パチンコ新台「最大3200発」×驚異の「約83%ループ」…強力RUSHを実現!『北斗の拳』シリーズ“超大物”が遂に始動!!

 スピードや出玉に磨きがかかったマシンが数多く登場しているパチンコ分野。その中で輝いているコンテンツの一つといえば、『北斗の拳』であろう。

 5月にはシリーズ最新作『P北斗の拳8 救世主』がデビュー。勝利すれば全て10R・1500発となる強力なバトルスペックへとモデルチェンジされた本機は、導入からすでに「5万発達成」などの出玉報告が浮上し話題となった。

 そんな『北斗の拳』といえば、本編以外のタイトルの活躍も目覚ましい。CR機として未だ現役最強としてホールに君臨している『ぱちんこCR真・北斗無双』が、その最たる例だろう。

 昨年には同シリーズの最新作『P真・北斗無双 第3章』が登場。継続率はシリーズ最高の約90%を誇り、出玉スピードも快速のマシンへと変貌を遂げた。「100連オーバー」「終日7万発」など、初代を彷彿とさせる出玉を炸裂させ、今なお好稼働を維持している。

『北斗の拳』ブランドを更なる高みへと押し上げた『北斗無双』。ただ、この一大コンテンツに関連する人気タイトルはこれだけではない。

 北斗神拳の第62代伝承者「霞 拳志郎」の物語を描いた『蒼天の拳』も、タイアップ機として数多くのファンを獲得してきたシリーズである。

 昨年に登場した『P蒼天の拳 双龍』はV確STタイプ。RUSHの継続率は約86%と連チャン性能が高く、更に右打ち中は50%で1500発となる激アツ仕様として人気を博した。

 2009年に初代が誕生してから、これまで一貫して秀逸なスペックでリリースされてきた激熱タイトル。そんな『蒼天の拳』最新作のスペックが遂に公開され、大きな話題を呼んでいる。

『P蒼天の拳 天刻』(サミー)

■大当り確率:約1/199.8
■賞球数:1&4&10
■カウント:10カウント
■天刻ループ(死合の刻)突入率:ヘソ54%
               :電チュー100%
■遊タイム:天刻ループ(死合の刻)突入
※大当り終了後599回転後に突入※大当り間1回のみ
■大当り出玉:8R約800発・4R約400発

 大当り確率約1/199.8のライトミドルタイプで、右打ち中はモードによってV獲得率が異なるという業界初システムを搭載している。

 初当り時の54%が8R大当りの消化後に天刻ループへ突入。電サポ中は「死合の刻」「CHANCE死合の刻」「天授の儀」といった3つのモードが存在し、継続率はそれぞれ「約80%」「約94%」「100%」だ。天刻ループのトータル継続率は約83%となっている。

 また、右打ち中は引き当てた大当りフラグを一挙に放出する模様。最大で獲得できる玉数は「約3200発」と、トップクラスの一撃性能を秘めている。

「BONUSフラグは4個までストックできるみたいですね。それらが一気に放出され、1つでもストックできれば再び4個のV獲得抽選が行われるという仕様。そのループ率は約83%と強力です。

また、V獲得率がモードによって変化する点も興味を掻き立てられますね。これまでにない連チャン体験を楽しめそうです。総合的に大当り確率も軽めで一撃性も十分な印象。幅広い層から支持を得そうなスペックでしょう」(パチンコ記者)

『P蒼天の拳 天刻』の導入予定は7月。気になる続報は追って報告させていただく。

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NHKマイルC(G1)サンデーレーシング上位独占の裏事情。JRAヴィクトリアマイル(G1)も度肝を抜く衝撃のプラン!

●NHKマイルCは衝撃のサンデーレーシング独占

 先週行われたNHKマイルC(G1)は、サンデーレーシングのシュネルマイスター・ソングライン・グレナディアガーズが1着から3着を独占という快挙を達成。特に7番人気ソングラインの走りには、誰もが驚かされた。多くの競馬ファンが「ソングラインさえいなければ的中だったのに…」と悔しい思いをしただろう。

 今週も東京競馬場でヴィクトリアマイル(G1)が行われる。そしてこのレースには、サンデーレーシングの東の横綱といえるグランアレグリアが出走する(西の横綱はクロノジェネシス)。同馬は昨年の安田記念(G1)でアーモンドアイを破るなど、マイル戦ではほぼ無敵の存在。今回も1強として多くのファンやマスコミがその存在を後押ししている。

 しかし、本当にこのヴィクトリアマイルはグランアレグリアで堅いのか?否、やはり春の牝馬限定戦は荒れるレースとして疑ってかかるべきだろう。何しろ断然人気のウオッカやブエナビスタも敗退したレース。過去10年で1番人気馬は8回も負けていて、実にそのうち6頭がノーザンファームの生産馬だったという事実もある。そして今年1番人気が確実なグランアレグリアはノーザンファームの生産馬……。やはり何かが起きる予感がする。

 このヴィクトリアマイルは、先週のNHKマイルCで上位を独占したサンデーレーシングと同じ、社台グループに近いクラブ馬が多数出走する。

グランアレグリア(サンデーレーシング)
デゼル(社台レースホース)
マジックキャッスル(社台レースホース)
リアアメリア(シルクレーシング)
レシステンシア(キャロットファーム)
レッドベルディエス(東京ホースレーシング)
ランブリングアレー(社台レースホース)
ディアンドル(シルクレーシング)
テルツェット(シルクレーシング)

 出走馬の半数以上であり、おそらく上位人気も独占するだろう。そういった意味でも、このヴィクトリアマイルを的中させるポイントは、グランアレグリアはもちろん、他の社台グループ系生産馬の情報をしっかり把握することだ。もしそれを把握することができていれば、先週のNHKマイルCも難なく的中できたはず。であれば、ここは先週のNHKマイルCを見事的中させた暴露王を利用するのが最適な判断と言えそうだ。

 この暴露王はNHKマイルCで上位を独占したサンデーレーシングの3頭に関する情報はもちろん、人気の社台グループ馬を完全に切り捨てての的中と、完璧な的中を達成している。その結果、馬単4960円、3連複3540円、そして情報を参考にしたファンの中には3連単2万1180円の万馬券を的中させたというから羨ましい限り。

 暴露王はなぜNHKマイルCを的中できたのか、そしてヴィクトリアマイルはどんな情報を入手しているのか、彼らに話を聞いた。

●武豊も切り捨て!

――NHKマイルCは凄い的中だったようですね。

担当者 はい。まさに情報通りの結果でした。7番人気ソングラインの激走も、そして上位人気ながら完全に消しで構わないと断言したホウオウアマゾンとピクシーナイトの大敗。本物の情報というものを、ファンの皆様にお届けすることができました。

――ソングラインの抜擢も驚きでしたが、武豊騎手が騎乗したホウオウアマゾンと福永祐一騎手が騎乗したピクシーナイトを、まったく馬券に加えなかったというのは衝撃ですね。

担当者 ソングラインの前走桜花賞は、暴走したメイケイエールからの不利がすべてであり、あの着順は実力ではありません。ここだけの話として、関係者は巻き返しにかなりの自信を持っていましたよ。そして重賞勝ち馬のホウオウアマゾンとピクシーナイトは、ノーザンファームの生産馬でマスコミも多く印を付けていたようですが、ちょっと表に出せない情報があり、完全に馬券は消しでいいとの判断でした。

――なぜそんなマスコミも知らない情報を入手できるのですか?

担当者 確かにマスコミの方々は関係者に取材ができますが、関係者が本音を話すかどうかは別です。今はコロナ禍で取材規制も厳しいため、厩舎関係者との信頼関係も希薄になっており、以前にも増して情報の量も質も劣っているのです。しかし暴露王は、そんな取材規制に影響されない、関係者と親密な関係にある凄腕の記者たちと提携し、現場の本音や裏情報を数多く入手できます。それがこの的中に繋がっているのです。

――では今週のヴィクトリアマイルも期待していいですね?

担当者 はい。ヴィクトリアマイルは2019年に3連単17万5040円、3連複3万5490円、馬単7670円という10万馬券を的中させるなど、非常に相性のいいレースです。当時は1番人気がノーザンファーム生産、サンデーレーシング所有のラッキーライラックでしたが、暴露王は同馬でなく勝った5番人気ノームコアを本命に万馬券を的中させています。今年のヴィクトリアマイルも同様に「グランアレグリアを倒せるのはこの馬」と密かに関係者が期待する激走馬が出走します。しかも人気の盲点になっており、2019年の17万馬券に匹敵する高配当も期待できるでしょう。

――その馬はどんな馬なのですか?

担当者 関係者もあえて他の陣営からマークされないようにコメントも控えているので、ここでその名前は出せません。ただし今回は特別企画として、暴露王を初めて利用する方を対象に【3連単・3連複・馬単馬券の最終買い目】をレース当日、無料で提供いたします。そしてその情報の中で、関係者が期待する激走馬も公開します。馬券の購入を検討されているのであれば、ぜひこの情報を参考にしてほしいですね。

 年間300本の万馬券的中を公約とする暴露王は、昨年357本の万馬券を的中、そして今年もすでに100本の万馬券を的中とその実績は申し分ない。今週のヴィクトリアマイルはグランアレグリアの取捨が馬券のポイントとなるレースだが、NHKマイルCでその突出した情報力を見せつけた暴露王であれば、この難解なヴィクトリアマイルの答えはすでに把握しているのも同然だ。

 来週は白毛のソダシが無敗の牝馬二冠を目指すオークス(G1)、そして再来週にはエフフォーリアとサトノレイナスが激突する日本ダービー(G1)と大一番が続いていく。暴露王によれば、この時期は表に出ない関係者の情報が数多く存在し、それが特大万馬券に繋がるという。過去の日本ダービー週には3連単40万馬券、昨年の宝塚記念週には119万馬券といった超特大万馬券を的中させているのだから、その信憑性は高い。ヴィクトリアマイルだけでなく、さらなる万馬券を手にするには暴露王の情報を活用するのがベストなのである。

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※本稿はPR記事です。

鴻海、なぜ米国「1兆円」工場建設を頓挫させたのか?米中の間で強かな“天秤外交”

 シャープの親会社、台湾の鴻海精密工業(ホンハイ)が米国で予定していた1兆円を超える新工場の建設計画が頓挫した。ロイター(4月20日付)は「米ウィスコンシン工場の投資・雇用計画を大幅削減」と報じた。

 鴻海は2017年7月、米中西部ウィスコンシン州に新工場を建設する計画を発表した。創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏がホワイトハウスに招かれ、半年前に就任したトランプ大統領(当時)の目の前で発表した。総額100億ドル(約1兆1000億円)に上る巨額投資。液晶パネルの一大生産拠点をつくるというものだった。1万3000人の雇用が生まれると説明。外資系企業による新工場への投資としては米国史上最大とされていた。

 18年6月、ウィスコンシン州で新工場の起工式が行われた。トランプ大統領が自ら出席。スコット・ウォーカー州知事(当時)、鴻海の郭氏の3人が仲良く並んで笑顔で土に鍬入れをするシーンが全世界のテレビで放映された。1兆円を超える投資をトランプ大統領は誇らしげに語り、これこそ「米国の製造業の復権。アメリカン・ファースト(米国第一)の象徴になる」と声を上げ、鴻海を持ち上げてみせた。

 だが、新工場は着工しなかった。ロイター(19年1月30日付)は「鴻海がウィスコンシン州で進める100億ドル規模の液晶パネル工場の建設計画を見直す」と報じた。

 鴻海は本気で1兆円の新工場をつくる気があったのかとの疑念が出てきたのも無理はない。今日では「政治マター(案件)」だったことがはっきりしている。ウィスコンシン州は白人労働者が多いラストベルト(さびた工業地帯)である。工場が多く、労働組合も強く、もともと民主党の地盤だった。だが16年の大統領選挙で共和党のトランプ氏が激戦州として知られる同州で勝利を決め、大統領に当選した。

 ただ、支持基盤は盤石ではない。そこでトランプ大統領は17年の就任直後から、20年の大統領再選をにらみ、動いた。18年11月の中間選挙が前哨戦とみて、ウィスコンシン州知事選で共和党のスコット・ウォーカー知事の再選を狙い、後押しした。その目玉が鴻海の新工場の誘致。共和党知事が再選されれば雇用が増えると宣伝したのである。

 州知事選まで5カ月に迫った18年6月、鴻海の新工場の起工式が行われた。知事選を応援する政治的パフォーマンスであったことはいうまでもない。前出のロイター記事によると、鴻海の計画は地元の反対に直面した。外国企業への税優遇措置や、鴻海に大幅な水利権や土地の収用権を与えた条項などに批判が上がっていた。

 18年11月の州知事選で共和党の現職ウォーカー氏が民主党候補のトニー・エバーズ氏に敗北。これが転換点となった。19年1月、鴻海は新工場の建設計画を見直し。20年10月州政府が投資計画を縮小した鴻海に税優遇措置の見直しを通告した。そして同年11月、米大統領選でトランプ氏が敗北したことで鴻海の「1兆円工場」計画は終焉に向かった。鴻海の巨大プロジェクトは政争の具でしかなかった。

“米中貿易戦争”のはざまで天秤外交

 鴻海の創業者、郭氏は米中貿易戦争のはざまでビジネスを展開してきた。米大統領選があった2016年、鴻海が傘下に収めたシャープとともに、中国・広州市に液晶パネル工場を建設し、1兆円を投資する計画を表明。トランプ氏が米大統領に就任すると米国でもトランプ政権の意向にも沿ったかたちで1兆円規模の液晶パネル工場の建設計画を打ち出した。

 さらに、2018年、中国・珠海市に1兆円規模の大規模な半導体工場を新設することが明らかになった。中国はハイテク産業育成策「中国製造2025」で半導体の国産化を強力に進めており、鴻海は中国の国策に協力する。米国はハイテク覇権を狙う中国の同政策を問題視しており、新たな火種となった。

 郭氏自身は経営者から政治家へと転身を図る。2020年、台湾総統選で大富豪の郭氏は有力候補に躍り出た。郭氏は鴻海が大規模な生産拠点を置く中国と太いパイプを持つ。総統になれば、親中的政策に傾斜していくとの見方もあり、米中貿易摩擦をめぐるパワーバランスを崩す影響力を持つ可能性が指摘された。親中派の頭目とみなされ、結局、立候補断念に追い込まれた。台湾総統選では対中強硬路線をとる民進党の蔡英文氏が再選を果たした。

 郭氏は米中の対立のはざまでビジネスチャンスをうかがう天秤外交を進めたが、トランプ氏が敗北後、米国からそっぽを向かれ、挫折した。

次に目指すのはベトナム

 鴻海の2020年12月期決算は売上高が前期比0.3%増の5兆3580億台湾ドル(約20.6兆円)と過去最高だった。一方、純利益は12%減の1017億台湾ドル(約3900億円)と4年連続で減った。

 売り上げの約5割を米アップルに依存し、アップル製品の販売動向が業績を大きく左右する構図だ。iPhoneの受託生産に代表される電子機器の受託製造サービス(EMS)だけでは、どうしても収益が上げづらいという構造的な問題が出ていた。主力の工場を置く中国では人件費の高騰が続いている。

 そこで、中国以外での生産体制を強化しており、なかでもベトナムに重点的に投資している。共同通信社のグループ会社でアジアの経済情報を配信しているNNA(21年3月12日付)はこう報じた。

<鴻海精密工業グループ全体のベトナム事業の年間売上高が向こう3~5年で400億米ドル(約4兆3400億円)に到達する見通しだ。2020年の売上高の7倍近くとなる。ベトナムメディアによると、鴻海グループの同国事業の20年売上高は前年比2倍の60億米ドル。21年は100億米ドルを超える見通しだ>

 1兆円工場計画が頓挫し、米国に見切りをつけた鴻海はベトナムに活路を求めているようである。

(文=編集部)

JRA 「48馬身差」の悪夢払拭なるか!? 凱旋門賞(G1)コントレイル抜きでも勝算あり……、“超難関ミッション”攻略班に求められた共通の「スキル」とは

 巷で話題の育成シミュレーション「ウマ娘 プリティーダービー」(Cygames)で競馬を知ったライトファンには馴染みが薄いかもしれないが、10月3日にパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1)は、世界最高峰との呼び声が高い最強馬決定戦である。

 日本調教馬では過去、1999年エルコンドルパサーがモンジューの2着、2006年ディープインパクトが3着(レース後、薬物違反により失格)、2010年ナカヤマフェスタがワークフォースの2着、オルフェーヴルが2012年にソレミアの2着、2013年にトレヴの2着に入ったが、勝利まであと一歩のところまで善戦しながらも、幾度もその高い壁に跳ね返されて来た。

 もはや、日本競馬の悲願ともいえる凱旋門賞ではあるが、13年オルフェーヴルの2着を最後に、以降は有力馬を送り込むも近年は惨敗を喫することも多く、現実から再び夢に遠ざかりつつあるのが現状だ。

 直近では2019年にキセキ(7着)、ブラストワンピース(11着)、フィエールマン(12着)の3頭が出走したが、日本では“不良に近い重馬場”でいずれも惨敗。勝ち馬ヴァルトガイストからそれぞれ着差にして21馬身半、33馬身、48馬身も後方に置き去りにされたように、目も当てられない惨状だった。

 その一方で、このとき日本馬にとって大きな足かせとなったのがヨーロッパ特有の「重い」馬場への適性だ。能力を発揮できなかった理由として、レースに騎乗した騎手は、口を揃えて「馬場が重かった」と振り返った。スピード勝負になりやすい日本の軽い馬場とは異なり、よりパワーを求められるのが欧州競馬の特徴だ。この年は水分を含んで土がまとわりつくような感じと説明がされたように、特殊な馬場状態で行われていた。

 エルコンドルパサーやオルフェーヴルが好走した年も不良、重での開催だったことから、卓越した能力を持つ馬であれば、問題なくこなしていた背景はある。いずれも歴史的な名馬としてその名を刻んでおり、現役最強馬の挑戦であれば好戦可能といった見方もある。

 とはいえ、このクラスの馬の登場を待っているだけでは、消極的過ぎるともいえる。欧州の馬場に適性さえあれば、対応できる馬がいても不思議ではないからだ。これには国際レースのジャパンC(G1)が、かつてのようにトップクラスの外国産馬が参戦を見送ることが珍しくなくなり、“日本馬の運動会”とも揶揄されるようになったこともヒントになりそうだ。

 一因として考えられているのが、欧州と対極的に軽くてスピードが重視される日本の特殊な馬場である。日本馬が欧州の馬場に苦しむのと同様、欧州馬もまた日本の馬場に苦しめられてきた。凱旋門賞を優勝した馬が日本で走ったとして、日本馬相手に同様のパフォーマンスを発揮できるかとなると、必ずしもそうではないだろう。

 となると、クローズアップされるのはそれぞれの馬場への適性であり、「郷に入っては郷に従え」ということになる。そういう意味では、今年の凱旋門賞にエントリーした馬の顔触れは「的を射た」メンバーだったのではないだろうか。

 主催者のフランスギャロから発表された登録馬はクロノジェネシス、レイパパレ、ディープボンド、モズベッロ、ステラヴェローチェ、マイネルウィルトスの6頭。これを見てピンとくる方も多いと思うが、これらはいずれも力のいる馬場を大の得意としている馬。いわば重馬場のエキスパートが揃った。

 最近でもアーモンドアイやコントレイル陣営が凱旋門賞を回避したことについては、賛否両論が沸き起こったが、2頭とも雨で渋った馬場で不覚を取った経験があるように、良の高速馬場を得意としているタイプ。欧州のタフな馬場への適性は懐疑的な意見も出ていたことから、仮に出走していたとしても善戦できるかどうかは疑問があった。陣営が適性を熟慮しての回避であれば、これを逃げたというのは早計だ。

 我々競馬ファンは、どうしても時の最強馬に悲願達成の夢を託したくなるが、日本とは別のスキルが求められるという側面は軽視できない。

 適材適所という意味でも今年エントリーした「特殊部隊」の派遣は、限りなくベターな選択だったといえるのかもしれない。将来的な凱旋門賞攻略を視野に入れるためにも、今年のメンバーの走りには大いに注目したいところである。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

「テレビ×Twitter」広告キャンペーンの3大効果とは?

Twitterの利用率が一気に高まったのは10年前の東日本大震災がきっかけです。停電が続く中でも友人や家族と連絡の取れる手段として脚光を浴びました。

その後、Twitterの利用率は伸び続けています。近年はテレビを見ながらTwitterを楽しむ人も増え、企業のマーケティング活動をさまざまな側面から支援できるSNSとしても注目されるようになりました。

今回は、テレビ×Twitterの可能性を「広告プランニング」の視点で考察。テレビとTwitterを掛け合わせることで生まれる3つの効果とプランニングの2つのポイントを紹介します。

Twitterは利用率1位のSNS。約3人に1人は、テレビとTwitterを併用

Twitterは台風などの災害や電車遅延など、「有事の際に素早く情報を取得する手段」として重宝されています。新型コロナウイルスの感染拡大で私たちの生活が変化する中でも利用頻度は増えました。Twitter Japanの調べでは、コロナ禍の影響で利用頻度が最も増えたSNSは、Twitterという結果が出ています。

テレビ×Twitter
調査委託先: Macromill 、対象:スマートフォン利用者 18~59歳 (n=1,000) 、調査期間:2021年1月(非常事態宣言継続中)、調査エリア:首都圏、調査内容:新型コロナウイルスの影響によるSNSの利用頻度の変化を調査。各SNSを月に1回以上利用している人が集計対象。調査は「新型コロナ発生前と比べて、費やす時間が増えたもの」を5段階評価で聴取。その中でSNSの利用が「増えた」「やや増えた」と回答した人を「SNS利用増加者」と定義。次に、この「SNS利用増加者」に対してTwitterを含め、それぞれのSNSごとの利用の変化を5段階で聴取。設問に対して、「増えた」「やや増えた」と回答した人の割合を上記グラフで表示。

Twitterはこれまでも、40歳未満ではFacebookやInstagramより利用率が高かったのですが、40歳以上でも利用率は年々増加。2020年11月には、それまでSNSトップだったFacebookの利用率を逆転しました(電通d-campX調べ)。このデータからも年齢に関係なく利用率が高いSNSであることが分かります。

テレビ×Twitter
出典: d-camp X  2020下期、調査機関:電通、調査対象:40歳以上男女 2786人、40歳未満男女 2324人、調査期間:2016年5月~2020年11月、調査エリア:東京50km圏、調査方法:訪問による調査対象者説得、 タブレット端末による電子調査票

本記事のテーマである「テレビ×Twitter」の利用率を見てみると、Twitter利用者の約30%が、週1回以上、テレビを見ながらTwitterを利用し、番組に対するツイートをしていました。この行為は5年前と比べて169%とかなりの勢いで増加しています。

テレビ×Twitter
出典:d-campX、調査機関:電通、調査人数:12~69歳男女5110人、調査期間:2016年5月~2020年11月、調査エリア:東京50km圏、調査方法:訪問による調査対象者説得、 タブレット端末による電子調査票

テレビ局も各番組でTwitter公式アカウントを開設。Twitterと番組を絡めたプレゼントキャンペーンを行ったり、番組内で視聴者のツイートを紹介したりと、テレビ番組のTwitter活用も増えています。今後も視聴者と双方向のコミュニケーションを行う上で、ますます存在感を増していくと考えられます。

テレビ×Twitterの広告キャンペーンで、リーチ効果、ブランドリフト効果、ツイート発生効果が生まれる

スマートフォンやSNSの普及に伴い、テレビCMとデジタル広告を組み合わせて広告効果の最大化を狙うことは広告キャンペーンを成功させる上で必要不可欠になっています。

その際に単に「利用者数=リーチ」や「露出量=インプレッション」という観点から予算を配分するのではなく、それぞれのSNSやデジタル広告の特徴を見極めて組み合わせていくことが重要です。では、テレビCMとTwitter広告を組み合わせた「広告キャンペーンの効果」には、どのような特徴があるのでしょうか。
 
①リーチ効果:キャンペーンの統合リーチが伸びる
Twitter広告はテレビCMだけでは届かない層にもリーチできるので、統合リーチが伸びやすくなります。これは、企業がマーケティング活動を行う上で重要な若年層にアプローチする際、顕著に見られます。

テレビ×Twitter
出典:Kantar Japan, CrossMedia AdEffect™、調査時期:2020年1月、調査対象:関東在住の18~34歳の男女 (n=682) 、 35~49歳の男女 (n=837)

②ブランドリフト効果:ブランドへの態度変容が起きやすい
テレビとTwitterで広告接触を重ねることによって、広告の「認知」「意向喚起」そして「行動喚起」がリフトアップしやすい傾向が生まれます。

テレビ×Twitter
出典:Kantar Japan, CrossMedia AdEffect™、調査対象:関東在住の18~49才の男女 (n=1,519)、調査時期:2020年1月、ベンチマーク…テレビのFQ(フリクエンシー)が3回未満かつTwitterのFQが1.5回未満、テレビ…テレビのFQが3回以上かつTwitterのFQが1.5回未満、テレビ+Twitter…テレビのFQが3回以上かつTwitterのFQが1.5回以上

リーチ効果とブランドリフト効果は、テレビCMとデジタル広告を組み合わせた際にもある程度生まれますが、テレビCM×Twitter広告のキャンペーンでも顕著に高い効果が生まれていることが分かります。

これはTwitterとテレビの併用率が高いということと、テレビ番組やテレビCMがTwitter上でリアルタイムに話題になり、拡散しやすいというTwitterならではの特性が影響しているからだと思います。このテレビとの相性の良さが他のSNSにはない一つの大きな特徴であると考えています。

③ツイート発生効果:ブランドのツイート量が増える
そして、3つ目こそがTwitterならではの特徴です。テレビCMとTwitter広告を同時出稿した場合、テレビCMのみを出稿した場合と比べて「ブランドに関するツイート」を効率よく発生させることができます。

通常、広告を実施することでブランドに関するツイートはある程度増えるのですが、同時期にテレビCMとTwitter広告を実施することで①②で述べたように「より多くの人に」(リーチ効果)、「認知」「意向・行動喚起」(ブランドリフト効果)できるので、ツイートする機会が生まれやすくなっているからだと考えます。

テレビ×Twitter
出典(調査名):「TVとTwitterのシナジー効果に関するスタディ」、調査機関:Kantar Japan、調査期間:飲料ブランドA…2015年9月〜2017年9月、飲料ブランドB…2015年9月〜2017年9月、外食ブランドC…2015年6月〜2017年10月、調査方法:飲料、食品ブランドのツイート件数および広告出稿費から広告投資額とツイートボリュームの関係をKantar JapanのDigital Behavior Analysisモデルを使って分析

また、「ブランドに関するツイート」は、ユーザーの購買プロセスに影響することがTwitter Japanの調査で実証されており、ブランドに関するツイートを増やすことが重要ということが分かると思います。

テレビ×Twitter
出典: Intage, NTT DATA and Twitter、調査対象:商品ツイート接触者 (n=2,448)、うち男性 (n=1,534)、女性 (n=914) / 商品ツイート非接触者 (n=4,267) 、うち男性 (n=2,642)、 女性 (n=1,625)※信頼区間90%で有意差検定を実施、調査時期:2017年8月

テレビ×Twitterプランニング、2つのポイント

では、どのようにテレビCMとTwitter広告キャンペーンをプランニングすればよいのでしょうか。

ポイント①:キャンペーン期間を3つに分け、CMに合わせてTwitter予約型広告を実施する

 Twitterでは広告キャンペーンを、開始日を起点に「ティザー」「ローンチ」「サステイン」と3つの期間に分けて設計することが重要です。なぜならば、それぞれの期間で下図のような目的と効果があり、フェーズに合わせてTwitter広告を展開していくことで、キャンペーン全体の効果を押し上げることが可能となるからです。

テレビ×Twitter

テレビCMを軸としたキャンペーンの場合はCMの開始日に合わせてフェーズを設計することが肝要です。

テレビCMをいきなりローンチするのではなく、ティザー期にはその布石で、予めターゲット層に興味を持ってもらえるような施策を展開し、事前にしっかりと広告が効く土壌づくりを行います。そして、テレビCMのローンチタイミングに合わせて、1日単位で購入でき、多くのリーチを獲得できるTwitterの予約型広告を実施し、リーチと話題の最大化を狙います。

テレビCMをローンチした後は、掲出期間や運用内容をキャンペーンに合わせて自由に設計できる運用型商品でキャンペーンを継続し、ブランドとの接点を維持させていきます。このように、Twitterを活用した広告キャンペーンではキャンペーン期間を3つのフェーズに分けて設計し、それぞれの目的に合わせてターゲットとの接点を創出していくことがポイントです。

ポイント②:「テレビを見ながらTwitterを楽しむ」人にアプローチする
 
本連載第1回、第2回の記事では「テレビを見ながらTwitterを楽しむ」層は番組やCMに対する満足度が高いだけでなく、広告に対しても「ストレスが低く、ポジティブであり、かつ広告認知が大幅に上昇すること」に言及してきました。すなわち、この層をしっかりと捉えることが、マーケティングの勝機を押し上げるチャンスにつながるでしょう。

電通は、“人”基点の新しいテレビプランニング「People Driven TV Planning」を提唱しています。これによりマーケティングターゲットを詳細に抽出・可視化し、彼らがどのような番組を見ているのかを把握できることに加え、PCやスマートデバイスの接触状況、アンケートデータなどをまとめて活用することで、より精緻なターゲット・プロフィールを設定できます。

実際にテレビとTwitter併用者のテレビ視聴率データを作成してみると、バラエティー番組やドラマなどが高く表れ、Twitterユーザーと相性の良い番組ジャンルであることが分かります。下記は、「視聴率」と「視聴率の差」が高い番組をそれぞれ上位10番組ずつまとめたものです。

テレビ×Twitter
出典:es XMP、調査機関:ビデオリサーチ、調査対象:関東1都6県の満15~69歳男女 6,000サンプル、集計期間:2021年2月15日~3月14日、取得方法:機械式

このように、進化したテレビプランニング「People Driven TV Planning」を活用することで、「テレビを見ながらTwitterを楽しむ」層へ、テレビCMでも効率よくアプローチすることが可能となります。

テレビとTwitterの相性はとても良く、これからもTwitterを活用したテレビ番組や広告キャンペーンは増えると思います。なぜならば「Twitterはテレビを楽しむプラットフォーム」になりつつあるからです。

広告プランニングにおいても、テレビが創り出す「リアルモーメント」を、Twitterでいかに連動させてターゲットを巻き込んでいけるかが設計ポイントになります。それがキャンペーン全体の効果を押し上げることにつながるのです。

中国・宇宙ロケットの地表への落下、今後続出の懸念…過信が招く戦略的誤りで自滅

 中国の大型ロケット「長征5号B」が5月9日、制御不能のまま大気圏に再突入し、インド沖の海上に落下した。4月29日に打ち上げられたこのロケットは、中国独自の宇宙ステーション「天宮」の中核部分となる居住区施設を運搬する目的を有していたが、ミッション終了後に基幹部分の残骸が制御できなくなり、地表に落下して被害が生じる恐れが生じていた。幸い被害は出なかったものの、米航空宇宙局(NASA)のネルソン長官は中国に対し、「スペースデブリ(宇宙ゴミ)に関し、信頼できる基準を満たしていない」と異例の非難声明を出した。

 これに対し、中国側は逆ギレした。中国共産党メディアは「彼らは数年後に宇宙に中国の宇宙ステーションしかなくなるという事実に耐えられない。中国をののしることで、中国の宇宙ステーション建設を妨害しようとしているが、中国には欧米の世論のご機嫌を取る義務はなく、我々は国際ルールと中国の権利に従って物事を進める」と反論した。

 NASAの宇宙ステーションが1979年に軌道から離脱して豪州に落下して以来、国際社会は「統制不能な物体を大気圏に進入させない」とするルールを順守しているが、中国はこの国際的ルールに今後も従わない可能性がある。中国は来年末までにロケットを10回以上打ち上げることを計画しており、今後も同様の事態が起きることが懸念される。

 米国を抜いて世界第1位の経済大国になることが予測されている中国だが、「衣食足りて礼節を知る」という自国の格言を忘れてしまった感が強い。国際社会は大国となった中国に対してその地位にふさわしい責任ある行動を求めているが、中国側は「我々は何も方針を変えていないのに、なぜ国際社会は今になって批判の声を高めているのか」と思っていることだろう。中国史を紐解けば、王朝が交代しても政治体制は常に皇帝独裁・専制を維持し続けてきた。彼らは古くから「自分たちが中心であり、正しい」と考え、周囲が何を言っても聞く耳をもたなかったといっても過言ではない。

 米国のバイデン政権は「民主主義vs.専制主義」として対決姿勢を強めているが、中国側は「我々は民主主義と闘っているつもりはない。自分たちには押し付けてくれるな。自分たちの範囲さえうまくいっていればそれでいい」と苦虫を噛みつぶしたような思いでいる節がある。

中国の過信

 米国との対立が深まるなかで、米国と旧ソ連による冷戦から教訓を得ようとしている中国の指導者は、自らには旧ソ連にない強みがあることを発見して勇気づけられているのではないかとの指摘がある(5月8日付日本経済新聞)。その強みとは民営企業の存在である。中国経済は旧ソ連の計画経済よりもはるかに効率的なシステムであり、輸出入などに関し世界経済で中心的な位置を占めるようになった。中国は一部の重要な分野で米国の技術に遠く及ばないものの、量的な強さは否定できない。

 旧ソ連が世界中に共産主義を積極的に推進していたのに比べ、現在の中国は強権的な対外進出により日本や台湾、インドといった一周辺国・地域にとっては差し迫った安全保障上の脅威となっているが、旧ソ連に比べ国際社会への影響力は限られている。

 こうした状況下で、米国が中国との対立で旧ソ連との冷戦時の手法を用いるのは非常に難しいといわざるを得ない。

 しかし落とし穴もある。自らが有利な立場にあると過信した中国が、実際よりも強いと考えるようになれば、悲惨な結果を招きかねないからである。

 最近の中国の言動をみていると、「自国経済から中国経済を切り離す余裕がある国はほとんどない」との過信から、傍若無人の攻撃的な行動をとり、結果的に中立的な立場をとろうとしている国々を米国側に追いやっているように思えてならない。

 EUの欧州委員(域内市場担当)は5月6日「長期にわたる協議を経て昨年末に大筋合意に至った中国との大規模投資協定について、「『合意』というより『方針』のようなものであり、当面実現しないだろう」との見解を示した。中国による新疆ウイグル自治区のウイグル人らへの人権弾圧の姿勢は、EUの戦略的な中立性の維持を難しくしている。

 中国との関係が悪化の一途をたどっている豪州でも、「中国との軍事的衝突」を危惧する声が出ている(5月7日付ニューズウィーク)。豪州にとって中国は依然として最大の貿易相手国(年間約1900億ドル)だが、モリソン政権の複数の高官(安全保障担当)からは4月下旬、「インド太平洋の自由国家に再び『戦争の足音』が迫っている。台湾絡みで中国と衝突する可能性は高くなっている」とする驚くべき発言が相次いだ。

高齢社会に突入する中国

 自信過剰になることは、経済面でも悪影響を伴う。必要とされる国内の改革が失敗に終わる可能性が高くなるからである。中国は3月、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で「国家経済安全保障の強化」のための2021年から25年にかけての5カ年計画を採択したが、この目標を達成するためには厳しい試練が待ち受けている。

 国内総生産(GDP)の6割以上を占める民間部門のポテンシャルを高めるためには共産党の支配力を縮小することが不可欠であるからだが、習近平指導部は「改革が必要ないほど中国は強い」と思っている可能性が高い。中国の意思決定は中央に過度に集中し、反対意見や対立する情報が提出されないため、希望的観測や誤った仮定が生まれやすいからである。

 国家統計局が11日に公表した20年実施の国勢調査の結果によれば、中国は早ければ今年にも「高齢社会(高齢化率は14%以上)」に突入する。安い労働力を武器に急速に経済大国に発展した中国だが、過信により戦略的過ちを犯せば、1970年代以降の旧ソ連のように停滞に陥ってしまうのではないだろうか。

(文=藤和彦/経済産業研究所コンサルティングフェロー)

●藤和彦/経済産業研究所コンサルティングフェロー 

1984年 通商産業省入省

1991年 ドイツ留学(JETRO研修生)

1996年 警察庁へ出向(岩手県警警務部長)

1998年 石油公団へ出向(備蓄計画課長、総務課長)

2003年 内閣官房へ出向(内閣情報調査室内閣参事官、内閣情報分析官)

2011年 公益財団法人世界平和研究所へ出向(主任研究員)

2016年 経済産業研究所上席研究員

2021年 現職

トヨタ、水素燃料のマシンで耐久レース参戦の意義…盲目的なEV信仰へのアンチテーゼか

 水素を燃料としたレーシングマシンが走る――。にわかに信じることはできないかもしれないが、事実である。それも遠い話ではなく、5月21日からのスーパー耐久シリーズ第3戦「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」に参戦するというのだ。もちろん伊達や酔狂ではなく、世界的な風潮であるカーボンニュートラルの施策のひとつなのだから、驚きである。

 とはいうものの、水素を燃料とするクルマは、それほど奇異なものではない。ガソリンを空気と混合させて気筒内に噴射、火花によって着火させるというシステムは、一般的な内燃機関と同様である。ただ、今回サーキットに姿を現すレーシングマシンは、燃料をガソリンから水素に代えて燃焼させるという点が特徴だ。

 だが、それをサーキットで走らせるとなると、話は別だ。参戦するチームは、トヨタ自動車代表取締役である豊田章男氏が率いるルーキーレーシングチーム。マシンは水素を燃料とする「カローラ」である。さらに驚かされるのは、豊田社長が自らステアリングを握るということだ。

 オンラインで行われた参戦記者会見で、豊田社長こう述べている。

「水素への期待も不安も含めて、私が乗ることですべてを証明したいと思っています」

 水素の危険性などネガティブな材料を、レースという開発の場を通じて消化したいというのだ。もちろん、水素を燃料とすることから、量産型水素燃料自動車であるトヨタ「ミライ」の技術が注がれていることは明らかだ。水素充填システムは当然として、マシンに搭載する水素燃料タンクはミライのものを流用する。

 ミライは、搭載する水素を大気中の酸素と化学反応させることで発電させる。その電力を元に電気モーターを回転させ、駆動力を得る。だが、今回レースに参戦する水素燃料カローラは、ガソリンを燃料とする一般的な内燃機関で、燃料を水素に置き換えたものである。つまり、純粋な水素燃料車やEV(電気自動車)とは異なる。だが、走行中に一切の二酸化炭素を排出しないという点ではEVや水素燃料車と同様であり、限りなくクリーンな内燃機関車両となるのだ((厳密には微量なオイルが燃焼することもある)。

 今回、トヨタが水素を燃料とする内燃機関マシンを走らせる意図は、このところの盲目的なEV信仰へのアンチテーゼが含まれているように想像する。カーボンニュートラルが地球を救う課題であることは事実だが、そのための救世主がEVだという風潮には、少々の疑問が残る。

 確かに、EVは走行中に一切の二酸化炭素を排出しない。だが、EVを走らせるための電力は石炭を燃やすことで得ている。その段階では、二酸化炭素を吐き散らしているのだ。とりわけ、原発や太陽光、風力など発電比率の低い日本では、盲目的なEV信仰には危険を孕む。水素燃料とて、精製は化石燃料に依存しているのも事実だ。

 つまり、クルマの動力源は電気だけではなく水素も有効であり、そもそも内燃機関にも可能性が残されている。日本には多くの選択肢が残されているのである。そのひとつが、水素を燃料とする内燃機関であり、そのための開発のひとつとして、今回の水素を燃料としたレーシングカーの参戦計画なのである。

 レースは5月末に開催される。これが世界に発信されることの意義は無視できない。
(文=木下隆之/レーシングドライバー)

●木下隆之
プロレーシングドライバー、レーシングチームプリンシパル、クリエイティブディレクター、文筆業、自動車評論家、日本カーオブザイヤー選考委員、日本ボートオブザイヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員 「木下隆之のクルマ三昧」「木下隆之の試乗スケッチ」(いずれも産経新聞社)、「木下隆之のクルマ・スキ・トモニ」(TOYOTA GAZOO RACING)、「木下隆之のR’s百景」「木下隆之のハビタブルゾーン」(いずれも交通タイムス社)、「木下隆之の人生いつでもREDZONE」(ネコ・パブリッシング)など連載を多数抱える。

有名YouTubeチャンネルに偶然、不倫現場が…削除を求める女性、肖像権侵害は成立する?

“鉄道系YouTuber”として人気の「スーツ」が、過去に投稿した動画に映り込んでいるという人物から、動画の削除を求められていると明かした。

 スーツによると、ある女性から、1年ほど前に公開した動画に関して、「私が他の男性と不倫している姿が写っているので削除してください。削除しない限り弁護士に相談をして法的手段を取ります」とのメールが送られてきたという。

 普段、視聴者からのメールには返信しないというスーツだが、この女性にとっては重大なことなのだろうと推察し、次のように返信。

「法的手段を試みても構いませんが、映り込みまでは肖像権の保護の対象となっておりませんので、おそらく意味をなさないと思います。写り込んでいる時間をお知らせいただけましたらぼかしを入れるか、該当箇所をカットできます。それがし難いようでしたら、弊社宛に15万円お振込み頂ければ、削除いたしますがいかがでしょうか」

 このメールの意図について、該当箇所を教えてもらえれば、ぼかしを入れたりカットするなど編集できるが、女性が自分の姿をスーツに特定されたくないかもしれないので、動画で得られるであろうおおよその収益として、15万円を補償してもらえれば削除するとの対応策を提示したという。

 だが、これに対して「15万円の根拠となるものを教えて下さい。新聞記者や報道機関はもとより弁護士にこのことを全て報告済みです。お金でたかるとは如何なものかと、良心の欠如です」との返信があったため、スーツは面倒になり、これ以降は放置しているという。

 スーツは、映像の主体ではなく、背景として映り込んだ程度では著作権侵害にはならないはずと主張、それでも、駅構内で撮影する際は、鉄道会社などにクレームが入らないようにするため、一般人の顔などにはできる限りモザイク処理をしていると説明している。

 実際のところ、有名YouTuberやテレビ番組などで自身の姿が望まないかたちで映り込んでしまった場合、肖像権の侵害となるのだろうか。山岸純法律事務所の山岸純弁護士は次のように解説する。

「一般論としては、観光地や公道、その他人がよく集まる場所で撮影した写真・動画に、たまたま『背景に人物が映っていた』という程度では、肖像権侵害になりません。しかし、その写真・動画が、その映った人に着目していたり、通常『撮影されない、撮影されたくないような場所(自宅内など)』なら、盗撮などの犯罪のほかにも、(民事上の)肖像権侵害が成立することとなります。

 これを法律的に難しく言うならば、『社会生活上、受忍すべき限度を超えてその人の肖像が撮影されている場合に肖像権侵害が成立する』となります。

 ただし、実際に『映った』ことで、どのような損害が発生するかというと、正直なところあまり想定できません。あえて想定するならば、『たまたま背景として映り込んだだけ』なのに、撮影者やテレビやマスコミがその『映り込んだ人(肖像)』自体を面白おかしく取り上げ、またはネットでも複製されて拡散されたような場合に、そのテレビなどで取り上げたマスコミや拡散した人に対して損害賠償ができる、という程度です」

 不倫している現場が有名YouTuberの動画に映り、パニックになってしまったのかもしれないが、高圧的な態度によってスーツの怒りを買ってしまい、動画を削除してもらうのはかえって難しくなってしまったようだ。

(文=編集部、協力=山岸純/山岸純法律事務所・弁護士)

山岸純/山岸純法律事務所・弁護士

時事ネタや芸能ニュースを、法律という観点からわかりやすく解説することを目指し、日々研鑽を重ね、各種メディアで活躍している。芸能などのニュースに関して、テレビやラジオなど各種メディアに多数出演。また、企業向け労務問題、民泊ビジネス、PTA関連問題など、注目度の高いセミナーにて講師を務める。労務関連の書籍では、寄せられる質問に対する回答・解説を定期的に行っている。現在、神谷町にオフィスを構え、企業法務、交通事故問題、離婚、相続、刑事弁護など幅広い分野を扱い、特に訴訟等の紛争業務にて培った経験をさまざまな方面で活かしている。

パチスロ“総隊長”の激アツ情報!最新作の導入前に魂をブチ上げろ!!

 パチスロにおける番長と言えば『押忍!番長』シリーズの轟金剛であり、総隊長と言えば『鬼浜爆走紅蓮隊』シリーズのリュウジであろう。

 轟金剛は人類史上最強と呼び声高い轟鋼鉄の孫で、私立轟高校の三年生という設定。2017年リリースの5号機『押忍!番長3』では、修学旅行先でもライバルたちに勝利、且つ己を磨き上げるために過酷な修行に挑んでいる。その世界観と自力感の強い出玉性能を融合させたゲーム性は不動の人気で、今なおホールの主軸として君臨し続けていることは周知の通りだ。

 一方のリュウジは鬼浜町を拠点とする「鬼浜爆走紅蓮隊」の初代総隊長で、真っ赤に染めたリーゼントがトレードマーク。鬼浜工業高校に通う高校生で、実家はラーメン屋だ。

 そんなリュウジが主役を務める同シリーズ最新作『鬼浜爆走紅蓮隊 狂闘旅情編』は、5月24日に全国ホールデビューを果たす。当機を手掛けるベルコは先日、その導入に先駆けてオリジナルサウンド「鬼浜 THE BEST」のストリーミング配信を開始した。

 このサウンドトラックには先の『鬼浜爆走紅蓮隊 狂闘旅情編』に搭載された新曲「プチアゲロックンロール」や「Bright this way」をはじめ、5号機『鬼浜爆走紅蓮隊 愛情恋歌編』の「俺の仏恥義理」「Crazy Rider」、同じく5号機『鬼浜爆走紅蓮隊 友情挽歌編』の「Ride on wave!!・リュウジ」「蒼き旋律・ハヤト」「雷神☆轟・ダイゴ」などを収録。

 お馴染み「カッ飛びゾーン」や「特攻ボーナス」中のサウンドも聴くことができる。

 ストリーミング配信はAmazon Music、Apple Music、Spotifyの各配信サイトで対応している。多数のサウンドトラックが存在する『押忍!番長』シリーズと違って、『鬼浜爆走紅蓮隊』シリーズとして公にBGMを発売するのは初。導入前に各種楽曲を視聴して、気持ちを高めておくのも一興であろう。

 ちなみに、『鬼浜爆走紅蓮隊 狂闘旅情編』は歴代シリーズを進化継承させたAT機。規定ゲーム数消化で突入するCZ「カッ飛びゾーン」などを機に当選するATは1G純増約2.8枚で、初当り時に始まる1セット30G+αの「ツッパリRUSH」を突破できれば、以降は30G以上+αの「真(神)ツッパリRUSH」が約80%でループする強力な仕様だ。

 もちろん、伝説のヤンキー・翔も健在で、首尾よく登場すれば、状況を問わずその時点でエンディングが濃厚となるようだ。

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 愛され続けて約29年。パチンコアイドルキャラクターの先駆けである「夢夢(むむ)ちゃん」を主役に据えた大人気パチンコ『フィーバーパワフル』シリーズの最新作、SANKYOの『Pフィーバーパワフル』(製造:ジェイビー)が5月24日、いよいよ待望のホールデビューを果たす。

CRフィーバーパワフル 2018』以来3年ぶりの復活となる本機は大当り確率99.9分の1で、ラウンド振り分けは10R→12%、5R→47%、3R→41%。大当り後は100%ST8回転の確変へ突入し、この間の大当り確率は12.0分の1まで跳ね上がる。

 ST8回転をスルーしてしまった場合は、例外なく時短へ突入。時短回数は大当たりラウンド数に応じて変化し、10R後は電サポ92回、5R後は電サポ42回、3R後は電サポ17回が付加される。

 また、本機はシリーズ初の遊タイム機能を搭載しており、大当り後300回(低確率292回)消化で時短100回の「夢夢タイム」がスタート。電サポ中の消化もカウントされ、遊タイム到達が近付くと液晶画面上でカウントダウンが発生する。初心者でも安心して遊技できる配慮が施されているというわけだ。

 通常時の演出には4種類のモードがあり、「クラシカルモード」はシンプルに楽しみたいプレイヤーにオススメ。「パワフルモード」は「ズームリーチ」「シュワシュワかっとびリーチ」「オールフルーツリーチ」など賑やかな演出が期待感を煽り、「シュワシュワ大爆発リーチ」の発生で大チャンスを迎える。

 新モードの「シュワシュワモード」は清涼感溢れるモードで、「夕方背景」「泡図柄による示唆」「CHANCEシャッター出現」などは期待大。同じく新モードの「パワパトモード」は最終的にランプ点灯で大当りが約束される一発告知モードだ。

 ちなみに、クラシカルモードは「メロン越え」、パワフルモードは「カッ飛び予告(3人)」、シュワシュワモードは「フルーツ落下予告」、パワパトモードは「CHANCE予告(ALL)」が注目ポイントとのこと。これらが発生すれば、その時点で大当りに大きく期待できる。

 もちろん、液晶画面は歴代シリーズと同様に9分割の8ラインで、7揃い1ラインは3R以上、7揃い複数ラインorオールフルーツは5R以上、オール7は10Rが確定。大当りラウンド中に「HOLD V」が出現した場合は保留内で大当たりへと繋がるようだ。

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