JRA令和のサイレンススズカVSツインターボ「論争」がついに決着!? 大阪杯(G1)大本命エフフォーリア轟沈の裏で「後継者」2頭が明暗

 3日、阪神競馬場で開催された大阪杯(G1)は、8番人気の伏兵ポタジェが優勝する意外な結末。単勝1.5倍の圧倒的1番人気に支持されたエフフォーリアは9着に敗れ、よもやの敗戦に多くのファンが驚きを隠せなかった。

 また、エフフォーリア打倒の対抗筆頭格として期待された2番人気ジャックドールも5着に敗戦。一騎打ちムードが濃厚だったレースは、2頭が揃って馬券圏外に追いやられ、3連単の払戻しも53万馬券と荒れに荒れた。

 多くのメディアやファンから「令和のサイレンススズカ」と評する声が出ていたジャックドールだが、以前に陣営が話していたように今後は控える競馬も視野に入ってくるかもしれない。

 そこで触れておきたいのは、同じく逃げで素質を開花させたパンサラッサの存在だ。「令和のサイレンススズカ」ジャックドールに対し、「令和のツインターボ」と評されていたのがパンサラッサだった。

 奇しくも同じタイミングで出現した逃げ馬2頭だが、両馬のスタイルでどちらがサイレンススズカに近いイメージだったのかを考えると、ジャックドールよりもパンサラッサではなかったか。

 なぜならジャックドールの逃げは、5連勝したレースすべてが前半の1000mより後半が速くなるいわゆる“後傾”でのもの。金鯱賞(G2)のレコード勝ちにより、1998年の優勝馬サイレンススズカと比較されたものの、偉大な先輩は前後半の1000mを58秒1-59秒7で大差勝ちしていた。

 天皇賞・秋(G1)で悲運の死を遂げるまでの6連勝すべてが“前傾”だったサイレンススズカと“後傾”のジャックドールは、キャラクター的に符合しないだろう。

 これに対し、パンサラッサの方はより“スズカ色”の強いレースラップを刻んでいる。昨年10月のオクトーバーS(L)で大逃げを披露してから飛ばして逃げるスタイルを確立。有馬記念(G1)では13着に大敗するも、今年の中山記念(G2)を前半1000m57秒6で飛ばしした1分46秒4の勝ち時計は98年のサイレンススズカを上回った。

 パンサラッサの快進撃はこれだけでなく、3月のドバイターフでも前年の勝ち馬ロードノース相手に1着同着となり、G1初勝利を挙げた。ツインターボの重賞実績がG3勝ちまでということを考えれば、すでに本家を超えている。

 以上、「令和のサイレンススズカ」を巡るジャックドールVSパンサラッサの比較を踏まえると、現状の後継者として一歩リードしているのはパンサラッサといっていいだろう。

 ネットの掲示板やSNSなどではジャックドール派が優勢だが、個人的にはパンサラッサこそ相応しい派として1票を投じたい。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

JRA桜花賞(G1)「裏切り続き」横山武史に試練の春!? ナミュールも勝ち馬条件クリアならず…… レシステンシア、エフフォーリアに続く連敗も現実味

 高松宮記念、大阪杯と2週続いた春のG1開催は、いずれも8番人気馬が勝利。1番人気馬は馬券にも絡めない波乱の結果となった。

 そんな波乱続きの結末に一役買ってしまったのが、レシステンシアとエフフォーリアに騎乗していた横山武史騎手だ。

 重馬場の高松宮記念は、前半3ハロンを33秒4で逃げてハイペースを演出。後ろの馬に有利な展開となった結果、6着に敗退。初騎乗のパートナーということもあり、自身のイメージと違いがあったのかもしれないが、「何で負けたんだろうという感じ」とコメントが出たように、首をかしげるしかなかった。

 ただ、大阪杯のエフフォーリアについては、デビューからずっと誰にも手綱を譲らなかったパートナー。G1・3勝を挙げている昨年の年度代表馬なら負けるわけにはいかなかっただろう。

 ところが、単勝1.5倍の断然人気に支持したファンの期待も虚しく、現役最強馬は見せ場もないまま9着に凡走。レース後のコメントで横山武騎手は、輸送で調整に誤算があったことや1週前追い切りからピリッとしてなかったことなどを敗因に求めた。

 元JRA騎手の安藤勝己氏も自身のTwitterで「心配になる、よくない負け方」と評した惨敗だけに、こればかりは横山武騎手を責められない。

 桜花賞(G1)でコンビを予定しているナミュール(牝3、栗東・高野友和厩舎)もまた、1番人気が濃厚。そろそろ連敗を止めないと、昨年のブレイクで手に入れた現在のポジションが危うくなる。

 しかし、連敗ストップの期待が大きいナミュールにも、不安がないわけではない。

 まず注目したいのは、過去10年における桜花賞勝ち馬の馬体重である。前走のチューリップ賞(G2)に出走した際の馬体重は430キロ。最も多かったときも2戦目の440キロであり、最小体重だった2012年の桜花賞馬ジェンティルドンナが出走時の456キロを大幅に下回る。

 また、G2に昇格して以降のチューリップ賞組から本番で勝ち馬も出ていない。直近の勝ち馬では16年のジュエラー、両レースを連勝しただと14年のハープスターまで遡る必要がある。

 勿論これはジンクスといえるものであり、今年のナミュールにそのまま当てはまるかどうかは分からないが、「歴史は繰り返す」という意味では、懸念材料であることに変わりはない。

 最も信頼していたエフフォーリアでの敗戦が、強気な騎乗が持ち味の若武者から自信を奪うようなことに繋がれば、それだけナミュールの勝利が遠のくことにもなりかねない。

 負の連鎖を断ち切るためにも、今回は是が非でも結果が欲しいところだ。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

【パチンコ実戦】甘デジ「軽く万発」も可能な激アツ機へ挑む!ホールの開花予報…出玉の桜吹雪を起こせるか!?

 どうも、ロマニスタ鈴木です。
 本当に暖かくなってきましたね。家近くの神社へ散歩に行けば本格的なカメラを持った人が桜の写真を撮っていました。綺麗だもんね。撮りたくもなりますよね。

 ここ数年は桜に関連したお祭りも中止、お花見も禁止されていたりで桜を見る機会すら減っている気もします。幸い、私はこの神社へ来れば綺麗な桜が見られるので助かっております。

 しかし残念ながら、私はお酒を飲むことが苦手なのでお花見には参加することはあまりありません。ですが、やはりお酒を飲むことが好きな人たちにとってはお花見ができなくて非常に寂しい思いをしている人もいるでしょう。

 では、気分を変えてパチンコホールでお花見しませんか?

 うんうん。聞こえてきましたよ? 「ちょっと何を言ってるのかわからない」というあのお笑い芸人ばりの言葉が。あるじゃないですか!? パチンコホールで「お花見」する方法が!!(※パチンコホールでは飲酒しての入店は禁止されています。ご注意ください)

目指せ満開!! 出玉の桜吹雪を起こせるか!?

 さて、本日の実戦機種は京楽産業.(以下、京楽)より登場した『ぱちんこ AKB48 桜 LIGHT ver. 』です。「あー。なるほど」という声と「そっちかい!」という声。どっちも聞こえてくるような気がします。

 導入から時間も経っていますし、皆様もご存じかとは思いますので超簡単に機種説明をします。

 約1/99の大当りを引いて、50%の満開モードを目指します。満開モードは「時短1回」で展開。突入したら大当り確率約1/1.08を連続して引きましょう! 目指せ大連チャン!! 以上。超簡単な機種説明でした。

 と、言葉にすれば非常に簡単な台ですね。
いくら2回転しかないとは言え1/1.08を引き続けるのは簡単と感じますよね。「めちゃ甘じゃん。これこそ甘デジじゃん」そう思いますよね、私も思います。

 でも現実はそうもいかず、私、実は相性が非常に悪い。10回以上の連チャンした事ないんですよ。ですが、「今回は記事を読んでくれた人のためにも大連チャンをしよう!! 」と、熱い思いで打ち始めたのです。

 打ち始めること早8回転。

 あっさりですよ。あっさり当てちゃいましたよ!
 やりました。やりましたけど、残念ながらこれは単発。満開モードならず。

 まぁ当りも早かったし、全然OK!!
 満開モード突入率は50%ですから、次は満開モードでしょう!!

ホールに響く満開宣言!! 桜は美しく舞い、儚く散る…。

「次も早く当てて満開モードだ!」という淡い期待は空に消え…。気が付けば大当り確率を超える100回転…。「こうなったら、遊タイム発動まで打ち続けるしかないかなぁ?」と早くも諦めモードです。

 しかし112回転目、来ましたゼブラ柄!!

 見事当りましたが、勝負はここから。「頼む!! 満開モード突入してくれ!!」と祈ります。画面にはルーレット演出、ルーレットが「満開モード」に止まれば見事満開モードです。

 気合いを入れてボタンをプーーーッシュ!
 ルーレットが止まったマスは…【満開モード】

 やったー!! 来ました満開モード!!
 あとは見たこともないような大連チャンをするだけ!
 ホールに咲き乱れる「出玉の嵐」をお見せしましょう!

 サクッと2連し、3回目に突入。
 ってあれ? なんか危険な感じになってますけど?? 危険アラーム鳴りまくってますよ? 前田のあっちゃん! ふんばって!! トロッコごと落ちないでー!!

 桜の命は儚く短い…。
 暖かくなってきたからかな? 瞳からこぼれ、頬をつたうものは汗でしょうかね? 無念…。

 大当りした出玉で再度当りを狙ってみたもののサクッと飲まれて終了です。

【実戦結果】
投資:1625発
回収:0発
差玉:-1625発
〇〇〇

 私のお花見は速攻で終わってしまいました。
 場所取りに失敗してしまったんでしょうかね?
 私の引きが弱く、相性も悪いだけですね。

 最後に本機に対するコメントを。この『ぱちんこ AKB48 桜 LIGHT ver. 』は個人的に面白い機種だと思っています。

 京楽の機種にはカスタムや賑やかな演出が多く非常にワクワクしますね。ちょっと賑やかすぎるという人は先読み灼熱に設定しておけば、変に期待せずに済みますし。

 告知にドキッとしたいという人にはAir-Vibモードにしておけば突然来る「ポポポポポ…」にドキッとする事間違いなしです!

 性能も優秀。履歴を見れば一撃「7000発オーバー」や「1万発オーバー」まで普通に確認できます。

 甘デジとは思えない爆発力も秘めている『ぱちんこ AKB48 桜 LIGHT ver. 』。みなさんもお花見気分で打ってみてはいかがでしょうか?

(文=ロマニスタ鈴木)
<著者プロフィール>
 好きなゲームキャラクターがモチーフのパチンコ『CRソニック』でホールデビュー。
その後パチスロも遊技するようになりドハマりする。好きな機種は5号機時代のSNKプレイモアが出していた機種たち。パチンコでは甘デジやライトミドルを好んで打つ。サッカーと猫をこよなく愛し、週末はJリーグの試合を平均6試合くらい見ている。

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スパチャ(投げ銭)VTuber世界ランキング、5位不知火フレア、4位星街すいせい、3位加賀美ハヤト、2位常闇トワ、1位は?【4月1週目】

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

今や生身のYouTuberを凌ぐほどの人気を誇る「VTuber(バーチャルYouTuber)」。そのVTuberの人気を計る目安のひとつに「スパチャ(投げ銭)」がある。そこで、ここではYouTuberの分析&ランキングサイト「PLAYBOARD」による4月1週目(2022年3月28日~2022年4月3日)の週間スパチャ獲得金額の世界ランキングを紹介しよう。今回は果たして誰がトップに輝いたのだろうか?

スパチャ世界ランキングで1位を獲得したVTuberは?【4月1週目】

現在、YouTuberの「スーパーチャット(スパチャ)」獲得金額の上位を席巻しているのが、「VTuber(バーチャルYouTuber)」たちだ。

VTuberとは、二次元(3Dモデリング)イラストのキャクターがYouTuberとなっているのが特徴で、生身のYouTuberよりも稼いでいるという。

そんなVTuberたちの人気の目安となるのが「スパチャ」と呼ばれる“投げ銭”の金額であろう。

そこで、ここではYouTuberの分析&ランキングサイト「PLAYBOARD」のVTuber・スパチャ・世界カテゴリ・1週間での、スパチャ世界ランキングを発表したいと思う。

今回も「VTuber」カテゴリに含まれないVTuberがいるため、「All」カテゴリも考慮したランキングになっているが、4月1週目(2022年3月28日~2022年4月3日)のスパチャ世界ランキングで1位を獲得したのは誰なのだろうか?

第5位 不知火フレア(しらぬい ふれあ)

Flare Ch. 不知火フレア
所属:ホロライブ
週間スパチャ額:340万4,398円
チャンネルは→こちら


VTuberスパチャ世界ランキングの第5位は、ホロライブ所属の「不知火フレア(しらぬい ふれあ)」が獲得した。

今回、もっともスパチャを獲得した動画は、誕生日配信となった「【誕生日カウントダウン】歌って話して誕生日を迎えたい【不知火フレア/ホロライブ】」だ。

この配信は単に誕生日を待つのではなく、歌ってみたをやりながら日付変更を待つというスタイル。2曲目が終わったあと日付が変わる10秒前からカウントダウンを行い、リスナーと一緒に誕生日を祝っていた。

もちろん日付が変わった瞬間に、まったくコメントが読めないほ…

続きは【オトナライフ】で読む

パチンコ「蔵が建つ」を体現できた最強の攻略マシン!? 理想の超爆裂1種2種混合機!!

 オール1500発が80%ループ、3000発出玉、大当り3回約束など、いまのパチンコは絶賛大量出玉時代である。かつて1回の大当りで3000発を超えるような出玉を獲得するのは権利物か一発台と相場が決まっていたが、普通のデジパチでこの賑わいとなっている。

 まあ、普通のデジパチといっても1種2種混合機がそういった機械のメインシステムなので正確には普通のデジパチではないが、この事態を巻き起こすきっかけこそが普通のデジパチの破壊であった。

 2004年の規則改正によって、デジパチ、羽根モノ、権利物、一般電役などの区分がなくなった。これによって新たな仕組みとなる「1種2種混合機」が誕生。1種と呼ばれたデジパチと2種の羽根物を統合したゲーム性がいまのパチンコの盛況を生み出したのである。

 そんな1種2種混合機だが、当初は試行錯誤の途中だった印象。ゲーム性にしてもスペック性にしても、なかなか手応えを感じさせるような機種が登場せず、「微妙」なものとして一般的なファンには受け止められてきた。

 それから4年、1種2種混合機による新たなトレンド作りは実を結ぶ。初代『牙狼』の出現である。圧倒的な出玉能力とスピード性で業界を席巻。ファンに1種2種混合機という新スペックの存在を強烈に印象づけた。

■超爆裂1種2種混合機は『牙狼』の他にも存在

 そして、もう1機種、エポックメイキングな機種が存在する。『CR蒼穹のファフナー』である。初代『牙狼』のように役物抽選を機能だけに絞った限りなくデジパチに近いタイプのマシンではなく、デジタル当りと役物抽選を両立させた従来の意味での1種2種混合タイプとなる。

 通常時の液晶大当り確率が1/68.3で、図柄が揃うと役物による本大当り抽選に発展。ここでV入賞を果たすと出玉を獲得できる。大当り後は2回or5回の時短に突入し、再び役物抽選にチャレンジ。

 時短中は液晶が揃う確率が大幅にアップし、ほぼ毎回転役物抽選が発生。これによって連チャンチャンスが最大化されるわけだが、役物はノーマルルートが約1/8、スペシャルルートが約1/2の確率となっており、高いループ性を期待できる。

 時短5回の「スーパー乙姫チャンス」なら実質的なループ率は約85%にも及ぶ。さらに、役物による大当り時はすべて約1500発(直撃大当りの場合は約1600発)と、出玉力も充分。初代『牙狼』に勝るとも劣らない爆発力を持っているのである。

 しかし、この『CR蒼穹のファフナー』は短命に終わった。それも驚くほど短期間のうちに姿を消したのである。役物機の宿命、「攻略」の脅威にさらされる道をたどったからである。

 打ち方によってV入賞率を大幅にアップさせることができた攻略打法の破壊力は驚異的。本当かどうかは分からないが、このネタだけで「家を買った」「高級外車を買った」など「蔵が建つ」を体現するような逸話がゴロゴロしている。

 さらに、打法を駆使せずともブッコミを狙うだけで十分な効果を期待できるというおまけ付き。普通に打っていても、時に桁違いの出玉を手にすることができたという。

 ホールは置くだけで巨大な赤字を垂れ流すようなマシンの撤去を余儀なくされ、瞬く間に初代『ファフナー』はホールから消えていった。大当り中に流れる原作アニメの主題歌「Shangri-La」は桃源郷を意味する。消えた1種2種混合機の理想郷、伝説のマシンなのである。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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パチスロ6.5号機「ボーナス全設定1/99.9」となる新時代ATがアツい!!-新台速報-

 人気タイトルを数多く手掛けるメーカー平和は、このほどパチスロ新台『Sキャッツ・アイ』の製品サイト及びPVを公開した。

 同社初の6.5号機として登場する本機。当記事では注目のゲーム性やスペックを中心に紹介させていただきたい。

『Sキャッツ・アイ』(平和)

 本機は3種類のリアルボーナスとATで出玉を獲得するA+ATタイプ。AT「CATS’S TIME」にはボーナス当選か、キャッツ目やレア役から突入する。

 ボーナス後は必ずAT直行となる激アツ仕様で、通常時の出現率は「1/288.8(設定1)~1/246.4(設定6)」。キャッツ目・レア役の場合は前兆ステージを経てAT突入を目指すゲーム性だ。

 AT「CATS’S TIME」突入時には1G固定の上乗せ「キャッツ・チャレンジ」が発生。成立役に応じたゲーム数が上乗せされる。ボーナス後の場合は高上乗せに期待できるレア役出現率が「1/7.4」となるため、開幕から大量のゲーム数を獲得することも可能だ。

 本機最大の注目要素といえるのが「超奪取システム」。AT中のボーナス確率が全設定共通で「1/99.9」という破格の仕様となっているのだ。

 また、リアルボーナス中には技術介入要素も存在。中リールにビタ押しが必要なナビが発生し、成功するたびにATゲーム数を上乗せする。軽いボーナス出現率と目押し要素が融合させた超奪取システム。新感覚の遊技性を提供してくれるのではないだろうか。

『Sキャッツ・アイ』の導入は6月を予定している。新時代を切り拓く6.5号機として、その活躍に期待したい。

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JRA桜花賞、阪神JF(G1)11万馬券的中が至極当然な訳! ナミュール斬りで狙う馬は20万馬券!?

■波乱含みの桜花賞

 今週はいよいよ注目の桜花賞(G1)が行われる。先週までの大阪杯(G1)や高松宮記念(G1)といった古馬のレースとは雰囲気が変わり、将来性にあふれたフレッシュな若駒による一戦。生涯に一度しか挑戦できないレースゆえに、関係者の意気込みや思惑は強く、ファンにとってもオークス(G1)や秋華賞(G1)に向けて注目の一戦である。

 今年の出走予定馬で中心となっているのはナミュールであろう。

 暮れの阪神JF(G1)は出遅れもあって1番人気を裏切ったが、トライアルのチューリップ賞(G2)を勝利し、堂々とこの舞台に駒を進めてきた。ただし、前走のチューリップ賞は桜花賞やオークスに出走するために是が非でも勝たなければいけないレースであった。つまり相当な仕上がりで挑んだものであり、レース後のダメージも決して少なくなかったと想像できる。

 そもそもチューリップ賞を制した馬で桜花賞を勝利したのは、なんと2014年のハープスターが最後。ナミュールにとっては好ましくないデータといえよう。

 以上の理由からも、ナミュールは絶対的な人気馬というよりは、危険な人気馬といった方が正しいのである。

 ではこの桜花賞では何を買えばいいのか。しかもどうせなら穴馬を本命に万馬券の的中を目指したい。なぜならナミュールに不安があるのであれば、高額万馬券が飛び出す可能性もあるからだ。

 しかし春の3歳牝馬G1は難しい。この時期は牝馬特有のフケ(発情)といった症状があるし、レース間隔を空けて出走する馬も多いからだ。

だが、

“そんな難解なG1レースこそ自分たちの庭”

 と桜花賞の万馬券的中に絶大な自信を見せているのが「暴露王」である。

 年間300本以上の万馬券的中をノルマとしている暴露王は、昨年342本の万馬券を的中させるなど、ここ3年で合計1000本以上の万馬券を的中させている。その実力と実績は、予想に関わるすべての人間を凌駕しているといっても過言ではない。

 暴露王は美浦トレセンや栗東トレセンで活動する現役の凄腕競馬記者たちと提携し、テレビ、競馬専門紙、スポーツ紙、インターネット、ラジオなどで公開されない『関係者の本音』を把握。その本音は万馬券に直結する情報であり、それこそが暴露王最大の武器である。

 その暴露王が今年の桜花賞的中に対して絶大な自信を見せている根拠となるのが、11万馬券を的中させた昨年12月の阪神JFだ。

■11万馬券的中の情報力

 昨年のJRA2歳女王を決めた阪神JFは、1番人気ナミュール(C.デムーロ)、2番人気ステルナティーア(C.ルメール)、3番人気サークルオブライフ(M.デムーロ)、4番人気ウォーターナビレラ(武豊)の4頭が上位人気であった。

 結果は以下の通りだが、暴露王の本命は驚いたことに8番人気2着のラブリイユアアイズだったのである。

2021年 阪神JF(G1)
1着サークルオブライフ(3番人気)
2着ラブリイユアアイズ(8番人気)
3着ウォーターナビレラ(4番人気)

 ナミュールやステルナティーアといった上位人気馬を軽視し、穴馬から万馬券をトリプル的中という快挙。配当も3連単11万4300円、3連複1万6850円、馬単1万6540円と文句なしで、この結果に異を唱えるものは皆無だろう。

「阪神JFは事前に提携記者から出走馬に関する本音を把握していましたが、特に人気馬に関する不安情報が大きかったですね。その情報とラブリイユアアイズの激走情報が嵌まり、あの11万馬券的中となりました」(暴露王スタッフ)

 この話からも暴露王がこの3歳牝馬路線に関して、他のマスコミでは入手できない情報を把握していることは間違いない。

 そしてここからがポイントだ。今年の桜花賞には、昨年の阪神JFに出走した上位5頭がすべて出走するだけでなく、場合によっては出走馬の半数近くが阪神JF出走組になりそうなのである。

 つまり暴露王としては昨年11万馬券を的中させた阪神JFとほぼ同じレースであり、情報収集や分析が非常にやりやすい。この時点で桜花賞的中のフラグは立ったといえるのではないか。

 すると暴露王のスタッフはその手応えについて力強く語ってくれた。

「ご指摘の通りですね。桜花賞は阪神JFを攻略した時と同様の方法から、すでに必要な情報は埋まっております。かなりの万馬券も期待できますし、場合によっては阪神JFで的中させた11万円馬券を超えるさらに高額な配当も期待できます。

 おそらく1番人気はナミュールでしょうが、同馬に関してはある不安要素があります。陣営は必死にそれを隠していますが、桜花賞でそれが表に出た場合、まさかの大敗という結末も考えられます。

 阪神JFで本命に推したラブリイユアアイズは、陣営がマスコミには伏せていた自信の勝負馬でしたが、この桜花賞でも同様の勝負馬が出走することがはっきりと分かっています。その馬が本命候補ですが、マスコミの注目度からそれほど人気になっておらず、非常に楽しみです。

 なお今年は63本の万馬券を的中させていますが(3月27日現在)、公約の年間300本的中はもちろん、記録更新を目指してありとあらゆる穴馬情報を集めています。

 競馬ファンの皆様には、ぜひ暴露王の情報を活用して万馬券を的中してほしいと思っておりますが、そのきっかけとなるように桜花賞情報の無料公開を実施します。

 我々が自信を持っておすすめする桜花賞の3連単・3連複・馬単買い目、そして必見の穴馬に関する極穴重賞直前リポート。この2つを無料で公開しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

 またG1レース以外にも、高配当が狙えるレースはいくつもあります。昨年的中させた60万馬券、一昨年的中させた100万馬券。そんな情報も毎週公開していますので、週末に向けて暴露王の情報にぜひご注目ください」(暴露王スタッフ)

 暴露王が11万馬券を的中させた阪神JFと桜花賞は、まったく同じコースで行われ、出走メンバーや有力馬はほぼ同じという構成。ならば暴露王に期待するのは当然といえよう。

 しかも11万馬券を超える配当も期待できるというのであれば、それは大台の20万馬券かもしれない。

 実際に暴露王は今年も3連単22万4010円という高額万馬券を的中させているのだから(1月5日中山3R3歳未勝利)、この20万馬券は非現実的な話でもない。

 高松宮記念、ドバイ、大阪杯の馬券で連敗続きであれば、そして春競馬で多くの万馬券を的中させるためにも、ここは心機一転暴露王の無料情報を活用するのがベターだろう。思い切った決断が勝利への転機となるのだから。

CLICK→無料公開!【桜花賞の勝負買い目「馬単・3連複・3連単&穴馬直前リポート」】暴露王

※本稿はPR記事です。

 

JRA大阪杯(G1)武豊「神騎乗」以外にも激走の裏付けあった!? アリーヴォ通用に前走騎手が太鼓判、「小倉巧者」が見せていた素質の片鱗

 阪神競馬場で3日に開催された大阪杯(G1)は、単勝1.5倍の大本命に推されたエフフォーリアがまさかの9着に凡走。5連勝の勢いを評価された対抗筆頭格のジャックドールも5着に敗れる大波乱となった。

 8番人気で大金星を挙げたのはポタジェ、2着に昨年の覇者レイパパレが入った2頭の馬単は3万9630円、3連単の払戻しも53万7590円という高配当。ハイペースが仇になった感のあるジャックドールに対し、見せ場すら作れなかったエフフォーリアの敗戦は今後も後を引きそうだ。

 昨年の年度代表馬が屈辱的な敗戦を喫したレースで、存在感を見せたのは3着に食い込んだアリーヴォ(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)である。7番人気の評価ながら、勝ち馬とはクビ、ハナ差の惜敗。これには武豊騎手も「一瞬は勝てると思いました」と振り返ったほどだったが、ゴール前でもう一伸びを欠いた。

 元々は、C.ルメール騎手が騎乗を予定していたものの、ドバイ帰りの騎乗を見送ったため、急遽代打として鞍上を任された武豊騎手。神騎乗を見せた競馬界のレジェンドは、「このメンバーでもやれる馬です」とパートナーの能力の高さに感心していた。

 道中はエフフォーリアをマークするような位置から、ライバルの手応えの悪さを察してターゲットを前の馬に切り替える誤算もあった。前にいた馬で決まった展開が、結果的に逆風となってしまった。

 ただ、ポタジェの勝利も衝撃だったこのレースで、アリーヴォの激走もまた見事だったことは間違いない。ここまで挙げた4勝すべてが小倉競馬場だったことも、小倉巧者というイメージが強まる原因に繋がった。やはり、平坦なローカルで好走していた馬が、直線に坂のある阪神で同じパフォーマンスを演じられるかどうかは、少なからず疑問視されたということだろう。

 武豊騎手が騎乗していなければ、7番人気すらなかったかもしれないアリーヴォだが、過去の戦績を振り返るとそれほど驚けない事実もある。

 デビュー2戦目となった一昨年12月の未勝利戦(阪神・芝2000m)で、既に大阪杯と同じ条件を経験。3着に敗れはしたが、このときの2着馬がジャックドールだった。11番人気で出走した菊花賞(G1)でも7着に入っており、距離延長が歓迎ではない血統背景を考えると、コース適性に大きな支障はなかったように感じられる。

 年明けの2戦を小倉で連勝し、本格化の気配を見せたアリーヴォだが、特筆したいのは前走の小倉大賞典(G3)の走りだ。小回りの小倉芝1800m戦で8枠16番の大外という不利な枠が当たり、スタートから終始大外を走らされ続けるロスがありながら、2着馬に0秒3の差をつける快勝を演じたのである

「当時の小倉は芝の内側が傷んでいたため、多くの騎手が内を開けて外を回す競馬を選択していました。これは小倉大賞典も例外ではなく、最後の直線ではまるでアイビスサマーダッシュのような真ん中から外に横並びのコース取りとなりました。

そんなレースで外を回され続けたアリーヴォの距離ロスは、間違いなく全馬で一番だったでしょう。にもかかわらず、横山和生騎手がコメントした内容にヒントがありました。それが大阪杯で印をつけた理由です」(競馬記者)

 そこで小倉大賞典の勝利騎手コメントを確認してみたところ、今になって思えば納得の言葉がズラリと並んでいた。

「いつも勝つ時はギリギリに見えますが、見ていて余裕のある勝ち方でした。こんなに離して勝てるとは思いませんでした。ハンデ戦とはいえ、重賞を勝ち切るというのは、勢いが本物だと思います」

 あれだけロスの大きなレースをしていながらまだ余裕があり、騎乗した本人も想像以上のパフォーマンスだったことが伝わるコメントだ。大阪杯の好走をただの結果論で片付けてしまうにはあまりにも勿体ない。

 今後はG1制覇も視野に入ってくるだけに、次走もぜひ武豊騎手とコンビ継続を期待したいところだ。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

東芝の経営混乱を招いた車谷氏、社長辞任直後にライザップ顧問に就任…社外取締役へ

 東芝の元社長兼最高経営責任者(CEO)の車谷暢昭氏が、トレーニングジムを運営するRIZAP(ライザップ)グループの社外取締役候補に内定した。6月24日の株主総会後に就任する。車谷氏は2021年7月からライザップの経営顧問を務めている。同社は「財務基盤の強化をはじめとする経営の監督、アドバイスを期待する」としている。

 創業者で社長の瀬戸健氏は著名経営者を次々と経営陣に招いてきたが、車谷氏の招聘も、有名人好きの表れだ。車谷氏は華麗な経歴を誇る。東京大学経済学部卒。1980年、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。政財界に大きな影響力を持ち、“三井のドン”といわれた小山五郎氏の秘書役を3年間務めた。小山氏は三越の岡田茂社長(当時)の解任を主導したことで知られている。

 車谷氏は三井銀行の経営戦略室長として住友銀行との合併交渉を担当。合併した三井住友銀行では経営中枢の経営企画畑を歩き、2015年、持ち株会社三井住友フィナンシャルグループ副社長と三井住友銀行副頭取を兼務し、投資銀行部門と証券を担当した。17年、上席顧問に退いた。

 17年5月、英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズは日本法人の会長兼共同代表に車谷氏を起用。LIXILグループの前社長、藤森義明氏を最高顧問に任命した。18年4月、車谷氏は東芝の会長兼CEOに招かれた。東芝は不正会計問題や原発事業の巨額損失などで経営危機に陥った。投資ファンドに6000億円の第三者割当増資で巨額の出資を仰ぎ、債務超過への転落を免れた。このため、海外投資家の比率が7割に高まった。

 投資ファンドとの丁丁発止の交渉は東芝の生え抜きの社長では無理。そこでメインバンクの三井住友銀行は投資や証券業界に精通しているとされる車谷氏を送り込んだ。車谷氏は“プロ経営者”の異名をとる藤森義明氏を東芝の社外取締役に招請した。19年6月のことだ。“もの言う株主”対策の一環である。

 だが、車谷氏は窮地に立たされた。21年3月18日の臨時株主総会で、村上ファンド系のエフィッシモ・キャピタル・マネジメントの議案が賛成多数で可決されたからだ。エフィッシモは20年7月の定時株主総会において、「大株主に対してある人物が議決権を行使しないよう圧力をかけた」と暴露し、調査を求めていた。調査結果が明らかになれば、「車谷社長の経営責任が問われるのは必至の情勢となった」(東芝の関係者)。

“もの言う株主”に追い詰められた車谷社長を支援するため、藤森義明氏がCVCキャピタル・パートナーズと組んで東芝の買収を仕掛けた、というシナリオが指摘された。車谷社長はCVC日本法人の前会長であり、東芝社外取締役の藤森義明氏はCVC日本法人の最高顧問である。

 CVCから買収提案を受けた東芝の取締役会は「車谷社長が自己保身のため、CVCと“出来レース”を仕掛けた」と判断。これが社内や株主から猛反発を招いた。車谷氏は21年4月14日、臨時取締役会で辞任した。突然の辞任劇の、わずか3カ月後の同年7月、車谷氏はライザップの経営顧問に就いていたことになる。

大物経営者2人は1年で退任

 ライザップの瀬戸社長はこれまで著名経営者を経営陣に相次いで招いてきた。18年6月、松本晃氏を代表取締役最高執行責任者(COO)に招いた。松本氏は伊藤忠商事出身。米ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人社長を経て、09年、カルビー最高経営責任者(CEO)となり、カルビーの経営を再建した。松本氏がカルビーを退くと発表した直後、瀬戸社長が直接口説き落とし、三顧の礼をもって迎え入れた。

 松本氏は「不振企業買収による拡大戦略をストップさせる」とした自分の役割を完了したとし、1年後の19年6月、取締役を退任した。松本氏の後任に中井戸信英氏が就任した。中井戸氏は住友商事で副社長を務めた後、09年、住友商事の子会社でITサービス大手の住商情報システム(現SCSK)の会長兼社長になり、16年、相談役に退いていた。

 中井戸氏は19年6月、ライザップの社外取締役になる。中井戸氏の求めに応じて取締役会議長の椅子を用意した。だが、20年3月、「任期満了を前に辞表を叩きつけた」(ライザップの関係者)とされる。ライザップの再建策をめぐって瀬戸社長と衝突したのが原因だ。

 大物経営者の2人が、在任1年で退任した。ライザップはM&A(合併・買収)による拡大路線を修正し、不採算事業の整理や本業のヘルスケア事業への経営資源の集中、ガバナンス(企業統治)改革を進めてきたとされている。この結果、21年3月期に3期ぶりの黒字化を達成した。コロナによる休業で、販管費を238億円削減した効果が出た。

 22年3月期の連結決算(国際会計基準)は売上高にあたる売上収益が21年3月期比0.7%増の1700億円、純利益は87%増の30億円の黒字を見込む。スリム化により、業績は底を打ったと判断。反転攻勢に転じる。

 ライザップは暗号資産など金融事業への進出を計画しており、そのために“金融のプロ”の車谷氏を社外取締役に招いたということのようだ。外部から招いた大物経営者は、すぐに辞めている。二度あることは三度あるという。「車谷氏も1年で去るのではないか」(有力金融筋)。株式市場は車谷氏のスカウトを冷ややかに見つめている。

(文=Business Journal編集部)

 

パーパス時代の鍵とは?企業PR×ウェブコンテンツの可能性

次世代映像コンテンツの企画・プロデュース集団「NewsPicks Studios」と電通人による、メディアを活用した新しいコミュニケーションの可能性を切り拓く本連載。

第1回のテーマは「PR視点で考えるウェブコンテンツの可能性」。企業のメッセージの伝え方が多様化する昨今、広告、動画、オウンドメディアなどさまざまな手法を用いて、各企業が自社の存在意義やスローガンなどを表明しています。

いま、ウェブ動画およびウェブメディアの施策が企業から求められる理由とは?

NewsPicks Studiosの川口あい氏が、電通PRコンサルティングPRプロデューサーの根本陽平氏に聞きました。

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いま企業に求められる、“問い”の独自性

川口:近年、企業が発信するメッセージが多様化しています。例えば、手法で言えば広告や記事、動画、あるいはSNSなど多岐にわたっています。

そして、発信するメッセージの中身も、パーパスやミッションステートメントなど、やはり多様化しているように感じます。とくにパーパスにおいては社会課題が重視される世の中になったことで、近年ことさら重要視されるようになりました。こうした時代における企業側の課題について、根本さんはどうお考えですか?

根本:そうですね。パーパスという言葉をメディアや企業との会話の中で耳にする機会が増えてきました。これまでは自社の製品やサービスが、ターゲット層にどう貢献するかを発信すればよかったものが、パーパスというのは企業から社会に対する約束ですから、おのずと視座やスケールが従来よりも格段に高く、大きくなります。

そうなると何が起こるかというと、視座が上がるほど、各企業が発するメッセージが同質化してしまうんですよ。その結果、独自性が欠如し、他社や他ブランドと差別化しづらくなることに頭を悩ませているという声を非常によく聞きます。

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川口:視座を上げて考えていくと、同じ業種であれば自然と目指す社会像や世界観は同じような方向性になりますもんね。そうした同質化を避けるためには、どうすればいいのでしょうか。

根本:一つは、自分たちの組織の成り立ちや目指す目的に立ち返り、それをいまの時代に当てはめて考えることでしょう。

川口:時代に当てはめてみるというのは大切ですよね。例えば国際女性デー(International Women's Day)にしても、初期の頃は女性応援がメッセージの主体であったものが、最近では生理の課題や夫婦別姓問題など、各企業が発信するメッセージが多様化してきています。

根本:はい、自分たちならではのカラーやスタンスを表現するためには、「問い」のポジショニングを考えることが不可欠なんです。ダイバーシティと一口に言っても、ジェンダーから働き方や育休の話や、LGBTQ+アライの話など、いろんなジャンル、いろんな規模感が内包されているわけですから。

そこで、自分たちはどのような立場でどんな問いを立てるのか、いわば問いのオリジナリティが求められているのだと思います。そして、そこで設定されるアジェンダが、その企業の事業や製品と親和性の高いものであれば理想的ですよね。

アジェンダセッティング力×ウェブメディアの優位性

川口:そうしたアジェンダセッティングを、メディアと組んで展開していくことには、どのようなメリットがあるでしょうか。

根本:企業はこれまで、特定のお題・テーマに対して明快な解決策を提示しなければならないと考えていました。「〇〇には××が一番」「こんな時はこれに決まり!」など「答え」を出すことが効果的だったのもたしかです。しかし多様性の時代においては、答えは必ずしも一つだけとは限らず、一企業が一つの答えをゴリ押しすることに、違和感を覚える生活者が増えてきました。

それよりも、例えば“自分たちはこう考えています”と呼びかけ、生活者と一緒に対話したり議論したりするほうが「あ、これ私のことかも」「この企業わかってるなぁ」と共感されたりします。ただ、そこで課題になるのは、企業がそうしたアジェンダセッティングにちょっと不慣れであるということです。

いままで顧客の求める「答え」を提示してきた企業からするとこれは当然で、さらに多くの企業はそのアジェンダを発信するためのプラットフォームも持ち合わせていません。そこでメディアをアジェンダセッティングと議論の場として活用しようという動きは自然な流れだと思います。

川口:議論の場という意味ではやはり、読者の反応などが即座に可視化できるウェブメディアの優位性は高いですよね。ぜひ根本さんにお聞きしてみたいのですが、アジェンダセッティングの場を構築する上で、ウェブメディア側が心がけるべきポイントはなんでしょうか?

根本:まず、「多数の意見に触れられる仕組み」を作ることが大切だと思います。例えば、NewsPicksでいうと特定の記者やライターだけでなく、“プロピッカー”としてそのジャンルに長けた方などが携わられていますよね。ファクト(事実情報)だけでなく解釈が備わった意見が多い場なので、議論の場として最適だと思います。

また、心理的安全性の観点から、“議論していい場所”として用意されていることで、誰もが自分の意見を言いやすい土壌が生まれます。つまり、一つの議題に対してさまざまな角度から意見を言える環境が整っているメディアは、アジェンダセッティングに適していると言えますよね。

川口:ありがとうございます。おっしゃっていただいたように、コミュニティとしての機能を備えているのは強みだとわれわれも考えています。その上で、動画の優位性についてはどうお考えでしょうか。

根本:世の中、とくに若い世代に関しては、「読む」より「見る」ほうにメディア接触態度が変容していますから、企業がテキストでのコミュニケーションから動画でのコミュニケーションに移行するのも必然でしょう。

ウェブ番組だからできる産業自体をエンパワーメントする挑戦

川口:ウェブメディアの場合、対象とする領域をセグメントしても成立するのが強みのひとつだと思うんです。例えば、NewsPicksの場合はBtoBや採用に強いという評価を頂いています。

根本:そうですね。マスメディアの場合、どちらかと言えば老若男女に向けて番組を作る傾向があります。極端に言えば、10代の人にも80代の人にも分かりやすいものが求められる場合もある。それができるテーマというのはどうしても限られてしまいますよね。逆にウェブは、目的別にアプローチできるので、テーマを絞ったコンテンツ作りがしやすい側面があります。

川口:なるほど。だからこそ、企業にとってはウェブメディアと組んで“問い”を考える意味があるとも言えそうですね。

根本:メディアは客観的な視点に長けています。強い専門領域を持つ企業ほど、その視点に知恵を借りるのは有意義なのではないでしょうか。いま何がウケるのか、どう伝えるのが分かりやすいのか、のプロフェッショナルがやはりメディアですから。

その意味では、今後はメディアと企業だけでなく、メディアと産業全体が組むやり方もあっていいのではないかと思ったりします。あくまでジャストアイデアですが、例えば宇宙産業を盛り上げるベンチャー数社がまとまってメディアとコラボレーションしていく、とか。

川口:ああ、それは名案ですね。産業そのものをエンパワーメントすることで、個々の企業にもチャンスが生まれるという、理想的な流れが作り出せそうな気がします。NewsPicksにはスタートアップ経営者から大企業の新規事業担当者まで、あらゆる視点を持つビジネスパーソンが多く集っているので、産業との掛け合わせにおいてもおもしろい仕掛けができるかもしれません。

人的魅力を伝える“キーパーソンブランディング”の必要性

川口:NewsPicks Studiosでは、例えば番組に企業担当者、いわゆる「中の人」にもご出演いただき、人的な魅力を伝えるキーパーソンブランディングもより推進していきたいと考えています。企業の魅力の一環としての人的魅力と、そのブランディングの必要性についてはどうお考えですか?

根本:非常に重要なことだと思います。私の所属している企業広報戦略研究所では、企業の魅力を「商品的魅力」、「財務的魅力」、「人的魅力」の三つに分類しています。そしてこのうち、企業イメージを左右する要素として、人的魅力が占める割合が高いというデータも存在しています。

さらには、個人投資家などに絞って分析した場合でも、財務的魅力よりも人的魅力が勝ることが分かっていて、つまり「人」は競合他社との差別化を図る格好の要因になり得るんですよ。

川口:それは興味深いお話です。そうした人的魅力を伝える手法としてもNewsPicks Studiosの動画はわかりやすいのではないかと思うのですが、根本さんはどう評価されますか。

根本:生活者目線に立てば、欲しい製品があった時に、その製品を開発した人は、その領域に深く精通した専門家であるのが望ましいはずです。その点、企業の中の人が登場して直接話すというのは、製品やその背景にあるエビデンスだけでは伝えられない部分を理解してもらうのに、うってつけでしょう。

また、マーケティングではなくPRの観点でもメリットがあります。メディアが有識者にコメントを求めることがよくありますが、それはそのテーマに詳しい人であるからであり、本来、職業も肩書も関係ありません。だから企業の人であっても、その製品の背景や歴史、周辺の情報まで深く語ることができるなら、それは自社にとって最高のブランディングになるのではないでしょうか。

川口:確かに、人的魅力との相乗効果で、理想的なPR活動につながりそうですね。実際、NewsPicksでも、“自社の社員がプロピッカーになりました”ということを宣伝材料にしていただくケースが少なくないんですよ。

根本:そうでしょうね。日本には「言わぬが花」という美徳があり、しかも余計なことに触れてやぶ蛇になるくらいなら、何も言わないほうが安全であるという考え方が根強くあると思います。しかし最近では企業の説明責任が問われる傾向も強くなっていますし、例えば人道問題、人権問題などについて、当事者に近い立場でありながら何も語らなければ、逆に批判の対象になることすらあります。言わないことがリスクになる時代ですよね。

ただし、発信するにも一定のスキルが必要で、一朝一夕に身につくものではありません。だからこそ、NewsPicksのような場を活用して、発信する・伝えるトレーニングを積むのは大切なことだと思います。

川口:ありがとうございます。そうしたご意見をわれわれとしてもぜひ、今後の取り組みに生かしていければと思います。

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