ちょっと変わったパチンコ店…「内装・外装」で集客!?

内装や外装で集客させたちょっと変わったパチンコ店?

 私の過去の記事で、過激なサービスについて紹介しました。読んでいただいた皆さんならば、「そんなサービスがあったかもしれない」と感じていただいたと思います。

 今回はそこまではいかないかもしれませんが、内装や外装で集客させたちょっと変わったパチンコ店の実例をご紹介します。

 まずは、2020年まで営業していた都内G店です。大型ターミナル駅にほぼ隣接した店舗ですが、お店のメイン入口近くで店員さんがずっと踊って集客していました。一部の業界関係者の皆さんならば、この件をご存じの方もいらっしゃるはずです。

 1人の店員さんが法被を着て、扇子をひたすら回して踊っていました。その場面が強烈な印象として残っています。もちろん適度に交代していると思いますが。

 お立ち台みたいなところで踊っていたので目立ちました。ちなみに、同店内の店員さんは法被を着ていなかったのです。またこのG店の系列ですが、同じように踊っての集客活動は行なっていませんでした。

「祭りホール」をテーマにした営業を展開

 次に南関東のR店ですが、こちらは「祭りホール」をテーマにした営業を展開していました。1994年に開店しましたが、某攻略雑誌も取材に来たほどです。店内もお祭りの装飾が施されており、店員さんも全員がねじり鉢巻きに法被でした。

 極めつけが、店内放送もお祭りの曲を流していたほどです。この頃はまだあおりマイクを使っていて、同店では「ワッショイ!ワッショイ!」と合間に入れて雰囲気を出していましたが…。

 約1年後には店内の装飾も近隣店舗とほぼ同じモノに変わってしまいました。また店員さんの衣装が、法被からTシャツにGパンというラフな格好へ変わり、残念ながら数年後に閉店してしまったのです。

 そんなR店に関連する話ですが、系列店が同地域内に同時期のオープンしていました。こちらにも変わったモチーフがあって、それは「サッカー」です。R店に同じく装飾がサッカーっぽいモノになっていて、店員さんの格好はユニホームのレプリカを着ていました。こちらも残念ながらR店と同じくらいに閉店となってしまいます。

 内装だけでなく、外装が変わっているパチンコ店は現在でもあるかもしれません。

 北関東では、数年前まで外装が「スフィンクス」のパチンコ店がありました。単に外装だけであり、内装がエジプトっぽいモノだったり、店員さんの格好はいたって普通のホール店員さんでしたが。

 スフィンクスの外装パチンコ店があるならば、外装が「ピラミッド」のパチンコ店もあるのです。南関東では2箇所で確認できていて、1店舗は現在でも営業中です。

 その店舗も内装や店員さんも普通ですが、休憩スペースがちょっと変わっています。自販機上のショーケース内に、なぜか有名演歌歌手のトロフィーや盾が所狭しと置かれているのです。置かれている理由は、未だに謎のままです。

 不思議な内装外装のパチンコ店ですが、探せばまだまだ発見されると思います。

 極めつけのパチンコ店について記したいのですが、諸般の事情もあるので書けないかもしれません。営業での良い印象も必要ですが、今回紹介した内容でも来店動機に繋がることもあります。機会があればまた紹介いたします。

(文=四本コーヒー店.)
<筆者プロフィール>
 パチンコ好きが高じて異業種から転職し、長年パチンコ店の一般正社員としてホール現場を見てきた。単にパチンコを打つだけでなく、新規グランドオープンなどの市場調査やレトロ台探訪、のめり込み防止のための依存症考察など様々な遊技関連を日夜追っかけている変態パチンカー。そのため、大御所ライターや遊技機メーカーや周辺機器の幹部、他ホール法人の幹部などとの交流がある。ちなみに「四本」の読み仮名は(よんほん)ではなく(よつもと)である。

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松本人志、上島竜兵さん死去めぐりBPOに苦言…問われるBPOの責任、体張る芸に規制

 お笑いタレントの上島竜兵さん(ダチョウ倶楽部)が11日未明、死去した。上島さんと約40年にわたり付き合いがあるタレントの松本人志(ダウンタウン)は15日放送のテレビ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、時折涙声になりながら上島さんを偲ぶコメントをし、昨今のテレビ局の自主規制によりダチョウ倶楽部の持ちネタである“熱湯風呂”や“熱々おでん”など体を張るネタを行うことが難しくなっている状況について持論を展開し、「BPO(放送倫理・番組向上機構)さん、どうお考えですかね」などと語った。

 上島さんの訃報を受け、芸能界では上島さんと親交があった芸能人から次々とコメントが寄せられている。

 共演も多かった明石家さんまは14日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)内で、「一番好きな芸人、一番好きな後輩」「思い出もあるんで、ちょっとこたえた。さすがの俺も」とコメントした。

 同じ“リアクション芸人”としてコラボする機会も多かった出川哲朗は所属事務所を通じて、「無念です。まだまだ竜さんとケンカしてチュ~したかったです。最高のライバルであり最高の友でした」とコメントを発表した。

 ダチョウ倶楽部がブレイクするきっかけにもなった『スーパーJOCKEY』や『お笑いウルトラクイズ』(ともに日本テレビ系)の司会だったビートたけしは所属事務所のホームページ上で、「芸人は笑っていくのが理想であって、のたれ死ぬのが最高だと教えてきたのに、どんなことがあっても笑って死んで行かなきゃいけないのに、非常に悔しくて悲しい」とコメントを発表した。

 上島さんと後輩芸人たちの飲み会「竜兵会」メンバーだった劇団ひとりは14日放送のラジオ番組『劇団サンバカーニバル』(FM-FUJI)内で、「うーん。ちょっと(オープニング音楽の)音、絞って」と言い、「触れないのも気持ちが悪いし、かといって、昨日今日の出来事だから笑い話にできるかというと、そこまでには至ってないし。いつか笑い話にできるように腕を磨いていくというのが、芸人としてのひとつの課題」とコメント。続けて「“市原隼人、撮影現場では絶対にうどんしか食べない”というネットニュースなんですけど」と笑いでオトした。

「BPOさん、どうお考えですかね」

 そんななか、20歳くらいの頃から仕事での共演などを通じて付き合いがあったという松本人志は15日放送の『ワイドナショー』内で、「要所要所でうちの番組来てくれて、盛り上げてくれて」というと、涙をこらえながら「ちょっとごめんなさい」と言葉を詰まらせ、司会の東野幸治に「ちょっと(ゲストのハライチ)岩井(勇気)に振ってくれる?」とコメントを中断。

 そして、神妙な面持ちで次のように語った。

「理由は一つじゃないんでしょうけど、ダチョウ倶楽部の芸とかお笑いが、テレビではやりづらくなってて。そういう思いとかジレンマとか、痛みを伴う笑いがダメと言われてしまうと、“熱湯風呂”とか“熱々おでん”とかもできない。僕なんかは、あの芸が有害なんて、ちっとも思わないし。それだけが理由とは思わないですけど、BPOさん、どうお考えですかねって、ちょっと思いますね」

 実際に上島竜兵さんは、自身の持ち味である体を張った芸がやりにくくなりつつある風潮について、悩みを語っていた。4月25日に出演したイベントでは、リーダーの肥後克広が「ダチョウ倶楽部の芸は密なんです。離れてやってると全然おもしろくないんです」というと、上島は

「やってることが熱湯風呂とか熱々おでんを食べたり、番組によっては筒を作ってもらって、それにおでんを通して長い箸でやるっていうんですけど、口に通すまでにちょうどいい温度になっちゃうんですよね。ケンカしてチューができないからね。もう、こんなの俺としては商売あがったりですよね」

と語っていた。

“体を張る”系の芸人たちがやりにくく

 ここ数年、テレビのバラエティ番組などで定番だった“体を張る笑い”に対しては厳しい視線が注がれ、自主規制される流れになっているのは事実だ。たとえば松本が触れたBPOは4月、「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」に関する見解を発表し、

「テレビで演出される“他人に心身の痛みを与える行為”を、青少年が模倣して、いじめに発展する危険性も考えられる。また、スタジオでゲストが笑いながら視聴する様子が、いじめ場面の傍観を許容するモデルになることも懸念される」

などとしている。

 テレビ局関係者はいう。

「熱湯の風呂に上島さんを突き落したり、熱いおでんを顔に押し付けたり、嫌がる相手にキスしようするといったダチョウ倶楽部のネタは、まさにBPOが警鐘を鳴らす“他人に心身の痛みを与える行為”に該当してしまい、テレビではダチョウ倶楽部に限らず“体を張る”系の芸人たちがやりにくくなっているのは事実だろう。

 また、松本人志が出演する毎年大みそかの恒例番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』の放送が昨年は中止となったが、コロナ対策をしながらの収録が困難なのに加え、番組恒例だった罰ゲームでお尻をたたくというお決まりのパターンが許されなくなり、それに代わる案でどう番組を成立させるのかという問題をクリアできなかったことも要因の一つにあるといわれている。

 そうした背景もあり、松本としてもBPO、そして最近のテレビの置かれた現状に憤りを感じる部分もあるのではないか。個人的には、今回の松本の発言はBPOへの苦言だと受け止めた」

 また、別のテレビ局関係者はいう。

「“規制、規制”というのは簡単だが、BPOやその指針に何も考えずに追随するテレビ局によって、仕事のチャンスが減るタレントはいやおうなく生じる。もちろんその責任をBPOもテレビ局も取るわけではなく、無責任のようにも感じる。“痛みを伴う笑いはダメ”というのは正論かもしれないが、今まで良しとされてきたものが突然ダメということなればハレーションは起きるし、“本当に有害なのか?”という深い議論もなしに“ダメなものはダメ”となれば、それはそれで逆に危険な気もする。表現や演出の安易な自主規制が広がることの弊害を、BPOやテレビ局はどう考えているのか」

(文=Business Journal編集部)

 

パチンコ史上「最大級の迫力」…超変形〇〇で最高の興奮を味わえる!!

超変形ギミックで最高の興奮を味わえる!!

 今回のレトロパチンコは今や三共の大人気コンテンツとして欠かせない存在となったマクロスシリーズの記念すべき第一弾パチンコ『CRF超時空要塞マクロスSFW』(2009年)をお届けします。

 マクロスといえば『機動戦士ガンダム』シリーズと並び知名度は抜群。それまでのロボットアニメにはなかったラブコメやアイドル、歌唱などの要素を取り入れ多くのファンを獲得しました。続編の登場や映画化もされた根強い人気のアニメシリーズですね。

 遊技機コンセプトは『超体感パチンコ』で筐体は新枠『Vトリガー』。航空機の操縦桿をモデルにしたVコントローラーはインパクト抜群です。それが振動しファンから手元に風が吹き出すという、体感シューティングゲームさながらの演出も話題を呼びました。

 一見すると壊れやすそうなコントローラーを危惧する声もありましたが、そこは天下の三共。「100kg以上の負荷を与えてもビクともしない」と、営業マンが話していたことを今でもはっきりと覚えています。

 他にもマクロスといえば『歌』ですが、音響面でも上下4箇所にスピーカーを配置した3Dサラウンドシステムを採用。たっぷりと収録された名曲の数々をド迫力の臨場感で体感することができました。

最大の魅力はパチンコ史上最大級といわれた…

 何といってもパチンコ史上最大級といわれた巨大ロボットギミックでしょう。 主人公のメカである『可変戦闘機バルキリー』の役物がファイター(航空機形態)からガウォーク(中間形態)、バトロイド(ロボット形態)へと3段変形。

 これがロボット形態へと変形した時のインパクトは相当なもので、盤面全体を覆い隠す程。正にド肝を抜かれんばかりの迫力で、信頼度自体も大幅アップとなり大当り必死の激アツ演出なのでした。

 この頃といえば『CR新世紀エヴァンゲリオン』シリーズのヒットなどの影響で、『暴走モード』に代表される突然確変や潜伏確変を搭載した機種が幅をきかせておりました。

 しかし、そういった小当り等の類を一切排除し「全ての大当りが出玉アリ」という潔いスペックも特徴でした。

〇〇〇
■大当り確率:1/318.1
■確変割合:60%
■出玉:約1500~約1600個
■時短:通常大当り終了後70回転
〇〇〇

 このようなスペックでしたから、当れば約1500個獲得できるという安心感はあったのかも知れないですね。テレビCMがよく流れていたことも記憶に新しいです。 

 強烈なインパクトを残した『CRF創聖のアクエリオン』を皮切りに『CRF倖田來未』やこのマクロス等々。ここに来て遊技機メーカーのCMも復活していますが、2011年以前は本当によくCMを見かけていましたね。

 その後は後継機種の『CRFマクロスフロンティア』シリーズもヒット。すっかり三共の定番シリーズと化し、現在はP機版も稼働中です。

 次はどんなロボットアニメが、どのメーカーからパチンコ化されるのでしょうか。ロボットアニメの遊技機に定評のある三共には今後も期待大ですね。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
 業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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甘デジ新台「一撃8万8700発」を吐き出すモンスター爆誕!? RUSHストックの破壊力に驚愕!!-初打ち実戦速報パチンコ編-

 パチンコ台に魅力的なスペックを吹き込み、多くのヒット作を生み出しているトップメーカーSANKYO。

 3000発フラグ搭載の『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』や、斬新な筐体デザインでスペックも強烈な『新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜』が、今なおホールで絶賛稼働中だ。

 そんな同社は今後も「右ALL3800発」の『Pフィーバー蒼穹のファフナー3 EXODUS 超蒼穹3800ver.』を導入予定。まさにミドル分野を席巻する勢いだが…。

 同社の激アツ新台は甘デジにも存在。先日デビューした『Pフィーバー アイドルマスター ミリオンライブ!Light ver.』である。

 継続率を持つRUSHそのものをストックするという画期的なシステムを実現した前作。立て続けに押し寄せる大当りの連打によって、「一撃60,000発」など景気の良い出玉が数多く報告されていた。

 そのゲーム性を甘デジで再現している本機が、ホールでどのような活躍を見せているのか。実際に遊技したユーザーの声や感想を交えてご紹介しよう。

『Pフィーバー アイドルマスター ミリオンライブ!Light ver.』(SANKYO)

■大当り確率:1/99.9
■賞球数/カウント:3&1&4&8(10C)
■V-LOOP継続率:ストック数×継続率70%
■ストックタイム:25or50回
■遊タイム:大当り後299回消化でストックタイム突入
■大当り振り分け
・通常時&ストックタイム中
「3R+ストックタイム25or50回」100%
・V-LOOP中
「10R+RUSH継続」約40.6%
「3R+RUSH継続」約29.7%
「3R+RUSH終了!?」約29.7%
○○○

 初当り後は必ず「25or50回」のストックタイムへと移行する。この間は最大4個までRUSH「V-LOOP」をストックすることができ、それらは同モード終了後に一気に放出されるゲーム性だ。


 この「V-LOOP」はストック一つにつき独立した継続率(70%)が存在。複数獲得した場合は「1個目ループ→終了→2個目ループ開始」といった具合に、V-LOOPが立て続けに発生する(ストックを全消化した後は、10回転のアンコールタイムへ移行)。

 注目の出玉面に関しては、V-LOOP中の10R比率が「約40.6%」と出玉感も充実。遊びやすくもまとまった出玉に期待できる仕上がりだ。

 また、本機には大当り後299回消化で発動する遊タイムが搭載されている。その恩恵は「ストックタイム突入」。ハマリからRUSHへ繋げるチャンスとして活躍してくれそうである。
○○○

【プレイヤーからの実戦報告】

 出玉のカギを握るストックタイムに関しては「全然V-LOOPが獲れない」、「4個なんて夢のまた夢」などネガティブな意見が多かった印象。連チャンまでのハードルの高さに苦戦しているユーザーも少なくないようだ。

 一方で、V-LOOPを体験したプレイヤーからは「複数ストックできれば相当連チャンする」、「甘デジとは思えぬ爆発力」と好反響が目立つ。

「終日5万発オーバー」報告や、「一撃8万8700発」という驚愕の出玉データが公開されるなど、その実力を遺憾なく発揮している状況だ。

【ヒットの可能性は?】

 ストックタイムが難関といった印象だが、ここを乗り越えた際の爆発は現行ミドルを彷彿とさせるものを感じる。大量出玉の夢を見られる甘デジとして、人気機種となる可能性はあるだろう。今後の動向に注目である。

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JRA「ウマ娘」藤田晋オーナーの快進撃に急ブレーキ!? 新人オーナーに降りかかった競馬の“洗礼”…日本ダービー(G1)参戦を見据える使い分けが招いた「2つの悲劇」とは

 いよいよ今月末には最大のビッグレース・日本ダービー(G1)を迎える競馬界、昨年6月から続く現3歳世代の戦いも、いよいよ大詰めを迎えている。

 現3歳世代の戦いを振り返る中で、大きな注目を集めた人物の1人が藤田晋オーナーであろう。大人気ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames)でお馴染みの株式会社サイバーエージェントの社長としても知られる藤田オーナー、「ウマ娘マネー」を馬産地に還元する形で、各種セールで高額馬を多数購入し話題を集めていた。

 その藤田オーナーの馬主デビュー初年度となったのが現3歳世代。藤田オーナーは5頭を保有してその全てが勝ち上がり、更には1年目にして所有馬ドーブネが朝日杯フューチュリティS(G1)に出走、先月にはジャングロがニュージーランドT(G2)で重賞初制覇を果たすなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍をみせている。

 しかし、5月に入ると破竹の勢いにブレーキをかける出来事が起こる。NHKマイルC(G1)を巡る所有馬2頭の使い分けが、藤田オーナーにとっての「2つの悲劇」を生んでしまったのだ。

絶好調オーナーにとっての「2つの悲劇」

 

 NHKマイルCには当初、藤田オーナーの所有馬であるドーブネ、ジャングロの2頭が登録を済ませていた。

 しかしレース前週の木曜日、ドーブネはNHKマイルCを回避して同週のダービートライアル・プリンシパルS(L)に向かうことが明らかに。馬主デビュー1年目での日本ダービー(G1)出走もよぎったのか、陣営は有力な所有馬2頭をマイル路線・クラシック路線で使い分けることを決断した。

 しかし、結果的にはこの選択が裏目となり「2つの悲劇」の発端となる。

 予定通りNHKマイルCに出走したジャングロは、単勝6番人気とまずまずの評価を受ける。ジャングロはキャリア4勝のうちの3勝で逃げ切りを決めており、今回も当然のようにレースを引っ張る形になるとの見方が大方であった。

 しかし、いざゲートが開くとジャングロがまさかの大出遅れ。最後方から追い込んで7着に食い込み自力は示しただけに、ゲートさえスムーズならば結果は違っていたかもしれない。藤田オーナーにとってはG1初制覇のチャンスであっただけに、まさかの出遅れには頭を抱えることとなったはずだ。

 一方で、プリンシパルSに出走したドーブネは抜群のスタートを見せる。内枠を活かして好位をロスなく立ち回る完璧なレース運びをみせていたが、初となる2000mの距離が応えたのか、最後は一伸び足りずに4着に敗れた。

 この敗北により、日本ダービー出走は事実上不可能に。逆風はそれだけにとどまらなかったのか『競馬ブックWeb』によると、ドーブネが骨折し放牧に出されていることが示されている。仮に骨折しているのであれば、セールにて税込み5億円超で落札したドーブネの故障は、藤田オーナーにとってもショックな出来事に違いない。

 NHKマイルCを巡る所有馬2頭の使い分けが招いた「2つの悲劇」、もちろん出遅れや骨折といったアクシデントは競馬において防ぎようのないアクシデントだが、馬主1年目の藤田オーナーにとっては競馬の手厳しい“洗礼”を浴びた形だ。

 だが来月からは2歳馬による新馬戦がスタート、藤田オーナーにとって2世代目となる現2歳世代の所有馬16頭がデビューを控えている。馬主2年目のシーズンは初のG1制覇や、あと一歩届かなかった日本ダービーの出走も狙っているはず、藤田オーナーと所有馬たちによる2年目の前進に期待したい。

(文=エビせんべい佐藤)

<著者プロフィール>

 98年生まれの現役大学院生。競馬好きの父の影響を受け、幼いころから某有名血統予想家の本を読んで育った。幸か不幸か、進学先の近くに競馬場があり、勉強そっちのけで競馬に没頭。当然のごとく留年した。現在は心を入れ替え、勉強も競馬も全力投球。いつの日か馬を買うのが夢。

パチスロ「万枚への起爆剤」搭載…A+ART機の傑作! 華の5号機時代を彩った初代マシン!!

 私にとって5号機は、パチスロ人生における青春そのものだ。

SLOT魔法少女まどか☆マギカ』 や『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』 、『パチスロ モンスターハンター 月下雷鳴』 など、5号機には数多くの名機が存在するが…。

 その中でも特に思い出深いマシンは『学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD』 だ。

 本機は2013年にスパイキーから発売されたA+ART機。同タイトルを人気シリーズへ昇華させた初代である。

継続率87%の上乗せ特化ゾーン「RAGING RUSH」 が堪らない!

 本機の特徴として挙げられるのが、上乗せ特化ゾーンである「RAGING RUSH」。ここではBARを揃えるごとにゲーム数が上乗せされ、揃ったライン数によって上乗せゲーム数が異なる。

 最大上乗せゲーム数は100Gあり、継続率は驚異の87%。いつまで続くか分からないドキドキ感が非常に楽しく、バーを揃えた後の効果音は中毒性が高い。

 また、中段にベル・ベル・リプレイが揃うと、上乗せ性能が大幅にアップする「SUPER RAGING RUSH」 へと突入。全てのバー揃いで50G以上の上乗せとなるので激アツだ。ちなみに筆者の最高記録は上乗せ500G。あの時のイケイケ感は一度味わったらクセになることだろう。

 このように中毒性の高い上乗せを生み出せる本機だが、強力な特化ゾーンは他にも存在。特に最強特化ゾーン「毒島覚醒」の破壊力は段違いであった。

「毒島覚醒」 が激アツ! 鍵を握るのは押し順不問リプレイ?

「毒島覚醒」は1セット10Gとなっており、押し順リプレイ以外の小役が成立する度にゲーム数が上乗せされる。ここで大事なのが押し順不問リプレイ。押し順不問リプレイを引くと「毒島三連撃」 が発生し、各リールの停止時に上乗せされる。

 10G・20G・30G・50G・100Gの上乗せが全て均等に振り分けられているので、最大で300G上乗せできるのだ。したがって、この10Gの間にどれだけ三連撃を引けるかが重要。ユーザーの中には「800G上乗せ」など凄まじい結果を残し、そこから万枚オーバーの出玉を手にした剛腕もいたようである。

 筆者が毒島覚醒を体験したのは1度のみ。毒島三連撃を2回引けて「ここから大勝ちあるか?」と期待したのだが、それぞれ少ない上乗せで終わってしまったのが非常に悔やまれる。

 爆裂を夢見てかなり打ち込み、結果として大負けしてしまったわけだが…それでも楽しんで打てたのは、本機が魅力に満ちていたからに他ならないだろう。

 現在はホールで打つことはできないが、今後6.5号機で同じような爆発力を兼ね備えた機種が登場することに期待したい。

(文=S.S0083)
<著者プロフィール>
 これまで消防士やWEB制作会社に入社した経験あり。専門学生時代に新聞奨学生のブログを書いたことで文章の魅力に取り憑かれる。現在はフリーランスのWEBライターとして活動中。10代の時にパチスロデビューし、実戦を踏まえた関連記事も作成してきた。最も好きな機種は『学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD』。

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今、VTuberで相次ぐ“誤BAN”の原因って何? にじさんじやホロライブの人気VTuberも被害に!

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

2022年5月10日、VTuber(バーチャルYouTuber)の「朔夜トバリ」がTwitter上で「YouTubeのチャンネルをBAN(アカウントを停止されること)された」と公表した。同チャンネルでは、とくにセンシティブな内容の配信はなかったが、「性的で重大な違反」としてBANされたという。実はこのような事態は、にじさんじの「Mika Melatika」や、ホロライブIDの「Kobo Kanaeru」などにも起きている。そこで今回は、人気VTuberで相次ぐ“誤BAN”の原因を探ってみたいと思う。

人気VTuberのチャンネルが突然の停止に! 被害はホロライブやにじさんじのVTuberにも……

最近、YouTubeのなかでもとくに人気が高いVTuber。トップクラスになるとスパチャだけで年間2億円も稼いでいるそうだ。

だが、そんな人気VTuberのチャンネルが、最近、突然配信停止(BAN)される騒ぎが起きているのをご存じだろうか?

2022年5月10日、人気VTuberの「朔夜トバリ」がTwitter上で、「YouTubeのチャンネルをBANされた」と報告した。

添付されたスクリーンショットには「この動画に関連付けられていたYouTubeのアカウントが停止されたため、この動画は再生できません。」との表示がある。

YouTubeでは、著作権侵害はもちろん、暴力的な映像や性的な内容が含まれると広告掲載がNGとなるほか、最悪の場合はチャンネル閉鎖やアカウントが停止されることもある。これがいわゆる「BAN」された状態である。

ところが、朔夜トバリのチャンネルは、YouTubeの規約に違反するような動画や配信はなく、イラストもほとんど肌を見せていない立ち絵のため、BANされる要素は何もない…

続きは【オトナライフ】で読む

「驚くくらい活躍する」元JRA細江純子氏の予言が現実に…藤田菜七子“待望の2勝目”も霞む、女性騎手の「エース候補」が“神騎乗”連発!

 14日、新潟競馬場で行われた1Rの3歳未勝利は、藤田菜七子騎手の1番人気アタカンテが優勝。人気に応える堂々たる競馬で、2着に3馬身差をつける圧勝を決めた。

 鞍上にとっては、1月以来となる待望の今年2勝目。近年の成績低迷を打破すべく、3月から活動拠点を関西へ移す「栗東滞在」を試みている最中だった。前走から手綱を任されていた藤原英昭厩舎の管理馬で久々の勝利を掴み、一気に流れを変えたいところだ。

 しかしこの日、そんな藤田騎手の“復活劇”も霞んでしまうほどの大活躍を見せたのが、同じ女性騎手で今年3月にデビューしたばかりの今村聖奈騎手だ。

注目の女性ルーキーが躍動の2連勝

 

 1Rで藤田騎手が勝利した新潟で4Rと5Rを連勝し、デビューからわずか2カ月で新人トップの8勝を挙げる快進撃を続けている。

 その4Rでは、4番人気モズミツボシ(牡3、栗東・飯田祐史厩舎)に跨った今村騎手。13頭立てのダート1800mで行われた若手騎手限定の一戦は、好スタートを切りハナに立とうとするところを、内から藤田騎手のウォークルが競り掛けて激しい先頭争いに。

 その結果、早々にウォークルはズルズルと後退。一方で余力が残っていたモズミツボシは4コーナー先頭から直線に入ると、最後の力を振り絞ってもうひと伸び。追い上げた2着馬を何とかクビ差退けた。

 続く5Rは、5番人気ブロンドケリー(牡3、栗東・寺島良厩舎)に騎乗。14頭立ての芝2400mで行われたレースでは無難にスタートを決めると、前半1000m通過タイム1分3秒1の超スローペースのなか、好枠を活かして中団内目を追走した。

 最後の直線では、単勝1.8倍の断然人気に推されたニシノクレセントと4番人気デザートスターが先に抜け出して激しい追い比べを繰り広げるなか、楽な手応えでこれらを外から並ぶ間もなく差し切った。

「逃げて、差すという異なる形での2連勝はお見事でしたね。新人とは思えないような冷静な騎乗ぶりが見て取れますし、どっしりしたフォームからの追い出しも男性騎手顔負けの迫力があります。

この日の活躍によって、新人のなかでは角田大河騎手の6勝を抜き単独トップの成績となりました。このまま快進撃が続くようなら、女性騎手初の『新人王』も決して夢ではありませんよ」(競馬誌ライター)

 短期間で驚くべき成果を見せている今村騎手だが、実はデビュー前からこの活躍ぶりを密かに“予言”していた人物がいる。元JRAの女性騎手で現在は競馬評論家・ホースコラボレーターとして活動している細江純子氏だ。

 競馬ファンにはお馴染みのYouTubeチャンネル『カンテレ競馬【公式】』の今年3月4日に投稿された動画内では、細江氏が「ルーキーのなかでは際立っている」「昨年競馬学校で行われた模擬レースの騎乗ぶりが凄い」と今村騎手を絶賛。

 今まで、女性騎手に対してはあくまで「見守る」スタイルだったと自ら述べた同氏も、今村騎手には「驚くくらい活躍すると思います」と珍しく太鼓判を押していた。事実、新人の年に6勝を挙げた藤田騎手をすでに上回っており、早くもその予言は現実となりつつある。

 女性騎手の先輩でもある藤田騎手も、得意としている新潟開催で勝ち星を1つでも多く積み上げたいはずだが、思いのほか今村騎手の存在が脅威となりそうだ。今後も、女性騎手同士の激しい争いに注目したい。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
 ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

JRAレイパパレ川田将雅「切望」問答無用の1着固定! デアリングタクト、ソダシ、レシステンシア「まとめて消し」で万馬券狙い【ヴィクトリアマイル(G1)予想】

 14日に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(G1)を予想したい。

 前回はNHKマイルC(G1)を予想させていただいたが、逃げ馬のジャングロがまさかの出遅れで完全に想定外の流れ。強いて挙げれば18番人気で3着したカワキタレブリーに印を回せたことが収穫だった。

 週中では雨予報だった今年のヴィクトリアマイルだが、土曜日はなんとか天気が持った中での競馬。当日もまとまった雨が降ることはなさそうだ。これなら馬場の悪化は最小限に抑えられるだろう。夜間にいくらか降りそうだが、水捌けの良い東京コースならほぼ問題ないはずだ。

 土曜日のメインだった京王杯スプリングC(G2)の勝ち時計は1:20.2と、ほぼ例年通りの水準で決着。上がり3ハロン最速が33.2秒で、勝ったメイケイエールが5番手から33.6秒。ヴィクトリアマイルも例年通りの高速決着になる可能性が高く、強いて挙げれば今年は差しが届く馬場になっている。


 以上を踏まえ「◎」は13番レイパパレだ。

「差しが届く馬場」と想定しながら逃げ馬候補の本馬を本命に挙げたのは、それだけ能力が抜けているということだ。昨年の大阪杯(G1)の勝ち馬で、マイル戦は2020年6月以来の約2年ぶりとなるが、共同会見で主戦の川田将雅騎手が「切望していた」と話している通り、マイル戦なら一段上のパフォーマンスが期待できる。

 レシステンシア、ソダシと強力な逃げ馬がそろったが、ハナに拘らない馬だけに問題ないだろう。むしろ高速決着は望むところだ。

 この馬の全兄はホープフルS(当時G2)を勝ったシャイニングレイ。次走の弥生賞(G2)で1番人気に支持されるほどのクラシック候補だったが、激しい気性面が災いして低迷……次に重賞勝利を飾ったのは2年後。しかも、1200mのCBC賞(G3)だった。

 川田騎手が「我慢を強いられる競馬がずっと続いていた」と語っている通り、レイパパレもまた兄同様の激しい気性の持ち主。これまではなんとか中距離路線を歩んできたが、距離短縮は大きなプラスに違いない。

 そもそも、この馬が三冠馬デアリングタクトを差し置いて「幻の秋華賞馬」と称されたのは、秋華賞(G1)と同日に行われた大原S(3勝クラス)の勝ち時計が、秋華賞の1800m通過よりも速かったから。しかし、次走のチャレンジC(G3)の走りが案外だったのは、誰もが知るところだろう。2000mよりも1800mの馬であり、2000mよりも1600mの方が向いている何よりの証だ。

 前日段階で1番人気ながら、単勝4倍以上つくならお買い得。ここは問答無用の1着固定で勝負する。


 相手には、内から2番ソングライン、3番メイショウミモザ、11番ファインルージュ、15番アンドヴァラナウト、17番シャドウディーヴァの5頭を挙げたい。

 上位拮抗となっている今年のヴィクトリアマイルだが、中でもソングラインは最も死角の少ない馬だろう。キャリア9戦で左回りはすべて馬券圏外を確保。NHKマイルCの2着に富士S(G2)勝ちと、東京マイル戦との相性も抜群だ。本命に挙げなかったのは、それでもレイパパレには勝てないと判断しただけである。

 メイショウミモザは、前走の阪神牝馬S(G2)が重賞初制覇という上がり馬。ずっと1200mを中心に使われてきた馬だけに、マイラーとしてはまだ底が割れていないことが魅力だ。前走は最内を突く見事な競馬だった。外枠なら切るつもりだったが、鮫島克駿騎手がそのまま騎乗する上、2枠3番を引けた以上、押さえない理由はない。

 ファインルージュがここまで馬券圏内から外れたのは、2400mのオークス(G1)だけ。2000m以下に適性があるのは明らかで、中でもマイルがベストだろう。前走の東京新聞杯(G3)は勝ったイルーシヴパンサーは仕方ないとして、カラテと互角の2着なら東京マイル適性は現役屈指。唯一、鞍上のC.ルメール騎手の重賞連敗が気になるが、京王杯SCで見せた手綱さばきなら問題ないだろう。

 アンドヴァラナウトもここまで馬券圏内から外れたのは、今年1月の愛知杯(G3)だけ。11着に大敗しているが、レース後に松山弘平騎手が「4コーナーで前の馬が外に出てきた影響を受けた」と話している通り、度外視していいだろう。陣営も「本質的にはワンターンの1600mが合う」と語っており、引き続き好走が期待できる。ワンパンチ足りない印象だが、鞍上の福永祐一騎手を込みで抜擢する。

 ここ3走大敗続きで人気のないシャドウディーヴァだが、この馬は「東京1800m以下」という状況に限り、狙い続ける価値のある馬。後ろから行ってハマればという馬なので、買い目の端には加えておきたい。


 一方でデアリングタクト、ソダシ、レシステンシアといったところは、まとめて消す。

 約1年ぶりのレースが注目されているデアリングタクトだが、仮にこれが大阪杯(G1)であれば買い目に入れていたかもしれない。何故なら、この馬の最大のセールスポイントは、スピードでもスタミナでもなくパワーと底力だからだ。つまり、仮に状態面に問題がなくとも、スピード面が大きく重視される東京マイルG1なら消すということ。さらに今回は状態面に不安がある以上、買える要素はない。

 ソダシは過去の戦績からも、この舞台で楽しみな1頭。だが、やはり近2走でダートを使ったことで大きく割り引いた。気性面に大きな問題を抱える本馬だが、それ以上に今のソダシはフェブラリーS(G1)で好走できるほどダートに特化している。過去にはアグネスデジタルなど芝・ダート問わない名馬がいたが、それでも一度、ダートで結果を残しながらも東京芝・マイル戦のスピード決着に対応できる馬は極めて稀だ。

 レシステンシアは前走の高松宮記念(G1)で暴走気味に逃げて敗れたことが懸念されているが、それ以前に昨年のヴィクトリアマイルで6着に敗れている。勝ち馬のグランアレグリアを除けば、メンバーレベルが昨年以上。仮に折り合いがついたところで勝ち負けは厳しい。


 以上、今回は13番レイパパレを1着固定し、相手に2番ソングライン、3番メイショウミモザ、11番ファインルージュ、15番アンドヴァラナウト、17番シャドウディーヴァへ流す三連単20点で勝負したい。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

10分550円…銀座の高額コインパーキングに駐車するのはどんな人なのか?1日調査

 ここのところ、「コインパーキング駐車したら高額請求された」というツイートが話題になることが増えた。お笑い芸人のドランクドラゴン・鈴木拓が銀座のコインパーキングで2万1450円請求されたというツイートや、同じくお笑い芸人のチョコレートプラネット・長田庄平が赤坂のコインパーキングに約4時間駐車して1万800円を請求され、思わず画面を8度見したというツイートなどがバズった。

 都内のコインパーキングの相場は10分100~300円ほど。1時間で600~1800円くらいで収まるところがほとんだ。しかし、都内の一等地では料金が跳ね上がり、10分500円ほど、1時間で3000円超えとなり、数時間も停めればかなりの高額になってしまう。

 前述の芸人たちは仕事上の都合でやむなく駐車したようだが、そもそもこんな高いコインパーキングに停める人は、よほどのセレブか、料金が書いてある看板をよく見ていないのではないか。

 そこで、実際に高額パーキングに張り込み、どんな人たちが利用しているのかを定点観測してみた。

謎の黒服、ヤンチャ系中年男性…

 今回、調査場所に選んだのは「三井のリパーク 銀座6丁目 第4」だ。駐車可能台数は4台。最大料金の設定はなく、オールタイム10分550円とトップクラスの高額パーキングである。

 ここから3分も歩けばコリドー街に、中央通り側に向かえばGINZA SIXや三越銀座といった有名ビルが集まる銀座の中心エリアに行けるため、利便性は申し分ない立地といえる。

 調査を開始したのは4月上旬の日曜日。午前10時半に着くと、休日ながらも、街は早めのランチへと向かう家族連れやカップルの歩行者が目立っていた。

 この時点ではまだ駐車している車はなかったが、10分ほど待つと黒のアルファードが乗り込んできた。乗っていたのはカジュアルな黒スーツに身を包んだ男性2人組で、どことなく水商売の黒服といった出で立ち。車を降りると別々の方向に散っていき、13時前には2人とも帰ってきてパーキングを後にしたので、駐車時間は約130分、推定料金は7150円となる。

 続いて、11時半過ぎにパーキングを利用したのは、足立ナンバーの白のハイエース・スーパーGL。降りてきたのは、キャップをかぶったヤンチャそうな40代とおぼしき男性2人組。銀座のランチでも食べてきたようで、滞在時間は小1時間ほど。料金は3300円前後と思われる。

 他にも、ランチやちょっとした用事のためか、1時間以内の利用で済ませる車は数台見られた。近くには10分500円とやや値段が下がるパーキングがあり、付近の交詢社通りやみゆき通りにも300円で利用できる制限時間60分のパーキングメーターが複数台設置されている。しかし、そちらの駐車スペースは終日ほぼ満車。空くタイミングまで時間を潰すよりは、短時間で用を済ませると割り切って、空いている高めのパーキングを選ぶ方が効率的という判断なのだろう。

 同じく、ランチタイムに束の間のコインパーキング利用をしていたのは、土浦ナンバーのN-VANに乗った20代と思われる男女。いずれもジャージ姿で、手をつなぎながらスマホで道を確認し、歩いて3分ほどのラーメン店に入っていった。食事を終えて戻るまで、滞在時間は1時間弱。休みの日に茨城から東京にラーメンデートに来たようだったが、確かに小旅行的な感覚なら、コインパーキングの高さも“観光地値段”と割り切れるのかもしれない。

 昼時を過ぎてもパーキングの客足は絶えず、その後はショッピングに来たと思われる家族連れやカップルが乗るアウディやベンツ、BMWといった高級車が次々に駐車していった。ショッピングとなると、だいたい3~4時間は利用しており、推定料金は9900~1万3200円というところ。デパートには駐車場があり、買い物するならそちらの方がお得だが、休日ともなると入庫待ちの車列が連なり、とにかく時間がかかる。銀座ショッピングを気軽に楽しめる富裕層ともなれば何よりも時短が優先で、高額な駐車料金もあまり気にならないのかもしれない。

 夕方過ぎまでは満車が続いていたが、夜になって空き時間が多くなってきた。まだコロナ自粛の影響もあり、飲食店などが早めに閉まる影響もあってか、人の流れも少ない。19時になると、ブランドもので全身を固めた20代前半らしき男性2人が乗ってきたジープと、昼の12時過ぎからずっと駐車し続けている春日部ナンバーの小型トラックだけになった。

 この日の調査で最も滞在時間が長かったのが、このバンボディのトラックだ。社名の記載はなく、かなり年季の入った見た目だった。20時半を過ぎてもまったく運転手が帰ってくる気配がなく、駐車時間は少なくとも8時間以上、料金も2万6000円は超す計算だ。ダッシュボードの上にハサミやドライバーなどの工具がみられたため、近辺で作業している工事業者の車と思われる。おそらく経費で落ちるため長時間駐車を敢行しているのだろうが、下手すると駐車料金だけで職人の日当以上になってしまうのではないだろうか。

 以上が、この日に見た銀座の高額コインパーキングの利用実態だ。午前10時半から20時半までの合計駐車台数は10台。ナンバーは足立や練馬が多く、トラックからアルファードなどのミニバン、ベンツやアウディといった高級車まで、幅広いランクの車が利用していた。

 気になったのは、このパーキングで現金払いをする場合、5千円札や1万円札といった高額紙幣が使用できないので、千円札を大量に用意しておく必要がある点だ。ほとんどの客はクレジットカードで払っていたようだが、なかには現金払いする人もいた。数万分の千円札を1枚1枚機械に通すのはかなり億劫そうに見えたので、利用する場合は注意が必要かもしれない。

 また、周囲を歩くと、パーキングスペースが設置されていない道沿いに堂々と路上駐車する車が散見された。しかも、ポルシェなどの高級車が2時間以上も平然と停まっており、富裕層といえどもコインパーキング代をケチる人もいるようで、当然ながらほめられたものではない。

 高額コインパーキングを利用する人たちは車種も服装もさまざまだったが、最低限のモラルは持ち合わせているようだ。

(文=清談社)

●清談社
せいだんしゃ/紙媒体、WEBメディアの企画、編集、原稿執筆などを手がける編集プロダクション。特徴はオフィスに猫が4匹いること。http://seidansha.com