生命保険料は家計で月5千円で十分…「まず商品選び」はNG、意外に手厚い社会保険を確認

世帯あたり年間38万円は、貯蓄性商品を含めての金額

 生命保険文化センターが出している「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」によると、世帯あたりの保険料負担は年38.2万円という数字になっています。月あたり3万円強の支出です。

 しかし、こんな金額をもとに生命保険の支出を捉えていては、家計は一向に楽になりません。どんな数字もそうですが、平均の数字は、あなたの家計には関係ないものと考えたほうがよさそうです。

 独身で年間5万円の保険料を支払っている家庭と、家族5人で年間70万円の家庭では、その平均は年間37.5万円ですが、この数字は、どちらの家庭の実態も反映していませんし、ほかのどの家庭にとっても参考にはならないのです。

 ちなみに、先の生命保険文化センターが出している世帯あたり38.2万円という数字は、世帯主年齢の平均が59.8歳、同居家族が3人、世帯年収が平均604万円をもとにした数字で、若い世代の実態を反映したものではありません。実際に、全世帯で一番比率が多いのは、年間保険料12万円~24万円の世帯ですし、それらの金額の多くは、かつて加入した終身保険、養老保険、学資保険や年金保険などの貯蓄性があるといわれた頃の商品が占めています。

 つまり、これから新たに生命保険という商品の購入を考える人、もしくは、すでに契約があるものの見直しを考えようとする人たちにとって、生命保険料としての家計支出は、もっとずっと小さな金額をもとに考えるべきだということです。私は、その金額は月5000円が一つの目安と考えています。

まずは、必要な保障の優先順位を決める

 すでにお話ししてきたように、生命保険には、死亡保障、医療保障、がんなどの三大疾病の保障、働けなくなったときの保障、介護の保障など多くの分野に及び、保険会社が販売している商品の数は、数千にもなるといわれています。そのなかで、自分や自分の家族に本当に必要な保障は何かを見極めることが、まずはあなたが行うべき作業です。決して、商品の検討から入ってはいけません。

 保険とは、不測の事態が起こったときに、自分の手持ちの資金ではその対応が難しいときに活用する商品です。そういう意味では、家計を収入面で支えている人が、突然亡くなってしまうという事態には、ある程度生命保険での備えが必要な気がします。その次には、病気やけがで長期に働けなくなってしまう事態などが考えられるでしょう。

公的な保障は、あなたが思っているよりも手厚い

 生命保険は金融商品のひとつであり、“加入する”のではなく、“購入する商品”だと私は常々言っています。それは、加入するという意識が、本来必要だから購入するという、ほかの商品と同じ行動パターンからずれてしまう危険があるからです。「あの人が入っているから入る」「テレビで必要だと言っているから入る」となりがちなのです。

 それでは、どうするのが正しい生命保険との付き合い方につながるのかといえば、それは、まず社会保険の保障内容を知ることです。勤め人など厚生年金の被保険者は、給与の14%程度を毎月社会保険料として支払っています。そして、それに見合う保障を受けているということです。それがあなたやあなたの家族にとって十分なものであれば、生命保険など必要ないのです。

 もし、あなたが勤め人であれば、以下のような社会保険による保障が準備されています。

1.長生きしたときの保障

2.重い障害を負ったときの保障

3.遺された家族に対する保障

4.医療費の負担が窓口では3割ですむ

5.医療費の負担には月々の上限がある

6.働けなくなっても、最長1年半は、給与の3分の2の所得補償がある

 このほかにも、仕事が原因で働けなくなったときの保障や、勤めている会社が独自に持っている福利厚生制度などがあります。これらすべてをしっかり把握した上で、本当に足りないと思う保障を生命保険で準備すればいいのです。

 健康保険の保障内容を考えると、医療保険や働けなくなったときの保険などは、どうしても必要な商品とはいえず、まさかのときの死亡保障に絞れば、生命保険に関する家計の支出は月5000円で十分なはずです。

 ただし、自営業の人など、厚生年金保険と組合健保や協会けんぽではなく、国民年金と国民健康保険に加入している人は、社会保険の保障が少ない分、生命保険の役割は大きくなります。

必要な保障額の計算の仕方

 それでは、生命保険の役割としてもっとも高い、一家の働き手が亡くなったときの必要保障額はどのように計算すればよいでしょうか。最近では、保険代理店などに相談に行くと、シミュレーションと称して、そうした計算もしてくれますが、ここは自分である程度の概算でも知っておくことが必要です。

 計算は細かくすればキリがありません。まさかのための備えですから、概算が出れば十分でしょう。そのためには、毎月の生活費をもとに、働き手が亡くなったあとの生活費を計算し、不足額を補うというのが一番手っ取り早い方法です。たとえば、夫婦と子供1人の家庭の場合の一例として、次のような計算ができます。

 ここで、遺族年金の額が、月12万円だった場合、22万円-12万円=10万円が不足しますが、妻が働きに出ることでこの分がカバーできれば、生命保険は不要ということです。

 子供が小さくて働けない場合は、まさかのときに月10万円が支払われる「収入保障保険」のような商品を手当てすればよいということになります。

 これだけならば、月3000円程度の出費ですむでしょう。

 必要保障額の計算が大変ならば、代理店がよく宣伝している“無料相談”を上手に活用しましょう。その際には、「タダより高い買い物はない!」とならないように、「収入保障保険を考えています。私の家庭に必要な保障額を計算してください」と目的をはっきりさせて、相談のときに頼めば良いのです。相談の最初に、「我が家の生命保険の予算は、最高でも月5000円です」と釘を刺しておけば、望まない商品の提案を受けることも避けられるでしょう。

(文=藤井泰輔/ファイナンシャルアソシエイツ代表)

JRA阪神ジュベナイルフィリーズは「穴の関西馬」が来る!年末年始の資金稼ぎはコレ!

 12月に入り冬のボーナスや年末ジャンボ宝くじが話題になっているが、そのどちらにも縁がない人も多いだろう。この季節は多くのボーナスをもらう人がいる一方、少ないボーナスもしくはボーナスゼロといった人たちもいて、明暗が分かれる時期でもある。また、2019年最後の一獲千金を夢見て年末ジャンボ宝くじを購入する人も多いだろう。しかし、宝くじの1等が当選する確率は0.000005%だという。1等賞金7億円は夢があるが、この確率を見てトーンダウンしてしまった人も少なくないはずだ。

 とはいえ、12月は何かとお金がかかる時期。忘年会にクリスマスプレゼント、冬の旅行に子供のお年玉……。ボーナスも宝くじも期待できない人は、考えるだけで憂鬱な気分にもなろう。そんな人に朗報だ。今週末にJRA(日本中央競馬会)の阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズにおいて、的中を確信させる強烈な「必勝法」があるという。

 競馬は宝くじのような運任せのギャンブルとは異なり、実力で的中の確率が大きく上昇するもの。加えて、買い方やレースの見極め次第で回収率も大きく変わり、なかには年間数百万円や数千万円の利益を得ている人もいるという。そんな競馬の勝ち組たちが揃って利用しているのが、競馬でもっとも重要な要素でありながら、そのすべてが明らかになっていない「関西馬」の情報だという。

 テレビ局や大手スポーツ紙、さらに競馬専門紙などさまざまなマスメディアがあるが、そのいずれも関西馬に特化してはいない。しかし、関西馬が競馬界でもっとも重要なことは紛れもない事実だ。たとえば、この秋行われたG1レースを見てみよう。スプリンターズステークスと天皇賞(秋)は関東馬が勝利したが、それ以外の秋華賞、菊花賞、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップは関西馬が勝利。関西馬5勝、関東馬2勝とダブルスコア以上の成績だ。また、11月24日に行われたジャパンカップは、出走馬15頭中関西馬が11頭と半数以上、今週末の阪神ジュベナイルフィリーズの最終登録馬も19頭中関西馬が13頭と圧倒している。これだけを見ても、関西馬が今の競馬の中心にいることがわかるだろう。つまり、馬券においてもっとも重要なのは関西馬をしっかり把握することなのである。

 しかし、前述したように既存のマスコミは関西馬に特化していない。東京を拠点とする大手マスコミは関西の取材がおろそかだし、数十人の競馬記者で何千頭も存在する関西馬をすべて把握することなど不可能だからだ。そこで、競馬の勝ち組たちが利用しているのが、関西の元競馬関係者などが集結して設立し、ありとあらゆる関西馬情報の収集と管理、分析を行っている「チェックメイト」だ。

 このチェックメイトの凄いところは、まず関西馬の拠点となる栗東トレーニングセンターのすぐ前に拠点を置いていること。すなわち関西の競馬関係者と密接な関係を構築でき、すべての関西馬情報が集まってくる環境を構築している。そして騎手として東京優駿(日本ダービー)を制し、調教師として優駿牝馬(オークス)を制する偉業を達成した清水久雄など、業界で誰もが知る超大物関係者を筆頭に、多数の情報網が在籍していることもポイントだ。その情報網は、騎手関係、厩舎関係、馬主関係、牧場関係、外厩関係など、さまざまなルートに精通しているスペシャリストばかりで、競馬関係者と家族同然の付き合いをしているスタッフが多い。この体制によって、通常のマスコミでは決して知ることができない『本物の関西馬情報』を入手できるのだ。

 その情報は、

「全然記者が取材に来なかったから表に出ていないけど、過去最高の仕上がりで勝ち負け(1位)が期待できる。馬券は買ったほうがいいよ」

「新聞で人気になっているけど、脚の状態がイマイチでここは厳しい」

など、まさに馬券に直結する『本物の関西馬情報』ばかり。

 この秋も、ジャパンカップやマイルチャンピオンシップなどのG1レース、さらに11万馬券なども関西馬情報によって的中させている。このことからもわかるように、ベテラン競馬ファンでもビギナー競馬ファンでも『本物の関西馬情報』『高確率で馬券に絡む関西馬』を入手できれば、馬券で勝つことも十分可能である。

 阪神ジュベナイルフィリーズは、JRAで行われる多くのG1レースのなかでも、特に関西馬が強いレースだ。2000年以降、関西馬14勝で関東馬は5勝と約3倍。今年も登録馬のほとんどが関西馬であり、関西馬情報を正確に把握することが的中のポイントとなる。そして関西馬情報を専門に扱うチェックメイトは、このレースについて以下のように語っている。

「今年も主役となるのは関西馬でしょう。2戦2勝のリアアメリア、ウーマンズハート、レシステンシアのほか、牡馬相手の重賞でも好走したクラヴァシュドールあたりの関西馬が有力視されそうですが、チェックメイトでは現段階での完成度の違いを把握できているほか、完成度の差を能力でカバーできるかなども精査できています。

 これまで、激走関西馬を本命に3年連続で的中させていますが、今年もすでに『ここを目標に満足のいく仕上げができた。大きな不利がなければ勝てる』と関係者が密かに意気込む『勝負の関西馬』情報を入手しています。

 さらに、人気薄濃厚ながら激走の雰囲気が漂う『穴の関西馬』情報も入手。これまでの対戦相手の比較やパフォーマンスの差で人気を落としそうですが、実際のところは『ここでも勝負になる馬だよ』とのことで、勝負気配は人気を集めそうな馬より上ともいえるくらい。一般ファンは、過去のレース内容や対戦相手などを基準に馬券検討すると思われますが、ここで聞いている『穴の関西馬』は、前走から今回までの短期間で大幅に良化しているとのこと。ここで好配当を演出する可能性は高いといえるでしょう。これらの情報から今年も的中に自信があります。なお今年は無料提供サービスも実施しますので、ぜひ本物の関西馬情報をゲットしてください」

 この話からもわかるように、チェックメイトはやはり彼らだけが知る本物の関西馬情報で的中を確信しているのだ。そして注目は、その関西馬情報を競馬ファンに無料で公開してくれるということ。その内容は阪神ジュベナイルフィリーズの「勝負買い目情報」。ぜひこの情報を入手し、週末の阪神ジュベナイルフィリーズで勝負をしよう。そして彼らがさらに自信を見せている来週末の朝日杯フューチュリティステークスや有馬記念に向けて、関西馬のすごさを体験しておこうではないか。

(文=編集部)

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※本稿はPR記事です。

マック「ダブルチョコメルツ」に「本当に“しあわせが、すぎる”」と絶賛鳴りやまず

 今年のマックメルツは“しあわせが、すぎる。”――。11月6日より発売された、マクドナルドの新作スイーツ「ダブルチョコメルツ」(330円)。チョコ×チョコの甘~いスイーツの誕生を受けて、ネット中に絶賛の嵐が巻き起こっている。

 そもそも、マクドナルドのメルツといえばシナモンシュガー&甘いクリームチーズ風味の「シナモンメルツ」(300円)が定番。もちろん、今年もシナモンメルツは健在だが、今回はマクドナルド史上初となる「ダブルチョコメルツ」も新登場した。

 同商品は、ふんわり生地のチョコパンの上にチョコソースがかかった温かいチョコブレッド。チョコパンは、ほんのり甘いココアの味わいが楽しめる。

 さらに、マクドナルドは11月5日よりCM「ダブルチョコメルツ『しあわせが、すぎる。』」篇を放送。CMの効果もあってか、発売と同時にダブルチョコメルツを買い求める人が続出した。

 実際に同商品を食べた人からは、「うまあああぁぁ!」「チョコつやつや、パンもちもちでスゴくおいしかった!」「こ、これぞ悪魔的なウマさだ……」「こってりしてるのかと思いきや、程々の甘さ。毎日のおやつにしたいくらい!」「チョコホリックの私にはたまらない……」「『しあわせが、すぎる』。まさにその通り」と絶賛の声が。

 販売期間は来年1月下旬までを予定。興味のある人は、早めに“しあわせが、すぎる。”味わいをチェックしておこう。

(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

東京、駒込から王子へ歩くと、昭和がそのまま残っていて、なんとも楽しい

 駒込という地名はややこしい。駒込は豊島区で、本駒込は文京区、駒込駅のすぐ東は北区である。同様に、北大塚は豊島区で、南大塚は文京区、目白は豊島区で、目白台は文京区、目白文化村は新宿区である。もともとこれらの区は豊島郡だったので、郡の中に駒込、大塚、目白、あるいは高田などの地名があり、それが区に分かれるときに名前も分割されたのだろう。

 駒込駅の東側にあるアザレア通りという商店街を入ると、いきなりキャバクラ。そこから南下して右手の少し小高いあたりが本駒込5丁目で、駒込三業地のあった場所である。駒込三業地の設立は大正11年(1922年)。当初は料理屋32軒、待合21軒、置屋38軒とけっこう大規模である。今は料亭も待合も何もなく普通の住宅地に変わっているが、それでも料亭時代の記憶を残すべく、おそらくかつては庭にあった植木を玄関先に植えている家が多い。塀の鬼瓦がやけに色っぽい家もある。

 また、その名も神明という名の居酒屋があり、他にも小料理屋のようなものがいくつかある。仕出屋だった店が経営する料理屋もあり、天祖神社の玉垣には駒込三業組合の名も彫られているし、電柱には「三業地」の名が残っている。板東という名の表札もあり、踊りか歌舞伎関係の家だろう。着付け教室もある。1カ所だけ黒塀も残っていた。やはりここは元花街だとわかる。

 駒込駅周辺は江戸時代には近郊農村から野菜が集まる場所だったようで、一種の宿場町のようなものだった。江戸以前は古代からの交通の要所であり、武蔵野国国府である府中から古代東海道が荻窪を経て直線道路で豊島区駒込の染井のあたり(駒込駅の北)まで来た。そこが駅だったのである。

 駅というのは馬が集まる場所であり、駅は「うまや」とも読んだ。その駅が染井にあったのだ。その東の飛鳥山の南端にあるのが豊島郡衙(今の県の官庁街のようなところ)の跡である。そこから古代東海道は今の荒川区を横断し、隅田川を渡り、墨田区の鐘ヶ淵を抜けて、葛飾区立石を経由、最後は市川の下総国国府に至った。

 面白いもので、駒込、荒川区の尾久、南千住には三業地があり、鐘ヶ淵から少し下ると玉の井の私娼屈があり、立石には特飲街があり、市川にも三業地があった。これはやはり千数百年前からの街道沿いの街であったということと関連しているのではなかろうか。

「ザ・下町」

 話を駒込に戻す。野菜を運んできた人々はそこで休憩し、酒を飲んだりすることもあったのであろう。そのためか、駅の南には古い旅館があって、「昭和30 年代のオールドファッションスタイル」であることを看板に書いてアピールしている。

 駅の北側も飲み屋やマッサージ店が多く、サウナ風呂やソープランドまである。文京区本駒込のちょっとハイソなイメージからすると違和感があるが、花街があり、宿場でもあったとわかれば、違和感も氷解する。駅前の昭和な喫茶店に入ると近所の商店主らしい人々がわいわいと話しており、50代の男性がいかにも親父風の笑い声を立てており、ああ、ここは下町なのだと納得する。

 そこからしばらく谷田川通りを北上し本郷通りを渡ると北区西ヶ原の霜降銀座商店街に入る。昭和6年(1931年)に谷田川を暗渠にする工事が始まり、昭和15年(1940年)に完了。その上に新しい道路が完成して商店街が形成されたという。商店街が暗渠なんだ!! 

 なかなか年季の入った店が多く、なごむ。江東区の砂町銀座の魚屋の支店もある。こりゃあ「ザ・下町」って感じである。

王子三業地の名残

 霜降銀座は少し歩くとすぐに豊島区駒込に入り、商店街は染井銀座商店街に変わるが、まったく連続しているので同じ商店街としか感じられない。北上を続けるとシャッターを閉めたままの店も増えてくる。客層は高齢者が多い。ずっと歩いていくと、また北区西ヶ原となり、都営荒川線の滝野川1丁目駅に至る。そこから都電で王子に行く。王子駅東口のすぐのところには柳小路商店会があるが、これは終戦直後の特飲街。まあ、青線である。

 明治通りを西に向かい大きな十字路を渡ると、そこが北区豊島という地名。ここに王子三業地があった。王子はもともと本郷通り沿いで、音無川の流域であるため景色がよく、扇屋、海老屋という有名な料亭があり江戸時代から賑わっていた。これが起源となって関東大震災後に花街となった。最初は王子駅の東にあったが、豊島町にあった毛織物の工場が震災で倒壊し、その跡地に昭和2年(1927年)に花街ができたのである。昭和5年には王子電車(今の都電)ができ、周辺に工場が増えたので、花街も大変賑わい、芸妓が100名ほどいた。

 その後道路が戦後拡幅されたので、三業地を斜めに切断する形になったが、道路の北側にまだなんとか三業地の名残がある。駒込三業地同様、マンションや住宅になっても庭木が残っている。芸者さんが髪を結ったであろう美容室も、外観は新しくなっているが、まだどことなく色っぽい雰囲気で営業している。古い飲み屋や中華料理屋なども数軒ある。

 数年前までは観月荘という旅館がアパートとして残っていて、昔の風情を感じさせたが今はマンションに建て替わったようである。

(文=三浦展/カルチャースタディーズ研究所代表)

50代からでも全然遅くない!不動産投資で成功する正しい始め方、間違った始め方

 こんにちは! 不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。今回から不動産投資を成功させるために必要な知識をコラム形式で書いていきます。どうぞよろしくお願いします。

 私は2015年頃から現在に至るまで、不動産投資をしようと考えている人向けに不動産投資スクールを開催しています。そのなかで感じたことや実例もたっぷり紹介できたらと思います。

 雑誌でも最近頻繁に取り上げられていますが、「老後資金が足りない!」というお話を皆様も耳にタコができるほど聞いているかもしれませんね。でも現実問題として、どう考えても足りないです。私が相談を受けるなかでいつも感じることがあります。今の50代は晩婚化が進んでいて、「50代になっても下の子はまだ大学生でお金がかかる」「親の介護が発生しそうだが親にお金がないので、一部援助しないといけない」などと負担がかかっている、ということです。自分の老後資金なんてためている余裕はありません。

 それなのに会社では50歳を過ぎるとそろそろ役員定年が見えてきます。役員手当がなくなると年収もぐっと下がります。そういう50代の方がたくさんいるのです。リストラの可能性だって十分にあります。一体全体どうしたらいいのでしょうか? 解決策はあるのでしょうか?

 本当であればさかのぼること10年前、40代の頃からしっかりと将来を見据えて老後の計画を立てるべきでした。10年あれば資産を築き本業以外からお金が入ってくる仕組みをつくることも十分可能です。でも、そんなことを今さら言っても仕方ありません。悲観的なことを書いてしまいましたが、それでもまだ十分に間に合います。絶対に失敗することはできないので、しっかりと知識をつけて自分にあった方法でお金が流れてくる仕組みをつくる必要があります。

 30代、40代の人は定年まで時間があるので、10年スパンで計画を立て、年金に頼らなくても老後お金が入ってくるようにするのです。本業と同じだけの収入の柱をつくることができれば、仕事のストレスも半分以下になることは間違いありません。会社もひとつの取引先と考えることだってできます。

いつまでにいくら収入が欲しいかを決める

 お金が入ってくる仕組みをつくるにあたって、不動産投資はとても合っていると思います。なぜなら特別な才能はいらないし、一部融資も活用できるし、本業との両立も可能だからです。

 では不動産投資をしよう、と思ったら最初に何をしたらいいと思いますか?

 まず、本を読んだりセミナーに出たりして知識を増やすことは大切ですね。そして、それとともに「不動産投資でいつまでにいくら収入が欲しいかを決める」ことが重要です。勉強する前から決めるなんて難しく感じるかもしれませんが、とにかくざっくりでいいので、まずは決めてしまいましょう。その後、知識を増やしつつ修正していけばいいのです。目的地が決まっていないと旅には出かけられないですよね? それと同じです。

 ここからは実際の例でお話しします。お2人のケースを挙げます。どちらが成功するかはすぐにわかりますね?

<50代会社員Aさんのケース>

 Aさんは50代に入り将来が不安になりました。老後資金として今、手元にある金融資産は自社株が1000万円。預金が2000万円。それに住宅ローンの支払いがほぼ終わった自宅マンションです。子供は3人います。上の2人はすでに働いていてひとり暮らしをしていますが、一番下の子供は現在高校2年生。都内の私立大学を狙っています。予備校代や大学の学費など、あと少なくとも5年はお金がかかります。

 今は役員手当もついて年収は1000万円を超えていますが、数年で役員定年となり手当はなくなります。そうなると年収も大きく減少します。このままだと自分たちの老後は確実にお金が足りなくなる。そう感じたAさんは、自分にもできそうな不動産投資で資産形成をする決意をしました。さっそく本やスクールで勉強しながら、不動産投資のロードマップを作成しました。

1.なぜ不動産投資をするのか?……老後の資金に充てるため

2.不動産投資でいくらの収入を目指すのか?……年間300万円

3.それはいつまでに達成させるのか?……5年以内

 ロードマップを作成することで、いつまでにいくら不動産投資で副収入を得るのかが、はっきりしました。目標が決まったのでやる気も満々です。次はさっそく物件選びです。

<50代会社員Bさんのケース>

 BさんもAさんと同じ年代です。子供はすでに社会人なので、子供にかかるお金はほぼありません。ただし貯金が少ないのが悩みの種です。住宅ローンはすでに返済していますが、現預金が定期預金にしている1000万円のみです。これではとても老後賄える金額ではないと焦ったBさん、ネットで調べていくうちに不動産投資がいいと思うようになりました。なぜなら以前FX投資をしていて、リーマンショックの時に300万円以上の大きな損失を出してしまって以来、FXや株で利益を出すことは自分には無理だと思っていたからです。そこでさっそくネットで募集していた無料の不動産投資セミナーに申し込むことにしました。主催者は不動産会社です。

(文=浅井佐知子/不動産鑑定士、不動産投資コンサルタント)

※次回へ続く

ライザップ、経営再建に暗雲…中核の「RIZAP」事業急失速で深刻な事態

 トレーニングジム「RIZAP」を展開するRIZAPグループ(ライザップグループ/以下、ライザップG)は11月14日、2019年4~9月期連結決算(国際会計基準)を発表した。最終損益は6600万円の赤字(前年同期は85億円の赤字)だった。改善はしているが、黒字化には至らなかった。4~9月期での赤字は2年連続となる。

 売上高は2.5%増の1082億円、営業損益は27億円の黒字(前年同期は58億円の赤字)だった。営業損益に関しては、前年同期にあった構造改革費用がなくなったほか、多くの上場子会社の業績が改善したことが寄与した。

 一方で売上高が伸び悩んだが、特に問題となるのが、本業のRIZAP関連事業の失速だ。同事業の売上高は微増の222億円にとどまった。18年4~9月期(221億円)は17年同期の154億円から大きく伸びていたので、ここにきて急ブレーキがかかったことがわかる。

 中核のボディメイク事業の累計会員数の伸びの鈍化が懸念だ。19年9月末の累計会員数は14万3000人で、1年前の12万1000人からは2万人以上増えたが、18年9月末までの1年間の増加数(9 万2000人から12万1000人)よりも少なく、伸びが鈍化していることがわかる。

 ライザップGはRIZAP関連事業について「5月15日の決算発表が入会者数に影響」したと指摘している。

 同社は5月15日に19年3月期の決算を発表、M&A(合併・買収)で傘下に収めた不採算子会社の経営再建で構造改革費用がかさみ、最終損益は193億円の赤字(前期は90億円の黒字)に転落した。

結果にコミットできず入会者伸び悩みか

 ライザップGは「結果にコミットする」ことを売りとしてきた。だが、子会社の経営再建に遅れが生じ、この面では結果にコミットできないでいる。このことから「本業のボディメイクでも結果にコミットできないのでは」といった印象が消費者の間に広がり、入会者数の伸び悩みにつながったとみられる。

 ボディメイク事業の店舗数も伸びが鈍化している。19年9月末時点の店舗数は130店で1年前から5店増えたが、18年9月末までの1年間の増加数(8店)や17年9月末までの同増加数(34店)よりも少なく、伸びが鈍化していることがわかる。

 本業のRIZAP事業では成長に黄色信号が灯ったわけだが、一方で子会社の経営再建では一定程度の成果を出せている。19年4~9月期(国際会計基準)の営業損益について、CD・ゲームソフト販売のワンダーコーポレーションが5億6000万円の黒字(前年同期は33億3900万円の赤字)に転換した。補正下着販売のMRKホールディングスは6億5100万円の黒字(同5億7900万円の赤字)に転換している。

 一方で厳しい状況の子会社もある。19年4~9月期(国際会計基準)の営業利益について、カジュアル衣料専門店のジーンズメイトは前年同期から4割強減って8200万円になった。フリーペーパー発行のぱどは4億円強改善したものの、なお1億5700万円の営業赤字と黒字化できていない。

 ジーンズメイトは17年1月にRIZAPと資本業務提携を結び、翌2月に同社の連結子会社となった。以降、RIZAPの支援を受けて経営改革を進めてきた。

 ジーンズメイトの経営改革は、当初は順調だった。18年3月期(17年2月21日~18年3月31日)の既存店売上高は前年同期比6.0%増、19年3月期が2.8%増と好調に推移していた。しかし、19年 4~9月期は6.2%減と大きく落ち込んでいる。続く10月は11.8%減だった。ここにきて成長に急ブレーキがかかり、改革に黄色信号が灯っているのだ。

 ぱどに関しては、短期的に収益改善が見込めず、グループ経営においてシナジー(相乗)効果に乏しいため売却する。実業家の畑野幸治氏がTOB(株式公開買い付け)でRIZAPと同社の子会社が持つぱどの全株式を取得する。TOBは11月7日から12月4日までで、成立すればライザップGは10億円の売却益が発生する見込み。

本業のRIZAP関連事業の成長が鈍化

 こうした厳しい状況の子会社もあるが、経営再建が進んだ子会社もあるため、ライザップGの連結営業損益は27億円の黒字に転換した。ただ、これには国際会計基準で19年1月からリースの会計処理に新基準が適用されて営業利益を23億円押し上げたことが影響しているため、手放しでは喜べないだろう。

 新基準では、貸借対照表に計上していないオペレーティング・リースを資産と負債に計上する。そうしたなか、ライザップGはグループ店舗の大半が賃貸借契約に基づく賃貸物件のため、賃借料の大部分が貸借対照表に計上され、それにより減価償却が49億円増加した。一方で従来の賃借料が72億円減少したため、営業利益が23億円押し上げられることになったという。なお、支払利息が5億円増加したため、税引き前利益は5億円押し下げられている。

 このように、新基準で利益は押し上げられたが、残念ながら19年4~9月期は最終損益を黒字化できなかった。そのうえ、前述したように本業のRIZAP関連事業の成長が鈍化している。経営再建には暗雲が立ち込めているといえる。

 そうしたなか、ライザップGはこれまでに注力してきた20~40代を中心とする「美容・ダイエット」に加えて、法人やミドル・シニア世代を対象とした「健康・ヘルスケア」を強化し、この2つを成長ドライバーとして事業を成長させたい考えだ。2020年にはヘルスケアに特化した新しいプログラムを発表するという。

 法人向けでは、これまでに「実践型健康セミナー」や「出張型トレーニング」といったプログラムを提供する研修を行い、今年10月末時点で累計の参加企業は1200社、参加者数は10万人に上ったという。今後も同研修を強化する考えだ。

 シニアの開拓も進めていく。現状、ボディメイクの会員において60歳以上の割合は5%にとどまっているという。逆に言えば成長余地が大きいといえ、今後はこの層の開拓を進めていく考えだ。これまでは、主にシニアより若い世代の有名人を起用してRIZAP流の美容・ダイエットを訴求する広告宣伝を展開してきたが、今後はシニア世代の有名人を起用してRIZAP流の健康・ヘルスケアを訴求する広告宣伝を展開していく方針だ。

 ライザップGはこうした本業の強化に加え、子会社の経営再建も進め、業績改善を図る。20年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比1.1%増の2250億円、営業損益が32億円の黒字(前期は93億円 の赤字)、最終損益は5億円の黒字(同193億円の赤字)を見込む。
(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)

●佐藤昌司 店舗経営コンサルタント。立教大学社会学部卒。12年間大手アパレル会社に従事。現在は株式会社クリエイションコンサルティング代表取締役社長。企業研修講師。セミナー講師。店舗型ビジネスの専門家。集客・売上拡大・人材育成のコンサルティング業務を提供。

【香港国際競走展望】「香港」ビューティージェネレーションVS「日本」インディチャンプ! アジアマイル界の覇権を懸け、マイル王が激突!

 8日には、香港のシャティン競馬場で香港C、ヴァーズ、マイル、スプリントの4つのG1からなる香港国際競走が開催される。

 今年は日本の大将格アーモンドアイが熱発のために回避という残念なニュースがあったが、それでもJRAから9頭の実力馬が遠征予定。日本馬による香港G1制覇も十分に期待できそうだ。

 日本馬の期待の大きさで述べると、やはりG1馬4頭が出走する香港マイルか。筆頭は11月のマイルCS(G1)を制して、春の安田記念(G1)との統一マイル王に輝いたインディチャンプ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。

 他にも今春のヴィクトリアマイル(G1)を勝ったノームコア、NHKマイルC(G1)の覇者アドマイヤマーズ、マイルCSで3着と復調気味のペルシアンナイトと層の厚さは地元香港馬を凌駕すると述べても過言ではないだろう。

 対する地元香港勢は、この路線の香港の絶対的エース・ビューティージェネレーション(セン7歳、J.ムーア厩舎)が、調子を落としているのが気掛かりだ。

 昨年4月のチャンピオンズマイル(G1)を勝ってから怒涛の10連勝。無敵の快進撃を続けていたビューティージェネレーションだったが、この2走は3着で2連敗。トップハンデを背負っていたとはいえ、昨年ほどの勢いがないことは確かだ。

 そんなビューティージェネレーションをジョッキークラブマイル(G2)で破ったワイクク、カーインスターも当然警戒が必要だが、総大将に陰りがある以上、勢いは日本勢に分があるか。2015年のモーリス以来、4年ぶりの戴冠の可能性も十分だ。

 一方の香港Cは、アーモンドアイ不在とはいえ、ウインブライト(牡5歳、美浦・畠山吉宏厩舎)の優位は動かない。

 今年、中山金杯(G3)、中山記念(G2)を連勝すると初の海外遠征となった香港のクイーンエリザベス2世C(G1)で3連勝。香港の強豪を抑え込んだだけでなく、3着馬が後に宝塚記念(G1)と豪コックスプレート(G1)を連勝するリスグラシューだけに、その価値は高い。

 さらに当時の2着馬で、前哨戦のジョッキークラブC(G2)を勝ったエグザルタントが香港ヴァーズに回ったことで、ウインブライトの優位はより盤石なものとなっている。気になる地元勢は、前哨戦で2着だったフローレと4着のライズハイか。

 そのエグザルタントが出走する香港ヴァーズには、日本からラッキーライラック(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎)、ディアドラ(牝5歳、栗東・橋田満厩舎)、グローリーヴェイズ(牡4歳、美浦・尾関和人厩舎)の3頭が出走する。

 エリザベス女王杯(G1)で復活の勝利を上げたラッキーライラックだが、課題はやはり2400mの距離か。そこは今夏英国でナッソーS(G1)を制したディアドラも同じ。能力は国際G1級だが、距離適性に関してはディフェンディング・チャンピンオンであるエグザルタントに分があると述べざるを得ないだろう。

 距離という点では、今年の天皇賞・春(G1)で2着だったグローリーヴェイズが、日本勢の中では最も信頼できる。だが、1番人気を裏切った前走の京都大賞典(G2)6着からどこまで立て直せるか。

 ブリーダーズCターフ(G1)3着など今一歩足りない今年の英ダービー馬アンソニーヴァンダイクも強敵で、ジャパンC出走を断念したプリンスオブアランもワンチャンスある存在だ。

 日本馬が毎年苦戦を強いられる香港スプリントには、ダノンスマッシュ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)が挑戦するが、やはり苦戦は免れないだろう。

 今年、高松宮記念(G1)、スプリンターズS(G1)と共に1番人気に推されたダノンスマッシュの素質は認めるものの、日本よりもハイレベルな香港の一流スプリンターは、その上を行く前評判だ。

 中心は3歳馬のエセロ。キャリアこそ6戦だが、前哨戦のジョッキークラブスプリント(G2)では2着馬に2馬身差つける完勝劇。6戦5勝という底知れない実力は、今後の香港スプリント界を担えるだけの大器だ。

 そのジョッキークラブスプリントで2着だったホットキングプローン、3着のビートザクロックも当然ながら優勝候補。英国から参戦するインハータイムも豪州のスプリント界ではG1戦線の常連だ。ダノンスマッシュには、ここで日本の意地を見せてほしいところだが……。

 いずれにせよ、今年の香港国際競走の最大の見所は、香港マイルのビューティージェネレーションVS日本馬ということになるだろう。復活か、それとも覇権交代か――。香港国際競走は8日に開幕する。

ナイジェリア、世界第3位の人口大国に…アフリカの人口急増、世界的食糧不足で価格高騰

 今年の6月に国際連合広報センターが「世界人口推計 2019年版」を発表した。それによると、世界人口は現在の77億人から2050年には97億人と20億人も増加するという。それだけではなく、国別人口順位が次のように変わるとしている。

【2015年】

・1位:中国(13億7000万人)

・2位:インド(13億1000万人)

・3位:米国(3億2000万人)

【2050年】

・1位:インド(17億人)

・2位:中国(13億人)

・3位:ナイジェリア(3億9000万人)

 なんとアフリカのナイジェリアが米国(3億8000万人/50年:4位)を抜いて世界第3位の人口大国になる。ナイジェリアは15年には人口1億8200万人で世界第7位だが、35年間で約2.2倍に急増する。

 国連によると、2020年から2100年までの人口増減率で増加率上位10位はすべてアフリカ諸国となっている。

・ニジェール:581%

・タンザニア:378%

・ザンビア:344%

・コンゴ民主共和国:304%

・モザンビーク:296%

・ナイジェリア:256%

・スーダン:225%

・ウガンダ:199%

・エチオピア:156%

・ケニア:133%

 アフリカ諸国の人口が今後急増することによって、世界人口は2050年に97億人に膨れ上がる。人口増加による問題の一つは、食料供給が追いつくのかという問題である。人口が急増するアフリカ諸国の農業は零細で、自給自足が主体の家族農業となっている。そこで、その家族農業を支援して市場に食料を供給できる農業経営にし、食料供給力を高めようと国連で決議されたのが、「家族農業10年」であった。

気候変動で穀物価格上昇

 他方、地球温暖化問題に取り組んでいるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)も食料問題にアプローチをしている。今年の8月にIPCCは、「土地の利用状況と気候変動に関する特別報告書」を公表し、気候変動と食糧供給システムとの関係を解明し、私たちの食生活のあり方にまで警告を鳴らした。

 報告書では、「工業化以前の期間より、陸域面気温は世界全体の平均気温に比べて2倍近く上昇している」として、それによる極端な気候変動が食料安全保障や生態系に悪い影響を及ぼし、砂漠化や土地劣化を進行させているとし、2050年には穀物価格が最大23%上がるとした。

 さらに報告書は、食料生産から流通、消費による温室効果ガス排出量が、総排出量の4割弱であることを明らかにした。温暖化の緩和を進めるために、「食品ロスおよび廃棄物を含む、生産から消費に至るまで食料システム全体にわたって対応の選択肢を導入」することを求めるとともに、「食生活の変化による総緩和ポテンシャルは2050年までに70~80億トン/年になると推定」としている。ここでいう「食生活の変化」とは、肉よりも米やトウモロコシなどの穀物を多く摂る食生活に変えることである。

 このように、世界人口が急増する一方、地球温暖化によって穀物価格が上昇するなど、食料供給は楽観できない状態に追い込まれている。そして、それは私たちの肉食偏重の食生活の見直しを迫るものにもなっている。

(文=小倉正行/フリーライター)

パチンコ「超絶スペック」「伝説ループ」など激アツ台が続々……「明日から狙える」新台を特集!!

 2019年も残すところ1カ月。ラストになる12月も、パチンコ分野には話題の新台が登場予定だ。「待望の神スペック」「甘デジ・伝説ループ」など、魅力的な機種がデビューを果たす。

 今回は12月2日からの週に導入される「激アツ新台」に迫ってみたい。

 まず注目したいのは「ライトミドル最速」「神スペック」と評されているアノ人気シリーズ最新作だ。

『ぱちんこ AKB48 ワン・ツー・スリー!! フェスティバル』(京楽産業.)

 高い人気を誇る『AKB48』シリーズ3作品を融合させた本機は、大当り確率1/199の1種2種混合タイプ。大当り終了後は必ず「FESTIVAL RUSHチャレンジ」へ突入する。この間に引き戻せば「FESTIVAL RUSH」を獲得だ。

 RUSH突入率50%で継続率は80%。右打ち時の「60%が出玉約1500発」と、まとまった出玉に期待できる仕様となっている。好評だったスペックを踏襲しながらも、進化を遂げた仕上がりだ。新規則ライトミドルでトップレベルの出玉速度を実現するなど、「シリーズ集大成」との言葉にも納得できる1台である。

「V確2回ループ+時短」の「最凶スペック」を搭載した、名物メーカー最新機種も見逃せない。

『P13日の金曜日』(西陣)

 人気ホラー映画「13日の金曜日」とのタイアップ機。V確2回ループ+時短タイプで、大当り確率は1/319.69(1/100.21)となっている。確変割合は特図1が52%、特図2が100%。大当りは全て「1000発」以上と、出玉感を味わえる仕様だ。

 確変「ツインバトルモード」では2回の大当りを獲得でき、襲いかかるジェイソンに勝利すれば2回ループが継続する。2回連続で敗北すると、時短50回転の「レスキューモード」へ移行という単純明快なゲーム性だ。

 2回ループの実質継続率は約83%で、出玉は「ALL1000発」以上と大量出玉も十分に狙うことができる。映画の世界観を生かしたギミックや、多彩な恐怖演出を搭載するなどファンも納得の仕上がりだ。

 復活を果たす「アノ名機」も反響が寄せられそうな1台。爆発的な出玉で“空前のブーム”を巻き起こした「伝説ループ」が甘デジスペックで再臨する。

『PA元祖大工の源さん』(SANYO)

 初代と同様の確変2回ループタイプで、確変突入率1/3という仕様。V確ループの甘デジスペックとなっている。あのゲーム性を気軽に楽しめる点は大きな魅力だ。

 確変終了後には時短が付与されるなど初代を強く意識した仕上がり。懐かしの演出が楽しめる「初代モード」を搭載するなど、往年のファンが歓喜する要素も満載だ。

 SANYOは同日に、人気萌え系麻雀マンガ『咲-Saki-』とのコラボ機も導入予定。『PA咲-Saki-阿知賀編 99バージョン』は、大当り確率が約1/99で新内規3個賞球を採用している。継続期待値は「約75%」と、遊びやすいながらも連チャンに期待できる設計だ。

 他にも驚異の“60連オーバー”の報告も出た『Pフィーバースーパー戦隊』(SANKYO)の甘デジスペックや、ニューギンの新台『PAぶいぶい!ゴジラ かいじゅう大集合!!』も同日にデビュー予定。まずまずの稼働を見せていた機種のスペック違いということで、反響は見込めそうである。

 今回紹介した機種は12月2日より全国で導入開始。ぜひともホールで堪能していただきたい。

 

 

吉本興業、テレビ各局に宮迫博之の映像使用禁止を伝達か…明石家さんまを敵に回す

 闇営業問題を受け、7月に吉本興業から契約を解除された宮迫博之(雨上がり決死隊)の芸能界復帰に向け、個人事務所で預かることを公言していた明石家さんまが、ついに動き出した。今月21日には、さんま主催で「みんなで一緒にオフホワイトからブラックに そして白紙に戻った男を囲む会」が開催された。

「宮迫を囲む会には、タレントをはじめ、テレビ各局のバラエティー番組関係者や芸能界関係者らが招待されていました。今後、さんまが間に入って調整役を買って出るから宮迫に仕事を与えてやってください、とお願いをする場ととらえて間違いありません。一部では、さんまが500万円もの自腹をきって、この場を設けたという報道もあります」(テレビ局関係者)

 当日、会場となった都内のホテルのエントランスには多くの報道陣が詰めかけたが、吉本は黙ってはいなかったという。

「吉本は在京の民放テレビ各局に対し肖像権を行使し、宮迫の過去の映像・画像の使用を一切許可しない旨を伝えました。あくまで現在も宮迫は吉本の所属であり、これまでの宮迫に関するすべての映像の肖像権は吉本が持つといい、一度は契約解消された後に開かれた田村亮との2ショット会見の映像も、使用を一切許可しないということでした。あまりにあからさまな圧力なので驚きましたが、吉本はさんまを敵に回しても宮迫を潰したいのだなと感じました」(テレビ局関係者)

 なぜ、こうした事態が起こるのか。スポーツ紙関係者は解説する。

「宮迫は、さんまの個人事務所で活動再開の準備を進めているにもかかわらず、前所属事務所の吉本は今でも所属タレントだと権利を主張している。吉本の岡本昭彦社長から、会見を開くなら即契約解除だと言い渡された宮迫は結局、契約を解除された直後に会見を開いた。実際に吉本は宮迫の契約解除を一旦は発表したにもかかわらず、その3日後に岡本社長が釈明会見を開き、契約解除を撤回すると発言したのです。その後、吉本側は宮迫に話し合いの場を持ちかけましたが、宮迫は応じていません。これをもって吉本は“処分保留のままだ”と言い張っているわけです。

 しかし、ここまで泥沼化してしまったら、宮迫は吉本に残っても“飼い殺し”状態になるのは目に見えていますから、別のかたちでやり直せるならそれが一番でしょう。ただ、いくらさんまという大きな後ろ盾があっても、吉本という大きな壁を乗り越えられるのかは難しいところでしょう」

 宮迫がMCを務めていた『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の年末特番に、さんまが電撃出演するとも一部で報じられているが、宮迫の復帰までには、越えなければならないハードルが多そうだ。

(文=編集部)