JRA皐月賞(G1)岩田康誠「痛恨の選択ミス」から15年、“ジェットスキー”追い切りも問題なしの無敗馬と臨む大一番。気性の悪さは「あの皐月賞馬」そっくり!?

 今年も4月に突入し、いよいよ春のクラシックが開幕。特に今期の3歳世代は、牡馬牝馬共に確固たる主役級の存在がおらず、大混戦必至の見方も強い。

 そんななか17日、中山競馬場では牡馬クラシック第1弾・皐月賞(G1)が行われる。大一番へ向け、出走予定馬が続々と1週前追い切りを消化したが、そのなかでひと際目立つ「超抜時計」をマークしたのが、若葉S(L)を勝ったデシエルト(牡3、栗東・安田隆行厩舎)だ。

 7日、主戦の岩田康誠騎手を背に栗東ウッドで追い切られると、6ハロン81秒6-11秒0と圧巻の猛時計をマーク。管理する安田隆調教師も「動きはすごかったね。走りはダイナミックだし、時計と照らし合わせても申し分ない」と絶賛したほどだ。

 時計面が目立つ一方で、話題となったのは追い切りでの岩田康騎手の姿だ。

「跨っていた岩田康騎手が入りから手綱を引っ張り通しで、まるで“ジェットスキー”のような態勢でなだめながらの追い切りでした。ラストは重心がグッと下がり、時計的には申し分ない切れ味を披露していますが、気性面での課題はありそうですね」(競馬誌ライター)

 気性的な難しさを内包しているようだが、調教映像を見た競馬ファンからは、ネット上の掲示板やSNS等で『こんな調教はじめて見た』『ブレーキかけてこの時計は凄い』など、むしろ同馬の底知れぬ能力に期待感が増すコメントも多く上がっていた。

 事実、指揮官も「テンションがすごく高くて……これ以上、上がると元も子もなくなる」と心配の声を漏らしていたが、それに対し主戦は「前走よりも全然マシ」と答えているように、この馬にとっては気の悪さは通常通りのようだ。

 その前走の若葉S勝ちから皐月賞を制した馬といえば、2007年のヴィクトリーがいる。古くからトライアルレースでありながら、あれから14年も皐月賞馬を輩出していないが、今回のデシエルトには当時のヴィクトリーと多くの共通点が見られる。

「思い返せば、ヴィクトリーも気性が難しい馬でした。管理していた音無秀孝調教師も能力を絶賛していましたが、当時は思った通りの調教ができずに苦労したと聞きます。皐月賞の1週前追い切りでは今回のデシエルトどころではなく、乗り手を振り落としたほどで、最終追い切りでもヤンチャな面は変わらず……。

しかし、結果はご存じの通り、本番では武豊騎手のアドマイヤオーラや、安藤勝己騎手のフサイチホウオーという大本命の2強を抑えての堂々たる逃げ切り勝ち。今回のデシエルトは、若葉S勝ちから皐月賞へ臨むこと、気性が難しい馬であること、逃げ馬であることなど当時のヴィクトリーと共通点も多く楽しみな存在です」(同)

 そして、実はこの15年前の皐月賞で「痛恨の選択ミス」により、苦い思いを経験していたのが岩田康騎手なのだ。

「当時は、フェラーリピサに騎乗して16着と大敗しましたが、この時の勝ち馬ヴィクトリーとのコンビで若葉Sを勝利し、皐月賞への出走権を取ったのは、まさしく岩田康騎手本人でした。ヴィクトリーに初騎乗となった田中勝春騎手の15年ぶりのG1制覇に一役買ってしまい、悔しい想いがあったはずです。

今回は同じくトライアルレースのスプリングS(G2)で自身が騎乗し勝利したビーアストニッシドではなく、ロードカナロアコンビでお馴染みの安田隆厩舎のデシエルトを優先したことからも、この馬に対する期待感が窺えますし、今度は『選択ミス』とはならないような結果を期待したいですね」(同)

 デビューから無傷の3連勝で若葉Sを制し、主戦の「炎上」インタビューで一躍知名度が上がったデシエルト。15年前に皐月賞を制したヴィクトリーのように、気性面の難しさはありながらも、有力馬を尻目にアッと驚く逃げ切りを期待したい。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

意外と知らない「QUOカード(クオカード)」の使い方 買えるもの、買えないものとは?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

お祝いや懸賞などでもらうことが多いプリペイド式ギフトカードの「QUOカード(クオカード)」。でも、どこで使えるか分からない、何が買えるのか分からないといった理由で、せっかくもらっても使わずに放置している人も多いようだ。そこで今回は、今さら人に聞けない、QUOカードの使い方や利用できるお店、買えないものなどについて詳しく解説しよう。

そもそも「QUOカード」って何なの? 

日本でも、ここ数年でPayPayに代表されるスマホ決済やクレジットカードなどのキャッシュレス決済がかなり普及してきたが、お祝いや懸賞、株主優待などでは、今でもプリペイド式ギフトカードの「QUOカード(クオカード)」をもらうことがある。

でも、「QUOカード」っていったい何なの? どこで使えるの? 何でも買えるの? と疑問に思っている人も多いことだろう。

そもそもQUOカードとは、1987年に誕生したプリペイド式のギフトカードのことで、コンビニやファミレス、カフェなど、日本全国約6万店で利用できる。

QUOカードには、最初から一定の金額が入金されており、300円、500円、700円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、1万円までの8種類があり、いずれも有効期限はない。

ちなみに、コンビニなどの加盟店で販売される5,000円券は5,070円分、1万円券は1万180円のプレミアが付いていてお得だ。

また、QUOカードは個人でも券面を記念日やイベント用のオリジナルデザインで作成することが可能で、企業が独自に発行する特殊なQUOカードには570円券や640円券なども存在する。

●QUOカード(公式)→こちら

■QUOカードの種類

券種 販売価格 利用可能金額 300円券 330円 300円 500円券 530円 500円 700円券 750円 700円 1,000円券 1,040円 1,000円 2,000円券 2,000円 2,000円 3,000円券 3,000円 3,000円 5,000円券 5,000円 5,070円 10,000円券 10,000円 10,180円 QUOカードには8つの券種があり、コ…

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パチスロ「一部マニアしか知らない」超激レア台!? 国民的ビッグタイトルとのタイアップ機を振り返り

 アーケードゲーム用やスマートフォン向けに発売・配信をしている、セガの大人気麻雀ゲーム「MJ」。

 この「MJ」はさまざまな作品とコラボをすることでも有名で、過去には女子高生麻雀漫画の「咲-saki-」、福本伸行先生の「カイジ」「アカギ」のほか、『ミリオンゴッド』や『ジャグラー』シリーズといったパチンコ・パチスロ関連の作品とも多数コラボしている。

 つい先日には、同社がスマートフォン向けに配信しているパズルゲーム「ぷよぷよ! クエスト」とのコラボが発表され、ネット上で話題となっている。

 ぷよぷよは、「テトリス」と並ぶ日本2大パズルゲームの1つ。現在は「e-スポーツ」の競技として全国大会が開催されるなど、認定のプロゲーマーたちが激戦を繰り広げている。

 そんな有名なパズルゲームと麻雀ゲームとコラボするということで、どんな内容になるのか今から楽しみである。

見たことがある人はかなり少ない!? 知る人ぞ知る超レア台!

「ぷよぷよ」といえば、過去にパチンコ・パチスロとして販売されていた。

 2017年にサミーから登場した『ぱちんこCRぷよぷよ』は、ぷよぷよの役物とセグだけで演出を完結させる液晶非搭載機。スペックは大当り確率約1/159のライトミドルで、「小当りRUSH」を搭載しているタイプだ。

 導入店舗はそれなりにあったので、見たことがある・打ったことがあるという人も多いのではないだろうか?

実はパチスロも販売されていた!

 2011年、タイヨーエレックからパチスロ『ぷよぷよ!M』がリリースされたが、この存在を知っている方はかなり少ない。それも当然で、本機はマルハン限定機種として発売されており、しばらくすると別店舗でも導入できるようになったのだが、それでも設置店舗は数十件程度だったとか……。

 気になるスペックはボーナス+ARTタイプ。ボーナス確率は約1/91~1/88で、ボーナスで得られる枚数は約50~80枚とかなり少なめ。ART中のボーナス連打で、出玉を増やしていくタイプとなっている。

 今ではあまり見られないゲーム性だが、この頃の5号機ではよくあるスペックだった。『あしたのジョー』(サミー)や『ギラギラ爺サマー』(大都技研)などが有名で、ARTまでのハードルがかなり高い分、一度突入してしまえばまとまった出玉獲得も十分に期待できた。

 ちなみに、『ギラギラ爺サマー』は新作がまもなく登場予定なので、そちらにも期待したい。

(文=ロマニスタ鈴木)
<著者プロフィール>
 好きなゲームキャラクターがモチーフのパチンコ『CRソニック』でホールデビュー。
その後パチスロも遊技するようになりドハマりする。好きな機種は5号機時代のSNKプレイモアが出していた機種たち。パチンコでは甘デジやライトミドルを好んで打つ。サッカーと猫をこよなく愛し、週末はJリーグの試合を平均6試合くらい見ている。

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 パチンコ・パチスロにおいて「ウルトラマン」といえば爆裂スペックの代名詞。オッケー.の『ぱちんこ ウルトラマンタロウ2』は驚異的な出玉性能でユーザーを魅了した。

 そんな同コンテンツがパチスロで登場。4月4日、『ぱちスロ ウルトラマンタロウ 暴君SPEC』がホールにデビューしている。

「暴君SPEC」の名の通り、2400枚を連打できる可能性を有したシステムとなっている本機。この強力な出玉性能に期待するユーザーも多く、導入前から話題となっていた。

 そんな本機をピックアップ。実際に遊技してきたファンからの実戦報告や感想をご紹介させていただく。それらを踏まえて我々編集部が独断と偏見で、本機の将来性をジャッジ。これから遊技する方、気になっている方は参考にしていただきたい。

『ぱちスロ ウルトラマンタロウ 暴君SPEC』(オッケー.)

 本機はセット数管理のAT「ウルトララッシュ」で出玉を形成するマシン。ATの純増は1Gあたり2.7枚となっており、1セット前半30G+αと後半7Gで継続していく。

 AT中はステージが昇格するほど当該セットの継続期待度がアップ。ステージに対応している怪獣が継続バトルの対戦相手となり、6兄弟ステージに到達すれば継続濃厚だ。

 AT前半パート中はレア役成立時にゲーム数の上乗せ抽選が行われている。また、ゲーム数上乗せ抽選以外に無敵チャレンジ抽選も行われており、無敵ストックで継続濃厚となる。

 通常時は周期抽選からCZを目指すゲーム性。周期到達までに獲得したポイントでCZを抽選しており、最低でも20%以上の確率でCZ当選となる。

 CZ「タイラント撃破チャレンジ」はATのメイン抽選契機。「バトル告知」「チャンス告知」「一発告知」を選択可能で、消化中はレア役やリプレイ成立で勝利期待度がアップする。最終的にタロウがタイラントを撃破すればAT濃厚だ。

【プレイヤーからの実戦報告】

 ユーザーの評価は分かれている印象。「通常時が少し暇かな」「高設定がすぐ分かってしまう」という不満の声も存在する。ただ、好意的な声も目立つ。「出玉の暴れ方が確かに暴君」や「こういうATを待っていた」など、前評判通りの出玉性能に納得するユーザーは多いようだ。

【ヒットの可能性は?】

 導入台数は昨今の新台としては平均レベルだが、複数台のボックスで導入するホールもある。メイン機種の一つとしての扱いを、期待できるケースもありそうだ。

 非常に荒波で大きな展開になりやすいため、出玉に魅せられるユーザーも少なくないだろう。今後、人気が爆発する可能性も十分といえる。今後の動向に注目したい。

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JRA桜花賞(G1)世界の「豊×矢作」タッグが堂々の逃げ宣言!? 相性抜群「唯一のディープ産駒」が波乱を巻き起こす!

 4月10日(日)、阪神競馬場では牝馬3冠の第1戦・桜花賞(G1)が行われる。

 今年の牝馬クラシック路線は、群を抜いて強い馬はおらず混戦模様。ナミュール、サークルオブライフの有力馬2頭が揃って8枠に入り、もう1頭の有力馬・ウォーターナビレラは前走のチューリップ賞(G2)で惨敗している点が気がかり。これまでの春G1は波乱の結果が続いており、桜花賞も「荒れ模様」の雰囲気を感じさせる。

 こうした状況の中では、思わぬ伏兵が台頭する可能性も十分にあり得る。中でも注目したいのがパーソナルハイ(牝3歳、栗東・矢作芳人厩舎)である。

 パーソナルハイは収得賞金400万円組による6分の2の抽選を突破しての出走。今回は3走前の赤松賞(1勝クラス)以来となる、吉田豊騎手とのコンビで大舞台へ挑戦する。

 その赤松賞では、抜群のスタートで単騎の逃げに持ち込むと、最後はナミュールにこそ差し切られたが2着に粘りこんだ。この時の3着馬は後にフェアリーS(G3)、クイーンC(G3)で2着に好走するスターズオンアース。この馬を物差しにすれば、0.2秒先着したパーソナルハイにも重賞級の力はあるといえる。

 その後は阪神JF(G1)、フラワーC(G3)に挑むも、2走とも惨敗。藤岡康太騎手が騎乗したこの2走は、いずれもスタートが決まらず控える競馬となってしまい、力を出し切ることはできなかった。

 今回は「逃げの名手」吉田豊騎手に手が戻る。枠も2枠4番と絶好枠を引き当てた。陣営も『サンスポ』の取材に「枠も最高です。ここならいくしかないんじゃないですかね」といった「逃げ宣言」も飛び出している。

 今回のメンバーを見ると、人気馬の多くは中団~後方でレースを進めるタイプ。明確に逃げを狙いそうな馬は、パーソナルハイの他にはカフジテトラゴンくらいである。有力馬が後方でお互いを牽制し合い、パーソナルハイがノーマークで逃げを打つ展開になれば、一発のチャンスもありそうだ。

 血統面でみても、ディープインパクト産駒は過去10年の桜花賞で4勝、2着5回。他の種牡馬とは一線を画した実績を残している。先週、阪神で行われた大阪杯(G1)でもディープインパクト産駒が1、2着。パーソナルハイは今回のメンバーでは唯一のディープインパクト産駒であり、侮れない存在だ。

 もちろん賞金や実績の面からみれば「格下」の存在であり、下馬評では好走は厳しいとみられている。

 しかし、それを承知の上で、矢作師が抽選覚悟で出走を決めてきたことに勝負気配を感じる。今年に入り、サウジアラビアやドバイで、当初は厳しいとみられていた馬たちの激走を幾度となく演出してきた矢作師、今度は国内で「矢作マジック」が炸裂するかもしれない。

 ドバイターフ(G1)をパンサラッサで制した「豊×矢作」の世界的コンビで挑む桜花賞。春の仁川に嵐を呼び込む、パーソナルハイの逃走劇に期待したい。

(文=エビせんべい佐藤)

<著者プロフィール>

98年生まれの現役大学院生。競馬好きの父の影響を受け、幼いころから某有名血統予想家の本を読んで育った。幸か不幸か、進学先の近くに競馬場があり、勉強そっちのけで競馬に没頭。当然のごとく留年した。現在は心を入れ替え、勉強も競馬も全力投球。いつの日か馬を買うのが夢。

パチンコ「2400発の連打」で魅了した爆裂タイトル! 甘デジでも衝撃はそのまま!!

 黒く塗れ! 英語でいうと「paint it, black」。そう、ザ・ローリング・ストーンズの名曲のタイトルである。夭折した当時のバンドリーダー、ブライアン・ジョーンズが爪弾くシタールの音色が印象的でもある。

 ちなみにブライアンは27クラブの一人。これは才能あふれる有名なミュージシャンは27歳でこの世を去ることが多いというオカルト的な話題である。

 きっかけは、わずか数年の間にジム・モリソン(ドアーズ)、ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックス、そしてくだんのブライアン・ジョーンズといった天才たちが立て続けに他界したことによる。

 ちなみに、ほかにもロバート・ジョンソン、カート・コバーン、エイミー・ワインハウスといったミュージシャンが名を連ねる。

 思えば「paint it, black」は、死や悪魔を連想させる内容だが、R&Bを標榜していたバンドにとって新たな音楽性を示す楽曲でもある。

■パチンコの黒といえばコレ

 新たな方向性を示す黒といえば、ニューギンの爆裂パチンコ『真・花の慶次2 漆黒の衝撃』。真っ黒な筐体とALL2400発が連打するパワフルなスペックで、長きにわたりファンから支持されていた。

 その『漆黒の衝撃』が甘デジになって登場した。『PA真・花の慶次2 漆黒の衝撃 99ver.』である。ミドルタイプのゲーム性を踏襲した強力な出玉性能が持ち味となっている。

 大当り確率は1/99.9で、ヘソなら50%、電チューだと100%確変に突入するV確転落抽選タイプ。1/123.65で抽選される転落フラグを引くまでに、確率1/59.04の大当りを獲得すれば継続する「真・RUSH」を搭載している。

「真・RUSH」は70回転まで電サポが保証され、規定回数到達時に内部が確変状態なら、大当りor転落まで電サポが継続。すでに転落している場合は電サポが終了し、通常モードに戻る。

 分岐演出は秀吉が登場し、怒るかどうかというおなじみのもの。ボタン押下で秀吉が許した場合は無事継続、デッドオアアライブの「天傾奇RUSH」へ移行する。一方、怒りを買えばRUSH終了となる。

 確変の継続率が約67.5%、転落後の時短引き戻し率が約29.3%、残保留4個の大当り割合が3.9%で、トータルのRUSH継続率は約78%になる。また、右打ち中は大当りの50%が最大出玉となる10ラウンド約700発と出玉感も備わっている。

 ちなみに、初当りで確変を逃した場合は30回転の時短(傾奇RUSH)に移行。このモードの引き戻し率が約27%なので、トータルのRUSH突入率は約64.5%になる。

 真・RUSHの演出は、「真傾奇」「一騎駆」「西班牙(スペイン)」の3つの演出モードから選択。リーチがメインとなる「真傾奇」、シリーズ伝統の戦攻防が展開する「一騎駆」、カルロスとのバトルが勝負のカギを握る「西班牙」と、多彩な演出を楽しめる。

 甘デジになっても衝撃はそのまま。漆黒の慶次が大活躍する『PA真・花の慶次2 漆黒の衝撃』である。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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JRA桜花賞(G1)横山武史「0-0-0-21」でナミュール絶望か。土曜重賞「大出遅れ」終了にファンから心配の声…

 9日、中山競馬場で行われたニュージーランドT(G2)で、横山武史騎手の流れの悪さにファンから心配の声が集まっているようだ。

 5番人気アバンチュリエ(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎)とのコンビでNHKマイルC(G1)の優先出走権をかけて臨んだ一戦。ゲート内でアバンチュリエは落ち着きを欠き、派手に立ち上がるシーンがあった。最後は何とか落ち着きようやくゲートが開いたが、案の定、大きく出遅れてしまう。

 無理せず最後方を追走した横山武騎手とアバンチュリエだが、道中では折り合いを欠くシーンも。結局スタートのロスが響き、ジャングロから1秒5差の9着に敗れ、権利獲りは失敗に終わってしまった。

「アバンチュリエは元々スタートに難があった馬ですが、横山武騎手に乗り替わった近2走は好スタートを決めていました。ところが肝心のトライアルで大きく出遅れ。出遅れは騎手のせいばかりではありませんが、さすがに今の流れの悪さを感じずにはいられませんね」(競馬記者)

 春のG1シリーズで2戦続けて1番人気を裏切っている横山武騎手。桜花賞(G1)を前日に控え、この騎乗を見たファンの不安は増幅しているようだ。

「メインレースの出遅れを見たらナミュールは買いたくなくなってきた」
「ナミュールも出遅れ癖があるから期待できない」
「この春は流れが悪すぎる……」

 やはり多くのファンの心配は、ナミュールとのコンビで桜花賞に臨む横山武騎手の“状態”だろう。それは前売りオッズにも微妙に表れているのかもしれない。

 前日最終オッズ(9日17時30分時点)は3.0倍の1番人気という支持を受けたナミュール。戦前は1倍台も予想されていただけに、ファンの不安は決して小さくないようだ。それほど横山武騎手のこの春の流れは“最悪”で、大外18番という枠順もそれに追い打ちをかけている。

 さらに土曜日は中山で騎乗した横山武騎手だが、日曜日の阪神では桜花賞までに2鞍しか騎乗予定がない。しかも、芝コースを“試走”できるのは9Rの忘れな草賞(L)だけ。外回りコースは桜花賞がぶっつけということになる。土曜の傾向を見る限りは、やはり内枠が有利となりそうだ。本番までに映像を確認して、阪神芝の傾向は把握するものと思われるが“ハンデ”は小さくない。

 さらに阪神は今週からAコースからBコースに替わり、直線は3m、曲線部は4m外側に内柵が設置される。このコース替わりが、横山武騎手をさらに追い詰めることになるという。

「昨年ブレークした関東の若武者が大外枠からどんな競馬を見せてくれるか楽しみもありますが、やはり不安の方が大きいですね。横山武騎手は関東所属なので、阪神コースは決して乗り慣れていないためか、芝コースの通算成績は『3-1-2-36』と決して良くありません。また、AコースとBコースでも成績に大きな違いがあります」(同)

 実際に横山武騎手の阪神芝コース別成績を比べると、Aコース時が「3-1-2-15」、Bコース時が「0-0-0-21」だった。

 大外枠、そして嫌なジンクスがある阪神Bコースが舞台とあっては、この悪い流れを断ち切るのは容易ではなさそうだ。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

沖縄読谷村・ツタヤ図書館に官製談合疑惑…落札率99.99%、異様な選定経緯

 沖縄県読谷村が、図書館を核とした(仮称)総合情報センターをPFI(Private Finance Initiative/公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う新しい手法)によって、しかも20年という異例の長期契約で推進しようとしている。

 昨年11月、その優先交渉権者に、TSUTAYAを全国展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が構成員となったグループが選定された。これにより3年後に同村に完成する施設は“ツタヤ図書館”になることがほぼ決定的とみられている。

 なぜ、読谷村は、今さら図書館にPFI方式を採用したのだろうか。取材を進めていくと、不可解な事実が続々と出てきた。いったい、誰がこんな計画を望んでいるのだろうか。

 民間の資金と能力を活かすPFIは、質の高い住民サービスを、官民連携して効率よく提供できる手法とされている。ところがここへきて、水道民営化や公共施設の整備計画などで導入されるPFI事業は、サービスの低下をはじめ、事業破綻や不採算に陥るリスクが大きくクローズアップされるようになってきた。公共図書館でも、15年または20年が満期した事例では、明確な成果がみられない事例が続出しているという。

 そうしたなか読谷村が進めているのは、米軍飛行場跡地9300坪の土地に図書館、村史編纂室、行政文書保管庫、青少年センターという4つの機能を複合した(仮)総合情報センター3180平米および水辺のある公園や駐車場を整備する事業である。

 この事業に採用されたPFI方式とは、建物の建設から運営までを長期にわたってまるごと民間の企業グループに任せてしまう手法。それによって、コスト削減、民間資金・ノウハウの活用、工期短縮――というメリットが得られると説明されている。

 だが、読谷村が整備しようとしている、図書館はじめ村史編纂室、行政文書保管庫は、収入を得られないものばかり。そこでこのPFI事業に付随しているのが、民間収益施設だ。余剰地に民間収益施設を建設して、そちらで利益をあげてもらう。村は、この土地を定期借地方式で貸して地代をもらう仕組みだ。

 建物を建てて、その所有権を自治体に移転したあと、民間事業者が長期にわたって運営も担当するBTO(Build Transfer and Operate)と呼ばれる方式を採用している。

 昨年11月に実施された、このPFI方式のコンペに参加したのは3グループ。そのうち読谷村に本社を置くシナジーアセットを代表企業とするグループ・黄金環(くがにかん)が、もっとも優れた提案をしたとして最優先交渉権者に選定された。同グループは地元企業6社と、賑わい創出型の図書館を担当するCCCによって構成されている。地元企業6社のうち5社とCCCが共同出資して設立するSPC(特別目的会社)がPFI事業の実施主体となって、自治体と契約する仕組みだ。

 同グループの提案では、敷地内の余剰地にカフェや物販店舗、ホームセンターなど延べ7738平米の施設を建設するという。図書館など公共施設内にもカフェを設置する計画で、20年間の総事業費は34億1090万円。公共施設は2025年3月までに竣工し、同年10月オープン予定。事業の期間は、そこから20年の2045年までというから、まさに気が遠くなるような話である。

PFI事業者決定までの不可解なプロセス

 そんな、読谷村が進めてきたPFI事業者決定までのプロセスについて、その分野に詳しい専門家に開示された書類を見てもらったところ、不可解な事実がいくつも見えてきた。

「内閣府の定めているPFI導入可能性調査が、十分に行われているようにはみえません」

 そう指摘するのは、公共事業の入札の問題点についてさまざまな提言を行っている、元自治体職員でNPO法人まちぽっと理事の伊藤久雄氏だ。PFIに詳しい伊藤氏は、東京・府中市の市民会館・中央図書館複合施設のPFI導入について詳細に分析したレポートを発表している。

 PFI事業を実施するためには、下のチャートにある手順を着実にこなしていくことを内閣府は求めている。伊藤氏は、このなかで2番目の「事業手法の比較検討」と4番目の「財政負担軽減の検証」の2つのステップがとりわけ重要だと指摘する。

 行政自らが事業を行う場合とPFIを導入した場合を比較したり、あるいはPFIにしたら自治体の負担が本当に軽減されるのかを詳細に詰めていくプロセスである。

 読谷村の場合、PFIを検討し始めた2020年3月、いきなり事業者の自由な意見を聞くサウンディング市場調査(参加事業者名や詳細は非開示)を実施しており、その内容が不十分だという。

「サウンディング型市場調査によって、『民間による公共施設の整備が可能』という結論を導き出しています。要するに内閣府のマニュアルとは別の、単なる市場調査だけでゴーサインを出しているようで、私は納得できません」(伊藤氏)

 伊藤氏は、このサウンディング型市場調査の実施要綱を誰が作成したのかと訝る。通常は専門のコンサルタント会社が表に出てくるのだが、読谷村ではその記載がない。筆者が入手した議会説明資料によれば「本村はコンサルタント委託をせず、文献アドバイザー等を活用して積算している」とされているが、このアドバイザーが誰なのかについて、村は明らかにしていない。

 実は、このアドバイザーが、応募する事業者サイドにも関与しているのではないかとの疑惑の声が関係者からあがっている。もしそのような事実があれば利益相反と指弾されかねず、本事業の公平公正な執行に重大な疑義が生じるだろう。

 次に、注目したいのが「特定事業の選定」と呼ばれる手続きだ。これは、導入可能性調査の結果を詳細に示して、PFI事業の実施を正式決定したものである。読谷村が2020年4月に発表した文書で、村が自ら事業を行った場合とPFI事業として行った場合に、それぞれかかる事業費を算出しているが、その数値にも伊藤氏は疑問を呈する。

「表2『財政負担見込算定の前提条件』を見ると、算定根拠として『村が実施する場合は、類似公共施設の実績等を参考として設定した』『PFI事業の場合は、民間事業者からのヒアリング調査等を参考として一括発注によって効率が図られ、また性能発注によって選定事業者の創意工夫が発揮されることによるコスト縮減を想定して設定した』と書かれています。この点は、大きな問題だと思います」

 つまり、2つの手法を同じ条件のもとでテストした結果、BよりもAのほうが「コスト縮減できた」のではない。初めからどちらか一方を『コスト縮減』を想定して算出根拠としたというのだから、結論ありきだったのではないか、と疑われても仕方ないだろう。

 PFI事業を実施するときに必須とされるVFMとは、従来方式と比べてPFIのほうがどれだけ事業費を削減できたかを示す割合のこと。読谷村の独自試算によれば、20年間で5億2300万円安くできる結果となり、VFMは割合として13.5%という。

 こうした試算の結果、読谷村は、本事業をPFIの手法で実施する事業者の募集へと突き進んでいくわけだが、その根拠となる部分が簡略すぎると伊藤氏は指摘する。

 筆者が、議会での説明資料を開示請求したところ、出てきた書面は、計算説明部分はすべて黒塗りされていて何もわからないものだった。全員協議会で説明を受けたという複数の村議会議員にも、この点を聞いてみたが、誰もVFMについて十分に理解して納得しているようには思えなかった。こんな不透明なプロセスによって、巨額の公金で施設を建て、村民の大切な図書館の運営を民間企業に任せてしまっていいのだろうか。

不自然すぎる入札価格、落札率は驚愕の99.99%

 決定的なのは、提案価格である。詳しく見ていくと、実に興味深いことが判明した。2021年4月に公表された募集要項では、以下のようになっていた。

「上限価格は、金37億5200万円(消費税及び地方消費税を含む)」

 応募者は、この金額よりも1円でも安い価格を提案するようになっていることから、これが実質的な「予定価格」といえる。そして、選定された事業者グループの提案価格は、34億1090万7638 円だった。

 この金額は、いわゆる「税抜き価格」のため、これを税込み価格に換算すると37億5199万8401円となり、実質的な落札価格は予定価格よりも1599円低いだけ。落札率に直すと99.99%であり、要するに入札価格での競争はほぼなかったことがわかる。

 一方で、選定された事業者は、民間収益施設の定期借地料(1平米当たり1470円)として、30年間で6億4200万円(2140万円/年)を提示している。定期借地料の単価は、募集要項で予め決まっていたものの、施設の面積は指定されていない。よって、選定されたグループは、ほかよりもホームセンターなど物販店舗の面積を広くとったのかもしれない。

 注目したいのは、公共施設の事業期間は20年なのに、この民間収益施設の定期借地期間だけ30年にしていることだ。事業期間について前出の伊藤氏は、こう解説する。

「PFIが始まった当初の事業期間は、だいたい30年だったのですが、最近は20年にするケースがほとんどです。20年にすることで、大規模修繕コストを外す意図がありました」

 読谷村のPFIも、公共施設の事業期間は20年とすることで大規模修繕コストを先送りする一方、逆に民間収益施設は30年として収入を大きく見せたのではないかとの疑念が湧いてくる。

 この民間収益施設の定期借地が30年というスキームは、とりわけ異様だ。

 今回のPFI事業のコンペについて、応募した事業者から話を聞いているというある関係者が、次のように内情をぶちまける。

「今どき小売が30年契約なんかしますか? ありえないですよね。応募して落選したグループの人に話を聞いたら、スーパーとかはやめて全部“コト消費”にしたと言っていました。つまり、携帯や光回線の販売とかスクールなど物品販売以外の店舗を並べて、出退店リスクを最小限にしたということです。それでも退店リスクはあるので、あまり大きなハコではなく小さいハコで、デベロッパーが集めようとはしていました」

 沖縄県のなかでも比較的開発が進んでいるといわれる読谷村には、すでにスターバックスや書店はもちろんのこと、近隣にホームセンターもある。そこにPFI事業として、民間企業が有利な条件で土地を借りて大型店を建ててしまったら、絵に描いたような「官による民業圧迫になるのではないか」との指摘である。

 CCCが運営する各地のツタヤ図書館でも、CCCが経営する館内のスターバックスや蔦屋書店は、世間相場の数分の一といわれるほど安い賃料(行政財産の目的外使用)で自治体から借りて営業している。この4月3日にCCC指定管理でリニューアルオープンした熊本県宇城市の図書館内にあるスターバックスの賃料は、月額たったの3707円であることが判明している。官に激安賃料で優遇された有名ブランド店との競争を強いられる近隣のカフェにとっては、死活問題だろう。

 たとえPFIの民間収益施設が30年間栄えたとしても、その競合となる民間店舗が次々と倒れていっては、元も子もないはずだ。

 さらに不可解なのは、事業費総額34億円のうち建築費のイニシャルコストと運営費のランニングコストがいくらであるか、内訳が一切公表されていないことだ。担当部署に問い合わせても、頑なに回答を拒否している。これでは、PFIにして本当に運営費が安くなっているか、誰にもわらない。

 筆者が独自に関係者へ取材して得た情報では、選定された事業者の提案価格における運営費は年間約5000万円であることが判明。事業費総額34億円から、この運営費を20年間で合計10億円を引くと、建物の整備費は24億円と推定される

 下の表は、同村が内閣府の令和2年度PFI支援制度を活用して行った調査に関する報告書のハイライト部分だ。

 村が直営で行った場合、運営費は年9400万円。整備費24億円を足した事業費総額は43億円となる。これに対してPFIにすると、なぜか5億円安い37億円となっている。

 最終的な提案価格の運営費が年間5000万円、20年で10億円と推定すれば、PFIの試算は運営費を直営の年間9400万円からほぼ半減させることで5億円の差を捻出したものと思われる。PFIにしたら、一括発注や工期短縮によって整備費も飛躍的に安くなるというフレコミだったのに、この試算ではPFIでは整備費がまったく安くなっていないことになる。

 一方、現行の直営でも、図書館の年間運営費は4000万円だという。図書館の運営を担当するCCCは営業時間を大幅に延ばすと宣言していることから、施設全体の維持管理が5000万円では大赤字になるだろう。民業で利益をあげればいいと思われるかもしれないが、余剰地のホームセンターを経営するのは地元の構成企業である。別の仕掛けがないと、CCCにとっては到底採算の合わない事業となる。

 その矛盾について、ある関係者は次のように指摘する。

「PFIの試算では安く見せておいて、実際には、運営費部分は実情に即した金額で選定事業者が設立するSPCと契約するのではないでしょうか」

 では、いったいなぜ読谷村は、こんなおかしなスキームで図書館などの文教施設を整備しようとしているのだろうか。前出の関係者は、大手ゼネコン中心ではなくツタヤ図書館前提のCCCプラス地元業者だけで編成したチームを組ませて支援したコンサルタントの存在が大きいのではないかと推測する。

「“地元にお金を落とす”というキーワードで地元業者が代表企業に入り、地元のいろんな企業が組成メンバーに入ること自体は、結構なことだと思います。ただ、そのプロセスでコンサルタントが地元業者と自治体の双方にとりいった動きをしているケースが本土でもよく見受けられますので、もし読谷村でも同様のことがあったとしたら、とても公平な競争とはいえないのではないでしょうか」

 つまり最初から、“ツタヤ図書館で賑わい創出を旨とするCCC、プラス特定の地元業者のグループ”を選定するという結論ありきで行政サイドがこの事業を進めていたとしたら、PFIとは名ばかりの官製談合まがいの出来レースになってしまうというわけである。

 何より、賑わい優先のツタヤ図書館では、当事業の本来の目的である図書館を核とした「知の拠点づくり」をあやうくしかねないと不安に感じる人は少なくないはずだ。

 3月12日付当サイト記事『沖縄に20年契約のツタヤ図書館が誕生…村民無視、村議会でも議論なしの異常事態』において、読谷村の図書館を核としたPFI事業者選定委員には一人も図書館の専門家が入っていなかったことを指摘したが、10年前に基本計画を立案したときには、図書館はもちろん、社会教育の専門家や村民代表といったバランスのとれた検討委員がズラリと並んでいたことが判明した(ネット上で公表された文書では、なぜかこの部分は削除されていた)。

■委員名簿
委員長・糸賀 雅児(イトガ マサル) 慶応義塾大学文学部教授
大湾 由美子(オオワン ユミコ) 図書館協議会委員長
宮城 傳(ミヤギ デン) 村史編集委員長
福地 江美子(フクチ エミコ) 前図書館長
長浜 宗賢(ナガハマ ソウケン) 社会教育委員委員長
池原 憲彦(イケハラ ノリヒコ) 楚辺区長
比嘉 秀仁(ヒガ シュウジン) 村民代表
波平 律子(ナミヒラ リツコ) 村民代表
長嶺 浩也(ナガミネ ヒロヤ) 村民代表
富永 一也(トミナガ カズヤ) 県公文書館主幹
儀間 敏光(ギマ トシミツ) 総務企画部長
與儀 優(ヨギ マサル) 教育委員会 教育次長
(2012年<仮称> 読谷村総合情報センター基本計画報告書奥付より)

 読谷村は、本事業をPFIで推進するとなった今回、これらの委員をすべて排除して、役場の幹部職員とコンサルタントや金融機関の幹部たちによって事業者を選定したのは、明らかに一定の方向を向いていたからだと思わざるを得ない。

 果たして、そのようなプロセスによって整備される、図書館を核とした総合情報センターが、村民にとってかけがえのない地域文化を育んでいくものになるのだろうか。

(文=日向咲嗣/ジャーナリスト)

●日向咲嗣/ジャーナリスト

1959年、愛媛県生まれ。大学卒業後、新聞社・編集プロダクションを経てフリーに。「転職」「独立」「失業」問題など職業生活全般をテーマに著作多数。2015年から図書館の民間委託問題についてのレポートを始め、その詳細な取材ブロセスはブログ『ほぼ月刊ツタヤ図書館』でも随時発表している。2018年「貧困ジャーナリズム賞」受賞。

ヤフーとTポイントの連携終了、貯めてきた人はどうすれば?PayPayカードで得?

 ヤフーは3月31日をもって、一部サービスを除き同社の各種サービスとTポイントとの連携を終了した。4月からヤフー系サービスで付与されるポイントが、PayPayポイントに置き換わった。業界を揺るがした衝撃のTポイント離脱劇は、PayPayユーザーや、いままでTポイントを貯めてきたポイ活者に大きな影響を与えそうだ。

ヤフーとCCCの10年の連携が終了

 ビデオレンタルショップ「TSUTAYA」の会員カードとして1983年にスタートしたTカード。その後、2003年に複数の企業をまたいだ共通ポイントシステム「Tポイント」のサービスが開始され、約20年にわたって日本のポイントサービスの代表格として活用されてきた。

 しかし、Tポイントは19年からドトールなどの大手加盟店の脱退が相次ぎ、その勢いは衰えている。さらに追い討ちをかけたのが、ヤフー系サービスとTポイントの連携が3月いっぱいで終了するとの発表だった。ヤフーとTポイントを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は12年から戦略的資本・業務提携を結んでおり、これまでYahoo!ショッピングやPayPayモール、クレジットカード「Yahoo! JAPANカード」などで、Tポイントが付与・利用されてきた。

 ヤフーを傘下に持つZホールディングス(HD)は、すべてのサービスを連携させる「PayPay経済圏」をさらに強化していくとみられている。その基礎固めとして、今まで付与されていた「PayPayボーナス」を4月から「PayPayポイント」に名称変更、ポイントサービスとしての性格を前面に打ち出していくようだ。

 では、ヤフー系サービスでのTポイント終了によって、ユーザーなどにはどのような影響があるのだろうか。

 まず一部のサービスを除いて、4月1日からヤフー系サービスのTポイント利用・付与がPayPayポイントに切り替わる。Yahoo!ショッピング、PayPayモール、LOHACO by ASKUL、Yahoo!トラベル、ebookjapan、一休.comではTポイント付与・利用が終了。今後、付与されるのはPayPayポイントとなる。ヤフオク!やYahoo!公金払い、Yahoo! totoでは今後Tポイントの利用ができなくなるので注意しよう。その一方で、Yahoo!ズバトクではTポイントの付与が継続、また、Yahoo!ネット募金では引き続きTポイントによる寄付が行える。

Yahoo! JAPANカードがPayPayカードへ強制変更

 ヤフー系サービスをお得に利用してきた人にとって、最も大きな影響は「Yahoo! JAPANカード」が「PayPayカード」へ強制的に変更される点だろう。今までのYahoo! JAPANカードのユーザーには、4月から順次PayPayカードが発送され、カード番号はそのままだが、券面に番号の記載がないナンバーレスカードになる。セキュリティ面が向上をしたという言い方もできるが、カード番号やセキュリティコードは自分で控えておくか、会員専用サイトでの確認が必要となるので手間と感じる人も増えそうだ。

 そして、使用金額に応じて与えられる特典がTポイントからPayPayポイントに変わることも特筆すべき点だ。これで大きな打撃を被るのは、Tポイントを利用したお得術として有名な「ウェル活」だろう。ドラッグストアのウェルシアで毎月20日に開催される「お客様感謝デー」は、Tポイントを1.5倍で利用することができる。200ポイントから利用可能で、200ポイントなら300円分、1000ポイントなら500円分上乗せ(合計から値引き)されるのだ。

 このボーナスデイを活用し、1カ月分の日用品などをTポイントを使って買い溜めることを「ウェル活」と呼ばれているのだが、その原資となるTポイントを効率的に稼げたのがヤフー系サービスであり、Yahoo! JAPANカードだったのだ。Yahoo!ショッピングの支払いや日々の公共料金などをYahoo! JAPANカードで行っていれば、おのずとポイントが貯まっていき、それをウェルシアで1.5倍に換金できたのである。

 とはいえ、ヤフー系サービスとの連携が終わってもTポイント自体がなくなるわけではない。ヤフーカード以外でもTポイントを貯められるカードは存在する。

 たとえば「TカードPrime」「TカードプラスPREMIUM」は、どちらも初年度の年会費は無料で、2年目も1回以上の利用があれば翌年度の年会費も無料となるクレジットカード。支払い金額につき1%のTポイントが貯まるため、「ウェル活」などTポイントを重要視する場合はYahoo! JAPANカードからの乗り換えるのも良いだろう。

PayPayユーザーなら利便性が向上?

 PayPayカードへの強制変更には、もちろんメリットもある。現在、PayPayの支払い方法をPayPayカードへ設定すると還元率が1%上乗せされるキャンペーンが開催中なのだ。3月末までは追加して1.5%が上乗せされていたので、今後もこのようなボーナスアップキャンペーンが開催される可能性は高い。

 1%の上乗せ分と、PayPayステップ達成で獲得できる1.5%を合算すれば、なんと2.5%の高還元を受けることができる。Yahoo! JAPANカードからの切り替えをした人は、PayPayの支払い方法をPayPayカードに設定してみよう。

 Tポイントとの連携終了によって、Yahoo! サービスユーザー、そしてソフトバンク携帯ユーザーにとって、PayPayの存在感はさらに高まった。また、PayPayポイントは自動でチャージされ、買い物などでシームレスに使うことができるので、利便性も向上している。

 これまでのようにTポイントを貯め続けるか、それともPayPay経済圏に移行するか――。今後はポイ活のポートフォリオも見直しが図られるだろう。

(取材・文=清談社)

●清談社

せいだんしゃ/紙媒体、WEBメディアの企画、編集、原稿執筆などを手がける編集プロダクション。特徴はオフィスに猫が4匹いること。http://seidansha.com

 

新築マンション、高額なほうが売れる納得の理由…高いほうが税金面でお得な場合も

 不動産経済研究所が公表した調査によると、2021年の新築分譲マンションの販売価格は、全国平均で5,115万円と、5年連続で最高値を更新しています。首都圏に限っていえば、6,260万円となっており、こちらも史上最高値を更新しています。不動産価格が高騰したバブル期をも上回る水準で、景気が低迷しているなかでの価格上昇に驚かされます。

 バブル期のように好景気が続き、不動産売買が活況になってマンション販売価格が上昇しているわけではありません。2021年のマンションの販売戸数は前年比では大幅増となりましたが、コロナ以前と比べればそれほど増えているわけではありません。販売が大きく増えているわけではないのに、価格だけは上昇しているのです。原材料価格や建築のための人件費が上昇していることも要因です。しかし、それだけではありません。購入する側が、高い物件を求めるようになっているのです。その理由を見てみましょう。

1.共働きの増加

 ここ数年、というより10年以上、日本の平均所得は上昇していません。しかし、共働きが一般的になり、結婚や出産を経ても退職せずに正社員として働き続ける女性が増えました。すると、一人ひとりの収入は変わらなくても、世帯収入では“倍”になるわけです。夫一人の収入で生計を維持している場合に比べ、住宅購入に充てられる費用は大きくなります。通勤やリモートワークのことを考えると、仕事と家庭の両立を図るために、購入価格が高くなっても住環境を良くしようという夫婦が増えています。

2.親からの援助による予算アップ

 最近、マイホームを購入する子どもに援助する親が増えています。高齢の親世代のほうが資産を持っているからです。それを後押しするように、住宅購入のための資金であれば、一定額までは非課税で贈与できるようになっています。2021年は1,000万円(省エネ住宅や耐震住宅などは1,500万円)まで非課税で贈与できました。なお、2022年は500万円(省エネ住宅や耐震住宅などは1,000万円)に縮小されます。

3.低金利で返済の負担が小さくなった

 これがもっとも大きな理由でしょう。低金利のおかげで、大きな金額で住宅ローンを組んでもあまり負担が重くならないのです。たとえば、35年ローンを組んでマイホームを購入する場合の借入金額を考えます。無理なく返済できる金額を世帯年収の25%とすると、世帯年収800万円の夫婦の場合の返済額は年額200万円となります。すると、借入額の上限は、

・金利5.5%(バブル期の固定金利)の場合 → 約3,100万円

・金利0.475%(最近の変動金利)の場合  → 約6,400万円

となります。

 ボーナス返済を1回30万円とすると、毎月の返済額は約11.7万円です。この返済ペースで借りられる金額が、今は約6,400万円と、バブル期の倍以上になっているのです。今のほうが、同じ程度の負担でかなり高額の物件を購入することができるようになっているのです。

4.住宅ローン減税で高い物件ほどお得に

 今までの理由は「高額のマンションでも購入できる」理由ですが、4.と5.は、「高額のマンションであるほうが好ましい」理由です。住宅ローン減税は、年末の住宅ローン残高の1%分、所得税が減税となる制度です。上限はありますが、この制度が適用されるとかなり税金が少なくなり、所得税がゼロとなる人も少なくありません。

 適用期間は13年間ですので、できるだけ長い間、住宅ローンの残高が多く残っているほうが、減税される金額が大きくなります。そのため、できるだけ高い物件を購入し、住宅ローンを大きく組んだほうが得になります。「高くてもよい」ではなく、「高いほうがよい」ということになります。なお、2022年には減税額は、年末のローン残高の0.7%分に縮小されます。

5.相続税対策でのマンション購入

 2020年に相続税の非課税枠が縮小され、相続税がかかる人が増えました。それだけに相続税対策をする高齢者が増えています。金融資産よりも不動産で保有するほうが、相続財産の評価額が小さくなり、相続税を抑える効果があります。それを目的にマンションを購入する高齢者がいます。相続税をより減らすには、購入するマンションの価格が高いほうがよいわけです。

 1.~3.という「高額のマンションを購入できる」理由に、さらに4.~5.の「高額のマンションであるほうが好ましい」理由が加わって、高額のマンションが求められています。それを受けて、マンションの販売価格は上昇を続けています。2022年になり、税制面で優遇策(2.と4.)が縮小されましたので、ある程度は状況が変わるかもしれません。しかし、低金利が続く間は住宅ローンの負担が小さく(3.)、高額マンションの人気は続くでしょう。マンションの価格上昇はまだ続くかもしれません。

(文=村井英一/家計の診断・相談室、ファイナンシャル・プランナー)

●村井英一/家計の診断・相談室、ファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャル・プランナー(CFP・1級FP技能士)、

宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、証券アナリスト、

国際公認投資アナリスト

神奈川大学大学院 経済学研究科卒業

大和証券に入社し、法人営業、個人営業、投資相談業務に13年間従事する。

ファイナンシャル・プランナーとして独立し、個人の生活設計・資金計画に取り組む。

個別相談、講演講師、執筆などで活躍。