違反キップを切られたくはないが、交通反則金などキャッシュレス決済納付可能に 「ポイント還元」を期待する声も

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

あまり嬉しくはないが、交通反則金などがクレジットカードを始めインターネットバンキングや電子マネー、コンビニ決済といった手段で24時間、行政機関に納付できるようになる。

政府は2月8日、パスポート発券や車検、交通反則金など国の行政手数料の納付をクレジットカードや電子マネーなどでできるようにする「キャッシュレス法案」を閣議決定した。交通反則金がキャッシュレス決済になるのはまだ少し先の話だが、ネット上ではすでにその話題で盛り上がっているようだ。

「キャッシュレス法案」で何が変わる?

各メディアのニュース記事によると、キャッシュレス法案の成立によってパスポートの発券手数料と車検の手数料は2022年度中、交通反則金は2024年度末以降にクレジットカードやQRコード決済での支払いが可能となる。

キャッシュレス決済が当たり前の時代になりつつあるのにも関わらず、これまで交通反則金は平日昼間にしか開いていない「銀行・郵便局など金融機関の窓口」でしか納められず、違反した方が悪いとはいえ、非常に不便な仕様だった。もし多忙で金融機関に行けず、7日以内という短い納付期限が過ぎてしまうと督促状が届き、その郵送料まで上乗せして請求される。それでも支払わない場合は、ある日いきなり略式裁判に呼び出されさらに面倒なことになってしまうこともあるのだという。

キャッシュレス法案が施行されると、クレジットカードや電子マネー、コンビニ決済さらにはインターネットバンキングなど、支払い方法の選択肢もぐっと広がることになる。時間的な制約も解消されるため、違反切符を切られたらその場で納付を完了させられるかもしれない。

実は、警視庁は2021年7月より運転免許更新料などのキャッシュレス決済を導入している。そのニュースが流れた際には、ツイッター上では「そのうち交通違反の罰金もキャッシュレスになるのかな」といったつぶやきも聞こえていていたが、まさにそれが現実になろうとしているのだ。

ネットでは「これは嬉しい。望むべくは、対面の必要性が無い業務の手続きオンライン化」「コンビニ納付が実施されれば24時間休日でも納付可能。納付放置者に対して口実が通らなくなるのは良い」「やっとかよ…クレカで払えるのはありがたいけど違反したくない」「今様な納付方法だけど、味気ない。引き落としされる頃には…

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【検証】なぜターミナル駅の札幌駅は豪雪で完全麻痺?JR北海道は最善策を採ったのか?

 北海道札幌市では2022年2月5日の15時ごろから降雪に見舞われ、翌6日までの24時間の降雪量は60cmと記録的な大雪に見舞われた。札幌市内の積雪が最大で133cmとなった2月6日、JR北海道は午前9時以降に札幌駅を発着となる列車661本の運転を終日にわたって見合わせる。大雪は2月6日の夕方になって小康状態となり、翌7日には晴れ間も見えたものの、線路の除雪に手間取り、結局7日も札幌駅を発着する728本の列車すべてが運休となった。

 札幌駅を発着する列車は2月8日も朝から1本も運転できない状態が続く。それでも除雪作業の結果、まずは函館線小樽駅方面の列車が19時ごろから運転を再開した。千歳線の除雪作業は遅れ、新千歳空港駅方面の列車は2月8日午前6時30分ごろに、同じく苫小牧駅方面の列車も午前8時30分ごろにそれぞれようやく動き出す。

 なお、札幌駅を発着する列車のうち、函館線岩見沢駅方面の列車は2月9日18時ごろに運転を再開した。残る札沼線(学園都市線)方面もあいの里公園駅までは2月10日18時30分ごろ、あいの里公園駅と北海道医療大学駅との間は2月11日の夕刻以降、特急列車は一部が2月11日にそれぞれ動き出している。

 札幌市内がこれほどまでの大雪に見舞われたのは、今から25年前の1996(平成8)年1月以来のことだ。特に1月9日にはJR北海道全線で合わせて536本の列車が運休となり、同社が1987(昭和62)年4月1日に発足後、雪の影響で最も多くの本数の列車が運転できなかった一日となってしまった。今回の大雪は四半世紀前をさらに上回る本数の列車の運転不能もたらし、JR北海道への風当たりは大変強い。ほぼ丸2日間札幌駅から1本の列車も発着しなかった例は過去にないと言われている。

 今回の事態を踏まえ、「国鉄時代はどんなに大雪になっても列車は運転されていた」と鉄道に詳しい人まで発言しているが、そうでもない。1963(昭和38)年1月に福井、石川、富山、新潟の各県を襲った大雪によって北陸本線や上越線、信越本線を中心とする各線では1月23日から列車が長期にわたって全面的に運休となった。どうにか全線で列車が動かせるようになったのは13日後の2月5日、長距離を結ぶ特急列車を運転できるようになったのは26日後の2月18日と、鉄道の機能を完全に回復するまで1カ月近くを要している。この大雪で運休となった列車の本数は合わせて約1万9500本で、除雪作業に動員された作業者の人数は、国鉄職員はもちろん、自衛隊員、地元の消防団員など延べ66万人と空前の人数だ。現地では除雪車が足りなくなり、ロータリー式といって前方からかき集めた雪を羽根車で投げて除雪する雪かき車が北海道から送られたほどであった。

「サンパチ豪雪」との共通点

 俗に「サンパチ豪雪」と呼ばれる1963年1月から2月にかけての大雪では、新潟県長岡市にある今のJR東日本信越線の塚山駅で495cmの最大積雪を観測している。実はサンパチ豪雪がここまで列車の運転を止めたのは、単に積雪が多かったからだけではない。次に挙げる2点が大きな影響を及ぼした。

 一つは里雪型といって市街地に降雪が多かった点である。この結果、人力での作業が避けられない駅構内での除雪が増えた。駅構内での除雪作業がなぜ機械化できないかは後ほど説明しよう。さらには、線路から取り除いた雪を空き地に捨てようにも、線路際まで人家が密集していた結果郊外まで捨てに行く作業に忙殺されていたからだ。

 そして、もう一つは雪が止んだ後にこの地域では異例ともいえる寒波が襲い、日中の最高気温が多くの日で氷点下となった点も挙げておかなくてはならない。湿気を多く含んだ雪が凍り、その上に再び雪が積もった結果、除雪作業の困難さは著しく増した。サンパチ豪雪に襲われた地域では、雪に慣れているはずの人たちでさえ普段とは異なる雪の積もり方に、除雪車の取り扱いを誤って脱線させることさえあったという。

 実をいうと、いま挙げた2点はそのまま今回札幌市とその周辺とを襲った大雪にも当てはまる。まずは里雪型という特徴から見ていくと、おかげで札幌駅をはじめとして各駅では人海戦術で除雪作業が行われる羽目となった。なぜならば、線路の雪を押しながら左右どちらかまたは左右双方に排雪するラッセル式雪かき車、そして先ほどのロータリー式雪かき車とて、屋根のあるホーム、そして信号機や転てつ器といった機器が近くに多数設置され、線路が分かれたり合流する部分となるポイントでは除雪作業はできない。つまり、ホームの数が多く、線路が入り組んで敷かれた札幌駅のようなターミナルほど除雪に苦労させられるのである。

地吹雪という難敵

 サンパチ豪雪比べて今回は積雪が少ないのではないかとの批判もごもっともだ。しかし、2月6日の札幌市とその周辺では、降雪そのものよりもさらに深刻な被害が生じる地吹雪が断続的に起きたと見られる点も挙げておかなくてはならない。

 地吹雪とは、いったん積もった雪が風で上空に吹き上げられ、水平方向に運ばれる現象を指す。一般に雪面から1mの高さの風速が毎秒4~5m、気温が氷点下4~5度以下になると起きやすいといわれる。降雪がなくても地面に雪が積もっていれば発生するのが特徴で、風によって運ばれる雪の量は風速の3乗に比例するという。

 2月6日の札幌市の気象データを見ると、14時から17時までの3時間、それから19時から21時までの2時間で地吹雪が起きやすい条件を満たしていた。気象データは測候所で記録された数値であるから、場所によっては他の時間帯でも頻発したかもしれない。

 いずれにせよ、地吹雪が恐ろしいのは、風で飛ばされた雪が障害物に当たることでできてしまう吹きだまりである。JR北海道が発表した写真を見ると、函館線厚別駅や苗穂駅、千歳線北広島駅などで待避していた列車の周りに吹きだまりができており、特に北広島駅のものは高さが2m近くあり、列車が雪に埋もれてしまったようだ。

 吹きだまりを防ぐ最も有効な対策は、線路の周囲に吹雪防止林と呼ばれる防雪林を植樹することである。JR北海道も宗谷線や石北線などに広大な吹雪防雪林を保有しているが、札幌市内のような大都市では線路周辺に敷地があるほうがまれでほとんど存在しない。北海道に限らず、里雪が被害を大きくしてしまう理由はここにもあるのだと言ってよい。

 吹きだまりの解消には除雪車が効果的だ。駅と駅との間に敷かれた線路の除雪はポイントがないから、除雪車でまかなえる。ところが駅に近づいて除雪車が進入しようにも、待避している列車に線路を空けてもらわないと入っていけない。待避中の列車を動かすためには吹きだまりを人力で取り除く必要があるのだ。JR北海道によると、列車が待避していた駅は17駅、待避している列車の本数は29本もあり、駅構内の除雪は想像するだけでも気の遠くなるような作業となる。

 2月6日は午前9時からではなく、朝の一番列車から運転を見合わせとし、駅で待避する列車が存在しないようにしていれば除雪作業ははかどったであろう。だが、これは結果を知っているから言えるのであって、JR北海道を責めるのは不公平だ。

シェルターとスプリンクラー

 今回の札幌市とその周辺の大雪でも平常通りの運転を続けた鉄道が存在する。札幌市交通局の地下鉄だ。「地下トンネルを走るから当たり前」という声も聞かれるが、よく知られているように南北線の平岸駅と真駒内駅との間の4.7kmは地上に築かれた高架橋を行く。地上区間の線路はアルミニウムでつくられた半円状のシェルターによって覆われており、線路上に雪は積もらないのだ。

 JR北海道の線路もシェルターで覆ってしまえばよいのだが、大変難しい。南北線のシェルターは2本の線路を覆うだけでも幅9m、高さ6.8mと巨大で、線路周辺の人家に対して日照を遮ったり、電波障害といった環境問題を引き起こしてしまうのだ。それから、シェルターの屋根に積もった雪が周囲の家屋や道路に落ちるので、影響のない場所に雪を下ろす除雪作業自体は欠かせない。札幌市交通局によると、シェルター上に積もった雪は人力で下ろしているという。

 国内にはもう一つ、今回の札幌市とその周辺の大雪でもびくともしないと思われる鉄道が存在する。新幹線のうち、東北新幹線の七戸十和田駅と新青森駅との間、上越新幹線の上毛高原駅と新潟駅との間、北陸新幹線の長野駅と糸魚川駅との間、北海道新幹線の新青森駅付近だ。

 いま挙げた場所はいずれも豪雪地帯で、10年に1回程度出現すると想定された積雪は、最も少ない東北新幹線の七戸十和田-新青森駅間でも177cm、最も多い上越新幹線上毛高原-新潟間に至っては470cmにも達する。しかし、これらの新幹線では真冬でも線路上にほとんど雪は積もっていない。それもそのはずで、線路周囲に設けられた検知装置が降雪を観測すると自動的にスプリンクラーが作動して線路上の雪を洗い流してくれるからだ。

 東北新幹線で用いられているスプリンクラーは1平方当たり毎分1リットルの水をまく。1時間当たりの雨量に換算すると60mmで、気象庁によると滝のように降る非常に激しい雨に相当するという。

 スプリンクラーは駅構内でも作動させられるので、JR北海道にはいますぐにもでも設置してほしいところだ。けれども、札幌市でスプリンクラーを作動させるには課題が多い。最も寒い1月の平均気温が氷点下3.2度となるため、スプリンクラー用の水が凍結する恐れがあるからだ。

 雪を洗い流すためのスプリンクラーの水は、新幹線の沿線に設けられた消雪基地と呼ばれる拠点で川から汲み上げられ、水資源の節約のために繰り返し用いられる。消雪基地は送水機能のほか、スプリンクラーの水が凍結しないよう、加熱機を用いて水温を1度単位できめ細かく管理する役割も果たす。水温の管理で最も大切なのは基地からスプリンクラーへの送水時ではない。スプリンクラーでまかれた後、雪とともに基地まで戻される返送時なのだ。具体的にはこのときの水温が2度ならばスプリンクラーの水は凍結しないし、しかも送水時に温めすぎるといった無駄も最小限に抑えられて都合がよい。

 スプリンクラーの北限となる青森市の1月の平均気温は氷点下0.9度で、東北新幹線の開業に先立って実施されたテストでは平均気温は氷点下3.5度であった。この条件で消雪基地に2度の水が戻ってくるためには送水時に約14度の水を供給すればよいという結論が得られている。

 送水時の水温をさらに上げて返送時の水温を2度に調節すれば、札幌市でもスプリンクラーを設置できる可能性はある。けれども、消雪基地から送水する水温を果たして何度に設定すればよいのかは不明だ。仮に平均気温が氷点下10度であったとすると、送水時の水の温度を40度まで温めれば水が凍ることなく雪は取り除かれるかもしれない。理屈では実現可能でもやはりスプリンクラー用の送水管をヒーターで温める工夫も必要となりそうだ。以上を考慮すると、果たしてどのくらいのエネルギーとコストとが消費されるのだろうか。やはり、今回のJR北海道の採った策が精一杯なのかもしれない。

(文=梅原淳/鉄道ジャーナリスト)

●梅原淳/鉄道ジャーナリスト

1965(昭和40)年生まれ。大学卒業後、三井銀行(現在の三井住友銀行)に入行し、交友社月刊「鉄道ファン」編集部などを経て2000年に鉄道ジャーナリストとして活動を開始する。『新幹線を運行する技術』(SBクリエイティブ)、『JRは生き残れるのか』(洋泉社)、『電車たちの「第二の人生」』(交通新聞社)をはじめ著書多数。また、雑誌やWEB媒体への寄稿のほか、講義・講演やテレビ・ラジオ・新聞等での解説、コメントも行っており、NHKラジオ第1の「子ども科学電話相談」では鉄道部門の回答者も務める。

 

駅名から日本の歴史がわかる! 意外と奥が深い「駅名の世界」

 普段何気なく利用している電車の駅。その駅名の由来には地名や神社仏閣、「前」や「東西南北」のつく駅名など、さまざまな由来がある。そんな奥が深い駅名の研究を紹介するのが『駅名学入門』(今尾恵介著、中央公論新社刊)だ。

 本書では、地図研究家の今尾恵介氏が、注目の駅名、お馴染みの駅名、キラキラ駅名まで、駅名の世界を解説し、駅名のメカニズムを通して、社会構造の変化や地名との関係、公共財としての意義や今後のあり方を展望する。

意外に多い「駅名が地名になる」ケース


 駅名は「所在地の地名」を名乗るのが当たり前と考えられているが、実はその逆も多い。新たな駅名ができた後で、所在地の地名を駅と同じものに変えてしまう、というケースだ。駅名は毎日のように通勤通学で利用されるため年月を経ると「通称地名」になりやすいという。住居表示の実施や町名番地整理事業など、地名統合をしようとする際に利用されるのである。

 たとえば山手線の駅名のうち、五反田、恵比寿、高田馬場、目白、大塚の各駅の所在地は、従来の地名ではなく駅名に合わせたものだ。高田馬場駅の場合、明治43年9月15日の開業時の所在地は、豊多摩郡戸塚村大字戸塚字清水川というもの。

 駅名候補としては当初、上戸塚駅、諏訪之森駅もあったが、人口に膾炙した江戸期からの名所ということで、高田馬場の駅名が選ばれた。駅の所在地は東京市内になってから淀橋区戸塚二丁目となり、戦後までこの町名は続く。その南側も歴史の長い諏訪町が続いていたが、昭和50年に両町のうち、明治通りから西側を駅名に合わせて高田馬場と改称している。戸塚町は長らく早稲田大学の所在地でもあり、大学名に合わせたのか大半が西早稲田となり、戸塚町一丁目が大隈庭園付近のわずかな面積が残るのみとなっている。

 また、駅名にも「キラキラネーム」のようなネーミングの駅がある。そんなキラキラ駅名の本場が平成17年開業のつくばエクスプレスだ。都心の秋葉原を起点に埼玉県、千葉県を抜けて茨城県つくば氏までの58.3キロをつなぐ。都内を走っているうちは他線と接続する駅の他の地名を採用しているが、南流山駅の先は、流山セントラルパーク、流山おおたかの森、柏の葉キャンパスなど、ひらがな、カタカナを使い、新しそうな言葉をちりばめた駅名が並ぶ。

 最寄りの駅など、身近な駅名にも由来があることが本書を読むとわかる。駅名をめぐるあれこれを調べてみると、その土地の時代背景も見えてくる。駅名を通じて、土地や歴史も楽しく学べるはずだ。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

パチンコ「歓喜の激アツ展開」も絶望…ドン底を救ったのは「よいこの女子高生」!?

 先日、本サイトでコラムを執筆しているオーハナB氏がパチンコ・パチスロを遊技する際の「辛く感じる出来事」についてお話されていました。

 確変・AT中は楽しいが、そこに辿り着くまでの道のりは決して楽ではないということ。コラム内では「ノービッグで3146Gの超大ハマり」していた『ジャグラー』のことを紹介しています。

 さすがにココまでの悲惨な経験はありませんが、自分も至福の瞬間を堪能するまでに苦しい思いをしたことは多々あります。泣きたくなるくらいの大ハマりをくらったことや、呪われているかのように次々と激アツ演出が外れるなど…例を挙げればきりがありません。

 ヒキ弱なうえに立ち回りなども頑張らないわけですから、辛い経験をするケースが多いのは仕方がないと思っています。しかし、分かっていても立ち直れないほどのダメージをくらうこともあるのです。

【注目記事】
パチスロ「ATをプレゼント」の異常事態!? 開店直後…「予想外の大事故」とは
甘デジ新台「右半分10R×77%ループ」の出玉カーニバル開演!!

 氏のコラムと内容は違いますが、先日も厳しい実戦を繰り広げてしまいました。

 14万発報告もあがっている現行機最高峰の性能を搭載した『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』との戦い。初打ちでは投資3本でRUSH突入を果たし快勝を収められたので、勝手に相性が良いと信じ余裕を持って挑んだのでした。

 この日の目標は勝つことはもちろん、「次回予告」「レイ背景」「暴走演出」を見るというもの。本シリーズの中でも大好きな要素なので、今回こそは堪能したいと考えていたのです。

 600回ハマりの当りなしの台に着席。投資5本を過ぎるまでは何も起こらない退屈な展開でしたが、740回転を過ぎた際に状況は一変します。

 待望の「次回予告」が発動!いつもは頼りない零号機が、安定感抜群の戦いで勝利をもたらしてくれました。昇格はせずRUSH突入はありませんでしたが、「次回予告」を堪能できたのでOKでしょう。

 このまま時短で引き戻したいところでしたが、残念ながら何も起こらず通常へ。「投資は5本だし、まだまだ頑張れる」と気持ちを切り替え打ち出したのでした。すると114回転目に動きが…

 ステップアップ金枠が発生!この時点で期待は高まりますが…目標にしていた「レイ背景」が出現!! 興奮しました。

 今回も零号機が問題なく使徒を殲滅。見たかった演出を見ての大当りは最高です。あとはRUSHへ入れば完璧なのですが…今回も昇格はなし。そして時短もあっさりと終了し、通常へ戻ってしまったのでした。

 流れは良いです。出現を願っていた演出の2つを堪能して当てているのですから。しかし、出玉には繋がらない。これはツイているのか、それとも…。とりあえず持ち玉を使ってから考えようと実戦を続けましたが、まるで眠ってしまったかのように何も起きません。

「全て飲まれたら海でも打とうかな~」と集中が切れだしたのですが、次の瞬間に私を呼び戻すかのように台が動き出したのです。

 突然のデバイス振動で驚き、思わず声を漏らしてしまうと→ステップアップ金枠→ロンギヌスの槍ギミック出現と激アツの展開!さらには再び「レイ背景」登場と、大興奮の展開を用意してくれたのでした。

 ココは問題なく初号機が勝利。そして…ついにRUSHへの突入が叶ったのです!あとは、どこまで伸ばせるか。頭の中には10万発を達成した姿が浮かんできます。「やはりエヴァは相性がいいのかも」と、清々しい気持ちでRUSHをスタートしたのですが…。

 スピーディーに回数を消化していきます。気か付けば残り回数は50回…初号機が何もアクションを起こさず走り続けているのです。残りはついに10回転…「嘘でしょ? 何を急いでいるの?? 駆け抜けは本当に勘弁してください!」私は必死で願いましたが…。

 ものすごいスピードで駆け抜け、無情にも「左打ちに戻して」との指示が。完全に心が折れました。歓喜するシーンも多かった実戦でしたが、最後のRUSH駆け抜けで全てが台無しに…このまま続ける気にはなれなかったのです。持ち玉を飲ませて席を立ったのでした。

 投資は5本と大怪我ではありませんが、気分は最悪。「このまま家に帰ることはできない」と思った私は、パチスロコーナーへ向かったのです。こんな日は、大好きなアノ娘が癒してくれるはず…。

 大好きな『絶対衝激Ⅲ』へ着席。大量出玉など求めていません。この切ない気持ちを、少しでも和らげてくれると信じたのでした。

 これまでネットで話題になっているような大量出玉の獲得は達成していませんが、低投資で一撃1000枚オーバーを何度も実現するなど相性は良いマシン。今年の初打ちも無難に勝利を収めるなど、2022年も大いに貢献してくれそうな気配です。

 この日も傷ついた私を慰めるような対応を。初めのデートは振られてしまいましたが、すぐにMAX到達でCZ「モテ期到来」へ。これが130%まで溜まり、ラッシュ突入というプレゼントを用意してくれたのです。

 結果は投資4本で4連・326枚。伸びませんでしたが、全く問題はありません。最後に楽しい思いをさせてくれた「よいこの女子高生」に感謝です。

(文=デニス坂本)

<著者プロフィール>
 企業の品質管理業務を経て、フリーライターの道へ。主に趣味であったパチンコ・パチスロの実戦記事を作成してきた。現在はパチmax!の編集部において、業界関係者から得た情報、約20年のパチンコ・パチスロ経験を活かした記事を紹介。インタビューやプレス発表会の記事なども担当している。

そのスマホ「ファミマ」に持ち込むのちょっと待った! もしかしたらその機種の買取額1,000円以上かも

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

使い終わったスマートフォンをファミリーマートに持っていくと1,000円で買い取ってもらえる。そんな取組みが始まろうとしている。「機種変して使わなくなったスマホが自宅に眠っている」という人にとっては悪くないサービスのようにも思えるが…。

今回は、ファミマで実施されるスマホの回収の詳細や、その是非について考えていきたい。

ファミリーマート、お古のスマホの回収で1,000円相当のクーポン進呈サービスを開始

(画像は「写真AC」より引用)

大手商社の伊藤忠商事は2月9日、グループ会社であるファミリーマートの一部店舗で「家庭で使用されていない携帯電話端末(トレジャー端末)の回収事業の実証」を開始したことを発表した。都内25店舗のファミマで回収しているといい、端末を持ち込んだ人にはファミマで利用可能な1,000円相当のクーポンを渡すという。また、回収されたトレジャー端末はグループ内のセンターでデータ消去したうえ、状態の良いものは中古市場に、そうでないものはリサイクルに回されるようだ。

伊藤忠商事によれば、トレジャー端末は2021年の時点で2.7億台存在するといい、その価値は「約3兆円にのぼる」と試算されている。そうした“埋蔵金”を掘り起こすことで、スマホの中古市場の活性化や産出量の少ない希少金属のリサイクルにも役立つという。

たしかにスマホユーザーの中には、「もういらないんだけど、個人情報の塊だしそのまま捨てるのはちょっと…」と機種変前のスマホを手元に残している人も少なくない。そんな“なんとなく手放していない人”にとっては、手軽にコンビニで回収できて、1,000円分のクーポンまでもらえるというのは美味しい話のようにも思える。

しかし実は「どんなスマホやガラケーでも一律で1,000円買取り」というのは、ユーザー側からしてみると非常にもったいない話でもあるのだ。ネット上で中古スマホ買取業者のページを見ても、万単位の金額で買い取ると案内されている機種も少なくない。ネット上でも「1,000円分って。価値がわかってない者は持っていくかもね」「中古店に持っていけば、ジャンク品でも現金でそれくらいくれるよ」といった指摘が多く見られた。

今回の取組みは、「家で眠っているスマホやガラケーにも価値がある」と世間に周知させる点では非常に意味のあることだと言…

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パチンコ新台「92.5%継続×2.5秒変動×1G連」の超爆速スペック降臨!

 高性能スペックを搭載したマシンを数多く生み出しているメーカー享楽産業.。先日デビューを果たしたパチンコ新台『ぱちんこ ウルトラマンタロウ2 超決戦 LIGHT ver.』は、129.9という軽い大当り確率ながらパワー溢れる仕上がりでホールを盛り上げている。

 RUSH中の大当りは、全て10R・800発を獲得できる激アツ仕様。さらに電サポ大当り時の10%は「10R×3回=2400発」という破格の恩恵を手にすることが可能だ。継続率は約80%と連チャン性能にも優れており、爆裂ライト機として好稼働を実現している。

 このように、今年も魅力的なマシンをリリースしている京楽産業.。そんな同社は『ウルトラ』シリーズに続く超激熱タイトル最新作を発表した。「92.5%継続×2.5秒変動×1G連」の超爆速スペックに、熱い視線が注がれている状況だ。

『ぱちんこ キン肉マン3 キン肉王位争奪戦 火事場ゴールド』(京楽産業.)

■大当り確率:約1/319.6
■超MUSCLE RUSH突入率:60%
        継続率:92.5%
■遊タイム突入条件:大当り間799回転消化後
■遊タイム大当り期待度:100%
■特賞出玉:3R・330発 9R・990発
■大当り振り分け
・通常時
「3R+超MUSCLE RUSH」60%
「3R非RUSH」40%
・超MUSCLE RUSH中
「9R+RUSH継続」25%
「3R+RUSH継続」67.5%
「3R+RUSH終了」7.5%
○○○

『ぱちんこ キン肉マン3 キン肉王位争奪戦 友情シルバー』(京楽産業.)

■大当り確率:約1/229.9
■超MUSCLE RUSH突入率:51%
        継続率:80%
■遊タイム突入条件:大当り間599回転消化後
■遊タイム大当り期待度:100%
■特賞出玉:3R・360発 10R・1200発
■大当り振り分け
・通常時
「3R+超MUSCLE RUSH」51%
「3R非RUSH」49%
・超MUSCLE RUSH中
「10R+RUSH継続」77%
「3R+RUSH継続」3%
「3R+RUSH終了」20%
○○○

 ミドル・ライトミドルの2スペックが登場予定。今回は連チャン性能に特化した『ぱちんこ キン肉マン3 キン肉王位争奪戦 火事場ゴールド』について紹介させていただく。

 大当り確率は約1/319.6。ヘソでの大当りは「MUSCLE BONUS」となり、ここでのチャレンジに成功すれば連チャンモード「超MUSCLE RUSH」に突入する(突入率60%)。

 超MUSCLE RUSHは継続率92.5%を誇り、電サポ大当り時の25%が9R・990発を獲得できる激アツ仕様。次々と押し寄せる大当りの連打に9R出玉が噛み合えば、強力な一撃を叩き出すことも十分に可能だ。

 また、本機には遊タイムが搭載されており、大当り間799回転消化後に発動。ミドルタイプの中では比較的浅い回転数に設定されているうえに、大当り期待度は100%という破格の恩恵となっている。ハマリ救済として十分に役立ってくれるだろう。

「何よりも注目すべきは出玉スピードです。本機のRUSHは『2.5秒変動×1G連』で展開されるため、驚異的な速さで大当りを消化できる模様。関係者の間では『ユニコーンや牙狼よりも速いのでは?』という声も浮上しています。ホールを賑わせている爆速マシンに負けない活躍に期待が高まりますね」(パチンコ記者)

『ぱちんこ キン肉マン3 キン肉王位争奪戦 火事場ゴールド』並びに『友情シルバー』の導入予定日は3月7日。パワーとスピードを兼ね備えた究極RUSHを体感できる日は近い。

JRA今年未勝利でリーディング「13位→160位」に急降下、厩舎のピンチはオーナーが「10億まで降りない」と豪語した超期待馬が救う?

 今週末の中央競馬は東京、阪神、小倉の3場開催。この2日間で総勢8頭の大攻勢をかけるのは、開業12年目の高野友和厩舎だ。

 これまでG1・3勝を含め重賞16勝という、栗東でも期待が大きい中堅厩舎は、昨年レイパパレで大阪杯(G1)を制覇。年間合計36勝を挙げ、全国リーディング12位に食い込んだ。

 そんな高野厩舎だが、今年に入って一向に調子が上がってこない。先週末までのべ27頭を出走させるも、「0-1-2-24」と未勝利。まだ2月中旬を迎えたところとはいえ、全国リーディングは昨年の13位から160位に急降下している。

 先週土曜には、もう少しで今年初勝利という場面もあった。中京の3歳未勝利戦で2番人気ハギノモーリスが1位に入線したが、最後の直線で外に大きく斜行。他馬の進路を妨害したため、3着に降着となってしまった。

 幻となった初勝利を挙げるべく、今週末のラインアップは層が厚い。土曜の阪神メイン、洛陽S(L)にはファルコニア、日曜阪神のこぶし賞(3歳1勝クラス)にはスタニングローズと、いずれも重賞レースで好走歴がある有力馬をスタンバイさせている。

 そんな2頭を差し置いて、最も勝利に近いのは、日曜阪神6Rの3歳未勝利戦に出走予定のショウナンアデイブかもしれない。同馬は、2年前の1歳セレクトセールで、「ショウナン」の冠名でお馴染みの国本哲秀氏が5億6100万円(税込)という高値で落札したディープインパクト産駒だ。

「10億までは(セリから)降りるつもりはなかった」と、国本オーナーに言わしめた期待馬だが、昨年10月のデビューから4戦して未勝利。落札額ほどの活躍はできていないものの、4戦すべてで2着しているように、初勝利を挙げるのは時間の問題だろう。

「五度目の正直」で待望の初勝利を狙うショウナンアデイブだが、今回はライバル勢も強力だ。10頭立てと頭数は落ち着いたが、無敗の三冠馬コントレイルの弟、サンセットクラウドや、デビュー戦で2着のジャスタウェイ産駒、クレエンシアなど骨っぽいメンバーが揃った。

 鞍上を務めるのは前走に続いて2度目の騎乗となる池添謙一騎手。奇しくも先週のハギノモーリスにも騎乗しており、その鬱憤を晴らしたいところだろう。

 また、「国本オーナー×高野厩舎×ディープインパクト産駒」といえば、ショウナンパンドラを思い出すファンも多いのではないだろうか。

 同馬もやや晩成タイプで3歳春の牝馬クラシックには間に合わず、2勝目を挙げたのが3歳夏だった。その後、急激に力をつけ、3歳秋に秋華賞(G1)を制覇、翌年にはジャパンC(G1)で強豪牡馬を蹴散らした。

 “5億円ホース”ショウナンアデイブは苦戦が続く高野厩舎に勝利を届けられるか。そして偉大な名牝と同じような成長カーブを描いていくことができるだろうか。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

パチスロ「ATをプレゼント」の異常事態!? 開店直後…「予想外の大事故」とは

 先日、当サイトのライター・堀川茂吉氏が執筆した「確変台を譲ってもらった」という内容のコラムを拝読させていただいた。

 大負けの危機に突如逆転のチャンスが舞い降りるパチンコ・パチスロユーザーであれば手に汗握る展開。詳しい内容は是非当該記事をご確認頂きたい。

 そのようなことがあったのか、と羨ましくも楽しい気持ちで文を追っていたのだが、2日後に類似した状況に出くわしたのである。

 ただし、今回の場合はパチスロであり、私が「台を譲った側」だ。

【注目記事】
パチスロ新台「6号機最高峰の激甘マシン」そのシリーズ最新作は“ボーナス変換”システムを搭載!?【新台速報】
甘デジ新台「右半分10R×77%ループ」の出玉カーニバル開演!!

 何故そのような状況となったのか…当然ながら理由がある。それは私が行っている「新台実戦レポート」という企画記事に大きく関わっており、油断と不注意が招いた事態でもあった。

 半分以上は自身の道楽であるが、新台がリリースされれば同企画のためにホールに赴き実戦。該当ホールは近所に存在するが、入場抽選に失敗しない限りはおおよそ同ホールで実戦することにしている。

 何故なら他ホールに比べ圧倒的に新台を確保しやすいからだ。新台だからといって特別に高設定を投入するような傾向がなく、開店から1時間後の11時にようやく開放。空き時間が出来てしまうためか簡単に予約ができてしまう。

 ホールの名誉のために補足しておくと、「新台実戦レポート」は『パチスロGANTZ極 THE SURVIVAL GAME』『パチスロ北斗の拳 宿命』『新ハナビ』以外は全勝。「これぞ最高設定」という挙動は未経験ながら、恐らくは多くの場合で中間設定を実戦しているものと推測する。

 話を戻すが、同日も11時まで1時間の空き時間を持った状態であった。11時時点で新台に着席していなければ予約は無効となってしまう。

 手持ち無沙汰でホールを散策していると、『パチスロ麻雀物語4』のリセット台が目に入った。魔が差したと言うべきか…「どうせ上手くいっても数百枚。1時間もあれば消化できるだろう」と考え着席したのであった。

 本機はリセット時にモードが優遇されており、天国での当選率がアップしている。目論見通り128GでATに当選すると上乗せ特化ゾーン「麻雀ラッシュ」に突入。

 これが1820枚というギャグのような大量上乗せ。「閉店ブースト」という言葉もあるが、時間の限られた状況では不思議なヒキを発揮してしまうものなのかもしれない。

 ATは純増2.6枚。1820枚を獲得するには約700Gが必要で、純増通りならば時間にすると最低でも48分が必要だ。

 概ね完走濃厚となっているが時刻は10時15分を過ぎたところ…11時までには取り切れない状況となってしまった。完走後は天国モード濃厚だが、もちろん消化できない。

 本日の目的は「新台の実戦」なのだ。目的は優先事項である。目的を曲げるべきではない。

 10時55分頃、残り280枚でAT終了となる状況だが、近くを通りかかった婦人を呼び止め事情を説明。台を譲るに至った。

 そのお陰もあり、無事に新台『押忍!番長ZERO』を実戦し、記事を執筆することに成功。忙しない実戦となったが、しばらく忘れられない1日となりそうだ。

(文=大松)

<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

JRA「何十億を紙くずに……」父が大失態演じた舞台、秋G1でファンの不評を買ったユーバーレーベン調教師が「状態はデビュー以来最高」の強気

 昨年に続いて阪神競馬場で行われる京都記念(G2)には、今年の飛躍を懸ける注目馬が多数参戦。近走の内容から抜けた存在はいないものの、1番人気に落ち着きそうなのは、昨年のオークス馬ユーバーレーベン(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)だろう。

 阪神芝2200mは宝塚記念(G1)と同じ舞台でもあり、好走した馬がグランプリに出走するようなら面白い存在になりそうだ。それだけに、ユーバーレーベンにとってはちょっとした因縁もある。

 なぜなら本馬と宝塚記念には、切っても切れない関係にあるからだ。

 2013年に同レースを制した父のゴールドシップは、翌14年も優勝して連覇を達成。前哨戦の阪神大賞典(G2)、そして天皇賞・春(G1)を連勝して臨んだ15年は、単勝オッズ1.9倍の圧倒的1番人気でレースを迎えた。

 しかし、ゲート内で2度立ち上がって大きく出遅れ……。前を行く馬群から10馬身以上のロスを目撃した瞬間、阪神競馬場に詰め寄せた大観衆から悲鳴、落胆の叫び沸き上がった。レースでもこれといった見せ場もなく15着に惨敗。史上初のJRA平地同一G1・3連覇の偉業は、意外な形で幕を閉じた。

「えー、宝塚のゲートですが、とんでもない1番人気、一瞬にして何十億を紙くずにしちゃってどうもすいませんでした」

 ゴールドシップが“やんちゃ過ぎる大失態”を演じた際、当時の主戦を任されていた横山典弘騎手が、元パートナーの引退式で当時を振り返るコメントを残して場を和ませたのは、心温まるエピソードである。

 一方、産駒のユーバーレーベンにとって、ここは是非とも結果が欲しいところ。

 9日に行われた最終追い切りは、美浦ウッドで併せ馬。直線一杯に追われるパートナーに対し、馬なりで併入した。6F83秒8、ラスト1F11秒9の好タイムをマークし、見守った指揮官から「状態はデビュー以来一番じゃないかな」という最高級の賛辞も飛び出した。

 昨秋は、左前脚の屈腱周囲炎明けだったユーバーレーベンや、右肘の腫れや熱発のあったウインマリリンに対し、中間の調整過程には不安を匂わせていた手塚調教師。だが、レース前には、「追い切りは及第点、問題ない」とコメントしならがいずれも凡走し、師の言葉を信じたファンの一部から怒りを買った。

 とはいえ、調教師としてはオーナーの手前、本音と建て前もある中で、中間の状況説明は、精一杯の誠意だったのかもしれない。

 同じ阪神の秋華賞(G1)で大敗を喫したユーバーレーベンだが、それは本調子になかっただけのこと。2歳時の阪神JF(G1)では、女王ソダシを追い詰めたコースでもある。

 順調な調整過程で挑む今回の陣営は、むしろ強気過ぎて怖いくらいだが、今度こそ信じてよさそうだ。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

JRA 武豊ドウデュースあえての弥生賞(G2)で「直行組」に挑戦状、友道師が明かした「当たり前過ぎる」参戦理由に納得

 今週末の東京競馬場では、皐月賞(G1)へ向けた重要な一戦の共同通信杯(G3)が行われる。春を目前に続々と3歳重賞が組まれており、来月には皐月賞トライアルの弥生賞(G2)、スプリングS(G2)、若葉S(L)などが予定されている。

 これからクラシック出走に向けた熱い戦いが幕を開けようとしているが、その一方で近年のトライアルは何か物足りなさを感じるのは、気のせいだろうか。

 もしかしたら、それはクラシック有力馬のトライアル出走が減ったからかもしれない。

 一昔前は賞金に余裕のある馬も、ない馬もトライアルを使うのが一般的だった。トライアルから皐月賞、そして日本ダービー(G1)へと向かうローテーションは「王道」と呼ばれ、過去の名馬たちの多くが、そうやって使われてきた。

 しかし、近年ではトレセン以外の調教施設が目覚ましい進化を遂げたことにより、レースを使いながら仕上げていく臨戦過程が消えつつある。特にノーザンファーム系のクラブ馬は、外厩などの優れた調教施設で馬を走れる状態に仕上げて、トレセンで最終調整を行い、レースに出すケースが増えた。現在は目標のレースだけを狙い撃つローテーションが主流だ。

 今年のクラシック有力馬では、東京スポーツ杯2歳S(G2)を制したイクイノックスとホープフルS(G1)優勝のキラーアビリティが当てはまるだろう。2頭の陣営はともに皐月賞直行を宣言しており、レースが目前に迫るまで外厩で調整を進めていくことが予定されている。

 だが、昨年の最優秀2歳馬に輝いたドウデュース(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎)を管理する友道師が、来月6日の弥生賞出走表明したことは、直行組との直接対決前に楽しみな知らせといえる。

 友道師は『スポーツ報知』の取材で「中山を経験していないし、使ってもへこたれるような馬ではないですからね」と、弥生賞への参戦理由を明らかにした。

「面白くなってきましたね。イクイノックスらが皐月賞直行するのに対し、ドウデュースは前哨戦を挟む真逆のローテーションとなりました。

前哨戦が軽視される主な理由に、レースを使うことによる故障、想像以上に疲労を残してしまうリスクを恐れていることが挙げられます。それを踏まえると、友道師の『使ってもへこたれるような馬ではないですからね』というコメントは、前哨戦を避けるライバル馬に対する挑戦状のようにも聞こえます。

私個人の意見ですが、今年のクラシックは朝日杯FS(G1)の内容からドウデュースに期待しています。キラーアビリティを萩S(L)で倒したダノンスコーピオンを悠々と差し切ったことを考えると、ドウデュースの能力はかなり高いですよ。

ぜひ弥生賞を経由して直行組を撃破し、昨今のトライアル軽視の風潮に待ったをかけてほしいと思います」(競馬誌ライター)

 今年のクラシックは個々の戦いはもちろん、「直行」VS「前哨戦」ローテの代理戦争となるかもしれない。果たして、どちらに軍配が上がるか注目だ。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……