パーソルキャリア村澤執行役員に聞く、変革の動かし方(電通BDS渕)

あらゆるバイアスを壊し、自らアーキテクト(全体設計者)として社内の事業変革を遂行しているトップエグゼクティブの方々に話を聞きながら、その神髄に迫る本連載。

今回のゲストは、パーソルキャリア執行役員の村澤典知氏です。転職サービスの「doda」をはじめ、さまざまな人材サービスを手掛ける同社は、日本の「はたらく」を変えるための、「はたらく未来図構想」を軸とした変革を推進しています。前回に続き、同プロジェクトのパートナーとして伴走する電通の渕暁彦氏が話を聞きました。

前編:パーソルキャリア村澤執行役員に聞く、非連続成長の仕掛け方(電通BDS渕)

村澤氏、渕氏
パーソルキャリア執行役員 村澤典知氏(右)と電通ビジネスデザインスクエア・渕暁彦氏

ステークホルダーの期待や熱量を“適切”に維持すること

渕:前編では村澤氏の変革に対する考え方やメソッドをいろいろと教えていただきました。後編ではパーソルキャリアの取り組みを中心に、変革の起こし方や継続させる方法をお聞きしたいと思います。

パーソルキャリアの「はたらく未来図構想」自体が、日本の「はたらく」を変えるという、チャレンジングな取り組みですよね。イチ労働者としても本当に心強い仕組みだと感じますし、これからの社会に絶対に必要とされる機能だと思っています。

【はたらく未来図構想】
会社や仕事を選ぶ時代から、一人一人が主体的に“はたらく”を描く時代に向け、自分らしくはたらき、自らの未来を描く個人をサポートする仕組み。これまでの人材サービスの枠を超えたデータ・サービス連携および外部パートナーとの協創により、ユーザーに“はたらく”未来を描き、その未来に近づくための仕事・学び・環境を提供する。

はたらく未来図構想
 

渕:一方で、変革は社会に対する意義だけでは継続できないという難しさもありますよね。短期収益を求められる側面もあれば、前編で話したように最初だけ盛り上がって徐々に失速する恐れもあります。「はたらく未来図構想」という変革を継続させるための勘所はどこにあるとお考えですか?

村澤:「はたらく未来図構想」は人材マッチングだけでなく、ラーニングや金融・健康・育児などを統合的にサポートする座組なので、パーソルグループだけでなく異業種も含めた他社との共創が欠かせません。ステークホルダーの方々は、社会的意義や市場性への先行的な期待を持って連携していただいているので、その期待や熱量をどう適切に保持するかが重要だと思っています。

渕:“適切”という言葉がキーワードだと感じました。熱量を保持するためにはステークホルダーの期待に応えるものを出し続けなければなりませんが、期待を超えすぎても誰も付いてこないし、低すぎるとコミットが引き出せないということですよね。

村澤:事業変革もしかり、SDGsもしかり、大きな構想は短期で実現できるものではありません。でも、中長期プランだから短期的な成果は不要と考えるのも間違いで、短期的なアウトプットと中長期的なビジョンのバランスを取る必要があります。例えば、自社が目指す未来の姿をトップが発信し続けることと同時に、その言葉を信用しうるものにするアウトプットをこまめに出すことも求められるのです。

渕:パーソルグループは「はたらいて、笑おう。」という大きなメッセージを掲げていますよね。言葉自体にポジティブなパワーが込められていますし、良い意味で余白もある。他社や海外の人たちも含めて、みんなで同じ方向を向ける素晴らしいメッセージだと思いました。

村澤:確かに、長期的なゴールに余白を与えるのは一つのポイントかもしれません。例えば「はたらく」にフォーカスして考えてみても、法改正やテクノロジーの進化によって人びとの「はたらく」に対する価値観は必ず変わるはずです。その変化に応じて変革そのものをアップデートしていけるように、変革のゴールもある程度チューニングできたほうが持続しますよね。

村澤氏

転職を支援する会社が、他社と協働することの難しさ

渕:パーソルキャリアの変革のアーキテクトには、個人の「はたらく」を変える軸だけでなく、「はたらく」機会を提供する企業の座組みを変える軸もありますよね。その取り組みの一つが、「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」だと認識しています。個人向けの事業を生業としてきたパーソルキャリアが企業のコンソーシアムをプロデュースすることは社内的にもかなり大きな改革だったのではないでしょうか?

【キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム】
業種や業界を越えて「はたらく個人と企業の新しい関係」を模索する企業が集まり、企業と個人の持続的な成長を実現する方法を議論・実践・検証するコンソーシアム。2021年4月20日、キリンホールディングス、KDDI、コクヨ、富士通、三井情報、ヤフー、LIFULL、パーソルキャリアの8社で発足。
 
キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム

村澤:「はたらく」は個人と企業が表裏一体の関係で成り立っているので、個人だけでなく、それを受容・活用する企業側も変革する必要があると考えたのが、コンソーシアム立ち上げの背景にあります。ただ、最初は社内から懸念の声が多かったのも事実です。なぜなら、私たちは本業で転職支援をしているので、企業と連携して何かをやるとなると、「我田引水で転職者を増やしてもうけようとしている」と思われる可能性もありますからね。ただそこは、腹を割って話せば分かってもらえるかもしれないし、一度チャレンジしてみる価値はあると説得しました。

渕:実際に他社と話をしてみて、反応はいかがでしたか?

村澤:今回参加してくださった企業は、もともとキャリアオーナーシップを推進しているところばかりです。ですが、働き方やキャリアは人事部門の業務として閉じており、経営層や事業責任者と十分な連携が取れないという構造的な課題が共通してありました。それなら、一社一社が個別に取り組むよりも、お互いにナレッジを吸収し合って答えを模索したほうがダイナミックな未来を描けるということで、構想に一定の期待を持っていただけたと感じています。

渕:各業界をけん引する企業が集いましたよね。ちなみに村澤さんは、大企業やリーディングカンパニーが変革にチャレンジすることの意義をどう捉えていますか?

村澤:意義の前に、リーディングカンパニーには社会的責任や使命があると考えています。自分たちが従来と同じことをやり続けるのか、業界の課題を見据えて率先して変わるかで、業界全体の未来が変わります。リーダーには業界をより良くしていく責任があり、その先に意義やメリットがあるのではないでしょうか。同時に、その新しいルールを浸透させるために、変革のポイントを可視化して共有することも重要だと思っています。

渕:いかに共有可能なルールを作れるかが大事ですよね。大企業だけでなく中小企業、そしてその先にいるお客さまも含めて、こっちのほうが良いと思える新しいルールを提示することが、業界の成長につながり、結果的に自社の成長にもつながるのだと思います。

渕氏

変革パートナーに期待する3つの役割:「触媒」「アクセル」「鍛冶職人」

渕:電通では「はたらく未来図構想」「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」の伴走をさせていただいてきましたが、実際どのようなことを期待されていたのでしょうか?

村澤:「触媒役」「アクセル役」「鍛冶職人役」の3つの役割を期待していました。

一つ目は、自分たちで未来を描こうとすると、どうしても固定観念やしがらみで発想が広がらないケースがあります。そのときに、異業種・異業界の豊富な知見をもとにアイデアを持ってきてくれたことで、そのまま応用できるものもあるし、触発されて新しいアイデアが生まれるケースもあります。アイデア・構想・妄想を具体化する「触媒役」としてサポートしていただけたと思っています。

二つ目は、私たちはさまざまな事情を踏まえた上での最速のスケジュールで変革を進めているつもりなのですが、電通が外部の視点から社会の変化や競合のスピードに対して十分なのかを検証し、多少無茶をしてでもアクセルを踏まなければいけないポイントを指南してくれたのが結果的にとても助かりました。

最後の「鍛冶職人」は、コンセプトを磨くということ。企業変革や新規事業開発では、非常に長い時間をかけて議論を重ねていきます。すると、最初はとがったコンセプトやサービスだったのに、徐々にカドが取れてユニークネスを失うケースもあるのです。削れる部分を取捨選択しつつも、きちんと研磨してとがったコンセプトを維持できたのは、電通のサポートのおかげだと思っています。特に渕さんには、常に横に居ていただいき、時には斜め上から引っ張ってもらえたと感じます(笑)。

渕:そうおっしゃっていただけて恐縮です。僕自身、パーソルキャリアの取り組みは社会にとって絶対に必要なものだと信じていたので、外部の立場でありながらも自分ゴト化して伴走し続けることができたと思います。自分たちで言うのは恥ずかしいのですが、自分ゴト化の精神は電通のDNAとして脈々と受け継がれているものかもしれません。

村澤:「はたらく未来図構想」は10年先を見据えた取り組みであり、今後も局面で力をお借りしたいと考えています。特に内部だけでずっと改革を進めていると、徐々になれ合いが生まれる側面はあるので、そこは独立したプロとしてのパートナーシップの中で、一定の緊張感を持って取り組むことが必要だと思っています。

渕:ありがとうございます。変革のアーキテクチャは生き物なので、今後も世の中の動きや市場環境を敏感にキャッチしながら、半歩先のアイデアをご提示していきたいと思いました。今後ともよろしくお願いいたします!

村澤氏、渕氏

 

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テレビとデジタルを統合して広告効果を可視化する

さまざまな産業においてDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む昨今。広告業界にも効率化や最適運用を目指した変革が広がっています。電通ラジオテレビ部門でも、広告主により良い広告サービスを提供するために、最新の技術を活用したソリューションやメニューを開発しており、さらには、デジタルだけでは成し得ない、ラジオ・テレビならではのコンテンツによる起爆施策も進化させています。

今回は、テレビ・デジタル動画の統合管理ダッシュボード「MIERO Digi × TV」(リリースはこちら)についてお伝えします。

※本記事は、電通ラジオテレビ部門が2021年11月10日~12日に実施したウェビナーの内容を記事化したものです。

テレビ広告とデジタル動画広告の共通指標を作る

デジタル広告の中でも、インストリーム(※1)やアウトストリーム(※2)といった動画広告の種類が近年、増えています。これらデジタル動画広告とテレビ広告を併用して、商品やサービスの認知施策を広く行い、そこからサイト来訪・資料請求、商品購入などのアクションにつなげたいと考えるケースも少なくありません。その際にプロモーションの効果を高めるためには、広告効果を可視化して柔軟にPDCAを回すことが必要です。

しかし、テレビ広告はGRP(※3)やTRP(※4)、デジタル動画広告はインプレッションや再生数というように、それぞれ指標が異なります。テレビとデジタル双方に広告を打っても、別々の指標やリポートで管理し、個別にKPIの最適化を図っていると、プロモーション全体のPDCAをうまく回せない、適切にプランニングができないという課題を抱えることがあります。

これらの課題を解消するために生まれたのが、「MIERO Digi × TV」(ミエロ・デジテレ)です。これは、テレビとデジタル動画を一つのメディアとして捉え、共通指標で横断評価してマーケティングの統合分析を可能にするソリューションです。

※1 インストリーム広告:動画コンテンツの前、中、後に再生する動画広告。

※2 アウトストリーム広告:ウェブ上の広告枠や記事のコンテンツ面などに表示される動画広告。

※3 GRP:Gross Rating Point(延べ視聴率)。あるテレビCMを一定期間流した時の視聴率の合計。例えば、視聴率1%の番組にテレビCMを3回流した場合は3GRPになる。

※4 TRP:Target Rating Point(ターゲット延べ視聴率)。GRPが世帯視聴率を用いて算出するのに対し、TRPは個人視聴率をベースに算出する。

 

効率的な広告出稿を実現する、「MIERO Digi × TV」

「MIERO Digi × TV」(ミエロ・デジテレ)は、テレビ広告とデジタル動画広告、それぞれのリーチデータを取得し、電通独自のロジックで信頼性の高い統合リーチを算出。エリア・性・年代ごとのリーチ数を一つのダッシュボードでほぼリアルタイムで確認できます。

MIERO Digi × TV


さらに、統合到達数(UU)や、テレビ出稿をインプレッション換算することで統合インプレッションを算出。テレビとデジタルの共通指標により複数媒体横断の媒体間比較を提供。テレビ広告はタイム・スポット別、デジタル動画広告は、YouTube、TVer、ABEMA、Yahoo!、Facebook、Twitter、LINEなど、複数の媒体計測が可能で幅広い出稿状況への対応が可能です。

このソリューションによって、ターゲットにどれくらい広告が届いているかが把握しやすくなり、PDCAを回すときに大いに役立ちます。

例えば、テレビとデジタルの媒体横断のコスト効率を比較して次回の予算配分を決める、エリア別のリーチ(UU)単価を比較して効率の良いエリアを発掘する、といったことが可能になります。一つのダッシュボードでさまざまなデータが読み取れるので、マーケティング戦略における迅速な意思決定も実現できます。

また、テレビにおいては放送局別のアクチュアル達成率(※5)も本ダッシュボードで確認が可能で、テレビ出稿のモニタリング機能としての役割を果たします。

※5 アクチュアル達成率:放送前に買い付けた視聴率に対して、どれだけの視聴率を実際に獲得したかを示す割合。


 

さまざまなマーケティング結果を統合して見える化する

「MIERO Digi × TV」は、今後も機能を拡張していく予定です。統合リーチに加えて、統合フリークエンシーや広告接触者の態度変容率推計の共通指標を拡充。さらに、データクリーンルームと連携して、広告の出稿状況と広告効果を即時に可視化・分析できる環境を整える予定です。さまざまなマーケティングの結果を統合して、リーチから態度変容、購買などのアクションまでをわかりやすく視覚化することを目指しています。

併せて、データの計測条件の範囲の拡大と、提供費用を抑えたサービスラインアップの開発により、できるだけ多くのクライアントにご利用いただける環境を整えます。

次回は、テレビの広告枠バイイングのソリューション「RICH FLOW(運用型広告)」についてお伝えします。

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ホンダ・新型シビック、驚異的な完成度…ハイブリッドなのにまるでガソリン車

  本多技研工業(ホンダ)が“EV化宣言”をして久しい。2026年にはすべての新型モデルをEV(電気自動車)、もしくはFCV(水素燃料自動車)にし、2040年にはすべての内燃機関の生産を終了して走行中に一切のCO2を排出しないクルマのみにするという。2040年までには、あと18年もある。もしくは18年しかない。その期間をどう過ごすのか――。

 そのヒントが、今回試乗した新型「シビックe:HEV」に隠されている。

 初代シビックのデビューは1972年。今年で生誕50年という節目の年になる。新型シビックは11代目。それまでの小型軽量コンパクトハッチ路線が8代目に改められ、ミドルサイズへと成長した。そして今年、本格的なハイブリッドモデルが加わったのだ。ホンダEV化の旗印のように思える。

 とはいうものの、内容は若干異なる。昨年デビューしたシビックには、直列4気筒1.5リッターターボが搭載され、しかも6速マニュアルミッションも設定されていた。エンジンは骨格からシステムまで手が加えられ、一層熟成度が増していた。平たい言葉で言えば、多額の開発資金を投じているのだ。18年後には生産されないはずの内燃機関に、である。

 6速マニュアルも同様に、まるでレーシングカーかのような素早い変速が可能であり、その小気味いいシフトフィールは内燃機関との相性が良い。エンジンもミッションも、とても内燃機関との決別を宣言したメーカーの製品とは思えない完成度なのである。

 新しく加わったe:HEVは、さらに僕を驚かせた。その走り味はとうていハイブリッドとは思えぬもの。むしろガソリンエンジンらしさが色濃い。搭載するエンジンは直列4気筒2リッターである。内燃機関としての完成度が一層磨かれていた。

 ハイブリッドシステムは、市街地走行では内燃機関を発電機として機能させながら、高速巡航では駆動輪と直結し、ガソリン車として走る。市街地の加減速ではエンジンとモーターを併用する。ひとたびアクセルペダルを強く踏み込むと、スポーツカーのようにエンジンが躍動感を伴って吠える。

 アクセル開度に連動してアクティブサウンドコントロールが電子音を重ねることで、まるで高精度なガソリンエンジンのような爽快な吹け上がりを披露するのだ。

 計器盤にはモーターパワーの表示計がある。だが、それとてアクセルの開度に比例して、まるで内燃機関のタコメーターのように激しく針が動く。そもそも、組み合わされる2モーター内蔵CVTミッションは、6速マニュアルのようにレスポンス良く反応するのだ。聞かされなければ、内燃機関自慢のスポーツカーと錯覚してしまいそうである。

 このように、新型シビックe:HEVは、ガソリン車の感覚を強く残している。これは、これまで優れた内燃機関を世に送り出してきたホンダの意地なのか、脱内燃機関化への抵抗なのか、あるいはこれで2040年まで乗り切るつもりなのか……。

 環境性能の高いハイブリッドの投入は、脱内燃機関宣言をしたホンダの戦略に沿うものだ。EVやFCVは、まだ販売的に軌道には乗っていない。だから、それまでの18年間はハイブリッドが主力であり続けるに違いない。だが、繋ぎのモデルとしては力が入りすぎている。

 ともあれ、新型シビックe:HEVの完成度は驚くほど高い。

(文=木下隆之/レーシングドライバー)

●木下隆之
プロレーシングドライバー、レーシングチームプリンシパル、クリエイティブディレクター、文筆業、自動車評論家、日本カーオブザイヤー選考委員、日本ボートオブザイヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員 「木下隆之のクルマ三昧」「木下隆之の試乗スケッチ」(いずれも産経新聞社)、「木下隆之のクルマ・スキ・トモニ」(TOYOTA GAZOO RACING)、「木下隆之のR’s百景」「木下隆之のハビタブルゾーン」(いずれも交通タイムス社)、「木下隆之の人生いつでもREDZONE」(ネコ・パブリッシング)など連載を多数抱える。

ブルース・ウィリスの俳優引退が波紋…失語症とは?主原因は脳梗塞やくも膜下出血

 映画『ダイ・ハード』シリーズの世界的ヒットにより日本でも人気を博した米俳優ブルース・ウィリス(67)が失語症と診断され、俳優業を引退することを公表し、ファンのみならず多くの人がショックを受けている。この公表により、失語症という病気を初めて知ったという人も多いだろう。失語症について、医療法人社団TLC医療会「ブレインケアクリニック」の名誉院長、今野裕之医師に聞いた。

「失語症とは、言語を司る脳の部位がダメージを受けることで起こる病気です。損傷を受けた場所によって症状が変わりますが、言葉を読む、書く、話す、理解する、繰り返すことなどが困難になります。原因は主に脳出血や脳梗塞などが多いですが、脳腫瘍や脳炎などが原因になることもあります」

 失語症は言語障害であり「言葉に関する機能」がすべて低下してしまう。実際の症状は、「人の話を理解できない・話そうとしても言葉が出てこない・言葉を間違える・言葉を上手く発音できない・文字や文が読めない・意味がわからない」といったもので、日常生活を送る上で必要な最低限のコミュニケーションも取れなくなる。失語症によってコミュニケーションが取れない状況に、大きな失望やストレスを感じることになる。

「発症は50代以降に多くなり、日本の失語症の患者数は50 万人を超えるといわれています。発症のほとんどの原因が脳血管障害で、全体の約 90%を占めているという報告があります」

 脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などによる脳血管障害が起き、失語症を発症するケースが多いが、脳出血の原因となる動脈瘤などは自覚症状がないため、50歳を過ぎたら脳ドッックを受け、予防や治療を行うことも重要だろう。

 脳梗塞やくも膜下出血などの大きなリスクは動脈硬化であり、動脈硬化は血管壁を傷つけ出血を引き起こす。動脈硬化の原因となるのが高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病や喫煙である。食生活や生活習慣の改善、禁煙などによって動脈硬化を防ぎ、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血のリスクを下げることができる。

「治療は、その原因によって変わります。原因疾患の治療とともに言語療法士によるリハビリテーションが行われます。仕事を辞めるかどうかはその人の症状の程度やどのような仕事をしていたかにもよりますが、うまく言葉が出てこなくなるようであれば、ブルース・ウィリスさんのように俳優という言葉で表現する仕事の場合、発症前と同じようにこなすことはかなり難しくなると予想されます」

 万が一、自分や身近な人が失語症になった際は、「話し、聞く」というリハビリを積極的に行ってほしい。急がずゆっくりと会話や挨拶を行うことで、失語症の進行を抑えることが期待できる。

 世界中の人に映画などで感動や夢を届けたブルース・ウィリスが、引退とともに失語症という病気を広く認知させたことは、医療においてもその功績は大きい。リハビリによってブルース・ウィリスの失語症が改善することを祈りたい。

(文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト)

吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト
1969年12月25日福島県生まれ。1992年東北薬科大学卒業。薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。

SNSで話題沸騰!セブン「カレーパーティー」、アレンジが無限で楽しすぎる!

 4月5日からセブン-イレブンで展開されている「華麗(カレー)なるカレーパーティー」というキャンペーンが、Twitterを中心に話題を呼んでいる。

 同キャンペーンは、その名の通り“カレー系の商品”を一挙に発表した内容となっており、通常のカレーライスのみならず、カレーおにぎりやタンドリー風味のバゲットサンドなど、多彩なラインナップでも耳目を集めているのだ。

 とりわけ注目されているのが、名店監修の本格カレーライスたち。欧風カレーの名店として名高い東京神田の「ルー・ド・メール」監修の『特選ビーフカレー』(税込810円)や、本格派のインド・パキスタン料理を提供する有名店「デリー 銀座店」が監修した『ハンバーグカレードリア』(税込518円)など、名店の味がハイクオリティーに再現されているというのである。

 加えて、そんな名店の味に感動したあるTwitterユーザーが、“インド人的食べ方”として紹介したアレンジレシピがバズったことも、人気に拍車をかけている。そこで今回は、そんな「華麗(カレー)なるカレーパーティー」のラインナップから3品ピックアップし、Twitterで話題になったアレンジレシピと、筆者によるアレンジレシピの2つにチャレンジしてみた。

カレーにおむすびを投入!SNSでバズった“インド人的食べ方”

 まずは、Twitterで話題になったレシピからチャレンジしよう。

 こちらは、ブログでなんと5000件を超えるカレーの実食記事を掲載している、カレー研究家のはぴいさん(@hapi3)が紹介したレシピ。4月14日時点で1.7万いいねを獲得している。

「セブンイレブンでカレーのフェアやってるでしょ。いい食べ方教えたげる。インド人的食べ方。ナイルレストラン監修のチキンマサラ(おかずコーナーにあり)とおにぎり用意。チキンマサラあっためておにぎり入れちゃう。そこにヨーグルトかける(酸っぱいやつ)混ぜる。食べる。うまい。やってみてー。」(原文ママ)

 はぴいさんがつぶやいた通り、このレシピは東京・東銀座の老舗インドカレー店、「ナイルレストラン」が監修した『チキンマサラ』(税込467円)と、『チキンカレーおむすび』(税込151円)を使用したものとなっている。

 さっそく、セブンで購入。ちなみに“マサラ”とは、さまざまな香辛料を粉状にして混ぜたスパイスのことで、インドでは各家庭で配合が異なるという。同商品は、「ナイルレストラン」が絶妙な加減でブレンドしたマサラの味わいが光るサラサラ系のカレーで、ごはんは付いていない。

 もうひとつの『チキンカレーおむすび』は、カレー風味のターメリックライスで、ししとうがらし入りの鶏肉のカレーソース炒めを包んだ商品。一口食べれば、中の鶏肉のジューシーさと奥深いスパイスの香りが広がる逸品だ。

 最後に用意したのは、一般的なプレーンヨーグルト。ヨーグルトをかけるのは、日本の家庭的なカレーではメジャーではないかもしれないが、本場ではわりと見かけるアレンジという印象。果たして、今回の商品にも合うのだろうか。

 つくり方はとても簡単。まずは『チキンマサラ』を電子レンジ500wで2分20秒加熱。次に、『チキンカレーおむすび』も500wで20秒加熱する。

 取り出して封を開けると、熱々の湯気とともに、豊かなマサラの香りが辺りに立ち込めた。一気に有名店に足を踏み込んだ気持ちになると同時に、食欲も溢れ出す。

 次に、そんな熱々の『チキンマサラ』に『カレーおむすび』を豪快に投入。これによって“チキンマサラカレーライス”に変貌するというわけだ。しかし、おむすびをカレーに入れるのは、どこか奇妙な感覚。そして最後の仕上げに、プレーンヨーグルトをたらせば完成。

 おむすびを崩しながらルーと混ぜて一口頬張ると、そのスパイスの強さに驚かされた。まさに本格派といった感じで、辛さと香りがまず鼻と口を抜けるのだが、その後からコク深いチキンの旨味とトマトの酸味が広がり、これらが渾然一体となることで、インドカレー店さながらのクオリティーを実現している。

 特筆すべきは、ゴロゴロと入った鶏肉たち。コンビニカレーにありがちな肉の切れ端という感じは全くなく、食べ応えのある大きさで高い満足感を与えてくれた。

 そして、肝心のヨーグルトだが、これが抜群に良い! スパイスの香りは残しつつも、その角をほんのり和らげてくれるうえ、爽やかな酸味はトマトと最高の相性。そして、全体に滑らかさとコクもプラスされ、一つの料理として恐るべき完成度を見せてくれた。

オリジナルアレンジ!「デリー 銀座店」のカレー×いわし缶詰

 さて、ここからは新たなアレンジレシピにチャレンジしてみよう。今回ベースに選んだのは『銀座デリー監修 チキンコルマカレー』(税込626円)。

 公式ページによると「じっくり炒めた玉ねぎを使用した、濃厚な甘味とコクがあるチキンカレー」とのこと。トマトの酸味が効いていた先ほどのカレーとは異なり、玉ねぎの甘みを軸に「デリー 銀座店」が厳選したスパイスが織り込まれた一品のようだ。

 そんなカレーに合わせるために選んだのは、セブンプレミアムの『国産いわし生姜煮 150g』という缶詰。「カレーに魚?」と疑問に思われるかもしれないが、近年はカレー店などでも“サバカレー”が人気を博してきた印象があるので、あながちピントが外れたチョイスでもないだろう。

 同品の“コルマ”とは、クリームやヨーグルト、ナッツ類のペーストをベースにつくられる、インドの伝統的なカレーの一種だそうだ。「デリー 銀座店」監修の本品はヨーグルト不使用で、酸味よりもコクに重点を置いている様子。

 つくり方はシンプル。まずは、『銀座デリー監修 チキンコルマカレー』を電子レンジ500wで3分30秒加熱。その後、ルーをごはんの上にあけ、その上に、汁気を切った『国産いわし生姜煮 150g』をトッピングすれば完成だ。

 見た目的には、少し違和感があるかもしれないが、味は合うはず。では試食してみよう。

 まず、チキンコルマについてだが、思っていたよりもスパイスの香りが立っていることに驚かされた。濃厚な玉ねぎの甘い香りとスパイスの切れ味が両立しているバランス感覚は、さすが名店監修といったところか。

 いわしをほぐしつつ食べてみたが、これが予想通り、かなりマッチ! チキンコルマのコクとスパイスに、いわしの生姜煮の海の旨味が見事にハマっている。生姜煮の風味がスパイスのベースから大きく外れなかったのも勝因だろう。甘しょっぱい和風の味付けも、玉ねぎの甘さとうまくハマっていた。

 最後に、追加のおすすめトッピングをご紹介。それは、セブンプレミアムの『素焼きミックスナッツ』(税込300円)を砕いて加えるというもの。チキンコルマのベースとなっているナッツのコクと香ばしさがブーストされ、濃厚な味のいいアクセントになるのだ。

 うるさ型のカレーファンも納得した本格的な味が楽しめる同シリーズの商品たち。今店舗によっては品切れも頻発しているそうなので、見つけた際は迷わず確保し、今回紹介したアレンジにも挑戦してみてほしい。

(文=TND幽介/A4studio)

●A4studio
エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。

人気パチンコライターが「女性ライターの“お直し”事情」に言及… 自身も「糸を入れてリフトアップした」と告白!

 人気ライターのヒロシ・ヤング氏が主宰するYouTubeチャンネル「ヤングちゃん、寝る」では、「日曜パチパチ演芸ショー」と称した、パチンコ・パチスロ好きの芸人によるネタ動画企画がある。

 3月末にアップされた「【ゴールドジョージ】ギャンブル狂コンビ再び登場!パチネタお笑いショー!!森本レオ子と共に、お笑いパチネタ演芸をご紹介!」では、タイトル通り、浅井企画所属の破滅型でハートフルな楽観的お笑いコンビ・ゴールドジョージが登場。女性が隣でお酒を作ってくれるお店をパチンコ屋さんに例える…といった内容で、ヤング氏や森本氏を大いに笑わせた。

「痛くてもう2度とやらない」森本自身も”お直し”した過去が

 このネタの中でゴト行為=美容整形との表現があったことで、話は女性ライターの美容整形事情に。ヤング氏がストレートに「女子ライターで整形してる人、いっぱいいる?」と質問すると、まず森本氏は「どこからが整形とするか」と確認した。

 森本氏の基準によると、ヤング氏があげた「アイプチ(二重のり)」は「全然OK」で、「あごの骨を削る手術」「目頭を切る手術」は整形。微妙なラインは「ヒアルロン酸(注射)」で、入れる場所や程度によるとした。

 この流れで森本氏は、自身も「顔に糸を入れてリフトアップした」ことを告白。ただ、その効果は「半年ほど」だそうで、「1回やったけど、痛くてもう2度とやらない」とも続けた。

 加えて、この痛みを経験したことにより、「整形してる人を悪く言う気持ちが飛んだ」とも。美容整形には覚悟があるとし、それっぽい人を見ても「いじってるな」と笑えなくなったとした。

 これについて視聴者は、「レオ子さんの笑顔が素敵」「ゴトしなくてもお綺麗」などとコメント。「整形話を振ってしまうヤングさんもデンジャラスすぎる」といった投稿もあり、2人のやり取りに多くの視聴者が大ウケした様子が見て取れた。

 男性・女性を問わず、若さや美を保つためには、それなりに努力が必要。とりわけ昨今の女性ライターはブロマイドやグラビアなどを撮影するケースも多々あるだけに、美容整形の有無はともかく、人一倍、美には気を遣っているのであろう。

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JRA皐月賞(G1)横山武史「ゲートが全て」もキラーアビリティ轟沈……春G1で泥沼4連敗。オール「馬券圏外」に阪神ファンすら同情の声

 17日、中山競馬場で開催された牡馬クラシックの第一関門・皐月賞(G1)は、福永祐一騎手の5番人気ジオフリフが優勝。2着に敗れた前走の共同通信杯(G3)から巻き返し、3歳世代の頂点に立った。

 元々はデビューからC.ルメール騎手が手綱を取っていたジオグリフだが、今回はイクイノックスとお手馬が被った関係で福永騎手と新たにコンビを結成した。札幌2歳S(G3)で2着馬に4馬身の差をつけて圧勝した際には、G1級の呼び声もあった逸材。不完全燃焼に終わっていた近走の鬱憤を、テン乗りの福永騎手が見事晴らしたファインプレーといえるだろう。

春G1で泥沼4連敗でオール「馬券圏外」

 その一方、またしても結果を残せなかったのが横山武史騎手だ。

「4強」の一角キラーアビリティ(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)に騎乗したものの13着に惨敗。昨年のホープフルS(G1)を制し、2歳王者に輝いた実力馬をファンも4番人気に支持したが、最後の直線で力尽きると抵抗することなく、そのまま馬群に飲み込まれてしまった。

 2枠4番からスタートしたキラーアビリティはゲートで痛恨の出遅れ。横山武騎手も何とか中団までリカバリーし、道中は距離ロスを避けるインで我慢する工夫は見せた。

 しかし、最後の直線に入ったときにパートナーに余力は残っておらず、外を回した馬が伸びる馬場も内目の進路を選んだコンビに味方とはならなかった。

 これには横山武騎手も「今日はゲートが全てです」と悔やんだが、人馬ともに楽観視できない事情もある。

 皐月賞を二桁着順に大敗したキラーアビリティだが、日本ダービー(G1)を勝利した事例は直近でも2009年のロジユニヴァース(14着)のみ。巻き返すにはかなりの高いハードルである。

 そして、今春のG1で高松宮記念レシステンシア(6着)、大阪杯エフフォーリア(9着)、桜花賞ナミュール(10着)、皐月賞キラーアビリティ(13着)と4連敗した横山武騎手はさらに深刻だ。

 いずれも馬の状態やレース展開が少なからず影響した敗戦ではあるが、騎乗馬の内訳は1番人気3頭に4番人気1頭という豪華なラインアップ。これだけの騎乗馬が揃いながら、一度も馬券に絡めないのではスランプといわれても仕方がないだろう。昨年ブレイクした若武者とはまるで別人のような不振に存在感は薄れていくばかりだ。

 プロ野球でも開幕9連敗の阪神タイガースが、リーグワーストとなる不名誉な記録を更新したことで話題となったが、横山武史騎手も今年の重賞初勝利を挙げたチューリップ賞(G2)からこれで12連敗。ネットの掲示板やSNSなどでは、阪神ファンと思われるアカウントから“傷の舐め合い”の声もチラホラ聞こえる始末だ。

 天皇賞・春(G1)の週から短期免許でD.レーン騎手も来日を予定しており、同騎手と懇意にしているキャロットファームの実力馬が流れていく可能性は否めない。優勝劣敗の生存競争を勝ち抜くためにも、そろそろ何とかしたいところだ。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

パチスロ注目を集めた「新機能SRT」?まさに確変のような仕様に期待をしたが…

注目を集めた「新機能SRT」とは?

 パチスロには「RT」「ART」「AT」という言葉がある。「RT」は「リプレイタイム」の略でリプレイの確率が上がりコインを減らさず遊ぶ事が可能。リプレイ確率を上げることでボーナスを揃えさせないシステムなどもあるが、長くなるので今回は割愛させていただく。

「AT」は「アシストタイム」の略で小役の押し順をナビしてくれるシステムだ。通常時は押し順がわからないので揃える事が難しい小役を、獲得できるようにアシストしてくれる。

 そして「ART」、こちらは「アシストリプレイタイム」の略で「AT」と「RT」が合体したものだと考えてもらえればいい。リプレイ確率がアップし、小役のナビもしてくれる。

パチンコとパチスロのSTを合体!? 

 この他にも、あまり聞かないが「CT」と「ST」などが存在する。「ST」は「ストックタイム」の略で、4号機時代に使用されていた機能だ。5号機以降も「STタイプ」という言葉を聞くと思うが、現在のソレはパチンコの「ST確変」をイメージして使用されていることが多い。

「ST確変」とは規定ゲーム数を消化することで確変が終了する機能のこと。そんなパチンコのシステムをパチスロでも起用されている。『押忍! 番長ZERO』(大都技研)の「頂ROAD」中に「頂CHARGE」を引くと、ゲーム数が再セットされるシステムがまさにこれだ。

 そんなパチンコの「ST」とパチスロの「RT」を融合させたような「SRT」という新機能が5号機時代に存在していた。ハイライツ・エンタテインメントから発売された『トロピカルKISS』という機種だ。

 ボーナス中にRTに当選すると、50~500ゲームのRTへ突入し、そのRT中にボーナスを引くことができればRTが再セット。まさに「ST確変」のような「RT」である。言葉にすると簡単にループしそうではあるが、現実はそうではない。

地獄のような 再セットが起きることも?

 本機はボーナス確率の違う「ビターVer.」と「スウィートVer.」の2機種が発売されている。ボーナス確率が 甘い「スウィートVer.」でも設定1で約1/160、設定6でも約1/128である。SRT中はゲーム数やストックの上乗せを行わないので、SRTが50ゲームだと継続は難しい。

 100ゲーム以上のRTに当選することも多いのだが、もう一つの問題がある。それはSRTが再セットされる際、ゲーム数の持ち越しはないということ。ボーナスを引いた時点で残りゲーム数が何ゲーム残っていても消滅してしまう。

「SRT残り300ゲームでボーナス当選→SRT50ゲームに書き換え」という地獄のような 再セットが起きることもあるのだ。

 純増0.3枚なので長く続いてもコインが増えるわけでもないのが唯一の救いかもしれない。300ゲーム消化してボーナス当選しないのなら50ゲームに再セットされたとしてもボーナス当選した方が嬉しいだろう。

 ちなみに無限SRTも存在するが、次回ボーナスまでの “作業感”が強いのは本当に残念だ。結局、そこまでの評価は得られなかったという印象。設置店舗が少なかった本機は、SRTという新機能とともに人知れず消えていってしまったのである。

(文=ロマニスタ鈴木)
<著者プロフィール>
 好きなゲームキャラクターがモチーフのパチンコ『CRソニック』でホールデビュー。
その後パチスロも遊技するようになりドハマりする。好きな機種は5号機時代のSNKプレイモアが出していた機種たち。パチンコでは甘デジやライトミドルを好んで打つ。サッカーと猫をこよなく愛し、週末はJリーグの試合を平均6試合くらい見ている。

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元JRA安藤勝己氏バッサリ……福永祐一ジオグリフは日本ダービーで用ナシ!? あの血統評論家と見解一致、頂上決戦の有力候補に挙げた2頭とは

 17日、中山競馬場では牡馬クラシック第1弾の皐月賞(G1)が行われ、5番人気のジオグリフ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)が勝利。前走・共同通信杯(G3)2着からの巻き返しに成功した。

 テン乗りで見事に一発回答を出した福永祐一騎手は、レース後、「十分チャンスのある馬だと思っていましたが、やはり自分が信じていた通りの能力を持っていましたし、素晴らしいレースをしてくれました」とコメント。2020年コントレイル以来、2年ぶり2度目の皐月賞制覇に満面の笑みを浮かべた。

 そんなジオグリフの勝利に率直なコメントを残したのが、元JRA騎手の安藤勝己氏だ。レース後、自身のTwitterに「ジオグリフ。ルメールと合ってないところあったで、お手馬被りでいい手替わりになったと思う(原文ママ)」と、福永騎手への乗り替わりが功を奏したという見解を披露。さらに「(ジオグリフは)最高の位置を取って、馬場もマッチしてた」と続けた。

「福永騎手の好騎乗に加え、位置取り、展開、この日の馬場状態など全てがジオグリフに味方しましたね。安藤氏の真意もおおむねそういうことだと思います。一方、同じツイートでは別の馬の名前を挙げていました」(競馬誌ライター)

 

安藤勝己氏と血統予想家の水上学氏の見解一致

 

「イクイノックスは10キロ増でもトモが薄くて、中山こなせないかと思った」と安藤氏。ジオグリフの僚馬イクイノックスに対する皐月賞時点での評価は、コース適性も含めてあまり高くなかったことがうかがえる。

 それでいて、イクイノックスは2着に好走。「大外枠から負けて強し。ダービーはこれやな」と、大箱といわれる東京競馬場の2400mに舞台が替わる第2ラウンドの最有力候補は本馬と断言した。

「安藤氏はこれ以外にも、間接的にですがもう1頭、ダービーで有力候補になり得る馬を挙げていました。それが最内枠からインを突いて4着に入ったダノンベルーガです」(同)

 安藤氏が前出のツイートをする数分前、血統評論家の水上学氏が書き込んだ「ダービーはダノンとイクイノックスの一騎討ちかな」というツイートに「そう思うね」と同意していたのだ。

「イクイノックスとダノンベルーガの2頭は、もともとダービーが大目標と言われていましたからね。イクイノックスは休み明け、ダノンベルーガは初の右回りという大きな不安要素を抱えていたなかでの今回の好走。勝ち切れなかったとはいえ、2頭ともまさに負けて強しという内容でしたし、順調ならこの2頭がダービーで1番人気を争うことになるのではないでしょうか。

一方のジオグリフは皐月賞の勝ち方が完璧すぎた分、大きな上積みが見込めず、それほど人気にはならないかもしれません。血統面からも父が米国で短距離実績のあるドレフォンなので、2400mへの距離延長はプラスとは言い難いです」(別のライター)

 混戦模様の皐月賞を終えて、早くも見えてきたダービーの勢力図。安藤氏の考え通り、イクイノックスとダノンベルーガを中心に展開していくことになるのだろうか。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

パチンコ「1/179.5×ALL1500発×高ループ」の激熱スペックが間もなく降臨! 新台分析-P一球魂GOLDピラミッ伝-

高尾が注目の新機種を間もなくリリース

カイジ』、『リアル鬼ごっこ』、『ハイスクールオブザデッド』など、幅広いジャンルで人気シリーズを取り扱っているパチンコメーカー高尾。

 そんな同社は、激熱タイトルのひとつ『ピラミッ伝』の最新作を間もなくリリース予定だ。ライトミドルでありながら、「右ALL1500発×高ループ」を味わえる破格の仕様に、ユーザーの期待感も最高潮へ達していることだろう。

『P一球魂GOLDピラミッ伝』(高尾)

■大当り確率(特図1):1/179.5
■大当り確率(特図2):約1/1.33
■GOLD GAME突入率:50.5%
■GOLD GAME継続率:約75.2%
■PREMIUM GOLD GAME(時短128回):最大獲得出玉3000発
■特図2大当り払出玉数:ALL1500発
■時短回数:1回or128回
■賞球数:2&1&7&6&1&15/10C
■大当り内訳
・特図1
「10R・1500発+時短128回」1%
「2R・300発+時短1回」49.5%
「2R通常・300発」49.5%
・特図2
「10R・1500発+時短128回」0.7%
「10R・1500発+時短1回」99.3%
○○○

 大当り確率1/179.5のライトミドルで、初当り時は50.5%でRUSHに突入。その内訳は1500発が実質2回(3000発)獲得できる「10R・時短128回(1%)」と、時短1回が付与される「2R・300発(49.5%)」となる。

 RUSH「GOLD GAME」では「時短1回or128回」で約1/1.33の大当りを射止めるゲーム性。トータル継続率は約75.2%と連チャンにも期待できる仕様だ。

 そして、特筆すべきはRUSH中の獲得出玉。電サポ大当り「ALL10R・1500発」という最強クラスの出玉感をライトミドルで実現している。遊びやすいうえに強烈な一撃にも期待できる破格のスペックといえるだろう。

 また、右打ち中は4つのモードを選択可能。本来のゲーム性を楽しめる「スタンダードモード」、プレミア演出がほとんど出現しない「プレミアダウンモード」のほか、公式オススメの「電チュー告知モード」、「裏モード」といった一発告知系も存在。打ち手の好みに合わせて連チャンを楽しむことが可能だ。

『P一球魂GOLDピラミッ伝』の導入は4月18日を予定している。新時代の爆裂ライトミドル。その活躍に期待したい。

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