4日付「週刊女性PRIME」記事は、人気映画監督の園子温が日常的に女優に対し、自身の映画への出演話を持ち掛け肉体関係を迫っているとスクープした。
園は、監督作『自殺サークル』(2002年)、『紀子の食卓』(06年)が複数の国際映画祭で受賞したあたりから、その名が注目され始めた。09年には満島ひかり主演の『愛のむきだし』がベルリン映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。以降、『冷たい熱帯魚』(11年)、『ヒミズ』(12年)、『地獄でなぜ悪い』(13年)、『新宿スワン』(15年)など話題作を次々と世に送り出し、昨年にはニコラス・ケイジ主演の『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』でハリウッドデビューも果たしている。
「園の作品には、暴力や性などをタブーなく扱う過激な内容が満載で、大ヒットするような大衆向けの映画ではなく、一部のコアな映画ファンに熱い支持を得ているものが多い。『紀子の食卓』以降は毎作品のように海外の映画祭に出品されて受賞も多いため、海外でも評価が高い国際派監督といってよい。
一方、破天荒なキャラでテレビなどメディア出演も多く、先月に同じく複数の女優への不適切行為が明るみに出た映画監督の榊英雄と比べれば、はるかに知名度は高い」(映画会社関係者)
また、映画制作スタッフはいう。
「榊は“誰に対しても腰が低い”“男気がある”という評判だったので、報道に驚いた関係者は多かった。一方、園が女優たちにそういう関係を迫っているという話は以前からあり、園のキャラクターや作風も相まって“そういう人”というふうに業界内では許されてきた感もあるので、特に驚きはない」
園とは、いったいどういう人物なのか。
「世間のイメージどおりハチャメチャな人で、いつもお酒を飲んでいて、酔って手が付けられなくことも。それが原因で、園の現場に長年携わってきたスタッフが“もうやってられない”となり離れていったこともあると聞く」(同)
榊英雄と同じ手口
先月、映画監督の榊英雄や俳優の木下ほうかが強い立場を利用して日頃から女優に不適切な関係を迫っていたことがたて続けに「週刊文春」(文藝春秋)によって報じられ、映画業界内の悪しき行為に関する告発が相次いでいる。園についても、俳優の松崎悠希が先月、自身のTwitterアカウント上で
<俺の知り合いは園子音とその取り巻きの「ワークショップ」に通い始めて「事務所(マネージャー)を信用するな」と教えられ、そして「一人」になったところで身体を要求された>
<この監督は本当に こういう話がめちゃくちゃ多い。一体これまで何十人の俳優が被害に遭ったのか>
<泊まらせてくれたら、君のために明日の朝、ホットケーキを作ってあげる」 これが園子温が女優を口説く時の常套句らしいですなあ。思い当たる方、もの凄くいるのでは?>
と投稿していた。
「俳優を目指してワークショップに通う若い人は少なくなく、最近では『全裸監督』でブレイクした森田望智も“ワークショップ出身”といえる女優の一人。榊も自身が主宰するワークショップで知り合った女性に関係を持ち掛けていたとされ、榊や園子温のせいで、まるでワークショップが業界人によるセクハラの温床のように世間から見られてしまっている」(映画会社関係者)
ちなみに園は私生活では11年に園作品の常連組である女優、神楽坂恵と結婚しているが、業界関係者はいう。
「園は神楽坂と交際前、『愛のむきだし』で主演した満島ひかりと付き合っていたのは有名な話。園のほうがかなり真剣だったようで、その後、神楽坂と結婚したと聞いて“満島と別れてたんだ”と驚いた記憶がある。多くの女性に監督という立場を利用して関係を迫っていたところをみると、いくら無頼派を気取ってきても、結局、女性に依存しないと生きていけないタイプなのでは。個人的には園の作品は好きだし、才能は誰もが認めるところだろうが、園には失望を覚える」
相次ぐ告発を受け、監督が優越的な地位を使用して女優に不適切な行為をはたらくようなことが映画業界内では“悪しき慣習”化しているのではないか、という見方も広まっているが、映画制作関係者はいう。
「ひと昔前ならいざ知らず、今はTwitterなどのSNSもあるし、“あの監督が女優を食ってる”なんて話はすぐに業界内で広まるので、当然仕事にも支障が出てくるし、女優には事務所もついているので、基本的には“あり得ない”。園や榊は例外中の例外」
園の釈明が待たれる。
(文=Business Journal編集部)