パチンコ「美女ライター」が「電撃離婚」!! ファンの「応援コメント」相次ぐ

 現在、ある動画に注目が集まっている。それはパチンコライター「ナツ美」の個人チャンネルから投稿された動画で、タイトルは『ご報告』だ。

 その内容は「離婚報告」であった。この報告はSNS上で大きな話題となっている。

 スロパチステーションの「いそまる」、パチスロライターの「美原アキラ」と結婚報告が続き、祝福ムードであったパチンコ業界に衝撃を与えたわけだが…。

 動画は暗い雰囲気はなく、終始明るい感じで進行していく。本人の精神状態もポジティブであるように見える。

 離婚の理由に関しては「性格の不一致」や「子供に対する考え方」などが挙げられていたが、「浮気」などマイナスの要素はなく、離婚後も関係は良好であるという。

 いわゆる「円満離婚」という形になり、動画のコメント欄には多くの応援コメントが寄せられている。母子家庭や離婚の経験などを例に挙げ、共感する意見も目立つ。

 今後は時間に制限があるため業務の幅が狭まるが、変わらずに仕事を受けていく方針だという。

 ナツ美とは、フリーランスのパチンコライターで、以前「パチンコ攻略マガジン」にて「ポコ美」というライターネームで活動をしていた。

 女優「北川景子」に似ていると話題となるほどの容姿を持ち、男性ファンも多い。

 2015年に一般男性と結婚、2016年に第一子誕生。その後、1年間の休業期間を経てパチンコライターへ復帰した。

 芸能活動も行っており、2018年にはフジテレビのドラマ「黄昏流星群」にて1〜2 話に出演し女優デビューを果たしている。

 2019年に同誌を退社後に改名。現在のライターネームは、Twitter上でアンケートを取り、「ポ美」「ナツ美」「P美」「耳ヶ原マムシ」の中から選ばれた。

 自身のYouTubeチャンネルを運営しており、料理やゲーム実況などを配信する「ナツ美」、主にパチンコ実戦を行う「ナツ美サブちゃんねる」が存在する。

 また、YouTube動画チャンネル「KYORAKU CHANNEL」において「Let’sポジパチ」というレギュラー番組を持っており、多くのファンを楽しませている状況だ。

 いずれにせよ、今後の「ナツ美」に要注目である。

石破茂、世論調査トップでも小泉進次郎に“見放される”危機…“次の次”の可能性も消失か

 8月28日に安倍晋三首相が辞任の意向を表明したことで、自民党の次期総裁をめぐる動きが本格化している。

 自民党は9月1日に開かれる総務会で総裁選挙の方法を決定する見通しだが、二階俊博幹事長は、国会議員に加えて党員・党友も参加する通常の方式ではなく、国会議員と都道府県連の代表による両院議員総会での実施を示唆している。そして、9月14日にも総裁選を実施、17日に臨時国会を召集し、首相指名選挙を行うという日程が濃厚だ。

 ポスト安倍候補として名前が取り沙汰されているのは、菅義偉官房長官、岸田文雄政務調査会長、石破茂元幹事長の3人だ。当初は出馬の意向がないと伝えられていた菅官房長官が8月30日に立候補の意思を示したことが報じられ、二階派は菅官房長官を支持する方針で固まったという。

 また、麻生太郎財務大臣兼副総理が率いる党内第2派閥の麻生派も、菅官房長官を支持する方針のようだ。それに伴い、麻生派に所属する河野太郎防衛大臣は出馬を見送ったと伝えられている。かねてから首相の座への意欲を隠さず、ポスト安倍の有力候補と言われていた河野防衛相だが、今回は自重したようだ。

「あとは安倍首相の出身で最大派閥である細田派の動き次第ですが、これで現時点では“菅総裁”が最有力候補と言えそうです。新総裁の任期は安倍首相から引き継ぐため2021年9月までなので、1年後にまた総裁選がある。麻生派は河野氏に出馬を断念させるにあたって、『次の次を狙え』と説得した可能性もあります」(政治記者)

 一時は安倍首相からの“禅譲説”も流れた岸田政調会長は出馬を明言しており、8月31日には首相官邸を訪問し、安倍首相に直接「お力添えをお願いした」という。かねてから発信力の弱さが指摘されている岸田政調会長は9月17日に初の著書『岸田ビジョン』(講談社)を上梓するなど準備万端だが、菅総裁の誕生が現実味を増す中、旗色が悪くなりつつある。

小泉進次郎が前回の“石破支持”から一転

 過去にも総裁選を経験している石破元幹事長は、出馬を表明する見通しだと伝えられている。8月31日に公開されたロイターのインタビューでは、選挙の簡素化とも言える両院議員総会は「党員に対する侮辱」と痛烈に批判している。地方人気が高いとされる石破元幹事長は、かねてから党員投票を省く両院議員総会には猛反対の立場だ。

 また、石破元幹事長には、もうひとつの逆風も吹いているという。8月30日、小泉進次郎環境大臣が「河野さんが出れば、河野さんを応援します」と語ったことだ。

 さらに、小泉環境相は党員投票も含めた総裁選の実施を求めているが、「石破さんに有利だから、私が全党員投票を求めているというのはまったくの誤解です」とも語っている。

「結果的に河野氏の出馬はなさそうなので、現実に小泉氏が誰を支持するのかが注目されます。小泉氏といえば、前回2018年の総裁選では石破氏を支持したものの、その意向を表明したのは投票10分前でした。しかし、今回はいち早く河野氏の支持を打ち出したことになり、意地悪な見方をすれば、石破茂は影響力の強い小泉氏に“見放された”とも言えそうです」(同)

 共同通信社が8月29、30日に実施した世論調査では、次期首相に「誰がふさわしいか」という質問に対して、石破元幹事長が34.3%でトップとなり、菅官房長官の14.3%、岸田政調会長の7.5%に大きな差をつけている。

「自民党は両院議員総会を強行するようなので、石破氏には最悪“出ない”という選択肢もありましたが、出馬に向けて動いていると伝えられています。自民党総裁選は国会議員の推薦人20人を集めないと出馬することができず、いわば出ることに意味がある場とも言えます。たとえ“負け戦”でも出馬するケースがあるのは、そのためです。そうした意味では、石破氏が出馬を選ぶとすれば、今後に向けて求心力と存在感を保つための選択なのではないでしょうか。

 いずれにしろ、今回の総裁選は“中継ぎ”の意味合いが強く、その次の総裁選では権力の座をめぐる争いがさらに激化しそうです。各派閥で河野氏や岸田氏を担ぐ動きがあったり、小泉氏のような若手が本格的なリーダー候補に育ってきたりすれば、石破氏は“次の次の首相”の目もなくなる可能性があります」(同)

 石破元幹事長の出馬は、吉と出るか凶と出るか。神のみぞ知るというところだろう。

(文=編集部)

元JRA藤田伸二「意識が足りない」福永祐一を痛烈批判!? 思い出される昨秋の騎乗停止に、キツイ言葉も納得か……

 30日、新潟5Rの新馬戦は2番人気ブラックラテが優勝した。2着に2馬身差をつける快勝で、今後に弾みをつける好発進となった。

 その一方、1番人気のセブンサミット(牡2歳、栗東・石坂正厩舎)は4着に敗れた。

 2016年のオークス馬シンハライトの初子ということで注目を集めたセブンサミット。勝ち馬から0秒4差の4着という結果だったが、最後の直線は伸び脚をみせており次走に繋がる内容と評価できるだろう。

 また、このレースでセブンサミットに騎乗した福永祐一騎手は4コーナーで外側に斜行。これにより、タガノコハクゾラとパープルレディーの進路が狭くなったとして、9月12日、13日の2日間の騎乗停止処分が下された。この影響で、13日に中京競馬場で行われるセントウルS(G2)で福永騎手はミスターメロディに騎乗予定だったが、北村友一騎手に乗り替わりとなる。

 このことに対して、“痛烈”な意見を述べたのが元JRA騎手の藤田伸二氏だ。

 自身のTwitterに「こっそり祐一が騎乗停止…新馬戦と言えど意識が足りないやろ」と投稿し、「トップジョッキーと言われてる奴がラフプレーしてるのは、いつまでたっても俺的には一流なんて語ったらアカン!」と続けた。

 藤田氏といえば、現役時代に特別模範騎手賞を2度受賞しており、フェアプレーがモットーなことで知られている。

 7月5日の福島7RでD.レーン騎手が斜行し、団野大成騎手が落馬負傷する事案が発生。藤田氏はこれについて、レーン騎手よりも団野騎手に非があるという見解を述べた。後日、団野騎手と食事をした際には、直接注意をしたことを明かしている。競馬界のご意見番でもあり、騎手にとっていい兄貴分的存在でもある藤田氏らしいエピソードだ。

 そんな藤田氏が福永騎手に苦言を呈したのは、期待を込めてのことかもしれない。

「この秋、福永騎手はコントレイルで3冠達成がかかっています。もちろん、すでにトップジョッキーのひとりでありますが、3冠ジョッキーとなれば歴史に名を刻むことになります。そんな騎手がラフプレーをすれば、周囲の期待を裏切ることにも繋がりかねません。キツイ言葉ではありますが、藤田さんなりの激励かもしれませんね」(競馬記者)

 昨年のマイルCS(G1)は福永騎手が騎乗停止期間中のため、代打騎乗の池添謙一騎手がインディチャンプを優勝に導いた。今回の騎乗停止はコントレイルのレースに影響しないものの、菊花賞(G1)当日が騎乗停止ということだけは避けたいところだろう。

 無事に菊花賞でコントレイルに騎乗するためにも、今後の競馬界を背負うという意味でも、これまで以上に福永騎手がフェアプレーを心がけることに期待したいものだ。

次期首相には、検証と分析から逃げない人を…安倍政権退陣にあたって江川紹子の考察

 安倍首相が退陣を表明した。安倍一強ともいわれる強固な政権基盤を築き、7年8カ月に及んだ長期政権も、持病の潰瘍性大腸炎と新型コロナウイルス感染症という2つの病気には勝てなかった。ただ、この時期の、こういう形での辞任には、今後をにらんだ安倍首相自身の打算も見え隠れする。

安倍流政治では通じなかった新型コロナ対策

 首相は、持病再発による体調悪化が退陣の理由と説明した。ただ、8月に入って2回の通院治療の効果は出ているようで、報道される閣僚などのコメントを見ても、体調は一時より持ち直していたようだ。第一次政権での「投げだし」批判の再現となるのを恐れた、という政治評がもっぱらだが、果たしてそれだけなのだろうか。

 新型コロナウイルスの蔓延は、持病以上に大きなダメージを安倍首相にもたらしたのかもしれない。安倍首相にとって最大の強みだったはずの経済は大打撃を受け、アベノミクスの恩恵は吹き飛んだ。自らのレガシーとするはずだった東京五輪も、開けるかどうかわからない。

 なにより、コロナ禍にあっては、官邸主導で各省庁に圧力をかける、これまでの政治手法がなかなか通じない。その結果、安倍政権のコロナ対策は、国民の目から見てちぐはぐだったり、後手に回ることも多かった。

 たとえば、当初のマスク不足、医療機関用の医療用マスクやガウンなどの防護具の不足が、なかなか改善しなかった。事態が保健所の対応能力を超え、患者に対するPCR検査が十分でない、という問題も深刻で、これは今なお尾を引いている。

 首相記者会見で、こうした問題についての答弁を見聞きしていると、安倍首相自身、一生懸命指示しているのに、どうして改善しないのかわからない、といった様子だった。

 その象徴的場面として思い起こすのが、5月4日の記者会見の答弁だ。

 記者からPCR検査について問われ、安倍首相は次のように答えた。

「私もずっと、医師が判断すればPCR検査を受けられるようにすると申し上げてきましたし、その能力を上げる努力をしてきました」

「私も何度もそういう状況について、どこに目詰まりがあるのかということは(関係各方面に)申し上げてきているわけであります」

 安倍首相自身、「目詰まり」がどこにあるのか、あちこちに聞いた、というのだ。専門家から原因についての説明を聞いても、必ずしも得心がいっていないように見えた。

 同じ会見で、別の記者からさらにPCR検査問題を問われると、安倍首相は以下のように答えた。

「もちろん本気でやる気がなかったというわけではまったくありません。私は何回も、とにかく能力を上げていくと。実際、能力は上がってきているわけであります」

「しかし、(1日に)1万5000(件の検査が可能になるよう)、能力を上げたら、では(実際の検査数が)1万5000人分行くかといったら、残念ながらそうなっていないのであります。国としてできることは、予算をつけて能力を上げるということでありまして……」

 その後、長々と弁明が続いたのだが、やはり安倍首相自身がどこかに「目詰まり」があると感じつつ、その状況が把握できず、もどかしさを感じているようだった。これまでの政治手法が通じないことに対し、困惑気味のようにも見て取れた。

 それは、安倍首相が言う「目詰まり」なるものが、どこか1カ所、もしくは数カ所に障害があって、それを取り除けばいい、という単純な問題ではないからだろう。その根底には、保健所の再編(減少)、公務員の削減、検査や検体輸送等の人材不足、検疫体制の脆弱性、法整備の不備、医療関連品の海外依存度の高さ、IT化の遅れ、政府の危機管理体制の問題等々、さまざまな点にわたって、ひずみがたまり、劣化が進み、変化に対応できずに無理が生じてきた、いわば構造的な問題があるのではないか。

「検証」を避け続けた安倍政権

 全国民への10万円給付にも時間がかかった。オンライン申請を認めておきながら、結局は各自治体の職員が手作業で照合を行っているために、かえって遅くなるという事態も生じた。持続化給付金や雇用調整助成金などの申請手続きも、当初は非常に複雑で、そのうえ時間を要した。これも、やはり1〜2カ所に「目詰まり」が生じているというより、構造的問題と見るべきなのではないだろうか。

 私が安倍首相に聞きたかったのは、その点についての認識だった。5月25日の首相記者会見で質問の機会を得たので、それを尋ねた。合わせて、緊急事態宣言の解除を機に、次の波に備え、今までを検証し、問題点を洗い出し、根本的な原因を共有しておくつもりはないか、と問うた。
 安倍首相の答弁は丁寧なものだったが、内容には落胆した。

 彼は、事態を構造的な問題とは認識していないようだった。10万円給付、雇用調整助成金、IT化などの問題をひとつひとつ切り分け、それぞれについて説明。そのうえで、「現場も一生懸命」やっていると訴え、検証は「(コロナ禍が)終息した後」に行う、と述べた。

 これで第2波、第3波に、適切に対応できるのだろうか、との疑問が湧いた。「一生懸命」なのにうまくいかないのは、そのやり方がまずいか、基本的なところで何か問題が生じているからだろう。それを明らかにせず、目先の現象に対応するだけでは、いくら一生懸命やり続けても、効果は十分上がらないのではないか。

 そういえば、安倍首相は「女性活躍」「地方創生」「一億総活躍」などの看板を次から次へ掲げても、その進捗状況等について検証しようとせず、また新たな看板に掛け替える、ということを繰り返してきた。いずれも、やらないよりやってよかった、とは思うが、目標には今なお遠いのはなぜなのだろうか。これまた「目詰まり」の所在がよくわからない。税金を使った施策である以上、費用対効果も気になるところだ。

 コロナ対策も、同じように検証なしで対応を進める、というやり方でいいのか。

「目詰まり」にしろ、構造的問題にしろ、長年かけて積み上がってきた問題だろう。それは安倍政権だけの責任ではないにしても、安倍氏は第1次政権と合わせ、8年余り国政を担ってきた。第三者の目を入れて徹底した検証を行うということは、自分が腑分けされるようなもので、それを嫌ったのかもしれない。

 その結果、これまでの政治手法に行き詰まりを感じつつ、問題の所在も十分明確にならず、事態を打開する方策も見い出せず、体調悪化もあって問題に取り組むエネルギーも枯渇し、離れていく世論を取り戻す自信もなく……ということではないのだろうか。

見え隠れする打算、奏功したイメージ戦略

 安倍政権では、特定秘密保護法や安保法制などの施策が国論を二分し、強硬な政治スタイルが国民の分断を招き、死者まで出した財務省の公文書改ざん問題など政権が吹き飛ぶような問題がいくつも起きた。それでも、一時的に支持率が下がることはあっても持ち直し、国政選挙では勝ち続けてきた。

 それは、国民の生活に直結する経済に強いイメージを、人々が信頼したためだろう。確かに、株価は上がった。大学生の就職内定率も高い水準で推移した。安倍首相自らが経営者団体に毎年の賃上げを要請するなど、経済対策に力を入れる姿勢を示し続けた。

 ただ現実には、実質賃金はむしろ減少し、2度の消費税増税もあって、生活が楽になったという実感ができない人は多い。それでも、次々に繰り出すスローガンや物言いの「力強さ」で人々に期待を抱かせ続けた。安倍一強といわれる安定した政権運営と、「ほかに選択肢はなさそう」という消去法もあいまって、国民の多数の支持をとりつけてきた。

 こうしたイメージ戦略は、安倍首相について、その実績以上にモノゴトを成し遂げた「力強いリーダー」「偉大な指導者」としての印象を、人々の心に植え付けたと思う。

 そこへ、このコロナ禍である。安保や公文書や閣僚の不祥事とは違って、国民にとっては自分の健康の問題であり、自身の生活の問題である。もはやイメージに頼り期待し続ける余裕はない。「なにがなんでも安倍政権」という岩盤支持層はともかく、多くの国民は自分の健康と生活に対し、政府が現実にどのように対応してくれるか、というシビアな目で見るようになった。

 このままでは、国民の不満はさらに高まり、政権への批判が集中することは安倍首相もわかっていたはずだ。それによって、自分の評価がボロボロになるより、政権のプラスイメージが色あせない今のうちに、「惜しまれつつ辞める」という選択をしたのだろう。

 うまくいけば、今後も影響力を残せるだろうし、場合によっては再登板を期待する声も出てくるかもしれない。そんな目論見もあったのではないか。実際、8月29日付け産経新聞の1面コラムは、早くも、「健康さえ回復すれば、郷里の大先輩、桂太郎の如く3度目もある」と書いている。

 辞任表明の記者会見では、安倍首相はプロンプターを使わなかった。いつもは初めに長々としたスピーチを行うが、それも短め。官僚が書いた文章を読むより、質問をできるだけ多く受け付け、ひとりひとりの記者の目を見て、極力自分の言葉で答えていた。かつての、自信たっぷりの傲慢さは影を潜め、謙虚に国民への感謝を述べた。

 こうした対応にも、「国民に惜しまれつつ辞めたい」との思いがにじんでいた。
 今のところ、安倍首相の戦略は成功している。

 ネットには、記者会見で私を含めた記者たちが、安倍首相に感謝やねぎらいの言葉をかけなかった、という非難の声があふれている。私のTwitterにも、その種のクレームが山ほど来た。

 海外の首脳からも、安倍首相の功績や人柄をたたえ、惜しむ声が続々と寄せられ、それが報じられている。

 リアルの世界でも、安倍首相の好感度は高まっている。週末の世論調査では、低迷していた内閣支持率が急上昇した。日経新聞の調査では前回(7月)に比べ12ポイント、共同通信の調査では20ポイント近くも跳ね上がった。この“餞別効果”は自民党にも波及し、政党支持率が日経調査で前回の41%から47%へ、共同調査では32.9%から45.8%とアップした。

 これを見ていると、次期首相が早期に衆議院解散を行えば、いわば安倍氏への“はなむけ選挙”となり、自民党が大勝する、という筋書きもあり得るかもしれない。そうなれば、今後の政治に安倍氏は強い影響力を維持するだろう。

 ただ、今後の政局がどうなろうとも、これまでの安倍流政治では、このコロナ禍に十分対応できなかったこと、経済再生もおぼつかない状況であることは、忘れてはならないと思う。

 その原因はどこにあるのか。次の官邸の主は、こうした検証と分析から逃げない人であってもらいたい。安倍首相が辞めても、コロナ禍は続くのだから。

(文=江川紹子/ジャーナリスト)

●江川紹子(えがわ・しょうこ)
東京都出身。神奈川新聞社会部記者を経て、フリーランスに。著書に『魂の虜囚 オウム事件はなぜ起きたか』『人を助ける仕事』『勇気ってなんだろう』ほか。『「歴史認識」とは何か – 対立の構図を超えて』(著者・大沼保昭)では聞き手を務めている。クラシック音楽への造詣も深い。

江川紹子ジャーナル www.egawashoko.com、twitter:amneris84、Facebook:shokoeg

JRA C.ルメール「泥沼」の21連敗……。 復活の兆し見えた、あの「ライバル」と新潟記念(G3)は人気馬同士のガチンコ対決!

 29日(土)の開催終了時点で13連敗と勝ちあぐねていたC.ルメール騎手だが、30日(日)も勝利はなく遂に「21連敗」まで到達してしまった。

 この21連敗の中で、1番人気はなんと14回。こんなルメール騎手をかつて見た事があっただろうか……。

 これにはいくつかの要因が考えられるが、一つには終日雨が降った日曜の馬場も影響していそうだ。

 ルメール騎手が騎乗する人気馬は、基本的に「スタンダード」な馬場で強い馬である。芝であればキレる瞬発力を持った馬が多く、ダートであればパワーや馬力のある馬だろう。それまでの開催はともかく、日曜に関しては「イレギュラー」な馬場が人気馬を苦しめた可能性も高い。

 そうではなくても、札幌は函館と同じく「洋芝」が張られた競馬場である。ただですら重い馬場なのに、雨で馬場状態が悪化した事は不運としか言いようがない。今週は大好きな札幌競馬場を離れて新潟で騎乗予定のルメール騎手。これが良い「リフレッシュ」になればいいのだが、精神面も含め今週の騎乗も心配は尽きないところだ。

 そんなルメール騎手より、いち早く復調の兆しを見せたのがM.デムーロ騎手だ。

 日曜の最終では、ハイペースで進んだレースを前半は控える競馬を選択した。3コーナー手前から仕掛け始めると、4コーナーでは馬群を縫って進出。前方とはかなりの距離があったが、ゴール前できっちり捕らえ快勝した。

 それまでの33連敗という暗いトンネルを脱したデムーロ騎手。今週は新潟記念(G3)でジナンボー(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)への騎乗を予定している。

 昨年の同レースでも手綱を握ったデムーロ騎手だが、ユーキャンスマイルの末脚に屈し2着と惜敗。前走の七夕賞ではスタートの出遅れが響き9着に敗れはしたが、短期放牧を挟んで調整は順調に進んでいる。

 ジナンボーへの騎乗は昨年の同レース以来となるが、雪辱を果たすチャンスにデムーロ騎手も気合が入っているはずだ。

 ここには、ルメール騎手が騎乗する唯一の3歳馬ワーケアも出走予定。どちらも人気を背負いそうな実績を積んできただけに、レースでは熾烈なバトルが繰り広げられそうだ。

 21連敗中のルメール騎手と連敗を33で止めたデムーロ騎手。これまで日本競馬を盛り上げてきた外国人騎手のパイオニアとして、今週は意地の騎乗を見せてくれるに違いないはずだ。

てんちむ・かねこあや、“元親友”が醜悪な訴訟&暴露合戦…大麻使用、豊胸&詐欺広告

 かつては互いに“親友”と呼び合い、それぞれのYouTubeチャンネルでも仲睦まじい様子を見せていたユーチューバーの「てんちむ」と「かねこあや」。その2人に昨年10月頃から溝ができはじめ、今年に入ってからはそれぞれのSNSを通じて相手を批判する言葉が増えた。

 諍いが決定的になったのは3月。かねこの愛猫が不審な死を遂げたことをきっかけに、互いに非難の応酬を繰り返して絶縁状態に陥った。その後、かねこはてんちむから絶縁状を受け取ったことを明かしつつ、SNSで虚偽を広められたことなどを理由に訴訟を起こすと宣言。さらに、裁判の場でてんちむの“犯罪行為”を暴露するなどと語っていた。

 その後は裁判への影響を考慮してか、てんちむもかねこもお互いの話題に触れずにいた。事態が動いたのは、8月28日深夜のこと。かねこが自身のYouTubeチャンネルで「絶縁裁判の真相全て」と題する動画を公開。

 騒動の発端となった愛猫の死について、不審死を遂げた時に自宅にいた家政婦が殺害したのではないかとの疑惑の目を向けたことについて、自分は家政婦を「疑ったり責任を追及したりしていない」と否定。てんちむが「家政婦がクロ」だと発言し、追及するように助言したと説明した。

 また、てんちむについて、かねこがてんちむにとって“都合の悪いこと”を多く知りすぎているために、口封じをする目的で絶縁しようとしているとの持論を展開。その例として、てんちむが米国でマリファナを使用していた証拠や、他人のYouTubeチャンネルに不正アクセスして動画を削除したことなどを暴露。

 一方、てんちむは、かねこの動画を受けてSNSで、「真実は違っており、話を捻じ曲げられている」と不快感をあらわにした。そのうえで、それ以上発言しても水掛け論になるとして、法廷の場で事実を明らかにしたいとの意向を示した。

 そして29日深夜、「コレコレ」の生配信中にてんちむが出演し、かねこの発言について言及。そこでマリファナの使用について「一度だけ吸ってしまった」と認めた。米ラスベガスで、タバコが切れた際に、喫煙所で勧められて、たまたま1本吸っただけだと釈明。自分で買ったことも所持したこともないとして、違法性を否定。

 さらに、他人のYouTube動画を削除した件についても、交際相手のチャンネルであって、お互いにアカウントを共有していたので、不正アクセスではないと説明した。

 コレコレの配信のなかでは、かねこが暴露した疑惑のほかにも、てんちむの“豊胸疑惑”が話題にあがった。てんちむは豊胸することなく、サプリやブラによってバストサイズがAからFになったなど商品を紹介してきたことから、豊胸が事実であれば詐欺ではないかとの指摘が出たのだ。

 これに対しててんちむは、豊胸手術を受けたことがあると疑惑を認めた。ステマとの指摘については、豊胸は受けたもののすでに効果がなくなっており、バストのサイズアップはあくまでも自身の努力の成果だと主張し、指摘は当たらないとの見解を示した。

 だが、この説明に納得いかないとする声が多く、「豊胸してないって言ってたことは嘘だったのに、謝罪もせずに変な言い訳するとか、ただの詐欺じゃん」「豊胸の効果が消えて、自身の努力で大きくなったとか見え透いた嘘で逃げようとしている」などと批判が殺到。てんちむは「今回、一部のお話でショックを受けさせてしまった皆様、申し訳ございません。いろんな意見があると思いますが、しっかり受け止めて反省し、前進したいと思います」と謝罪のコメントを出した。

 てんちむは自身の疑惑について釈明しただけでなく、かねこの疑惑も暴露した。かねこはかねて、自身のYouTubeや自著などで、過去に婚約者と死別した悲恋を紹介しているが、その元婚約者が「生きている」と暴露。

 お互いに泥沼の暴露合戦の様相を呈してきている。今後、どのような結末を迎えるのだろうか。

(文=編集部)

巨人・坂本勇人と橋本環奈の熱愛を示している? 『アッコにおまかせ!』の恋愛スクープ暴露からネットで拡散

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

橋本環奈&井手上漠マネージャーInstagramより

 巨人・坂本勇人選手と橋本環奈が交際しているという噂が、31日から一気にネット上に広がっている。Twitterなどで「付き合ってるってマジ?」と真偽不明の噂が拡散しつつあるのだ。

 発端は8月30日放送『アッコにおまかせ!』(TBS系)で放送した、スポーツ新聞記者や芸能ジャーナリストらによる下半期恋愛スクープ暴露企画だ。これからスキャンダル報道が出そうだと見られているタレントの名前をイニシャルで暴露する、番組恒例のコーナーである。

 そのなかで芸能ジャーナリストの松本佳子氏は「超人気スポーツ選手Sとある人気女優が熱愛!?」と証言。松本氏は、Sは「とにかくイケメンでしかも高収入」であり、相手の人気女優は「ドラマ・バラエティで活躍する人気者」だと明かしたうえで、「スポーツ選手Sに人気女優がぞっこんで、追っかけ愛を実らせたらしい」と馴れ初めについても語っていた。

【最新版】マイナポイントがついに開始! 一番お得な決済サービス会社は結局どれ?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

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『フォールガイズ』『カニノケンカ』ヒットの予感…気軽さ&荒唐無稽さ、やみつきに

 ゲームから久しく離れていた方にとって、人気ゲームとは「大手メーカーが作っているもの」という認識が根強いままかもしれません。ですが昨今は、小規模な会社や個人が開発した個性的なゲームが、大きな存在感を放つようになっています。

 あの『マインクラフト』もインディーズ作品としてスタートしたゲームですし、日本のRPGやシューティングに色濃い影響を受けている『アンダーテール』や、よゐこの濱口優氏が勝手に命名した“ふにゃべえ”の愛称でも知られる『ヒューマン フォール フラット』など、Nintendo Switch(以下、Switch)やPlayStation 4(以下、PS4)で遊べる知名度の高い作品も増えてきました。ちなみに少しマイナーですが、ウェブ媒体の編集長として掲載記事を取捨選択するゲーム『ヘッドライナー:ノヴィニュース』も、筆者が自信を持ってオススメできるインディーズ作品のひとつです。

 もちろん、開発費をたっぷりかけた大手メーカーの作品は、相性さえ合えば途方もなく遊べるわけです。ただ、それには良い面だけでなく悪い面もあり、ちょっとした空き時間に遊ぼうとすると、始めるにも終えるにもだいぶ思い切りが必要になってきます。

 とくに対戦ものはスポーツと同じく、それなりに練習をしていないと十二分には楽しめないもの。また勝負は時の運であり、必ずしも楽しい気分で遊び終えられるとも限りません。筆者は『スプラトゥーン2』をよくプレイしているのですが、仕事の締め切りが重なっている時期はあまり起動する気には……まあ、つい遊んでしまって後悔することも無きにしもあらずですが(笑)。

 新型コロナの影響もあり、大手からのリリースが減っている今、気軽に楽しめるインディーズタイトルに目を向けないのは少々もったいないこと。そこで今回は、SNSや動画配信などで話題であり、今後もさらに盛り上がりそうな2本の作品『フォールガイズ アルティメット ノックアウト』 (英題: Fall Guys: Ultimate Knockout)と 『カニノケンカ -Fight Crab-』を取り上げます。

『フォールガイズ』

 まずは『フォールガイズ』ですが、SNSなどですでにこの“タラコ人”的な、かわいいキャラを目にした人も多いのでは? 本作はPS4とSteam(PCゲーム用のプラットフォーム)で遊べるゲームで、人気のあまり「世界で最もライブラリーに追加されたPS Plusのフリープレイタイトル」(プレイステーション公式ツイッター 8月26日のツイートより引用)になったそうです。また、発売元のDevolver Digitalによれば、PC版もすでに700万本以上売れているとか。

 その内容は、ネットワークを使って最大60人で対戦する障害物競走&鬼ごっこ&生き残りゲームといったもので、1回の対戦(エピソード)につき4から6の競技(ラウンド)をプレイして勝者を決めます。ただ、60人全員が全ラウンドをプレイするわけではなく、ラウンドごとにどんどん脱落者が出て、最後の1人が決まるまで勝負が続くのです。パーティーゲーム的なゆるさがありながら、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)』や『テトリス99』といった、いわゆるバトルロワイヤル系の面白さを併せ持ったゲームと言えるでしょう。

 ここまで読み進めて、なんとなく人気テレビ番組『SASUKE』や、そのルーツとなった『風雲! たけし城』を思い出した方もいるかもしれません。ご存じの方も多いように、これらの番組は海外での人気も高く、また『Wipeout』など、コンセプトの似た番組が作られたりもしています。ああいうノリが世界共通で、しかもゲームでもウケたことはちょっと意外ですが、どこか納得でもありますよね。

 競技の内容も「チームでの大玉転がし」「ステージ上で回転する棒を避け続ける」「しっぽの奪い合い」など、とても単純ですが、だからこそ遊びやすく、他のプレイヤーを妨害して楽しんだりもできます。かつてファミコンキッズだった世代の方は、『アイスクライマー』や『ダウンタウン熱血行進曲』を60人同時プレイするような状態を想像してみてください。おおむねそれで合っています(笑)。

 さすがに60人対戦だけあって、最後まで勝ち抜くのはなかなか難しいのですが、参加者が多いだけに各ラウンドを突破することはさほど大変でもなく、初心者が最終ラウンドまで生き残れることも珍しくはありません。しかも最終ラウンドまで遊びきっても所要時間は10~15分ほど。本当に気軽に遊べるゲームなのです。

 今ならゲームを購入しなくとも、PS Plusに1カ月加入するだけでもプレイできるので(2020年8月31日中に加入すれば、加入期間中は遊び放題)、「家にPS4はあるけど、最近あまり遊んでないなあ」なんて方にはとくに合いそうな気がします。

『カニノケンカ』

 続いては、SwitchとSteamでプレイできる『カニノケンカ』。画面を見てのとおり、カニ同士で殴り合いをするという大胆なテーマの作品です。一応、「不死のカニによって支配された地球で行われる、甲殻類最強決定戦」的なバックグラウンドもありますが、特に意識しなくても問題ないでしょう。カニたちは不死身なので、いくらダメージを与えても死にません。が、ひっくり返して3カウントとることで倒すことができます。

 プレイヤーはカニの2本のハサミをそれぞれ動かし、パンチしたり、爪で挟むなどして、相手のカニと戦うことになります。ちなみにSwitch版は、Joy-Con(L)とJoy-Con(R)を左右の手で持ち、腕の動きと左右のハサミの動きを連動させることも可能です! PC版がカニを操るゲームだとすれば、Switch版はカニと一体化できるゲームになりました(笑)。

 不死身のカニといえども、ダメージを与えれば与えるほどひっくり返しやすくなるので、効率よくダメージを与えることが大切。ハサミで殴ったり、武器を使って戦いましょう。……そう、本作に登場するカニたちは器用に武器を使いこなします。両方のハサミにヌンチャクを持ってブンブン振り回す、アザラシやスクーターに騎乗する、両腕にジェットを付けて体当たりするなど、かなり自由な戦い方が可能です。そんなカニたちの戦う姿はどこかひたむきというか、健気にも感じられ、プレイするうちにだんだん愛着が湧いてきます。

 登場するカニたちは実在するものばかり(架空のカニを考えるほうが大変な気もしますが)。ゲームバランスを整えるためにある程度大きさが揃えられていますが、能力はそれぞれの形状に基づいて導き出されています。また、その動きも物理演算によって生成される、実在感のあるものです。

 本来なら絶対に強弱を比べられないであろう、大剣を使いこなすヤシガニと、巨大ハンマーを携えたタラバガニによる夢の対決。そのリアルと荒唐無稽の境界線上にある死闘を目の当たりにすれば、もはや笑いをこらえることは至難でしょう(笑)。

 なお、本作は一発ネタ的にも楽しいのですが、それだけでは終わらない、しっかりとした“食べ応え”のある作品です。ひとりで楽しめるモードがあるのはもちろん、ゲーム機1台で対戦や協力プレイもできるので(大型テレビがあればなおよし)、家族みんなで遊ぶのにもピッタリです。

 さらにネットワークを使って、遠方の友人やまだ見ぬライバルたちと戦うこともできるので、相性がよければかなり長い期間プレイし続けられるかも?

 今回紹介した両作品は、ゲーム系のストリーマーやVTuberなどがよくプレイしている作品なので、実際に遊んでみる前に、動画やLIVE配信を探してみるのもいいかもしれません。どちらもネタバレを気にする類ではありませんし、動画を見ることで、自分では見つけられなかった遊び方に気がつく事もあります。そうしたゲームへの接し方もまた、今の時代ならではと言えるのではないでしょうか。

(文・写真=高橋祐介/ライター、ゲーミング蟄居)

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JRAルメール「21連敗」でもリーディングはほぼ当確!? 最大のライバル騎手が抱える勝負弱さも浮き彫りに……

 先週の札幌競馬は土日ともに1番人気が全敗の24連敗と大荒れ。23日の6Rから数えて31連敗となり、本命党には苦難が続いた。

 この波乱続きの原因となったのは現在、全国リーディングでトップをひた走るC.ルメール騎手だ。29、30日の2日間で15鞍に騎乗したものの、1番人気馬10頭を確保していたにもかかわらず、未勝利に終わった。ルメール騎手自身も2017年1月21日、22日の中山競馬以来となる土日の騎乗機会0勝は3年7か月ぶりの大スランプとなった。

 これだけ大型の連敗を続けてしまうと、リーディング1位の座も黄色信号がチラついてくる。だが、12勝差の2位で追う川田将雅騎手もいまひとつ波に乗れていないのが実情だ。

 8月の開催を終えてこの1ヶ月間、2人の成績を比較してみるとルメール騎手の【21-16- 8-34/79】に対し、川田騎手は【13- 8- 8-29/58】に過ぎない。勝率、連対率、複勝率すべてでルメール騎手が上回っている。

 数年ぶりの大スランプがあったとはいえ、ルメール騎手のリーディングはまだまだ安泰といえるだろう。

 川田騎手にとって大きなネックとなっているのは、重賞での勝負弱さだ。今年のJRA重賞は【3- 2- 3-27/35】 と物足りない成績。3月のオーシャンS(G3)をダノンスマッシュで制して以降はさらに深刻で、【0- 1- 2-21/24】 の24連敗中である。

 重賞ではなかったとはいえ、2番人気ダノンチェイサーに騎乗した日曜小倉11R小倉日経オープンも、詰めの甘さが目立つ内容だったかもしれない。

 12頭立てで行われたレースは、先手を主張したステイインシアトルが逃げて淀みのないペースを演出した。ダノンチェイサーは好スタートを決めたこともあり、これを2番手追走の積極的な位置取り。直線入り口では早々と先頭に立って押し切りを図ったものの、末脚の伸びを欠き、差し馬の餌食となってしまった。

 川田騎手はレース後に「体つきも気持ちも1800mでは長くなっています。条件を変えて、改めてですね」とコメント。先行勢が総崩れしたレース展開を唯一3着に粘り込んだ馬の強さは際立ったが、川田騎手の強気過ぎる乗り方も結果的に裏目に出たともいえる内容だ。

「得意の小倉開催で勝ち数を伸ばしておきたかったところですが、強い馬で押し切ればいいだけの平場はともかく、メインレースでの苦戦は続いていますね。札幌を主戦場にしているルメール騎手と被らない夏競馬で少しでも差を詰めないと、直接対決の増える秋競馬での苦戦は明白です。

途中まで1位だった昨年も同じような状況で逆転を許していますから、今年のリーディング奪取はもはや絶望的といえるでしょう」(競馬記者)

 勿論、3位の福永祐一騎手に30勝以上の差をつけて単独2位の成績は十分に立派であることは確かだ。

 だが、日本人騎手としてはトップに立った川田騎手にとっても”目の上のこぶ”といえる存在となっているだけに、ルメール騎手を倒さない限り、全国リーディングの座は手に入らない。

 もう一段ギアをあげないと天敵であるルメール騎手の牙城を崩すことは至難の業となりそうだ。

 秋の川田騎手の奮起に期待したい。