パチンコ店「許せない客!?」の登場で激熱リーチが台無しに…楽しい時間をイライラに変えた行為とは!!

 ネガティブな印象の強いパチスロ6号機ですが、最近では強烈な出玉パフォーマンスを発揮できるマシンも増えてきました。

 先日デビューを果たした『スーパーリノSP』は、「有利区間ナシ」という挑戦的なキャッチコピーで素晴らしい連チャンを披露。中には「終日1万4000枚」という驚異的な出玉も報告され話題となりました。このゲーム性に多くのトマト愛好家がニッコリしていることでしょう。

 そして、ボーナスタイプ市場に彗星の如く現れた新台『ぱちスロギャグダー』も注目すべきマシンです。まだ導入されて日が浅いですが、先行導入のタイミングで「終日7000枚」が炸裂していたとか…。単なるギャグ台と思っていましたが、その中身はバリバリの本格派で驚きましたね。

 疑似ボーナスを採用することによって、リアルボーナスでは不可能な「純増約300枚のBB」を実現。ボーナス期待度がアップする自力CZ「ラフチャンス」が搭載されている点も魅力です。今後の更なる活躍に期待が高まります。

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 このように盛り上がりを見せているパチスロ分野ですが、景気のいい出玉報告はパチンコでも確認。その中でも特に注目しているのは『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』ですね。

 本機は初当り時に必ず1500発以上の出玉を獲得できるうえに、55%の振り分けを勝ち取れば「3000発+RUSH突入」という破格の恩恵を受けることが可能。右打ち中はRUSHが約77%でループするだけでなく、ここでも3000発フラグが存在しているという最強レベルの出玉性能となっています。

 出玉スピードも極めて速く、「1時間で6万発」を達成したユーザーもいるとか…。このほかにも「終日13万発」など数々の超出玉が報告されており、ファンのボルテージも最高潮へと達している状況です。

 このように明るい話題を振りまく激アツ機種が大活躍している状況。ホールの稼働状況も順調に伸びていってくれるでしょう。これは非常に喜ばしいことですが…。

 ホールにお客さんが増えると、何らかのアクシデントや争いが起きやすくなるのは必然。中には、こちらに不快感を与えるような行為を平然と行う方もいらっしゃいます。

 今回は、ホールにたびたび出現する「ムカつく客」にスポットを当ててご紹介しましょう。楽しい時間をイライラに変えた強者に関するお話です。

 私が最もイラっとしてしまう行為。それは「あからさまな遊技観戦」です。遊技中に熱いリーチが発生したりすると、通りがかった人が足を止めてジーっと見続ける…こんな状況に遭遇することは皆さんも良くあるのではないでしょうか。

 これをやられると気が散ってリーチを楽しめなくなりますし、通路のど真ん中で立ち止まられると他のお客さんの邪魔になります。当落が判明するまでその場に留まるケースはもう最悪。画面を体で隠して意地でも見られないようにしたくなりますね。

 あれは単純に結果が気になるから見ているのでしょうか。それとも激熱リーチを外して肩を落とす他人の姿を見たいのか…。その理由は分かりませんが、他人に見られていい気分はしないでしょう。

 ちなみに私は過去にあまりにもひどい遊技観戦に遭遇したことがあります。

 それは立ち見の域を超えて、打っている私に話かけてくるという強者。私が激熱リーチを手に汗握りながら見守っていると、通りがかった中年男性が「おい兄ちゃん!これかなり熱いで!」と唐突に話しかけてきたのです。

 内心は「そんなの分かってるから、話しかけないでくれ」という気持ちでしたが、ここはグッと堪えて「そうですねー」と適当に話を流しました。しかし、その後も食い気味に「ほらこれ!チャンス演出だよ!あとは最後のカットインが重要だな!」と頼んでもいない解説&実況を続ける始末…。

 この時点で相当イライラしていましたが、リーチの内容も気になるので注意する余裕がありません。ただ我慢の限界だったので「当落が分かった段階で、一喝ぶちかましてやろう」と、心に決めていたのでした。

 チャンス演出がモリモリだったので、正直「大当りはもらった」と思っていましたが…激熱リーチはまさかのハズレ。楽しい時間を邪魔された上に、最悪の結果となったことに私はさらなる怒りを覚えました。

 このままじゃ腹の虫がおさまらないので、「文句の一つや二つも言ってやろう」と後ろを振り返ってみると、そこには既に誰もいませんでした。「一体何だったんだ」とやりきれない思いになったのは言うまでもありません。

(文=HIRA.777)

<著者プロフィール>

 飲食店やホテルマン、営業など幅広い職種にチャレンジ。どれも長続きせずにいたが、趣味であったパチンコ関連業界へ就職し現在に至る。今では自身の体験談や、業界関係者から入手した情報などを元に記事を作成中。パチスロ4号機にハマっていたいわゆる「北斗世代」で、長きに亘り活躍するシリーズの動向に注目している。主に検定通過情報や、動画レビュー記事を担当。動画は大量出玉を実現した内容を好んで紹介している。

JRA岩田康誠「風になりました」前年の惨敗馬が大変身!? 根岸S(G3)調教師も認める「大穴馬」のモデルチェンジに激走の予感

 30日、東京競馬場のダート1400mで行われる根岸S(G3)。昨年は4番人気で13着に敗れたテイエムサウスダン(牡5歳、栗東・飯田雄三厩舎)が、今年も出走を予定している。

 昨年の大敗後は、新たに岩田康誠騎手とコンビを組み、高知の黒船賞(G3)に出走。2番手追走から4コーナーで早めに抜け出すと、最後は後続に8馬身差をつける大勝だった。同レース5勝目となった鞍上はレース後「風になりました。ミスター黒船と呼んでください」との名言を残した。

 続く、かきつばた記念(G3)は岩田康騎手が騎乗停止のため、福永祐一騎手とコンビを組み2着。4ヶ月半の休養を挟み臨んだオーバルスプリント(G3)では再び岩田康騎手に手綱が戻ると、3コーナー先頭から力強く押し切って優勝した。同騎手はゴール後に会心のガッツポーズと雄叫びを上げている。

 その後、出走を予定していたJBCスプリント(G1)を除外。武蔵野S(G3)に出走したものの、伸びきれずに9着に終わった。だがレースでは落鉄していたとのことで、またベストより1ハロン長い1600mの距離を考えると、勝ったソリストサンダーから0秒9差は及第点と見ていいだろう。

 前走の兵庫GT(G3)は、単勝1.9倍の人気に応えてしっかりと勝利。重賞4勝の実績を引っ下げて挑む今年だが、『netkeiba.com』の想定オッズでは7番人気前後と、前年を下回る伏兵評価となっている。

 今年の根岸Sは、ヘリオスやジャスティンなど強力な逃げ先行馬が出走を予定。また、例年ペースが流れて差し追い込み決着になりやすい舞台でもある。そのため、先行脚質であるテイエムサウスダンは、前年に大敗した件も合わせてやや敬遠されているのかもしれない。

 だがテイエムサウスダンは、ここにきてモデルチェンジを成し遂げつつある。

 これまで先行押し切りタイプだったが、前走は先行勢を行かせて好位4番手に控える競馬。直線入り口では先頭のイグナイターから3~4馬身の差があったが、力強い末脚を見せて見事に差し切った。岩田康騎手はレース後、「砂を被っても怯まなかった。まだ4歳だし伸びしろしかない」とコメント。

 また、調教にも変化が生まれてきているようだ。

 栗東坂路の最終追い切りは、ラスト1ハロン11秒台の好時計。管理する飯田雄師は、「ラストはだいたい12秒台だったのが、11秒台を出せるようになった」と『スポニチ』の取材にコメント。力を付けて、しまいに磨きがかかってきていることは指揮官も認めている。

「ここにきて脚質に幅が出始めていることは、テイエムサウスダンにとって大きなプラスでしょうね。もしかしたら根岸Sでは、大胆な脚質転換が見られる可能性もあるかもしれません。まだそこまで人気になりそうにない分、今回は馬券的にも妙味がありそうです」(競馬誌ライター)

 なお飯田調教師は兵庫GTの勝利インタビューで、2022年の目標はJBCスプリントと明言している。昨年の同レースは賞金不足で除外されている分、今年は出走を確実なものとするため、1戦1戦が勝負の1年になりそうだ。

 今年は盛岡で開催されるビッグレースに向けて、まずは東京で渾身のガッツポーズを決めて欲しい。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

維新が「ヒトラー」抗議でブーメラン棚上げのうえ橋下徹と一体認める馬脚! 吉村知事は誹謗中傷問題を利用し批判封じの条例制定へ

 立憲民主党の菅直人・元首相が橋下徹氏について「弁舌の巧みさではヒトラーを思い起こす」と指摘した件で、橋下氏が「ヒトラーにたとえるのは国際的にはご法度」、維新代表の松井一郎・大阪市長、副代表の吉村洋文・大阪府知事らが「人権問題だ」などと的外れな攻撃をしている問題。25日の衆...

スマホ非接触決済サービス利用率、前回首位の「iD」を「モバイルSuica」が逆転し1位に

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

モバイル専門のマーケティング機関MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)による「2022年1月スマートフォン決済(非接触)利用動向調査の結果が発表された。

18歳~69歳の男女44,727人を対象に2022年1月1日~1月5日の期間で「2022年1月スマートフォン決済(非接触)利用動向調査」を実施。「最も利用しているスマートフォン非接触決済サービス」の結果から、上位3サービスの利用率が拮抗していることがわかった。

前回調査時2位の「モバイルSuica」が「iD」を逆転し1位に

キャッシュレス化が進み、利用できる場面が増えている非接触型決済。とくにスマートフォンユーザーにとっては、そのメリットから現金を持たずに行動する人も出るほど、当たり前のサービスになってきている。

今回のMMD研究所による「2022年1月スマートフォン決済(非接触)利用動向調査」(18歳~69歳の男女44,727人を対象に2022年1月1日~1月5日の期間で調査)によれば、利用されているスマートフォン非接触決済サービスの上位が1位「モバイルSuica」22.2%、2位「iD」21.6%、3位「楽天Edy」20.6%と非常に僅差であることが判明。

続いて4位「QUICPay」10.4%、5位「VISAのタッチ決済」9.3%、6位「nanacoモバイル」5.6%という結果となった。この結果から、セブン-イレブンやイオンなど、身近に実店舗がある小売系のサービスが、交通系や通信系サービスにシェアを引き離されているようにも感じられる。

2021年7月1日~7月5日に実施した前回調査では、1位「iD」が24.4%、2位「モバイルSuica」が23.1%、3位「楽天Edy」が22.4%という結果から、今回は「モバイルSuica」が「iD」を逆転する形になった。

今後利用を検討していると答えた1位は「楽天Edy」2位「モバイルSuica」だった

現在利用しているサービスとしては、上位3サービスが2ポイント以内に収まるなど戦国時代状態な非接触決済サービス。だが一方で、非接触決済サービスの利用を検討中のユーザーを対象とした「最も利用を検討しているスマートフォンの非接触決済サービス」では少々異なる結果が見られている。

なんと「利用を検討している」では、「利用している」…

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パチンコ新台「1時間で6万発」マシンに続く怪物が始動! 旧MAX機レベルの爆裂に期待!!

 パチンコ分野は、昨年に続き景気の良い出玉報告で満たされそうな気配。高性能スペックの新台がホールを盛り上げております。

 その中でも活躍ぶりが目立つのは『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』。この台はとにかくスペックが優秀で、ユーザーからの評判もすこぶる良い印象です。

 初当り時の55%が「3000発+RUSH突入」となり、残り45%の通常大当りも1500発を獲得できる破格の仕様。それでいてRUSH性能が約77%継続なうえに、獲得出玉も「3000発25%・1500発55%」という爆裂を極めたような仕上がりとなっております。

 デビューして早々に「終日13万発」が報告されるなど爆発力の高さを世に知らしめたわけですが、本機にはもう一つの強力な武器があるのです。

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 それは他を圧倒する出玉スピード。本機はST144回というロング電サポですが、超高速消化&即当りがメインのため爽快感が際立っています。「1時間で6万発」という報告もあがっており、類まれな爆速で多くのユーザーの心を魅了しております。

 パチスロ6号機に希望の光を照らした『リゼロ』が、パチンコ分野でも大活躍してくれそうな気配ですが…そんな本機にも匹敵する爆裂を実現してくれそうなタイトルが始動したのをご存じでしょうか?

 旧MAX機時代に凄まじい爆裂を披露した怪物…P機となってからも「61連・一撃7万5000発」など、強烈な出玉パフォーマンスでユーザーを魅了した人気シリーズ最新作が遂に動き出したのです。

 京楽産業.を代表する一大コンテンツ最新作『Pぱちんこ仮面ライダー闇のライダーver.K2』が検定を通過。この朗報に私のテンションは急上昇している状況です。

 スペック詳細などは明かされていませんが、『仮面ライダー』シリーズの後継機というだけで爆裂に期待してしまうのは私だけではないでしょう。

 同タイトルに爆裂の印象を植え付けたマシンといえば『CRぱちんこ仮面ライダー MAX EDITION』。電サポST状態に突入すれば約82%でループし、大当り全てが14R・1350発となる強力なスペックで多くのファンの心を掴みました。

 ちなみに、本機に関しては過去にコラムで紹介させていただきました。下記にリンクを貼っておきますので、良かったらご覧になってください。

・『パチンコ「500円でドル箱タワー」建設も可能…「低リスク」で確変台を狙い撃ち!!

 同シリーズは、その後も旧MAXタイプをメインに活躍。「100%ST×高比率16R」の『CRぱちんこ仮面ライダーV3』や、「一撃10万発」も報告された『CRぱちんこ仮面ライダー フルスロットル』などが登場。高い爆発力を有する人気シリーズとして、確固たる地位を築いていったのです。

 この流れでP機として登場した『ぱちんこ 仮面ライダー 轟音』は、「約83%継続×1500発比率80%」という強力なSTを搭載。またST終了時の一部や通常大当り後に「時短120回」が付与されるという破格の仕様となっており、爆発力と安定感を兼ね備えたマシンとして人気を博しました。

 ミドルスペックでありながら、旧MAX機の過去作を彷彿とさせる出玉性能を実現。中には「61連・一撃7万5000発」という超出玉も報告されたのでした。

 このように、長きに亘って爆裂を提供し続けている『仮面ライダー』シリーズ。最新作となる『Pぱちんこ仮面ライダー闇のライダーver.K2』にも期待せずにはいられません。続報を楽しみに待ちましょう。

(文=堀川茂吉)

<著者プロフィール>
 オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。

【参加者募集】THE TECHNOLOGY REPORT 0号創刊記念トークセッション「THE TECHNOLOGY PREDICTION : 2022」2月16日オンライン開催

企業の経営層がテクノロジーの潮流を読み解くための定期レポート「THE TECHNOLOGY REPORT」は、2月16日にオンラインで開催する0号創刊記念トークセッション「THE TECHNOLOGY PREDICTION : 2022」の参加者を募集している。

■詳細・お申込みはこちらから

「THE TECHNOLOGY PREDICTION : 2022」案内告知

さまざまなセンサやデバイスの低価格化、コンピュータビジョン技術の進化でいよいよ日常に入り込んできた「XR」、ブロックチェーン技術をベースにしつつ、IPやアートの文脈も巻き込みながら独自の生態系をつくりつつある「NFT」、Facebookが社名まで変えて本気度をにじませる「メタバース」など、強い風速を感じた2021年のテクノロジートレンドについて振り返りつつ、2022年に大きな動きを生み出すポテンシャルを感じるテクノロジーについて、その本質と活用方法について、そしてその技術がもたらす未来について、第一線で活躍するテクニカルディレクターたちとディスカッションする。

■THE TECHNOLOGY REPORTの概要はこちらから

■THE TECHNOLOGY REPORT 創刊0号の無料ダウンロードはこちらから

【概要】
日時:
2022年2月16日(水) 16:00〜17:00
会場:オンライン(Zoom/無料)

【登壇者プロフィール】
(スピーカー)
清水 幹太(しみず かんた)
BASSDRUM/テクニカルディレクター

デザイナー・プログラマーなどを経て、株式会社イメージソース、株式会社PARTYでクリエイティブ・ディレクター/テクニカル・ディレクターとしてシステム構築から体験展示までさまざまなフィールドにわたるコンテンツ企画・制作に関わる。2018年、テクニカルディレクター・コレクティブ「BASSDRUM」を設立。

土屋 泰洋(つちや やすひろ)
電通 CX クリエーティブ・センター/リサーチャー,クリエーティブ・テクノロジスト

広告制作プロダクションを経て、2006年より電通。2021年よりCXクリエーティブ・センター所属。テクノロジーを活用した「ちょっと未来のコミュニケーション」の開発・実装を目指し、生体信号、ロボティクスなどの分野を中心としたプロダクトの研究・開発に従事。

森岡 東洋志(もりおか とよし)
BASSDRUM/テクニカルディレクター

東京工芸大学修士課程修了。メーカー勤務を経て、プロトタイピングに特化したワントゥーテンドライブを設立。CTOとしてメーカーとの新製品開発など開発を行う。2020年にBASSDRUMに参画。大阪芸術大学および京都芸術大学にて非常勤講師、一般社団法人TDAの理事も務める。

(モデレーター)
加賀谷 友典(かがや とものり) 
新規事業開発プランナー
新規事業開発における調査・コンセプトプランニング、チームマネジメントが専門。主な事例としては坂本龍一インスタレーション作品「windVibe」「GEOCOSMOS」など。生体信号を使った新しいコミュニケーション体験を提案するneurowearプロジェクトでは脳波で動くネコミミ「necomimi」、脳波ヘッドフォン「mico」、脳波カメラ「neurocam」、EYEoTデバイス「mononome」などを開発。
 

パチスロ「設定4濃厚」台で…約5,600G消化した実戦結果とは!?

 ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回は6号機で屈指の人気を誇る『バジリスク~甲賀忍法帖~絆2(以下、絆2』について書いていきたい。

 本機は1セット約40G、純増約2.9枚のAT「バジリスクタイム(以下、BT)」を軸に、疑似ボーナス「バジリスクチャンス(以下、BC)」を絡めながら出玉を伸ばしていくAT機だ。

 通常時は主に「チェリー」や「共通ベル」から高確に上げて、「巻物」でBC当選を目指していく。BC中はチャンス告知の「弦之介BC(撃破人数で設定示唆)」、後告知の「朧BC(次回モード示唆)」、完全告知の「天膳BC(BT中のシナリオ示唆)」の3キャラから選択。BC当選時の「設定」「モード」「状態」によってBT突入率が変化する。もちろん、BC中のレア役でBTに突入させることも可能だ。

 BTは継続率を管理している「シナリオ」と、4つのモードに応じて対応役が変化する「絆システム」を絡めて大量出玉を目指していくゲーム性となっている。

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 6号機の傑作ともいえるマシンだ。今まで何度も実戦してきた感想を一言で言えば「低設定でも引き次第で十分戦える」というもの。そんな本機を求めて、今回も朝一から『絆2』をガッツリ打つべくマイホへと向かった。

 平日だったこともあり、問題なく狙い台だった『絆2』に着席。まずは打ち始めて113G、高確中の巻物からBCを射止める。本機を打つ上で、高確or超高確でいかに巻物を引いてBCに繋げられるかがとても重要だ。

 この当りではBTに繋げることはできなかったが、抜けて20G程で弱チェリーを引く。これがまさかのBCに当選する。同色BC(赤)から無事にBTに繋げることができた。まだ投資は300枚、かなりいい立ち上がりではないだろうか。

 1戦目はなんなく継続し、2戦目の追想の刻中に弱チェリーから絆玉を獲得する。獲得した絆玉(想)のおかげでBT中の弱チェリーからBCをゲット。さらに、4戦目の絆高確(縁)から巻物を引きBCを射止め、BC中に弦之介カットインが発生。ストックも獲得する。


 その後はなかなかBCを射止めることができず、目に見えるストックもなくなり、継続率だけで9戦目まで続くも、約1100枚獲得してATが終了した、初ATで約1100枚獲得できれば上出来と言えるだろう(シナリオは普通濃厚)。

 続いてはBC2スルー(130G、58G)から、349Gで射止めたBCからBTに繋がり、665枚獲得して終了した(シナリオ朝駆け濃厚)。本機は単発終了が多いことを考えれば、500枚以上獲得できれば上出来と考えていいだろう。

 その後は全く大量出玉に繋げられず、初当り3回目「466枚」、4回目「188枚」、5回目「261枚」、6回目「275枚」、7回目「275枚」、8回目「150枚」とATには繋がるものの、伸び悩んでいた。この時、投資は変わらず300枚、下皿で遊んでいる状態だ。

「弱チェリー確率が設定6の近似値」、「謎当り3回(通常1回、超高確2回)」、「通常時から弱チェリーでBC当選」、「シナリオ偶数寄り」と設定4濃厚と考えていた。

 なので、あとは引き次第で大量出玉も狙えそうな状況だったため、やめるには惜しいと思い続行する。何よりも「これといった見せ場」に一度も入っていなかったので、筆者としても「もうちょい見せ場が欲しい」という思いがあったのであった。

 そんな思いを抱えながら通常時を消化していると、「プッシュボタンを押すのじゃ」という弦之介のボイスが流れ、特に意識せず押下すると…いきなり「次回予告」の演出が発生する。

 通常時から「次回予告」の演出を見たのは初めての経験だったので、少し困惑状態だ。冷静になりそのまま消化していると、「エピソードBC」に当選した。


「エピソードBC」は、30G継続、BT当選確定、消化中は同色BCと同確率でBT抽選、エピソードに応じた「絆高確」が確定するという性能だ。

 当選率などは不明だが、おそらくかなり薄いところを引いたのだろう。「伸ばすならここしかない」と思い消化したのだが…470枚獲得してあっさり終了してしまう。

 一撃での獲得は初回の1000枚overのみだったが、最後に「いいもの」が見られたので終了を決断。下皿の出玉を箱に移しながら、なんとなく片手で通常時を消化していると動きが!

「共通ベル」からいきなり「駿府城」に移行する。やめる直前にこんなサプライズが待っているとは…こんな経験はなかったので驚いた。テンションが上がり始めたのだが…最後の最後まで伸ばすことはできず、このATでも670枚獲得して実戦終了となった。

 総ゲーム数5,581(通常3,676)G、AT初当り確率約1/367.6(1/535.6 ~ 1/235.7)、弱チェリー確率1/38.8(1/46.1 ~ 1/39.4)、赤頭BC28回、青頭BC9回、謎当り(通常1回、超高確2回)、シナリオ偶数寄り、確定演出なし。設定推測としては4が濃厚だろう。

 一撃で大量出玉は獲得できなかったものの、投資300枚、回収1400枚。振り返ってみれば余裕で勝利を収めることができた。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

パチンコ「確変大当り=2400発」でオマケ上乗せ完備! 伝説の王が圧倒的な出玉で魅了!!

 エクスカリバー。ロールプレイングゲームでは必ず登場する伝説の聖剣である。正当な勇者の資格を宿した選ばれし者にしか引き抜くことができない最強の剣は「アーサー王物語」をモチーフにしている。

 伝説上の王として知られるアーサー王が実在の人物かどうかは激しい議論が行われているが、「円卓の騎士」や「聖杯伝説」、くだんのエクスカリバーなど多くの物語を生み出し、中世以降の創作物に多大な影響を与えているのである。

CR遊技性ミリオンアーサー』もそのひとつ。まさにアーサー王の物語をモチーフにしたオンラインカードバトルRPG「拡散性ミリオンアーサー」のタイアップマシンとしてパチンコに登場した。

 本機最大の特徴は「絶対領域(パーフェクトエリア)」と名付けられた右打ち中にある。電チュー抽選時は大当りの65%が最大出玉となる約2400発の16ラウンドを獲得できるが、さらに「ミリオンポケット」と呼ばれる3個賞球のオマケ入賞口が搭載されプラスアルファの出玉を稼げるようになっている。

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 しかも右側の盤面は電チュー方向へ向かうように設計されたりとハズレ玉が発生しにくい構造で、最大限の出玉が得られるような工夫が凝らされている。

 また、確変「ミリオンアタック」中に100回転を超えると「絶対時間(パーフェクトタイム)」に突入し高速消化が発動。時間効率もアップしさらに無駄玉が出にくい。

 一方、ゲーム性は少し複雑で4つのモードを行き来するストーリー性あふれた内容となる。まず、ヘソ抽選時は次回大当りまで電サポが継続する確変の割合がわずか1%でほとんどが電サポ50回の「ニムエ開放チャレンジ」に移行。

「ニムエ開放チャレンジ」は確変でも時短でもこのモード中に大当りを引けないと電サポなしの「暗躍の因子モード」に転落。潜伏確変の期待が高まる「覚醒型暗躍の因子モード」へ昇格すれば大チャンスとなる。

 ちなみに、リーチハズレ後などから発生する「暗躍ボーナス」から「暗躍の因子モード」に突入した場合は潜確濃厚という仕様であった。

 最終的に最上位モードとなる「ミリオンアタック」を目指すゲーム性となるが、到達すればループ率65%で確変大当りはすべて2400発+アルファ。圧倒的な出玉感で大量獲得という勇者の証を手にできたのである。

 確変中に通常大当りを引くと50回転の時短モード「アヴァロン防衛戦」に移行。引き戻し率は14.5%とそれほど高くないが、リーチが発生すれば大チャンスとなるアツい機能も搭載されている。

 なお、本機には大当り確率が1/319.6のミドルタイプと1/199.8のライトミドルタイプがあり、記事の内容は基本的にミドルタイプのもの。ただ、ライトミドルでも最大出玉が1760発と少なくなるがベースのゲーム性に大きな変化はない。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

JRA 武豊が大絶賛の「8冠ベビー」が遂にデビューも……大ショックのアクシデント発生!? 忍び寄る「復帰間近」福永祐一の影

 水曜日は大井、土日は東京と今週は何かと関東圏での活動が目立つ武豊騎手。残念ながら26日のTCK女王盃(G3)でのリネンファッションは9着に終わったが、落ち込んではいられないだろう。

 29日はデビュー戦で手放しに絶賛したジュタロウをはじめ、懇意にする『Cyber Agent』の藤田晋代表が所有するデュガ、昨年のクラシックを共にしたディープモンスターが控えている。3頭とも1番人気候補の期待馬であるため、上手くいけば全勝もあり得る豪華ラインナップだ。

 さらに、翌30日は根岸S(G3)でヘリオスに騎乗する。26日の最終追い切りに騎乗した武騎手は自身のオフィシャルサイト内で「動きの良さとともに、操縦性の良さを感じました」と、初騎乗の同馬を高く評価。「相手は揃いましたがチャンスと思って乗せてもらいます」と、根岸S初勝利を意気込んでいる。

 そしてもう1頭、武騎手が絶賛している馬がいる。デビューを控える新馬ブラックノワール(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)だ。

 父はキタサンブラック、母ブラックエンブレム。G1・7勝馬と秋華賞(G1)優勝馬の間に生まれた「8冠ベビー」である。名前も両親の共通名である「ブラック」を強く連想させるものとなっており、後半の「ノワール」もフランス語で「黒」の意味をもつ。

 一頓挫あった影響で、デビューがここまで遅れたが、中間の追い切りでは「8冠ベビー」の称号に相応しい軽快な動きを連発。

 特に武騎手を背に行われた26日の追い切りでは、栗東CWで7ハロン82.1秒、ラスト1ハロン11.8秒と好時計をマーク。武騎手も同サイトで「稽古の動きも良くなってきています」と、太鼓判を押している。

「武豊騎手がオフィシャルサイトでデビュー前の馬に触れられることは、あまり無いですからね。ジュタロウやディープモンスターが週末に控えているなか、それら実力馬を差し置いてブラックノワールに触れるのは、それだけ期待している表れではないでしょうか。

武騎手は19日の追い切りにも騎乗していますから、本当に良い馬と思っているんでしょうね。

また、ブラックエンブレムの産駒は活躍馬が多いのが特徴です。ブライトエンブレム・ウィクトーリアといった重賞勝ち馬もいます。私も活躍できると秘かに期待しています」(競馬記者)

 しかし、そんなブラックノワール陣営をアクシデントが襲う。30日の東京6Rの新馬戦(芝1800m)でデビュー予定だったが、無念の除外……。16頭の出走枠に対し登録馬は20頭だったが、不運にも当選倍率1.25倍の抽選に落ちてしまった。

「うーん……まさかの事態ですが、こればかりは仕方ないですね。ただ、こうなると武騎手は乗れない可能性が出てきました。予定通りであれば、来週から福永祐一騎手が復帰します。福永騎手はシャフリヤールをはじめ、藤原英厩舎の有力馬に何度も騎乗するなど関係が強いことで有名です。

一方の武騎手は、それほど関係が深くないんですよね。昨年も札幌2歳S(G3)2着のアスクワイルドモア以外、藤原英厩舎の管理馬へ乗っていません。

来週へスライドとなると、武豊騎手の騎乗予定によってはブラックノワールの鞍上が福永騎手にスイッチするなんてことも……」(別の記者)

 武騎手としては追い切りに乗るなどして、大切にしていた馬だけに乗り替わりは避けたいはずだ。何とか武騎手を背に、ブラックノワールが無事デビューすることを期待したい。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

アマゾン、ファッション実店舗の全貌…圧巻の最先端システム、ユニクロ等の脅威に

アマゾンのYouTube公式チャンネルより

 2021年8月に米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、アマゾン・ドット・コムが複数の百貨店業態のリアル店舗を展開する計画があると報じていた。しかし今月20日にホームページ上でファッションに特化したリアル店舗「アマゾン・スタイル」を、ロサンゼルスのショッピングモール「アメリカーナ・アット・ブランド」に年末までにオープンすると発表。倉庫を含めた店舗面積は約2,800平方メートルで、アパレル、靴、アクセサリー類を販売する。

 ニューヨーク・タイムズによると、アマゾンの世界流通総額(GMV=Gross Merchandise Value)が米小売り最大手のウォルマートを初めて抜いたという。21年6月末までの1年間でアマゾンの流通総額は6100億ドル(約67兆円)だった。そのなかでも衣料品分野で業績を伸ばしている。

 米銀大手ウェルズ・ファーゴによると、アマゾンはすでに米国最大の衣料品小売業者である。オリジナルブランドも100以上を展開している。20年の衣料品と靴を合わせた販売額は前年比15%増の410億ドル(約4兆5100億円)。21年は同約10%増の450億ドル(約4兆9500億円)超になるとウェルズ・ファーゴは予測している。まさにガリバーであるが、今回発表されたリアル店舗展開の狙いを考えてみたい。

1.発表されたリアル新店舗の機能

「Amazon Style(アマゾン・スタイル)」のHP上に公開されているリアル店舗映像を見てみると、店内には多様なブランドのアイテムがゆったりと展示され、展示商品は公式オンラインストアとすべて共有されている。顧客はアイテムごとのQRコードをアマゾンショッピングアプリでスキャンし、サイズや色、レビューといった詳細情報をその場で確認できる。

 映像で見る限り、面倒な接客もなく、気に入ったアイテムが見つかればQRコードを読み取った後に表示される試着ボタンをタップすると、試着アイテムと試着室の予約となる。試着室は40室あり、パーソナル空間と呼べる快適な広さとタッチパネルディスプレイが備えつけられている。選んだアイテムが試着室に用意されると通知が届き、試着室番号が案内される。試着室のキーもショッピングアプリで解錠するシステムである。

 試着室には予約したアイテムだけでなく、顧客がこれまでアマゾンで利用してきたデータに基づいてピックアップされた推薦アイテムも用意され、着数の制限もない。オフラインの最大の課題であった試着を快適な体験に進化させている。備え付けのタッチスクリーンでアイテムの評価や他のアイテムのリクエストも可能な上、希望したアイテムは数分で併設されている倉庫から試着室へと送られる。

 これら一連の流れは、フルフィルメントセンター(アマゾンの配送用倉庫で物流の拠点となる)の技術やプロセスで可能となる。ショッピングのデータはオンラインストアとリアル店舗双方で共有され、相互に連携する。

 リアル店舗での試着履歴はオンラインストアにも反映され、自宅での決済処理と配送も可能だ。リアル店舗には販売員とショッピングカウンターも用意されているので、一般的な店舗のようにそのまま商品を持ち帰れる。「アマゾン・ワン」と呼ばれるレジなし決済や手のひら認証などの最新IT決済を導入し、レジ待ちのストレスも排除している。オムニチャネルと呼ばれるオンラインとオフラインの融合である。

 また、購入、試着履歴により購入者はより自身の好みにあったアイテムのリコメンドも受けることができる。EC化を急ぐファッション業界だが、ZARAやユニクロを脅かす存在は同業者のみではなくなりつつあるのは確実である。

2.アマゾン・ドット・コムのリアル店舗展開

 アマゾンのリアル店舗展開は15年、本社のあるワシントン州シアトルに対面販売方式の書店「アマゾン・ブックス」を開店したのが最初だった。17年には高級スーパーマーケットチェーン「ホールフーズ・マーケット」を137億ドル(約1兆5000億円)で買収。このほか、新業態開発として無人コンビニエンスストア「アマゾン・ゴー」や食品スーパー「アマゾン・ゴー・グローサリー」「アマゾン・フレッシュ」、ネットの売れ筋商品をそろえた「アマゾン・4スター Amazon 4-star」、美容室「アマゾン・サロン」などを実験的に展開。レジなし決済や手のひら認証などの最新ITを導入した店舗を展開している。

 しかし、アマゾンのリアル店舗展開は、その都度大きな話題にはなるが、必ずしも順風満帆とはいえない。どの新業態もスクラップアンドビルドが続いている。ただ、挑戦する姿勢に変わりはない。

 ウォルマートは全米に張り巡らせた自社店舗をハブとして、EC売上額を大きく伸長させている。コロナ禍があったとはいえ、消費者の購入行動はオフラインだけでは完結しないことの証左といえる。現時点ではアマゾンのリアル店舗運営のノウハウは、やはりウォルマートなどの歴史あるリアル店舗運営企業と明確な差がある。

 そのため、アマゾンは今後もリアル店舗企業のM&Aを虎視眈々と狙っているのではないか。企業規模や手元資金を考えれば、買えない企業はないだろう。日本でも同じ展開が将来起こるとすれば、ファッション業界に限らず想像を超えた小売業全体の再編成が加速するのは間違いない。

3.まとめ

 ファッション商品は軽くてかさばらず、オンライン販売上では比較的単価は高く、かつ送料コスト率も低い。そして個人嗜好が大きな購入要因となる。アマゾンにとっては、過去の閲覧、購入等の履歴からリコメンド商品のコンバージョン(成約率)率を高くしやすく利益率も高い。

 全米No.1のファッション販売企業としてより寡占化を進めるには、リアル店舗抜きでは、より大きな成長は見込めない。米国でも日本でもコロナ禍と過剰店舗展開で傷んだファッション業界には、新たな変革につながる台風の目になる。コロナ禍が突き付けたファッション業界への課題に対する構造変革に、残された時間は多くない。

(文=たかぎこういち/タカギ&アソシエイツ代表、東京モード学園講師)

●たかぎこういち

タカギ&アソシエイツ 代表/スタイルアドバイザー/コンサルタント(ファッション視点からの市場創造)/東京モード学園ファッションビジネス学科講師

1952年、大阪生まれ。奈良県立大学中退。大阪で服飾雑貨卸業を起業。22歳で単身渡欧後法人化代表取締役就任、1997年香港に渡り1998年、現フォリフォリジャパングループとの合併会社取締役に就任。オロビアンコ、マンハッタンポーテージ、リモワ、アニヤ・ハインドマーチなど海外ファッションブランドをプロデュースし、日本市場の成功に導く。また、第1回東京ガールズコレクションに参画。米国の有名ファッション展示会「d&a」の日本窓口なども務めた。時代に沿ったブランディング、MD手法には定評がある。2013年にファッションビジネスのコンサルティング会社「タカギ&アソシエイツ」を設立。著書に『オロビアンコの奇跡』『超入門 日・英・中 接客会話攻略ハンドブック(共著)』(共に繊研新聞社)、『一流に見える服装術』(日本実業出版社)、『アパレルは死んだのか』(総合法令出版)、『アパレル業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)などがある。