JRA「いい馬ですけどね」5億円馬リアド「武豊包囲網」で万事休す……若駒S(L)単勝1.6倍も、約8か月ぶり「復縁」大塚亮一オーナーの期待に裏切りの結末

 22日、中京競馬場で行われた若駒S(L)は、3番人気のリューベック(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)が勝利。秋華賞馬ディアドラの弟が、クラシックへ大きく前進した。

 須貝調教師曰く「ゲート内でパニックみたいになった」という前走の札幌2歳S(G3)こそ6着に敗れたが、「一度、競馬を忘れさせる意味も含めて間隔を開けたのがよかった」と立て直しに成功。過去にマカヒキやディープインパクトなどが勝利した出世レースを制し、上昇気流に乗って本番を向かることになりそうだ。

 その一方、クラシックにつながる大事なレースを不完全燃焼で終えてしまったのが、単勝1.6倍という圧倒的な1番人気に推されたリアド(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

「いい馬ですけどね……」

 レース後、鞍上の武豊騎手がそう悔しがるのも当然か。7頭立て、芝2000mで行われたレースで好スタートを決めたリアドは、先に行きたがったリューベックを先に行かせる形の2番手からの競馬。

 だが結果的には、これがすでに仇となっていたのかもしれない。

 終始、勝ち馬の直後のインコースという絶好位をキープしていたリアドだったが、最後の直線では前を走るリューベックにグランディアらが並びかける。池添謙一騎手の「二枚腰を使ってくれた」という言葉通り、これで闘志に火が付いたリューベックだったが、リアドにとっては前に複数の馬が並ぶ“壁”の状態に……。

 さらに、そこへ後ろにいたライバルたちが並びかけてくれば、リアドはいよいよ行き場がなくなって万事休す……。最後はリューベックが力強く抜け出したことで進路が開いたが、2着を確保するのが精一杯だった。

「うーん……リアドにとっては不完全燃焼というか、残念なレースになってしまいましたね。レース後に武豊騎手も『結果的に行き切った方が良かったかな』と話していましたが、いずれにせよ1枠1番からのスタートが、結果的に仇になってしまったのかもしれません。

やや強引になっても最内をこじ開ける選択肢もあったと思いますが、リューベックが内へ絞ったことで立て直さざるを得ない状況に。7頭立ての少頭数とはいえ単勝1.6倍の大本命でしたから、他馬からマークされるのも仕方ないとは思いますが……。まさに包囲網のようになって、完全に行き場を失ってしまいました」(競馬記者)

 2019年のセレクトセール当歳にて、最高額となる5億760万円(税込)で取引されたことで、早くから注目を集めていたリアド。今回は新馬戦で騎乗した福永祐一騎手が落馬負傷中という事情もあって武豊騎手に白羽の矢が立ったが、大塚亮一オーナーの馬に騎乗するのは、これが約8か月ぶりだった。

「武豊騎手と大塚オーナーといえば、オーナーにとっての初G1勝ちを飾った菊花賞馬ワールドプレミアが有名ですが、昨年に本馬が天皇賞・春(G1)に出走する直前に、武豊騎手が落馬負傷。厳密には復帰が間に合っていたのですが、オーナーサイドは福永騎手を選択しました。

その後、天皇賞・秋(G1)で復帰したワールドプレミアですが、鞍上は武豊騎手ではなく、岩田康誠騎手でした。その間、武豊騎手は大塚オーナーの他の馬にも騎乗しておらず、今回のリアドは“コンビ復活”と期待されていたのですが……」(同)

「細かい出し入れが得意じゃない。いい馬ですけどね」

 レース後、そう敗因を挙げた武豊騎手。この日は2勝を挙げる活躍だったが、騎乗唯一の1番人気を裏切ってしまったこの敗戦は痛恨に違いない。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

ローン減税額が通常の約2倍、長期優良住宅を選ばない理由はない…ローン金利も優遇

 2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、さまざまなレベルで脱炭素社会化が進められています。住宅も例外ではありません。そのため、省エネ性能が高く、長く使えて建設時や解体時の二酸化炭素(CO2)排出量が少なくてすむ長期優良住宅への注目度が高まっています。住宅ローン減税制度の減税額が一般住宅の2倍近くになるなどのメリットが大きく、今年のマイホーム購入は、何をおいても長期優良住宅ということになりそうです。

数世代にわたって使い続けられる住宅

 長期優良住宅というのは、住宅を使い捨てするのではなく、いい住宅を建てて、長く大切に使っていこうという考え方から、国が条件を定めて認定する制度。認定を受けた住宅には税制などさまざまな面での特典を付与し、建設・購入を促進しています。

 長期優良住宅としての条件は、(1)劣化対策、(2)耐震性、(3)可変性、(4)維持管理・更新の容易性、(5)高齢者等対策、(6)省エネルギー対策、(7)住戸面積、(8)居住環境への配慮、(9)維持保全計画――の9項目にわたって定められています。

 たとえば、(1)の劣化対策としては、「数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること」とされており、「100年住宅」「200年住宅」ともいわれます。また、(2)の耐震性については、「極めてまれに発生する地震に対して、損傷を軽減されるために必要な措置が行われている(耐震等級2以上または免震建築物など)」とされています。長期優良住宅なら、長く、安心して、快適に住める住宅ということができます。

年間10万戸以上が供給されている

 この長期優良住宅制度、2009年度からスタートして、図表1にあるように、年間10万戸強が建設されています。注目していただきたいのは、そのほとんどが一戸建てで、マンションはまだまだ少ないという点です。

 それには、さまざまな事情がありますが、マンションは一戸建てに比べて長く使える、安全といったイメージが強いため、お金をかけてまであえて認定を取る必要がないと考える分譲会社が多いためではないかといわれています。しかし、次に触れるように、2050年のカーボンニュートラルに向けて、省エネ性能の高い長期優良住宅を税制面で優遇する措置が増えているので、今後はマンションにおいても認定件数が増えるのではないかと期待されています。

(資料:国土交通省ホームページ)

大手の注文住宅の9割は長期優良住宅

 一戸建てだけでも年間10万戸前後が供給されているのですが、当初は技術力の高い大手住宅メーカーでないと、長期優良住宅の条件を満たせる住宅を建てるのは簡単ではないといわれてきました。それが、最近では中堅のビルダーでも標準仕様で対応できるようになっています。かつては、長期優良住宅にするためには、予算を追加しないと難しかったのですが、最近では大手メーカーや中堅ビルダーの多くの商品において、標準仕様での対応が可能で、特に追加料金は必要なくなっています。

 たとえば、大手住宅メーカーの業界団体である住宅生産団体連合会(住団連)の調査によると、住団連加盟メーカーで注文住宅を建てた人のうち84.3%が長期優良住宅の認定を受けています。不明が1割以上に達しているので、それを除いて再計算すると、実質的には長期優良住宅が9割程度を占めているのではないかとみられます。

長期優良住宅で得する7大メリット

 では、この長期優良住宅にはどんなメリットがあるかといえば、次のような点が挙げられます。

住宅ローン減税の減税額が多くなる

・ローンを利用しない場合には投資型減税が適用される

・不動産取得税が軽減される

・登録免許税が引き下げられる

・固定資産税の軽減期間が延長される

・フラット35などの住宅ローンの金利が優遇される

・地震保険料の割り引きを受けられる

一般の住宅の減税額は200万円以上減少

 このうち、住宅ローン減税制度は22年度に改正されて、概要は図表1のようになっています。全体として控除額が減少しているのですが、長期優良住宅なら減少幅が小さく、メリットが大きくなっているのです。

 控除率は21年度までの1.0%から0.7%に縮小されました。新築住宅の控除期間は13年間ですが、控除対象になる年末ローン残高は、一般の住宅は3000万円です。ですから、13年後のローン残高が3000万円以上ある場合、年間の減税額は3000万円×0.007(0.7%)の21万円で、それが13年間ですから最大控除額は273万円になります。

 21年度は対象となる年末ローン残高の上限は4000万円で、控除率1.0%(11年目~13年は2/3%)、控除期間13年だったので、当初10年間は4000万円×0.01(1.0%)の40万円で、11年目から13年目の合計が80万円で、総額480万円でした。

 今回の改正(利用者からみれば改悪)によって、減税額の総額は200万円以上減少したわけです。

(資料:国土交通省ホームページをもとに著者作成)

長期優良住宅なら控除額が182万円も増える

 しかし、長期優良住宅は年末ローン残高の対象額が21年度と同様に、5000万円に据え置かれます。控除率は0.7%に引下げられますが、それでも控除期間は13年なので、控除額は5000万円×0.007(0.7%)で年間35万円、それが13年間続けば455万円になります。21年度は600万円だったので、それに比べると減少しますが、それでも一般の住宅に比べると182万円も多い控除額です。

 先に触れたように、最近は標準仕様で長期優良住宅に対応できる商品が増えているので、それを選ぶだけで、控除額がトータルで200万円近く増えるのですから、長期優良住宅を選ばない手はありません。

 なかには、住宅ローンは利用しない、全額現金で購入するという人もいるかもしれませんが、その場合も長期優良住宅なら、最高65万円の控除が適用されます。長期優良住宅にするためにかかる費用、上限650万円の1%が対象です。ローンを利用する人が対象のローン型減税に対して、こちらは投資型減税と呼ばれています。長期優良住宅ではない、一般の住宅ではこの投資型減税は適用されません。

住宅ローン金利や地震保険料も安くなる

 さらに、住宅を取得すると不動産取得税がかかります。一般の住宅は評価額から1200万円を差し引くことができますが、長期優良住宅はこの控除額が1300万円に増えます。それによって、不動産所得税がゼロになる確率が高くなり、かかったとしても税額が少なくなります。

 住宅を取得すると登録免許税の負担もありますが、それも長期優良住宅なら軽減されますし、購入後の固定資産税についてもマンションなら5年間税額が半分になるのが、長期優良住宅なら7年に延長されます。税金以外でも、住宅金融支援機構が民間機関と連携して実施している住宅ローンの「フラット35」の金利が優遇されます。「フラット35S」が適用されて、当初10年間の金利が0.25%低くなるのです。

 また、地震保険に関しては長期優良住宅なら耐震等級2以上なので、地震保険料が20%割引になります。物件によっては、耐震等級3を取得できるケースもあるでしょうから、その場合には割引率は30%になります。

長期優良住宅にはトリプルメリットがある

 さまざまな特典がある長期優良住宅、22年のマイホーム購入は長期優良住宅で決まりでしょう。購入すれば、一般の住宅に比べて長く快適に住めるほか、断熱性能の高い住まいなので、光熱費の負担が軽減されるというメリットもあります。バリアフリーが徹底しているので、住まいのなかでの事故が減少し、ヒートショックなども減少、安心して生活できます。

 さらに、CO2排出量が少ないので、地球環境の維持にも貢献します。人にやさしく、家計にもやさしく、地球にもやさしいというトリプルメリットを享受できます。

(文=山下和之/住宅ジャーナリスト)

●山下和之/住宅ジャーナリスト

1952年生まれ。住宅・不動産分野を中心に、新聞・雑誌・単行本・ポータルサイトの取材・原稿制作のほか、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『マイホーム購入トクする資金プランと税金対策』(執筆監修・学研プラス)などがある。日刊ゲンダイ編集で、山下が執筆した講談社ムック『はじめてのマンション購入 成功させる完全ガイド』が2021年5月11日に発売された。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/info/288325

 

渋谷の喫煙カフェ「Lighters」にはどんな人が集っているのか?意外な客層と雰囲気

 喫煙者にとって、受難の時代が到来している。2020年の改正健康増進法の施行により屋内の喫煙が原則禁止されたことで、喫茶店や居酒屋などの飲食店からパチンコ店に至るまで、タバコが吸えなくなってしまった。駅前に設置された喫煙エリアなども激減しており、今や街なかで「タバコを吸っていい場所」がほとんど見当たらないのが実情だ。

 21年10月には増税でタバコの価格が軒並み上がり、経済的負担も増大。非喫煙者からは害悪のように扱われることもあり、文字通り四面楚歌の状態だ。

 そんな中、紙巻きタバコはもちろん、葉巻、パイプも全面的に喫煙可能なカフェが東京・渋谷の公園通りにオープンし、愛煙家から注目を集めているという。そこには、行き場をなくしたスモーカーたちが集っているのだろうか。実際に行ってみた。

全席喫煙可の「Lighters」とは?

 渋谷駅ハチ公口を出てから徒歩10分ほど。駅前の喧騒から離れ、アパレルショップなどが並ぶ公園通りに「SMOKE&CAFE Lighters」はある。全席喫煙可をうたっており、カフェメニューも「煙草に合うコーヒー」など、愛煙家向けに仕立ててあるという。

 周囲にはカフェやレストランなどの飲食店も多く、30mほど歩くとスターバックスコーヒー、道路を挟んだ向いにはサンマルクカフェと、人気コーヒーチェーンが密集している。とはいえ、これらの店舗はいずれも禁煙のため、喫煙者をターゲットとするLightersとは棲み分けができていそうだ。

 そもそも、このご時勢に、なぜ全面喫煙可の飲食店をオープンすることができたのか。20年4月1日に施行された東京都受動喫煙防止条例には「喫煙目的施設」という種別があり、この中で「喫煙する場所を提供することが主たる目的であって、たばこの対面販売(出張販売を含む)をしており、『通常主食と認められる食事』を主として提供していない飲食店等を指す」と定義されている。

 つまり、「喫煙目的施設」では「主食でない飲食物なら提供可能」ということになり、コーヒーやお酒、簡単な食事を出せるわけで、店をまるごと「軽飲食のできる喫煙室」にすれば営業OKというカラクリなのだ。

 そんな“喫煙目的施設”のLightersは、20歳未満は入店禁止。内装もオトナ系で黒やグレーを基調としており、テーブルや壁には木目柄が施された穏やかな空間が広がっている。天井にはシーリングファンが回り、巨大なダクトが張り巡らされて排気や空調も強力そうだ。店内にはすでに喫煙を楽しんでいるお客さんがいたが、タバコのニオイがこもることもなく、まったく煙たくなかった。

 座席数はテーブル席とカウンター席を合わせて全40席ほど。両サイドのカウンター席はコンセント付きで、簡単な仕事や勉強もできそうだ。

 平日の昼下がりという時間帯だったが、先客は3組、黒いキャップにヒゲを生やし、全身黒系の古着を着こなす下北系の30代前半の男性に、髪の毛を後ろに結び、派手なシールがベタベタ貼られたパソコンを広げる学生風男子2人組。そして、いかにも渋谷のベンチャー企業の社員といった、20代後半の男女4人グループ。いずれも、オシャレな店内によく馴染んでいた。

 メニューは店員が薦めてくれた「ラザーニャ(1000円)」と「煙草に合うコーヒー(550円)」をセットで注文。このラザーニャが「主食」にあたるのかどうかはわからないが、味はかなり本格派だった。店員に尋ねると、イタリアンレストランで10年働いていたシェフが開発した料理を提供しているという。

「煙草に合うコーヒー」は、苦味の効いたストンロング系。他にも、コーヒーとアルコールを組み合わせた「アマレットカフェ(750円)」や「エスプレッソトニック(800円)」などもあり、ドリンクにもこだわりのメニューが並ぶ。

 しばらくすると、肩まで伸ばした黒髪に上品なメイクを施し、上下とも白のパンツスタイルで決めた60歳くらいのハイソなマダムが入店してきた。まだ昼下がりだというのに、白のグラスワインを注文し、優雅にタバコとワインを嗜んでいた。

 予想していたような、駅前の喫煙所にいるようなサラリーマン客の姿を見ることはなく、いかにも渋谷・公園通りのカフェという雰囲気と客層だった。

週末には葉巻をくゆらす中年男性も

 時間を変えて、今度は土曜日の18時に再訪。この時間帯ならお酒を楽しむ客が多そうと予想したのだが、いい意味で落ちついた雰囲気だった。お酒を飲んでいる人はゼロで、店内にいた3人ともコーヒーを嗜んでいた。中でも気になったのが50代くらいのスーツ姿の男性で、立派な葉巻を優雅にくゆらせていた。

 葉巻は、喫煙者ですら苦手と言う人がいるほどニオイが強烈なため、吸う場所に困っているはず。葉巻愛好家の男性にとっては、手軽なシガーバーとして利用価値が大きいのだろう。

 名目としては「飲食できる喫煙所」のLightersだが、場所柄もあってかオシャレでこだわりのありそうな客が集い、独特のスノッブ感が漂う。ただタバコが吸いたいだけの一般的な喫煙難民にとっては、少々敷居が高いように感じた。

 しかし、こうした喫煙目的のお店がひとつでも増えることは、愛煙家にとっては朗報に違いない。ニッチな需要なのかもしれないが、全面喫煙可カフェは今後も広がりを見せそうだ。

(文=田中慧)

ドラレコ映像、モザイクかけずSNSにアップすると違法?個人情報の侵害になる?

 8月24日にソニー損保が発表した「2021年全国カーライフ実態調査」によると、ドライブレコーダー(ドラレコ)をすでに搭載していると回答した人は前年から10ポイント以上増え、43%に達したという。

 ドラレコが広く普及したことで、街中での事故やあおり運転の被害に遭った場合に、映像による証拠が残ることが多くなった。また、危険な運転やマナー違反などを目撃した場合に、その映像をSNSなどに公開する人も増えた。

 そんななか、SNS上にあがった動画を見て、「なぜナンバーにモザイクをかける必要があるのか」「危険運転をしているクルマのナンバーは公開したほうがいい」といった声が散見される。テレビ番組でも、視聴者から提供されたドラレコ映像を公開する際には必ずモザイクをかけている。そのためか、ネット上に動画を載せる際には、ナンバーにモザイクをかけることが暗黙のルールかのようになっている感すらある。

 モザイクをかける理由としては、ナンバーを公開することで、個人情報保護法に違反もしくは肖像権等の侵害を懸念している可能性が高い。実際のところ、ドラレコ映像をSNSに公開する際、ナンバーにモザイクはかけなければならないのか。たとえば、モザイクをかけずにドラレコ映像をテレビやネット上で公開した場合、違法となる可能性はあるのだろうか。

 山岸純法律事務所代表の山岸純弁護士は、次のように解説する。

「街中の風景の画像や映像に、たまたま車が写っていた場合に、それを公開しても、まったく問題ありません。人物の顔やナンバーは個人情報ではありませんし」(山岸弁護士)

 ちなみに、個人情報保護法が定める「個人情報」とは、以下のとおりである。

<生存する個人に関する情報であって、次の各号のいずれかに該当するものをいう。

一 当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等(文書、図画若しくは電磁的記録(電磁的方式(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式をいう。次項第二号において同じ。)で作られる記録をいう。第十八条第二項において同じ。)に記載され、若しくは記録され、又は音声、動作その他の方法を用いて表された一切の事項(個人識別符号を除く。)をいう。以下同じ。)により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)>

 2007年以前は、陸運局においてナンバーから、登録してある個人情報を取得することができたが、今は「車体番号」が必要とされた。したがって、ナンバーだけで特定の個人を識別することはできなくなっており、ナンバーは個人情報ではないといえる。

 では、なんらかの意図を持って特定のクルマを撮影した場合でも、その映像をSNSにアップしても違法とはならないのだろうか。

「ほぼ問題ありません。車やナンバーは個人情報ではありませんし、『外を走る』ことが前提とされている『クルマ』という性質上、『人に見られる』『撮影される』ことは一定程度、承諾があると考えられます」(山岸弁護士)

 つまり、法律上はナンバーにモザイクをかけずにSNS上で映像を公開しても、問題はないといえる。とはいえ、過去にはユーチューバーが、街中で撮影した動画に偶然映り込んだ人から肖像権侵害などを理由に訴えられたことが話題になった。違法性はなくても、トラブル防止の観点からモザイクをかけたほうが無難であるとはいえるのだろう。

(文=編集部)

山岸純/山岸純法律事務所・弁護士

時事ネタや芸能ニュースを、法律という観点からわかりやすく解説することを目指し、日々研鑽を重ね、各種メディアで活躍している。芸能などのニュースに関して、テレビやラジオなど各種メディアに多数出演。また、企業向け労務問題、民泊ビジネス、PTA関連問題など、注目度の高いセミナーにて講師を務める。労務関連の書籍では、寄せられる質問に対する回答・解説を定期的に行っている。現在、神谷町にオフィスを構え、企業法務、交通事故問題、離婚、相続、刑事弁護など幅広い分野を扱い、特に訴訟等の紛争業務にて培った経験をさまざまな方面で活かしている。

『鎌倉殿の13人』伊東家の物語…小栗旬演じる北条義時が恋した新垣結衣は伊東の4姉妹

 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、重要な役どころを担っているのが伊豆の有力豪族・伊東氏だ。

 伊豆に流された源頼朝(演:大泉洋)は、「伊東の爺様」こと伊東祐親(いとう・すけちか/演:浅野和之)の監視下にあったが、祐親が大番役(おおばんやく)で上洛している間に、娘の八重(演:新垣結衣)と懇ろになり、子ども・千鶴丸(せんつるまる)までもうけてしまう。祐親は伊豆に戻ってそれを知り、激怒。千鶴丸を殺して、八重を江間小次郎(次郎ともいう。演:芹澤興人)に再縁させる。

伊東家は藤原鎌足を祖とする藤原南家の末裔で、伊豆の広域を支配したとされる

 伊東氏は藤原氏の子孫にあたるのだが、かなりの傍流である。

 藤原家の祖・鎌足(かまたり)の孫に四兄弟がおり、上から武智麻呂(むちまろ/南家【なんけ】)、房前(ふささき/北家【ほっけ】)、宇合(うまかい/式家)、麻呂(まろ/京家)という。藤原道長で有名な摂関家は北家の流れで、伊東氏は南家の流れにあたる。

 武智麻呂のかなり子孫に藤原為憲(ためのり)という人物がおり、木工助(もくのすけ)、遠江権守(とおとうみごんのかみ)を歴任。「木工助の藤原」だから工藤を名乗ったという伝説がある。その曾孫・維職(これもと)が伊豆国押領使になって、子孫は伊豆に土着し、一大勢力になったらしい。

 伊東の一族には狩野(かのう)、河津(かわづ)、宇佐美(うさみ)等を名乗る家がある。伊豆国府の南側に位置する狩野郷から、東岸の伊東、さらに南にくだった河津まで、広範囲に勢力を誇っていたことがわかる。

小栗旬演じる北条義時が恋心を抱いていた、新垣結衣演じる八重は伊東祐親の4姉妹

 伊東祐親には少なくとも4人の娘がいたらしい。

・娘1 三浦義澄(演:佐藤B作)の妻、三浦義村(演:山本耕史)の母
・娘2 工藤祐経(演:坪倉由幸)の妻
・娘3 八重  (演:新垣結衣)
・娘4 北条時政(演:坂東彌十郎)の妻、北条義時(演:小栗旬)の母

『鎌倉殿の13人』では、小栗旬演じる北条義時が八重に恋心を抱いているという設定なのだが、実は叔母さんのようなのだ。叔母さんに恋心をねぇ……。

伊東祐親と⼯藤祐経…2人の因縁が、“日本三大仇討ち”のひとつ『曽我物語』を生む

 もうひとりの叔母が嫁いだ工藤祐経(くどう・すけつね)――『鎌倉殿の13人』第1回(1月9日放送)で、汚らしい格好をして北条時政邸に駆け込んできた御仁――は祐親の親族で、かれをめぐって後に騒動が勃発する(曽我物語)。

 2人は親族には違いないのだが、その具体的な関係についてはいくつかの説がある。まぁそこをはしょって説明すると、祐親・祐経の先祖が伊豆の東岸に領地をもっていて、祐経の父に伊東、祐親に河津(静岡県賀茂郡河津町)の地を与えた。祐親は伊東の地が欲しかったらしく、この配分に不満があったらしい。工藤祐経の父が早くに死去すると、祐経の後見人となって自分の娘と結婚させた。そして、祐経が上京している間に娘を離縁させ、祐経を追い出して伊東の地を横領したという。だから、祐経は汚らしい格好をして北条時政邸に駆け込んできたのだ。

 そして、祐経は所領と妻を奪われたことで祐親を強く恨み、祐親の暗殺をもくろむ。『鎌倉殿の13人』の第2回でも祐親を襲撃しては失敗し、逃げ帰っていたのだが、後日ふたたび襲撃し、祐親は難を免れるが、側にいた祐親の子・河津祐通(かわづ・すけみち/祐泰ともいう)が殺されてしまう。

 殺された祐通の妻は、2人の子を抱えて曽我祐信(そが・すけのぶ)に再縁した。

 この兄弟(曽我祐成・時致/すけなり・ときむね)が成長して父のカタキを討つのが、“日本三大仇討ち”(あだうち)のひとつに数えられる、かの有名な『曾我兄弟』『曽我物語』である。

 2人は、頼朝が主催した富士野の巻き狩りで仇討ちを決行した。兄・祐成はその場で仁田忠常(演:高岸宏行)に討たれたが、弟・時致が頼朝の命を狙ったため、この仇討ちの背後には、北条時政による頼朝暗殺の陰謀があったとの説がある。時致の烏帽子親(えぼしおや/元服の時に立ち会う庇護者)が北条時政だったからだ。これが『鎌倉殿の13人』でどのように描かれるのか、非常に楽しみだ。

伊東家は鎌倉幕府の御家人に…傍流の工藤氏は東北に一大勢力を築く

 上記の通り北条邸を頼ってきた工藤祐経は、厄介払いされるような形で頼朝の身辺警護を命じられる。そのため、頼朝が幕府を開くと、祐経の子孫は厚遇された。

 子・伊東祐時(すけとき)が伊東を名乗って鎌倉幕府の御家人となり、日向(宮崎県)の地頭となって、その子孫は戦国時代も生きながらえ、日向飫肥(ひゅうが・おび/宮崎県日南市)藩主となった。その支流が織田信長に仕え、子孫は備中岡田(びっちゅう・おかだ/岡山県倉敷市)藩主になっている。

 また伊東家一族からは、二階堂氏、天野氏が出ている。紙幅の都合で系図には書いていないが、毛利一族として有名な吉川(きっかわ)氏、今川家臣から徳川家康に転仕し、のちに和泉岸和田(大阪府岸和田市)藩主となった岡部氏もこの一族である。

 傍流の工藤景任(かげとう)の子孫は陸奥国岩手郡(岩手県)の地頭となり、東北に大きな勢力を誇った。今でも青森県では工藤姓が多い(工藤静香や工藤夕貴の父も確か青森県出身だったはず)。奥州工藤家の祖を工藤祐経の孫とする説もあるが、おそらく偽系図であろう。

 最近では見かけないが、明治・大正の頃までは、伊東といえば、「祐◯」という名前の方が多かった。鎌倉時代以来の伝統を伝えていたのである。また、伊東・工藤姓の多くは「庵木瓜」(いおりもっこう)という家紋を使っているが、これも鎌倉時代以来の変わっていない。あまりメジャーではないけれど、それゆえに伝統を大事にする家系なのであろう。

(文=菊地浩之)

●菊地浩之(きくち・ひろゆき)
経営史学者・系図研究家。1963年、北海道札幌市に生まれる。小学6年生の時に「系図マニア」となり、勉強そっちのけで系図に没頭。1982年に國學院大學経済学部に進学、歴史系サークルに入り浸る。1986年に同大同学部を卒業、ソフトウェア会社に入社。2005年、『企業集団の形成と解体』で國學院大學から経済学博士号を授与される。著者に、『日本の15大財閥 現代企業のルーツをひもとく』(平凡社新書、2009年)、『三井・三菱・住友・芙蓉・三和・一勧 日本の六大企業集団』(角川選書、2017年)、『織田家臣団の系図』(角川新書、2019年)、『日本のエリート家系 100家の系図を繋げてみました』(パブリック・ブレイン、2021年)など多数。

ブランド品の半額…ユニクロ、高品質&コスパ素晴らしすぎる商品5選、ダウン等

 国内で800店舗以上も展開するファストファッション界のトップランナー「ユニクロ」。1月5日に運営元のファーストリテイリングが発表した2021年12月の国内既存店売上高は、前年同月比で11.1%ダウンとなっており、前年割れは5カ月連続で不調ぎみである。

 しかし総額で1000億円投資して、商品のピッキングや入出荷をオートメーション化できる最新鋭倉庫を、世界各国の主要市場に整備するという計画を進めており、攻めの姿勢は崩していない。すでに日本、アメリカ、ヨーロッパでは完成しており、今年8月期中には中国でも稼働開始予定とのこと。

 さて、そんなユニクロの服はベーシックなデザインで素材にこだわっており、万人ウケするアイテムが多いのが特徴。そこで今回は「この冬、買うべきユニクロの服5選」をリストアップし、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである堺屋大地氏に、おすすめポイントを解説してもらった。

 今回、以下の5つを基準として選定した。

・ファッションビギナーでも比較的に着こなしやすいこと

・難易度の高い“最先端のおしゃれ”は目指さないこと

・“ダサい”と思われるぐらいなら無難な着こなしにすること

・女子ウケが良く“ちょっとおしゃれ”と思われること

・無理に若ぶるのではなく、年相応に大人っぽく見られること

 では「この冬、買うべきユニクロの服5選」を紹介していこう。

ウォッシャブルコットンクルーネックセーター/2990円(税込、以下同)

 コットン100%の柔らかな肌触りが魅力で、シルエットにややゆとりを持たせたデザインとなっているマシンウォッシャブル仕様のセーター。カラーバリエーション(カラバリ)はオフホワイト、グレー、イエロー、グリーン、ブルー、ネイビーの6色展開。

「やはり注目してもらいたいのは、マシンウォッシャブル仕様なので、手軽に自宅で洗濯できるというところ。忙しいビジネスパーソンにはありがたい特徴でしょう。また、奇をてらわないプレーンなデザインのセーターで、きれいめ感のあるクリーンカジュアルなアイテムなので、ビジネスシーンでもプライベートシーンでも使えるという、フレキシブルなところもいいですね」(堺屋氏)

プレミアムラムクルーネックセーター(長袖)/2990円

 高品質な19.5マイクロンという100%ラムウールを使用しており、ふくらみ感があって触感が柔らかく、暖かく軽いセーターとなっている。カラバリはオフホワイト、グレー、ブラック、レッド、ベージュ、ブラウン、イエロー、グリーン、ブルー、ネイビーの10色展開。

「“買うべき”理由はシンプルでコスパが最高に良いこと。このランクの上質なウールのセーターが3000円を切るというのが素晴らしすぎます。中堅以上のブランドで同品質のセーターを買おうと思ったら、倍以上の価格はするんじゃないでしょうか。それとカラバリがとにかく多いので、自分に合うカラーが見つかりやすいですし、他の人とも“ユニかぶり”(ユニクロ服でかぶること)しにくいのもいいですね」

ハイブリッドダウンパーカ/7990円(値下げ後価格)

 ダウンと機能中綿をミックスしたハイブリッドアウター。吸湿発熱綿の使用で保温性が高く、さらに本格的なウィンタースポーツウェアのディティールを採用しており運動性も高い。耐久撥水機能付きなので雨水もはじく。カラバリはブラック、ブラウン、オリーブ、ネイビーの4色展開。

「前提としてデザインがかっこよくて、アウトドアシーンはもちろん、カジュアルなデート着としても問題ないところがいいですね。中綿がミックスされているので純粋なダウンアウターではないのですが、そのぶん価格もリーズナブルになっていますし、ダウンにはないすっきりしたデザインに仕上げて、機能中綿のメリットをしっかり活かしているのが好印象。また、表側と内側の両方に胸ポケットと腰ポケットがあって収納力が高いので、手ぶらで外出したいタイプの人にも、うってつけです」

ダウンオーバーサイズコート/1万2900円(値下げ後価格)

 グローバルなデザイナーであるジル・サンダーとユニクロのコラボシリーズ「+J」のアイテムで、今の時代に合わせたモダンなデザインワークのダウンコートとなっている。機能面でも雨水をはじく耐久撥水機能がついており、表地裏側に樹脂コーティング加工が施されているのも特徴。カラバリはブラック、ベージュ、ネイビーの3色展開。

「正直、オーバーサイズを採用したハイセンスなアウターなので、少々着こなしが難しいという面もあります。しかしその懸念点を差し引いても、ここまでの防寒性とデザイン性の高さを両立させて、しかもリーズナブルな価格を実現しているというのは“買うべき”と推せますね。もしカッコよく着こなすことを重視するのであれば、防寒性は下がっても前面のジップは閉めずに開けたほうがいいかもしれません」

セルビッジレギュラーフィットストレートジーンズ/3990円

 トラディショナルな手法で作られた、コットン100%の赤耳セルビッジデニム使用の本格ジーンズ。はけばはくほど自分らしい色味に育っていくリジッドインディゴ。

「王道のセルビッジデニムなので、ジャケットに合わせてキレイめに着こなすこともできるし、パーカに合わせてラフに着こなすこともできる守備範囲の広さが最大のポイント。極端な話、ボトムはこれ1本で1週間着回しコーデを作れるレベルなんじゃないでしょうか。また腰まわりから裾までまっすぐなラインになっていることもあり、無理に若ぶるのではなく、30代・40代らしい年相応の若々しさが出せるアイテムだと思います。裾をロールアップしてはくのもオシャレですね」(堺屋氏)

 ユニクロのニットアイテムやダウンアイテムは素材の品質がよく、中堅以上のブランドの同ジャンル商品と比較すると、コスパがかなり良いといわれている。また近年のユニクロはデザイン性も上がってきているため、ダサいイメージもかなり払拭されているだろう。今回の記事を参考に、今冬のユニクロで賢い買い物をしていただきたい。

(文・取材=A4studio)

※情報は2022年1月14日現在のものです。

 

腹に据えかねる出来事…東出昌大、所属事務所が契約続行→一転して契約解除の顛末

 1月18日発売の週刊誌「FLASH」(光文社)が報じた俳優・東出昌大の事務所独立。「FLASH」によれば、東出は1月31日をもって所属していたユマニテを退所するという。

 東出といえば、2020年1月に女優の唐田えりかとの不倫が発覚し、同年7月に前妻で女優のと離婚。昨年10月には、すでに東出には20代の新恋人がおり、コロナ禍の10月には撮影で滞在していた広島にその女性を呼び寄せるという大胆な行動を取っていたと「週刊文春」(文藝春秋)で報じられていた。

「不倫騒動で事務所は約2億円ともいわれる損害賠償金を抱えたが、東出を見捨てなかった。にもかかわらず、杏との離婚から1年しか経っていないのに、コロナ下に仕事で滞在していた広島まで新恋人を呼び寄せるという暴挙に出て、さすがに事務所も激怒して契約解除も検討したと聞く。一方、事務所としては東出を働かせて、いったんは肩代わりした賠償金を本人から回収する必要もあったことから、解除には至らなかった。それでも今回クビにしたということは、事務所にとってよほど腹に据えかねる出来事があったと伝わってくる」(芸能事務所関係者)

 今回の独立報道は、東出にとってタイミングが悪かった。14日に公開された映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』のプロモーションのため、テレビ出演も増えていたのだ。

「公開初日の14日には宣伝のためフジテレビの各情報番組をハシゴ出演していたのですが、朝の『めざましテレビ』には長澤まさみと小日向文世しか登場せず。その後の『めざまし8』には東出も生出演したのですが、バックステージでは顔色が真っ青でいつもは元気な彼にまったく精彩が感じられませんでした。事務所をクビになることが関係していたのでしょうか」(フジ関係者)

 また、偶然にも同時期に元妻の杏が、年末にフランス旅行に行っていたことが「女性自身」(光文社)で報じられていた。

「同誌によれば昨年11月末から12月上旬にかけて、杏がフランスへ旅行。子供3人も連れて行ったため、移住のための“下見”だったのではと伝えています」(スポーツ紙記者)

このまま芸能界引退か

 20年夏に離婚して以来、シングルマザーとして子供3人の育児をこなしていることで好感度が高い杏。しかし、今回のフランス旅行はオミクロン株が欧州で猛威を振るい始めた時期のことだけに、旅行を強行したことに疑問を呈する声も多い。

「そのことを気にした杏の事務所サイドが、東出の退所をリークした可能性があります」とは、ある業界関係者だ。

「聞いたところによると、東出の退所情報を『FLASH』が入手したのは、当該号の締め切りのギリギリだったとか。これは『女性自身』がサイドに訪仏に関する取材をしたあとになります。その杏の記事が世に出ることを知った事務所サイドが『FLASH』に元夫のネタを流した可能性もある。東出はいまだに世間から反感の声が強く、今回のような事務所退所なら“さんざん杏を泣かせたダメ夫がついにクビ!”ということでインパクトは大ですからね。それだけ杏サイドは東出に対する恨みは深いのでしょう」

 ちなみに今後の東出の活動について、テレビ局関係者はいう。

「これまで東出はスキャンダルを起こしても、運よく撮影済で公開を控えた映画などがあったりして、なんとか活動休止を免れてきた。新たな仕事を取れていたのも、ユマニテの熱心な営業活動のおかげ。今後は東出はマネージャーも付けず一人でやっていくということだが、事務所のバックアップなしでは、かなり厳しい。主要キャストを務める『コンフィデンスマンJP』シリーズにしても、ここまで東出のイメージが悪くなれば、さすがにキャストの交代も検討される。東出がひっそりと芸能界から消えてしまうという展開も十分考えられる」

(文=編集部)

 

パチスロも依然として厳しい見通し、全般的業況は大幅悪化…シーズリサーチ「パチンコDI調査」公表

 パチンコ業界に特化したマーケティングリサーチを行うシーズリサーチはこのほど、2022年1月期の「パチンコ景気動向指数(DI)調査」の結果を公表した。

 同調査はパチンコ業界における景気動向の判定を目的に、2000年6月より四半期ごとに実施。今回は2021年12月9日から12月27日にかけてファックス及びWEBアンケートを行い、54企業、73地域から回答があった。

 これによると、全般的業況はマイナス79.5ポイントと前回比で35.1ポイント悪化。3か月後はマイナス67.1ポイントまで回復するが、見通しは厳しいとした。

 悪化理由は現況、先行き共に「自社来店客数の減少」が最も多く、それぞれ81.1%、68.9%。以降、「顧客単価の減少」「店舗数の減少」と続き、「店舗数の減少」については先行きで9.5%と、現況の1.4%よりも大幅に増加している。

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 事業規模別の全体的業況では、1~3店舗の小規模事業者がマイナス82.4ポイント、4~10店舗の中規模事業者がマイナス73.9ポイント、11店舗以上の大規模事業者がマイナス78.6ポイントと、前回比でそれぞれ49.1ポイント、34.6ポイント、22.3ポイント悪化。3か月後は小規模、中規模事業者での回復が見込まれるものの、大規模事業者は現状維持の見通しとした。

 稼働状況については、パチンコはマイナス58.9ポイント、パチスロはマイナス87.7ポイントと、前回比でそれぞれ37.9ポイント、14.9ポイント悪化。3ヶ月後はパチンコがマイナス45.2ポイント、パチスロはマイナス90.4ポイントと、パチンコは回復する一方で、パチスロは低迷が続くと予想した。

 今後3ヶ月の営業施策に関して事業規模の増減差で見ると、遊技事業はマイナス17.6ポイント、遊技以外の事業はマイナス4.1ポイントと、前回比でそれぞれ10.3ポイント、17.3ポイント悪化。設置台数の増減差を見ると、パチンコ設置台数は±0ポイント、パチスロ設置台数はマイナス34.7ポイントと前回比で6.0ポイント良化したが、パチスロの設置台数は減少の意向が続いているという。

JRA三冠牝馬デアリングタクト「復帰」は今春か。「順調なら来月中旬には…」繋靱帯炎を乗り越え、継承すべき最強女王の系譜

 21日、長期休養中のデアリングタクト(牝5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が福島県・ノルマンディーファーム小野町へ移動したことがわかった。所属するノルマンディーサラブレッドレーシングの公式ホームページにて発表されている。

 三冠牝馬の「復帰」の足音が、いよいよ大きくなってきた。

 昨年4月のクイーンエリザベス2世C(G1)3着後、右前脚の体部繋靱帯炎で休養を余儀なくされていたデアリングタクト。あれから約8か月が経過したが、現在は着々と回復へ向かっているようだ。順調なら来月中旬には栗東近郊の育成場へ移動し、復帰へ向けたトレーニングを再開するという。

「昨年5月の検査結果を受け、岡田スタッドグループの岡田牧雄代表が『全治9か月』と話していましたが、順調に回復しているようで何よりですね。

繋靱帯炎は『不治の病』といわれる屈腱炎と同じく、これまで多くの競走馬が引退に追い込まれた深刻な症状。近年でも、デアリングタクトの父エピファネイアが繋靱帯炎で引退しています。

ファンとしては1日も早い復帰が待たれるところだと思いますが、不治の病と呼ばれる通り再発の可能性もあるので、復帰には細心の注意を払う必要があります。ここまで戻って来た以上、慌てずにじっくりと立て直してほしいです」(競馬記者)

 一昨年に史上初の無敗による牝馬三冠を成し遂げたデアリングタクト。続くジャパンC(G1)では現役最強馬アーモンドアイ、同世代の無敗の牡馬三冠馬コントレイルと激闘を繰り広げ、このレースはファンの間でも語り継がれる伝説となった。

 そしてアーモンドアイが引退した昨年、競馬界を背負って立つ存在として期待されたデアリングタクトだったが、始動戦の金鯱賞(G2)でギベオンにまさかの逃げ切り勝ちを許すと、続く香港のクイーンエリザベス2世Cでも日本のラヴズオンリーユー、グローリーヴェイズに続く3着。レース後、間もなく右前脚の体部繋靱帯炎が発表された。

 長期休養を余儀なくされる中、再戦が望まれていたコントレイルが昨秋のジャパンC(G1)で有終の美を飾って引退。最大のライバルがターフを去ったが、三冠女王は再び輝きを取り戻すことができるのだろうか。

「競走馬にとって深刻な症状と言える繋靱帯炎ですが、近年でもフェノーメノが繋靱帯炎を乗り越え、メジロマックイーン、キタサンブラックに続く史上3頭目の天皇賞・春(G1)連覇を成し遂げています。

デアリングタクトも順調にいけば今春に復帰戦を迎えることになるでしょうし、まずは無事に再びターフを走る姿を見せてほしいですね」(別の記者)

 元々の絶対能力の高さは牝馬三冠だけでなく、伝説の一戦となったジャパンCの力走を見ても明らか。クロノジェネシス、グランアレグリア、ラヴズオンリーユーら名牝がターフを去った今年、最強女王の系譜をデアリングタクトが引き継ぐ日を心待ちにしたい。

(文=大村克之)

<著者プロフィール>
 稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。

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