がんと診断されたとき、「このまま働き続けられるのか」と悩むのは避けがたい。実際、その不安から仕事を手放す人は3割を超える。しかし、離職の理由は病気そのものだけではない。がん専門医である筆者が、その実態と背景にある要因を明らかにする。※本稿は、山口建『高齢者とがん』(中公新書)の一部を抜粋・編集したものです。
「家族にがんの人が多いから、自分もいずれ……」そんな不安を抱いたことはないだろうか。その受け止め方は必ずしも正確とはいえない。がんの発生にはさまざまな要因が関わっており、見方を少し変えるだけで対処も変わってくる。がん専門医である筆者が、遺伝にまつわる思い込みと、知っておきたいリスクの実像を示す。※本稿は、山口建『高齢者とがん』(中公新書)の一部を抜粋・編集したものです。
年齢を重ねると、「これからどれくらい生きるのか」をイメージして、老後の暮らしや余生を送るための資金、そして医療や検診との向き合い方を決めてしまいがちだ。だが、その見積もりが思い込みだったらどうだろうか。高齢者の生きられる時間は一律ではなく、その捉え方しだいで老後の暮らしの考え方が変わることもある。※本稿は、山口建『高齢者とがん』(中公新書)の一部を抜粋・編集したものです。