新台『ゴッド』シリーズ「約83%の高ループ」と「右8割1500発」は神の領域…だが懸念材料あり!?【パチンコ新台実戦JUDGEMENT】

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、RUSH突入時の獲得平均出玉が約8000発!? 出玉性能特化型シリーズの最新作『Pアナザーゴッドポセイドン‐怒濤の神撃‐』(以下ポセイドン)だ。

 大当り確率1/498.5で確変割合80%、確変突入時の期待出玉が約9000発という強力な出玉力を装備した『CRパワーゲットゲーム』を源流にした、スロット『ミリオンゴッド』シリーズのパチンコ版。

『ミリオンゴッド』から『アナザーゴッド』まで数々のパチンコシリーズが登場してきたが、どのマシンも火力を武器に、『ゴッド』ブランドの名に恥じぬ過激な出玉性能を誇ってきた。

 もちろん、その最新作となる『ポセイドン』でもその流れは受け継がれている。大当り確率が1/319.68のミドルタイプ1種2種混合機となる本機は、継続率約83%の高ループと大当りの80%が最大ラウンド1500発出玉というRUSH(GOD GAME)性能となっている。

 ひとたびRUSHに突入すれば約8000発の出玉を期待できる爆発力は現行機でもトップクラスであろう。ゲーム性は1種2種タイプの王道を征くものとなっている。

 初当りのほとんどで移行する「時短5回転+残保留4回転」のRUSH突入チャレンジ「アトランティスゾーン」で大当りすれば、「時短19回転+残保留4回転」の連チャンモード「GOD GAME(GG)」にモードアップする流れ。GGへの突破率は約50%である。

 GGの破壊力はいうまでもないが、「20連オーバー2万発超え」「29連してクソ楽しかった」「朝イチ速攻で当たって42連で一撃4万発オーバー」といった激アツの報告が各所でなされている。

 また、本機には遊タイムも搭載されていて、大当り間で959回転消化すると時短19回転の電サポモードに突入する。つまり、遊タイム到達=GG突入となり、通常時からダイレクトで約83%ループに繋がるのである。

 以上、連チャン力と出玉感を高次元のバランスで兼ね備えた魅惑のスペックとなる本機だが、避けては通れない非常に厄介な問題が論争の的となっている。それは盤面の左に設けられたクルーンとそれに付随するスロープ&回転体役物の存在である。

 本機における通常時のプレイでは、基本的にこの左上のクルーンを通過しないとスタート入賞するチャンスはない。要は平和の「クギナイン」やサンセイの「右打ちクルーン」のような回転率に影響を与えるゲージ構成を採用しているのだが、これがなかなか厳しいものとなっている。

 最終関門となる回転体は10個の穴のうち2つがヘソに向かう入賞穴となっていて、見た目上の単純計算では1/5で振り分けられる。この1/5が障壁となり、なかなか回らないフラストレーションや極端な回りムラを発生させるのである。

「とことんクルーンに殺された」「クルーン無理」「ハズレ穴に2個重なること多発」「2/10の入賞穴を見事に回避する」

 仮に、この回転体で回転率を制御することによって本機の出玉感が担保されているというのであれば、評価が変化するのであろうか。私には甚だ疑問である。実際に打った感触としても、この試みは成功とは言い難いのではないだろうか。

 なぜならば、「回ったから面白い」はあっても「回らなくても面白い」は相当に高いハードルであり、当った後の出玉性能で勝負する本機のようなタイプとは相容れない部分があるように感じるのである。

 1万円、2万円と投資額を決めた一撃勝負や確率の2倍ハマリ以上の台で遊タイムを目指すといった遊び方が適しているのかもしれない。

(文=大森町男)

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クラシックの指揮者、なぜ楽屋は高級ホテル並みに豪華?高級ソファーや冷蔵庫、シャワーまで

 オーケストラで指揮をしているとき、このように問いかけられることがあります。

マエストロ、僕が吹いている音は何でしょうか?」

 マエストロというのは、イタリア語やスペイン語で芸術家や専門家に対する敬称として使われますが、クラシック音楽業界では指揮者のことです。これは便利な言葉で、「あ、今回初めて来た指揮者の名前、なんだっけ?」と忘れてしまっても、「マエストロ」とさえ言っておけば問題ありません。20代のペーペーの指揮者から、80代の大指揮者にまで呼びかけることができます。

 関西の繁華街で「社長、安い飲み放題のお店がありますよ!」と声をかけられる「社長」と、なんとなく似ているような気がしますが、それも”当たらずとも遠からず”です。イタリアに行けば、指揮者だけでなくパン屋の主人から生ハムづくりの名人まで、みんな「マエストロ」なのですから。

 さて、冒頭の「僕の吹いている音は何ですか?」との問いには、2つの意味があります。まず、楽譜が古くて、音符の印刷が不明瞭だったり、周りの楽器が出している音を聴いていると、自分の音はどう考えても間違えているのではないか、というものです。実は、楽譜には結構エラーがあり、指揮者のスコアだけ直されている場合が多く、指揮者に尋ねてくることもあります。また、演奏者は間違っているように感じるけれど、それは作曲家の意図であると指揮者が判断することもあるので、確認するために指揮者に尋ねてくることもあるのです。

 しかし、本来ならば、「僕が演奏している音は合っていますか?」と尋ねるところです。自分が演奏しているにもかかわらず、何の音なのかを尋ねてくるのは奇妙です。

 2つ目の意味は、同じ音であってもハーモニーによって高さが微妙に異なることから来るのです。音楽は、メロディー、リズム、ハーモニーから成り立っています。ピアノやギターとは違い、オーケストラの楽器は1人1つの音しか出すことができないので、一般的な3つの音で構成されるハーモニーであれば、最低3人の演奏者が必要となります。

 たとえば、ある演奏者が「ド」を吹いていたとしても、その「ド」がハーモニーのどこに位置するのかで、音の高さを微妙に調整するのです。ハーモニーの真ん中にある「ド」であれば、明るいハーモニーの場合は少し音を低めにとり、暗い場合は少し高めに演奏しないとハーモニーが美しく響きません。とはいえ、この程度の単純なハーモニーであれば、プロの奏者なら自分がどの位置の音を吹いているか即座に判断するのですが、もっと複雑なハーモニーの場合、指揮者に「自分は何の音」、つまりはどの位置の音かどうかを聞いてくるのです。

 その時に、指揮者がおどおどして、「えーっと、ちょっと待ってください……」などと言いながらスコアを必死で見つめてしまうようであれば、「あの指揮者、勉強していないのか」と、オーケストラ全体から白い目で見られることは間違いありません。

指揮者のために用意される豪華な部屋

 とはいえ、仮にそんな頼りないマエストロだったとしても、大学を出たてのペーペーマエストロでも、楽屋は個室を使用されます。簡単にいえば、大変優遇されているわけですが、指揮者の楽屋がどうなっているか、興味はないでしょうか。

 特に、オーケストラ専門のコンサートホールの場合は、なかなか快適な楽屋が多いです。自宅にあるものよりも高級なソファーが備え付けられていたりします。これには理由があります。自分がくつろぐためというよりも、楽屋には結構たくさんの方々が訪ねて来られるからです。スポンサーの大社長が来られることもありますし、音楽界の重鎮や重要な関係者にパイプ椅子に座っていただくことなどできません。時には、演奏会前に取材が入る場合もありますし、オーケストラの事務局員もさまざまな理由で尋ねてこられます。そんな場合にも、立ち話をするわけにもいかないので、ソファーがあると便利なのです。

 トイレやシャワーが備え付けられている楽屋も多くあります。シャワーは、やはり舞台上で結構汗をかくので、ありがたいものです。観客が演奏会の余韻をかみしめながら帰途の電車に揺られている頃、指揮者はシャワーを浴びているかもしれません。

 ベッドがないだけで、まるで高級ホテルの部屋のようですが、大きな違いは、壁に向かって化粧台と鏡が並んでいることでしょう。しかも、この鏡はたくさんの電球で囲まれています。舞台上では出演者には強い照明が当たるので、普通のメイクをしても照明で飛んでしまい、観客からは顔がのっぺりと見えてしまいます。そのため、舞台と同じくらいの光源を当ててメイクをする必要があるのです。これは、オペラ歌手やバレリーナ、舞台役者も同じです。

 客席からは自然なメイクに見えるソリストでも、実際に舞台上で共演してみると「かなり化粧が濃いなあ」と、デビューしたての頃は驚いていました。男の僕には化粧は必要ありませんが、ソリストの部屋はもちろん、楽員の大部屋でも同じように備えられています。しかも、蛍光灯やLEDではなく、いまだに白熱電球です。白熱電球でなければ、舞台と同じような照明が再現できないようです。スイッチひとつで10個くらいの電球が一気に点灯するので、部屋の気温が数度高くなったように感じます。

 ピアノや冷蔵庫が備え付けられていることも、よくあります。指揮者が冷蔵庫にビールを冷やしておいて、終演後に楽屋で1杯――。そのための冷蔵庫というわけではないでしょうが、僕はフィンランドのオーケストラの首席指揮者時代は、そういう使い方しかしませんでした。

 ちなみに、フィンランドは酒豪大国です。演奏が終わり、お辞儀をして舞台袖に引き上げてくると、指揮者は喉がカラカラになっているので、日本では舞台スタッフが水を1杯用意してくれていますが、フィンランドではビールを持って待ってくれています。そのビールをぐびっと飲んで、鳴りやまない拍手に応えるために再び舞台へと向かうわけです。

 楽屋に関して残念なのは、扉がものすごく重い点と、部屋に窓がないことが多く、あっても小窓程度だという点です。これは、外部からの音を遮断し、自分の音も外に出さないためですが、正直言うと、閉所恐怖症気味の僕にとって楽屋はあまり快適な部屋ではないのです。
(文=篠崎靖男/指揮者)

●篠﨑靖男
 桐朋学園大学卒業。1993年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで最高位を受賞。その後ウィーン国立音楽大学で研鑽を積み、2000年シベリウス国際指揮者コンクール第2位受賞。
 2001年より2004年までロサンゼルス・フィルの副指揮者を務めた後、英ロンドンに本拠を移してヨーロッパを中心に活躍。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィルハーモニック、ボーンマス交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、フィンランド放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団など、各国の主要オーケストラを指揮。
 2007年にフィンランド・キュミ・シンフォニエッタの芸術監督・首席指揮者に就任。7年半にわたり意欲的な活動でオーケストラの目覚ましい発展に尽力し、2014年7月に勇退。
 国内でも主要なオーケストラに登場。なかでも2014年9月よりミュージック・アドバイザー、2015年9月から常任指揮者を務めた静岡交響楽団では、2018年3月に退任するまで正統的なスタイルとダイナミックな指揮で観客を魅了、「新しい静響」の発展に大きな足跡を残した。
 現在は、日本はもちろん、世界中で活躍している。ジャパン・アーツ所属
オフィシャル・ホームページ http://www.yasuoshinozaki.com/

ボーイング737MAX運航再開、国交省は性急な認可は禁物…墜落の危険性、解消されず

 ボーイングは2018年にインドネシアで、19年にエチオピアで起きたボーイング737MAXの墜落事故の原因となった欠陥を修正し、FAA(米連邦航空局)はこれを受けて20年11月18日、20カ月に及んだ飛行禁止令を解除した。

 欠陥があったのはMCAS(Maneuvering Characteristics Augmentation System:操縦特性補助システム)と呼ばれるシステムで、詳しくは後述する。今般ボーイングは、MCASというハードウェアは残したまま、それが誤作動を起こして急激な機首下げを発生しないようにセンサー等のソフトウェアの改修を行った。また、それが作動した場合にパイロットが速やかに適切な回復操作ができるための付加訓練も行う。

 ソフトウェアの改修点の詳細は不明であるが、これまで装備されていた2基のセンサーの数を増やすことなどによる信頼性の向上である。また、パイロットの付加訓練として、2件の墜落事故でパイロットがMCASの誤作動に対応して適切な回復操作をとれなかったことに鑑みて、回復操作手順の徹底とシミュレーターを使ったオペレーション訓練を行う。そして737MAXに乗務するパイロットが適切な回復操作ができるように、ボーイングは航空会社所属のパイロットを最大160人採用し、彼らに航空会社で35日間、指導者やコックピット・オブザーバーとして働いてもらうとしている。加えて、世界5地域でサポートにあたる154人の「オンサイト・スペシャライズド・チーム」も編成した。

 この従来にはなかった異例の措置をとった背景には、航空会社のパイロットがボーイングが定めた緊急操作を実行できないという問題があったからである。それは、エチオピア航空事故機のパイロットが前年にインドネシアで起きた事故原因を知っていながら同じトラブルに適切に対処できなかった事実、さらにFAAの運航再開の認可に向けたテスト飛行においても、優秀なテストパイロットでさえそう簡単には手順通り操作できなかったことからも明らかだ。

 米上院は20年12月18日、ボーイングの社員が運航再開を目指す過程でFAAの試験飛行のパイロットに「不適切な指導」を行っていたとの報告書を公表した。報告書は「事故原因とされる重要な制御システム『MCAS』の作動と回復操作をテストした際に、適切な手順を踏まなかった」と指摘。具体的には、FAAとボーイングがあらかじめ決められた結果を出して、パイロットの反応時間に関する人的要素の定説を再確認していた。この例では、FAAとボーイングが737MAXの悲劇につながった可能性のある重要な情報を隠匿しようとしていたとみられる」との見解を示したのである。

 報告書が引用した内部告発者の情報によると、ボーイングは試験飛行のパイロットらに事前に「(特定の)ピックルスイッチを忘れずに正しく操作せよ」と指示。指示を受けたパイロットの反応時間は約4秒となった一方、これまで米議会の公聴会での証言では、パイロットは反応に約16秒かかったとのことであった。

 737MAXの開発をめぐってパイロットがコックピット内の非常事態にどのように反応するかをボーイングが十分に考慮していなかったという報告が、相次いでなされてきたことも忘れてはならない。上院で再承認プロセスに関して懸念が表明されたのを受けて、墜落事故被害者の遺族は20年12月22日、FAAと運輸省に対し737MAXの運航再開許可を取り消すよう求めたのである。

 私がここで強調したいのは、FAAが指定したテストパイロットでさえ、MCASの誤動作に対して速やかかつ適切な回復操作を簡単に行えるものではないという点である。MCASの誤作動は、スタビライザー(水平安定板)のランナウエー(連続して一方方向に動くこと)という現象を引き起こすが、パイロットにとってこのランナウエー・スタビライザーというトラブルは最も回復操作の難しい緊急操作であり、訓練を重ねたとしても離陸直後のように高度が十分ない所で発生すると、優秀なパイロットでも確実に墜落を防げるものではない。

 今般、ボーイングがパイロットのチームをつくり、航空会社に派遣してパイロットに教育指導せざるを得ないという点を見ても、MCASの誤作動からの回復は極めて難しい操作なのである。加えて、世界のLCCを含む多くの航空会社においてパイロットの技量不足も散見されるなかで、訓練を付加しただけで問題が解決するとは到底思えない。

MCASが搭載された理由は

 そもそも、これまでほかの航空機にはなかったMCASというシステムは、なぜ737MAXに初めて搭載されるようになったのか。その要因としては、新型エンジンとその取り付け位置が挙げられる。737MAXには、従来型の737より約14%の燃費向上と搭乗旅客数の増大を目的として、ファン口径の大型化などパワーアップしたエンジンが取り付けられた。しかし、従来の737の主翼には、それを直に取り付けることができず、パイロンで主翼前方に突き出すとともに、地面とのクリアランス(間隔)を確保するように、従来の737より、若干上方および前方に移動させる必要が生じた。

 その結果、機首がピッチアップするモーメントが働くという特性が生じたため、ボーイングは離陸上昇中にピッチアップによる失速を防ぐために、手動操縦中においても2基あるセンサーからの迎角信号が規定値を超えると水平尾翼のスタビライザー(水平安定板)を自動的に操作して機首を下げるようにしたのである。このMCASによる機首下げやそれに伴う降下が異常である場合、パイロットは一瞬の猶予もなく、速やかにMCASを解除して機体の立て直しを行わないと墜落の可能性が大きくなる。手順としては、MCASが作動すると、スタビライザートリムホイールが動くが、そのオートトリムを切り、スタビライザー制御システムのカットオフスイッチを切って、手動でスタビライザーホイールを回してジャックねじを回転させる必要がある。

 この操作を瞬時に行わないと間に合わないという難しさがあるので、パイロットにとっては、それはまさに恐怖のトラブルともいえるものだ。スタビライザーは面積が大きく、それが一方的に機首下げの方向にランナウエー(連続的に動くこと)すると、その後方に付いているエレベーター(昇降舵)を操縦桿をいっぱい引いて操作しても、とてもそれを打ち消すだけの揚力を得られないため回復が難しいのである。

ソフトの改修だけではパイロットの不安は解消されない

 今般ボーイングはセンサーの数を増やすなどの改修を行い、MCASの誤作動の確率を減らしたり、誤作動が起きたときにパイロットが適切な操作ができるように付加訓練を強化することで飛行の再開にこぎつけた。しかし、それでもMCASがある限り予想できないトラブルによるランナウエー・スタビライザーの恐怖が消えるものではない。センサーの改修を行ってもコンピューターがトラブルを起こさない保証もないし、回復訓練を強化するとしても、トラブルが離陸直後など高度に余裕がないときに起きれば間に合うかどうかといった不安がつきまとうのである。抜本的な解決は、MCASを取り外す以外にはないと強調しておきたい。

 しかし、仮にそれには大幅な設計変更や時間がかかるため困難なので当面は飛行を継続したいということであれば、あくまで私案ではあるが、MCASをdeactivate(不作動)にして離陸時のエンジン定格出力を落とし、さらに失速からの回復操作をこれまでの737と同じ手順で可能とするなどの処置を行ってはどうか。

メーカーとFAAが、MCASを前提に飛行再開する理由

 737MAXはエアバスのA320neoとライバル関係にあり、ボーイングが失敗を認めて撤退することはアメリカの航空産業の失墜とエアバスにマーケットを独占されることにもなり、簡単に引き下がれないという事情があろう。2件の墜落事故を起こし計346名の乗客乗員の命を失った直後は、トランプ前大統領もMCASについて「常に不必要な対策や改善を進めている」と批判的な見解も述べていた。しかし、新型コロナウイルスの流行拡大により航空産業が大きな打撃を受けるなか、737MAXの飛行禁止を続けていくと、メーカー、エアライン、そこに従事する航空関係者の雇用も深刻な状況になる。そのためトランプ前大統領は自国の航空産業を守るために、大幅な経済支援を表明したのである。

 このような事情により、これまで航空機の安全性については厳しく監視してきたFAAも、ボーイングや米政府の意向に負けたかたちで今般の耐空性審査にゴーサインを出した。だが、前述のとおり審査の公正性と適正性に疑問が持たれる事態に発展し、FAAは信頼を大きく損なう結果となった。

ANAHDと国土交通省はどう対応するのか

 FAAが再飛行にゴーサインを出したことで、すでに一部の航空会社で運航を開始したり、発注を始めたりしている。では、日本の航空会社と行政当局はどう対応するのか。

 日本ではANAホールディングス(HD)が19年1月に最大30機の導入を決め、12月には「ほとんど発注に近い」という見解を示している。スカイマークも検討中であるほか、投資会社JIAがリース用として10機の購入契約を結んだ後に一度キャンセルしているが、今後どうするのか。

 加えて、日本では部品を製造する多くの企業が存在しており、運航停止が長引けば経営へのダメージも大きくなるので、国土交通省の認可に期待をしていることであろう。アメリカのFAAが運航再開を認可したが、日本では国土交通省の認可が必要となっており、今後、各航空会社もそれを待って発注などの手続きを行うこととなる。

 とはいえ、国土交通省は実質アメリカの言いなりで、ANAHD等の意向も踏まえて認可に動くことは間違いないだろう。それは2件の墜落事故を受け中国など多くの行政機関が運航停止にした後も、日本の国土交通省はアメリカが運航停止を決めたのを受けてやっと腰を上げたという経緯から見ても明らかである。

 だが、待ってほしい。ことは人命にかかわる重要案件である。FAAの運航再開への認証手続きで不正や不備が内部告発されている現状では、安易にアメリカ側に追随せず独自に安全性について検証を加えて判断すべきであろう。そしてANAHD等の航空会社では、何よりも自社のパイロットや整備士たちに意見を求め、少しでも不安があれば全員が納得するまで検証を行い、導入を急いではならない。

(文=杉江弘/航空評論家、元日本航空機長)

昨年から株価爆増中の岩谷産業とは何者なのか?「水素社会到来」という理想と現実

 1月13日の東京株式市場で岩谷産業株が一時、前日比300円(4%)高の7470円まで上昇し、株式併合を考慮した実質で上場来高値を更新した。株価は昨年9月から一直線の上昇トレンドを形成。2020年の東証1部上場企業の株価上昇率ランキングで15位、3715円(19年末の終値)から6360円(20年末の終値)へと71.2%高を記録した。今年に入ってからも連日上場来高値の更新を続けている。

 世界的に脱炭素への取り組みが加速するなか、燃焼時に二酸化炭素を排出しない水素はクリーンエネルギーの切り札として注目されている。産業用ガスや家庭用ガスの専門商社で水素事業を収益の柱とする岩谷産業に、投資マネーが流入している。

水素社会の実現を推進する団体を設立

 菅義偉首相は20年10月26日、就任後初めて行った所信表明演説で、50年に地球温暖化の原因となる二酸化炭素濃度の上昇を抑えるカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする)を実現する方針を打ち出した。

 50年、温暖化ガス排出実質ゼロを実現するには二酸化炭素を出さない水素の活用が不可欠だ。発電や燃料電池自動車(FCV)向け燃料として水素の利用を増やすには、コストを引き下げなければならない。

 トヨタ自動車、岩谷産業など9社は20年12月7日、水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を推進する新たな団体「水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)」を設立した。

 JH2Aは水素の需要創出や製造費のコスト削減、事業者への資金提供といった問題解決のための業界横断的な団体だ。トヨタ、岩谷産業、ENEOS、川崎重工業、関西電力、神戸製鋼所、東芝、三井住友フィナンシャルグループ、三井物産が理事会員として設立に参画。会員企業としてパナソニックや三井不動産など88社(20年12月7日現在)が集まった。岩谷産業の牧野明次会長、トヨタの内山田竹志会長、三井住友FGの國部毅会長が共同代表者を務める。

 12月7日の設立イベントで牧野氏は、1基当たり約5億円かかる水素ステーションの建設費について「規制緩和で価格を抑えることができると考える。都心部のガソリンスタンドと併用できれば早期の普及も可能だ」と展望を語った。

 水素はコストが高く実用化には課題がある。FCVなど自動車分野で技術開発が進むが、本格的な普及には水素ステーションの建設が重要になる。水素販売量で国内トップシェアを持つ岩谷産業が、水素社会の実現に向けて“アクセル役”として登場してきたのは、こうした背景からだ。

FCV向けの水素ステーションを設置

 国内最大手のLPガス事業者である岩谷産業はヘリウムなどの産業ガス、電池関連部材のほか、生活用品ではカセットこんろなど事業領域が広い。なかでも、特に注目されているのが水素関連事業だ。FCV向けの水素充填ステーションの設置に取り組んできた。

 15年4月13日、日本初となるショールーム併設型「イワタニ水素ステーション 芝公園」(東京・港区)がオープンした。「TOYOTA MIRAIショールーム」を併設し、前年に発売されたFCV「MIRAI(ミライ)」を展示した。東京オリンピック・パラリンピックを契機として、水素社会への進展が期待される東京の中心から、その実現に向けた情報を発信し、普及・啓発にも活用できる施設という位置付けである。純水素型燃料電池による電力供給の実証試験を行うなど、今後の水素ステーションのモデルとしての役割を担う。

 東京タワーの南側に位置し、1962年に創業したトヨタ東京カローラ発祥の地としてトヨタグループにとっても歴史的な場所にイワタニ水素ステーションは立地している。

 トヨタは2014年、ミライを発売した。ミライの20年9月末までの世界販売台数は1万1000台。しかし、19年度の日本でのFCVの販売はトヨタを含め約700台にすぎず、EV(電気自自動車)の約2万台とは比較にならない。FCVの普及のカギを握るのが水素を充填する水素ステーションなのである。

 岩谷産業は14年7月、兵庫県尼崎市に国内第1号の水素ステーションを設置した。以後、東京、名古屋、大阪、福岡の4大都市圏を中心に水素ステーションを設置。21年3月末までに53カ所を設置する計画でトヨタと組んだ。

 岩谷産業はトヨタと提携し、米国カリフォルニア州で4カ所の水素ステーションを運営している。独産業ガス大手メッサーグループがもつ水素ステーションを19年4月に買い取り、日本勢として初めて水素ステーション運営に参入した。数年後に20カ所程度に広げる予定だ。

 トヨタはミライだけでなく大型トラックでもFCVで米国に進出する計画で、水素インフラの充実が米国でもFCV普及のカギを握る。岩谷産業は米国で液化水素の製造に参入することも考えている。

水素ステーションはどこまで普及するのか

 国内の水素ステーションはENEOSが44カ所でトップだったが、岩谷産業は21年3月末には53カ所に増やし、トップに躍り出る。今後、既存のガソリンスタンドに働きかけて水素ステーションを併設していく。岩谷産業の間島寛社長は「東洋経済オンライン」(20年12月30日付)で、水素ステーションについて語っている。

<最も利用台数が多いイワタニ水素ステーション芝公園(東京・港区)では、1日に30台弱の利用がある。充填する水素ガス量が多いのはイワタニ水素ステーション東京有明(東京・江東区)だ。東京都の都営バスが燃料電池バスを導入しており、有明ステーションを利用している。こうした利用台数が増えてきたところについては、(採算的に)運営ができるところまで見えてきた>

 だが地方では、FCVは走っていないし、水素ステーションもない。勝負はこれからだ。既存のガソリンスタンドが、すんなり水素ステーションを導入するのだろうか、という根本的な疑問もある。水素社会構築の“アクセル役”に躍り出た岩谷産業の前途に立ち塞がる壁は高くて険しい。

(文=編集部)

店舗営業→20時以降はデリバリー営業…死に物狂いの飲食店、潰れれば食の生産者も潰れる

 1月8日、政府は新型コロナウイルス対策として緊急事態宣言を1都3県に発した。医療機関のひっ迫を理由のひとつにしているが、外食業界だけに規制をかけたことが今後の感染拡大の抑止につながるのだろうか。宣言が発出されるたびに消費者の大好きな外食の機会が失われ、産業自体が棄損していくことに大きな危機感を感じる。なぜなら、外食を守ることは生産者を守り、ひいては食文化全体を守ることにつながるからである。

 外食業界は食品を扱うため、専任の食品衛生管理者を配置しなければいけない。そして食中毒の予防を含め、さまざまな対応を営業する限り実施している。またHACCPを取得した施設であればなおさら厳しい管理を行っている。

 緊急事態宣言の発出以前から、すでに飲食店はソーシャルディスタンスの確保や手指消毒の実施などの感染予防の措置はとっており、多くの飲食店が「感染防止徹底宣言ステッカー」を店頭に掲出している。

 緊急事態宣言発出直前の1月5日に、筆者はチェーン系のファミリーレストランを訪問した。座席の間隔を「これでもか」というくらい確保し、入店時に店員から手指の消毒を促された。

 ファミレス単体のメニューだけでは集客につながらないと判断したこのチェーンは、コラボ型店舗への改装を急ぎ足で進めている。消費者にとっても、ひとつの店舗でメニューの選択肢が増えることは喜ばしいことだ。テーブル上の注文用タブレットにも、トップページには自店舗のオリジナルメニューではなく、コラボ店舗のから揚げが掲載されていた。通常メニューであれば、わざわざ店舗に足を運ぶ理由は少なくなっている。

 提供する商品の選択肢が増えることは、イートイン客に対してだけでなく、テイクアウトやデリバリーの利用客にとっても利便性が高まる。店舗の入っているビルの1階にデリバリー用バイクの置き場がある。3台の駐車スペースであるが、入店時には1台しか残っていなかった。意外に稼働していることがうかがえる。

 このチェーンは自社デリバリーの募集チラシも店頭に掲出している。コロナ禍におけるデリバリー強化策がうまく進捗している様子だ。一方で、ファミリーレストラン業態におけるテイクアウト戦略はなかなか進んでいない様子だ。デリバリーこそ検討しているものの、中食需要はコンビニやスーパーなど競争相手が多いからだ。そのためか、テーブル上にはテイクアウトならぬ「持ち帰り」を推奨するチラシが置いてあった。この「持ち帰り」は食べ残した料理を自己責任で持ち帰るという仕組みだ。食べ残しを顧客が持ち帰ること関しては、店側は保健所などに特段の手続きを行う必要はない。デリバリーも推進しているため容器や包装資材に困ることもない。店舗側、消費者共に利便性の高い仕組みのひとつといえるだろう。

自社デリバリーを強化

 自社デリバリーを強化するチェーンが増えている裏には、デリバリー専業者の乱立とサービス低下によるところが大きい。最大手のウーバーイーツは、良い評判より悪い評判のほうが世間をにぎわせている。労働条件が原因のひとつではないかと思う。同社は完全出来高払いという「1件当たり単価」であり、時間単位での委託費ではない。そのため同社の配達員は、需要が見込める店舗前に縦列待機し、荷物を受けとるや否や信号を守らず、歩道をかき分けて突っ走るスタイルに陥るのではないか、と想定する。

 一方、自社デリバリーは時間給の勤務形態であり、さらに自社商品を運ぶという使命と責任を担っている。他社デリバリーに同じレベルのプライドを求めてはいけないのだろうが、そうはいっても荷物(食品)を運ぶプロとしての質は最低限度担保してほしい。

 一部の配達員の行いが全体の質や評判を落としていることは、とても残念なことである。コロナ禍において社会的インフラとなりつつあるデリバリー業務を担う一社としてのプライドを矜持してほしいものだ。すべての他社デリバリーの質が担保されていないということではない。配達員個々の資質に加えて、デリバリーを担う会社の教育システムや評価システムに違いがあることが原因ではないかと感じている。

 時短要請をうけながらも20時までは店内飲食、その後はテイクアウトやデリバリー対応で営業している飲食店も存在する。もっともアルコール類を提供する店舗は、19時までが酒類の提供時間となる。

 原価率の低いアルコール類の販売が19時までとなったことは、飲食店にとって痛手となった。テレワークを実施していない会社の従業員も、17時や18時に仕事を終えてちょっと一杯たしなむには、時間も足りないことだろう。店内飲食、イートインの時間が制限されるなかで、消費者はどのように行動することがベターなのだろうか。

 コロナ禍に苦しむ飲食店を支援するためにも、私はあえてテイクアウトの活用をおすすめしたい。可能であれば予約をしないで、または電話でこれから行くと伝えて店頭で待ってほしい。多くのファミリーレストランは、店内飲食の閉店後もデリバリーやテイクアウトに対応している。テイクアウトを勧める理由は、その場で調理されたアツアツの料理を持ち帰ることができるからだ。イートインの温度に近い、ファミリーレストランの味わいをより自宅で再現することができると思う。デリバリーも選択肢のひとつだが、配達員が出払っていると届けるのに時間を要し、料理の温度が下がる可能性がある。

外食を守る=日本の食文化を守る

 外食産業は、日本の食文化を支える重要な使命を担っている。日本フードサービス協会が公表している外食産業の市場規模を見ると、令和元年は26兆439億円となっている。うち、飲食店の市場規模は14兆5441億円。飲食店に含まれるのはファミリーレストランや一般食堂、立ち食いを含むそば・うどん店、回転寿司を含む寿司店、そしてファストフードのハンバーガー店、お好み焼き店などだ。その構成比は55.8%を占める。これら飲食店業態の営業が滞ることは、当然ながら生産者にも大きな影響が及ぶことになる。

 筆者は消費者として多くの店舗を回っているが、ほとんどの飲食店は「感染防止徹底宣言ステッカー」を掲出している。各店舗で可能な限り感染予防に努めている。なかには本当に対策をとっているのか疑わしい飲食店も存在するが、そうした店は消費者の判断で利用を控えればよい。わざわざネット上でそうした飲食店を糾弾する必要はない。正しい対策をとり安全安心に取り組んでいる店舗を適切に利用すること。それが飲食店を支えるために消費者がとるべき行動ではないかと私は考える。

 2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」は、単なる食べ物としてだけでなく、日本人の伝統的な食文化として認定された。氷山でたとえるならば、飲食店は海上に表出している部分にあたり、海の中に隠れた大部分が、それを支える生産者や加工業者となる。コロナ禍においても食文化を守るためには、飲食店を海に沈めるのではなく、生産者も含めて支える仕組みや行動が求められるのではないだろうか。そして、こうした考え方や行動様式は、持続可能な社会・経済づくりの理念とも合致するものではないだろうか。

 政策をつくることは専門の人たちに任せるとして、外食を守り、支え、楽しむために、消費者が必要な知識や情報を発信し伝えていくことが、フードアナリストとして私の役割だと思う。

(写真・文=重盛高雄/フードアナリスト)

●重盛高雄

ファストフード、外食産業に詳しいフードアナリストとしてニュース番組、雑誌等に出演多数。2017年はThe Economist誌(英国)に日本のファストフードに詳しいフードアナリストとしてインタビューを受ける。ほかにもBSスカパー「モノクラーベ」にて王将対決、牛丼チェーン対決にご意見番として出演。最近はファストフードを中心にwebニュース媒体において経営・ビジネスの観点からコラムの執筆を行っている。

“テレワーク前提”分譲マンション、続々登場…コワーキングスペース、リモーゼット

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、住まいに求められる要素も大きく変化しています。特に、敷地内や建物内で人との接触が避けられず、一戸建てに比べて何かと不安の多いマンションはさまざまな対策が必要になっています。分譲会社などもその課題を解決すべく、多彩な対応策を打ち出しているようです。

分譲会社の最大の関心事はワークスペースの確保

 コロナ禍で、消費者がマンションに求める要素も変化しています。何よりテレワークの増加で、住まいのなかにワークスペースが必要になっていますし、エントランスやエレベーターなどの共用部での密や、ドアノブやエレベーターのボタンなどでの接触も不安です。そうした変化に対して、マンションを供給するデベロッパーはどう対応しようとしているのでしょうか。リクルート住まいカンパニーの調査によると、図表1のようになっています。

 最も多かったのは、図表1にあるように、「住戸内のワークスペース」の57%で、次いで「共用ワークスペース」が47%、そして「タッチレス機能」が34%などとなっています。何よりも住戸内や共用部におけるワークスペースの確保が最大の関心事になっているようです。それに次いで、接触機会を減らすためのさまざまな部位でのタッチレス機能、そして宅配ボックスの設置についても関心が高いようです。

「リモートワークの住まい」を目指すマンション

 分譲マンション「リビオ」シリーズで知られる日鉄興和不動産では、ウィズコロナのニューノーマルに対応した「リモートワークの住まい」を目指すマンション開発を推進しています。たとえば――。

 朝や夜は子どもの身支度や食事の準備のためにリビングを使えない、夫婦二人分のワークスペースを確保できない、在宅勤務中は家族の声や音が気になる――といった問題を解決するために、「リモーゼット」「リモドア」「リモデスク」の提案を行っています。

 リモーゼットは、広めのウォークインクローゼットに、可動棚と照明、コンセントを設置、大型収納と併用可能なワークスペースを確保します。ドアを閉めれば、仕事に集中できる空間になります。同じような発想は、三菱地所レジデンスも行っており、間取り図での略称はともにWICですが、「ウォークインクローゼット」ならぬ「ワークインクローゼット」として提案しています。

限られた専有面積を有効に活用する提案

 日鉄興和不動産のリモドアというのは、リビングと隣接する洋室のウォールドアの可変性を高め、間仕切り位置を自由に変えられるようにしたもので、リモートワークがしやすい空間を効率よくつくりだすことができます。さらにリモデスクは、寝室でのリモートワークを行いやすくするため、あらかじめ壁面にカウンターと照明、コンセントを用意し、仕事だけではなく趣味のスペースなどとして活用しやすくします。

 ライフステージやライフスタイルに合わせて、3つのなかから一番自分たちに合ったワークスペースを設置すれば、ストレスなくリモートワークにいそしむことができるようになります。マンションの専有部分の面積は、地価や建築費の高騰などもあって、年々縮小する傾向にあります。それだけに限られたスペースをいかに有効に活用するか、各社ともさまざまな工夫、提案を行っているようです。

共用部分へのコワーキングスペース設置が増加

 とはいえ専有面積が限られていますから、専有部分でできることには制約があります。そのため、比較的規模の大きなマンションを中心に、共用部にコワーキングスペースを設けるケースが増えています。

 三井不動産レジデンシャルなどが2020年11月から販売を開始した「パークタワー勝どきミッド/サウス」(東京中央区)は、総戸数2786戸の商住複合大規模再開発プロジェクトで、都営地下鉄大江戸線の「勝どき」駅徒歩1分という利便性の高いマンションです。

 商業施設、スポーツアリーナ、保育所などを建物内に備えたミクストユースの街づくり、屋外に出ることなく駅や商業施設を利用できる利便性に加え、ニューノーマル時代の多様性に備える共用部分の充実が特徴となっています。

 パークタワー勝どきミッド/サウスでは、写真にあるように、個室ブース付きの300平方メートルのコワーキングスペースが用意されます。また、簡単に外出できないため、ついつい体がなまりがちになるため、それを解消するオンラインフィットネスが可能なパーソナルスタジオも設置されます。

大規模マンション以外でも設置が増えている

 マンション居住者のなかには、テレワークするにしても、自宅内での仕事では、オン/オフの切替えができない、仕事に集中できないといった不満を抱いている人が少なくありません。かといって出勤するには、通勤電車やオフィスでの密が不安という思いもあります。

 そうした人たちにとっては、建物内にある、自宅外のこの共用部分のコワーキングスペースはたいへんありがたい存在ではないでしょうか。300平方メートルものコワーキングスペースを設置できるのは、総戸数2000戸を超えるメガマンションならではですが、最近はそこまで大規模ではなく、小中規模のマンションでも、共用施設にライブリーやコワーキングスペースを設けるケースが増えています。

 リモートワークに集中するだけではなく、居住者間の交流スペースとしても活用でき、今後も設置が進むことになるではないでしょうか。

非接触キーなどの抗ウイルス・抗菌マンションが登場

 先のリクルート住まいカンパニーの調査にもあったように、マンションでは非接触、抗菌なども重要なテーマになっています。そこで、大和ハウス工業では、抗ウイルス・抗菌加工を施した建材を採用するとともに、非接触キーや人感センサー付きスイッチなどの感染リスクを低減できるアイテムを導入した「抗ウイルス・抗菌マンション」を順次、全国展開する方針を打ち出しています。

 第一弾となるのは、「プレミスト茨木双葉町」(大阪府茨木市)で、2021年4月からの販売を予定しています。図表にあるような、凸版印刷が開発した特殊フィルムを施した床材や建具を採用しています。凸版印刷によると、特定ウイルスが24時間で99.9%減少することが研究機関の調査で実証されており、抗菌の効果は大腸菌、ブドウ球菌がやはり24時間で99.9%減少するとされています。

 また、総戸数74戸の中規模クラスのマンションですが、共用部にはテレワークや子どもの宿題・勉強スペースとして利用できるように個室ブースが6か所設けられています。

顔認証セキュリティが標準装備のマンションも

 サーパスマンションを全国で展開する穴吹工務店では、顔認証セキュリティを標準採用したマンションの展開を進めています。マンションのエントランスでは、顔認証でドアが開き、顔認証でエレベーターのセキュリティを解除、押しボタンでエレベーター内に入れば、自動で自宅階のボタンが押されます。歩きながらの認証が可能なので、小さな子どもと手をつないだまま、また大きな荷物を持ったままでもマンション内に入ることができます。

 さらに事前に登録しておけば、マンションの宅配ボックスも顔認証で、開錠することができます。鍵やカードの紛失の心配がなく、大切な荷物を安心して受け取ることができます。

 以上のように、さまざまなレベルでのニューノーマル対応が進んでいるマンション。これからの住まい選びの重要ポイントのひとつになりそうです。

(文=山下和之/住宅ジャーナリスト)

PayPayは出前館で最大100%還元、d払いはファミマで20%…今使うべきPay集

 首都圏では2度目の緊急事態宣言が発出されるなど、まだまだコロナ禍は収まらない。飲食店の時短営業も要請されており、宅配やテイクアウトを利用する機会が続くだろう。

 そこで今回は、宅配・テイクアウトにおいてお得に使えるキャッシュレス決済のキャンペーンを紹介していく。飲食店のお持ち帰りやコンビニエンスストア、宅配で利用できるうえ、Pay払いなら接触も最小限に抑えられる。ぜひチェックして、緊急事態宣言をお得に乗り切ってほしい。

当たれば高還元なPayPay

 キャッシュレス決済の雄・PayPayでは、テイクアウトに関連したキャンペーンが行われている。まずは日本最大級の宅配ポータルサイト「出前館」とのコラボが見逃せない。

 出前館でPayPayを利用した場合に、抽選でPayPayボーナスが付与されるキャンペーンの開催がアナウンスされている。これは、3等なら2%、2等は10%、そして1等は決済金額の100%が還元されるというもので、付与上限は期間中で3万円相当。ただし、対象となるのはPayPay残高でのお支払いのみで、ヤフーカードやPayPayあと払いの決済は対象外となる。ちなみに期間は1月29日〜31日までと短いので、見逃さないようにしたい。

 さらにPayPayはたこ焼きチェーン店「銀だこ」とのキャンペーンも発表している。こちらは「5回に1回あたる」と銘打っているので、前述の「出前館」よりも当選確率は高そうだ。

 当選内容は、銀だこでPayPay払いをすると、1等1000%、2等100%、3等5%が戻ってくるというもの。「1000%?」と目を疑ってしまうが、これは支払額の10倍のPayPayボーナスが付与されるという一攫千金なキャンペーンなのだ。

 銀だこで591円(税抜き)の「たこ焼き」を購入した場合、もし1等に当選すると5910円分のボーナスが帰ってくることになる。ただし期間は1月8日〜21日まで、キャンペーンはすでに終了している。同様の企画はまた行われる可能性が高いので、常にチェックしておこう。

 最後にPayPayで特筆したいのはコーヒーチェーン「タリーズ」とのキャンペーン。巣ごもり需要に限らず、タリーズでコーヒーやフードをテイクアウトする人も多いが、タリーズでPayPayを利用すると抽選で1等は100%、2等は10%、3等は2%のボーナスが戻ってくる。1月15日〜31日までで、期間中付与上限は1万円だ。

ケンタッキーやスーパーでお得なauPAY

 auPAYでは、昨年から引き続き1月31日までローソン(ローソン・スリーエフ、ローソン・ポプラも含む)、ナチュラルローソン、ローソンストア100での買い物で誰にでもPontaポイント3%を還元中。コンビニで持ち帰って食事をする人は、ぜひローソン系列を利用してポイントを稼いでほしい。600円分の弁当を買うだけでも、18ポイントも付与される計算になるので、利用すればするほどお得だ。

 さらに、auPAYではケンタッキーフライドチキンとのキャンペーンも1月31日まで実施中。期間中は1回の支払いで200円ごとに40ポイント(20%)還元という大盤振る舞いである。一度の買い物で付与される上限は500ポイント。つまり、一度で2000円の買い物をすれば満額の500ポイントが戻ってくるのだ。オリジナルチキン10ピースが通常2450円なので、これが実質1950円で買えることになる。もちろん、少額でも割合は変わらないので、チキンフィレサンドのランチセットも通常700円でも、実質的には140円引きの560円となる。期間中の付与上限は1500ポイントまでとなっているので、速やかに上限まで還元しておくほうがいいだろう。

 さらにauPAYの20%還元は対象のスーパーマーケットでも享受できる。イトーヨーカドー、サミット、オーケーストア、ベイシアなど全国のスーパーマーケットが対象で、一回につき500ポイント、1月31日までの期間中で3000ポイントが上限となる。

 1回の上限500ポイントは2000円の買い物で得ることができるため、自炊用の食材だけでなく保存できる食品なども、まとめてしまえばすぐに達成できる。6回の買い物で、付与上限3000ポイントを得られるため、1週間もあれば回収できるはずだ。

d払いはファミマと丸亀製麺で20%還元

 ドコモが運営するd払いは、ファミリーマートとのキャンペーンを2月1日まで実施中。dポイントカードの提示とd払いでの支払いが条件で、はじめてd払いを利用する人は20%還元、すでにd払いを利用している人でも10%が還元される。利用頻度が高いコンビニにおいて、これほどの還元率は非常にありがたい。

 また丸亀製麺でも500円以上をd払いで支払うと、1月31日まで20%が還元される。店内飲食でもテイクアウトでも適用されるので、自宅で過ごす人は今すぐエントリーしてほしい。

 例えば、かけうどん(300円)とかしわ天(150円)、いなり(110円)の合計560円分を支払えば、112ポイントが還元される。ちなみに、丸亀製麺では公式アプリで「うどん100円引き」などのクーポンも発行しており、それらとの併用も可能なので、ぜひ利用してほしい。

 一方、大手コード決済以外でお得なのが、FamiPayだ。FamiPayでは1月19日から2月8日まで決済金額の半額相当を還元するキャンペーンを実施。ファミリーマートの店舗ではもちろんのこと、FamiPayが使えるドラッグストア、飲食店、家電量販店が対象だ。

 ファミリーマートは期間中の上限が500円(2月1日まで)と若干物足りないが、魚民、白木屋、千年の宴などの飲食店向けの同キャンペーンは、1月26日〜2月1日まで実施しており、期間中の上限は1500円。いまや居酒屋でもテイクアウトを行っているところが多いので、この機会を逃す手はない。

 自粛傾向が強まり、外食する機会も減っているが、各社のキャンペーンを上手に利用すればステイホームでもお得に過ごすことができる。

(文=清談社)

バリスタが選ぶ“ペットボトルコーヒー”ベスト5!1位はコンビニで買えるタリーズの味

 コロナ禍の2020年、缶コーヒーの売り上げが前年から10%以上も減少した。缶コーヒーは仕事の現場や合間などのビジネスシーンで飲まれることが多く、在宅勤務の増加により需要が激減してしまったようだ。一方で、前年から売り上げを落とさなかったのが、500mlペットボトルに入ったコーヒーだ。

 1Lなど大容量のものや業務用のペットボトルコーヒーは以前からあったが、17年にサントリーがコンビニなどで手軽に買える500mlサイズの「クラフトボス」を発売したことで、一気に人気が高まった。

 それまで缶コーヒーを飲まなかった若年層や女性のニーズを拾ったクラフトボスの販売数量は、17年が2億4000万本、翌年には6億5000万本を突破した。これ以降、飲料各社が次々とペットボトルコーヒーを開発して市場に投入、18年にはコーヒー全体の販売本数でペットボトルが缶を逆転した。

 軽くて大容量、さらにキャップで再栓できる機能性が魅力のペットボトルコーヒー。しかし、肝心なのは味ということで、今回はコンビニでも購入できるペットボトルコーヒーをバリスタとして活躍する柳隆晴氏に飲み比べてもらい、それぞれの特徴をもとにランキングしていただいた。

5位/コカ・コーラ「ジョージア ジャパン クラフトマン ブラック」

 コカ・コーラの老舗コーヒーブランドであるジョージアからラインナップされたペットボトルコーヒー。水出し抽出を行い、すっきりと軽やかな飲み口が特徴だ。

「水出しコーヒーはカフェインがカットされているので、そのぶん苦味も少なくなります。この商品もほとんど苦味がなく、さらっとした味わいです。ごくごくと飲みやすい仕上がりですが、コーヒーならではのコクやクセを求める人には物足りないかもしれません。香りも立っていますが、香料を使っているので、ちょっと不自然なアロマになっていますね」(柳氏)

4位/サントリー「クラフトボス」

 ペットボトルコーヒーブームのきっかけをつくったクラフトボス。サントリーが理想とする“澄みわたるコク”を実現するために、焙煎・抽出・調合で200以上の工程を踏んでいるという。ブラジル産の最高等級豆をはじめ、5種類のコーヒー豆をブレンドするこだわりようだ。

「苦味は強くないですが、飲んだ後に舌の奥の方に余韻が残りますね。ややすっきりしたテイストの中に、ほんのりとコクがあります。お店で出すようなコーヒーではなく、従来の缶コーヒーの味の発展形、という感覚です。今まで缶コーヒーを愛飲していた方におすすめですね」(同)

3位/コカ・コーラ「ジョージア ロースタリー ブラック」

 500ml入りで手軽に持ち運べる点が受け入れられたペットボトルコーヒー。ジョージアでは、さらに小さい280mlの商品も開発している。20年10月に発売された「ロースタリー ブラック」は、産地の環境やフェアトレードにこだわるスペシャリティコーヒーの専門店「猿田彦珈琲」の監修のもと、上質な香りと焙煎の味に仕上げたという。

「口当たりがいい一方で、ローストの豊かな香りと余韻がありますね。ディープロースト(深煎り)ですが、苦味は感じられず、逆にほのかな酸味があります。全体的にクリアな味わいなので、老若男女問わず、誰でも飲みやすいです。ただ、若干香りが立ちすぎているので、自然なアロマにした方がバランスは良かったと思います」(同)

2位/UCC「BLACK COLD BREW」

 1987年、他社に先駆けて缶入りのブラックコーヒーを発売したUCC。ペットボトルコーヒーでも主力はブラックで、コーヒー豆は厳選アラビカ豆を粗挽き、天然水を使用した水出し抽出を行うことで、“澄み切った味わい”を実現している。さらに香料無添加なので、自然な味わいになっているという。

「飲み口がすごくまろやかで、苦味がまったくないです。香りも自然なので、お店で飲む水出しコーヒーに近い味わいですね。苦味や酸味が少ないので、仕事中にシャキッとしたい人には向かないかもしれませんが、夜に一息つくときにはおすすめです。水出しなのでカフェインも少ないですからね」(同)

1位/伊藤園「TULLY’S COFFEE Smooth BLACK」

 タリーズコーヒージャパンは伊藤園の子会社のため、TULLY’Sブランドの飲料は伊藤園から発売されている。そのTULLY’Sの名前を冠したペットボトルコーヒーは、すっきりした味わいのタリーズクオリティをそのままペットボトル化することにこだわったという。

「無香料なのに、アロマがすごく良いです。タリーズのコーヒーは国内で焙煎することで鮮度が保たれているため、個人的にはチェーン店の中で一番好きなのですが、ペットボトルでもそのフレッシュな香ばしさがよく出ていると思います。ほのかな苦味もあってバランスが良く、お店のコーヒーにかなり近い本格派ペットボトルコーヒーと言えますね」(同)

 このようなランキングを踏まえて、柳氏は総評を以下のように語る。

「水出し抽出である『BLACK COLD BREW』と『ジョージア ジャパン クラフトマン』は、どちらもすっきりしていて飲みやすいです。水出し以外のコーヒーでは、個人的な好みですが、若干味の輪郭がぼやけているのが『クラフトボス』。コーヒーとして主張が感じられるのが『TULLY’S COFFEE Smooth BLACK』と『ジョージア ロースタリー ブラック』です。また、本当にコーヒーが好きな人は無香料を選んだ方がいいかもしれません」(同)

 今やペットボトルコーヒー乱立時代。シーンや気分によってセレクトしてみるのもいいかもしれない。

(文=沼澤典史/清談社)

パチンコ出玉規制「大幅な緩和」を特集!!注目動画が「旧MAX機」レベルの爆裂RUSH実現を予想!?

 パチンコ分野に新基準の規制が定められ、大当り1回の最大獲得出玉が2400発から1500発へ抑えられるなど大きな変化をもたらした。

 そういった規制の中で特に影響が大きかったものといえば、確変継続率65%の上限ではないだろうか。爽快な連チャンを味わう機会が極端に減ってしまった事を嘆くユーザーは非常に多かった印象だ。

 ただ、その後は継続率の上限が撤廃され多くの高継続マシンが誕生した。この流れによって生み出された『P大工の源さん 超韋駄天』は大ヒットを記録。継続率「約93%」を誇る爆速スペックはユーザーから絶大な支持を得た。

 継続率の他にも「通常時のベース30%以上」「ヘソ賞球4個以上」「電チュー賞球1個以上」「他入賞口3個以上」などが撤廃。規制に縛られていたパチンコ分野に光が差し込む事となったのだ。

 規制緩和は遊技性の幅を広げ、優れたスペックの誕生を可能にする。今回はそんな規制緩和に関する興味深い動画をご紹介しよう。

『1種2種だらけのパチンコ終焉か? パチンコ平均出玉上限変更で小当りRUSH機が来る? モードTYって何?』

 パチンコ・パチスロに関する様々なニュースや出来事を発信している人気チャンネル「令和ベストテン」より公開された本動画。タイトルにある通り「平均出玉上限変更」について詳しく解説している。

 動画内では2020年12月にパチンコの内規変更があり、確変ループ機と小当りRUSH機のモードTYの上限変更に関する可能性を話している。1種2種混合機に関しては変更がないようだ。

 このモードTYとはRUSH(確変)突入時の平均差玉を現している。最近では『Pアナザーゴッドポセイドン-怒涛の神撃-』がRUSH期待値「約8000発」という強力スペックで登場したが、この「約8000発」がモードTYの値と同様だ。

 本動画ではモードTYの上限変更に関する内容を取り上げている。特に小当りRUSH機に関しては伸び幅が高く、数値に関しては往年の爆裂マシン初代『牙狼』さえも上回ると語った。

 つまり、CR機の黄金時代を築き上げた爆裂マシンさえも凌ぐ出玉性能の小当りRUSHを実現可能となり得る訳だが…。これに伴って様々な懸念要素が生まれるのも事実だ。「令和ベストテン」はこの点に関しても説明している。

「モードTY上限変更」によってどのようなスペックが生まれ、遊技性がどう変化するのか。想像するだけで楽しめる内容となっているので、興味のある方は視聴してみてはいかがだろうか。

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パチンコ新台「高ループ×ガチ抽選」の極楽RUSH! 右打ち「ALL1000発」オーバーの“神スペック”降臨!!【新台分析-P真シャカRUSH-編】

 独自の世界観を貫き、特徴的なパチンコ機種を生み出している個性派メーカー「マルホン」。

 近年では、3段クルーンを突破すれば約7000発が払い出される一発台『CR天龍∞ 7000VS』や、デジタルと役物を融合させたハイループ転生マシン『P鳳凰インフィニティ』など、役物を駆使したパチンコ機種の活躍が目覚ましい。

 そんなガチ抽選の第一線をひた走る同社は人気タイトル『シャカ』シリーズ最新作を発表。お馴染みの図柄の連続性と名機『ファインプレー』を彷彿とさせる役物が搭載された「神スペック」に注目が集まっている。

『P真シャカRUSH』(マルホン)

■大当り確率:1/197.4→1/35.4
■CZ突入確率:1/750
■賞球数:1&5&13
■カウント:10C
■RUSH突入率:60%
■電サポ回数:大当り後→小当り変動1回まで(一部で小当り変動10回まで)
       CZ突入後→時短1回
■払い出し玉数:ヘソ大当り→3R 390発
        電チュー大当り→10R 1300発or10R(実質9R)1180発
○○○

 本機はヘソ大当り確率1/197.4のライトミドルタイプで1種2種混合機。図柄揃い大当りと役物抽選によって連チャンを伸ばす特徴的なゲーム性となっている。

 通常時からの図柄揃い大当りは全て3R、390発の「シャカボーナス」となり、演出成功(60%)でRUSHへ突入。演出に失敗してしまった場合はCZ「煩悩ゾーン」へと移行する。

 煩悩ゾーンは「時短1回+残保留最大4回」となっており「シャカボーナス」失敗時の他、通常時の時短当りや後述する「天昇チャレンジ」失敗時にも突入する可能性がある。ここでは通常の約5.5倍で大当りを抽選し、図柄揃いを射止めればRUSH確定だ。

 注目のRUSHは大当りが全て「1300発or1180発」となるため破壊力は十分。また継続抽選に漏れた場合は「天昇チャレンジ」に移行し、役物ガチ抽選を突破すれば再度RUSHが復活する仕様だ。これらを含めたトータル継続率は「約74%」と十分な連チャン性能を有している。

 また、この天昇チャレンジには、先述した煩悩ゾーンからも突入する場合がある。様々なルートからRUSHへ突入する期待感。そして役物で玉の動きに一喜一憂できるドキドキ感を楽しむ事ができるだろう。

『P真シャカRUSH』の導入予定は1月25日。本機が出玉で満たされた“極楽浄土”へと誘ってくれそうだ。

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