パチンコ大御所ライター、雑誌バカ売れ時代のボーナスは「○○万円」!? これまでの「ルーツ」を語る動画が大反響!!
歯に衣着せぬ物言いと、時折見せる豪快な行動で話題を振りまく大御所ライターの大崎一万発氏。6月半ばには「まん延防止措置等重点措置」地域外での宴会をTwitterにアップし、物議を醸した。
これにより、大崎氏はTwitterのアカウントを削除。後日、自身の公式YouTubeチャンネル「まんぱつ」にて削除理由を「酒」とし、件の宴会では接客を伴う飲食店で「0が6個付く」金額を使った事実を告白した。
そんな大崎氏は、元パチンコ必勝ガイドの編集長というキャリアの持ち主。先日にユニバーサルエンターテインメントの公式YouTubeチャンネル「ユニバチャンネル」にてアップされた番組「ドキDoki!してる?」では、自身でルーツともいえるパチンコ必勝ガイド時代の話について触れている。
大崎氏は高校卒業後、都内の大学へ進学するために上京。その後、すぐパチンコにハマって激負けしたという。当時は、インターネットはおろか、パチンコ雑誌もない時代。負け続けた大崎氏は開店プロを紹介してもらい、アンダーグラウンドな世界に困惑しつつも、一緒に行動を共にしたそうだ。
開店プロの仲間入りは大学3年時で、大学4年時は就職活動もしたとのこと。ただ、開店プロの稼ぎが良かったことから開店プロに専念することを決め、全ての内定を断ったそうだ。
その後、開店プロとして2年ほど活動した大崎氏。続々と雑誌が創刊された時期でもあり、パチンコ必勝ガイドを愛読していた大崎氏は紆余曲折を経て同誌の門を叩いたという。
入社時は開店プロとの二足の草鞋を履く予定だったものの、「そんなに編集の仕事は甘くない」と指摘されたことで開店プロを引退。編集の仕事に従事したそうだ。
データ取りなどを経て徐々にキャリアを積んだ大崎氏は、バイトから契約社員に昇格。当時、パチンコ必勝ガイドは月40万部ほど売り上げていたそうで、バイト時代で20万円、契約社員に昇格後は100万円ほどのボーナスをもらっていたというから驚きだ。
当時の編集部員は奇人ばかりだったそうで、気が付いたら居なくなる者も少なくなく、大崎氏曰く、押し出される形で編集長へ。以降は「パチンコニッポン」などの編集にも携わり、フリーへと転身したそうだ。
このほか、番組内では開店プロ時代の同業者たちの話、自身がライター来店の先駆けだという話など興味深いトークも多数、収録されている。
番組MCが親交の深いリスキー長谷川氏ということもあるからか、普段は聞けないような話も飛び出しているので、パチンコ好きならば一度はチェックすべき内容と言えるであろう。
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JRA「距離と芝は大丈夫」C.ルメールは合格点も……、カフェファラオ「追試」に課題は盛り沢山! 函館記念(G3)で露呈したのは芝適性よりも深刻な問題
夏の荒れるハンデ重賞・函館記念(G3)は、今年も大波乱の結末が待っていた。
若手2人が競り合う展開は、1000m通過58秒5のハイペースとなった。これは3連単の払戻が343万となった昨年の58秒8より0秒3速いラップ。これだけでもただならぬ雰囲気を感じさせるものだが、少し離れた3番手から抜け出したトーセンスーリヤの横山和生騎手の冷静なペース判断は見事だった。
バテた2頭を交わし去ると、最後の直線で力強く抜け出しての勝利。2着に3馬身の差をつける完勝で2つ目の重賞タイトルを手に入れた。14番人気アイスバブルが2着、12番人気バイオスパークが3着に入った3連単の払戻は20万1770円。
この波乱に一役買ってしまったのが、C.ルメール騎手が騎乗して9着に敗れたカフェファラオ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)だ。同馬は2月のフェブラリーS(G1)を勝利しており、メンバー中、唯一のG1馬。今回、芝のレースは初めての挑戦ながらも、ファンは1番人気に支持した。
16頭立ての芝2000m戦。1枠1番から好スタートを決めたカフェファラオは、インの6番手を追走する。勝負どころとなった最終コーナー入り口で進出するも、直線では外からアイスバブルに寄られて狭くなるシーン。ルメール騎手は無理をせず、流すような格好でゴールした。
着順こそ9着だが、58.5キロのトップハンデで2着馬と0秒2差なら、それほど悪くない結果だったとも考えられる。こちらについてはルメール騎手も「距離と芝は大丈夫」と振り返ったように、一応の及第点は与えられかもしれない。
そもそもカフェファラオ陣営が、函館記念出走にあえて踏み切った理由には、堀師がコメントしていたように小回りの適性を確認したかったからだ。同馬は東京コースのダート1600mを大の得意としているようにスピードがある一方、時計の掛かる地方の深い砂では、パフォーマンスを落としていた事情もあった。
そのため、高速馬場になりにくい洋芝の北海道開催で、小回りの函館・芝2000mを試金石としたことは理解できる。鞍上のルメール騎手から問題なしとジャッジが出たからには、引き続き札幌記念(G2)の出走も視野に入るだろう。
ただ、この挑戦にはまだまだ課題が多いことも確かである。
ゴール前で挟まれそうになる不利があったとはいえ、勝ち馬は遥か前方でゴール。函館記念がG3ということを考えると、物足りなさを感じてしまう結果である。G1馬という看板を背負っているカフェファラオだけに、求められるハードルは高い。
このまま「追試」の札幌記念でも結果を残せないようなら、レースの選択肢はかなり狭い範囲で限定されてしまう。ダートG1馬の二刀流挑戦は最悪の場合、「芝×」「小回り×」「交流重賞×」「2000m以上×」と使えるレースが本当に限られる八方塞がりのようなリスクも見え隠れしている。
もし、札幌記念に出走するようなら、今年の桜花賞馬ソダシとの対決も実現する。背水の陣となりそうな次走で、カフェファラオはこの窮地を脱することが出来るだろうか。
(文=高城陽)
<著者プロフィール>
大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。
大手パチンコチェーンが社会貢献活動 子供向け仕事体験イベントを実施へ
関東を中心に「D’STATION」をはじめとするパチンコホール事業、ホテル事業、フィットネス事業などを展開するNEXUSグループはこのほど、同社グループのレーシングチーム「D’station Racing」が社会貢献活動の一環として、夏休み期間中の8月7日に子供向けの仕事体験イベントを実施すると公式HP上で発表した。
当日は、静岡県の御殿場工場を一般開放。「Kids Racing Garage Experience&Tour Hosted D’station Racing」として、普段は入れないレーシングチーム内で、実際にレースで活躍するレーシングマシンの掃除や軽いメンテナンス作業を児童に体験してもらうことで、同チームの活動やモータースポーツの魅力に触れてもらう、とのコンセプトだそうだ。
参加費は無料で、募集条件は保護者同伴の幼児~中学生までの1家族6名まで(保護者含む)。募集枠は9:00~10:30、11:00~12:30、13:00~14:30、15:00~16:30の4枠で、募集数は各枠最大7グループ、合計168名までとしている。
イベント参加者には参加記念品としてオリジナルキャップとTシャツの2点セットがプレゼントされる。
プログラム内容は、プログラム説明10分、ファクトリーツアー(工場見学)15分。その後、5分の準備を経て仕事体験40分、片付け10分、記念写真撮影10分の予定だ。
事業を通じて「環境に配慮した誠実で発展的な店舗運営を行い、喜びと感動溢れる社会づくり」の実現を目指す同社グループは、2021年1月にSDGs宣言を発表した。このSDGsを国際社会の重要な目標と捉え、企業の価値の追求と社会的課題の解決を両立させることにより、関わる全ての人が幸せになる「幸福度No.1企業を創り上げる」と誓っている。
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された。国連加盟193か国が2016年から2030年までの15年間で達成するために掲げた目標で、その目標には貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会など17項目がある。
同グループは本年4月、SDGs活動への取り組みの一環として、紙・プラスチックの代替えとなる石灰石から生まれた日本初の新素材「LIMEX(ライメックス)」を使用した名刺を新たに採用し、リサイクルの先を行く「アップリサイクル」を実現できると公表。
今回のイベントもその一環であり、SDGs17項目のうち「質の高い教育をみんなに」「働きがいも 経済成長も」「つくる責任 つかう責任」の3つの項目に貢献が可能としている。
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JRA「ハービンジャー祭り」を制したのはリューベック! 「チームソダシ」の送り込んだ良血、ディアドラの全弟が評判通りの圧勝V
北の大地でまた1頭、楽しみな新馬がデビュー勝ちを飾った。
18日、函館競馬場で行われた5Rの2歳新馬は、吉田隼人騎手が騎乗したリューベック(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)が優勝。2着には2番人気ヒルノロワール、3着は6番人気アナザーエデンが入った。勝ちタイムは1分51秒4(良馬場)。
出走馬の9頭中5頭がハービンジャー産駒という“ハービンジャー祭り”で、単勝オッズ1.4倍の断然人気に支持されたリューベック。全姉に2017年の秋華賞(G1)、19年には英G1・ナッソーSを制したディアドラのいる良血馬である。
2着ヒルノロワールとの着差は2馬身だったが、見た目以上の楽勝は次走でも期待したくなる走りだった。
今後の折り合いを考えると、出来れば逃げたくない新馬戦だが、スピードの違いで早々とハナを奪ってしまった。競り掛けてくる馬もこれといっていなかったため、ゆったりとした流れは1000m通過63秒8のスローペースに落ち着く。
最後の直線に入ってもマイペースで走っていたリューベックは余裕十分の手応え。後続の追走を軽くいなして悠々とゴール板を駆け抜けた。
「今日は揉まれない競馬だったので、これから色々覚えさせていければ……。直線も物見をするくらい余裕はありました」
コンビを組んだ吉田隼騎手のコメントからも、リューベックに対する期待の大きさが伝わってくる。G1馬の姉がいる血統だけに、求めるものも自然と多くなるのかもしれない。
「一見、マイペースの逃げ切りで回って来ただけのように見えますが、上がり3F最速と中身は濃かったですよ。芝1800mでデビューしたように、距離延長も問題ない血統でもあります」(競馬記者)
また、須貝師の管理する金子真人オーナーの所有馬に吉田隼騎手が騎乗するケースは、白毛のアイドル・ソダシと同じ。“チームソダシ”が送り出したリューベックも、ソダシ同様に7月の函館でデビュー勝ちを決めた。
順調ならば、目標はおそらく札幌2歳S(G3)だろうか。次走も要注目の1頭で間違いないだろう。
(文=高城陽)
<著者プロフィール>
大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。
パチスロ「鉄板シリーズ」完全告知版が満を持して登場!最高の“癒し”を与える仕上がりを期待!!
「出ないのか出るのか」なんて思っていたら、やっぱりありましたね。山佐『ニューパルサーDX3』が発表されました。新告知ランプ「ゲコゲコランプ」と、ニューパル伝統の豊富なリーチ目を楽しめる仕様のようですね。
パチスロでノーマルタイプと言えば『ジャグラー』か『ニューパル』というくらいメジャーなシリーズですが、こちらは後者の完全告知バージョンとなります。
そしてニューパルと言えば「大量リーチ目」がウリですが、《リーチ目がちょっと苦手だな》という層は一定数存在するでしょう。しかし、そこを完全告知とする事により克服したのがこの『ニューパルDX』です。
初代ニューパルDXは2015年に登場。2019年には後継機種であり、チェリー重複の期待度が非常に高い『ニューパルサーDXチェリーバージョン』がリリースされております。
ちなみに、初代のスペックは以下の通りでした。
BB)設定1:約1/282~設定6:約1/227
RB)設定1:約1/420~設定6:約1/337
機械割)設定1:96.9%~設定6:110%
完全告知という事で、リーチ目が判らず席を立ってしまうという事もまずありません。『シャカシャカランプ』と呼ばれる告知ランプからカエルが現れたらボーナス確定! そのカエルの輝きは眩いばかりです。
告知には『告知音アリ』も健在で、そこはもちろんジャグラーの告知音である《ガコッ!》ではなく《ゲコッ!》とカエルの鳴き声になっております。
更にこのDXには2008年にリリースされ、コアなユーザー達に熱い支持を受けた同社の『プレイボーイ・リミテッドエディション』の違和感演出の数々も継承されており、完全告知に絶妙なアクセントを加えております。
そのいくつかを挙げてみると、パネルフラッシュ、上部ランプが一瞬フラッシュ、バウンドストップ、下部パネルが消灯、シャカシャカランプのシャッターが半開き、無音、ストップ音変化、いきなりBBファンファーレ音などなど。実に多彩で、初代でのその総数は実に40種類以上にもなりました。
おそらく、その辺は今作でも受け継いでいると思われます。
私自身ニューパルシリーズは大好物でして、シリーズを通して打ち込んだものです。DXも同様に、良い意味での気分転換のような感じでちょこちょこ遊技しておりました。
今回は初の6号機という事でDXの良さをどのように受け継ぎ、どのように進化しているのか、非常に楽しみであります。まずは続報を待ちましょう。
(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。
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繊維メーカー「日清紡」、半導体メーカーへ変貌…ニッチな市場でシェア獲得狙う強かな経営
米中対立や世界経済のデジタル化の加速、および火災や寒波による日米での半導体工場の一時操業停止の影響などによって、世界全体で半導体が不足している。一例が、スマートフォンの作動を支えるアプリケーションプロセッサなどデジタル半導体の不足だ。
それに加えて、電力の供給や音量などの操作を支えるアナログ半導体も不足している。見方を変えれば、中長期的にデジタルもアナログも、経済のデジタル化の進行とともに半導体の需要は拡大する可能性がある。その中で注目したい企業の一つが、日清紡ホールディングスだ。その理由は同社が積極的に業態の転換を進め、アナログ半導体などの競争力発揮を目指していると考えられるからだ。
半導体の不足は2023年頃まで続く可能性がある。世界経済にとって半導体の重要性が高まる中、日清紡は買収などによって取り込んだ生産要素をフルに活用し、ニッチな分野でシェアを獲得する好機を迎えつつあるように見える。
アナログ半導体とは何か
近年、日清紡はアナログ半導体をはじめとする電子部品(マイクロデバイス)や無線・通信関連機器の生産能力の向上に取り組んできた。いずれも世界経済のデジタル化とともに重要性が高まっている。特に、アナログ半導体の需給はひっ迫している。同社の事業戦略を考えるためにアナログ半導体がどういった電子部品かを確認することは重要だ。
重要なことは、「アナログ」のイメージをしっかりと持つことだ。アナログとは、エネルギーや時間などを連続した量として示すことを意味する。要は、わたしたちが目にする現象はアナログである。アナログ半導体とは、わたしたちが感じる音量などを信号に変換する電子部品と考えるとわかりやすいだろう。例えば、スマホの音量ボタンを操作すると、音楽などのボリュームが変化する。スマホを横に傾けると、画面は縦長から横長に切り替わる。人差し指で画面を右から左にスワイプすると画面が遷移する。それらの動作を支えるのがアナログ半導体だ。具体的には、接触に関するセンサや電源管理を行う集積回路(IC、パワー半導体などと呼ばれる)がある。
アナログの対義語がデジタルだ。デジタルは、連続する量を一定間隔に区切って、数字で表現する方式だ。デジタル半導体は信号を0と1に置き換えることによって論理演算を行う。自動車やデジタル家電などにはアナログ半導体とデジタル半導体の両方が用いられ、わたしたちの操作(アナログ)をデジタル信号に置き換え、それを電力供給や音量、画像処理などの制御につなげることによって個々の製品の機能が発揮される。
なお、半導体にはさまざまな種類がある。その一つとして世界半導体市場統計(WSTS)は、世界のIC市場をアナログ、マイクロ、ロジック、メモリの4つに分けている。アナログ以外を簡単に説明すると、マイクロはパソコンのCPUをはじめとするマイクロプロセッサや、自動車の“走る、止まる、曲がる”を司るマイクロコントローラ(マイコン)などを指す。ロジックは画像処理専用の演算装置であるGPUやスマホのアプリケーションプロセッサなどを指す。マイクロとロジックの境界は薄らいでいると指摘する半導体の専門家もいるようだ。また、メモリはNAND型フラッシュメモリやDRAMなどを指す。
アナログ半導体分野での成長を目指す日清紡
日清紡は繊維メーカーとして成長を遂げ、第2次世界大戦後は戦中の飛行機生産の経験を活かして自動車のブレーキパッドなどの生産に進出した。さらに、近年の日清紡は積極的に事業ポートフォリオの入れ替えを行い、日本無線、および新日本無線を子会社化し、アナログ半導体など電子部品事業を強化してきた。さらに、日清紡はリコーからアナログ半導体生産を手掛けるリコー電子デバイスを買収し、その上でマイクロデバイス事業の中核である新日本無線と統合した。
その過程で日清紡は紙製品事業を切り離している。2020年度の売上高を事業別にみると、繊維は7%、ブレーキが25%、無線・通信およびマイクロデバイス関連が45%の売り上げを占めている。総合的に見て日清紡の事業戦略は、通信関連の機器やアナログ半導体など世界経済の先端分野での収益力強化を主眼に置いているといえる。
現在の世界経済では、ロジックなどデジタル半導体だけでなく、アナログ半導体の需給もひっ迫している。軽視できないことは、アナログ半導体の不足がより深刻である可能性だ。2020年10月、ルネサスエレクトロニクスの決算説明会ではパワー関連をはじめアナログ半導体の不足を示唆する発言があった。その後の世界的な自動車のペントアップディマンドの発現や2021年2月の米寒波によるサムスン電子の工場停止、さらには3月のルネサスエレクトロニクス那珂工場の火災等の影響を加味すると、現在のアナログ半導体の不足は想定以上である可能性がある。
また、アナログ半導体の不足解消はスムーズに進まない可能性がある。世界の半導体業界全体で考えると、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)や世界2位の韓国サムスン電子は、利益率の高いロジック半導体の微細化(回路の線幅をより小さくして集積度の向上と消費電力の低下などを目指す生産技術)に注力している。その分、汎用型の生産ラインを用いて製造されるパワーマネジメントや音響などに関するアナログ半導体の需給の安定には時間がかかるだろう。日清紡はアナログ半導体事業に注力して新しい稼ぎ頭を育成するチャンスを迎えている。
今後、日清紡に求められる取り組み
日清紡に必要と考えられる取り組みの一つは、中長期的な需要拡大が期待できるパワーマネジメントICなどアナログ半導体の創出能力を強化することだろう。長めの目線で世界経済の展開を予想すると、自動車の電動化によって自動車の生産に必要な半導体点数は増加するだろう。それに加えて、脱炭素の推進のために、より効率的な電力制御を可能にする半導体の需要も高まるだろう。
自動車や工作機械など、製品そのもののサイズが大きい場合には、微細化の重要性が常に高まるとは限らない。つまり、汎用型の生産技術を用いて、より効率的なエネルギーの貯留や供給を可能にする半導体素子や、それを組み合わせた集積回路が実現できれば、脱炭素の加速など世界経済の環境変化に伴う半導体需要を日清紡が取り込み、さらなる成長を目指すことは可能だろう。
そのために同社に必要なのは、これまで以上の集中力とスピード感をもってより高性能のパワー半導体などの開発に注力することだ。なぜなら、世界的にアナログ半導体業界での技術開発与シェア獲得競争がし烈化しているからだ。
現在、電気自動車(EV)などの生産を行う中国の比亜迪股份有限公司(BYD)は車載用半導体事業を強化し、世界的な半導体不足が続く中でシェアを伸ばそうとしている。その一方で、米国政府は、中国系の投資ファンドによる韓国マグナチップ半導体の買収を保留するよう命じた。マグナチップはパワーマネジメント関連のアナログ半導体などを生産している。微細化など最先端の半導体生産技術に加えて、アナログ半導体分野でも、米中の技術覇権争いはし烈化しつつあると考えられる。その状況下、アナログ半導体分野でも企業の合従連衡が進む展開もあるだろう。ルネサスエレクトロニクスによる英ダイアログ・セミコンダクター買収はその一例だ。
日清紡が傘下に収めてきた新日本無線などは音響や車載半導体分野での技術開発に取り組み、ニッチな分野で成長を遂げてきた。日清紡の経営陣に求められることは、そうした組織、個人の技能や新しい生産技術確立に向けた情熱がさらに発揮される体制を強化することだ。それは、日清紡全体が先端分野におけるさらなる成長を目指し、事業の新陳代謝を高めて長期の存続を目指す重要な取り組みの一つとなるだろう。
(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)
●真壁昭夫/法政大学大学院教授
一橋大学商学部卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学大学院(修士)。ロンドン証券現地法人勤務、市場営業部、みずほ総合研究所等を経て、信州大学経法学部を歴任、現職に至る。商工会議所政策委員会学識委員、FP協会評議員。
著書・論文
『仮想通貨で銀行が消える日』(祥伝社、2017年4月)
『逆オイルショック』(祥伝社、2016年4月)
『VW不正と中国・ドイツ 経済同盟』、『金融マーケットの法則』(朝日新書、2015年8月)
『AIIBの正体』(祥伝社、2015年7月)
『行動経済学入門』(ダイヤモンド社、2010年4月)他。
JRAキングカメハメハ「最後の大物」は三冠馬の弟!? ジェンティルドンナの弟スレイマンが1.9秒差の大差勝ち!
18日、函館競馬場で行われた2R・3歳未勝利戦は、2番人気のスレイマン(牡3歳、栗東・池添学厩舎)が勝利。2着馬に1.9秒差の大差をつける圧勝で初勝利を飾った。
「強かったです」
鞍上の吉田隼人騎手が手放しで絶賛するのも当然か。勝ち時計1:46.1は、同日に同舞台で行われた3歳以上1勝クラスより0.7秒も速い。姉に牝馬三冠を始め、G1・7勝のジェンティルドンナがいる良血馬が、ダートで大きく開花した。
14頭立て、ダート1700mのレース。キャリア3戦目にして初のダート挑戦となったスレイマンだったが、「調教に乗って、最初から『未勝利の馬ではない』と思っていました」と今回が初コンビの吉田隼騎手には自信があった。
スタートを決めたものの、出ムチを入れてハナを主張したレオテソーロを行かせる形の2番手から。ただ、これは「速い馬を行かせて待つ形でしたが、道中で砂を被せられてどんな反応を見せるか試す余裕があった」と、この「先」を見据えた吉田隼騎手の作戦通りだったようだ。
そんな吉田隼騎手とスレイマンの“実験”が完了したのが、向正面の中ほどを過ぎた辺りだったのだろう。スッと先頭のレオテソーロに並びかけると、4コーナーで交わして先頭へ。吉田隼騎手がゴーサインを送ると、一気に後続を突き放し決定的な差をつけた。
結局、吉田隼騎手からムチが飛んだのは抜け出した際の1発のみ。あとは気を抜かないように見せムチを入れながら、後ろを振り返る余裕まであった。
「モノが違いましたね。時計的にもクラスが上がっても十分通用しますし、この内容ならオープンまでノンストップでいけるかもしれません。それくらいの走りでしたし、先々も非常に期待できそうです。
スレイマンの母ドナブリーニはジェンティルドンナの活躍以降、5頭連続でディープインパクト産駒が生まれていたのですが、父がキングカメハメハに替わったのが本馬。芝ではデビューから3着、4着と勝ち切れない様子でしたが、ダートでは走りが違いましたね。吉田隼騎手も『ダート適性は高い』と絶賛していました。それにしても芝の三冠馬の弟から、ダート巧者が出るのですから、やはり競馬は面白いですね」(競馬記者)
古来より競馬には「亡くなった種牡馬から大物が出る」という格言のようなものがある。
科学的な根拠は特にないものの、日本競馬に革命を起こしたサンデーサイレンスが亡くなった年にディープインパクトが生まれ、またディープインパクトが一昨年に他界すれば、三冠馬のコントレイルや、現在世界の競馬を沸かせているスノーフォールという怪物が現れた。
だが、ディープインパクトの後を追うようにして一昨年に亡くなった大種牡馬キングカメハメハからは、まだこれといった大物が出ていない。少し気が早いが、大きなスケールを持つスレイマンには、そんな格言を実証するような活躍を期待したいところだ。
(文=大村克之)
<著者プロフィール>
稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。
パチスロ新台「掟破りの最強BONUS」解禁!「当たれば絶対“1000ぼーなす”」…革命メーカー「最強タッグ」を発表!!
画期的システムを送り出し続けている革新メーカー「ネット」。2021年も話題作を導入しており、ホールを大いに盛り上げている。
今年2月には全世界累計出荷数150万個突破の人気プラモデルシリーズを原作としたアニメとのタイアップ機『パチスロ フレームアームズ・ガール』が登場。設定6の機械割「114.9%」という6号機屈指のハイスペック、原作の世界観を活かした演出へ大きな反響が寄せられた。
5月には「6号機、沖スロ大革命」とのキャッチフレーズを掲げた人気シリーズ最新作『チバリヨ-30』が降臨。本機は70G継続、純増約210枚のビッグ、30G継続、約90枚獲得のREGと2種類の疑似ボーナスを搭載したAT機だ。
天国モード以上へ移行すれば32G以内のボーナス連チャンが濃厚となり、天国ならば70%以上、超天国ならば80%以上、パトランプならば90%以上で同モードがループすることとなる。
ひとたび天国以上へ昇格させられれば、一気に大量出玉の獲得も可能。実際にトータルで9000枚オーバーの出玉も確認されるなど、その性能を称賛する声も多く浮上した。
6号機時代でも抜群の存在感を放っているネット。そんな同社は、またもや激アツの新台を投入予定だ。パチスロ新台『パチスロ ロリクラ☆ほーるど!』を発表し、注目を集めている。
ゲームメーカー・株式会社ユークスの公式ブログから生まれた漫画配信サイトで大人気の女子校生プロレス漫画「ロリクラ☆ほーるど!」とのタイアップ機。プロレス部に所属する女子高生たちの学園生活をゆるりと描いた異色の作品と、パチスロの最強タッグが誕生した。
「掟破りの最強BONUS解禁」「当たれば絶対“1000ぼーなす”」との文言で始まる公式動画では「ロリクラ☆ちゃんす」「ロリクラ☆1000ぼーなす」「ほーるど!TIME」といった特徴が、演出と共に紹介されている。
約1/300で発生する3択ガチ抽選の「ロリクラ☆ちゃんす」は自力チャンスゾーン。転校生・たーにゃをプロレス部に勧誘できれば「ロリクラ☆1000ぼーなす」当選だ。
「ロリクラ☆1000ぼーなす」は、純増2.7枚、1,000枚カウントまで継続する最強BONUS。BONUS中は、モードアップを狙って特化ゾーン「ほーるど!TIME」を目指す。
「ほーるど!TIME」は、1ROUND毎の特訓に耐えれば耐えるほど枚数が上乗せする自力継続の特化ゾーン。3ROUND中に超継続かばんをGETすると、ロング継続あるいは超ロング継続の“JK ZONE”に突入する。大量出玉を生み出してくれそうな気配だ。
「最強BONUS×女子校生プロレス部」が誕生。「当たれば絶対“1000ぼーなす”」という特徴を持つ『パチスロ ロリクラ☆ほーるど!』が快進撃を見せるのだろうか。導入開始は2021年9月上旬を予定している。
■パチスロ ロリクラ☆ほーるど! 公式サイト■
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JRA史上「最多勝」へ、ライオンボスが復活Vなるか!? 「初千直」モントライゼは川田将雅、父ダイワメジャーが“足かせ”に 【アイビスSD(G3)展望】
25日、新潟競馬場で行われるのはJRAで唯一、直線コースのみで施行される重賞競走のアイビスサマーダッシュ(G3)だ。
例年は“千直”スペシャリストたちがこぞって参戦するが、今年はコース経験の浅い馬の出走も多くなりそうだ。それでは有力馬を中心に展望していこう。
最初に取り上げるのは、“スペシャリスト”のライオンボス(牡6歳、美浦・和田正一郎厩舎)だ。
キャリア6勝のうち新潟千直で実に4勝、通算成績は「4-2-0-1」というまさにスペシャリスト。残る2勝もダート1000mなので、とにかく距離は短い方がいい。2001年7月のコース誕生から今年で丸20年。千直で5勝した馬はこれまで皆無である。最多がライオンボスと2010年アイビスSD覇者ケイティラブで、4勝で並んでいる。もしライオンボスが勝てば、史上初となる5勝目を挙げることになる。
ライオンボスがコース4勝目を挙げたのは、昨年5月の韋駄天S(OP)。その後、1年前のアイビスSDで連覇を狙うもアタマ差でジョーカナチャンに惜敗。今年5月に行われた前走の韋駄天Sはまさかの9着に敗れた。
その前走は、好スタートを切るもケイアイサクソニーとのハナ争いに敗れ、2番手に控える形に。その時点で行き脚が悪くなると、直線半ばで早くもムチが飛び、最後は後続馬に次々と交わされた。
58kgの斤量に加え、今年で6歳という年齢もあって衰えの可能性も否めない。ただし陣営は、「本番(アイビスSD)に向けての前哨戦の意味合いがあるレース」と前走はあくまでも叩き台だったことを強調。本番での巻き返しに燃えている。
ライバルになり得る勢力は千直未経験、もしくは経験の浅い馬がほとんど。ライオンボスの復活はあるか。
対抗する筆頭格は千直未経験のモントライゼ(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎)だ。
昨秋に京王杯2歳S(G2)を勝ち、その後朝日杯FS(G1)でも4番人気に支持された逸材である。その時はハイペースで逃げたが直線失速し、10着に敗れた。
今年に入ってからはファルコンS(G3)で3着、葵S(重賞)は1番人気を裏切り5着と2走続けて距離を短縮し、着順も落としている。ただし、前走はスタート直後の不利がなければという内容で、初めての直線競馬で新味発揮が期待される。
鞍上はデビュー3戦目の小倉2歳S(G3)以来となる川田将雅騎手。千直の騎乗機会は過去に13回だけ。2010年以降は2回にとどまっている。アイビスSDには2回騎乗し、07年モンローブロンド15着、09年コウエイハート18着とどちらも惨敗している。
モントライゼに浮上したのは血統面の不安なデータ。父ダイワメジャー産駒のこのコース通算成績は「6-11-17-121」で、コース機会が100回以上ある種牡馬10頭の中で、勝率3.9%はワーストである。単勝回収率に至っては17%と芳しくない。
ただし、1週前追い切りでは抜群の動きを披露。世代屈指のスピード馬の好走はあるか。
前走の韋駄天Sを14番人気で勝利したタマモメイトウ(牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎)も有力視される1頭だ。
前走が初の千直、かつ3枠6番という不利な内目からの発走だった。スタートは一息だったが、これが功を奏してすぐに外ラチ沿いを確保。道中は行き場を探して右往左往する場面もあったが、残り200mを切ったところで進路を見つけると、ゴール前一気の脚で豪快に他馬を差し切った。
過去10年で、前走・韋駄天S・1着馬は4頭いて、「1-2-1-0」とすべて馬券に絡んでいる。この傾向通りなら、タマモメイトウの好走はまず間違いないだろう。
昨年の3着馬ビリーバー(牝6歳、美浦・石毛善彦厩舎)。その後は、7戦連続で掲示板外と不振に陥っている。得意の夏場で2年連続の好走はあるか。
この他には、前走・韋駄天Sで初めての千直ながら9番人気で3着に好走したロードエース(牡6歳、栗東・松下武士厩舎)、前走・葵Sで0秒1差の3着に入ったオールアットワンス(牝3歳、美浦・中舘英二厩舎)、18年の富士S(G3)覇者ロジクライ(牡8歳、栗東・須貝尚介厩舎)など千直未経験もしくは経験の浅い馬が上位をうかがう。
ライオンボスが史上初の千直5勝目を挙げるのか。それともモントライゼなど新興勢力が台頭するのか。日本一速く決着がつく重賞、アイビスSDは25日15時45分に発走予定だ。