パチンコ新台「一撃12000発」を“2連”で達成! 究極仕様の「ガチ抽選」マシンにファン歓喜!!

 パチンコで熱くなって、思いもよらぬ投資額に達してしまう。「こんなつもりじゃ…」と唇を噛みしめた経験は、皆さんも少なからずあるのではないでしょうか。

 私の場合、こんなケースは日常茶飯事です。運試しで軍資金を2万円と決めてホールへ行くも、気づけば5~6万円もの大金が財布からなくなっている。ひどい時には、お金を下ろして第2回戦に突入することもあります。

 そんな絶望的な状況で最後にたどり着くマシン。それは一発台です。大当りすれば、1度に大量の出玉を獲得できる魅力に満ちたスペック。これまで、幾度となく絶望的な危機を救ってくれました。

 デジタル抽選の確率に翻弄され、身も心もズタボロになった私を玉の動きで癒してくれる一発台。その中でも特にお世話になったのが、マルホンの『CR天龍∞ 7000VS』です。 

 何よりも特徴的なのが、『カイジ』の“人食い沼”を彷彿とさせる盤面中央の3段クルーン。役物内へ玉を入れるのも一苦労ですが、1段目、2段目と玉が突破し3段目へ到達した時のドキドキ感はデジパチの比ではありません。

 この3段クルーンを全て突破すれば、「一撃7000発」ですから、熱くなるのは必然。傾斜などの具合が良い台であれば、終日で「10万発」クラスの出玉を吐き出すポテンシャルがあります。

 アナログファンを中心に、多くのユーザーを虜にしてきた成功機。そんな怪物シリーズ最新作『P天龍∞2』が、遂にマルホンから発売される事となりました。前作以上の一撃性を秘めたスペックに、私の心も燃え滾っている状況です。

「3段クルーンを突破すれば大当り」という基本的なゲーム性は変わりませんが、本機には2つの新要素が追加されています。

 まず一つ目が、「無限回廊」。クルーンへの突入を拒む回転役物が2つ設置されており、玉が∞を描くように流されます。ここで中央のレールへタイミングよく乗れば、クルーンへの道が開かれるようです。

 そして2つ目の新要素が「闘龍門」。3段クルーンを突破して大当りすると「12R1200発×5回」の計6000発が払い出される訳ですが、本機は5セット終了後に連チャンをかけた「ガチ抽選」が行われます。

 盤面左にある「龍GATE」へ入賞させると、専用のクルーンに玉が発射。ここで手前の穴に入賞すれば、再び「5セット6000発」の大当りを獲得できるのです。「闘龍門」成功時の大当り後は通常状態へ戻りますが、最大で「12000発」もの出玉を得られるのは魅力的すぎます。

 これほどまで一撃性が強化された仕上がりは、多くのユーザーの心に突き刺さること間違いないでしょう。私も早く打ちたくてたまりません。

 気になる『P天龍∞2』のリリース予定日は未定のようです。1日でも早くホールへ導入されることを祈りつつ、楽しみに待ちたいと思います。

(文=堀川茂吉)

<著者プロフィール>
 オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。

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JRA 武豊も「しみじみ」横山典弘とともに犯した若き日の過ち!? 皐月賞(G1)セイウンスカイで制するも蘇るのは苦い思い出

 親子で明暗……。

 18日、中山競馬場で行われた皐月賞(G1)は、横山武史騎手の騎乗したエフフォーリアが優勝。接戦となった2着争いを尻目に、0.5秒も突き放す圧勝を飾った。

「最高です!」

 勝利騎手インタビューで、勝利後の気持ちをそのように表現した横山武騎手。「馬の能力を出し切れれば勝てると自分に言い聞かせて臨みました」との言葉通り、内をロスなく立ち回る完璧な騎乗でパートナーを勝利へと導いた。

 一方、3着となったステラヴェローチェを降板となり、レースへの参加も叶わなかったのが父である横山典弘騎手だ。

 ステラヴェローチェは昨年7月に川田将雅騎手を背にデビュー勝ち。2戦目からコンビを組んだ横山典騎手の手綱でサウジアラビアRC(G3)を制し、朝日杯FS(G1)でもグレナディアガーズの2着と好走していた。

 しかし、同馬を管理する須貝尚介調教師が「言うことない。思い描いていた通り」と仕上がりに自信を見せた共同通信杯(G3)では、1番人気に支持されながらも5着。横山典騎手の騎乗に満足できなかったのか、レース後に「馬は良かった。敗因はいろんな要素があるので……」と言葉を濁している。

 実際、メンバーレベルが強化された皐月賞でも3着となったように実力は確か。チャンスのある馬だったことは、結果が証明しているともいえるだろう。

 ただ、それだけではない。横山典騎手にとって皐月賞は、若き日の苦い思い出もある。

 メイブレーブに騎乗してG1初参戦となった1988年の皐月賞で、武豊騎手とともに「失格」となっているのだ。

 武豊騎手は、2011年4月20日に自身のホームページで「勝ったのは西浦騎手(現調教師)のヤエノムテキで、当時2年目のボクはマイネルフリッセでなんと失格(まだ降着制度がない時代でした)。ノリちゃん(横山典騎手)のメイブレーブも失格で、二人して裁決室に呼ばれて絞られたことを覚えています」と当時を振り返っている。

 この日記を更新した2011年といえば、オルフェーヴルが三冠を達成。現在では大ベテランとなった2人の名手が失格となって以降、23年ぶりに東京競馬場で皐月賞が開催された年でもあった。

「23年ぶりの東京の皐月賞に出走するのもボクとノリちゃんだけ。それを思うとしみじみとした気持ちにもなります」

 そのように綴っていた武豊騎手は、8番人気のダノンバラードで3着と健闘。横山典騎手は10番人気のリベルタスに騎乗し、18着と最下位に敗れている。

 1998年にはキングヘイロー、スペシャルウィークとの3強対決をセイウンスカイで制している横山典騎手だが、そのイメージとは裏腹に不運も多い皐月賞。逆に息子の横山武騎手にとっては最高の舞台となり、親子で明暗が分かれた皐月賞であった。

(文=北野なるはや)

<著者プロフィール>
 某競走馬育成牧場で働いた後、様々なジャンルの仕事で競馬関連会社を転々とする。その後、好きが高じて趣味でプログラミングを学習。馬券には一切のロマンを挟まないデータ派であるが、POG(ペーパーオーナーゲーム)では馬体派という奇妙な一面も持つ。

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スマホ所有率、この10年で4%→93%と常識すら変えてしまう脅威的なスピードで普及!

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みなさんが「携帯電話といえば」という質問をされたら、最初に頭に思い浮かべるのは「スマートフォン」の形状をしたものだった人も少なくないだろう。しかし、10年前に同じ質問をされたらどうだっただろうか、当時であれば「ガラケー」を思い浮かべたのではないだろうか。このように、わずか10年前後で、人々の常識すらも変えてしまう勢いで定着をはたしているとも言えるスマホ。
今回はそんなスマホの定着に関するデータをもとに、今後の技術革新への期待と人々への普及のスピード感について考えていきたい。

まさに、生活を一新したスマホという機器

 もはや、私たちの生活になくてはならないものとなっているスマホ。ひと時代前までは携帯電話といえばガラケーだったが、今ではガラケーを使用している人の方が少数派となってしまっている。それほど驚異的なスピードでスマホは定着を果たし、ガラケーから主役の座を獲って変わっていったのだった。  ガラケーに比べて、PCに近い機能性を備えているスマホを持ち歩くことで、私たちの生活は大きく変わった。音楽を聴いたり、調べものをしたり、質の高いゲームやアプリを持ち歩き、地図による…

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パチスロ新台『ファンキージャグラー2』へ熱視線!6号機ボーナスタイプの頂点を狙う!!

 パチスロメーカーの北電子は先日、最新パチスロ『ノーゲーム・ノーライフ THE SLOT』の製品サイト及びプロモーションムービーを公開した。

 ノーゲーム・ノーライフは全世界でシリーズ累計発行部数580万部(電子書籍含む)を超えるライトノベルを原作としたメディアミックス作品で、「全てがゲームで決まる世界」という異世界に召喚された天才ゲーマー兄妹・空と白が、滅亡寸前に追い込まれている人類種を救うために空前絶後の頭脳バトルに挑むといった内容。

 プロモーションムービーを見る限り、当機は、その世界観をパチスロと完全融合させているようで早くも大反響だが、ファンにとってはこちらの情報も激アツではないだろうか。ジャグラーシリーズの6号機『ファンキージャグラー2』が検定を通過したというのだ。

 ご存じの通り、5号機『ファンキージャグラー』は、今なお絶賛稼働中だ。ボーナス成立ゲームや次ゲームのレバーON時に発生するエレキ音やドリフトストップ、ガコマシンガンやドリフト告知などといったド派手なプレミアム演出を多数搭載しているのが大きな特徴。

 もちろん、これらは全てビッグ確定。他機種と比べてビッグ偏向でもあり、「ジャグ連」発生時はビッグの連打で瞬時にして大量出玉を獲得できるのも魅力だ。

 また、『マイジャグラー』シリーズほどではないものの、高設定域の機械割が高い点も特筆すべき要素のひとつ。機械割109.0%の最高設定を掴み取れれば安定した収支が見込めることから、特定日ともなれば朝イチから満席になることも珍しくない。

 そんなマシンだけに、6号機となっても多彩なプレミアム演出は健在なハズ。スペック的にもビッグ偏向の荒波仕様と予想できる。

 昨年12月にデビューした6号機初のジャグラーシリーズ『アイムジャグラーEX』は現在、P-WORLDによると設置店舗は5970店舗で、導入率は77.5%。設置台数も堂々の第1位だ。

 5号機と比べてビッグは純増約325枚から純増約252枚、REGは約104枚から約96枚と、ボーナスの獲得枚数こそ減少したものの、ボーナス合算出現率はアップ。通常時もブドウの払い出し枚数が6枚から8枚に改良され、50枚あたり約40Gの消化が見込めるようになった。

 それ故、ジャグラーファンは比較的、すんなりと6号機『アイムジャグラーEX』へ移行できた感がある。

 現時点で導入日等は不明だが、新生『ファンキージャグラー』も6号機ボーナスタイプ市場を牽引してくれることは間違いないだろう。 

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「テレワーク」で70%以上が体調や精神面に問題を抱えているという結果も

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“テレワーク”という言葉が世の中に定着してから1年が経った。最初は何かと不便だったテレワークも次第に環境が整い、私たち自身もオンラインの概念を理解できるようになり、今となっては通常業務を問題なく遂行できている人も多いはずだ。「通勤のストレスがなくなった」「電話対応がないため効率的」といった声も多く、テレワークの導入は日常生活に良い影響を与えている印象が強い。出社しなくても仕事はできると分かった以上、パンデミック終息後もテレワークを続ける企業もあるだろう。
一見、良いこと尽くしのように感じるテレワーク。しかし蓋を開けてみると、メリットばかりではない驚きの事実が明らかになった。

70%以上の人が、テレワークによって体調・精神面が悪化?

   日本ユニファイド通信事業者協会が一都三県でテレワークを行っている会社員551人を対象に行ったアンケート調査によると、回答者の72%が、テレワーク導入後に「体調や精神面におけるなんらかの変化があった」と回答。変化の内容については「体重が増えた/減った」という回答が最も多く、次いで「体力が低下した」「肩がこるようになった/悪化した」とい…

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パチスロ4号機「裏モノ」を彷彿!?「期待出玉」と「充分なボリューム」を手軽に味わえる!!

 パチスロ4号機のその昔、普段はあんまり大当りしないのにチェリーが連続すると大当りの波が押し寄せる機種があったそうな。人呼んで「チェリーバージョン」。当時のスロッターはそれを血眼になって打ち倒していたという。

 一口に「チェリーバージョン」といっても多くの機種があって、『ビガー』だの『兜』だのと「いかにも」そうでありそうな仰々しい名前もいっぱいあったが、私が好きだったのは『ハナハナ30』。これは普通の「チェリー連」ではなく、チェリーが成立した次ゲームでハイビスカスが光るというもの。

 ただ、なかにはチェリーが連続で成立した後に告知される種類のものもあって、『ハナハナ』は「リプ連」「スイカ」「ダイナマイト」と、とにかくバージョンが豊富であった。いずれにしても「チェリーバージョン」と聞くといまだに血が沸き立つのである。

 したがってパチンコ『CRおそ松さん~はじまりはじまり~ちぇり~Ver.』などは問答無用で大好きなマシンである。

 大当り確率が約1/129で確変突入率が55%の小当りRUSH機。Daiichiの甘デジはあえて120~130くらいの確率帯に設定し、1/100を切る従来の甘デジよりパワーを持たせる設計にしている。

 注力する箇所は出玉だったり継続率だったり機種によって異なるが、本機はもろに出玉の部分に特化したつくりとなっていて、右打ち中は大当りの半分が16ラウンド約1300発出玉なうえに小当りRUSHが必ず付いてくるのである。

 小当りRUSHの性能は、小当り確率が約1/1.32で小当りのアタッカー賞球は12個。確変中の大当り確率は1/66.6なので、確変中の小当り当選は50回ほどとなり、理論的には600発くらいの増加となるが、空振りすることもあるので、実際には400発程度の上積みを期待できそうである。

 16ラウンドと小当りRUSHのコンボで出玉を増加させる迫力はなかなかのもので、継続率が55%とだいぶ低めなことを差し引いても、初回で小当りRUSHを引き当てることができれば約2500発以上の期待出玉と充分なボリュームを確保できるようになっている。

 また、確変中の大当り確率が約1/66.6とミドルタイプ並みの確率なので、ハマリの期待感も高い。これくらいの確率で100回、120回とSTをスルーすることはザラであろう。そう考えればかなりやれそうな気にならないだろうか。

 その一方で、通常大当りの場合は10回転の時短と引き戻しにはほとんど期待できないゲーム性。良くも悪くも小当りRUSHに特化した潔いスペックで、さすが「ちぇり~ver.」と銘打つだけはある、男気あふれる機種なのである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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JRA コントレイル、サートゥルナーリアとの決定的な違いとは? 皐月賞惨敗ダノンザキッドが歩むのはアノ馬と同じいばらの道か

 先週の皐月賞(G1)を制し、デビューからの4連勝で皐月賞馬となったエフフォーリア。桜花賞(G1)を制したソダシとともに無敗馬がクラシック初戦で勝利を飾った。

 桜花賞2着のサトノレイナスは敗れたとはいえ次走のオークス(G1)で逆転の望みも見えた内容だったのに対し、皐月賞のダノンザキッド(牡3、栗東・安田隆行厩舎)は2.5秒も離された15着。同じ1番人気でも大きく明暗が分かれる結果となった。

 阪神JF(G1)組はしっかりと結果を残したが、ホープフルS(G1)や朝日杯FS(G1)組は新勢力の前に逆転を許してしまった。

 17年からG1昇格したホープフルSは18年サートゥルナーリア、19年コントレイルが皐月賞を1番人気に応えて優勝。同じ中山・芝2000mということも、両レースの相性の良さを物語っているのは確かである。

 にもかかわらず、ダノンザキッドは前述2頭と大きく異なる結果。一体何がここまで差のつく原因となったのだろうか。

 これにはやはり、トライアルを使ったかどうかが最もわかりやすい。ホープフルSと同じ条件とはいえ、弥生賞(G2)の場合は過去10年で勝ち馬がおらず、皐月賞で勝利したのは直近でも2010年のヴィクトワールピサまで遡る必要がある。少なくともデータ的な観点からは、割引要素だったともいえる。

 そして、この傾向に拍車を掛けたと考えられるのがホープフルSのG1昇格ではないだろうか。調教技術の進化とともに、近年は有力馬がトライアルを使わず、目標とするレースに直行するケースが主流となりつつある。

 その一方で、ただ単純に直行するという訳ではない。成功させるには同世代で突出した能力の持ち主であること。休み明けでも十分に能力を発揮できる状態であることも必要とされる。

 そう考えるとダノンザキッドの弥生賞は、コメントからも陣営の不安が見え隠れしていたといえる。同馬はノーザンファームの生産馬であり、コントレイルやサートゥルナーリア級に力の抜けた存在であるなら、弥生賞を使う選択をしなかった可能性が十分に考えられたはずだ。

 にもかかわらず、あえて弥生賞を使った上にまさかの3着では、すでに危険な人気馬の条件が揃っていたといっても過言ではない。

 レース後に川田将雅騎手は「テンションが高く、力みながら走っていた」と振り返り、「だからこそ前哨戦を使った。いい前哨戦だったと思うし、この敗戦を糧に本番を迎えたい」と、まるで想定内と言わんばかりの強気なコメント。管理する安田隆行調教師も「1回使って良くなるでしょう。次につながる競馬はできた」と前向きだった。

 しかし、巻き返しを期した本番でのブービー負けに川田騎手は「自信を持って臨んだのですが。能力を出せずに終わりました」とコメントし、指揮官は「敗因は分からない」とトーンダウン。ダービーでの巻き返しは、もはや絶望的とすら感じる悲壮感さえ漂いはじめた。

 さらに深刻なのは、今回は敗因がつかめていないことだ。3連勝でG1馬に上り詰め、前途洋々だった2歳王者から坂道を転がるように状況は悪化している。

 そこで思い出されるのが、同じホープフルS組でも初代王者のタイムフライヤーだろう。

 同馬は本番前に使われた若葉S(L)で1番人気を裏切る5着に敗れ、皐月賞で10着に大敗を喫した。ダービーでも11着に敗れ、以降は重賞すら勝てないままダートに転戦。ホープフルSから2年以上も経過したエルムS(G3)で、久々に重賞勝利の美酒を味わった。

 このまま敗因がわからないようなら、ダノンザキッドに待ち受けているのはタイムフライヤーと同じくいばらの道となる可能性も捨て切れない。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

九州と釜山を鉄道で結ぶ“日韓海底トンネル”構想とは?費用10兆円、韓国では「必要」が6割

 日本と韓国の関係が戦後最悪と言われる中で、「日韓海底トンネル」構想が浮上している。これは、日本の九州と韓国の釜山を海底トンネルで結び、鉄道などを走らせるインフラ計画だ。

 韓国の最大野党「国民の力」非常対策委員長の金鍾仁氏が言及した、総距離200km以上に及ぶ壮大なプロジェクトである。4月7日に行われたソウルと釜山の市長選挙では、いずれも同党の候補者が与党候補を下した。同党のトップを務めた金氏は退任したが、日韓トンネル構想は前進するのか。

 日本で同プロジェクトを推進する、一般財団法人国際ハイウェイ財団の佐藤博文理事長に聞いた。

日韓トンネルの建設費用は約10兆円

――日韓トンネル構想の歴史的経緯から教えてください。

佐藤博文氏(以下、佐藤) 1930年代に日本の鉄道省が、九州から壱岐、対馬を経て、朝鮮半島の釜山へ至る「朝鮮海峡トンネル」を計画しましたが、その後、戦争などの理由でストップしました。戦後は、1980年にスーパーゼネコンである大林組が提唱しています。

 本財団にとってエポックメイキングな出来事は、1981年に韓国・ソウルで行われた第10回「科学の統一に関する国際会議」で、統一教会の文鮮明総裁が国際ハイウェイ構想と日韓トンネル建設を提唱したことです。これは、日韓をトンネルで結ぶだけでなく、世界中をハイウェイで連携しようという画期的な提案でした。

 それを受けて1982年に国際ハイウェイ建設事業団が設立され、1983年に日韓トンネル研究会が発足、1986年には日韓トンネル唐津斜坑の起工式が行われました。また、自然調査を実施し、地下ルートを検討した上で唐津、壱岐、対馬の土地を購入しました。現在、唐津の斜坑はストップしていますが、今後は2014年に起工式を行った対馬の斜坑工事がメインになります。

 日韓トンネルの建設には約10兆円の費用がかかるため、日韓両国民が賛同する形で進めていく必要があります。本財団は、国民的世論を喚起する目的で2009年に発足しました。また、この動きを国民運動と連動して、2018年には47都道府県で「日韓トンネル推進県民会議」が結成され、国民の理解を図るための取り組みをしています。

――巨額の費用がかかる日韓トンネルを建設する意義は何でしょうか。

佐藤 現在、日韓間にはいろいろな問題がありますが、両国をつなぐトンネルをつくるという大きな目標に対して協力し合うことで、お互いの意思疎通が図れ、歴史的課題も解決できるのではないかと考えています。今は日韓関係が悪いから何もしないという姿勢ではなく、悪いときだからこそ、水面下で関係改善のベースとなる日韓トンネル構想について話し合うべきです。

 2年前に韓国で行われた世論調査では、「必要である」が約6割を占めるなど、世論的な盛り上がりも見られます。日本では「なぜ韓国につながるトンネルが必要なのか」「韓国が攻めてくるのではないか」という意見があることも承知していますが、私は日韓トンネルは絶対に必要な国際的な公共事業と位置付けています。

――技術的には、難しいものなのでしょうか。

佐藤 基本的には、青函トンネルを掘削した技術で十分に対応可能だと思います。現在わかっている問題点としては、対馬と韓国の間(対馬西水道)に厚く堆積している未固結層の状況です。未固結層の状態、地質性状などを十分見極めた上で、工法を検討しなければなりません。それ以外の区間においても、十分な工法の検討が必要です。それらを万全に行えば、困難ではないと思われます。

――今の日韓対立については、どうお考えですか。

佐藤 これは、江戸時代の朝鮮通信使に学ぶべきでしょう。当時は通信使が12回来日し、日韓が深く交わる契機となりました。私は、日韓トンネルは現代の朝鮮通信使のような存在になると受け止めています。そのため、日韓トンネル建設の事業は継続的に行っていく必要があると思います。

 菊池寛の『恩讐の彼方に』という小説では、仇同士が一緒に洞門(トンネル)を掘削していく中で、恨みも融けていく姿が描かれています。小説のモデルとなった大分県の「青の洞門」は開通するまでに30年かかっていますが、このように、日韓が力を合わせて継続的にトンネルを掘っていけば、両国の間の恩讐関係が融ける一助になると信じています。

(構成=編集部)

星野リゾート、なぜ高級ホテル「グランドハイアット福岡」の経営権を獲得したのか?

 星野リゾートグループが、不動産開発の福岡地所(福岡市)が運営する複合商業施設「キャナルシティ博多」の共有持ち分の19.75%を取得して運営に参画する。星野リゾートは施設内の高級ホテル「グランドハイアット福岡」の経営権も入手する。

 取得に当たり、星野リゾート・リート投資法人が保有するANAクラウンプラザホテル福岡(福岡市博多区)と、福岡地所グループの福岡リート投資法人が保有するグランドハイアット福岡(同)を、相互に77億円で売却。事実上の等価交換で資産の入れ替えとなる。取得予定日は6月1日。当面はホテル名や運営体制に変更はない。

 星野リゾートは、九州・東アジア戦略の拠点としてラグジュアリーブランドのホテル、グランドハイアットを手に入れる。星野リゾートの戦略は明快だ。一方、福岡地所は博多駅前で進む再開発事業「博多コネクティッド」の適用範囲内に、新たな拠点を得ることになる。「マイクロツーリズム」を提唱している星野佳路・星野リゾート代表の知見を福岡市内の観光活性化に生かしたい考えだ。

 星野リゾート・リート投資法人の資料によると、グランドハイアット福岡は1996年3月竣工で客室数372。鑑定評価額は88億円(21年2月15日)。取得価格は77億円だ。ANAクラウンプラザホテル福岡は1976年11月(ホテル棟)竣工で客室数は320。鑑定評価額は83億円(20年10月31日)。譲渡価格は同じく77億円。

 共に鑑定評価額を下回る価格の等価交換となった。福岡地所のグランドハイアット福岡の帳簿価格は75億円。諸費用を差し引き、売却益9500万円を見込んでいる。

福岡地所とはどんな会社なのか

 福岡地所の代名詞となっているキャナルシティ博多の運営権の一部と、同施設のシンボルである高級ホテルのグランドハイアット福岡を星野リゾートグループに譲渡することになったことから、福岡地所の経営面に関する観測が、不動産ならびに不動産投資に関連する業界に広まった。星野リゾート、福岡地所のリート法人は東京証券取引所に上場している。

 福岡地所とはどんな会社なのか。1961年、福岡相互銀行(現・西日本シティ銀行)の保険代理店として設立。その後、不動産業に進出した。福岡相互銀行の創立者、四島一二三氏の分家、榎本家が福岡地所の経営を担ってきた。福岡地所会長の榎本一彦氏は、四島氏の孫。四島ファミリーとしてファミリーレストラン「ロイヤルホスト」のロイヤルホールディングスの最高顧問を務めるなど福岡財界の重鎮である。

 榎本氏の最大の功績は96年、カネボウ工場の跡地に商業施設「キャナルシティ博多」をオープンさせたことだ。高級ホテル・グランドハイアット福岡を誘致し、商業施設としてのステータスを高めた。

 現在の社長、榎本一郎氏は一彦会長の長男。74年生まれの46歳。東京大学法学部卒。日本興業銀行(現・みずほ銀行)を経て、ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院でMBA(経営学修士)を取得。2003年、福岡地所に入社。金融出身の経験を活かし、福岡リート投資法人・投資証券の設立に携わった。15年8月、福岡地所の社長に就任した。

 福岡地所の決算公告によると、20年5月期(単体)の売上高は前期比33%増の302億円、営業利益は36%増の56億円、純利益は9%減の27億円だった。決算期間中にアウトレットモールに国内最大級の屋内スポーツ・アスレチック施設をオープンしたことから大幅な増収となった。特別損失31億円があり純利益は減少した。それでも株主資本比率は31%と高い。

ホテル運営会社はコロナ禍で赤字

 福岡地所は子会社・関連会社を複数持っており、それぞれが決算公告を開示している。ホテル運営会社、エフ・ジェイホテルズ(福岡市)の業績が悪化した。グランドハイアット福岡をはじめ、全国に展開中の「ホテルフォルツァ」などを運営している。20年5月期の最終損益は13.8億円の赤字。新型コロナの影響でグランドハイアット福岡が20年4月、5月と休館したことが響いた。

 星野リゾートはエフ・ジェイホテルズが新たに設立する運営会社「グランドハイアット福岡」の経営権を取得する。エフ・ジェイホテルズは21年末に京都市内で米ハイアットグループの系列ホテルを新設する。ハイアットの関連会社とフランチャイズチェーン契約を結び、同グループのブランド「ハイアット プレイス」のホテルとして運営する。

 ホテルの名称は「ハイアット プレイス 京都」で客室数は239。同ホテルブランドの関西地区への出店は初めて。ビジネスと観光需要を取り込む。エフ・ジェイホテルズとハイアットは1993年に提携しており、これまで3棟のホテルを立ち上げた。共同で事業展開するのは96年開業の「グランドハイアット福岡」以来となる。ハイアットは複数のブランドを展開している。東京・西新宿の「パークハイアット東京」は小規模最高級のブランド。「グランドハイアット」は大型高級ホテル。「ハイアット プレイス」は宿泊特化型のホテルだ。

 今回の資産の組み換えで、「グランドハイアット福岡」を星野リゾートグループが、「ハイアット プレイス 京都」は福岡地所グループのエフ・ジェイホテルズが運営を担うことになる。

「キャナルシティ博多」の運営に星野リゾートの知見を借りることになったのはなぜなのか。福岡地所グループはコロナ禍でホテルのフロア以外の商業施設のリニューアルを検討していた。「ポートフォリオの中長期的な安定が得られるとして、以前より打診があった星野リゾートグループへの譲渡を決めた」と説明している。商業施設の比率を下げ、オフィスビルのウエートを上げることを狙ったということのようだ。

 福岡リート投資法人・投資証券を立ち上げた時のキャッチフレーズが「地域特化型リート」だった。金融マン出身の榎本氏のポートフォリオはコロナ禍でどのような進化を遂げるのであろうか。

(文=編集部)