世界最小の国「バチカン市国」元大使が語る秘密のベールの内側

 イタリアのローマ市内にある小国「バチカン市国」。

 日本では「世界最小の独立国家」として知られているが、カトリックの総本山ということからキリスト教世界では誰もが知る存在だ。宗教への関心が低めの日本にいると、その影響力や発言力はぴんとこないかもしれないが、世界から一目置かれる国なのだ。

 『バチカン大使日記』(中村芳夫著、小学館刊)そんな日本では知られていないバチカンについて、「大使」としての経験を交えて紹介する、なんとも貴重な本だ。

なぜバチカンは世界から一目置かれるのか


 著者の中村芳夫氏は経団連の副会長をつとめたのち、2016年から2020年まで駐バチカン大使を務めた。経済界から外交の世界に入った異色の存在である。

 バチカン市国の規模や場所からして、大使は駐イタリア大使が兼任していそうにも思えるが、日本はバチカンに専任大使を置いている。ただし、在バチカン日本大使館も大使公邸もバチカン市国の中にはなく、ローマ市内にあるのだそう。

 面積でいえばこじんまりしているバチカン市国だが、その影響力は計り知れないものがある。

G7が指導力を失い、G20も機能しなくなったGゼロと言われる世界の中で、モラルリーダーとして、教皇の発言の影響力は大きい。在任中、トランプ前米大統領、プーチン露大統領、メルケル前独首相、マクロン仏大統領らがバチカンを訪問し、教皇フランシスコと会見していることはその証左といえる。(P12より)

 またローマには88の国と地域が在バチカン大使館を置いている。国家としてのバチカンはそれだけ重視されているのだ。ただ、その理由が「カトリックの総本山だから」では、日本人には理解しにくい。カトリックの総本山であることは、バチカンに何をもたらしているのか。

 その一つが膨大な量の情報だ。バチカンは日々、13億人をこえる信徒と世界各地に広がった教会から情報を収集している。それゆえに、バチカンは紛争や格差など世界の「現場」にもっとも通じた存在なのだ。

 また、世界平和や核のない世界、貧困撲滅、人権の尊重などを掲げるバチカンは、世界の「モラルリーダー」としての説得力も兼ね備える。これは主張の背景にあるものが「国益の追求」ではなく「宗教」であるため、国や地域、個人を問わず耳を傾けやすいという側面があるのだろう。

バチカンがまとう「神秘のベール」の功罪


 一方で、バチカンにも問題や課題はある。

 国家としてのバチカンが抱える問題の一つが、内部の不透明性だ。たとえばバチカンの財政収支は現在公表されていない。最後に発表されたのは2015年で、この時は1240万ユーロ(約16億円)の赤字。当時はバチカン教皇庁が財政改革を推進していたため、会計事務所と契約したものの半年で契約解除となった。これは財政改革に反対する教皇庁内部の抵抗の結果だとされる。以降財政収支は発表されていない。

 国家である以上ある程度の透明性は確保されるべきなのだろうが、今のところバチカンの財政は「神秘のベール」に包まれている。宗教の神秘性ということで、ある程度の不透明性を許容するかどうかは考えがわかれるところだが、隠ぺいの文化があまりにも高じると、たびたび世界的な問題になっている「聖職者による性的虐待問題のような状況を作り出し、信徒を失うことになる」と中村氏は指摘している。

 バチカンの内部とそこでの生活、そして日本との交流など、中村氏がつづる大使時代の経験は、日本人の多くは見たことも聞いたこともないものだろう。

 閉ざされた秘密の場所をのぞくような一冊。知的好奇心を大いにくすぐられるはずだ。(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

石原慎太郎氏「都民葬」に反対の動きも…根拠となる条例なし、小池知事の裁量が焦点

「#石原慎太郎都民葬に反対します」――。そんなハッシュタグが7日午前、日本国内のTwitterのトレンドに入った。

 発端のひとつは日刊スポーツが4日に公開した記事『石原慎太郎さんの「都民葬」問われ小池百合子都知事「都としてできるかぎりのことを」』だった。現段階で石原氏の「都民葬」が行われる方針が示されたわけではないのだが、Twitter上では早くも都の税金を原資にした石原氏への葬儀挙行に対し、否定的な見解があふれている。「顕著な功績があった者」に「自治体として弔意を示す」ことを条例で定めている自治体もあるが、東京都にはそうした条例があるのだろうか。

 同記事によると、小池百合子東京都知事は4日の定例会見で、今月1日に亡くなった石原元都知事について、「都民葬」などを執り行うかどうか問われ、「ご遺族の方々のご意向を最大限に尊重し、都としてできるかぎりのことをやっていきたい」と述べたのだという。都としての意向は石原元都知事の長男の伸晃氏らにも伝えているのだという。この発言を、過去に不適切な政治的な発言のあった石原氏の「都民葬」挙行の“地ならし”だと解釈したり、中央政界に対する小池知事の布石と見たりする向きがTwitter上であったようだ。

南相馬市は災害で犠牲となった職員を弔う弔意条例を施行

 全国の自治体の中には、当該自治体に「顕著な功労のあった者の弔慰」に関する条例を定めているところもある。

 例えば、東日本大震災の大津波と東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示区域に指定された福島県南相馬市は2020年9月17日、「南相馬市弔慰に関する条例」を施行した。同条例は次のように定められている。

<(目的)

第1条 この条例は、南相馬市(以下「市」という。)の自治に顕著な功労のあった者が逝去されたときに、市が行う弔慰に関し必要な事項を定め、もって故人の市への貢献に対する感謝及び追悼の意を遺族及び市民に表すことを目的とする。

(市葬の執行等)

第2条 次に掲げる者が死亡したときは、市葬(市が主催する葬儀をいう。)を執行し、又は弔慰金を支給することができる。

(1) 市の自治に対し、その功績が特に顕著であると認める者

ア 名誉市民(南相馬市名誉市民条例(平成18年南相馬市条例第5号)第1条に規定する者をいう。)

イ 現に市長又は議長の職にある者

ウ 8年以上市長又は議長の職にあった者

(2) 災害業務に従事する職員等であって当該業務が原因で死亡したと認めるもの

(3) その他市長が特に認める者>(以下略、原文ママ)

 市議会に提出された同条例案の素案では以下のように提案理由が示されている。

「令和元年東日本台風において、深夜まで災害対応にあたっていた職員が不慮の事故に遭い尊い命を失ったが、職員の市への貢献に対する感謝及び遺族への追悼の意を表すための制度がこれまでなかったこと、また、本市の自治の発展に寄与し、長年にわたり顕著な功労があった者が逝去した場合の市葬等の制度がなかったことから、市葬の執行等に関し制度を整えるもの」

 震災や原発事故、2019年の東日本大風などでは、首長や市の職員は文字通り命がけで職務を遂行していた。職務遂行中に亡くなった者に対する追悼の意を示すような制度がなかったことが、条例起案の発端になっている。地元メディア関係者は次のように語る。

「他の自治体がどうかわかりませんが、南相馬市の同条例は災害弔慰金に関する制度の延長線上で制定された性格が強いものです。比較的に『自治体への貢献に報いる』という趣旨が明確に打ち出されているものではあったと思います。ただ、それに合わせて長年市政を担ってきた首長や議会議長も加えるという部分などに関しては市民からハレーションがあったようです。

 この条例に関するパブリックコメントでも、『新型コロナ感染拡大の最中、税収の落ち込みも懸念されるところ尚更である。時期尚早と思う』『弔慰の在り方については公務への尽力功績も様々であるので、慣例による市長や議長の裁量権で十分であり、後は市民個々の判断による弔慰で十分と考える』などという厳しい意見もあり、まったく波紋がなかったわけではありません」

他自治体の「弔意条例」では名誉市民などが対象

 東京都東村山市の「自治に顕著な功労のあった者の弔慰に関する条例」では、「東村山市名誉市民条例の規定による東村山市名誉市民」「市職員で生命をとして職務を遂行したことにより死亡したと認められる者」「東村山市長又は東村山市議会議長の職にあった者(死亡したときに現にこれらの職にあった者を含む)で、その功績が特に顕著であると認められるもの」「その他市の自治に貢献した功績が特に顕著であると市長が認める者」が対象となっている。

 また静岡県熱海市の「熱海市の発展に顕著な功労のあった者の弔慰に関する条例」では、名誉市民などの対象者規程は前述の南相馬、東村山両市と変わらないが、首長に関しては「満12年以上市長の職にあった者」と規定されていた。

東京都には「特別職」「名誉都民」に関する「弔意条例」はない

都民葬」が話題になっている東京都はどうなのか。東京都政策企画局総務部秘書課の担当者は「特別職が亡くなった際の弔意の示し方に関する都条例はありません」と話す。

 では、他の自治体で「自治体葬」の対象となっている「名誉市民」などに関する「弔意」に関する条例はあるのだろうか。社会文化の興隆などで都民の敬愛のシンボルとなった人物に対し、都は東京都名誉都民条例を定めている。

 これまで名誉都民には、元東京市長・司法大臣の故・尾崎咢堂氏を皮切りに、元都知事の故・東龍太郎氏、ソニー名誉会長だった故・井深大氏、聖路加国際病院理事長として知られた故・日野原重明氏、女優の黒栁徹子さん、指揮者の小澤征爾さんら123人が選ばれているが、石原慎太郎氏の名前はない。

 なお、名誉都民が亡くなった際、都が自治体として「弔意を示す」ことを規定している条例はあるのかを聞いたところ、都生活文化局文化振興部文化事業課の担当者は「(そうした条例は)ありません」と話した。

 小池知事が石原元都知事に対する弔意を示すのにあたって「都としてできる限りのこと」はどのようなことなのか。仮に「都民葬」を挙行するとしても、東京都に根拠法となる条例がないのなら、その財政的支出は知事の裁量で専決処分するのだろうか。推移が注目される。

(文=編集部)

 

パチスロ「伝説の爆裂連チャン機『コンチネンタル』が4号機で復活!?」~4号機名機伝説~ 『オリエンタルⅡ』編 【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.80】


 前回、1993年秋にリリースされたユニバーサル販売の4号機第1弾『ソレックス』について書いた。

 同機は、4号機では初めてとなる、集中役を出玉獲得の主軸に据えた本格的なA‐Cタイプ。

 厳しいパンク規制に対処すべく1ゲームあたりの純増枚数を7枚近くにまで高めた快速集中役「ベルラッシュ」は、突入確率の高さもあって初期4号機ではトップクラスの破壊力を誇った。

 そんな『ソレックス』から、わずか数ヶ月後の同年暮れ。ユニバーサル販売は、早くも4号機第2弾『オリエンタルⅡ』を発表する。

 

 ユニバーサル系マシンの伝統ともいえる、王者の風格漂うトラディショナルなデザインが印象的な本作は、両ボーナスのみで出玉を増やすスタンダードなAタイプ。しかし、そのコンセプトに誰もが驚かされた。

 90年代初頭、パチスロ業界に巻き起こった爆裂連チャン機ブーム。そのきっかけとなった伝説のマシン『コンチネンタル』を徹底的に再現したのだという。

 役構成を見ると、REGは1種類になったが、ビッグは『コンチ』と同様、「7・7・7」と「BAR・BAR・7」の2種類。小役についても絵柄の色やデザイン、払い出しには多少の変更はあるが、構成自体はほぼ『コンチ』である。

 

 極めつけは、絵柄配列。青リンゴがベルに、オレンジがリンゴに、JACを兼ねたプラムがEXTRA(リプレイ)に、そしてベルがプラムに…とそれぞれ置き換えられてはいるが、ボーナス絵柄の配置を含め、まんま『コンチ』だったのである。


 実は、この『オリエンタルⅡ』、「お蔵入りになった『コンチネンタルⅣ』を4号機に焼き直してリリースした」という噂が、当時はまことしやかに囁かれた。

 実際のところ、『コンチネンタルⅣ』という機種名は以前からシリーズ最終作として噂にはあがっていたし、あながち間違いではないかも知れない。

 そんなわけで、ゲームを彩るリーチ目についても、「中段単チェリー」や「単チェリー+ボーナス絵柄テンパイ」といった、『コンチ』から継承されたパターンが目をひいたが、4号機ではボーナス成立後の等倍返し処理が禁止されたため、これら小役絡みのリーチ目の存在感は希薄だった。

 そこで頼りになるのが、4号機最初のユニバーサル系マシンを特徴づけていた、成立ゲームにのみ発生する刹那的な告知サイン「フラッシュ」である。

 本作の場合は3パターン。いずれも中段がフラッシュするのだが、「左→右→左」はビッグ、逆に「右→左→右」だとREG、「左→右」を2回繰り返すとBRいずれかとなった。

 ところで、肝心のスペックについては、これもまた『コンチ』を踏襲し、「怒濤の連打を生み出す超ビッグ偏向タイプ」などと謳われたが、これにはちょっと…というか、かなり無理があった。

 そもそも、一大センセーションを巻き起こしたデビュー当初の『コンチ』は、コインセレクタに仕込まれた「CS-90」なる未承認のパーツによって、怒濤のごときビッグ連打を巻き起こしていたのだ。

 3号機よりも出玉規制が厳しくなったドノーマルの4号機で、同じような連チャン性を再現できるはずものないだろう。

 確かに、確率配分は全設定にわたってREGが非常に低く抑えられた超ビッグ偏向型だった。が、相応に機械割も辛くなっており、「単にREGを削っただけの辛い台」というのが、大方の評価だった。


 世が世なら、「あとで連チャンを上乗せする分を勘定に入れ、あえて辛くしているのではないか」と勘ぐられたことだろう。実際、『コンチ』がそうだった。

 が、『コンチ』は先述した「CS-90」の一件が問題となり、検定取消処分という大きなペナルティを喰らった。まさか、同じ過ちを繰り返すはずもないだろう。

 しかし、である。歴史は繰り返すのが、世の常。やがて市場にある『オリエンタルⅡ』の多くは、人知れず暗躍する「業者」たちの手によって、名実ともに『コンチ』の完全再現ともいえる連チャン性能を身につけるのであった。

(文=アニマルかつみ)

上智・青山学院・立教の“JALパック”入試動向を徹底解説…青学の新学科が大人気

 現在はMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)がスタンダードな括り方になっているが、それぞれ校風や受験生のタイプが違うことを度外視して、学力偏差値だけでグループ化しているので、少々無理がある。G(学習院)を頭にプラスして、GMARCHとしたところで代わり映えはしない。SMART(スマート)、すなわち上智・明治・青学・立教・東京理科に国際基督教大学を加えたISMART(アイスマート)も同様だろう。

 校風や受験生の傾向からいえば、旧来からミッション系で女子受験生に人気のJALパック(上智・青学・立教)の方が、括り方では自然であろう。ただ、同じキリスト教であっても、上智はカトリック、青学は米国プロテスタント・メソジスト、立教は米国聖公会で、ルーツは違う。だから、太平洋戦争時、同盟国の独伊にカトリック信者が多かった関係で、上智は官憲の監視が緩やかであったが、敵国米英の聖公会系の立教への監視は厳しかった、といわれる。

 入試の方針も、明治・中央・法政とJALパックは対照的だ。たとえば、地方試験会場は中央・法政が延べ9カ所なのに対し、上智と立教は0、青学だけは箱根駅伝効果もあるせいか3カ所となっている。ちなみに、早慶は0である。

 上智と立教は地元東京圏の受験生の割合が高く、学校推薦型選抜(旧推薦入試)と総合型選抜(旧AO入試)の対象校が全国にあり、同系のミッションも多い特色が、あえてコストのかかる一般受験生向け地方会場を設けない背景にあるのだろう。

 なお、JALパックの2021年入試の志願者数増減率で、立教は前年比106.8%でトップクラスの伸び、青学は69.4%で最大の減少率、上智は100.4%とほぼ変わらずであった。22年入試はどうなったか。各大学の入試の動向を踏まえてアプローチしてみよう。

上智大学…22年入試の補欠合格数に注目

 21年入試では、約50%に達する補欠(追加)合格数に度肝を抜かれた。その原因は、一般選抜のTEAPスコア利用型(全学部統一日程試験)、学部学科試験・共通テスト併用型、共通テスト利用型という多様な方式にある。

 TEAP(ティープ)は、上智が中心になっている民間の英語力検定試験である。共通テストは国公立受験者必須なので、特に「共通テスト利用型」には人気の上智ということもあって、当然、国公立受験者が併願先として殺到する。現に、どの学部も「共通テスト利用型」の志願倍率は、募集人員が少ないこともあって、他の方式より非常に高い。

 22年入試でも、たとえば文学部は「TEAPスコア利用型」8.5倍、「学部学科試験・共通テスト併用型」9.5倍なのに対し、「共通テスト利用型」は24.7倍となっている。ほかの文系学部も似たような傾向だ。

 理工学部になると、その差は激しい。「TEAPスコア利用型」は4.6倍、「学部学科試験・共通テスト併用型」は19.5倍に対し、「共通テスト利用型」はなんと82.3倍となっている。国私併願の場合は、やはり第1志望の国公立に合格すれば入学辞退する者は多くなり、上智は補欠者を相当数想定することになる。そのため22年入試では、補欠合格より正規の合格者数を多めに発表すると思われる。

 22年度から始まる全学共通の教養教育は、上智の校風を端的に表している。人間の思考のベースを学ぶコア科目群は、キリスト教人間学とデータサイエンスなどとなっている。この異質な組み合せこそ、上智らしい独自な発想だ。

 さらに、展開知科目群は学問領域にこだわらず、学生の主体性を尊重して「実践・経験・社会展望と課題・視座」の3つのカテゴリーに分けている。特に、「視座」という言葉は上智好みの表現だ。それは社会的・人文的な現象を観察する立場のことであり、それはキリスト教思想に基づく、ということであろう。

 上智はカトリック系大学としての使命感も強く、全国の同系の高校からの特別枠がある。それとは別に指定校推薦入学枠も充実している。

青山学院大学…昨年の志願者離れはストップ

 22年、お正月恒例の箱根大学駅伝は青学の圧勝に終わった。選手層の厚さが勝因で、数年間は青学の天下が続くともっぱらの評判だ。

 同校の受験動向を見ると、21年の総志願者数は前年比70%弱に減少したので、22年はどうなるか注目された。昨年の志願者減の要因は、①経済学部、理工学部、文学部英文学科を除く学部で個別試験科目のみの入試がなくなったこと、②全学部統一日程試験を除き、大学入学共通テストの結果と学部独自の試験結果で合否判定をする方式に変えたことである。そのため、共通テストを受けない私大専願受験者が敬遠した、という見方が自然である。

 22年の一般選抜の志願者動向を見ると、駅伝と同じく復調している。全学部日程入試では、昨年の8539人から1万1958人と増加している。個別学部日程入試では、昨年は2万2115人だったのに2万4400人となっている。22年4月に法学部ヒューマンライツ学科が開設されることを計算に入れても、増加傾向にある。競争率が下がった昨年の反動と言ってもよい。特に受験生の理系志向を反映して、理工学部に人気があるようだ。

 新設の法学部ヒューマンライツ学科は、募集人員約55人と小ぶりなのに個別学部日程で420人、全学部日程で742人の志願者を集めた。「法は人権が尊重される社会を実現するためにある」という原点から、問題解決に必要とされる法・政治・経済についての生きた知識を学ぶ。学科の名称に「人権」でなく「ヒューマンライツ」を冠しているのは、国境を越えた普遍的な価値としての人権概念に基づいているからだ。

 データの分析手法を学ぶ「社会調査論」のほか、「政治学入門」「経済分析入門」「公共政策入門」が1年次に選択必修とされている。2年次には「戦争・紛争と人権」「貧困と人権」「ジェンダーと人権」など、具体的な人権に関わるテーマ別科目を履修できる。日本赤十字社とのタイアップで開講される「国際社会と人道支援」など、従来の法学部とは明らかに違う。いかにもミッション系らしいグローバルな学びといえよう。

立教大学…今春も魅力発揮のユニークな全学部日程

 21年の大幅な志願者増は、ユニークな全学部日程の入試方式を導入したことが要因だろう。学部別試験日でなく、科目パターンごとの試験日を設定したのだ。文系と理系で違いがあるものの、文学部を除き、試験科目パターンで受験可能な学部なら、同じ試験日に複数の学部を受験できる。いわゆる「コスパの良い併願」となるわけだ。試験日は5日間設定したが、その結果、受験生一人当たりの学内併願(複数学部受験)が増加、総志願者数も増加したのだ。

 22年の「大学入学共通テスト利用入試」志望倍率は上智と同じく高倍率で、法学部は66.4倍、経営学部は42.4倍、経済学部は34.9倍、文学部が34.5倍となっている。上智、立教とも、受験の作戦としては、大学入学共通テスト利用入試は志願倍率が高く、合格可能性の点で「あんまりあてにしてはいけない入試」ということであろう。さすがに全学部日程入試は昨年より微減となっているが、相変わらず人気は高い。

 立教は、かつて長嶋親子が活躍した野球部のイメージもあり、ミッション系というイメージは薄かった。しかし、最近の取り組みを見ると、ミッション系らしくグローバル色を強く打ち出し、全学で取り組んでいる。

 具体的には「立教に経営あり」と声価を高めた立教GLP(グローバル・リーダーシップ・プログラム)は、数年を経てしっかりと全学部に定着し、多国籍企業と連携して課題解決型授業などを展開している。そのアクティブラーニングが、いよいよ成果を発揮するときが来たのだ。

 さらに、学部の枠を超えた全学的な取り組みとして「RIKKYO Learning Style」がある。4年間を通して、導入期→形成期→完成期とプレゼンや時間管理などを学ぶ仕組みである。今後は、AIやデータサイエンスなどもテーマにしていくという。

 23年には新座キャンパスに健康科学とウエルネスを学ぶスポーツウエルネス学部(仮称)が新設される予定だ。

●明治学院大に2024年、初の理系学部

同じミッションでも前身が英語塾で文系学部のみだった明治学院大学に、初の理系学部が誕生する。その情報数理学部では、ICT(Information and Communication Technology)を活用した授業やPBL(Project Based Learning)なども活用し、産学官連携の機会創出にもつながると期待されている。

(文=木村誠/大学教育ジャーナリスト)

●木村誠(きむら・まこと)
早稲田大学政経学部新聞学科卒業、学研勤務を経てフリー。近著に『「地方国立大学」の時代–2020年に何が起こるのか』(中公ラクレ)。他に『大学大崩壊』『大学大倒産時代』(ともに朝日新書)など。

パチンコ新台「時速6万発超え!?」RUSH中は“3000発大当り”あり! シリーズ最高峰の「超攻撃型韋駄天」が誕生!!

 

 ホールで勃発中の熾烈なパチンコ出玉競争。その発端は、間違いなくSANYOの『P大工の源さん 超韋駄天』であろう。

 初回大当り時の60.2%を突破できれば突入する「超源RUSH」は、時短3回+残保留1個で構成。このRUSH継続率は破格の約93%を誇り、継続中は時短変動約1秒、平均3.5秒という驚異的な速度で連チャンが繰り返される。時速出玉は約36,000個超とも言われている。

 同社はこのほど、そんなシリーズの最新タイトル『P大工の源さん 超韋駄天 BLACK』の機種サイトを公開。特徴やゲームフローなど、気になる詳細を明らかにした。

 偉大なる先代を進化継承させた当機は大当り確率約318.13分の1の1種2種混合タイプで、7図柄揃いorロングフリーズは10R約1,500個の「超源BONUS」消化後に「超源RUSH」へ突入。7以外の図柄揃いは3Ror10Rの「超源チャレンジ」が始まり、演出成功で超源RUSHへと繋がる。トータルRUSH突入率は約50.2%だ。

 RUSH中の大当り確率は約2分の1で、RUSH初回突入時は時短127回+残保留1個、即ち次回大当りが確定。その後は金図柄揃いならば10R&時短127回+残保留1個の「夢源RUSH」、金以外の図柄揃いならば2R&時短3回+1個の「超源RUSH」へ振り分けられ、トータル継続率は先代と同じく約93%に達する。ちなみに、夢源RUSHor超源RUSHの振り分け割合は15%:85%だ。

 注目演出としては「極源炎舞」「バトルリーチ」などが挙げられ、前者は炎レベルのアップと共に極源炎舞の文字が完成すれば大チャンス。一方の後者はカットイン発生や後半への移行でチャンスを迎え、仲間の参戦や大龍とのバトルは大当りに大きな期待が持てる。

 超源RUSH中はお馴染みの3カウント勝負で、夢源RUSH中のV獲得→画面クラッシュは1,500個×2の「極源BONUS3000」へと発展。瞬時に3000個の出玉が払い出されるのだから、「超攻撃型韋駄天」のキャッチフレーズも伊達ではないだろう。なお、業界関係者による情報によれば、出玉スピードは「時速6万発超」とのこと。前作をはるかに凌ぐ超速出玉を体感できそうだ。

 肝心の導入は4月4日予定とのこと。同社の公式YouTube「SANYOチャンネル」では既に本機のプロモーションムービー(←リンク挿入https://youtu.be/mcLmDGa9vCw)もアップ済みなので、まずはこれらをチェックして、はやる気持ちを抑えつつ出玉のイメージを膨らませておこう。

JRA アタマ差辛勝で浮かぶ藤沢師「最後」のダービー馬候補、超良血馬の「最悪事態」回避にファンもひとまず安堵?

 6日、東京競馬場で行われた5R・3歳未勝利(芝1600m)は、C.ルメール騎手の1番人気ライラスター(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)が直線抜け出して勝利。2014年の桜花賞馬ハープスターの2番仔が、デビュー3戦目で待望の初白星を挙げた。

 この日のメインレース、東京新聞杯(G3)と同じ舞台で争われた16頭立ての一戦。スタートを決めたルメール騎手とライラスターは、積極果敢に2番手の位置から追走。1000m通過60秒5と緩めのペースの中、軽く気合を付けられながら4コーナーを回り、最後の直線を迎えた。

 ゴールまで残り400m辺りで先頭のネイキッドハートに並びかけると、ルメール騎手は満を持してスパート。だが、それほど後続との差を広げることができず、逆に外から伸びてきたカヨウネンカに差を詰められる苦しい展開。最後は2頭のマッチレースに近い形となったが、何とかアタマ差だけ残し切った。

「父ロードカナロアで母ハープスターは超良血といえる血統背景。単勝1.3倍の断然人気だったことを考えると、1着とはいえやや物足りない着差だったかもしれません。ただ今回は昨年の11月以来、約2ヶ月半の休み明けでもありましたから、叩かれた上積みと今後の成長力に期待したいですね」(競馬誌ライター)

 母は桜花賞(G1)を制した同年秋に凱旋門賞(G1)に挑戦したほどの実力馬だったが、翌年3月のドバイシーマクラシック(G1)8着を最後に引退、繁殖入りしている。キングカメハメハとの間に生まれた初仔のアストライアが4戦未勝利で引退しているため、今回が嬉しい産駒のJRA初勝利だ。

 SNSやネットの掲示板にはレース後、「初勝利おめでとうございます」「ハープスターの仔が勝って嬉しい」「次も楽しみにしています」等、ファンから祝福のコメントが殺到。また中には、「アークライトにならなくてよかったです」といった声も上がっていた。

 ハープスターの全弟で、ライラスターの叔父にあたるアークライトは、藤沢和雄厩舎から20年にデビュー。クラブ法人のキャロットクラブにて総額1億2000万円で募集された期待馬は、定年が迫る藤沢和師の“最後のダービー馬候補”としても高い期待を集めていた。

 しかし、初戦を単勝1.7倍で2着に敗れると、その後も勝ち切れないレースが続くことに……。昨年9月の未勝利戦では勝ち馬から6秒5離されたタイムオーバーの13着に大敗、ついには、このレースを最後に通算成績8戦0勝で中央登録を抹消されている。

 実はライラスターが昨年9月の初陣で3着に敗れた際、SNSなどには「アークライトにならないかちょっと心配」等、未勝利に終わった叔父の再現を危惧する声もちらほらと上がっていた。だが今回1つ勝利を挙げられたことで、ファンもひとまずは安堵したようだ。

 レース後、ルメール騎手が「休み明けだったのでまだ良くなると思います」と話せば、管理する木村師も「周囲の期待も大きいですし、素質を育んでいけるように頑張ります」と前向きなコメントを残していたのは好材料だろう。

 偉大な母に近づくための1歩を踏み出したライラスターの、これからの活躍に期待したい。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

パチスロ新台「激アマ」スペック正統後継機、攻略ポイントはチェリー+REG出現率にあり!?

 フル攻略ならば設定1でも機械割「103.0%」に達する甘さは完全継承。その上、「極・技術介入」や「feat.ダンスタイム」など新たな要素を組み込んだとなれば、ファンの注目を集めるのも必然であろう。

 1月24日に全国導入を開始したサミーの『パチスロディスクアップ2』は、ARTがATへと変更されたものの、基本的なゲーム性は先代を踏襲。ビッグは同色・異色共に最大202枚、REGは最大65枚の獲得が見込め、ビッグ後は約50%で1G純増約0.5枚のAT「ダンスタイム(DT)」へ突入する。

【注目記事】
パチスロ「伝説の爆裂連チャン機『コンチネンタル』が4号機で復活!?」~4号機名機伝説~ 『オリエンタルⅡ』編 【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.80】
パチンコ新台「時速6万発超え!?」RUSH中は“3000発大当り”あり! シリーズ最高峰の「超攻撃型韋駄天」が誕生!!

 また、ビッグ当選時は10%前後で上乗せ性能が倍増する「ダブルアップBB」が発動。通常時異色BBの一部では「feat.ダンスタイム」に当選する可能性があり、その後はDTが約80%でループする。

 ビッグ中のカットイン発生時は腕の見せ所で、赤カットイン発生時は中リール枠下へのBAR絵柄ビタ押し成功でAT「DJゾーン(DZ)」のゲーム数上乗せ(真・技術介入)。青カットイン発生時は左リール下段青7絵柄・中リール下段BAR絵柄・右リール下段に赤7絵柄をビタ押しし、成功する都度、同様にDZゲームのゲーム数が加算される(極・技術介入)。

 加えてビッグ中は枚数調整も必須で、カットイン非発生時は1回だけ右リール枠上~枠下に赤7絵柄を狙って中リールをフリー打ち後、左リールにBAR絵柄を目押しすれば完了。REG中は「バシュン演出」発生時のみ左リールにBARor赤7絵柄を狙って1枚役をハズせばOKで、1枚役8回以上の成立はDT突入に大きな期待が持てる。

 ATはDT→DZと進行(DT非当選時はDZから)し、DT継続ゲーム数は液晶画面上のキャラクターで示唆。先代と同じくAT中のビッグはビタ押し不要のハイパービッグとなるので、AT中にどれだけビッグを引き当てられるか否かで展開が大きく変化する。

 そんな本機はやはりチェリー+REG出現率に大きな設定差があり、その数値は設定1:5461.3分の1、設定2:3276.8分の1、設定5:2978.9分の1、設定6:2427.3分の1。同フラグを見極めるべく、通常時及びAT中のナビ非発生時は小役のフォローに努めよう。

 もちろん、本機もビタ押し成功での上乗せなしは高設定に期待。先代を踏まえると、スイカとチェリー出現率にも設定差があると思われる。

 なお、AT終了時はサミートロフィー出現の可能性があり、「銅」は設定2以上、「キリン」は設定5以上、「虹」は設定6が濃厚。REG中はキャラクターでDT期待度及び設定が示唆されるようなので、レアなキャラクターが出現した場合はDTや高設定に期待できそうだ。

JRA「本当の勝負はこれから」田辺裕信も驚いたG1級のフォースインパクト!モーリス撃破の安田記念(G1)見据える「東京専用機」が無敵の4連勝

 6日、東京競馬場で行われた古馬のマイル重賞・東京新聞杯(G3)は、田辺裕信騎手の4番人気イルーシヴパンサー(牡4、美浦・久保田貴士厩舎)が優勝。昨年の秋華賞(G1)2着馬の1番人気ファインルージュが2着、2番人気に支持された昨年の覇者カラテは連覇とならず、3着だった。

「正直びっくりした。オープンで走っていた馬でどれぐらいやれるかと思っていましたが、いきなりあんなにあっさり差し切るとは……」

 オープン昇級後の初重賞挑戦での見事な勝利は、手綱を取った田辺騎手ですら、驚きを隠せないほどインパクトを残した。

 15頭立て芝1600mのレース。道中は先行馬群から少し離れた、後方2番手の位置から追走した。前走は好位からの競馬で、イルーシヴパンサーはそれまでの2走ではもう少し前目の位置につけていた。

 こちらについて「作戦ではない」と振り返った田辺騎手だが、「馬のリズムを一番に考えた」結果、ペースが流れていたこともあり、深追いしなかった判断が最後の“異次元”の末脚を引き出したのかもしれない。

 何しろ繰り出した上がり3ハロン最速の末脚はなんと33秒1。東京の長い直線を味方に大外をグングン加速し、1頭だけ凄まじい切れ味で先行勢をまとめて飲み込んでしまった。

 これは3着のカラテがマークした上がり2位の33秒9より、0秒8も速かったのだから切れに切れたといっていい。元々末脚には定評のある馬だったとはいえ、同馬のキャリア9戦で33秒1は当然ながら、出色の上がりである。

 そしてこの強烈な武器こそが、フォースインパクトともいえそうな4連勝で重賞初勝利を飾ったイルーシヴパンサーの「G1獲り」を後押しすることになるかも知れない。

 過去10年で2番目に速い勝ち時計1分32秒3も優秀だが、特筆すべきは上がり2位とのタイム差だ。近年で東京新聞杯をステップにG1馬へと輝いた勝ち馬には、2018年リスグラシュー、19年インディチャンプがいるものの、上がり最速でもなければ、ここまでの切れを見せてもいなかった。

「追い込んだ馬の上がり最速を過大評価するのは危険ですが、イルーシヴパンサーの場合は、1馬身3/4と明確な差をつけています。斤量の違いがあるとはいえ、負かしたファインルージュが4歳牝馬トップクラス、カラテも能力分の走りはしている内容でした。

むしろ後方から大外を回した強引な競馬で、突き抜けたことにこそ価値があったといえるでしょう。重賞で相手が強化されたにもかかわらず、4連勝で最も着差がついたことは、(クラスの)壁がなかったということになりますから」(競馬記者)

 一流マイラーの片鱗を見せたパートナーを「コンビを組ませてもらって一戦一戦成長を感じます。落ち着いて挑めるようになった」と評した田辺騎手。最後に「一線級と戦えるようになりましたし、本当の勝負はこれから。頑張ります」と締めくくったように、好感触を掴んだに違いない。

 この勢いが本物なら、G1でも即通用の期待ができそう。4勝2着1回の成績は、東京専用機といっていいほど。田辺騎手の視線の先には、8番人気ロゴタイプとのコンビで最強マイラーのモーリスを撃破した16年以来の安田記念制覇がチラついているはずだ。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

パチンコ新台「初当り約1/39×RUSH継続率90%」分かりやすくてすぐ当たる“痛快エンターテインメント劇場”が開幕!!

 分かりやすくてアップテンポ。1月吉日に導入したハイブリッドミドルパチンコ『Pとある科学の超電磁砲』が好調な藤商事はこのほど、最新パチンコ『Pどないやねん』の発売を発表し、機種サイトを公開した。

 本機はとことん当りやすさを追求しており、その初当り確率は約39分の1。7図柄揃いは4R約320個「超大当り」の後に「博覧会RUSH」直行、7以外の図柄揃いは4R「大当り」の「福引券」ゲットでチャンスを迎え、チャレンジ成功で博覧会RUSHが濃厚だ。

 博覧会RUSH中は83.5%で7図柄揃いが選ばれ、無論、その後は博覧会RUSH継続。一方、7以外の図柄揃いは「返り咲きモード」へ突入し、時短20回転中に超大当りを引ければ、文字通り博覧会RUSHへ返り咲くことができる。

 また、返り咲きモードの一部は規定回数消化で博覧会RUSHへ昇格する模様。これらを合わせたRUSH継続率は破格の約90%となる。

 大阪の街を舞台に愉快な仲間たちが登場する通常時の演出もとにかくシンプルで、わずらわしい先読みは一切なし。「弁当リーチ」「隙間リーチ」「ウインクリーチ」「タイムセールリーチ」「値切りリーチ」「ティッシュ配りリーチ」「だんじりリーチ」など20種類あるストーリーリーチへ発展した時点で期待度50%を超え、すべて30秒以内に当否がジャッジされるスピーディーさも魅力のひとつだ。

 加えて、本機は新機能「どないやねんポケット」を搭載しており、演出が長いと感じたら右打ちしてどないやねんポケットに玉を入賞。これによって「どないやねんJUDGE」がスタートし、ハズレなら変動が中断、大当りなら変動が継続する…といった楽しみ方もできる。

 博覧会RUSH中は「雷予告発生」「即大当り予告」「7図柄テンパイ」「当落ボタン予告」「寿文字出現」などが注目ポイント。「えべっさんアタッカー」を狙って運命を見届ける「運命の分かれ道」といった演出もあるようだ。

 BGMについては、「阪神タイガースの歌~応援歌Ver.~」「大阪うまいもんのうた」「千本桜~どないやねんVer.」など、これぞ大阪といった楽曲を多数収録。サウンド面でも最大限に打ち手を盛り上げてくれる。

 誰でも気軽に打てる痛快エンターテインメント劇場。気になる導入は3月22日を予定している。 

パチスロ「約1/3.3でリアルボーナスが連発」の爆裂マシン、「設定1でも104%」の激アマ台など話題作が目白押し!!2月期待の新台ピックアップ!!

 毎月期待の新台を掘り下げる本コラム。今回は2022年2月に導入予定のパチスロ新台をピックアップしたので紹介したい。

『BLACK LAGOON ZERO bullet MAX』(エフ)

 最初に紹介するのは、5号機から絶大な人気を誇る『BLACK LAGOON』シリーズの最新作。本機は有利区間3000Gに対応した6.2号機で、シリーズでお馴染みの「バレットシステム」が復活を遂げている。

 出玉増加のメインとなるAT「ラグーンラッシュ」は、純増約6.5枚のG数上乗せ型AT機で、消化中はレア役などで「バレット獲得」「G数上乗せ」「ラグーンボーナス」「トゥーハンドチャンス バイオレンス(G数とバレットのW獲得特化ゾーン)」「ヘブンズRUSH(G数上乗せ特化ゾーン)」を抽選。

 特にBAR揃いが頻発するシリーズ伝統の「ヘブンズRUSH」はAT初当り時に必ず突入するなど興奮必至だ。待望の人気シリーズ最新作だけに、ロングヒットに期待が高まる。

『パチスロドリフターズ』(サミー)

 続いて紹介するのは、自力感と瞬発力で魅力のニューマシン「ドリフターズ」だ。通常時は主にレア役やCZ成功でボーナス「ドリフターズゲート」を目指していくゲーム性で、CZ突入後は画面下部にある扉(ハズレ、赤、金、虹)が1G毎に回転され、当り扉(赤以上)が目の前にある時にベルを引けばAT当選となる(扉の色によりATゲーム数が異なる)。

 本機最大の注目ポイントはAT「ドリフターズラッシュ」の出玉性能で、消化中は全設定共通で「約1/3.3」でボーナスが当選する激アツ仕様。突入時の平均期待獲得枚数は約690枚と高く、毎GレバーONに気合が入ること間違いなしだろう。

 6号機では珍しい「リアルボーナス」の連打で出玉を伸ばしていく本機。強烈な出玉感を味わえそうなスペックだけに、今後の動向に要注目だ。
 

『SLOTマッピー』(メーシー)

 最後に紹介するのは、名作ゲームとタイアップした「マッピー」だ。

 本機はAT(純増約0.3枚)と2種類のボーナスで出玉を伸ばしていくボーナス+ATタイプで、BIG中には簡単な枚数調整と3種類の技術介入要素が存在する。

 まずカットイン非発生時は、中リール中段に青7を狙い、右リールをフリー打ちして左リールにスイカを狙えば枚数調整完了だ。

 一方、カットイン発生時は3連マッピー絵柄・青7絵柄・BAR絵柄のいずれかを目押し。その難易度は「3連マッピー絵柄<青7絵柄<BAR絵柄」の順で、難易度が高いほど報酬がアップする仕様(基本は青7絵柄とBAR絵柄は同じ報酬)だが、ボーナス最終ゲームのみ最高難易度の「BAR図柄」で目押しを成功させると、特大の報酬が得られるという。そして、この“裏技”を駆使することで、出玉率は104%に達すると言われている。

 BIG終了後は2分の1以上で1G純増約0.3枚、1セット20G継続の「MAPPY ROUND(MR)」へ。このMRは20G消化ごとに継続ジャッジが行われ、終了後は「MAPPY GAME(MG)」へ突入し、BIG中に獲得したゲーム数を消化するまで継続する。

 なお、先述したBAR揃いビタ押しをせずとも、出玉率は設定1でも102%まで到達する模様。目押しさえできれば非常に甘いスペックなので、純粋に「+収支」を目指すならうってつけの台だ。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。