SNSで見る、今ドキ高校生の“つながり”事情~「たむろする」若者を見かけなくなったワケ

 

SNSでの“つがなり”が増えれば、人間関係構築の仕方も変わるはず。今回のインタビュー対象は若者代表として、女子高生ミスコン/男子高生ミスターコンの過去出場者の5人。情報収集ツールとしてではなく、つながりの側面からSNSがもたらす「今ドキ高校生の対人関係」について教えてもらった。

「Twitter教えて?」はあいさつ、SNSは“会話の距離感”によって使い分け

 

LINE、Twitter、Instagramなど、さまざまなSNSが高校生に普及していく中、それぞれの使い分けがあると仮定して高校生たちに質問をしてみた。ヒアリングの結果、各SNSやその機能で下記のような特徴を見つけることができた。

表

★ポートフォリオ型:
ポートフォリオとは、アーティストやクリエイターが自分の実績や能力をアピールする目的でつくった写真集など作品を集めたもの。SNSでは、「こういう人物だと周りに思われたい!」など理想の自分を意識した投稿をストックしていく使い方のこと。

★共有/発散型:
「きいてきいて、今ね~」といったように、その時々に楽しかったこと・やっていることなどを周りに語りかける使い方のこと。

Q.1 1番最初に交換するSNSはどれ?

圧倒的に多かったのはTwitter。その理由としては、「ちょうどよい距離間を保てるから」。

*高校生たちの声

―LINEはプライベートな気がするし、最初に交換するのは少し気が引ける。

―すごく仲良くなったらLINEを交換するけど、まずはあいさつ的に「Twitterやってる?」と聞いちゃうから、そこから始まるかな。

―Twitterを交換して、プロフィールにInstagramへのリンクへを付けていて、そこからTwitterやInstagramを通して心が開いたり、話が弾んだらLINEに切り替える!

LINEを交換する機会も多いようだが、主に学校まわりなど比較的身近な存在に対してという印象を持った。特に交友関係が広いほど、最初に交換するSNSはLINEよりもTwitterだという子が多い傾向にあり、最近はInstagramを最初に交換する機会も増えてきたという声も。

これは、SNSによって友達の幅が広がった現代の高校生ならではの意見といえるのではないだろうか。TwitterやInstagramは自己表現のツールとしても機能しているので、こだわりを持っている投稿が多く、出会ったばかりでもそこから互いの趣味嗜好を知り、仲良くなることにもつながるようだ。

また、「LINEの方がプライベート用」という意見には、それぞれのSNS通知のオンオフ事情にも関係してくる。一般的にLINEの個人同士のメッセージでわざわざ通知をオフにすることは少ないが、TwitterやInstagramはいいねやリプライ、更にはダイレクトメッセージと反応が多いことから通知はオフにしていることが多いという。暇な時に自分から開いて見るため、TwitterやInstagramへの返事は「いつしてもよい」=「多少遅れてもよい」という暗黙のルールがあるようだ…。

Q.2 最近よく発信するSNSは何ですか?

Twitterはあいさつ代わりに交換するという意見の一方、最近はInstagramのストーリーズ機能※の方を頻繁に使う傾向にあるもよう(Twitterの投稿ももちろんするが)。

Instagramでもタイムライン投稿ではなく、ストーリーズというのがポイントだ。

※タイムラインとは別に、写真や動画を投稿できる機能。24時間で自動的に削除される。


*高校生たちの声

―今までTwitterで投稿していたことを、最近はストーリーズで投稿することが多くなった!

―TwitterやInstagramのタイムライン投稿はいいね数が見えるから、こだわっている写真や内容のみを投稿するので頻度は下がる。

―逆に、ストーリーズは24時間で消えるし、自分にだけ反応が見えるようになっているので、日々の日常を気軽に投稿できる(1日3~5回は投稿する!)。

Twitterといえばリプライに大勢の人が加わり、会話が盛り上がりを見せるというイメージがあるが、何げない会話が拡散されてしまうリスクがあるという。人によっては、メインアカウントとは別に「リア垢」※と呼ばれる鍵アカウントを開設し、メインアカウントと使い分けをしている子もいる。またアカウントによって言葉遣いを変えているのも、彼ら世代の特徴といえる。ネガティブ発言やくだらないツイートはリア垢でしかしない、という使い分けもあるようだ。

一方でストーリーズでは、会話は1対1のダイレクトメッセージに移行する仕様になっているので、他人にのぞかれる心配もない。これも最近人気になっている理由の一つであろう。

昨今、SNSでの炎上が問題視されている中、このあたりは、さすがスマホネイティブ世代といわざるを得ない切り替えだ。

※頻繁に会ったり、連絡をとったりしている仲のよいの友人と交流するために設けるアカウントのこと。

ネッ友にとどまらない交流の広がり

 

先述のように、TwitterやInstagramのストーリーズでは、手軽に聴いている音楽や、いる場所などの現在情報を公開することができ、それが会話のきっかけにもなる。

一度会っただけの人と親しくなること、SNS上で知り合った人と直接会うことは、恐らく大人たちには多少ハードルが高いだろう。大体は薄い関係で終わってしまう。しかし、SNSを駆使する高校生にとっては当たり前のように攻略できることだ。

下記に挙げるのは、コミュニティーが広く複雑になった今ドキの高校生ならではの関係構築のモデルケースといえるだろう。

ケース1 SNSを通じて、「知り合い」から「友達」に

友達の友達、もしくは数回程度だけ合ったことのある人と、SNS無しでは発見の機会なかった共通の趣味や互いの魅力を知り、「知り合い」という関係から「友達」に昇格する。

ケース2 SNSをきっかけに、「ネッ友」から「リア友」に

趣味嗜好を通じて仲良くなり、共通点が多いため、イベントへの参加などリアルでも実際に会う。ただし、この際に、相手のSNSの投稿内容や共通の友人チェックは欠かせない。

SNS最新トレンド~「盾」として機能するハッシュタグ~

 

続いては、最近高校生の間のSNSトレンドについても紹介していきたい。まずはハッシュタグから。以下が今、よく使われているもの。

① #l4l または、#lfl
Like for Likeの略で、いいねするからいいねしてね、という意味。

② #いいね返し
①同様、いいねするからいいねしてね、という意味。

③ #f4f または、#fff
Follow for Followの略で、フォローするからフォローしてね、という意味。

④ #○○ #とは
○○にキーワードを入れ、その後さらにハッシュタグで「#とは」とつけることで疑問視していることを伝えるもの。例:「#インスタ映え #とは」「#ダイエット #とは」

①~③については、先にも述べたように、いいね数やフォロー数が不特定多数の人に見られていることによるトレンドでしょう。いいねやフォロワー数は気になるが、あからさまに数字を増やそうとしている必死さが伝わるのはダサくて嫌。こうしたハッシュタグが、ある種「盾」のような役割をしてくれているのかもしれない。

また、盾としての役割は④の「#○○ #とは」にも共通していえる。昨年末に「#インスタ萎え」がトレンドとなったが、これは「インスタ映え」に感じるストレスの表れ。この社会的風潮にあらがって、インスタ映えな投稿を正当化する分かりやすい事例として「#インスタ映え #とは」が挙げられる。

いいね数があるのでインスタ映えからは逃れられないが、いまだにインスタ映えを狙っていると思われるのは恥ずかしい。「#インスタ映え #とは」とハッシュタグを入れることによって「インスタ映えを狙う投稿は恥ずかしいけど、それを分かった上で投稿してます」という演出をしているのだ。

続いては、Instagram投稿のトレンド。Instagramでは、ストーリーズのシェア現象が起きている。これは、相手の投稿したストーリーズをスクショし、そこに相手への返事を追加した上で自分のストーリーズとして投稿するというもの。@で相手のアカウント名を追加することで、相手へ通知することも。

これは、Twitterのリツイートの使い方からの派生ともいえるだろう。前述したように、Instagramのストーリーズは1対1のメッセージしかやりとりできないが、他の人にもこのやりとりを見せたいという時には弱点となってしまう。これを克服するためのテクニックといえる。

SNSでつながるから、“空間を共有する”に

最後に、インタビュー内で驚いた高校生のSNS活用方法についても挙げておきたい。

その1 彼氏と朝までLINE通話(ほぼ無言)

夜にLINE通話して寝落ちするというのはよくある話なのだが、今回インタビューに応じてくれた女の子の場合は午後9時から通話を始め、朝までずっと通話状態にしておくそう。なんとその間ほとんどお互い無言だという。スマホをいじったり、漫画を読んだり、宿題をするのもそれぞれ自由、まるで一緒に同じ家にいるかのような感覚なのかも?

その2 LINEで「人狼ゲーム」※

私も初めて知った、LINEの便利ワザとして人気の高い「人狼ゲーム」。
人狼ゲームは大勢で集まって楽しむ心理戦だと思っていたのだが、今ではLINEのグループで遊べるものに。LINEのグループにbotアカウントである「人狼GM」を追加すれば出来るという非常に手軽な仕組み。

※プレイヤーのグループを一つの村に例え、村人と村人を装った狼(人狼)に分かれ、誰が人狼かを探りながら戦う心理ゲーム。
 

その3 彼氏/彼女のSNSアカウントの交換

一時期、カップル同士で日々の日常をつづったノロケ用のTwitterアカウントを開設することがはやっていた。今では、それぞれの個人アカウントのパスワードを交換し、自分のアプリに追加することがはやっているよう。相手のアカウントを使って投稿するわけでもなく、アカウントを共有していることに満足感を覚えるようだ。

SNS=つながりのイメージを持つ人も多いと思うが、彼らはただの線でのつながりでしかなかったSNSの使い方を独自に発展させ、空間を共有するツールに昇華させていた。

ティーンの流行の移り変わりは目まぐるしく、半年もすれば次のネタに走っているだろう。広告会社として考えるべきなのは、昨年はうまくバズったからといって、今年も必ずしも同じ手法では通用しないこと。
彼らの心をつかむには、この変化のスピード感についていくことも大事だ。

ストリートカルチャーはSNS上で発展している

「ギャルはどこに消えたの?」「読モって昔ほど目立っていないよね…」。そんな疑問を私は抱えていた。しかし今回の調査を通じて、渋谷のセンター街などの道端でたむろう若者が少なくなった理由が見えてきた。

若者に元気がなくなったと考える大人たちは少なくないが、実はその熱量はSNS上で繰り広げられている。さらにいえば、その熱量は分散してきており、より目に見えにくくなっている。

今までの環境では、時間的にも金銭的にも一つのコミュニティーに注力しなくはならなかった。その中でストリートという場は、同じ趣味嗜好やマインドを持っているなどの共通項のある人たちとの情報交換、そして交友関係を広げるツールとして機能してきた。

ところが、インターネットの登場によって、おおよそのトレンドは理解した上で、自分の趣味嗜好を極めることができるようになった。それがさらにSNSの普及によって、直接同じ場所に集まらなくても情報交換し、空間を共有することができるようになったのだ。

かつて、渋谷のプリクラのメッカ前は「サー人」と呼ばれる、イベサー・ギャルサーに所属してる10代の若者の集合場所であったが、今ではあまり見かけない。しかし、連載第4回でも述べたようにギャルマインドを持つ女の子たちは健在で、ギャル文化はまだまだ熱い。少しでよいので目を凝らしてSNSを見れば、そのことは再発見できるだろう。

【女子高生ミスコン】

「女子高生ミスコン」(http://jkmisscon.jp/)とは?

全国で女子高生は約172万人。その中で30万件以上のエントリー(2017年度実績)を獲得しナンバーワンを決める、女子高生が選ぶ女子高生のためのミスコン。このミスコンの新しいところは、日本全国に設置されているプリクラ機でエントリー&投票可能なところ。選考過程では一般の方が主体となり、グランプリ決定までの過程を視聴者参加型で楽しめます。

【オフィシャル番組】https://www.youtube.com/channel/UCEeyy_fypedVHh1Lscu16CQ

【Twitter】http://j.mp/JKmisscon_Tw

【Instagram】https://www.instagram.com/jk_misscon/

【男子高生ミスターコン】

「男子高生ミスターコン」(https://dkmrcon.jp/)とは?

全国の男子高生の中から“日本一かっこいい男子高生”を決めるコンテスト。人気カメラアプリSNOWにて初のオリジナルスタンプでのエントリーが可能に。SNOWやTwitterなど、男子高生が普段の生活でよく使うアプリで審査が展開される、日本最大級の男子高生オーディションプロジェクトです。

過去には、雑誌「Popteen」や舞台などにも出演し人気俳優への階段を上っている本田響矢さん、AbemaTVの番組『オオカミくんには騙されない♡』への出演等で女子高生から抜群の人気を誇る那須泰斗さんらを輩出しています。昨年グランプリに輝いた高橋文哉さんも活躍中です。

【Twitter】https://twitter.com/DKmrcon

【Instagram】https://www.instagram.com/dkmrcon.gram/

 

「安倍首相が米朝会談開催地を進言」が本当なら大失態! シンガポール・セントーサ島は日本が朝鮮人慰安婦を連行した場所

 明日12日、シンガポールで開催される米朝首脳会談。これに先駆け7日、米国でトランプ大統領との首脳会談を行った安倍首相は、拉致問題への言及の確約を取り付けたと嘯くが、この間、米朝韓と中国を中心に進められた対話路線への交渉から完全に“蚊帳の外”に置かれたことを考えれば、会談が終...

北海道で“ボールパーク”を共同創造しませんか?

2018年3月に設立された「北海道ボールパーク」は、北海道日本ハムファイターズ(以下・ファイターズ)、日本ハム(以下・日本ハム)、電通の3社が出資した合弁会社です。

この設立の背景にあるのは、23年の開業を目指して着々と進んでいる、ファイターズのボールパーク構想。電通がこのプロジェクトに携わる狙いを、社内のプロジェクト推進リーダーであるスポーツ局・若林亮部長に聞きました。

【目次】
「ボールパーク」と「野球場」はどう違う?
日本のスポーツビジネスはかつてない拡大・発展期に!
ボールパークという空間をあらゆるジャンルのパートナーと“共同創造”する
 
電通スポーツ局・若林亮
電通スポーツ局・若林亮

「ボールパーク」と「野球場」はどう違う?

ボールパークとは、野球場を中心として周辺に商業施設やホテル、レストランなどが併設されている空間の総称です。

ボールパークは単なる球団事業ではなく、人々の生活を豊かにする「街づくり事業」「都市計画事業」という側面も持っています。例えば米メジャーリーグ(MLB)では、各球団が行政も巻き込みながら、スタジアム・商業施設・アトラクション・公園など、さまざまな施設・要素で複合的に構成されるボールパークを建設しています。

そうすることで、野球ファンはもちろんのこと、野球に関心のない人々も広く引きつけ、市民の日常生活における重要な構成要素として、地元に溶け込み・親しまれることを目的としています。

電通がファイターズのボールパーク構想に携わる理由は大きく二つあります。

一つは、スポンサーシップ権や球場の看板広告の販売などといった既存の電通のスポーツビジネスの延長線上で、ファイターズのお手伝いをすること。

もう一つは、ファイターズと共同で新しいビジネスモデルを構築することで、東京オリンピック・パラリンピック以降の日本のスポーツビジネスの持続的成長に貢献する、ということです。

北広島市に建設を予定するボールパークのイメージ図
北広島市に建設を予定するボールパークのイメージ図。野球場を中心に、各種商業施設、宿泊施設、アミューズメント施設、市民のコミュニティースペースなどが一つの大きなボールパークを構成する

日本のスポーツビジネスはかつてない拡大・発展期に!

13年のIOC総会で東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定されて以降、日本のスポーツビジネスが未曽有の拡大・発展期に突入していることは、皆さんも何となくお察しかと思います。

スポーツ庁からは、12年時点で5.5兆円規模だった日本のスポーツ市場の規模を、20年までに10.9兆円、25年までに15.2兆円へ拡大させる目標が示されています。スポーツビジネスは、超高齢化社会に伴い国としての成熟・衰退期を迎える「課題先進国」日本を、経済的にもムード的にも盛り上げていくと期待されています。

日本のスポーツ市場規模の拡大
出典:スポーツ庁・経済産業省「スポーツ未来開拓会議中間報告」(2016年6月)

一方で、中国のスポーツビジネスバブルを背景に放送権を中心とした各種権利料が高騰したり、OTT(※)をはじめとする新しい市場にDAZNやAmazonなどの新しいメガプレーヤーが台頭したりと、ビジネスの枠組みを変えるような大きな波が押し寄せてきています。

電通もこうした状況を受け、従来のようにスポンサーシップや放送権のエージェンシーとして機能してきたビジネスモデル以外の、新しいモデルを構築する必要が出てきました。

※Over The Topの略で、インターネット回線を通じて動画、メッセージ、音声などの配信を行う事業者のこと。動画配信を行うYouTube、メッセージ機能・音声通話ができるLINE、Skypeが代表的な例。複数のデバイスで同じ内容にアクセスできるという特徴がある。

 

ボールパークという空間をあらゆるジャンルのパートナーと“共同創造”する

ボールパークシンボル
青い四角は北海道の鮮やかな空を示し、底辺の緩やかなカーブは北海道の広大な地平線と新球場の屋根を想像させ、七光星は東の空から上る新たな希望の光、新しい未来の幕開け宣言であり、道民の誇りの象徴

ファイターズのボールパークは23年の開業を目指しており、建設候補地も北広島市総合運動公園に内定しました。このボールパーク建設計画を推進していくのが、日本ハム、ファイターズ、電通の合弁会社である「北海道ボールパーク」です。

ボールパーク建設に先立ち、このボールパークという空間を一緒に創造していくパートナー企業とのマッチングの領域を、電通が中心になって取り組んでいます。

まだまだカチッとした枠組みは決まっていませんが、さまざまなパートナー企業とともに、それぞれの強みを持ち寄りながら、最高のボールパークを実現したいと思っています。ボールパークには、以下の3つの重点テーマがあります。

ボールパーク、3つの重点テーマ

このテーマに沿って、例えば、以下のようなことを考えています。

  • テクノロジーを活用した新しいスポーツ観戦体験を設計する
  • 北海道らしい温泉やサウナなどを併設し、近隣の方に日常の中で「普段使い」をしてもらう
  • 地元の食材を利用したレストランやカフェを作って今まで野球観戦しようと思わなかったライト層にも足を運んでもらう

こうしたことを実現するには、従来のスポーツ施設の概念に収まらない、多様なジャンルのパートナーが必要です。

ファイターズの主催試合だけで年間に約200万人のファンの動員が見込まれるボールパークを「次世代の事業・マーケティングを試みる、最先端の実験場」として活用いただくこと、そして企業と社会の持続的な成長に役立てていただくことで、パートナー企業とWin-Winの関係を構築することをイメージしています。

既存の事業・マーケティングモデルから脱却するきっかけを探しているクライアントから、スポーツを軸に新しい仕掛けを考えている電通グループ社員まで、皆さんと一緒に、最高のボールパークを“共同創造”したいと思っています!

本連載では、ボールパークのコンセプトづくりを担当している同期の小布施典孝氏(3CRP局)をはじめ、ボールパークに携わるキーパーソンが登場し、どんな夢を実現していくかのビジョンを徐々に皆さんにお伝えしていきます。お楽しみに。

ボールパークに関わるスポーツ局・3CRP・BD&A局のメンバー
ボールパークに関わるスポーツ局・3CRP・BD&A局のメンバー

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認知症ケア、オキシトシンの分泌とスウェーデン式ハンドケア(タクティール)

オキシトシンとは

オキシトシンは「幸せホルモン」「抱擁ホルモン」とよばれています。セロトニン(多幸感)やドーパミン(興奮・やるき)の分泌を促す。血圧低減効果があリ、認知機能を促進させるといわれています。

良好な対人関係を築いたり、恐怖心をなくす、ストレスを緩和させる、同胞意識が強くなるなどのは、オキシトシンの分泌が大きく関わっていると言われています。

オキシトシンの分泌の促進

このホルモンの分泌を促進させる方法は、スキンシップです。またペットなどに触れる等でも促進されます。

ある一定の方法で手や足背中などのマッサージすることでオキシトシンを分泌させ、認知症の行動障害を緩和させようとするのがスウェーデン式ハンドケア、タクティールです。

認知症緩和ケアとスウェーデン式ハンドケア

スウェーデン式ハンドケア、タクティールは「認知症緩和ケア」の補完的技術として日本に輸入されました。

「認知症緩和ケア」はスウェーデン、シルヴィアホームにて発祥しました。自分の母親が認知症にかかったシルヴィア・グスタフ王妃はその処遇に失望し(それまでのスウェーデンにおける認知症ケアは目に余るものがあった)、国家的事業として認知症ケアに取り組むよう専門家チームが組織されました。バルブロ・ベック=フリーズ教授の指揮のもとモデルとなる施設を設立、そのホームはシルヴィアホームと命名され理想的なケアの研究と実践が行われました。このホームで行われたケアは、「認知症緩和ケア」と名付けられ、日本に10数年前に輸入されました。

スウェーデンハンドケア、タクティールはオイルを使って、両手、両足、背中をある方式、方法に従って触れるようにソフトタッチする特殊なマッサージ方法です。

1カ所の施術には20分ぐらいかかります。一カ所、手のマッサージだけでも十分効果が期待できます。

個人的施術後の感想

ものすごくゆったりした気分になります。眠たいに似てるけどちょっと違う感覚です。でも決して不快じゃないです。イライラや不安感がなくなるというのは本当かもしれません。

認知症の方も同じ気分になるのなら、徘徊や行動障害が起きる前に、20分その方に寄り添うことが、より効果を生むような気がします。

実は私、日本ハプティク協会という団体のインストラクター認定を受けております。お試しになりたい方はお気軽に連絡ください!

 

 

 

 

投稿 認知症ケア、オキシトシンの分泌とスウェーデン式ハンドケア(タクティール)近未来福祉研究所BLOG:特別養護老人ホームやデイサービスセンターの経営者向け情報 に最初に表示されました。

世界の企業から学ぶ「イノベーションの成功ポイント」

皆さんこんにちは。前回は、スタートアップ企業のイノベーションを支える、シリコンバレーの生態系と「失敗を奨励する文化」についてご紹介しました。今回は、経営戦略の大家であるロバート・バーグルマン教授が行うスタンフォードビジネススクールの名物授業、「Strategic Management of Technology and Innovation」を通じて、私が実際に学んだ、大企業のイノベーション事例をご紹介します。

授業の様子。ロバート・バーグルマン教授と、スタンフォード学生から絶大な人気を誇るロブ・シーゲル講師のタッグによって進行します。中央の黒服の方は、デジタル決済の草分けであるペイパル社のCOO、ビル・レディ氏。豪華なゲストスピーカー陣から学べるのが魅力です。
授業の様子。ロバート・バーグルマン教授と、スタンフォード学生から絶大な人気を誇るロブ・シーゲル講師のタッグによって進行します。中央の黒服の方は、デジタル決済の草分けであるペイパル社のCOO、ビル・レディ氏。豪華なゲストスピーカー陣から学べるのが魅力です。

事例1:Alphabetを支えるイノベーション工房、X(エックス)の挑戦

数ある事例の中で最も印象に残っているのが、Googleの持ち株会社であるAlphabetの傘下でイノベーション工房として活躍する、X(エックス)と呼ばれる独自組織の事例です。Alphabetは、日本最大であるトヨタ自動車(約25兆円)の3倍以上という圧倒的な時価総額を誇るビッグカンパニーで、2018年5月9日時点での時価総額7520億ドル(約83兆円)。その成長の一端を、Xが支えています。

Googleの共同創業者であるラリー・ペイジ氏の肝いりで発足したXは、「ムーンショット」(※)と呼ばれる革新的なニュービジネスの種を生み出すことを使命としています。例えば自動運転の分野は、Xによって深耕されたのちWaymoという事業会社にスピンアウトされた実績があります。

※ムーンショット…“50年以上前、アメリカ大統領のジョン・F・ケネディは次のように述べて、世界の夢をふくらませた。「我が国は目標の達成に全力を傾ける。1960年代が終わる前に、月面に人類を着陸させ、無事に地球に帰還させるという目標である」。こうして、ムーンショット(月ロケットの打ち上げ)という言葉は、「困難な、あるいは莫大な費用のかかる取り組みで、実現すれば大きなインパクトが期待できるもの」を意味する用語となった。”
出典:ダイアモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー「ムーンショットー未来から逆算した斬新な目標」から抜粋

 

Xが機能する上で重要と思われるのが、「組織の独立性」「スピード重視のプロセス」「失敗を奨励する文化」の3点です。

言わずもがなですが、大企業が存続できるのは既存事業の収益があるからです。これが揺らぐことは最も避けるべき事態であり、競争力を維持するために常に注力が必要です。しかし経営陣が同時に考えなくてはならないのが、新しい事業価値をつくること、つまりイノベーションになります。しかしイノベーションへの取り組みの悩ましいところは、すぐに収益を生み出すとは限らないことです。人件費を含めさまざまなコストが掛かる中で、例えばそれを横目で見つつ既存事業に従事する社員からすれば「誰のおかげで食べていけると思っているんだ」と言いたくもなるでしょう。このような摩擦はイノベーションを担う組織に独立性が求められる理由のひとつと考えられます。

イノベーションを生むという使命を全うするために、周囲から適度な距離を保てる環境づくりや、スタートアップ企業並みに素早い意思決定、シリコンバレー的な組織風土を備えていけるようにすることが必要です。XはもともとGoogle内のR&D部門のような位置付けで設立されましたが、持ち株会社Alphabetができたことで、Googleから離れ完全に独立した会社になりました。AlphabetのCEOラリー・ペイジ氏直轄で、他の事業会社に遠慮することなくチャレンジができるようになったのです。

またXがイノベーションを生み出すプロセスでは、スピードが重視されています。筋の良いアイデアには、数十万円の予算と数週間の猶予が与えられ、即プロトタイプをつくり、実現性をテストします。社内にエンジニアやプログラマーがいるが故のスピード感だと思いますが、プロトタイプをつくるのに半年や1年もかけないのです。この初期段階のテストで大半のアイデアが落選し、通過したものはさらなる予算と時間を与えられ、プロジェクトとして詰めていくことになります。最終的に事業化するまで四つのステップを経るそうですが、何といっても特徴的なのは、上述したように「発案から間もない段階で、予算をつけ高速でプロトタイプをつくりテストをする」スピードだと思います。

そして、Xの文化には、前回もご紹介した「フェイル・ファースト」が根付いています。スピード重視のプロセスはまさにそれを体現したものだといえそうです。Xでは「失敗の奨励」を非常に重視しており、アイデアが採用されず落選となった際、それに関わったチームは「よくぞ早く失敗した!」と、挑戦をたたえて上司・同僚から拍手で迎えられる上に、何とボーナスが出るそうです。そこまでやるのか…と感じてしまいますが、「新しいモノを生み出し続けるためには、失敗の奨励(そしてそこから学ぶこと)が不可欠である」ということを確信しているが故の制度だと思われます。

独立した環境で、スピーディーに挑戦・失敗・学習のサイクルを回し続け、多くの失敗の中から一握りの成功が生まれる。Google・Alphabetがこれまでの成功に安住することなく、将来にわたりラディカル・イノベーション(従来の技術と連続性を持たないような、より革新的なイノベーション)を生み出し続けるための仕組みのひとつがXなのです。

電通OBで、現在はGoogle本社に務める野津一樹さん(右)と。お話する中で、Googleの魅力は「閉塞感と無縁な、どこまでも外部にオープンなスタンス」と「上下や年次など、縦の階層を感じさせないフラットで平等な組織」なのだと思いました。Alphabet全体で社員が約9万人という大企業にスケールした今も、スタートアップであった時の良さを変わらずに保ち続けようとする強い意志を感じます。
電通OBで、現在はGoogle本社に務める野津一樹さん(右)と。お話する中で、Googleの魅力は「閉塞感と無縁な、どこまでも外部にオープンなスタンス」と「上下や年次など、縦の階層を感じさせないフラットで平等な組織」なのだと思いました。Alphabet全体で社員が約9万人という大企業にスケールした今も、スタートアップであった時の良さを変わらずに保ち続けようとする強い意志を感じます。
 

事例2:ドイツの伝統的メディアグループ、アクセル・シュプリンガーの再生イノベーション

もうひとつご紹介したいのが、1946年に創業されたドイツ発のメディアグループ、アクセル・シュプリンガーの事例です。ドイツ国内の有力紙を一手に保有し、そこから国外へと勢力を拡大しヨーロッパでは知らぬものがいない有力メディアとなりました。ところが、同社が保有していたメディアは新聞・雑誌の紙媒体が中心で、それゆえに90年代の終わり以降、インターネットの普及とコンテンツのデジタル化に伴い苦しい経営状況に置かれました。

しかし同社は、2002年に39歳の異例の若さで社長に就任したマティアス・ドフナー氏の強力なリーダーシップによって、見事にデジタル化とグローバル化に対応し、現在も更なる成長を遂げようとしています。70年もの歴史を持つ伝統的大企業のイノベーション成功事例。貴重な例として、スタンフォードビジネススクールでもケーススタディーとして研究されているのです。

同社のイノベーションは、先述したラディカル・イノベーションに対し、インクリメンタル・イノベーション(既存のものに積み重ねて改善する)と呼ばれるものに該当します。メディア事業のデジタル化を進める上で、会社のミッションから根本的に見つめ直し、戦略・組織・文化を再構築するといった取り組みを行いました。電通をはじめ、既存事業の存在感が強い大企業にとって参考になる事例です。

同社のイノベーションが成功に至った最も大きなポイントは「われわれは何者か?なぜ社会にとって必要な存在といえるのか?」という根本的な存在意義の問いに向かい合い、企業のミッションを再定義したこと。同社は、自らの核となる使命を「われわれの本分はジャーナリズムである」と明らかにしました。  その上で、同社がこれまで競争優位としていたメディア「網」ではなく、コンテンツそのものを「強化すべきケーパビリティー」と定め、コンテンツのクオリティーアップに注力。Facebookなどのテクノロジープラットフォームとの関係を再構築し、コンテンツをどうマネタイズするか?という課題に向き合っています。 さらに、シリコンバレーに社員を送り込みスタートアップ企業から直に学ぶVisiting Fellow Programをつくるなど、さまざまな「自前主義ではなく、外部との関わりを通じた学びの仕組み」を推進しています。  己の存在意義と、主要なケ-パビリティ-が何であるかを見つめ直す。その上で、自社の殻に閉じこまらず、外に向かって手を伸ばす。アクセル・シュプリンガーは、外部との密なパートナーシップを通じて日々学ぶことで、イノベーションを起こせる企業へと進化し続けています。  第5回となる次回は、スタンフォードでの学びを総括しながら、広告についても考えてみたいと思います。
 授業には同社CEOとして現在も活躍されているドフナー氏がドイツからスカイプで参加してくれました

同社のイノベーションが成功に至った最も大きなポイントは「われわれは何者か?なぜ社会にとって必要な存在といえるのか?」という根本的な存在意義の問いに向かい合い、企業のミッションを再定義したこと。同社は、自らの核となる使命を「われわれの本分はジャーナリズムである」と明らかにしました。

その上で、同社がこれまで競争優位としていたメディア「網」ではなく、コンテンツそのものを「強化すべきケーパビリティー」と定め、コンテンツのクオリティーアップに注力。Facebookなどのテクノロジープラットフォームとの関係を再構築し、コンテンツをどうマネタイズするか?という課題に向き合っています。

さらに、シリコンバレーに社員を送り込みスタートアップ企業から直に学ぶVisiting Fellow Programをつくるなど、さまざまな「自前主義ではなく、外部との関わりを通じた学びの仕組み」を推進しています。

己の存在意義と、主要なケ-パビリティ-が何であるかを見つめ直す。その上で、自社の殻に閉じこまらず、外に向かって手を伸ばす。アクセル・シュプリンガーは、外部との密なパートナーシップを通じて日々学ぶことで、イノベーションを起こせる企業へと進化し続けています。

第5回となる次回は、スタンフォードでの学びを総括しながら、広告についても考えてみたいと思います。

 

新潟知事選選で花角陣営の“女性蔑視”応援演説をごまかすために保守勢力と応援団が姑息なデマ攻撃

 6月10日に投開票日を迎える新潟県知事選挙。新人3人が立候補しており、自民・公明が支持する花角英世氏(前海上保安庁次長)と、立憲民主など野党5党が推薦する池田千賀子氏(前新潟県議)による事実上の一騎打ちという構図だ。マスコミ各社の情勢調査によれば、終盤戦において両候補は拮抗...