業務改善、会議やプレゼン、企画書作成、営業やマーケティング……。論理的思考は、問題解決や生産性向上のあらゆる場においてビジネスパーソン必須の能力といえる。
M&A仲介大手のM&A総合研究所が運用している「退職にかかる誓約書」は、内容の過酷さから退職者やM&A仲介業界内で恐れられている有名な文書だ。競業避止義務に違反した場合の賠償金は、億を超える金額が設定されることもある。同社は2025年10月に一部改訂したが、その過酷さは依然として残っている。ダイヤモンド編集部が入手した同社の誓約書の中身について、弁護士や社労士が指摘する問題点を解説するとともに、それに対するM&A総合研究所の見解をお届けする。
航空事業の“おまけ”と見られてきたマイル事業の重要性が増している。コロナ禍を経て航空会社の収益構造は激変。国内線は実質赤字に沈み、国際線も一過性の“バブル”にすぎない状態で、航空一本足の経営では次の危機への不安は募る。巨人がひしめく「ポイント経済圏」競争にJALはどう挑むのか。同社が描く非航空事業の戦略を追う。
首都圏のビジネスマンの足を支える鉄道。その運行をつかさどる大規模システムATOSに日本で初めてAIエージェントを取り入れる動きが進んでいる。社会インフラを回す本番環境に、いかにAIを導入することができるのか。
2025年10月21日、自由民主党と日本維新の会の連立政権として、高市早苗内閣が発足した。高市政権のもとで、日本のエネルギー政策は、どう変わるのか?本稿では、この論点を掘り下げる。
ドナルド・トランプ米大統領と高市早苗首相が初会談した。同じ民主主義の同盟国であっても、米国は大統領制、日本は議院内閣制と統治形態は異なり、トップの位置付けや権限にも違いがある。前日本銀行総裁の黒田東彦氏が執筆する連載『黒田東彦の世界と経済の読み解き方』の今回のテーマは、「大統領制と議院内閣制」。大統領と首相の違いは世界秩序にどんな影響をもたらすのか。
中国経済は不動産不況や内需停滞といった影の側面が注目されがちだが、その裏側で中国の輸出は米国の高関税でも揺るがない光の側面がある。この強靭さの背景には中国の国家戦略に基づく輸出・産業構造の抜本的な転換がある。中国の輸出品目が単なる最終消費財から中間財・資本財へと高度化し、中国が世界の最終組立工場から独自のグローバル・バリュー・チェーン(GVC)を構築するハブへと変貌を遂げている過程を分析するとともに、その戦略的な変化が世界経済と日本に与える本当の意味を探っていく。
化学業界は大激変の真っただ中にある。脱炭素の対応が待ったなしであることに加え、エチレンなどの基礎化学品を手掛ける大手化学メーカーは、石油化学事業が重荷となっている。住友化学は2024年3月期に過去最大の3118億円の最終赤字を計上した。今回は、化学業界の倒産危険度ランキングを検証。“危険水域”にランクインした24社の顔触れを明らかにする。
日本銀行が高市政権発足後、最初となった10月金融政策決定会合で政策金利据え置きを決めた。積極財政・緩和維持を主張する政権との対立を回避したとみられるが、利上げをけん制する“政治介入”は、円安・輸入物価上昇を加速させる一方、ドル安志向のトランプ政権への配慮から今後、弱まる可能性があり、次回12月会合では追加利上げが予想される。
高市政権による積極財政の推進と低金利政策の維持は、不動産価格高騰をさらに加速させる恐れがある。だが、その根底には、日本の住宅政策が長年抱えてきた「ひずみ」が横たわっている。マンション価格の高騰が止まらない「最大の元凶」とは。