンを振り返る 

 1.5号機時代から3号機時代まで、大半のパチスロはビッグボーナスの獲得枚数が「360枚前後」に内部で調整される「純増方式」を採用していた。そんな中で尚球社の3-1号機『ミラクル』は、後の4号機で義務付けられる「期待値方式」を初搭載。ビッグのたびに獲得枚数が平均377.7枚~平均605.0枚と5段階に変動する様に、ファンは興奮したものだった。

 1月末日に撤去を余儀なくされるエレコの『ミラクル』は、そんな名機のボーナスシステムを5号機のカテゴリーで再現したマシン。ボーナスは先代と同じく5段階に分けられており、最上位のボーナスならば一撃で600枚以上の出玉を得られるのである。

 そのボーナスは1Gあたり約3.0枚の増加が見込める疑似ボーナスで、表面上はREGとビッグの2種類。REGは50枚以上の獲得が可能で、消化中はビッグへの昇格抽選が行われる。

 一方のビッグは内部的にビッグ・スーパービッグ・ハイパービッグ・ミラクルビッグの4種類があり、それぞれ150枚以上、250枚以上、400枚以上、600枚以上の純増。ビッグ開始時にはいずれかに振り分けられ、消化中はチャンス役成立で昇格に期待できる仕組みだ。

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 ボーナス中は各種演出で昇格期待度が示唆され、ナビ対応役以外の小役成立、ハニワ演出でハニワが転ぶ、演出なしリンゴ揃い、ボーナス終了時のドットに「ADD」「AND」「BNS」出現…などといったパターンは昇格濃厚。ボーナス中に「わっしょいわっしょい」の歌BGMが流れた場合は、その時点でミラクルビッグ、即ち600枚以上の獲得が濃厚となる。

 肝心のボーナス当選契機は毎ゲームの抽選で、滞在モードと成立役を参照して当否をジャッジ。モードは全8種類となる。

 モード移行抽選は通常ゲーム消化中及びボーナス前兆中に行われ、通常A→通常B→チャンス→天国と段階を踏んでアップするのが基本。天国モード昇格後は前兆中に天国Aから天国B、天国Bから天国C、Cから天国ショートorロングへとボーナス当選ごとに1段階ずつ高確率で移行することから、天国A移行=実質3回のボーナスが確定することとなる。

 滞在モードも各種演出から推測でき、ハニワ演出でハニワが剣を落とす、ハニワ演出からルーレットに発展→同時回転でハズレなどは天国濃厚。リーチ目停止or中段チェリー成立→5G以内にボーナスが告知されない、リールロックでリプレイ入賞→5G以内にボーナスが告知されない…といったパターンは天国滞在の合図となる。

 設定推測要素はボーナス出現率、リーチ目役出現率、REGからのビッグ昇格率など。天井は通常時999Gハマリで、到達後は例外なくボーナスに当選する。

パチンコ「最大出玉 約4700個 」の怪物? 激熱マシンが続々…1月期待の新台!!

 毎月期待の新台を掘り下げる本コラム。今回は2022年1月に導入予定の新台をピックアップしたので紹介したい。

『P真・北斗無双 Re:319ver.』(サミー)

■大当り確率:約1/319.7 → 約1/71.1
■賞球:1&2&5&15
■大当り出玉:約1500個(10R) or 約900個(6R) or 約450個(3R)
■遊タイム:非搭載
■ST突入率:約50%
■電サポ:100 or 130回転
○○○

 大手パチンコメーカー「サミー」の看板機種である『北斗』シリーズ。その中でも屈指の人気を誇っていたのが『ぱちんこCR真・北斗無双(以下、北斗無双)』だ。そんな初代『北斗無双』のゲーム性や演出を完全踏襲し、P機として生まれ変わった新作が登場する。

 初当り時は約50%でST「幻闘RUSH」へ突入する仕様。STは高継続に加え、70%が約1500個という十分な破壊力を秘めている。

 初代と比較して1回あたりの大当り出玉は落ちたものの、継続率や最大ラウンド比率は向上。遜色のないスペックと言えるだろう。導入後は大きな反響が寄せられそうな気配である。

『P牙狼 月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver.』(サンセイR&D)

■大当り確率:約1/319.68
■賞球:3&1&5&15
■大当り出玉:約1500個(10R) or 約900個(6R) or 約450個(3R)
■遊タイム:非搭載
■魔戒CHANCE突入率:約53.1%
■魔戒CHANCE継続率:約81%
○○○

  本機は爆速スペックで旋風を巻き起こした『P牙狼月虹ノ旅人』の兄弟機。遊タイムを非搭載にし、魔戒CHANCE突入率を「約50% → 約53.1%」に向上させた点が特徴である。

 魔戒CHANCEの性能に差はなく、継続率約81%&消化中の大当りは全て1500個と他機種と比較しても最高峰の破壊力と言えるだろう。演出面などに変更はあるものの、スペックは申し分ないので、ロングヒットにも期待ができそうだ。

『Pとある科学の超電磁砲』(藤商事)

■大当り確率:約1/239→ 約1/68
■賞球:3&1&5&15
■大当り出玉:約4700個 or 約3350個 or 約2000個 or 約650個 or 約410個 ※約4700個 ~ 約650個の大当りは3回分の合計払い出しとなる
■遊タイム:非搭載
■RUSH EXTRA突入率:約50%
■RUSH EXTRA継続率:約80%
■RUSH EXTRA回数:100 or 3,000回まで
○○○

 優秀なスペックかつ、非常に人気のある『Pとある魔術の禁書目録』の後継機。先代にも負けぬ魅力的な仕上がりとなっている。アニメが高い人気を誇るということもあり、早い段階より注目を集めていた話題作だ。

 初当りの大半は「超電磁砲RUSH CHALLENGE(電サポ100回)」へ突入。消化中に大当りを射止めることができれば、大量出玉の鍵を握る「RUSH EXTRA」に突入する。

 RUSH EXTRAは継続率約80%に加え、50%(電チュー入賞時に限る)で約2000個以上(最高約4,700個)の出玉を獲得できる強烈な仕様だ。原作ファンも多く、導入後は間違いなく大きな反響が寄せられることだろう。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

パチンコ「2021年MVP」マシンを1年間フル実戦! 新企画スタートから早くも神展開!?

 ところでみなさんは同じ機種をどのくらい打ち続けますか? 私は「春夏冬さん」も呆れるほどの飽き性で、なかなか1機種を長期間打つことが少ない。特に近年の新台ペースに揉まれるとどんなに面白いと思える機種もやっぱり新たな刺激への誘惑には勝てず、ひとつの台を愛でる行為を疎かにしてしまいます。

 そこで一年を通して同じ機種を打ち続けてみようと思い立ちました。名付けて「年つっぱ」。肝心のその一年打ち続けるマシンはといえば、去年の町男MVPである『ぱちんこ 乃木坂46』です。一年間、『乃木ぱ』に向き合い、とことん堪能しようと思います。

 基本的には2022年に『乃木ぱ』を打ち尽くすだけですが、最低1週間に1回は打つことがノルマ。そのなかでも可能な限り「同じ台」を打ちたいんですが、稼働状況や配置換えなど難しい場面も出てきますので、これは「なるべく」そうしたいに留めます。

 また「入れ替え」の問題もあり、同じホールで打つのも困難な状況も出てくるでしょう。機種性から考えても3年フルで稼働してくれるとは思いますが店舗レベルで見れば外される可能性も当然あるわけで、とにかくその時は嶋大輔さながらに場所を変えながらツッパり通します。

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 あと、実機カスタマイズは固定にしますか。ノーマルでもわりとサクサク展開していって昔の京楽マシンにあったこってり感は和らいでいる印象なのでそのままでもいいんですが、長いスパンで考えると疲れや飽きに繋がるおそれもありますので、「色保留灼熱」「激ラブブースト灼熱」「入賞時フラッシュ激熱モード」あたりを効かせます。

 それと「予告メリハリモード」でガセパターンを少なくする必要もありますね。ちなみに「Air-Vibモード」はマストです。一発告知大好き。と、そんなところですかね、事前設定の準備的には。あとはやりながら微調整して、とにかく一年完走を目指します。

 さて、そんなんどうでもええから早よ打てやという声も飛び出してきそうなのでさっそく実戦へと参りましょう。

 導入からもう2ヵ月ほどが経過する計算ですか。早いですね。それでも状態はすこぶる良好で、回りムラは2000発使わないで154回転。ここで保留変化から演出マシマシで変身SPSPがレジェンド七瀬まる。

 当然、大当りして挑んだ「乃木ドキチャレンジ」で見事にデートの誘いに成功しました。幸先いいなとほくそ笑んでいたら、連チャン3発目にプチュンとブラックアウト。ありがとう、ありがとう、まさかの初手で「LEGEND BONUS」獲得です。

 まあ、3発終了後はすぐにRUSHが終わる「最上位モードに入れると途端に連チャン終了する」という町男あるあるが炸裂しましたが、5連チャンのうちBIGが4回とラウンドも引き勝ちで一撃5000発オーバー。最高のスタートが切れました。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

なぜ今、ミシン製造のブラザー工業の業績拡大に期待向上?ミシン需要上昇の理由

 最近、ブラザー工業の業績拡大に期待が高まっている。その背景として、テレワークの拡大に伴う小型複合機やプリンター、およびインクカートリッジなど消耗品の需要が拡大していることがある。それに加えて注目したいのは、工業用ミシンなど産業用精密機械事業での収益増加だ。

 創業以来の事業運営を振り返ると、まず、ブラザー工業は工業用を中心にミシンの製造技術を磨き国内外の縫製需要を取り込んで成長した。そのうえで、同社は工業用ミシンの製造技術を小型の複合機など、消費者向け(B2C)の分野で発揮することによって成長している。

 長めの目線で考えると、ブラザー工業の法人向け(B2B)分野でのビジネスチャンスは増えるだろう。そのために同社に期待したいのが、民生用のプリンター事業で獲得する資金をより高付加価値の工業用ミシンなど産業用の精密機械の創出に再配分することだ。プリンターや工業用ミシンなどの分野でのブラザー工業の競争力をもってすれば、産業用機器分野でさらなる成長を実現することはできるだろう。

ミシンの製造技術を活かした収益の多角化

 ブラザー工業のコア・コンピタンス(強み)は工業用ミシンなどを生み出した工作技術にある。同社は、正確に布を縫い合わせる機械が欲しいという社会のニーズにこたえるために、歯切盤(はぎりばん)などの工作機械の製造技術を磨いてミシンという新しい需要を生み出した。さらに、ブラザー工業は世界経済の環境変化に合わせて、ミシンの生産を支えた技術をプリンターなど民生機器の生産に応用して事業を多角化し、B2CとB2Bの両分野で収益を獲得した。その結果として現在では小規模オフィスや家庭向けの小型プリンター(プリンティング&ソリューションズ)事業が同社の稼ぎ頭に成長している。

 創業来の事業運営を振り返ると、ブラザー工業にとっての工作技術の重要性が確認できる。1908年にブラザー工業はミシンの修理を開始し、1932年に家庭用のミシンが、1936年には工業用のミシンが発売された。特に、工業用ミシンの生産台数を増やすためにブラザー工業は鋳物や機械加工の分野に進出し工作機械の製造体制を強化した。それがブラザー工業のミシン事業の成長を支えた。

 第2次世界大戦後、同社は工作技術を活かして収益の多角化に取り組んだ。1950年代にはミシンのモーター技術を活かして電気洗濯機や扇風機など家電製品の生産が行われた。また、ブラザー工業はオートバイの生産にも進出した。さらに、1960年代以降のブラザー工業はタイプライター、プリンター、ファックスなどの分野にも進出し、ミシン製造を支えた工作技術を通信やプリンティングなどに応用することによって成長を遂げた。それに加えて、同社は自動車や二輪車の生産に用いられる工作機械などの分野でも収益を獲得している。

 収益源の多角化によってブラザー工業は事業体制の安定性を高めることができた。別の見方をすると、B2CであれB2Bであれ、自社の工作技術(モノづくりの力)を活かすチャンスがある分野に積極的に進出する経営風土が、ブラザー工業の特徴といえる。

世界の需要を獲得し始めた工業用ミシン

 現在、ブラザー工業にとっての稼ぎ頭は小型複合機などの民生機器だ。それに加えて、祖業である工業用ミシンの分野でもビジネスチャンスが拡大し始めている。B2Bから出発しB2Cで成長を遂げたブラザー工業が、再度B2B分野で強みを発揮しつつある。

 その背景には、新型コロナウイルスの感染発生による世界のサプライチェーンの寸断が大きく影響している。特に、2021年夏場に東南アジアにおいて感染が再拡大し、人々の恐怖心理が大きく高まった影響は大きい。その結果、大勢が一カ所に集まって働く工場での就業を避けようとする人が増えた。そのため、ベトナムなどで各国の企業が安定して生産活動を続けることが難しくなっている。

 各国の大手アパレルやシューズメーカーが生産の継続が難しくなった東南アジアからトルコやモロッコさらには自国に生産拠点を移し始めたのはそのためだ。そうしたサプライチェーンの再編が、ブラザー工業の工業用ミシン需要を押し上げている。同様の変化はアパレル以外の業種にも広がっており、現在ではブラザー工業の産業用精密機械(マシナリー)事業全体で収益は増加している。

 以上が示唆することは、現時点で、ブラザー工業が頑健かつ持続性の高い事業運営体制を整備、強化できていることだ。ブラザー工業のコア・コンピタンスである精密な工作技術は、依然として世界的な競争力を発揮している。また、ブラザー工業は新型コロナウイルスの感染症発生による世界のサプライチェーンの混乱にも対応し、自社の生産活動に必要な資材の調達管理を強化し、着実にビジネスチャンスを手に入れている。それは、同社が中長期的な成長を目指すために必要な要素の一部といえる。

 今後も、世界経済全体でサプライチェーンの混乱は続き、世界のアパレル業界をはじめ広範な業界で生産拠点の自国回帰や本拠地から近い国や地域への移管が増える可能性は高い。工業ミシンや切削機械などの精密な工作機械分野でブラザー工業のビジネスチャンスは拡大するだろう。

重要性高まるB2B分野での新しい製品創出

 ブラザー工業は工業用ミシンなどのB2B分野で新しいし製造技術(製品)を生み出し、競争力の向上を目指すべき局面を迎えている。そう考える理由は2つある。まず、B2C分野で小型プリンターなどの需要が右肩上がりで推移し続ける展開は想定しづらい。世界経済のデジタル化によって紙に文字や画像を印刷する必要性は低下するだろう。それに加えて、在宅需要の増加を背景とする小型複合機などの“特需”もいずれは落ち着く可能性がある。

 もう一つが、わが国の自動車産業の先行き懸念だ。ブラザー工業が精密な工作技術を磨き中国など海外の工業用ミシンや工作機械需要を取り込んだ背景の一つには、中京工業地帯における自動車生産の増加があった。しかし、今後は国内で自動車生産が増加し、それが精密な工作機械技術の向上を支えるという産業構造の維持は難しくなる可能性がある。なぜなら、日本経済の大黒柱である自動車産業は、すり合わせ技術向上が求められるハイブリッド車の製造技術を重視し、世界的なEVシフトに出遅れたからだ。

 激化する事業環境の変化に対応するために、ブラザー工業にとって工業用ミシンや精密な工作機械分野で競争力強化に取り組む意義は高まっている。IoT技術を用いたファクトリーオートメーションの加速によって、縫製工場の省人化や自動化が進む。世界的な工業ミシン分野におけるブラザー工業の競争力をもってすれば、そうした環境変化を収益獲得につなげることはできるだろう。

 少し長めの目線で考えると、B2Cのプリンティング事業で磨いた技術をB2B分野に応用する展開も想定される。例えば、プリンティングと工作機械の技術を結合し、3Dプリンターで実測にモックアップ部品をつくり、必要な修正を加えたうえでデータを計測する。そのデータを用いて自動的にEVなどの部品を製作したり、アパレル製品を製造したりする機械の創造が目指される可能性もある。中国経済の減速、あるいは失速懸念など先行きの不透明感が高まる状況下、ブラザー工業が小型複合機・プリンター事業で獲得した資金を、新しい製品の創出にダイナミックに再配分し、新しい稼ぎ頭事業の育成に取り組む展開を期待したい。

(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)

●真壁昭夫/法政大学大学院教授

一橋大学商学部卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学大学院(修士)。ロンドン証券現地法人勤務、市場営業部、みずほ総合研究所等を経て、信州大学経法学部を歴任、現職に至る。商工会議所政策委員会学識委員、FP協会評議員。

著書・論文

『仮想通貨で銀行が消える日』(祥伝社、2017年4月)

『逆オイルショック』(祥伝社、2016年4月)

『VW不正と中国・ドイツ 経済同盟』、『金融マーケットの法則』(朝日新書、2015年8月)

『AIIBの正体』(祥伝社、2015年7月)

『行動経済学入門』(ダイヤモンド社、2010年4月)他。

 

「#剃るに自由を」に託した、貝印の思いとは?~第74回広告電通賞 SDGs特別賞受賞記念対談

貝印

処理されていない脇毛を見せる女性の大胆なビジュアルと、「ムダかどうかは、自分で決める。」というキャッチコピーが話題になった貝印の企業広告「#剃るに自由を」。

同広告は、優れた広告コミュニケーションを顕彰する、第74回広告電通賞の「SDGs特別賞」に輝いた。“毛を剃(そ)ることは個人の自由”という、一見、カミソリを売る会社らしくない表現の真意はどこにあるのか?

貝印の広報宣伝部・齊藤淳一氏と、SDGs特別賞の選考委員長・金田晃一氏が対談。世の中に一石を投じた広告の狙い、さらにはSDGs達成に向けた広告の可能性について意見を交わした。

「毛を剃ることが当たり前」という固定観念を、あらためて考え直すきっかけに

齊藤:私たち貝印は創業100年を超える刃物メーカーです。現在、使い捨てカミソリのシェアは国内トップを誇っています。長年「体毛」と向き合ってきた私たちですが、以前から「女性は体毛を剃ってツルツルにするべき」「男性は剃らずに残しておくべき」といった偏った風潮があるのではないかと感じていました。

そこで、2020年に15歳から39歳の男女を対象に「剃毛(ていもう)・脱毛に関する意識調査」を実施しました。本調査から、男女共に9割以上の人が、体毛を剃ることをファッションやヘアスタイルのように自分自身で自由に決めたいと考えていることがわかりました。この結果を受け、剃毛や脱毛が当たり前とされている世の中の風潮に疑問を投げかけ、あらためて体毛について考えるきっかけになればと、「#剃るに自由を」というテーマで広告を制作することになりました。

さらに、今回の広告制作を後押しすることになったきっかけが大きく三つあります。一つ目は、海外を中心に「女性が脇毛を残すことがクール」という考え方が少しずつ広まっていることです。レディー・ガガがあえて脇毛を伸ばした画像をSNSにアップして、剃らない自由についてメッセージを発信したことも話題になりました。

二つ目は、外見のコンプレックスをあおるようなウェブ広告が増え、ますます過激化していること。この問題に対して「コンプレックス広告」の改善を求める署名活動が起こり、多くの署名が集まっています。このような広告に苦しめられている人が多数いることが浮き彫りになりました。

そして三つ目は個人的な考えでもあるのですが、「ムダ毛」という表現がネガティブだと感じていたことです。大切な体毛が「いらないもの」「汚いもの」として扱われるのがかわいそうだなと。体毛を剃ったり整えたりすることも、髪の毛を切るときのように「楽しい体験」にできないかと以前から考えていました。

金田:この広告は、SDGsの中でも主に目標5「ジェンダー平等」に対する社会的なインパクトが期待できるものだと思います。しかしその一方で、「#剃るに自由を」は、「剃らなくてもいい」というメッセージでもあり、普通に考えるとカミソリを販売する会社にとって、自社の利益を損ねかねない広告と見えるのですが、この広告を打ち出すことで自社にどのようなメリットがあると想定していたのでしょうか。

齊藤:一つは長期的な視点で考えた会社の利益です。最近は、価格の安さや性能の良さだけでは、お客さまに商品を購入していただけないことがあります。私たちのように比較的低価格帯の日用品を扱う企業も、その企業の考え方や哲学に共感してファンになってもらえないと、商品を手に取ってもらえません。そのため、商品の魅力をただ伝えるだけではなく、お客さまに寄り添って共感してもらうことが、結果的には自分たちの利益につながるはずだと考えました。

もう一つは、若者に対するブランド認知度の向上です。年齢が上がるにつれて認知度が高くなる貝印は、60代以上では、約95%の人に認知していただいています。その一方で20代の認知度は30%を下回っていることがこれまで課題となっていました。若者たちへアプローチするときにも、ただ商品をアピールするだけでは見向きもされません。広告では、彼らの関心ごとともうまくリンクさせることを意識していました。

齊藤淳一
貝印 広報宣伝部 齊藤淳一氏

創業の精神や自社の強みを意識した提案を行った

金田:製品やサービスの広告を打ち出す際、ジェンダー平等などの社会課題を絡めようとすると、社内で企画を通すのに苦労することがありますよね。今回の広告制作にあたり、社内でさまざまな議論があったと思いますが、齊藤さんはどのように社内に提案して、説得をしていったのか、伺ってもいいですか。

齊藤:社内に提案するときには、私たち貝印が大切にしている「野鍛冶(のかじ)の精神」につながる企画であるということを伝えました。貝印が創業した岐阜県関市は、もともと刀鍛冶職人が多く住んでいた町です。明治期の廃刀令によって刀をつくれなくなった職人たちは、「野鍛冶」として一般向けの鍬(くわ)や包丁をつくるようになりました。そこでは目の前のお客さまと対話をしながら一人一人の用途に合わせたものづくりが行われていました。貝印ではこの考え方を今も大切にしています。

今回の「#剃るに自由を」でも、剃毛や脱毛に関する価値観の押し付けに悩む人たちの声を集めて、「私たちにできることがあるのではないか」と提案の最初に伝えました。また貝印は、カミソリだけではなく、ハサミなどのグルーミングツールを幅広く扱っているところも強みです。他社にはない強みを生かせる、自分たちにしかできない企画であることも強調して提案するようにしました。

金田:私も社内で企画を通そうとするときには、まずは自社の企業理念や強みを意識し、「この会社だからこそ」といった正当性を意識するようにしています。「私たちの会社はそもそもどういう会社だろう?」というところから話を展開させることは一つのやり方でしょう。

今回、貝印では、他社とは異なる強みをあらためて示したことで、カミソリ以外の製品の売り上げや、ひいてはブランドの向上にもつながる、共有価値を見据えた企画として提案されたと理解しました。

齊藤:「なぜ」と聞かれたときに立ち返れるような、会社としてのポジショニングや考え方はとても大切だと考えています。ただ奇をてらっただけの企画では、社内もお客さまも納得できず、腹落ちしないものになってしまいます。

金田:「体毛に対してこんなふうに考えている人がいる」という声や、若年層への認知度が低いといったデータなども踏まえたわけですね。このように、提案の中にハードエビデンスがあることも、社内を「腹落ち」させるために大切なポイントだと思います。

金田晃一
第74回広告電通賞 SDGs特別賞の選考委員長・金田晃一氏

「誰も傷つけない」ことを意識して、コピーやビジュアルを制作

金田:今回、私たち選考委員が貝印の広告を評価したポイントは、大きく三つありました。一つ目は、躊躇(ちゅうちょ)しがちなイシューに取り組んだ上で、インパクトの高い広告になっていること。二つ目は、長期的な視点で利益を考えて制作されていること。そして三つ目は、リスクマネジメントがされていることです。

今回のように尖ったことにチャレンジしようとすると、どうしてもマイナスなリアクションが出てくることも予想されます。そのため、リアルのタレントやモデルではなく、バーチャルヒューマンMEME(メメ)を起用したことは、リスクマネジメントの観点から考えても、新しいと感じました。

齊藤:今は、著名人のプライベートや主義主張が、SNSなどですぐに広まってしまう時代です。今回の広告では、「#剃るに自由を」というコピーに込めた通り、「剃る」「剃らない」のどちらかはっきりとした主張ではなく、剃る自由もあれば剃らない自由もあっていいよね、とニュートラルな視点で伝えたかったんです。このような表現方法には、バーチャルヒューマンの起用が一番適しているのではないかと考えました。リアルの場で撮影するのが難しいコロナ禍でもスムーズに制作が進められた点にもメリットを感じました。

「ムダかどうかは、自分で決める。」などのコピーに関しては、制作チーム内で「誰も傷つけない」「誰も否定しない」ことを目標に、たくさんの案を出しました。たった一文字変わるだけでコピーの意味も変わってしまうため、言葉で伝えることの難しさをあらためて実感しました。結局、コピーが決定するまでに2カ月ほどの期間を要しました。

金田:今回の広告の反響で、印象に残っているものはありますか?

齊藤:一番印象に残っているのは、広告を出して数週間後にお客様相談室に届いた女性のお客さまからのメールです。そのお客さまは、女性の肌はツルツルであるべきという価値観の押し付けに悩まれていたそうですが、「広告を見て救われた、涙が出ました」と感謝の言葉を伝えてくださいました。こうした言葉をいただけると本当にこの広告を制作してよかったと思えます。そして予想外だったのは、ネガティブな意見が少なかったことです。もちろんゼロではありませんでしたが、予想以上に多くの人に賛同してもらえて、非常にうれしく思いました。

また、広告を出した後のブランド認知度調査では、20代の認知度が10%ほど上がったことがわかりました。人事から聞いた話によると、新卒採用で貝印に応募してくれた学生のほとんどが、広告を見て共感しましたと言ってくれていたようです。会社の考えに共感して「ここで働きたい」と思ってもらえることは、私たちにとって大きなメリットです。若年層へのアプローチという点でも、一つの成果を残せたのではと感じています。

目の前にいるお客さまの悩みに愚直に向き合う

齊藤:2021年11月に、「#剃るに自由を」の第2弾プロジェクトとして「FIRST SHAVE BOOK(ファーストシェイブブック)」という冊子を作成しました。初めて剃毛する小中学生向けに、体毛に関する正しい知識や剃り方を伝えるためのツールで、これもお客さまの声をきっかけに生まれました。

11月に渋谷で本冊子を紙カミソリ付きで無料配布し、現在は複数の学校から「冊子を生徒たちに配りたい」という要望もいただいています。今後、私たちが学校に出向いて出張授業をしたり、体毛についてレクチャーする特別授業をしたりできないかという話もあって、少しずつ活動が広がっています。

他にも男性に向けたコミュニケーションの展開も考えているところです。「#剃るに自由を」の広告の中でも、「ツルツルな男の子もステキだと思う」というコピーを入れましたが、そこに共感してくださる男性のお客さまも多くいらっしゃいました。最近ではメンズコスメなどもはやっていて、男性たちの外見に対する意識は高まっていると感じます。意識が高まるとともに、悩みも増えてくるはずなので、今後も私たちにできることを考えていきたいと思っています。

私たちが扱っているのは、毎日の生活で使用する「日用品」です。そのため、遠い先の未来よりも、今ある社会の悩みや目の前にある課題に愚直に向き合って解決する方法を模索していくのが、私たち貝印のスタイルだと考えています。今後もお客さま一人一人に寄り添ったコミュニケーションをしていきたいです。

金田:目の前のお客さまの声をしっかりと聞いて応えていく。まさに「野鍛冶の精神」ですね。貝印のスタイルは一見すると、未来起点で物事をバックキャストして考えていくSDGsとは相反するように感じます。しかしSDGsにおいては、社会課題の解決を起点にしたビジネスを創出していくことが非常に大切です。お客さまの声から社会課題を敏感に察知して、そこから「未来」を探る。これもSDGs達成につながる一つのアプローチだと思います。

そして日本企業の場合は、アクションを起こすまでに時間がかかる企業も多いですが、貝印は現在の課題に対して素早く行動しています。その一方で、時間のかかる調査もしっかり行い、ハードエビデンスを取るという「実直さ」もあります。両者がうまく融合していることが、強みでしょう。これから展開される広告やプロジェクトも引き続き楽しみです。


対談を終えて……

2015年にSDGsが採択されてから7年目に入りました。日本においても主要企業はすでにSDGsを理解するというフェーズを終え、実践のフェーズに入ってきています。しかし、生活者のSDGsに対する理解はまだこれからという部分もあります。そこで、企業が広告表現を通して生活者に行動変容を起こすきっかけをつくり、SDGsの達成に寄与していく。そのための優れた広告コミュニケーションを世の中に広く伝えることを目的に、2020年に広告電通賞のSDGs特別賞が創設されました。

今年は、企業人の他にも、クリエイティブディレクター、アートディレクター、会計士、NGO/NPO代表、社会起業家など、異なる専門性を持った総勢11人が選考委員を担当。「アイデア」「SDGsへの思い」「誠実さ」に加え、「広告コミュニケーションの新たなチャレンジ」などの視点から作品を評価しました。

昨年は、SDGs達成のために求められる行動を伝える「サステナビリティの解説」的な広告が多かったのに対し、今年は自社の製品やサービスを軸にサステナビリティを伝えようとする企業広告が増えているように感じました。その中で貝印の広告は、企業理念をベースに、自社の成長と社会課題の解決を同時に図っていこうという姿勢がしっかり表れていました。

「広告コミュニケーションの新たなチャレンジ」という点において、海外では、かなり扱いが難しい社会課題に対して「他がどうであれ、うちの会社はやる」というような、反発も想定内とした企業広告も登場し始めています。日本でこのような手法が広まるかどうかはわかりませんが、サステナブルな社会の実現に向けて広告は刻一刻と変化しています。次回のSDGs特別賞でも数多くの優れた広告に出合い、自分自身もSDGsと広告の役割について引き続き学んでいきたいと思います。

第74回広告電通賞 SDGs特別賞 選考委員長
金田晃一
 

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