愛情や世話焼きも、度を越せば人を傷つけてしまう。だから、些か無関心で冷たいと思われようが、「適度な距離」を保つことが賢明なのだ。 – 求めない練習 絶望の哲学者ショーペンハウアーの幸福論

苦しみに満ちた人生をどう受け入れ、どう生き抜くか。出世や富では満たされない心の空虚に向き合い「偽りの幸福」を手放すことで「真の幸福」を見出すための考え方をショーペンハウアーの哲学から学ぶ。韓国では60万部を超えるベストセラーとなり「ショーペンハウアーブーム」の火付け役となった書籍をもとに紹介。

スティーブ・ジョブズが「IBMやマイクロソフトにもなれたのに…」と絶賛した「幻の大発明」とは? – 1兆ドル思考 世界一流の成功をもたらす9原則

Google、Amazon、Facebook、Appleなど、業界を覆し、世界を一変させた成功の裏には、初期から投資している、VC(ベンチャー・キャピタリスト)がいる。 本書は、20年以上VCを研究してきたスタンフォード大学経営大学院の教授と、元マッキンゼーのパートナーであり、Amazonのプロダクト・リーダーを務めた著者が、1000人以上のVCを徹底的に調査した結果をもとに、桁外れの成功をもたらすシリコンバレー流の成功思考(=ベンチャー・マインドセット)を9つの法則にまとめて紹介する。

一人暮らし6畳は「広い」か「狭い」か? – ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書

初めての一人暮らし、多くの学生が親と一緒に部屋を決めます。しかし、「親主導」で決めた部屋は入居後の満足度が下がる傾向にあるといいます。なぜ今、高校の家庭科で「部屋探し」を教える必要があるのでしょうか? 今回は『ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書』著者の藤井氏と、株式会社CHINTAIの若手社員・中村氏、ベテラン社員・杉山氏を迎え、新卒や高校生のお部屋探しとお部屋の広さについて議論します。(進行:ダイヤモンド社・森)

【Xで話題のマンガ】どうしてお父さんはあんなにお酒を飲むの? – 13歳からのメンタルヘルスの教科書

「明日!アメリカからとんでもなく衝撃的な本が日本にやってきます!…」先日、担当編集者のXで話題を呼んだ一冊のマンガがあります。それは、『13歳からのメンタルヘルスの教科書』(カーラ・ビーン 著、精神科医さわ 監訳、御立英史 訳)。全米の学校や図書館で絶賛された話題のマンガが、ついに日本に上陸です! 本書は、ボストンの中学校の美術の先生が、複雑な脳と心の仕組みをユーモアたっぷりのイラストで解説し、世界一わかりやすく「『こころ』の守りかた」を教えてくれる一冊です。今回は、本書からお酒付きな父についての著者のコラムを、コマを分けて一部抜粋します。

英会話力が伸びる人、伸びない人の決定的な1つの差 – 見たまま秒で言う英会話

英語を話せるようになりたいけれど、効果的な学習法が見つからない。勉強してるけれど英語を話せるようになる実感が持てない。そんな英語学習者の悩みを、麗澤大学外国語学部教授の森秀夫さんにぶつけ、英会話力アップのための効果的な学習法を教えてもらった。

「1人前」の意味わかってる?コメダのデカ盛りエッグサンドがリッツ・カールトン級の感動だった!〈再配信〉 – 「超一流」の流儀

コメダ珈琲店を展開するコメダホールディングスは2月期決算で、過去最高となる470億円の売上収益を記録した。好調の背景にあるのは「過剰満足戦略」。デカ盛りエッグサンドを入り口に、コメダの強さの秘密を紐解いてみよう。

【養老孟司×内田樹対談】雑な結婚、雑な友人…「雑な人間関係」がなぜか案外長続きするワケ – ニュースな本

進学や就職そして結婚など、人生の重要な選択は熟考して決めるのが当たり前だ。しかし養老孟司と内田樹の2人の賢人は、「あえて雑に生きる」ことの大切さを説く。相手のことを知らないまま結婚を決め、思いつきで高校をやめた経験から見えてきた、人生を軽やかに生き抜くヒントとは?※本稿は、東京大学名誉教授の養老孟司、神戸女学院大学名誉教授の内田 樹『日本人が立ち返る場所』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】嫌な上司に悩む人の心が驚くほど軽くなる方法 – 精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉

フジテレビ系『ノンストップ!』、TOKYO MX『田村淳の訊きたい放題』、YouTube『街録ch』に著者出演で話題沸騰! 誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』(ダイヤモンド社)など、33万部突破シリーズの原点となった『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!

なぜ、アウトドア用品店では、テントや椅子を組み立てて展示しているのか? – 客単価アップ大事典

「どうすればお金をかけずに、売上や利益をもっと増やせるのか」――。この切実なお悩みに答えるのが、人気の販促コンサルタント・岡本達彦氏の最新刊『客単価アップ大事典 「つい買ってしまう」販促の仕掛け75』(ダイヤモンド社刊)です。同書は、「行動経済学×現場目線」で「つい買いたくなる」販促の仕掛けとは何かを言語化した初の書。本書が提示するのは、「お客様の購買行動そのものを変える設計とは?」です。どうすれば、「利益が残る経営」へと変われるのか? 本連載では、同書に収録されている75の事例の中から、特に現場で導入しやすく、成果につながりやすい客単価アップの仕掛けを厳選して紹介していきます。

中国半導体、シェア24%・世界首位の衝撃…米規制を逆手に取った“自給自足”の猛威

●この記事のポイント
米中対立の激化を背景に、中国の半導体産業が急速に台頭し、生産能力で世界シェア24%と首位に浮上した。SMIC・YMTC・CXMTを中核に、国家主導の巨額投資と内製化戦略が結実し、EUV装置なしでもDUV多重露光により7ナノ相当の量産を実現。米国の対中規制はエヌビディア製GPU依存からの脱却を促し、結果的に国産チップ需要を拡大させた。一方、東京エレクトロンやSCREENなど日本の装置メーカーは対中売上比率が約4割と高く、「国産化による市場喪失」と「規制強化による輸出断絶」という二重リスクに直面。中国依存からの脱却と、ラピダスや新興市場へのシフトが急務となっている。

 2025年、世界の半導体勢力図は決定的な転換点を迎えた。米中対立の激化により、中国の半導体産業は停滞、あるいは壊滅に向かうとの見方も根強かったが、現実は正反対の展開となった。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)と米国半導体工業会(SIA)の分析によれば、中国の半導体生産能力は世界シェア約24%に達し、台湾や韓国を上回る“世界首位”に浮上したとされる。

 米国の輸出規制という強烈な逆風を、中国はいかにして成長の追い風へと転換したのか。そしてその裏側で、日本企業はどのような構造的リスクに直面しているのか。本稿では、国家戦略、技術革新、サプライチェーンの再編という3つの視点から、その実像に迫る。

●目次

10年越しの国家戦略が結実、「三銃士」が牽引

 中国の躍進の起点は、2015年に掲げられた産業政策「中国製造2025」にある。当初は理想論との評価も多かったが、10年を経てその成果は数字として顕在化した。生産能力シェアは当時の約12%から倍増し、米国(約11%)を大きく引き離している。

 この成長を支えたのが、政府系投資ファンド「国家集積回路産業投資基金(通称・大基金)」による巨額資金の供給だ。数兆円規模ともいわれる投資が、設計・製造・材料・装置に至るまで広範に投じられた。

 とりわけ象徴的なのが、以下の3社の台頭である。

・SMIC(中芯国際):中国最大のファウンドリ。成熟プロセスを軸に急拡大し、先端領域でも存在感を強める

・YMTC(長江存儲):NANDフラッシュで技術水準を急速に引き上げ、価格競争力でも優位性を確立

・CXMT(長鑫存儲):DRAMの国産化を実現し、メモリ分野での自給体制を構築

 これらを核に、中国は設計から製造、後工程、材料、装置までを内包する“半導体エコシステム”を急速に整備した。

 元半導体メーカー研究員で経済コンサルタントの岩井裕介氏はこう指摘する。

「中国の強みは単なる企業の競争力ではなく、“国家としての最適化”にある。採算よりも供給安定や技術蓄積を優先できる点が、民間主導の他国とは決定的に異なる」

米国規制の「誤算」――エヌビディア依存からの脱却

 米国の対中輸出規制は、AI向け半導体など最先端領域を封じ込めることで、中国の技術発展を抑制する狙いがあった。特にエヌビディア製GPUの供給制限は、その象徴といえる。

 しかし、中国側の対応は想定以上に戦略的だった。米国が性能制限付きの「中国向けチップ」の供給を容認する余地を見せると、中国政府はむしろそれを拒む方向に動いた。国内企業に対し、国産チップの優先採用を促す“非公式な誘導”が行われたとされる。

 その結果、エヌビディアにとって最大級の市場であった中国におけるシェアは大きく低下。一方で、国内チップメーカーの需要は急拡大した。

 外資系半導体企業でアジア戦略を担当した経験を持つ戦略コンサルタントの高野輝氏は、次のように分析する。

「米国の規制は“供給遮断”には成功したが、“需要創出”という意味では中国側に利した側面がある。結果として、中国は自給自足に向けた学習曲線を一気に加速させた」

EUVなき7ナノ…“力技”の技術革新

 半導体製造において最大のボトルネックとされるのが、オランダASMLが独占するEUV(極端紫外線)露光装置だ。米国の規制により、中国はこの最先端装置へのアクセスを事実上遮断されている。

 それにもかかわらず、中国は別の道を選んだ。SMICは、旧世代のDUV(深紫外線)露光を複数回繰り返す「多重露光」技術を駆使し、7ナノ相当の半導体を量産。ファーウェイのスマートフォンへの搭載を通じて、その実用性を示した。

 この手法はコストや歩留まりの面で不利とされてきたが、中国は圧倒的な資本投下と試行回数によってそれを克服しつつある。

 前出の岩井氏はこう語る。

「理論的に非効率でも、“やり切る資本力”があれば現実を変えられる。中国の半導体開発は、技術革新というより“工業的な執念”に近い」

日本メーカーに迫る「2つの構造リスク」

 この変化の中で、最も微妙な立場に置かれているのが日本の半導体製造装置メーカーだ。東京エレクトロン、SCREENホールディングス、ディスコなどは、いずれも世界トップクラスの競争力を誇り、足元の業績も好調に推移している。

 しかし、その収益構造を精査すると、中国依存の高さが際立つ。

 ・東京エレクトロン:約45%
 ・SCREEN:約42%
 ・ディスコ:約35%

 現在の好業績は、中国企業による“駆け込み投資”と、成熟ノードへの設備投資拡大に支えられている側面が強い。

 だが、この状況は長期的には2つのリスクを内包する。

(1)国産化による市場喪失
 中国ではNAURA(北方華創)などの装置メーカーが急速に台頭している。現時点では技術差があるものの、数年単位でキャッチアップする可能性は否定できない。自給率が高まれば、日本製装置は市場から排除される恐れがある。

(2)地政学リスクによる「断崖」
 米国の規制がさらに強化されれば、日本企業は中国向け輸出を制限される可能性がある。売上の4割前後を占める市場が一夜で消失するリスクは、経営にとって致命的だ。

 岩井氏はこう警鐘を鳴らす。

「日本企業は“短期的には最大顧客、長期的には最大の競合”という矛盾した相手に依存している。この構造を放置すれば、いずれ収益基盤そのものが揺らぐ」

問われる「ポスト中国」戦略

 中国が半導体生産能力で世界首位に立ったという事実は、単なる順位の問題ではない。それは、サプライチェーンの重心が不可逆的に移動しつつあることを意味する。

 今後、家電や自動車、産業機器の多くが「中国製半導体」を前提とした設計になる可能性は高い。これは、日本企業にとって競争環境の前提条件が変わることを意味する。

 では、活路はどこにあるのか。

 一つは、北米やインドなど新興市場へのシフトだ。もう一つは、ラピダスを軸とした国内半導体産業の再構築である。先端ロジック分野での巻き返しが実現すれば、日本企業は再びサプライチェーンの中核に返り咲く余地もある。

 ただし、時間は限られている。前出の高野氏は次のように指摘する。

「中国市場での成功体験に依存し続ければ、気づいたときには“代替可能な存在”になっている。重要なのは、利益が出ている今のうちに次の収益源を育てることだ」

覇権の移行はすでに始まっている

 米国の規制は、中国の半導体産業を止めるどころか、むしろその進化を加速させた側面がある。国家主導の資本投入、内製化の徹底、そして市場の強制的なシフト。この3つが組み合わさったとき、産業構造は短期間で書き換えられる。

 日本企業にとって現在の“中国特需”は確かに魅力的だ。しかしそれは同時に、未来の競合を育てる過程でもある。

 半導体という“産業のコメ”をめぐる覇権争いは、すでに次のフェーズに入った。問われているのは、中国の台頭をどう評価するかではない。それを前提に、どこへ向かうのかという戦略そのものだ。

(文=BUSINESS JOURNAL編集部、協力=岩井裕介/経済コンサルタント)